JP2000514384A - 乗り物のステアリングホイールのための構成 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、乗り物の警音装置(19)を作動する構成であって、ステアリングホイール(1)と、ステアリングホイール(1)に連結して配設され、警音装置(19)を作動するように配設された少なくとも1つのスイッチ(7)と、該スイッチ(7)の近傍に構成され、該スイッチ(7)を作動するために、休止位置から該スイッチ(7)の方向に移動可能である、乗り物の、少なくとも1つの付加的なファンクションユニットとを含む。本発明は、該スイッチ(7)が、ばね部材(11)と一体的に形成され、該ファンクションユニット(10)に対して該休止位置の方向に作用することを特徴とする。本発明により、モータビークルの警音器を作動する改良された構成が得られる。
Description
【発明の詳細な説明】
乗り物のステアリングホイールのための構成
技術分野:
本発明は、添付の請求項1の前提部による、乗り物の警音装置を作動する構成
に関する。
発明の背景:
モータビークルは通常、警音器を備えている。乗り物の警音器は通常、乗り物
のステアリングホイール上またはその近傍に配置されたスイッチを用いて、運転
手が手動で作動する。スイッチがこの位置にあるため、例えば緊急の場合、運転
手は簡単な方法で警音器を作動できる。
さらに、乗り物で移動する人を保護するするため、現代のモータ自動車は大抵
、少なくとも1つはエアバッグを備えている。既知の方法では、このようなエア
バッグは、乗り物が衝突した場合に作動するように配設されている。エアバッグ
は、乗り物内に配置された加速センサによって作動され、加速センサは、エアバ
ッグを膨張させるガス発生器を作動できるように配設されている。このようにし
てガスがエアバッグ内に流入し、滑らかなエネルギ吸収クッションを形成し、乗
り物が急ブレーキをかけた場合に起こる人の前方への移動を抑制する。
乗り物の運転手に関しては、好適には乗り物のステアリングホイールのハブに
連結して配設され、運転手の胴体の方向に膨張し得るエアバッグによって、運転
手は保護され得る。この目的のために、エアバッグ自体とエアバッグの膨張に使
用される上記ガス発生器とを含む特別なエアバッグモジュールが、ステアリング
ホイールのハブに配置され得る。このエアバッグモジュールは、さらに警音器の
スイッチに接続して配設され、運転手はエアバッグモジュールを押圧することに
よりスイッチを閉とし得る。このことにより、警音器もまた作動される。
米国特許第5283404号の文献から、ステアリングホイールのハブに配設された
エアバッグモジュールを含む、モータビークル用のシステムが、既に知られてい
る。このシステムはまた、警音器を作動する複数のスイッチを含む。スイッチは
エアバッグモジュールに接続して配設される。さらに、スイッチは膜状スイッチ
であり、使用者がエアバッグモジュールを押圧すると作動し得、次にエアバッグ
モジュールがスイッチを押し、警音器が作動する。
この既知の構成の欠点は、エアバッグモジュールを搭載するのに特別なばね部
材が必要である点にある。これらのばね部材は、その製造においてより多くの工
程とより多くの構成要素とを必要とするので、製造コストが増大する。さらにば
ね部材は、既知の構成の全重量が増加されると同時に、空間を消費する。
発明の要旨:
したがって、本発明の目的は、乗り物のステアリングホイールに、改良された
構成を実現することであり、この構成は主に警音器の作動を企図し、またこの種
の既知の構成の欠点を排除する。この目的は、初めに言及した種類の構成によっ
て達成され、その構成の特徴は添付の請求項1から明らかになる。
本発明は、乗り物の警音装置の作動を企図する。本発明によると、少なくとも
1つのスイッチが、乗り物のステアリングホイールに連結して配設され、スイッ
チは警音装置を作動するように配設される。本発明は、さらに乗り物のファンク
ションユニットを少なくとも1つ含み、ファンクションユニットは該スイッチの
近傍に配設され、休止位置(idle position)から該スイッチに向かう所定の方向
に移動し、スイッチを作動し得る。本発明は、ばね部材と一体的に形成されたス
イッチに基づき、ばね部材は該ファンクションユニットに対して該休止位置の方
向に作用する。このように、スイッチのばねファンクションを組み込んだ構成が
得られる。
スイッチは、好適には膜状スイッチであり、スプリング器官と共に形成され、
その上にファンクションユニットが搭載される。好適な実施形態において、この
ファンクションユニットは、エアバッグモジュールからなり、エアバッグと、エ
アバッグを膨張させる手段とを含む。
本発明による構成を用いると、警音器を作動する信頼できる機能が得られる。
さらに、膜状のスイッチは、非常に長い耐用期間を有するという点で有利である
。
さらに、材料および構成要素の消費を低減し、既知の、同種のシステムよりも製
造コストを低減する。さらに、本発明は、従来の構成よりも少ない空間で済み、
ステアリングホイールおよびその構成要素のパッキングをよりコンパクトにする
。また重量も、既知の構成より軽量化される。
本発明は、膜状のスイッチを、一体化されたばね部材と共に含むので、エアバ
ッグモジュールを押圧し警音器を作動したとき、ユーザは明らかな違いを確かに
知覚する。
有利な実施形態が、添付の従属クレームから明らかになる。
図面の簡単な説明:
以下に、添付の図面に示す実施形態の例を参照して、より詳細に本発明を説明
する。
図1 本発明による構成を備えたステアリングホイールを分解し、模式的に示
した斜視図である。
図2 本発明の、組み立てられた状態の断面図である。
図3 本発明によるスイッチの斜視図である。
図4 本発明による構成の模式的な電気回路図である。
好適な実施形態:
図1は、本発明による構成を分解した状態で示す。好適な実施形態によると、
本発明はモータビークルのステアリングホイールに連結して配設される。図面は
ステアリングホイールフレームまたはステアリングホイールモジュール1を示す
。ステアリングホイールモジュールは、好適には鋼で形成され、従来のステアリ
ングホイールの設計と同様の装飾と詰め物(図示せず)を施すことが企図された
支持フレームを構成する。ステアリングホイールモジュール1は、公知の方法で
、ステアリングホイールチューブ(図示せず)上に組み立てられることが企図さ
れる。さらに、ステアリングホイールモジュール1は、窪み部2および底板3を
有するように形成される。ステアリングホイールモジュール1の回転軸5の周り
に実質的に対称に配設される穴4が、底板3に設けられる。穴4はランニングケ
ー
ブル(図示せず)のために利用される。
さらに、本発明は、底板3上またはそのごく近傍に配設されたスイッチユニッ
ト6を含む。スイッチユニット6は板状に形成され、少なくとも1つの、しかし
好適には4つの、スイッチ7のための支持部材の機能を有する。スイッチ7は、
コネクタ8に電気的に接続され、コネクタは制御ユニット(図1には示さず)に
接続され、制御ユニットは乗り物の警音器を作動するように配設される。これら
について以下に説明する。上述のようにスイッチ7の各々が使用され警音器を作
動する。さらに、スイッチ7の各々が、好適には膜状スイッチであり、以下に詳
細に説明するように、ばね部材でドーム型部材の形状に形成される。さらに、ス
イッチユニット6には、好適には貫通開口部9が形成される。
スイッチユニット6の上部には、さらなるファンクションユニットがエアバッ
グモジュール10の形状に配設され、エアバッグモジュールは既知の種類であり
、エアバッグと、エアバッグを膨張させる手段とを含む。これらの手段は好適に
はガス発生器である。エアバッグモジュール10は、カバー、例えば鋳造アルミ
ニウムカバー内に囲い込まれ、スクリューユニオン(図示せず)によって底板3
に配設される。以下に説明するように、エアバッグモジュール10は、休止位置
と付加位置との間を移動するように配設され、付加位置においてスイッチ7の少
なくとも1つが閉となる。エアバッグモジュール10が付加位置にあるとき、乗
り物の警音器が作動する。
スイッチユニット6は、ステアリングホイールモジュール1の底板3の上部に
固定的に配設されるか、もしくはエアバッグモジュール10の下側に配設され得
る。スイッチユニット6は、好適には底板3もしくはエアバッグモジュール10
に、適切な接着剤または両面接着テープによって連結され得る。製造工程におい
て、スイッチユニット6が、ステアリングホイールモジュール1またはエアバッ
グモジュール10上に予め配設され、このことが、本発明の構成に関連する組み
立て工程を簡略化する。
図2は、組み立てられた状態の本発明を示す断面図である。図面から、スイッ
チユニット6がステアリングホイールモジュール1の底板3上に搭載され、休止
状態にある、つまり作用されない状態にあるエアバッグモジュール9が、スイッ
チユニット6に隣接しているのがわかる。上述のように、スイッチ7の各々は、
実質的にドーム型部材の形状のばね部材11により形成される。この目的のため
に、ばね部材11の各々が、底板3から一定の距離で隆起する。つまり、警音器
を作動するときに、運転手がエアバッグモジュール10に対して力を加える方向
とは反対の方向に、延長部を有する。
図3は、スイッチ7の設計を詳細に示し、その設計は、複数の層、好適には3
つの層を含む。3層のうちの下層12が、所定の位置で2つの導電コンタクト部
材13および14を支持する。さらに、スイッチユニット6は上層15を含み、
上層はさらなる導電コンタクト部材16を支持し、このコンタクト部材16は下
層12の2つのコンタクト部材13および14に対向する。さらに、下レベル1
2は、一定の領域内で、中層17によって上層15から分離される。さまざまな
コンタクト部材13、14および16は、好適には、グラファイト、銀、金、銅
または他の適した導電材料による薄いコーティングの領域である。矢印18で示
した方向の力でばね部材11を押圧することによって、スイッチ7が閉となる。
このようにして、コンタクト部材16によりコンタクト部材13および14の間
の電気的な接続を閉とする。異なる層12、15および17は、好適にはポリエ
ステルプラスチックまたは対応する合成物質の薄膜である。
ばね部材11は、上層15にドーム型部材として形成される。図2を改めて参
照すると、エアバッグモジュール10は通常はスイッチ7上に搭載されるのがわ
かる。警音器を作動するとき、エアバッグモジュール10が、底板3の方向に押
圧され、これによりエアバッグモジュール10をその休止位置から移動させ、ば
ね部材11を押圧する。エアバッグモジュール10は、力の作用を受けなくなる
と、ばね部材11のバネ力によって休止位置に戻り、初期のドーム型の形状を回
復しようとする。
弾性およびスプリンギング(springing)に関するばね部材11の特性は、エア
バッグモジュール10の重量に合わせて調節される。これらの特性は、少なくと
も1つのスイッチ7を閉とするために、運転手が、エアバッグモジュール10に
加えるのに適していると考えられる力にも合わせて調節されねばならない。これ
らの目的のために、ドーム11の高さ、直径および形状もまた、本発明の所定の
適用に合わせて調整される。各ばね部材11のばね特性も、とりわけ上層15の
厚さおよび上層15に使用される材料の剛性ならびに弾性特性によって決定され
る。スイッチ7の寸法は、問題としている適用に応じて変化し得る。ばね部材の
直径は、好適には約10〜20mmである。
図4は、回路図を簡略に示し、この回路図はどのように各スイッチ7が接続さ
れ、乗り物の警音器19の作動を可能にし得るかを示す。図面は1つのスイッチ
7のみを示すが、上述のように本発明は同様のスイッチを複数含み得る。スイッ
チ7は、グラウンドと中央制御ユニット20との間に、コネクタ8を介して(図
1参照)接続される。制御ユニット20が配設され、スイッチ7が閉であるか否
かを検知する。閉である場合、制御ユニット20は電圧Uを受け取るリレイ21
に信号を送信する。リレイは警音器19に接続され、制御ユニット20によって
リレイ21が作動されると、警音器が作動し警告音を発する。
本発明は上述の実施形態に限定されず、添付の請求の範囲内で改変され得る。
例えばスイッチユニット6は、例えばスイッチユニット6の上側に沿ったさまざ
まな位置に、スイッチ7のさまざまな構成を含み得る。スイッチ7の数もまた変
化し得る。スイッチ7の数およびその位置は、好適には、警音器を作動するとき
ユーザによって利用される、エアバッグモジュール10上の典型的な圧点に応じ
て選択される。
さらに、例えば2つ(またはそれ以上)のスイッチ7が閉である場合にも、警
音器19が作動するように、制御ユニット20が配設され得る。
さらに、本発明による構成は、ファンクションユニットがエアバッグモジュー
ル10でない場合にも利用され得る。エアバッグを備えない乗り物があるが、こ
れらの乗り物では、エアバッグモジュール10の代わりに、何か他の種類のファ
ンクションユニットまたはモジュールが、スイッチユニット6の上部に搭載され
得る。
本発明の許容される改変例では、下方に、つまり底板3に向かって対向するス
イッチ7を備えたスイッチユニット6(図1参照)が配設される。この目的のた
めに、スイッチユニット6は、好適には、エアバッグモジュール10の下側に予
め配設される。
最後に、ばね部材11は、例えばサイズ、幾何学的形状およびスプリング特性
に関して、種々の形態に形成され得る。
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フロントページの続き
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Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.乗り物の警音装置(19)を作動させる構成であって、ステアリングホイー ル(1)と、該ステアリングホイール(1)に連結して配設され、該警音装置( 19)を作動するように配設された少なくとも1つのスイッチ(7)と、付加的 に、該スイッチ(7)の近傍に構成され、該スイッチ(7)を作動するために、 休止位置から該スイッチ(7)の方向に移動可能である、乗り物の、少なくとも 1つのファンクションユニット(10)とを含み、該スイッチ(7)が、本質的 にドーム型のばね部材(11)と一体的に形成され、該ファンクションユニット (10)に対して該休止位置の方向に作用することを特徴とする構成。 2.前記スイッチ(7)が少なくとも2つの層(12、15、17)からなり、 下レベル(12)が第1の電気コネクタ(13、14)を含むことと、前記ばね 部材(11)が、該第1のコネクタ(13、14)に対向するさらなる電気コネ クタ(16)を含む上層(15)に一体的に形成され、該コネクタ(13、14 、16)の間が接触すると該スイッチ(7)が閉となることとを特徴とする、請 求項1に記載の構成。 3.前記層(12、15、17)が合成物質の膜からなることを特徴とする、請 求項2に記載の構成。 4.前記少なくとも1つのスイッチ(7)が支持部材(6)上に配設され、該支 持部材が前記ステアリングホイール(1)に連結して配設され、休止位置にある 前記ファンクションユニット(10)が前記ばね部材(11)上に搭載されるこ とを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の構成。 5.前記少なくとも1つのスイッチ(7)が、前記支持部材(6)上に配設され 、該支持部材が、前記ステアリングホイール(1)上に、該休止位置で該支持部 材(6)上に搭載された前記ファンクションユニット(10)と共に配設される こ とと、前記ばね部材(11)が該ステアリングホイール(1)上に搭載されるこ ととを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の構成。 6.前記支持部材(6)が、前記ファンクションユニット(10)の下側に配設 されることを特徴とする、請求項4または5に記載の構成。 7.前記支持部材(6)が、前記ファンクションユニット(10)に対向する表 面(3)上に、前記ステアリングホイール(1)に連結して組み立てられること を特徴とする、請求項4または5に記載の構成。 8.前記ファンクションユニット(10)が、エアバッグと、乗り物が衝突した 場合にエアバッグを膨張させる手段とを含む、エアバッグモジュール(10)で あることを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載の構成。 9.請求項1から8のいずれかに記載の警音装置(19)を作動する構成を含む 、乗り物。
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