JP2000352733A - 像振れ補正装置 - Google Patents

像振れ補正装置

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JP2000352733A JP2000108314A JP2000108314A JP2000352733A JP 2000352733 A JP2000352733 A JP 2000352733A JP 2000108314 A JP2000108314 A JP 2000108314A JP 2000108314 A JP2000108314 A JP 2000108314A JP 2000352733 A JP2000352733 A JP 2000352733A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像振れの周波数に応じて像振れ補正を制御す
る。 【解決手段】 フラグFaの値をチェックしルーチンの
実行が初回か2回目以降かを確認する(S200)。現
時点の水平軸線方向のデジタル揺動変位値V4aと前回
ルーチンが実行されたときの前揺動変位値V4aold
の大小を比較し(S208、S222)、その比較結果
と前回までの水平軸線方向の像振れのぶれ方向との組合
せから、ぶれ方向が反転しているか、同一方向に向かっ
ているかを判断する(S210、S224)。反転して
いる場合は、前回の反転から25ms経過しておらず、
かつぶれ幅が閾値以上であることを条件として、像振れ
周波数が20Hzより高いと判断し、像振れ補正制御を
停止するため補正停止フラグSTOPに「1」をセット
する(S214、S216、S218)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手ぶれ等に起因し
て光学機器が振動した場合に、観察体像のぶれを補正す
る像振れ補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光学機器に備えられた像振れ補正
装置は、ぶれ検出手段として設けられた角速度センサか
らの出力信号を積分して光学機器のぶれを算出し、光学
機器のぶれによる観察体像のぶれが無くなるよう撮影光
学系の光路中に設けられた補正光学系を駆動する。その
結果、手振れ等に起因する光学機器の受像面、例えばカ
メラのフィルム面や光電変換素子の受光面の上での被写
体像の移動、即ち像振れが補正される。実際には、補正
光学系の駆動機構が有する周波数特性により、像振れに
対して補正光学系は多少の位相差を伴って追従する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】像振れの周波数が高く
なると、補正光学系の駆動に位相遅れが発生し、像振れ
に対する補正光学系の追従性は低下してしまう。このよ
うな補正光学系の追従性の低下により、本来は像振れに
追従するよう駆動されるべき補正光学系が像振れとは反
対方向に駆動されるという現象が生じる。その結果、像
振れ補正装置を作動させない場合よりも像振れが大きく
なるという問題がある。
【0004】例えば、カメラを三脚で固定して撮影する
際、シャッタボタンを押すとレリーズショックによる振
動に三脚が共振し、レリーズショックの振動が増幅され
てカメラ本体に伝わる。従って、カメラを三脚で固定
し、像振れ補正機能を作動させたままシャッタボタンを
押すと、上述のように補正光学系が像振れを増幅し、撮
影画像の質を低下させてしまう。
【0005】本発明は、以上の問題を解決するものであ
り、像振れの周波数に応じて制御可能な像振れ補正装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる像振れ補
正装置は、光学機器の光軸のぶれを検出するぶれ検出手
段と、光軸のぶれを補正するための補正光学系と、補正
光学系を駆動する駆動手段と、光軸のぶれに起因する観
察体像のぶれが無くなるよう駆動手段を制御する制御手
段と、所定時間毎に実行され、ぶれ検出手段により検出
される光軸のぶれの方向の反転を検知するぶれ反転検知
手段と、ぶれ反転検知手段により検知された前回の光軸
のぶれの方向の反転からぶれ方向検知手段の現在の実行
において検出される光軸のぶれの方向の反転までの時間
間隔を計測する計測手段とを備え、制御手段は、その時
間間隔が所定値より小さい場合、駆動手段を停止するこ
とを特徴とし、好ましくはこの所定値は25ミリ秒程度
である。
【0007】好ましくは、ぶれ反転検知手段は、ぶれ反
転検知手段が前回実行された時点での光軸のぶれの量
と、ぶれ反転検知手段が現在実行されている時点での光
軸のぶれの量とを比較することにより光軸のぶれの方向
を判別して記憶するぶれ方向記憶手段を備え、現在のぶ
れ反転検知手段の実行時においてぶれ方向記憶手段によ
り判別される光軸のぶれの方向と、前回のぶれ反転検知
手段の実行時においてぶれ方向記憶手段により記憶され
た光軸のぶれの方向とが異なる場合、光軸のぶれの方向
の反転の発生を検知する。
【0008】好ましくは、ぶれ方向記憶手段は、前回の
ぶれ反転検知手段の実行において検出された光軸のぶれ
の量に対する、現在のぶれ反転検知手段の実行において
検出される光軸のぶれの量の増減関係を判別することに
より、光軸のぶれの方向を判断する。
【0009】ぶれ検出手段は異なる2軸線方向における
光軸のぶれを検出することができ、例えば、2軸線方向
のいずれか一方の軸線方向に関するぶれ反転検知手段の
検知結果に基づいて計測手段により計測される時間間隔
が所定時間より小さい場合、制御手段は、2軸線方向の
双方において像振れ補正制御を停止する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。尚、本明細書において、交換レン
ズの光軸が水平となるようにカメラを水平に構えた状態
においてカメラのフィルム面に平行な面を「垂直面」と
呼び、この垂直面内で交換レンズの撮影光軸と交差し、
かつカメラを鉛直方向において分割する軸線を「水平軸
線a」と呼び、カメラを左右に分割する軸線を「垂直軸
線b」と呼ぶこととする。
【0011】図1は、本実施形態にかかる像振れ補正機
能を有するカメラ1を示す。カメラ1は、対物光学系
2、像振れ補正手段40、クイックリターンミラー3、
ファインダー光学系4、AFセンサ7、サブミラー8、
シャッターボタン20、被写体像が形成されるフィルム
F、カメラ1全体を制御する制御手段30を備える。像
振れ補正手段40には補正レンズ401(補正光学系)
が備えられる。カメラ1において、撮影光学系は対物光
学系2と補正レンズ401で構成される。被写体光は対
物光学系2、補正レンズ401を通過後、クイックリタ
ーンミラー3に入射する。クイックリターンミラー3で
反射される被写体光はファインダー光学系4により撮影
者の眼に導かれ、クイックリターンミラー3を透過する
被写体光はサブミラー8で反射されAFセンサ7へ導か
れる。尚、像振れ補正手段40及び補正レンズ401の
詳細については後述する。
【0012】また、カメラ1には、被写体に対する撮影
光学系のぶれを検出するぶれ検出手段として機能する角
速度センサ51、52、撮影光学系中のレンズの光軸方
向の移動を検出するレンズ移動検知手段60が設けられ
ている。
【0013】シャッターボタン20は2段階のスイッチ
になっており、1段押し込まれると測光スイッチがON
し、2段押し込まれるとレリーズスイッチがONする。
これらのスイッチのON/OFF情報は、制御手段30
に入力される。
【0014】角速度センサ51は、図1の上下方向(垂
直方向)のカメラの回転運動の角速度を検出するもの
で、手ぶれなどによる該方向での角速度に応じた電圧を
制御手段30へ出力する。角速度センサ52は、図1の
紙面に直交する方向(水平方向)でのカメラの回転運動
の角速度を検出するセンサで、検出した角速度に応じた
電圧を制御手段30へ出力する。
【0015】像振れ補正手段40は、上述のように撮影
光学系の一部を構成し、撮影光学系の光軸を偏向するた
めの補正レンズ401と、補正レンズ401を駆動する
駆動手段とから構成されている。駆動手段は、制御手段
30の指令に基づいて撮影光学系により形成される被写
体像のフィルム面F上での移動を相殺するように補正レ
ンズ401を駆動し、撮影光学系の光軸を紙面に垂直な
方向および紙面に平行な方向に、互いに独立に偏向す
る。
【0016】制御手段30は、レンズ移動検知手段60
からレンズの移動が検知された際、および撮影の実行中
に、角速度センサ51、52からの入力信号に基づい
て、像振れ補正手段40を駆動することによりフィルム
面F上、およびファインダー視野内での像振れを補正す
る。
【0017】対物光学系2は、図1では1枚のレンズと
して表わされているが、実際には複数枚のレンズまたは
複数のレンズ群で構成され、フォーカシング、あるいは
ズーミングのためにその一部、または全部が光軸方向に
移動可能である。本実施形態では、レンズ移動検知手段
60は、対物光学系2を構成するレンズのうち、フォー
カシングに関与するレンズ群(以下、「フォーカシング
レンズ」と呼ぶ)の移動を検知している。
【0018】観察時、クイックリターンミラー3は図1
に示す位置に位置決めされている。従って、それぞれ撮
影光学系の一部を構成する対物光学系2と像振れ補正手
段40の補正レンズ401を介して入射する被写体の光
束は、クイックリターンミラー3で反射され焦点板Bへ
導かれる。焦点板B上の被写体像はペンタプリズム4に
より像反転がなされ、観察者はアイピースレンズ9を介
して焦点板B上の像を正立像として観察することができ
る。すなわち、本実施形態においては、ファインダ光学
系は、フォーカシングレンズを含む対物光学系2、補正
レンズ401、クイックリターンミラー3、焦点板B、
ペンタプリズム4、アイピースレンズ9を備えている。
【0019】クイックリターンミラー3及びサブミラー
8は、撮影時にはミラー駆動機構(図示せず)により焦
点板Bと対向する位置に待避される。その結果、撮影
時、被写体の光束は、対物光学系2、補正レンズ401
を介してフィルム面Fへ導かれ、フィルム面F上にて被
写体像が形成される。このようにして、被写体像はフィ
ルム面Fに感光され被写体像の記録がなされる。
【0020】フォーカシングレンズは、鏡筒5を回転さ
せることにより図示せぬ公知のカム機構により光軸方向
に移動するよう構成されている。鏡筒5は、カメラ1の
ボディ若しくはレンズユニットに設けられたモータによ
り、あるいは撮影者自身のフォーカシング操作環55の
手動操作により、回転操作される。
【0021】AFセンサ7は、位相検出方式により撮影
光学系のデフォーカス量を検出する従来公知のセンサで
ある。AFセンサ7内の撮像素子(図示せず)は、焦点
板B及びフィルム面Fと光学的に等価な位置に配設され
ている。従って、焦点板B上の焦点状態はフィルム面F
上の焦点状態と等価であり、撮影光学系により形成され
る焦点板B上の像が結像しているとき、換言すれば撮影
光学系による焦点位置が焦点板Bと一致したときが合焦
状態である。
【0022】AFセンサ7は、撮影光学系により形成さ
れるフィルム面F(予定焦点面)上の像の焦点状態をデ
フォーカス量として検出する。すなわち、AFセンサ7
は、現時点における撮影光学系により形成される像の焦
点位置が、焦点板B若しくはフィルム面Fから光軸上ど
の方向にどの程度ずれているかを示すデフォーカス量を
検出する。制御手段30は、AFセンサ7により検出さ
れたデフォーカス量に基づいて、フォーカシングレンズ
の駆動方向及び駆動量を演算し、フォーカシングレンズ
は制御手段30の演算結果に基づいて駆動され、自動焦
点調整が行なわれる。
【0023】レンズ移動検知手段60は、鏡筒5の外周
に設けられたラック5aに噛合するピニオンギア61
と、このピニオンギア61と同軸で設けられたスリット
板62と、このスリット板62を挟んで設けられたフォ
トインタラプタ63とから構成される。スリット板62
には、回転軸を中心として放射状に多数のスリットが設
けられている。フォトインタラプタ63は、スリット板
62を挟んで対向する発光部63aおよび受光部63b
から構成されており、受光部63bからはスリット板6
2の回転に伴って光の明暗に応じた周期的な信号が出力
される。上述のように、鏡筒5は、オートフォーカスの
場合はカメラ1のボディ若しくはレンズユニットに設け
られたモータにより回転され、マニュアルフォーカスの
場合は撮影者自身の手動により回転操作される。従っ
て、フォーカシングによる鏡筒5の回転に連動するスリ
ット板62の回転に応じて、受光部63bからパルス信
号が出力される。
【0024】図2は、像振れ補正手段40の構成を示
す。補正光学系を構成する補正レンズ401は、レンズ
枠410にはめ込まれた状態で第1回動板420に固定
され、第1回動板420は回動軸421を介して第2回
動板430に回動可能に取り付けられる。さらに第2回
動板430は、撮影光学系の光軸Oを中心として回動軸
421とは90度離れて突設された回動軸431を介し
て基板440に回動可能に取り付けられる。基板440
は、カメラ1に固定されている。
【0025】上記の構成により、補正レンズ401は、
第1回動版420、第2回動板430の回動により、光
軸Oに対して垂直な面内で図中の矢印H、Vで示した方
向に変位可能に保持される。
【0026】レンズ枠410は、大径部411と小径部
412とを有し、小径部412が第1回動板420の開
口部422に嵌合される。第1回動板420の回動軸4
21は、第2回動板430に形成された軸孔439に挿
入される。開口部422を挟んで回動軸421の反対側
には、ネジ孔423が形成されたアーム424が設けら
れている。
【0027】ネジ孔423には、フレキシブルジョイン
トを介してモータ425の回転軸に連結されたネジ部材
426が螺合している。モータ425は、第2回動板4
30上に固定されている。モータ425が駆動される
と、第1回動板420は、回動軸421を中心にネジ部
材426の回転方向に応じて矢印Vで示す方向に回動駆
動される。
【0028】駆動アーム424の先端には、永久磁石4
27が設けられており、第2回動板430上には、永久
磁石427の位置を検出するMR(Magnetic
Resistance)センサ428が、永久磁石42
7と対向して設けられている。制御手段30は、MRセ
ンサ428の出力信号によりレンズ401の矢印V方向
の変位を検知する。
【0029】第2回動板の回動軸431は、基板440
に形成された軸孔449に挿入される。第2回動板43
0には小径部412が挿通される開口部432が形成さ
れている。開口部432は、第1回動板420を第2回
動板430に組み付けた際に、第1回動板420の回動
による小径部412の移動を妨げない大きさになってい
る。
【0030】開口部432を挟んで回動軸431の反対
側には、ネジ孔433が形成された駆動アーム434が
設けられている。ネジ孔433には、フレキシブルジョ
イントを介してモータ435の回転軸に連結されたネジ
部材436が螺合している。モータ435が駆動される
と、第2回動板430は、回動軸431を中心に、ネジ
部材436の回転方向に応じて矢印Hで示す方向に回転
駆動される。
【0031】駆動アーム434の先端には、永久磁石4
37が設けられており、基板440上には、MRセンサ
438が配されている。制御手段30は、MRセンサ4
38の出力信号によりレンズ401の矢印H方向の変位
を検知する。
【0032】基板440には小径部412が挿通される
開口部442が設けられている。開口部442は、第
1、第2回動板の回動による小径部412の移動を妨げ
ない大きさとなっている。
【0033】図3は、上述のレンズ枠410、第1回動
板420、第2回動板430、および基板440が組み
合わされた状態で像振れ補正手段40を対物光学系2の
側から見た図である。図3は、補正レンズ401の光軸
が対物光学系2(撮影光学系の一部を構成する他の光学
系)の光軸に一致する基準状態を示す。基準状態では、
第1回動板420の回動軸421の中心、撮影光学系の
光軸O、永久磁石427、MRセンサ428が直線a上
に並ぶ。同様に、第2回動板430の回動軸431の中
心、撮影光学系の光軸O、永久磁石437、MRセンサ
438が直線b上に並ぶ。
【0034】図4は、前述した制御手段30を構成する
CPU31の入出力信号を説明するブロック図である。
シャッターボタン20に連動する測光スイッチ21、レ
リーズスイッチ22のON/OFFの情報は、それぞれ
1ビットのデジタルパスとしてCPU31のポートPI
1、PI2に入力される。角速度センサ51、52の電
圧出力は、CPU31のA/D変換ポートAD2、AD
1に、MRセンサ428、438からの電圧出力は、A
/D変換ポートAD4、AD3にそれぞれ入力される。
【0035】CPU31のD/A出力ポートDA1、D
A2には、第2回動板430を駆動するモータ435お
よび第1回動板420を駆動するモータ425が、それ
ぞれモータ駆動回路462、461を介して接続されて
いる。CPU31は、上述の入力信号に基づいて像振れ
を補正するために必要な補正レンズ401の移動量をモ
ータ435、モータ425の駆動量に換算して演算し、
ポートDA1、DA2から駆動量に対応した電圧を出力
する。
【0036】シャッターボタン20の半押しにより測光
スイッチ21がオンし、第1の入力ポートPI1にオン
信号が入力されると、CPU31は、図示しない測光機
構を介して被写体光の測光動作を実行して露光値(E
v)を演算し、この露光値に基づき撮影に必要となる絞
り値(Av)及び露出時間(Tv)を演算する。また、
シャッターボタン20の全押しによりレリーズスイッチ
22がオンし、第2の入力ポートPI2にオン信号が入
力されると、CPU31は、撮影レンズの図示しない絞
りを上述した絞り値に応じて絞り込み駆動し、クイック
リターンミラー3を跳ね上げ駆動すると共に、図示しな
いシャッタ機構を所定のシャッタ速度でレリーズ駆動す
る。
【0037】次に、図5〜図10に示すフローチャート
を参照して、CPU31における手振れよる像振れを補
正するための像振れ補正制御動作を説明する。
【0038】カメラ1のメイン電源スイッチ(図示せ
ず)がオンされると、CPU31はステップS100に
おいて初期設定処理として、デジタル変数値V3a、水
平軸線方向のデジタル揺動変位値V4a、デジタル変数
値V3b、及び垂直軸線方向のデジタル揺動変位値V4
bにそれぞれ「0」をセットしクリアする。デジタル変
数値V3aは、角速度センサ52から出力されるヌル電
圧に基づく水平軸線方向の直流成分(即ち、手振れ検出
信号の水平軸線方向のオフセット値)やカメラ1のゆっ
くりしたぶれに基づく水平軸線方向の直流成分を示し、
デジタル変数値V3bは、角速度センサ51から出力さ
れるヌル電圧に基づく垂直軸線方向の直流成分(即ち、
手振れ検出信号の垂直軸線方向のオフセット値)やカメ
ラ1のゆっくりしたぶれに基づく垂直軸線方向の直流成
分を示す。
【0039】ステップS102では、後述するぶれ周波
数チェックルーチンの処理で用いられるフラグFa、F
b、STOP及び現在時間TCにそれぞれ「0」がセッ
トされ初期化される。フラグFaは水平方向の像振れ周
波数のチェック処理の実行が初回か、2回目以降かを示
すフラグであり、フラグFbは垂直方向の像振れ周波数
のチェック処理の実行が初回か、2回目以降かを示すフ
ラグである。それぞれ「0」がセットされている場合は
初回の実行を示し、「1」がセットされている場合は2
回目以降の実行であることを示す。また、補正停止フラ
グSTOPは、後述する像振れ補正を行なうか否かを判
断するフラグであり、「1」がセットされている場合
は、像振れ補正は行なわないことを示す。尚、現在時間
TCについては、ぶれ周波数チェックルーチンの説明時
に詳述する。
【0040】次いでステップS104で、1msec
(ミリ秒)が経過したか否かがチェックされ、経過した
場合のみステップS106へ進む。すなわち、ステップ
S106以降の処理は1msec毎に実行される。
【0041】ステップS106では、水平軸線aに沿う
手振れ検出信号としての角速度センサ52からのアナロ
グ検出信号を、アナログ/デジタル変換入力端子AD1
から読み込み、読み込んだアナログ検出信号をデジタル
変換し、水平軸線方向のデジタル検出値V1aを算出す
る。同様に、垂直軸線bに沿う手振れ検出信号としての
角速度センサ51からのアナログ検出信号を、アナログ
/デジタル変換入力端子AD2から読み込み、読み込ん
だアナログ検出信号をデジタル変換し、垂直軸線方向の
デジタル検出値V1bを算出する。
【0042】ステップS108において、上述した直流
成分による影響を除去するために、水平軸線方向のデジ
タル検出値V1aから直流成分を示すデジタル変数値V
3aを減じ、水平軸線aに沿う角速度V2aを算出し、
垂直軸線方向のデジタル検出値V1bから直流成分を示
すデジタル変数値V3bを減じ、垂直軸線bに沿う角速
度V2bを算出する。
【0043】ステップS110において、角速度値V2
aを第1の係数K1aで割った値をデジタル変数値V3
aに加えることにより、新たにデジタル変数値V3aを
演算し直して規定し、同様に、角速度値V2bを第1の
係数K1bで割った値をデジタル変数値V3bに加える
ことにより、新たにデジタル変数値V3bを演算し直し
て規定する。
【0044】次いでステップS112で測光スイッチ2
1がオンされているか否かを判断し、測光スイッチ21
がオンされない限り、ステップS104〜ステップS1
10の処理を繰り返し実行する。即ち、デジタル検出値
V1a(V1b)とデジタル変数値V3a(V3b)と
の差をとるための差動増幅器と、角速度V2a(V2
b)の直流成分を除去する、デジタル変数値V3a(V
3b)を出力するためのハイパスフィルタとから構成さ
れるいわゆる負帰還回路と同等の機能を実行する。以上
のように、デジタル変数値V3a、V3bは、初回の演
算ではステップS100で「0」がセットされ、2回目
以降の繰り返し演算においてはステップS110で演算
される値が用いられる。
【0045】尚、第1の係数K1a、K1bは比較的小
さな値(具体的には後述する第2の係数K2a、K2b
よりもそれぞれ小さな値)に設定されている。この結
果、手振れが無い状態にもかかわらず、直流成分である
ヌル電圧等が存在することにより角速度センサ51、5
2から出力される値(即ち、角速度センサ51、52で
検出される角速度の値)が「0」とならない状態から、
負帰還回路の機能を実現する上述のループ処理により残
存直流出力成分が実質的に0レベルになるまでの時間
を、極力短く設定することができる。
【0046】この結果、メイン電源スイッチがオンされ
てから、シャッターボタン20が半押しされて測光スイ
ッチ21がオンするまでの間において、例えば、カメラ
のメイン電源投入直後や、構図の決定・変更のためにカ
メラを一方向へ大きくパンさせた後等において、残存直
流出力成分が実質的に0レベルになるまでに長い時間が
かかる等の不具合が解消されることになり、速写性を損
なってシャッタチャンスを逃す等の不都合が回避され
る。
【0047】測光スイッチ21がオンされると、図6の
ステップS114へ進む。ステップS114では、図示
しない測光機構を介して被写体光の測光動作を実行して
露光値(Ev)を演算し、この露光値に基づき撮影に必
要となる絞り値(Av)及び露出時間(Tv)を演算す
る。
【0048】次いでステップS116で、1msecが
経過したか否かがチェックされ、経過した場合のみステ
ップS118へ進む。すなわち、ステップS118以降
の処理は1msec毎に実行される。ステップS118
では、ステップS106と同様に、水平軸線方向のデジ
タル検出値V1a及び垂直軸線方向のデジタル検出値V
1bを算出し、ステップS120へ進む。
【0049】ステップS120ではステップS108と
同様、水平軸線方向のデジタル検出値V1aから直流成
分を示すデジタル変数値V3aを減じ、水平軸線方向の
角速度値V2aを算出すると共に、垂直軸線方向のデジ
タル検出値V1bから直流成分を示すデジタル変数値V
3bを減じ、垂直軸線方向の角速度値V2bを算出す
る。
【0050】次いでステップS122において、デジタ
ル変数値V3aに対して角速度値V2aを第2の係数K
2aで割った値を加えることにより、新たにデジタル変
数値V3aを演算し直して規定し、デジタル変数値V3
bに対して角速度値V2bを第2の係数K2bで割った
値を加えることにより、新たにデジタル変数値V3bを
演算し直して規定する。以上の処理により、カメラのゆ
っくりとした手振れに基づく像振れをも補正することが
できる。
【0051】この後、ステップS124でレリーズスイ
ッチ22がオンされているか否かを判断し、レリーズス
イッチ22がオンされていない場合はステップS112
へ戻り、以降の処理を繰り返す。すなわち、測光スイッ
チ21がオンされてからレリーズスイッチ22がオンさ
れるまでの間、ステップS114〜S122までの処理
が繰り返し実行される。ステップS124でレリーズス
イッチ22がオンされたことが確認されると、図7のス
テップS126へ進む。尚、レリーズスイッチ22がオ
ンする前に測光スイッチ21がオフされた場合は、上述
した図5のステップS104〜S110の繰り返しルー
プが再度実行される。
【0052】ステップS122で用いられるデジタル変
数値V3a、V3bは、初回の演算ではステップS11
0で演算された値が用いられる。即ち、角速度センサ5
1、52のヌル電圧等の直流成分(手振れ検出信号のオ
フセット量)は予め除去されている。一方、第2の係数
K2a、K2bは比較的大きな値(具体的には第1の係
数K1a、K1bよりもそれぞれ大きな値)に設定され
ている。従って、上述したハイパスフィルタは、デジタ
ル検出値V1a(V1b)をフィルタリングするに際
し、それぞれの低周波数領域までを通過帯域とされる。
【0053】以上のように、ステップS120におい
て、デジタル変数値V3a(V3b)との差分としてヌ
ル電圧に基づく直流成分が除去された角速度値V2a
(V2b)が演算される。従って、ステップS120で
算出された角速度値V2a(V2b)は、角速度センサ
52(51)の正規の出力を細かな手振れはもちろんの
こと、ゆっくりした手振れをも含んだ状態で手振れを適
正に反映させた値、即ち、検出した手振れの方向及び大
きさを正確にそのまま表わした値となる。
【0054】レリーズスイッチ22がオンされると、図
7のステップS126において、撮影レンズの絞り(図
示せず)を上述した絞り値となるよう絞り込み駆動し、
クイックリターンミラー3を跳ね上げ駆動し、シャッタ
機構(図示せず)を所定のシャッタ速度でレリーズ駆動
する。
【0055】次いでステップS128で、1msecが
経過したか否かがチェックされ、経過した場合のみステ
ップS130へ進む。すなわち、ステップS130以降
の処理は1msec毎に実行される。ステップS130
以降の処理において、像振れ補正手段40による像振れ
補正動作が行われる。
【0056】ステップS130で現在時間TCの値が1
インクリメントされる。すなわち、現在時間TCにはレ
リーズスイッチ22がオンしてからの経過時間が1ms
ec単位で格納される。
【0057】ステップS132で、ステップS106と
同様、水平軸線方向のデジタル検出値V1a及び垂直軸
線方向のデジタル検出値V1bを算出する。次いでステ
ップS134で、ステップS108及びS120と同
様、水平軸線方向のデジタル検出値V1aから直流成分
を示すデジタル変数値V3aを減じ、水平軸線方向の角
速度値V2aを算出すると共に、垂直軸線方向のデジタ
ル検出値V1bから直流成分を示すデジタル変数値V3
bを減じ、垂直軸線方向の角速度値V2bを算出する。
【0058】次いで、ステップS136では、ゆっくり
した手振れに起因するカメラの像振れをも補正できるよ
う、デジタル変数値V3aに対して角速度値V2aをス
テップS122と同一の第2の係数K2aで割った値を
加えることにより、新たにデジタル変数値V3aを演算
し直して規定し、デジタル変数値V3bに対して角速度
値V2bをステップS122と同一の第2の係数K2b
で割った値を加えることにより、新たにデジタル変数値
V3bを演算し直して規定する。
【0059】ステップS138では、水平軸線方向の角
速度値V2aを積分処理することにより、第2の回動板
430の水平軸線aに沿う揺動位置を規定するためのデ
ジタル揺動変位値V4aを算出し、垂直軸線方向の角速
度値V2bを積分処理することにより、第1の回動板4
20の垂直軸線bに沿う揺動位置を規定するためのデジ
タル揺動変位値V4bを算出する。
【0060】ステップS138の積分処理において、角
速度値V2a(V2b)を積分することにより直接的に
算出される積分値の大きさ(手振れ等による撮影光学系
の光軸の傾き)を結像面上における像振れの大きさに変
換すると共に、角速度値V2a(V2b)の発生方向
(すなわち、像振れの発生方向)をそれぞれ逆転した状
態で設定する。これにより、ステップS138で算出さ
れるデジタル揺動変位値V4a(V4b)は、結像面に
おける像振れの補正値として機能する。
【0061】デジタル揺動変位値V4a及びV4bが算
出されたら、ステップS140へ進み、ぶれ周波数チェ
ックルーチン(BFSUBルーチン)が実行される。こ
こで、本実施形態における像振れのチェックについて図
11を用いて説明する。特性曲線L1は、一般的な手振
れに対応した像振れのぶれ量及びぶれ方向の変化を示す
特性曲線であり、説明の簡略化のため正弦波形として示
している。極点R1及びR2は、特性曲線L1を時間で
微分した値、すなわちぶれ速度が「0」となる点であ
り、この極点R1、R2を境に像振れのぶれ方向は反転
する。一般的な手振れの最大周波数は20Hzである。
すなわち、1周期Pは約50ミリ秒であり、極点R1か
らR2に到るまでの時間Qは約25ミリ秒である。
【0062】従って、像振れのぶれ方向の反転が一度発
生してから再度発生するまでの時間を計測し、その時間
が25ミリ秒以上であるか否かを確認することにより、
その像振れは手振れに起因するものであるか否か判断す
ることができる。ぶれ方向の反転から反転までの時間が
25ミリ秒以上であれば手振れによる像振れが発生した
可能性が高く、25ミリ秒より短ければ手振れ以外の要
因により像振れが発生した可能性が高い。また、像振れ
の波形にはノイズ等による小さな乱れが含まれる場合が
ある。従って、本実施形態では、像振れのぶれ方向の反
転から反転までの時間が25msecより短く、かつぶ
れ幅が所定の閾値より大きい場合に、20Hzより高い
周波数の像振れが発生しており、手振れ以外の要因によ
り発生した像振れであると判断する。
【0063】図9及び図10は、ぶれ周波数チェックル
ーチン(BFSUBルーチン)の処理手順を示すフロー
チャートである。図9は水平軸線方向において発生する
像振れをチェックする手順を示し、図10は垂直軸線方
向において発生する像振れをチェックする手順を示す。
【0064】図9のステップS200でフラグFaの値
がチェックされ、本ルーチンの実行が初回か、2回目以
降かが判断される。図5のステップS102の初期処理
でフラグFaには既に「0」がセットされている。従っ
て、フラグFaが「0」であれば本ルーチンの実行は初
回であると判断し、ステップS202へ進む。ステップ
S202では次回の本ルーチンの実行に備えフラグFa
に「1」をセットする。
【0065】次いでステップS204で本ルーチンで用
いられる各変数に値が代入される。フラグUPaには、
像振れのぶれ方向が水平軸線方向における第1の方向に
向かっている場合に「1」がセットされる。フラグDO
WNaには、像振れのぶれ方向が、フラグUPaに
「1」がセットされる場合とは反対の、水平軸線方向に
おける第2の方向に向かっている場合に「1」がセット
される。また、開始時間TOaには、水平軸線方向の像
振れのぶれ方向が前回、反転したときの時間が格納さ
れ、前反転時像振れ量SOaには、水平軸線方向の像振
れのぶれ方向が前回、反転したときの水平軸線方向のデ
ジタル揺動変位値が格納される。ステップS202を経
てステップS204に進んだ場合は、各変数が初期化さ
れる。フラグUPa、DOWNaにそれぞれ「0」がセ
ットされ、開始時間TOa及び前反転時像振れ量SOa
には、本ルーチンの初回実行時点の現在時間TCの値、
デジタル揺動変位値V4aの値が、それぞれ代入され
る。
【0066】ステップS204の初期設定が行われると
ステップS206へ進み、前揺動変位値V4aoldに
現時点の水平軸線方向のデジタル揺動変位値V4aの値
が格納され、図10のステップS300へ進む。前揺動
変位値V4aoldは、本ルーチンが前回実行された時
点における水平軸線方向のデジタル揺動変位値を格納す
る変数である。
【0067】ステップS202でフラグFaに「1」が
セットされることにより、次回以降の本ルーチンの実行
時にはステップS200において2回目以降の実行であ
ると判断される。従って、2回目以降のサブルーチン実
行時は、処理は常時ステップS208へ進む。
【0068】ステップS208では、前揺動変位値V4
aoldの値が現在のデジタル揺動変位値V4aより小
さいか否かが比較される。前揺動変位値V4aoldが
デジタル揺動変位値V4aより小さい場合とは、水平軸
線方向の揺動変位値が増加中で像振れのぶれ方向が一方
向に向かっている場合である。また、前揺動変位値V4
aoldがデジタル揺動変位値V4aより大きい場合と
は、水平軸線方向の揺動変位値が減少中で像振れのぶれ
方向が、水平軸線方向の揺動変位値が増加中の場合の像
振れのぶれ方向とは反対方向に向かっている場合であ
る。本実施形態では、水平軸線方向の揺動変位値が増加
中の場合の像振れのぶれ方向を、フラグUPaに「1」
をセットする上記第1の方向とし、水平軸線方向の揺動
変位値が減少中の場合の像振れのぶれ方向をフラグDO
WNaに「1」がセットする上記第2の方向とする。
【0069】ステップS208において、前揺動変位値
V4aoldがデジタル揺動変位値V4aより小さく、
像振れのぶれ方向が第1の方向に向かっていることが確
認されるとステップS210へ進み、フラグDOWNa
の値が「1」が否かチェックされる。上述のように、水
平軸線方向の揺動変位値が減少中の場合、フラグDOW
Naには「1」がセットされている。すなわち、ステッ
プS210においてフラグDOWNaが「1」である場
合とは、前回の本ルーチンの実行時には水平軸線方向の
揺動変位値が減少中であったのが、今回の実行時には水
平軸線方向の揺動変位値が増加し、像振れのぶれ方向が
第2の方向から第1の方向へ反転することを示し、フラ
グDOWNaが「1」でない場合とは、揺動変位値が増
加中であり、像振れのぶれ方向が引き続き第1の方向へ
向いていることを示す。フラグDOWNaが「1」の場
合、ステップS212へ進む。
【0070】ステップS210で、フラグDOWNaの
値が「1」ではないと確認された場合、ステップS22
0へ進む。ステップS210でフラグDOWNaの値が
「1」ではない場合とは、デジタル揺動変位値が増加中
であり、像振れのぶれ方向が第1の方向に引き続き向か
っている場合なので、ステップS220で、フラグUP
aに「1」をセットし、フラグDOWNaに「0」をセ
ットし、ステップS206へ進む。
【0071】一方、ステップS208でデジタル揺動変
位値V4aが前揺動変位値V4aoldがより大きくな
いことが確認されるとステップS222へ進み、前揺動
変位値V4aoldがデジタル揺動変位値V4aより大
きいか否かが確認される。
【0072】ステップS222で前揺動変位値V4ao
ldがデジタル揺動変位値V4aより大きいと確認さ
れ、デジタル揺動変位値が減少中で像振れのぶれ方向が
第2の方向へ向かっていると判断されるとステップS2
24へ進み、フラグUPaの値が「1」が否かチェック
される。上述のように、ぶれ方向が第1の方向の場合、
フラグUPaには「1」がセットされている。すなわ
ち、ステップS224においてフラグUPaが「1」で
ある場合とは、前回の本ルーチンの実行時には水平軸線
方向の揺動変位値が増加中であったのが、今回の実行時
には水平軸線方向の揺動変位値が減少し、像振れのぶれ
方向が第1の方向から第2の方向へ反転することを示
し、フラグUPaが「1」でない場合とは、揺動変位値
が減少中であり、像振れのぶれ方向が引き続き第2の方
向へ向いていることを示す。フラグUPaが「1」の場
合、ステップS212へ進む。
【0073】ステップS224で、フラグUPaの値が
「1」ではないと確認された場合、ステップS226へ
進む。ステップS224でフラグUPaの値が「1」で
はない場合とは、像振れのぶれ方向が引き続き第2の方
向へ向いている場合なので、ステップS226で、フラ
グUPaに「0」をセットし、フラグDOWNaに
「1」をセットし、ステップS206へ進む。
【0074】ステップS222において、前揺動変位値
V4aoldがデジタル揺動変位値V4aより大きくな
い場合とは、前揺動変位値V4aoldとデジタル揺動
変位値V4aが等しい場合である。従って、フラグUP
a及びDOWNaの変更は行なわずにステップS206
へ進む。
【0075】一方、上述のようにステップS210若し
くはS224で像振れのぶれ方向が反転したことが確認
され、処理がステップS212へ進むと、ステップS2
12では、現在時間TCから開始時間TOaを減算し、
像振れのぶれ方向が前回反転してから今回反転するまで
の時間が算出され経過時間Taに格納される。また、前
反転時像振れ量SOaと現在像振れ量V4aの差分の絶
対値が差分量Saに格納される。
【0076】次いでステップS214において経過時間
Taの値が「25」以上か否かがチェックされる。経過
時間Taが「25」以上の場合とは、像振れのぶれ方向
が前回反転してから25msec以上経過して再び反転
した場合、すなわち像振れ周波数が20Hz以下の場合
である。経過時間Taが「25」より小さい場合とは、
像振れのぶれ方向が前回反転してから25msec経過
する前に再び反転した場合、すなわち像振れ周波数が2
0Hzより高い可能性がある場合である。経過時間Ta
が「25」より小さい場合、ステップS216へ進む。
【0077】ステップS216では、差分量Saが閾値
SSより小さいか否かが確認される。閾値SSは、直流
成分によるノイズの影響によりデジタル揺動変位値の値
が乱れる場合があることを考慮し、ノイズ成分より大き
い値に設定されている。差分量Saが閾値SSより大き
い場合、像振れのぶれ方向の反転はノイズ以外の要因に
よる変化を示し、差分量Saが閾値SSより小さい場
合、像振れのぶれ方向の反転はノイズによるデジタル揺
動変位値の乱れを示す。差分量Saが閾値SSより大き
い場合、ステップS218へ進む。
【0078】処理がステップS218へ進む場合とは、
像振れのぶれ方向の反転がノイズによるものではなく、
かつ像振れ周波数が20Hzより高い場合である。従っ
て、補正可能範囲を超えた手振れが発生していると判断
し、補正停止フラグSTOPに「1」をセットし、ステ
ップS206へ進む。
【0079】一方、ステップS214で経過時間Taが
25msec以上であると確認された場合は、像振れが
手振れにより起因するものであり、補正可能な範囲内に
あるので補正停止フラグSTOPの値は変更せず、次回
の本ルーチンの実行時に備え各変数の初期化を行なうべ
くステップS204へ進む。また、ステップS214で
経過時間Taが25msecより小さいと確認されても
ステップS216で差分量Saが閾値SSより小さいと
確認された場合は、ぶれ方向の反転がノイズ成分による
デジタル揺動変位値の値の乱れと判断されるので、同様
に、補正停止フラグSTOPの値は変更せず、次回の本
ルーチンの実行時に備え各変数の初期化を行なうべくス
テップS204へ進む。
【0080】尚、本ルーチンの処理手順は、カメラの一
般的な使用条件を踏まえ、本ルーチンが始めて実行され
る時点で、カメラは静止時状態であり、像振れは発生し
ていないことを前提としている。本ルーチンの初回実行
時、ぶれ方向を示すフラグUPa及びDOWNaが初期
化され、開始時間TOa及びSOaには初回実行の時点
の現在時間TC、デジタル揺動変位値V4aが格納され
る(ステップS204)。その後、本ルーチンが繰り返
し実行される過程でフラグUPa及びDOWNaに値が
セットされる(ステップS220、S226)。そし
て、像振れのぶれ方向の反転が初めて確認されると(ス
テップS210若しくはS224)、その時点の現在時
間TCと開始時間TOaに基づいて経過時間Taが算出
され、その時点のデジタル揺動変位値V4aとSOaと
の差分の絶対値が算出される(S212)。すなわち、
1回目の像振れのぶれ方向の反転が検知された場合、ス
テップS212で本ルーチンの初回実行時の時刻及びデ
ジタル揺動変位値との比較処理が行なわれ、その比較結
果に基づいて像振れが手振れに起因するものか否かが判
断される。
【0081】さらに、一回目のぶれ方向の反転が検知さ
れた後の本ルーチンの実行時においてぶれ方向の反転が
検出されると、ぶれ方向の反転が前回、検出された時点
からの経過時間及び、前回の時点における像振れのぶれ
量と現時点の像振れのぶれ量との差分が所定の条件を満
たすか否かをチェックし、補正駆動を行なうか否かの判
断がなされる。
【0082】一方、実際には、カメラがぶれていて、像
振れが起きている状態でカメラに電源が投入され、本ル
ーチンが実行される場合も考えられる。このような場
合、本ルーチンの初回の実行は像振れのぶれ方向の反転
と反転の間で行なわれる。従って、本ルーチンの初回の
実行後初めてぶれ方向の反転が検出される際、ステップ
S212で算出される経過時間Ta及び差分量Saは、
それぞれカメラの静止状態で本ルーチンが実行開始され
る場合に比べ小さい値が算出される。その結果、ステッ
プS214でNO、ステップS216でYESとなり、
ステップS204へ進み初期設定処理が実行される。こ
れにより、次回以降の本ルーチンの処理において反転が
検知された場合、ステップS212において経過時間T
a及び差分量Saの正確な算出が行われる。すなわち、
ステップS214及びS216の条件を設定することに
より、経過時間Ta及び差分量Saの検出精度が向上す
る。
【0083】以上のように、水平軸線方向の像振れのぶ
れ方向の反転の有無を確認した上で、それぞれの場合に
応じた処理を行なった後、次回の本ルーチンの実行に備
えるべく、ステップS206で現時点の水平軸線方向の
デジタル揺動変位値V4aの値を前揺動変位値V4ao
ldに格納する。
【0084】水平軸線方向に沿って発生する像振れのぶ
れ周波数のチェック処理は以上で終了し、図10のステ
ップS300へ進み、垂直方向に沿って発生する像振れ
の波形チェックルーチンを開始する。本ルーチンは水平
軸線方向の像振れのぶれ周波数のチェックルーチンと同
様に行われる。
【0085】フラグFbの値をチェックすることにより
本ルーチンの実行が初回か、2回目以降かを確認する
(ステップS300)。垂直方向の像振れのぶれ方向の
向きを示すフラグUPbとDOWNb、垂直軸線方向の
像振れのぶれ方向が前回、反転したときの時間が格納さ
れる開始時間TOb、及び、垂直軸線方向の像振れのぶ
れ方向が前回、反転したときの垂直軸線方向のデジタル
揺動変位値が格納される前反転時像振れ量SObを用い
て、垂直軸線方向における像振れのぶれ周波数のチェッ
ク処理が実行される。
【0086】ぶれ方向の波形のチェックは、現時点の垂
直軸線方向のデジタル揺動変位値V4bと前揺動変位値
V4boldの大小の比較結果(S308、S322)
と、前回までの垂直軸線方向の像振れのぶれ方向との組
合せから、ぶれ方向が反転しているか、同一方向に向か
っているかを判断する(S310、S324)。反転し
ている場合は、前回の反転からの経過時間Tbが25m
sec経過しておらず(S314でNO)、かつぶれ幅
Sbが閾値SS以上であること(S316でNO)を条
件として、垂直軸線方向における像振れの周波数が20
Hzより高いと判断し、補正停止フラグSTOPに
「1」をセットする(S318)。最後に、次回の本ル
ーチンの実行に備えるべく、現時点の垂直軸線方向のデ
ジタル揺動変位値V4bの値を前揺動変位値V4bol
dに格納し(S306)、本ルーチンは終了する。
【0087】図9の水平軸線方向の像振れのぶれ周波数
チェックルーチン及び図10の垂直軸線方向の像振れの
ぶれ周波数チェックルーチンが終了すると、図7のステ
ップS140へ戻り、次いでステップS142で補正停
止フラグSTOPの値がチェックされる。補正停止フラ
グSTOPが「1」でない場合、図8のステップS14
6へ進み、「1」の場合、ステップS144へ進む。
【0088】ステップS146で、第2の回動板430
の水平軸線方向の現在位置検出信号としてのMRセンサ
438のアナログ検出信号を、アナログ/デジタル変換
入力端子AD3から読み込み、水平軸線方向のデジタル
現在位置検出値V5aを算出し、第1の回動板420の
垂直軸線方向の現在位置検出信号としてのMRセンサ4
28のアナログ検出信号を、アナログ/デジタル変換入
力端子AD4から読み込み、垂直軸線方向のデジタル現
在位置検出値V5bを算出する。
【0089】ステップS148で、第2の回動板430
の水平軸線方向のデジタル揺動変位値V4aの絶対値
が、この像振れ補正手段40で機械的に規定される水平
軸線方向の補正可能範囲MAXaを超えているか否かを
判別する。水平軸線方向のデジタル揺動変位値V4aの
絶対値が補正可能範囲MAXaを超えていない場合、即
ち、補正可能範囲MAXa内にある場合、ステップS1
50へ進む。
【0090】ステップS150で、第1の回動板420
の垂直軸線方向のデジタル揺動変位値V4bの絶対値
が、この像振れ補正手段40で機械的に規定される垂直
軸線方向の補正可能範囲MAXbを超えているか否かを
判別する。垂直軸線方向のデジタル揺動変位値V4bの
絶対値が補正可能範囲MAXbを超えていない、即ち補
正可能範囲MAXb内にあると判断される場合、ステッ
プS152へ進む。
【0091】ステップS152では、第2の回動板43
0の現在位置からの水平軸線方向のデジタル揺動駆動値
V6a、即ち、モータ435の駆動量を算出するため
に、水平軸線方向のデジタル揺動変位値V4aからデジ
タル現在位置検出値V5aを減算し、第1の回動板42
0の現在位置からの垂直軸線方向のデジタル揺動駆動値
V6b、即ち、モータ425の駆動量を算出するため
に、垂直軸線方向のデジタル揺動変位値V4bからデジ
タル現在位置検出値V5bを減算する。
【0092】次いでステップS154で、水平軸線方向
のデジタル揺動駆動値V6aをデジタル/アナログ変換
してアナログ信号として第1のデジタル/アナログ変換
出力端子DA1から出力すると共に、垂直軸線方向のデ
ジタル揺動駆動値V6bをデジタル/アナログ変換して
アナログ信号として第2のデジタル/アナログ変換出力
端子DA2から出力する。
【0093】第1のデジタル/アナログ変換出力端子D
A1から出力されたアナログ揺動駆動信号(V6a)は
モータ駆動回路462で増幅された後、モータ435に
出力される。モータ435は、入力されたアナログ揺動
駆動信号に基づき第2の回動板430を揺動駆動する。
その結果、補正レンズ401は、手振れにより発生した
像振れの水平軸線方向成分をキャンセルするように、水
平軸線aに沿って移動駆動される。
【0094】第2のデジタル/アナログ変換出力端子D
A2から出力されたアナログ揺動駆動信号(V6b)は
モータ駆動回路461で増幅された後、モータ425に
出力される。モータ425は、入力されたアナログ揺動
駆動信号に基づき第1の回動板420を揺動駆動する。
その結果、補正レンズ401は、手振れにより発生した
像振れの垂直軸線方向成分をキャンセルするように、垂
直軸線bに沿って移動駆動される。
【0095】一方、図7のステップS142で補正停止
フラグSTOPの値が「1」であると確認され、ステッ
プS144へ進む場合は、水平軸線方向及び垂直軸線方
向のデジタル揺動駆動値V6a、V6bに、それぞれ
「0」がセットされ、図8のステップS154へジャン
プする。即ち、第1及び第2のデジタル/アナログ変換
出力端子DA1、DA2の出力値が強制的に「0」に設
定される。従って、第1及び第2の回動板420、43
0は駆動されず、像振れ補正は停止される。
【0096】ステップS154で第1及び第2のデジタ
ル/アナログ変換出力端子DA1、DA2からアナログ
揺動駆動信号(V6a、V6b)を出力した後、ステッ
プS156において、図6のステップS114で算出し
た露出時間が経過したか否かを判別する。露出時間が経
過していない場合、図7のステップS128へ戻り、以
降の処理を再度実行し、像振れを補正するための第1及
び第2の補正用モータ435、425の駆動制御を実行
する。一方、露出時間が経過したと判断された場合はス
テップS158へ進み、シャッタ機構(図示せず)を閉
塞駆動し、可動反射ミラーを反射位置まで戻し駆動し、
撮影レンズの絞り(図示せず)を開放駆動し、一連の撮
影動作を終了する。
【0097】ステップS148で、手振れによる像振れ
が大きく、水平軸線方向のデジタル揺動変位値V4aが
補正可能範囲MAXaを超えている、即ち補正可能範囲
MAXa内にないと判断される場合、像振れ補正手段4
0における水平軸線aに沿う像振れ補正動作を中断させ
るため、ステップS160でデジタル現在位置検出値V
5aをデジタル揺動変位値V4aに強制的に設定する。
従って、ステップS152において、デジタル揺動駆動
値V6aは「0」となり、第1の補正用モータ435の
駆動は停止され、補正レンズ401の光軸は現在位置に
保持(待機)される。
【0098】ステップS150で、手振れによる像振れ
が大きく、垂直軸線方向のデジタル揺動変位値V4bが
補正可能範囲MAXbを超えている、即ち補正可能範囲
MAXb内にないと判断される場合、像振れ補正手段4
0における垂直軸線bに沿う像振れ補正動作を中断させ
るため、ステップS162でデジタル現在位置検出値V
5bをデジタル揺動変位値V4bに強制的に設定する。
従って、ステップS152において、デジタル揺動駆動
値V6bは「0」となり、第2の補正用モータ425の
駆動は停止され、補正レンズ401の光軸は現在位置に
保持(待機)される。
【0099】以上のように、水平軸線方向に発生した像
振れ及び垂直軸線方向に発生した像振れが、共に、補正
可能範囲MAXa、MAXbを超えている場合には、ス
テップS148及びS150で共にYESと判断され、
補正用モータ435、425の駆動が停止され、水平軸
線方向及び垂直軸線方向において補正レンズ401の光
軸は現在位置に保持(待機)される。
【0100】尚、水平軸線方向及び垂直軸線方向の少な
くとも一方において像振れの大きさが補正可能範囲を超
えた状態から、手振れが抑えられ像振れの発生が抑制さ
れ、像振れの大きさが補正可能範囲内に復帰すると、復
帰した水平軸線方向または垂直軸線方向に関するデジタ
ル揺動変位値V4a(V4b)からデジタル現在位置検
出値V5a(V5b)を減じる演算を再開し、対応する
モータ435(425)の駆動量を算出する。
【0101】以上のように、本実施形態によれば、像振
れのぶれ方向の反転から反転までの経過時間を計測し所
定値と比較することにより、像振れのぶれ周波数を判断
し、周波数が20Hzより高い場合、像振れ補正制御を
停止する。従って、カメラが三脚に取り付けられている
ことを検出するための三脚検知スイッチや、像振れ補正
を停止するためのスイッチ等の部材を設ける必要がな
く、カメラの部品の増加を抑えることができる。また、
カメラの使用者がスイッチの切換等の作業を行なう必要
もないので操作性もよい。
【0102】本実施形態では、像振れ補正手段40は対
物光学系2とフィルムFの間に配設されているが、これ
に限るものではない。補正レンズ401が対物光学系2
を構成するレンズ群の中のいずれかの位置に介設される
よう、像振れ補正手段40を配設してもよく、また、対
物光学系2の前方に配設してもよい。即ち、補正レンズ
401が撮影光学系の一部を構成するよう配設されるの
であれば、像振れ補正手段40は、対物光学系2に対し
てどこに配設されてもよい。
【0103】本実施形態では水平軸線方向若しくは垂直
軸線方向のいずれかにおいて像振れのぶれ周波数が20
Hzより高い場合に、無駄な駆動を最小限にとどめるた
めに両方向の像振れ補正を停止するがこれに限るもので
はなく、像振れのぶれ周波数が20Hzより高くなった
方向についてのみ像振れ補正を停止してもよい。
【0104】尚、本実施形態においては手振れ周波数の
上限を20Hzと設定しているため、像振れのぶれ方向
の反転時間間隔を25ミリ秒としている。しかしなが
ら、手振れ周波数の上限を25Hz程度に高く設定する
場合もあり、この場合、ぶれ方向の反転時間間隔は20
ミリ秒となる。従って、一般的に反転時間間隔はおおよ
そ25ミリ秒程度に設定することが望ましい。
【0105】また、本実施形態は一眼レフレックスカメ
ラを用いて説明したがこれに限るものではなく、本実施
形態の像振れ補正制御は像振れ補正機能を備える他の光
学機器、例えば双眼鏡等にも適用可能である。
【0106】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、像振れ
のぶれ周波数に応じて制御可能な像振れ補正装置が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態にかかる像振れ補正機能を
有するカメラの構成の概略を示すブロック図である。
【図2】実施形態のカメラの補正レンズ駆動機構の分解
斜視図である。
【図3】図2の駆動機構を撮影レンズの側から見た正面
図である。
【図4】実施形態のカメラの制御系の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】実施形態のカメラの制御シーケンスのうち測光
スイッチがオンするまでの処理手順を示すフローチャー
トである。
【図6】実施形態のカメラの制御シーケンスのうちレリ
ーズスイッチがオンするまでの処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】像振れ補正の前半部分の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図8】像振れ補正の後半部分の処理手順とカメラの制
御シーケンスの終了部分を示すフローチャートである。
【図9】水平軸線方向における像振れチェックをするル
ーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【図10】垂直軸線方向における像振れチェックをする
ルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【図11】一般的な手振れに対応した像振れのぶれ量及
びぶれ方向の変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1 カメラ 2 対物光学系 4 ファインダー光学系 7 AFセンサ 20 シャッターボタン 21 測光スイッチ 22 レリーズスイッチ 30 制御手段 31 CPU 40 像振れ補正手段 51、52 角速度センサ 60 レンズ移動検知手段 401 補正レンズ 420 第1回動板 430 第2回動板 440 基板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学機器の光軸のぶれを検出するぶれ検
    出手段と、 前記光軸のぶれを補正するための補正光学系と、 前記補正光学系を駆動する駆動手段と、 前記光軸のぶれに起因する観察体像のぶれが無くなるよ
    う前記駆動手段を制御する制御手段と、 所定時間毎に実行され、前記ぶれ検出手段により検出さ
    れる前記光軸のぶれの方向の反転を検知するぶれ反転検
    知手段と、 前記ぶれ反転検知手段により検知された前回の前記光軸
    のぶれの方向の反転から前記ぶれ方向検知手段の現在の
    実行において検出される前記光軸のぶれの方向の反転ま
    での時間間隔を計測する計測手段とを備え、 前記制御手段は、前記時間間隔が所定値より小さい場
    合、前記駆動手段を停止することを特徴とする像振れ補
    正装置。
  2. 【請求項2】 前記所定値は25ミリ秒程度であること
    を特徴とする請求項1に記載の像振れ補正装置。
  3. 【請求項3】 前記ぶれ反転検知手段は、前記ぶれ反転
    検知手段が前回実行された時点での前記光軸のぶれの量
    と、前記ぶれ反転検知手段が現在実行されている時点で
    の前記光軸のぶれの量とを比較することにより前記光軸
    のぶれの方向を判別して記憶するぶれ方向記憶手段を備
    え、 現在の前記ぶれ反転検知手段の実行時において前記ぶれ
    方向記憶手段により判別される前記光軸のぶれの方向
    と、前回の前記ぶれ反転検知手段の実行時において前記
    ぶれ方向記憶手段により記憶された前記光軸のぶれの方
    向とが異なる場合、前記光軸のぶれの方向の反転の発生
    を検知することを特徴とする請求項1に記載の像振れ補
    正装置。
  4. 【請求項4】 前記ぶれ方向記憶手段は、前回の前記ぶ
    れ反転検知手段の実行において検出された前記光軸のぶ
    れの量に対する、現在の前記ぶれ反転検知手段の実行に
    おいて検出される前記光軸のぶれの量の増減関係を判別
    することにより、前記光軸のぶれの方向を判断すること
    を特徴とする請求項3に記載の像振れ補正装置。
  5. 【請求項5】 前記ぶれ検出手段は異なる2軸線方向に
    おける前記光軸のぶれを検出することができ、前記2軸
    線方向のいずれか一方の軸線方向に関する前記ぶれ反転
    検知手段の検知結果に基づいて前記計測手段により計測
    される前記時間間隔が前記所定時間より小さい場合、前
    記制御手段は、前記2軸線方向の双方において像振れ補
    正制御を停止することを特徴とする請求項1に記載の像
    振れ補正装置。
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