JP2000511511A - 腫瘍成長阻害及び毛細管増殖のための生物学的活性タンパク質、コラーゲンフラグメントHF―COLL―18/514cf - Google Patents

腫瘍成長阻害及び毛細管増殖のための生物学的活性タンパク質、コラーゲンフラグメントHF―COLL―18/514cf

Info

Publication number
JP2000511511A
JP2000511511A JP09537737A JP53773797A JP2000511511A JP 2000511511 A JP2000511511 A JP 2000511511A JP 09537737 A JP09537737 A JP 09537737A JP 53773797 A JP53773797 A JP 53773797A JP 2000511511 A JP2000511511 A JP 2000511511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coll
treatment
fragment
diseases
peptide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP09537737A
Other languages
English (en)
Inventor
ボルフ―ゲオルグ フォースマン
ミカエル シュレイダー
ルートガー スタントカー
マンフレッド ライダ
ペーター シュルツ―ナッペ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JP2000511511A publication Critical patent/JP2000511511A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C07—ORGANIC CHEMISTRY
    • C07K—PEPTIDES
    • C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/78—Connective tissue peptides, e.g. collagen, elastin, laminin, fibronectin, vitronectin or cold insoluble globulin [CIG]
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00—Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00—Antineoplastic agents
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Rheumatology (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、薬剤として診断的、医薬的及び工業的な使用の目的のために解明された構造を有するヒトの血液から得れたペプチド、HF-COLL-18/514cfに関する。この新規ペプチド、HF-COLL-18/514cfの単離は、HF-COLL-18/514cfの存在を証明した。HF-COLL-18/514cfの分子の型は、質量計及びアミノ末端配列法により決定された。HF-COLL-18/514cfは、例えば、特に内皮細胞及び血管及び癌の細胞成長異常を伴う数々の疾病の治療のために使用されるべき天然ペプチドである。更に、HF-COLL-18/514cfは、新規細胞機能の開発の工業的な目的のために、純粋な形態又は天然原料抽出物として使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 腫瘍成長阻害及び毛細管増殖のための生物学的活性タンパク質、 コラーゲンフラグメントHF-COLL-18/514cf 本発明は、細胞の成長に影響を与えることができるペプチド(タンパク質)に関す る。天然及び合成ペプチドを含有する薬剤と同様に、コラーゲンフラグメントHF -COLL-18/514cf及びそのフラグメント及び/又はその誘導体は、診断的又は治療 的な目的に使用することができる。 本発明は、人体の体液から純粋な又は部分的に精製された形態のタンパク質を得 る方法に関連しており、そのたんぱく質は、驚くべき方法で細胞の成長に影響を 与えることができ、よって、血管及び腫瘍の成長を阻害することができる。類似 する物質が最近ネズミにおいて検出された(O'Reilyら、1997、Cell、Vol.88、ペ ージ277)。本物質は、それに対して、特に、ヒトの血液から濾過された血液濾過 物又は血液透析物から回収できることを特徴とする。物質は、HF-COLL-18/514cf と呼ばれ、(1)疾病の分析及び(2)薬剤に使用することができる。 物質HF-COLL-18/514cfは、血液透析機器を用いて限外濾過した後、実際の腎疾病 に苦しんでいる患者の血液濾過物から最初に入手され、その分子量及び60のN末 端アミノ酸で特徴付けられる。血液濾過物からタンパク質を回収するために発明 された、特許された方法(Forssmann、1988;公開文書DE 36 33 707 A1)を、HF-CO LL-18/514cfの調製のために、更に改善した。静脈静脈又は動静脈の短絡内で濾 過された、この方法により得られた20キロダルトン以下の分子量を有する分子の 中から、HF-COLL-18/514cfを含有するフラクションは質量計により驚くほど容易 に確認することができる。この物質は、同一のタンパク質が最終的に特定され、 その構造が解明するまでめざましく精製することができることが、他の特定の方 法においても更に示された。驚くべきことに、この物質は、現在cDNAレベルにお いてのみ知られているタンパク質のフラグメントである(Ohら、1994、 Genomics、Vol.19、ページ494)。この発明の価値は、経済的に使用可能な物質と して使用される、この物質が、利用価値がないと思われていた血液濾過物から精 製することができることに特徴がある。 従って、化合物は単離されているがその構造は知られておらず、形成される体内 の部位もまだ不明である。治療的なかつ経済的な使用が試験され、驚くべきこと にHF-COLL-18/514cfはヒトの血液の重要な循環ペプチドであることが確認された 。 記載された物質HF-COLL-18/514cfは、化学合成及び遺伝子工学により得ることが でき、多くの他の目的、とりわけ血管性成長、腫瘍成長、及び転移の疾病の特徴 的かつ診断的症状としてのヒトの血液の分析に使用することができる。 従って、本発明は、新規ペプチド、HF-COLL-18/514cf、その調製、それを含有す る製剤更にはそれを含有する薬剤並びにそれらの調製における本ペプチドの使用 、その天然の及び薬理学的に適用可能な誘導体、特にアミド化、アセチル化、リ ン酸化及びグリコシル化HF-COLL-18/514cf誘導体及び本ペプチドのフラグメント に関する。平均分子量18494uダルトンは質量計で測定することができる。 血液ペプチドHF-COLL-18/514cfは、以下のアミノ酸配列を有する。 本発明により提供されるペプチドHF-COLL-18/514cfは、血液中に生ずる物質の天 然アナログの生物学的及び治療的活性を有する現在容易に入手可能な薬物である 。 本発明は、様々な治療的及び診断的兆候のための薬剤としての前記HF-COLL-18/5 14cfの使用と同様に、HF-COLL-18/514cfの製造方法を提供する。HF-COLL-18/514 cfは、高精製物質として又は特定の使用に適当な場合、部分的に精製されたペプ チドの混合物として使用することができる。 本発明のペプチド、その誘導体及びそのフラグメントは、様々な方法、例えば、 原核生物又は真核生物での発現及び場合によってはクロマトグラフィー精製法に より調製することができる。更に、例えば、公知のクロマトグラフィー法により ヒトの血液から単離することができる。最後に、HF-COLL-18/514cf若しくはその 誘導体又はそのフラグメントは、一般的な固相及び液相の合成法により、上記配 列に含まれる保護型のアミノ酸から調製することができる。脱保護の後、公知の クロマトグラフィー法により精製することができる。 本発明の医薬製剤は、HF-COLL-18/514cf又はHF-COLL-18/514cfの生理学的に適用 可能な塩を含有する。HF-COLL-18/514cfを含有する薬剤の形態及び組成は、投与 経路に依存する。ヒトHF-COLL-18/514cfは、非経口、鼻腔内、経口、静脈内、筋 内、皮内、くも膜下内、局部局所的に又は肺内投与することができる。好ましく は、HF-COLL-18/514cfは、溶液又は使用の直前に溶解するための凍結乾燥物とし て注射用調製物の形態に製造される。医薬製剤は、充填技術、溶解性の調整、薬 剤の安定性又は無菌性、若しくは身体への吸収効率を上げるために必要な添加物 を付加的に含有することができる。生理食塩水に溶解される無菌アンプ ルのマンニットと共に吸収される凍結乾燥形態及び/又は反復される個々の注射 のための注入液及び/又は永久注入を単位投与量あたり純粋HF-COLL-18/514cf 30 μg〜30mgの分量で使用することは特に有利である。 1日に投与されるべきHF-COLL-18/514cfの量は兆候及び使用される特定の誘導体 に依存している。i.v./i.m.注射では、1日あたり100〜1200単位(μg)の範囲で あり、日毎の継続的な注射では、好ましくは、1日あたり300から2400単位(μg )の範囲である。 本発明のペプチドHF-COLL-18/514cfは、腫瘍疾病または制御不可能な血管成長に より特徴付けられる他の疾病の長期的な治療に特に適しており、永久治療におい て免疫反応を誘発しないことを特徴とする。本発明の調製は、癌の化学治療及び 放射線治療を含む組み合わせ治療又は化学治療若しくは放射線治療に続く治療の ために特に適している。 本発明の調製は、以下の器官での血管成長の変化を検出し、かつ影響を与えるの に適しているヒト融和性抗体の調製のために使用することができるため、支持及 び結合組織、呼吸循環、血液循環系及び尿生殖系、神経系及び目の血管疾病の治 療及び診断のための試薬として更に使用することができる。 上記抗体は、本発明のペプチド及び/又はそのフラグメントにより動物を免疫化 すること又はハイブリドーマ技術を用いることにより得ることが基本的に可能で ある。 本発明は、治療的な分量のHF-COLL-18/514cfの投与による、HF-COLL-18/514cf又 はその誘導体若しくはそのフラグメントを必要とする患者の治療方法に更に関連 している。HF-COLL-18/514cf又はその誘導体若しくはそのフラグメントの過剰生 成に苦しんでいる患者は、治療的な分量のHF-COLL-18/514cfのアンタゴニスト/ 阻害剤の投与を必要とする。 本発明の薬剤は、特に毛細管増殖、癌、血液循環及び神経系を含む疾病、インタ グメント(intugement)及び感覚器官、特に関連する疾病に関連したヒトの組織体 の疾病の治療に適している。 本発明によれば、炎症作用の異常、炎症反応障害、血液形成系の増殖及び成熟の 異常の治療、特に例えば、抗体が以前の投与においてHF-COLL-18/514cfに対して 形成された場合におけるHF-COLL-18/514cfの過剰生成又は欠損における機能疾患 の治療のための薬剤の調製のための、ペプチド若しくはその誘導体、フラグメン ト若しくは本発明の抗体の使用、又は、腫瘍及び血管疾病における電解質活性の ための治療に適した形態でHF-COLL-18/514cfを使用することにより、上記疾病を 部分的に伴う慢性疾病の置換治療における治療をするためのHF-COLL-18/514cfの 使用が請求項に記載されている。 本発明の薬剤は、厳重な看護の下、上記疾病の治療に適した形態で本薬剤を使用 することにより急性の前記疾病を治療するのに適している。 本発明のペプチド、そのフラグメント又は本発明の抗体の更なる使用は、合成フ ラグメント若しくは全ペプチド又はその誘導体及びそのフラグメントに対する特 異的な抗体の調製により疾病を診断する、例えば、イムノアッセイによるHF-COL L-18/514cfの血中濃度測定ためのものである。 従って、組織、血漿、尿及び脳脊髄液中の本物質のレベルを確認するための試験 系のために本発明のペプチド、そのフラグメント又は本発明の抗体を含有する診 断用試薬は、本発明の更なる対象である。本発明の診断的試薬は、特定の癌のた め及び血管、骨髄、リンパ器官、消化系、免疫系の機能障害並びに炎症及び新生 物の作用のための標識として特に適している。 以下、実施例において本発明を更に説明する。 実施例1: ヒト血液濾過物由来循環HF-COLL-18/514cfの単離及び特徴づけ 出発物質として、分子サイズ約20,000ダルトンまでの全ての血漿成分が含有され た腎不全患者の治療で大量に得られた血液濾過物が使用された。 I.原料ペプチド材料の回収 サルトリアス(Sartorius)血液濾過装置及び排除サイズが20,000ダルトンのセル ロース トリアセテート濾紙(SM 40042、サルトリアス、ゲッチンゲン、ドイツ) を用いて血液濾過物を得た。濾過物は、長期血液濾過により安定代謝状態にある 腎不全患者から採取され、酸性処理から回収された直後にタンパク分解から保護 され、4℃に冷却された。2860リットルの血液濾過物が、カチオン交換カラム(TS KSP 650(M)、メルック(Merck)、ダルムシュタット、ドイツ)の4回の抽出で処理 された。93%の回収された抽出物は、異なるpH価を有する異なる緩衝液を用いて 上記カラム材料から逐次抽出された。次いで原料フラクションを凍結乾燥に付し た。 II.予備的RPクロマトグラフィー 前記の原料フラクション2200mgのうち500mgが、予備的RPクロマトグラフィーを 用いて疎水性によって大まかに分けられた。フラクションは、寸法が47×300mm の水で満たされたプレップパック(PrepPak)カートリッジから回収された。フラ クション31は更なる精製に使用された。 機器: バイオカッドHPLC(パルセプチブ バイオシステムス (Perseptive Biosystems)、フライブルグ、ドイツ) カラム: ウォーターズプレップパックカートリッジ47×300mm 材料: ビダック、300Å、15−20μm 溶離液A: 10mM HClと水 溶離液B: 10mM HClとメタノール 勾配: 0−50% 溶離液B28.57分 50−95% 溶離液B61.43分 95% 溶離液B5.71分 流速: 35ml/分 フラクション:50ml又は1.43分 検出: 230nm及び280nm III.第一分析的RP HPLC 数字I.の分離から得られたフラクション31の分析的RPクロマトグラフィーの間 の紫外線吸収。ビダックカラム(10×250mm、スティールコート(steel coat)、材 料:RP C18、300Å、5μm)における勾配において、更なる分離が行われた。溶 離液はトリフルオロ酢酸の体積に対して0.1%の水、及びトリフルオロ酢酸の体 積に対して0.1%のアセトニトリルとした。 機器: コントロンHPLCプラント カラム: ビダック、スティールコート、10×250mm 材料: ビダックRP-C18、300Å、5μm 溶離液A: トリフルオロ酢酸の体積に対して0.1%の水 溶離液B: トリフルオロ酢酸の体積に対して0.1%のアセトニトリル 勾配: 0 −60% 溶離液B50分 60−80% 溶離液B5分 80 -0% 溶離液B5分 流速: 2ml/分 フラクション:2ml又は1分 検出: 230nm IV.MALDI TOF質量計を用いたHF-COLL-18/514cfの分子量の測定 MALDI質量計RBTII(ヴェステック/パーセプティブ(Vestec/PerSeptive)、ヒュー ストン、テキサス、アメリカ)を用いて、工程IIIにより得られた精製された天然 のHF-COLL-18/514cfのマススペクトルがα-シアノ-4-ヒドロキシ桂皮酸をマトリ ックスとして計測された。フラクション45及び46では、一重、二重及び三重にプ ロトン化された分子のピークが、分子量約18500uにおいて観察された。更に、 多様な少数の成分が観察された。 V.第二分析的RP-HPLC 工程IIIの分離により得られ、回収されたフラクション45及び46の最終の分析的R P クロマトグラフィーにおいて、高精製HF-COLL-18/514cfをフラクション25に 単離することができた。 機器: コントロンHPLC(コントロン、Munich、ドイツ) カラム: YMC、スチールコート、4.6×250mm 材料: YMC RP-C18、300Å、5μm 溶離液A: トリフルオロ酢酸の体積に対して0.1%の水 溶離液B: トリフルオロ酢酸の体積に対して0.1%の80%アセトニトリル、 20%水(v/v) 勾配: 0−30% 溶離液B5分 30−80% 溶離液B150分 80- 100% 溶離液B5分 100 溶離液B5分 流速: 0.6ml/分 フラクシヨン:手動で回収 検出: 230nm及び280nm VI.キャピラリー領域電気泳動による純度の測定 5μ1のフラクション25をキャピラリー領域電気泳動に直接使用した。電気泳動 の結果は、1つのピークのみを示し、小数の成分による他のピークはなかった。 この結果は、精製の最終工程では高精度のHF-COLL-18/514cfが存在することを示 した。 機器: P/ACEシステム2000、ベックマン機器GmbH、Munich、ドイツ キャピラリー: 被覆されていない融合シリカ、500mm×75μm ID 緩衝液: 100mMリン酸ナトリウム、pH2.5 0.02% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 温度: 25℃ 注射: 20s、120nlに対応 流れ: 25分間 電流: 80μA、比較 検出: 200nm VII.HF-COLL-18/514cfの分子量の測定 2つのマトリックス(α−シアノ-4-ヒドロキシ桂皮酸及び2,5-ジヒドロキシ安息 香酸)での工程Vに置けるフラクション25から精製された天然のHF-COLL-18/514c fから、Vestec BT IIにおけるMALDI TOF質量計によりスペクトルを得ることがで きた。一重、二重及び三重にプロトン化した分子からピークが観察された。分子 量は18507±20uであると示された。少量の成分は観察されなかった。 精製された天然のHF-COLL-18/514cfの分子量のより正確な測定のために、工程V のフラクション25の追加的な質量スペクトルが電極スプレー(electrospray)質量 計(Sciex API III、パルキン エルマ(Perkin Elmer)、ラガン(Langen)、ド イツ)を用いて測定された。8つから11つのプロトン化を有する分子からピーク を観察することができた。HF-COLL-18/514cfの平均分子量は、18494u±3uと示 され、理論的な値は18496uとされた(VIII参照)。 VIII.アミノ末端のアミノ酸配列決定 気相アミノ酸シークエネーターABI 494を用いた自動化エドマンシークエンサー( アプライド バイオシステム(Applied biosystems)、パルキン エルマ(Perkin El mer)、ヴァイターシュタット(Weiterstadt)、ドイツ)により、最初の60アミノ酸 が決定された。21番目の位置(Xxx)には、システインについて予想されていたよ うに、アミノ酸が検出されなかった。 従って、フラグメントは、現在ではcDNAレベル(Ohら、1994、Genomics、Vol.19 、ページ494)においてしか知られていないタンパク質であるコラーゲンアルファ 1(XVIII)から誘導されたと考えられた。フラグメントはタンパク質前駆体の514 の位置から始まっており、かつ分子量はそのフラグメントが最後の位置で終わっ ていること、しかし、アミノ酸であるセリンを有する1つの前駆体が、C末端に おいて1つのリジンで切り取られていることを示す。 実施例2: HF-COLL-18/514cfの生物学的効果の研究 実施例1に例示された方法により、0.1mg以上のHF-COLL-18/514cfに相当する大 量の材料がヒト血液濾過物から単離された。高純度HF-COLL-18/514cfは、その生 物学的な機能の実験のため、内皮細胞増殖アッセイに使用された。このアッ セイのための、屠殺されたばかりのウシの副腎皮質からウシ毛細管内皮細胞が文 献に記載されているように培養された(Folkmanら、1979、Proc.Natl.Acad.Sc i.Vol.76、ページ5217)。 増殖アッセイは、文献に記載されているように行われた(O'Reillyら、1997、Cel l、Vol.88、ページ277)。従って、ウシ毛細管内皮細胞は、PBS(リン酸緩衝食塩 水、pH 7.4)により洗浄され、0.05%トリプシン溶液で懸濁された。10%FCS(ウ シの胎児血清)及び1%GPS(グルタミン-ペニシリン-ストレプトマイシン)を含有 するDMEM培養液1mlあたり25,000の細胞を含む細胞懸濁液は、ゼラチンにより被 覆された24-ウェルプレート(1ウェルあたり0.5ml)中で37℃で10%CO2下でインキ ュベイトされた。 24時間後、培養液は、5%FCS及び1%GPS及び様々な濃度(最終濃度0〜1000ng/ml)の 単離された高純度HF-COLL-18/514cfを含有するDMEM培養液に置換された。更なる 30分間のインキュベイションの後、bFGF(基本繊維芽細胞成長因子)が最終濃度1 ng/mlになるように混合物に添加された。72時間後、混合物内の細胞数が、細胞 のクリスタルバイオレット染色及び600nmでの吸収により数えられた。ウシ内皮 細胞に添加されたHF-COLL-18/514cfは、これらの細胞のdFGFに誘導される増殖を 濃度に依存して阻害した。このアッセイでの最大の半分の増殖阻害は、HF-COLL- 18/514cf 200ng/mlにおいて達せられた。 HF-COLL-18/514cf活性スペクトルの特異性及びそれによって他に可能性のある生 物学的機能を特定するために、増殖アッセイが非内皮細胞を用いて行われた。繊 維芽細胞系、NIH 3T3細胞及びLMTK細胞と呼ばれる細胞における試験では、HF-CO LL-18/514cfは顕著な効果は示さず、抗増殖活性はなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 38/00 A61K 39/395 D 39/395 45/00 45/00 C07K 16/18 C07K 16/18 C12P 21/08 C12N 15/09 ZNA G01N 33/53 D C12P 21/08 33/577 B G01N 33/53 C12N 15/00 ZNAA 33/577 A61K 37/02 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AU,BA,BB ,BG,BR,CA,CN,CU,CZ,EE,GE, GH,HU,IL,IS,JP,KG,KP,KR,L C,LK,LR,LT,LV,MG,MK,MN,MX ,NO,NZ,PL,RO,SG,SI,SK,TR, TT,UA,US,UZ,VN,YU (72)発明者 シュレイダー ミカエル ドイツ連邦国、ハノーファー D―30625、 フェオドール―リネン―シュトラーセ 31 (72)発明者 スタントカー ルートガー ドイツ連邦国、ハノーファー D―30625、 フェオドール―リネン―シュトラーセ 31 (72)発明者 ライダ マンフレッド ドイツ連邦国、ハノーファー D―30625、 フェオドール―リネン―シュトラーセ 31 (72)発明者 シュルツ―ナッペ ペーター ドイツ連邦国、ハノーファー D―30625、 フェオドール―リネン―シュトラーセ 31

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 以下の配列を有するペプチド 並びにその天然の及び薬剤的に適用可能な誘導体、特に、アミド化、アセチル化 、リン酸化及びグリコシル化誘導体。 2. 薬理学的に活性である請求項1に記載のペプチドのフラグメント。 3. 原核生物及び真核生物での発現を介して調製されることを特徴とする請求 項1に記載のペプチド及び/又は請求項2に記載のそのフラグメントの調製方法 。 4. クロマトグラフィー法を用いてヒトの血液から単離されることを特徴とす る請求項1に記載のペプチド及び/又は請求項2に記載のそのフラグメントの調 製方法。 5. 前記ペプチド又はその誘導体又はそのフラグメントが、上記配列に含まれ る保護型のアミノ酸から一般的な固相及び液相合成法により調整され、脱保護化 され、かつそれ自体公知のクロマトグラフィー法により精製される、請求項1に 記載のペプチド又はその誘導体及び請求項2に記載のそのフラグメントの調製方 法。 6. 通常の賦形剤及び添加物に加えて活性成分として請求項1に記載のペプチ ド又は請求項2に記載のそのフラグメントを含有する薬剤。 7. 肺内投与のためのエアロゾルの形態と同様に、経口、非経口、静脈内、筋 内、皮内、くも膜下内、鼻腔内及び局部局所的投与のための請求項6に記載の薬 剤。 8. ハイブリドーマ技術を用いて及び/又は用いずに、請求項1に記載のペプ チド及び/又は請求項2に記載のフラグメントにより動物を免疫化することによ り得られる抗体。 9. 治療的な分量のHF-COLL-18/514cfの投与による、請求項1に記載のHF-COL L-18/514cf若しくはその誘導体又はフラグメントを必要とする患者の治療方法。 10.請求項1又は2に記載のHF-COLL-18/514cf若しくはその誘導体又はフラグ メントの阻害を必要とする患者の、治療的な分量のHF-COLL-18/514cfのアンタゴ ニスト/阻害剤の投与による治療方法。 11.ヒトの組織体の疾病、特に毛細管増殖に関連する疾病の治療のた めの請求項6又は7に記載の薬剤の使用。 12.ヒトの組織体の疾病、特に癌の治療のための請求項6又は7に記載の薬剤 の使用。 13.ヒトの組織体の疾病、特に血液循環及び神経系を含む疾病の治療のための 請求項6又は7に記載の薬剤の使用。 14.ヒトの組織体の疾病、特にインタグメント及び感覚器官、特に目に関連す る疾病の治療のための請求項6又は7に記載の薬剤の使用。 15.炎症作用の異常、炎症反応障害、血液形成系の増殖及び成熟の異常の治療 のための薬剤の調製のための請求項1に記載のペプチド又はその誘導体、請求項 2に記載のフラグメント又は請求項8に記載の抗体の使用。 16.特に、例えば、抗体が以前の投与においてHF-COLL-18/514cfに対して形成 された場合におけるHF-COLL-18/514cfの過剰生成又は欠陥における機能的疾病の 治療のため、又は置換治療のためのHF-COLL-18/514cfの使用のための請求項6又 は7に記載の薬剤又は請求項8に記載の抗体の使用。 17.腫瘍及び血管疾病における電解質活性のための治療に適した形態でHF-COL L-18/514cfを使用することにより、請求項11から16に記載の疾病を部分的に伴う 慢性疾病の治療をするための請求項6又は7に記載の薬剤の使用。 18.厳重な看護の下、これらの疾病の治療に適した形態でHF-COLL- 18/514cfを使用することにより請求項11から16に記載の急性疾病を治療す るための請求項6又は7に記載の薬剤又は請求項8に記載の抗体の使用。 19.合成フラグメント若しくは全ペプチド又はその誘導体及びそのフラグメン トに対する特異的な抗体の調製及びイムノアッセイによるHF-COLL-18/514cfの血 中濃度の測定による、疾病、特に請求項11から16のいずれかに記載の疾病の診断 のための請求項6又は7に記載の薬剤又は請求項8に記載の抗体の使用。 20.組織、血漿、尿及び脳脊髄液中のこの物質のレベルを確認するための試験 系のための、請求項1に記載のペプチド、請求項2に記載のフラグメント又は請 求項8に記載の抗体を含有する診断用試薬。 21.特定の癌のための並びに血液、骨髄、リンパ器官、消化系、免疫系の機能 障害のための並びに炎症及び新生物の作用のための標識としての請求項20に記載 の診断試薬。
JP09537737A 1996-04-22 1997-04-22 腫瘍成長阻害及び毛細管増殖のための生物学的活性タンパク質、コラーゲンフラグメントHF―COLL―18/514cf Ceased JP2000511511A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19615710.2 1996-04-22
DE19615710A DE19615710A1 (de) 1996-04-22 1996-04-22 Verfahren zur Gewinnung und Anwendung eines biologisch aktiven Eiweisstoffes - Kollagenfragment HF-COLL-18/514cf - in partiell aufgereinigter und synthetischer Form aus Körperflüssigkeiten zur Beeinflussung des Zellwachstums und der Diagnose von Kollagenerkrankungen sowie der Osteoporose
PCT/EP1997/002012 WO1997040073A2 (de) 1996-04-22 1997-04-22 BIOLOGISCH AKTIVER EIWEISSSTOFF - KOLLAGENFRAGMENT HF-COLL-18/514cf - ZUR HEMMUNG DES WACHSTUMS VON TUMOREN UND VON GEFÄSSWUCHERUNGEN

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000511511A true JP2000511511A (ja) 2000-09-05

Family

ID=7791888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09537737A Ceased JP2000511511A (ja) 1996-04-22 1997-04-22 腫瘍成長阻害及び毛細管増殖のための生物学的活性タンパク質、コラーゲンフラグメントHF―COLL―18/514cf

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0896584A2 (ja)
JP (1) JP2000511511A (ja)
AU (1) AU2766597A (ja)
DE (1) DE19615710A1 (ja)
WO (1) WO1997040073A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004050125A1 (ja) * 2002-12-03 2004-06-17 Koken Co.,Ltd. 腫瘍細胞の増殖及び/又は浸潤の抑制剤

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999048924A1 (en) * 1998-03-24 1999-09-30 The Children's Medical Center Corporation Endostatin derived peptides with anti-angiogenic and anti-cancer activity
WO2000017240A1 (de) * 1998-09-21 2000-03-30 Haemopep Pharma Gmbh Hmw-endostatin zur hemmung des wachstums von tumoren und von gefässwucherungen und zur diagnose von gefäss- und tumorerkrankungen
ITMI20010394A1 (it) * 2001-02-27 2002-08-27 Univ Degli Studi Milano Peptidi ad attivita' antiangiogenica
GB0114419D0 (en) * 2001-06-13 2001-08-08 Mars Uk Ltd Health food

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3633797C2 (de) * 1986-10-03 1995-08-10 Forssmann Wolf Georg Verfahren zur Gewinnung von biologisch aktiven Eiweissen (Peptiden) aus menschlichem und tierischem Blut (bzw. anderen Körperflüssigkeiten)
WO1993016716A1 (en) * 1992-02-24 1993-09-02 Northwestern University Method and composition for inhibiting angiogenesis
JP3840262B2 (ja) * 1995-10-23 2006-11-01 ザ チルドレンズ メディカル センター コーポレイション 治療用の抗血管新生組成物および方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004050125A1 (ja) * 2002-12-03 2004-06-17 Koken Co.,Ltd. 腫瘍細胞の増殖及び/又は浸潤の抑制剤
JPWO2004050125A1 (ja) * 2002-12-03 2006-03-30 株式会社高研 腫瘍細胞の増殖及び/又は浸潤の抑制剤

Also Published As

Publication number Publication date
DE19615710A1 (de) 1997-10-23
AU2766597A (en) 1997-11-12
WO1997040073A2 (de) 1997-10-30
WO1997040073A3 (de) 1997-12-24
EP0896584A2 (de) 1999-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2552470B1 (en) Peptides for promoting angiogenesis and an use thereof
JP2022551153A (ja) 活性ポリペプチド化合物
JP2819467B2 (ja) 新規なカルジオジラチン断片およびその製造方法
US6262024B1 (en) Neuron regulatory factor for promoting neuron survival
KR20180043428A (ko) 항비만 및 항당뇨 효능을 갖는 펩타이드 및 이의 용도
HK30289A (en) Pharmaceutical composition comprising phenyl acetyl glutamine, a combination of this compound with phenylacetic acid or 3-(phenylacetylamino)piperidine-2, 6-dione, a process for isolating the latter from urine and a process for the synthesis of 3-(phenylacetylamino)piperidine-2, 6-dione
JPH06228199A (ja) 血液脳関門通過可能なペプチド結合体
CN116801896A (zh) Bl-8040的组合物
CN107629114B (zh) 多肽、其衍生物及其在制备抗肺纤维化的药物中的应用
EP1008603B1 (en) Soluble polypeptides consisting on the first coiled coil domain of human and mouse epimorphin.
JPH08509960A (ja) 骨原性成長オリゴペプチドおよびそれを含む医薬組成物
EP2963053A1 (en) Peptides for promoting angiogenesis and an use thereof
CN113024635B (zh) 一类订书肽化合物及其药物组合物的用途
JP2002500161A (ja) 神経栄養性および鎮痛性のレトロインバースペプチド
US6096706A (en) Growth-promoting proteins and peptides for kidney epithelial cells
US4559325A (en) Purified antineoplaston fractions and methods of treating neoplastic disease
US7550438B2 (en) Methods for production of growth-promoting proteins and peptides for kidney epithelial cells
EP3333177B1 (en) Multi-target compound with anticoagulation and antiplatelet activity, preparation method therefor, and use thereof
JP2002509693A (ja) カドヘリン由来成長因子及びその使用
WO1997040073A2 (de) BIOLOGISCH AKTIVER EIWEISSSTOFF - KOLLAGENFRAGMENT HF-COLL-18/514cf - ZUR HEMMUNG DES WACHSTUMS VON TUMOREN UND VON GEFÄSSWUCHERUNGEN
EP2234632B1 (en) Proteinaceous compounds
CN103209989B (zh) 环肽化合物或其药用盐及其制备方法
WO1999026974A1 (en) In vitro and in vivo growth-promoting proteins and peptides for kidney epithelial cells
CN117229384A (zh) 新型生长激素释放激素类似肽单体、二聚体或四聚体及其制备和应用
JPH0477760B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20070122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070220