JP2000511664A - コイン識別機の校正 - Google Patents
コイン識別機の校正Info
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Abstract
(57)【要約】
コイン識別機は、センサコイルから識別機の個々の特性の関数としての信号の校正値を作るべくそのセンサコイル(C1,C2,C3)の作動によりキーに渦電流が発生するように識別機の固定された位置に識別されるべきコインと異なる校正用キー(K)を挿入することにより校正される。センサ信号の校正値は同じ設計のコイン識別機の集団から得られた対応する校正値に関する集団データと比較されてもよい。
Description
【発明の詳細な説明】
コイン識別機の校正発明の分野
この発明は、コインの受け入れ可能性を測定するために識別されるべきコイン
から得られたコインデータと比較できる、受け入れ可能なコインに関する正確な
データをそれぞれの識別機が与えられるためのコイン識別機の校正に関する。背景
異なる金種のコインを区別するコイン識別機が周知であり、その一例として我
々のGB−A−2 169 429号に記載がある。このコイン識別機はコイン
減速通路を備え、それに沿ってコインが縁回りで〔edgewise〕移動してコイン検
出ステーションを通過し、そこにおいてコインについての一連の電磁誘導テスト
を検出コイルを用いて行い、テストの対象であるコインのサイズ及び金属含量を
指示する検出信号を生成する。検出信号はコインデータを提供するためにデジタ
ル化され、それは次にマイクロプロセッサにより記憶データと比較され、テスト
の対象であるコインが受け入れ可能であるか否かを測定する。コインが受け入れ
可能であると判定された場合には、マイクロプロセッサはコインが受け入れ通路
に向かうよう受け入れゲートを作動させる。さもなければ、受け入れゲートは不
作動
のままでありコインを排除通路へ向かわせる。
記憶データはコインデータの受け入れ可能な値を表わす。記憶データは、理論
上1つのデジタル値で表わされるが、実際にはコインパラメータデータが、コイ
ン自体間の差異によりコイン毎に異なるので結果的に、通常はコインデータの受
け入れ可能な値のウィンドウまたは範囲に対応するウィンドウデータとしてデー
タを記憶させている。
ウィンドウデータは、同じ設計で製造された識別機の間で生じる微小な製造上
の差異により識別機毎に変える必要がある。その結果、同じ設計で大量生産され
たコイン識別機の中へ固定されたウィンドウデータの組をプログラムすることが
できない。この問題に対する従来の解決法は、一連の公知で真正な特定の金種の
コインを識別機を通過させることによってコイン識別機を個々に校正し、テスト
データを得てそこから適切なウインドウデータが計算されて識別機のメモリに記
憶されることである。GB−A−1 452 740号が参考になる。しかしな
がらこの校正方法は、ウィンドウを計算するためのデータを得るために、各金種
の一群のテストコインを識別機に通さねばならないので時間がかかる。
他の校正方法はEP−A−O 072 189号に記載されている。この方法
において、金属板の形態の第1及び第2のトークンは識別機を通過させられ、識
別されるべきコインと同じ誘導テストを受ける。トークンは識別されるべきコイ
ンと異なる特性をもつように選択される。識別機の設定〔set up〕の
間、トークンは誘導検出ステーションを連続して通過させられ、結果として得ら
れるデータはその後、基準値と比較されその値から校正係数が計算される。コイ
ンデータの一連の基準の受け入れ可能値が提供され、校正係数は、基準データに
あてはめられ校正されている個々の識別機のメモリに記憶されるべき受け入れ可
能なコインデータの適切な補正値を得る。
校正手段はUS5 495 931号に記憶され、それはコイン減速通路の中
に挿入されている。この手段は、コインに相当する信号をセンサコイルに生じる
よう付勢可能なコイルを備え、識別機を校正するのに使用することができる。ま
たEP−A−O 602 474号が参考になり、そこでは校正用ディスク及び
テーラー級数の形態の校正アルゴリズムを用いる校正方法が開示されている。
これらの先行する方法は多くの欠点を有する。校正用ディスクの使用は、誘導
テストから得た校正データが識別機を回転しながら通過するディスクに応答して
生成されるという欠点を有し、これは得られる正確さを限定する。
さらに、校正係数にしたがって補正される真正のコインの基準値は必ずしも正
確ではない。活発に付勢された校正用ツールは、実際には、誘導カップリングに
おける差のため、矛盾のない結果を識別機毎に提供しないかもしれない。
この発明はこれらの問題を克服することを目的とする。発明の要約
第1の観点においてこの発明によれば、識別されるべきコインの通路と、この
通路に沿ってコインが通過するときにコインと誘導カップリングを形成し、それ
によってコインの真正を判断するためコインデータと比較されるべきセンサ信号
を作る少なくとも1つの誘導センサ手段とを具備し、センサ信号が識別機の特性
に依存する値を有し、識別機の個々の特性の関数としてのセンサ信号の校正値を
作るために、前記センサ手段の作動により渦電流が前記キーに発生するように識
別機の固定位置に識別されるべきコインと異なる校正用キーを挿入することから
なるコイン識別機の校正方法が提供される。
識別機の固定された位置に校正キーを用いることにより、これまで使用されて
きた移動する校正用トークンを用いるよりもずっと精度の高いセンサ信号の校正
値を得ることができる。
その後、キーは、識別機をテスト対象のコインのコイン識別のために用いるた
め、取り外されてもよい。
識別機は、例えば、減速通路につまったコインが取り外せるように、互いに移
動可能な側壁間に配置されたコイン減速通路を備えていてもよい。また、この発
明による方法では、複数の側壁を離間させるステップ、予め設定された位置で減
速通路内に校正用キーを挿入するステップ、側壁を閉じるステップ及び次にコイ
ン信号の校正値を得るためにキーで誘導カップリングを形成するステップを備え
ていてもよい。
それぞれの誘導カップリングがコイルとキーとの間に形成されるように、誘導
センサ手段は複数の誘導コイルから構成され
てもよい。
キーの形はそれぞれの誘導カップリングを最適化するように構成されてもよい
。例えば、コイルを連続して付勢することによりコイルとキーとの間でそれぞれ
の誘導カップリングがモニタできるようカップリングは連続して作られてもよい
。
他の観点においてこの発明は、識別されるべきコインの通路と、この通路に沿
ってコインが通過するときにコインと誘導カップリングを形成し、それによって
コインの真正を判断するためのコインデータと比較されるべきセンサ信号を作る
少なくとも1つの誘導センサ手段とを具備し、センサ信号が識別機の特性に依存
する値を有し、識別機の個々の特性の関数としてのセンサ信号の校正値を作るた
めに、前記センサ手段と誘導カップリングを作るように識別機の固定位置に識別
されるべきコインと異なる校正用キーを挿入すること、前記センサ信号の校正値
を、前記設計のコイン識別機の集団から得られたセンサ信号の対応校正値に関す
る集団データと比較すること、前記比較の作用として〔as a function of the c
omparison〕、校正される前記識別機のために、識別機の個々の特性について補
正される、特定のコイン金種に対応するセンサ信号の値を測定することを含むコ
イン識別機の校正方法を提供する。
センサ信号の補正値に関するデータは補正される識別機に、例えば半導体メモ
リに記憶されてもよい。補正値は、コイン毎の多様性に適合するためにコイン信
号の受け入れ値のウィンドウに対応するウィンドウデータとして記憶されてもよ
い。さら
にセンサ信号の校正値に関するデータは、その後の再プログラミングを可能にす
るために識別機に記憶されてもよい。識別機はコインの異なる金種を受け入れる
ためにその後、再プログラミングでき、これは校正用信号の記憶値とその異なる
金種に対するコイン信号の集団平均とを参照して異なる金種のコインのセンサ信
号の補正値を計算することにより行われることが可能となる。これは、例えば、
製造後に現場において行うことができる。
あるいはまた、校正はそれぞれのデータ組が、集団のそれぞれ個々の識別機の
前記校正値と個々の識別機の特定金種の真正コインに対応して作られたコイン信
号の値からなり、校正されている識別機と同じ設計のコイン識別機の集団から得
られた識別機データ組のデータベースを提供することと、校正されている識別機
のコイン信号校正値とデータ組の対応する校正値との比較に依存して少なくとも
1つのデータ組を選定することにより行うことができる。
誘導手段で異なる誘導カップリングを形成するよう減速通路に前記キーの複数
の異なるものを挿入することにより個々の識別機に対するセンサ信号の1つより
大きい数の校正値を得ることができる。
この発明にはまた、識別されるべきコインの通路と、この通路に沿ってコイン
が通過するときにコインと誘導カップリングを形成し、それによってコインの真
正を判断するためのコインデータと比較されるべきセンサ信号を作る少なくとも
1つの誘
導手段と、センサ信号が識別機の特性に依存する値を有し、誘導手段の動作によ
りキーの中に渦電流が発生するように識別機の固定された位置に取り付け可能に
構成され、それによって識別機の個々の特性の関数としてのセンサ信号の校正値
を作る、識別されるべきコインとは異なる校正用キーとを含むコイン識別機を具
備するコイン識別機校正装置が含まれる。
好ましくは、校正キーが予め設定された位置において減速通路で自己位置決め
〔self-locates〕を行う形状からなる。あるいはまた、キーは、コイン用通路内
に挿入される支持体内に挿入することができる。識別機は、キーが誘導手段で誘
導カツプリングを形成し、その後、コイン識別のために識別機を使用する前に取
り外されるようその予め設定された位置で挿入できるように開成可能なドアを備
えてもよい。
この発明はまた識別されるべきコインの通路と、この通路に沿ってコインが通
過するときにコインで誘導カップリングを形成し、それによってコインの真正を
判断するためのコインデータと比較されるべきセンサ信号を作る少なくとも1つ
の誘導センサ手段とを具備し、センサ信号が識別機毎に異なるかもしれない特性
に依存する値を有し、誘導手段で校正用誘導カップリングを形成し、それによっ
て識別機の個々の特性の関数としてのセンサ信号の校正値を作ることと、校正さ
れている識別機について識別機の個々の特性に関して補正された前記金種に対す
るセンサ信号の値を得るべくセンサ信号の値を得るべくセンサ信号の校正値を前
記設計のコイン識別機の集団から得られたセ
ンサ信号及び特定の金種の真正コインに対応して集団の識別機によって作られた
センサ信号の対応する校正値に関するデータと比較することからなり、センサ信
号の校正値は、前記設計のコイン識別機の前記集団から得られた識別機データ組
のデータベースからのデータと比較され、それぞれの組が、集団のそれそれ個々
の識別機に対する前記校正値と、個々の識別機によって特定の金種の真正コイン
に応答して作られたセンサ信号の値とからなる、予め設定された設計のコイン識
別機を校正する方法に及ぶ。
データは、校正されている識別機のセンサ信号校正値をデータ組の対応する校
正値と比較することによりデータ組から選定され得る。
センサ信号の校正値がその値の予め設定されたそれぞれの範囲内に入るデータ
組について、センサ信号の校正値と真正コインに対する対応するセンサ値との間
の差の平均値の複数個が、データ組から形成されてもよい。
前記複数の範囲と複数の平均値とに関するデータは、校正されるべきコイン識
別機に伝送されることが可能であり、前記複数の範囲の1つが、校正される識別
機に対するセンサ信号の校正値と前記複数の範囲とを比較することにより、次に
選定されてもよく、選定された範囲に対する平均値は、校正される識別機に対す
るセンサ信号の補正値を提供するように、校正される識別機に対するセンサ信号
の校正値と組み合わされてもよい。
伝送されたデータは、遠隔の場所にある校正されるべき複数
の識別機に、あるいは識別機の場所からの要求に応じて個々の識別機に中央の場
所から供給されてもよい。図面の簡単な説明
この発明がより十分に理解されるために、以下の添付図面を参考にして例示と
してその実施態様を説明する。
図1は、この発明による校正されるべきコイン識別機を貫通するコイン減速通
路の、その排除ゲートを示さない、略正面図である。
図2は、図1に示した識別機の、排除ゲートを示す、1側面からの正面図であ
る。
図3は、図2に示した識別機の上面平面図である。
図4は、図2に示した線A−A’に沿って切り取られた断面部分概略図である
。
図5は、識別機の電気回路を概略的に示す。
図6は、コイン識別機を校正するために行われた主処理工程の概略ブロック図
である。
図7は、この発明による方法で用いられる校正キーの概略側面図である。
図8は、自然位置にある校正キーを説明する、図2に示した識別機の概略正面
図である。
図9は、図6に示した集団データの取り込みの間に行われる工程のより詳細な
フロー線図である。
図10は、図6に示した特徴付け工程の一例をより詳細に示す。
図11は、校正キーと真正のコインとから得られたコイン信号の校正値の集団
平均(x軸)と、校正が行われている識別機の対応する個々の値(y軸)との関
係のグラフである。
図12は、図10に関係して記載された特徴付け工程に用いられる、図6に示
した専用化工程の一例をより詳細に示す。
図13は、この発明の方法の第2の例で用いられる、集団における複数(n)
のコイン識別機(x軸)から得られる複数の異なるテスト用真正コインと2つの
補正キーに対して得られる1組のコイン信号(y軸)のデータベースを説明する
グラフである。
図14は、図13に示したデータベースとともに用いられる、図6の特徴付け
工程の第2の例を説明する。
図15は、図14に関して記載した特徴付け処理とともに用いられる、図6の
専用化工程の第2の例を説明する。
図16は、校正データが中央データベースから遠隔位置にある識別機に伝送さ
れる、この発明による方法の第3の例の概略フロー線図である。詳細な説明
図1において、コイン識別機は、コインが上方から挿入されて傾斜したコイン
減速表面3に落下し、次に縁回りで回転して点線のアウトラインで示した検出コ
イルC1,C2及びC3を有する誘導コイン検出ステーション4を通過するコイ
ン入口2を有する本体1を備える。コイン5は傾斜した減速表面3上に示され、
点線のアウトラインで示した通路6に沿って移動する。
傾斜した減速表面3の端部でコインは、開口7を通って受け入れ通路9へ受け
入れられるかまたは排除通路10伝いに導かれるかのいずれかをとらせる、ソレ
ノイド作動式の受け入れゲート8に向かって落下する。受け入れゲートは検出ス
テーション4の誘導検出コイルC1〜3に応答する回路によって作動され、コイ
ンが受け入れ可能な性質を有すると判断された場合、ゲート8は摺動動作で図1
の紙面に対して直角に開き、それによってコインは通路9に沿って落下し受け入
れられる。受け入れ通路内へのコインの移動はさらに別のセンサ(図示せず)に
よって導かれる。そうでない場合、ゲート8は閉じたままで受け入れ通路を塞ぎ
、その結果、コインはゲートによって排除通路10の内部にそらされる。
図2,3及び4で見られるように、識別機の本体1の壁11と、本体1に挿着
されたシャフト14の略垂直な軸回りにヒンジで留められた減速ゲート13の内
壁12とで形成される対向する側壁の間のギャップをコイン5は、移動する。減
速表面3の主要部は、減速ゲート13(図4)の下端に形成された棚〔ledge〕
からなる。減速ゲート13は通常、ばね15によって閉鎖位置へと付勢され、そ
れによって壁11,12は、図3のハッチングを施した外形線で示したように、
互いに略平行である。しかしながら、減速ゲート13は、コインが詰まった場合
に、減速通路のコインを解放するために、ある意味では本質的に公知である排除
レバーの作動によって、図3に実線のアウトラインで示したように、外方へ枢動
することが可能である。
ゲート13はまた、以下に詳述するように、減速通路にアクセスできるようにも
っと開くことができる。
図1に示したコイン検出ステーション4の3つの検出コイル回路C1〜3は識
別機本体に取り付けられる。それぞれの回路は、コイン減速通路の対向する側面
に直列に接続された1組のコイルを備え、一方のコインが壁11の後方に取り付
けられ、もう一方が減速ゲート13に取り付けられ、それらはコイン減速通路3
に沿って移動するコインで誘導カップリングを生じるように付勢される。コイル
は異なる幾何学的形状からなり、識別機本体に挿着された、図5に示した駆動及
びインタフェース回路16によって異なる周波数で付勢される。3つのコイルと
コインとの間の異なる誘導カップリングは、コインの金属成分と物理的寸法から
コインを実質的にただ一通りに特徴付けることがわかった。駆動及びインタフェ
ース回路16は、コイン5とコイルC1〜3の間に異なる誘導カップリングの関
数としての3つの対応するセンサ信号x1,x2,x3を生じる。センサ信号x1,
x2,x3は多数の異なる公知の方法で生成できる。1つの方法が我々のGB−A
−2 169 429号に詳述されている。この方法では、コインがコイルを通
過する際の固有共振周波数に保たれたそれぞれの共振回路にコイルが内蔵される
。コインとの誘導カップリングによって生成されたコイルのインピーダンスの瞬
間的な変化により、周波数は一時的に変化する。このインピーダンスの変化は振
幅と周波数の両方の変化を生じる。我々の先行する明細書に記載したように、ピ
ー
ク振幅のふれは、コインがコイルを通過する際にモニタされ、それぞれのコイル
回路に対してセンサ信号xを生成するようデジタル化される。コインがコイルを
通過する間の固有共振周波数にコイル回路の駆動周波数を保つことによって、振
幅のふれはコイン間の区別を助けるために強調される。しかしながら、信号は他
の方法で生成することが可能であって、例えば、コインがコイルを通過する際に
生じる周波数をモニタすることにより、そしてGB−A−1 452 740号
が参考にされ、またはコインがコイルを通過する際の位相変化をモニタすること
による。
コインの真正を判定するために、テスト対象となるコインによって生じた3つ
のセンサ信号x1,x2,x3は、識別機内のEEPROM18で構成される記憶
手段に結合されたマイクロプロセッサ17に送られる。マイクロプロセッサ17
は、テスト対象のコインから得たセンサ信号をEEPROM18に保持された対
応する記憶値と比較する。記憶値は上限及び下限を有するウィンドウの形で記憶
されている。したがって個々のセンサ信号x1,x2,x3が、特定の金種の真正
のコインに関連した、対応するウィンドウに一致すると、コインは受け入れ可能
と判断されるが、さもなければ拒絶される。受け入れ可能であれば、図1に示し
たゲート8を作動する駆動回路20にライン19で信号が送られ、コインは受け
入れ通路9へと通過することができる。そうでない場合は、ゲートは開かず、コ
インは排除通路10へと通過する。コイン識別処理の間、マイクロ
プロセッサはセンサ信号x1,x2及びx3を異なる金種のコインに適切な多数の
異なる作動用ウィンドウデータの組と比較し、コイン識別機は特定の通貨の組の
2つ以上のコインを受け入れたりまたは拒絶したりすることができる。
この発明は、テスト対象のコインから得たコインパラメータ信号と比較する目
的のために使用できる識別機のメモリ18に記憶データを供給することに関係す
る。同じ設計で大量生産された識別機は、製作公差により正確には同じ特性を有
することがない。その結果、EEPROM18に記憶されたデータの値は、異な
る金種のコイン間でコインの区別を最適化するために識別機毎にわずかに異なら
せる必要がある。この発明は、識別機毎に生じる識別機の特性の個々の差異を補
正するために記憶データの値を最適化することに関する。
この発明による校正処理の例をこれから説明する。以下の例において、個々の
センサ信号x1,x2,x3の校正値は、校正処理の期間中に個々の識別機から得
られ、得られるセンサ信号の校正値は、次に、校正が行われている識別機と同じ
設計で製造されたコイン識別機の集団から得られた同様の信号と比較される。こ
のことは、個々の特性を考慮しながら、受け入れ可能なコインを表すコインパラ
メータデータが識別機の中へ適正にプログラムされることができるように個々の
識別機の特性を測定することを可能にする。
校正処理は、図6に示したように、3つの主要な工程からなると考えることが
できる。第1ステップS1において、すべて
同じ設計で製造されたコイン識別機の集団の特性に関するデータの集団が取り込
まれる。ステップS2において、校正される個々の識別機は、ステップS1で取
り込まれた集団のデータによって特徴付けられる。ステップS3において、個々
の識別機は、異なる金種の受け入れ可能なコインを表すコインパラメータ参照デ
ータで専用化され〔dedicated〕、前記参照データは特徴付けステップS2の結
果に応じて選択されている。3つの主要な異なる特徴付け及び専用化の手順を以
下に詳述する。
以下の例において、集団データ取り込みステップS1及び特徴付けステップS
2の両方は、校正キーKを用い、その一例は図7に示される。
キーは、図1に示した検出ステーション4でコイルC1,C2及びC3と特定
の誘導カップリングを生成するために、特に真鍮、または例えばニッケル銅のよ
うな他の適切な合金で作られた金属板からなる。校正キーKは、図8に示したよ
うに、固定されて動かない位置で識別機内に挿入される。キーKは、減速扉13
を開いてコイン減速通路にキーを置くことにより識別機内に挿入される。キーK
は特定の位置で自己姿勢決めを行う〔self-align〕ように構成されている。キー
Kは減速扉13の凹部RにはまるピンPを備える。これは図8に見ることができ
る。このキーは、コイルC3の直径に完全に重なり、さらにコイルC1とC2と
を部分的に覆い隠す輪郭形状を有する。したがって、異なる誘導カップリングが
C1,C2及びC3のそれぞれについて形成される。キーKは、したがってセン
サコイ
ルC1〜C3の誘導カップリングによって識別機が校正され得る基準を与える。
この基準は、テスト対象のコインで生じる誘導カップリングとは異なる。後で明
らかになるように、材料及び/または形状が異なるキーをこの発明による方法に
おいてセンサ信号の校正値の異なる組を生成するために用いることができる。ま
た、減速通路における自己位置合わせ〔self-locating〕の代わりに、コイルC
1〜3の隣の場所にキーを位置合わせさせるようそれ自体が通路内に挿入される
キー支持体(図示せず)の中にキーを挿入してもよい。
コイン識別機の集団のためのデータ取り込みステップS1を次に図9を参照し
て説明する。ステップS1.1において集団の中の第1の識別機が、例えば、マ
イクロプロセッサ17のバスとの接続手段21(図5及び8)によりパーソナル
コンピュータのような外部プロセッサ22(図5に示す)に接続されている。次
にステップS1.2において、第1の校正キーK1が、図8に示したように、コ
イン減速通路に挿入される。センサ信号x1,x2,x3の連続した校正値を生成
するために図5に示した駆動回路16によって、センサコイル回路C1,C2及
びC3は、一度に1つずつ引き続いて付勢される。これらの信号がデジタルであ
ることが理解されるだろう。キーは固定された位置に配置されるので、コイル回
路は、減速通路に沿ってコインが転がるよりも長い時間付勢され、これによって
精度の高い校正値が得られる。マイクロプロセッサ17は校正値を外部プロセッ
サ22に送り、そこで校正値が記憶されるよう構
成される。
ステップS1.3において第1キーK1は、コイルC1,C2,C3との誘導
カップリングの異なる第2の異なる組を生成するように異なる材料および/また
は異なる形状からなる第2校正キーK2に置き換えられる。付勢工程は繰り返さ
れ、第2のキーのコイン信号の校正値は同様に外部プロセッサに記憶される。
次に、キーK2は外され、ステップS1.4において1組の特定金種の公知真
正のコインが識別機に供給される。公知真正のコインによって生成されたセンサ
信号x1,x2,x3の値はマイクロプロセッサ17によって外部プロセッサ22
に送られ、それぞれの信号x1,x2,x3について平均され、それらの平均値が
記憶される。
ステップS1.5において、この工程は、データの組が集団の中のすべてのコ
イン識別機から集められるまで繰り返される。集団は通常、50〜200基の識
別機からなるのが好ましい。
すべてのデータが集団の識別機から取り込まれると、外部プロセッサ22にお
いてステップS1.6でそれが処理される。
この発明の第1の例において、それぞれのコイルに対して作られたデータの平
均値が、識別機の集団のために計算される。識別機の集団についてコイルC1,
C2及びC3から得られたデータは別々に考察される。この例においてコイルC
1からの出力が考察されるが、コイルC2及びC3からの出力も同様に処理され
ることが理解されるであろう。まず、集団平均値k1av
が、第1の校正キーK1に応じて集団の識別機により作られたセンサ信号x1の
値に対して作られる。同様の信号k2avが集団のための第2の校正キーK2に応
じて作られた校正値x1から作られる。さらに、集団平均値tavが、ステップS
1.4において導入された真正のコインに応じて作られたセンサ信号x1の記憶
値に対して作られる。このように、ステップS1.6の末尾(図9)において、
集団平均k1av,k2av及びtavが、それぞれのコイルC1,C2及びC3のそ
れぞれに対して作られ、外部プロセッサ22に記憶される。このデータは、次に
図6のステップS2で、それらが製造される際に、個々の識別機を特徴付ける工
程において用いられることができる。このステップは次に図10を参照して、よ
り詳しく説明する。
ステップS2.0は、製造ラインから新たに製造された識別機が製造工程中の
製造公差に基因する個々の特性に関して特徴付けられる手続の開始を表わす。ス
テップS2.1において、識別機は、図5に示したように、外部プロセッサ22
に接続され、第1のキーK1は図8に示したように、識別機のコイン減速通路の
内部に挿入される。キーK1は、図9のデータ取り込み工程の間に使用されたキ
ーK1と同じデザインからなり、その故に同じキー特性をもつ。ステップS2.
2において、センサ信号x1,x2,x3が、識別機に対してそれぞれの校正値I
k1を与えるために測定される。それぞれのコイル回路C1〜C3のための校正
値Ik1は、次に外部プロセッサ22に記憶される。
この工程は、ステップS2.3において、図9のデータ取り込み工程の期間中
に用いられた第2のキーK2、すなわち、K2と同じ特性を有する第2のキーK2
に関して繰り返される。得られたそれぞれのコイルのコイン校正値IK2は外部
プロセッサ22に記憶される。
両方のキーが挿入され、次に識別機から外されたとき、工程はステップS2.
4に移行し、個々の値Ik1及びIk2は対応する平均値k1av及びk2avと比
較される。図11を参照すると、この発明によれば、対応する平均値k1av及び
k2avに対する校正値Ik1,Ik2のプロットは、センサコイル回路の1つ、
例えばセンサコイル回路C1を考えるとき、直線に近づく。別の異なる校正キー
が用いられる場合、平均knavと対応する個々の値Iknは同じ直線上に位置す
る。同様に、値tavと対応する真正のコインの個々の値Itは同じ直線上に位置
する。このように、図11に示したグラフについて値tav(x軸上)をあてはめ
ることにより、校正されている個々の識別機について特定のコインの金種のため
の個々の真正の値がグラフから(y軸上)読み取れる。
この発明の例において、図11に示したグラフの傾き及び切片〔intercept〕
に関するデータは個々の識別機に記憶される。図11に示した直線のグラフは、
y=mx+c
の形からなり、
ここでmは傾きであり、cはy軸切片であり、平均値k1av
及びk2avとともに校正されるべき個々の識別機から得られた値Ik1及びIk
2からグラフの切片C及び傾きmの値を計算することができることが理解される
であろう。図10に示したステップS2.4においてステップS1及びステップ
S2.2の期間中に集められたデータを用いて、値m及びcが外部プロセッサ2
2により計算され、次にステップS2.5においてm及びcの値は、校正されて
いる個々の識別機のメモリ18に記憶される。センサコイル回路C1,C2及び
C3のそれぞれの対応するm及びcの値はメモリ18に記憶される。
その後、個々の識別機は、図12を参照して以下に詳述するように、多数の異
なる金種(図6のステップS3)の真正コインを受け入れるために専用化される
。
ステップS3.0において、外部プロセッサ22は個々の識別機に接続され、
ステップS3.1において傾き及び切片のパラメータm及びcは、コイル回路C
1,C2及びC3のそれぞれに対して、識別機のメモリ18から読み出される。
ステップS3.2において図11の直線グラフはプロセッサ22によって実際上
再構成され、その後、真正コインについて予め計算された平均値tavは、関係す
る識別機に対する個々の真の値を得るために補間される〔interpolated〕。これ
は図11を参照することにより理解されることができる。識別機のための個々の
真の値Itは、x軸縦座標値tavとグラフの直線の交点でグラフのy軸から求め
られる。各センサコイル回路C1,C2及びC3のそれぞれに対して、値tavと
検索されたm及びc
の値からプロセッサ22がこの値をそれぞれ直ちに計算できることが理解される
であろう。得られた3つのコイル回路C1,C2及びC3に対する個々の値It
は、次にステップS3.3において、識別機のメモリ18に記憶される。事実、
前述したように、実際上コイン毎に生じることがわかっている、同じ金種の異な
る真正のコインによって作られたコイン信号における差を考慮に入れるための受
け入れウィンドウを提供するために、個々の値は、値Itの上方及び下方に配置
された上限及び下限を有するウィンドウとして記憶される。
この時、識別機は、動作の準備ができており、記憶されたウインドウが、識別
機を通過するテスト対象のコインによって作られたセンサ信号x1,x2及びx3
と比較され得る。
S1のデータ取り込みステップの期間中、集団の識別機のそれぞれを通して異
なる金種のコインの組を供給し対応する平均を作ることにより多数の異なる真正
のコインの適正な平均値〔mean values〕が作られることを可能にし、異なる真
正のコインに対してステップS1.4が繰り返されることを可能にし、それによ
って専用化ステップS3の期間中、ルーチンS3.3が異なる真正のコインのた
めに繰り返されることを可能にし、異なる金種の真正のコインに対するウィンド
ウが識別機のメモリに記憶されることを可能にし、多数の異なるコイン金種を識
別することを可能にすることが理解されるであろう。
製造時においてすべての真正のコインに対して受け入れウインドウをプログラ
ムする必要はない。識別機に受け入れられる
べきコインの金種を変更するために、必要な場合に、現場で専用化ステップS3
を、後で繰り返すことは可能である。この目的のため、外部プロセッサ22は識
別機に接続され、記憶されたm及びcの値はステップS3.1で抽出され、次に
ステップS3.2において識別機のための新しい受け入れ可能なコインに適する
値tavを用いて、前述したように、新しい個々の値Itが計算される。
校正工程の第2の例では、平均値kav及びtavを生成する代わりに、識別機の
データ組のデータベースが、データ取り込みステップS1におけるコイン識別機
集団から得られる。それぞれのデータ組は、キーK1またはK2のうちの少なくと
も1つ及び集団のそれぞれの識別機を通過させられる多数の真正コインTnに対
応して作られた校正値からなる。したがって、それぞれのデータ組は、通常、識
別機を通過させられる対応する真正コインT1,T2,T3及びT4に対応して
作られた値t1,t2,t3及びt4とともにセンサ信号の値k1,k2から構
成される。通常、50〜200個のそのようなデータ組が、集団の識別機から作
られ、データの対応プロットが図13に示されている。
特徴付けステップS2の期間中、2つのキーK1及びK2のセンサ信号の校正
値に関するデータ、すなわちIk1及びIk2は個々の識別機のメモリ18に記
憶される。この工程は、前述したようにステップS2.1からステップS2.3
が行われる図14に示され、次に、得られた値Ik1及びIk2が校正
されている識別機のメモリ18に記憶される。
専用化工程は図15に示される。識別機に接続された外部プロセッサ22によ
り、キーパラメータIk1,Ik2はステップS3.5で識別機のメモリ18か
ら抽出され、次にステップS3.6においてこれらの値はステップS1の期間中
に取り込まれた記憶データ組と比較される。識別機に記憶されたキー値に最も近
似する組を選択するために、2つの値Ik1及びIk2は、その集団からのデー
タ組の値と比較される。このようにして、データ組は専用化される識別機の特性
に最も近いものが選択される。変形例として、データ中のエラーを減らすために
、集団からの多数のデータ組を選択しそれらの値を平均してもよい。
次に、適切な真正コインの値、例えばt1,t2,t3は、どのコインが識別
を要望されているかに応じて個々の識別機のメモリ18内にプログラムされ得る
。前述したように、ウインドウは、同じ金種の異なる真正コインに生じる信号の
差を調節するためにそれぞれの記憶値に関係付けられてもよい。
この発明による方法の第3の例では、図13に示されたデータベースに収めら
れた情報は、例えば、適切な再プログラミングデータを電話回線を介して中央ス
テーションから識別機へ伝送することにより、現場における識別機の選択的な再
プログラミングが可能なように再編成される。識別機は、プロセッサ22などの
ような外部プロセッサを用いるよりもむしろ、そのメモリにキーパラメータIk
1を有し、そのマイクロプロセッサ
が識別機自体で作動する再プログラミングサブルーチンを備えるものと想定する
。
図13のデータベースに関する情報は、現場の識別機に伝送するために中央の
場所〔central location〕に収められる。データベースは、情報を直ちに識別機
に伝送できるように組織される。この例では、識別機は、図15を参照して前述
した態様でコインt1,t2及びt3の適正な真正コインの値が既にプログラム
されており、続いて別の真正コインのために値t4をプログラムすることが要望
されているものと想定する。これを行うために、図13のデータベースは、それ
ぞれのデータ組に対するt4の値が、その組に対する値k1との差とみなされる
ように再編成される。したがって、それぞれのデータ組について、t4の値は以
下のように書くことができる。
t4=k1+Δ
t4,k1及びΔの個々の値はそれぞれのデータ組で異なることが理解される
だろう。図13のデータは、個々の範囲間のk1の値がその中へ取り込まれる一
連の“データビン〔data bins〕”を提供するように再編成される。これは図1
6のステップS4.1として示される。様々なパラメータの値は、信号のディジ
タル性〔digital nature〕の結果として、整数値とみなされることが理解できる
だろう。以下の表において、実際にはより多数が用いられるが、100.00〜
100.99;101.00〜101.99及び102.00〜102.99の
間のkの整数値に対して3つのデータビンが例示として示さ
れている。
表
データ組の様々な値は、kの異なる値に対するビンの中に取り込まれ、ステッ
プS4.2において、それぞれのビンのデータ組に対応するΔの値は値Δavとし
て平均される。得られたデータビンの値と対応するΔavの値は、次に中央の場所
にあるメモリに記憶される。
t4の値を遠隔の場所にある識別機のメモリ内にプログラムしたいときは、表
に示したビンデータが電話回線を介して識別機にデジタル式に伝送される。例え
ば、識別機は、例えば料金電話の中のように、図5のプロセッサ22に対して遠
隔場所にあると考えることができる。プロセッサ22は、前記の表に示したビン
データを記憶し、インタフェース回路(示さず)を通してマイクロプロセッサ1
7のバスに電話回線を経由して接続される。最初のハンドシェーク手続きの後、
識別機は校正モードに切換わり、逐次データビンのk1の値の範囲に関するデー
タは、関連する値〔associated value〕Δavとともに、ステップS4.3に示し
たように、プロセッサ22から識別機に伝送される。識別機はその記憶値Ik1
を検索し、ステップS4.5においてその値を含むビンを中央の場所から受け入
ったとき
を書き留める〔notes〕。選定されたビンに対する、対応するΔavの値は、ステ
ップS4.5においてIk1の記憶値に加算され識別機に対する適正なt4の値
を作る。適正なウィンドウの値はt4の値の周囲で〔around〕計算され、得られ
た上方及び下方のウィンドウ限界は識別機のメモリ18に記憶される。実際には
2つ以上の校正キーのビンデータが用いられることが理解されるであろう。
この手続により特定のコインに関連する値を変更するか新しいコインの金種の
ためのデータを提供するため、現場におけるメモリ18の選択的な再プログラミ
ングが可能になることが明らかだろう。外部の演算処理のためにそれらの個々の
校正値を抽出する必要なしに、同時にそれらが再プログラミングされるように、
表のデータは、現場の複数の識別機に同時に広く送ることができることが理解さ
れるだろう。あるいはまた、表のデータは、識別機から受け取った要求に対応し
てそれぞれの識別機に個々に伝送されてもよい。例えば、電話コインボックスの
コイン識別機について、新たな識別機が取り付けられたとき、遠隔の場所から電
話システムを通ってコインボックスに表データをダウンロードすることによりプ
ログラムすることができ、修理などの際に、新しい識別機が取り付けられたこと
の検知に対応してダウンロードはコインボックス制御回路からの要求によって始
動される。
固定された校正キーKを使用することにより、作られたセンサ信号の計数値が
コイルC1,C2,C3を一時的に通過する
トークンまたはコインを用いる先行技術の構成と比較すると改良された精度を有
するという利点が得られることがわかった。また、コイン識別機の集団からのデ
ータを使用することにより、受け入れ可能なコインについての識別機のメモリに
記憶された個々の値と、受け入れ可能なコインの識別を可能にするために必要な
実際の値との間に非常に正確な相関が得られることが見い出された。集団データ
を使用することにより、そのメモリを校正するために製造の際に、異なる金種の
多数のコインをそれぞれの識別機を通過させることがもはや必要でなくなるとい
う利点を有する。さらに、この方法は、異なる通貨の組で識別機を用いることが
望まれる場合に正確な再プログラミングを可能にする、それぞれの識別機のメモ
リに記憶されたデータを提供するかもしれない。
実際には同じ設計の識別機のための複数の製造ラインがあってもよく、校正目
的のためのキーの1つ以上の組を有することが望ましい。しかし、キーは、整合
性のある校正を行うために、組毎に明白に同じ特性を有する必要がある。この要
請に答えるため、キー特性は、個々の識別機でそれらが作る値x1,x2及びx3
についてマスターキーと比較することができ、キーの1つの例えばx1の値と対
応するマスターキーとの間の差はキーと関連させて記憶され、実際の校正工程に
おいて偏りとして用いることができる。
固定キーの使用は有利であるが、固定キーを、識別されるコインと同様の態様
で識別機を貫通して供給される移動校正キー
として機能する公知の真正コインに置き代えることにより、この発明による方法
をおこなうことが可能である。図13から図15により説明された第2の例につ
いて、公知の真正コインT1及びT2の値はステップS2(図14)における識
別機を特徴付けるために用いられ、その値は専用化ステップS3(図15)の期
間中、データベースの値と比較されてもよい。
ここにおける用語“コイン”はトークンあるいは、コインのような価値を有す
る同様のアイテムを含む。
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フロントページの続き
(72)発明者 ウッド,デニス
イギリス、ランカシャ オーエル3 5エ
スユー オルドハム、デンショー、ホレス
ト レーン、ホレスト コテージ(番地な
し)
(72)発明者 ハットン,レス
イギリス、ランカシャ オーエル16 3ユ
ーエックス ロッチデール、ミルン ロ
ー、ウィア ロード 5
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.識別されるべきコインの通路と、この通路に沿ってコインが通過するときに コインと誘導カップリングを形成し、それによってコインの真正を判断するため のコインデータと比較されるべきセンサ信号を作る少なくとも1つの誘導センサ 手段とを具備し、センサ信号が識別機の特性に依存する値を有し、識別機の個々 の特性の関数としてのセンサ信号の校正値を作るために、前記センサ手段の作動 により渦電流が前記キーに発生するように識別機の固定位置に識別されるべきコ インと異なる校正用キーを挿入することからなるコイン識別機の校正方法。 2.識別されるべきコインの通路と、この通路に沿ってコインが通過するときに コインと誘導カップリングを形成し、それによってコインの真正を判断するため のコインデータと比較されるべきセンサ信号を作る少なくとも1つの誘導センサ 手段とを具備し、センサ信号が識別機の特性に依存する値を有し、 識別機の個々の特性の関数としてのセンサ信号の校正値を作るために、前記セ ンサ手段と誘導カップリングを作るように識別機の固定位置に識別されるべきコ インと異なる校正用キーを挿入すること、 前記センサ信号の校正値を、前記設計のコイン識別機の1つの集団から得られ たセンサ信号の対応する校正値に関する集団データと比較すること、 前記比較の作用として、校正される前記識別機について、識 別機の個々の特性について補正される、特定コイン金種のセンサ信号の値に対応 するデータを測定することを含むコイン識別機の校正方法。 3.前記集団データが、前記設計のコイン識別機の集団から得られたセンサ信号 の対応する校正値に関する前記データと、前記特定金種の真正コインに応答して 前記集団の識別機により作られたセンサ信号に関するデータとを含む請求の範囲 2による方法。 4.センサ信号の校正値が、前記設計のコイン識別機の前記集団から得られたセ ンサ信号の対応する校正値の集団平均及び校正される前記識別機に対して前記金 種についてセンサ信号の前記補正値を得るように特定の金種の真正のコインに応 答して作られたセンサ信号の集団平均からなる集団データと比較される請求の範 囲3による方法。 5.校正されている識別機のセンサ信号の補正値に関するデータを記憶すること を含む請求の範囲2,3または4による方法。 6.識別機のセンサ信号の校正値に関するデータを記憶することを含む請求の範 囲2,3,4または5による方法。 7.校正信号の前記記憶値と異なる金種のセンサ信号の集団平均とを参照して異 なる金種のコインのセンサ信号の補正値を引き続き計算することを含む請求の範 囲6による方法。 8.センサ信号の校正値が、前記設計のコイン識別機の前記集団から得られた識 別機のデータ組のデータベースからのデータと比較され、それぞれの組が、集団 の個々の識別機のそれぞれ についての前記校正値と、個々の識別機により特定の金種の真正コインに応答し て作られたセンサ信号の値からなる請求の範囲2による方法。 9.校正されている識別機のセンサ信号校正値とデータ組の対応する校正値との 比較に依存してデータ組からデータを選定することを含む請求の範囲8による方 法。 10.センサ信号の校正値がその値の予め設定されたそれぞれの範囲内に入るデ ータ組についてセンサ信号の校正値と真正コインの対応するセンサ信号値との間 の差の平均値の複数個をデータ組から形成することを含む請求の範囲8による方 法。 11.校正されるべきコイン識別機に前記複数の範囲及び複数の平均値に関する データを伝送すること、校正されている識別機のセンサ信号の校正値を前記複数 の範囲と比較することによって前記複数の範囲の1つを選定すること、選定され た範囲の前記平均値と、校正されている識別機のセンサ信号の校正値とを結合し 、それによって校正されている識別機のセンサ信号の補正値を提供することを含 む請求の範囲10による方法。 12.伝送されたデータが、遠隔の場所にある校正されるべき複数の識別機に中 央の場所から供給される請求の範囲11による方法。 13.上方及び下方のウィンドウ限界値を補正された値と結合し、校正されてい る識別機にウィンドウ限界値を記憶させることを含む先行する請求の範囲のいず れかによる方法。 14.誘導手段と異なる誘導カップリングを形成するために減 速通路に前記キーの異なるものを複数、連続して挿入することを含む先行する請 求の範囲のいずれかによる方法。 15.テスト対象のコインを識別するために、使用に先立って識別機からキーを 外すことを含む先行する請求の範囲のいずれかによる方法。 16.通路が互いに対して移動可能な側壁の間に配置され、側壁を離間させ、校 正キーを減速通路内の予め設定された場所に挿入し、側壁を閉じ、さらにキーと 前記誘導カップリングを形成することを含む先行する請求の範囲のいずれかによ る方法。 17.誘導センサ手段が複数の誘導コイルを含み、コイルとキーの間にそれぞれ の誘導カップリングが形成される先行請求の範囲のいずれかによる方法。 18.前記カップリングが連続して作られる請求の範囲17による方法。 19.連続的にコイルを付勢し、コイルとキーの間の誘導カップリングをモニタ することを含む請求の範囲18による方法。 20.それぞれのコイルは、それによって生じる信号の位相,周波数及び/また は振幅が校正キーの挿入に応答して変化するように付勢される回路に接続される 請求の範囲19による方法。 21.それぞれのコイルは、識別されるべきコインがコイルを通過するとき、ま たは校正キーが挿入されるときに、この回路を固有共振周波数に保持するような 方法で付勢される、それぞれの共振回路に接続され、前記方法が、校正キーの挿 入に応答して共振回路に作られた信号の振幅におけるふれをモニタし、 それによって校正信号を作ることを含む請求の範囲20による方法。 22.識別されるべきコインの通路と、この通路に沿ってコインが通過するとき にコインと誘導カップリングを形成し、それによってコインの真正を判断するた めのコインデータと比較されるべきセンサ信号を作る少なくとも1つの誘導手段 と、センサ信号が識別機の特性に依存する値を有し、誘導手段の動作によりキー に渦電流が発生するように識別機の固定された位置に取り付け可能に構成され、 それによって識別機の個々の特性の関数としてのセンサ信号の校正値を作る、識 別されるべきコインとは異なる校正用キーとを含むコイン識別機を具備するコイ ン識別機校正装置。 23.キーが、予め設定された場所にある前記通路で自己位置決めする形状から なる請求の範囲22によるコイン識別機校正装置。 24.キーが、コイン減速通路の対応する凹部に受け入れられるピンを備えた請 求の範囲22または23によるコイン識別機校正装置。 25.識別機に取り外し可能に取り付けられる、キーのための支持体を具備して なる請求の範囲22または23によるコイン識別機校正装置。 26.誘導手段で異なる誘導カップリングを形成するための複数の前記キーを具 備する請求の範囲22から25のいずれか1つによるコイン識別機校正装置。 27.誘導手段が、コイン通路に対して間隔をあけた場所にある複数のコイルか らなり、前記キーまたはそれぞれの前記キーがコイルと異なるそれぞれの誘導カ ップリングを作るよう構成されている請求の範囲22から26のいずれか1つに よるコイル識別機校正装置。 28.前記キーまたはそれぞれの前記キーが金属板からなる請求の範囲27によ るコイン識別機校正装置。 29.識別されるべきコインの通路と、この通路に沿ってコインが通過するとき にコインと誘導カップリングを形成し、それによってコインの真正を判断するた めのコインデータと比較されるべきセンサ信号を作る少なくとも1つの誘導セン サ手段とを具備し、センサ信号が識別機毎に異なる特性に依存する値を有し、誘 導手段で校正用誘導カップリングを形成し、それによって識別機の個々の特性の 関数としてのセンサ信号の校正値を作ること、校正される前記識別機について識 別機の個々の特性に関して補正される前記金種についてセンサ信号の値を得るべ く、センサ信号の校正値を前記設計のコイン識別機の集団から得られたセンサ信 号及び特定の金種の真正のコインに応答して集団の識別機によって作られたセン サ信号の対応する校正値に関するデータと比較することからなり、センサ信号の 校正値は、前記設計のコイン識別機の前記集団から得られた識別機データ組のデ ータベースからのデータと比較され、それぞれの組が、集団のそれぞれの個々の 識別機の前記校正値と、個々の識別機によって特定金種の真正コインに応答して 作られたセン サ信号の値とからなる、予め設定された設計のコイン識別機を校正する方法。 30.校正される識別機のセンサ信号校正値と、データ組の対応する校正値との 比較に依存してデータ組からのデータを選定することを含む請求の範囲29によ る方法。 31.センサ信号の校正値がその値の予め設定されたそれぞれの範囲内に入るデ ータ組に対してセンサ信号の校正値と真正コインの対応するセンサ値との間の差 の平均値をデータ組から複数形成することを含む請求の範囲29による方法。 32.校正されるべき識別機に前記複数の範囲及び複数の平均値に関するデータ を伝送すること、校正されている識別機のセンサ信号の校正値を前記複数の範囲 と比較することによって前記複数の範囲の1つを選定すること、及び選定された 範囲の前記平均値と校正されている識別機のセンサ信号の校正値とを結合し、そ れによって校正されている識別機のセンサ信号の補正値を提供することを含む請 求の範囲31による方法。 33.上方及び下方のウィンドウ限界値を補正された値と結合させること及び校 正されている識別機にウィンドウ限界値を記憶させることを含む請求の範囲29 から31のいずれか1つによる方法。 34.伝送されたデータが、遠隔の場所にある校正されるべき複数の識別機に中 央の場所から供給される請求の範囲33による方法。 35.識別機からの要求に応じて、伝送されたデータが、遠隔 の場所にある校正されるべき個々の識別機に中央の場所から供給される請求の範 囲33による方法。
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