JP2000503907A - 薄肉金属製品の連続鋳造法およびその装置 - Google Patents

薄肉金属製品の連続鋳造法およびその装置

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Abstract

(57)【要約】 この発明は、薄肉金属製品の連続鋳造法に関し、この方法は、1対の逆回転するロール1、2で構成する溶融金属槽の側面閉込め用の1対の耐火板7を予熱する作業、および上記対の板7を上記対のロール1、2の端の各側面の方へ当接する作業を含む方法に於いて、これらの板7の表面と上記ロール1、2の端の周辺部の間の接触弧で、上記対の板7に制御した弾性または弾性/塑性変形を加える作業、並びにこれらの板7およびこれらのロール1、2の端の表面摩耗を最少にし、上記ロール1、2と上記板7の間の距離を所定値以下に維持することを保証し、および上記板7と上記ロール1、2の上記端部の間の溶融金属の漏れの発生を最少にするために、全鋳造プロセス中に上記対の板7の上記弾性および/または弾性−塑性変形を制御する作業を含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 薄肉金属製品の連続鋳造法およびその装置明細 本発明は、薄肉金属製品を連続鋳造するためのプロセスおよびそれを実施する ための装置に関し、更に詳しくは、二つの逆回転するロールから成る種類の、改 良された連続鋳造法およびそのような方法を実施するに適した装置に関する。 金属ストリップの連続鋳造を行うための逆回転するロールを備える装置は、現 状技術で既に知られている。これらの装置によって、厚さが150mmから25 0mmにおよび、一般的には更に熱間圧延を受け、事によると続いて冷間圧延を 受ける、扁平な製品を得るための従来技術から、所謂“ストリップ鋳造”技術へ 飛躍することが可能である。そのような技術は、後に熱間/冷間圧延可能な、厚 さ10mm未満の扁平またはストリップ製品を得ることを可能にする。 最近、上述の技術が鋼ストリップの生産に利用されている。特に、より普及し ている“ストリップ鋳造”技術、即ち、所謂“対ロール”技術によれば、1対の 逆回転するロールおよび、上記ロールの端面と接触して配置した、耐火材で出来 ている1対の側壁またはダムが形成する溶融槽での、例えば鋼の、溶融金属の鋳 造がもたらされ、それらのロールは、内部で冷却され、それらの縦軸が平行で、 互いに鋳造ストリップの距離にほぼ相当する距離だけ離間して水平に配置されて いる。 これらの側壁またはダムとロールの間の滑り接触は、それらの間に溶融金属の 漏れがないことを保証しなければならない。これは、上記側壁またはダムとロー ルの端面を特に過酷な作動条件にさらすことを必要とする。 これらの側壁およびダムの初期形状を変えるかなりの熱変形が二つの時期:即 ち、それらがロールの端面に当接する前、および実際の定常状態鋳造の前に始動 運転中にそれらが当接した後、に行われる予熱によって生ずる。 そのような予熱の必要性は、もし、ロールの間に掛ったら、ストリップに容認 できない欠陥を生じ且つ側壁それ自体を損傷するであろう、鋼の望ましくない凝 固がこれらの側壁またはダムに起る可能性を最小に減らす必要性に由来する。 その上、これらのロールも鋳造中半径方向および軸方向の両方に熱変形を受け 、それが側壁と接触するそれらの端面の形を変える。 それに派生して、室温では二つの面、即ち、側壁の一つおよびロールの端面の 一つ、が同じ平面内にあるが、そのような状態が初期過渡期間中および鋳造中に 失われる。これは、これらの二つの面の結合領域に沿った隙間が増大し、その結 果金属の漏れを引き起す。 金属の漏れまたはこぼれは、その結果ストリップ製品の縁に沿う欠陥を生じ、 且つこのプロセスの実行にむらを生じ、それが、最も厳しい場合には、このプラ ントの停止に繋がることがある。 側壁とロールの端面との係合面は、更にそれらの相対運動および当接圧力によ る摩耗を免れない。 そのような摩耗は、部品の耐用年数を減らし且つコストを増し;それは、上記 面の係合を維持するために加える接触力が増すと、大きくなる。 そのような不都合を克服するために、種々の工夫がなされている。例として、 公開ヨーロッパ特許出願第546206号および第698433号に、側壁をロ ールの端面と剛体として当接させ、各側壁の背面を金属板で支持し、その板に押 付け力を掛けると、その力が側壁の全表面に分布するということを開示している 。この様にしてロールの端面に押付けられた側壁またはダムは、ロールの端面と 接触する部分の摩耗を受け、従って側壁の全滑り面がロールの端面の対向する面 と同じ輸郭になるまで、全側壁が前方へ移動され、この様にして溶融鋼の溶込み および漏れに対する密封を保証しようと努力する。 しかし、これらの方法は、以下の不都合を免れない: a)この押付け力が最初側壁とロールの端面の表面との間の接触領域にのみ集中 し、この圧力の局所値は、予め決められず且つ非常に高いことがあり、事による と耐火材の関連する摩耗だけでなく、その破損に繋がることがあり; b)側壁の表面が摩耗し、その結果ロールの端面の表面と整合するためには、あ る時間が必要である(例えば、上で引用したヨーロッパ特許出願第546206 号には、鋳造作業を始める前の0.5ないし1分にわたる時間が記載されている) 。 従って、予熱工程後に側壁がロールの端面と当接させられ、その結果、ロール の端面は通常冷却されているので、側壁またはダムの温度が下がる。そこから派 生して、そのような工程は、側壁の過剰冷却を避けるために、出来るだけ短くな ければならないと言う事になる。何故なら、これがその表面上への溶融鋼の凝固 に繋がり; c)鋳造の初期工程中に、溶融鋼がロールおよび側壁と接触することがこれら本 体および当接面の迅速な変形に繋がるからである。そのような変形は、ロールの 端面の表面と側壁の表面との間の整合を損う。従って、再び側壁の表面の摩耗が その整合を可能にする新しい輸郭に達するまで待つことが必要であり; d)背面を金属板で支持した耐火側壁を使用することが、側壁を溶融鋼と接触す るのと反対の表面から加熱することを非常に困難にする。そこから派生して、こ れらの側壁を、溶融鋼を入れることになっている空間の内部から、鋳造開始前に 引込めなければならない装置によって、加熱しなければならないことになる(ヨ ーロッパ特許出願第698433号A1参照)。加熱装置の格納と鋼の鋳造開始 の間の期間、側壁は冷却を受ける。更に、鋳造プロセス中の側壁の加熱の可能性 について言及がない。これは、側壁上への鋼の望ましくない凝固およびその起り 得る損傷の危険を増す。 従って、この分野で幾つかの改善が結実しているにも拘らず、鋳造キャビティ への溶融金属の閉込め、および側壁の不当な摩耗、および鋳造ストリップの縁の 品質、および実に、連続鋳造プロセスの停止の諸問題は、まだ大部分未解決であ る。 従って、本発明の目的は、側壁またはダムの表面とロールの端面の表面との間 の溶融金属の漏れの可能性を減じ、同時に側壁の表面とロールの端面の表面の両 方の摩耗を減ずるために、以下に開示する方法に従って改善した、薄肉材料の連 続鋳造のための方法および装置を提供することによって、上述の問題によって生 ずる影響を最小に減らすことである。 本発明のもう一つの目的は、鋳造製品の縁に対応する欠陥の量を大きく減らす ことである。 本発明の更に他の目的は、側壁への鋼の凝固の可能性を最小に減ずることは勿 論、側壁とロールの端面との間の漏れによって生ずる、連続鋳造プロセスの停止 の可能性を最小に減ずることである。 本発明によれば、薄肉金属製品の連続鋳造法で、溶融金属槽のある空間の側面 閉込め用の、少なくとも1対の耐火板を予熱する作業、および上記少なくとも1 対の耐火板を、互いに平行に配置され、それらの半径とこの鋳造製品の厚さに実 質的に対応する距離の和より大きい距離だけ離間した、1対のロールの端面に対 して当接する作業を含む方法に於いて: −使うべきものと同じ物理的および化学的および寸法特性を有し且つ同じ実験条 件下にある、側壁およびロールの挙動を代表する数学モデルによって予め集め且 つ処理したデータを基に、上記少なくとも1対の側壁に、これらの側壁の表面と 上記ロールの端面の周辺部の間の接触弧に対応して、制御した弾性または弾性/ 塑性変形を加えること;並びに −これらの側壁とこれらのロールの端面の間の溶融金属の漏れの発生を最少に減 らすように、上記側壁および上記ロールの端面の表面摩耗を最少に減らすために 、上記側壁と上記ロールの端面の間の接触を保証するかまたはその距離を所定値 以下に維持することを保証するために、全鋳造プロセス中に上記弾性および/ま たは弾性−塑性変形に制御を加えること; を含むことを特徴とする方法が提供される。 更に、本発明は、薄肉金属製品の連続鋳造をするための改良した装置で、互い に平行に配置された、1対の逆回転するロール、および上記対のロールの各端面 に配置された側面閉込め装置を含み、上記側面閉込め装置が金属フレームおよび 上記フレームに収容された耐火材の板を含む装置に於いて、 上記側面閉込め装置が、更に: −この耐火材の板の背後で、上記板と上記ロールの端面の間の接触弧に対応して 、上記フレームと一体に配置された押圧手段; −上記フレーム上に配置された、上記耐火材の板のための加熱手段で、上記板の 予熱と全鋳造プロセス中の上記板の加熱の両用に適した加熱手段;および −上記押圧手段に関連した、上記板の変形を検出するための手段; を含むこと、 並びにそれが、入力をデータ入力ユニットに、出力を上記対のロールおよび上 記側面閉込め装置に接続された制御ユニットを含むこと、 を特徴とする装置を提供する。 本発明を以下にその非限定例として与える実施例を参照して、および添付の図 面を参照して、更に詳しく議論する。これらの図面で: 図1は、本発明による装置の透視図であり;および 図2は、本発明による側面閉込め装置の概略断面図であり;および 図3は、図2に示す側面閉込め装置の概略正面図である。 図1を参照すると、それは本発明による装置を概略的に透視図で示す。 この装置は、従来の方法で、互いに平行に配置され且つそれらの半径と実質的 に鋳造製品の厚さに相当する距離の和より大きい量だけ離間した、1対の逆回転 するロール1および2、並びに、それぞれ、上記ロール1および2の端面に対し て配置された、側面閉込め装置(以下に更に詳しく説明する)として作用する、 1対の壁3および4を含む。 この様にして、後に扁平な、ストリップ製品6として凝固する溶融金属5を収 容できる、ロール1および2、並びに壁3および4の間に形成される空間が出来 る。 図2を参照すると、本発明による側面閉込め装置の概略断面図が示されている 。 開示を単純化するために、この側面閉込め装置を、それが対称であるために、 一つだけ示す。 この側面閉込め装置は、例えば、シリカアルミナの鋳物のような支持構体8の 中に置いた、例えば、炭化珪素(SiC)のような耐火材の板7を含む。この配 置は、板7が構造体8の中でロール1および2の回転軸に平行に自由に動けるよ うになっている。 上記構造体8は、内部が空洞で、それぞれ、一つが上部に、他が下部に配置さ れた、1対の孔9および10を備える。上記孔9および10は、この構造体8の 内部空洞を外部と連絡させるために配置されている。 前述のように板7を収容する構造体8は、第1金属フレームに配置され、それ も上部に孔12を、および下部に孔13を備え、両孔12および13は、それぞ れ、上記孔9および10と一致する。 その上、このフレーム11は、九つのセラミック円柱14(図にはその四つだ けを示す)を滑らせて受けるように設けられ、それで上記円柱14が構造体8の 内部を貫通して、それらの一端が板7の内面と接触し、それらの反対端がフレー ム11から突出する。 更に、上記フレーム11は、バーナ15を坦持し、そのバーナは、構造体8を 貫通して内部空洞部へ突出し、その炎を板7の内壁に向けるように配置され、そ れが1000℃以上の温度に達するように、それに局部的に作用する。この配置 によって、バーナの燃焼煙が、図に矢印で示すように、それぞれ、二つの孔9お よび10から外へ運ばれる。 この様に組立てたフレーム11は、ボルト17によって第2フレーム16に締 結する。上記フレーム16は、内部に九つの油圧シリンダ18(その四つだけを 図に示す)を備え、それらがそれらのロッド19によって上記セラミック円柱1 4と接触し、それによって後者にそれらの押圧力を伝達する。 その上、各アクチュエータ18は、位置変換器20に結合されている。各変換 器20は、それぞれのロッド19を参照することによって板の局部摩耗を検知す るために配置してある。 フレーム16は、その底が案内21上に滑動可能に配置され、それでこのフレ ームが、上記フレーム16に締結した油圧シリンダ22のそれぞれの変位の結果 として、図の矢印に従って、水平に移動可能である。 図3を参照すると、これは、本発明による側面閉込め装置の正面図を示す。 分るように、九つのセラミック円筒14およびそれぞれのアクチュエータ18 (この図には概略的に示す)の配置は、それらが、それぞれ、板7並びにロール 1および2の端面の周縁に対して作用するようになっている。 連続鋳造中の壁3および4に対するアクチュエータ18の押圧システム全体は 、現状技術に属するので簡単のために図示を省略する、制御ユニットによって制 御する。 上記制御ユニットは、データ入力装置によって、その入力に、実際のものと同 じ化学的および物理的特性を有し且つ同じ運転条件下にある板およびロールを代 表する数学モデルによって予め得たデータとして必要な情報を全て受けるように 設けられている。従って、上記制御ユニットは、一旦上記データを処理すると、 それらを、連続鋳造プロセスの全期間にわたり、押圧力の大きさと時間の両方が 局部的に可変のシステムを得るために、これらのアクチュエータおよびその他の 補助装置へ伝達する。 この押圧システムは、与えられた種類の板に対する有限要素の計算に基づく数 学的計算法によって決る。そのような方法は、このプロセスの幾つかの工程中、 即ち:壁の予熱、壁のロールに対する当接、鋳造開始、および定常状態の鋳造の 諸工程中の各板およびロールの熱的および機械的応力の解析を行う。 その上、このモデルは、全プロセス中、板の温度の局部検知によって調整され ている。そのような解析によって、過渡期中に達するどのような熱分布に対して も、板の変形の表示ができる。 続いて、ロール端面の輸郭との接触のシミュレーションを行うことができ、ロ ールが熱的に変形し過ぎていても、この方法で、溶融金属の漏れに対する密封を 保証するために、関連する板の変形の表示が得られる。 現状技術の一部である反復計算によって、板の変形した輪郭を掴んだときは、 溶融金属の漏れに対して最大の密閉作用且つ最小の摩耗を創り出す輸郭を得るた めに、別の工程で板の背壁に加えるべき力の体系を決めることが可能である。 このため、板とロールの間の全接触弧に沿う変位を評価するために、3次元モ デルを開発する。採用した規約は、3直角軸:X、Y、Zの基準フレームで、そ の原点は、ロール間の最小距離の点(接触点)にあり、Z軸は、ロールの軸に平 行であり、Y軸は、板の対称面に属する。 以下に、上述のモデルによって得た、力体系の計算方法を板へ適用する、連続 鋳造プロセスの実験的具体化例を示す。 ロールと板の間の接触弧に沿って厚さ35mmの炭化珪素(SiC)の耐火材 の板を含む側面閉込め装置を利用した。 その上、以下の特性を有する、逆回転するロールを利用した: ロール幅 800mm ロール直径 1500mm ロールの外被 銅合金 最大周速 10m/min。 ロールの内面は、水の強制循環によって冷却する。 このモデルについて計算および処理作業を行うために、有限要素計算コードを 利用する(ANSYS)。このモデルのメッシュを3次元図式化するために、熱 計算用にSOLID70、熱および機械計算用にSOLID45およびCONT ACT49のANSYS計算コードの構成要素を利用した。 続いて、この鋳造プロセスを始める前に、板を1200℃に加熱し、背面の加 熱を全プロセス中維持した。 数学的方法の処理から、以下の力体系を壁に適用した: a)当接工程から10秒後に、板の背壁へ次の力を加えた: 下部に対応してF=120kgf; 上部に対応してF=60kgf;および 中央部に対応してF=120kgf、それによって板の端間でロールの端面と接 触し、下部に対応して0.07mm、中央部に対応して0.04mmの隙間を得 た。 b)鋳造工程中、次の力を加えた: 下部に対応してF=100kgf; 上部に対応してF=100kgf;および 中央部に対応してF=290kgf、それによってロールとの接触を得、または とにかくロールと板の間の距離が0.1mm未満になった。 このプロセスの終りに、全プロセス中の板の表面の摩耗量が約1mm/ストリッ プ1kmであることを確定し;これは、通常約5mm/鋳造ストリップ1kmの 値に達する、薄肉連続鋳造に関する摩耗量の劇的減少を示す。
【手続補正書】 【提出日】1999年4月26日(1999.4.26) 【補正内容】 『 請求の範囲 1. 薄肉金属製品の連続鋳造法で、互いに平行に配置され、それらの半径とこ の金属製品の厚さに実質的に対応する距離の和より大きい量だけ離間した、1対 の逆回転するロール(1、2)で構成する溶融金属槽の側面閉込め用の、少なく とも1対の耐火板(7)を予熱する作業、および上記少なくとも1対の板(7) を上記対のロール(1、2)の端の各側面の方へ当接する作業を含む方法に於い て: −同じ実験条件で利用したものと同じ化学的−物理的および寸法特性を有する、 板およびロールの挙動を代表する数学モデルによって予め集め且つ処理したデー タを基に、これらの板(7)の表面と上記ロール(1、2)の端の周辺部の間の 接触弧に対応して、上記少なくとも1対の板(7)に、上記板(7)と接触する 押圧手段(14、18)によって、制御した変形を加える作業;並びに これらの板(7)およびこれらのロール(1、2)の端の表面摩耗を最少値内 に維持し、上記ロール(1、2)と上記板(7)の間の距離を所定値以下に維持 して、上記板(7)と上記ロール(1、2)の上記端部の間の溶融金属の漏れの 発生を最少にするために、上記押圧手段(14、18)およびそれらに接続した 制御ユニットによって、全鋳造プロセス中に上記少なくとも1対の板(7)の上 記変形を制御する作業; を含むことを特徴とする方法。 2. 請求項1による薄肉金属製品の連続鋳造法に於いて、全鋳造プロセス中に 上記少なくとも1対の板(7)に制御した変形を加える上記作業が押圧手段(1 4、18)を使用することおよび加熱手段(15)を使用することを含み;上記 加熱手段(15)が上記板(7)の予熱と全鋳造プロセス中の上記板(7)の加 熱の両用に設けられている方法。 3. 請求項1および請求項2の一つ以上による方法に於いて、上記板(7) と上記ロール(1、2)の上記端面の間の、それらの接触弧全体に沿う上記所定 距離値が0.1mmを超えない方法。 4. 請求項3による、薄肉金属製品の連続鋳造をするための方法に於いて、上 記制御ユニットは、その入力にデータ入力ユニットから来るデータを受ける ように設えられ、上記データを、利用したものと同じ化学的−物理的および寸法 特性を有し、同じ実験条件下にある板およびロールの挙動を代表する数学モデル から得、上記データを処理したとき、その出力から、全連続鋳造プロセス中、上 記対のロール(1、2)、上記押圧手段(14、18)および上記加熱手段(1 5)を制御可能である方法。 5. 薄肉金属製品の改良した連続鋳造をするための装置で、互いに平行に、そ れらの半径と上記金属製品の厚さに実質的に対応する距離の和より大きい距離に 配置された、1対の逆回転するロール(1、2)、および上記対のロール(1、 2)の各端の各側面に配置された側面閉込め装置(3、4)を含み、上記側面閉 込め装置(3、4)が金属製のフレーム(11、16)および上記フレーム(1 1、16)内に収容された耐火材製の板(7)、並びにこの耐火材の板(7)の 背後で、上記板(7)と上記ロール(1、2)の端面の間の接触弧と整列して、 上記フレーム(11、16)に密接に結合された押圧手段(14、18)を含む 装置に於いて; 上記側面閉込め装置が、更に: −熱を上記板(7)の背面に向けるために、上記フレーム(11、16)に固定 して配置された、上記耐火材の板(7)のための加熱手段(15); −上記押圧手段(14、18)と関連し、上記板(7)の変形を検出するための 手段(20); を含むこと、 並びにそれが、入力をデータ入力ユニットに、出力を上記対のロール(1、2 )および上記側面閉込め装置に接続された制御ユニットを含むこと、 を特徴とする装置。 6. 請求項5による、薄肉金属製品の連続鋳造をするための装置に於いて、上 記押圧手段が; −複数のセラミック円柱(14);および −上記フレーム(11、16)に締結され、上記セラミック円柱(14)と同軸 に複数の油圧アクチュエータ(18);を含み、その配置は、上記アクチュエー タ(18)が変位する度におよび幾らか変位すると、それに応じて対応す るセラミック円柱(14)が変位するようになっている装置。 7. 請求項5または請求項6の何れかによる、薄肉金属製品の連続鋳造をする ための装置に於いて、上記加熱手段が、少なくとも、上記フレーム(11、16 )に配置されたバーナ(15)を含み、それがその炎を上記耐火材の板(7)の 背面に向けるようになっている装置。 8. 請求項5ないし請求項7の何れかによる、薄肉金属製品の連続鋳造をする ための装置に於いて、更に、上記板(7)の変形を検出するための上記手段(2 0)が上記油圧アクチュエータ(18)に関連している装置。 9. 請求項8による、薄肉金属製品の連続鋳造をするための装置に於いて、上 記変形を検出するための手段が位置変換器である装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),UA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA, UG,US,UZ,VN,ZW (72)発明者 トルベ,ピエトロ イタリア国 アイ―00173 ローマ,ビア ジー.アルバネセ ロッフォ,16

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 薄肉金属製品の連続鋳造法で、互いに平行に配置され、それらの半径と この金属製品の厚さに実質的に対応する距離の和より大きい量だけ離間した、1 対の逆回転するロール(1、2)で構成する溶融金属槽の側面閉込め用の、少な くとも1対の耐火板(7)を予熱する作業、および上記少なくとも1対の板(7 )を上記対のロール(1、2)の端の各側面の方へ当接する作業を含む方法に於 いて: −同じ実験条件で利用したものと同じ化学的−物理的および寸法特性を有する、 板およびロールの挙動を代表する数学モデルによって予め集め且つ処理したデー タを基に、これらの板(7)の表面と上記ロール(1、2)の端の周辺部の間の 接触弧に対応して、上記少なくとも1対の板(7)に制御した弾性または弾性/ 塑性変形を加える作業;並びに −これらの板(7)およびこれらのロール(1、2)の端の表面摩耗を最少にし 、上記ロール(1、2)と上記板(7)の間の距離を所定値以下に維持すること を保証するために、および上記板(7)と上記ロール(1、2)の上記端部の間 の溶融金属の漏れの発生を最少にするために、全鋳造プロセス中に上記少なくと も1対の上記板(7)の上記弾性および/または弾性−塑性変形を制御する作業 ;を含むことを特徴とする方法。 2. 請求項1による薄肉金属製品の連続鋳造法に於いて、上記少なくとも1 対の板に制御した弾性および/または弾性−塑性変形を加える作業並びに全鋳造 プロセス中に上記弾性および/または弾性−塑性変形を制御する作業が押圧手段 の使用および加熱手段の使用を含む方法。 3. 請求項1および請求項2の一つ以上による方法に於いて、上記板(7) と上記ロール(1、2)の上記端面の間の、それらの接触弧全体に沿う上記所定 距離値を0.1mm未満に維持する方法。 4. 薄肉金属製品の改良した連続鋳造をするための装置で、互いに平行に、 それらの半径と上記金属製品の厚さに実質的に対応する距離の和より大きい距離 に配置された、1対の逆回転するロール(1、2)、および上記対のロール(1 、 2)の各端の各側面に配置された側面閉込め装置(3、4)を含み、上記側面閉 込め装置(3、4)が金属製のフレーム(11、16)および上記フレーム(1 1、16)内に収容された耐火材製の板(7)を含む装置に於いて、 上記側面閉込め装置が、更に: −この耐火材の板(7)の背後で、上記板(7)と上記ロール(1、2)の端面 の間の接触弧と整列して、上記フレーム(11、16)に密接に結合された押圧 手段(14、18);および −上記フレーム(11、16)に固定して配置された、上記耐火材の板(7)の ための加熱手段(15)で、上記板の予熱と全鋳造プロセス中の上記板の加熱の 両用に設けられた加熱手段; を含むこと、 並びにそれが、入力をデータ入力ユニットに、出力を上記対のロール(1、2 )および上記側面閉込め装置に接続された制御ユニットを含むこと、 を特徴とする装置。 5. 請求項4による、薄肉金属製品の連続鋳造をするための装置に於いて、 上記制御ユニットは、その入力にデータ入力ユニットから来るデータを受けるよ うに設けられ、上記データを、利用したものと同じ化学的−物理的および寸法特 性を有し、同じ実験条件下にある板およびロールの挙動を代表する数学モデルか ら得、上記データを処理したとき、その出力から、全連続鋳造プロセス中、上記 対のロール(1、2)、上記押圧手段および上記加熱手段を制御可能である装置 。 6. 請求項4または請求項5による、薄肉金属製品の連続鋳造をするための 装置に於いて、上記押圧手段が: −複数のセラミック円柱(14);および −上記フレーム(11、16)に締結され、上記セラミック円柱(14)と同軸 に複数の油圧アクチュエータ(18);を含み、その配置は、上記アクチュエー タ(18)が変位する度におよび幾らか変位すると、それに応じて対応するセラ ミック円柱(14)が変位するようになっている装置。 7. 請求項4ないし請求項6の何れかによる、薄肉金属製品の連続鋳造をす るための装置に於いて、上記加熱手段が、少なくとも、上記フレーム(11、1 6)に配置されたバーナ(15)を含み、それがその炎を上記耐火材の板(7) の背面に向けるようになっている装置。 8. 請求項4ないし請求項7の何れかによる、薄肉金属製品の連続鋳造をす るための装置に於いて、更に、上記板(7)の変形を検出するための手段(20 )を含み、それが上記油圧アクチュエータ(18)に関連している装置。 9. 請求項8による、薄肉金属製品の連続鋳造をするための装置に於いて、 上記変形を検出するための手段が位置変換器である装置。
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