【発明の詳細な説明】
ドパミンD2作動薬としておよび5−HT1Aリガンドとしての
4−アミノエトキシインドール
発明の背景
ドパミン自己受容体作動薬を用いて抗精神病活性を誘発する試みが成功してい
る[ドルシニ(Dorsini)ら、アドバンシズ・イン・バイオケミカル・サイコファー
マコロジー(Adv.Biochem.Psychopharmacol.),16,645-648(1977);タミンガ(Ta
mminga)ら、サイエンス(Science),200,567-568;およびタミンガ(Tamminga)ら、
サイキアトリー(Psychiatry),398-402(1986)]。最近、ドパミンD2受容体にお
ける固有活性を測定する方法が報告された[ラーチ(Lahti)ら、モレキュラー・フ
ァーマコロジー(Mol.Pharm.),42,432-438(1993)]。固有活性は、この受容体の
「低親和性作動薬」(低Ag)状態と、この受容体の「高親和性作動薬」(高Ag)
状態との割合(すなわち、低Ag/高Ag)を用いて、予想することができる。
これらの割合は、与えられた化合物の作動薬活性、部分作動薬活性および拮抗薬
活性と相関しており、かかる活性は抗精神病活性を誘発する化合物の能力を特徴
付ける。
米国特許第3,906,000号および第3,904,645号には、経口血糖降下薬として有用
な一連のインドールが記載されている。トロクスラー(Troxler)らの66-25558F:W
PIDSには、心臓病の治療用であるβ-アドレナリン遮断薬として有用な4-(2-ヒ
ドロキシ-3-イソプロピル-または第二ブチル-アミノ-プロポキシ)-インドール
を含む一連のインドールが記載されている。
発明の説明
本発明によれば、有用な抗精神病薬である一群のアミノエトキシインドール誘
導体が提供される。さらに、本発明は、これら化合物の製造方法、および、中枢
神経系の疾患を治療する際におけるそれらの使用方法を提供する。本発明のアミ
ノエトキシインドールは、下記の式I:[式中、
R1は、水素、炭素数1〜10のアルキル、炭素数6〜12のシクロアルキル
アルキル、炭素数7〜12のアリールアルキル、炭素数7〜12の(ハロアリー
ル)アルキル、炭素数8〜12の(アルコキシアリール)アルキル、チエニルメチ
ル、フラニルメチル、ピリジニルメチル、炭素数7〜12のアルキルフェニル、
4-フルオロブチロフェノンまたは6-フルオロ-1,2-ベンゾイソオキサゾリル-
プロピル;
Xは、水素、ハロゲン、シアノ、炭素数1〜6のアルキル、アセチル、トリフ
ルオロアセチル、トリフルオロメチルまたはホルミル;
Yは、水素、ハロゲン、炭素数1〜6のアルコキシまたは炭素数1〜6のアル
キル]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
より詳しくは、本発明の化合物は、式I:
[式中、
R1は、水素、炭素数1〜10のアルキル、シクロヘキシルメチル、炭素数7
〜12のアリールアルキル、炭素数7〜12の(ハロアリール)アルキルまたは炭
素数8〜12の(アルコキシアリール)アルキル;
Xは、水素、ハロゲン、シアノ、炭素数1〜6のアルキル、アセチル、トリフ
ルオロアセチル、トリフルオロメチルまたはホルミル;
Yは、水素、ハロゲン、炭素数1〜6のアルコキシまたは炭素数1〜6のアル
キル]
で示される4-アミノエトキシ-インドールまたはその医薬上許容される塩である
。
より好ましい化合物は、式I[式中、R1は炭素数1〜6のアルキル、ベンジ
ル、ハロベンジル、炭素数8〜12のアルコキシベンジルまたは炭素数8〜12
のアルキルベンジル;Xは水素、ハロゲンまたはトリフルオロアセチル;Yは水
素またはハロゲン]で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
遊離塩基と同じ有用性を有する付加塩が慣習的に製造される医薬上許容される
酸としては、無機酸または有機酸の両方が挙げられる。この目的に適するのは、
例えば、フマル酸、マレイン酸、安息香酸、アスコルビン酸、パモ酸、コハク酸
、ビスメチレンサリチル酸、メタンスルホン酸、エタンジスルホン酸、酢酸、シ
ュウ酸、プロピオン酸、酒石酸、サリチル酸、クエン酸、グルコン酸、乳酸、リ
ンゴ酸、マンデル酸、桂皮酸、シトラコン酸、アスパラギン酸、ステアリン酸、
パルミチン酸、イタコン酸、グリコール酸、p-アミノ安息香酸、グルタミン酸
、ベンゼンスルホン酸、塩酸、臭化水素酸、硫酸、シクロヘキシルスルファミン
酸、リン酸および硝酸などである。
式Iで示される化合物は、一般的に、スキームI、IIおよびIIIに示す全反応
経路により、下記のように調製される。
スキームIスキームIIルートIII スキームIII
本発明の化合物は、様々な固有活性度を有するドパミン作動薬である。選択的
な自己受容体作動薬もあれば、シナプス後D2受容体に結合するものもある。自
己受容体作動薬は、部分的な作動薬として作用する(すなわち、シナプス後D2ド
パミン受容体に対して自己受容体のみを活性化する)。したがって、それらは、
精神分裂病の治療に臨床上有効であることが見い出されている薬剤により示され
ることが多い重篤な副作用の原因であると認められているシナプス後ドパミン受
容体を過剰に遮断することなく、脳のドパミン系の機能的な変調を与える。ドパ
ミン自己受容体の活性化は、ドパミン合成および放出の阻害だけでなく、ニュー
ロン興奮の減少をもたらし、それゆえ、錐体外路の副作用(EPS)を本質的に
伴うことなく、ドパミン系の機能充進を制御する手段を与える。
本発明の化合物は、5-HT1A受容体に対する親和性を有することも見い出さ
れ、それゆえ、セロトニン活性を変調する能力を有する。したがって、それらは
、ドパミン系およびセロトニン系の障害により特徴付けられる疾患、例えば、精
神分裂病、パーキンソン病、トゥーレット症候群、アルコール嗜癖、コカイン嗜
癖、不安、ストレス、うつ病、性的機能不全および睡眠障害などの治療に有用で
ある。
下記の実施例は、本発明の化合物の製造方法を限定することなく例示するもの
である。
中間体1 N-ベンジル-N-(2-ヒドロキシ-エチル)-カルバミン酸・tert-ブチルエステル
無水テトラヒドロフラン(30mL)中におけるN-ベンジルアミノエタノー
ル(4.8g、31.9ミリモル)およびジ-tert-ブチルジカーボネート(7.5
g、34.4ミリモル)の溶液を周囲温度で18時間撹拌した。溶媒を除去し、
生成物をフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン、1:1)で精
製して、粘稠な油状物8.0g(99%)を得た。
元素分析の結果(C14H21NO3として)
計算値:C,66.91;H,8.42;N,5.57
実測値:C,66.64;H,8.59;N,5.60
この一般的な手順により、N-メチルアミノエタノールを用いて、下記の化合
物を得た。
(1b)N-メチル-N-(2-ヒドロキシ-エチル)-カルバミン酸・tert-ブチルエ
ステルを清澄な油状物(83.7%)として得た。MS m/z 175(M+)。
元素分析の結果(C8H17NO3として)
計算値:C,54.84;H,9.78;N,7.99
実測値:C,54.35;H,10.00;N,7.84
中間体2
方法A
N-ベンジル-N-[2-(1H-インドール-4-イルオキシ)-エチル]- カルバミン酸・tert-ブチルエステル
無水テトラヒドロフラン(130mL)中におけるベンジル-(2-ヒドロキシ-
エチル)-カルバミン酸・tert-ブチルエステル(12.68g、50.5ミリモル)
、4-ヒドロキシインドール(4.48g、33.6ミリモル)およびトリフェニ
ルホスフィン(14.1g、53.8ミリモル)の溶液に、室温のテトラヒドロフ
ラン(15mL)中におけるアジドカルボン酸ジエチル(9.38g、53.8ミ
リモル)の溶液を徐々に加えた。この反応混合物を16時間攪拌した後、溶媒を
除去し、粗生成物をジエチルエーテルに溶解し、ヘキサンで希釈した。30分間
放置した後、固形物を濾過し、濾液を濃縮した。生成物をフラッシュクロマトグ
ラフィーで精製して、黄色の油状物8.6g(69.7%)を得た。
元素分析の結果(C22H26N2O3として)
計算値:C,72.11;H,7.15;N,7.64
実測値:C,71.39;H,7.28;N,7.21
この一般的な手順により、N-メチル-N-(2-ヒドロキシ-エチル)-カルバミン
酸・tert-ブチルエステル、N-(2-ヒドロキシエチル)-フタルイミド、クロロエ
タノールまたは4-クロロ-3-ニトロフェノールを用いて、各々、下記の化合物
を得た。
(2b)N-メチル-N-[2-(1H-インドール-4-イルオキシ)-エチル]-カルバ
ミン酸・tert-ブチルエステルを黄色の油状物(77.2%)として得た。MS
EI m/z 290(M+)。
(2c)N-[2-(1H-インドール-4-イルオキシ)-エチル]-フタルイミドを白
色の固形物(13.2%)として得た。融点155〜157℃;IR(KBr)3
400,1725cm-1;MS EI m/e 306(M+)。
元素分析の結果(C18H14N2O3として)
計算値:C,70.58;H,4.61;N,9.15
実測値:C,70.33;H,4.43;N,9.11
(2d)2-(1H-インドール-4-イルオキシ)-クロロエタン(57%)。融点6
2〜63℃。
(2e)1-(2-クロロエトキシ)-4-クロロ-3-ニトロベンゼン(93%)。融点
46〜48℃;MS EI m/e 235,237,239(M+);1H NMR(4
00MHz,DMSO-d6)δ3.95(t,2H,J=5.2Hz),4.36(t,
2H,J=5.2Hz),7.32(dd,1H,J=3.2,J=8.9Hz),7.
66(d,1H,J=9Hz),7.69(d,1H,J=3.2Hz)。
元素分析の結果(C8H7Cl2NO3として)
計算値:C,40.71;H,2.99;N,5.93
実測値:C,40.43;H,2.71;N,5.62
( 2f)1-(2-クロロエトキシ)-4-クロロ-3−ニトロベンゼン 方法B
2Lの三ツ口丸底フラスコに、4-クロロ-3-ニトロ-フェノール(50g、0.
29モル)、炭酸カリウム(100g、0.72モル)、ジクロロエタン(315g
、3.2モル)、ヨウ化カリウム(5g)および2-ブタノン(1L)を加えた。
この混合物を機械的に攪拌し、44時間加熱還流した後、室温に冷却し、固形物
を濾過した。溶媒を真空下でエバポレートし、油状物をジエチルエーテル(30
0mL)に溶解し、10%水酸化ナトリウムで洗浄した。有機層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空下で除去した。生成物を1:1の塩化
メチレン-ヘキサンに溶解し、シリカで濾過した。濃縮して、生成物54.5g(
78%)を白色の固形物として得た。融点44.5〜46℃。
元素分析の結果(C8H7Cl2NO3として)
計算値:C,40.71;H,2.99;N,5.93
実測値:C,40.89;H,2.70;N,5.83
中間体3 7-クロロ-4-(2-クロロエトキシ)-1H-インドール
−50〜−40℃の冷却浴中で攪拌したTHF(230mL)中における1-(
2-クロロエトキシ)-4-クロロ-3-ニトロベンゼン(10.00g、0.0423
6モル)の溶液に、臭化ビニルマグネシウムのTHF溶液(132mL、1.0
M、0.132モル)を2分間にわたり加えた。冷却浴中で2〜2.5時間攪拌し
た後、この冷却溶液に飽和NH4Cl(150mL)を加え、それを冷却浴から
取り出した。十分な1M HClを加えて、沈殿した固形物を溶解させた。この
二相系を長くても0.5時間攪拌した。層を分離し、水相をEt2Oで1回抽出し
た。Et2OおよびTHFを合わせた後、MgSO4で乾燥させ、エバポレートし
て、暗色の油状物15.43gを得た。これを、80%CH2Cl2および20%
EtOAc/ヘキサン勾配からなる3成分の溶離液を用いるシリカゲル上でのク
ロマトグラフィーで精製した。こうして、生成物を黄色の固形物3.32g(34
%)として得た。融点68〜72℃;MS EI m/e 229,231,233(
M+);1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ3.99(t,2H,J=5.
1Hz),4.34(t,2H,J=5.0Hz),6.51(t,1H,J=2.7H
z),6.53(d,1H,J=7.8Hz),7.04(d,1H,J=8.0Hz)
,7.29(t,1H,J=2.7Hz),11.43(s,1H)。
元素分析の結果(C10H9Cl2NOとして)
計算値:C,52.20;H,3.94;N,6.09
実測値:C,52.09;H,3.92;N,5.96
中間体4
3,7-ジクロロ-4-(2-クロロエトキシ)-1H-インドール
アセトニトリル(100mL)中における7-クロロ-4-(2-クロロエトキシ)
-1H-インドール(4.61g、20.0ミリモル)の溶液に、室温のN-クロ
ロスクシンイミド(2.94g、2.20ミリモル)を加えた。この反応物を1.
5時間攪拌した後、水(100mL)に注ぎ込み、塩化メチレン(200mL)
で抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空下
で除去して、暗色の固形物を得た。この物質をクロマトグラフィー(塩化メチレ
ン-ヘキサン、1:2)に付して、白色の固形物として4.15g(78.4%)を
得た。融点106〜107.5℃;IR(KBr)3400cm-1;MS EI m/
e 263,265,267,269(M+);1H NMR(CDCl3)δ3.91(
2H,t,J=6.2Hz),4.33(2H,t,J=6.2Hz),6.47(1H
,d,J=8.4Hz),7.08-7.13(2H,m),8.26(1H,bs,N
H)。
元素分析の結果(C22H25N2O3Clとして)
計算値:C,65.91;H,6.28;N,6.99
実測値:C,65.61;H,6.21;N,6.89
実施例1 [ 2-(1H-インドール-4-イルオキシ)-エチル]-(4-フェニル-ブチル)-アミン
無水ジメチルスルホキシド(25mL)中における2-(1H-インドール-4-
イルオキシ)-クロロエタン(1.80g、9.20ミリモル)および4-フェニル-
1-アミノブタン(4.12g、27.6ミリモル)の溶液を80℃に6時間加熱
した。この反応混合物を水(150mL)に注ぎ込み、塩化メチレン(3×10
0mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過
し、溶媒を濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(5%〜10%メタノール
-CH2Cl2)で精製して、黄褐色の固形物1.89g(65.9%)を得た。MS
m/e 308(M+)。シュウ酸塩をテトラヒドロフラン中で調製した。融点20
2〜204℃。
元素分析の結果(C20H24N2O・C2H2O4・0.5H2Oとして)
計算値:C,64.85;H,6.68;N,6.87
実測値:C,64.66;H,6.61;N,6.70
この一般的な手順により、7-クロロ-4-(2-クロロエトキシ)-1H-インドー
ルまたは3,7-ジクロロ-4-(2-クロロエトキシ)-1H-インドールを用いて、
ベンジルアミン、4-フルオロベンジルアミン、4-クロロベンジルアミンまたは
チオフェン-2-メチルアミンのいずれかと反応させて、下記の化合物を得た。
(1b)ベンジル-[2-(7-クロロ-1H-インドール-4-イルオキシ)-エチル]-
アミン(68%)。フマル酸塩をイソプロパノール中で無色の結晶として調製した
。融点168〜170℃;MS EI m/e 300,302(M+)。
元素分析の結果(C17H17ClN2O・0.5C4H4O4・0.25C3H8Oとし
て)
計算値:C,63.45;H,5.66;N,7.49
実測値:C,63.12;H,5.61;N,7.31
(1c)ベンジル-[2-(3,7-ジクロロ-1H-インドール-4-イルオキシ)-エチ
ル]-アミン(67.8%)。フマル酸塩を調製し、特性を調べた。融点201〜2
02℃;MS EI m/e 334,336,338(M+)。
元素分析の結果(C17H16Cl2N2O・0.5C4H4O4として)
計算値:C,58.03;H,4.61;N,7.12
実測値:C,57.88;H,4.45;N,6.96
(1d)4-フルオロベンジル-[2-(3,7-ジクロロ-1H-インドール-4-イル
オキシ)-エチル]-アミン(64.5%)。融点102.5〜103.5℃。
元素分析の結果(C17H15FCl2N2Oとして)
計算値:C,57.81;H,4.28;N,7.93
実測値:C,57.68;H,4.16;N,7.86
(1e)4-クロロベンジル-[2-(3,7-ジクロロ-1H-インドール-4-イルオ
キシ)-エチル]-アミン(59.9%)。融点115〜116℃;MS EI 368
m/e(M+)。
元素分析の結果(C17H15Cl3N2O・0.25H2Oとして)
計算値:C,54.57;H,4.17;N,7.49
実測値:C,54.43;H,3.82;N,7.32
(1f)チエン-2-イルメチル-[2-(3,7-ジクロロ-1H-インドール-4-イル
オキシ)-エチル]-アミン(76.3%)。融点99〜101℃;MS EI 340
,342,344 m/e(M+)。
元素分析の結果(C15H15Cl2N2OSとして)
計算値:C,52.70;H,4.13;N,8.21
実測値:C,52.70;H,3.95:N,8.19中間体5 N-ベンジル-N-[2-(1H-インドール-3-(2,2,2-トリフルオロ- エタノイル)-4-イルオキシ)-エチル]-カルバミン酸・tert-ブチルエステル
CH2Cl2中におけるベンジル-[2-(1H-インドール-4-イルオキシ)-エチ
ル]-カルバミン酸・tert-ブチルエステル(1.85g、5.05ミリモル)およ
びTEA(0.8mL、0.6g、6ミリモル)の攪拌溶液に、無水トリフルオロ
酢酸(1.1mL、1.6g、7.8ミリモル)を室温で5分間にわたり加えた。
この反応混合物を室温で一晩撹拌した。それをH2Oで2回洗浄した後、MgS
O4で乾燥させた。溶媒をエバポレートして、残渣3.38gを得た。これを、ヘ
キサン/EtOAc勾配を用いるシリカゲル上でのクロマトグラフィーに付して
、表題化合物を無定形の明るい黄色の固形物1.15g(49%)として得た。M
S EI m/e 462(M+);IR(KBr)1719cm-1,1744cm-1;1
H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ1.33および1.38(2s,9H,
回転異性体),3.50-3.63(2m,2H,回転異性体),4.15(t,2H,
J=5.5Hz),4.54(s,2H),6.77(d,1H,J=7.9Hz),7.
15(d,1H,J=8.1Hz),7.20-7.27(m,4H),7.29-7.3
5(m,2H),8.32(s,1H),12.58(s,1H)。
中間体6 N-[2-(1H-インドール-4-イルオキシ)-エチル]-N-(4-フェニル- ブチル)-トリフルオロアセトアミド
室温の無水塩化メチレン(30mL)中における[2-(1H-インドール-4-イ
ルオキシ)-エチル]-(4-フェニル-ブチル)-アミン(2.38g、7.72ミリモ
ル)およびトリエチルアミン(1.56g、15.4ミリモル)の溶液に、無水ト
リフルオロ酢酸(2.42g、11.6ミリモル)を10分間にわたり徐々に加え
た。この反応物を1時間攪拌した後、飽和炭酸ナトリウム-水の1:1溶液(5
0mL)に注ぎ込み、塩化メチレン(2×100mL)で抽出した。有機層を無
水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、溶媒をエバポレートした。フラッシュ
クロマトグラフィー(20%酢酸エチル-ヘキサン)で精製して、オフホワイト
色の固形物1.61g(51.6%)を得た。融点70〜72℃;MS m/e 40
4(M+);IR(KBr)3360,2950,1725cm-1。
中間体7および8 N-ベンジル-N-[2-(7−クロロ-1H-インドール-4-イルオキシ)- エチル]-2,2,2-トリフルオロ-アセトアミド および N-ベンジル-N-[2-(7-クロロ-3-トリフルオロアセチル-1H-インドール- 4-イルオキシ)-エチル]-2,2,2-トリフルオロ-アセトアミド
室温のCH2Cl2(200mL)中におけるベンジル-[2-(7-クロロ-1H-
インドール-4-イルオキシ)-エチル]-アミン(4.55g、15.1ミリモル)の
溶液に、トリエチルアミン(TEA)(2.15mL、1.56g、15.4ミリモル
)、次いで無水トリフルオロ酢酸(4.5mL、6.7g、32ミリモル)を20
分間にわたり加えた。この溶液を室温で一晩攪拌した。それをH2Oで2回洗浄
した。MgSO4で乾燥させ、溶媒をエバポレートして、残渣7.33gを得た。
これは主として2つの生成物から構成されていた。これらを分離し、CH2Cl2
/ヘキサン/EtOAcの勾配(10/80/10、4/82/14、0/86/14、
0/80/20)を用いるシリカゲル上でのクロマトグラフィーで精製した。最初
に、N-ベンジル-N-[2-(7-クロロ-1H-インドール-4-イルオキシ)-エチル]
-2,2,2-トリフルオロ-アセトアミドが明るい黄色の結晶2.79g(47%)と
して溶出した。融点114〜116℃;MS EI m/e 396(M+);IR(K
Br)1682cm-1;1H NMR(400MHz,CDCl3)δ3.79および
3.86(2t,2H,J=5.6Hz,J=5.0Hz,回転異性体),4.28お
よび4.31(2t,2H,J=5.6Hz,J=5.0Hz,回転異性
体),4.89および4.93(2s,2H,回転異性体),6.38および6.40(
2d,1H,J=8.3Hz,J=8.5Hz,回転異性体),6.64-6.68(
m,1H),7.05および7.08(2d,1H,J=8.1Hz,J=8.3Hz
,回転異性体),7.19-7.44(m,6H),8.42(s,1H)。
元素分析の結果(C19H16ClF3N2O2として)
計算値:C,57.51;H,4.06;N,7.06
実測値:C,57.11;H,3.88;N,7.01
次いで、N-ベンジル-N-[2-(7-クロロ-3-トリフルオロアセチル-1H-イ
ンドール-4-イルオキシ)-エチル]-2,2,2-トリフルオロ-アセトアミドを上記
のカラムから溶出させて、結晶性の固形物3.18g(43%)を得た。融点15
2〜154℃;MS FAB m/e 493(MH+);IR(KBr)1685cm- 1
,1699cm-1;1H NMR(400MHz,CDCl3)δ3.84および4.
01(2t,2H,J=5.0Hz,J=5.3Hz,回転異性体),4.26およ
び4.31(2t,2H,J=5.5Hz,J=5.0Hz,回転異性体),4.92
および5.00(2s,2H,回転異性体),6.63および6.66(2d,1H,
J=8.8Hz,J=8.8Hz,回転異性体),7.27-7.42(m,6H),8
.04-8.08(m,1H),9.13(s,1H)。
元素分析の結果(C21H15ClF6N2O3として)
計算値:C,51.18;H,3.07;N,5.68
実測値:C,51.31;H,2.89;N,5.58
中間体9 N-ベンジル-N-[2-(3-クロロ-1H-インドール-4-イルオキシ)-エチル]- カルバミン酸・tert-ブチルエステル
テトラヒドロフラン(100mL)中におけるN-ベンジル-N-[2-(1H-イ
ンドール-4-イルオキシ)-エチル]-カルバミン酸・tert-ブチルエステル(6.3
g、17.2ミリモル)の溶液に、N-クロロスクシンイミド(2.3g、17.2
ミリモル)を1時間にわたり2回にわけて加えた。この反応物を18時間攪拌し
、溶媒を真空下で除去した。この混合物をジエチルエーテルに溶解し、不溶の固
形
物を濾過した。溶媒を再び除去し、生成物をクロマトグラフィー(30%酢酸エ
チル-ヘキサン)で精製して、白色の固形物5.65g(81.9%)を得た。融点
114〜116℃。
元素分析の結果(C22H25N2O3Clとして)
計算値:C,65.91;H,6.28;N,6.99
実測値:C,65.61;H,6.21;N,6.89
この一般的な手順により、N-メチル-N-[2-(1H-インドール-4-イルオキ
シ)-エチル]-カルバミン酸・tert-ブチルエステル、N-[2-(1H-インドール-
4-イルオキシ)-エチル]-フタルイミド、N-ベンジル-N-[2-(7-クロロ-1H-
インドール-4-イルオキシ)-エチル]-2,2,2-トリフルオロ-アセトアミドおよ
び[2-(1H-インドール-4-イルオキシ)-エチル]-(4-フェニル-ブチル)-トリ
フルオロアセトアミドを用いて、各々、下記の化合物を得た。
(9b)N-メチル-N-[2-(3-クロロ-1H-インドール-4-イルオキシ)-エチ
ル]-カルバミン酸・tert-ブチルエステルを白色の固形物(74.9%)として得
た。融点153〜154℃;MS FAB m/z 325(M++H+)。
元素分析の結果(C16H21N2O3Clとして)
計算値:C,59.17;H,6.52;N,8.62
実測値:C,59.08;H,6.33;N,8.49
(9c)N-[2-(3-クロロ-1H-インドール-4-イルオキシ)-エチル]-フタルイ
ミドを、黄色味を帯びた白色の固形物として得た。融点161〜163℃。
元素分析の結果(C18H13N2O3・0.33H2Oとして)
計算値:C,62.36;H,3.97;N,8.08
実測値:C,62.37;H,3.68;N,8.07
(9d)N-ベンジル-N-[2-(3,7-ジクロロ-1H-インドール-4-イルオキシ
)-エチル]-2,2,2-トリフルオロアセトアミドを白色の固形物(82%)とし
て得た。融点156〜158℃;MS EI m/e 430,432,434(M+
);IR(KBr)1680cm-1;1H NMR(400MHz,CDCl3)δ3.
76および3.81(2t,2H,J=1.3Hz,J=1.4Hz,回転異
性体),4.14および4.15(2t,2H,J=1.5Hz,J=1.6Hz,回
転異性体),4.95および4.96(2s,2H,回転異性体),6.41および6
.43(2d,1H,J=8.4Hz,J=8.7Hz,回転異性体),7.095お
よび7.097(2d,1H,J=8.2Hz,J=8.2Hz,回転異性体),7.
16(d,1H,J=2.5Hz),7.22-7.41(m,5H),8.27-8.3
5(m,1H)。
元素分析の結果(C19H15Cl2F3N2O2として)
訃算値:C,52.92;H,3.51;N,6.50
実測値:C,52.54;H,3.26;N,6.29
(9e)N-[2-(3-クロロ-1H-インドール4-イルオキシ)-エチル]-N-(4-
フェニル-ブチル)-トリフルオロアセトアミド(71.4%)。融点113〜114
℃;MS m/e 438(M+)。
元素分析の結果(C22H22N2O2ClF3として)
計算値:C,60.21;H,5.05;N,6.38
実測値:C,60.51;H,4.94;N,6.31
実施例2 [ 2-(3-クロロ-1H-インドール-4-イルオキシ)- エチル]-(4-フェニル-ブチル)-アミン
メタノール-水(50mL:3mL)の溶液中における[2-(3-クロロ-1H-
インドール-4-イルオキシ)-エチル]-(4-フェニル-ブチル)-トリフルオロ-アセ
トアミド(1.15g、2.62ミリモル)および炭酸カリウム(2.53g、ミ
リモル)の混合物を3時間加熱還流した。溶媒を真空下で除去し、粗生成物を塩
化メチレン(150mL)に溶解し、水(100mL)で洗浄した。水層を塩化
メチレン(100mL)で再び抽出し、合わせた有機層を無水硫酸マグネシウム
で乾燥させ、濾過し、溶媒をエバポレートした。生成物をフラシュクロマトグラ
フィー(5%メタノール-塩化メチレン)で精製して、黄褐色の油状物847m
g(94.3%)を得た。MS m/e 342(M+),344(M+)。フマル酸塩をイ
ソプロパノール中で調製した。融点195〜196℃。
元素分析の結果(C20H23N2OCl・0.5C4H4O4として)
計算値:C,65.91;H,6.29;N,6.99
実測値:C,66.15;H,6.38;N,6.81
この一般的な手順により、N-ベンジル-N-[2-(3,7-ジクロロ-1H-インド
ール-4-イルオキシ)-エチル]-2,2,2-トリフルオロ-アセトアミドおよびN-
ベンジル-N-[2-(7-クロロ-1H-インドール-4-イル-オキシ)-エチル]-2,2
,2-トリフルオロ-アセトアミドを用いて、各々、下記の化合物を得た。
(2b)ベンジル-[2-(3,7-ジクロロ-1H-インドール-4-イルオキシ)-エチ
ル]-アミン(92%)。フマル酸塩をエタノールから白色の粉末として調製した。
融点201〜202℃;MS EI m/e 334,336,338(M+)。
元素分析の結果(C17H16Cl2N2O・0.5C4H4O4として)
計算値:C,58.03;H,4.61;N,7.12
実測値:C,57.88;H,4.45;N,6.96
(2c)1-[4-(2-ベンジルアミノ-エトキシ)-7-クロロ-1H-インドール-3
-イル]-2,2,2-トリフルオロエタノン(80%)。フマル酸塩をエタノール中で
調製した。融点215℃(分解);MS FAB m/e 397(MH+)。
元素分析の結果(C19H16ClF3N2O2・0.5C4H4O4として)
訃算値:C,55.46;H,3.99;N,6.16
実測値:C,55.24;H,3.80;N,6.08
実施例3 1-[4-(2-ベンジルアミノ-エトキシ)-1H-インドール-3- イル]-2,2,2-トリフルオロ-エタノン
塩化メチレン(60mL)中におけるN-ベンジル-N-[2-(1H-インドール-
3-(2,2,2-トリフルオロエタノイル)-4-イル-オキシ)-エチル]-カルバミン
酸・tert-ブチルエステル(1.1g,2.4ミリモル)の溶液に、トルフルオロ
酢酸(TFA)(0.21g、1.8ミリモル)を加えた。薄層クロマトグラフィー(
TLC)(CH2Cl2/CH3OH、88/12(v/v))は、室温で1時間後に変化
を示さなかった。TFA(0.74g、6.5ミリモル)を加え、この混合物
を2時間攪拌した。次いで、何らかの生成物がTLCで可視可能であった。TF
A(0.86g、7.5ミリモル)を加え、この混合物を一晩攪拌した。TLCは
、何らかの出発物質を示した。TFA(0.06g,0.5ミリモル)を加え、こ
の混合物を1時間攪拌した。この反応混合物を飽和NaHCO3(30〜40mL
)で1回洗浄した。それをMgSO4で乾燥させた。溶媒をエバボレートして、残
渣1.02gを得た。これを、CH2Cl2/CH3OH(96/4および95/5)
の勾配を用いるシリカゲル上でのクロマトグラフィーで精製して、生成物を明る
い黄褐色の油状物(0.78g、90%)として得た。
EtOH(15mL)中におけるフマル酸(0.2557g、2.203ミリモ
ル)の熱溶液に、EtOH(15mL)中における上記塩基の熱溶液を加えた。
この混合物を室温で2時間放置した。それを濾過して、表題化合物を白色の粉末
0.5398g(54%)として得た。分解点>220℃;MS El m/e 36
2(M+);IR(KBr)1660cm-1。
元素分析の結果(C19H17F3N2O2・0.5C4H4O4として)
計算値:C,60.00;H,4.56;N,6.66
実測値:C,60.12;H,4.40;N,6.75
この一般的な手順により、ベンジル-[2-(1H-インドール-4-イル)-エチル]
-カルバミン酸・tert-ブチルエステルを用いて、下記の化合物を得た。
(3b)N-ベンジル-[2-(1H-インドール-4-イルオキシ)]-エチルアミン(2
6%)。フマル酸塩をイソプロパノール中で調製した。融点158〜165℃。
元素分析の結果(C17H18N2O・C4H4O4として)
計算値:C,65.96;H,5.80;N,7.33
実測値:C,65.94;H,5.87;N,7.19
ドパミン自己受容体に対する親和性は、ジーメン(Seemen)およびシャウス(Sch
aus)の標準的な実験的試験法[ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ファーマコロ
ジー(European Journal of Pharmacology),203,105-109(1991)]の変法で確立し
た。この方法では、均質化したラットの線条体脳組織を3H-クインピロー
ル(Quin.)および様々な濃度の試験化合物と共にインキュベートし、濾過し、洗
浄し、ベータプレート(Betaplate)シンチレーションカウンターで計数する。
ドパミンD2受容体に対する高親和性は、フィールズ(Fields)らの標準的な実
験的試験法[ブレイン・リサーチ(Brain Res.),136,578(1977)およびヤマムラ(Y
amamura)ら編、ニューロトランスミッター・レセプター・バインディング(Neuro
transmitter Receptor Binding),レイバン・プレス(Raven Press),N.Y.(1978)]
で確立した。この方法では、均質化した辺縁系脳組織を3H-スピロペリドール(S
piper.)および様々な濃度の試験化合物と共にインキュベートし、濾過し、洗浄
し、ハイドロフルオール(Hydrofluor)・シンチレーションカクテル(ナショナル
・ダイアグノスティクス(National Diagnostics))と共に振盪し、パッカード(P
ackard)460CDシンチレーションカウンターで計数する。
セロトニン5-HT1A受容体に対する高親和性は、ホール(Hall)らの方法[ジ
ャーナル・オブ・ニューロケミストリー(J.Neurochem.),44,1685(1985)]に従
って、請求の範囲に記載した化合物が5-HT1Aセロトニン受容体から[3H]8-
OHDPAT(ジプロピルアミノテトラリン)を置換する能力を試験することに
より確立した。この方法は、請求の範囲に記載した化合物のかかる性質を、抗不
安活性の標準物質であり、本発明の化合物と同様に5-HT1Aセロトニン受容体
サブタイプに対する有効な親和性を示すブスピロンの性質と類比するために採用
する。ブスピロンの抗不安活性は、少なくとも部分的には、その5-HT1A受容
体親和性によるものであると考えられている(ヴァンデール・マクレン(Vaner Ma
clen)ら、ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー(Eur.J.Pharma
col.),1986,129(1-2)133-130)。
これらの標準的な実験的試験法の結果を以下に示す。
したがって、本発明の化合物は、神経伝達物質ドパミンの合成をもたらし、そ
れゆえ、精神分裂病、パーキンソン病、トゥーレット症候群、アルコール嗜癖、
コカイン嗜癖、および類似した薬物に対する嗜癖などのドパミン障害の治療に有
用である。これらの化合物は、また、5-HT1A受容体に対する親和性を有し、
それゆえ、セロトニン活性を変調する能力を有する。したがって、それらは、ま
た、セロトニン系の障害により特徴付けられる疾患(例えば、不安、ストレス、
うつ病、性的機能不全および睡眠障害)の治療に有用である。
本発明の化合物を含有する医薬組成物に適用可能な固形担体としては、香味剤
、滑沢剤、可溶化剤、懸濁化剤、充填剤、流動化剤、圧縮助剤、結合剤または錠
剤崩壊剤としても作用しうる1種またはそれ以上の物質またはカプセル化材料を
挙げることができる。散剤の場合、担体は、細かく粉砕された固形物であり、や
はり細かく粉砕された有効成分と混合されている。錠剤の場合、有効成分は、必
要な圧縮特性を有する担体と適当な割合で混合され、所望の形状および寸法に圧
縮成形される。散剤および錠剤は、好ましくは、99%までの有効成分を含有す
る。適当な固形担体としては、例えば、リン酸カルシウム、ステアリン酸マグネ
シウム、タルク、砂糖、乳糖、デキストリン、デンプン、ゼラチン、セルロース
、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリビニルピロ
リドン、低融点ワックスおよびイオン交換樹脂が挙げられる。
液状担体は、液剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤およびエリキシル剤を製造する
のに用いればよい。本発明の有効成分は、水、有機溶剤、両方の混合物または医
薬上許容される油脂などの医薬上許容される液状担体に溶解または懸濁すること
ができる。液状担体は、可溶化剤、乳化剤、緩衝化剤、保存剤、甘味剤、香味剤
、懸濁化剤、増粘剤、着色剤、粘度調節剤、安定剤または浸透圧調節剤などの他
の適当な医薬用添加物を含有することができる。経口および非経口投与用の液状
担体の適当な例としては、水(特に上記のような添加物(例えば、セルロース誘
導体、好ましくはカルボキシメチルセルロースナトリウム溶液)を含有する)、
アルコール(一価アルコールおよび多価アルコール(例えば、グリコール)を含
む)およびそれらの誘導体、ならびに油(例えば、分別ヤシ油および落花生油)
が挙げられる。非経口投与の場合、担体は、オレイン酸エチルおよびミリスチン
酸イソプロピルなどの油状エステルとすることもできる。滅菌液状担体は、非経
口投与用の無菌液状組成物に用いられる。
無菌の液剤または懸濁剤である液状医薬組成物は、例えば、筋肉内、腹膜内ま
たは皮下への注射により利用することができる。無菌液剤は、静脈内投与するこ
ともできる。経口投与は、液状または固形のいずれの組成物形態であってもよい
。
上記の医薬組成物は、単位剤形(例えば、錠剤またはカプセル剤)であること
が好ましい。かかる剤形では、上記の組成物は、適当量の有効成分を含有する単
位投与量に細分される。単位剤形は、包装された組成物(例えば、分包散剤、バ
イアル、アンプル、充填済シリンジまたは液体含有薬袋)とすることができる。
単位剤形は、例えば、カプセル剤または錠剤それ自体とすることができるし、あ
るいは、かかる組成物を適当数の包装形態とすることもできる。
特定の精神病の治療に用いるべき用量は、担当の医師が主観的に決定しなけれ
ばならない。関係する変数としては、特定の精神病ならびに患者の体格、年齢お
よび応答パターンが挙げられる。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
C07D 209/12 C07D 209/12
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S
D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG
,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT
,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,
CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F
I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE
,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,
LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M
X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE
,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,
UA,UG,UZ,VN,YU,ZW
(72)発明者 ウェブ,マイケル・バイロン
アメリカ合衆国19054ペンシルベニア州
レビットタウン、ミル・クリーク・ロード
9071番、アパートメント2401