JP2000350021A - デジタル画像処理装置 - Google Patents
デジタル画像処理装置Info
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Abstract
い再現品質のよいデジタル画像処理装置を提供すること
にある。 【解決手段】 原稿画像からの画像データを文字領域と
絵柄領域とに分離する機能を備えたデジタル画像処理装
置において、画像データから文字候補領域を検出する文
字候補領域検出回路1と、検出領域近傍の地肌領域を検
出する地肌領域検出回路2と、文字候補領域検出回路1
と地肌領域検出回路2における条件を同時に満たす領域
を文字領域と判定し、文字領域以外を絵柄領域と判定す
る領域判定回路3と、文字領域の画像データを処理する
文字処理部4と、絵柄領域の画像データを処理する絵柄
処理部5と、領域判定回路3の判定結果に基づいて文字
処理部4または絵柄処理部5のどちらか一方の処理手段
を選択する領域処理選択部6とを備えた。
Description
つ原稿画像を高精細に取り入れることができるデジタル
画像処理装置に関するものである。
に、オフイスにおける取扱い文書は増加の一途を辿って
いる。それらの文書管理の効率化を図るために、イメー
ジスキャナを用いて、用紙上に書かれた文書に対し2値
化処理して得られた画像データを電子イメージデータと
して電子ファイリングに記憶するファイリングシステム
の利用が多くなってきている。その利用に合せて、文字
領域と絵柄領域の混在する原稿に対する操作の簡略化
と、原稿画像の再現化を求める品質向上のため、像域分
離技術を取り入れたイメージスキャナが増えてきてい
る。また、従来から少ないハード量で高精度に文字領域
と絵柄領域とに像域分離する方法の一つとして、特開平
4−248766号公報記載のものが知られている。こ
こでは、文字候補領域検出回路で検出された文字候補領
域と、白地領域検出回路で検出された白地候補領域との
AND回路を構成させ、文字候補領域で且つ白地候補領
域と判定した領域を文字領域とし、文字領域とした領域
をMTF補正した後、固定閾値で2値化した解像度優先
の処理選択を行なっていた。また、上記文字領域と判定
した以外の領域を絵柄領域と判定して、ディザあるいは
誤差拡散により2値化した階調性優先の処理選択を行な
うことによって、文字領域に対する解像度処理と絵柄領
域に対する階調性処理の2面性を両立させていた。しか
しながら、電子ファイリングに用いられる原稿は、白色
の地肌の用紙だけでなく、新聞や雑誌の記事、カタログ
等の有色彩の地肌の用紙も多い。そこで、上記のような
2値化処理では、文字の輪郭周辺部のみに解像度の優先
的な固定閾値での2値化処理が施されるため、地肌領域
では絵柄領域としてディザあるいは誤差拡散による2値
化処理が施され、有色彩の地肌の原稿では疑似中間調で
再現されるため黒孤立点が散在し、見かけ上、粒状の地
汚れを起こしたような現象と同じになり、原稿の再現品
質を著しく損なっていた。
しようとする課題は、地肌領域検出手段によって、像域
分離処理手段の分離処理する像域の近傍の地肌領域を検
出させ、検出された地肌領域に存在する画像データにの
み黒孤立点を除去するようにさせて、有色彩の地肌の原
稿でも黒孤立点が散在しない再現品質のよいデジタル画
像処理装置を提供することにある。
に、請求項1記載の発明では、原稿画像からの画像デー
タを文字領域と絵柄領域とに分離する機能を備えたデジ
タル画像処理装置において、画像データから文字候補領
域を検出する文字候補領域検出手段と、検出領域近傍の
地肌領域を検出する地肌領域検出手段と、前記文字候補
領域検出手段と前記地肌領域検出手段との条件を同時に
満たす領域を文字領域と判定し、文字領域以外を絵柄領
域と判定する領域判定手段と、文字領域の画像データを
処理する文字処理手段と、絵柄領域の画像データを処理
する絵柄処理手段と、前記領域判定手段の判定結果に基
づいて前記文字処理手段または前記絵柄処理手段のどち
らか一方の処理手段を選択する領域処理選択手段とを備
えたことを特徴とするものである。また、請求項2記載
の発明では、請求項1記載のデジタル画像処理装置にお
いて、領域処理選択手段で選択された処理手段からの画
像データの中、地肌領域検出手段によって検出された地
肌領域に存在する画像データにのみ黒孤立点を除去する
黒孤立点除去手段を備えたことを特徴とするものであ
る。また、請求項3記載の発明では、請求項2記載のデ
ジタル画像処理装置において、黒孤立点除去手段の除去
する黒孤立点の大きさを切り替える黒孤立点切替手段を
備えたことを特徴とするものである。また、請求項4記
載の発明では、請求項3記載のデジタル画像処理装置に
おいて、前記黒孤立点切替手段は、原稿画像からの画像
データの密度に応じて除去する黒孤立点の大きさを切り
替えることを特徴とするものである。
域判定手段によって、文字候補領域検出手段と地肌領域
検出手段との条件を同時に満たす領域を文字領域と判定
し、文字領域以外を絵柄領域と判定して、前記領域判定
手段の判定結果に基づいて、領域処理選択手段によって
文字処理手段または絵柄処理手段のどちらか一方の処理
手段を選択するようになっているので、地肌濃度を有す
る原稿の像域分離も従来の手法を改善したやり方で高精
度に行なうことができる。また、請求項2の発明は、請
求項1のように構成されたデジタル画像処理装置の発明
に加えて、黒孤立点除去手段によって、地肌領域検出手
段によって検出された地肌領域に存在する画像データに
のみ黒孤立点を除去するようになっているので、地肌領
域において階調性優先な処理が施され発生する粒状の孤
立点を削除し、原稿の再現品質を著しく改善することが
できる。また、請求項3の発明は、請求項2のように構
成されたデジタル画像処理装置の発明に加えて、黒孤立
点切替手段によって、黒孤立点除去手段の除去する黒孤
立点の大きさを切り替えるようになっているので、削除
する黒孤立点の大きさを原稿画像の内容に合せて切り替
えることが可能になって、地肌濃度を有する原稿の黒孤
立点を効率よく除去することができる。また、請求項4
の発明は、請求項3のように構成されたデジタル画像処
理装置の発明に加えて、黒孤立点切替手段は、原稿画像
からの画像データの密度に応じて除去する黒孤立点の大
きさを切り替えるようになっているので、原稿画像に適
した黒孤立点の削除が行われ、原稿の再現品質を請求項
2より一層改善することができる。
図面に基づいて詳細に説明する。図1は、画像読み取り
装置の主要部を示す内部透視側面図である。画像読み取
り装置は、原稿画像を読み取って画像データに変換する
スキャナ装置と、原稿画像からの画像データを処理する
デジタル画像処理装置から構成されている。一般的な画
像読み取り装置の詳細な機能および構成は既に公知であ
るので、ここでは全体の概要を説明する。図1におい
て、原稿トレイ20上に置かれた原稿Pは、ピックアッ
プローラ21とレジストローラ対22によって送りださ
れ、さらに搬送ドラム23と搬送ローラ群24によって
一定の速度で搬送させられる。また、原稿の搬送途中、
静止する照明ランプ25、第一ミラー26、第二ミラー
27、第三ミラー28で構成される光学ユニット29と
によって原稿画像が読み取られる。すなわち、照明ラン
プ25から原稿画像を照射し、反射光を第一ミラー2
6、第二ミラー27、第三ミラー28で集光レンズ30
に導き、CCD等の光電変換素子31に照射し原稿画像
の反射光に応じた光量が光電変換される。光電変換され
た電気信号は図示されていない接続線により各種の画像
処理回路を要するプリント基板40に導かれ画像処理さ
れ、必要に応じて外部装置に外部接続部41により伝達
される。また、読み取られた原稿は排紙ローラ対32に
よりさらに搬送させられ、排紙トレイ33に集められ
る。また、搬送ドラム23、搬送ローラ群24、排紙ロ
ーラ対32等は搬送モータ38により駆動される。一
方、原稿台カバー34を開けて、コンタクトガラス35
上に置かれた原稿は、右方から等速度で移動して来た光
学ユニット29により読み取られる。移動後の光学ユニ
ット29の構成部品は番号を括弧で囲んである。すなわ
ち、図のようにコンタクトガラス35上に置かれた原稿
Pは、照明ランプ25から照射され、反射光を第一ミラ
ー26、第二ミラー27、第三ミラー28で偏光させ、
集光レンズ30に導き、光電変換素子31に照射し光電
変換する。光電変換させた後の信号処理は上記と同じで
ある。また、上記の光学ユニット29は、走行体モータ
36を駆動源として、矢印A方向に移動可能となってい
る。さらに、搬送モータ36からの回転駆動は、図示し
ていないプーリやベルトにより上記の各搬送ローラに伝
えられる。
キや、温度、経時変化による光量のバラツキを補正した
り、照明ランプ25やCCD等の光電変換素子31の主
走査方向(図の手前から奥に向かう垂直方向)の位置の
違いによる光量のバラツキを補正するために基準板37
が設けられている。すなわち、原稿Pを読み取る前に基
準板37上の読み取りを行ない、基準板37の読み取り
データを使って原稿読み取りデータに対してシェーディ
ング補正を施す。また、基準板37としては、一般に基
準白板が設けられているが、グレー(灰色)板でも扱い
は同じである。また、原稿画像に対する主走査方向の読
み取り密度変換は、電気変倍によって行われる。集光レ
ンズ30の絞りおよびCCD31上の画素数は固定であ
るため、主走査方向の読み取り密度は一定値となる。こ
こでは、主走査方向の読み取り密度が400dpiにな
るように構成している。したがって、読み取られた40
0dpiの画像データに対して、図示しないラインメモ
リを用いた電気回路によって補間処理を行ないながら間
引き処理や2度書きを行なうことで、任意のdpiに密
度変換を行なう。たとえば、主走査方向の読み取り密度
400dpiを200dpiに縮小するのは、隣り合う
2画素を補間処理しながら間引き処理した1画素に変換
する。また、主走査方向の読み取り密度400dpiを
800dpiに拡大するには、1画素を補間処理しなが
ら2度書きすることで2画素に変換する。また、原稿画
像に対する副走査方向の読み取り密度変換は、機械変倍
によって行われる。一般に走行体モータ36および搬送
モータ38は、制御を簡単にするためステッピングモー
タを使用している。さらに、これらモータの駆動スピー
ドを変えることによって原稿の副走査方向の読み取り速
度を変化させ、しいては読み取り密度を変えることによ
って密度変換が行われる。たとえば、400dpiでの
走査スピード(λ)に対して200dpiで読み取るに
は、走査スピード(2×λ)で走査するようにモータを
駆動し、800dpiで読み取るには走査スピード(λ
/2)で走査するようにモータを駆動する。
デジタル画像処理装置の主要部を示すブロック図であ
る。図において、スキャナ部18は原稿画像を光学的に
読み取って反射光をCCD等の光電変換素子31に導
き、画像に応じた画像データを、たとえばデジタルの8
ビットの電気信号として得る。スキャナ部18によって
得られた原稿画像からの画像データは、まず、デジタル
画像処理装置19の変倍処理部11に導かれ、変倍処理
部11によって前述した主走査方向の変倍処理が施され
る。変倍処理が施された画像データは文字処理手段であ
る文字処理部4と、絵柄処理手段である絵柄処理部5
と、像域分離処理部10とに入力される。文字処理部4
は、解像度を優先するためにMTF補正回路4aと固定
閾値を持った2値化回路4b等から構成されている。そ
れに反して、絵柄処理部5は、階調性を優先するために
平滑化回路5aとディザ処理回路5b等から構成されて
いる。また、像域分離処理部10は、画像データから文
字候補領域を検出する文字候補領域検出手段である文字
候補領域検出回路1と、検出領域近傍の地肌領域を検出
する地肌領域検出手段である地肌領域検出回路2と、領
域判定手段である領域判定回路3とを備えて構成されて
いる。そして、領域判定回路3は、文字候補領域検出回
路1と地肌領域検出回路2との条件を同時に満たす領域
を文字領域と判定し、文字領域以外を絵柄領域と判定す
る。すなわち、領域判定回路3は、文字候補領域で且つ
近傍に地肌領域が存在すると判定した場合に、その領域
を文字領域として文字領域判定信号を次段の領域処理選
択手段である領域処理選択部6に出力する。したがっ
て、領域処理選択部6は、領域判定回路3の判定結果を
みて、文字処理部4か、または絵柄処理部5かのどちら
か一方の処理回路を選択するようになる。
域検出回路1と地肌領域検出回路2とを説明する。図5
は、図2で示した文字候補領域検出回路1の詳細なブロ
ック図である。黒画素2値化回路1aによって画像信号
を所定の閾値で低レベル/非低レベル、すなわち黒/非
黒に2値化してから、黒画素パターンマッチング回路1
bに入力する。この黒画素パターンマッチング回路1b
は、たとえば注目画素を中心画素とした3×3のマトリ
ックス内の黒/非黒と図6に示すパターンの何れかとが
一致した時に、注目画素を文字黒画素(連結黒画素)と
判定し、信号「1」を出力する。黒画素計数回路1cは
黒画素パターンマッチング回路1bの出力「1」の個
数、すなわち文字黒画素の個数を、注目画素を中心とし
たたとえば3×3のマトリックス内について計数し、計
数値が一定値(たとえば2)以上の時に「1」を出力す
る。また、白画素2値化回路1dによって画像信号を所
定の閾値で高レベル/非高レベル、すなわち白/非白に
2値化してから、白画素パターンマッチング回路1eに
入力する。この白画素パターンマッチング回路1eで
は、たとえば注目画素を中心画素とした3×3のマトリ
ックス内の白/非白と図7に示すパターンの何れかとが
一致した時に、注目画素を文字白画素(連結白画素)と
判定し、信号「1」を出力する。白画素計数回路1fは
白画素パターンマッチング回路1eの出力「1」の個
数、すなわち文字白画素の個数を、たとえば注目画素を
中心とした3×3のマトリックス内について計数し、計
数値が一定値(たとえば2)以上の時に「1」を出力す
る。また、AND回路1hは、黒画素計数回路1cと白
画素計数回路1fの出力値の論理積信号を出力する。す
なわち、注目画素を中心としたたとえば3×3のマトリ
ックス内にたとえば2個以上の文字黒画素および2個以
上の文字白画素が同時に存在すると、AND回路1hは
「1」を出力する。この時、この注目画素を仮文字画素
とする。判定回路1kは、たとえば注目画素を中心とし
た5×5のマトリックス内に前記仮文字画素が一定個数
以上あれば、注目画素または注目画素を含む一定の大き
さのブロック(5×5のマトリックス)を文字候補領域
と判定し、「1」を出力する。すなわち、文字の輪郭部
分には連結白画素および連結黒画素が同時に一定以上の
密度で存在するという性質を利用することによって文字
候補領域を抽出している。
装置19の地肌領域検出回路2の詳細なブロック図であ
る。ここでは、地肌領域とは注目画素の近傍に所定の大
きさ(1×5、または、5×1)の地肌濃度を持った画
素(以下、地肌画素と記す)の塊が存在する領域のこと
をいう。地肌領域の検出は次のようにして行われる。す
なわち、画像データをMTF補正回路2aで鮮鋭化処理
後、2値化回路2bによって画像データを所定の閾値で
区別し、地肌/非地肌に2値化して地肌画素塊パターン
マッチング回路2cに入力する。図9は、1×5または
5×1がすべて地肌画素である地肌画素塊のパターンを
示す。地肌画素塊パターンマッチング回路2cでは、注
目画素の近傍にある地肌画素塊をパターンマッチングで
検出し、図9に示すパターンと一致した時に、注目画素
をアクティブ画素とする。膨張回路2dは、地肌画素塊
パターンマッチング回路2cの出力から、注目画素を中
心とした、たとえば5×5のブロック内についてアクテ
ィブ画素の個数を計数し、ブロック内に1個でもアクテ
ィブ画素があれば、ブロック全体を地肌領域として判定
出力する。また、図10は、本発明のデジタル画像処理
装置19の地肌領域検出回路2の上記図8と異なるブロ
ック図である。この例では、文字検出の精度を向上する
ために、補正回路2eを設けている。その他の回路は、
図8の構成と同様である。この例では、画像データをM
TF補正回路2aで鮮鋭化処理後、2値化回路2bによ
って画像データを所定の閾値で区別し、地肌/非地肌に
2値化して地肌画素塊パターンマッチング回路2cに入
力する。地肌画素塊パターンマッチング回路2cでは、
注目画素の近傍にある地肌画素塊をパターンマッチング
で検出し、図9に示すパターンと一致した時に、注目画
素をアクティブ画素とする。
eにおいて図11で示すように主走査方向に対して、注
目画素からそれぞれ左右にL画素だけ離れた距離に地肌
画素の塊A、Bが存在する場合に、該注目画素を真のア
クティブ画素として出力する。この補正処理は、図12
に示すように、たとえば文字「い」のように、文字の背
景の地肌は必ず注目画素の両方向で検出できるという特
性を利用しているので、写真や網点を非文字として、さ
らに精度よく検出することができる。膨張回路2dは、
注目画素を中心としたたとえば5×5のブロック内につ
いてアクティブ画素の個数を計数し、ブロック内に1個
でもアクティブ画素があれば、ブロック全体を地肌領域
として判定出力する。したがって、上記の文字候補領域
検出回路1と地肌領域検出回路2との動作説明から図2
に戻ってみると、注目画素が文字候補領域検出回路1に
よって文字候補領域と判定され、且つ地肌領域検出回路
2によって近傍に地肌の存在する領域と判定されると、
領域判定回路3は該注目画素あるいは該注目画素を含む
ブロックを文字領域と判定する信号を出力する。この領
域判定回路3からの判定信号によって領域処理選択部6
は文字処理部4か、または絵柄処理部5かのどちらか一
方の処理回路を選択するようになっている。
デジタル画像処理装置の主要部を示すブロック図であ
る。請求項1記載の発明における図2のデジタル画像処
理装置との主な違いは、黒孤立点除去部7、遅延調整部
A12、遅延調整部B13、および画像信号選択部14
が追加されている点にある。黒孤立点除去部7は、領域
処理選択部6で選択された処理部からの画像データの
中、地肌領域検出部2によって検出された地肌領域に存
在する画像データにのみ黒孤立点を除去するように動作
する。図13に示した4×4のマスクサイズにおいて、
黒孤立点除去部7によって黒孤立点を除去する様子を説
明する。図において、○印で示された画素は白画素、×
印で示された画素を注目画素とし、△印で示された画素
は白画素または黒画素のどちらでも構わないとする。領
域処理選択部6からの2値の画像データの中、注目画素
が×印の位置にあるとして、白画素がマスク周辺位置す
べての○印で示す位置にあった場合、黒孤立点除去部7
は×印の注目画素と注目画素の近傍の△印で示す位置に
存在する黒画素を白画素に置き換えて出力させる。この
ような処理を行なうことによって、画像データ中の4×
4のマスクサイズの黒孤立点が除去される。ここで、図
3における遅延調整回路A12は、領域処理選択部6か
らの画像データを、黒孤立点除去部7の処理時間分だ
け、単純に遅延して画像信号選択部14に伝えている。
画像信号選択部14では、地肌領域において黒孤立点除
去された画像データを選択し、非地肌領域においては黒
孤立点除去されない画像データを選択する。また、遅延
調整回路B13は、像域分離処理部10内部の地肌領域
検出回路2からの信号を単純に遅延して画像信号選択部
14に出力している。また、遅延調整回路B13の遅延
時間は、領域判定回路3、領域処理選択部6、および黒
孤立点除去部7で掛かった処理時間分だけ単純に遅延し
て出力する。したがって、画像信号選択部14は、遅延
調整回路B13から出力される信号が地肌領域を現す信
号ならば、黒孤立点除去された画像データを選択し、そ
れ以外の非地肌領域における信号ならば、黒孤立点除去
されない画像データを選択することになる。
の発明に係わるデジタル画像処理装置19の主要部を示
すブロック図である。ここで、請求項2記載の発明にお
ける図3のデジタル画像処理装置19との主な違いは、
黒孤立点切替手段である黒孤立点切替部8が追加されて
いる点にある。その他の各部、各回路は図3と同様であ
るので、追加されている黒孤立点切替部8の動作を中心
に述べる。ここでの原稿画像読み取り装置であるスキャ
ナ部18は、前述したように400dpiを基本密度と
して、主走査、副走査の独立の読み取り密度変換を行な
っている。図3では黒孤立点除去部7は、注目画素の近
傍の4×4のマスクサイズにおいて(図13参照)判定
を行なっていることで説明した。この1画素領域が、原
稿上で占める面積は読み取り密度に関連して変化する。
すたがって、黒孤立点の除去に使用されるマスクサイズ
が固定である場合、読み取り密度が変わるとそれにつれ
て処理結果が変化し、読み取り密度に適したマスクサイ
ズでないと黒孤立点の除去に安定した結果が得られな
い。そのために、黒孤立点切替部8は、図示しない操作
部からの指示信号やスキャナ部18からの読み取り密度
の指示信号を受けて、黒孤立点除去部7で黒孤立点除去
に使用するマスクサイズが最適になるように切り替えて
いる。
替えたマスクサイズは、200dpiの読み取り密度で
は図14に示す3×3のマスクサイズ、600の読み取
り密度では図15に示す5×5のマスクサイズに切り替
えて使用した。図14では注目画素の×印の周辺部8個
所すべてが図のように白画素であった場合、注目画素の
×印を白画素として出力させる。このような処理を行な
うことによって、画像データ中の3×3のマスクサイズ
の黒孤立点が除去される。また、図15では、注目画素
が×印の位置にあるとして、マスクサイズの周辺部16
個所すべてが図のように白画素であった場合、×印の注
目画素と注目画素の近傍の△印で示す位置に存在する黒
画素を白画素に置き換えて出力させる。このような処理
を行なうことによって、画像データ中の5×5のマスク
サイズの黒孤立点が除去される。この切り替えにより不
要な黒孤立点を、読み取り密度にかかわらず良好に除去
することができるようになった。また、図16は、スキ
ャナ部18またはデジタル画像処理装置19に設置され
た図示しない操作表示部の例を示したものである。ここ
では、ユーザもしくはサービスマンが、読み取る原稿上
の画像内容から判断し、黒孤立点除去で考慮するマスク
サイズの大きさを切り替えることを可能にしている。す
なわち、図16の表示から適応したいマスクサイズの大
きさを下部にある操作キーにより選択し、エンター(e
nter)キーを押すことにより設定できる。この設定
によって、図4の黒孤立点切替部8は、設定通りのマス
クサイズの大きさで黒孤立点の除去がされるように黒孤
立点除去部7を動作させる。
ば、地肌領域が白だけでなく、地肌濃度を有する原稿の
像域分離を従来の手法を改善したやり方で高精度に行な
うデジタル画像処理装置を提供できるようになった。請
求項2の発明によれば、請求項1記載の発明に加えて、
地肌領域において階調性優先な処理が施されて発生する
粒状の孤立点を削除し、原稿の再現品質を著しく改善す
ることができるようになったので、電子ファイリング等
の原稿に新聞や雑誌やカタログの記事も使えるデジタル
画像処理装置を提供することができるようになった。請
求項3の発明によれば、請求項2の発明に加えて、黒孤
立点除去手段の除去する黒孤立点の大きさを切り替える
ようになったので、地肌濃度を有する原稿の黒孤立点を
効率よく削除した、原稿の再現品質を著しく改善したデ
ジタル画像処理装置を提供することができるようになっ
た。請求項4の発明によれば、請求項3の発明に加え
て、原稿画像からの画像データの密度に応じて除去する
黒孤立点の大きさを切り替えるようになったので、入力
画像の読み取り密度によらず黒孤立点が散在しない、原
稿の再現品質のよいデジタル画像処理装置を提供するこ
とができるようになった。
る。
装置の主要部を例示したブロック図である。
装置の主要部を例示したブロック図である。
ジタル画像処理装置の主要部を例示したブロック図であ
る。
補領域検出回路の詳細なブロック図である。
検出回路において判定に用いる黒画素パターンのパター
ン図である。
検出回路において判定に用いる白画素パターンのパター
ン図である。
域検出回路の詳細なブロック図である。
ターンマッチング回路において地肌画素塊の判定に用い
るパターン図である。
領域検出回路の図8と異なるブロック図である。
出回路において注目画素の近傍に地肌画素の塊が存在す
る場合の補正処理を説明する説明図である。
出回路において注目画素の近傍に地肌画素の塊が存在す
る場合の別の補正処理を説明する説明図である。
サイズを説明する説明図である。
サイズを説明する説明図である。
サイズを説明する説明図である。
外部から設定する操作部の例を説明する説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 原稿画像からの画像データを文字領域と
絵柄領域とに分離する機能を備えたデジタル画像処理装
置において、画像データから文字候補領域を検出する文
字候補領域検出手段と、検出領域近傍の地肌領域を検出
する地肌領域検出手段と、前記文字候補領域検出手段と
前記地肌領域検出手段との条件を同時に満たす領域を文
字領域と判定し、文字領域以外を絵柄領域と判定する領
域判定手段と、文字領域の画像データを処理する文字処
理手段と、絵柄領域の画像データを処理する絵柄処理手
段と、前記領域判定手段の判定結果に基づいて前記文字
処理手段または前記絵柄処理手段のどちらか一方の処理
手段を選択する領域処理選択手段とを備えたことを特徴
とするデジタル画像処理装置。 - 【請求項2】 前記請求項1記載のデジタル画像処理装
置において、前記領域処理選択手段で選択された処理手
段からの画像データの中、前記地肌領域検出手段によっ
て検出された地肌領域に存在する画像データにのみ黒孤
立点を除去する黒孤立点除去手段を備えたことを特徴と
するデジタル画像処理装置。 - 【請求項3】 前記請求項2記載のデジタル画像処理装
置において、前記黒孤立点除去手段の除去する黒孤立点
の大きさを切り替える黒孤立点切替手段を備えたことを
特徴とするデジタル画像処理装置。 - 【請求項4】 前記請求項3記載のデジタル画像処理装
置において、前記黒孤立点切替手段は、原稿画像からの
画像データの密度に応じて除去する黒孤立点の大きさを
切り替えることを特徴とするデジタル画像処理装置。
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|---|---|---|---|
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| JP11158573A JP2000350021A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | デジタル画像処理装置 |
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