JP2000510048A - 成形粉体による対向した二重ヘリカル歯車及び方法 - Google Patents

成形粉体による対向した二重ヘリカル歯車及び方法

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Abstract

(57)【要約】 未加工形態の二重ヘリカル歯車を製造する多段式粉体金属プレス機械が開示される。該プレス機械は、内側下側ポンチ及び外側下側ポンチと、外側上側ポンチとを有している。外側上側ポンチ及び外側下側ポンチは、所望のヘリカル歯車を製造すべく、図示するように左巻及び右巻の外側ヘリカルプロファイルを有している。該ポンチは、左巻き及び右巻きヘリカルダイと協働し、該ダイは、ポンチの周りでプレス機械により保持されている。ヘリカル面は、ダイが作動中、ポンチに対して回転することを必要とする。カム及びローラ機構がこの回転を駆動することができる。成形体を製造する方法は、粉体が空の下側ダイキャビティに導入される、開き位置にあるときに開始される。プレス機械の上側部分は、下方に向けて前進し、キャビティを閉じる。内側下側ポンチすなわち搬送ポンチを除いて、次に、プレス機械の全ての部品は、同一の速度で下方に移動し、粉体をキャビティの端部に搬送する。搬送が完了したとき、上側ポンチが前進を続ける間に、双方の下側ポンチを停止させることができる。該ダイは、上側ポンチの側部の1/2の速度で前進し、上側ポンチと同様に部分的に回転する。粉体がその成形密度に達すると、上側ポンチ及び下側ポンチは、動きを停止するが、そのダイは回転を続け、それ自体が分離し且つ部品を圧縮する。最後に、その部品は突き出され、また、プレス機械は最初の状態に復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】 成形粉体による対向した二重ヘリカル歯車及び方法 本発明は、粉体材料の成形プレス機械、特に、粉体金属を歯車、ヘリカル歯車 、特に、対向した二重ヘリカル即ちヤマバ歯車の形態にするために使用されるプ レス機械の分野に関する。 粉体成形プレス機械は、何年も前から公知である。これらのプレス機械は、ダ イと、上側ポンチと、下側ポンチという、少なくとも3つの相互作用するパンを 有している。理想的には、上側ポンチは、ダイから分離しており、また、下側ポ ンチの上方にてダイ内部にて形成されたキャビティ内に粉体が導入されようにす る。その後に対向したポンチを動かせば、内部キャビティの容積が小さくなって 、粉体金属を成形して所望の密度にする。形成される未加工のパンをキャビティ から除去し且つ焼結する。厚さの異なる部分を有する部品の場合、キャビティ内 での粉体の移動を促進させ得るように、更なる可動の上側ポンチ又は下側ポンチ を追加することができる。 ヘリカル歯車が所望であるとき、歯車の歯を製造することはより難しい。簡単 なスパー歯車の場合と異なり、ヘリカル歯車用のダイを閉じたとき、そのダイは 、ポンチに対して回転しなければならず、次に、成形したパンを解放するため反 対方向にも相対的に回転しなければならない。ヘリックス角度の高さが低く、歯 車の厚さが普通程度である場合、長手方向に作用するラムの圧力下にて外側のら 旋ねじ付きポンチ又は対向したポンチを係合する内側ら旋ねじ付きのダイに接触 させる。ダイ、及び一方のポンチ又は双方のポンチは、軸受内に保持されており 、ねじに対して作用するラムの力により工具要素(すなわち、ダイ及びポンチ、 又は双方のポンチ)は、自動的に回転する。自動的に回転するヘリカル工具要素 (すなわち、ダイ及びポンチ又は双方のポンチ)は、例えば、タカハシ(Takaha shi)及びその他の者に対する米国特許第3,694,127号及びタケ(Take)に対する 米国特許第5,259,744号にて公知である。 歯車のヘリックス角度又は厚さが増すとき、かかるダイにおける摩擦抵抗は大 きくなる可能性がある。ヘリカル歯車を考慮するとき、長手方向ラムは、工具要 素は共に付勢して近寄せるから、この摩擦に上廻るためには、工具要素に対して トルクを加え、又は工具要素を適当な速度にて回転させるため、モータを使用す ることが公知である。キー溝又は偏心穴又は内側スプラインを有する部品を製造 しようとするならば、ポンチ又はコア部分が成形した粉体に対して相対的に回転 する動作は、キー溝又は穴をせん断させるであろうから、かかる相対的動作が存 在してはならないことも公知である。 オフセットし、同一位相とし且つアンダーカットした上側部分及び下側部分を 有する粉体金属が製造されている。こうした場合、仕上がったパンは、分離面に て分離する、対向するダイに形成された少なくとも2つの歯車プロファイルを備 えることができる。ヘリカル歯車の場合、対向したヘリックスであるか、同一方 向のピッチの異なるヘリックスであるか、又は位相外ヘリックスであるか、或い はスパー歯車であるかどうかを問わず、また、直径又は工具高さが等しいか否か を問わずに、ダイの分離面の一側部に対するヘリカルプロファイルと、その反対 側に対する異なるプロファイルとを有する歯車を製造し得ることが有利である。 この型式の技術の典型的な適用例は、ヤマバ歯車と称されることが最も多い、対 称に対向したヘリカル歯車の製造に関連するものである。 従来の方法にてヤマバ歯車を機械加工することは難しく且つコストがかかるた め、ヤマバ歯車を成形し且つ焼結した粉体から製造することが有利である。その 代わり、従来の粉体冶金法は、逆方向の2つのヘリカル歯車を後部同士を合わせ て配置し且つ接続することを必要とする。このことは、製造することのできる金 属製のヤマバ歯車の寸法及び精密さ、並びにその品質を制限することになる。共 に溶接したならば、かかる歯車は精密でなくなる。かかる歯車は、機械的に締結 したならば、不必要に大形となる。 今日まで、発明者は、二重の対向ヘリカル歯車、即ちヤマバ歯車を製造するた めの粉体金属のプレス機械が存在することは知らない。タカハシ及びその他の者 に対する米国特許第3,694,127号には、図11及び図12に、逆方向のヘリカル ねじ用の粉体金属の成形体及び加工工具が示してある。この装置は、歯車の直径 が厳密である、ヤマバ歯車、又は逆方向歯車の製造にさえ使用できない。この理 由は、タケに対する米国特許第5,259,744号に記載されているように、下側ポン チの外壁が過度に薄くなるからである。経験によれば、信頼し得る工具を製造す るのに必要とされるダイの最小肉厚は約2mmであることが分かっており、この 寸法は、より大形の歯車の歯元及びより小形の歯車の歯先の許容公差によれば、 製造可能な部品を制限することになる。また、タカハシの装置は、自然の回転力 を利用して、上側ポンチ、ダイ及び下側の外側ダイの全てを同時に動かすもので ある。同一方向の2つのヘリカル歯車を製造するために該タケの装置を使用する ことができるが、この場合にも、ヤマバ歯車を製造することはできず、少なくと も製造すべき歯の高さだけ直径が相違するヘリカル歯車の製造に限定される。 このため、対向した2つのヘリカル歯車を形成し得るように、粉体を成形する 装置であって、肉厚の薄いポンチを回避する装置及び方法が必要とされている。 更に、ヤマバ歯車を製造するためのみならず、直径の差が極めて小さい、逆方向 のヤマバ歯車を製造するためにも粉体を成形することのできる装置及び方法が必 要とされている。 より一般的には、これら2つのパンが同一直径であるかどうかを問わずに、2 つの部品から成るヘリカル歯車を製造するために使用することのできる粉体金属 工具セットが必要とされている。 本発明は、多段式の粉体成形プレス機械、及び種々の型式の2つのパンから成 るヘリカル歯車を製造するため、特に、その直径が略等しい、対称状に対応した ヘリカル歯車、又はヤマバ歯車及び2つのパンから成る歯車を粉体金属で製造す るために該プレス機械を作動させる方法に関するものである。 本発明の目的用の粉体金属の多段式プレス機械は、コアロッドと、内側下側ポ ンチ、すなわち搬送ポンチと、外側下側ポンチと、下側ダイと、上側ダイと、上 側ポンチとを有する工具セットを備えている。上方部分(例えば、図面のシート 2の2)は、粉体の側方向への搬送を支援するため外側上側ポンチと、内側上側 ポンチ又はプレリフトポンチとを備えることができる。 製造すべき歯車の型式に対応して、本発明は、未加工の金属成形体をプレスす る成形及び引き戻しステップの間に2つ又は3つの要素の何れかが回転する、工 具セットに関するものである。 本発明の第一の形態において、二重ヘリカル歯車成形体を製造する工具セット であって、第一のヘリカル歯車プロファイルを有する下側ポンチと、該下側ポン チとら旋状に摺動係合するための合わさる陰のヘリカルプロファイルを有する下 側ダイと、第二のヘリカルプロファイルを有する上側の対向したポンチと、上側 の対向したポンチとら旋状に摺動係合するための合わさる陰のヘリカルプロファ イルを有する上側ダイとを備え、該上側ポンチが、該下側ポンチに対して対向す る位置に配置され、また、これら下側ダイ及び上側ダイが分離面にて当接するよ うに可動である、工具セットが提供される。 本発明の別の形態において、該プレス機械は、対向した二重ヘリカル歯車の成 形体を製造する工具セットを備えており、該工具セットは、ダストヘリカル歯車 プロファイルを有する第一のポンチと、該ダストポンチと係合する陰のヘリカル プロファイルを有するダストダイと、逆方向の第二のヘリカルプロファイルを有 する第二の対向したポンチと、該第二の対向したポンチに係合する陰のヘリカル プロファイルを有する第二のダイとを有する。該工具セットは、粉体金属の装荷 分を受け入れる充填位置と、搬送位置と、成形位置と、引き戻し位置とに可動で ある。a)搬送位置において、ダイは長手方向に当接する回転不能な関係にて配 置される。ポンチは、第一の関係である、引き込み、対向し且つ隔たった関係に ある。これにより、粉体金属の装荷分を保持するキャビティがポンチの両面によ り長手方向に形成され且つダイにより周方向に形成される。b)成形位置におい て、ポンチは、第二の関係である、前進し、対向し且つ隔たった関係にある。ダ イは当接関係に止まる。ダイは部分的に回転した位置まで駆動され、これにより 、キャビティは粉体を成形し得るように寸法が縮小する。c)引き戻し位置にお いて、ポンチは前進し、対向し且つ隔たった関係に止まる。ダイは完全に回転し た位置に配置され、これにより、ダイを完全に回転した位置まで駆動することに より、ダイは分離し、成形した被加工物を露出させる。更に、該工具セットは、 第一のポンチにより取り巻かれた搬送ポンチを備えることができる。かかる搬送 ポンチは、搬送位置において、前進した位置により、粉体の装荷分を付勢してキ ャビティ全体に拡がるようにする。 本発明は、ポンチが長手方向に並進する間に、ダイの回転を調和させるピッチ 駆動体を更に含むことができ、該ピッチ駆動体は、少なくとも1つのダイポンチ の動作から機械的な入力を受け取り、少なくとも1つのダイに対して出力を提供 する。該ピッチ駆動体は、カム及びローラ機構とすることができ、a)カム又は b)ローラの一方は、上側又は下側を問わずに、一方のポンチに対して堅固な構 造的関係にあり、a)ローラ又はb)カムの他方は、対応する上側ダイ又は下側 ダイに対して堅固な構造的関係にあり、これにより、ポンチの一方がダイの一方 に対して長手方向に並進することにより、ローラ及びカムは転がり係合するよう に強制され、その結果、該ダイがポンチに対して相対的に回転する。 本発明の第三の形態は、粉体金属による対向したヘリカル歯車の成形体を製造 するために工具セットを使用する方法を含み、該工具セットは、第一のヘリカル 歯車プロファイルを有する第一のポンチと、該第一のポンチと係合する、合った ヘリカルプロファイルを有する第一のダイと、第二の逆方向のヘリカルプロファ イルを有する第二の対向したポンチと、該第二の対向したポンチと係合するヘリ カルプロファイルを有する第二のダイと、搬送ポンチとを備えている。この方法 は、工具セットを充填位置まで駆動することと、粉体金属の装荷分を工具セット に導入することと、ダイが長手方向に当接する関係にあり、ポンチが引っ込んだ 隔たった関係にあり、対向したポンチの間にてダイの内部にキャビティが形成さ れる位置である、搬送位置まで工具セットを駆動することと、搬送ポンチをキャ ビティに対して駆動し、装荷分をキャビティの全体に分配することと、キャビテ ィ内の粉体を成形して被加工物を形成することと、ダイを引き戻して該被加工物 を露出させることと、該被加工物を除去することとを含む。粉体を成形するステ ップは、第一のポンチを1つの位置にて機械加工することと、第二のポンチを第 一のポンチに向けて前進させることと、ダイを同時に回転させる間に、該ダイを 第二のポンチと同一の方向に向けて長手方向に並進させることにより行うことが でき、搬送ポンチを駆動するステップは、搬送ポンチを静止状態に保持し且つ他 方のポンチ及びダイを連動して前進させることにより行うことができる。 第四の形態において、非対照の二重ヘリカル歯車成形体を多段式プレス機械内 で製造するための方法が提供される。該方法は、a)キャビティの下方部分に粉 体の装荷分を充填するステップと、b)分離面から比例的な距離にて上側ポンチ 及び下側ポンチの対向する末端の面と分離面にて当接するように、上側ダイ及び 下側ダイを変位させるステップと、c)粉体の装荷分をキャビティの全体に亙っ て分配し得るように搬送ポンチを変位させるステップと、d)上側ポンチが上側 ダイに対して回転し、下側ポンチが下側ダイに対して回転する間に、上側ポンチ 、下側ポンチ及び搬送ポンチを分離面に向けて比例的に前進させることにより、 粉体の装荷分を成形して粉体の成形体を形成するステップと、e)ダイがポンチ 及び粉体の成形体に対して相対的に回転する間に、i)上側ダイを上記上側ポン チに沿って、ii)下側ダイを下側ポンチに沿って共に第一の引き戻し位置まで引 き戻し、該引き戻し位置にて、ダイの一方が粉体成形体から分離するようにし、 f)ダイの他方をその係合ポンチに沿って第二の引き戻し位置まで引き戻し、該 引き戻し位置において、他方のダイが粉体成形体から分離するようにするステッ プと、g)粉体成形体を突き出すステップとを備えている。 本発明の第五の形態において、上述した工具セットを使用して歯車を製造する ことができることが分かる。これらの歯車は、二重ヘリカルの焼結粉体金属の歯 車を含み、これらの歯車は、より大形の歯車の歯元、より小形の歯車の歯先の合 計値及び2mmの2倍といった僅かな程度だけピッチ直径が相違する。本発明の この形態は、略等しい直径の歯車、特に、ヤマバ歯車を含む。 図1は、本発明の粉体金属プレス機械の2つの実施の形態の分解図である。 図1のシート3の1は、コアロッドと、内側下側ポンチ組立体と、外側ポンチ 組立体と、回転する下側ダイ組立体とを含む、本発明の工具セットの下側部分を 示す図である。 図1のシート3の2は、回転する上側ダイ組立体と、外側上側ポンチ組立体と 、内側ポンチ組立体とを含む本発明の工具セットの対応する上側部分を示す図で ある。 図1のシート3の3は、回転する外側下側ポンチ組立体を有する点でシート1 と相違する、本発明の工具セットの下側部分の1つの代替的な実施の形態を示す 図である。 図2は、図1の本発明の粉体金属プレス機械の第三の実施の形態の分解図であ る。 図2のシート2の1は、回転する外側下側ポンチ組立体と、回転不能な下側ダ イ組立体との点で相違する、図1の本発明の工具セットの下側部分を示す図であ る。 図2のシート2の2は、回転する外側上側ポンチ組立体と、回転不能な上側ダ イ組立体との点で相違する、図1の本発明の工具セットの上側部分を示す図であ る。 図3は、一連の図であり、図3a乃至図3fは、粉体金属を成形して粉体金属 の粉体成形体を形成するために図1のシート3の1及びシート3の2に示した本 発明が使用される、一連のステップを示す図である。 図3aは、充填位置にある工具セットの断面図である。 図3bは、搬送ステップ前に上側部分及び下側部分を共に接触させた同一の工 具セットの図である。 図3cは、搬送後で且つ成形前の工具セットの図である。 図3dは、成形後で且つ引き戻し前の工具セットの図である。 図3eは、引き戻した後で且つ突き出す前の工具セットの図である。 図3fは、突き出し位置にある工具セットの図である。 図4は、一連の図であり、図4a乃至図4fは、未加工の粉体金属成形体を形 成するために図1のシート3の2及びシート3の3に示した本発明が使用される 一連のステップを示す図であり、図4a、図4b、図4c、図4d、図4fは、 頂部ラムが引っ込んだ後(突き出し)の工具セットを示す、図3a、図3b、図 3c、図3d、図3f及び図4eに対応する図である。 図5は、一連の図であり、図5a乃至図5fは、図2に図示した本発明の実施 の形態に対し全体として図3a乃至図3fに対応し、図5eは部分的な引き戻し 位置を示し、図5fは完全に引き戻し且つ突き出し位置を示す図である。 図6は、図1の本発明の1つ以上の実施の形態により製造することのできる種 々の歯車を示す図である。図1乃至図5は、全て粉体金属成形プレス機械の工具 セットの断面図である。明確化のため、斜線は省いてある。 本発明の多段式粉体成形プレス機械の工具セットの1つの好適な実施の形態が 図1のシート3の1に参照番号2で示されており、該工具セットは中心の垂直軸 線4を有する。該工具セットは、別の群として説明するならば、以下のプレス機 械の作動の説明の理解に役立つであろう多数の組立体を備えている。コアロッド が参照番号6で示してある。群にまとめた組立体は内側下側搬送ポンチ組立体1 0と、外側下側ポンチ組立体20と、下側ダイ支持組立体30と、下側ダイキャ リア40と、上側ダイキャリア50と、上側外側ポンチ組立体60と、上側ダイ の支持組立体70と、内側上側のプレリフトポンチ組立体80として示してある 。更に、4組の軸受が示してある。これら軸受は、下側スラスト軸受91と、周 方向に拘束したボール軸受レースすなわち下側回転軸受92と、上側スラスト軸 受93と、上側回転軸受94とである。 図1のシート3の1の展開図に示すように、コアロッド6は、プレス機械2の 中心軸線4に沿って垂直方向に移動可能な中実軸である。ロッド6はまた、所望 に応じて、半径方向に伸長する1又は2つ以上のスプライン8も備えることがで きる。形成される部品に、矩形の断面を有するスプラインのような単一のスプラ インを使用して、キー溝を形成することができる。雄型スプライン8は、直線状 キー溝又は直線状のスパー歯車のプロファイルとすることが容易である。 内側下側搬送ポンチ組立体10は、半径方向に伸長するフランジ12と、保持 リング14と、ラムによって垂直方向に駆動することのできる内側台座16とを 有する内側下側搬送ポンチ11を備えている。保持リング14はフランジ12を 台座16に対して拘束する。好適な実施の形態において、搬送ポンチ11、及び 実際上、全ての搬送ポンチ組立体10は、ロッド6の周りで厳密な許容公差の摺 動関係にて軸線4の周りに同心状に取り付けられている。内側下側搬送ポンチ1 1は、軸線4に対して垂直で且つ該軸線4の周りで同心状の環状の末端面17を 有している。好適な実施の形態において、搬送ポンチ11の外面は垂直方向に平 滑であり、ヘリカルスプラインやねじが存在しないが、理解し得るように、同一 の環境下にて外側スプライン又はスパー歯車プロファイルをコアロッド6の雄型 スプライン8と同様の方法にて使用することができる。 外側下側ポンチ組立体20は、半径方向に伸長するフランジ22と、支持板2 4と、保持リング26と、一対の駆動ラム28又は機械的に同等のものとを有す る外側下側ポンチ21を含んでいる。支持板24は、下側ポンチ組立体20を外 側下側ポンチ組立体10の周りで同心状に配置することを可能にする中央通路2 5と、内側下側搬送ポンチ11が相対的に移動するのを受け入れ得るキャビティ 27とを有している。外側下側ポンチ21の外側膨れ状部分にて図示するように 、外側下側ポンチの末端の周方向の所望の外面29は、最後のパンのプロファイ ルに対応するヘリカル歯車のプロファイルを有する。保持リング26は、軸線4 の周りで支持板24に同心状に取り付けられ、従って、下側外側ポンチ21のフ ランジ22を拘束する。下側外側ポンチ21は、軸線4に対して垂直に且つ軸線 4と同心状である環状の末端面23を有している。 下側ダイ支持組立体30はまた、軸線4の周りで同心状に保持されている。該 下側ダイ組立体は、主要板31と、軸受を配置するリング32と、フィラーの摩 耗防止板33と、外側軸受レース35を有する軸受リテーナ34とを備えている 。主要な軸受板31は、半径方向内方に伸長する肩部37にて終わる端ぐり穴3 6を備えている。下側ダイ組立体30は、ラム39の上に取り付けられる。ラム 39は、ラム28と同様に、実際に、図示しない遠方に配置されたラムによって 駆動される接続ロッドとすることができることが当業者に認識されよう。全ての 場合、ラム39又は機械的に同等の代替物の目的は、下側ダイ組立体30の位置 及び動作を制御することである。 下側ダイキャリア40はまた、軸線4の周りで同心状に取り付けられており、 下側ダイ41と、クランプ止めリング42とを備えて、また、盲穴43を有して おり、搬送ピン44がこの盲穴内に固定状態に配置される。下側ダイ41は、所 望のヘリカル歯車部分の陰のプロファイルを有する内面45を有しており、外側 下側ポンチ21の外面29の外ねじ付きの歯車プロファイルと厳密な許容公差で ら旋状に摺動係合するのに適している。また、下側ダイキャリア組立体40は、 キャリア基部46も備えている。 軸受配置リング32は、穴36内で肩部37の上に取り付けられ、下側スラス ト軸受91に対する半径方向リテーナとして機能する。基部46は、スラスト軸 受91の上に休止する。軸受リテーナ34は、配置リング32にボルト止めされ ており、回転可能な下側軸受92を内側軸受レース48と外側軸受レース35と の間に取り込んで、これにより、基部46を拘束し且つ基部46が主要板31に 対して垂直方向に変位するのを防止する。ダイ41の厚いフランジ47は基部4 6の上に休止する。クランプ止めリング42がダイ41の周りに座して、フラン ジが基部46にボルト止めされるとき該フランジ47を拘束する。フィラー摩耗 防止板33は下側ダイキャリア40の周りで主要板31に取り付けられ、粉体金 属を繰り返し吹き払う間に、主要板31が摩耗しないようにする。 この説明から、下側ダイ41と下側外側ポンチ21との相対的な長手方向への 動作に必然的に、回転動作成分が伴い、また、かかる長手方向及び回転動作成分 は下側外側ポンチ組立体20に対して全ての下側ダイキャリア40にて存在すこ とになるる。更に、クランプ止めリング42を所定位置に配置したならば、組立 体30とキャリア40との間には相対的な垂直方向への動作が全く生じないこと が理想的である。 上側ダイキャリア50は、また軸線4の周りで同心状に取り付けられており、 該上側ダイキャリアは、上側ダイ51と、ダイ51がその内部に座する主要板5 2と、主要板52を支持する軸受補強リング53と、主要板52の外周に取り付 けられ且つ該主要板の外周付近に配置されて、該主要板から上方に伸長する少な くとも1つのクランクアーム54と、クランクアーム54の末端から側方向に伸 長する短軸56aと、短軸56aの周りを回転し得るように従来の方法にて取り 付けられたローラ56と、組立体40から上方に突き出すようなトルク伝達短軸 44を断続的に整列させる多数の割り出し盲穴57とを備えている。ダイ51の 内面58は、形成すべきヘリカル歯車面の陰像を保持するが、下側ダイ41と逆 方向である。補強リング53の外周面には、軸受94に係合する軸受内面又は内 側レース59が設けられている。ダイ51を板52内に拘束するために配置リン グ55が利用される。 同様に、軸線4の周りで同心状に取り付けられた上側外側ポンチ組立体60は 、半径方向に伸長するフランジ62と、フランジ62が保持リング63bにより 拘束されたとき上側外側ポンチ61が取り付けられる台座63aと、台座63a が固定状態に取り付けられた主要プラテン65と、それ自体カム面67を有する 垂 下カム66がその外面に付着された少なくとも1つの垂下カム66と、プレリフ ト組立体80を受け入れる中央通路64aと、上側ダイ支持組立体70を受け入 れる少なくとも2つの貫通路64b、64cとを有する上側外側ポンチ61を含 む。図3にて明らかであるように、カム66は、軸線4から適当な半径にてロー ラ56と協働するカム面67を提供し得るような方法にて垂下しており、該カム 面とローラとの相互作用については以下により詳細に説明する。外側上側ポンチ 61の下方に伸長する周面は、その末端に隣接して、厳密な許容交差の合わさる 雄型ヘリカル外側プロファイル68を保持しており、このプロファイルは、同様 に、下側外側ポンチ21に対して逆方向とされた上側ダイ51の内面58に係合 するのに適している。上側外側ポンチ61は、軸線4に対して垂直な環状の末端 面69を備えている。 下側ダイ41及び下側外側ポンチ21の場合と同様に、上側外側ポンチ61に 対する上側ダイ51の長手方向への動きには、ダイ51が上側外側ポンチ61に 対して軸線4の周りで動作する回転動作成分を伴う。自動回転工具セットが本発 明に含まれるが、好適な実施の形態において、この回転動作は、主要プラテン6 5がディスク71に対し、従って、主要板52に対して下方に動くときに駆動さ れ、これは、ローラ56がカム面67に沿って作用するとき、クランク54を介 して主要板52に伝達されるトルクの回転力のためである。このことはダイの摩 擦力を軽減し、ダイの寿命を引き伸ばし、すなわち粉体に付与されるせん断力を 軽減する傾向がある。 同様に、下側ダイ41の回転動作は、割り出し盲穴57と緊密に係合した短軸 44により伝達されるトルクにより付与される。このように、下側ダイキャリア 40の回転動作は最終的に、ローラ56とカム面67との相互作用により駆動さ れる。このように、単一の駆動体によりプレス機械2の上側組立体と下側組立体 の双方を適合状態に回転させることができ、より複雑でないプレス機械が得られ る。 軸線4の周りで同軸状に取り付けられた上側ダイ組立体70は、厚く下方に伸 長するスカート部72を有するディスク1と、スカート部72から垂下する上方 周縁の外側軸受リング73であって、軸受94を保持し得るように補強リング5 3の内面59と協働する外側軸受の保持レース74をその内面に備える軸受保持 リング73と、ディスク71の上面又は基部と固定状態に当接する少なくとも2 つの対称のピストン75とである。前と同様に、ピストン75は、上側ダイ支持 組立体70の往復運動動作を制御するピストン、ラム又は接続ロッドの機械的に 同等の任意のものとすることができる。ディスク71は、プレリフト組立体80 、外側上側ポンチ61及び台座63aが導入される中央開口79を有しており、 使用時、該開口79はその長手方向への往復運動する動作を受け入れる。下方に 伸長するスカート部72は、上側スラスト軸受93を厳密な許容公差にて取り巻 くように選択された直径の内面76を有しており、該上側スラスト軸受は、ディ スク71の基部の下方に露出した内面に座し且つ該内面に対して座す。スラスト 軸受93の反対側の下面は補強リング53の上面に係合する。 内側上側プレリフト組立体80は、その他の組立体と同一の方法にて軸線4に 沿って同心状に配置されている。該内側プレリフト組立体は、半径方向に伸長す るフランジ82を有する内側上側ポンチ又はプレリフトポンチ81と、プレリフ トポンチ81が保持リング84により当接関係に保持される基部83と、基部8 3の反対面に当接するピストン86とを備えている。プレリフトポンチ81は、 軸線4に対して垂直な末端の環状面85を備えている。 上側ダイ51及び下側ダイ41は、必ずしも同一直径であったり、同一位相で ある必要はない、すなわち一方の半体における歯の歯先は、例えば、反対側にお ける歯の間の歯元の反対側に整合させることができる。しかしながら、本発明の 装置及び方法により製造される大多数のパンは一般にヤマバ歯車と称される対向 する二重ヘリカル、対称の同一位相歯車となると予想される。 本発明の工具セットの構成要素について説明したが、工具セットは、コアロッ ド6と、内側下側搬送ポンチ11と、外側下側ポンチ21と、下側ダイ41と、 上側ダイ51と、外側上側ポンチ61と、プレリフトポンチ81とを備えるもの と定義することができる。従って、工具セットは、粉体に接触するパンを備えて おり、また、該パンは、最終的に製造される成形体の面の陰像を構成する。該工 具セットは、必ずしもプレリフトポンチを備える必要はなく、一般的ではないが 、必ずしもコアロッドを備える必要はない。 次に、一連の図3a乃至図3fを参照しつつ、種々の組立体の作動及び相互作 用について説明する。 図3aには、プレス機械2の上側パン及び下側パンが分離している充填位置が 示してある。ロッド6は、その第一の位置にあり、下側ダイ41の上面と面一の 状態にある。内側下側搬送ポンチ11は、その最下方の引っ込み位置にある。外 側下側ダイ21は、その第一の位置である、最上方の伸長位置にある。下側ダイ 41は、零回転度の基準位置でもある、その第一の位置たる、最上方位置にある 。下側キャビティ100は、ロッド6と下側ダイ41との間に形成された環状の ポケット部により画成される。該ポケット部は、内側下側搬送ポンチ11の上方 の深い内側部分と、外側下側ポンチ21の上方の浅い部分という2つの深さを有 している。「A」で示した所望の合金の金属粉体の装荷分をキャビティ100内 に充填し、図3bに示すように平らに拭き払った。 図3bにおいて、コアロッド6は、前進しており、これにより、粉体がプレリ フトプレス81内の中央通路に入るのを防止し、次に、上側組立体、すなわち、 上側ダイキャリア50と、外側上側ポンチ組立体60と、上側ダイ支持組立体7 0と、上側プレリフト組立体80とは連動して前進しており、このため、上側ダ イ51の下面は、これらの当接面により画成された分離面「P」にて下側ダイ4 1の合わさり上面に当接する。一度に一つ又は一度に両方であるかどうかを問わ ずに、上側組立体又は下側組立体の何れかを動かすことによって作動させること ができるため、この前進は、相対的な動作である。図示した実施の形態において 、下側組立体、すなわち、内側下側ポンチ組立体10と、外側下側組立体20と 、下側ダイ支持組立体30と、下側ダイキャリア40とは、上側組立体50、6 0、70、80が前進する間に静止している。短軸44は、割り出し穴57内に て整列する。ディスク71は、プラテン65からその最大の伸長位置にある。ロ ーラ56は、第一の位置である、カム面67に対して零度の回転位置にある。上 側ダイ51は、その第一の位置である、外側上側ポンチ61に対して、最伸長位 置にある。内側上側プレリフトポンチ81は、プラテン65に対してその最大の 伸長位置にある上側キャビティ102は、ロッド6と上側ダイ61の内面との間 の環状スペースにより画成され、キャビティの頂部は段が付けられ、その第一の 段は プレリフトポンチ81の末端面85に対応し、第二の段である、外側段は、外側 上側ポンチ61の末端69に対応する。 図3bから図3cへの遷移部分は、内側下側搬送ポンチ11の前進のためキャ ビティ100の容積が縮小するから、キャビティ102にキャビティ100から 搬送された粉体を充填するため、圧縮前の粉体を搬送するステップである。図示 した実施の形態において、ロッド6、及び組立体20、30、40、50、60 、70、80の全てが共に第二の位置である、長手方向の搬送位置まで下方に前 進する間に、内側下側ポンチ組立体10は静止している。最初に、プレリフトポ ンチ81の比較的上昇した位置は、粉体を付勢して半径方向に移動し、ダイ41 、51の半径方向歯車の歯端部を充填するように付勢する。キャビティ100、 102の合計容積がプレリフトポンチ81に対する圧力の蓄積を低下させるため 、該プレリフトポンチは外側上側ポンチ61に対して引っ込む。この引っ込み限 界点は、基礎83が主要なプラテン65に当接するときに達する。主要なプラテ ン65の更なる下方への動作により、同様にプレリフトポンチSIは下方に運ば れる。この位置にて、プレリフトポンチ81の末端85は、好適な実施の形態に おいて、外側上側ポンチ61の末端69と面一となる。その他の実施の形態にお いて、上述したポンチの何れかの端部が成形した粉体の上に平坦でない、すなわ ち面一でないプロファイルを圧印することを望む場合があり、必ずしもプレリフ トポンチを内蔵する必要はない。この点まで、外側上側ポンチ61と上側ダイ5 1との間には何ら相対的な長手方向への動作が生ぜず、従って何ら回転動作は生 じない。搬送ステップが完了したとき、キャビティ100、102の合計容積は 図3a、図3bに示した充填ステップのキャビティ100にて以前の容積に略等 しい。 図3cから図3dへの遷移部分は成形ステップを示す。内側下側ポンチ11は 静止したままである。ロッド6及び主要プラテン65は下方への動きを続ける。 ピストン75はディスク71をプラテン65に近い第二の位置である部分的に変 位した位置に引き出す。その結果、ローラ56はカム面67に対し且つ該カム面 67に沿って付勢されて、キャリア40、50の全ての部品を第二の位置である 部分的に回転した位置に回転させる。これにより、組立体30及びキャリア40 (従って付随的にキャリア50)を組立体10、20に対して長手方向下方に動 かす。当接面「P」は、ポンチ21、61の対向した端面23、69から常に一 定の距離となるためには、主プラテン65を下方に駆動する速度はディスク71 を主要プラテン65に向けて引き寄せる速度の2倍でなければならない。典型的 な成形方法は、キャビティ100、102の合計容積を約50%だけ縮小させ、粉 体の密度をその緩んだ状態からその成形した状態まで約2倍にすることができる 。 ローラ56がカム面67に沿って移動する第二の位置である、部分位置又は中 間位置において、図3dに図示した位置に達する。図3dから図3eへの遷移部 分は引き戻しステップである。内側下側ポンチ11及び外側下側ポンチ21は静 止状態を保つ。主要プラテン65は前進を停止し、このため、外側上側ポンチ6 1も同様に静止する。ピストン75はディスク71を主要プラテン65に向けて 連続的に引き寄せる。その結果、ローラ56はカム面67に沿って前進を続け、 キャリア40、50を第三の位置である完全に回転した位置に付勢する。外側上 側ポンチ61及び外側下側ポンチ21は静止し且逆方向であるため、ダイ41、 51が、緩める等によりターンバックルの半体を互いから引き戻して、キャビテ ィ100、102を開き且つ存在しなくなり、参照符号「B」で表示した被加工 物が露出されたままであるような正味効果となる。図示するように、形成される 未加工の成形体、すなわち被加工物「B」は、ヤマバ歯車の所望の逆方向の合わ さるヘリカル歯車プロファイルを有している。 ディスク71が引き出されると、下側組立体40は短軸44が割り出し穴57 に係合しているときだけ回転を続ける。この目的のため、割り出し穴57内の短 軸44の重なり合う長さは零度回転に対応する第一の位置から全回転に対応する 第三の位置までディスク71が主要プラテン65に対して長手方向に移動する距 離を上廻る。 図3fに図示したこの過程における最後のステップは、ポンチ11を前進させ ることにより仕上がった部品を突き出すことである。被加工物「B」は除去され たならば、ポンチ11を引き出すことができ、その他の全ての組立体は図3aに 図示した位置に戻してその後の粉体金属の装荷を待機する。ポンチ21、61に 対するダイ41、51のヘリカルねじの関係は次のサイクルが開始する前に、ロ ーラ56が再度第一の位置である零度の回転位置に確実に配置されるようにする 。 好適な実施の形態の作動過程についてプレス機械の本体に関して説明する。こ の説明は被加工物に関し、又はその上側及び下側組立体が固定した基準に関して 等しく且つ反対の動作を行うプレス機械に関して説明することができる。この場 合、プレス機械は、相対的な動作の点にて、第一の位置である搬送位置から移動 するように考えられ、この搬送位置において、ダイ41、51は長手方向に(軸 線4に関して)当接する関係にあり、外側ポンチ21、61は引っ込んだ隔たっ た関係にあり、キャビティ100、102の組み合わせであるキャビティ104 がダイ41、51及びポンチ11、21、61、及びポンチ81(存在するなら ば)によって周方向に境が設定されたスペース内に形成される。ポンチ11は、 ダイ41、51の当接面「P」に対して動くように思われ、この当接面は、粉体 をキャビティ104の全体に亙って分配するための長手方向基準と見なすことが できる。 成形ステップにおいて、ポンチ11、21、61及び存在するならばポンチ8 1は、ダイ41、51がその当接する関係に保たれるようにダイ41、51を引 っ込んだ位置と前進位置との間にてポンチ21、61のヘリックスに沿ってある 角度に亙って同時に回転させる間に、第二の位置である、前進した隔たった位置 まで等しく基準面「P」に向けて移動すると考えられる。 引き戻しステップ中、ポンチ21、61は、基準面「P」に対して静止してい るように思われ、ダイ41、51は、選択可能であるように完全に回転した位置 まで回転を続け、これによりダイは分離する。 好適な実施の形態において、回転しない位置を零と考えるならば、部分的に回 転した位置は300とし、完全に回転した位置は600とすることができる。これらの 値はヘリックス角度及び歯車の厚さの選択により決まる。 好適な実施の形態の上記の実施例において、上側ダイキャリア50及び下側ダ イキャリア40という2つの組立体のみがそれぞれ回転可能に駆動されることが 理解されよう。上述したように、これらの組立体は独立的に数値制御されたモー タ駆動体又はその他の手段により駆動し、ダイの摩擦に打ち勝つトルクを提供す ることができる。図示したような搬送ピンを備えるカム装置は、簡単で且つ信頼 性が高い。 駆動体は必ずしも必要とされる訳ではない。ヘリカルピッチ角度が15又は20° 以下であり厚さが普通程度であるヤマバ歯車は、通常、自動回転ダイにより製造 することができる。ポンチ及びダイが詰まり且つ過剰に摩耗する可能性はヘリカ ルピッチ角度の増大に伴って増す。ヘリカルピッチ角度が30°以上の場合、回転 駆動体が通常必要である。15°乃至30°の間の角度にて、自動回転が満足し得る か否かを判断するため試験を行うことが必要となるであろう。 図3a乃至図3fに図示した好適な実施の形態を使用して、同一位相であるか 又は位相外であるかを問わず、また歯が同数であるか否か、また直径が同様であ るか否かを問わずに、二重の対向したヘリカル歯車を製造することができ、これ は、上側及び下側ヘリカルねじが逆方向であり、また、上側ダイ41及び下側ダ イ51が圧縮中、等しい角度で回転することを条件とする。ダイ41、51が等 しい角度で回転せず、また、圧縮が、ダイの分離面「P」の上方及び下方の上側 及び下側パンの最終的な厚さに比例しないならば、粉体の装荷部にせん断作用が 加わる。 この実施の形態の好適な用途は、ハブが存在しない部品110、又はハブが存 在する部品115のような、図6に図示した、対称の二重の対向したヘリカル歯 車又はヤマバ歯車を製造するためのものである。図3乃至図3fの工具セットに より製造可能なその他のパンは、分割位相の二重の対向したヤマバ歯車120、 歯数は異なるが、ピッチ角度が等しい対向したヘリックス125、下側歯車より も小径の上側歯車を有するアンダーカットした対向した二重ヘリカル歯車130 、下側歯車よりも大径の上側歯車を有するオーバーカットした歯車135、部品 140のような同一の全体的な回転角度を有する非対称の二重の対向ヘリカル歯 車である。 図6に図示した部品140は、下側歯車部分144の厚さの3倍の上側歯車部 分142を有する二重ヘリカル歯車である。圧縮中、ポンチ61がダイ51内で 相対的に前進する距離は、ダイ41内のポンチ21の相対的な前進距離の3倍で あり、粉体装荷分の中立面をダイ51、41の分離面「P」に保つ。 部品110、115、120、125、130、135、140の特徴の組み 合わせは、図3a乃至図3fの実施の形態により可能であり、但し、分離面「P 」の上方及び下方の圧縮程度が比例し、上側ダイ及び下側ダイの全体的な回転角 度が等しいことが条件である。粉体の成形体が工具セット内で形成され且つ突き 出されたならば、その粉体成形体を焼結して金属歯車を形成する。 本発明は、略等しい直径であるか、又はその直径が(a)より大径の歯車部分 の歯元と、(b)より小径の歯車部分の歯先と、(c)2mmとの合計値以下だ け変化する、上側及び下側歯車部分を有する二重のヘリカル歯車を製造すること を可能にする。 図1のシート3の3の上側工具セットの部品と組み合わせた、図1のシート3 の3に示した下側工具セットパンを備える、本発明の第二の実施の形態は、好適 な実施の形態により可能であるよりも広範囲な部品を製造することを目的とする ものである。先ず、図1のシート3の3に関して説明すると、外側下側ポンチ組 立体20は回転可能な駆動体を含むように改変されており、改変したとき、回転 可能に駆動される外側下側ポンチ組立体220として示してある。外側下側ポン チ21、半径方向に伸長するフランジ22、保持リング26、ラム28は以前と 同一である。外側下側ポンチ21は、被駆動の支持板223により支持されてお り、該被駆動の支持板自体は内側リング224の上に取り付けられている。被駆 動の外側下側ポンチ組立体220の他の部分は、保持リング225と、主要基部 227と、ボール軸受95と、スラスト軸受96と、モータ97と、タイミング チェーン98のような駆動体とを備えている。主要基部227には、半径方向内 方に伸長する肩部又は棚状突起221が設けられており、この棚状突起には、ス ラスト軸受96が載っており、一方このスラスト軸受は、内側リング224によ り取り巻かれている。該内側リングには、ボール軸受95を受け入れ得るように 外方且つ上方を向いたボールレース222が設けられている。保持リング225 には、軸受レース226が設けられており且つボール軸受95の上方で主要基部 227の上に配置されている。このように配置された内側リング224がボール 軸受95とスラスト軸受96との間に取り込まれ、従って、理想的には、主要基 部227と独立的に垂直方向に往復運動することはできないが、必要に応じて、 軸線4の周りを回転することができる。モータ97は、主要基部227の上に取 り付けることができる。図面において、図面の便宜上、モータ97は、図面の面 内に示してあるが、実際の使用時、モータ97は下側ダイ支持組立体30が垂直 方向への往復運動を妨害せず、特に、ラム39を妨害しないように図面の面外に 取り付けられよう。 被駆動の支持板223は、タイミングチェーン98と係合し得るように歯車の 歯プロファイル228を保持することができ、該タイミングチェーン自体は、モ ータ97に取り付けられたピニオン99により駆動される。このように、モータ 97の作動により被駆動の支持板223、従って外側下側ポンチ21が回転する 。 モータ97が図示されているが、被駆動の外側下側ポンチ組立体220は、多 数の方法で回転させることができる。低ピッチ角度で、厚さが薄く又は普通程度 である歯車の場合、ラム28がラム39に対して垂直方向に駆動されるとき、外 側下側ポンチ21を下側ダイ41内で自動的に回転させることが適している。こ れと代替的に、トルク及び動作に反作用する同等の摩擦力を実現するため、図示 したモータ、又はカム装置若しくはその他の公知の機械的又は電気機械的装置を 使用してもよい。 本発明の工具セットの第二の実施の形態の典型的な作動順序が図4a乃至図4 fに図示されており、この場合、著しく相違するヘリカルピッチ角度の未加工の 粉体成形体を製造するためのものである。図4a、図4b、図4cは、図3a、 図3b、図3cの充填及び予成形ステップに対応する。 成形中、外側下側ポンチ21は、適当な速度にて適正な方向に駆動され、分離 面「P」に対する外側上側ポンチ61と同程度の垂直方向への成形程度を実現す る。ダイ51、41が深さが等しくないならば、外側下側ポンチ21は、分離面 「P」の上方及び下方にて比例した成形を達成し得るように適当な速度で回転さ せることができる。例えば、上側歯車の厚さの3倍であるが、等しい逆ピッチ角 度及び直径を有する下側歯車を製造しようとする場合、外側下側ポンチ21は、 ダイ41、51の回転角度の2倍の角度に亙り回転させ、外側上側ポンチ61は 、上側ダイ51内で前進する距離の3倍の下側ダイ41内で前進させる。 この実施の形態において、外側下側ポンチ21の末端面23が粉体装荷部「A 」の下面に対して相対的に回転することは、内側下側ポンチ11と外側下側ポン チ 21との間にキー溝を形成することを防止し、成形されたパンにおける駆動スロ ット又は偏心特徴部分の位置を末端面23に隣接する領域に制限する。同様に、 末端面23は、軸線4の周りの任意の所定の範囲にて、好ましくは平坦な一定の 断面積を有し、粉体に過度のせん断力が付与されるのを防止しなければならない 。上側ダイ51及び下側ダイ41の搬送後の相対的な回転と対称的に、粉体装荷 部「A」の本体に対する下側外側ポンチ21の回転は、上側ダイと下側ダイとの 相互接続面にて歯のせん断作用を生じさせる可能性が少なく、又はその逆である 。 同様に、非対称のダイの引き戻し及び突き出しが可能であり、第一の引き戻し 位相において、ダイは等しい回転速度にて引き出され、1つのダイ、例えばダイ 51が被加工物「B」から分離するまで引き戻し、この時点にて、ピン44はま た、割り出し穴57から分離し、その後、第二の引き戻し位相において、他方の ダイ、例えばダイ41は所望に応じてポンチ21に対して回転させ、被加工物「 B」の他の部分から分離させ、部品を突き出すことができる。また、ピン44は 、第二の引き戻し位相の開始時に割り出し穴57から分離しないようにすること も可能である。この場合、上側ポンチ61はダイ51を通って突き出す。上側ポ ンチ61及び上側ダイ51は、第一及び第二の引き戻し位相の間にて被加工物「 B」から長手方向に引き出すことができる。 更に、外側下側ポンチ21を回転可能に駆動すると、部品110、115、1 20、125、130、135、140に加えて、適当な形状のダイ及びポンチ 歯車のプロファイルにより、組み合わせたヘリカル歯車及びスパー歯車145と 、等しい又は異なるピッチ及び異なる厚さを有する歯車150とを製造すること が可能である。これらの場合の各々において、製造された任意の歯車は、同一又 は異なる数の歯を有し、また直径が等しく又は異なり、同一位相又は位相外とす ることができる。1つのヘリックス角度が零度に設定される特殊な場合、スパー 歯車のプロファイルが製造される。 本発明の装置は部品160で示すように、方向が等しいが、ヘリックス角度が 相違する2つのヘリカル歯車を有する歯車を製造するために使用することができ ると考えられるが、この場合、上側ダイキャリア40及び下側ダイキャリア50 は、一般的な場合、ピン44及び割り出し穴57のような任意の相互連結機構が 存在しない独立的な回転動作(すなわち自動回転又は被駆動)を必要とすると考 えられる。すなわち、方向が等しいが、ピッチが相違する2つのパンのヘリカル 歯車は、(a)ダイ及び外側ポンチの一方、又は(b)一方のダイ及び双方の外 側ポンチの何れかに独立的な回転動作を提供することにより、製造し得ると考え られる摩擦を軽減するため、独立的に回転動作するための駆動体を設けることが できる。 また、上側ポンチ及び下側ポンチを2つの完全に分離した位相内で独立的に回 転させることにより、2段階の引き戻しを行うことができる。第一の位相にある 間に、上側ダイ51は、被加工物「B」から分離する迄、ポンチ61に沿って引 き出す。第二の位相において、下側ダイ41は部品を露出させ得るようにポンチ 21に沿って引き出す。 スパー歯車145の場合、ダイを回転させず、下側ポンチを回転させて、上側 ダイを上方に引き戻して被加工物「B」のスパー歯車部分を露出させる。第二の 引き戻し位相において、物品160のような、方向の等しい非対称の歯車の場合 、下側ダイ41を引き出すと、下側ポンチ21は回転し、この場合、上側ダイ5 1と下側ダイ41とは相対的に回転し、上側ダイ51はポンチ61に沿って引き 出され、その後、下側ダイ41はポンチ21に沿って引っ込む。 独立的な3つの回転動作を伴うプレス機械は、被駆動型又は特に自動回転型で あるかどうかを問わず、2つの駆動体のみを必要とするプレス機械よりも製造が 難しく、また単一の回転駆動体のみを必要とするプレス機械よりも遥かに製造が 難しいと考えられる。この点に関して、物品160を製造することが可能である と考えられるが、適当なプレス機械、工具リグ(すなわち、全ての工具要素を保 持するもの)及び工具セットを製造する実際的な困難性は、特にヘリカルピッチ 角度が増大するとき、その実際の製造に不利益に作用する。この慎重な考慮は、 好適な実施の形態の係合したヤマバ歯車よりも複雑な全ての歯車に、より少ない 程度はあっても同様に当て嵌まることである。本発明の原理は、任意のヘリカル ピッチ角度に理論的に当て嵌まるが、本発明の実際的な範囲は、45°以下、好ま しくは5°乃至30°の範囲の角度であると予想される。ピッチ角度が15°乃至30 °のヘリカル歯車が一般的である。ヘリカルピッチ角度が45°以上の歯車は稀で ある。 二重の対向したヘリカル歯車を製造する、工具セットの第三の実施の形態は図 2に分解図で示してある。この場合、説明するように、上側ダイ又は下側ダイの 何れも回転可能に取り付けられていない一方、外側上側ポンチ及び外側下側ポン チの双方は回転可能に取り付けられている。 外側下側ポンチ組立体220は、上述した通りである。下側ダイ組立体230 は、下側ダイ231と、ダイキャリアすなわちプラテン232と、リテーナ23 3と、フィラー摩耗防止板234と、ラム239又は同等物とを備えている。下 側ダイ231はキャリア232内に取り付けられ、該キャリアはリテーナ233 により所定位置に拘束されている。下側ダイ組立体230の垂直方向への往復運 動は、キャリア232に取り付けられた被駆動ラム239により制御される。ダ イ231はキャリア232又はラム239に対して回転することができず、最早 、駆動機構又は搬送ピンが設けられていないことに留意すべきである。ダイ23 1は、ポンチ21のヘリカルプロファイル29に係合する陰のヘリカル歯車のプ ロファイル236を有している。 外側上側ダイ組立体250は、上側ダイキャリア252内に取り付けられ且つ 保持リング253により所定位置に係止された上側ダイ251を備えている。外 側上側ポンチ組立体250の上面に取り付けられたラム254がその垂直方向へ の往復運動を制御する。 外側上側ポンチ組立体260は、半径方向に伸長するフランジ262と、保持 リング263と、支持基部264と、ボール軸受291と、スラスト軸受292 と、拘束リング266と、垂下する拘束リング266を有するディスク265と 、図示しないラム、接続ロッド又はその他の機械的な同等物に取り付けることの できるプラテン267とを有する外側上側ポンチ261を備えている。参照番号 297で図示した駆動体は、ピニオン299により駆動されるタイミングチェー ン298を備えている。上述した場合と同様に、駆動体297、チェーン298 及びピニオン299は、図面の便宜上、図2のシート2の2の面内に示してある が、実際には、上側ダイ組立体250、特に、ラム254のようなその他の組立 体も垂直方向への往復運動を妨害しないように図面の面外に配置される。上側ダ イ2 51は、ポンチ261のヘリカル歯車プロファイル268と合わさるように陰の ヘリカル歯車プロファイルを有している。 上述した場合と同様に、モータ297及びタイミングチェーン298は、外側 下側ポンチ21及び外側上側ポンチ261を回転可能に駆動する状態で示してあ るが、ある状況にては、自動回転で十分であり、代替的な機械的又は電子機械的 な同等の変形物を使用してもよい。 本発明のこの第三の実施の形態は、ヤマバ歯車の被加工物を形成するために使 用することができる。上述したスプライン、キー溝及び偏心特徴部分を使用する ことに関する同一の制限がこの第三の実施の形態にも当て嵌まり、それは、成形 中、粉体装荷分に対して上側ポンチ及び下側ポンチの双方が回転するからである 。 充填及び搬送ステップは、図5a、図5b、図5cに図示した前述のものと全 く同様である。図5c及び図5dの間で行われる成形ステップ中、通常通り、上 側ポンチ21、下側ポンチ261及び搬送ポンチ11をそれぞれ同時に且つ回転 可能に分離面「P」に対して前進させることにより、粉体が分離面「P」に亙っ て変位し難くなるようにすることが望ましい。キャビティ204の容積が約50% 縮小する通常の場合、ポンチ21、261、11の各々は面「P」からその前の 距離の半分の距離まで前進する。ポンチの速度及び相対的な変位距離は最終的な 被加工物「B」の上側及び下側のヘリカル歯車部分の相対的な厚さに比例する。 上記と同様に、分離面「P」は静止しているプレス機械に対して移動するため、 この動作は相対的な動作である。例えば、下側ヘリカル歯車の所望の最終厚さ( TL)が2.0cmで、その直径(DL)が1.5cmであり、上側ヘリカル歯車の最終 的な所望の厚さ(TH)が1.0cmで、その直径(DM)が2.5cmである場合、搬 送ステップは、外側上側ポンチ261の対向する末端面270が外側下側ポンチ 21の末端面23から6cm離れ、面270が分離面「P」の上方2cmにあ 成形中、外側上側ポンチ261の相対的な垂直方向への前進は、外側下側ポン チ21の前進距離の1/2の距離でなければならず、また、1/2の速度で行わ なければならない。選択した歯車プロファイルに対して、この比例的な前進は、 外側上側ポンチ及び外側下側ポンチに対して必要な回転角度及び回転速度を指定 することになる。例えば、選択した下側ヘリックス角度が15°で、また、選択 した上側ヘリックス角度が45°であるならば、外側上側ポンチ261は、外側 下側ポンチ21よりも(1/2)(1.5/2.5xTAN45°/TAN15°)だけ遠方に且つ 速く回転しなければならない。 引き戻しステップ中、ダイは回転しないため、被加工物「B」は、ダイ231 、251が分離するときに回転しなければならず、さもなければ、被加工物「B 」の歯は破断することになろう。ヤマバ歯車の場合、上側ダイ251及び下側ダ イ231は、被加工物「B」のそれぞれの上側部分及び下側部分から略同時に離 れる。(TH/TL)(DL/DN)(TANOH/TANOL)=1である非対称歯車の場合、一 方のダイは、他方のダイよりも先に離れる。この場合、一方のダイが動きを停止 し、または、双方のポンチは、第二のダイが同様に被加工物「B」から離れる迄 、動きを続ける。 次に、引き戻しステップを第一の歯車分離部分と、第二の歯車分離部分に分割 することができるということができ、この第一の分離部分において、ポンチ26 1、21は、ダイ231、251に対して等角度で回転して、第一のダイを被加 工物「B」から非係合状態にし、また、この第二の分離部分において、被加工物 「B」及び少なくとも一方のポンチ261、21がダイ231または251に対 して回転し、この動作は、該ダイが被加工物「B」から分離する迄、被加工物「 B」に係合するように続けられる。 本発明の第三の実施の形態は、ヤマバ歯車及び逆方向歯車を製造するために使 用することができる。この第三の実施の形態により製造できる歯車の例は、部品 110、115、120、125、130を含む。上側ポンチ及び下側ポンチが 互いに独立的に回転することを許容される場合、部品135、140を製造する こともできる。部品145は、非回転型ダイ、及び単一の回転型下側ポンチによ り、2段階の引き戻し法を採用して製造することができる。この2段階の引き戻 し法において、プレス機械の上側組立体が、最初に引き戻されて、スパー歯車を 露出させる。 このように、本発明の第一の実施の形態は、荷重ヘリカル歯車の未加工の粉体 成形体を製造する工具セットを含んでいる。この工具セットは、第一のヘリカル 歯車プロファイル29を有する下側ポンチ21と、該ポンチ21とら旋状に摺動 係合するための合わさり陰ヘリカルプロファイル45を有する下側ダイ41と、 ポンチ21からの第二のヘリカルプロファイル268を有する、上側の対向した ポンチ261と、該ポンチ261とら旋状に摺動係合する陰の合わさりヘリカル プロファイル268を有する上側ダイ251と、ポンチ21に対して対向する位 置に配置されたポンチ261と、分離面「P」にて当接するように可動であるダ イ41、251とを備えている。 本発明は、往復運動軸線4を有する多段式プレス機械内に取り付けたとき、コ アロッド6と、搬送ポンチ11と、該搬送ポンチ11と同心状であり、また、粉 体の装荷分「A」に接触する末端面23を有するポンチ21と、軸線4と同心状 であり、粉体の装荷分「A」に接触する末端面270を有する上側ポンチ261 とを更に備えることができる。該工具セットは、粉体の装荷分を受け取る充填位 置と、ダイ41、251がダイ251により境が設定される上側部分と、ダイ4 1により境が設定される下側部分とを有するキャビティ104を画成する閉じ位 置と、搬送位置と、成形位置と、少なくとも1つの引き戻し位置と、突き出し位 置とまで可動である。 本発明において、ヘリカル歯車のプロファイル29は、第二のヘリカル歯車の プロファイル268と同一方向とし、又は逆方向とすることができ、また、ヘリ カル歯車のプロファイル268と、a)位相外、b)異なる径、c)異なるヘリ カルピッチ、d)異なる歯数、又は、e)異なるヘリカル歯プロファイルを有す る少なくとも1つであるヘリカル歯車の群から選択することができる。更に、該 工具セットは、a)上側ダイ251を独立的に回転させる第一の駆動体、上側ポ ンチ261を独立的に回転させる第二の駆動体、下側ポンチ21を独立的に回転 させる第三の駆動体から、又は、b)回転する上側ダイ251を独立的に回転さ せる第一の駆動体、下側ダイ41を独立的に回転させる第二の駆動体、i)下側 ポンチ21又は、ii)上側ポンチ261の一方を独立的に回転させる第三の駆動 体から選択することができる。 本発明は、多段式粉体プレス機械内にて上述した工具セットにより二重ヘリカ ル歯車粉体成形体を製造する方法を更に備えることができる。この方法は、a) キャビティの下側部分に粉体の装荷分「A」を充填することと、b)ダイ41、 251を分離面「P」にて当接するように変位させることと、c)キャビティ1 00の全体に亙って金属粉体を分配すべく搬送ポンチ11を変位させることと、 d)上側ポンチ261がダイ251に対して回転し、下側ポンチ21がダイ41 に対して回転する間に、上側ポンチ261及び下側ポンチ21を同時に且つ比例 的に分離面「P」に向けて前進させることにより、未加工の成形体を形成するこ とと、e)(a)のダイ251をヘリカルプロファイル268に沿って回転させ る間に、該ダイ252の1つを上側ポンチ261に沿って引っ込めることにより ダイ251、又は、(b)ダイ41をヘリカルプロファイル29に沿って回転さ せる間に、該ダイ41を下側ポンチ21に沿って、該ダイが成形体「B」から分 離する第一の引き戻し位置まで引っ込めることにより、ダイ41の一方を引き戻 すことと、他方のダイを他方のポンチのヘリカルプロファイルに沿って回転させ る間に、他方のダイを他方のポンチに沿って引っ込めることにより、その他方の ダイが成形体B/Eから分離する、第二の引き戻し位置まで引き出すことと、g )成形体B/Eを突き出すこととを含んでいる。 本発明は、a)ダイ251を独立的に回転させる第一の駆動体と、ポンチ26 1を独立的に回転させる第二の駆動体と、ポンチ21を独立的に回転させる第三 の駆動体と、又は、b)ダイ251を独立的に回転させる第一の駆動体と、ダイ 41を独立的に駆動させる第二の駆動体と、i)ポンチ21ii)ポンチ261の 一方を独立的に回転させる第三の駆動体と、から選択された一組の駆動体を使用 し又は使用せずに、逆方向のヘリカル歯車プロファイル29乃至ヘリカル歯車プ ロファイル270であるヘリカル歯車プロファイル29により実施することがで きる。 本発明は、ダイ41、251が軸線の周りで同一の角度方向を有するように制 限される工具セットにて実施することができ、該工具セットは、a)ダイ251 及びダイ41を共に回転させる第一の駆動体と、i)ポンチ261又はii)ポン チ21の一方を独立的に回転させる第二の駆動体と、又は、b)ポンチ261を 独立的に回転させる第一の駆動体と、ポンチ21を独立的に回転させる第二の駆 動体から選択された駆動体を備えることができ、この場合、同一方向の非対称の 二重ヘリカル歯車の未加工粉体成形体を製造する方法を使用することができる。 この方法は、a)キャビティ104の下側部分に粉体の装荷分「A」を充填する ステップと、b)上記の対向する末端面23、270は分離面「P」から比例的 な距離にある状態でダイ41、251を分離面「P」にて当接するように変位さ せるステップと、c)粉体の装荷分「A」をキャビティ100の全体に亙って分 配し得るように搬送ポンチ11を変位させるステップと、d)ポンチ261がダ イ251に対して回転し、ポンチ21がダイ41に対して回転する間に、ポンチ 261、21、11を分離面「P]に向けて比例的に前進させることにより、粉 体の装荷分「A」を成形して未加工粉体の成形体B’を形成するステップと、e )ダイ41、251がポンチ21、261に対して回転する間に、i)ポンチ2 61に沿ってダイ251、ii)ポンチ21に沿ってダイ41の双方をダイ41又 は251の一方が成形体「B」から分離する第一の引き戻し位置まで引き出すス テップと、f)他方のダイをその合わさるポンチに沿って該ポンチが成形体「B 」から分離する第二の引き戻し位置まで引き出すステップと、成形体「B」を突 き出すステップとを備えている。 また、本発明は、ダイ41、251が軸線4に対して一定の角度方向を保つよ うに拘束される工具セットにより実施することもできる。 別の実施の形態において、本発明は、ヤマバ歯車未加工粉体成形体を製造する 工具セットを含んでいる。該工具セットは、ヘリカル歯車プロファイル29を有 する第一のポンチ21と、ポンチ21とら旋状に摺動可能に係合する合わさる陰 ヘリカルプロファイルを有する第一のダイ231と、等しい逆方向のヘリカルプ ロファイル268を有するダイの対向したポンチ261と、ポンチ261とら旋 状に摺動可能に係合する合わさる陰のヘリカルプロファイルを有する第二のダイ 251と、分離面「P」にて当接するように可動であるダイ231、251とを 備えている。該工具セットは、軸線4を有する多段式プレス機械内に取り付ける ことができ、軸線4と同心状のコアロッド6と、該工具セットと同心状の搬送ポ ンチ11と、ポンチ11と同心状で且つ粉体の装荷分「A」に接触する末端面2 9を有するポンチ21と、軸線4と同心状で且つ粉体に接触する末端面270を 有するポンチ261とを備えている。該工具セットは、粉体の装荷分「A」を受 け入れる充填位置と、ダイ231、251がキャビティ104、即ち、上側ダイ 251により境が設定された上側部分と、ダイ231により境が設定された下側 部分とを有するキャビティの外周を画成する閉じ位置と、搬送位置と、成形位置 と、少なくとも1つの引き戻し位置と、突き出し位置とまで可動である。一つの 実施の形態において、ダイ231、251は、軸線4に対して等しい角度方向を 有するように拘束され、ポンチ261、21は該ポンチに対して一定の角度方向 を有するように拘束される。これと逆に、ポンチ261、21は軸線4に対して 等しい角度方向を有し、ダイ231、251は該ダイに対して一定の角度方向を 有するように拘束することができる。その何れの場合でも、工具セットは、ダイ 231、251をポンチ261、21に対して回転させる駆動体を含むことがで きる。 一つの実施の形態において、上側ダイ51は上側ダイキャリア50に保持され 、下側ダイ41は下側ダイキャリア40内に保持され、上側ダイキャリア及び下 側ダイキャリアの一方は、整列ソケットまたは穴57を有し、上記上側ダイキャ リアまたは上記下側ダイキャリアのもう一方はその内部で整列するための搬送ピ ンまたは短軸44を備えている。駆動体は、上側ダイ61または上側ダイキャリ ア50の一方に固定状態に取り付けられたカムと、他方に連結された、例えば、 ローラ56のようなカム従動子であって、カムに沿って乗り上げて、これにより 、上側ポンチ61と上側ダイキャリア50とが変位することにより、該カム従動 子をカムに沿って乗り上げさせ、ディスク41、51を上側ポンチ61に対して 回転させる、カム従動子とを備えることができる。 該工具セットは、粉体の装荷分「A」を受け取る充填位置と、搬送位置と、成 形位置と、引き戻し位置とまで可動である。搬送位置において、ダイ41、51 は長手方向に当接する回転不能な関係に配置され、ポンチ21、61は第一の関 係である引っ込み、対向し且つ隔たった関係にあり、これにより、対向面23、 69により長手方向に且つダイ41、51により周方向に粉体金属の装荷分「A 」を保持するキャビティ104が形成される。成形位置において、ポンチ21、 61は第二の関係である前進し、対向し且つ隔たった関係にあり、ダイ41、5 1は当接関係を保ち、ダイ41、51は部分的に回転した位置まで駆動され、こ れ により、キャビティ104は粉体装荷分「A」を成形し得るように寸法が縮小す る。引き戻し位置において、ポンチ21、61は前進し、対向し且つ隔たった関 係を保ち、ダイ41、51は完全に回転した位置に配置され、これにより、ダイ 41、51を完全に回転した位置まで駆動すると、これらのダイは分離し且つ圧 縮された被加工物「B」を露出させる。 該工具セットは、ポンチ21、61が長手方向に並進する間にダイ41、51 の回転を調和させるピッチ駆動体を備えることができる。該ピッチ駆動体は、ポ ンチ21、又はポンチ61の動作から機械的な入力を受け取り、ダイ41又は5 1に出力を提供する。該ピッチ駆動体は、下側ポンチ21、または上側ポンチ6 1の一方に対して堅固な構造関係にあるa)カムまたは、b)ローラを有するカ ム及びローラ機構とすることができる。カムまたはローラの他方は、下側ダイ4 1または上側ダイ51の対応する一方と堅固な構造関係にあり、これにより、該 ポンチをダイに対して長手方向に並進させると、ローラ及びカムが転がり係合し て、その結果、ダイをポンチに対して回転させる。ダイ41、51は同時に回転 するよう拘束することができる。 本発明は、多段式プレス機械内で該工具セットを使用してヤマバ歯車の粉体成 形体を製造する方法を含んでいる。該方法は、a)キャビティ104の下側部分 に粉体の装荷分「A」を充填することと、b)ポンチ21、61の対向する末端 面69、23が上記分離面「P」から比例的な距離にある状態で分離面「P」に て当接するようにダイ41、51を変位させることと、c)粉体の装荷分をキャ ビティ104の全体に亙って分配し得るように搬送ポンチ11を変位させること と、d)ポンチ21、61を等しく前進させることにより粉体の装荷分「A」を 成形して成形体「B」を形成し、ダイ41、51がポンチ21、61に対して等 しく回転する間に、ポンチ11を比例的に分離面「P」に向けて搬送することと 、e)ダイ41、51がポンチ21、61及び成形体「B」に対して等しく回転 する間に、i)ポンチ61に沿ってダイ51、ii)ポンチ21に沿って下側ダイ 41の双方を、ダイ41、51が成形体「B」から分離する第一の引き戻し位置 まで引き出すことと、f)成形体「B」を突き出すこととを含んでいる。 本発明を実施するために多数の実施の形態を説明したが、当業者は、本発明の 原理は本明細書に記載した特定の実施の形態にのみ限定されず、その均等物にも 適用されることが認識されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ, VN 【要約の続き】 前進し、上側ポンチと同様に部分的に回転する。粉体が その成形密度に達すると、上側ポンチ及び下側ポンチ は、動きを停止するが、そのダイは回転を続け、それ自 体が分離し且つ部品を圧縮する。最後に、その部品は突 き出され、また、プレス機械は最初の状態に復帰する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.粉体化した金属装荷分から構成要素を成形する工具セットにおいて、 各々が前記構成要素の少なくとも一部分を形成するそれぞれのチャンバを有す る一対のダイと、各々が前記ダイのそれぞれの1つと関係した一対のポンチであ って、該チャンバのそれぞれの1つの容積を変化させ得るように前記ダイのそれ ぞれ1つに対して可動である一対のポンチとを備え、 前記ダイが、該ダイが分離する開き位置と、前記ダイが協働して閉じたキャビ ティを形成する閉じ位置との間にて互いに対して可動であり、 前記ポンチが、前記ダイが前記閉じ位置にあるとき、軸線に沿って互いの方向 に可動であり、前記装荷物を圧縮し且つ前記構成要素を製造し、 前記ポンチが、前記ダイの各々が前記閉じ位置から前記引き戻し位置まで動く 間に、前記ポンチが、前記構成要素を支持し得るように互いに一定の隔たった関 係に保つことができ、前記ダイの一方が、前記閉じ位置から前記引き戻し位置ま で動く間に、そのそれぞれのポンチに対して回転可能である、工具セット。 2.請求項1に記載の工具セットにおいて、前記回転可能なダイが、そのそれ ぞれのポンチの傾斜したプロファイルと係合する傾斜したプロファイルを有し、 これにより、前記回転可能なダイとそのそれぞれのポンチとが相対的に動くこと が前記傾斜したプロファイルにより制限される、工具セット。 3.請求項1に記載の工具セットにおいて、前記回転可能なダイ及びそのそれ ぞれのポンチが、合わさるヘリカルプロファイルを有し、これにより、前記ダイ が前記閉じ位置から前記引き戻し位置まで移動することにより前記ダイがそのそ れぞれのポンチの周りで回転するようにした工具セット。 4.請求項1に記載の工具セットにおいて、前記ダイが前記閉じ位置から前記 引き戻し位置まで駆動される間に、該ダイが前記ポンチに対して同時に回転可能 である、工具セット。 5.請求項1に記載の工具セットにおいて、前記開き位置にあるとき、前記ポ ンチの一方が充填位置にあるそのそれぞれのダイに対して配置され、そのそれぞ れのチャンバがその内部に前記粉体の装荷分を受け入れる容積を有する、工具セ ット。 6.請求項5に記載の工具セットにおいて、前記1つのポンチが、前記閉じ位 置にあるとき、前記軸線に沿って搬送位置まで可動であり、該搬送位置において 、前記それぞれのチャンバが縮小した容積を有し、前記ポンチが前記搬送位置ま で移動することにより、粉体が前記チャンバの他方に搬送されるようにした、工 具セット。 7.請求項1に記載の工具セットにおいて、前記ポンチが、前記開き位置及び 前記閉じ位置にあるとき、前記それぞれのダイの内部で係合する、工具セット。 8.粉体の成形体を形成する工具セットにおいて、 各々が、協働してそれぞれのチャンバを形成するダイ及びポンチを有する、一 対の対向したダイ及びポンチを備え、 前記ダイが、該ダイが分離する開き位置から閉じ位置まで互いに対して可動で あり、該閉じ位置において、前記ダイが、閉じた金型キャビティを形成し得るよ うに閉じた連通状態にて前記チャンバと当接し、 前記ポンチが、前記閉じ位置にあるとき、互いに向けて可動であり、前記粉体 を圧縮して成形体を形成することができ、 前記ダイが、前記軸線に沿って移動することにより前記閉じ位置から分離して 前記成形体を露出させることができ、前記ダイが、前記成形体が露出されるとき 同時に回転する、工具セット。 9.粉体の成形体を形成する工具セットにおいて、 各々が、協働してそれぞれのチャンバを形成するダイ及びポンチを有する、一 対の対向したダイ及びポンチセットを備え、 前記ダイが、該ダイが分離して粉体の装荷分を前記チャンバの1つに受け入れ ることを可能にする開き位置から閉じ位置まで互いに対して可動であり、該閉じ 位置において、前記工具セットが閉じた金型キャビティを形成し得るように閉じ た連通状態にて前記チャンバと当接し、 前記工具セットの1つが、前記閉じ位置にあるとき、軸線に沿って前記ダイに 対して搬送位置まで可動であるポンチを備え、該搬送位置において、前記1つの チャンバが縮小した容積を有し、粉体が前記チャンバの他方に搬送され、 前記ダイが、前記軸線に沿って相対的に移動することにより前記閉じ位置から 分離可能であり、該動作中、前記ダイの少なくとも1つが前記軸線に沿ってその それぞれのポンチに対して回転し、前記成形体を露出させるようにした、工具セ ット。 10.請求項9に記載の工具セットにおいて、前記開き位置において、前記ダイ の各々がそのそれぞれのポンチと係合状態を保つ、工具セット。 11.請求項9に記載の工具セットにおいて、前記ダイの双方が、軸線に沿って 前記ポンチの1つに対して並進する間に、軸線の周りで回転可能である、工具セ ット。 12.請求項9に記載の工具セットにおいて、前記ダイが、前記軸線の周りを同 時に回転可能である、工具セット。 13.請求項9に記載の工具セットにおいて、前記回転可能なダイがそのそれぞ れのポンチの傾斜したプロファイルと係合する傾斜したプロファイルを有し、こ れにより、前記回転ダイとそのそれぞれのポンチとの相対的動作が前記傾斜した プロファイルにより制限される、工具セット。 14.請求項13に記載の工具セットにおいて、前記傾斜したプロファイルが、 ヘリカルプロファイルである、工具セット。 15.請求項9に記載の工具セットにおいて、 前記閉じ位置にあるとき、前記ポンチが互いの方向に可動であり、前記装荷分 を圧縮し、これにより、前記成形体を形成し、 前記ポンチが、前記ダイを引き出す間、一定の隔たった関係に保たれて前記成 形体を露出させることができる、工具セット。 16.請求項15に記載の工具セットにおいて、前記ダイが、前記軸線の周りを 同時に回転可能である、工具セット。 17.請求項9に記載の工具セットにおいて、前記1つのダイ及びポンチセット が、そのそれぞれのダイの内部に収納された第二のポンチを含む、工具セット。 18.請求項9に記載の工具セットにおいて、前記ポンチの1つが前記軸線の周 りで前記ポンチの他方に対して回転可能である、工具セット。 19.各々が、ダイと、該ダイと協働してそれぞれのチャンバを形成するポンチ とを有する、一対の対向したダイ及びポンチセットを有する工具セット内にて粉 体の成形体を形成する方法において、 a)前記チャンバが粉体の装荷分を保持する閉じたキャビティを形成し得るよ うに閉じた連通状態にて、前記工具セットを閉じ位置に設定するステップと、 b)前記ポンチを軸線に沿って互いの方向に前進させ、粉体の装荷分を圧縮し 、これにより成形体を形成するステップと、 c)前記ダイの各々を軸線に沿って駆動し、ダイを分離させ且つ成形体を露出 させる間に、前記ポンチを互いに一定の隔たり距離に保つステップと、 d)前記ダイの少なくとも一方が前記軸線に沿って動くとき、該少なくとも1 つのダイを軸線の周りで回転させるステップと、 e)成形体を前記工具セットから突き出すステップと、を備える方法。 20.請求項19に記載の方法において、前記ダイが該ダイを分離させる間に同 時に回転する、方法。 21.請求項19に記載の方法において、少なくとも1つのダイ及び少なくとも 1つのポンチが、前記工具セットの往復運動軸線に対して傾斜したプロファイル に沿って係合し、 前記軸線に沿って相対的に移動する間に、前記ダイとポンチとが相互に係合す ることにより回転が生じるようにした、方法。 22.請求項19に記載の方法において、前記ダイ及びポンチがヘリカルプロフ ァイルに沿って係合し、 前記軸線に沿って相対的に移動する間に、前記ダイとポンチが相互に係合する ことにより回転が生じるようにした、方法。 23.請求項22に記載の方法において、前記ステップ(c)が、前記ポンチの 一方を前記ポンチの他方に対して軸線の周りで回転させることを含む、方法。 24.請求項19に記載の方法において、前記ステップ(a)が、 a)(i)前記ダイが分離し且つ前記ポンチが前記ダイと係合した状態にて開 始するステップと、 a)(ii)前記それぞれのポンチを前記ダイと係合状態に保つ間に、前記ダイ を前記閉じ位置に駆動するステップとを含む、方法。 25.請求項24に記載の方法において、前記閉じ位置にあるとき、前記1つの ポンチを前記軸線に沿って駆動し、粉体を1つのチャンバから他方のチャンバに 搬送する更なるステップを含む、方法。 26.請求項24に記載の方法において、前記ダイが、全体に亙って前記ポンチ と係合状態に保たれる、方法。 27.各々が、ダイと、該ダイと協働してそれぞれのチャンバを形成するポンチ とを有する、一対の対向したダイ及びポンチセットを備える工具セット内にて粉 体の成形体を形成する方法において、 a)前記ダイが分離した状態で開始するステップと、 b)充填位置にあるとき、前記それぞれのチャンバ内の粉体の装荷分を受け入 れ得るように前記ポンチの1つをそのそれぞれのダイの内部に設定するステップ と、 c)前記ダイを閉じ位置に駆動し、該閉じ位置において、該ダイが当接し、前 記チャンバが、粉体の装荷分を保持する閉じたキャビティを形成し得るように閉 じた連通状態にあるようにするステップと、 d)前記ポンチを軸線に沿って互いの方向に前進させ、粉体の装荷分を圧縮し 、これにより、粉体の成形体を形成するステップと、 e)前記ダイの少なくとも1つを軸線の周りで回転させる間に、前記ダイの各 々を前記軸線に沿って反対方向に移動させることにより前記ダイを分離させて成 形体を露出させるステップと、 f)成形体を前記工具セットから突き出すステップと、を備える方法。 28.請求項27に記載の方法において、ステップ(e)が、前記ダイを分離さ せる間に、前記ダイを同時に回転させることを含む、方法。 29.請求項27に記載の方法において、ステップ(e)が、ヘリカルプロファ イルに沿って前記ダイを引き出すことを含む、方法。 30.請求項27に記載の方法において、ステップ(c)が、前記閉じ位置にあ るとき、前記ポンチの1つをそのそれぞれのダイに対して移動させ、粉体を1つ のチャンバから他のチャンバに搬送することを含む、方法。 31.請求項27に記載の方法において、ステップ(a)、(b)(c)の全体 に亙って前記ダイをそのそれぞれのポンチと係合状態に保つことを含む、方法。
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