【発明の詳細な説明】
第一オイルおよび第二オイルを含むヘアーコンディショニング組成物
技術分野
本発明は第一および第二オイルを含むヘアーコンディショニング組成物に関す
るものである。より詳細に述べるならば、本発明は或る種の高分子エステル油か
ら選択される第一オイルを含むヘアーコンディショニング組成物に関する。
発明の背景
ヒトの毛髪は周囲環境との接触によって、また頭皮から分泌する皮脂によって
汚れる。毛髪の汚れは毛髪を汚いまたは油じみた感じにし、魅力的でない外観に
する。毛髪の汚れのために定期的シャンプーが必要となる。
シャンプーは過剰の汚れおよび皮脂を除去することによって毛髪をきれいにす
る。しかしシャンプーは毛髪を濡れた、もつれた、そして一般的には手入れしに
くい状態のままにすることがある。毛髪を洗う際に、毛髪の天然油分およびその
他の天然コンディショニングおよび保湿成分が除去されるため、毛髪が乾燥する
と毛髪は乾燥したばさばさした、つやのない、または縮れた状態になる。その上
、毛髪は乾燥すると静電気レベルが高まった状態になり、それは櫛どきを妨害し
、一般に“広がった毛髪(fly-away hair)”と呼ばれる状態になり、または特
に長髪では、“毛先の割れ(split-ends)”という好ましくない現象をおこす。
これらのシャンプー後の問題を緩和するための種々のアプローチが開発された
。これらのアプローチは、残留する(leave-on)およびすすぎ流す(rinse off
)製品等のヘアーコンディショナーをシャンプー後に適用するやり方から、単一
製品で毛髪を洗浄並びにコンディショニングしようとするヘアーコンディショニ
ングシャンプーに至るまでの範囲にわたる。或る消費者はコンディショナーを含
んだシャンプーの簡単さおよび便利さを好むとはいえ、大部分の消費者はシャン
プーとは別の段階として、普通はシャンプー後に毛髪に適用するより一般的なコ
ン
ディショナー組成物を好む。コンディショニング組成物はすすぎ流しタイプの製
品でも残留タイプの製品でもよい、そしてエマルション、クリーム、ゲル、スプ
レーおよびムースの形でよい。一般的コンディショナー組成物を好むこのような
消費者は、比較的高いコンディショニング効果、または毛髪または毛髪部分の状
態によって、コンディショニングの量を変え得る便利さに価値を置いている。
毛髪にコンディショニング効果を与える一般的方法は、カチオン性表面活性剤
およびポリマー類等のヘアコンディショニング剤、シリコーンコンデイショニン
グ剤、炭化水素油、および脂肪アルコールの使用による。
カチオン性表面活性剤およびポリマー類、炭化水素油および脂肪アルコールは
毛髪の輝きを高め、水分、柔軟さを毛髪に与え、毛髪の静電気をコントロールす
ることが知られている。しかし、このような成分は、特に毛髪が乾いているとき
には、べたべたした、またはグリース様またはワックス様感触も与える。シリコ
ーンコンディショニング剤は、シリコーン化合物の表面張力が低いので、毛髪を
滑らかにしたり、毛髪の櫛どおりを容易にするなどのコンディショニング効果が
得られることも知られている。しかし、シリコーンコンディショニング剤は、と
くに毛髪が乾燥した時に毛髪に乾燥した感じを与えたり、毛髪が細かく縮れた状
態になるおそれがある。
上で述べたことに基づいて、毛髪が湿っている時または、乾燥している時の何
れにおいても、コンディショニング効果を向上させるヘアーコンディショニング
組成物を得たいという要望がまだ残されている。毛髪が乾燥している時に、長期
間持続性の保湿感、滑らかな感じおよび手入れし易さを毛髪に与え、しかも毛髪
を油じみた感じにしないことが特に必要である。
この本発明の全ての長所および効果を得る既存の技術はない。
発明の要約
本発明は次の(1)〜(3)を含むヘアーコンディショニング組成物に向けら
れる:
(1)水不溶性であって、少なくとも約800の分子量を有し、25℃では液体
である第一オイルであって、
a)下記の式であらわされるペンタエリスリトールエステル油:上記式中R1、R2、およびR4は独立的に、炭素原子1ないし約30個を有する
分岐鎖、直鎖、飽和または不飽和のアルキル、アリールおよびアルキルアリール
基である;
b)下記の式であらわされるトリメチロールエステル油:
上記式中、R11は炭素原子1ないし約30個を有するアルキル基であり、R12
、R13、およびR14は独立的に、炭素原子1ないし約30個を有する分岐鎖、直
鎖、飽和または不飽和のアルキル、アリールおよびアルキルアリール基である;
及びこれらの混合物;
からなるグループから選択される第一オイル;
(2)
c)炭素原子約6ないし約16個を有する1−アルケンモノマー類から誘導
されるポリα−オレフィン油であって、粘度約1ないし約35,000cst、
分子量約200ないし約60,000および最高約3の多分散性を有するポリα
−オレフィン油類;
d)水不溶性であって、少なくとも約500の分子量を有し、25℃で液体
であり、下記の式で表わされるクエン酸エステル油:
上記式中、R21はOHまたはCH3COOで、R22、R23、およびR24は独立的
に、炭素原子1ないし約30個を有する分岐鎖、直鎖、飽和または不飽和のアル
キル、アリール、およびアルキルアリール基であり;
e)水不溶性で、少なくとも約500の分子量を有し、25℃では液体で、
下記の式で表わされるグリセリルエステル油:
上記式中、R41、R42、およびR43は、独立的に炭素原子1ないし約30個を有
する分岐鎖、直鎖、飽和または不飽和のアルキル、アリール、およびアルキルア
リール基であり;
及びこれらの混合物;
からなるグループから選択される第二オイル:そして
(3)水性担体。
本発明のこれらおよびその他の特徴、観点および利点は、熟練せる当業者には
この開示を読むことによって明らかになる。
発明の詳細な記載
本明細書は特に本発明を指摘し、明白に請求する請求の範囲で締めくくられて
いるが、本発明は下記の説明によってよりよく理解されると考えられる。
ここに記載されている全ての引用文献は参考としてそのまま本明細書に組み込
まれる。
また、引用文献も本発明の新規性を否定するような先行技術となり得るものでは
ない。
ここで“含有する(comprising)”は最終結果に影響を与えないその他の段階
およびその他の成分を加えることができることを意味する。この用語は“から成
る(consisting of)”および“実質的に〜から成る(consisting essentially
of)”を含める。
全てのパーセンテージ、部分および比率は特に記載のない限り本発明の組成物
の総重量を基礎とする。全てのそのような重量は、それらが列挙される成分に関
する際には、有効分濃度に基づいており、したがって市販品に含まれ得る担体ま
たは副産物を含むものではない。
この文書に示される本発明の観点および実施態様は多くの長所を有する。例え
ば、本発明のヘアーコンディショニング組成物は、毛髪が乾いた際に、長期持続
性の保湿感、滑らかな感触および手入れし易さを毛髪に与え、しかも毛髪に油じ
みた感触を残さない。本発明のヘアーコンディショニング組成物は毛髪に残留す
る、または毛髪からすすぎ流される形の製品に適する。第一オイル
本発明のヘアーコンディショニング組成物は、ペンタエリスリトールエステル
油、トリメチロールエステル油、およびそれらの混合物からなるグループから選
択される第一オイルを含む。本発明に有用な第一オイルは、水不溶性で少なくと
も約800の分子量を有し、25℃では液体であるものである。ここに用いる用
語“水不溶性”とは、化合物が25℃では水に実質的に不溶であり;その化合物
を1.0重量%より大きい濃度、好適には0.5重量%より大きい濃度で水と混合
する時に、その化合物が一時的に分散して不安定な水中コロイドを形成し、その
後速やかに水と分離して二相となることを意味する。
本発明の第一オイルは、毛髪が乾いたとき、保湿感、滑らかな感触、および手
入れし易さを毛髪に与え、しかも油じみた感じを毛髪に残さない。水不溶性油性
材料は、一般に毛髪に沈着し得ると考えられている。理論に束縛されるものでは
ないが、第一オイルはその嵩高性のために、毛髪の表面を覆い、その結果第一オ
イルは毛髪の摩擦を減らして滑らかさおよび手入れのし易さを毛髪に与える。第
一オイルは、若干の親水性基を有するために保湿感を与えるが、それが液体であ
るため、毛髪に油じみた感触を残さないとも信じられている。第一オイルは通常
の使用および保存条件では化学的に安定である。
第一オイルは、好適には組成物中に重量で約0.1ないし約20%、好適には
約0.2ないし約10%、より好適には0.5%ないし約5%含まれる。
ここで有用なペンタエリスリトールエステル油は下記の式を有するものである
:
上記式中、R1、R2、R3、およびR4は、独立的に炭素原子1ないし約30個を
有する分岐鎖、直鎖、飽和または不飽和のアルキル、アリール、およびアルキル
アリール基である。好適にはR1、R2、R3、およびR4は、独立的に、約8ない
し約22個の炭素原子を有する分岐鎖、直鎖、飽和または不飽和のアルキル基で
ある。より好適には、R1、R2、R3、およびR4は化合物の分子量が約800な
いし約1200になるように決められる。
ここで有用なトリメチロールエステル油は下記の式を有するものである:
上記式中、R11は炭素原子1ないし約30個を有するアルキル基であり、R12、
R13およびR14は独立的には炭素原子1ないし約30個を有する分岐鎖、直鎖、
飽和または不飽和のアルキル、アリール、およびアルキルアリール基である。好
適にはR11はエチルで、R12、R13およびR14は独立的に炭素原子8ないし約2
2個を有する分岐鎖、直鎖、飽和または不飽和のアルキル基である。より好適に
は、R11、R12、R13およびR14は化合物の分子量が約800ないし約1200
になるように決められる。
本発明における特に有用なペンタエリスリトールエステル油およびトリメチロ
ールエステル油は、ペンタエリスリトール テトライソステアレート、ペンタエ
リスリトール テトラオレエート、トリメチロールプロパン トリイソステアレ
ート、トリメチロールプロパン トリオレエート、およびこれらの混合物を含む
。このような化合物は、高級アルコール工業からKAKPTI、KAKTTIの
商品名で、新日本理化からPTO、ENUJERUBU TP3SOの商品名で
市販されている。第二オイル
本発明のヘアーコンディショニング組成物は、ポリα−オレフィン油、クエン
酸エステル油、グリセリルエステル油、およびこれらの混合物からなるグループ
から選択される第二オイルを含む。本発明に有用な第二オイルは、水不溶性で、
25℃では液体であるものである。用語“水不溶性”は上で定義したものである
。
第二オイルは第一オイルのコンディショニング効果を高める。特に、第二オイ
ルは毛髪が乾いたときに、毛髪の滑らかさを高めると考えられている。
第二オイルは組成物中に重量で約0.1%ないし約20%、好適には約0.2%
ないし約10%、より好適には約0.5%ないし約5%の濃度で含まれる。
ここで有用なポリα−オレフィン油類は、約6ないし約16個の炭素原子、好
適には約6ないし約12個の炭素原子を有する1−アルケンモノマーから誘導さ
れるものである。ポリα−オレフィン油の製造に有用な1−アルケンモノマー類
の非制限的例は、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1
−テトラデセン、1−ヘキサデセン、4−メチル−1−ペンテンのような分岐異
性体、およびこれらの混合物を含める。ポリα−オレフィン油の製造に有用な好
適な1−アルケンモノマー類は、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1
−テトラデセン、1−ヘキサデセン、およびこれらの混合物である。ここで有用
なポリα−オレフィンは、さらに粘度約1ないし約35,000cst、分子量
約200ないし約60,000および最高約3の多分散性を有する。
少なくとも約800の分子量を有するポリα−オレフィン油が本発明では有用
である。このような高分子量ポリα−オレフィン油が毛髪に長期持続性保湿感を
与えると考えられる。約800未満の分子量を有するポリα−オレフイン油が本
発明では有用である。このような低分子量ポリα−オレフィン油は滑らかな、軽
い、清潔な感じを毛髪に与える。
ここに有用なクエン酸エステル油は下記の式であらわされる少なくとも約50
0の分子量を有するものである:
上記式中、R21はOHまたはCH3COOで、R22、R23、R24は独立的に、炭
素原子1ないし約30個を有する分岐鎖、直鎖、飽和または不飽和のアルキル、
アリール、およびアルキルアリール基である。好適には、R21はOHで、R22、
R23、およびR24は独立的に、炭素原子8ないし約22個を有する分岐鎖、直鎖
、飽和または不飽和のアルキル、アリール、およびアルキルアリール基である。
より好適には、R21、R21、R23およびR24は、化合物の分子量が少なくとも約
800になるように決められる。
ここで有用なグリセリルエステル油は、少なくとも約500の分子量を有し、
下記の式であらわされるものである:
上記式中、R41、R42、およびR43は独立的に炭素原子1ないし約30個を有す
る分岐鎖、直鎖、飽和または不飽和のアルキル、アリール、およびアルキルアリ
ール基である。好適にはR41、R42およびR43は独立的に、炭素原子8ないし約
22個を有する分岐鎖、直鎖、飽和または不飽和のアルキル、アリールおよびア
ルキルアリール基である。より好適には、R41、R42、およびR43は、化合物の
分子量が少なくとも約800になるように決められる。
ここで特に有用なポリα−オレフィン油は、モービル・ケミカル社から販売さ
れる数平均分子量約500を有する商品名PURESYN6と呼ばれる、および
数平均分子量約3000を有する商品名PURESYN100と呼ばれる、そし
て数平均分子量約6000を有するPURESYN300と呼ばれるポリデセン
類である。
ここで特に有用なクエン酸エステル油はバーネル(Bernel)から入手できる商
品名CITMOL316のトリイソセチルシトレート、フェニックス(Phoenix
)から入手できる商品名PELEMOL TISCのトリイソステアレート シ
トレートおよびバーネルから入手できる商品名CITMOL320のトリオクチ
ルドデシル シトレートを含む。
ここで特に有用なグリセリルエステル油は、太陽化学からの商品名SUN E
SPOL G−318のトリイソステアリン、クローダ・サーファクタント社か
らの商品名CITHROL GTOのトリオレイン、ヴェビー(Vevy)からの商
品名EFADERMA−Fの、またはブルックス(Brooks)からの商品名EFA
−GLYCERIDESのトリリノレインを含む。水性担体
本発明の組成物は水性担体を含む。その担体の濃度および種類は製品のその他
の成分類との相容性、および製品のその他の所望特性によって選択される。
本発明に有用な担体は、水、および低級アルキルアルコールおよび多価アルコ
ールの水溶液を含む。ここで有用な低級アルキルアルコールは、炭素原子1ない
し6を有する一価アルコール、より好適にはエタノールおよびイソプロパノール
である。ここに有用な多価アルコールは、プロピレングリコール、ヘキシレング
リコール、グリセリン、およびプロパンジオールを含む。
好適には、水性担体は実質的に水である。脱イオン水が好適に使用される。製
品の所望特性に応じて、ミネラルカチオンを含む天然資源からの水も使用できる
。一般的に本発明の組成物は、約20%ないし約95%、好適には約30%ない
し約92%、そしてより好適には約50%ないし約90%の水を含む。付加的コンディショニング剤
本発明の組成物はさらに付加的コンディショニング剤を含む。本発明における
付加的コンディショニング剤は、高融点化合物、カチオン性表面活性剤、シリコ
ーン化合物、およびそれらの混合物からなるグループから選択される。本発明の
付加的コンディショニング剤は、組成物重量の約0.01%ないし約20%、好
適には約0.1%ないし約15%、より好適には約1%ないし約10%濃度で用
いられる。高融点化合物
本発明の組成物はさらに高融点化合物を含むことができる。ここで有用な高融
点化合物は、脂肪アルコール、脂肪酸、脂肪アルコール誘導体、脂肪酸誘導体、
炭化水素、ステロイド類およびこれらの混合物からなるグループから選択される
少なくとも約25℃の融点を有するものである。本明細書のこの部分に開示され
る化合物類は、場合によっては1つより多い分類領域に入ることがあることは当
業者には理解できる。例えば若干の脂肪アルコール誘導体類は脂肪酸誘導体とし
ても分類できる。しかし与えられた分類はその特定化合物に制限するものではな
く、分類および命名が便利なように分類される。さらに、二重結合の数および位
置、および分岐鎖の長さおよび位置によって、或る要求される炭素原子を有する
若干の化合物は約25℃未満の融点を有するかも知れないことは当業者には理解
される。そのような低融点化合物はこの部類には含まれないものとする。高融点
化合物の非制限的例は、国際化粧品成分辞典、五版、1993、およびCTFA
化粧品成分ハンドブック、二版、1992、に見いだされる。
これらの高融点化合物類は、毛髪表面を覆い、摩擦を減らし、それによって毛
髪に滑らかな感触を与え、櫛どおりを容易にすると考えられている。
高融点化合物は、組成物中に、重量で約1%ないし約14%、より好適には約
3%ないし約10%、さらに好適には約4%ないし約8%の濃度で含まれるのが
好ましい。
ここに有用な脂肪アルコールは、炭素原子約14ないし約30個、より好適に
は炭素原子約16ないし約22個を含むものである。これらの脂肪アルコールは
直鎖または分岐鎖アルコールでもよく、飽和または不飽和でもよい。脂肪アルコ
ールの非制限的例は、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアル
コール、およびこれらの混合物を含む。
ここに有用な脂肪酸は、炭素原子約10ないし約30個、好適には炭素原子約
12ないし約22個、より好適には炭素原子約16ないし約22個を含むもので
ある。これらの脂肪酸は直鎖または分岐した酸であり、飽和または不飽和でもよ
い。本発明の要求に合う二酸、三酸、およびその他の多価酸も含まれる。これら
の脂肪酸の塩類も含まれる。脂肪酸の非制限的例は、ラウリン酸、パルミチン酸
、ステアリン酸、ベヘン酸、セバシン酸、およびこれらの混合物類も含まれる。
ここで有用な脂肪アルコール誘導体および脂肪酸誘導体類は、脂肪アルコール
のアルキルエーテル、アルコキシル化脂肪アルコール、アルコキシル化脂肪アル
コールのアルキルエーテル、脂肪アルコールのエステル類、エステル化可能なヒ
ドロキシ基を有する化合物の脂肪酸エステル、ヒドロキシ置換脂肪酸、およびこ
れらの混合物を含む。脂肪アルコール誘導体および脂肪酸誘導体の非制限的な例
は次のものを含む:メチルステアリルエーテル;セチルアルコールのエチレング
リコールエーテルであるceteth−1からceteth-45までのようなcetethシリー
ズ化合物(この際の数字は存在するエチレングリコール部分の数を示す);ステ
アレスアルコールのエチレングリコールエーテルであるsteareth-
1から10までのようなstearethシリーズ化合物(この際数字は存在するエチレ
ングリコール部分の数を示す);セテアレスアルコールのエチレングリコールエ
ーテルであるceteareth-1からceteareth-10まで、すなわち主としてセチルお
よびステアリルアルコールを含む脂肪アルコールの混合物(この際数字は存在す
るエチレングリコール部分の数を示す);上記のceteth、steareth、およびcete
areth化合物のC1−C30アルキルエーテル類;ベヘニルアルコールのポリオキシ
エチレンエーテル類;エチルステアレート、セチルステアレート、セチルパルミ
テート、ステアリルステアレート、ミリスチルミリステート、ポリオキシエチレ
ン セチル エーテル ステアレート、ポリオキシエチレンステアリルエーテル ス
テアレート、ポリオキシエチレン ラウリルエーテル ステアレート、エチレング
リコール モノステアレート、ポリオキシエチレン モノステアレート、ポリオキ
シエチレン ジステアレート、プロピレングリコールモノステアレート、プロピ
レングリコール ジステアレート、トリメチロールプロパンジステアレート、ソ
ルビタン ステアレート、ポリグリセリル ステアレート、グリセリル モノステ
アレート、グリセリル ジステアレート、グリセリル トリステアレート、および
これらの混合物。
ここで有用な炭化水素は少なくとも約20個の炭素原子を有する化合物類を含
む。
ここで有用なステロイドは、コレステロール等の化合物類を含む。
高純度の単一化合物の高融点化合物類が好ましい。純粋なセチルアルコール、
ステアリルアルコール、およびベヘニルアルコールのグループから選択される純
粋な脂肪アルコールの単一化合物が非常に好ましい。ここで“純粋な”の意味は
、化合物が最低約90%の純度、好適には最低約95%の純度を有することであ
る。これら高純度の単一化合物は、消費者がその組成物を洗い流す際に毛髪から
の良好なすすぎ特性を提供する。
ここで有用な市販高融点化合物類としては次のものを含める:新日本理化(大
阪、日本)から提供される商品名KONOLシリーズを有する、およびNOF(
東京、日本)から提供される商品名NAAシリーズを有するセチルアルコール、
ステアリルアルコール、およびベヘニルアルコール;和光(大阪、日本)から提供
される商品名1−DOCOSANOL、アクゾ(Chicago、Illinois、USA)
から提供される商品名NEO−FAT、ウィトコ社(Dublin、Ohio、USA)か
ら提供される商品名HYSTRENE、およびヴェビー(Genova、Italy)から
提供される商品名DERMA等の純粋なベヘニルアルコール;そして日光ケミカ
ルから提供されるNIKKOL AGUASOME LAの商品名を有するコレス
テロール。カチオン性表面活性剤
本発明の組成物はさらにカチオン性表面活性剤を含んでもよい。ここで有用な
カチオン性表面活性剤は、当業者に公知のいかなるものでもよく、組成物中に重
量で0.01%ないし約20%、より好適には約0.05%ないし約10%濃度で
含まれるのが好ましい。
ここで有用なカチオン性表面活性剤のなかには、一般式(I)に相当するもの
がある:上記式中、R101、R102、R103、およびR104の少なくとも1つは炭素原子8な
いし30個の脂肪族基、または約22個までの炭素原子を有する芳香族、アルコ
キシ、ポリオキシアルキレン、アルキルアミド、ヒドロキシアルキル、アリール
またはアルキルアリール基から選択され、R101、R102、R103、およびR104の
残りのものは炭素原子1ないし約22個の脂肪族基または、22個までの炭素原
子を有する芳香族、アルコキシ、ポリオキシアルキレン、アルキルアミド、ヒド
ロキシアルキル、アリールまたはアルキルアリール基から独立的に選択され;X
は、ハロゲン(例、塩化物、臭化物)、アセテート、シトレート、ラクテート、
グリコレート、ホスフェート、ニトレート、スルホネート、スルフェート、アル
キルスルフェート、およびアルキルスルホネートラジカルから選択さ
れるもの等の塩形成性アニオンである。脂肪族基は炭素原子および水素原子に加
えて、エーテル結合、およびアミノ基等のその他の基を含むことができる。より
長い鎖の脂肪族基、例えば、約12炭素原子以上の脂肪族基は飽和でも不飽和で
もよい。R101、R102、R103、およびR104が独立的にC1ないし約C22のアル
キルから選択されるのが好ましい。本発明に有用なカチオン性表面活性剤の非制
限的例は下記のCTFA名を有する材料を含める:クォタニウム−8、クォタニ
ウム−14、クォタニウム−18、クォタニウム−18メトスルフェート、クォ
タニウム−24、およびこれらの混合物を含む。
一般式(I)のカチオン性表面活性剤のなかで好ましいのは、最低16個の炭
素を有するアルキル鎖を分子中に少なくとも1つは含むものである。このような
好適カチオン性表面活性剤の非制限的例には次のものが含まれる:例えばクロー
ダからINCROQUAT TMC−80の商品名で、そして三洋化成からEC
ONOL TM22の商品名で提供されるようなベヘニルトリメチル塩化アンモ
ニウム;日光ケミカルズからCA−2350の商品名で提供されるセチルトリメ
チル 塩化アンモニウム、水素化タロー アルキルトリメチル塩化アンモニウム、
ジアルキル(14−18)ジメチル塩化アンモニウム、ジタローアルキルジメチ
ル塩化アンモニウム、二水素化タローアルキルジメチル塩化アンモニウム、ジス
テアリルジメチル塩化アンモニウム、ジセチルジメチル塩化アンモニウム、ジ(
ベヘニル/アラキジル)ジメチル塩化アンモニウム、ジベヘニル ジメチル塩化
アンモニウム、ステアリル ジメチル ベンジル塩化アンモニウム、ステアリル
プロピレングリコール燐酸ジメチル塩化アンモニウム、ステアロイル アミドプ
ロピル ジメチル ベンジル塩化アンモニウム、ステアロイル アミドプロピル ジ
メチル(ミリスチルアセテート)塩化アンモニウム、およびN−(ステアロイル
コラミノ ホルミルメチル)塩化ピリジニウム。
親水性置換カチオン性表面活性剤であって、置換基の少なくとも1つが置換基
としてまたはラジカル鎖の結合として存在する1つ以上の芳香族、エーテル、エ
ステル、アミド、またはアミノ部分を含み、R101−R104ラジカルの少なくとも
1つが、アルコキシ(好適にはC1−C3アルコキシ)、ポリオキシアルキレ
ン(好適にはC1−C3ポリオキシアルキレン)、アルキルアミド、ヒドロキシア
ルキル、アルキルエステル、およびそれらの組み合わせから選択される1つ以上
の親水性部分を含む親水性置換カチオン性表面活性剤も好ましい。好適には親水
性置換カチオン性コンディショニング表面活性剤は、上記の範囲内に位置する2
ないし約10個の非イオン性親水性部分を含む。好適な親水性置換カチオン性表
面活性剤は下記の式(II)〜(VIII)のものを含む:
上記式中、n1は8ないし約28、m1+m2は2ないし約40、Z1は短鎖アルキ
ル、好適にはC1−C3アルキル、より好適にはメチル、または(CH2CH2O)m3
Hであり、ここでm1+m2+m3は60までであり、Xは上記のような塩形成
性アニオンである;上記式中、n2は1ないし5であり、R105、R106、R107の1つ以上が独立的に
C1−C30アルキルであり、残りがCH2CH2OHであり、R108、R109、R110
の1つまたは2つが独立的にC1−C30アルキルであり、残りがCH2CH2OH
で、Xが上記のような塩形成性アニオンである;
上記式中、式(IV)と(V)において独立的に、Z2はアルキル、好適にはC1−
C3アルキル、より好適にはメチル、そレてZ3は短鎖ヒドロキシアルキル、好適
にはヒドロキシメチルまたはヒドロキシエチル、n3およびn4は独立的に2から
4までの整数、好適には2から3まで、より好適には2であり、R111およびR1 12
は独立的に飽和または不飽和ヒドロカルビル、C12−C20アルキルまたはアル
ケニルであり、Xは上に定義したような塩形成性アニオンである;
上記式中、R113はヒドロカルビル、好適にはC1−C3アルキル、より好適には
メチルであり、Z4およびZ5は独立的に短鎖ヒドロカルビル、好適にはC2−C4
アルキルまたはアルケニル、より好適にはエチル、m4は2ないし約40であり
、好適には約7から約30まで、そしてXは上に定義した塩形成性アニオンであ
る;
上記式中、R114およびR115は独立的にC1−C3アルキル、好適にはメチル、Z6
はC12−C22ヒドロカルビル、アルキルカルボキシまたはアルキルアミドであ
り、Aはタンパク質、好適にはコラーゲン、ケラチン、ミルクタンパク質、シル
ク、大豆タンパク質、小麦タンパク質、またはこれらの加水分解形;そしてXは
上に定義した塩形成性アニオンである;
上記式中、n5は2または3、R116およびR117は独立的にC1−C3ヒドロカル
ビル、好適にはメチル、そしてXは上に定義した塩形成性アニオンである。本発
明に有用な親水性置換カチオン性表面活性剤の非制限的例は、下記のCTFA名
を有する材料を含める:クォータニウム−16、クォータニウム−26、クォー
タニウム−27、クォータニウム−30、クォータニウム−33、クォータニウ
ム−43、クォータニウム−52、クォータニウム−53、クォータニウム−5
6、クォータニウム−60、クォータニウム−61、クォータニウム−62、ク
ォータニウム−70、クォータニウム−71、クォータニウム−72、クォータ
ニウム−75、クォータニウム−76 加水分解コラーゲン、クォータニウム−
77、クォータニウム−78、クォータニウム79 加水分解コラーゲン、クォ
ータニウム−79加水分解ケラチン、クォータニウム−79加水分解ミルクタン
パク質、クォータニウム−79加水分解シルク、クォータニウム−79加水分解
大豆タンパク質、およびクォータニウム−79加水分解小麦タンパク質、
クォータニウム−80、クォータニウム−81、クォータニウム−82、クォー
タニウム−83、クォータニウム−84、およびこれらの混合物。
非常に好ましい親水性置換カチオン性表面活性剤は、ジアルキルアミド エチ
ル ヒドロキシエチルモニウム塩、ジアルキルアミドエチル ジモニウム塩、ジア
ルキロイル エチル ヒドロキシエチルモニウム塩、ジアルキロイル エチルジモ
ニウム塩、およびこれらの混合物:例えば下記の商品名で市販されているもの;
ウィトコ・ケミカルからのVARISOFT 110、VARISOFT 222
、VARIQUAT K1215およびVARIQUAT 638、マクルンタイ
ア(Mclntyre)からのMACKPRO KLP、MACKPRO WLW、MAC
KPRO MLP、MACKPRO NSP、MACKPRO NLW、MACK
PRO WWP、MACKPRO NLP、MACKPRO SLP、アクゾ(Akz
o)からのETHOQUAD18/25、ETHOQUAD O/12PG、ET
HOQUAD C/25、ETHOQUAD S/25、およびETHODUOQ
UAD、ヘンケルからのDEHYQUAT SP、ICIアメリカからのATL
AS G265。
アミン類はカチオン性表面活性剤として適している。第一、第二、および第三
脂肪アミンが有用である。特に有用なのは約12ないし約22個の炭素原子のア
ルキル基を有する第三アミドアミン類である。典型的第三アミドアミンは次のも
のを含める:ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドプロピルジエ
チルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミン、ステアラミドエチルジメチル
アミン、パルミタミドプロピルジメチルアミン、パルミタミドプロピルジエチル
アミン、パルミタミドエチルジエチルアミン、パルミタミドエチルジメチルアミ
ン、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルジエチルアミン、
ベヘナミドエチルジエチルアミン、ベヘナミドエチルジメチルアミン、アラキダ
ミドプロピルジメチルアミン、アラキダミドプロピルジエチルアミン、アラキダ
ミドエチルジエチルアミン、アラキダミドエチルジメチルアミン、ジエチルアミ
ノエチルステアラミド。ジメチルステアラミン、ジメチルソイアミン、ソイアミ
ン、ミリスチルアミン、トリデシルアミン、エチルステアリルアミン、N−タロ
ープロパンジアミン、エトキシル化(エチレンオキシド5モルで)ステアリルア
ミン、ジヒドロキシエチルステアリルアミン、およびアラキジルベヘニルアミン
も有用である。本発明に使用できるアミンはNachtigalらの米国特許第4,275
,055号に開示されている。
これらのアミン類はl−グルタミン酸、乳酸、塩酸、リンゴ酸、琥珀酸、酢酸
、フマール酸、酒石酸、クエン酸、l−グルタミン塩酸、マレイン酸、およびこ
れらの混合物;より好適にはl−グルタミン酸、乳酸、クエン酸と組み合わせて
用いてもよい。これらのアミン類は好適にはいずれかの酸によって、アミン対酸
のモル比約1:0.3ないし約1:2、より好適には約1:0.4ないし約1:1
で部分的に中和される。シリコーン化合物
本発明の組成物はさらにシリコーン化合物を含むことができる。本発明におい
て有用なシリコーン化合物は、揮発性で溶解性または不溶性、または不揮発性で
溶解性または不溶性のシリコーンコンディショニング剤を含める。“可溶性”と
は、シリコーン化合物が組成物の担体と混和可能で、同じ相の部分を形成するこ
とを意味する。“不溶性”とは、シリコーンが担体とは別の不連続相を形成し、
例えばシリコーン滴のエマルションまたは懸濁液を形成することを意味する。本
発明のシリコーン化合物はエマルション重合等、当業者に公知のあらゆる適切な
方法によって作ることができる。シリコーン化合物はさらにエマルションの形で
本発明の組成物に挿入される。その際上記エマルションは、機械的混合によって
、またはエマルション重合による合成段階中に、アニオン性表面活性剤、非イオ
ン性表面活性剤、カチオン性表面活性剤、およびこれらの混合物から選択される
表面活性剤の補助作用下で、またはそれらの補助作用なしに、作られる。
ここで使用できるシリコーン化合物は好適には25℃で約1,000ないし約
2,000,000センチストロークス、より好適には約10,000ないし約1,
800,000、さらにより好適には約100,000ないし約1,500,000
センチストロークスの粘度を有する。粘度はダウ・コーニング・コーポレート試
験法 CTM0004、1970年7月20日、に示されるガラス毛細管粘度計
によって測定できる。エマルション重合によってより高分子量のシリコーン化合
物が生成するかも知れない。適切なシリコーン油には、ポリアルキルシロキサン
類、ポリアリールシロキサン類、ポリアルキルアリールシロキサン類、ポリエー
テルシロキサン コポリマー類、およびこれらの混合物がある。ヘアーコンディ
ショニング特性を有するその他の不揮発性シリコーン化合物も使用できる。
上記シリコーン化合物は、好適には組成物中に重量で約0.01%ないし約2
0%、より好適には約0.05ないし約10%の濃度で含まれる。
本発明におけるシリコーン化合物は、下記の構造(I)を有するポリアルキル
またはポリアリールシロキサン類も含む:
上記式中、R123はアルキルまたはアリール、xは約7ないし約8,000の整数
である。Z8はシリコーン鎖の末端をブロックする基をあらわす。シロキサン鎖
上(R123)またはシロキサン鎖の末端Z8で置換されたアルキルまたはアリール
基は、生成シリコーンが室温で液体であり、分散性であり、毛髪に適用した際に
刺激も毒性もその他の有害作用もなく、組成物中の他の成分と相容れ、通常の使
用および保存条件下で化学的に安定で、毛髪に付着し毛髪をコンディショニング
できる限り、いかなる構造でもよい。適切なZ8基は、ヒドロキシ、メチル、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、およびアリールオキシを含む。珪素原子上の2
つのR123基は同じ基でも異なる基であってもよい。2つのR123基が同じ基であ
るのが好ましい。適切なR123基は、メチル、エチル、プロピル、フェニル、メ
チルフェニルおよびフェニルメチルを含める。好適シリコーン化合物は、ポリジ
メチルシロキサン、ポリジエチルシロキサン、およびポリメチルフェニルシロキ
サンである。ポリジメチルシロキサンはジメチコンとしても知られ、特に好まし
い。使用できるポリアルキルシロキサン類は例えばポリジメチルシロキサン類
を含む。これらのシリコーン化合物は例えばジェネラル・エレクトリック社からCorning 200シリーズとして販売されている。
ポリアルキルアリールシロキサン油も用いることができ、例えばポリメチルフ
ェニルシロキサン類などを含める。これらのシロキサン類は例えばジェネラル・
エレクトリック社からSF1075メチルフェニル液またはダウ・コーニングか
ら556化粧品グレード液として販売されている。
毛髪の輝きを高めるのに特に好適なのは、高度にアリール化されたシリコーン
化合物、例えば屈折率約1.46以上、特に約1.52以上を有する高度にフェニ
ル化されたポリエチルシリコーン等である。これらの高屈折率シリコーン化合物
を用いる際には、以下に記すようにそれらを表面活性剤またはシリコーン樹脂等
の拡展剤と混合して表面張力を低下させ、材料のフィルム形成能を高めなければ
ならない。
使用できるシリコーン化合物は、例えばポリプロピレンオキシド改質ポリジメ
チルシロキサンを含める、ただしエチレンオキシドまたはエチレンオキシドとプ
ロピレンオキシドとの混合物も使用できる。エチレンオキシドおよびポリプロピ
レンオキシド濃度は、シリコーンの分散特性を妨害しないために十分低くなけれ
ばならない。これらの材料はジメチコン コポリオールとしても知られている。
その他のシリコーン化合物はアミノ置換材料を含む。適切なアルキルアミノ置
換シリコーン化合物は下記の構造(II)であらわされるものを含む
上記式中、R124はH、CH3またはOHであり、p1、p2、q1およびq2は分子
量に依存する整数である。平均分子量は約5,000ないし10,000である。
このポリマーは“アモジメチコン”としても知られている。
適切なアミノ置換シリコーン油は下記の式(III)によってあらわされるもの
を含む
上記式中、Gは水素、フェニル、OH、C1−C8アルキルからなるグループから
選択され、好適にはメチルである;aは0または1から3までの整数であり、好
適には0である;bは0または1を示し、好適には1である;p3+p4の合計は
1ないし2000の数であり、好適には50ないし150である、p3は0から
1,999までの数を示すことができ、好適には49から149までの数である
。p4は1から2000までの整数を示すことができ、好適には1から10まで
の整数である;R125は式Cq3H2q3Lであらわされる一価ラジカルであり、ここ
でq3は2から8までの整数で、Lは下記の基から選択される
−N(R126)CH2−CH2−N(R126)2
−N(R126)2
−N(R126)3X’
−N(R126)CH2−CH2−NR126H2X’
上記式中R126は水素、フェニル、、ベンジル、飽和炭化水素基からなるグルー
プから選択され、好適には1から20個の炭素原子を含むアルキル基であり、X
’はハライドイオンを示す。
式(III)に相当する特に好適なアミノ置換シリコーンは“トリメチルシリル
アモジメチコン”として知られるポリマーであり、ここではR124はCH3である
。
使用できるその他のアミノ置換シリコーンポリマー類は下記の式(V)によっ
てあらわされる:上記式中R128は炭素原子1ないし18個の一価炭化水素ラジカルであり、アル
キルまたはアルケニル ラジカル、例えばメチル等、が好ましく;R129は炭化水
素ラジカル、好適にはC1−C18アルキレンラジカル、またはC1−C18、より好
適にはC1−C8アルキレンオキシ ラジカルであり;Q-はハライドイオンであり
、好適には塩化物であり;p5は平均統計値2ないし20、好適には2ないし8
であり;p6は平均統計値20ないし200、好適には20ないし50を指す。
このグループの好適ポリマーはユニオンカーバイドから“UCAR SILIC
ONE ALE 56”の名称で販売されている。
適切な不揮発性分散シリコーン化合物を開示した引用文献には、Geenの米国特
許第2,826,551号、1976年6月22日に発行されたDrafkoffの米国特
許第3,964,500号;Paderの米国特許第4,364,837号;そしてWools
tonの英国特許第849,433号がある。1984年にペトラーチ・システムズ
社から配布された“シリコーン化合物”は、適切なシリコーン化合物の包括的、
非制限的リストを提供している。
特に有用なその他の不揮発性分散性シリコーンはシリコーンゴムである。本明
細書に用いる用語“シリコーンゴム”は、25℃で1,000,000センチスト
ロークス以上の粘度を有するポリオルガノシロキサン材料を意味する。ここに記
載されるシリコーンゴムは、上に開示したシリコーン化合物と若干オーバーラッ
プしてもよいことは当然である。このオーバーラップはこれらの材料のいずれも
制限するものではない。シリコーンゴムはPetrarchによって記載され、または
その他にも1979年5月1日発行のSpitzerらの米国特許第4,152,416
号およびNoll、Walter著、「シリコーンの化学およびテクノロジー」、ニューヨ
ーク、Academic Press、1968、にも記載されている。シリコーンゴムは、ジ
ェネラル・エレクトリック・シリコーンゴム・プロダクツのデータシートSE3
0、SE33、SE54およびSE76にも記載されている。これらの“シリコ
ーンゴム”は一般的には質量分子量約200,000以上、概して約200,00
0ないし約1,000,000を有する。特殊の例としてポリジメチルシロキサン
、ポリ(ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン)コポリマー、ポリ(ジ
メチルシロキサン・ジフェニルシロキサン・メチルビニルシロキサン)コポリマ
ーおよびこれらの混合物がある。
高度に架橋された重合シロキサン系であるシリコーン樹脂も有用である。架橋
は、シリコーン樹脂製造中に三官能価および四官能価シランと一官能価または二
官能価、またはその両方のシランとの結合によって形成される。当業者には公知
のように、シリコーン樹脂を生成するために必要な架橋度はシリコーン樹脂に挿
入される特異的シラン単位によって変化する。一般に、十分量の三官能価および
四官能価シロキサン モノマー単位を有し、そのため乾燥した際に固い、または
硬いフィルムになるのに十分な程度の架橋を有するシリコーン材料がシリコーン
樹脂であると考えられる。珪素原子に対する酸素原子の比率は或るシリコーン材
料の架橋レベルをあらわす。概して珪素原子1個あたり少なくとも約1.1個の
酸素原子を有するシリコーン材料がここではシリコーン樹脂である。好適には酸
素原子:珪素原子の比が約1.2:1.0であるのが好ましい。シリコーン樹脂製
造に用いられるシラン類としては、モノメチル−、ジメチル−、トリメチル−、
モノフェニル−、ジフェニル−、メチルフェニル−、モノビニル−、およびメチ
ルビニルクロロシランおよびテトラクロロシランがあり、メチル置換シランが最
も一般的に用いられる。好適な樹脂はジェネラル・エレクトリックからGE S
S4230およびSS4267として提供される。市販のシリコーン樹脂は、概
して低粘度、揮発性または不揮発性シリコーン油に溶解した形で提供される。こ
こで用いられるシリコーン樹脂は、熟練せる当業者には容易に理解できるように
、
このような溶解した形で提供され、本組成物に組み入れられなければならない。
理論によって束縛されるものではないが、シリコーン樹脂はその他のシリコーン
化合物の毛髪への付着を高め、高屈折率によって毛髪のつやを良くすることがで
きる。
その他の有用なシリコーン樹脂は、シリコーン樹脂粉末、例えばCTFA命名
法でポリメチルシルセキオキサンと呼ばれる材料である。これは東芝シリコーン
からトスパール(Tospearl)TMとして市販されている。
これらのシリコーン化合物の製法は、「ポリマーの科学および工学百科事典(
Encyclopedia of Polymer Science and Engineering)」、15巻、二版、20
4−308ページ、ジョンウィリー&サンズ社、1989、に見いだされる。
シリコーン材料および特にシリコーン樹脂は、“MDTQ”命名法として熟練
せる当業者にはよく知られている簡単な命名システムによって都合良く確認する
ことができる。このシステムでは、シリコーンは、そのシリコーンを作り上げて
いる種々のシロキサン モノマー単位の存在によって記載される。つまり記号M
は一官能価単位(CH3)3SiO0.5を意味し、Dは二官能価単位(CH3)2S
iOを意味する;Tは三官能価単位(CH3)SiO15を意味し;Qは四(quadr
i-またはtetra-)官能価単位SiO2を意味する。単位記号のプライム、例えば
M’、D’、T’およびQ’はメチル以外の置換基を意味し、その出現ごとに詳
細に定義しなければならない。これに代わる典型的置換基はビニル、フェニル、
アミノ、ヒドロキシル等の基を含める。種々の単位のモル比は、シリコーン中の
各種の単位の総数を示す記号の下付き文字に関しても、その平均値でも、または
分子量と組み合わせた特別に記された比としても、MDTQシステムのもとでシ
リコーン材料を完全に説明する。シリコーン樹脂中のT、Q、T’および/また
はQ’の、D、D’、Mおよび/またはM’に対するより高い相対的モル量は、
より高レベルの架橋を示す。しかし前に述べたように、架橋の全体的レベルは酸
素対珪素の比によっても示される。
ここに好適に用いられるシリコーン樹脂は、MQ、MT、MTQ、MQ、およ
びMDTQ樹脂である。そこで、好適なシリコーン置換基はメチルである。特に
好ましいのはM:Q比が約0.5:1.0ないし約1.5:1.0で、樹脂の平均分
子量が約1000ないし約10,000であるMQ樹脂である。
ここで有用な市販のシリコーン化合物は商品名D−130のジメチコン、商品
名DC2502のセチルジメチコン、商品名DC2503のステアリルジメチコ
ン、商品名DC1664およびDC1784の乳化ポリジメチルシロキサン類、
および商品名DC2−2845のアルキル−グラフトコポリマーシリコーンエマ
ルション、これらはすべてダウ・コーニング社から入手できる;およびGB出願
第2,303,857号に記載されている東芝シリコーンから提供されるエマルシ
ョン重合ジメチコノールを含める。その他の成分
本発明の組成物は、最終製品の所望特性によって当業者が選択する種々のその
他成分を含むことができる。その他成分は例えば、カチオン性ポリマー、付加的
油性化合物、非イオン性ポリマー、およびその他の付加的諸成分を含む。カチオン性ポリマー
本発明のヘアーコンディショニング組成物は1種類以上のカチオン性ポリマー
を含むことができる。ここに用いる用語“ポリマー”は、1種類のモノマーの重
合によるかまたは2種類(すなわちコポリマー)またはそれ以上の種類のモノマ
ーによって作られる材料を含む。
好適にはカチオン性ポリマーは水溶性カチオン性ポリマーである。“水溶性”
カチオン性ポリマーとは、水に十分に溶解し、25℃で水(蒸留水またはそれに
匹敵するもの)中0.1%濃度で、肉眼で見て実質的に澄明な溶液を生成するポ
リマーを意味する。好適ポリマーは十分可溶性で、0.5%濃度、より好適には
1.0%濃度で実質的に澄明な溶液を生成する。
上記カチオン性ポリマーの重量平均分子量は、最低約5,000、典型的には
最低約10,000で、約1000万未満であるのが普通である。好適にはその
分子量は約100,000ないし約200万である。カチオン性ポリマーは一般
的に、カチオン性窒素含有部分、例えば第四アンモニウム、またはカチオン性ア
ミノ部分、およびそれらの混合物等を有する。
カチオン性電荷密度は好適には最低約0.1meq/gram、より好適には
最低約1.5meq/gram、さらにより好適には最低約1.1meq/gra
m、さらにより好適には最低約1.2meq/gramである。カチオン性ポリ
マーのカチオン性電荷密度はキールダール法によって測定できる。熟練せる当業
者は、アミノ含有ポリマーの電荷密度がpHおよびアミノ基の等電点によって変
化することを理解する。電荷密度は使用目的のpHにおいて上限内になければな
らない。
水溶性基準に適合する限り、あらゆるアニオン性対イオンをカチオン性ポリマ
ーのために用いることができる。適切な対イオンはハライド類(例えばCl、B
r、IまたはF、好適にはCl、BrまたはI)、スルフェート、およびメチル
スルフェートを含む。その他のものもこのリストから排除されない限り用いられ
る。
カチオン性窒素含有部分は、カチオン性ヘアーコンディショニングポリマーの
総モノマー単位の或るフラクション上に置換基として存在する。例えば上記カチ
オン性ポリマーは、第四アンモニウムまたはカチオン性アミン置換モノマー単位
とここではスペーサーモノマー単位と呼ばれるその他の非カチオン性単位とのコ
ポリマー類、ターポリマー類等を含むことができる。このようなポリマー類は当
業者には公知であり、Estrin、Crosley、およびHaynes編集のCTFA化粧品成
分百科事典(The Cosmetic,Toiletry,and Fragrance Association,Inc.ワシン
トン、D.C.、1982)には種々のこのようなポリマーを見いだすことができ
る。
適切なカチオン性ポリマーは例えば、カチオン性アミンまたは第四級アンモニ
ウム官能価を有するビニルモノマーと、水溶性スペーサーモノマー、例えばアク
リルアミド、メタクリルアミド、アルキルおよびジアルキルアクリルアミド、ア
ルキルおよびジアルキルメタクリルアミド、アルキルアクリレート、アルキルメ
タクリレート、ビニルカプロラクトン、およびビニルピロリドン等とのコポリマ
ー類を含む。アルキルおよびジアルキル置換モノマー類は、好適にはC1−C7ア
ルキル基、より好適にはC1−C3アルキル基を有する。その他の適切なスペ
ーサーモノマー類は、ビニルエステル類、ビニルアルコール(ポリビニルアセテ
ートの加水分解によって作られる)、無水マレイン酸、プロピレングリコール、
およびエチレングリコールを含める。
カチオン性アミンは、組成物の特殊な種類およびpHによって、第一、第二ま
たは第三アミンである。一般には第二および第三アミン、特に第三アミンが好ま
しい。
アミン置換ビニルモノマーはアミン型に重合することができ、その後任意に第
四級化反応によってアンモニウムに変換できる。アミンも同様に、ポリマー形成
後第四級化できる。例えば、第三アミン官能価は式R118Xの塩との反応によっ
て第四級化される。上記式中、R118は短鎖アルキル、好適にはC1−C7アルキ
ル、より好適にはC1−C3アルキルであり、Xは上で定義した塩形成アニオンで
ある。
適切なカチオン性アミノおよび第四級アンモニウムモノマー類としては、例え
ば、ジアルキルアミノアルキルアクリレート、ジアルキルアミノアルキルメタク
リレート、モノアルキルアミノアルキルアクリレート、モノアルキルアミノアル
キルメタクリレート、トリアルキルメタクリルオキシアルキルアンモニウム塩、
トリアルキルアクリルオキシアルキルアンモニウム塩、ジアリル第四級アンモニ
ウム塩、およびピリジニウム、イミダゾリウムおよび第四級化ピロリドン等の環
状カチオン性窒素含有環を有するビニル第四級アンモニウムモノマー類、例えば
アルキルビニルイミダゾリウム、アルキルビニルピリジニウム、アルキルビニル
ピロリドン塩類等がある。これらモノマーのアルキル部分は、好適にはC1−C3
アルキル等の低級アルキル、より好適にはC1およびC2アルキルである。ここで
適切に使用できるアミン置換ビニルモノマーは、ジアルキルアミノアルキルアク
リレート、ジアルキルアミノアルキルメタクリレート、ジアルキルアミノアルキ
ルアクリルアミド、およびジアルキルアミノアルキルメタクリルアミドを含む。
その際アルキル基は好適にはC1−C7ヒドロカルビル、より好適にはC1−C3ア
ルキルである。
本発明のカチオン性ポリマーは、アミン−および/または第四級アンモニウム
置換モノマーおよび/または併用できるスペーサーモノマーから誘導されるモノ
マー単位の混合物を含んでなることができる。
適切なカチオン性ヘアーコンディショニングポリマー類は、例えば1−ビニル
−2−ピロリドンおよび1−ビニル−3−メチルイミダゾリウム塩(例えば塩化
物塩)(Cosmetics,Toiletry、and Fragrance Association、“CTFA”、で
はポリクォタニウム−16と呼ばれる)、例えばBASFワイアンドット社(Pa
rsippany、NJ、USA)から商品名LUVIQUATとして市販されているも
の(例:LUVIQUAT FC370);1−ビニル−2−ピロリドンおよび
ジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー(CTFAによるとポリクォ
タニウム−11と呼ばれる)、例えばガフ・コーポレーション(Wayne、NJ、
USA)から商品名GAFQUATとして市販されているもの(例:GAFQU
AT755N);カチオン性ジアリル第四級アンモニウム含有ポリマー類、例え
ばジメチルジアリルアンモニウムクロリドホモポリマー、およびアクリルアミド
とジメチルアリルアンモニウムクロリドとのコポリマー(それぞれCTFAでは
ポリクォタニウム6およびポリクォタニウム7と呼ばれる);および米国特許第
4,009,256号に記載されている、炭素原子3ないし5個の不飽和カルボン
酸のホモ−およびコポリマーのアミノアルキルエステルの鉱酸塩、などがある。
その他の適切なカチオン性ポリマーは、アクリル酸メタクリルアミドプロピル
トリメチルアンモニウムクロリドおよびメチルアクリレートからなる両性ターポ
リマーであり、業界(CTFA)ではポリクォタニウム47と呼ばれる下記の構
造を有する。適切な市販材料の例は、カルゴン社によって提供される下記のME
使用できるその他のカチオン性ポリマーは、カチオン性セルロース誘導体およ
びカチオン性澱粉誘導体等の多糖ポリマー類を含む。
ここで適切に使用できるカチオン性多糖ポリマー材料は下記の式であらわされ
るものを含む:
上記式中、Z7は、アンヒドログルコース残基、例えば澱粉またはセルロースの
アンヒドログルコース残基等であり、R119はアルキレンオキシアルキレン、ポ
リオキシアルキレン、またはヒドロキシアルキレン基またはこれらの組み合わせ
、R120、R121、およびR122は独立的にアルキル、アリール、アルキルアリー
ル、アリールアルキル、アルコキシアルキル、またはアルコキシアリール基であ
り、各基は約18個までの炭素原子を含み、各カチオン性部分の炭素原子の総数
(すなわちR120、R121およびR122の炭素原子の総数)が好適には約20以下
である。そしてXは既述の通りである。
カチオン性セルロースはアメルコル社から、アメルコル社(Amerchol Corp)
トリメチルアンモニウム置換エトポシドと反応させたヒドロキシエチルセルロー
スの塩(業界(CTFA)ではポリクォタニウム−10と呼ばれる)として提供
される。カチオン性セルロースのもう一つのタイプは、ラウリルジメチルアンモ
ニウム置換エポキシドと反応させたヒドロキシエチルセルロースの重合性第四級
アンモニウム塩(業界(CTFA)ではポリクォタニウム24と呼ばれる)を含
む。これらの材料はアメルコル社(Edison、NJ、USA)から商品名ポリマ
使用できるその他のカチオン性ポリマーはカチオン性グアールゴム誘導体、例
えばセラニーズ社から市販されるジャグアールR(Jaguar R)シリーズ中のグ
アーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドを含む。その他の材料は米国特許
第3,962,418号に記載されている第四窒素含有セルロースエーテル、およ
び米国特許第3,958,581号に記載されているエーテル化セルロースと澱粉
とのコポリマー類を含める。
本発明において特に有用なカチオン性ポリマーは、ポリクォタニウム−7、ポ
リクォタニウム−10、ポリクォタニウム−24、ポリクォタニウム−39、ポ
リクォタニウム−47、およびこれらの混合物を含む。付加的油性化合物
本発明において有用な付加的油性化合物は、脂肪アルコールおよびそれらの誘
導体、脂肪酸およびそれらの誘導体、および炭化水素を含む。ここで有用な付加
的油性化合物は、揮発性でも不揮発性でもよく、約25℃以上の融点を有する。
理論によって束縛されるものではないが、付加的油性化合物は毛髪に浸透し、毛
髪のヒドロキシ結合を変化させ、その結果として毛髪に柔軟性および曲がりやす
さを与える。この文節に記載される付加的油性化合物は前に記載した高融点化合
物とは区別されるべきである。付加的油性化合物の非制限的例は、国際化粧品成
分辞典、五版、1993、およびCTFA化粧品成分ハンドブック、二版、19
92、に見いだされる。
ここにおいて有用な脂肪アルコールは、炭素原子約10ないし約30、好適に
は約12ないし約22、より好適には約16ないし約22を有するものである。
これらの脂肪アルコールは直鎖でも分岐鎖でもよく、飽和アルコールでも不飽和
アルコールでもよく、より好適には不飽和アルコールである。これらの化合物の
非制限的例は、オレイルアルコール、パルミトオレイルアルコール、イソステア
リルアルコール、イソセチルアルコール、ウンデカノール、オクチルドデカノー
ル、オクチルデカノール、オクチルアルコール、カプリルアルコール、デシルア
ルコールおよびラウリルアルコールを含む。
ここにおいて有用な脂肪酸は、炭素原子約10ないし約30、好適には約12
ないし約22、より好適には約16ないし約22を有するものを含める。これら
の脂肪酸は直鎖酸でも分岐鎖酸でもよく、飽和、不飽和どちらでもよい。適切な
脂肪酸は、例えばオレイン酸、リノール酸、イソステアリン酸、リノレン酸、エ
チルリノレン酸、エチルリノレン酸、アラキドン酸、およびリシノール酸を含め
る。
脂肪酸誘導体および脂肪アルコール誘導体とは、ここでは例えば脂肪アルコー
ルのエステル類、アルコキシル化脂肪アルコール類、脂肪アルコールのアルキル
エーテル類、アルコキシル化脂肪アルコールのアルキルエーテル類、およびペン
タエリトリトールエステル油、トリメチロールエステル油、クエン酸エステル油
、グリセリルエステル油、等のバルキーなエステル油およびこれらの混合物を含
めると定義される。脂肪酸誘導体と脂肪族アルコール誘導体の非制限的例は、例
えば、メチルリノレエート、エチルリノレエート、イソプロピルリノレエート、
イソデシルオレエート、イソプロピルオレエート、エチルオレエート、オクチル
ドデシルオレエート、オレイルオレエート、デシルオレエート、ブチルオレエー
ト、メチルオレエート、オクチルドデシルステアレート、オクチルドデシルイソ
ステアレート、オクチルドデシルイソパルミテート、オクチルイソペラルゴネー
ト、オクチルペラルゴネート、ヘキシルイソステアレート、イソプロピルイソス
テアレート、イソデシルイソノナノエート、イソプロピルイソステアレート、エ
チルイソステアレート、メチルイソステアレートおよびOleth-2を含める。ペン
タエリトリトールエステル油、トリメチロールエステル油、クエン酸エステル油
およびグリセリルエステル油のような本発明において有用なバルキーなエステル
油は、約800以下、好適には約500以下の分子量を有する。
ここで有用な炭化水素類は、直鎖、環状、および分岐鎖炭化水素類を含み、そ
れらは融点がせいぜい25℃であるならば飽和炭化水素でも不飽和炭化水素でも
よい。これらの炭化水素は炭素原子約12ないし約40、好適には約12ないし
約30、より好適には約12ないし約22を有する。C2−C6アルケニルモノマ
ーのポリマーのような重合炭化水素もここに含まれる。これらのポリマーは直鎖
または分岐鎖ポリマーでよい。直鎖ポリマーは典型的には比較的短く、炭素原子
の総数は前記のようである。分岐鎖ポリマーは実質的により長い鎖でもよい。こ
のような材料の数平均分子量は広範囲に変わり得るが、一般的には約500まで
、好適には約200ないし約400、より好適には約300ないし約350であ
る。ここでは種々の等級の鉱油も使用できる。鉱油は石油から得られる炭化水素
の液体混合物である。適した炭化水素材料の特殊の例は、パラフィン油、鉱油、
ドデカン、イソドデカン、ヘキサデカン、イソヘキサデカン、エイコセン、イソ
エイコセン、トリデカン、テトラデカン、ポリブテン、ポリイソブテン、および
これらの混合物を含む。ここに好適に使用できるのは鉱油、ポリα−オレフィン
油、例えばイソドデカン、イソヘキサデカン、ポリブテン、ポリイソブテン、お
よびこれらの混合物からなるグループから選択される炭化水素類である。
本発明において使用される市販の脂肪アルコールおよびそれらの誘導体は次の
ものを含む:新日本理化から入手できる商品名UNJECOL 90BHRのオ
レイルアルコール、シェア社(Scher)から入手できる商品名SCHERCEM
OLシリーズの種々の液体エステル類、および高級アルコール工業から入手でき
る商品名HISを有するヘキシルイソステアレートおよび商品名ZPISを有す
るイソプロピルイソステアレート。ここに使用できる市販のバルキーなエステル
油は、モービルケミカル社からら販売される商品名MOBIL ESTER P4
3のトリメチロールプロパン トリカプリレート/トリカプレート等を含む。本
発明に有用な市販の炭化水素類は次のものを含める:プレスパース社(Prespers
e)(South Plainfield,New Jersey,USA)から入手できるそれぞれ商品名P
ERMETHYL 99A、PERMETHYL 101A、およびPERME
THYL 1082を有するイソドデカン、イソヘキサデカン、およ
びイソエイコセン;アモコ・ケミカルズ(Chicago,Illinois、USA)から入手
できる商品名INDOPOL H−100を有するイソブテンとノルマルブテン
とのコポリマー;ウィトコ(Witco)から入手できる商品名BENOLを有する
鉱油;ェキソン.ケミカル.Co.(Houston,Texas,USA)からの商品名I
SOPARを有するイソパラフィン。非イオン性ポリマー
本発明に有用な非イオン性ポリマーは、セルロース誘導体、疎水性改質セルロ
ース誘導体類、エチレンオキシドポリマー類、およびエチレンオキシド/プロピ
レンオキシドをベースとするポリマー類を含む。適切な非イオン性ポリマー類は
、商品名BENECELを有するメチルセルロース、商品名NATROSOLを
有するヒドロキシエチルセルロース、商品名KLUCELを有するヒドロキシエ
チルプロピルセルロース、商品名POLYSURF67を有するセチルヒドロキ
シエチルセルロース等のセルロース誘導体であり、これらは全てヘルクルス社か
ら提供される。その他の適切な非イオン性ポリマーは、商品名CARBOWAX
PEGs、POLYOX WASRs、およびUCON FLUIDSを有するエ
チレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドベースのポリマーであり、こ
れらは全てアマコル(Amerchol)から供給される。
ポリエチレングリコール
ポリアルキレングリコール類は下記の一般式によって特徴づけられる:
上記式中、R201はH、メチル、およびこれらの混合物からなるグループから選
択される。R201がHである場合、これらの材料はエチレンオキシドのポリマー
であり、ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレン、およびポリエチレングリ
コールとしても知られている。R201がメチルである場合、これらの材料はプロ
ピレンオキシドのポリマーであり、これらはポリプロピレンオキシド、ポリオキ
シプロピレンおよびポリプロピレングリコール類としても知られている。R201
がメチルである場合は、生成ポリマー類の種々の位置の異性体が存在し得ること
も理解される。
上記構造において、x3は平均値が約1500ないし約25,000、好適には
約2500ないし約20,000、より好適には約3500ないし約15,000
である。
その他の有用なポリマーはポリプロピレングリコール類および混合ポリエチレ
ン/ポリプロピレングリコール類を含む。
本発明に有用なポリエチレングリコールポリマーは、R201がHであり、x3が
約2000の平均値を有するPEG−2M(PEG−2MはPolyox Wして提供される);R201がHで、x3が平均値約5,000であるPEG−5M
N−80としても知られ、両方共ユニオン・カーバイドからPEG−5,000
およびポリエチレングリコール300,000として販売されている);R201が
Hで、x3が平均値約7,000であるPEG−7M(PEG−7Mはユニオ
れている);R201がHで、x3が平均値約9,000であるPEG−9M(PE
333としても知られている);そしてR201がHで、x3が平均値約14,00
0であるPEG−14M(PEG−14Mはユニオン・カーバイドから入手でき
その他の付加的成分
本発明の組成物は、当業者が最終製品の所望特性に応じて選択し、上記組成物
を美容的または美学的により受け入れやすくし、または上記組成物に使用上の付
加的長所を与えるのに適したその他の付加的成分を含むことができる。このよう
なその他付加的成分類は個々に、組成物重量の約0.001%ないし約10%、
好適には約5%までの濃度で用いられるのが一般的である。
種々様々のその他の付加的成分が本発明の組成物に処方できる。これらには次
のものがある:その他のコンディショニング剤、例えばホーメル社からの商品名
Peptein2000を有する加水分解コラーゲン、エーザイからの商品名Emix
−dを有するビタミンE、ロッシュから入手できるパンテノール、ロッシュから
入手できるパンテニルエチルエーテル、加水分解ケラチン、タンパク質、植物抽
出物、および栄養剤等;例えば両性定若ポリマー類、カチオン性定着ポリマー類
、アニオン性定着ポリマー類、非イオン性定着ポリマー類、およびシリコーング
ラフトコポリマー類のような毛髪定着ポリマー;例えばベンジルアルコール、メ
チルパラベン、プロピルパラベンおよびイミダゾリジニル尿素のような保存料;
例えばクエン酸、クエン酸ナトリウム、琥珀酸、燐酸、水酸化ナトリウム、炭酸
ナトリウムなどのようなpH調節剤;一般には酢酸カリウムおよび塩化ナトリウ
ムのような塩類;例えばFD&CまたはD&C色素のいずれかのような着色剤;
例えば過酸化水素、過硼酸塩および過硫酸塩のような毛髪酸化(ブリーチ)剤;
例えばチオグリコレート類のような毛髪還元剤;香料;および例えばエチレンジ
アミン四酢酸二ナトリウムのような金属イオン封鎖剤;例えばオクチルサリチル
酸のような紫外線及び赤外線遮蔽および吸収剤;例えば亜鉛ピリジンチオンのよ
うなふけ防止剤;および例えばポリスチリルスチルベン類、トリアジンスチルベ
ン類、ヒドロキシクマリン類、アミノクマリン類、トリアゾール類、ピラゾリン
類、オキサゾール類、ピレン類、ポルフィリン類、イミダゾール類、およびこれ
らの混合物のような蛍光増白剤。
実施例
下記の実施例はさらに本発明の範囲内の実施態様を記述し、立証する。これら
実施例は説明の目的のみで与えられるものであり、それらの多くの変形物が本発
明の精神および範囲を逸脱することなく可能であるので、本発明を制限するもの
と解釈してはならない。諸成分は化学的またはCTFA名称によって明らかにさ
れ、さもなくば以下に定義する。
本発明の組成物はすすぎ流しタイプの製品および残留タイプの製品に適し、エ
マルション、クリーム、ゲル、スプレーまたはムースの形の製品を作るために特
に有用である。
実施例1〜実施例6はすすぎ洗い使用のために特に有用な本発明のヘアーコン
ディショニング組成物である。組成物 成分の定義
*1 ペンタエリスリトール テトライソステアレート:高級アルコール工業
から入手できるKAK PTI。
*2 ペンタエリスリトール テトラオレエート:新日本理化から入手できる
。
*3 トリメチロールプロパン トリオレエート:新日本理化から入手できる
エヌジェルブ(Enujerubu)TP3SO。
*4 トリメチロールプロパン トリイソステアレート:高級アルコール工業
から入手できるKAK TTI。
*5 ポリα−オレフィン油−1:モービルから得られるPuresyn 6。
*6 ポリα−オレフィン油−2:モービルから得られるPuresyn 300。
*7 トリイソセチル シトレート;バーネルから入手できる。
*8 グリセリル トリオレエート:ウィトコから入手できる。
*9 グリセリルトリイソステアレート:太陽化学から入手できる。
*10 セチルアルコール:新日本理化から得られるコノール(Konol)シリー
ズ。
*11 ステアリルアルコール:新日本理化から得られるコノールシリーズ。
*12 ベヘニルアルコール:和光から得られる1−ドコサノール(97%)。
*13 ジ水素化牛脂アミドエチル ヒドロキシエチルモニウム メトスルフェー
ト:ウィトコから得られるVarisoft 110。
*14 ステアラミドプロピル ジメチルアミン:日光ケミカルから得られるア
ミドアミンMPS。
*15 l−グルタミン酸:味の素から得られるl−グルタミン酸(化粧品グレ
ード)。
*16 ヒドロキシエチルセルロース:アクアロン(Aqualon)から入手できる。
*17 ポリオキシエチレン(2000):アメルコルから得られるWSR N
−10。
*18 ポリクォタニウム−10:アメルコルから得られるUCAREポリマー
LR400。
*19 ポリクォタニウム−7:カルゴンから得られるMerquat S。
*20 シリコーンブレンド:G.E.によって得られるSE76。
*21 シリコーンエマルション:トシル/GEによって得られるX65−48
29。
*22 加水分解コラーゲン:ホーメルによって得られるPeptein 200。
*23 ビタミンE:エーザイから得られるEmix−d。
*24 パンテノール:ロッシュから入手できる。
*25 パンテニルエチルエーテル:ロッシュから入手できる。
*26 クエン酸:ハールマン&ライマーから得られる無水クエン酸。製法
上記の実施例1〜6の組成物は当業者に公知のいかなる一般的方法によっても
調製することができる。それらは次のように適切に調製される:ヒドロキシエチ
ルセルロース、ポリオキシエチレン、ポリクォタニウム−10、およびポリクォ
タニウム−7等の重合材料(組成物中に含まれている場合)を室温で水中に分散
させ、ポリマー溶液を調製する。高融点化合物類、親水性置換カチオン性表面活
性剤、第三アミドアミン類およびポリマー溶液(存在する場合)を混合し、70
℃より高い温度にまで加熱する。こうして得られた混合物を50℃未満の温度に
冷やし、残りの成分類を撹拌下で加え、さらに約30℃にまで冷却する。
或いは、別法として高融点化合物類、第三アミドアミン類およびポリマー溶液
(存在する場合)を混合し、70℃より高い温度にまで加熱する。こうして得ら
れた混合物を約60℃に冷やし、ここで親水性置換カチオン性表面活性剤を加え
る。こうして得られた最終的混合物を50℃未満の温度まで冷やし、残りの成分
類を撹拌下で加え、さらに約30℃に冷却する。
材料を分散する必要がある際には、トリブレンダーおよび/またはミルを各段
階に用いることができる。
開示された実施態様および前記の実施例によって明らかにされた実施態様は多
くの長所を有する。例えば、それらは毛髪が乾燥した際に長期持続性の保湿感、
滑らかな感じ、および手入れしやすさを毛髪に与え、しかも毛髪にべたついた感
じを残さない。
ここに記載の実施例および実施態様は単に説明するだけの目的のものであり、
その精神および範囲から逸脱することなくその種々の変更または変化が示唆され
ることは熟練せる当業者には理解される。
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フロントページの続き
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