JP2000348954A - チョークコイル - Google Patents

チョークコイル

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JP2000348954A
JP2000348954A JP11162246A JP16224699A JP2000348954A JP 2000348954 A JP2000348954 A JP 2000348954A JP 11162246 A JP11162246 A JP 11162246A JP 16224699 A JP16224699 A JP 16224699A JP 2000348954 A JP2000348954 A JP 2000348954A
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JP
Japan
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iron core
choke coil
iron
tip
magnetic gap
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JP11162246A
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English (en)
Inventor
Hideto Saeki
英人 佐伯
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Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄芯を固定するための金具や、磁気ギャップ
を形成するためのギャップ材を不要とし、部品点数や製
造工数を削除し、生産性が向上し、よってコストダウン
を達成し得るチョークコイルを提供する。 【解決手段】 一対の鉄芯の各脚先端の接合部を凹凸状
に形成した。そして各脚先端の対向面の一部が磁気ギャ
ップを介し対向するとともに、各脚先端は接合部分に嵌
め合わせて固定する嵌合部からなる固定手段を設け、金
具等を用いなくても容易に一対の鉄芯を連結して一体化
し、固定できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高調波電流対策
を必要とする電源機器、例えば冷蔵庫、洗濯機、TV、
プリンタ等に用いられるチョークコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のチョークコイルは、一般的に周
知のように、コイルボビンにコイルが巻回され、かつコ
イルボビンに鉄芯が組み込まれて構成されている。この
鉄芯としてはほぼコ字状の鉄芯が用いられる。
【0003】この場合、図10に示すように、チョーク
コイルでは、互いに対向して組込まれるコ字状の各鉄芯
10、20のつき合わせ部分の間に磁気ギャップgを設
けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、この磁気ギャッ
プgを設けるには、互いに対向して配置される各鉄芯1
0、20の脚先端間に紙等のギャップ材30を挿入して
いるため、その分、部品点数を要するとともに、その手
間も要し作業が煩雑である、という課題があった。ま
た、各鉄芯10、20同志は金具等(図示せず)を用い
て一体化するなどし、この点からも部品点数が増え、か
つ作業も煩雑であった。
【0005】この発明は上記のことに鑑み提案されたも
ので、その目的とするところは、鉄芯を固定するための
金具や、磁気ギャップを形成するためのギャップ材を不
要とし、部品点数や製造工数を削減し、生産性が向上
し、よってコストダウンを達成し得るチョークコイルを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、コイルが巻
回されたコイルボビンに鉄芯を組んでなるチョークコイ
ルにおいて、前記鉄芯は、ほぼコ字状をなす一対の第
1、第2の鉄芯1、2の各脚先端を互いに対向させて接
合してなり、前記各脚先端は凹凸状に形成され、接合部
の一部に磁気ギャップgが形成されるとともに、凹凸状
接合部に両者を固定して一体化するための固定手段を設
けた構成とすることにより、上記目的を達成している。
【0007】また、上記において 第1の鉄芯1の脚先
端の外側に凸部1aが形成され、その内側に凹部(1
b)が形成され、第2の鉄芯2の脚先端の外側に前記凸
部1aと接合する凹部2aが形成され、その内側に前記
凹部1bと磁気ギャップgを介し対向配置される凸部2
bを設けた構成とし、上記目的を達成している。
【0008】さらに、上記の他の態様として、第1の鉄
芯1の脚先端の両側に凸部1aがそれぞれ形成され、そ
の内側に凹部1bが形成され、第2の鉄芯2の両側に前
記凸部1aと接合する凹部2aがそれぞれ形成され、そ
の内側に前記凹部1bと磁気ギャップgを介し対向され
る凸部2bを形成した構成としている。
【0009】また、第1、第2の鉄芯1、2の固定手段
としては、第1の鉄芯1側の凸部1aに更に凸状であっ
てR状の嵌合部aを形成し、これと接合される第2の鉄
芯2側に前記嵌合部aと嵌合する嵌合部aを形成し、こ
れらの嵌め込み構造によりこれを達成している。
【0010】また、磁気ギャップgは一対の第1、第2
の鉄芯1、2からなるほぼロ字状の鉄芯本体Aの内側、
中央部または内側と外側に形成されることを特徴として
いる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明では一対の鉄芯の各脚先
端の接合部を凹凸状に形成した。そして各脚先端の対向
面の一部が磁気ギャップを介し対向するとともに、各脚
先端は接合部分に嵌め合わせて固定する嵌合部からなる
固定手段を設け、金具等を用いなくても容易に一対の鉄
芯を連結して一体化し、固定できるようにした。
【0012】
【実施例1】図1(a)、(b)ないし図6は本発明の
第1実施例を示す。このうち、図1(a)は本発明で用
いられる一対の鉄芯を接合した状態の斜視図、(b)は
各鉄芯の脚先端の接合部分をわかり易く示した平面図、
図2は鉄芯部材を打ち抜く場合の説明図、図3は一方の
鉄芯の積層状態の斜視図、図4は本発明のチョークコイ
ルの外観斜視図、図5は側面図、図6は図5中A−A′
線から見た鉄芯とコイルとの関係を示す概略平面図を示
す。
【0013】本発明において、図1に示すように、ほぼ
ロ字状をなす鉄芯本体Aはほぼコ字状をなす一対の第
1、第2の鉄芯1、2の各脚先端を互いに向かい合わせ
て一体化して形成されている。この場合、各鉄芯1、2
の各脚先端は凹凸状に形成されている。
【0014】すなわち、第1の鉄芯1の各脚の先端外側
には凸部1aが形成され、その内側は段状になっており
凹部1bとなっている。
【0015】また、これと対向配置される第2の鉄芯2
の対応する各脚先端の外側には前記凸部1aと対向し、
かつ接合される凹部2aが形成され、その内側は突出し
凸部2bが形成され、この凸部2bは前記第1の鉄芯1
の凹部1bと磁気ギャップgを介し対向位置される。
【0016】この磁気ギャップgの寸法、巾、位置等は
所望の特性が得られるように鉄芯本体Aの断面積等に応
じ適宜設定される。
【0017】図1(b)は各鉄芯1、2を接合し、かつ
固定した状態を示す説明図である。固定手段は、第1の
鉄芯1の各脚の凸部1aの先端内側に形成された外形が
R状をなす凸状の嵌合部aと、対応する第2の鉄芯2の
脚の凸部2bの外側縁に形成された上記嵌合部aを嵌め
込んで固定可能な凹状の嵌合部a′とにて構成されてい
る。
【0018】図2は帯状の一枚の硅素鋼板3から第1、
第2の鉄芯形状を打ち抜く様子を示す。図中1′は第1
の鉄芯部材、2′は第2の鉄芯部材である。また、4は
カシメ部である。このように一枚の帯状の硅素鋼板3か
ら、図示の状態において、その下側部分に第1の鉄芯部
材1′、また、長さ方向においてズレた上側部分に第2
の鉄芯部材2′をそれぞれ打ち抜くことで材料のロスレ
スを図ることができる。
【0019】図3はほぼコ字状に打ち抜かれた第1の鉄
芯部材1′を所定の枚数積層し、一対の脚の連結部1c
の例えばほぼ中央部をカシメ、このカシメ部4によって
複数枚の第1の鉄芯部材1′をブロック化し、第1の鉄
芯1を構成した場合の概略斜視図を示す。なお、第2の
鉄芯2も同様にして構成される。なお、カシメ位置は図
示のものに限定されるものではない。
【0020】図4〜図6は一対の上記鉄芯1、2を用い
て構成したチョークコイルの斜視図の一例を示す。これ
らの図中5は絶縁製の樹脂からなるコイルボビンで、こ
のコイルボビン5は中空状の巻胴部5aを有し、この巻
胴部5aの外周にはコイル6が巻回される。また、巻胴
部5aの両端にはそれぞれフランジ5bが形成され、か
つ各フランジ5bの一端部には肉厚部5cが形成され、
この肉厚部5cに適数本のピン端子7が植設されてい
る。そして、所定のピン端子7の根元に、周知のよう
に、コイル6の巻始め、巻終りの引出線が絡げ付けら
れ、かつ半田付け接続されている。なお、ピン端子7が
植設された肉厚部5cの上面には、実製品において必要
に応じプリント基板実装用の足が突設されるが、本発明
の要点とは関係ないため、その図示は省略する。
【0021】組立にあたっては、それぞれコイル6が巻
回された各コイルボビン5の巻胴部5a内に一対の鉄芯
1、2の各脚をコイルボビン5の両側からそれぞれ挿入
する。この場合、各鉄芯1、2の脚先端を向かい合わ
せ、第1の鉄芯1の脚先端に形成された凸部1aの凸状
の嵌合部aを、第2の鉄芯2の凹状の嵌合部a′に押し
込んで嵌合させれば両者を一体化して固定することがで
きる。
【0022】また、この際、図1、図6に示すように、
各鉄芯1、2の脚先端間に、ギャップ材を用いなくても
磁気ギャップgを形成することができる。また、使用に
あたっては本発明のチョークコイルでは、鉄芯本体Aは
ほぼロ字状をなし、互いに平行に延びる一対の脚外周に
それぞれコイルボビン5を介しコイル6を設けており、
各コイル6から漏れる磁束は互いに打ち消し合うため、
漏洩磁束を低く抑えることができる。
【0023】
【実施例2】図7、図8は本発明の第2実施例を示す。
この実施例では、第1、第2の鉄芯1、2の脚先端の凹
凸形状が前述の第1実施例と異なっている。
【0024】すなわち、図7に示すように、第1の鉄芯
1の脚先端の両側に凸部1aが形成され、中央部は凹部
1bとなっている。
【0025】また、第2の鉄芯2はこれとは逆に、脚先
端の両側に凹部2aが形成され、かつ中央部に凸部2b
が形成されている。
【0026】第1、第2の鉄芯1、2をつき合わせて接
合させた場合、図8に示すように、第1の鉄芯1の凹部
1b、第2の鉄芯2の凸部2b間に磁気ギャップgが形
成される。
【0027】また、第1、第2の鉄芯1、2の接合時の
固定手段としては、例えば第1の鉄芯1側の凸部1aの
先端内側に凸状であってR状の嵌合部aを形成し、この
部分と対応する第2の鉄芯2の凸部2bの外側縁に凹状
の嵌合部a′を形成し、それらを嵌め合わせるように構
成すれば良い。なお、一枚の帯状の硅素鋼板からの鉄芯
部材の打ち抜きや、チョークコイルとしての他の基本構
成は前述の実施例と同様である。
【0028】
【実施例3】図9は本発明の第3実施例を示す。この実
施例では磁気ギャップgを第1、第2の鉄芯1、2から
なるほぼロ字状の鉄芯本体Aの外側にも形成し、磁気ギ
ャップgは、2つの磁気ギャップg1、g2構成とした
ことに特徴を有している。
【0029】すなわち、第1の鉄芯1の先端内側に凸部
1a′が形成され、先端外側は段状になっており凹部1
bとなっている。
【0030】また、これと対向配置される第2の鉄芯2
の対応する各脚先端の内側には前記凸部1a′と対向
し、かつ磁気ギャップg1を介し対向する凹部2a′が
形成されている。
【0031】また、第2の鉄芯2の脚先端の外側には磁
気ギャップg2を介し第1の鉄芯1の凹部1b′と対向
する凸部2b′が形成されている。
【0032】第1、第2の固定手段は、第1の鉄芯1の
凸部1a′の先端内側の側部にR状をなす凸部の嵌合部
aを形成し、対向する第2の鉄芯2の凸部2b′の先端
内側の側部に嵌合部aと嵌合可能な凹状の嵌合部a′と
にて形成されている。また、第2の鉄芯2の凸部2b′
の先端内側部に更にR状の凸部を形成し、これと対応す
る第1の鉄芯1の凸部1a′の外側部に嵌合する凹部を
形成し、嵌合部をS字状とすれば両者の固定をより強固
に行うことができる。
【0033】なお、上述の実施例において、嵌合部の
a、a′の凹凸の関係は逆にしても良いことは勿論であ
る。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明のよれば、一対の鉄
芯1、2を特別な金具を用いなくても容易に一体化で
き、また、ギャップ材を用いなくても磁気ギャップgが
形成できるため、部品点数が削減し、かつ製造も容易と
なるので、生産性が向上し、コストダウンを図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の第1実施例に用いられる鉄
芯の斜視図、(b)は鉄芯の脚先端の接合状態を示す平
面図。
【図2】 一枚の鉄板から鉄芯部材を打ち抜く説明図。
【図3】 一方の鉄芯の積層状態の斜視図。
【図4】 本発明のチョークコイルの外観斜視図。
【図5】 本発明のチョークコイルの側面図。
【図6】 本発明における鉄芯とコイルとの関係、鉄芯
の接合状態、磁気ギャップの様子を示す説明図。
【図7】 本発明の第2実施例における鉄芯の要部平面
説明図。
【図8】 同上の接合状態の説明図。
【図9】 本発明の第3実施例における鉄芯の要部平面
図。
【図10】従来例を示す。
【符号の説明】
A 鉄芯本体 g 磁気ギャップ a,a′ 嵌合部 1 第1の鉄芯 1′ 第1の鉄芯部材 1a、1a′凸部 1b、1b′凹部 1c 連結部 2 第2の鉄芯 2′ 第2の鉄芯部材 2a 凹部 2b 凸部 3 硅素鋼板 4 カシメ部 5 コイルボビン 5a 巻胴部 5b フランジ 5c 肉厚部 6 コイル 7 ピン端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルが巻回されたコイルボビンに鉄芯
    を組んでなるチョークコイルにおいて、 前記鉄芯は、ほぼコ字状をなす一対の第1、第2の鉄芯
    (1)、(2)の各脚先端を互いに対向させて接合して
    なり、 前記各脚先端は凹凸状に形成され、接合部の一部に磁気
    ギャップ(g)が形成されるとともに、凹凸状接合部に
    両者を固定して一体化するための固定手段が設けられた
    ことを特徴とするチョークコイル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、第1の鉄芯
    (1)の脚先端の外側に凸部(1a)が形成され、その
    内側に凹部(1b)が形成され、 第2の鉄芯(2)の脚先端の外側に前記凸部(1a)と
    接合する凹部(2a)が形成され、その内側に前記凹部
    (1b)と磁気ギャップ(g)を介し対向配置される凸
    部(2b)が形成されたことを特徴とするチョークコイ
    ル。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、第1の鉄芯
    (1)の脚先端の両側に凸部(1a)がそれぞれ形成さ
    れ、その内側に凹部(1b)が形成され、 第2の鉄芯(2)の両側に前記凸部(1a)と接合する
    凹部(2a)がそれぞれ形成され、その内側に前記凹部
    (1b)と磁気ギャップ(g)を介し対向される凸部
    (2b)が形成されたことを特徴とするチョークコイ
    ル。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、第1、第2の鉄
    芯(1)、(2)の固定手段としては、第1の鉄芯
    (1)側の凸部(1a)に更に凸状であってR状の嵌合
    部(a)を形成し、これと接合される第2の鉄芯(2)
    側に前記嵌合部(a)と嵌合する嵌合部(a′)を形成
    してなることを特徴とするチョークコイル。
  5. 【請求項5】 請求項1記載において、磁気ギャップ
    (g)は一対の第1、第2の鉄芯(1)、(2)からな
    るほぼロ字状の鉄芯本体Aの内側、中央部または内側と
    外側に形成されることを特徴とするチョークコイル。
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