JP2000350246A - 無線通話システム - Google Patents
無線通話システムInfo
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- JP2000350246A JP2000350246A JP11156771A JP15677199A JP2000350246A JP 2000350246 A JP2000350246 A JP 2000350246A JP 11156771 A JP11156771 A JP 11156771A JP 15677199 A JP15677199 A JP 15677199A JP 2000350246 A JP2000350246 A JP 2000350246A
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- signal
- synchronization signal
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の基地局の切替えにより広い通話エリア
が容易に得られるようにした、時分割複信無線装置によ
る無線通話システムを提供すること。 【解決手段】 移動局は、所定の頻度で送信要求同期信
号を送信し、これを受信した基地局は、識別応答同期信
号を送信するように構成する。移動局は、この識別応答
同期信号の受信レベルの高い方の基地局の識別符号を含
む通話切替同期信号を送信し、基地局は、この通話切替
同期信号に含まれている識別符号が自局を表わす符号で
あったときは通話モードになり、そうでないときはモニ
タモードになるようにしたもの。 【効果】 電界強度に応じて、複数の基地局を自動的に
切替えることができる。
が容易に得られるようにした、時分割複信無線装置によ
る無線通話システムを提供すること。 【解決手段】 移動局は、所定の頻度で送信要求同期信
号を送信し、これを受信した基地局は、識別応答同期信
号を送信するように構成する。移動局は、この識別応答
同期信号の受信レベルの高い方の基地局の識別符号を含
む通話切替同期信号を送信し、基地局は、この通話切替
同期信号に含まれている識別符号が自局を表わす符号で
あったときは通話モードになり、そうでないときはモニ
タモードになるようにしたもの。 【効果】 電界強度に応じて、複数の基地局を自動的に
切替えることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声信号を時間軸
圧縮して双方向に時分割伝送することにより、単信方式
の無線機によって擬似的に複信方式の通話を可能にした
時分割複信方式の無線装置に係り、特に複数の基地局を
介して通話を行なうようにした時分割複信方式の無線通
話システムに関する。
圧縮して双方向に時分割伝送することにより、単信方式
の無線機によって擬似的に複信方式の通話を可能にした
時分割複信方式の無線装置に係り、特に複数の基地局を
介して通話を行なうようにした時分割複信方式の無線通
話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、単信方式の無線機により、1
チャネルの無線伝送系を使用するだけで擬似的に複信方
式の通話を可能にした、いわゆる時分割複信無線通話方
式が知られており、その例を特許第2765619号公
報にみることができる。
チャネルの無線伝送系を使用するだけで擬似的に複信方
式の通話を可能にした、いわゆる時分割複信無線通話方
式が知られており、その例を特許第2765619号公
報にみることができる。
【0003】この公報に開示されている方式は、一周波
同時送受信方式とも呼ばれ、この通話方式では、最初に
通話を開始した方の無線機が、まず発呼局となって、時
分割同期信号(以下、この発呼局が送信する時分割同期
信号を同期A信号と呼ぶ)を送信し、それに続いて時間
圧縮した音声信号を送信するようになっている。
同時送受信方式とも呼ばれ、この通話方式では、最初に
通話を開始した方の無線機が、まず発呼局となって、時
分割同期信号(以下、この発呼局が送信する時分割同期
信号を同期A信号と呼ぶ)を送信し、それに続いて時間
圧縮した音声信号を送信するようになっている。
【0004】他方、このとき、待機(単信)中の他の無線
機が、この同期A信号を受信すると、待機状態から複信
通話動作に切換わり、通話が確立されるようになってい
る。ここで、複信通話動作中であって送信してない状態
の無線機をモニタ局と呼び、このモニタ局が発呼局の通
話相手となり、送信を開始した状態になると、着呼局と
呼ぶ。
機が、この同期A信号を受信すると、待機状態から複信
通話動作に切換わり、通話が確立されるようになってい
る。ここで、複信通話動作中であって送信してない状態
の無線機をモニタ局と呼び、このモニタ局が発呼局の通
話相手となり、送信を開始した状態になると、着呼局と
呼ぶ。
【0005】この着呼局は、上記同期A信号を構成する
フレーム同期信号のパターンを変えた別の時分割同期信
号(以下、この着呼局が送信する時分割同期信号を同期
B信号と呼ぶ)を送信し、それに続いて時間圧縮された
音声信号を送信するようになっている。
フレーム同期信号のパターンを変えた別の時分割同期信
号(以下、この着呼局が送信する時分割同期信号を同期
B信号と呼ぶ)を送信し、それに続いて時間圧縮された
音声信号を送信するようになっている。
【0006】この時分割複信無線機による複信通話の原
理を、より具体的に説明すると、図4に示すように、そ
れぞれの無線局A、Bが、時間軸圧縮回路A1、B1
と、送信回路A2、B2、切換スイッチA3、B3、受
信回路A4、B4、それに時間軸伸長回路A5、B5を
備え、図5(a)に示す時間軸の中で、図5(b)に示すよう
に時間的に連続している音声信号などの信号を、時間軸
圧縮回路A1、B1により、順次、期間(時分割周期)t
1毎に区切り、期間t2<t1/2に時間圧縮して、同図
(c)に示すようなバースト信号を作る。
理を、より具体的に説明すると、図4に示すように、そ
れぞれの無線局A、Bが、時間軸圧縮回路A1、B1
と、送信回路A2、B2、切換スイッチA3、B3、受
信回路A4、B4、それに時間軸伸長回路A5、B5を
備え、図5(a)に示す時間軸の中で、図5(b)に示すよう
に時間的に連続している音声信号などの信号を、時間軸
圧縮回路A1、B1により、順次、期間(時分割周期)t
1毎に区切り、期間t2<t1/2に時間圧縮して、同図
(c)に示すようなバースト信号を作る。
【0007】そして、このバースト信号を、送信回路A
2、B2と、切換スイッチA3、B3により期間t1毎
に一方から他方に送信するようにし、これにより期間t
1内に作り出された期間t2<t1/2を相手からの信号
の受信期間とすることにより、単一周波数f1の搬送波
信号のもとで、疑似的な双方向同時送受話、すなわち、
疑似的な複信通話を可能にしているものである。
2、B2と、切換スイッチA3、B3により期間t1毎
に一方から他方に送信するようにし、これにより期間t
1内に作り出された期間t2<t1/2を相手からの信号
の受信期間とすることにより、単一周波数f1の搬送波
信号のもとで、疑似的な双方向同時送受話、すなわち、
疑似的な複信通話を可能にしているものである。
【0008】この方式で、実際に伝送されるバースト信
号は、図6に示すように、MSK方式のモデム等を用
い、期間t2に時間圧縮した音声信号の先頭に、ビット
同期とフレーム同期からなる時分割同期信号(同期A信
号又は同期B信号)を付加してフレームを構成した上で
伝送されるようになっている。
号は、図6に示すように、MSK方式のモデム等を用
い、期間t2に時間圧縮した音声信号の先頭に、ビット
同期とフレーム同期からなる時分割同期信号(同期A信
号又は同期B信号)を付加してフレームを構成した上で
伝送されるようになっている。
【0009】そして、上記したように、同期A信号を構
成するフレーム同期信号のパターンを変えたのが同期B
信号であり、これら同期A信号と同期B信号は、共に、
ビット同期信号とフレーム同期信号でサブキャリアをM
SK(Minimam Shift Keying)変調した信号で構成するの
が通例である。
成するフレーム同期信号のパターンを変えたのが同期B
信号であり、これら同期A信号と同期B信号は、共に、
ビット同期信号とフレーム同期信号でサブキャリアをM
SK(Minimam Shift Keying)変調した信号で構成するの
が通例である。
【0010】ここで、ビット同期信号は、1と0を数回
から数10回繰り返した信号で構成され、MSK復調に
おいてビット同期をとるための信号であり、次に、フレ
ーム同期信号は、10数ビットの特定パターンのランダ
ムな疑似雑音(PN)符号で構成され、時分割のタイミン
グや時間圧縮された音声信号の時間伸長タイミングをと
るための信号である。
から数10回繰り返した信号で構成され、MSK復調に
おいてビット同期をとるための信号であり、次に、フレ
ーム同期信号は、10数ビットの特定パターンのランダ
ムな疑似雑音(PN)符号で構成され、時分割のタイミン
グや時間圧縮された音声信号の時間伸長タイミングをと
るための信号である。
【0011】そして、受信側の無線機では、その受信回
路A4又はB4により受信したバースト信号の中から同
期信号を識別し、同期信号に続く時間圧縮した音声信号
を取り出し、時間軸伸長回路A5又はB5により、図5
(d)に示すように、期間t2に圧縮されていた信号を期間
t1に伸長することにより、時間的に連続した元の音声
信号を再生するようになっている。
路A4又はB4により受信したバースト信号の中から同
期信号を識別し、同期信号に続く時間圧縮した音声信号
を取り出し、時間軸伸長回路A5又はB5により、図5
(d)に示すように、期間t2に圧縮されていた信号を期間
t1に伸長することにより、時間的に連続した元の音声
信号を再生するようになっている。
【0012】ここで、この同期信号の役割りについて説
明すると、それは、大別して以下の通りになる。 時間圧縮した音声信号の先頭位置を識別して、再生
時の音声信号の接ぎ目を滑らかにすること。 対向する無線機間での送信と受信の切換動作に必要
な同期をとること。
明すると、それは、大別して以下の通りになる。 時間圧縮した音声信号の先頭位置を識別して、再生
時の音声信号の接ぎ目を滑らかにすること。 対向する無線機間での送信と受信の切換動作に必要
な同期をとること。
【0013】次に、この時間圧縮伸長の時間配分の実際
について説明すると、或る例では、期間t1 は約375
msで、時間圧縮率である t2/t1 を1/2.2と
し、1/2を超える圧縮率とすることにより生じた隙間
時間に、上記した同期信号と、送信回路の送信立上りに
必要な時間や、切換スイッチによる送信から受信への切
換時間などを埋込み、期間t1 の1/2、つまり18
7.5msが、それぞれ、ほぼ送信期間と受信期間にな
るように配分している。
について説明すると、或る例では、期間t1 は約375
msで、時間圧縮率である t2/t1 を1/2.2と
し、1/2を超える圧縮率とすることにより生じた隙間
時間に、上記した同期信号と、送信回路の送信立上りに
必要な時間や、切換スイッチによる送信から受信への切
換時間などを埋込み、期間t1 の1/2、つまり18
7.5msが、それぞれ、ほぼ送信期間と受信期間にな
るように配分している。
【0014】従って、このような時分割複信無線機を用
いたシステムでは、発呼局と着呼局は、それぞれ時分割
の一周期を半分に分け、時分割同期信号と音声信号とを
送受信するので、図6から明らかなように、時分割同期
信号が長くなると、その分、音声信号に割り当てる時間
が少なくなってしまうので、音声信号の時間圧縮率を高
くする必要があり、この結果、通話品質の低下を招いて
しまうことになる。
いたシステムでは、発呼局と着呼局は、それぞれ時分割
の一周期を半分に分け、時分割同期信号と音声信号とを
送受信するので、図6から明らかなように、時分割同期
信号が長くなると、その分、音声信号に割り当てる時間
が少なくなってしまうので、音声信号の時間圧縮率を高
くする必要があり、この結果、通話品質の低下を招いて
しまうことになる。
【0015】そこで、この音質の低下を防止する為、従
来技術では、雑音による誤動作防止の見地からは通常3
1ビット必要であるとされている時分割同期信号のフレ
ーム同期信号のパターンを、例えば16ビットに短縮し
ている。
来技術では、雑音による誤動作防止の見地からは通常3
1ビット必要であるとされている時分割同期信号のフレ
ーム同期信号のパターンを、例えば16ビットに短縮し
ている。
【0016】なお、実験によると、このフレーム同期信
号が16ビットの場合には、約60秒に1回の割合で雑
音による誤動作が発生し、この結果、発呼局が存在して
いないにもかかわらず、雑音により単信局がモニタ局に
切換わってしまうという事態が発生してしまう。
号が16ビットの場合には、約60秒に1回の割合で雑
音による誤動作が発生し、この結果、発呼局が存在して
いないにもかかわらず、雑音により単信局がモニタ局に
切換わってしまうという事態が発生してしまう。
【0017】そこで、このような事態の発生を防止する
ため、従来技術では、例えば2回連続して時分割同期信
号が受信されたとき、始めてモニタ局に切換わるように
し、時分割同期信号が受信されない状態が、予め定めて
ある所定の複信保持時間を超えたときには単信局に戻っ
てしまうなどの方策を講じ、これにより、誤動作の発生
割合を約45回に1回の割合で抑えることができるよう
にしている。
ため、従来技術では、例えば2回連続して時分割同期信
号が受信されたとき、始めてモニタ局に切換わるように
し、時分割同期信号が受信されない状態が、予め定めて
ある所定の複信保持時間を超えたときには単信局に戻っ
てしまうなどの方策を講じ、これにより、誤動作の発生
割合を約45回に1回の割合で抑えることができるよう
にしている。
【0018】又、一方では、選択呼出機能が必要とな
り、互換性を保持する為、ビット同期の一部を選択符号
に置換した図6(d)のフォーマットも採用されている。
り、互換性を保持する為、ビット同期の一部を選択符号
に置換した図6(d)のフォーマットも採用されている。
【0019】ところで、複数の基地局を有する無線電話
システムの一種にセルラーシステム(自動車電話システ
ム又は携帯電話システム)があり、このシステムにおい
ては、通話中に移動局の位置が変化した場合には、通話
相手の基地局と通話チャネルを切替えることで、通話を
維持するようになっている。
システムの一種にセルラーシステム(自動車電話システ
ム又は携帯電話システム)があり、このシステムにおい
ては、通話中に移動局の位置が変化した場合には、通話
相手の基地局と通話チャネルを切替えることで、通話を
維持するようになっている。
【0020】このとき、アナログ方式のセルラーシステ
ムでは、移動局が送信する通話チャネルの電界強度を周
辺の基地局において監視することにより、基地局と通話
チャネルを切替える方法が採られていたが、セルサイズ
の狭小化に伴い、基地局において監視すべきセル数の増
加とチャネル切替え頻度の増加により、基地局における
制御負担の増加が問題になった。
ムでは、移動局が送信する通話チャネルの電界強度を周
辺の基地局において監視することにより、基地局と通話
チャネルを切替える方法が採られていたが、セルサイズ
の狭小化に伴い、基地局において監視すべきセル数の増
加とチャネル切替え頻度の増加により、基地局における
制御負担の増加が問題になった。
【0021】そこで、時分割マルチアクセス(TDMA)
方式のセルラーシステムでは、送信(移動局送信)スロッ
ト、受信(移動局送信)スロットおよび空きスロットに時
分割されたスロットのうちの空きスロットを用いて周辺
の基地局が順次送信し、これを受信した移動局で電界強
度を測定し、その測定結果を基地局に送信し、基地局と
通話チャネルを切替えるようにした移動局補助形チャネ
ル切替方法(Mobil assisted handoff)が従来から使用さ
れている。
方式のセルラーシステムでは、送信(移動局送信)スロッ
ト、受信(移動局送信)スロットおよび空きスロットに時
分割されたスロットのうちの空きスロットを用いて周辺
の基地局が順次送信し、これを受信した移動局で電界強
度を測定し、その測定結果を基地局に送信し、基地局と
通話チャネルを切替えるようにした移動局補助形チャネ
ル切替方法(Mobil assisted handoff)が従来から使用さ
れている。
【0022】この方法の場合、空きスロットが約20m
s間隔で割り当てられているので、空きスロットが他の
目的に使用されていない限りは、周辺の基地局が送信で
きる間隔は約(20×n)msになる。(但しnは周辺の
基地局数)以上のような背景から、近年、上記した時分
割複信無線方式により移動局と基地局の間での通話を行
なうようにした無線通話システムにおいても、複数の基
地局を設け、広い通話エリアを対象とした通話を可能に
したシステムについての要望が高まっている。
s間隔で割り当てられているので、空きスロットが他の
目的に使用されていない限りは、周辺の基地局が送信で
きる間隔は約(20×n)msになる。(但しnは周辺の
基地局数)以上のような背景から、近年、上記した時分
割複信無線方式により移動局と基地局の間での通話を行
なうようにした無線通話システムにおいても、複数の基
地局を設け、広い通話エリアを対象とした通話を可能に
したシステムについての要望が高まっている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上記時分割複信無線装
置を用いた従来技術は、複数の基地局を備えた無線通話
システムへの適用について特に配慮がされておらず、複
数の基地局の切替えに問題があった。
置を用いた従来技術は、複数の基地局を備えた無線通話
システムへの適用について特に配慮がされておらず、複
数の基地局の切替えに問題があった。
【0024】すなわち、近年、上記したように、時分割
複信無線装置を用いた場合でも、複数の基地局を備える
ことにより、比較的広い通話エリアがカバーできるよう
にした通話システムへの適用が望まれるようになってい
るが、従来技術では、基地局の切り換え、或いは基地局
とのチャネルの切り換えについては何も示されていない
ので、適用に問題が生じてしまうのである。
複信無線装置を用いた場合でも、複数の基地局を備える
ことにより、比較的広い通話エリアがカバーできるよう
にした通話システムへの適用が望まれるようになってい
るが、従来技術では、基地局の切り換え、或いは基地局
とのチャネルの切り換えについては何も示されていない
ので、適用に問題が生じてしまうのである。
【0025】本発明の目的は、複数の基地局の切替えに
より広い通話エリアが容易に得られるようにした、時分
割複信無線装置による無線通話システムを提供すること
にある。
より広い通話エリアが容易に得られるようにした、時分
割複信無線装置による無線通話システムを提供すること
にある。
【0026】
【課題の解決するための手段】上記目的は、連続して入
力される音声信号を所定の一定時間毎に順次区画し、こ
の区画した期間毎に時間圧縮した上で時分割同期信号を
付加し、上記一定期間毎に、その期間内の前後で交互に
送信と受信を行い、上記時分割同期信号に基づいて上記
時間圧縮した音声信号を時間伸長することにより、同一
周波数の搬送波による擬似的な同時送受話を可能にした
時分割複信無線装置を用い、複数の基地局を切替えて固
定局と移動局の間の通話を行なう方式の無線通話システ
ムにおいて、移動局の時分割複信無線装置に、前記時分
割同期信号を所定の頻度で送信要求同期信号に置換して
送信する手段と、所定の識別応答同期信号が受信された
とき、この受信された識別応答同期信号から当該信号を
送信した基地局を識別し、該基地局を表わす識別符号が
含まれた前記時分割同期信号を送信する手段とを設ける
と共に、基地局の時分割複信無線装置に、前記送信要求
同期信号の受信に応じて、自局の識別データが含まれた
識別応答同期信号を送信する手段と、自局の識別データ
が含まれた通話切替同期信号が受信されたとき、モニタ
モードから通話モードに切替える手段とを設け、前記複
数の基地局の切替えが、各基地局の自動応答により行な
われるようにして達成される。
力される音声信号を所定の一定時間毎に順次区画し、こ
の区画した期間毎に時間圧縮した上で時分割同期信号を
付加し、上記一定期間毎に、その期間内の前後で交互に
送信と受信を行い、上記時分割同期信号に基づいて上記
時間圧縮した音声信号を時間伸長することにより、同一
周波数の搬送波による擬似的な同時送受話を可能にした
時分割複信無線装置を用い、複数の基地局を切替えて固
定局と移動局の間の通話を行なう方式の無線通話システ
ムにおいて、移動局の時分割複信無線装置に、前記時分
割同期信号を所定の頻度で送信要求同期信号に置換して
送信する手段と、所定の識別応答同期信号が受信された
とき、この受信された識別応答同期信号から当該信号を
送信した基地局を識別し、該基地局を表わす識別符号が
含まれた前記時分割同期信号を送信する手段とを設ける
と共に、基地局の時分割複信無線装置に、前記送信要求
同期信号の受信に応じて、自局の識別データが含まれた
識別応答同期信号を送信する手段と、自局の識別データ
が含まれた通話切替同期信号が受信されたとき、モニタ
モードから通話モードに切替える手段とを設け、前記複
数の基地局の切替えが、各基地局の自動応答により行な
われるようにして達成される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明による無線通話シス
テムについて、図示の実施の形態により詳細に説明す
る。まず、本発明が適用対象としている無線通話システ
ムの一例について、図2により説明すると、このシステ
ムでは、固定設備として時分割複信方式の無線装置から
なる複数の基地局A、Xを設け、これにより、複数の通
話エリアZA、ZXからなる通話サービス区域が設定さ
れるようにし、この通話サービス区域内で、時分割複信
無線装置からなる移動局Mが使用されるようにする。
テムについて、図示の実施の形態により詳細に説明す
る。まず、本発明が適用対象としている無線通話システ
ムの一例について、図2により説明すると、このシステ
ムでは、固定設備として時分割複信方式の無線装置から
なる複数の基地局A、Xを設け、これにより、複数の通
話エリアZA、ZXからなる通話サービス区域が設定さ
れるようにし、この通話サービス区域内で、時分割複信
無線装置からなる移動局Mが使用されるようにする。
【0028】各基地局A、Xは、制御装置Cを介して電
話端末Tに共通に接続され、これにより、移動局Mは、
この通話サービス区域内の任意の位置で、電話端末T
と、通常の電話と同様な複信による通話が行なえるよう
になっている。
話端末Tに共通に接続され、これにより、移動局Mは、
この通話サービス区域内の任意の位置で、電話端末T
と、通常の電話と同様な複信による通話が行なえるよう
になっている。
【0029】このとき、各基地局A、Xと、移動局Mは
全て同一周波数fの電波による時分割複信方式の無線装
置で構成され、これにより、このシステムでは、1チャ
ネル分の搬送周波数により複信方式の無線通話が行なえ
るようになっている。
全て同一周波数fの電波による時分割複信方式の無線装
置で構成され、これにより、このシステムでは、1チャ
ネル分の搬送周波数により複信方式の無線通話が行なえ
るようになっている。
【0030】そして、移動局Mが通話エリアZAと通話
エリアZXの間で位置が移ったときには、夫々のエリア
での電界強度に応じて、一方の基地局から他方の基地局
に自動的に通話が切替えられ、これにより移動局Mが複
数の通話エリアZA、ZX間で移動したときでも、通話
が途切れることなく、連続的に通話を行なうことができ
るようになっている。
エリアZXの間で位置が移ったときには、夫々のエリア
での電界強度に応じて、一方の基地局から他方の基地局
に自動的に通話が切替えられ、これにより移動局Mが複
数の通話エリアZA、ZX間で移動したときでも、通話
が途切れることなく、連続的に通話を行なうことができ
るようになっている。
【0031】次に、図3は、本発明の一実施形態におい
て、各局で使用される時分割複信無線装置の一例につい
て、移動局Mに使用される装置を代表して示したもの
で、この図において、まず1はマイクで、その出力はマ
イク増幅部2に接続され、マイク増幅器2の出力はスク
ランブラ3とアナログスイッチ4に接続されている。
て、各局で使用される時分割複信無線装置の一例につい
て、移動局Mに使用される装置を代表して示したもの
で、この図において、まず1はマイクで、その出力はマ
イク増幅部2に接続され、マイク増幅器2の出力はスク
ランブラ3とアナログスイッチ4に接続されている。
【0032】そして、まずスクランブラ3の出力は時間
圧伸部7に入力され、この時間圧伸部7の圧縮信号出力
端子CAはBPF(バンドパスフィルタ)8と微分回路9
を介してIDC(Instantaneous Deviation Control)回
路6に接続されるが、他方、アナログスイッチ4の出力
は微分回路5を介して、そのままIDC回路6に接続さ
れている。
圧伸部7に入力され、この時間圧伸部7の圧縮信号出力
端子CAはBPF(バンドパスフィルタ)8と微分回路9
を介してIDC(Instantaneous Deviation Control)回
路6に接続されるが、他方、アナログスイッチ4の出力
は微分回路5を介して、そのままIDC回路6に接続さ
れている。
【0033】時間圧伸部7のデータ出力端子DAは同期
信号発生部10のパラレル入力に接続され、同期送信起
動信号出力端子STはMSK変調部11の同期送信起動
信号入力に接続されている。同期信号発生部10のシリ
アル出力はMSK変調部11の入力に接続され、その出
力はIDC回路6に接続され、このIDC回路6の出力
は高周波送信部12のFM変調入力に接続されている。
信号発生部10のパラレル入力に接続され、同期送信起
動信号出力端子STはMSK変調部11の同期送信起動
信号入力に接続されている。同期信号発生部10のシリ
アル出力はMSK変調部11の入力に接続され、その出
力はIDC回路6に接続され、このIDC回路6の出力
は高周波送信部12のFM変調入力に接続されている。
【0034】高周波送信部12の高周波出力はアンテナ
13に接続されているが、このアンテナ13は高周波受
信部14にも接続されている。高周波受信部14のFM
復調出力は、BPF15とMSK復調部16及びHPF
(ハイパスフィルタ)17に接続されている。一方、高周
波受信部14のスケルチ信号出力は、時間圧伸部7の圧
縮スケルチ信号入力と制御部18のスケルチ信号入力に
接続されている。
13に接続されているが、このアンテナ13は高周波受
信部14にも接続されている。高周波受信部14のFM
復調出力は、BPF15とMSK復調部16及びHPF
(ハイパスフィルタ)17に接続されている。一方、高周
波受信部14のスケルチ信号出力は、時間圧伸部7の圧
縮スケルチ信号入力と制御部18のスケルチ信号入力に
接続されている。
【0035】そして、まずBPF15の出力は積分回路
19を介して時間圧伸部7の圧縮信号入力端子COに入
力され、これにより時間圧伸部7で伸長された信号出力
は、デスクランブラ20とアナログスイッチ21を介し
て低周波増幅部22の入力に接続されている。
19を介して時間圧伸部7の圧縮信号入力端子COに入
力され、これにより時間圧伸部7で伸長された信号出力
は、デスクランブラ20とアナログスイッチ21を介し
て低周波増幅部22の入力に接続されている。
【0036】MSK復調部16の出力は、縦列接続され
た2個のシフトレジスタ23、24の中の入力側にある
シフトレジスタ23の入力に接続されている。そして、
まずシフトレジスタ23の並列出力は、4個のPN(擬
似雑音)符号検出部25〜28に共通に接続される。
た2個のシフトレジスタ23、24の中の入力側にある
シフトレジスタ23の入力に接続されている。そして、
まずシフトレジスタ23の並列出力は、4個のPN(擬
似雑音)符号検出部25〜28に共通に接続される。
【0037】そして、PN符号検出部25ではTDD
(時分割複信)同期A信号が検出され、PN符号検出部2
6ではTDD同期B信号が、PN符号検出部27では送
信要求同期信号が、そしてPN符号検出部28では識別
応答同期信号が夫々検出され、各PN符号検出部25〜
28の出力は、各々時間圧伸部7の同期入力端子TA、
TB、TC、TDに接続される。
(時分割複信)同期A信号が検出され、PN符号検出部2
6ではTDD同期B信号が、PN符号検出部27では送
信要求同期信号が、そしてPN符号検出部28では識別
応答同期信号が夫々検出され、各PN符号検出部25〜
28の出力は、各々時間圧伸部7の同期入力端子TA、
TB、TC、TDに接続される。
【0038】各PN符号検出部25〜28は、シフトレ
ジスタ23の並列出力パターンがPN符号のバターンと
一致したとき、一致信号を出力するANDゲートであ
り、従って各PN符号検出部25〜28は、PN符号パ
ターンが異なるだけである。一方、シフトレジスタ24
の並列出力は、時間圧伸部7の識別データ入力端子DI
に接続されている。
ジスタ23の並列出力パターンがPN符号のバターンと
一致したとき、一致信号を出力するANDゲートであ
り、従って各PN符号検出部25〜28は、PN符号パ
ターンが異なるだけである。一方、シフトレジスタ24
の並列出力は、時間圧伸部7の識別データ入力端子DI
に接続されている。
【0039】次にHPF17の出力は、積分回路29と
アナログスイッチ30を介して低周波増幅部22の入力
に接続されており、この低周波増幅部22の出力は電子
ボリウム31と受話増幅器32を介して受話器33に出
力され、これと並行して、電子ボリウム34、スピーカ
増幅部35を介してスピーカ36にも出力される。
アナログスイッチ30を介して低周波増幅部22の入力
に接続されており、この低周波増幅部22の出力は電子
ボリウム31と受話増幅器32を介して受話器33に出
力され、これと並行して、電子ボリウム34、スピーカ
増幅部35を介してスピーカ36にも出力される。
【0040】高周波送信部12と高周波受信部14の送
受切替入力には、時間圧伸部7の送受切替出力端子SW
が接続されている。上記したように、制御部18は時間
圧伸部7と接続されており、この制御部18からは送受
切替信号、発呼/着呼/単信モード切替信号など各種制
御信号が出力され、時間圧伸部7からは、同期検出信
号、伸長スケルチ信号、各種制御信号に対する応答信号
が出力される。
受切替入力には、時間圧伸部7の送受切替出力端子SW
が接続されている。上記したように、制御部18は時間
圧伸部7と接続されており、この制御部18からは送受
切替信号、発呼/着呼/単信モード切替信号など各種制
御信号が出力され、時間圧伸部7からは、同期検出信
号、伸長スケルチ信号、各種制御信号に対する応答信号
が出力される。
【0041】また、制御部18には、複信スイッチ3
7、PTT(プレス・ツゥ・トーク:PRESS TO TALK)ス
イッチ38が接続されており、制御部18の報知音出力
端子は低周波増幅部22の入力に接続されている。
7、PTT(プレス・ツゥ・トーク:PRESS TO TALK)ス
イッチ38が接続されており、制御部18の報知音出力
端子は低周波増幅部22の入力に接続されている。
【0042】なお、この図3の装置は、シフトレジスタ
24の並列出力が時間圧伸部7の選択識別信号入力端子
DIに接続されている点と、制御部18と時間圧伸部7
の制御内容が異なる点を除き、その他のハード的な構成
は、上記した特許第2765619号公報による従来技
術の時分割複信無線機とほぼ同じなので、各構成要素に
ついての詳細な説明は割愛する。
24の並列出力が時間圧伸部7の選択識別信号入力端子
DIに接続されている点と、制御部18と時間圧伸部7
の制御内容が異なる点を除き、その他のハード的な構成
は、上記した特許第2765619号公報による従来技
術の時分割複信無線機とほぼ同じなので、各構成要素に
ついての詳細な説明は割愛する。
【0043】ところで、以上は移動局用の場合である
が、基地局用としては、マイク1が電話端末Tのハンド
セットの送話器になり、受話器33は、同じくハンドセ
ットの受話器になるだけであり、その他の構成は同じで
ある。なお、電話回線は2線方式なので、実際には、各
基地局の無線装置は、4線方式の信号回線と2線方式の
信号回線を相互に接続する、いわゆるハイブリッド回路
を介して電話端末Tに接続されることになる。
が、基地局用としては、マイク1が電話端末Tのハンド
セットの送話器になり、受話器33は、同じくハンドセ
ットの受話器になるだけであり、その他の構成は同じで
ある。なお、電話回線は2線方式なので、実際には、各
基地局の無線装置は、4線方式の信号回線と2線方式の
信号回線を相互に接続する、いわゆるハイブリッド回路
を介して電話端末Tに接続されることになる。
【0044】次に、この時分割複信無線装置を用いた本
発明の一実施形態の動作について説明する。なお、上記
したように、この実施形態ではPTTスイッチ38が設
けてあり、これにより、プレス・ツゥ・トーク操作によ
り、一般的なトランシーバと同様、単信方式としても動
作するように構成してあり、従って、まず、単信局とし
ての動作について説明すると、これは次の通りで、これ
も従来技術と同様である。
発明の一実施形態の動作について説明する。なお、上記
したように、この実施形態ではPTTスイッチ38が設
けてあり、これにより、プレス・ツゥ・トーク操作によ
り、一般的なトランシーバと同様、単信方式としても動
作するように構成してあり、従って、まず、単信局とし
ての動作について説明すると、これは次の通りで、これ
も従来技術と同様である。
【0045】高周波受信部14のFM復調出力は、トー
ンスケルチのトーンを除去するHPF17、積分回路2
9、アナログスイッチ30を介して低周波増幅部22に
出力されている。低周波増幅部22の出力は電子ボリウ
ム31と受話増幅器32を介して受話器33に出力さ
れ、同じく電子ボリウム34、スピーカ増幅部36を介
してスピーカ38に出力される。
ンスケルチのトーンを除去するHPF17、積分回路2
9、アナログスイッチ30を介して低周波増幅部22に
出力されている。低周波増幅部22の出力は電子ボリウ
ム31と受話増幅器32を介して受話器33に出力さ
れ、同じく電子ボリウム34、スピーカ増幅部36を介
してスピーカ38に出力される。
【0046】高周波受信部14から出力されるスケルチ
信号は、制御部18により遅延されるなどして、アナロ
グスイッチ30を制御する。PTTスイッチ38が押さ
れると、制御部18は、それが離されるまで時間圧伸部
7を単信送信モードにし、送受切替出力端子SWを送信
に切替え、高周波送信部12を立ち上げる。
信号は、制御部18により遅延されるなどして、アナロ
グスイッチ30を制御する。PTTスイッチ38が押さ
れると、制御部18は、それが離されるまで時間圧伸部
7を単信送信モードにし、送受切替出力端子SWを送信
に切替え、高周波送信部12を立ち上げる。
【0047】また、このとき、時間圧伸部7は時間圧縮
した音声信号出力CAを停止させ、制御器18はアナロ
グスイッチ4を通過状態にし、これにより、IDC回路
6にマイク増幅器2の出力が直接入力され、高周波送信
部12から送信される。従って、以上により単信局とし
て動作させることができることになる。
した音声信号出力CAを停止させ、制御器18はアナロ
グスイッチ4を通過状態にし、これにより、IDC回路
6にマイク増幅器2の出力が直接入力され、高周波送信
部12から送信される。従って、以上により単信局とし
て動作させることができることになる。
【0048】次に、この実施形態の複信方式による動作
について説明する。この実施形態では、複信方式の場
合、通話モードとモニタモードの2種の動作モードがあ
る。そして、通話モードは、一方の局による発呼動作
と、この発呼動作に応答する形で行なわれる着呼動作に
より確立され、単信モードにおいてTDD同期信号を受
信して複信通信動作になったときと、通話モードから復
帰したときモニタモードになる。
について説明する。この実施形態では、複信方式の場
合、通話モードとモニタモードの2種の動作モードがあ
る。そして、通話モードは、一方の局による発呼動作
と、この発呼動作に応答する形で行なわれる着呼動作に
より確立され、単信モードにおいてTDD同期信号を受
信して複信通信動作になったときと、通話モードから復
帰したときモニタモードになる。
【0049】従って、これらのモードは、上記した従来
技術と基本的には同じであるが、この実施形態では、通
話モードでの移動局と基地局の動作内容の一部と、移動
局と或る1局の基地局の間で通話が確立されていて、他
の基地局がモニタモードにあるときの動作内容の一部が
従来技術と異なっている。
技術と基本的には同じであるが、この実施形態では、通
話モードでの移動局と基地局の動作内容の一部と、移動
局と或る1局の基地局の間で通話が確立されていて、他
の基地局がモニタモードにあるときの動作内容の一部が
従来技術と異なっている。
【0050】まず、一般的なモニタモードについて説明
する。システム内で通話が行なわれていないときは、移
動局Mも含めて全ての局が単信モードになり、移動局M
と基地局A、Xの一方が通話中のときは、残りの基地局
がモニタモードになる。
する。システム内で通話が行なわれていないときは、移
動局Mも含めて全ての局が単信モードになり、移動局M
と基地局A、Xの一方が通話中のときは、残りの基地局
がモニタモードになる。
【0051】このとき、通話モードからモニタモードに
戻る場合は、雑音による誤動作を防止するため、自局の
選択符号(後述)が含まれていない同期信号を1回受信し
ただけではモニタモードに戻らないように構成してあ
る。
戻る場合は、雑音による誤動作を防止するため、自局の
選択符号(後述)が含まれていない同期信号を1回受信し
ただけではモニタモードに戻らないように構成してあ
る。
【0052】時間圧伸部7は、同期入力端子TA、又は
同期入力端子TBからTDD同期信号が入力されると、
選択識別信号入力端子DIから選択符号を読み込み、自
局の選択符号が含まれていない場合には、そのTDD同
期信号を、タイミング窓を開けるためのタイミング信号
として受信する。
同期入力端子TBからTDD同期信号が入力されると、
選択識別信号入力端子DIから選択符号を読み込み、自
局の選択符号が含まれていない場合には、そのTDD同
期信号を、タイミング窓を開けるためのタイミング信号
として受信する。
【0053】そして、再度、TDD同期信号を前記と同
様に受信することで、時間圧伸部7は、他に通話中の局
が存在することを制御部18に伝達し、制御部18は時
間圧伸部7をモニタモードにする。
様に受信することで、時間圧伸部7は、他に通話中の局
が存在することを制御部18に伝達し、制御部18は時
間圧伸部7をモニタモードにする。
【0054】こうして、一旦モニタモードになったら、
何れの時間分割同期信号も受信されない状態が所定の複
信保持時間以上継続したとき、時間圧伸部7を単信モー
ドに戻す。そして、モニタモード中も、圧縮された音声
信号と圧縮スケルチ信号のサンプリングと伸長動作につ
いて、以下に説明する発呼動作と、着呼動作の両方を行
なうことにより、通話モードにある局の両方の信号を受
信することができる。
何れの時間分割同期信号も受信されない状態が所定の複
信保持時間以上継続したとき、時間圧伸部7を単信モー
ドに戻す。そして、モニタモード中も、圧縮された音声
信号と圧縮スケルチ信号のサンプリングと伸長動作につ
いて、以下に説明する発呼動作と、着呼動作の両方を行
なうことにより、通話モードにある局の両方の信号を受
信することができる。
【0055】次に、発呼動作について説明する。発呼局
となるには、他に通話中の局が存在しない場合か、ある
いは既に発呼している基地局に代って基地局が場合であ
ることが必要であり、従って、図1に示されている各種
のTDD同期信号が受信されていないことが条件になる
が、これらの同期信号については、後で詳しく説明する
が、時間圧伸部7で検出し、制御部18で監視するよう
になっている。
となるには、他に通話中の局が存在しない場合か、ある
いは既に発呼している基地局に代って基地局が場合であ
ることが必要であり、従って、図1に示されている各種
のTDD同期信号が受信されていないことが条件になる
が、これらの同期信号については、後で詳しく説明する
が、時間圧伸部7で検出し、制御部18で監視するよう
になっている。
【0056】そして複信スイッチ35が押されたとき、
TDD同期信号の入感がないことを前提として、制御部
18が時間圧伸部7を発呼モードとし、送信に切替える
ようになっており、これにより、時間圧伸部7が送受切
替出力端子SWを送信に切り替え、高周波送信部12を
立ち上げ、以下の一連の送信動作に入る。
TDD同期信号の入感がないことを前提として、制御部
18が時間圧伸部7を発呼モードとし、送信に切替える
ようになっており、これにより、時間圧伸部7が送受切
替出力端子SWを送信に切り替え、高周波送信部12を
立ち上げ、以下の一連の送信動作に入る。
【0057】この一連の送信動作は、時間圧伸部7が、
ビット同期信号(1と0を繰り返した符号)と選択符号及
びTDD同期A信号用のPN符号を、データ出力端子D
Aに出力することにより始まり、これらの符号が同期信
号発生部10内のシフトレジスタに格納させ、MSK変
調部11に同期送信起動信号が出力され、これにより同
期信号発生部10から、MSK変調された同期信号が、
IDC回路6を介して高周波送信部12に出力され、ア
ンテナ13から送信される動作となる。
ビット同期信号(1と0を繰り返した符号)と選択符号及
びTDD同期A信号用のPN符号を、データ出力端子D
Aに出力することにより始まり、これらの符号が同期信
号発生部10内のシフトレジスタに格納させ、MSK変
調部11に同期送信起動信号が出力され、これにより同
期信号発生部10から、MSK変調された同期信号が、
IDC回路6を介して高周波送信部12に出力され、ア
ンテナ13から送信される動作となる。
【0058】そして、TDD同期A信号の送信が終了す
ると、次いで時間圧伸部7は圧縮信号出力端子CAから
時間圧縮した音声信号を出力させ、BPF8、微分回路
9、IDC回路6を介して高周波送信部12に供給し、
送信させる。
ると、次いで時間圧伸部7は圧縮信号出力端子CAから
時間圧縮した音声信号を出力させ、BPF8、微分回路
9、IDC回路6を介して高周波送信部12に供給し、
送信させる。
【0059】時間圧縮した音声信号の送信が終了する
と、時間圧伸部7は送受切替出力端子SWを受信に切替
え、高周波送信部12を停止させ、予め決められている
受信時間が経過した後、制御部18が送信から受信に切
替えない限り、再び、送受切替出力端子SWを送信に切
替え、高周波送信部12を立ち上げ、ビット同期信号、
選択符号及び同期A信号用のPN符号をデータ出力端子
に出力する動作に戻る。
と、時間圧伸部7は送受切替出力端子SWを受信に切替
え、高周波送信部12を停止させ、予め決められている
受信時間が経過した後、制御部18が送信から受信に切
替えない限り、再び、送受切替出力端子SWを送信に切
替え、高周波送信部12を立ち上げ、ビット同期信号、
選択符号及び同期A信号用のPN符号をデータ出力端子
に出力する動作に戻る。
【0060】時間圧伸部7は、前記の受信時間におい
て、同期入力端子SBに入力される時分割複信同期B信
号の受信タイミングにおいて、選択識別信号入力端子D
Iから選択符号を読み込み、自局の選択符号と一致し、
かつ所定の範囲タイミング(以下、タイミング窓とい
う。)内の場合に限り、TDD同期B信号として受信す
ることで、選択通話を実現し、かつ雑音による誤動作を
低減している。ここで、TDD同期信号が受信された
ら、通話モードに切替わるのである。
て、同期入力端子SBに入力される時分割複信同期B信
号の受信タイミングにおいて、選択識別信号入力端子D
Iから選択符号を読み込み、自局の選択符号と一致し、
かつ所定の範囲タイミング(以下、タイミング窓とい
う。)内の場合に限り、TDD同期B信号として受信す
ることで、選択通話を実現し、かつ雑音による誤動作を
低減している。ここで、TDD同期信号が受信された
ら、通話モードに切替わるのである。
【0061】時間圧伸部7は、TDD同期B信号に同期
して、積分回路19から出力される時間圧縮された音声
信号のサンプリングを開始するが、もし、TDD同期B
信号が受信できないことがあっても、タイミング窓の中
心で、この時間圧縮された音声信号のサンプリングを開
始する。
して、積分回路19から出力される時間圧縮された音声
信号のサンプリングを開始するが、もし、TDD同期B
信号が受信できないことがあっても、タイミング窓の中
心で、この時間圧縮された音声信号のサンプリングを開
始する。
【0062】また、時間圧伸部7は、時間圧縮した音声
信号を受信するとき、高周波受信部14から出力される
圧縮スケルチ信号についてもサンプリングを行ない、音
声信号とスケルチ信号の両方を時間伸長し、伸長された
音声信号は伸長信号出力端子からデスクランブラ20に
供給され、これからアナログスイッチ21に入力され
る。
信号を受信するとき、高周波受信部14から出力される
圧縮スケルチ信号についてもサンプリングを行ない、音
声信号とスケルチ信号の両方を時間伸長し、伸長された
音声信号は伸長信号出力端子からデスクランブラ20に
供給され、これからアナログスイッチ21に入力され
る。
【0063】このとき、キャリアの立上りに対してスケ
ルチ信号の立上りが遅れるので、時間圧伸部7は、時間
軸の伸長と共に、この遅れ時間中、スケルチ信号を保持
することにより立上り遅延の補償を行ない、制御部18
に出力し、これにより、制御部18は、時間圧伸部7か
ら伸長スケルチ信号を受け、アナログスイッチ21によ
り、伸長された音声信号を遮断する。
ルチ信号の立上りが遅れるので、時間圧伸部7は、時間
軸の伸長と共に、この遅れ時間中、スケルチ信号を保持
することにより立上り遅延の補償を行ない、制御部18
に出力し、これにより、制御部18は、時間圧伸部7か
ら伸長スケルチ信号を受け、アナログスイッチ21によ
り、伸長された音声信号を遮断する。
【0064】アナログスイッチ21を通過した音声信号
は受話器33に出力され、一方、スピーカ36について
は、ハウリング防止のため、制御部18が電子ボリウム
32により音量を調整する。
は受話器33に出力され、一方、スピーカ36について
は、ハウリング防止のため、制御部18が電子ボリウム
32により音量を調整する。
【0065】次に、着呼動作について説明する。モニタ
モードのとき、複信スイッチ37、又はPTTスイッチ
38が押されると、制御部18は時間圧伸部7を着呼動
作に切替え、これにより、時間圧伸部7は発呼動作と逆
のタイミングで送受切替出力端子SWを送信に切替え、
高周波送信部12を立ち上げる。
モードのとき、複信スイッチ37、又はPTTスイッチ
38が押されると、制御部18は時間圧伸部7を着呼動
作に切替え、これにより、時間圧伸部7は発呼動作と逆
のタイミングで送受切替出力端子SWを送信に切替え、
高周波送信部12を立ち上げる。
【0066】そして、時間圧伸部7からビット同期信
号、選択符号及びTDD同期信号用のPN符号をデータ
出力端子DAに出力し、同期信号発生部10内のシフト
レジスタに格納し、これをMSK変調部11に供給し、
同期送信起動信号を出力させ、同期信号発生部10から
MSK変調された同期信号がIDC回路を介して高周波
送信部12に出力され、アンテナ13から送信させる。
号、選択符号及びTDD同期信号用のPN符号をデータ
出力端子DAに出力し、同期信号発生部10内のシフト
レジスタに格納し、これをMSK変調部11に供給し、
同期送信起動信号を出力させ、同期信号発生部10から
MSK変調された同期信号がIDC回路を介して高周波
送信部12に出力され、アンテナ13から送信させる。
【0067】時間圧伸部7は、TDD同期信号の送信が
終了した後、代わりに時間圧縮した音声信号を圧縮信号
出力端子CAから出力させ、BPF8、微分回路9、I
DC回路6を介して高周波送信部12に供給し、アンテ
ナ13から送信させる。
終了した後、代わりに時間圧縮した音声信号を圧縮信号
出力端子CAから出力させ、BPF8、微分回路9、I
DC回路6を介して高周波送信部12に供給し、アンテ
ナ13から送信させる。
【0068】時間圧縮した音声信号の送信が終了した
ら、時間圧伸部7は送受切替出力端子SWを受信に切替
え、高周波送信部12を停止させ、予め決められた受信
時間が経過した後、制御部18が送信から受信に切り替
えない限り、再び送受切替出力端子SWを送信に切替
え、高周波送信部12を立ち上げ、ビット同期信号、選
択符号及び同期B信号用のPN符号をデータ出力端子D
Aに出力する動作に戻ってこれを繰り返す。
ら、時間圧伸部7は送受切替出力端子SWを受信に切替
え、高周波送信部12を停止させ、予め決められた受信
時間が経過した後、制御部18が送信から受信に切り替
えない限り、再び送受切替出力端子SWを送信に切替
え、高周波送信部12を立ち上げ、ビット同期信号、選
択符号及び同期B信号用のPN符号をデータ出力端子D
Aに出力する動作に戻ってこれを繰り返す。
【0069】こうして、発呼局からTDD同期信号が受
信されたら通話モードに移行するのである。このとき、
時間圧伸部7は、前記の受信時間において、同期A信号
の受信タイミングをタイミング窓に限定し、これにより
雑音による誤動作の低減を図っている。
信されたら通話モードに移行するのである。このとき、
時間圧伸部7は、前記の受信時間において、同期A信号
の受信タイミングをタイミング窓に限定し、これにより
雑音による誤動作の低減を図っている。
【0070】時間圧伸部7は時分割複信同期A信号に同
期して発呼局の送信する時間圧縮された音声信号のサン
プリングを開始するが、もし、同期A信号が受信できな
いことがあっても、タイミング窓の中心で、発呼局の送
信する時間圧縮された音声信号のサンプリングを開始す
る。
期して発呼局の送信する時間圧縮された音声信号のサン
プリングを開始するが、もし、同期A信号が受信できな
いことがあっても、タイミング窓の中心で、発呼局の送
信する時間圧縮された音声信号のサンプリングを開始す
る。
【0071】時間圧伸部7は、時間圧縮した音声信号を
受信するとき、圧縮スケルチ信号についてもサンプリン
グを行ない、音声信号とスケルチ信号の両方の時間を伸
長する。そして、伸長された音声信号は伸長信号出力端
子に出力され、デスクランブラ20を介し、アナログス
イッチ21に入力される。
受信するとき、圧縮スケルチ信号についてもサンプリン
グを行ない、音声信号とスケルチ信号の両方の時間を伸
長する。そして、伸長された音声信号は伸長信号出力端
子に出力され、デスクランブラ20を介し、アナログス
イッチ21に入力される。
【0072】ここで、キャリアの立上りに対してスケル
チ信号の立上りが遅れる。そこで、時間圧伸部7は、時
間軸の伸長と共に、この遅延れの間、スケルチ信号を保
持することで立上り遅延の補償を行ない、制御部18に
出力するのである。
チ信号の立上りが遅れる。そこで、時間圧伸部7は、時
間軸の伸長と共に、この遅延れの間、スケルチ信号を保
持することで立上り遅延の補償を行ない、制御部18に
出力するのである。
【0073】制御部18は、時間圧伸部7から伸長スケ
ルチ信号を受け、アナログスイッチ21により、伸長さ
れた音声信号を切断する。アナログスイッチ21を通過
した音声信号は受話器31に出力され、スピーカの出力
はハウリング防止の為、制御部7が電子ボリウム32に
より音量を最低にする。
ルチ信号を受け、アナログスイッチ21により、伸長さ
れた音声信号を切断する。アナログスイッチ21を通過
した音声信号は受話器31に出力され、スピーカの出力
はハウリング防止の為、制御部7が電子ボリウム32に
より音量を最低にする。
【0074】以下、基地局と移動局の特有動作を説明す
る。これらは発呼動作、着呼動作いずれも同様である。
基地局A、Xでは、制御部18は、時間圧伸部7の同期
入力端子TCを介して、PN検出部27で送信要求同期
信号が検出されたとき、それを入力することにより、時
間圧伸部7に識別応答同期信号の送信を要求する。
る。これらは発呼動作、着呼動作いずれも同様である。
基地局A、Xでは、制御部18は、時間圧伸部7の同期
入力端子TCを介して、PN検出部27で送信要求同期
信号が検出されたとき、それを入力することにより、時
間圧伸部7に識別応答同期信号の送信を要求する。
【0075】制御部18から識別応答同期信号の送信を
要求を受けた時間圧伸部7は、次のTDD同期信号が送
信されるのと同じタイミングで、この識別応答同期信号
を送信するべく、高周波送信部12を立ち上げる。
要求を受けた時間圧伸部7は、次のTDD同期信号が送
信されるのと同じタイミングで、この識別応答同期信号
を送信するべく、高周波送信部12を立ち上げる。
【0076】そして、ビット同期信号、識別符号及び識
別応答同期信号用のPN符号をデータ出力端子DAに出
力し、これにより同期信号発生部10内のシフトレジス
タに格納し、MSK変調部11に同期送信起動信号を出
力することにより、同期信号発生部10からMSK変調
された識別応答同期信号がIDC回路6を介して高周波
送信部12に出力され、アンテナ13から送信されるこ
とになる。
別応答同期信号用のPN符号をデータ出力端子DAに出
力し、これにより同期信号発生部10内のシフトレジス
タに格納し、MSK変調部11に同期送信起動信号を出
力することにより、同期信号発生部10からMSK変調
された識別応答同期信号がIDC回路6を介して高周波
送信部12に出力され、アンテナ13から送信されるこ
とになる。
【0077】識別応答信号の送信が終了すると、着呼動
作の場合には前記同様、時間圧縮した音声信号を送信後
に送信を停止し、モニタモードの場合には、直ちに送信
を停止する。
作の場合には前記同様、時間圧縮した音声信号を送信後
に送信を停止し、モニタモードの場合には、直ちに送信
を停止する。
【0078】基地局A、Xでは、時間圧伸部7は、同期
入力端子TDにより入力される識別応答同期信号(後述
する)を無視し、受信しないようになっている。
入力端子TDにより入力される識別応答同期信号(後述
する)を無視し、受信しないようになっている。
【0079】一方、移動局Mでは、時間圧伸部7は、同
期入力端子TDから入力される識別応答同期信号(後述
する)については、その受信タイミングを、TDD同期
信号と同様にタイミング窓に限定することにより、雑音
による誤動作が低減されるようにしている。
期入力端子TDから入力される識別応答同期信号(後述
する)については、その受信タイミングを、TDD同期
信号と同様にタイミング窓に限定することにより、雑音
による誤動作が低減されるようにしている。
【0080】次に、この実施形態における通話モードと
モニタモードでの特有の動作について、図1により説明
する。なお、この図1でも、発呼側のTDD同期信号が
TDD同期A信号となり、着呼側がTDD同期B信号に
なるのは、従来技術と同じである。
モニタモードでの特有の動作について、図1により説明
する。なお、この図1でも、発呼側のTDD同期信号が
TDD同期A信号となり、着呼側がTDD同期B信号に
なるのは、従来技術と同じである。
【0081】まず、移動局Mの制御部18は、通話モー
ドのとき、前記一連の送信動作を繰返すだけではなく、
予め決められている回数毎に、TDD同期信号用のPN
符号に代えて、送信要求同期信号用のPN符号がデータ
出力端子TAに出力されるように、時間圧伸部7を制御
する。従って、これにより、図1(a)に示すように、移
動局Mからは、所定の頻度、例えば3秒毎に、通常のT
DD同期信号に置換して送信要求同期信号が送信される
ことになる。
ドのとき、前記一連の送信動作を繰返すだけではなく、
予め決められている回数毎に、TDD同期信号用のPN
符号に代えて、送信要求同期信号用のPN符号がデータ
出力端子TAに出力されるように、時間圧伸部7を制御
する。従って、これにより、図1(a)に示すように、移
動局Mからは、所定の頻度、例えば3秒毎に、通常のT
DD同期信号に置換して送信要求同期信号が送信される
ことになる。
【0082】また、これと共に、移動局Mの制御部18
は、送信要求同期信号が送信された後の次のTDD同期
信号が送信されるタイミングで、同じく通常のTDD同
期信号に代えて通話切替同期信号用のPN符号がデータ
出力端子DAに出力されるように、時間圧伸部7を制御
する。従って、これにより、同じく図1(a)に示すよう
に、移動局Mからは、同じく所定の頻度、すなわち3秒
毎に、通常のTDD同期信号に置換して通話切替同期信
号が送信されることになる。
は、送信要求同期信号が送信された後の次のTDD同期
信号が送信されるタイミングで、同じく通常のTDD同
期信号に代えて通話切替同期信号用のPN符号がデータ
出力端子DAに出力されるように、時間圧伸部7を制御
する。従って、これにより、同じく図1(a)に示すよう
に、移動局Mからは、同じく所定の頻度、すなわち3秒
毎に、通常のTDD同期信号に置換して通話切替同期信
号が送信されることになる。
【0083】一方、基地局A、Xの制御部18は、通話
モードになったときは、前記一連の送信動作だけを繰り
返す。つまり、基地局の無線装置は送信要求同期信号を
送信せず、移動局Mの無線装置だけが送信要求同期信号
を所定の頻度、例えば3秒毎にTDD同期信号に置換し
て送信するのである。
モードになったときは、前記一連の送信動作だけを繰り
返す。つまり、基地局の無線装置は送信要求同期信号を
送信せず、移動局Mの無線装置だけが送信要求同期信号
を所定の頻度、例えば3秒毎にTDD同期信号に置換し
て送信するのである。
【0084】しかして、基地局A、Xの制御部18は、
通話モードで動作しているときと、モニタモードにある
とき、時間圧伸部7の同期入力端子TCを介して、PN
検出部27から送信要求同期信号が検出されてくるのを
常時監視している。
通話モードで動作しているときと、モニタモードにある
とき、時間圧伸部7の同期入力端子TCを介して、PN
検出部27から送信要求同期信号が検出されてくるのを
常時監視している。
【0085】そして、移動局Mから送信要求同期信号が
受信されたときは、制御部18は、図1(b)、(c)に示す
ように、該送信要求同期信号が受信されたタイミングの
次にTDD同期信号を送信すべきタイミングで、識別応
答同期信号用のPN符号がデータ出力端子DAに出力さ
れるように、時間圧伸部7を制御する。
受信されたときは、制御部18は、図1(b)、(c)に示す
ように、該送信要求同期信号が受信されたタイミングの
次にTDD同期信号を送信すべきタイミングで、識別応
答同期信号用のPN符号がデータ出力端子DAに出力さ
れるように、時間圧伸部7を制御する。
【0086】従って、これにより、まず、基地局A、X
のうちで通話モードで動作中の局からは、図1(b)に示
すように、このタイミングで送信されるべき通常のTD
D同期信号に置換して識別応答同期信号が送信されるこ
とになり、モニタモードにある局からは、図1(c)に示
すように、他の基地局から通常のTDD同期信号が送信
されるタイミングに同期して、同じく識別応答同期信号
が送信されることになる。
のうちで通話モードで動作中の局からは、図1(b)に示
すように、このタイミングで送信されるべき通常のTD
D同期信号に置換して識別応答同期信号が送信されるこ
とになり、モニタモードにある局からは、図1(c)に示
すように、他の基地局から通常のTDD同期信号が送信
されるタイミングに同期して、同じく識別応答同期信号
が送信されることになる。
【0087】次に、基地局A、Xの制御部18は、識別
応答同期信号を送信した後、今度は時間圧伸部7の同期
入力端子TCを介して、PN検出部28から通話切替同
期信号が検出されてくるのを、次のTDD同期信号が現
われる筈のタイミングを含む期間にわたって監視する。
応答同期信号を送信した後、今度は時間圧伸部7の同期
入力端子TCを介して、PN検出部28から通話切替同
期信号が検出されてくるのを、次のTDD同期信号が現
われる筈のタイミングを含む期間にわたって監視する。
【0088】そして、移動局Mから送信されたTDD同
期信号が、図1(b)、(c)に示すように、信号Rとして受
信されたとき、それに含まれている識別データを調べ、
それが自局を表わす識別符号であるか否かを判定し、こ
の判定結果に対して、次のように応答するのである。こ
こで、Yは判定結果が肯定、つまり識別符号が自局を表
わしていたときで、Nは判定結果が否定、つまり識別符
号が他局を表わしていたときである。
期信号が、図1(b)、(c)に示すように、信号Rとして受
信されたとき、それに含まれている識別データを調べ、
それが自局を表わす識別符号であるか否かを判定し、こ
の判定結果に対して、次のように応答するのである。こ
こで、Yは判定結果が肯定、つまり識別符号が自局を表
わしていたときで、Nは判定結果が否定、つまり識別符
号が他局を表わしていたときである。
【0089】[その基地局が通話モードにあるとき] Y → そのまま通話モードを保持する。 N → モニタモードに切り替わる。 [その基地局がモニタモードにあるとき] Y → 通話モードに切り替わる。 N → そのままモニタモードを保持する。
【0090】ここで上記の各信号の内容は、以下の通り
になっている。 <送信要求同期信号>通常のTDD同期信号とはPN符
号が異なり、送信要求を表わすPN符号で選択符号のな
い信号 <識別応答同期信号>通常のTDD同期信号とはPN符
号が異なり、識別応答を表わすPN符号に自局を表わす
識別符号を付加した信号
になっている。 <送信要求同期信号>通常のTDD同期信号とはPN符
号が異なり、送信要求を表わすPN符号で選択符号のな
い信号 <識別応答同期信号>通常のTDD同期信号とはPN符
号が異なり、識別応答を表わすPN符号に自局を表わす
識別符号を付加した信号
【0091】次に、この実施形態による基地局の切替動
作について説明する。通話モードのとき、移動局Mの時
間圧伸部7は、同期入力入力端子TDにより識別応答同
期信号が検出されたとき、それがTDD同期信号と同じ
受信タイミングのタイミング窓内であれば、直ちに識別
信号入力端子DIから識別符号を読み込むようにされて
いる。
作について説明する。通話モードのとき、移動局Mの時
間圧伸部7は、同期入力入力端子TDにより識別応答同
期信号が検出されたとき、それがTDD同期信号と同じ
受信タイミングのタイミング窓内であれば、直ちに識別
信号入力端子DIから識別符号を読み込むようにされて
いる。
【0092】そこで、いま、図2に示すように、移動局
Mが基地局Aの通話エリアZA内で通話中であったとす
る。つまり、移動局Mと基地局Aが通話モードで、基地
局Xはモニタモードになっていることになる。このとき
は、移動局Mからの送信要求同期信号の送信に対して基
地局A、Xから返送される識別応答同期信号の内、移動
局Mでは、基地局Aの識別応答同期信号だけが受信され
る。
Mが基地局Aの通話エリアZA内で通話中であったとす
る。つまり、移動局Mと基地局Aが通話モードで、基地
局Xはモニタモードになっていることになる。このとき
は、移動局Mからの送信要求同期信号の送信に対して基
地局A、Xから返送される識別応答同期信号の内、移動
局Mでは、基地局Aの識別応答同期信号だけが受信され
る。
【0093】そこで、このときは、移動局Mから送信さ
れるTDD同期信号には、基地局Aを表わす識別符号が
含まれていることになり、従って、このまま基地局Aは
通話モードを保ち、基地局Xはモニタモードに留まるこ
とになる。
れるTDD同期信号には、基地局Aを表わす識別符号が
含まれていることになり、従って、このまま基地局Aは
通話モードを保ち、基地局Xはモニタモードに留まるこ
とになる。
【0094】次に、移動局Mが矢印で示すように移動
し、基地局Aの通話エリアZAと基地局Xの通話エリア
ZXの中間に移動したとすると、今度は、移動局Mで
は、基地局Aの識別応答同期信号と基地局Xの識別応答
同期信号の双方が受信されるようになる。
し、基地局Aの通話エリアZAと基地局Xの通話エリア
ZXの中間に移動したとすると、今度は、移動局Mで
は、基地局Aの識別応答同期信号と基地局Xの識別応答
同期信号の双方が受信されるようになる。
【0095】しかして、このとき、移動局Mの時間圧伸
部7では、同期入力入力端子TDにより識別応答同期信
号が検出されたとき、それがTDD同期信号と同じ受信
タイミングのタイミング窓内であれば、直ちに識別信号
入力端子DIから識別符号を読み込むようになってお
り、このため、双方の識別応答同期信号が入感したにも
かかわらず、混信することなく、信号レベルの大きい
方、つまり電界強度の高い方の識別応答同期信号だけを
読み込むことができる。
部7では、同期入力入力端子TDにより識別応答同期信
号が検出されたとき、それがTDD同期信号と同じ受信
タイミングのタイミング窓内であれば、直ちに識別信号
入力端子DIから識別符号を読み込むようになってお
り、このため、双方の識別応答同期信号が入感したにも
かかわらず、混信することなく、信号レベルの大きい
方、つまり電界強度の高い方の識別応答同期信号だけを
読み込むことができる。
【0096】こうして、最も電界強度の強い基地局の識
別符号を検出した移動局Mの時間圧伸部7は、データ出
力端子DAにビット同期信号、選択符号及びTDD同期
A信号(発呼時)又はB信号(着呼時)用のPN符号を出力
するとき、選択符号の代わりに、上記受信した基地局の
識別符号を出力する。
別符号を検出した移動局Mの時間圧伸部7は、データ出
力端子DAにビット同期信号、選択符号及びTDD同期
A信号(発呼時)又はB信号(着呼時)用のPN符号を出力
するとき、選択符号の代わりに、上記受信した基地局の
識別符号を出力する。
【0097】従って、図2の矢印で示すように、移動局
Mが移動して、複数の基地局、つまり基地局Aからから
送信された識別応答同期信号と基地局Xから送信された
識別応答同期信号が同時に入感されるようになったとき
でも、常に電界強度の高い方の基地局から送信された識
別応答同期信号による識別符号だけが移動局Mで検出さ
れ、この結果、移動局Mからは、常に電界強度の高い方
の基地局の識別符号を含むTDD同期信号が送信される
ことになる。
Mが移動して、複数の基地局、つまり基地局Aからから
送信された識別応答同期信号と基地局Xから送信された
識別応答同期信号が同時に入感されるようになったとき
でも、常に電界強度の高い方の基地局から送信された識
別応答同期信号による識別符号だけが移動局Mで検出さ
れ、この結果、移動局Mからは、常に電界強度の高い方
の基地局の識別符号を含むTDD同期信号が送信される
ことになる。
【0098】そこで、まず、移動局Mが、図2に示すよ
うに、基地局Aの通話エリアZA内に位置するときは、
移動局Mから送信されるTDD同期信号には、この基地
局Aの識別符号が含まれている。次に、この後、図2の
矢印で示すように、移動局Mが基地局Xの通話エリアZ
Xに向かって移動し、基地局Xから送信される識別応答
同期信号の電界強度の方が高くなった時点で、移動局M
から送信されるTDD同期信号には基地局Xの識別符号
が含まれるようになる。
うに、基地局Aの通話エリアZA内に位置するときは、
移動局Mから送信されるTDD同期信号には、この基地
局Aの識別符号が含まれている。次に、この後、図2の
矢印で示すように、移動局Mが基地局Xの通話エリアZ
Xに向かって移動し、基地局Xから送信される識別応答
同期信号の電界強度の方が高くなった時点で、移動局M
から送信されるTDD同期信号には基地局Xの識別符号
が含まれるようになる。
【0099】そこで、この時点で、基地局Aはモニタモ
ードに、そして基地局Xは通話モードに、夫々自動的に
切替わることになり、ここからは、移動局Mは基地局X
による通話を行なうになる。
ードに、そして基地局Xは通話モードに、夫々自動的に
切替わることになり、ここからは、移動局Mは基地局X
による通話を行なうになる。
【0100】従って、この実施形態によれば、最も電界
強度の強い基地局が自動的に選択され、自動的に通話モ
ードとモニタモードの切替えが得られることになり、複
数の通話エリアZA、ZXからなる広い通話サービス区
域を容易に持たせることができる。
強度の強い基地局が自動的に選択され、自動的に通話モ
ードとモニタモードの切替えが得られることになり、複
数の通話エリアZA、ZXからなる広い通話サービス区
域を容易に持たせることができる。
【0101】また、この結果、この実施形態によれば、
電界強度の検出のために余分な空きスロットを設ける必
要がないので、通話品質の悪化を伴う虞れがなく、3秒
間隔という短期間で、容易に基地局を切替えることがで
きる。
電界強度の検出のために余分な空きスロットを設ける必
要がないので、通話品質の悪化を伴う虞れがなく、3秒
間隔という短期間で、容易に基地局を切替えることがで
きる。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、電界強度を測定するこ
となく、つまり電界強度測定部を必要とせず、最も電界
の高い基地局の電波を、短時間、例えば3秒間隔で検出
できるので、通話品質の低下を伴うことなく、時分割複
信無線装置による無線通話システムの通話エリアを容易
に拡大することができる。
となく、つまり電界強度測定部を必要とせず、最も電界
の高い基地局の電波を、短時間、例えば3秒間隔で検出
できるので、通話品質の低下を伴うことなく、時分割複
信無線装置による無線通話システムの通話エリアを容易
に拡大することができる。
【図1】本発明による無線通話システムの一実施形態の
動作を説明するためのタイミング図である。
動作を説明するためのタイミング図である。
【図2】本発明の一実施形態の動作を説明するためのシ
ステム構成図である。
ステム構成図である。
【図3】本発明の一実施形態で使用されている時分割複
信無線装置の一例を示すブロック図である。
信無線装置の一例を示すブロック図である。
【図4】従来技術による時分割複信無線機を用いた無線
通話システムの一例を示すブロック図である。
通話システムの一例を示すブロック図である。
【図5】時分割複信無線機の動作原理を説明するための
タイミング図である。
タイミング図である。
【図6】時分割複信無線機の動作原理を説明するための
タイミング図である。
タイミング図である。
1 マイク 2 マイク増幅部 3 スクランブラ 4 アナログスイッチ 5 微分回路 6 IDC回路 7 時間圧縮伸長部 8 BPF 9 微分回路 10 同期信号発生部 11 MSK変調部 12 高周波送信部 13 アンテナ 14 高周波受信部 15 BPF 16 MSK復調部 17 HPF 18 制御部 19 積分回路 20 デスクランブラ 21 アナログスイッチ 22 低周波増幅部 23 シフトレジスタ 24 シフトレジスタ 25 同期A信号用PN符号検出部 26 同期B信号用PN符号検出部 27 送信要求信号用PN符号検出部 28 識別応答信号用PN符号検出部 29 積分回路 33 受話器 34 電子ボリウム 35 スピーカ増幅部 36 スピーカ 37 複信スイッチ 38 PTTスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K028 AA15 BB04 CC05 DD01 DD02 FF12 HH02 KK01 KK23 MM08 MM16 NN01 NN05 SS07 SS17 5K047 AA00 BB01 CC02 CC06 DD01 EE01 GG34 HH01 HH17 KK04 MM02 MM11 5K067 AA22 BB12 CC04 DD19 DD25 DD44 EE02 EE10 EE16 EE24 JJ71
Claims (1)
- 【請求項1】 連続して入力される音声信号を所定の一
定時間毎に順次区画し、この区画した期間毎に時間圧縮
した上で時分割同期信号を付加し、上記一定期間毎に、
その期間内の前後で交互に送信と受信を行い、上記時分
割同期信号に基づいて上記時間圧縮した音声信号を時間
伸長することにより、同一周波数の搬送波による擬似的
な同時送受話を可能にした時分割複信無線装置を用い、
複数の基地局を切替えて固定局と移動局の間の通話を行
なう方式の無線通話システムにおいて、 移動局の時分割複信無線装置に、 前記時分割同期信号を所定の頻度で送信要求同期信号に
置換して送信する手段と、 所定の識別応答同期信号が受信されたとき、この受信さ
れた識別応答同期信号から当該信号を送信した基地局を
識別し、該基地局を表わす識別符号含まれた前記時分割
同期信号を送信する手段とを設け、 基地局の時分割複信無線装置に、 前記送信要求同期信号の受信に応じて、自局の識別符号
が含まれた識別応答同期信号を送信する手段と、 自局の識別符号が含まれた時分割同期信号が受信された
とき、モニタモードから通話モードに切替える手段とを
設け、 前記複数の基地局の切替えが、各基地局の自動応答によ
り行なわれるように構成したことを特徴とする無線通話
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15677199A JP3461462B2 (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 無線通話システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15677199A JP3461462B2 (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 無線通話システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000350246A true JP2000350246A (ja) | 2000-12-15 |
| JP3461462B2 JP3461462B2 (ja) | 2003-10-27 |
Family
ID=15634966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15677199A Expired - Fee Related JP3461462B2 (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 無線通話システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3461462B2 (ja) |
-
1999
- 1999-06-03 JP JP15677199A patent/JP3461462B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP3461462B2 (ja) | 2003-10-27 |
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