JP2000501321A - 心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー - Google Patents
心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバーInfo
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Abstract
(57)【要約】
本発明の好適な実施形態による心臓切開および静脈血用組み合わせレザバー(10)は、心臓切開流体および静脈血の両方のための分離した流路を提供し、最初の消泡器としても働く心臓切開流体フィルタ要素(66)を含む。心臓切開流体は消泡、濾過、そして再び消泡される。静脈血は消泡され、次に両流体は合流され、レザバー(10)から流出する。心臓流体用に提供されるフィルタ領域(152’)は、最終消泡要素(152”)の領域から有利に分離される。従って、心臓流体および静脈血の両方が、個別の流路に沿って同時にこの最終消泡要素(152”)を通って流れ得る。このレザバー(10)の設計により、心臓切開流体のために十分なフィルタ領域(152’)を選択する自由度が大きくなる一方で、効果的な消泡要素(152”)領域の選択が可能であり、これによりレザバー(10)の様々な動作条件の下での心臓切開流体および静脈血のそれぞれの受容可能な流速が実現される。レザバー(10)は必須量の処理用流体しか必要としないため、フィルタ(152’)および消泡要素(152”)領域のレザバー(10)の体積に対する有利な比率が得られる。また、装置への静脈血および心臓切開流体入口(32、34)は、互いから、およびレザバー(10)のハウジング(12)から独立して平面視で回転可能とされ得る。
Description
【発明の詳細な説明】
心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー
発明の背景 発明の分野
本発明は、手術部位から血液および他の体液(心臓切開流体)を回収するため
、および患者の循環系から血液(静脈血)を受けるための両方に手術中に用いら
れるレザバーの分野である。回収された心臓切開流体および血液は、患者へ再注
入するためにそれぞれ処理される。例えば、回収された心臓切開流体および血液
は、患者の生命を維持するために、心臓/肺装置において酸素処理、温度制御、
および循環ポンピングに供され得る。手術部位から回収される心臓切開流体は、
外界への露出、および手術処置そのものによって採集された外来物質(すなわち
、例えば、細胞組織粒子、または骨の破片、および外界の細菌、または異物への
露出からの微粒子など)を除去するための処置を更に必要とする。同様に、循環
系から受けた静脈血は、体外循環によって生成された気体の随伴気泡が除去され
たことを保証するように処理されなくてはならない。収集された処理後の血液お
よび心臓切開流体は、心臓/肺装置を介して患者に戻される。関連技術
従来の心臓切開および静脈血用組み合わせレザバーの例は、Paul F Zupkasら
に対して1988年4月12日に発行された米国特許番号第4,737,139号('139
特許)およびEdmund R. Corey Jr.に対して1991年8月13日に発行された
米国特許番号第5,039,430号('430特許)のそれぞれに見られる。
Zupkasの'139特許は、心臓切開および静脈血レザバーを開示している。'139特
許によれば、装置は、上側および下側チャンバを含み、両チャンバは支持部材の
水平リング状部分69によって垂直に分離されている。この支持部材リング状部
分69は、上側心臓切開チャンバと下側静脈血チャンバとを分割する機能を果た
す。上側入口によって受けられる心臓切開流体は、消泡器(de-foamer)87によ
って消泡工程にまず供され、次いで、デプスフィルタ要素(depth filter elemen
t)89によって濾過工程に供される。最後に、流体はメッシュ93に包囲された
消泡要素91によって再び消泡される。静脈血は、心臓切開流体と並行に共有さ
れるが流体的に流路を分離する消泡要素の下部によって消泡される。消泡要素を
介して放射状外向きに流れた後、心臓切開流体および静脈血の両方は共通チャン
バへと流入し、ハウジングの下側出口を介して患者に戻る。
'139特許に教示されるレザバーでは、心臓切開流体および静脈血の両方が消泡
工程に供されるが、心臓切開消泡器および静脈血消泡器は、実質的に同一の直径
を有する。しかし、心臓切開流体を濾過する効果的なフィルタ面積は、このよう
なレザバーの設計において制御制限であるので、'139特許によって教示されるレ
ザバーは、この機能のために利用可能なフィルタ面積に顕著な制限を課すように
見られ得る。'139特許によって教示されるデバイスでは、静脈血および心臓切開
流体の流路のそれぞれにおけるフィルタおよび消泡の実効面積は、各流路にあて
られるデバイスの高さの画分(fraction)の関数である。更に、心臓切開流体用に
設けられたフィルタ要素面積は、このフィルタがきれいで、遮るものがなく流体
の流れのために完全に利用可能である状態の使用開始時から、この心臓切開流体
フィルタが細片によってたぶん部分的に詰まっている状態である使用後における
までの両方で必要な流体容積を通過させるために十分でなくてはならないことが
認識される。この結果、心臓切開フィルタ面積に対する'139特許によって教示さ
れるレザバーの容積の比は、不利であるか、または不利になり得る。この不利な
比の結果は、心臓切開フィルタ面積に制限されたレザバーであるか、または許容
可能な心臓切開フィルタ面積を達成するために過度に丈の高いレザバーであり得
る。このように丈の高いフィルタは、過度に大きく、かつ手術室の職員が作業す
るのに扱いにくくあり得、最初に行う充填のために過多の容積の血液が必要にな
り得る。
すなわち、これらの従来設計におけるフィルタおよび消泡器の共通直径が原因
で、心臓切開フィルタに利用可能な面積は、単に、心臓切開流体の処置にあてら
れるデバイスの高さのその部分の関数である。よって、デバイスは、(デバイス
に対して過度の血液容積およびサイズを付帯して)非常に丈が高く形成されるか
、
またはデバイスの高さのほとんどは心臓切開流路に割り当てられなくてはならな
い。静脈血流路に対する消泡器面積は、結果として望ましくなく小さくなり得る
。
別の観点から見ると、'139特許によるデバイス(および同様のデバイス)は、
分岐された支流路を提供し、1つの分岐が心臓切開流体を受けて、この血液に、
消泡、濾過および消泡作用を典型的にもたらすことが見られる。流路の他の分岐
は、静脈血を受け、心臓切開流体の最終消泡を果たす同一の物理的要素の別の区
画である消泡器によって消泡作用のみがもたらされる。2つの分岐は合流点を形
成し、更なる血液処理なしにデバイスの出口へ導く。
Coreyによる'430特許は、まず心臓切開流体を濾過および消泡して、最終消泡
要素を介して複合流体を通す前にこの心臓切開流体と静脈血とを混合することに
よって静脈血流路用に設けられた消泡器面積と比べて、心臓切開流路におけるフ
ィルタおよび消泡面積の分離をもたらす。よって、このデバイスにおける血液流
路は、フィルタ要素および消泡要素を有する心臓切開支流路に分岐されているこ
とが見られる。静脈血流路は、心臓切開分岐における消泡器の下流に入る単純な
支流である。心臓切開流路と静脈流路の合流点の下流には、両方の血流がこの要
素を一緒に通過するように最終消泡要素が置かれている。
上記から、最も効率的な空間の使用、構築材料の使用の節約、およびフィルタ
および消泡面積のレザバーのサイズおよび容積に対する望ましい比(また、一方
では心臓切開および静脈血用組み合わせレザバーに最初に行う充填に必要な血液
の容積を最小化すること)を達成するために、心臓切開流体流路のフィルタ要素
が消泡機能としても働くことが望ましいと見られ得る。
更に、Zupkasの'139デバイスに見られるような設計上の同一面積制限(すなわ
ち、フィルタ/消泡器が各流路に対して同一の直径であり、実効面積が各流路に
あてられるデバイスの高さの画分の関数であること)を課さずに、最終消泡要素
が心臓切開流体流路および静脈血流路の間で共有された場合に改善が実現され得
る。
更に、このようなデバイスへの静脈および心臓切開の入口が物理的な配向の選
択によってデバイスのハウジングに対して各々独立して回転可能であれば、潅流
技師(perfusionist)の便宜および装置を設定する容易さの目的のために有益であ
る。発明の要旨
上記に鑑み、本発明の主な目的は、従来の関連技術における1つ以上の不具合
(deficiencies)を回避することである。
本発明の別の目的は、心臓切開流体流のためのフィルター要素が消泡としても
機能し得る、心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバーを提供することで
ある。
また、本発明の目的は、心臓切開流路中において用いられ、追加的な消泡機能
を有する、フィルター材料を提供することである。
従って、本発明の目的は、フィルター要素の前に消泡要素が位置しておらず、
フィルター要素自体が血液消泡特性を有する、心臓切開流路を提供することであ
る。
本発明のさらなる目的は、従来技術において見られるような同一直径制限(す
なわちおおよそ同一な直径を有するフィルター要素/消泡要素。各流路内の実効
面積が全装置高のうち各流路に用いられる部分に依存する)を設計に課すことな
く、心臓切開流体流路と静脈血流路との間で最終的な消泡要素が共有され得る、
心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバーを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、周囲の消泡要素を別々の部分に流体分離すること
によって消泡要素の各部分が心臓切開流体または静脈血のうち一方のみを流すよ
うな、垂直に延びた分離壁を有する、心臓切開流体および静脈血用組み合わせレ
ザバーを提供することである。
本発明の別の目的は、垂直に延びた分離壁が血液収容カップをレザバー内に支
持する機能を果たす、上記の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバーを
提供することである。
本発明の目的は、垂直に延びた分離壁が、レザバーのチャンバ内において垂直
下方に静脈血を運搬するための管状部材を支持し、且つ管状部材内の空気の逆流
(reflux)を防ぐ機能を果たし、この管状部材は、管状部材の開口部に位置されて
そこから静脈血を収容する血液収容カップを支持する必要がない、上記の心臓切
開流体および静脈血用組み合わせレザバーを提供することである。
垂直に延びた分離壁を有する上記のレザバーに関してさらに、本発明の目的は
、消泡要素を半径方向のつぶれ(radial collapse)に拮抗して支持する支持格子(
support grate)を消泡要素内に担持するために、この壁を用いることである。
本発明の別の目的は、垂直に延びた分離壁が、レザバーのチャンバ内において
回転可能(rotational)である、上記の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレ
ザバーを提供することである。
さらに、本発明の目的は、上面から見て互いに独立に、静脈入口および心臓切
開入口の独立的な回転によって、潅流技師が便利に装置をセットアップし得る、
上記の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバーを提供することである。
このようにして、潅流技師は、血液流導管の装置に入る物理的方向を、患者の位
置および外科的スイート(surgical suite)の構成を考慮して最も便利なように選
択し得る。
従って、本発明の一局面において、心臓切開流体および静脈血用組合せレザバ
ーであって、内部にチャンバを規定し、該チャンバに向かって開口する1対の上
部入口であって、該1対の上部入口の一方が心臓切開流体用入口であり、該1対
の入口の他方が静脈血用入口である上部入口を規定するハウジングと、該チャン
バに収容され、該1対の上部入口が流体接続する(spill)上端部を有する環状
の垂直に延びた液体透過性消泡要素と、該消泡要素内で該1対の上部入口の間に
収容され、該消泡要素を心臓切開流体のみが流れる第1の部分と静脈血のみが流
れる第2の部分とに効果的に水平方向に流体分離するほぼ垂直に延びた分離壁部
と、該消泡要素の下方で、該ハウジングが該第1の消泡要素部からの消泡された
心臓切開流体および該第2の消泡要素部からの消泡された静脈血の両方を収容し
、合わせるためのチャンバのべイスン(basin)部分を規定し、該べイスン部分か
ら延びた、消泡された心臓切開流体および消泡された静脈血を該ハウジングから
流すための出口と、を有する心臓切開流体および静脈血用組合せレザバーが、提
供される。
本発明の別の局面において、心臓切開流体および静脈血の両方を処置するため
の方法であって、心臓切開流体および静脈血を分岐した流路の各分岐路に沿って
それぞれ別々に合流点および出口に向かって流す工程と;心臓切開流体を液体浸
透性(liquid-permeable)フィルター要素を通して流すことにより、濾過された心
臓切開流体を提供する工程と;流路の両方の分岐路中に消泡要素を提供する工程
と;濾過された心臓切開流体および静脈血を、各々を別々に消泡要素を通して流
すことによって消泡する工程と;濾過および消泡された心臓切開流体と消泡され
た静脈血とを流路の合流点において組み合わせる工程と;組み合わされた心臓切
開流体および静脈血を、出口から流す工程とを包含する方法が、提供される。
さらに、本発明において、心臓切開流体および静脈血用組合せレザバーであっ
て、内部にチャンバを規定し、該チャンバに向かって開口する1対の上部入口で
あって、該1対の上部入口の一方が心臓切開流体用入口であり、該1対の入口の
他方が静脈血用入口である上部入口を規定するハウジングと、該チャンバに収容
され、該1対の上部入口が流体接続する開口上端部を有する環状の垂直に延びた
液体透過性消泡要素と、該消泡要素内で該1対の上部入口の間に収容され、該消
泡要素を心臓切開流体のみが流れる第1の部分と静脈血のみが流れる第2の部分
とに効果的に水平方向に流体分離する垂直に延びた分離壁部と、該静脈血用入口
から該チャンバに向かって下方に静脈血を運搬する垂直に延びた管状部材であっ
て、該管状部材の下端部に隣接した該チャンバへの開口部を有する管状部材とを
有し、該分離壁が、該管状部材の該下端部に隣接する血液収容カップであって、
該血液収容カップ内に収容された血液を該チャンバに流すためのリムであって、
該開口部よりも高い位置に有するリムを有し、それによって、該管状部材におけ
るガス流体の上方への逆流が、該血液収容カップ内に収容された静脈血によって
該カップ内に形成される流体トラップによって防止される血液収容カップを担持
する、心臓切開流体および静脈血用組合せレザバーが、提供される。
本発明の好適な実施形態による本発明の利点は、別個の第1の消泡要素を設け
る必要なく、心臓切開流体に第1の消泡作用をもたらすことができることから得
られる。即ち、本発明の好適な実施形態による心臓切開流体フィルタ要素自体が
、心臓切開流体のための第1の消泡器として機能する。さらに、本発明の心臓切
開流体フィルタ要素のための有効領域は、心臓切開流体の消泡の目的のために選
択されたこの要素の直径にも、静脈血の消泡のために選択されたこの要素の直径
に
も強制されずに、選択され得る。即ち、本発明の1つの実施形態による第1の心
臓切開フィルタ/消泡器は、その外周全体に有効濾過表面積を有するバッグまた
はサックとして構成される。本発明の別の実施形態は、心臓切開流体のための別
個のプレフィルタ消泡器を提供し得る。所望であれば、心臓切開流体フィルタ要
素は、その有効フィルタ面積を増加するために、ひだ状または波状にされてもよ
い。本発明の好適な実施形態によるこの第1のフィルタ/消泡器は、流体が流れ
るように、最終の消泡要素と連続しており、その結果、流体の流量は、有効面積
の選択と合わされ得る。
さらに、静脈血流路のための消泡器はまた、この流路専用であってもよいが、
消泡要素自体は、本発明の好適な実施形態では、2つの流路によって共有され得
る。本発明の好適な実施形態によれば、2つの流路の各々の専用の消泡部分は、
分離壁の場所によって選択される。この分離壁は、平面図において、トラフを規
定するためのオフセットを有していてもよく、2つの流路の各々に曝されている
、この消泡要素の面積の有効部分を選択する1つの方法を提供する。
さらに、添付の図面とともに、本発明の1つの好適な例示的実施形態について
の以下の説明を読めば、本発明のより良い理解が得られる。図中、同じ特徴(ま
たは、構造または機能が類似した特徴)は、いくつかの図にわたって、同じ参照
番号で示される。添付の図面および以下の説明は、本発明の1つの例示的な好適
な実施形態にのみ関するものであり、従って、本発明の限定を意味するものとし
て解釈されるべきではないことが理解される。即ち、この参照により、本発明に
対する限定は意味されず、推論もされるべきではない。図面の簡単な説明
図1は、本発明を実施する、心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー
の斜視図を提供し、概して、装置の立面図である;
図2は、図1に見られる装置の立断面図であって、図1の線2-2に沿って、矢
印の方向に見たものである;
図3は、図2の線3-3に沿って、矢印の方向に見た断面平面図である;
図4は、図1〜図3に見られる装置の分解斜視図を提供し、図1と類似した斜
視図から得られるものである。図4において、一点鎖線は、アセンブリ構成が(
この線の矢印の先によって示されるように)連続していることを示し、これは、
紙面上で図をレイアウトするための都合および経済性のために使用される;
図5および図6は、装置の構成要素部分の斜視図であり、構造の特徴をより良
く示すために、組み立て前の構成および使用中の構成がそれぞれ示される;
図7は、図6の、円で囲んで示した部分の拡大斜視図であり、図6で示される
側とは反対側から(即ち、ほぼ図6を見る人に向かって動径方向に外側に見た内
側の視点から)見たものである;
図8は、図5の線8-8に沿って、矢印の方向に見た拡大断面図である;そして
図9は、本発明の装置により提供される、支流合流血流回路(tributary conf
luent blood fluid flow circuit)の概略図を提供する。本発明の好適な例示的実施形態の詳細な説明
図1〜図4を互いに参照して、まず図1を検討すると、心臓切開流体および静
脈血用組み合わせレザバー10が、斜視図で示されており、主として、縦側面図と
4分の1の上面図とを提供している。「心臓切開流体」とは、患者から収集され
る血液および体液であって、通常吸引ラインにより手術部位で収集される血液お
よび体液を意味し、この心臓切開流体は、ほとんどの場合、患者の血液であるこ
とが理解される。この心臓切開流体は、血液に加えて、他の体液を含み得るが、
手術部位および周囲空気に曝露されるため無菌ではなく、例えば、組織粒子また
は骨片を含み得る。
レザバー10は、側壁16と、流体出口20を含む下壁18とを備える下側部分14を有
するハウジング12を含む。側壁16は、上縁部24を備える上縁部分22を規定し、こ
の上縁部24で、回転自在キャップまたはタレットアセンブリ(一般に、番号28で
示される)を含む上側部分26(または、頂部)が、封止自在に受け入れられる。
図から分かるように、キャップ部28は、頂部26に関して、矢印30で示されるよう
に回転自在である。キャップ部28は、その外周付近において、円周上に整列され
た複数の心臓切開流体入口(この心臓切開流体入口の各々は、一般に、矢印付き
の番号32で参照される)を有する。入口32は、放射状に配置されるか、または、
キャップ部28の半径に平行に配置される。キャップ部28は、その中心に、静脈血
入口34を有する。この静脈血入口34はまた、キャップ部28から独立して、ハウジ
ング12に関して、矢印付きの番号36で示されるように回転自在である。タレット
28はまた、心臓切開流体入口32に対向して、一対の平行な静脈血入口34'を有す
る。
ハウジング12の上側部分26はまた、番号38で示される連結部を含む。この連結
部は、真空連結部として、または、通気孔として使用され得る。連結部38は、ハ
ウジング12の内側および外側の両方に流体の流れを提供する。図1において矢印
付きの番号40で示されるように、空気流は、この連結部に真空が付与されると、
その大部分が連結部38の外側に向かう。連結部32、34および38は、ホースバーブ
(hose-barb)の構成であり、手術処置中に血液、体液および他の流体の流れの
ために使用される可撓性のあるホースの簡便な連結を可能にする。これは、当業
者により、従来から理解されている。
続けて図1を参照して、装置が、支持カラム(図示されず)から延びるスター
ラップ状のブラケット(これもまた、図示されず)によって支持され得るように
、ハウジング12が、一対の対向する凹部42(そのうちの1つだけが見えている)
を規定することが分かる。レザバー10はまた、一対のぶらさがったフック状部分
46を有する下側ハンギングブラケット44を含み、このブラケット44は、(矢印付
きの番号48で示されるように)約20度〜約30度またはそれ以上の角度だけ自由に
回転自在である。ブラケット44およびフック46は、レザバー10への酸素付加装置
/熱交換器の取り付けを可能にして、酸素付加装置/熱交換器との簡便な流体の
流れ界面を与え、このブラケットの相対回転自由度(即ち、矢印48)は、灌流技
師が、流体の流れの管材および配管を最も望ましく且つ簡便に配置し且つ経路付
けることを可能にする。
ここで図2から図4を参照しつつ、同様に図1を続けて参照すると、下部ハウ
ジング部分14の下部壁18が、緩い傾斜の壁部分18aおよびべイスン50ヘ
と続くより急な傾斜の壁部分18bの両方を含むのがわかる。べイスン50は出
口20を介してレザバー10の外側と連絡するが、これもまたホースバーブ(hos
ebarb)配置である。1組の正反対の弾力性パールフィンガー(pawl-finger)54
を有する円形リップ52が壁部分l8aから垂れ下がっている。ブラケット44
がフィンガー54によって円形リップ52上に保持される。ブラケット44はフ
ック46を保持する円形中央壁部分56を含み、上方に延びる円形の周壁部分5
8によって保持される。この周壁部分58はリップ52に外接し、1組の向かい
合う外方開口スロット60を規定する。フィンガー54はスロット60内に移動
可能に受け取られ、ブラケット44が約20〜30度の範囲で自由に回転でき、
矢印48の動きが想定される。
部分18aの中央で(図2参照)、下部壁18は上方突出部分18cを規定す
る。上方突出部分18cは、壁部分18のクラウンまたは弓状上方突出部64を
備えたプラトー(plateau)62へと続く。
図示のように、支持、濾過および消泡アセンブリ(全体を数字66で示す)は
、クラウン64上に回転可能に設置される。図2から最もよくわかるように、こ
の支持/濾過アセンブリ66は、レザバー10の下部部分14、上部部分26お
よびキャップ部分28により協同的に規定されるチャンバ68内に配置される。
更に図2を参照して、且つ当面は図1および図4を参照しつつ、下部部分14
の上縁部分22がかなり厚くされ、且つ複数の外方に延びたフィンガー70を規
定するのがわかる。上部部分26は、下部部分14の部分22に外接し且つ複数
の外方に開口しているアパーチャー74を規定する垂れ下がったリップ部分72
を含む。フィンガー70はアパーチャー74内に受け取られ、その結果、上部部
分26が下部部分14に保持される。密封関係(sealing relation)は、ガスケッ
ト材料(図示せず)を間に含むことまたはこれら構成要素の間にシーリング材料
を使用することのいずれかによって、上部部分26と下部部分14との間に維持
され得る。
以上のように、ポート38を介してチャンバ68内へ連絡された真空は、この
チャンバを準周囲圧力(sub-ambient pressure)に維持し、ポート32およびポー
ト32に取り付けられた吸引ライン(図示せず)を介して、外科的手順中または
外科的手順後に心臓切開流体および体液を回収するのに有効であり得る。通常、
外科的手順中、チャンバ68は患者よりも低い高さにあるので、静脈血は重力に
よってチャンバ内へ流れ、この血液をレザバー10へと引き込むのに真空は必要
でない。
図4に最もよくわかるように、上部部分(つまり先端)26は放射状に内側に
配置された表面78を有し且つ円形開口部80を規定する垂れ下がった壁部76
を含む。タレット(turret)28は開口部80内に回転的に受け取られ、Oリング
型シーリング部材84を外方に保持する垂れ下がったリップ82を含む。Oリン
グ84は、タレット28の相対的な回転を可能にしつつ、表面78を係合してチ
ャンバ68を周囲から密封分離する。タレット28のリップ82は、2つの隣接
する相対的に短いパールフィンガー86(うち1つを図示)および2つの隣接す
る相対的に長いパールフィンガー88(うち1つのみを図示)を含む。これらは
それぞれフィンガー86の正反対に位置する。
図2に最もよくわかるように、また図4からも理解されるが、フィンガー86
および88は、支持/濾過および消泡アセンブリ66の一部分を形成する支持部
材92の上部リング部分90を係合する。これについては後で説明する。
タレット部材28およびその支持/濾過および消泡アセンブリ66との協働に
ついての説明を完了するために、図4に最もよくわかるように、垂れ下がったリ
ップ82が1対のノッチ94(うち1つのみを図4に示す)を規定することに留
意されたい。ノッチ94は、そのサイドエッジにおいて、リング部分90を内方
に規定するバトレス(buttress)96を、支持部材92のリング部分90内を側面
から側面へと直径方向に延びる横断壁98と、その接合部においてそれぞれ係合
させる。従って、支持/濾過および消泡アセンブリ66は、タレット部材28に
回転的に結合され、その結果、このタレットがアラインポート(align port)32
へと回転すると、濾過/消泡アセンブリ66はハウジング12およびチャンバ6
8内で回転する。
図5および図6を参照すると、支持部材92が、上記のような一体の機構を有
するプラスチック成形体として好適に形成されるのがわかる。これについては更
に以下で説明する。図5は、このプラスチック成形体の組立前の構成を示す。図
5を参照すると、支持部材92は、部分100においてずらされ垂直方向に延び
る中央に配置されたトラフ102を規定する横断壁部分98だけでなく、壁部分
98からわずかに空間を開けて平行に側面から側面へと延びる垂直方向に延びた
短い壁部分104を含むのがわかる。リング部材90は垂直方向に2つの異なる
深さを有し、これらの深さの間の境界(demarkation)は壁部分104のリング部
分90との接合部によってマークされる。ちがう言い方をすると、壁部分104
はリング部材90の円形区域を規定し、リング部材90と共にこのリング部材の
D型垂れ下がり部分を規定する。
水平方向という意味でのトラフ102の深さ(つまり壁98のずらした距離)
は、心臓切開液体および静脈液流にそれぞれ曝された最終消泡要素の領域を生じ
ることにさらに留意されたい。図示した好ましい実施形態において、壁98は、
最終消泡部材の半分が各流路に曝されるようにずらされている。しかし、図から
わかるように、これは必ずしも必要とされるケースではなく、流路が大部分の最
終消泡部材領域に有利に働くように、設計者の意向に従って、ずらしの程度が選
択され得る。
先端から下方へと見てみると、リング部分90は、垂直方向に空間を開けて離
された放射状に外方に延びた1対のリッジ106および108を含む。リッジ1
06および108は共同して、リング部分90に外接する外周を連続する溝11
0を規定する。リッジ108の下で、第2のリッジ112がリング部分90の垂
直方向により深い部分の辺りのみを延び(すなわち、壁104にて終結する)、
リッジ108と共にリング部分90の中間辺りを延びる溝114を規定する。図
4、図5および図6において、溝114の両終結部の間の視界連絡(sight commu
nication)の線が、短い壁部分104に沿って有され得ることに留意されたい。
この特徴の重要性については以下に説明する。
さらに図5および図6を考慮すると、リング部分90の下で、支持部材92の
壁部分98が、弓状下部エッジ118へと下方に続く反対側のエッジ166を含
むのがわかる。下部エッジ118の中央に、支持部材92の水平方向に延びるプ
レート状部分120が配置されている。支持部材92は、その下部側面(図6に
示す)上に周状に整列された正反対の4つの垂れ下がったフランジ機能(flangef
eature)122を有する。これらのフランジ機能122は(他の構造が介在する
ので間接的に)クラウン64をまたいで載せられ(straddle)、このアセンブリ6
6の相対的な回転を可能にしつつ、支持/濾過および消泡アセンブリ66の下部
端部をハウジング12内に効果的に配置する。
図5に最も良好に見られるように、トラフ部102を有する壁部98の側面に
、周辺壁部124がプレート状部120から上方に延びて、上方開口血液収容カ
ップ126を規定する。カップ126内には、3つの収束フランジ(各々、概し
て参照符号128で示す)が、支持/フィルタおよび消泡アセンブリ66の回転
軸(図5において参照符号125で示す)において互いに交差する方向に延びて
いるが、交差するには至らない。これらのフランジ128のうちの2つ(128
aおよび128bとして示す)は壁部98から間隔をあけられており、各々が、
中央静脈血流入管130(図2、図3および図5に最も良好に見られる)用の、
水平方向に延びる支持エッジ127と垂直方向に延びる位置決定(locating)エッ
ジ129との両方を規定するように段差を有している。この静脈血流入管130
は、以下に述べる構造により、主に上方から支持されている。しかし、分離壁9
8は管130に対して支持および位置決定機能を有し得ることが理解されるべき
である。第3のフランジ形状部128cは壁部98からカップ126内に延び、
単に管130用の支持エッジ127を提供する(管130はエッジ129と壁9
8との間に捕獲されている)。従って、管130の下端は、壁98と位置決定エ
ッジ129との間においてカップ126と整合して捕獲されており、この管の下
開口部131はカップ126の内部にあり且つ壁124の上縁133の下方にあ
ることが理解される。従って、カップ126全体が分離壁98によって支持され
ていることが理解される。
さらに図5および図6を参照すると、支持部材92は一対の対向する概略H字
形状の格子構造部132を含むことが理解される。格子構造部132の各々は、
側縁116のうちの一つから横方向に延びている。格子構造部132は垂直方向
において、互いにオフセットしている。格子構造部132と櫛形に対向している
(図5に示すアセンブリ前の構造体において)のは、互いに逆方向の格子アーム
134および136である。格子アーム134および136もまた、垂直方向に
おいて互いにオフセットしているが、壁部98の反対側の格子構造部132と整
合している。各構造部132の外端部は、T字形状タブ138を備えており、ア
ーム134および136の外端には、スロット140(図7参照)が備わってい
る。さらに図8に見られるように、各構造部132並びに各アーム134および
136と壁構造98との接合部(すなわち、側縁116)には、ノッチ142が
設けられており、一体化リビングヒンジ部(参照符号142’により示す)を規
定している。ノッチ142の位置は、図5および図8において矢印144で示す
ように、構造部132並びにアーム134および136が好適な屈曲方向を有す
るように配置されている。
従って、構造部132並びにアーム134および136は、壁部98への取付
点(すなわち、ヒンジ形状部142’)において、壁部98に対して直交する方
向に折り曲げられ得、それにより図7に最も良好に示すように、周囲方向に屈曲
し、且つタブ138およびスロット140において相互接続される。このことは
、格子構造部を、概して、図6に見られる使用構造体にする。しかし、留意すべ
きは、格子構造部132はさらに、垂直方向に延びるスロット148を備えた下
部146’を有する、垂直方向に延びる格子バー146を含むことである。プレ
ート状部120上方の垂直ウェブ120’およびカップ126の壁124は各々
、対応するフック形状部150を備えている。フック形状部150には、部分1
46’がスロット150においてフックされる。その結果、支持構造部92は、
図5のアセンブリ前の構造体から、図2、図3、図4および図6に見られる使用
構造体に変換される。この使用構造体において、格子構造部(垂直バー部146
を備えた132、134、136)は、理解されるように、半径方向の崩壊に抗
して消泡部材を支持する。
図2および図4に見られるように、図6に見られる支持構造体の側部において
、デプスフィルタ材料のバッグ152は、開口上端154において、このバッグ
152回りに受け取られるタイストラップ(tie strap)156によって、リング
部90および壁104に安定的に取り付けられ、溝114に挿入されている。こ
のタイストラップ156、およびバッグ152のうち、開口上端154に隣接す
る部分は、上記で示唆されているように、溝114の端部間において、壁104
内を延びている。バッグ152が上述した格子構造部内にあるため、格子構造部
が完全に図6に見られる構造体になる前に、このバッグがストラップ156で適
切な位置に位置づけられ安定的に取り付けられることが理解される。以下に説明
す
るように、バッグ152はさらに、第1の心臓切開流体消泡要素として作用する
。すなわち、デプスフィルタバッグ152は、デプスフィルタ要素材料により製
造されている。デプスフィルタ要素材料は、以下に説明するように、バッグ15
2に受け取られる心臓切開流体および血液に作用する第1の消泡要素としても有
効になるために、好適には本発明の教示に従って処理されている。
バッグ152を設置し安定的に取り付け、さらに格子構造部を完全に図6に見
られる構造体にした後、2部構成の消泡バッグ構造体158が支持構造体92回
りに(すなわち、上記の格子構造部回りに)設置される。その開口上端160に
おいて、バッグ構造体158は、溝110に受け取られるタイストラップ162
によって、リング部90に安定的に取り付けられている。バッグ構造体158は
、その閉鎖下端において、クラウン64に摺動可能に(すなわち回転可能に)受
け取られ、このクラウンに沿う。それにより、上述したように、フランジ122
が、支持/フィルタおよび消泡構造体66の、下端における回転可能な位置づけ
を実行する。消泡バッグ構造体158は、開口セル網様ポリウレタン材料の内部
バッグ164と、メッシュ織物材料の外部バッグ166とから形成されている。
公知であるように、ポリウレタン材料は、シリコーンまたは他の有効な消泡剤に
よって処理されている。
留意すべきは、消泡バッグ構造体158はさらに、垂直壁部98に、上から下
まで遊びなく適合し、それにより、この壁部98が、外部消泡バッグ構造体15
8の消泡材料(すなわち、内部および外部バッグ部材164および166)を、
このバッグ構造体内からの外方への流体の流れに関する限り、水平方向に、2つ
の分離した部分に有効に分割することである。すなわち、消泡バッグ構造体15
8のうち、図5に大部分が見られる支持構造体92の側部に設けられた部分は、
静脈血のみの最終的消泡を実行する。これは、静脈血に対して行われる別々の消
泡工程である。逆に、消泡バッグ構造体158のうち、図6に大部分が見られる
支持構造体92の側部に設けられた部分は、心臓切開流体の最終的消泡を実行す
る。留意すべきは、重要なことに、心臓切開流体は、消泡部材158に流動する
前に、バッグ構造体152によって濾過され有効に消泡されていることである。
以下に、レザバー10によって実行される流体流路回路をさらに説明するために
、
図9について述べる。
図4を再考すると、タレット28が、図2に最も良好に見られる、下方に延び
る壁170によって囲まれた中央開口部168を規定することが理解される。壁
部98は、図5に見られるように、厚み減少部または凹部172を含み、理解さ
れるように、この壁172の下端および管130の上端の両方をクリアにする。
開口部168に回転可能に受け取られるのは、取付部品176の軸部174であ
る。この取付部品176は、静脈血流入口34を規定し、Oリングタイプの密閉
部材178を担持する。Oリング密閉部材178は、壁部170の表面と係合し
て、タレット部材28の回転から独立し且つハウジング12から独立して、取付
部品176の相対的回転を可能にする。
管部材130はカップ126内の下端においてフランジ128により相対的に
回転可能に案内されるため、支持/フィルタおよび消泡アセンブリ66および静
脈血取付部品176は各々、平面図においては、ハウジング12から独立し且つ
互いに独立して完全に回転可能である。タレット部材28の回転がさらに、回転
中の取付部品176を担持する間、取付部品176の、手動による制約または選
択された位置への回転は容易に実行される。
ハウジング12の内側で(つまりチャンバ68内で)、取付部品176は、管
130の上部端部を受け取る部分180の形を決める。図2に最もよくわかるよ
うに、管130の下部端部は、カップ126のフロア上に(つまりプレート状部
分120の上表面の上に、および周辺壁部124の上縁133よりも低い高さで
)支持されるように、ステップのつけられたフランジ128のステップ127上
に支持される。また管130は、平面図においてその下部端部がクラウン機構6
4のほぼ中心に位置する。その結果、液体トラップ機構は、空気または他の気体
が上昇し管130の開いた下部端部内へと逆流するのを防ぐように形成される。
結果として、レザバー10の使用中に、管130は正常に全ての静脈血を流し、
循環系内への空気の逆流から空気塞栓形成が起こる可能性が防止されるのに加え
て血液の噴出も防止される。
上述のように心臓切開および静脈血用組み合わせレザバー10の構造を見ると
、外科的処置におけるその動作および使用は当業者には明らかである。しかしこ
こ
で図9を考慮することは、本発明の好適な実施形態においてフィルタ消泡材料1
52の二重機能がどのように実現され且つ利用されるのかを理解する一助となる
であろう。図9において、分岐した流路182が流入口32および34から流出
口20へと延びているのがわかる。流入口32において、表示「C.F.IN」は心
臓切開流体が流入口に受け取られることを意味する。同様に流入口34において
、表示「V.IN」は静脈血が受け取られることを意味する。流路182は合流で
あり、流入口32からの流路および流入口34からの流路は流出口20からの流
れへの支流である。ここで、本発明の好適な実施形態において、流入口32に受
け取られた流れは、まずデプスフィルタ材料152に曝される。デプスフィルタ
材料152は、フィルタ要素(図9に数字152‘で示す)を含むように見える
が、効果的な消泡作用(図9に数字152“で示す)も含むことがわかる。結果
として、心臓切開流体は効果的に消泡および濾過を同時に行なわれる。心臓切開
支流内の流体は次に消泡要素158のそれぞれの部分(つまり壁部分98のそれ
ぞれの側面上)へと流れおよび通過して流れ、別の消泡工程で処理される。同様
に、流路182の静脈血側で、血液は消泡要素158のそれぞれの部分によって
消泡される。次に流路は、182’において接合部を形成し、両支流からの消泡
された流体は流出口20から流れ出る。
組み合わせフィルタ/消泡要素152を使用する代わりに、本発明の範囲内で
フィルタ要素152の上流で心臓切開流体に分離消泡要素を提供することが可能
であると理解される。この場合、フィルタ要素152は消泡器そのものとしても
機能するように処理される必要はない。フィルタ152上流の消泡要素は単に、
消泡器164に使用されるような消泡材料からなる別のバッグとして構成される
。レザバー10の更なる修正は、心臓切開流体支流の各々についておよび図9に
示される分岐した流路の静脈血支流についての、消泡材料からなる要素の分離バ
ッグを含む。このような異なる構造において、消泡材料からなる2つの分離要素
が使用されるので、図9中の破線98により示された分離が実際の分離である。
この構造により、静脈血消泡要素に対する心臓切開消泡要素についての相対的面
積の選択において、更なる自由が可能になる。更に加えて、上で開示および説明
されたレザバーに対する修正は、フィルタ要素152に襞または皺をつけること
に
より行われる。襞または皺をつけられたフィルタ要素の使用は当該分野で公知で
あり、レザバー10の外側への物理的サイズを増大することなく、心臓切開流体
流路について、効果的な濾過面積の更なる増大を可能にするという利点を有する
。
(従来技術において行われてきたように)フィルタ152の上流に分離心臓切
開流体消泡器要素を提供せず、また第1のフィルタ要素において心臓切開流体の
消泡および濾過を平行して実現することの利点を実現するために、本発明は、好
適にはデプスフィルタ材料、また好適にはそれ自体が活性消泡剤によって処理さ
れたフィルタ材料を提供する。つまりヒトの血液および体液と共に使用するのに
適したデプスフィルタ材料は、その表面を消泡表面としても活性化させる処理を
施される。つまり、この目的を達成する1つの方法は、デプスフィルタ材料をシ
リコーンまたはケイ酸材料の懸濁液等の消泡剤を有する、フェロン等の液体キャ
リアの浴に浸すことである。液体浴から引き上げられ、キャリアが乾燥されたフ
ィルタ材料は、流路182内の心臓切開流体のための第1の消泡器として効果を
発揮するのに充分な量の活性消泡剤を保持しつつ、この液体のための濾過剤とし
ても依然効果的である。この消泡材料の一例は、「Tween 80」として当該分野に
おいて公知であり、それは界面活性剤である。またへパリンをコーティングとし
て材料に加えてもよく、これが血液の凝固およびその結果としてのフィルタ15
2の目詰まりを阻止する。
ここで図示および説明する装置を更に考慮すると、垂直方向に延びた分割壁(
つまり壁部分98)によって2つの平行な分離流路に水平方向に分割された液流
チャンバを有する心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバーが提供される
ことが明らかである。最終消泡材料158は、このように効率的に分離部分に分
割され、それぞれ心臓切開流体および静脈流体を処理する。その一方、心臓切開
流体のためのフィルタバッグ152の表面積は、いくつかの従来の設計のように
、「同じ直径の」設計によって制限される(つまり実質的に、静脈血最終消泡器
の部分とほぼ「同じ」に制約された面積に制限される)必要はない。
これはフィルタ/消泡器152が、最終消泡器のセクター(平面図に示す)を
利用する間でのみ、表面領域全体に亘って心臓切開流体を濾過および消泡するの
に充分なサイズに形成され得るためである。
一方で、第1のフィルタ/消泡器バッグ152の直径および深さを超える直径
および垂直方向の深さを選択することによって装置の容積(および血液容量)を
制御しつつ、最終消泡要素154の面積を必要なだけ広く形成し得る。従って、
望ましい小さなサイズの、過剰な血液容量を伴わない装置をなお実現しつつ、装
置の要素(つまり濾過器および消泡器)の相対的なサイズ、面積および液流量を
選択する際、かなりの融通性が本発明によって提供される。更に本発明では、心
臓切開流体のための液流コネクションが装置のハウジングから独立して平面的に
回転して配置され得る、心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバーを提供
する。また、静脈血を装置内に受け入れるための液流コネクションは、ハウジン
グから独立して平面的に回転して配置され得る。心臓切開コネクションおよび静
脈血コネクションは、平面的に回転し、互いに独立して配置される。従って、本
発明による装置を使用する潅流技師は、外科的処置中または他の処置中に使用さ
れる心臓切開および静脈血流導管のためのルーチンおよび接続の可能性の著しい
自由度を有する。
本発明は、本発明の特に好適な一実施形態への参照によって図示され、説明さ
れ、規定されたが、このような参照は本発明に対する制限を意味しているのでな
く、このような制限は意図されていない。本発明は形状および機能についてかな
りの修正、改変および相当物が可能であり、それは当業者に起こり得ることであ
る。本発明の図示且つ説明された好適な実施形態は、単なる一例に過ぎず、本発
明の範囲を完全に充たすものではない。結果的に本発明は、添付された請求項の
精神および範囲によってのみ制限され、あらゆる点で相当物に対し充分な知識を
与えることが意図されている。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S
D,SZ,UG,ZW),UA(AM,AZ,BY,KG
,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT
,AU,AZ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,
CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G
E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR
,KZ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,
MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,P
T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ
,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN
【要約の続き】
積に対する有利な比率が得られる。また、装置への静脈
血および心臓切開流体入口(32、34)は、互いか
ら、およびレザバー(10)のハウジング(12)から
独立して平面視で回転可能とされ得る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバーであって、 内部にチャンバを規定し、該チャンバに向かって開口する1対の上部入口であ って、該1対の上部入口の一方が心臓切開流体用入口であり、該1対の入口の他 方が静脈血用入口である上部入口を規定するハウジングと、 該チャンバに収容され、該1対の上部入口が流体接続する上端部を有する環状 の垂直に延びた液体透過性消泡要素と、 該消泡要素内で該1対の上部入口の間に収容され、該消泡要素を心臓切開流体 のみが流れる第1の部分と静脈血のみが流れる第2の部分とに効果的に流体分離 するほぼ垂直に延びた分離壁であって、該分離壁が、該心臓切開流体および該静 脈血が共に該消泡要素を通過するまで該心臓切開流体および該静脈血の混合を実 質的に防止する分離壁と、 該消泡要素の下方で規定される、消泡された心臓切開流体および該第2の消泡 要素部からの消泡された静脈血の両方を収容するための該ハウジングチャンバの ベイスン部分と、 該ベイスン部分から延びた、消泡された心臓切開流体および消泡された静脈血 を該ハウジングから流すための出口と、 を有する心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー。 2.開口上端部を有するバッグ部材として構成される一次心臓切開流体フィルタ をさらに有し、該一次心臓切開流体フィルタが、前記チャンバ内の前記消泡要素 内で前記心臓切開流体用入口の下方に配置され、該心臓切開流体用入口からの心 臓切開流体を収容する、請求項1に記載の心臓切開流体および静脈血用組み合わ せレザバー。 3.前記チャンバ内に回転可能に収容される支持部材をさらに有し、該支持部材 が前記分離壁を規定し、また、該分離壁の最上部に隣接した保持部分と、該チャ ンバ内の前記消泡要素内で前記心臓切開流体用入口の下方に、該支持部材の該保 持部分上に配置された一次心臓切開流体フィルタとを有する、請求項1に記載の 心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー。 4.前記保持部分が、該保持部分の円周方向に延びた部分と、該保持部分のセグ メントを形成する該保持部分の横断壁部分とを含む付随壁(depending wall)部分 を有し、前記一次心臓切開流体フィルタが、開口上端部を有するバッグ部材とし て構成され、該開口上端部における該バッグ部材が、該付随壁部分および該バッ グ部材を該保持部分上に固定する手段に収容される、請求項3に記載の心臓切開 流体および静脈血用組み合わせレザバー。 5.前記保持部分が円形リング部分を有し、前記付随壁部分が、該リング部分と 協働して、平面がほぼD形状である部分を協働によって規定する、請求項4に記 載の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー。 6.前記一次心臓切開流体フィルタバッグ部材を前記保持部分上に固定する前記 手段が、該バッグ部材にその上縁部において、および該保持部分の一部にその前 記D形状の付随壁部分においての両方で外接する固定部材を有する、請求項4に 記載の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー。 7.前記固定部材がタイストラップを有する、請求項6に記載の心臓切開流体お よび静脈血用組み合わせレザバー。 8.前記消泡要素がまた、円形開口上端部を有するバッグ形状の部材として構成 され、該円形開口上端部における該バッグ形状の消泡要素が、前記リング部分お よび該バッグ形状の消泡要素を該リング部分に固定する手段の周りに収容される 、請求項5に記載の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー。 9.前記バッグ形状の消泡要素を前記リング部分に固定する前記手段が、該バッ グ形状の消泡要素にその上縁部において、および該リング部分の両方に外接する 細長い固定部材を有する、請求項8に記載の心臓切開流体および静脈血用組み合 わせレザバー。 10.前記細長い固定部材がタイストラップを有する、請求項9に記載の心臓切 開流体および静脈血用組み合わせレザバー。 11.前記リング部分が、該リング部分上に円周方向に連続する上部溝を規定す る放射状に外側に向かって延びた円周方向の1対のリッジを有し、該バッグ形状 の消泡要素用の前記タイストラップが、該上部溝に収容され、該1対のリッジの 下部リッジが、前記D形状の壁部分のみと外接する放射状に外側方向に延びたリ ッジと協働して、該リング部分上に第2の下部溝を規定し、前記一次心臓切開流 体フィルタバッグ用の前記タイストラップが、該第2の下部溝に収容される、請 求項6に記載の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー。 12.前記支持部材が、前記垂直に延びた分離壁の対向する側縁部から円周方向 に延びた支持ゲートをさらに有し、該支持ゲートが、前記消泡要素を放射状に崩 壊しないように支持する、請求項3に記載の心臓切開流体および静脈血用組み合 わせレザバー。 13.前記ハウジングが、平面が円形であり前記チャンバ上に配置された上方に 開口するアパーチャーを規定する頂部を有し、平面が円形であるタレット部材が 、該頂部の該円形開口部に回転可能かつ密封可能に収容され、前記心臓切開流体 用入口である前記1対の入口の一方を規定し、該タレット部材が、中央に位置す るアパーチャーを規定し、静脈血用入口固定具が、該中央に位置するアパーチャ ーに密封可能かつ回転可能に収容され、該1対の上部入口の他方を規定する、請 求項1に記載の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー。 14.前記チャンバ内に回転可能に収容される支持部材をさらに有し、該支持部 材が前記分離壁を規定し、前記タレット部材および該支持部材が、該タレット部 材を該支持部材に付勢によって連結する協働手段を規定し、該タレット部材を手 動で回転させることによって、該支持部材がそれと同時に回転する、請求項13 に記載の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー。 15.前記静脈血取付部品が、前記静脈血用入口から前記チャンバに向かって下 方に静脈血を運搬する垂直に延びた管状部材を担持し、該管状部材が該管状部材 の下端部に隣接した該チャンバへの開口部を有し、前記レザバーが、該管状部材 の該下端部に隣接し、該管状部材の該下端部から出る血液を収容するように位置 する血液収容カップをさらに有する、請求項13に記載の心臓切開流体および静 脈血用組み合わせレザバー。 16.前記血液収容カップが、前記管状部材の下部を支持する、請求項15に記 載の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー。 17.前記血液収容カップが、前記管状部材の前記下端部によって係合可能な水 平に延びた表面部分を含む放射状に延びたフランジを有し、該管状部材を支持す る、請求項16に記載の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー。 18.前記血液収容カップの前記放射状に延びたフランジが、前記水平に延びた 表面部分を規定し、また、前記管状部材によって係合可能な垂直に延びた表面部 分を提供し、該管状部材を該カップ内に制約するステップを有する、請求項17 に記載の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー。 19.前記血液収容カップが、前記分離壁と協働し、前記管状部材の前記開口部 よりも高い位置に上縁部を含む周囲壁部分を有する、請求項15に記載の心臓切 開流体および静脈血用組み合わせレザバー。 20.前記血液収容カップがまた、互いに交差しない程度に延び、段差が設けら れてそれぞれが前記管状部材の前記下端部に面して水平に延びた支持エッジおよ び該管状部材の外面と係合可能な垂直に延びた位置決めエッジの両方を規定し、 該管状部材を該血液収容カップ内に配置する少なくとも2つの分岐フランジを有 する、請求項15に記載の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー。 21.心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバーであって、 内部にチャンバを規定し、該チャンバに向かって開口する1対の上部入口であ って、該1対の上部入口の一方が心臓切開流体用入口であり、該1対の入口の他 方が静脈血用入口である上部入口を規定するハウジングと、 該チャンバに収容され、該1対の上部入口が流体接続する開口上端部を有する 環状の垂直に延びた液体透過性消泡要素と、 該消泡要素内で該1対の上部入口の間に収容され、該消泡要素を心臓切開流体 のみが流れる第1の部分と静脈血のみが流れる第2の部分とに効果的に流体分離 する垂直に延びた分離壁であって、該分離壁が、該心臓切開流体および該静脈血 が共に該消泡要素を通過するまで該心臓切開流体および該静脈血の混合を実質的 に防止する分離壁と、 該静脈血用入口から該チャンバに向かって下方に静脈血を運搬する垂直に延び た管状部材であって、該管状部材の下端部に隣接した該チャンバへの開口部を有 する管状部材と、 該管状部材の該下端部に隣接し、該下端部から出る血液を収容するように位置 する血液収容カップであって、該血液収容カップ内に収容された血液を該チャン バに流すためのリムを有し、それによって、該管状部材におけるガス流体の上方 への逆流が、該血液収容カップ内に収容された静脈血によって該カップ内に形成 される流体トラップによって防止される、血液収容カップと、 を有する心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー。 22.前記チャンバ内に回転可能に収容される支持部材をさらに有し、該支持部 材が前記分離壁を規定し、該支持部材が前記垂直に延びた分離壁の対向する側縁 部から円周方向に延びた支持ゲートをさらに有し、該支持ゲートが前記消泡要素 を放射状に崩壊しないように支持する、請求項21に記載の心臓切開流体および 静脈血用組み合わせレザバー。 23.心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー装置であって、 内部にチャンバーと、一対の該チャンバーへの上部入口開口部とを規定するハ ウジングであって、底壁と、上部開口部を規定する側壁と、該上部開口部を囲む 上縁部とを有する底部を含み、該ハウジングの頂部が該底部に該上縁部で係合し て、該上部開口部に広がって該上部開口部を閉鎖し、該頂部が、平面視で環状で あり、該チャンバーにわたって配置される上方に開口したアパーチャーを規定し 、平面視が環状であるタレット部材が該頂部の該環状の開口部に回転可能におよ び密閉状態で受容され、該タレット部材が、該装置への心臓切開流体入口である 該一対の上部入口のうちの一方を周部に備え、該タレット部材が中央に位置する アパーチャーを規定し、そして、静脈血入口が、該中央に位置するアパーチャー に密閉状態で適合し回転可能に受容され、該一対の上部入口のうちの他方を規定 する、ハウジングと、 該チャンバー内に回転可能に受容される支持部材であって、垂直方向に延びる 分離壁と、該分離壁の上部分に隣接する保持部とを含み、該タレット部材に係合 し、該タレット部分と該支持部材とが連結されて一致して回転し、そして環状の 垂直方向に延びる液体浸透性消泡要素が、該チャンバー内の該分離壁近くで受容 され、該一対の上部入口から流体を流される開口上端を有する、支持部材であっ て、 該分離壁が、該消泡要素を、心臓切開流体のみを該チャンバーの下部に流す第 1のセクター部と、静脈血のみを流す第2のセクター部とに効果的に流体分割し 、該分離壁が、該心臓切開流体と該静脈血とが、両者が該消泡要素を通過するま で、混合するのを実質的に防ぎ、 該静脈血取付部品が、静脈血を該静脈血入口から下向きに該チャンバーへと搬 送する垂直方向に延びる管状部材を備え、該管状部材が、該管状部材の下端に隣 接する該チャンバーへの開口部を有する、支持部材と、 該管状部材の該下端に隣接し、該管状部材開口部を出る血液を受容するように 位置決めされる血液収容カップであって、 該消泡要素の下に、該ハウジングが、消泡された心臓切開流体と消泡された静 脈血との両方を受容し内部で混合させる、該チャンバーのべイスン部分を規定す る、血液収容カップと、 該べイスン部分から延び、消泡された静脈血と混合された消泡された心臓切開 流体を該ハウジングの外側に流す出口と、 を備えた装置。 24.前記チャンバー内で前記支持部材上に、且つ前記消泡要素内で前記心臓切 開用入口の下側に配置された一次心臓切開流体フィルタをさらに備えた、請求項 23に記載の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー装置。 25.前記保持部が、付随壁部を有するリング部材を含み、該付随壁部が、該リ ング部材の円周部と、該リング部材の円周部に広がり該リング部材の円形セグメ ントを形成する横断壁部とを有し、該一次心臓切開流体フィルタが、該付随壁部 の上に受容される開口上端を有するバッグ部材として構成され、そして該バッグ 部材を該リング部材の上に固定する手段を含む、請求項24に記載の心臓切開流 体および静脈血用組み合わせレザバー装置。 26.前記付随壁部が、前記リング部材の依存円周部と、平面視でほぼD形状で ある、該リング部材の依存部を協動して形成する、該リング部材の依存横断壁部 とを含み、前記一次心臓切開流体フィルタが、該D形状の付随壁部上に受容され る開口上端を有するバッグ部材、および該バッグ部材を該リング部材の上に固定 する手段として構成される、請求項25に記載の心臓切開流体および静脈血用組 み合わせレザバー装置。 27.前記バッグ部材を前記リング部材上に固定する手段が、上縁部の該バッグ 部材と前記D形状の依存部の該リング部材との両方を囲む固定部材を含む、請求 項26に記載の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー装置。 28.前記固定部材がタイストラップを含む、請求項27に記載の心臓切開流体 および静脈血用組み合わせレザバー装置。 29.前記消泡要素が、開口上端を有するバッグ状部材として構成され、該開口 上端の該バッグ状消泡要素が、前記リング部材の周りで受容され、そして該バッ グ状消泡要素を該リング部材上に固定する手段を含む、請求項23に記載の心臓 切開流体および静脈血用組み合わせレザバー装置。 30.前記バッグ状消泡要素を前記リング部材に固定する手段が、上端部の該バ ッグ状消泡要素と該リング部材の両方を囲む固定要素を含む、請求項29に記載 の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー装置。 31.前記固定要素がタイストラップを含む、請求項30に記載の心臓切開流体 および静脈血用組み合わせレザバー装置。 32.前記リング部材が、該リング部材上に上部円周方向連続溝を規定する一対 の半径方向に外向きに延びる円周リッジを含み、前記バッグ状消泡要素のための 前記タイストラップが、該上部溝内に受容され、該一対のリッジのうちの下側の リッジが、前記D形状壁部のみを囲む半径方向に外向きに延びるリッジと協動し て、該リング部材上に下側の第2溝を規定し、前記フィルタバッグのための該タ イストラップが、該下側の第2溝に受容される、請求項31に記載の心臓切開流 体および静脈血用組み合わせレザバー装置。 33.前記支持部材が、前記垂直方向に延びる分離壁の対向する両側縁から円周 方向に延びる支持格子を含み、該支持格子が、前記消泡要素が半径方向に崩壊し ないように支持する、請求項23に記載の心臓切開流体および静脈血用組み合わ せレザバー装置。 34.心臓切開流体を濾過および消泡し、また静脈血を消泡する、心臓切開流体 および静脈血用組み合わせレザバーであって、濾過および消泡された心臓切開流 体と、消泡された静脈血とを合わせて供給するレザバーにおいて、 一対の上部入口と分岐合流流路とを規定するチャンバー付きハウジングであっ て、該分岐合流流路は、該ハウジング内を該一対の上部入口から下部出口まで延 び、該一対の上部入口のうちの一方が心臓切開流体入口であり、該一対の上部入 口の他方が静脈血入口である、ハウジングと、 該ハウジングチャンバー内に配置され、該心臓切開用入口を受容する心臓切開 流体フィルタ要素と、 該フィルタ要素からの濾過された心臓切開流体を受け取るように配置された少 なくとも1つの消泡要素部と、 静脈血入口からの静脈血を受け取るように配置された少なくとも消泡要素部と 、 該ハウジングチャンバー内に受容され、該心臓切開流体および該静脈血が、両 者が該消泡要素部を通過するまで、混合するのを実質的に防止する分離壁であっ て、 該チャンバー付きハウジングが、消泡された心臓切開流体と消泡された静脈血 の両方を受け取り内部で混合する、該消泡要素の下方のべイスン部分を規定する 、分離壁と、 該ベイスン部分から延び、消泡された心臓切開流体と消泡された静脈血を該ハ ウジングの外側に流す出口と、 を備えたレザバー。 35.前記心臓切開流体および静脈血を個別に受け取る前記消泡要素部が、合体 して単一の消泡要素を構成し、さらに開口上端を有するバッグ部材として構成さ れる一次心臓切開流体フィルタを含み、該一次心臓切開用フィルタは、該消泡要 素内で該チャンバー内に且つ該心臓切開流体入口の下方に配置され、これから心 臓切開流体を受け取る、請求項34に記載の心臓切開流体および静脈血用組み合 わせレザバー。 36.前記心臓切開流体および静脈血用の前記消泡要素部が、単一の消泡要素を 構成し、前記ほぼ垂直方向に延びる分離壁が前記消泡要素内に受容され、該消泡 要素を、心臓切開流体のみを流す心臓切開流体部と、静脈血のみを流す静脈血部 とに流体分割する、請求項34に記載の心臓切開流体および静脈血用組み合わせ レザバー。 37.前記分離壁が、前記ハウジングの前記チャンバー内の中央位置から少なく とも部分的にオフセットされる、請求項36に記載の心臓切開流体および静脈血 用組み合わせレザバー。 38.前記分離壁が、静脈血が、前記チャンバの中央の前記静脈血入口から下方 向に流れるのを可能にするほぼ垂直方向に延びるトラフを規定し、該分離壁が、 該トラフ部の各側部に1つづつ配置され、該トラフ部を規定し、前記消泡要素を 流体分割するために該分離壁の各外側部分を位置決めする、一対のオフセット部 を含む、請求項36に記載の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー。 39.前記チャンバー内に回転可能に受容される支持部材をさらに含み、該支持 部材が、前記分離壁を規定し、また該分離壁の上部分に隣接する保持部を含み、 該支持部材が前記消泡要素を保持および支持する、請求項38に記載の心臓切開 流体および静脈血用組み合わせレザバー。 40.前記支持部材はまた、前記分離壁の下部分に隣接し該下部分に取り付けら れる血液収容カップを含み、前記レザバーが、前記静脈血入口から該分離壁の前 記トラフに下降する管状部材を含み、該カップ内に配置される下端出口を有する ことにより、該カップが静脈血で満たされるとき該管状部材への空気の環流を防 ぐ、請求項39に記載の心臓切開流体および静脈血用組み合わせレザバー。
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