JP2000506450A - 2要素の相対運動装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
二つの要素1,2を相対運動するための装置が、ヒンジ10,11を介してこれらの要素の第1のもの1に対して結合し、少なくとも一つの第1動力行使部材12の影響下でこの第1要素1に対してほぼ平行な平面で旋回可能な、少なくとも二つの第1リンク8,9を含む。ヒンジ16,17を介してこれらの要素の第2のもの2に対して結合した少なくとも二つの第2リンク14,15が、少なくとも一つの第2動力行使部材18の影響下でこの第2要素に対してほぼ平行な平面で旋回可能である。これら二つの第1リンク8,9が第1四ヒンジ・システムFS1を形成する。これら二つの第2リンク14,15が第2四ヒンジ・システムFS2を形成する。これら二つの四ヒンジ・システムがこの第1要素と第2要素1,2の間に互いに直列に結合されている。
Description
【発明の詳細な説明】
2要素の相対運動装置
発明の分野および従来技術
この発明は、2要素の相対運動装置に関し、上記装置は、これらの要素を相互
連結する関節リンクおよびこれらの要素の相対運動のために力を働かせるための
、少なくとも二つの動力行使部材を含む。
2要素の相対運動は、それらを動力行使部材によって意図する方法で相互に配
置する目的を持つ。更に具体的には、この発明による装置は、マニピュレータま
たはロボットを作ることを意図する。これらの要素の第2のものは、意図した機
能、例えば、ピッキング/プレーシング、パッキングおよびパレタイジングを実
施するために、担持装置を介して直接的または間接的に作動部材を担持すること
を意図する。しかし、この作動部材は、今述べたもの以外の作業動作も行うよう
に設計されているかも知れないと言われる。
従来のロボットは、旋回可能なリンクのアーム状システムに基づき、それらの
リンクは、末端にこのアーム上の更に外に位置するリンク/作動部材を旋回/回
転するための動力行使部材を含む。旋回アームの末端に動力行使部材を備えるこ
とは、高負荷および慣性を伴い、それが可能な加速度および速度並びに経路に関
する精度について制限を課する。他の種類のロボットも知られているが、精度お
よび速度に関する性能不足か高コストのために、あまり結果が良くないことが分
かった。米国特許第4 976 582号に、三つの動力行使部材を第1要素上
に三角形分布で配置した、例えば、ロボットが記載されている。これらの部材は
、平行に、同様に三角形分布で結合した三つのリンク装置を介して可動要素に結
合されていて、上記リンク装置は、この関連する旋回アームにおよびこの可動要
素に、それぞれ、自由度が2でそれ以上でない関節継手によってヒンジ結合され
ている。実際に、リンク装置の各々は、平行四辺形を形成しながら、それぞれの
旋回アームおよび可動要素にヒンジ式に結合した二つの平行リンクを含む。この
既知の型式のロボットの欠点は、3次元アームシステムの結果として、複数を密
に
近接して配置することが困難なことである。既知のロボットが普通の目的に対し
非常に迅速且つ精確に出来たとしても、特定の作業タスクに対する特別な適合に
はあまり適さない。例えば、互いに垂直な2次元の非常に急速な運動を達成する
ことが必要であるが、他の自由度に関する限り、性能に関する要求が適度である
ことが時々ある。既知のロボットは、そのような状況に適合できないかも知れな
い。その構造が対称であるために、既知のロボットは、作業領域適合性に関する
限り、比較的制限されるようにもなる。
発明の概要
この発明は、比較的単純な構造的解決方法によって実現できるが、それにも拘
わらず、少なくとも互いに垂直な2方向の非常に迅速且つ精確な動作を達成可能
にする、運動装置を提供するルートを案出することを主な目的とする。
この発明の第2の目的は、この装置を異なる複雑さの程度で作業タスクに容易
に適合させ得るべきであるという意味で、モジュール化した構造の可能性を提供
することである。
この発明の第3の目的は、比較的単純且つ何度も実証済みのヒンジ構造をこの
装置に使用できるようにすることである。
この発明の主な目的は、この発明による装置が、ヒンジを介してこれらの要素
の第1のものに対して結合した、少なくとも二つの第1リンクを含み、上記リン
クが、少なくとも一つの第1動力行使部材の影響下でこの第1要素に対してほぼ
平行な平面で旋回可能であること、それが、ヒンジを介してこれらの要素の第2
のものに対して結合し、少なくとも第2の動力行使部材の影響下でこの第2要素
に対してほぼ平行な平面で旋回可能な、少なくとも二つの第2リンクを含むこと
、並びにこれらの少なくとも二つの第1リンクが第1四ヒンジ・システムを形成
すること、これらの少なくとも二つの第2リンクが第2四ヒンジ・システムを形
成し、これら二つの四ヒンジ・システムをこの第1要素と第2要素の間に互いに
直列に結合することで達成される。
この様にして、二重の四ヒンジ構造が得られ、これらの四ヒンジ・システムの
旋回平面での非常に迅速な動作性能が実現する。
この発明の好適実施例では、これらの四ヒンジ・システムが平行四辺形を形成
し、それは、第2要素により直接的または間接的に担持される作動部材の方向不
変をたった二つの軸で達成できることを意味する。
上記第2の目的は、この発明によれば、それが、二つの四ヒンジ・システムを
備えるその最も本物の形で、二つのほぼ垂直な方向で運動の自由をもたらし、次
に状況次第で更なる運動の自由を完備することで達成する。
所定の種類の四ヒンジ・システムを使うことは、単一自由度、即ち純粋旋回だ
けを与えればよい、単純なヒンジの結果となる。
この発明による解決策は、互いに垂直な2次元で、米国特許第4 976 5
82号によるロボットで達成できるより広い作業面積を得ることを可能にする。
この発明の複数の好適な開発結果を残りの請求項で定義する。この発明のこれ
らの開発結果およびこの発明に関連する利点を以下の説明で更に綿密に扱う。
図面の簡単な説明
添付の図面を参照した、この発明の実施例の更に詳しい説明が後に続く。
これらの図面で;
図1は、この発明によるロボットのための作業タスクを示す平面図であり;
図2は、更に詳しい側面図であり;
図3は、この発明による装置を単純な形で示す図式的側面図であり;
図4は、図3に類似するが、修正の可能性を示す図であり;
図5は、図4に示す装置を上方に旋回した状態で示す図であり;
図6は、この装置を反対方向に旋回した、図5に類似する図で、図3による四ヒ
ンジ構造を示し:
図7は、第2要素に関して傾斜する可能性を伴う修正した実施例の、図4に類似
する図であり;
図8は、図7による装置を代替姿勢で示す図であり;
図9は、作動中の図7および図8による装置を示す模式図であり;
図10は、この発明による幾つかのロボットを互いに如何に近接して配置できる
かを示す、上から見た図であり;
図11〜13は、図10に示すものに対して代替形を形成する実施例を示す図で
あり;
図14は、この発明によるロボットの実施例を示す斜視図であり;
図15は、図14による実施例の修正形の斜視図であり;
図16は、第2要素上に設けた作動部材用旋回可能担持装置を有するロボットの
図式的側面図であり;
図17は、例えば、図16によるロボットに適用可能な伝動装置を示す詳細図で
あり;
図18は、図17に示す伝動装置の適用を示す模式図であり;
図19は、代替ロボット実施例の斜視図であり;
図20は、ロボット実施例の側面から見た概略図であり;
図21は、図20によるロボットの更に具体的な実施例を示す、部分詳細図であ
り;
図22は、代替四ヒンジ構造の模式図であり;
図23は、ほぼ図22に類似する、ロボット適用例の斜視図であり;
図24は、図23によるロボットの修正形の図であり;
図25は、例えば、図20および図21によるロボット用の伝動装置の側面図で
あり;
図26は、図25に対して90°回転した位置で示す、拡大詳細図であり;
図27は、代替伝動装置の図25に類似する図であり:
図28は、図27による伝動装置の詳細図であり;
図29は、代替ロボット実施例の側面図であり;
図30は、図29による実施例の下から見た図であり;
図31は、更なるロボット実施例の側面図であり;
図32は、図31による実施例の右から見た図であり;
図33は、代替実施例の詳細図であり;
図34は、代替ロボット実施例の側面図であり;
図35は、更なる代替形の側面図であり;
図36は、横安定化対策および直列に結合した三つの四ヒンジ・システムを備え
るロボット実施例の“擬似”斜視図による図であり;
図37は、横安定化対策を備える代替実施例の、やはり“擬似”斜視図による図
であり;
図38は、代替ロボット実施例の図式的斜視図であり;
図39は、更なる代替形の側面図であり;
図40は、図39による実施例の姿勢を変えた図であり;
図41は、代替ロボット実施例の斜視図であり;
図42は、図42に類似するが、或る修正を施した図であり;
図43および図44は、図41および図42に類似する実施例の異なる姿勢での
模式図であり;
図45および図46は、更なるロボット実施例の、二つの幾らか異なる姿勢での
斜視図であり;
図47および図48は、第2要素を傾斜するための実施例を示す図であり;
図49および図50は、二つの代替四ヒンジ・システム構造の模式図であり;
図51は、カルダン伝動装置を示す図であり;
図52は、カルダンおよび斜交歯車型の伝動装置を示す図であり;
図53は、図23に示すものに類似する、修正した実施例の図であり;
図54は、図24に示すものに類似する、修正した実施例の図であり;並びに
図55は、図41に示すものに幾らか類似する、修正した実施例の図である。
好適実施例の詳細な説明
理解を簡単化するために、以下では異なる実施例に関して、類似または対応す
る部品に対し、同じ参照記号にその実施例特有の文字を付けて使用した。
図1に、この発明によるロボット構造のために可能な作業タスクを例示するた
めに、二つの垂直に動くコンベヤ、それぞれ、1および2を示す。部品3をコン
ベヤ1に乗せ、一方、部品5は、横に動くコンベヤ2に乗せる。図1に破線の矢
印で示すように、部品5は、部品3上に置くことを意図する。コンベヤ2は、コ
ンベヤ1の上を伸びる。
この様に、コンベヤ1はx方向に動き、一方、コンベヤ2はy方向に動く。図
示の場合、x方向およびz方向には高性能が要求されるが、y方向の性能に関し
ては適度であることが理解できる。
図2に、コンベヤ1上の部品3がコンテナの性格を有し、その上に部品5を置
くことになっていることを示す。この部品5は、この例では、蓋または上部に置
くべきその他の制限、例えば、食品包装の上に置き、後にその上に蓋を被せるフ
ォイル・シート、の性格を有すると考える。これらのフォイル・シート5は、マ
ガジン6によって供給し、それからフォイル・シートを下から斜めに持っていく
ことが出来る。このために、ロボットの作動部材7は、このシートに係合するよ
うに斜め上方に伸びられなければならない。次に、この作動部材7は、y軸周り
に回転出来なければならない。部品3と部品5の間にあり得る整列不良を補正す
るために、作動部材7は、z軸(図1ではrz)周りにも回転出来るべきかも知
れない。
この発明による装置を図3に高度に基本的性格で示す。この装置は、図式的に
示す第1要素1および作動部材7を担持する第2要素2を含む。図2の案内で説
明するこの場合は、作動部材7をフォイル・シート5を掴むために吸引把持手段
から成ると考えるが、例えば、溶接、切削、水切り、接着、バリ取り、研削等の
ような仕事のための工具のような、作動部材の非常に多くの異なる設計が可能で
ある。
図3による装置は、二つの第1リンク8、9を含み、それらは、ヒンジ10、
11を介して第1要素1に結合されている。リンク8、9は、第1動力行使部材
12の影響の下で、要素1に対してほぼ平行な平面で旋回出来る。
この装置は、二つの第2リンク14、15を含み、それらは、ヒンジ16、1
7を介して要素2に結合されている。リンク14、15は、第2動力行使部材1
8の影響の下で、要素2に対してほぼ平行な平面で旋回出来る。
二つのリンク8、9は、第1四ヒンジ・システムFS1を形成し、一方、第2
リンク14、15は、第2四ヒンジ・システムFS2を形成する。これら二つの
四ヒンジ・システムは、第1要素1と第2要素2の間で互いに直列に結合されて
いる。
“直列に結合”という表現は、ここでは、四ヒンジ・システムFS2がヒンジ
10、11から離間した四ヒンジ・システムFS1によって担持され、それでこ
の四ヒンジ・システムFS2を四ヒンジ・システムFS1によって動かし得るこ
とを意味する。
この例では、第1の二つのリンク8、9および二つの第2リンク14、15が
ヒンジ19、20を介して互いにペアで直接結合されている。
少なくとも第3リンク13がリンク8、9および14、15をそれぞれ結合す
る。更に具体的には、リンク13がヒンジ19、20を介してこれらのリンクに
ヒンジ結合されている。それで、リンク13は、四ヒンジ・システムFS1およ
び四ヒンジ・システムFS2に共通である。これは、第1リンク8、9、第3リ
ンク13および要素1が第1関節四リンク・システムを形成することを意味する
。第2リンク14、15、第3リンク13および要素2は、第2関節四リンク・
システムを形成する。以後、FS1およびFS2という称呼は、四ヒンジ・シス
テムおよび四リンク・システムという表現と交換可能に使用する。しかし、図7
の援助によって更に綿密に説明するように、四ヒンジ・システムという表現は、
それが四リンク・システムに含まれるリンクを欠いても良いことを含む。
四ヒンジ・システムFS1およびFS2は、平行四辺形を形成し、それは、要
素1および2の相互方向に関する不変性がリンク8、9および14、15の旋回
位置と関係なく維持されることを意味する。
第1四ヒンジ・システムFS1のヒンジ10、11、19、20は、相互にほ
ぼ平行なヒンジ軸を形成する。同様に、第2四ヒンジ・システムFS2のヒンジ
16、17および19、20は、相互にほぼ平行なヒンジ軸を形成する。これら
のヒンジは、単一自由度を呈すべき単純なピボット・ヒンジである。
二つの四ヒンジ・システムFS1およびFS2のヒンジ軸は、図3では互いに
ほぼ平行である。
第2動力行使部材12は、第1要素1に対して結合した固定部および第1リン
クの一つ、即ち9で指すものに結合した可動部を含み、上記可動部は、リンク9
を要素1に対して旋回させるように設えられている。この部材12は、実際には
広く異なる構成であっても良い。例えば、それは、長さが可変で、ヒンジ11の
周りにトルクを発生するために要素1とリンク9上の点の間に作用する部材から
成ってもよい。もう一つの可能な、およびこの場合好ましい実施例は、この部材
12をステータとロータを有する回転装置として設計し、このステータを要素1
に結合し、一方、ロータをリンク9に結合することにある。この装置12は、勿
論、リンク8を旋回するように作用してもよい。
この装置12の特定の設計とは関係なく、それが、作動状態で、関連するリン
ク9に対して調整した旋回位置を、装置12の確実な駆動でこの旋回位置だけが
変わるように、維持するように適合させるべきである。
第2動力行使部材18は、第1要素1に対して結合され、少なくとも一つのリ
ンク・アーム21を介して第2四ヒンジ・システムFS2に作用する。この部材
18は、要素1に対してしっかり結合した固定部およびこの固定部に対する可動
部を含み、上記可動部は、固定部に対して一つを超える自由度を呈してはならな
い。この可動部は、リンク・アーム21を介して四ヒンジ・システムFS2に結
合されている。部材18を回転装置によって形成し、そのステータが固定部を形
成し、そのロータが可動部を形成するのが好ましい。アーム22をこの可動部に
結合し、それに対して回転しないようにする。このアームは、ヒンジ23を介し
てリンク・アーム21、次にそれはヒンジ24を介して要素2に結合されている
が、リンク21は、リンク14、15のどれに結合しても同様によい。この場合
、四ヒンジ・システムFS1およびFS2は、平行平面で旋回可能であるが、ヒ
ンジ23および24が単一自由度を有し、これらの四ヒンジ・システムの軸に平
行なヒンジ軸を形成すれば十分である。
図3の支援で説明した構造は、この方法で作動部材7の位置をxz平面で制御
できるように、二つの動力部材12、18を適正に制御することによって、xz
平面で高速且つ高精度で調節することができる。
図3による配列では、アーム22およびリンク・アーム21が四ヒンジ・シス
テムFS1およびFS2のそばを通過できねばならないことを指摘する。
図4に、四ヒンジ・システムFS1およびFS2並びにアーム22/リンク・
アーム21が互いから離れるように折り曲がる点で図3に示すものと異なるロボ
ット構造を示す。この関係で、アーム22とリンク・アーム21の間の角度は、
勿論、四ヒンジ・システムFS1およびFS2のそれぞれの対のリンク・アーム
8,9;14,15の間の角度と同じほど大きくてはならず;平行度および相互
方向に関する限り、要素1と要素2の間の相対位置を決めるのは、これらの四ヒ
ンジ・システムであることを指摘する。それで、アーム22およびリンク・アー
ム21は、作動部材7の位置をz方向に変えるために、四ヒンジ・システムFS
2を斜めにすることに役に立つだけである。
第3リンク13の代替位置を図4に破線で示す。この様に、リンク13がヒン
ジ19、20を相互連結しなくても良いが、時にはこれが好ましいかも知れない
。
図5に、図4によるロボットを一方向にかなり高い位置へ上方に旋回してもよ
いことを示す。もし、これらのリンクを適正な立体的秩序に配置すれば、対応す
る高い位置を反対方向ででも達成できることを指摘する。そのような反対方向で
の高い位置を図6に示し、上記位置は、アーム22/リンク・アーム21の角運
動と協同した、図4に示す四ヒンジ構造によって達成可能である。
図2の支援で説明したY軸周りの回転を可能にするために適した代替実施例を
図7に示す。この回転をrYで示す。図7による実施例では、四ヒンジ・システ
ムFS1およびFS2が、前のように、何時でも使えるが、差は、第1リンク8
aおよび9aが互いから独立に旋回できるように配置されていることである。こ
のため、この実施例は、前のように、リンク9aを旋回するための動力行使部材
12aおよびリンク8aを旋回するようにした第4動力行使部材25も含む。そ
れで、リンク8aおよび9aの一つだけまたはそれらの両方を角度差をもって旋
回することによって、傾斜に関する限り、第1要素1aと第2要素2aの間の相
互関係を変えることができる。これは、図8に示す位置と比べると、より綿密に
はっきりしてくる。それで、要素2aは、この傾斜の変動の結果として、軸Yの
周りに回転し、この回転運動を、図2の支援で説明した方法で使ってもよい。
要素2を要素1に対して種々の程度に傾斜する可能性の利点を得るための更な
る方法を図9に示す。この第2要素を図9では2aで示し、それを四つの異なる
位置で示す。更に具体的には、第2要素2aは、この要素2a上に離間して配置
した、少なくとも二つの作動部材7aA、7aBを含み、この要素2aが図9に
は示さない第1要素1aに対して傾斜すると、これらの作動部材が異なる位置を
採るようにする。これは、図9に示すように、作動部材7aAおよび7aBに交
互に部品5を掴ませ、それをコンベヤ1に沿って動き得るもう一つの部品3上に
置かせるように使える。利用できる部品5のマガジンまたは山が二つあるのが適
当で、何故なら、これが問題の作業のサイクルタイムを減らすからである。第2
要素2aの傾斜は別にして、作動部材7aAおよび7aBは、x方向およびy方
向に動く。
今までのところは、要素1が固定であることを意図したと図式的に仮定した。
しかし、要素1は、実際には、少なくとも幾つかの実施例で、第3動力行使部材
26(図10参照)によってベース部材27に対してそれ自体可動であることを
意図する。
図3〜図7の支援で説明する性質のロボット構造を、以下では、R2と称し、
その数は、このロボットの運動軸の数を表す(先に議論したy軸およびz軸周り
の回転運動は別にして)。
図10から、R2ロボットが動力行使部材26によって動き得るキャリヤ28
上に置かれているのが分かる。R2ロボットの第1要素1は、実際には、キャリ
ヤ28に取付けられ、またはその構成要素を形成することを意図する。キャリヤ
28は、この動力行使部材によって旋回可能である。更に具体的には、このキャ
リヤ28は、ベース部材27から突出するアームの性質を有する。幾つかのその
ようなアーム28A〜28Cが平行に向けて配置され、それらが、それぞれ、ロ
ボットR2A〜R2Cを担持する。これらのロボットは、それらそれぞれの平面
をほぼ平行に向けて位置し、それが高度のパッキングの達成を可能にする。図1
0の動力部材26A〜26Cは、任意の種類でよいが、ここでは、ベース部材2
7に固着したステータおよびキャリヤ・アーム28に固着したロータを有する回
転装置から成ることを考える。その他については、図10に、種々のロボットR
2上の作動部材7がZ軸周りに回転可能と考えるように示す。
図11では、キャリヤ28bが旋回アームの形を有するのではなく、第3四ヒ
ンジ・システムFS3として設計されている。これは、R2ロボットとベース部
材27bの間の連結部を形成する。この四ヒンジ・システム28bは、平行四辺
形であるのが適当であり、ロボットR2は、ベース部材27bから離れた平行四
辺形リンク29に取付けられているのが適当である。前のように、それは、リン
ク29に固着したR2ロボットの第1要素であるのが好ましい。更に、図11か
ら、幾つかの第3四ヒンジ・システムを互いに密接して配置してもよいことが分
かる。
図12に、キャリヤ28cがほぼ直線の運動方向(矢印30)に移動可能であ
ることを示す。ロボットR2は、このキャリヤ28cに取付けられ、そのキャリ
ヤは運動経路31に沿って動き得る。これは、歯形レールの例に含まれ、それに
キャリヤ28上にある歯車32が駆動係合する。キャリヤ28cは、従ってキャ
リッジの性質を有し、その上に、歯車32を備える車軸34を歯車を介して回転
させられる駆動モータ33が配置されている。歯車32を備える更なる車軸35
がこのキャリヤ28c上に配置されていて、もし望むなら、この第2車軸を駆動
モータ33によって駆動してもよい。
図13は、図11の支援で既に説明した実施例の変形を示し、そこではロボッ
トR2用のキャリヤ28dが四ヒンジ・システムとして設計され、ロボットR2
とベース部材27dの間の連結部を形成する。モータ26dが四ヒンジ・システ
ム28dを旋回し、それによってロボットを動かす役に立つ。ここでも、二つの
ロボットR2を互いの脇に配置されているとして示す。四ヒンジ・システムの代
替位置を破線で示す。これらの四ヒンジ・システムは、ロボットR2の平行運動
用平行四辺形によって形成する。
図14に、旋回アームとして設計した、ロボットR2用キャリヤ28eを示す
。この旋回アーム28eは、回転モータ26eの形の動力行使部材によって、ベ
ース部材27eに対して軸36周りに旋回可能である。先に説明したように、二
つの動力行使部材12eおよび18eがあり、ロボットの作動部材7eを二つの
軸の周りに、即ち平面XZで作動させる。キャリヤ28eは、その機動性によっ
て二軸ロボットR2をY方向に動かすように機能する。第1要素1eは、ここで
はキャリヤ28eの構成要素をなすと言ってよい。作動部材27eは、第2要素
2e上に配置した動力行使部材37によってZ軸周りに回転可能でもよい。例え
ば、動力部材37は、回転モータによって構成してもよい。
図15に、図14による実施例に対する変形を示す。旋回アーム28fは、こ
こでは比較的短く、第1要素1fによって構成すべきであると言ってもよい。ア
ーム28fの旋回軸を36fで表す。この実施例では、二つの動力行使部材12
fおよび18fを旋回軸36fに比較的近く配置し、それは、そこから少し離れ
た負荷が動力部材26の高トルクを要し、重要な慣性を生じ、それが速度および
精度に関する問題を伴う傾向があるからである。更に具体的には、部材12fお
よび18fをそれらの回転軸をほぼ同軸にして位置付け、それらが旋回軸36f
の直線延長部とほぼ交差するようにするのが好ましい。それで、リンク9fおよ
びアーム22fを、それらの旋回軸がほぼ同軸であるように位置付ける。
先に説明した実施例では、四ヒンジ・システムFS1およびFS2を旋回する
ために配置した動力行使部材を常に第1要素1e上に配置したものとして図示し
、これは、これらの動力行使部材が通常比較的重く、それらをリンク・アーム構
造に多少離して配置すると、加速度、速度および精度に関する限り問題を生ずる
ことがあるので、負荷に関して有利であると言うことを確立できる。
図16に、第2要素2g上に作動部材7g用担持装置38をヒンジ結合した実
施例を示す。要素2gに対する担持装置38の旋回軸を39で示す。この旋回軸
が、この実施例では、リンク・アーム21gと要素2gの間のヒンジ軸と一致す
るが、それは、勿論、必要ない。
担持装置38は、第5動力行使部材40によって、第2要素2gに対して旋回
可能であり、その部材は第1要素1g上に配置され、その第1要素は、ここでは
キャリヤを形成し、軸36周りに旋回または回転可能である。動力行使部材40
を働かせることによって、要素2gに対する作動部材7gの方向を、そこで、所
望のように変えることができる。動力行使部材40は、第1要素1g上に配置さ
れ、少なくとも一つのリンク・アーム41を介して担持装置38に作用する。こ
の部材40は、要素1gに結合した固定部、およびアーム42を介してリンク・
アーム41に作動する可動部を含む。リンク・アーム41とアーム42の間、リ
ンク・アーム41と担持装置38の間、および動力部材40の固定部と可動部の
間のヒンジは、この四ヒンジ・システムの旋回平面に平行な平面で旋回するため
に自由度1であればよい。
作動部材7gは、この例では、担持装置38に対して軸43周りに回転可能で
あることを意図する。この様にして、五軸ロボットを実現する。作動部材7gを
回転するためには、回転モータを担持装置38上に設けてもよい。しかし、これ
はロボットの末端での負荷を増すので、速度および精度に関する要求が高いとき
は好都合でない。実際、図17に示す解決策を使ってもよい。そこには、第6の
動力行使部材44を第1要素1h上に配置することを示す。この部材44は、軸
45に結合する。図17による実施例を図16による実施例に適用すると、軸4
5を担持装置38hで支承することになっている。動力行使部材44と軸45の
間の連結は、全体を46で示すリンク・アーム装置によって確立する。部材44
を作動すると、軸45を回転させる。作動部材7hを直接軸45上に設計するこ
とが可能であろう。しかし、この例では、軸45と作動部材7hの間に伝動装置
47があるのが好ましい。ここでは、この伝動装置を増速装置として設計してあ
る。その他については、伝動装置47が、図17に示すように、斜交歯車の性質
を有してもよい。この斜交歯車は、軸45および作動部材7hの軸上にそれぞれ
配置した傘歯車によって作る。
動力行使部材44は、要素1hに結合した固定部、およびアーム48にしっか
り結合した可動部を有し、そのアームは、この装置46に含まれる、少なくとも
一つ、この実施例では二つのリンク・アームによって軸45に結合されている。
図16の第2要素2g上に旋回可能担持装置38が何もない場合は、図17に
示す、作動部材7hを回転するための装置を担持装置38上ではなく、第2要素
2g上に設けることが出来る。
図18に、図17に示すものと類似する装置を使って、関節四リンク・システ
ム、この例では、二つのアームによって第2要素2i上に支承した平行四辺形に
よって構成した担持装置38iを回転させることが出来ることを図式的に示す。
作動部材7iを担持装置38i、好適には図19の支援で更に綿密に説明する方
法で動き得る四ヒンジ・システムによって運動させられるように配置する。リン
ク・アーム装置46iを軸45iに結合し、その軸を軸受48によって要素2i
上に支持する。軸45が、伝動装置47iを介して、担持装置38iに含まれる
担持部材49を駆動する。更に具体的には、担持部材49がこの四リンク・シス
テムのリンクを形成する。伝動装置47iは、この例では、斜交伝動装置である
。釣合い錘50が重力並びに担持装置38iおよびその作動部材から生ずる影響
の釣り合いをとる。
図19に、四リンク型の担持装置38kを第2要素2kに結合することを示す
。更に具体的には、四リンク・システムのリンク51を要素2kにしっかり結合
す
る。
このロボットに含まれる四リンク・システムFS1およびFS2は、この例で
は、図示するXZ平面での運動をもたらす。他方、四ヒンジ・システム38kは
、XY平面で、即ち、この例では、二つの四ヒンジ・システムFS1およびFS
2の旋回平面に垂直に旋回可能である。換言すれば、四ヒンジ・システム38k
を四ヒンジ・システムFS2に結合し、システムFS1、FS2およびFS4は
、互いに直列であるが、システムFS2とFS4の間の結合がX軸周りに90°
傾斜し、その上、Z軸周りにほぼ90°回転しているようにする。
四ヒンジ・システムFS4は、要素1k上に配置した動力行使部材52および
この動力部材52と四ヒンジ・システムFS4の間の少なくとも一つのリンク・
アーム53によって、XY平面で旋回させるのが適当である。動力部材52は、
ここでも要素1kにしっかり結合した固定部およびアーム54に結合した可動部
を含み、次にそのアームがリンク・アーム53を介してFS4を作動する。アー
ム54および部材52の可動部は、この例では、要素1kに対して単一自由度を
有し、即ち純粋旋回運動をし、一方、リンク・アーム53は、自由度2のヒンジ
を介してアーム54およびFS4に結合されている。
図20および図21に、四ヒンジ・システムFS1およびFS2並びに第1要
素1mを含むロボットを示す。図20に、要素1mがベース部材27mに対して
軸36m周りに回転可能なキャリヤを形成することを図式的に示す。第1および
第2動力行使部材12mおよび18mをキャリヤ1m上に配置し、それらは、各
各キャリヤに結合したステータ並びに、それぞれ、四ヒンジ・システムFS1お
よびFS2のリンクを旋回させるために配置したロータ56および57(図21
も参照)を有する回転モータの形をしている。
図21から、ロータ56、57が、第1伝動装置58および59、それぞれ、
例えば歯車伝動装置を介して、ほぼ平行な駆動軸60および61をそれぞれ回転
させるために配置されていることが更に詳しく分かる。これらの軸の一つ60は
、斜交歯車62を介して、四ヒンジ・システムFS1に含まれるリンク9mに駆
動結合されている。軸61は、斜交歯車63によってアーム22mに駆動結合さ
れている。
駆動軸60、61は、互いにおよびキャリヤ27mの旋回軸36mとほぼ同軸
である。ベース部材27mに対してキャリヤ28mを旋回するために、例えば回
転モータの形の、動力行使部材26mが配置され、伝動装置を介して軸36mを
回転させる。
駆動軸の一つ61は、管状軸として設計した、他の駆動軸60を貫通する。こ
の様にして、負荷の観点から有利である、最大負荷がキャリヤ28mの旋回軸3
6mの周りの領域に集中した、コンパクトな実施例を実現する。
軸60、61は、適当な軸受によってキャリヤ28mに対して支承する。
図22に、二つの第3リンク13Aおよび13Bを配置した変形を示す。これ
らのリンクの第1のもの13Aは、リンク8nおよび9nを結合し、一方、第2
のもの13Bは、第2リンク14nおよび15nを結合する。リンク13Aおよ
び13Bは、クロスバー64によって示すように、堅く相互結合されている。或
る角度関係、この例では垂直関係がリンク13Aおよび13Bに関して関連する
。それで、それらは、この実施例では、互いに対しては何のリンクも構成せず、
関連する四ヒンジ・システムFS1およびFS2に対してだけ構成する。この実
施例では、二つの四ヒンジ・システムFS1およびFS2のヒンジ軸を互いに平
行と考えるが、リンク13Bを備える四ヒンジ・システムFS2を、この四ヒン
ジ・システムFS2が四ヒンジ・システムFS1の旋回する平面に或る角度、例
えば直角、をなす平面で旋回可能になるような関係で、リンク13Aに結合する
ことが十分可能である。この関係で、その二つの例を示す図49および図50を
参照する。更に具体的には、四ヒンジ・システムFS1が、図49のXZ平面で
旋回可能であるのに対して、四ヒンジ・システムFS2は、YZ平面で旋回可能
であると考える。図50では、FS1がXZ平面で旋回可能であるのに対して、
FS2は、XY平面で旋回可能である。
図22による実施例では、動力行使部材18nを要素1nに結合し、リンク・
アーム21nを介して四ヒンジ・システムFS2をXZ平面で旋回するように作
動させるように配置する。この部材18nは、固定部およびアーム22nにしっ
かり結合した可動部を含み、次にそのアームは、リンク・アーム21nに結合さ
れている。リンク・アーム21nは、この例では、FS2にそのヒンジ点の一つ
で隣接するが、これは必要ではない。
従って、リンク9nに作用する動力部材12nがFS1の旋回を行うのに対し
て、動力部材18nは、リンク・アーム21nを介して、FS2の旋回を実現す
る。このロボットは、従って二軸型であり、XZ平面での運動をもたらす。
図22に図式的に示すロボットを図23に透視図で更に幾らか分かりやすく示
し、その上、第1要素1oがキャリヤを形成し、それが動力行使部材26oによ
ってz軸に平行な軸の周りに旋回可能であり、従って、それによってこのロボッ
トの作動部材7oにXY平面での移動性を与えることも示す。
図24に、第3リンク13Apと13Bpの間に剛性接続が何もないことを除
いて、図23のものに等しいロボットの実施例を示す。その代わり、これらのリ
ンクは、第4動力行使部材25pによって相互に旋回可能である。四ヒンジ・シ
ステムFS1が動力行使部材12pによって安定位置に保持されるので、従って
、リンク13Bpを動力部材25pによってリンク13Apに対して旋回でき、
リンク・アーム21pが動力行使部材18pによってロックされるという事実が
第2要素、従って作動部材の傾斜を変える可能性を伴う。これに反して、動力部
材25pによってリンク13Apおよび13Bpを相互にロックし、四ヒンジ・
システムFS1およびFS2を旋回しても、これらの四ヒンジ・システムの平行
四辺形設計の結果として、第2要素2pおよび作動部材の方向を常に維持するよ
うにしてもよい。
図25に、伝動装置65を示す。これは、図20および図21にも現れる、リ
ンク8mと14mの組立体に使うことを考える。キャリヤ28mに対するリンク
8mのヒンジを10mで示し、リンク8mと14mの間のヒンジを19mで示し
、リンク14mと図示しない第2要素2mの間のリンクを16mで示す。図26
に、この装置のヒンジ10の領域を図25で上から見て示す。図21との比較か
ら分かるように、リンク8mは、どの動力行使部材にも直接結合されていない。
従って、リンク8mを旋回するためにヒンジ軸10mを使うのではなく、それを
軸10mの周りに自由に支持する。これに反して、キャリヤ28m上に軸10m
を回転するための駆動部材66を備える。この部材66は、例えば、それも駆動
される部材、例えば、軸68上に配置した更なる歯車67によって或る角度で駆
動可
能な歯車から成ってもよい。この軸68は、キャリヤ28m上に配置したモータ
によって駆動することもできる。図示しない第2要素2m上に、回転可能従動部
材69を配置する意図である。この伝動装置は、レバー70、71および69を
含み、それらは、二つのアームを持ち、リンク8mおよび14mのヒンジに、互
いに対し並びにキャリヤ28mおよび第2要素2mに対し、これらのリンクのヒ
ンジに平行な軸の周りに旋回可能に配置されている。1対のリンク・アーム72
がこれらのレバー間に伸び、軸10mによる70で示すレバーの旋回がリンク・
アーム72および中間レバー71によるレバー69の旋回をもたらす。このレバ
ー69の旋回は、例えば、要素2m上に配置した作動部材を旋回するために使用
する。図26から、リンク・アーム72をそれぞれのリンク8mおよび14mの
どちらかの側に適当に配置すること、およびレバー70を、軸10mに結合し且
つそれに対して回転しないように固定した、二つのレバー部70aおよび70b
によって作ることが分かる。
図20および図21による実施例からのリンク8m、14mを再び図27に示
す。この実施例では、伝動部材が、リンクのヒンジに、これらのリンクのヒンジ
軸に平行な軸の周りに回転可能に配置した方向転換部材73〜75を含む。
これらの方向転換部材の周りに、牽引力伝達要素の二つのエンドレスループ、
それぞれ、76および77が掛かっている。図28に、二重方向転換部材がリン
ク8mと14mの間のヒンジ軸に配置され、これらの方向転換部材の一つが牽引
力伝達要素の一つ76と係合し、もう一つが他77と係合することを示す。キャ
リヤ28mの回転可能方向転換部材73を回転させることによって、この回転運
動が、要素76および中央方向転換部材74を介して、第2要素ループ77およ
び最外方向転換部材75に伝達される。後者の軸が回転運動し、それを、例えば
、作動部材を回転しまたは何か他の仕事をするために使うことができる。
図25〜28による両変形は、キャリヤ28m上に設けた駆動モータから運動
を四ヒンジ・システムFS2の末端へ伝達し、それはロボットの最も長い部分に
最小量の負荷しかないことを意味するという利点を伴う。
図29は、本質的な点で図19のものに類似する実施例を示す。しかし、XY
平面で旋回可能に動き得る、四ヒンジ・システムFS4が要素2q上に配置した
駆動部材52qの影響下で旋回可能であると考える。図29による実施例を下か
ら見て図30に示す。釣合い錘50qが作動部材の重さの釣り合いをとる。
要素2rに固定し、それに対してYZ平面で旋回可能あるようにした、第4四
ヒンジ・システムFS4を図31に示す。ここでも、駆動部材52qを要素2q
上に配置されているとして図示する。図31のFS4の方向は、それがFS1お
よびFS2のある平面に垂直な平面で旋回可能になることを意味する。
図29〜32に示すように駆動部材を要素2上に配置する代わりに、FS4に
関して既に図19に示した、駆動原理を適用して、駆動部材が要素1qおよび1
r上にそれぞれ位置するようにしてもよい。
図33に、二つの四ヒンジ・システムFS4を第2要素2sに並列に結合する
ことを示す。これらの四ヒンジ・システムFS4の各々は、それぞれの作動部材
を担持する。これら二つの四ヒンジ・システムは、共通運動させるために、78
で明らかにするように、互いに機械的に結合されている。これらの四ヒンジ・シ
ステムを旋回するために、駆動部材52sを要素2s上に配置し、またはその代
わりに、図19または図25〜28に示す駆動モードを使ってもよい。図33に
よる実施例は、二つの作動部材による二つの物体の迅速な並列運搬に適する。
図34は、リンク・アーム21tがリンク14tに取付けられていることを除
いて、図22に示すものに対応する実施例を示す。駆動部材18tは、その関連
するアーム22tおよびリンク・アーム21tをXZ平面かXY平面で旋回させ
るように設えてもよい。
図35による実施例は、リンク13Auと13Buの間の角度を図34に対し
て修正したことを除いて、図34に示したものに相当する。一般的に言って、問
題の角度は、0°から360°まで変動してもよい。
図36は、四ヒンジ・システムFS1、FS2およびFS4を非常に図式的に
示し、その四ヒンジ・システムFS1およびFS2をXZ平面で旋回可能である
と考えるのに対して、四ヒンジ・システムFS4は、XY平面で旋回可能である
と考える。図36は、FS1を、FS1の平面に垂直な平面に位置する四ヒンジ
・システムFSAによって横に安定化してもよいことを示す。FS1は、FSA
に79でヒンジ結合した支持体80によって、FSAに対して横にもたれ掛かっ
てもよい。四ヒンジ・システムFS2は、FS2に垂直に伸びる四ヒンジ・シス
テムFSBによって横に安定化してもよい。
四ヒンジ・システムFS2およびFS4は、別の駆動部材およびリンク・アー
ムによって旋回可能である。
図37は、“擬似”透視図で、図4のものに類似するロボット構造を、リンク
9vおよび15vにほぼ平行であるが、それの対してY軸方向に平行に動いた補
助リンク・アーム81を設けることによって、四ヒンジ・システムFS1および
FS2の旋回運動の平面に垂直に安定化できることを示す。リンク・アーム82
がリンク81とリンク9vおよび15vの間に伸びる。これらのリンク・アーム
82は、従って、Y軸方向に伸びる。支持棒83がリンク13vおよび要素2v
に結合され、四ヒンジ・システムFS1およびFS2をリンク・アーム82に対
して、後者と支持棒83の間のヒンジ結合を介して支持する。
図38に、XZ平面で旋回可能な四ヒンジ・システムFS1を第2四ヒンジ・
システムFS2と直列に結合し、後者の四ヒンジ・システムは、Y方向に、事に
よると、図38に示すように、Y軸に幾らか斜めに、さもなければY方向に平行
に旋回することを意図することを示す。四ヒンジ・システムFS1およびFS2
を余分のリンク・アーム84によって横に安定化し、それらのアームは、クロス
バー85を介してリンク・アーム84をそれぞれFS1およびFS2に結合する
。図38から分かるように、リンク・アーム84をFS1およびFS2の平面に
対して斜めに伸ばし、それぞれFS1およびFS2の平面に垂直な剛性を付加的
に増すために、それぞれFS1およびFS2の平面で見たときに、菱形構造が得
られるようにしてもよい。
図39は、横安定化を図39に示さないことを除いて、図36にほぼ相当する
変形を示す。それで、FS1がZ軸に沿う運動をもたらすのに対して、FS2は
、X方向の運動の自由をもたらす。最後に、FS4は、YZ平面かXY平面で旋
回することによって、Y方向の運動の自由をもたらす。図39と同じ四ヒンジ・
システム構造を図40に幾らか異なる姿勢で示す。
図41は、各々FS1およびFS2を含む平行四辺形を真っ直ぐ直列結合した
二組86を互いにほぼ垂直な平面で旋回するように結合したことを示す。これら
の組の各々は、第1要素1xおよび第2要素2xを含む。第1要素1xは、この
例では、ほぼL形を有するベース部材27xに、互いにほぼ垂直に且つこれらの
組86のそれぞれの旋回平面と平行に伸びる、それぞれの旋回軸87周りに、旋
回可能に結合されている。担持装置38xがほぼ垂直な軸88周りに二つの第2
要素2xにヒンジ結合され、それらの軸は、第1要素1xとベース部材27xの
間の旋回軸87にほぼ平行である。
第1要素1xの各々に、リンク9xの一つを旋回するためにそれぞれの第1動
力行使部材12xが配置され、それらのリンクは、上記第1要素に結合され、且
つそれぞれの平行四辺形の組に含まれている。第2動力行使部材18xが第1要
素1xの一つに配置され、アーム22xをそれに対して旋回する。このアームに
、リンク・アーム21xが結合され、上記リンク・アームは、第2要素2xに旋
回可能に結合されている。上記アーム22xおよびリンク・アーム21xは、関
連する平行四辺形の組86にほぼ平行に旋回可能である。
動力部材12xおよび18xを作動させることによって、作動部材7xを担持
する担持装置38を今度は空間で所望する通りに立体的に操作することが出来る
。説明した全てのヒンジおよび旋回軸は、1自由度、即ち、純粋な旋回可能性が
あればよく、更なる自由度に関する限り、運動が制限されるべきである。
担持装置38xおよび作動部材7xは、必要に応じて動力部材12xおよび1
8xを作動させることによって、空間に配置してもよい。平行四辺形の組86が
担持装置38xの方向、即ち、空間での傾斜を決め、運動領域全体でこの傾斜を
一定に維持し、一方、アーム22xおよびリンク21xは、空間での担持装置3
8の必要な動作をするだけである。従って、図41による実施例で必要な運動パ
ターンを達成するのは、合計三つの旋回軸である。
図42に、動力行使部材12x、18x、アーム22xおよびリンク・アーム
21xを除去し、その代わりに三つの追加のリンク・アーム装置89を関連する
駆動部材90と共に設けて担持装置38xの空間での運動を制御する、修正形を
示す。駆動部材90は、ベース部材27x上に位置するのが適当である。平行四
辺形の組86が、ここでも、担持装置38xの一定傾斜に関する限り、方向を制
御する。
図43に、図41による実施例の代替案の図を高度に図式的に示す。この場合
にも、直列に結合した平行四辺形の組86yが二つあるが、ここでは各組のこれ
らの平行四辺形FS1およびFS2が相互に角度αだけ傾斜した角度をなす。
ベース部材27yが、互いに対して垂直に、更に具体的には、それぞれX方向
およびZ方向に、伸びるヒンジ87yを介して、これらの平行四辺形構造の第1
要素1yに結合されている。担持装置38yは、それぞれのヒンジ87yに平行
なヒンジ88yを介して、第2要素2yに結合されている。四ヒンジ・システム
FS1は、動力行使駆動部材12yによって、それぞれの旋回平面で旋回可能で
ある。その上、駆動部材18yがあり、リンク・アーム21yを介して、四ヒン
ジ・システムFS2の一つに結合され、それを旋回する。
明快にするために、図43に示す装置の幾らか変った姿勢を図44に示す。
図45は、既に図35に示した実施例を示し、図45の四ヒンジ・システムF
S1およびFS2は、それに加えて、Y方向に二重にされ、この平行四辺形組立
体をY方向の負荷に補強するために、Y方向に伸びる支柱を備える。図45から
分かるように、このY方向の二重構造は、ヒンジ軸に垂直に見た平行四辺形構造
が、この装置の末端の方向に外方にテーパの付いた菱形形状となるようでもよい
。更に、図45に、必要な安定性を確立するために、更なる安定化手段、例えば
、筋交91、を加えてもよいことを示す。明快にするために、図46に、四ヒン
ジ・システムFS2を図45の姿勢に対して前方に旋回した、幾らか調整した姿
勢を示す。
図47および図48は、第2要素2zを異なる傾斜位置へ調整するために対策
をとった実施例を示す。このために、第1要素1zを二つの部分1zAおよび1
zBで作り、それらを互いにヒンジ結合する。部分1zBは、図48から分かる
ように、四リンク・システムFSIの一つのリンクを形成する。部分1zAは、
主としてこのロボット構造のキャリヤとして作用する。既に述べた動力行使部材
12zは、この要素部分1zAにしっかり結合した固定部およびリンク9zに結
合した可動部を有する。第4動力行使部材を25zで示し、要素部分1zAにし
っかり結合した固定部および要素部分1zBに結合した可動部を有する。
図47による普通の動作を意図するときは、動力部材25zの可動部をブロッ
クして、リンク形成要素部分1zBを図47による位置に保持するようにする。
動力部材12zによる作動は、前のように、リンク9zの旋回、従って、平行リ
ンク8zの旋回をもたらし、その結果、第2要素2zの方向をリンク1zBと平
行状態に維持する。他方、要素2zの傾斜または勾配が必要なときは、動力部材
25zを作動してリンク1zBを1zAおよび9zに対して旋回するようにする
。これは、平行四辺形構造の結果として、要素2zの対応する旋回をもたらす。
図51は、第1要素1上の駆動部材92から第2要素2上の従動部材、例えば
、作動部材7へ動力を伝達するための伝動装置が、平行四辺形型第1および第2
四ヒンジ・システムFS1およびFS2のリンクにほぼ平行に伸びる車軸93を
含み、上記車軸が少なくとも一つのカルダン継手94によって相互連結され、お
よび更なるカルダン継手95を介して駆動部材92および従動部材87に結合さ
れていることを示す。これら車軸93間のカルダン継手伝動装置の曲げ角度を二
つの部分に分けるために、図1のリンク13は、四ヒンジ・システムFS1およ
びFS2を互いから平行に間隔を開け、前述のカルダン継手94を備え、それら
の間に剛体と考えられる車軸部96が四ヒンジ・システムとリンク13の間の境
界領域にあるように設計する。この様にして、車軸93が平行四辺形システムF
S1およびFS2のリンクと一致して平行状態で動くという事実の結果として、
スプライン継手または類似の相対変位をもたらすものを必要とすることなく、回
転または旋回運動をこの平行四辺形組立体に沿って安全に伝達することが出来る
。
この伝動装置は、図51に、平行四辺形システムを真っ直ぐ直列結合するため
に適合したものとして示す。図52は、リンク13aおよび13bの剛性相互連
結により互いに或る角度関係、この例では直角関係、に結合した平行四辺形シス
テムFS1およびFS2を示す。先の実施例のように、平行四辺形システムFS
1およびFS2に沿う動力伝達のために車軸93およびカルダン継手94を使う
。しかし、平行四辺形システムFS1およびFS2の間の角変位、即ち、リンク
13aと13bの間の角度、を結合するために、図52では、円錐歯車に基づく
斜交歯車97を使うことを提案する。それで、カルダン継手94を介して車軸片
96を車軸93に結合し、上記車軸片96がこのカルダン継手94から離れた端
で円錐歯車を支持する。
図53は、図23に示すものの修正形であると言え、その上、特徴を図20に
図式的に示す実施例から集めた実施例を示す。図53で分かるように、キャリヤ
ジ結合する。合されているので、第1四ヒンジ・システムFS1の構成要素をなす。動力部材
ある。
図54は、図24による実施例に類似するが、それに対して修正した実施例を
は、四ヒンジ・システムFS1のリンクを形成し、ヒンジ105を介してリンク
て今述べた2本アーム・レバーに作用する可動アーム・リンク部107を有する
に対して旋回可能であるので、一つ以上のリンクを含むことができるリンク装置
106は、少なくとも自由度2の、少なくとも二つのヒンジ、例えば、玉継手を
含まなければならない。
る可動部を有する。更に具体的には、この可動部は、アーム103の性質を有し
、
くとも2の自由度を有するヒンジによって作動力を伝達する。
ジ・システムFS2に含まれるリンクを旋回するのに有効である。これは、前の
二つの更なるリンク99、100があり、そのリンク99は、二つのアームを備
えるレバーの性質を有し、軸101を介して第1四ヒンジ・システムFS1にヒ
ンジ結合され、他はリンク100に結合されている。このリンクは、次に、動力
なくとも自由度2のヒンジ結合が必要である。これらのリンク結合は、この例で
図55は、図41のものに幾らか類似する実施例を示す。二つの四ヒンジ・シ旋回するように設えられている。この動力行使部材は、この例では、ベース部材
状の性質を有するのが好ましい。リンク・アーム113は、少なくとも自由度2
る平面に対し或る角度、好ましくはほぼ直角に拡がる旋回平面で旋回するように
設えられている。
れは、第1旋回軸108とほぼ平行に向けるのが好ましい。動力行使部材114
は、担持装置110を旋回軸111周りに旋回するようにされている。この動力
装置116を介して担持装置110にそれを旋回するために作用する可動部11
5を有するのが適当である。リンク装置116は、少なくとも自由度2を有する
、
0に結合されている。空間で担持装置110の或る与えられた方向を維持するた
よって軸108の周りに或る方向に旋回するとき、担持装置110を動力部材1
14によって軸111の周りに同じ程度であるが反対方向に旋回すべきであるよ
うに、適当なコンピュータを介して、互いに対して制御すべきである。
説明した実施例全てに共通することは、適当な制御ユニット、特にコンピュー
タの形のものを設けて、第2要素2またはそれに直接的または間接的に結合した
部材を所望の経路で動かさせるために、種々のロボット実施例の動力行使部材を
制御することである。
可能性ある修正形
上に説明したこの発明の実施例は、独立例と考えるべきで、それらを添付の請
求項に定義するこの発明の範囲内で幾つかの方法で修正できることは明らかであ
る。一般的に言って、四ヒンジ・システムの一連の継手の例示した以外の実施例
もこの発明の枠組みの中で使え、直列に結合する四ヒンジ・システムも個々の場
合に望むことに従って修正できることを指摘する。
担持装置38xを作動するための動力行使部材90およびリンク・アーム89
を備える、図42に示す変形は、図43の支援で説明する実施例にも適用可能で
、その場合は、12yおよび18yで示す動力部材を除去し、その代わりに三つ
のリンク・アーム89を担持部材38yにヒンジ結合し、これらのリンク・アー
ムをベース部材27y上に設けた動力行使部材90によって作動するように設え
ることを指摘する。部材90は、リンク89を非平行平面で旋回するようにされ
ている。
特に、図16〜18、図25〜28および図50〜51の支援で説明した種々
の伝動装置に関して、それらは、勿論、更に複雑なリンク・アーム構造で類似の
方法で“延長”してもよいことを付け加える。
図19のような四ヒンジ・システムFS4も、図22〜24および図53〜5
4による実施例に類似の方法で使うことができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1998年6月11日(1998.6.11)
【補正内容】
請求の範囲
1. 二つの要素(1,2)の相対運動用装置で、これらの要素を相互連結す
る関節リンク、およびこれらの要素の相対運動用に動力を行使するための少なく
とも二つの動力行使部材、ヒンジ(10,11)を介してこれらの要素の第1の
もの(1)に対して結合した少なくとも二つの第1リンク(8,9)、並びにヒ
ンジ(16,17)を介してこれらの要素の第2のもの(2)に対して結合した
少なくとも二つの第2リンク(14,15)を含み、上記第1リンクが、少なく
とも第1の動力行使部材(12)の影響下でこの第1要素(1)に対して実質的
に平行な平面で旋回可能であり、上記第2リンクが、少なくとも第2の動力行使
部材(18)の影響下でこの第2要素に対して実質的に平行な平面で旋回可能で
あり、上記少なくとも二つの第1リンク(8,9)が第1四ヒンジ・システム(
FS1)を形成し、上記少なくとも二つの第2リンク(14,15)が第2四ヒ
ンジ・システム(FS2)を形成し、これら二つの四ヒンジ・システムがこの第
1要素と第2要素の間に互いに直列に結合され、上記第2動力行使部材(18)
は、上記第1要素(1)に対して結合され、少なくとも一つのリンク・アーム(
21)を介して上記第2四ヒンジ・システム(FS2)に作用する装置に於いて
、
第4四ヒンジ・システム(FS4)を上記第2四ヒンジ・システム(FS2)に
結合して、上記第1、第2および第4四ヒンジ・システムが互いに直列であるよ
うにすることを特徴とする装置。
2. 請求項1による装置に於いて、上記少なくとも二つの第1リンク(8、
9)および上記少なくとも二つの第2リンク(14,15)をペアで互いにヒン
ジ結合することを特徴とする装置。
3. 請求項1または請求項2による装置に於いて、少なくとも一つの第3リ
ンク(13)が:(a)上記ニつの第1リンク(8,9)および(b)上記二つ
の第2リンク(14,15)の少なくとも一つに旋回可能に相互連結することを
特徴とする装置。
4. 請求項3による装置に於いて、上記第1リンク(8,9)および上記第
3リンク(13)並びに上記第1要素が第1関節四リンク・システムを形成する
ことを特徴とする装置。
5. 請求項3または請求項4による装置に於いて、上記第2リンク(14,
15)および上記第3リンク(13)並びに上記第2要素(2)が第2関節四リ
ンク・システムを形成することを特徴とする装置。
6. 請求項4および請求項5による装置に於いて、上記第3リンク(13)
が上記二つの四リンク・システムに共通であることを特徴とする装置。
7. 請求項1ないし請求項6の何れかによる装置に於いて、上記第1四リン
ク・システム(FS1)および上記第2四リンク・システム(FS2)が平行四
辺形を形成することを特徴とする装置。
8. 請求項1ないし請求項7の何れかによる装置に於いて、少なくとも一つ
の第3動力行使部材(26)を配置して上記第1要素(1)をベース部材(27
)に対して動かすことを特徴とする装置。
9. 請求項1ないし請求項2および請求項8の何れかによる装置に於いて、
上記第1動力行使部材(12)および第4動力行使部材(25)が上記第1リン
ク(8a、9a)のそれぞれの一つに上記第1要素(1)に対して旋回させるよ
うな影響を及ぼすようにされていること、並びに上記第1リンクを独立に旋回可
能に配置し、それによって、傾斜に関する限り、上記第1要素(1)と上記第2
要素(2)の間の相互関係が:(a)上記第1リンクの一つだけの旋回および(
b)両リンクの角度差のある旋回、の一つまたは両方によって可変であることを
特徴とする装置。
10. 請求項1ないし請求項8の何れかによる装置に於いて、上記第1要素ンジ結合されているので、第1四ヒンジ・システム(FS1)の構成要素を形成
することを特徴とする装置。
11. 請求項1ないし請求項10の何れかによる装置に於いて、上記少なく
とも一つの第1動力行使部材(12)が、上記第1要素に結合した固定部、およ
び上記第1リンクの一つに結合し、このリンクを上記第1要素に対して旋回させ
るように設えた可動部を含むことを特徴とする装置。
12. 請求項1ないし請求項11の何れかによる装置に於いて、二つの第3
リンク(13A,13B)を設けること、これら第3リンクの第1のもの(13
A)が上記二つの第1リンク(8n,9n)を相互連結すること、これら第3リ
ンクの第2のもの(13B)が上記第2リンク(14n,15n)を相互連結す
ること、およびこれら第3リンクの第1のものと第2のものが互いに結合するこ
とを特徴とする装置。
13. 請求項1ないし請求項12の何れかによる装置に於いて、上記第1四
ヒンジ・システム(FS1)のヒンジが、相互に実質的に平行なヒンジ軸を形成
すること、および上記第2四ヒンジ・システム(FS2)のヒンジが、相互に実
質的に平行なヒンジ軸を形成することを特徴とする装置。
14. 請求項12または請求項13による装置に於いて、上記第3リンクの
第1のもの(13A)および第2のもの(13B)が互いに斜交した関係で結合
することを特徴とする装置。
15. 請求項13および請求項14による装置に於いて、上記第1四ヒンジ
・システム(FS1)のヒンジ軸が上記第2四ヒンジ・システム(FS2)のヒ
ンジ軸と実質的に平行であることを特徴とする装置。
16. 請求項13および請求項14による装置に於いて、上記第1四ヒンジ
・システム(FS1)のヒンジ軸が上記第2四ヒンジ・システム(FS2)のヒ
ンジ軸に対して或る角度で伸びることを特徴とする装置。
17. 請求項12による装置に於いて、上記第3リンクの第1のもの(13
A)および第2のもの(13B)が互いにしっかり結合することを特徴とする装
置。
18. 請求項9および請求項10を除いて、請求項1ないし請求項17の何
れかによる装置に於いて、上記第3リンクの第1のもの(13Ap)および第2
のもの(13Bp)は、傾斜に関する限り、上記第1要素および第2要素の相互
方向を変える目的で、第4動力行使部材(25p)によって相互に旋回可能であ
ることを特徴とする装置。
19. 請求項1ないし請求項18の何れかによる装置に於いて、上記第2動
力行使部材(18)が、上記第1要素(1)に対してしっかりと結合した固定部
、およびこの固定部に対して可動の部分(22)を含み、上記可動部がこの固定
部に対して1自由度であること、並びにこの可動部を、上記リンク・アーム(2
1)を介して上記第2四ヒンジ・システムに結合することを特徴とする装置。
20. 請求項19による装置に於いて、上記第2動力行使部材(18)を回
転装置によって構成し、そのステータが上記固定部を形成し、およびそのロータ
が上記可動部を形成すること、この可動部にアーム(22)を結合してそれに対
する回転を防ぐこと、並びに上記アームを上記リンク・アーム(21)にヒンジ
結合することを特徴とする装置。
21. 請求項9、請求項10または請求項18による装置に於いて、上記第
2要素(2a)は、上記第2要素を上記第1要素に対して傾斜すると、異なる位
置をとるように上記第2要素上に離間した関係に設けた、少なくとも二つの作動
部材(7aA,7aB)を含むことを特徴とする装置。
22. 請求項8による装置に於いて、上記第1要素(1)が:(a)上記第
3動力行使部材によって動き得るキャリヤ(28)上に配置する、および(b)
その構成要素を形成する、のどちらかであることを特徴とする装置。
23. 請求項22による装置に於いて、上記キャリヤが旋回可能である(2
8,28b,28e,28f,28m)ことを特徴とする装置。
24. 請求項22および請求項23による装置に於いて、上記キャリヤ(2
8b)を、上記第1四リンク・システム(FS1)と上記ベース部材(27b)
の間の接続部を形成する第3四リンク・システム(FS3)として設計すること
を特徴とする装置。
25. 請求項22による装置に於いて、上記キャリヤ(28c,28d)が
実質的に直線の運動経路で移動可能であることを特徴とする装置。
26. 請求項8および請求項22ないし請求項25の何れかによる装置に於
いて、キャリヤ(28)は、上記第1要素(1)並びに、従って、上記第2要素
(2)および上記二つの四ヒンジ・システム(FS1,FS2)も:(a)上記
第1リンク(8,9)および(b)上記第2リンク(14,15)、の一つまた
は両方が旋回可能な平面に対して或る角度の方向に変位するために可動であるこ
とを特徴とする装置。
27. 請求項8、請求項22、請求項23、請求項24および請求項26の
何れかによる装置に於いて、上記ベース部材(27)に対する上記キャリヤ(2
8f,28m)の旋回軸(36f,36m)が上記第1動力行使部材および第2
動力行使部材(12f,18f;12m,18m,18)と実質的に反対に位置
することを特徴とする装置。
28. 請求項1ないし請求項27の何れかによる装置に於いて、作動部材用
担持装置(38)を上記第2要素にヒンジ結合すること、この担持装置が、上記
第1要素(1)上に配置し且つ少なくとも一つのリンク・アーム(41)を介し
てこの担持装置を作動するようにされた、第5動力行使部材(40)によって、
上記第2要素に対して回転可能であることを特徴とする装置。
29. 請求項28による装置に於いて、上記作動部材(7g)を上記担持装
置(38)上に回転可能に設けることを特徴とする装置。
30. 回転可能作動部材を上記第2要素(2)上に配置した、請求項1ない
し請求項29の何れかによる装置に於いて、上記作動部材(7h)を回転するた
めの第5動力行使部材(44)を上記第1(1h)要素上に配置し、リンク・ア
ーム装置(46)を介して、上記第2要素上に配置した軸(45)に結合するこ
と、およびこの軸を、このリンク・アーム装置を旋回すると、上記作動部材(7
h)の回転を生ずる回転運動が与えられるように配置することを特徴とする装置
。
31. 請求項28ないし請求項30による装置に於いて、上記軸(45)を
;(a)上記担持装置(38)、(b)上記第2要素(2)、の一つに配置する
ことを特徴とする装置。
32. 請求項28による装置に於いて、上記第2要素(2i)上に、リンク
・アーム装置(46i)によって回転させられるようにされ且つ(a)担持装置
(38i)および(b)この担持装置の担持部材(49)の一つを回転させる、
第1回転軸(45i)を配置することを特徴とする装置。
33. 請求項32による装置に於いて、上記担持部材(49)が第2回転軸
の周りに回転可能であること、並びにこの第1回転軸および第2回転軸が斜交伝
動装置(47i)を介して係合していることを特徴とする装置。
34. 請求項28および請求項31ないし請求項33の何れかによる装置に
於いて、上記担持装置(38i)を関節四リンク・システム(FS4)によって
作り、そのリンクの一つを上記担持部材(49)が形成することを特徴とする装
置。
35. 請求項1ないし請求項34の何れかによる装置に於いて、上記第4四
ヒンジ・システム(FS4)が上記第2四ヒンジ・システム(FS2)の旋回平
面と或る角度で拡がる平面で旋回可能であることを特徴とする装置。
36. 請求項1ないし請求項35の何れかによる装置に於いて、上記第4四
ヒンジ・システム(FS4)が要素(1k)上に配置した第7動力行使部材(5
2)およびこの第7動力部材と第4四ヒンジ・システムの間の少なくとも一つの
リンク・アーム(53)によって動きうることを特徴とする装置。
37. 請求項23による装置に於いて、上記第1動力行使部材および第2動
力行使部材(12m,18m)を上記キャリヤ(28m)に配置し、それらは、
各々上記キャリヤに結合したステータ並びに、それぞれ、上記第1リンクおよび
第2リンクを旋回させるために配置したロータ(56,57)を有する回転モー
タの形をしていること、これらの回転モータのロータを、第1伝動装置(58,
59)を介して、実質的に平行な駆動軸(60,61)を回転させるために配置
すること、これらの駆動軸の各々を、それぞれの斜交歯車(62,63)を介し
て、それぞれ上記第2四ヒンジ・システム(FS2)に結合した、上記第1リン
クの一つ(9m)およびリンク・アーム(22m)に駆動結合することを特徴と
する装置。
38. 請求項37による装置に於いて、上記駆動軸(60,61)が互いに
および上記キャリヤ(28m)の旋回軸(36m)と実質的に同軸であることを
特徴とする装置。
39. 請求項37または請求項38による装置に於いて、上記駆動軸に一つ
(61)が、管状軸として設計した他の駆動軸(60)を貫通することを特徴と
する装置。
40. 請求項1ないし請求項39の何れかによる装置に於いて、伝動装置(
65)が上記第1要素上の回転可能駆動部材(66)からの運動を上記第2要素
上の回転可能従動部材(69)へ伝達するようにされること、並びにこの伝動装
置が、第1リンク(8m)および第2リンク(14m)を含むリンク組立体に沿
って伸びる伝動部材(69〜72)を含むことを特徴とする装置。
41. 請求項40による装置に於いて、上記伝動部材は、レバー(69〜7
1)を含み、それらは、二つのアームを含み、上記第1リンクおよび第2リンク
のヒンジに、互いに並びに上記第1要素および第2要素対し、これらのリンクの
ヒンジに平行な軸の周りに回転可能に配置され、上記伝動部材がこれらのレバー
間に伸びるリンク・アーム(72)の対も含み、上記第1要素上に配置したレバ
ー(70)の上記駆動部材による回転が、これらのリンク・アーム(72)およ
び中間レバー(71)の支援で、上記従動部材(69)を形成し且つ上記第2要
素上に配置したレバーを回転させることを特徴とする装置。
42. 請求項41による装置に於いて、上記伝動部材が、上記第1リンクお
よび第2リンクのヒンジに、互いに対しおよび上記第1要素および第2要素に対
し、これらのリンクのヒンジ軸に平行な軸の周りに回転可能に配置した方向転換
部材(73〜75)を含み、上記伝動部材が上記方向転換部材の周りに掛けた牽
引力伝達要素のループ(76,77)も含み、上記第1要素に配置した方向転換
部材(73)が上記駆動部材を形成し、上記もう一つの要素に配置した方向転換
部材(75)が上記従動部材を形成することを特徴とする装置。
43. 請求項1ないし請求項42の何れかによる装置に於いて、二つの第4
四ヒンジ・システム(FS4)を互いに並列に結合すること、およびこれらのシ
ステムの各々が作動部材を担持することを特徴とする装置。
44. 請求項43による装置に於いて、上記二つの第4四ヒンジ・システム
を、共通の運動をするように、互いに機械的に結合する(78)ことを特徴とす
る装置。
45. 請求項1ないし請求項44の何れかによる装置に於いて、直列に結合
した、二組(86)の平行四辺形(FS1,FS2)を互いに実質的に垂直に結
合すること、これらの各組が上記第1要素および第2要素(1x,2x;1y,
2y)を含むこと、上記第1要素(1x;1y)を実質的に互いに垂直に伸びる
それぞれの旋回軸(87,87y)の周りに旋回可能にベース部材(27x,2
7y)に結合すること、各組の第1要素(1x,1y)とベース部材の間の旋回
軸(87,87y)をこの組の平行四辺形の旋回平面に実質的に平行に向けるこ
と、担持装置(38x,38y)を、上記第1要素とベース部材の間の上記旋回
軸(87,87y)に実質的に平行な、実質的に垂直な軸(88,88y)の周
りに、上記第2要素(2x,2y)の両方にヒンジ結合することを特徴とする装
置。
46. 請求項45による装置に於いて、上記第1要素(1x,1y)に結合
され且つ上記平行四辺形のそれぞれの組に含まれるリンクの一つ(9x、9y)
を旋回するために、それぞれの第1動力行使部材(12x,12y)を上記各第
1要素上に配置すること、および第2動力行使部材(18x,18y)がアーム
(21x,21y)を旋回するようにされ、そのアームに、上記第2平行四辺形
システム(FS2)に旋回可能に結合したリンク・アーム(21x,21y)が
結合されていることを特徴とする装置。
47. 請求項45による装置に於いて、上記ベース部材(27x,27y)
上に三つの動力行使第8部材(90)が配置され、それらは、非平行平面で旋回
可能なリンク・アーム(89)を介して、上記担持装置(38x,38y)にそ
れを上記ベース部材に対して位置決めするために連結されていることを特徴とす
る装置。
48. 請求項1ないし請求項47の何れかによる装置に於いて、上記第1要
素(1)上の駆動部材(92)から上記第2要素(2)上の従動部材(7)へ動
力を伝達するための伝動装置が、平行四辺形型第1および第2四ヒンジ・システ
ム(FS1,FS2)のリンクと実質的に平行に伸びる車軸(93)を含み、上
記車軸(93)が、(a)カルダン継手(94,95)および(b)斜交歯車(
97)の一つまたは両方によって相互連結されていることを特徴とする装置。
49. 請求項1ないし請求項44および請求項48の何れかによる装置に於
08)と実質的に平行に向いた第2旋回軸(111)周りに旋回可能に結合する
こと、並びに第10動力行使部材(114)がこの担持装置(110)を上記第
2旋回軸(111)周りに旋回するようにされていることを特徴とする装置。
50. 請求項1ないし請求項49の何れかによる装置に於いて、それを工業
用ロボットによって形成し、その第2要素(2)が、担持装置を介して、直接的
または間接的に作動部材(7)を担持することを意図することを特徴とする装置
。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S
D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ
,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AT
,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,
CH,CN,CU,CZ,CZ,DE,DE,DK,D
K,EE,ES,FI,FI,GB,GE,HU,IL
,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,
LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,M
K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO
,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SK,TJ,
TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 二つの要素(1,2)の相対運動用装置で、これらの要素を相互連結す る関節リンク、およびこれらの要素の相対運動用に動力を行使するための少なく とも二つの動力行使部材を含む装置に於いて、それがヒンジ(10,11)を介 してこれらの要素の第1のもの(1)に対して結合した少なくとも二つの第1リ ンク(8,9)を含み、上記第1リンクが、少なくとも第1の動力行使部材(1 2)の影響下でこの第1要素(1)に対して実質的に平行な平面で旋回可能であ ること、この装置がヒンジ(16,17)を介してこれらの要素の第2のもの( 2)に対して結合した少なくとも二つの第2リンク(14,15)を含み、上記 第2リンクが、少なくとも第2の動力行使部材(18)の影響下でこの第2要素 に対して実質的に平行な平面で旋回可能であること、上記少なくとも二つの第1 リンク(8,9)が第1四ヒンジ・システム(FS1)を形成すること、上記少 なくとも二つの第2リンク(14,15)が第2四ヒンジ・システム(FS2) を形成すること、およびこれら二つの四ヒンジ・システムをこの第1要素と第2 要素の間に互いに直列に結合することを特徴とする装置。 2. 請求項1による装置に於いて、上記少なくとも二つの第1リンク(8、 9)および上記少なくとも二つの第2リンク(14,15)をペアで互いにヒン ジ結合することを特徴とする装置。 3. 請求項1または請求項2による装置に於いて、少なくとも一つの第3リ ンク(13)が:(a)上記二つの第1リンク(8,9)および(b)上記二つ の第2リンク(14,15)の少なくとも一つに旋回可能に相互連結することを 特徴とする装置。 4. 請求項3による装置に於いて、上記第1リンク(8,9)および上記第 3リンク(13)並びに上記第1要素が第1関節四リンク・システムを形成する ことを特徴とする装置。 5. 請求項3または請求項4による装置に於いて、上記第2リンク(14, 15)および上記第3リンク(13)並びに上記第2要素(2)が第2関節四リ ンク・システムを形成することを特徴とする装置。 6. 請求項4および請求項5による装置に於いて、上記第3リンク(13) が上記二つの四リンク・システムに共通であることを特徴とする装置。 7. 請求項1ないし請求項6の何れかによる装置に於いて、上記第1四リン ク・システム(FS1)および上記第2四リンク・システム(FS2)が平行四 辺形を形成することを特徴とする装置。 8. 請求項1ないし請求項7の何れかによる装置に於いて、少なくとも一つ の第3動力行使部材(26)を配置して上記第1要素(1)をベース部材(27 )に対して動かすことを特徴とする装置。 9. 請求項1ないし請求項2および請求項8の何れかによる装置に於いて、 上記第1動力行使部材(12)および第4動力行使部材(25)が上記第1リン ク(8a、9a)のそれぞれの一つに上記第1要素(1)に対して旋回させるよ うな影響を及ぼすようにされていること、並びに上記第1リンクを独立に旋回可 能に配置し、それによって、傾斜に関する限り、上記第1要素(1)と上記第2 要素(2)の間の相互関係が:(a)上記第1リンクの一つだけの旋回および( b)両リンクの角度差のある旋回、の一つまたは両方によって可変であることを 特徴とする装置。 10. 請求項1ないし請求項8の何れかによる装置に於いて、上記第1要素 ンジ結合されているので、第1四ヒンジ・システム(FS1)の構成要素を形成 することを特徴とする装置。 11. 請求項1ないし請求項10の何れかによる装置に於いて、上記少なく とも一つの第1動力行使部材(12)が、上記第1要素に結合した固定部、およ び上記第1リンクの一つに結合し、このリンクを上記第1要素に対して旋回させ るように設えた可動部を含むことを特徴とする装置。 12. 請求項1ないし請求項11の何れかによる装置に於いて、二つの第3 リンク(13A,13B)を設けること、これら第3リンクの第1のもの(13 A)が上記二つの第1リンク(8n,9n)を相互連結すること、これら第3リ ンクの第2のもの(13B)が上記第2リンク(14n,15n)を相互連結す ること、およびこれら第3リンクの第1のものと第2のものが互いに結合するこ とを特徴とする装置。 13. 請求項1ないし請求項12の何れかによる装置に於いて、上記第1四 ヒンジ・システム(FS1)のヒンジが、相互に実質的に平行なヒンジ軸を形成 すること、および上記第2四ヒンジ・システム(FS2)のヒンジが、相互に実 質的に平行なヒンジ軸を形成することを特徴とする装置。 14. 請求項12または請求項13による装置に於いて、上記第3リンクの 第1のもの(13A)および第2のもの(13B)が互いに斜交した関係で結合 することを特徴とする装置。 15. 請求項13および請求項14による装置に於いて、上記第1四ヒンジ ・システム(FS1)のヒンジ軸が上記第2四ヒンジ・システム(FS2)のヒ ンジ軸と実質的に平行であることを特徴とする装置。 16. 請求項13および請求項14による装置に於いて、上記第1四ヒンジ ・システム(FS1)のヒンジ軸が上記第2四ヒンジ・システム(FS2)のヒ ンジ軸に対して或る角度で伸びることを特徴とする装置。 17. 請求項12による装置に於いて、上記第3リンクの第1のもの(13 A)および第2のもの(13B)が互いにしっかり結合することを特徴とする装 置。 18. 請求項9および請求項10を除いて、請求項1ないし請求項17の何 れかによる装置に於いて、上記第3リンクの第1のもの(13Ap)および第2 のもの(13Bp)は、傾斜に関する限り、上記第1要素および第2要素の相互 方向を変える目的で、第4動力行使部材(25p)によって相互に旋回可能であ ることを特徴とする装置。 19. 請求項1ないし請求項18の何れかによる装置に於いて、上記第2動 力行使部材(18)は、上記第1要素(1)に対して結合し、少なくとも一つの リンク・アーム(21)を介して上記第2四ヒンジ・システム(FS2)に作用 することを特徴とする装置。 20. 請求項19による装置に於いて、上記第2動力行使部材(18)が、 上記第1要素(1)に対してしっかりと結合した固定部、およびこの固定部に対 して可動の部分(22)を含み、上記可動部がこの固定部に対して1自由度であ ること、並びにこの可動部を、上記リンク・アーム(21)を介して上記第2四 ヒンジ・システムに結合することを特徴とする装置。 21. 請求項20による装置に於いて、上記第2動力行使部材(18)を回 転装置によって構成し、そのステータが上記固定部を形成し、およびそのロータ が上記可動部を形成すること、この可動部にアーム(22)を結合してそれに対 する回転を防ぐこと、並びに上記アームを上記リンク・アーム(21)にヒンジ 結合することを特徴とする装置。 22. 請求項9、請求項10または請求項18による装置に於いて、上記第 2要素(2a)は、上記第2要素を上記第1要素に対して傾斜すると、異なる位 置をとるように上記第2要素上に離間した関係に設けた、少なくとも二つの作動 部材(7aA,7aB)を含むことを特徴とする装置。 23. 請求項8による装置に於いて、上記第1要素(1)が:(a)上記第 3動力行使部材によって動き得るキャリヤ(28)上に配置する、および(b) その構成要素を形成する、のどちらかであることを特徴とする装置。 24. 請求項23による装置に於いて、上記キャリヤが旋回可能である(2 8,28b,28e,28f,28m)ことを特徴とする装置。 25. 請求項23および請求項24による装置に於いて、上記キャリヤ(2 8b)を、上記第1四リンク・システム(FS1)と上記ベース部材(27b) の間の接続部を形成する第3四リンク・システム(FS3)として設計すること を特徴とする装置。 26. 請求項23による装置に於いて、上記キャリヤ(28c,28d)が 実質的に直線の運動経路で移動可能であることを特徴とする装置。 27. 請求項8および請求項23ないし請求項26の何れかによる装置に於 いて、キャリヤ(28)は、上記第1要素(1)並びに、従って、上記第2要素 (2)および上記二つの四ヒンジ・システム(FS1,FS2)も:(a)上記 第1リンク(8,9)および(b)上記第2リンク(14,15)、の一つまた は両方が旋回可能な平面に対して或る角度の方向に変位するために可動であるこ とを特徴とする装置。 28. 請求項8、請求項23、請求項24、請求項25および請求項27の 何れかによる装置に於いて、上記ベース部材(27)に対する上記キャリヤ(2 8f,28m)の旋回軸(36f,36m)が上記第1動力行使部材および第2 動力行使部材(12f,18f;12m,18m,18)と実質的に反対に位置 することを特徴とする装置。 29. 請求項1ないし請求項28の何れかによる装置に於いて、作動部材用 担持装置(38)を上記第2要素にヒンジ結合すること、この担持装置が、上記 第1要素(1)上に配置し且つ少なくとも一つのリンク・アーム(41)を介し てこの担持装置を作動するようにされた、第5動力行使部材(40)によって、 上記第2要素に対して回転可能であることを特徴とする装置。 30. 請求項29による装置に於いて、上記作動部材(7g)を上記担持装 置(38)上に回転可能に設けることを特徴とする装置。 31. 回転可能作動部材を上記第2要素(2)上に配置した、請求項1ない し請求項30の何れかによる装置に於いて、上記作動部材(7h)を回転するた めの第5動力行使部材(44)を上記第1(1h)要素上に配置し、リンク・ア ーム装置(46)を介して、上記第2要素上に配置した軸(45)に結合するこ と、およびこの軸を、このリンク・アーム装置を旋回すると、上記作動部材(7 h)の回転を生ずる回転運動が与えられるように配置することを特徴とする装置 。 32. 請求項29ないし請求項31による装置に於いて、上記軸(45)を ;(a)上記担持装置(38)、(b)上記第2要素(2)、の一つに配置する ことを特徴とする装置。 33. 請求項29による装置に於いて、上記第2要素(2i)上に、リンク ・アーム装置(46i)によって回転させられるようにされ且つ(a)担持装置 (38i)および(b)この担持装置の担持部材(49)の一つを回転させる、 第1回転軸(45i)を配置することを特徴とする装置。 34. 請求項33による装置に於いて、上記担持部材(49)が第2回転軸 の周りに回転可能であること、並びにこの第1回転軸および第2回転軸が斜交伝 動装置(47i)を介して係合していることを特徴とする装置。 35. 請求項29および請求項32ないし請求項34の何れかによる装置に 於いて、上記担持装置(38i)を関節四リンク・システム(FS4)によって 作り、そのリンクの一つを上記担持部材(49)が形成することを特徴とする装 置。 36. 請求項1ないし請求項34の何れかによる装置に於いて、第4四ヒン ジ・システム(FS4)を第2四ヒンジ・システム(FS2)に結合して、上記 第1、第2および第4四ヒンジ・システムが互いに直列であるようにすることを 特徴とする装置。 37. 請求項36による装置に於いて、上記第4四ヒンジ・システム(FS 4)が上記第2四ヒンジ・システム(FS2)の旋回平面と或る角度で拡がる平 面で旋回可能であることを特徴とする装置。 38. 請求項36による装置に於いて、上記第4四ヒンジ・システム(FS 4)が要素(1k)上に配置した第7動力行使部材(52)およびこの第7動力 部材と第4四ヒンジ・システムの間の少なくとも一つのリンク・アーム(53) によって動きうることを特徴とする装置。 39. 請求項24による装置に於いて、上記第1動力行使部材および第2動 力行使部材(12m,18m)を上記キャリヤ(28m)に配置し、それらは、 各々上記キャリヤに結合したステータ並びに、それぞれ、上記第1リンクおよび 第2リンクを旋回させるために配置したロータ(56,57)を有する回転モー タの形をしていること、これらの回転モータのロータを、第1伝動装置(58, 59)を介して、実質的に平行な駆動軸(60,61)を回転させるために配置 すること、これらの駆動軸の各々を、それぞれの斜交歯車(62,63)を介し て、それぞれ上記第2四ヒンジ・システム(FS2)に結合した、上記第1リン クの一つ(9m)およびリンク・アーム(22m)に駆動結合することを特徴と する装置。 40. 請求項39による装置に於いて、上記駆動軸(60,61)が互いに および上記キャリヤ(28m)の旋回軸(36m)と実質的に同軸であることを 特徴とする装置。 41. 請求項39または請求項40による装置に於いて、上記駆動軸に一つ (61)が、管状軸として設計した他の駆動軸(60)を貫通することを特徴と する装置。 42. 請求項1ないし請求項41の何れかによる装置に於いて、伝動装置( 65)が上記第1要素上の回転可能駆動部材(66)からの運動を上記第2要素 上の回転可能従動部材(69)へ伝達するようにされること、並びにこの伝動装 置が、第1リンク(8m)および第2リンク(14m)を含むリンク組立体に沿 って伸びる伝動部材(69〜72)を含むことを特徴とする装置。 43. 請求項42による装置に於いて、上記伝動部材は、レバー(69〜7 1)を含み、それらは、二つのアームを含み、上記第1リンクおよび第2リンク のヒンジに、互いに並びに上記第1要素および第2要素対し、これらのリンクの ヒンジに平行な軸の周りに回転可能に配置され、上記伝動部材がこれらのレバー 間に伸びるリンク・アーム(72)の対も含み、上記第1要素上に配置したレバ ー(70)の上記駆動部材による回転が、これらのリンク・アーム(72)およ び中間レバー(71)の支援で、上記従動部材(69)を形成し且つ上記第2要 素上に配置したレバーを回転させることを特徴とする装置。 44. 請求項42による装置に於いて、上記伝動部材が、上記第1リンクお よび第2リンクのヒンジに、互いに対しおよび上記第1要素および第2要素に対 し、これらのリンクのヒンジ軸に平行な軸の周りに回転可能に配置した方向転換 部材(73〜75)を含み、上記伝動部材が上記方向転換部材の周りに掛けた牽 引力伝達要素のループ(76,77)も含み、上記第1要素に配置した方向転換 部材(73)が上記駆動部材を形成し、上記もう一つの要素に配置した方向転換 部材(75)が上記従動部材を形成することを特徴とする装置。 45. 請求項36による装置に於いて、二つの第4四ヒンジ・システム(F S4)を互いに並列に結合すること、およびこれらのシステムの各々が作動部材 を担持することを特徴とする装置。 46. 請求項45による装置に於いて、上記二つの第4四ヒンジ・システム を、共通の運動をするように、互いに機械的に結合する(78)ことを特徴とす る装置。 47. 請求項1ないし請求項46の何れかによる装置に於いて、直列に結合 した、二組(86)の平行四辺形(FS1,FS2)を互いに実質的に垂直に結 合すること、これらの各組が上記第1要素および第2要素(1x,2x;1y, 2y)を含むこと、上記第1要素(1x;1y)を実質的に互いに垂直に伸びる それぞれの旋回軸(87,87y)の周りに旋回可能にベース部材(27x,2 7y)に結合すること、各組の第1要素(1x,1y)とベース部材の間の旋回 軸(87,87y)をこの組の平行四辺形の旋回平面に実質的に平行に向けるこ と、担持装置(38x,38y)を、上記第1要素とベース部材の間の上記旋回 軸(87,87y)に実質的に平行な、実質的に垂直な軸(88,88y)の周 りに、上記第2要素(2x,2y)の両方にヒンジ結合することを特徴とする装 置。 48. 請求項47による装置に於いて、上記第1要素(1x,1y)に結合 され且つ上記平行四辺形のそれぞれの組に含まれるリンクの一つ(9x、9y) を旋回するために、それぞれの第1動力行使部材(12x,12y)を上記各第 1要素上に配置すること、および第2動力行使部材(18x,18y)がアーム (21x,21y)を旋回するようにされ、そのアームに、上記第2平行四辺形 システム(FS2)に旋回可能に結合したリンク・アーム(21x,21y)が 結合されていることを特徴とする装置。 49. 請求項47による装置に於いて、上記ベース部材(27x,27y) 上に三つの動力行使第8部材(90)が配置され、それらは、非平行平面で旋回 可能なリンク・アーム(89)を介して、上記担持装置(38x,38y)にそ れを上記ベース部材に対して位置決めするために連結されていることを特徴とす る装置。 50. 請求項1ないし請求項49の何れかによる装置に於いて、上記第1要 素(1)上の駆動部材(92)から上記第2要素(2)上の従動部材(7)へ動 力を伝達するための伝動装置が、平行四辺形型第1および第2四ヒンジ・システ ム(FS1,FS2)のリンクと実質的に平行に伸びる車軸(93)を含み、上 記車軸(93)が、(a)カルダン継手(94,95)および(b)斜交歯車 (97)の一つまたは両方によって相互連結されていることを特徴とする装置。 51. 請求項1ないし請求項46および請求項50の何れかによる装置に於 08)と実質的に平行に向いた第2旋回軸(111)周りに旋回可能に結合する こと、並びに第10動力行使部材(114)がこの担持装置(110)を上記第 2旋回軸(111)周りに旋回するようにされていることを特徴とする装置。 52. 請求項1ないし請求項51の何れかによる装置に於いて、それを工業 用ロボットによって形成し、その第2要素(2)が、担持装置を介して、直接的 または間接的に作動部材(7)を担持することを意図することを特徴とする装置 。
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