JP2000349570A - バッファ回路 - Google Patents
バッファ回路Info
- Publication number
- JP2000349570A JP2000349570A JP11160198A JP16019899A JP2000349570A JP 2000349570 A JP2000349570 A JP 2000349570A JP 11160198 A JP11160198 A JP 11160198A JP 16019899 A JP16019899 A JP 16019899A JP 2000349570 A JP2000349570 A JP 2000349570A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- transistor
- bipolar transistor
- mos transistor
- gate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トランジスタのしきい値電圧に依存せず、信
号振幅が小さい場合でも不感帯を生じさせることなくス
ルーレートの改善が期待できる。 【解決手段】 信号が入力される入力端子12と、負荷
14が接続される出力端子13と、前記入力端子・出力
端子間に接続されて負荷に供給する電流の駆動能力を外
部から制御可能とする信号増幅回路11と、出力端子の
電圧に所定の電圧を印加して出力するレベルシフト回路
20と、信号増幅回路11の入力電圧と前記レベルシフ
ト回路20の出力電圧との電位差を検出してその電位差
に応じて制御信号を出力することにより信号増幅回路1
1の出力段の駆動能力を制御信号に従って制御する制御
回路30と、を備えている。
号振幅が小さい場合でも不感帯を生じさせることなくス
ルーレートの改善が期待できる。 【解決手段】 信号が入力される入力端子12と、負荷
14が接続される出力端子13と、前記入力端子・出力
端子間に接続されて負荷に供給する電流の駆動能力を外
部から制御可能とする信号増幅回路11と、出力端子の
電圧に所定の電圧を印加して出力するレベルシフト回路
20と、信号増幅回路11の入力電圧と前記レベルシフ
ト回路20の出力電圧との電位差を検出してその電位差
に応じて制御信号を出力することにより信号増幅回路1
1の出力段の駆動能力を制御信号に従って制御する制御
回路30と、を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバッファ回路に係り、特
にバッファ回路に低消費電流型オペアンプを用いること
によりスルーレートを改善したバッファ回路に関する。
にバッファ回路に低消費電流型オペアンプを用いること
によりスルーレートを改善したバッファ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶ドライバやアナログ/ディジ
タル(A/D)コンバータなどに用いるバッファアンプ
を高速化するという要求が高まっている。バッファアン
プを組み込むシステムの高機能化や高精度化が進むと共
に、使用する回路の素子数も増加の一途を辿り大規模化
している。その一方で、バッファアンプにおいては静的
消費電流を低減させると共にチップ面積を削減させたい
という要求もある。このような構成上の規模の拡大と電
力や面積の低減という両者の要求を満足できるバッファ
アンプの開発が盛んに行なわれている。
タル(A/D)コンバータなどに用いるバッファアンプ
を高速化するという要求が高まっている。バッファアン
プを組み込むシステムの高機能化や高精度化が進むと共
に、使用する回路の素子数も増加の一途を辿り大規模化
している。その一方で、バッファアンプにおいては静的
消費電流を低減させると共にチップ面積を削減させたい
という要求もある。このような構成上の規模の拡大と電
力や面積の低減という両者の要求を満足できるバッファ
アンプの開発が盛んに行なわれている。
【0003】例えば、液晶ドライバやA/Dコンバータ
に用いられるバッファアンプにおいては、スルーレート
を高める、すなわち、セトリングタイムを短くすること
が要求されている。とりわけ、液晶などを負荷として用
いるような容量性負荷を駆動するバッファ回路おいて
は、信号電圧が急激に変化した場合に負荷の容量への充
放電電流を高速に駆動できることが望ましい。しかしな
がら、ソースフォロアやエミッタフォロアにより構成さ
れた出力回路においては、最大充放電電流に相当する程
度のバイアス電流を常時流しておく必要があり、高いス
ルーレートを確保しようとした場合に静的消費電流が多
くなってしまうという不都合がある。
に用いられるバッファアンプにおいては、スルーレート
を高める、すなわち、セトリングタイムを短くすること
が要求されている。とりわけ、液晶などを負荷として用
いるような容量性負荷を駆動するバッファ回路おいて
は、信号電圧が急激に変化した場合に負荷の容量への充
放電電流を高速に駆動できることが望ましい。しかしな
がら、ソースフォロアやエミッタフォロアにより構成さ
れた出力回路においては、最大充放電電流に相当する程
度のバイアス電流を常時流しておく必要があり、高いス
ルーレートを確保しようとした場合に静的消費電流が多
くなってしまうという不都合がある。
【0004】そこで、静的消費電流を小さく抑えること
ができると共にスルーレートを改善した従来のバッファ
回路が提案、報告されている。この従来のバッファ回路
は入力信号電圧が急激に変化したときに、信号増幅回路
のスルーレートを決定する出力段の駆動電流を、必要な
分だけ増強することを基本的な考え方としている。ただ
し、従来のバッファ位階路においては、信号検出や制御
信号発生回路などのために信号増幅回路を別個に用意し
て構成しているため、1つのセットに多数のバッファ回
路を用いるような用途では、チップ面積や消費電流が膨
大になってしまい使用に耐えることが難しかった。
ができると共にスルーレートを改善した従来のバッファ
回路が提案、報告されている。この従来のバッファ回路
は入力信号電圧が急激に変化したときに、信号増幅回路
のスルーレートを決定する出力段の駆動電流を、必要な
分だけ増強することを基本的な考え方としている。ただ
し、従来のバッファ位階路においては、信号検出や制御
信号発生回路などのために信号増幅回路を別個に用意し
て構成しているため、1つのセットに多数のバッファ回
路を用いるような用途では、チップ面積や消費電流が膨
大になってしまい使用に耐えることが難しかった。
【0005】本発明者達も、素子の追加をできるだけ少
なくしてスルーレートを改善する手法を提案しており、
電気学会電子回路研究会資料ECT−98−95(19
98年10月)などに報告している。この資料により報
告した手法は、ボルテージフォロア構成のバッファ回路
に限定されているが、電圧検出・制御回路専用の信号増
幅回路を必要とせず、CMOS(Complementary Metal-
Oxide Semiconductor)トランジスタを2つ追加するだ
けでスルーレートの改善を実現できるものである。
なくしてスルーレートを改善する手法を提案しており、
電気学会電子回路研究会資料ECT−98−95(19
98年10月)などに報告している。この資料により報
告した手法は、ボルテージフォロア構成のバッファ回路
に限定されているが、電圧検出・制御回路専用の信号増
幅回路を必要とせず、CMOS(Complementary Metal-
Oxide Semiconductor)トランジスタを2つ追加するだ
けでスルーレートの改善を実現できるものである。
【0006】ここで、本発明者達が以前に報告したスル
ーレートを改善したバッファ回路の動作原理について図
12を用いて簡単に説明する。図12に示すブロック図
において、従来のバッファ回路は、入力信号を増幅して
出力する信号増幅回路(AMP)1と、信号増幅回路に
入力される信号電圧を入力する入力端子2と、信号増幅
回路1の出力電圧を負荷側に供給するための出力端子3
と、信号増幅回路1の入出力電位を比較してその電位差
に応じた制御信号を出力する第1および第2の制御回路
4,5と、を備えている。具体的には、上記制御回路
4,5は、CMOSトランジスタMSR1,MSR2に
より構成されている。符号6は、出力端子3に接続され
た負荷としての容量(CL)である。
ーレートを改善したバッファ回路の動作原理について図
12を用いて簡単に説明する。図12に示すブロック図
において、従来のバッファ回路は、入力信号を増幅して
出力する信号増幅回路(AMP)1と、信号増幅回路に
入力される信号電圧を入力する入力端子2と、信号増幅
回路1の出力電圧を負荷側に供給するための出力端子3
と、信号増幅回路1の入出力電位を比較してその電位差
に応じた制御信号を出力する第1および第2の制御回路
4,5と、を備えている。具体的には、上記制御回路
4,5は、CMOSトランジスタMSR1,MSR2に
より構成されている。符号6は、出力端子3に接続され
た負荷としての容量(CL)である。
【0007】上位構成に基づく従来のバッファ回路の動
作に付いて説明する。信号増幅回路1の入出力電圧を比
較して制御信号を発生するのがトランジスタMSR1と
MSR2であり、信号増幅回路(AMP)1の入力端子
2の電圧Vinと、出力端子3の電圧Vout とを比較して
入出力の電位差が発生した時に信号増幅回路の出力段の
バイアス回路を制御して負荷電流の駆動能力を上げるも
のである。入力電圧と出力電圧の比較は、MOSトラン
ジスタのゲート−ソース間電圧特性を利用している。M
OSトランジスタのしきい値電圧と比較し、ドレイン電
流で信号増幅回路の出力段バイアス回路を制御する。
作に付いて説明する。信号増幅回路1の入出力電圧を比
較して制御信号を発生するのがトランジスタMSR1と
MSR2であり、信号増幅回路(AMP)1の入力端子
2の電圧Vinと、出力端子3の電圧Vout とを比較して
入出力の電位差が発生した時に信号増幅回路の出力段の
バイアス回路を制御して負荷電流の駆動能力を上げるも
のである。入力電圧と出力電圧の比較は、MOSトラン
ジスタのゲート−ソース間電圧特性を利用している。M
OSトランジスタのしきい値電圧と比較し、ドレイン電
流で信号増幅回路の出力段バイアス回路を制御する。
【0008】すなわち、立上りと立下がり双方の応答性
を改善するため、入力電圧Vinと出力電圧Vout の大小
関係により、動作させるべきMOSトランジスタを切り
替えて使い分けている。つまり立上りは、第1の制御回
路4としてのMSR1を動作させ、立下がりは第2の制
御回路としてのMSR2を動作させて出力段のバイアス
電流を強化する。
を改善するため、入力電圧Vinと出力電圧Vout の大小
関係により、動作させるべきMOSトランジスタを切り
替えて使い分けている。つまり立上りは、第1の制御回
路4としてのMSR1を動作させ、立下がりは第2の制
御回路としてのMSR2を動作させて出力段のバイアス
電流を強化する。
【0009】しかしながら、図12に示した従来のバッ
ファ回路には、以下のような問題点があった。入出力の
電位差がトランジスタMSR1とMSR2のしきい値電
圧以下になると、トランジスタMSR1,MSR2は動
作しなくなり、スルーレート改善の効果がなくなる。し
たがって、小振幅では良好なスルーレートの改善が行な
われない。理想的にはトランジスタMSR1,MSR2
には低しきい値電圧のトランジスタを用いれば良いが、
製造コストなど諸々の制約によりしきい値電圧の低いト
ランジスタを利用できないプロセスにおいては、充分な
改善効果を期待することができない。
ファ回路には、以下のような問題点があった。入出力の
電位差がトランジスタMSR1とMSR2のしきい値電
圧以下になると、トランジスタMSR1,MSR2は動
作しなくなり、スルーレート改善の効果がなくなる。し
たがって、小振幅では良好なスルーレートの改善が行な
われない。理想的にはトランジスタMSR1,MSR2
には低しきい値電圧のトランジスタを用いれば良いが、
製造コストなど諸々の制約によりしきい値電圧の低いト
ランジスタを利用できないプロセスにおいては、充分な
改善効果を期待することができない。
【0010】また、仮にしきい値電圧の低いトランジス
タを利用できるとしても、スルーレート改善効果はMS
R1,MSR2のしきい値電圧による影響を直接受ける
ことになるため、セトリングタイムがしきい値電圧のば
らつきにも大きく依存することになる。また、デプレッ
ションタイプのトランジスタである場合にはしきい値電
圧が低くても、トランジスタMSR1,MSR2のチャ
ネルリークにより無駄な消費電流が発生する要因にも成
りかねない。
タを利用できるとしても、スルーレート改善効果はMS
R1,MSR2のしきい値電圧による影響を直接受ける
ことになるため、セトリングタイムがしきい値電圧のば
らつきにも大きく依存することになる。また、デプレッ
ションタイプのトランジスタである場合にはしきい値電
圧が低くても、トランジスタMSR1,MSR2のチャ
ネルリークにより無駄な消費電流が発生する要因にも成
りかねない。
【0011】また、図12に示される従来のバッファ回
路は、バイポーラトランジスタにより構成する(電圧検
出制御回路DET1やDET2にもバイポーラトランジ
スタを適用する)ものには、適用することができなかっ
た。その理由は、MOSトランジスタのしきい値電圧の
影響と同様に、コレクタ電流が流れ始めるベース−エミ
ッタ間順方向電圧のしきい値に相当する電圧の存在によ
り、立ち上がりや立ち下がり時の入出力間電圧が低い
と、制御回路DET1,DET2を構成するトランジス
タコレクタ電流が流れないので、スルーレート改善の効
果が現れないからである。
路は、バイポーラトランジスタにより構成する(電圧検
出制御回路DET1やDET2にもバイポーラトランジ
スタを適用する)ものには、適用することができなかっ
た。その理由は、MOSトランジスタのしきい値電圧の
影響と同様に、コレクタ電流が流れ始めるベース−エミ
ッタ間順方向電圧のしきい値に相当する電圧の存在によ
り、立ち上がりや立ち下がり時の入出力間電圧が低い
と、制御回路DET1,DET2を構成するトランジス
タコレクタ電流が流れないので、スルーレート改善の効
果が現れないからである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
スルーレートを改善するようにした従来のバッファ回路
は、スルーレートの改善効果が制御回路として用いてい
るトランジスタのしきい値電圧に依存するので、しきい
値電圧の低いトランジスタを利用できない制約の下で
は、信号振幅が小さい場合にスルーレート改善の効果を
望むことができないという問題があった。
スルーレートを改善するようにした従来のバッファ回路
は、スルーレートの改善効果が制御回路として用いてい
るトランジスタのしきい値電圧に依存するので、しきい
値電圧の低いトランジスタを利用できない制約の下で
は、信号振幅が小さい場合にスルーレート改善の効果を
望むことができないという問題があった。
【0013】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、トランジスタのしきい値電圧に依存す
ることなく、信号振幅が小さい場合であってもスルーレ
ートの改善が期待できるバッファ回路を提供することを
目的としている。
れたものであり、トランジスタのしきい値電圧に依存す
ることなく、信号振幅が小さい場合であってもスルーレ
ートの改善が期待できるバッファ回路を提供することを
目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の基本概念に係るバッファ回路は、信号が入
力される入力端子と負荷が接続される出力端子と、前記
入力端子,出力端子間に接続されて、前記負荷に供給す
る電流の駆動能力を外部から制御可能とする信号増幅回
路と、前記出力端子の電圧に所定の電圧を印加して出力
するレベルシフト回路と、前記信号増幅回路の入力電圧
と前記レベルシフト回路の出力電圧との電位差を検出す
る電位差検出回路と、検出された電位差に基づいて立ち
上がり時または立ち下がり時の応答時間を短縮する制御
信号を出力することにより前記信号増幅回路の出力段の
駆動能力を制御する制御回路と、を具備することを特徴
としている。
め、本発明の基本概念に係るバッファ回路は、信号が入
力される入力端子と負荷が接続される出力端子と、前記
入力端子,出力端子間に接続されて、前記負荷に供給す
る電流の駆動能力を外部から制御可能とする信号増幅回
路と、前記出力端子の電圧に所定の電圧を印加して出力
するレベルシフト回路と、前記信号増幅回路の入力電圧
と前記レベルシフト回路の出力電圧との電位差を検出す
る電位差検出回路と、検出された電位差に基づいて立ち
上がり時または立ち下がり時の応答時間を短縮する制御
信号を出力することにより前記信号増幅回路の出力段の
駆動能力を制御する制御回路と、を具備することを特徴
としている。
【0015】また、本発明に係るバッファ回路におい
て、前記レベルシフト回路は、前記信号増幅回路の出力
段に接続されると共に、立ち上がりの際に前記制御回路
のうちの第1の電圧検出制御回路に制御信号を出力する
第1のレベルシフト回路と、立ち下がりの際に前記制御
回路のうちの第2の電圧検出制御回路に制御信号を出力
する第2のレベルシフト回路と、より構成しても良い。
て、前記レベルシフト回路は、前記信号増幅回路の出力
段に接続されると共に、立ち上がりの際に前記制御回路
のうちの第1の電圧検出制御回路に制御信号を出力する
第1のレベルシフト回路と、立ち下がりの際に前記制御
回路のうちの第2の電圧検出制御回路に制御信号を出力
する第2のレベルシフト回路と、より構成しても良い。
【0016】また、本発明に係るバッファ回路におい
て、前記レベルシフト回路はPNジャンクションによる
ダイオードまたはダイオード接続されたトランジスタに
より構成され、前記制御回路はトランジスタにより構成
しても良い。
て、前記レベルシフト回路はPNジャンクションによる
ダイオードまたはダイオード接続されたトランジスタに
より構成され、前記制御回路はトランジスタにより構成
しても良い。
【0017】また、本発明に係るバッファ回路におい
て、前記信号増幅回路を、ゲートが入力端子または出力
端子に直接接続されソース同士が接続された第1および
第2のMOSトランジスタにより構成される第1の差動
対と、第1および第2のMOSトランジスタのドレイン
間と電源線に接続された第1のカレントミラーを構成す
る第3および第4のMOSトランジスタと、前記第1の
カレントミラーと前記第1の差動対の接続点がゲートに
接続される第5のMOSトランジスタと、バイアス電流
源と接地間に設けられた第6のMOSトランジスタと、
前記第6のMOSトランジスタのゲートにそのゲートが
接続され前記第1の差動対のテールカレントである第7
のMOSトランジスタと、前記第6,第7のMOSトラ
ンジスタのゲートにそのゲートが共通接続され前記第5
のMOSトランジスタと接地との間に設けられた第8の
MOSトランジスタと、前記第5のMOSトランジスタ
と並列に設けられると共にバイアス電流源として機能す
る第9のMOSトランジスタと、より構成し、前記レベ
ルシフト回路を、前記第9のMOSトランジスタと第8
のMOSトランジスタとの間にダイオード接続された第
10および第11のMOSトランジスタにより構成し、
前記制御回路を、前記入力端子と前記第2のMOSトラ
ンジスタのゲート間にゲートが共通接続されると共に立
ち上がり時の応答を改善する第1の制御用MOSトラン
ジスタと、立ち下がり時の応答を改善する第2の制御用
MOSトランジスタにより構成しても良い。
て、前記信号増幅回路を、ゲートが入力端子または出力
端子に直接接続されソース同士が接続された第1および
第2のMOSトランジスタにより構成される第1の差動
対と、第1および第2のMOSトランジスタのドレイン
間と電源線に接続された第1のカレントミラーを構成す
る第3および第4のMOSトランジスタと、前記第1の
カレントミラーと前記第1の差動対の接続点がゲートに
接続される第5のMOSトランジスタと、バイアス電流
源と接地間に設けられた第6のMOSトランジスタと、
前記第6のMOSトランジスタのゲートにそのゲートが
接続され前記第1の差動対のテールカレントである第7
のMOSトランジスタと、前記第6,第7のMOSトラ
ンジスタのゲートにそのゲートが共通接続され前記第5
のMOSトランジスタと接地との間に設けられた第8の
MOSトランジスタと、前記第5のMOSトランジスタ
と並列に設けられると共にバイアス電流源として機能す
る第9のMOSトランジスタと、より構成し、前記レベ
ルシフト回路を、前記第9のMOSトランジスタと第8
のMOSトランジスタとの間にダイオード接続された第
10および第11のMOSトランジスタにより構成し、
前記制御回路を、前記入力端子と前記第2のMOSトラ
ンジスタのゲート間にゲートが共通接続されると共に立
ち上がり時の応答を改善する第1の制御用MOSトラン
ジスタと、立ち下がり時の応答を改善する第2の制御用
MOSトランジスタにより構成しても良い。
【0018】また、上記の構成において、前記第5のM
OSトランジスタと前記第9のMOSトランジスタのゲ
ート幅とゲート長の比を等しく構成しても良い。
OSトランジスタと前記第9のMOSトランジスタのゲ
ート幅とゲート長の比を等しく構成しても良い。
【0019】また、本発明に係るバッファ回路におい
て、前記信号増幅回路を、ベースが入力端子または出力
端子に直接接続されエミッタ同士が接続された第1およ
び第2のバイポーラトランジスタにより構成される第1
の差動対と、第1および第2のバイポーラトランジスタ
のドレイン間と電源線に接続された第1のカレントミラ
ーを構成する第3および第4のバイポーラトランジスタ
と、前記第1のカレントミラーと前記第1の差動対の接
続点がベースに接続される第5のバイポーラトランジス
タと、バイアス電流源と接地間に設けられた第6のバイ
ポーラトランジスタと、前記第6のバイポーラトランジ
スタのゲートにそのゲートが接続され前記第1の差動対
のテールカレントである第7のバイポーラトランジスタ
と、前記第6,第7のバイポーラトランジスタのベース
にそのベースが共通接続され前記第5のバイポーラトラ
ンジスタと接地との間に設けられた第8のバイポーラト
ランジスタと、前記第5のバイポーラトランジスタと並
列に設けられると共にバイアス電流源として機能する第
9のバイポーラトランジスタと、より構成され、前記レ
ベルシフト回路は、前記第9のバイポーラトランジスタ
と第8のバイポーラトランジスタとの間にダイオード接
続された第10および第11のバイポーラトラ前記レベ
ルシフト回路を、前記第9のバイポーラトランジスタと
第8のバイポーラトランジスタとの間にダイオード接続
された第10および第11のバイポーラトランジスタに
より構成し、前記制御回路を、前記入力端子と前記第2
のバイポーラトランジスタのベース間にベースが共通接
続されると共に立ち上がり時の応答を改善する第1の制
御用バイポーラトランジスタと、立ち下がり時の応答を
改善する第2の制御用バイポーラトランジスタにより構
成しても良い。
て、前記信号増幅回路を、ベースが入力端子または出力
端子に直接接続されエミッタ同士が接続された第1およ
び第2のバイポーラトランジスタにより構成される第1
の差動対と、第1および第2のバイポーラトランジスタ
のドレイン間と電源線に接続された第1のカレントミラ
ーを構成する第3および第4のバイポーラトランジスタ
と、前記第1のカレントミラーと前記第1の差動対の接
続点がベースに接続される第5のバイポーラトランジス
タと、バイアス電流源と接地間に設けられた第6のバイ
ポーラトランジスタと、前記第6のバイポーラトランジ
スタのゲートにそのゲートが接続され前記第1の差動対
のテールカレントである第7のバイポーラトランジスタ
と、前記第6,第7のバイポーラトランジスタのベース
にそのベースが共通接続され前記第5のバイポーラトラ
ンジスタと接地との間に設けられた第8のバイポーラト
ランジスタと、前記第5のバイポーラトランジスタと並
列に設けられると共にバイアス電流源として機能する第
9のバイポーラトランジスタと、より構成され、前記レ
ベルシフト回路は、前記第9のバイポーラトランジスタ
と第8のバイポーラトランジスタとの間にダイオード接
続された第10および第11のバイポーラトラ前記レベ
ルシフト回路を、前記第9のバイポーラトランジスタと
第8のバイポーラトランジスタとの間にダイオード接続
された第10および第11のバイポーラトランジスタに
より構成し、前記制御回路を、前記入力端子と前記第2
のバイポーラトランジスタのベース間にベースが共通接
続されると共に立ち上がり時の応答を改善する第1の制
御用バイポーラトランジスタと、立ち下がり時の応答を
改善する第2の制御用バイポーラトランジスタにより構
成しても良い。
【0020】また、前記構成において、前記第5のバイ
ポーラトランジスタと前記第9のバイポーラトランジス
タのエミッタ面積または並列接続数の比を等しく構成す
るようにしても良い。
ポーラトランジスタと前記第9のバイポーラトランジス
タのエミッタ面積または並列接続数の比を等しく構成す
るようにしても良い。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るバッファ回路
の好適な実施形態について添付図面を参照しながら詳細
に説明する。図1ないし図4は本発明の第1実施形態に
係るバッファ回路を示すブロック図及び回路図である。
の好適な実施形態について添付図面を参照しながら詳細
に説明する。図1ないし図4は本発明の第1実施形態に
係るバッファ回路を示すブロック図及び回路図である。
【0022】第1実施形態の基本概念を示す図1におい
て、バッファ回路10は、信号が入力される入力端子1
2と、負荷(図示せず)が接続される出力端子13と、
この出力端子13に接続される負荷に供給する電流の駆
動能力を外部から制御可能な信号増幅回路(AMP)1
1と、出力端子12の電圧に所定の電圧を印加して出力
するレベルシフト回路20と、信号増幅回路11の入力
電圧とレベルシフト回路20の出力電圧との電位差を検
出すると共に検出した電位差に応じて制御信号を出力す
ることにより、信号増幅回路11の出力段の駆動能力を
制御信号に従って制御する制御回路30と、を備えてい
る。
て、バッファ回路10は、信号が入力される入力端子1
2と、負荷(図示せず)が接続される出力端子13と、
この出力端子13に接続される負荷に供給する電流の駆
動能力を外部から制御可能な信号増幅回路(AMP)1
1と、出力端子12の電圧に所定の電圧を印加して出力
するレベルシフト回路20と、信号増幅回路11の入力
電圧とレベルシフト回路20の出力電圧との電位差を検
出すると共に検出した電位差に応じて制御信号を出力す
ることにより、信号増幅回路11の出力段の駆動能力を
制御信号に従って制御する制御回路30と、を備えてい
る。
【0023】第1実施形態のより具体的な構成を示す図
2において、レベルシフト回路20は、第1のレベル指
示と回路21と第2のレベル指示と回路22と、を備え
ている。また、制御回路30は、第1の電圧検出制御回
路31と、第2の電圧検出制御回路32と、を備えてい
る。第1の電圧検出制御回路31,第2の電圧検出制御
回路32の具体的な構成を、図3(a)(b)にそれぞ
れ示す。
2において、レベルシフト回路20は、第1のレベル指
示と回路21と第2のレベル指示と回路22と、を備え
ている。また、制御回路30は、第1の電圧検出制御回
路31と、第2の電圧検出制御回路32と、を備えてい
る。第1の電圧検出制御回路31,第2の電圧検出制御
回路32の具体的な構成を、図3(a)(b)にそれぞ
れ示す。
【0024】図3(a)(b)に示すように、第1およ
び第2の電圧検出制御回路31および32の基本構成
は、図12に示した従来のMSR1およびMSR2と同
じ1対のCMOSトランジスタである。本発明の第1実
施形態に係るバッファ回路は更に電圧検出制御回路と出
力端子13の間にレベルシフト回路21および22を挿
入している。レベルシフト回路は、所定の直流電圧を端
子間に印加する電圧源として動作させる。電圧検出制御
回路31,32にMOSトランジスタを用いた場合、レ
ベルシフト回路の電圧をトランジスタのしきい値電圧程
度に設定し、レベルシフト回路の極性をゲート−ソース
間電圧のしきい値電圧分を打ち消すように接続する。こ
れにより、小さなレベルの信号に対してもトランジスタ
のしきい値電圧に阻まれずにスルーレートを強化した動
作を行なうことができる。
び第2の電圧検出制御回路31および32の基本構成
は、図12に示した従来のMSR1およびMSR2と同
じ1対のCMOSトランジスタである。本発明の第1実
施形態に係るバッファ回路は更に電圧検出制御回路と出
力端子13の間にレベルシフト回路21および22を挿
入している。レベルシフト回路は、所定の直流電圧を端
子間に印加する電圧源として動作させる。電圧検出制御
回路31,32にMOSトランジスタを用いた場合、レ
ベルシフト回路の電圧をトランジスタのしきい値電圧程
度に設定し、レベルシフト回路の極性をゲート−ソース
間電圧のしきい値電圧分を打ち消すように接続する。こ
れにより、小さなレベルの信号に対してもトランジスタ
のしきい値電圧に阻まれずにスルーレートを強化した動
作を行なうことができる。
【0025】図4は、本発明の第1実施形態に係るバッ
ファ回路の具体的な実施例の回路図である。図4におい
ては、利得段が2段で構成されるオペアンプをボルテー
ジフォロア構成としたCMOSトランジスタによるバッ
ファ回路に適用した構成を示している。ボルテージフォ
ロア構成であるため、オペアンプ11の出力を反転入力
に直接接続する構成となっている。トランジスタMSR
1,MSR2が電圧検出制御回路31,32に相当する
トランジスタである。
ファ回路の具体的な実施例の回路図である。図4におい
ては、利得段が2段で構成されるオペアンプをボルテー
ジフォロア構成としたCMOSトランジスタによるバッ
ファ回路に適用した構成を示している。ボルテージフォ
ロア構成であるため、オペアンプ11の出力を反転入力
に直接接続する構成となっている。トランジスタMSR
1,MSR2が電圧検出制御回路31,32に相当する
トランジスタである。
【0026】図4において、前記信号増幅回路11は、
ゲートが入力端子または出力端子に直接接続されソース
同士が接続された第1および第2のMOSトランジスタ
M1およびM2により構成される第1の差動対と、第1
および第2のMOSトランジスタM1,M2のドレイン
間と電源線に接続された第1のカレントミラーを構成す
る第3および第4のMOSトランジスタM3およびM4
と、前記第1のカレントミラーと前記第1の差動対の接
続点がゲートに接続される第5のMOSトランジスタM
5と、バイアス電流源と接地間に設けられた第6のMO
SトランジスタM6と、前記第6のMOSトランジスタ
M6のゲートにそのゲートが接続され前記第1の差動対
のテールカレントである第7のMOSトランジスタM7
と、前記第6,第7のMOSトランジスタM6,M7の
ゲートにそのゲートが共通接続され前記第5のMOSト
ランジスタM5と接地との間に設けられた第8のMOS
トランジスタM8と、前記第5のMOSトランジスタM
5と並列に設けられると共にバイアス電流源として機能
する第9のMOSトランジスタM9と、より構成されて
いる。
ゲートが入力端子または出力端子に直接接続されソース
同士が接続された第1および第2のMOSトランジスタ
M1およびM2により構成される第1の差動対と、第1
および第2のMOSトランジスタM1,M2のドレイン
間と電源線に接続された第1のカレントミラーを構成す
る第3および第4のMOSトランジスタM3およびM4
と、前記第1のカレントミラーと前記第1の差動対の接
続点がゲートに接続される第5のMOSトランジスタM
5と、バイアス電流源と接地間に設けられた第6のMO
SトランジスタM6と、前記第6のMOSトランジスタ
M6のゲートにそのゲートが接続され前記第1の差動対
のテールカレントである第7のMOSトランジスタM7
と、前記第6,第7のMOSトランジスタM6,M7の
ゲートにそのゲートが共通接続され前記第5のMOSト
ランジスタM5と接地との間に設けられた第8のMOS
トランジスタM8と、前記第5のMOSトランジスタM
5と並列に設けられると共にバイアス電流源として機能
する第9のMOSトランジスタM9と、より構成されて
いる。
【0027】また、前記レベルシフト回路20は、前記
第9のMOSトランジスタM9と第8のMOSトランジ
スタM8との間にダイオード接続された第10および第
11のMOSトランジスタM10,M11により構成さ
れている。第11のMOSトランジスタM11が第1の
レベルシフト回路21と構成し、第10のMOSトラン
ジスタM10が第2のレベルシフト回路を構成してい
る。また、前記制御回路30は、前記入力端子12と前
記第2のMOSトランジスタM2のゲート間にゲートが
共通接続されると共に立ち上がり時の応答を改善する第
1の制御用MOSトランジスタMSR1と、立ち下がり
時の応答を改善する第2の制御用MOSトランジスタM
SR2により構成されている。
第9のMOSトランジスタM9と第8のMOSトランジ
スタM8との間にダイオード接続された第10および第
11のMOSトランジスタM10,M11により構成さ
れている。第11のMOSトランジスタM11が第1の
レベルシフト回路21と構成し、第10のMOSトラン
ジスタM10が第2のレベルシフト回路を構成してい
る。また、前記制御回路30は、前記入力端子12と前
記第2のMOSトランジスタM2のゲート間にゲートが
共通接続されると共に立ち上がり時の応答を改善する第
1の制御用MOSトランジスタMSR1と、立ち下がり
時の応答を改善する第2の制御用MOSトランジスタM
SR2により構成されている。
【0028】第2のレベルシフト回路22を機能させる
ためのバイアス電流源が、トランジスタM9である。ト
ランジスタM10のバイアス電流により出力段回路の動
作点電圧を狂わせないように、ソース接地のトランジス
タM5(2段目の利得段)に流すバイアス電流とのバラン
スを取っている。具体的には、トランジスタM9とトラ
ンジスタM5のゲート幅とゲート長との比ないしはトラ
ンジスタの並列接続数の比を等しく設定してトランジス
タM5とトランジスタM9に流す電流を等しくする。こ
のとき、トランジスタM5,M9に流す電流の和は、ト
ランジスタM9を挿入する前のトランジスタM5のバイ
アス電流と等しくする。これにより、トランジスタM)
の追加による素子占有面積や、静的消費電流の増大を最
小限に抑えることができる。また、第1のレベルシフト
回路を構成しているトランジスタM11のバイアス電流
源は、もともと出力段のバイアス電流源として用いてい
るトランジスタM8が兼用している。
ためのバイアス電流源が、トランジスタM9である。ト
ランジスタM10のバイアス電流により出力段回路の動
作点電圧を狂わせないように、ソース接地のトランジス
タM5(2段目の利得段)に流すバイアス電流とのバラン
スを取っている。具体的には、トランジスタM9とトラ
ンジスタM5のゲート幅とゲート長との比ないしはトラ
ンジスタの並列接続数の比を等しく設定してトランジス
タM5とトランジスタM9に流す電流を等しくする。こ
のとき、トランジスタM5,M9に流す電流の和は、ト
ランジスタM9を挿入する前のトランジスタM5のバイ
アス電流と等しくする。これにより、トランジスタM)
の追加による素子占有面積や、静的消費電流の増大を最
小限に抑えることができる。また、第1のレベルシフト
回路を構成しているトランジスタM11のバイアス電流
源は、もともと出力段のバイアス電流源として用いてい
るトランジスタM8が兼用している。
【0029】立上がりの時、バッファ回路の入力端子1
2の電圧が出力端子13の電圧より高くなり、トランジ
スタMSR2がオンすると、MSR2のドレイン電流が
流れ、カレントミラー回路を構成するトランジスタM4
のドレイン電流を引き抜くことになる。これにより、エ
ミッタ接地のトランジスタM5のゲート電圧が下がり、
出力側への負荷電流が増強される。第2のレベルシフト
回路22として挿入したトランジスタM10とバイアス
電流源としてのトランジスタM9は、トランジスタM5
のゲートと同じ系統でコントロールされているため、こ
のトランジスタM5の補助的な役割を果たしている。ま
た、第1の電圧検出制御回路31としてのトランジスタ
MSR2が引き抜いたトランジスタM4のドレイン電流
は、出力端子13へ接続されているため、容量性負荷
(CL)14への電流として利用される。
2の電圧が出力端子13の電圧より高くなり、トランジ
スタMSR2がオンすると、MSR2のドレイン電流が
流れ、カレントミラー回路を構成するトランジスタM4
のドレイン電流を引き抜くことになる。これにより、エ
ミッタ接地のトランジスタM5のゲート電圧が下がり、
出力側への負荷電流が増強される。第2のレベルシフト
回路22として挿入したトランジスタM10とバイアス
電流源としてのトランジスタM9は、トランジスタM5
のゲートと同じ系統でコントロールされているため、こ
のトランジスタM5の補助的な役割を果たしている。ま
た、第1の電圧検出制御回路31としてのトランジスタ
MSR2が引き抜いたトランジスタM4のドレイン電流
は、出力端子13へ接続されているため、容量性負荷
(CL)14への電流として利用される。
【0030】立下がりの時、バッファ回路の入力端子1
2の電圧が出力端子13の電圧より低くなり、トランジ
スタMSR1がオンすると、MSR1のドレイン電流が
流れだし、バイアス回路のカレントミラー回路を構成す
るトランジスタM6のドレインに加算される。これによ
り入力差動対のテールカレントのトランジスタM7と出
力段の電流源として機能するトランジスタM8のドレイ
ン電流も増加し、負荷の放電能力を強化するように作用
する。立ち下がり時に入力差動対のテールカレントを強
化する必要があるのは、位相補償容量(Cc)15と差
動対出力のバイアス電流も立ち下がり時のスルーレート
に効果的に利いてくるためである。立上りの際には、位
相補償容量(Cc)15はスルーレートに利かない。し
たがって静的消費電流や立上り時の消費電流を節約する
目的で、立ち下がり時のみ差動対のバイアス電流を強化
する仕組みにしている。
2の電圧が出力端子13の電圧より低くなり、トランジ
スタMSR1がオンすると、MSR1のドレイン電流が
流れだし、バイアス回路のカレントミラー回路を構成す
るトランジスタM6のドレインに加算される。これによ
り入力差動対のテールカレントのトランジスタM7と出
力段の電流源として機能するトランジスタM8のドレイ
ン電流も増加し、負荷の放電能力を強化するように作用
する。立ち下がり時に入力差動対のテールカレントを強
化する必要があるのは、位相補償容量(Cc)15と差
動対出力のバイアス電流も立ち下がり時のスルーレート
に効果的に利いてくるためである。立上りの際には、位
相補償容量(Cc)15はスルーレートに利かない。し
たがって静的消費電流や立上り時の消費電流を節約する
目的で、立ち下がり時のみ差動対のバイアス電流を強化
する仕組みにしている。
【0031】ただし、レベルシフト回路21,22に用
いられるダイオード接続のトランジスタやダイオード
は、安定した順方向電圧を得るために、その電流−電圧
特性から分かるように、所定の直流バイアス電流を流し
ておく電流源を接続する必要がある。図4に示す第1実
施形態においては、トランジスタM10,M11をレベ
ルシフト回路22,21として動作させるために必要な
バイアス電流源を追加することになるが、これらの電流
源からの電流は、スルーレート強化にそのまま利用され
る。MOSトランジスタM9のゲートサイズとMOSト
ランジスタM5のゲートサイズの最適化により静的消費
電流を増加させずに済む。一方、第1のレベルシフト回
路21を構成するトランジスタM11と第1の電圧検出
制御回路31を構成する制御用トランジスタMSR2の
接続関係が、コモン・ソースの差動対の構成になる。し
かし、トランジスタM11のゲートサイズの比を、制御
用トランジスタMSR2のゲートサイズ比より大きくし
ておけば、平衡時にトランジスタMSR2に大きな静的
消費電流が流れ出すことはない。
いられるダイオード接続のトランジスタやダイオード
は、安定した順方向電圧を得るために、その電流−電圧
特性から分かるように、所定の直流バイアス電流を流し
ておく電流源を接続する必要がある。図4に示す第1実
施形態においては、トランジスタM10,M11をレベ
ルシフト回路22,21として動作させるために必要な
バイアス電流源を追加することになるが、これらの電流
源からの電流は、スルーレート強化にそのまま利用され
る。MOSトランジスタM9のゲートサイズとMOSト
ランジスタM5のゲートサイズの最適化により静的消費
電流を増加させずに済む。一方、第1のレベルシフト回
路21を構成するトランジスタM11と第1の電圧検出
制御回路31を構成する制御用トランジスタMSR2の
接続関係が、コモン・ソースの差動対の構成になる。し
かし、トランジスタM11のゲートサイズの比を、制御
用トランジスタMSR2のゲートサイズ比より大きくし
ておけば、平衡時にトランジスタMSR2に大きな静的
消費電流が流れ出すことはない。
【0032】図4に示す第1実施形態のバッファ回路に
おいては、レベルシフトによりスルーレートを強化させ
る時に変化する電流を流すため、レベルシフト回路2
1,22は、電流が変化しても電圧が殆ど変化しないも
のが望まれる。したがって、内部インピーダンスが充分
に低い回路素子を適用することが望ましい。このため、
図4に示す第1実施形態においては、レベルシフト回路
21,22の具体的な回路構成としてCMOSトランジ
スタM10,M11を用いる例を説明した。すなわちト
ランジスタをダイオード接続して順方向電圧を利用する
方法である。MOSトランジスタのダイオード接続にお
いては、ドレイン−ソース間電圧は、しきい値電圧付近
となるので、電圧検出制御回路31,32として用いて
いるMOSトランジスタMSR1,MSR2と同じしき
い値電圧のものを用いれば良い。
おいては、レベルシフトによりスルーレートを強化させ
る時に変化する電流を流すため、レベルシフト回路2
1,22は、電流が変化しても電圧が殆ど変化しないも
のが望まれる。したがって、内部インピーダンスが充分
に低い回路素子を適用することが望ましい。このため、
図4に示す第1実施形態においては、レベルシフト回路
21,22の具体的な回路構成としてCMOSトランジ
スタM10,M11を用いる例を説明した。すなわちト
ランジスタをダイオード接続して順方向電圧を利用する
方法である。MOSトランジスタのダイオード接続にお
いては、ドレイン−ソース間電圧は、しきい値電圧付近
となるので、電圧検出制御回路31,32として用いて
いるMOSトランジスタMSR1,MSR2と同じしき
い値電圧のものを用いれば良い。
【0033】図4に示す第1実施形態に係るバッファ回
路は、回路を構成する素子としてMOSFETを用いて
いたが、本発明はこれに限定されず、図5に示す第2実
施形態に係るバッファ回路のように、レベルシフト回路
21,22としてダイオードD1およびD2を用いるよ
うにしても良い。
路は、回路を構成する素子としてMOSFETを用いて
いたが、本発明はこれに限定されず、図5に示す第2実
施形態に係るバッファ回路のように、レベルシフト回路
21,22としてダイオードD1およびD2を用いるよ
うにしても良い。
【0034】このように、レベルシフト回路21,22
としてダイオードを用いる方法は、ダイオードの順方向
特性を利用しているものであり、バイアス電流がある程
度大きければ順方向電圧は殆ど変わらないという性質を
利用している。PNジャンクションのダイオードは、現
実的なゲートサイズのMOSトランジスタをダイオード
接続する方法に比べてレベルシフト回路の内部インピー
ダンスを低くとることができるので、理想電圧源により
近いレベルシフト回路として用いることができる。した
がって、レベルシフト回路を簡潔な構成により効果的に
設計することが期待できる。
としてダイオードを用いる方法は、ダイオードの順方向
特性を利用しているものであり、バイアス電流がある程
度大きければ順方向電圧は殆ど変わらないという性質を
利用している。PNジャンクションのダイオードは、現
実的なゲートサイズのMOSトランジスタをダイオード
接続する方法に比べてレベルシフト回路の内部インピー
ダンスを低くとることができるので、理想電圧源により
近いレベルシフト回路として用いることができる。した
がって、レベルシフト回路を簡潔な構成により効果的に
設計することが期待できる。
【0035】また、図4に示す第1実施形態および図5
に示す第2実施形態は、共にCMOSトランジスタを用
いた例を説明したが、本発明はこれらにも限定されず、
バイポーラトランジスタを用いて構成することも可能で
ある。ずなわち、図6に示す第3実施形態に係るバッフ
ァ回路のように、回路を構成する全てのトランジスタを
バイポーラトランジスタにしても良い。図12で示した
従来のバッファ回路においては、電圧検出制御回路にバ
イポーラトランジスタを用いると小信号動作時は、ベー
ス−エミッタ間電圧がオンにならない不感帯が生じるた
めスルーレート改善の効果は現れない。
に示す第2実施形態は、共にCMOSトランジスタを用
いた例を説明したが、本発明はこれらにも限定されず、
バイポーラトランジスタを用いて構成することも可能で
ある。ずなわち、図6に示す第3実施形態に係るバッフ
ァ回路のように、回路を構成する全てのトランジスタを
バイポーラトランジスタにしても良い。図12で示した
従来のバッファ回路においては、電圧検出制御回路にバ
イポーラトランジスタを用いると小信号動作時は、ベー
ス−エミッタ間電圧がオンにならない不感帯が生じるた
めスルーレート改善の効果は現れない。
【0036】本発明のように電圧検出制御手段のトラン
ジスタのベース−エミッタ間の順方向電圧分を打ち消す
ようなレベルシフト回路を挿入することにより、この不
感帯を緩和することができる。なお、図6においては図
4に示すMOSトランジスタM(n)をバイポーラトラ
ンジスタQ(n)として、このnに加入される数字はそ
れぞれ対応している。
ジスタのベース−エミッタ間の順方向電圧分を打ち消す
ようなレベルシフト回路を挿入することにより、この不
感帯を緩和することができる。なお、図6においては図
4に示すMOSトランジスタM(n)をバイポーラトラ
ンジスタQ(n)として、このnに加入される数字はそ
れぞれ対応している。
【0037】図6において、前記信号増幅回路11は、
ベースが入力端子または出力端子に直接接続されエミッ
タ同士が接続された第1および第2のバイポーラトラン
ジスタQ1およびQ2により構成される第1の差動対
と、第1および第2のバイポーラトランジスタQ1,Q
2のドレイン間と電源線に接続された第1のカレントミ
ラーを構成する第3および第4のバイポーラトランジス
タQ3,Q4と、前記第1のカレントミラーと前記第1
の差動対の接続点がベースに接続される第5のバイポー
ラトランジスタQ5と、バイアス電流源と接地間に設け
られた第6のバイポーラトランジスタQ6と、前記第6
のバイポーラトランジスタQ6のゲートにそのゲートが
接続され前記第1の差動対のテールカレントである第7
のバイポーラトランジスタQ7と、前記第6,第7のバ
イポーラトランジスタQ6,Q7のベースにそのベース
が共通接続され前記第5のバイポーラトランジスタQ5
と接地との間に設けられた第8のバイポーラトランジス
タQ8と、前記第5のバイポーラトランジスタQ5と並
列に設けられると共にバイアス電流源として機能する第
9のバイポーラトランジスタQ9と、より構成されてい
る。
ベースが入力端子または出力端子に直接接続されエミッ
タ同士が接続された第1および第2のバイポーラトラン
ジスタQ1およびQ2により構成される第1の差動対
と、第1および第2のバイポーラトランジスタQ1,Q
2のドレイン間と電源線に接続された第1のカレントミ
ラーを構成する第3および第4のバイポーラトランジス
タQ3,Q4と、前記第1のカレントミラーと前記第1
の差動対の接続点がベースに接続される第5のバイポー
ラトランジスタQ5と、バイアス電流源と接地間に設け
られた第6のバイポーラトランジスタQ6と、前記第6
のバイポーラトランジスタQ6のゲートにそのゲートが
接続され前記第1の差動対のテールカレントである第7
のバイポーラトランジスタQ7と、前記第6,第7のバ
イポーラトランジスタQ6,Q7のベースにそのベース
が共通接続され前記第5のバイポーラトランジスタQ5
と接地との間に設けられた第8のバイポーラトランジス
タQ8と、前記第5のバイポーラトランジスタQ5と並
列に設けられると共にバイアス電流源として機能する第
9のバイポーラトランジスタQ9と、より構成されてい
る。
【0038】また、前記レベルシフト回路20は、前記
第9のバイポーラトランジスタQ9と第8のバイポーラ
トランジスタQ8との間にダイオード接続された第10
および第11のバイポーラトランジスタQ10,Q11
により構成されている。第11のバイポーラトランジス
タQ11が第1のレベルシフト回路21と構成し、第1
0のバイポーラトランジスタQ10が第2のレベルシフ
ト回路22を構成している。また、前記制御回路30
は、前記入力端子12と前記第2のバイポーラトランジ
スタQ2のゲート間にゲートが共通接続されると共に立
ち上がり時の応答を改善する第1の制御用バイポーラト
ランジスタQSR1と、立ち下がり時の応答を改善する
第2の制御用バイポーラトランジスタQSR2により構
成されている。
第9のバイポーラトランジスタQ9と第8のバイポーラ
トランジスタQ8との間にダイオード接続された第10
および第11のバイポーラトランジスタQ10,Q11
により構成されている。第11のバイポーラトランジス
タQ11が第1のレベルシフト回路21と構成し、第1
0のバイポーラトランジスタQ10が第2のレベルシフ
ト回路22を構成している。また、前記制御回路30
は、前記入力端子12と前記第2のバイポーラトランジ
スタQ2のゲート間にゲートが共通接続されると共に立
ち上がり時の応答を改善する第1の制御用バイポーラト
ランジスタQSR1と、立ち下がり時の応答を改善する
第2の制御用バイポーラトランジスタQSR2により構
成されている。
【0039】図12を用いて説明した従来のバッファ回
路にバイポーラトランジスタを適用しようとしても、バ
イポーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧の存在
によりスルーレートを改善する効果を期待することがで
きなかった。本発明に係るバッファ回路にバイポーラト
ランジスタを適用した場合、MOSトランジスタのしき
い値電圧を打ち消すレベルシフト回路と同様に、バイポ
ーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧をレベルシ
フト回路により打ち消すことができるので、低い信号レ
ベルでもスルーレートを改善することができる。レベル
シフト回路等の動作についてはMOSトランジスタによ
る回路の動作と同様に説明することができる。バイアス
電流源となるバイポーラトランジスタQ9のエミッタ面
積あるいは並列接続数の比をバイポーラトランジスタQ
5と同じにすることにより、動作点電圧のバランスを確
保することができ、同時にチップ面積の増大や静的消費
電流の増加を最小限に抑えることが可能となる。
路にバイポーラトランジスタを適用しようとしても、バ
イポーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧の存在
によりスルーレートを改善する効果を期待することがで
きなかった。本発明に係るバッファ回路にバイポーラト
ランジスタを適用した場合、MOSトランジスタのしき
い値電圧を打ち消すレベルシフト回路と同様に、バイポ
ーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧をレベルシ
フト回路により打ち消すことができるので、低い信号レ
ベルでもスルーレートを改善することができる。レベル
シフト回路等の動作についてはMOSトランジスタによ
る回路の動作と同様に説明することができる。バイアス
電流源となるバイポーラトランジスタQ9のエミッタ面
積あるいは並列接続数の比をバイポーラトランジスタQ
5と同じにすることにより、動作点電圧のバランスを確
保することができ、同時にチップ面積の増大や静的消費
電流の増加を最小限に抑えることが可能となる。
【0040】次に、本発明の第4実施形態に係るバッフ
ァ回路について説明する。図7は、本発明のバッファ回
路の第4の実施形態の具体的な回路図である。図4の実
施例と同じ2段のアンプに適用した例で、位相特性の改
善のために零点補償用の抵抗(Rc)16を挿入した場
合についての適用例である。先に説明したように、立ち
上がり時の応答特性は、位相補償容量(Cc)15を流
れる電流が利いてくるため、第1の電圧検出制御回路3
1を構成する制御用トランジスタMSR2のドレインの
接続箇所を留意する必要がある。零点補償用の抵抗(R
c)16を設けることにより、周波数特性に零点が挿入
され、その分だけ位相の回りが抑えられて位相余裕が大
きくなり、位相特性が改善されることになる。
ァ回路について説明する。図7は、本発明のバッファ回
路の第4の実施形態の具体的な回路図である。図4の実
施例と同じ2段のアンプに適用した例で、位相特性の改
善のために零点補償用の抵抗(Rc)16を挿入した場
合についての適用例である。先に説明したように、立ち
上がり時の応答特性は、位相補償容量(Cc)15を流
れる電流が利いてくるため、第1の電圧検出制御回路3
1を構成する制御用トランジスタMSR2のドレインの
接続箇所を留意する必要がある。零点補償用の抵抗(R
c)16を設けることにより、周波数特性に零点が挿入
され、その分だけ位相の回りが抑えられて位相余裕が大
きくなり、位相特性が改善されることになる。
【0041】制御用トランジスタMSR2のドレイン
は、零点補償用抵抗(Rc)16と位相補償容量(C
c)15との接続点に接続する。これにより、立ち上が
り時に位相補償容量(Cc)15を流れる電流は、直接
トランジスタMSR2のドレインに供給されてスムーズ
に流れ、位相補償容量(Cc)15の電流によるスルー
レート劣化の要因を排除することができる。また、零点
補償用の抵抗(Rc)に位相補償用両(Cc)の電流に
よる電圧降下がなくなるため、トランジスタM5(およ
びM9)のゲート電圧は着実に引き落とされ、負荷電流
の強化を効率良く行なうことができる。
は、零点補償用抵抗(Rc)16と位相補償容量(C
c)15との接続点に接続する。これにより、立ち上が
り時に位相補償容量(Cc)15を流れる電流は、直接
トランジスタMSR2のドレインに供給されてスムーズ
に流れ、位相補償容量(Cc)15の電流によるスルー
レート劣化の要因を排除することができる。また、零点
補償用の抵抗(Rc)に位相補償用両(Cc)の電流に
よる電圧降下がなくなるため、トランジスタM5(およ
びM9)のゲート電圧は着実に引き落とされ、負荷電流
の強化を効率良く行なうことができる。
【0042】この零点補償用の抵抗(Rc)16を適用
した第4実施形態のバッファ回路においても、レベルシ
フト回路21,22をダイオードにより構成したり、回
路全体をバイポーラトランジスタにより構成する実施形
態が考えられる。図8は、レベルシフト回路21,22
をダイオードD1,D2により構成した第5実施形態に
係るバッファ回路を示す回路図である。この第5実施形
態に係るバッファ回路の構成および動作は図7に示す第
4実施形態に図5の回路構成を組み合わせたものとなる
ので、重複説明を省略する。
した第4実施形態のバッファ回路においても、レベルシ
フト回路21,22をダイオードにより構成したり、回
路全体をバイポーラトランジスタにより構成する実施形
態が考えられる。図8は、レベルシフト回路21,22
をダイオードD1,D2により構成した第5実施形態に
係るバッファ回路を示す回路図である。この第5実施形
態に係るバッファ回路の構成および動作は図7に示す第
4実施形態に図5の回路構成を組み合わせたものとなる
ので、重複説明を省略する。
【0043】また、図9に示す第6実施形態に係るバッ
ファ回路は、零点補償用の抵抗(Rc)をバイポーラト
ランジスタにより構成したバッファ回路に付加したもの
である。この第6実施形態の構成・動作も、図6に示す
バイポーラトランジスタによる第3実施形態と図7に示
す第4実施形態とを組み合わせたものとなるので、重複
説明を省略する。
ファ回路は、零点補償用の抵抗(Rc)をバイポーラト
ランジスタにより構成したバッファ回路に付加したもの
である。この第6実施形態の構成・動作も、図6に示す
バイポーラトランジスタによる第3実施形態と図7に示
す第4実施形態とを組み合わせたものとなるので、重複
説明を省略する。
【0044】なお、図6に示した第3実施形態に係るバ
ッファ回路と、図9に示した第6実施形態に係るバッフ
ァ回路は、バイポーラトランジスタ単体により構成する
ものとして説明したが、本発明はこれのみに限定され
ず、図10に示す第7実施形態に係るバッファ回路や図
11に示す第8実施形態に係るバッファ回路のようにト
ランジスタを全てベース絶縁型バイポーラトランジスタ
(IGBT―InsulatedGate Bipolar Transistor―)に
より構成するようにしても良い。このIGBTにより構
成すると、等価的にMOSトランジスタとバイポーラト
ランジスタのダーリントン接続となる。
ッファ回路と、図9に示した第6実施形態に係るバッフ
ァ回路は、バイポーラトランジスタ単体により構成する
ものとして説明したが、本発明はこれのみに限定され
ず、図10に示す第7実施形態に係るバッファ回路や図
11に示す第8実施形態に係るバッファ回路のようにト
ランジスタを全てベース絶縁型バイポーラトランジスタ
(IGBT―InsulatedGate Bipolar Transistor―)に
より構成するようにしても良い。このIGBTにより構
成すると、等価的にMOSトランジスタとバイポーラト
ランジスタのダーリントン接続となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、従来のスルーレー
ト強化回路では、これに用いるトランジスタのしきい値
電圧に依存してスルーレート強化の効果が現れない領域
が存在していたのに対して、本発明に係るバッファ回路
によれば、トランジスタのしきい値電圧に依存せず小信
号振幅時に対してもスルーレートを強化できるという効
果を期待できる。また、本発明により、従来の回路にお
いては適用できなかったバイポーラトランジスタによる
バッファ回路に適用することも可能となった。
ト強化回路では、これに用いるトランジスタのしきい値
電圧に依存してスルーレート強化の効果が現れない領域
が存在していたのに対して、本発明に係るバッファ回路
によれば、トランジスタのしきい値電圧に依存せず小信
号振幅時に対してもスルーレートを強化できるという効
果を期待できる。また、本発明により、従来の回路にお
いては適用できなかったバイポーラトランジスタによる
バッファ回路に適用することも可能となった。
【図1】本発明の第1実施形態に係るバッファ回路の基
本原理を示すブロック図。
本原理を示すブロック図。
【図2】第1実施形態に係るバッファ回路の構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図3】第1実施形態に係るバッファ回路のレベルシフ
ト回路の詳細を示す回路図。
ト回路の詳細を示す回路図。
【図4】第1実施形態に係るバッファ回路の具体的な回
路構成を回路図。
路構成を回路図。
【図5】本発明の第2実施形態に係るバッファ回路の具
体的な構成を示す回路図。
体的な構成を示す回路図。
【図6】本発明の第3実施形態に係るバッファ回路の具
体的な構成を示す回路図。
体的な構成を示す回路図。
【図7】本発明の第4実施形態に係るバッファ回路の具
体的な構成を示す回路図。
体的な構成を示す回路図。
【図8】本発明の第5実施形態に係るバッファ回路の具
体的な構成を示す回路図。
体的な構成を示す回路図。
【図9】本発明の第6実施形態に係るバッファ回路の具
体的な構成を示す回路図。
体的な構成を示す回路図。
【図10】本発明の第7実施形態に係るバッファ回路の
具体的な構成を示す回路図。
具体的な構成を示す回路図。
【図11】本発明の第8実施形態に係るバッファ回路の
具体的な構成を示す回路図。
具体的な構成を示す回路図。
【図12】従来のバッファ回路の構成を示すブロック
図。
図。
10 バッファ回路 11 信号増幅回路(AMP) 12 バッファ入力端子(Vin) 13 バッファ出力端子(Vout) 14 負荷容量(CL) 15 位相補償容量(Cc) 16 零点補償用抵抗(Rc) 20 レベルシフト回路 21 第1のレベルシフト回路(LS1) 22 第2のレベルシフト回路(LS2) 30 制御回路 31 第1の電圧検出制御回路 32 第2の電圧検出制御回路 M1〜M11,MSR1,MSR2 MOSトランジス
タ Q1〜Q11,QSR1,QSR2 バイポーラトラン
ジスタ
タ Q1〜Q11,QSR1,QSR2 バイポーラトラン
ジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J091 AA01 AA45 CA15 CA65 FA01 HA08 HA10 HA17 HA18 HA19 HA25 HA29 KA01 KA09 KA18 MA05 MA19 TA01
Claims (7)
- 【請求項1】信号が入力される入力端子と負荷が接続さ
れる出力端子と、 前記入力端子,出力端子間に接続されて、前記負荷に供
給する電流の駆動能力を外部から制御可能とする信号増
幅回路と、 前記出力端子の電圧に所定の電圧を印加して出力するレ
ベルシフト回路と、 前記信号増幅回路の入力電圧と前記レベルシフト回路の
出力電圧との電位差を検出する電位差検出回路と、 前記電位差検出回路により検出した電位差に基づいて立
ち上がり時または立ち下がり時の応答時間を短縮する制
御信号を出力することにより前記信号増幅回路の出力段
の駆動能力を制御する制御回路と、を具備することを特
徴とするバッファ回路。 - 【請求項2】前記レベルシフト回路は、前記信号増幅回
路の出力段に接続されると共に、立ち上がりの際に前記
制御回路のうちの第1の電圧検出制御回路に制御信号を
出力する第1のレベルシフト回路と、立ち下がりの際に
前記制御回路のうちの第2の電圧検出制御回路に制御信
号を出力する第2のレベルシフト回路と、より構成した
ことを特徴とする請求項1記載のバッファ回路。 - 【請求項3】前記レベルシフト回路はPNジャンクショ
ンによるダイオードまたはダイオード接続されたトラン
ジスタにより構成され、前記制御回路はトランジスタに
より構成したことを特徴とする請求項1記載のバッファ
回路。 - 【請求項4】前記信号増幅回路は、ゲートが入力端子ま
たは出力端子に直接接続されソース同士が接続された第
1および第2のMOSトランジスタにより構成される第
1の差動対と、第1および第2のMOSトランジスタの
ドレイン間と電源線に接続された第1のカレントミラー
を構成する第3および第4のMOSトランジスタと、前
記第1のカレントミラーと前記第1の差動対の接続点が
ゲートに接続される第5のMOSトランジスタと、バイ
アス電流源と接地間に設けられた第6のMOSトランジ
スタと、前記第6のMOSトランジスタのゲートにその
ゲートが接続され前記第1の差動対のテールカレントで
ある第7のMOSトランジスタと、前記第6,第7のM
OSトランジスタのゲートにそのゲートが共通接続され
前記第5のMOSトランジスタと接地との間に設けられ
た第8のMOSトランジスタと、前記第5のMOSトラ
ンジスタと並列に設けられると共にバイアス電流源とし
て機能する第9のMOSトランジスタと、より構成さ
れ、前記レベルシフト回路は、前記第9のMOSトラン
ジスタと第8のMOSトランジスタとの間にダイオード
接続された第10および第11のMOSトランジスタに
より構成され、前記制御回路は、前記入力端子と前記第
2のMOSトランジスタのゲート間にゲートが共通接続
されると共に立ち上がり時の応答を改善する第1の制御
用MOSトランジスタと、立ち下がり時の応答を改善す
る第2の制御用MOSトランジスタにより構成されてい
ることを特徴とする請求項1記載のバッファ回路。 - 【請求項5】前記第5のMOSトランジスタと前記第9
のMOSトランジスタのゲート幅とゲート長の比が等し
いことを特徴とする請求項4記載のバッファ回路。 - 【請求項6】前記信号増幅回路は、ベースが入力端子ま
たは出力端子に直接接続されエミッタ同士が接続された
第1および第2のバイポーラトランジスタにより構成さ
れる第1の差動対と、第1および第2のバイポーラトラ
ンジスタのドレイン間と電源線に接続された第1のカレ
ントミラーを構成する第3および第4のバイポーラトラ
ンジスタと、前記第1のカレントミラーと前記第1の差
動対の接続点がベースに接続される第5のバイポーラト
ランジスタと、バイアス電流源と接地間に設けられた第
6のバイポーラトランジスタと、前記第6のバイポーラ
トランジスタのゲートにそのゲートが接続され前記第1
の差動対のテールカレントである第7のバイポーラトラ
ンジスタと、前記第6,第7のバイポーラトランジスタ
のベースにそのベースが共通接続され前記第5のバイポ
ーラトランジスタと接地との間に設けられた第8のバイ
ポーラトランジスタと、前記第5のバイポーラトランジ
スタと並列に設けられると共にバイアス電流源として機
能する第9のバイポーラトランジスタと、より構成さ
れ、前記レベルシフト回路は、前記第9のバイポーラト
ランジスタと第8のバイポーラトランジスタとの間にダ
イオード接続された第10および第11のバイポーラト
ランジスタにより構成され、前記制御回路は、前記入力
端子と前記第2のバイポーラトランジスタのベース間に
ベースが共通接続されると共に立ち上がり時の応答を改
善する第1の制御用バイポーラトランジスタと、立ち下
がり時の応答を改善する第2の制御用バイポーラトラン
ジスタにより構成されていることを特徴とする請求項1
記載のバッファ回路。 - 【請求項7】前記第5のバイポーラトランジスタと前記
第9のバイポーラトランジスタのエミッタ面積または並
列接続数の比が等しいことを特徴とする請求項6記載の
バッファ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11160198A JP2000349570A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | バッファ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11160198A JP2000349570A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | バッファ回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000349570A true JP2000349570A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15709936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11160198A Pending JP2000349570A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | バッファ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000349570A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100486254B1 (ko) * | 2002-08-20 | 2005-05-03 | 삼성전자주식회사 | 액정 표시 장치를 저 전력으로 구동하는 회로 및 그 방법 |
| US7982537B2 (en) | 2008-01-21 | 2011-07-19 | Hitachi, Ltd. | Operational amplifier |
-
1999
- 1999-06-07 JP JP11160198A patent/JP2000349570A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100486254B1 (ko) * | 2002-08-20 | 2005-05-03 | 삼성전자주식회사 | 액정 표시 장치를 저 전력으로 구동하는 회로 및 그 방법 |
| US7982537B2 (en) | 2008-01-21 | 2011-07-19 | Hitachi, Ltd. | Operational amplifier |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3520106B2 (ja) | 線路間差動増幅器用結合駆動・加算回路 | |
| KR100353295B1 (ko) | 동적 보상 증폭기 및 그 방법 | |
| JP4095174B2 (ja) | 液晶ディスプレイ装置 | |
| US6437645B1 (en) | Slew rate boost circuitry and method | |
| EP2020080B1 (en) | Circuit and method for driving bulk capacitance of amplifier input transistors | |
| JPH0918253A (ja) | 演算増幅回路 | |
| US6727753B2 (en) | Operational transconductance amplifier for an output buffer | |
| US11894817B2 (en) | Slew boost circuit for an operational amplifier | |
| US5422600A (en) | Amplifier input stage with charge pump supplying a differential transistor pair | |
| CA1158727A (en) | Driver circuit having reduced cross-over distortion | |
| JPS62241410A (ja) | 高速度演算増幅器、回路および差動入力信号に対応して出力信号を生じるための方法 | |
| JPH06216666A (ja) | 差動増幅器 | |
| JP3085803B2 (ja) | 差動電流源回路 | |
| JP2705317B2 (ja) | 演算増幅器 | |
| JP3847241B2 (ja) | 演算増幅器 | |
| JP2000349570A (ja) | バッファ回路 | |
| US5519357A (en) | Biasing arrangement for a quasi-complementary output stage | |
| JP3490045B2 (ja) | ローノイズバッファ回路 | |
| JPS6096005A (ja) | ダイエリアを効率的に用いたノイズのないカスコード回路 | |
| US4431971A (en) | Dynamic operational amplifier | |
| JP3338333B2 (ja) | 増幅回路 | |
| JPH09186534A (ja) | 強化駆動能力を持つアンプ出力段 | |
| JP3403638B2 (ja) | バッファ装置 | |
| JP3853911B2 (ja) | 定電流回路及びそれを用いた差動増幅回路 | |
| JP2500791B2 (ja) | 演算増幅回路 |