JP2000352086A - 給水栓の吐水管 - Google Patents

給水栓の吐水管

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JP2000352086A JP11202158A JP20215899A JP2000352086A JP 2000352086 A JP2000352086 A JP 2000352086A JP 11202158 A JP11202158 A JP 11202158A JP 20215899 A JP20215899 A JP 20215899A JP 2000352086 A JP2000352086 A JP 2000352086A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先端カバーの確実な抜け防止を、簡単な構造
によって実現する。 【解決手段】先端部分に垂下筒11を有する管本体10
と、垂下筒11を挿通する開口21及び該開口21に連
通するスリット22を有し、前記スリット22に前記垂
下筒11を挿通して管本体10の先端から該管本体10
に装着された先端カバー20と、前記垂下筒11に装着
されて吐水口を形成する吐水口キャップ30と、を有す
る給水栓の吐水管であって、前記先端カバー20の下面
における前記吐水口キャップ30の少なくとも後方に対
応する部位に、吐水口キャップ30に当接する当接部2
3を突設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本各発明は、先端部分に垂下
筒を有する管本体と、垂下筒を挿通する開口及び該開口
に連通するスリットを有し、前記スリットに前記垂下筒
を挿通して管本体の先端から該管本体に装着された先端
カバーと、前記垂下筒に装着されて吐水口を形成する吐
水口キャップと、を有する給水栓の吐水管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、先端部分下面から垂下する垂
下筒を有する管本体と、この管本体の先端部分に装着さ
れた先端カバーと、前記垂下筒に装着されて吐水口を形
成する吐水口キャップとを有する給水栓の吐水管があ
る。ここで、前記先端カバーは、断熱や美観の向上を図
るために、例えば合成樹脂等により管本体とは別体に形
成されたものであり、その下面に前記垂下筒を挿通する
開口と、この開口に連通するスリットが設けられ、スリ
ットに垂下筒を挿通して管本体の先端から装着されるの
が一般的である。また、吐水口キャップは、垂下筒の外
面に刻設された雄ねじに螺着されて垂下筒に装着される
のが一般的である。
【0003】このような吐水管にあっては、例えば、実
用新案登録第2517221号公報に記載されているよ
うに、管本体の垂下筒に装着された吐水口キャップと管
本体とで先端カバーを挟持固定したり、また、実開平2
−109098号公報に記載されているように、開口を
スリットより大きな直径の円形状に形成し、この開口に
吐水口キャップを嵌合する等して、先端カバーが管本体
から抜脱することを防止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
吐水管にあっては、次のような問題を有していた。
【0005】まず、吐水口キャップと管本体とで先端カ
バーを挟持固定したものは、先端カバーに挟持固定によ
る押圧力が加わるため、例えば合成樹脂等のように剛性
が低い材料により先端カバーを形成すると割れが生じる
虞があった。また、管本体の垂下筒下端と吐水口キャッ
プとの間にパッキンを介在させる場合には、吐水口キャ
ップの上端面が先端カバーに当接するため、それ以上、
垂下筒に対して吐水口キャップを締め付けることができ
ない。すなわち、垂下筒に対する吐水口キャップの螺着
度合いを調節することができない。このため、パッキン
の十分な潰しが得られず、吐水口以外の部位からの水漏
れが生じる虞があった。特に、長年の使用によりパッキ
ンにヘタリが生じた場合には、ほんの僅かに締め付け量
を増やして螺着度合いを調節すれば再び十分なシール性
が得られる状態でも、それ以上の締め付けが不可能であ
るが為にパッキンの交換を余儀なくされていた。
【0006】次に、先端カバーの円形状の開口に吐水口
キャップの外面を嵌合させたものでは、先端カバーの抜
け止めが、吐水口キャップの後面と開口の縁端面とを当
接させるといった簡単な構造でもってなされるのである
が、抜け止めを確実に行うためには、吐水口キャップの
後面と開口の縁端面とを十分に当接させなければならな
い。このためには、先端カバー全体の厚みを厚くするこ
とで、開口の縁端部分の厚みも厚くし、十分な当接面を
確保することが単純に考えられる。しかしながら、この
ように先端カバー全体を厚くすると、樹脂により成形す
る場合には、不要に厚く成形することで歪みを生じた
り、割れを生じるといった問題が新たに発生する。
【0007】本各発明はこのような実状を鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、先端カバーの
確実な抜け防止を、簡単な構造によって実現することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、まず、請求項1の発明が採った手段は、「先端部
分に垂下筒を有する管本体と、垂下筒を挿通する開口及
び該開口に連通するスリットを有し、前記スリットに前
記垂下筒を挿通して管本体の先端から該管本体に装着さ
れた先端カバーと、前記垂下筒に装着されて吐水口を形
成する吐水口キャップと、を有する給水栓の吐水管であ
って、前記先端カバーの下面における前記吐水口キャッ
プの少なくとも後方に対応する部位に、吐水口キャップ
に当接する当接部を突設したことを特徴とする給水栓の
吐水管」である。
【0009】先端カバーの下面から当接部を突設するこ
とで、吐水口キャップとの十分な当接面を確保できる。
ここで、当接部は、先端カバーの下面から突設されたも
のであるため、先端カバー全体を厚く形成する必要はな
い。
【0010】尚、本発明において、垂下筒と吐水口キャ
ップとの装着の具体的な手段は、螺着に限らず、例え
ば、止めネジによる固定や、垂下筒又は吐水口キャップ
の一方に設けられた係合凸部と他方に設けられた係合凹
部との係合による固定等、種々の手段を適用することが
できる。
【0011】次に、請求項2の発明の採った手段は、
「前記当接部は、前記吐水口キャップの後方に対応する
部位にのみ突設されていることを特徴とする請求項1に
記載の給水栓の吐水管」である。
【0012】当接部は、使用に際して目立ち難い部位で
ある吐水口キャップの後方に対応する部位にのみ突設さ
れているため、この当接部によって吐水管の先端部分の
美観を損なうことはなく、吐水管の十分な美観を確保で
きる。
【0013】次に、請求項3の発明の採った手段は、
「前記当接部は、前記吐水口キャップの後方に向かって
延設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2
に記載の給水栓の吐水管」である。
【0014】先端カバーの下面から突設された当接部に
より先端カバーの抜けを防止しようとすると、当接部の
強度を十分に確保しなければならない。特に、突設高さ
を高くして十分な当接面を確保しようとすると、当接部
の強度低下を招き易い。
【0015】そこで、本発明では、先端カバーの抜けを
防止する際に応力が加わる方向である吐水口キャップの
後方に向かって当接部を延設することで、当接部の強度
を確保する。尚、当接部を吐水口キャップの後方に延設
しても、吐水口キャップの後方は使用に際して目立ち難
い部位であるため、この当接部によって吐水管の先端部
分の美観を損なうことはない。
【0016】最後に、請求項4の発明の採った手段は、
「前記開口は、前記スリットの幅よりも大径の円形状の
開口とされ、前記当接部は、開口の縁端から離間した部
位に突設されていることを特徴とする請求項1から請求
項3までの何れかに記載の給水栓の吐水管」である。
【0017】吐水口キャップとしては、その外径が異な
る種々のものがある。ここで、先端カバーの開口の周縁
端に当接部を突設した場合には、この当接部により当接
可能な吐水口キャップの外径が限られてしまい、先端カ
バーは、外径の異なる種々の吐水口キャップに対応する
ことができず、汎用性に劣るものとなる。
【0018】そこで、本発明では、当接部を、開口の縁
端から離間して突設することにより、外径の小さい吐水
口キャップに対しては、先端カバーの開口の周縁端に当
接させることで先端カバーの抜けを防止し、外径の大き
い吐水口キャップに対しては、当接部に当接させること
で先端カバーの抜けを防止する。これにより、先端カバ
ーの汎用性を向上させることがでる。
【0019】
【発明の実施の形態】本各発明に係る給水栓の吐水管の
実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】先ず、図1及び図2に、請求項1〜3の各
発明に係る給水栓の吐水管の一例を示す。管本体10
は、流し台、浴室、洗面台等に設置された単水栓や湯水
混合栓等の図示しない給水栓の本体から延出されてお
り、その内部の流路は、給水栓本体内部の吐出側の流路
に連通されている。また、管本体10は、銅合金パイプ
等により断面長円状に形成されており、その先端は、ロ
ー付け等により蓋が固着されて閉塞されている。さら
に、管本体10の先端部分下面には、外面に雄ネジが刻
設された垂下筒11が垂設されている。この垂下筒11
は、管本体10に予め穿設された取付孔に挿入され、ロ
ー付け等により管本体10に固着されたものである。
【0021】先端カバー20は、ABS樹脂等の合成樹
脂により有底筒状に形成されており、その下面側には、
開口21と、この開口21に連通するスリット22とが
設けられている。開口21は、先端カバー20が管本体
10に装着された状態で管本体10の垂下筒11を挿通
するものであり、後述する吐水口キャップ30の外径よ
り僅かに大径に形成されている。スリット22は、管本
体10の先端から先端カバー20を装着するに際して垂
下筒11を挿通するものであり、垂下筒11の外径より
も僅かに広い幅寸法に形成されている。また、先端カバ
ー20の内面形状は、管本体10と略同一形状であり、
管本体10に装着された状態ではガタツキ難くされてい
るが、さらに本例においては、先端カバー20の天面及
び底面に、その長手方向に断面三角形状の突条24が設
けられており、この突条24を圧潰するようにして先端
カバー20に管本体10が圧入されることで、ガタツキ
のより一層の防止が図られている。
【0022】尚、先端カバー20は、管本体10に装着
された状態では、管本体10から膨出する形態とされて
おり、スリット22部分は、何らの部材も配置されない
開放領域とされている。このスリット22部分は、使用
に際して目立ち難い部位であり、吐水管の先端部分の美
観を損なうことはない。但し、このスリット22の開放
領域に副カバー等、先端カバー20に一体的となる部材
を装着することによって、美観をより一層向上させるこ
ととしてもよい。
【0023】一方、先端カバー20の下面には、請求項
2の発明に従って、吐水口キャップ30の後方に対応す
る部位にのみに、当接部23が突設されている。また、
この当接部23は、請求項3の発明に従って、吐水口キ
ャップ30の後方に向かって延設されている。
【0024】このような先端カバー20を管本体10に
装着した後に、内面に雌ネジが刻設された袋ナット状の
吐水口キャップ30を垂下筒11に螺着して吐水口を形
成する。また、図3に示すように、この吐水口キャップ
30の後方と先端カバー20の当接部23とを当接させ
ることによって、先端カバーの抜けを防止する。ここ
で、本例では、図1及び図2に示すように、垂下筒11
の下端面と吐水口キャップ30の内底面との間に、上方
より、パッキン40及び3枚の整流網50が介在されて
いる。このように垂下筒11と吐水口キャップ30との
間に種々の介在物が配設される場合には、吐水口キャッ
プ30の螺着度合いにバラツキが生じ易く、吐水口キャ
ップ30の上端面が先端カバー20の下面よりも下方に
配置される虞がある。しかしながら、上述のように螺着
度合いにバラツキが生じても、先端カバー20の下面か
らは当接部23が突設されているため、当接部23と吐
水口キャップ30とを確実に当接させることができ、こ
れにより先端カバー20の抜けを確実に防止することが
できる。
【0025】以上、請求項1〜3の各発明を適用した例
を示したが、請求項1及び3の各発明においては、これ
に限らず、当接部23を、吐水口キャップ30の後方か
ら側方に対応する部位に突設したり、先端カバー20の
開口21の全周に渡って突設してもよい。また、請求項
1及び2の各発明においては、当接部23を、吐水口キ
ャップ30の後方へ向かって延設せず、開口21の周方
向に沿って延設してもよい。
【0026】次に、図4及び図5に、請求項4の発明に
係る給水栓の吐水管の一例を示す。この吐水管では、先
端カバー20の当接部23の形態が異なる他は、前述の
例と同様であり、共通する構造についての説明は省略す
る。
【0027】先端カバー20には、スリット22の幅よ
りも大径の円形状の開口21が設けられている。そし
て、先端カバー20の下面における前記開口21の縁端
から離間した部位には、当接部23が突設されている。
ここで、当接部23は、請求項2の発明が適用されて、
吐水口キャップ30の後方に対応する部位にのみに突設
されており、また、請求項3の発明が適用されて、管本
体10の軸方向に縦長の形態とされている。
【0028】吐水口キャップ30は、例えば、通常のス
トレート吐水を得るためのものである場合には、その外
径が小径のものとされ、例えば、空気を混入した所謂泡
沫吐水を得るためのものや、シャワー吐水を得るための
もの等である場合には、その外径が大径のものとされ
る。ここで、小径の吐水口キャップ30を適用する場合
には、従来例の如く、円形状の開口21に吐水口キャッ
プ30を嵌合させ、開口21の縁端面に吐水口キャップ
30の後面を当接させることによって、先端カバー20
の抜けが防止される。一方、図6に示すように、大径の
吐水口キャップ30を適用する場合には、開口21の縁
端より離間した部位に突設された当接部23に吐水口キ
ャップ30の後面を当接させることによって、先端カバ
ー20の抜けが防止される。
【0029】ここで、小径の吐水口キャップ30を適用
する場合においては、吐水口キャップ30の上端面が先
端カバー20の下面よりも上方に位置して、開口21と
吐水口キャップ30とが確実に嵌合するように、垂下筒
11に対する吐水口キャップ30の螺着度合いが設定さ
れる。また、大径の吐水口キャップ30を適用する場合
においては、吐水口キャップ30の上端面が先端カバー
20の下面よりも下方に位置すると共に当接部23の下
面よりも上方に位置して、当接部23と吐水口キャップ
30とが確実に当接するように、垂下筒11に対する吐
水口キャップ30の螺着度合いが設定される。
【0030】尚、大径の吐水口キャップ30を適用する
場合に、吐水口キャップ30の上端面が先端カバー20
の下面に当接して、先端カバー20に多少の押圧力が加
わることを許容することとしてもよい。この場合におけ
る上記押圧力は、先端カバー20の抜けの防止を行うた
めのものではなく、寸法のバラツキを吸収させるための
ものとする。これにより、垂下筒11や吐水口キャップ
30、或いは、垂下筒11と吐水口キャップ30との間
に介在される介在物等の種々の機器の寸法精度のバラツ
キや、吐水口キャップ30の螺着度合いのバラツキを吸
収させることができ、寸法精度の許容範囲を広げること
ができる。尚、このような押圧力が先端カバー20に加
わったとしても、押圧力は、先端カバー20の抜けを防
止するたえめの大きな応力ではないため、先端カバー2
0に割れが生じる等の支障を来すことはない。
【0031】
【発明の効果】以上のように構成された本各発明によれ
ば、先端カバーの確実な抜け防止を、簡単な構造によっ
て実現することができる。
【0032】また、特に、請求項2の発明によれば、吐
水管の先端部分の美観を確保することができ、請求項3
の発明によれば、当接部の強度を確保することができ、
請求項4の発明によれば、先端カバーを、種々の外径の
吐水口キャップに対応できる汎用性の高いものとするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3の各発明に係る吐水管の一例を示
す斜視図である。
【図2】図1に示した吐水管の縦断面図である。
【図3】図1に示した吐水管の先端カバーと吐水口キャ
ップとの位置関係を示す底面図である。
【図4】請求項4の発明に係る吐水管の一例を示す斜視
図である。
【図5】図4に示した吐水管の縦断面図である。
【図6】図4に示した吐水管の先端カバーと吐水口キャ
ップとの位置関係を示す底面図である。
【符号の説明】
10:管本体 11:垂下筒 20:先端カバー 21:円形開口 22:スリット 23:当接部 24:突条 30:吐水口キャップ 40:パッキン 50:整流網

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部分に垂下筒を有する管本体と、垂下
    筒を挿通する開口及び該開口に連通するスリットを有
    し、前記スリットに前記垂下筒を挿通して管本体の先端
    から該管本体に装着された先端カバーと、前記垂下筒に
    装着されて吐水口を形成する吐水口キャップと、を有す
    る給水栓の吐水管であって、 前記先端カバーの下面における前記吐水口キャップの少
    なくとも後方に対応する部位に、吐水口キャップに当接
    する当接部を突設したことを特徴とする給水栓の吐水
    管。
  2. 【請求項2】前記当接部は、前記吐水口キャップの後方
    に対応する部位にのみ突設されていることを特徴とする
    請求項1に記載の給水栓の吐水管。
  3. 【請求項3】前記当接部は、前記吐水口キャップの後方
    に向かって延設されていることを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の給水栓の吐水管。
  4. 【請求項4】前記開口は、前記スリットの幅よりも大径
    の円形状の開口とされ、前記当接部は、開口の縁端から
    離間した部位に突設されていることを特徴とする請求項
    1から請求項3までの何れかに記載の給水栓の吐水管。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2440907A (en) * 2006-08-18 2008-02-20 Catalyst Developments Tap spout cover
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