JP2000351468A - ベルト駆動装置 - Google Patents
ベルト駆動装置Info
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- JP2000351468A JP2000351468A JP11163289A JP16328999A JP2000351468A JP 2000351468 A JP2000351468 A JP 2000351468A JP 11163289 A JP11163289 A JP 11163289A JP 16328999 A JP16328999 A JP 16328999A JP 2000351468 A JP2000351468 A JP 2000351468A
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベルト駆動装置において、コストを抑制しつ
つベルトの蛇行防止する。 【解決手段】 両端の外周に溝部が形成された複数のロ
ーラ11,12a,12bと、溝部の内側において複数
のローラ11,12a,12bに調帯支持され、これら
のローラ11,12a,12bにより回転される転写ベ
ルト10と、溝部と嵌合して複数のローラ11,12
a,12bに調帯支持されてこれらのローラ11,12
a,12bにより回転され、転写ベルト10の端部が接
触する弾性体のゴムベルト14とを有するベルト駆動装
置とする。
つベルトの蛇行防止する。 【解決手段】 両端の外周に溝部が形成された複数のロ
ーラ11,12a,12bと、溝部の内側において複数
のローラ11,12a,12bに調帯支持され、これら
のローラ11,12a,12bにより回転される転写ベ
ルト10と、溝部と嵌合して複数のローラ11,12
a,12bに調帯支持されてこれらのローラ11,12
a,12bにより回転され、転写ベルト10の端部が接
触する弾性体のゴムベルト14とを有するベルト駆動装
置とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やファクシ
ミリなどの静電記録式の画像形成装置に使用されるベル
ト駆動装置に関し、特にベルトの蛇行を防止して良好な
転写を可能とするベルト駆動装置に関するものである。
ミリなどの静電記録式の画像形成装置に使用されるベル
ト駆動装置に関し、特にベルトの蛇行を防止して良好な
転写を可能とするベルト駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスを利用した複写機やフ
ァクシミリ装置等の画像形成を行うベルト駆動装置で
は、特に転写ベルトの駆動において、この転写ベルトが
各ローラに従って回転すると、次第にローラの軸方向に
寄っていきカラーレジストレーション(色ずれ)が発生
するといった大きな問題が存在する。
ァクシミリ装置等の画像形成を行うベルト駆動装置で
は、特に転写ベルトの駆動において、この転写ベルトが
各ローラに従って回転すると、次第にローラの軸方向に
寄っていきカラーレジストレーション(色ずれ)が発生
するといった大きな問題が存在する。
【0003】ここで、この色ずれは主に以下のような発
生要因が知られている。
生要因が知られている。
【0004】すなわち、ベルト構成要素の幾何学的ある
いはベルト張力(テンション)のアンバランスなどの力
学的要因によって軸方向(ラジアル方向)への速度ベク
トルが生じて発生する。また、この蛇行は、ラジアル方
向のある一方向へ移動しようとするDC成分的な蛇行
(DCウォーク)と、双方向に周期的あるいはランダム
に移動しようとするAC成分的な蛇行(ACウォーク)
の2種類に大別できる。前者はベルトコニシティ(両端
周長差)や支持ローラのミスアライメントなどが、また
後者は、ベルトエッジ部凹凸、ローラ偏心などが要因系
に挙げられる。
いはベルト張力(テンション)のアンバランスなどの力
学的要因によって軸方向(ラジアル方向)への速度ベク
トルが生じて発生する。また、この蛇行は、ラジアル方
向のある一方向へ移動しようとするDC成分的な蛇行
(DCウォーク)と、双方向に周期的あるいはランダム
に移動しようとするAC成分的な蛇行(ACウォーク)
の2種類に大別できる。前者はベルトコニシティ(両端
周長差)や支持ローラのミスアライメントなどが、また
後者は、ベルトエッジ部凹凸、ローラ偏心などが要因系
に挙げられる。
【0005】ところで、従来のベルト蛇行防止技術は、
2つに大別することができる。
2つに大別することができる。
【0006】一つは、ベルトガイド、ローラ溝、規制部
材、フランジ部材等を備えて、機械的にベルトの動きを
規制する技術である。また、もう一つは、軸移動、張力
差によるセンサ検知や、機械検知等を備えて、ベルトの
動きを調整する技術である。
材、フランジ部材等を備えて、機械的にベルトの動きを
規制する技術である。また、もう一つは、軸移動、張力
差によるセンサ検知や、機械検知等を備えて、ベルトの
動きを調整する技術である。
【0007】ここで、従来におけるベルト蛇行防止技術
について図9〜図14を用いて説明する。
について図9〜図14を用いて説明する。
【0008】図9は従来のベルト駆動装置を示す斜視
図、図10は従来のベルト駆動装置におけるローラに対
する転写ベルトの取り付け構造の一例を示す断面図、図
11は応力分布とともに示す図10の側面図、図12は
従来のベルト駆動装置におけるローラに対する転写ベル
トの取り付け構造の他の一例を示す断面図、図13は応
力分布とともに示す図12の側面図、図14は従来のベ
ルト駆動装置における転写ベルトの蛇行量を示すグラフ
である。
図、図10は従来のベルト駆動装置におけるローラに対
する転写ベルトの取り付け構造の一例を示す断面図、図
11は応力分布とともに示す図10の側面図、図12は
従来のベルト駆動装置におけるローラに対する転写ベル
トの取り付け構造の他の一例を示す断面図、図13は応
力分布とともに示す図12の側面図、図14は従来のベ
ルト駆動装置における転写ベルトの蛇行量を示すグラフ
である。
【0009】図9に示すように、従来のベルト駆動装置
は、駆動ローラ11と少なくとも1本の従動ローラ(こ
こでは、調整ローラ12bおよびテンションローラ12
a)、およびこれらの各ローラ11,12a,12bに
調帯支持された転写ベルト10から構成されている。そ
して、転写ベルト10はテンションローラ12aによっ
て所定の張力が与えられている。
は、駆動ローラ11と少なくとも1本の従動ローラ(こ
こでは、調整ローラ12bおよびテンションローラ12
a)、およびこれらの各ローラ11,12a,12bに
調帯支持された転写ベルト10から構成されている。そ
して、転写ベルト10はテンションローラ12aによっ
て所定の張力が与えられている。
【0010】このようなベルト駆動装置において、駆動
ローラ11で転写ベルト10を駆動した場合、転写ベル
ト10の蛇行が発生することがある。
ローラ11で転写ベルト10を駆動した場合、転写ベル
ト10の蛇行が発生することがある。
【0011】ここで図10に示すように、転写ベルト1
0の内周面の両端には弾性体からなるビード24が貼り
付けられており、各ローラ11,12a,12bの端部
にはビート24が嵌合する溝であるフランジ15が形成
されている。そして、両者の凹凸の関係により、転写ベ
ルト10の蛇行がメカニカルに規制される。
0の内周面の両端には弾性体からなるビード24が貼り
付けられており、各ローラ11,12a,12bの端部
にはビート24が嵌合する溝であるフランジ15が形成
されている。そして、両者の凹凸の関係により、転写ベ
ルト10の蛇行がメカニカルに規制される。
【0012】しかしながら、このようなベルト駆動装置
では、ビード24の貼り付け精度が蛇行防止に大きく左
右し、またビート24の貼り付け工程に非常にコストが
かかるといった問題が存在する。さらに、図11におい
て矢印で示すように、ビード24がフランジ15の一部
に接しているときには、転写ベルト10は大きな応力集
中を受ける。そして、その応力集中によって、転写ベル
ト10の破損が生じることがある。
では、ビード24の貼り付け精度が蛇行防止に大きく左
右し、またビート24の貼り付け工程に非常にコストが
かかるといった問題が存在する。さらに、図11におい
て矢印で示すように、ビード24がフランジ15の一部
に接しているときには、転写ベルト10は大きな応力集
中を受ける。そして、その応力集中によって、転写ベル
ト10の破損が生じることがある。
【0013】ここで、転写ベルト10の蛇行量をグラフ
化したものが図14である。図14において、横軸に時
間、縦軸に時間に対する蛇行量を示している。
化したものが図14である。図14において、横軸に時
間、縦軸に時間に対する蛇行量を示している。
【0014】本図において、時間tがt1およびt2の
部分、すなわちδ1=δ2の状態が実際にビード24が
蛇行規制機能を発揮している部分である。ところが、t
3に示す蛇行量δ3に移行している部分では、ビード2
4がフランジ15の溝を乗り上げた結果δ1=2からδ
3へ蛇行量が増しており、蛇行防止が機能していない部
分である。これは図11に示す応力分布で異常を示した
場合にも同様な結果となり得るものである。
部分、すなわちδ1=δ2の状態が実際にビード24が
蛇行規制機能を発揮している部分である。ところが、t
3に示す蛇行量δ3に移行している部分では、ビード2
4がフランジ15の溝を乗り上げた結果δ1=2からδ
3へ蛇行量が増しており、蛇行防止が機能していない部
分である。これは図11に示す応力分布で異常を示した
場合にも同様な結果となり得るものである。
【0015】以上により、図10に示す従来の転写ベル
ト10における蛇行量は|δ3−δ0|で示される。
ト10における蛇行量は|δ3−δ0|で示される。
【0016】転写ベルト10の内周面にビード24を貼
り付けていない転写ベルト10を図12に示す。図13
に示すように、この場合も各ローラのフランジ15と転
写ベルト10の両端での応力集中は大きくなり、蛇行量
も図14に示すような結果とほぼ同等レベルになる。
り付けていない転写ベルト10を図12に示す。図13
に示すように、この場合も各ローラのフランジ15と転
写ベルト10の両端での応力集中は大きくなり、蛇行量
も図14に示すような結果とほぼ同等レベルになる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
ベルト駆動装置においては、駆動ローラのフランジが直
接転写ベルトの両端に接触しているので、そこで受ける
力によって応力集中が発生し、ベルトが蛇行する要因と
なっていた。
ベルト駆動装置においては、駆動ローラのフランジが直
接転写ベルトの両端に接触しているので、そこで受ける
力によって応力集中が発生し、ベルトが蛇行する要因と
なっていた。
【0018】また、転写ベルトの両端に直接駆動ローラ
のフランジが当たらないように、転写ベルトの内側にビ
ードを貼り付けるとともに駆動ローラに溝を設け、両者
の嵌合により転写ベルトの蛇行を防止する技術では、転
写ベルトの蛇行を完全には抑制しきれず、またビードの
貼り付けにコストがかかって転写ベルトが高価なものと
なっていた。
のフランジが当たらないように、転写ベルトの内側にビ
ードを貼り付けるとともに駆動ローラに溝を設け、両者
の嵌合により転写ベルトの蛇行を防止する技術では、転
写ベルトの蛇行を完全には抑制しきれず、またビードの
貼り付けにコストがかかって転写ベルトが高価なものと
なっていた。
【0019】そこで、本発明は、コストを抑制しつつベ
ルトの蛇行防止することのできるベルト駆動装置を提供
することを目的とする。
ルトの蛇行防止することのできるベルト駆動装置を提供
することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のベルト駆動装置は、両端の外周に溝部が形
成された複数のローラと、溝部の内側において複数のロ
ーラに調帯支持され、これらのローラにより回転される
ベルトと、溝部と嵌合して複数のローラに調帯支持され
てこれらのローラにより回転され、ベルトの端部が接触
する弾性体の蛇行規制ベルトとを有する構成としたもの
である。
に、本発明のベルト駆動装置は、両端の外周に溝部が形
成された複数のローラと、溝部の内側において複数のロ
ーラに調帯支持され、これらのローラにより回転される
ベルトと、溝部と嵌合して複数のローラに調帯支持され
てこれらのローラにより回転され、ベルトの端部が接触
する弾性体の蛇行規制ベルトとを有する構成としたもの
である。
【0021】これにより、ベルトに特に加工を施す必要
がないので、コストを抑制しつつベルトの蛇行を防止す
ることが可能になる。
がないので、コストを抑制しつつベルトの蛇行を防止す
ることが可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、両端の外周に溝部が形成された複数のローラと、溝
部の内側において複数のローラに調帯支持され、これら
のローラにより回転されるベルトと、溝部と嵌合して複
数のローラに調帯支持されてこれらのローラにより回転
され、ベルトの端部が接触する弾性体の蛇行規制ベルト
とを有するベルト駆動装置であり、ベルトに特に加工を
施す必要がないので、コストを抑制しつつベルトの蛇行
を防止することが可能になるという作用を有する。
は、両端の外周に溝部が形成された複数のローラと、溝
部の内側において複数のローラに調帯支持され、これら
のローラにより回転されるベルトと、溝部と嵌合して複
数のローラに調帯支持されてこれらのローラにより回転
され、ベルトの端部が接触する弾性体の蛇行規制ベルト
とを有するベルト駆動装置であり、ベルトに特に加工を
施す必要がないので、コストを抑制しつつベルトの蛇行
を防止することが可能になるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、蛇行規制ベルトは、ベルトの端
部および内周端と接する略L字型の断面形状とされてい
るベルト駆動装置であり、ベルトの応力を均等に分散す
ることが可能になるという作用を有する。
1記載の発明において、蛇行規制ベルトは、ベルトの端
部および内周端と接する略L字型の断面形状とされてい
るベルト駆動装置であり、ベルトの応力を均等に分散す
ることが可能になるという作用を有する。
【0024】本発明の請求項3に記載の発明は、複数の
ローラと、複数のローラに調帯支持され、これらのロー
ラにより回転されるベルトと、ベルトを挟むようにして
ローラの両端にはめ込まれ、ベルトの端部が接する弾性
体の蛇行規制リングとを有するベルト駆動装置であり、
ベルトに特に加工を施す必要がないので、コストを抑制
しつつベルトの蛇行を防止することが可能になるという
作用を有する。また、蛇行規制リングをローラにはめ込
んでいるので、組み付け作業を容易に行うことが可能に
なるという作用を有する。
ローラと、複数のローラに調帯支持され、これらのロー
ラにより回転されるベルトと、ベルトを挟むようにして
ローラの両端にはめ込まれ、ベルトの端部が接する弾性
体の蛇行規制リングとを有するベルト駆動装置であり、
ベルトに特に加工を施す必要がないので、コストを抑制
しつつベルトの蛇行を防止することが可能になるという
作用を有する。また、蛇行規制リングをローラにはめ込
んでいるので、組み付け作業を容易に行うことが可能に
なるという作用を有する。
【0025】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図8を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
から図8を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0026】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるベルト駆動装置を示す斜視図、図2は実施
の形態1のベルト駆動装置におけるローラに対する転写
ベルトの取り付け構造を示す断面図、図3は応力分布と
ともに示す図2の側面図、図4は実施の形態1のベルト
駆動装置における転写ベルトの蛇行量を示すグラフであ
る。
態1におけるベルト駆動装置を示す斜視図、図2は実施
の形態1のベルト駆動装置におけるローラに対する転写
ベルトの取り付け構造を示す断面図、図3は応力分布と
ともに示す図2の側面図、図4は実施の形態1のベルト
駆動装置における転写ベルトの蛇行量を示すグラフであ
る。
【0027】図1に示すように、本実施の形態のベルト
駆動装置は、駆動ローラ11と少なくとも1本の従動ロ
ーラ(ここでは、調整ローラ12bおよびテンションロ
ーラ12a)、およびこれらの各ローラ11,12a,
12bに調帯支持された転写ベルト(ベルト)10から
構成されている。そして、転写ベルト10はテンション
ローラ12aによって所定の張力が与えられている。
駆動装置は、駆動ローラ11と少なくとも1本の従動ロ
ーラ(ここでは、調整ローラ12bおよびテンションロ
ーラ12a)、およびこれらの各ローラ11,12a,
12bに調帯支持された転写ベルト(ベルト)10から
構成されている。そして、転写ベルト10はテンション
ローラ12aによって所定の張力が与えられている。
【0028】駆動ローラ11には、その両端の外周に溝
部を形成するフランジ15が設けられ、回転軸上には直
付けの駆動ローラシャフト16が備えられている。そし
て、駆動ローラシャフト16には複数個からなるギアも
しくはベルト等により駆動力が伝達されており、これに
より駆動ローラ11は転写ベルト10を回転駆動させ
る。なお、調整ローラ12bおよびテンションローラ1
2aの両端の外周にも、溝部を形成するフランジ15が
設けられている。
部を形成するフランジ15が設けられ、回転軸上には直
付けの駆動ローラシャフト16が備えられている。そし
て、駆動ローラシャフト16には複数個からなるギアも
しくはベルト等により駆動力が伝達されており、これに
より駆動ローラ11は転写ベルト10を回転駆動させ
る。なお、調整ローラ12bおよびテンションローラ1
2aの両端の外周にも、溝部を形成するフランジ15が
設けられている。
【0029】また、転写ベルト10の内側における駆動
ローラ11とテンションローラ12aとの間には転写ロ
ーラ13が配置されており、転写ベルト10上のトナー
像のOPCベルトへの転写を行う。
ローラ11とテンションローラ12aとの間には転写ロ
ーラ13が配置されており、転写ベルト10上のトナー
像のOPCベルトへの転写を行う。
【0030】テンションローラ12aの回転軸上には、
軸受19を介してテンションローラシャフト17が備え
られている。また、調整ローラ12bの回転軸上には、
軸受19を介して調整ローラシャフト18が備えられて
いる。
軸受19を介してテンションローラシャフト17が備え
られている。また、調整ローラ12bの回転軸上には、
軸受19を介して調整ローラシャフト18が備えられて
いる。
【0031】このようなベルト駆動装置において、駆動
ローラ11で転写ベルト10を駆動した場合、転写ベル
ト10の蛇行が発生することがある。
ローラ11で転写ベルト10を駆動した場合、転写ベル
ト10の蛇行が発生することがある。
【0032】ここで、図2に示すように、転写ベルト1
0の両端に接するようにして、各ローラ11,12a,
12bのフランジ15からなる溝部と嵌合してこれらの
ローラ11,12a,12bに調帯支持される弾性体の
ゴムベルト(蛇行規制ベルト)14が設けられている。
そして、このようなゴムベルト14により、転写ベルト
10の蛇行がメカニカルに規制される。
0の両端に接するようにして、各ローラ11,12a,
12bのフランジ15からなる溝部と嵌合してこれらの
ローラ11,12a,12bに調帯支持される弾性体の
ゴムベルト(蛇行規制ベルト)14が設けられている。
そして、このようなゴムベルト14により、転写ベルト
10の蛇行がメカニカルに規制される。
【0033】すなわち、転写ベルト10とその両端のゴ
ムベルト14は相互に独立して駆動ローラ11の周速に
従って回転される。そして、図3に矢印で示すように、
転写ベルト10の一端がゴムベルト14に接触すると、
弾性体であるゴムベルト14により応力が吸収されなが
ら転写ベルト10の位置が規制されるので、転写ベルト
10は応力集中を受けることなく、また転写ベルト10
の破損も生じない。
ムベルト14は相互に独立して駆動ローラ11の周速に
従って回転される。そして、図3に矢印で示すように、
転写ベルト10の一端がゴムベルト14に接触すると、
弾性体であるゴムベルト14により応力が吸収されなが
ら転写ベルト10の位置が規制されるので、転写ベルト
10は応力集中を受けることなく、また転写ベルト10
の破損も生じない。
【0034】これにより、転写ベルト10に特に加工を
施す必要がないので、コストを抑制しつつ転写ベルト1
0の蛇行を防止することが可能になる。
施す必要がないので、コストを抑制しつつ転写ベルト1
0の蛇行を防止することが可能になる。
【0035】ここで、転写ベルト10の蛇行量をグラフ
化したものが図4である。図4において、横軸に時間、
縦軸に時間に対する蛇行量を示している。
化したものが図4である。図4において、横軸に時間、
縦軸に時間に対する蛇行量を示している。
【0036】本図において、時間tがt1およびt2の
部分、すなわちδ1=δ2が実際にビード24が蛇行規
制機能を発揮している部分である。
部分、すなわちδ1=δ2が実際にビード24が蛇行規
制機能を発揮している部分である。
【0037】本実施の形態では、ゴムベルト14および
転写ベルト10は相互に乗り上げるといった部分(従来
の技術の図9で示すt3に相当する蛇行量δ3に移行し
ている部分)は全く見られず、蛇行防止が十分に機能し
ていることがわかる。これは図3の応力分布で均一な応
力分布を示している結果に反映されている。
転写ベルト10は相互に乗り上げるといった部分(従来
の技術の図9で示すt3に相当する蛇行量δ3に移行し
ている部分)は全く見られず、蛇行防止が十分に機能し
ていることがわかる。これは図3の応力分布で均一な応
力分布を示している結果に反映されている。
【0038】以上により、図3において、蛇行量は|δ
2−δ0|で示される。そして、これは、正確に転写ベ
ルト10の蛇行を規制しており、また確実に蛇行量を防
止していることになる。
2−δ0|で示される。そして、これは、正確に転写ベ
ルト10の蛇行を規制しており、また確実に蛇行量を防
止していることになる。
【0039】(実施の形態2)図5は本発明の実施の形
態2のベルト駆動装置におけるローラに対する転写ベル
トの取り付け構造を示す断面図、図6は応力分布ととも
に示す図5の側面図である。なお、次の実施の形態3を
含め、ベルト駆動装置の全体構造は図1に示すものと略
同一のため、図示および説明は省略されている。
態2のベルト駆動装置におけるローラに対する転写ベル
トの取り付け構造を示す断面図、図6は応力分布ととも
に示す図5の側面図である。なお、次の実施の形態3を
含め、ベルト駆動装置の全体構造は図1に示すものと略
同一のため、図示および説明は省略されている。
【0040】本実施の形態では、図5に示すように、ゴ
ムベルト14の断面形状が、転写ベルト10の端部およ
び内周端と接する略L字型とされている。
ムベルト14の断面形状が、転写ベルト10の端部およ
び内周端と接する略L字型とされている。
【0041】これにより、図6の矢印で示すような均等
な応力分布となり、転写ベルト10が蛇行しながらゴム
ベルト14に規制されることで確実に蛇行が防止され
る。
な応力分布となり、転写ベルト10が蛇行しながらゴム
ベルト14に規制されることで確実に蛇行が防止され
る。
【0042】なお、これをグラフ化すれば、前述の図4
に示す場合と同等な蛇行量|δ2−δ0|で表される。
したがって、ここでも正確に転写ベルト10の蛇行量を
規制しており、また確実に蛇行を防止していることにな
る。
に示す場合と同等な蛇行量|δ2−δ0|で表される。
したがって、ここでも正確に転写ベルト10の蛇行量を
規制しており、また確実に蛇行を防止していることにな
る。
【0043】(実施の形態3)図7は本発明の実施の形
態3のベルト駆動装置におけるローラに対する転写ベル
トの取り付け構造を示す断面図、図8は応力分布ととも
に示す図7の側面図である。
態3のベルト駆動装置におけるローラに対する転写ベル
トの取り付け構造を示す断面図、図8は応力分布ととも
に示す図7の側面図である。
【0044】図7に示すように、本実施の形態では、組
み付け性を考慮して、各ローラ11,12a,12bの
両端には、転写ベルト10の端部に接する弾性体からな
るゴムリング(蛇行規制リング)20が転写ベルト10
を挟むようにしてはめ込まれており、このゴムリング2
0は外側に圧入された金属製のロックリング23により
脱落が防止されている。
み付け性を考慮して、各ローラ11,12a,12bの
両端には、転写ベルト10の端部に接する弾性体からな
るゴムリング(蛇行規制リング)20が転写ベルト10
を挟むようにしてはめ込まれており、このゴムリング2
0は外側に圧入された金属製のロックリング23により
脱落が防止されている。
【0045】このようなベルト駆動装置によれば、転写
ベルト10が回転して蛇行が発生しようとすると、転写
ベルト10の一端がゴムリング20に接触することによ
り応力が分散される(図8)。そして、このように転写
ベルト10が蛇行した際にはゴムリング20に接触して
蛇行が規制されることにより、確実に蛇行が防止され
る。
ベルト10が回転して蛇行が発生しようとすると、転写
ベルト10の一端がゴムリング20に接触することによ
り応力が分散される(図8)。そして、このように転写
ベルト10が蛇行した際にはゴムリング20に接触して
蛇行が規制されることにより、確実に蛇行が防止され
る。
【0046】なお、これをグラフ化すれば、前述の図4
に示す場合と同等な蛇行量|δ2−δ0|で表される。
したがって、ここでも、正確に転写ベルト10の蛇行量
を規制しており、また確実に蛇行を防止していることに
なる。
に示す場合と同等な蛇行量|δ2−δ0|で表される。
したがって、ここでも、正確に転写ベルト10の蛇行量
を規制しており、また確実に蛇行を防止していることに
なる。
【0047】以上の説明では、本発明を転写ベルト10
の蛇行防止に適用した場合が示されているが、本発明は
これに限定されるものではなく、種々のベルトの蛇行防
止に適用することができる。
の蛇行防止に適用した場合が示されているが、本発明は
これに限定されるものではなく、種々のベルトの蛇行防
止に適用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ベルト
に特に加工を施す必要がないので、コストを抑制しつつ
ベルトの蛇行を防止することが可能になるという有効な
効果が得られる。
に特に加工を施す必要がないので、コストを抑制しつつ
ベルトの蛇行を防止することが可能になるという有効な
効果が得られる。
【0049】蛇行規制ベルトを略L字型の断面形状とす
れば、ベルトの応力を均等に分散することが可能になる
という有効な効果が得られる。
れば、ベルトの応力を均等に分散することが可能になる
という有効な効果が得られる。
【0050】蛇行規制リングでベルトを挟むようにすれ
ば、ベルトに特に加工を施す必要がないので、コストを
抑制しつつベルトの蛇行を防止することが可能になると
いう有効な効果が得られる。
ば、ベルトに特に加工を施す必要がないので、コストを
抑制しつつベルトの蛇行を防止することが可能になると
いう有効な効果が得られる。
【0051】また、蛇行規制リングをローラにはめ込ん
でいるので、組み付け作業を容易に行うことが可能にな
るという有効な効果が得られる。
でいるので、組み付け作業を容易に行うことが可能にな
るという有効な効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態1におけるベルト駆動装置
を示す斜視図
を示す斜視図
【図2】実施の形態1のベルト駆動装置におけるローラ
に対する転写ベルトの取り付け構造を示す断面図
に対する転写ベルトの取り付け構造を示す断面図
【図3】応力分布とともに示す図2の側面図
【図4】実施の形態1のベルト駆動装置における転写ベ
ルトの蛇行量を示すグラフ
ルトの蛇行量を示すグラフ
【図5】本発明の実施の形態2のベルト駆動装置におけ
るローラに対する転写ベルトの取り付け構造を示す断面
図
るローラに対する転写ベルトの取り付け構造を示す断面
図
【図6】応力分布とともに示す図5の側面図
【図7】本発明の実施の形態3のベルト駆動装置におけ
るローラに対する転写ベルトの取り付け構造を示す断面
図
るローラに対する転写ベルトの取り付け構造を示す断面
図
【図8】応力分布とともに示す図7の側面図
【図9】従来のベルト駆動装置を示す斜視図
【図10】従来のベルト駆動装置におけるローラに対す
る転写ベルトの取り付け構造の一例を示す断面図
る転写ベルトの取り付け構造の一例を示す断面図
【図11】応力分布とともに示す図10の側面図
【図12】従来のベルト駆動装置におけるローラに対す
る転写ベルトの取り付け構造の他の一例を示す断面図
る転写ベルトの取り付け構造の他の一例を示す断面図
【図13】応力分布とともに示す図12の側面図
【図14】従来のベルト駆動装置における転写ベルトの
蛇行量を示すグラフ
蛇行量を示すグラフ
10 転写ベルト(ベルト) 11 駆動ローラ(ローラ) 12a テンションローラ(ローラ) 12b 調整ローラ(ローラ) 14 ゴムベルト(蛇行規制ベルト) 15 フランジ 20 ゴムリング(蛇行規制リング)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H032 BA09 BA18 BA23 DA13 2H071 BA42 BA43 CA01 CA05 DA09 3F024 AA00 CA04 DA07 DA17 3F049 AA02 BB04 BB11 LA02 LA07 LB03
Claims (3)
- 【請求項1】両端の外周に溝部が形成された複数のロー
ラと、 前記溝部の内側において複数の前記ローラに調帯支持さ
れ、これらのローラにより回転されるベルトと、 前記溝部と嵌合して複数の前記ローラに調帯支持されて
これらのローラにより回転され、前記ベルトの端部が接
触する弾性体の蛇行規制ベルトとを有することを特徴と
するベルト駆動装置。 - 【請求項2】前記蛇行規制ベルトは、前記ベルトの端部
および内周端と接する略L字型の断面形状とされている
ことを特徴とする請求項1記載のベルト駆動装置。 - 【請求項3】複数のローラと、 複数の前記ローラに調帯支持され、これらのローラによ
り回転されるベルトと、 前記ベルトを挟むようにして前記ローラの両端にはめ込
まれ、前記ベルトの端部が接する弾性体の蛇行規制リン
グとを有することを特徴とするベルト駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11163289A JP2000351468A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | ベルト駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11163289A JP2000351468A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | ベルト駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000351468A true JP2000351468A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15771002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11163289A Pending JP2000351468A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | ベルト駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000351468A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006143417A (ja) * | 2004-11-22 | 2006-06-08 | Kyocera Mita Corp | ベルト駆動装置 |
| JP2006317597A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Kyocera Mita Corp | ベルト機構 |
| JP2007192999A (ja) * | 2006-01-18 | 2007-08-02 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2011070014A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Sharp Corp | 定着装置及び画像形成装置 |
| JP2013113865A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-06-10 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2013178291A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-09-09 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
| JP2014077843A (ja) * | 2012-10-09 | 2014-05-01 | Konica Minolta Inc | 定着装置および画像形成装置 |
| JP2016186651A (ja) * | 2012-02-09 | 2016-10-27 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
-
1999
- 1999-06-10 JP JP11163289A patent/JP2000351468A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN102033473A (zh) * | 2009-09-25 | 2011-04-27 | 夏普株式会社 | 定影装置和图像形成装置 |
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