JP2001123003A - 含浸添加物が含浸された発泡樹脂成形体及び含浸方法 - Google Patents

含浸添加物が含浸された発泡樹脂成形体及び含浸方法

Info

Publication number
JP2001123003A
JP2001123003A JP2000010765A JP2000010765A JP2001123003A JP 2001123003 A JP2001123003 A JP 2001123003A JP 2000010765 A JP2000010765 A JP 2000010765A JP 2000010765 A JP2000010765 A JP 2000010765A JP 2001123003 A JP2001123003 A JP 2001123003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foamed resin
additive
molded article
resin molded
impregnating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000010765A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4603119B2 (ja
Inventor
Tadanobu Maeda
忠信 前田
Yoshiro Nakajima
嘉郎 中島
Iwao Mizutani
偉和雄 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Foam Plastic Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Foam Plastic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Foam Plastic Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Foam Plastic Corp
Priority to JP2000010765A priority Critical patent/JP4603119B2/ja
Publication of JP2001123003A publication Critical patent/JP2001123003A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4603119B2 publication Critical patent/JP4603119B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡樹脂成形体に,専用設備を用いることな
く経済的で簡単に防虫・防蟻,耐熱,難燃,着色等の所
望の性質を付与でき,またその性質を長期間保持するこ
とができる,含浸添加物が含浸された発泡樹脂成形体及
び含浸方法を提供する。 【解決手段】 含浸添加物と界面活性剤と溶媒とからな
る添加剤1を発泡樹脂成形体2に接触させて,含浸添加
物を発泡樹脂成形体に含浸分散させる。また,界面活性
剤の代わりに,有機溶剤系の分散剤を用いてもよい。さ
らに,界面活性剤及び溶媒の代わりに,有機溶剤系の分
散剤を用いてもよい。含浸添加物は,例えば,ホウ酸又
はその塩などからなる防虫・防蟻剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,防虫・防蟻,耐熱,難燃,着色
等の性質を付与するために含浸添加物を含浸させた発泡
樹脂成形体及び含浸方法に関し,特に,建築物の断熱材
・保温材等として用いられる発泡樹脂成形体に防虫・防
蟻性を付与する方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来より,防虫・防蟻,耐熱,難燃,着色
等の性質を発泡樹脂成形体に付与するために,これらの
性質を発揮し得る添加物を発泡樹脂成形体に付着させる
ことが行われている。例えば,特開平10−36549
号,特開平3−202528号に開示されているよう
に,防蟻剤を発泡樹脂成形体に付与する技術が開示され
ている。かかる所望の性質を発泡樹脂成形体に付与する
方法としては,所望の効果を付与する含浸添加物を,
重合時に添加する方法,発泡成形時に添加する方法,
発泡樹脂成形体に直接添加する方法等が一般に知られ
ている。
【0003】の方法としては,特開平10−3654
9号のように発泡樹脂粒子に防蟻剤と接着剤を噴霧する
方法,特開平3−202528号のように,発泡前の発
泡性樹脂粒子と防蟻剤を混合して発泡成形する方法等が
知られている。の方法としては,特開平3−2025
28号のように,発泡樹脂成形体を防蟻剤処理溶液に浸
漬させる方法,発泡樹脂成形体の表面に防蟻剤を塗布す
る方法等が知られている。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記の重合
時に添加する方法は,膨大な専用設備を必要とするため
製造コストが多大となり,経済的ではない。またこの方
法では,良好な性質を発揮させるためには含浸添加物を
多量に添加する必要があり,そのため得られた発泡樹脂
成形体の機械的強度が著しく低下するという問題があ
る。特に防虫・防蟻性を発泡樹脂成形体に付与するため
には,添加物としての防虫・防蟻剤の混合割合を多くす
る必要があり,そのため得られた発泡樹脂成形体の機械
的強度が著しく低下するという問題がある。
【0005】またの発泡成形時に添加する方法でも,
専用の発泡成形設備を必要とするため製造コストが多大
となり,経済的でない。また添加物が,成形時に発泡樹
脂成形体の熱融着の阻害剤となる。そのため得られた発
泡樹脂成形体の機械的強度が著しく低下するという問題
がある。
【0006】一方,の発泡樹脂成形体に直接添加する
方法では,これらの方法は,,の方法に比べて専用
の設備を必要としないため経済的である。しかし,添加
物は,発泡樹脂成形体の表面に付着するだけで,内部の
発泡粒子の間隙までは充分に含浸分散しない。またその
付着力も弱い。そのため表面から添加物が離脱し易く,
その性質を長期間持続することができないという問題が
ある。
【0007】本発明はかかる従来の問題点に鑑み,発泡
樹脂成形体に,専用設備を用いることなく経済的で簡単
に防虫・防蟻,耐熱,難燃,着色等の所望の性質を付与
でき,またその性質を長期間保持することができる,含
浸添加物が含浸された発泡樹脂成形体及び含浸方法を提
供しようとするものである。
【0008】上記の課題を解決するために本発明者ら
は,鋭意検討した結果,発泡樹脂成形体に所望の性質を
付与し得る含浸添加物を発泡樹脂成形体に対して直接添
加する方法を用いて,発泡樹脂成形体の表面だけでなく
内部にまで添加物を付着させることに着目して,本発明
を完成させた。
【0009】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,含浸添加物と界
面活性剤と溶媒とからなる添加剤を発泡樹脂成形体に接
触させて,上記含浸添加物を上記発泡樹脂成形体に含浸
分散させることを特徴とする発泡樹脂成形体への含浸添
加物の含浸方法である。
【0010】本含浸方法においては,所望の性質を発泡
樹脂成形体に付与し得る含浸添加物を,界面活性剤及び
溶媒とともに発泡樹脂成形体に接触させている。溶媒
は,含浸添加物を溶液化して,発泡樹脂成形体の内部へ
の染み込みをよくする。また,界面活性剤は,含浸添加
物と発泡樹脂成形体との親和性を高め,含浸添加物の浸
透性を高める。そのため,含浸添加物が,発泡樹脂成形
体の表面だけでなく,間隙を伝って内部に浸透して内部
の間隙にまで浸透する。それゆえ,含浸添加物が発泡樹
脂成形体の表面だけでなく内部に確実に付着し,長期間
その性質を発揮できる。
【0011】また,本含浸方法では,発泡樹脂成形体
を,含浸添加物と界面活性剤と溶媒とからなる添加剤に
接触させるという簡易な方法で,含浸添加物を発泡樹脂
成形体に含浸させている。このため,容易に含浸添加物
の性質を発泡樹脂成形体に付与することができる。ま
た,含浸添加物は,発泡成形した発泡樹脂成形体に対し
て含浸されるため,発泡樹脂成形体の発泡・成形の妨げ
にもならなず,発泡樹脂成形体の強度を保持することが
できる。
【0012】次に,発泡樹脂成形体としては,独立気泡
の発泡樹脂粒子からなる発泡樹脂成形体,及び連続気泡
を有する発泡樹脂成形体を用いることができる。発泡樹
脂成形体が独立気泡の発泡樹脂粒子からなる場合には,
本発明の含浸方法により,発泡樹脂粒子の形成する粒子
間に存在する微細な発泡樹脂粒子間間隙に含浸添加物が
十分に含浸分散する。または,連続気泡を有する発泡樹
脂成形体の場合には,本発明の含浸方法により,連続的
な微細な空隙に含浸添加物が充分に含浸分散する。
【0013】発泡樹脂成形体に用いられる発泡樹脂とし
ては,ポリスチレン系発泡樹脂,ポリエチレン系発泡樹
脂,ポリプロピレン系発泡樹脂,ポリメチルメタアクリ
レート系発泡樹脂,ウレタン系発泡樹脂,イソシアヌレ
ート系発泡樹脂,メラミン系発泡樹脂,フェノール系発
泡樹脂及びそれらの共重合体発泡樹脂等を用いることが
できる。この中,特にポリスチレン系発泡樹脂成形体が
好ましい。また,発泡樹脂成形体を建築材料として用い
る場合には,機械的強度及び断熱性の高いもの,例え
ば,ポリスチレン系発泡樹脂成形体を用いることが好ま
しい。
【0014】請求項5の発明のように,上記発泡樹脂成
形体の吸水性能を表わす吸水量は,0.03g/100
cm以上であることが好ましい。0.03g/100
cm 未満の場合には,含浸添加物が発泡樹脂成形体の
内部にまで付着しにくく,また発泡樹脂成形体に付与し
ようとする性質が充分に発揮されないおそれがある。な
お,吸水量は,JIS A9511の測定方法で測定さ
れる。また,発泡樹脂成形体の上記吸水量は,吸水によ
る断熱性能の低下を防止するため,その上限は3.0g
/cm以下であることが好ましい。
【0015】発泡樹脂成形体の発泡倍率はどんな倍率で
もよい。発泡樹脂成形体がスチレン系発泡樹脂成形体で
ある場合にも,その発泡倍率は何倍でもよく,好ましく
は5倍から120倍である。
【0016】次に,含浸添加物とは,発泡樹脂成形体に
含浸させて,防虫・防蟻,耐熱,難燃,着色等の所望の
性質を発泡樹脂成形体に付与するための添加物をいう。
含浸添加物しては,所望の性質を発泡樹脂成形体に付与
するものであればどのようなものでも用いることができ
る。
【0017】含浸添加物は,防虫・防蟻剤であることが
好ましい。防虫・防蟻剤としては,ペルメトリン,ビフ
ェントリン,トラロメスリン等のピレスロイド系薬剤,
クロルピリホス,ホキシム,ピリダフェンチオン,テト
ラクロルビンホス,フェニトロチオン,プロペタンホス
等の有機リン系薬剤,フェノブカルブ,カルバミン酸エ
ステル等のカーバメート系薬剤,フィプロニル,アセタ
ミプリド及びイミダクロプリド等のクロロピリジルメチ
ル基を有する薬剤,クロム・銅・砒素化合物系薬剤,ク
ロルナフタリン系薬剤,ヒ酸ナトリウム,ヒ酸鉛,酸性
ヒ酸バリウム等の砒素化合物,フッ化鉛,フッ化バリウ
ム,ケイフッ化ナトリウム等のフッ化化合物,銅化合
物,ジニトロオルトクレゾール,トリブチルスズオキサ
イド,ホウ酸塩等のホウ素化合物,酸化チタン等のチタ
ン化合物,ヒノキチオール,クレオソート油,トリアジ
ン系薬剤,ナフテン酸銅等のナフテン酸金属塩,有機ス
ズ化合物,フェノール類無機フッ化物,P−クロロメタ
キシレノールと3,6ジクロロピリタジンの混合物等で
もよく,また接触毒剤,食毒剤,呼吸毒剤,忌避性防蟻
剤等どのような作用によるものでもよい。
【0018】また,防虫・防蟻剤は,1種類のみではな
く,2種類以上使用する事ができる。発泡樹脂成形体を
建築物の断熱材・保温材等に用いる場合には,防虫・防
蟻剤として,特に毒性の低い,ホウ酸塩,ピレスロイド
系薬剤,イミダクロプリド等を用いることが好ましい。
【0019】含浸添加物は,ホウ酸またはその塩である
ことが好ましい。これにより,防虫・防蟻効果を有効に
発揮できる。ホウ酸またはその塩は親水性であり,元
来,比較的疎水性の発泡樹脂成形体との親和性が低い
が,界面活性剤及び溶媒とともに発泡樹脂成形体に接触
させることにより,発泡樹脂成形体の内部にスムーズに
浸透し,発泡樹脂成形体の表面だけでなく内部にまで確
実に付着する。また,含浸添加物の発泡樹脂成形体への
含浸量は,一般的には,発泡樹脂成形体に対して0.0
01〜3.0重量%の範囲であることが好ましい。な
お,その含浸による効力,安全性及び経済性を考慮する
と0.01〜2.0重量%が望ましい。また,ホウ酸塩
等のホウ素化合物,酸化チタン等のチタン化合物のよう
に,含浸による効力が弱いものについては,0.01〜
30重量%が好ましい。なお,安全性及び経済性を考慮
すると,0.1〜20重量%が望ましい。
【0020】含浸添加物の発泡樹脂成形体への含浸量
は,防虫・防蟻剤の殺虫・殺蟻能力などの性質の度合に
より異なる。含浸添加物が殺虫・殺蟻能力の強いピレス
ロイド系薬剤,イミダクロプリド等である場合には0.
01〜1.0重量%が好ましく,殺虫・殺蟻効力の比較
的低いホウ酸またはその塩である場合には0.1〜2.
0重量%が好ましい。なお,必要に応じて0.1〜20
重量%を用いることもできる。
【0021】また,添加剤中の防虫・防蟻剤濃度として
は,0.1〜80重量%の範囲が好ましく,その効力,
経済性及び安全性を考慮すると1.0〜50重量%が望
ましい。なお,殺虫,殺蟻能力が非常に強いものは,
0.01〜80重量%が好ましく,更に好ましくは0.
05〜50重量%である。また,防虫・防蟻剤は,原体
そのもの,エマルジョンタイプ,マイクロカプセル等を
使用できる。
【0022】次に,上記界面活性剤としては,アニオン
系界面活性剤,カチオン系界面活性剤,両性系界面活性
剤,ノニオン系界面活性剤等ほとんどの界面活性剤が使
用でき,特に好ましくは広く一般的に使用され毒性の低
いアニオン系界面活性剤である。界面活性剤は1種類の
みではなく,2種類以上使用できる。
【0023】上記界面活性剤は,抗菌作用を有するカチ
オン界面活性剤であることが好ましい。これにより,防
虫・防蟻効果を効果的に発揮することができる発泡樹脂
成形体を得ることができる。かかる抗菌作用を有するカ
チオン界面活性剤としては,特に殺菌性の強い第4級ア
ンモニウム塩のアルキルトリメチルアンモニウムブロマ
イドを用いることができる。
【0024】添加剤中の界面活性剤濃度は,0.01〜
5.0重量%であることが好ましい。0.01重量%未
満の場合には,含浸添加物が発泡樹脂成形体の内部にま
で付着しにくく,その性能が低下するおそれがある。ま
た,5.0重量%を超える場合には,発泡樹脂成形体の
吸水による断熱性能が低下するおそれがある。付与され
る性質及びその経済性を考慮すると,添加剤中の界面活
性剤濃度は0.05〜1.0重量%が望ましい。
【0025】上記溶媒は,含浸添加物を溶液化させるも
のである。かかる溶媒としては,水,有機溶剤等の溶媒
のうち,含浸添加物を溶解させるものを用いることがで
きる。特に発泡樹脂成形体がポリスチレン系発泡樹脂で
ある場合には,これを侵さない水,低溶解性の有機溶
剤,アルコール,ポリエチレングリコール等が好まし
い。溶媒は,1種類または2種類以上を用いることがで
きる。添加剤中の溶媒濃度は,15.0〜99.9重量
%であることが好ましく,効力,経済性を考慮すると4
9.0〜99.7重量%であることが望ましい。
【0026】また,請求項2の発明のように,上記添加
剤には,更に接着剤を添加することが好ましい。これに
より,含浸添加物をより強固に発泡樹脂成形体の表面及
び内部に付着させることができる。
【0027】接着剤としては,熱可塑樹脂系接着剤,熱
可塑性アクリル樹脂,熱可塑性ポリエステル樹脂,ウレ
タン樹脂,ウレタン変性アクリル樹脂,アクリル変性シ
リコン樹脂等の溶剤型タイプ接着剤,アクリルエマルジ
ョン,アクリル/スチレン共重合体エマルジョン,アク
リル/酢酸ビニル共重合エマルジョン,エチレン/酢酸
ビニル共重合エマルジョン,エポキシエマルジョン,ウ
レタンエマルジョン等のエマルジョン系樹脂,ポリエス
テル樹脂,ポリアミド樹脂ポリウレタン樹脂等の水溶性
タイプ接着剤などを用いることができる。接着剤の添加
剤中の濃度は,0.01〜0.5重量%であることが好
ましく,その効力,経済性を考慮すると0.05〜0.
3重量%が望ましい。
【0028】次に本発明における発泡樹脂成形体に添加
剤を接触させる方法としては,発泡樹脂成形体の表面に
刷毛等で塗布する方法,吹き付け器機等を使用し塗布す
る方法,ロールコーター等で塗布する方法,さらに発泡
樹脂成形体を添加剤に浸漬させる方法,添加剤を加圧注
入する方法を用いることができる。この中,特に発泡樹
脂成形体の表面に刷毛等で塗布する方法が簡単であり経
済的である。また,処理能力を考慮すると発泡樹脂成形
体を添加剤に浸漬しながら,1000から20000P
aの圧力を加圧する方法も採用できる。
【0029】また発泡樹脂成形体は,単体でもよく,2
成形体以上積層されていてもよく,経済性及び処理能力
を考慮すると2成形体以上積層した状態で,発泡樹脂成
形体を添加剤に浸漬する方法が好ましい。含浸添加物を
含浸させた発泡樹脂成形体は,例えば,建築材料,土木
材料などに用いることができる。
【0030】次に,請求項3の発明は,含浸添加物と有
機溶剤系の分散剤と溶媒とからなる添加剤を発泡樹脂成
形体に接触させて,上記含浸添加物を上記発泡樹脂成形
体に含浸分散させることを特徴とする発泡樹脂成形体へ
の含浸添加物の含浸方法である。
【0031】本含浸方法では,上記界面活性剤の代わり
に,有機溶剤系の分散剤を用いている点を特徴とする。
本含浸方法において,有機溶剤系の分散剤は,含浸添加
物と発泡樹脂成形体との親和性を高め,含浸添加物の浸
透性を高めて,発泡樹脂成形体の内部に含浸添加物を分
散させる。そのため,含浸添加物が,発泡樹脂成形体の
表面だけでなく,間隙を伝って内部に浸透して内部の間
隙にまで浸透する。さらに,溶媒は,含浸添加物を溶液
化して,発泡樹脂成形体の内部への染み込みをよくす
る。したがって,所望の性質を発泡樹脂成形体に付与し
得る含浸添加物を,上記有機溶剤系の分散剤及び上記溶
媒とともに発泡樹脂成形体に接触させることにより,含
浸添加物が発泡樹脂成形体の表面だけでなく内部に確実
に付着し,長期間その性質を発揮できる。
【0032】また,本含浸方法では,発泡樹脂成形体
を,含浸添加物と有機溶剤系の分散剤と溶媒とからなる
添加剤に接触させるという簡易な方法で,含浸添加物を
発泡樹脂成形体に含浸させている。このため,容易に含
浸添加物の性質を発泡樹脂成形体に付与することができ
る。また,含浸添加物は,発泡成形した発泡樹脂成形体
に対して含浸されるため,発泡樹脂成形体の発泡・成形
の妨げにもならなず,発泡樹脂成形体の強度を保持する
ことができる。
【0033】上記有機溶剤系の分散剤は,含浸添加物と
発泡樹脂成形体との親和性を高めるものである。かかる
分散剤としては,ほとんどの有機溶剤系を用いることが
できる。発泡樹脂成形体がポリスチレン系発泡樹脂の場
合は,分散剤は,該発泡樹脂成形体を侵さない低溶解性
の有機溶剤,例えば,低溶解性の灯油,パラフィン油,
イソパラフィン油,アルコール,ポリエチレングリコー
ル等が好ましい。分散剤は,1種類または2種類以上を
用いることができる。添加剤中の分散剤の濃度は,0.
1〜99.9重量%であることが好ましい。
【0034】上記溶媒は,含浸添加物を溶液化させるも
のである。かかる溶媒としては,水,有機溶剤等の溶媒
のうち,含浸添加物を溶解させ得るを用いることができ
る。特に発泡樹脂成形体がポリスチレン系発泡樹脂であ
る場合には,これを侵さない水,低溶解性の有機溶剤,
アルコール,ポリエチレングリコール等が好ましい。溶
媒は,1種類または2種類以上を用いることができる。
添加剤中の溶媒濃度は,15.0〜99.9重量%であ
ることが好ましく,効力,経済性を考慮すると49.0
〜99.7重量%であることが望ましい。その他の点
は,上記界面活性剤を用いた含浸添加物の含浸方法と同
様である。
【0035】有機溶剤系の分散剤の中には,発泡樹脂成
形体の内部に含浸添加物を含浸させるだけでなく,含浸
添加物を溶液化する溶媒としても働くものもある。この
場合には,溶媒非存在下で,含浸添加物と有機溶剤系の
分散剤とからなる添加剤を発泡樹脂成形体に接触させれ
ばよい。
【0036】即ち,請求項4の発明は,含浸添加物と有
機溶剤系の分散剤とからなる添加剤を発泡樹脂成形体に
接触させて,上記含浸添加物を上記発泡樹脂成形体に含
浸分散させることを特徴とする発泡樹脂成形体への含浸
添加物の含浸方法である。
【0037】本含浸方法では,上記界面活性剤及び溶媒
の代わりに,有機溶剤系の分散剤を用いている点を特徴
とする。本含浸方法において,有機溶剤系の分散剤は,
発泡樹脂成形体の内部に含浸添加物を含浸させるだけで
なく,含浸添加物を溶液化する溶媒としても働く。この
ため,溶媒非存在下で,含浸添加物と有機溶剤系の分散
剤とからなる添加剤を発泡樹脂成形体に接触させること
により,含浸添加物が,発泡樹脂成形体の表面だけでな
く間隙を伝って内部まで浸透して内部間隙にまで付着す
る。したがって,含浸添加物が発泡樹脂成形体に確実に
付着し,長期間その性質を発揮できる。
【0038】また,本含浸方法では,発泡樹脂成形体
を,含浸添加物と有機溶剤系の分散剤とからなる添加剤
に接触させるという簡易な方法で,含浸添加物を発泡樹
脂成形体に含浸させている。このため,容易に含浸添加
物の性質を発泡樹脂成形体に付与することができる。ま
た,含浸添加物は,発泡成形した発泡樹脂成形体に対し
て含浸されるため,発泡樹脂成形体の発泡・成形の妨げ
にもならなず,発泡樹脂成形体の強度を保持することが
できる。
【0039】上記有機溶剤系の分散剤は,発泡樹脂成形
体の内部に含浸添加物を含浸させるだけでなく,含浸添
加物を溶液化する溶媒としても働く。かかる分散剤とし
ては,有機溶剤系であって,含浸添加物を溶解させ得る
ものを用いることができる。発泡樹脂成形体がポリスチ
レン系発泡樹脂の場合は,これを侵さない低溶解性の有
機溶剤,例えば,低溶解性の灯油,パラフィン油,イソ
パラフィン油,アルコール,ポリエチレングリコール等
が好ましい。分散剤は,1種類または2種類以上を用い
ることができる。添加剤中の分散剤の濃度は,20〜9
9.9重量%であることが好ましい。その他の点は,上
記界面活性剤を用いた含浸添加物の含浸方法と同様であ
る。
【0040】次に,請求項6の発明は,含浸添加物と界
面活性剤と溶媒とからなる添加剤を発泡樹脂成形体に接
触させて,上記含浸添加物を上記発泡樹脂成形体の表面
及び内部に含浸分散させてなることを特徴とする発泡樹
脂成形体である。
【0041】本発明の発泡樹脂成形体は,所望の性質を
発泡樹脂成形体に付与し得る含浸添加物を,発泡樹脂成
形体の表面だけでなく内部の間隙にまで分散含浸させて
いる。そのため,含浸添加物の付着力が強く,長期間そ
の性質を発揮することができる。
【0042】請求項7の発明のように,上記添加剤に
は,更に接着剤が添加されていることが好ましい。これ
により,より強固に含浸添加物が発泡樹脂成形体に付着
するため,一層長期間その性質を発揮しつづけることが
できる。
【0043】請求項10の発明のように,上記発泡樹脂
成形体の吸水性能を表わす吸水量は,0.03g/10
0cm以上であることが好ましい。0.03g/10
0cm未満の場合には,含浸添加物が発泡樹脂成形体
の内部にまで付着しにくく,発泡樹脂成形体に付与しよ
うとする性質が充分に発揮されないおそれがある。ま
た,発泡樹脂成形体の上記吸水量は,吸水による断熱性
能の低下を防止するため,その上限は3.0g/cm
以下であることが好ましい。
【0044】請求項11の発明のように,上記含浸添加
物は,防虫・防蟻を目的とする防虫・防蟻剤であること
が好ましい。また,請求項12の発明のように,上記含
浸添加物は,ホウ酸またはその塩であることが好まし
い。また,請求項13の発明のように,上記界面活性剤
は,抗菌作用を有するカチオン界面活性剤であることが
好ましい。これらの場合には,発泡樹脂成形体が優れた
防虫・防蟻効果を発揮することができる。また,請求項
14の発明のように,上記発泡樹脂成形体は,単体又は
2以上の成形体を積層してなる積層体であることが好ま
しい。
【0045】また,界面活性剤の代わりに,有機溶剤系
の分散剤を用いることもできる。即ち,請求項8の発明
のように,含浸添加物と有機溶剤系の分散剤と溶媒とか
らなる添加剤を発泡樹脂成形体に接触させて,上記含浸
添加物を上記発泡樹脂成形体の表面及び内部に含浸分散
させてなることを特徴とする発泡樹脂成形体がある。こ
の発泡樹脂成形体も,上記界面活性剤を用いた発泡樹脂
成形体と同様に,含浸添加物の付着力が強く,その性質
を長期間発揮することができる。
【0046】その他は,上記の含浸方法,界面活性剤を
用いて含浸添加物を含浸させた発泡樹脂成形体と同様で
ある。
【0047】また,界面活性剤及び溶媒の代わりに有機
溶剤系の分散剤を用いることもできる。即ち,請求項9
の発明のように,含浸添加物と有機溶剤系の分散剤とか
らなる添加剤を発泡樹脂成形体に接触させて,上記含浸
添加物を上記発泡樹脂成形体の表面及び内部に含浸分散
させてなることを特徴とする発泡樹脂成形体がある。こ
の発泡樹脂成形体も,上記界面活性剤を用いた発泡樹脂
成形体と同様に,含浸添加物の付着力が強く,その性質
を長期間発揮することができる。
【0048】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について,実施
例1〜3を比較例1と比較しつつ説明する。 (実施例1)発泡樹脂成形体として,ポリスチレン発泡
樹脂(三菱化学フォームプラスティック株式会社製 ス
チロポール JF200)の50倍発泡樹脂成形体を準
備した。この発泡樹脂成形体における吸水性能を表わす
吸水量について,JIS A9511の吸水量の測定方
法により測定したところ,0.2g/100cmであ
った。この発泡樹脂成形体を未処理ポリスチレン発泡樹
脂成形体とした。
【0049】また,含浸添加物,界面活性剤及び溶媒か
らなる添加剤を調製した。すなわち,含浸添加物の8ホ
ウ酸2ナトリウム4水塩を5重量%,界面活性剤のドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.5重量%,溶
媒の水を94.4重量%添加し,含浸分散を判定するた
めに赤色着色剤を0.1重量%添加し,加温しながら6
0分攪拌して,防虫・防蟻性を目的とした添加剤を得
た。
【0050】上記未処理ポリスチレン発泡樹脂成形体か
ら縦5cm×横5cm×厚み2.5cmの大きさのサン
プルを切り出し,その表面に上記の防虫・防蟻を目的と
した添加剤を1g滴下し,常温で30分放置後,その添
加剤の含浸分散状況を確認した。その結果,図1(A)
に示すごとく,未処理ポリスチレン発泡樹脂成形体とし
ての発泡樹脂成形体2に滴下された添加剤1は,図1
(B)に示すごとく,発泡樹脂成形体2の内部の発泡粒
子21の間隙20を伝って浸透し,内部にまで付着し
た。また,含浸分散状況の結果を表1に表示した。
【0051】次に,上記の未処理ポリスチレン発泡樹脂
成形体から縦2.5cm×横2.0cm×長さ10cm
の大きさのサンプルを切り出し,その重量(A0)を秤
量器で測定した。この未処理ポリスチレン発泡樹脂成形
体を上記の防虫・防蟻を目的とした添加剤の中に1分間
浸漬し,取出し,50℃で1日乾燥後その重量(A1)
を測定した。そして,添加剤浸漬前と後のポリスチレン
発泡樹脂成形体の重量差(A2=A1−A0)から,添
加剤の含浸量(A2)を求めた。さらにそのポリスチレ
ン発泡樹脂成形体をカッターナイフで横方向に半分にカ
ットしその含浸分散状態を確認した。その結果を表2に
表示した。
【0052】次に,上記の未処理ポリスチレン発泡樹脂
成形体から縦10cm×横10cm×長さ10cmの大
きさのサンプルを切り出し,その重量を秤量器で測定し
た。その重量を100重量部として,これに対して1重
量部,3重量部,5重量部,10重量部の上記の防虫・
防蟻を目的とした添加剤を未処理ポリスチレン発泡樹脂
成形体の表面全体に刷毛にて塗布した。これらの各サン
プルから縦2cm×横1cm×厚み1cmの防蟻効果調
査用のサンプルを取り出した。
【0053】このサンプルの重量(B0)を秤量器で測
定した。このサンプルを直径8cm×高さ6cmのプラ
スチック容器に入れ,その中にイエシロアリの職蟻15
0頭,兵蟻15頭を投入し,飽和食塩水を入れた。この
プラスチック容器を縦30cm×横22cm×高さ10
cmの蓋付き容器の中に設置し蓋をして,25℃全暗条
件下で3週間放置した。放置後のサンプル重量(B1)
を秤量器で測定した。その減少量(B2=B0−B1)
及び減少率(100×(B0−B1)/B0)を求め
た。また食害状況を観察した。その結果を表3,表4に
示した。
【0054】(実施例2)実施例1の未処理ポリスチレ
ン発泡樹脂成形体を,その吸水性能を表わす吸水量が
1.0g/100cmである50倍発泡の未処理ポリ
スチレン発泡樹脂成形体とした以外は,実施例1と同様
に,含浸添加物を発泡樹脂成形体に含浸させた。実施例
1と同様の測定を行い,その結果を表1〜表4に示し
た。
【0055】(比較例1)実施例1に示した添加剤中の
界面活性剤の量を0重量%とし,また含浸添加物の量を
5.1重量%,溶媒の量を94.8重量%とした以外
は,実施例1と同様に,未処理ポリスチレン発泡樹脂成
形体に含浸添加物を含浸させた。実施例1と同様の測定
を行い,その結果を表1〜表4に示した。
【0056】(実施例3)実施例1の未処理ポリスチレ
ン発泡樹脂成形体を,その吸水量が0.03g/100
cmである50倍発泡の未処理ポリスチレン発泡樹脂
成形体とした以外は,実施例1と同様にして,未処理ポ
リスチレン発泡樹脂成形体に含浸添加物を含浸させた。
実施例1と同様の測定を行い,その結果を表1〜表4に
示した。
【0057】(実施例4)実施例1に示した未処理ポリ
スチレン発泡樹脂成形体を,その吸水性能を表わす吸水
量が0.04g/100cmである50倍の未処理ポ
リスチレン発泡樹脂成形体とし,さらに添加剤中の界面
活性剤の量を0.05重量%とし,また含浸添加物の量
を5重量%,溶媒の量を94.85重量%とした。そし
て,実施例1と同様の含浸分散テストを実施し,さらに
防蟻効果調査用のサンプルとして,未処理ポリスチレン
発泡樹脂成形体100重量に対して,添加剤を1,3,
5,10,100,300重量部添加し,実施例1と同
様に実施した。その結果を表1〜表4に示した。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】
【表3】
【0061】
【表4】
【0062】表1〜表4より知られるように,界面活性
剤とともに含浸添加物を発泡樹脂成形体に含浸させた場
合(実施例1〜4)には,界面活性剤未添加の場合(比
較例1)に比べて,低濃度添加時でのイエシロアリの減
少量が大きかった。また,発泡樹脂成形体の吸水性能を
表わす吸水量が0.2g/100cm以上の場合(実
施例1,2)には,0.03g又は0.04g/100
cmの場合(実施例3,4)よりも,含浸添加物の内
部浸透度が大きく,またイエシロアリの駆除効果も大き
かった。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明によれば,発泡樹脂
成形体に,専用設備を用いることなく経済的で簡単に防
虫・防蟻,耐熱,難燃,着色等の所望の性質を付与で
き,またその性質を長期間保持することができる,含浸
添加物が含浸された発泡樹脂成形体及び含浸方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,添加物の含浸状況を示
すための発泡樹脂成形体の断面説明図(A),(B)。
【符号の説明】
1...添加剤, 2...発泡樹脂成形体, 20...間隙,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水谷 偉和雄 三重県四日市市大字六呂見653番2 三菱 化学フォームプラスティック株式会社内 Fターム(参考) 2E001 DD01 DD05 DE01 DH13 DH14 HD01 HD02 HD03 HD04 HD08 HD09 4C058 AA23 BB07 JJ03 JJ21 4F074 AA32 AC33 AD15 AG06 AG12 AG20 CD20 CE04 CE15 CE26 CE33 CE97 DA24 DA31 4J002 BB021 BB111 BC021 BG061 CC031 CC181 CK021 CM021 DD037 DE028 DE137 DJ007 DK007 EB157 EG027 EG077 EN117 EN136 EU077 EU187 EV256 EW007 EY027 FD187 FD208 FD316 GB00 GE00

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 含浸添加物と界面活性剤と溶媒とからな
    る添加剤を発泡樹脂成形体に接触させて,上記含浸添加
    物を上記発泡樹脂成形体に含浸分散させることを特徴と
    する発泡樹脂成形体への含浸添加物の含浸方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記添加剤には,更
    に接着剤を添加することを特徴とする発泡樹脂成形体へ
    の含浸添加物の含浸方法。
  3. 【請求項3】 含浸添加物と有機溶剤系の分散剤と溶媒
    とからなる添加剤を発泡樹脂成形体に接触させて,上記
    含浸添加物を上記発泡樹脂成形体に含浸分散させること
    を特徴とする発泡樹脂成形体への含浸添加物の含浸方
    法。
  4. 【請求項4】 含浸添加物と有機溶剤系の分散剤とから
    なる添加剤を発泡樹脂成形体に接触させて,上記含浸添
    加物を上記発泡樹脂成形体に含浸分散させることを特徴
    とする発泡樹脂成形体への含浸添加物の含浸方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において,
    上記発泡樹脂成形体の吸水性能を表わす吸水量は,0.
    03g/100cm以上であることを特徴とする発泡
    樹脂成形体への含浸添加物の含浸方法。
  6. 【請求項6】 含浸添加物と界面活性剤と溶媒とからな
    る添加剤を発泡樹脂成形体に接触させて,上記含浸添加
    物を上記発泡樹脂成形体の表面及び内部に含浸分散させ
    てなることを特徴とする発泡樹脂成形体。
  7. 【請求項7】 請求項6において,上記添加剤には,更
    に接着剤が添加されていることを特徴とする発泡樹脂成
    形体。
  8. 【請求項8】 含浸添加物と有機溶剤系の分散剤と溶媒
    とからなる添加剤を発泡樹脂成形体に接触させて,上記
    含浸添加物を上記発泡樹脂成形体の表面及び内部に含浸
    分散させてなることを特徴とする発泡樹脂成形体。
  9. 【請求項9】 含浸添加物と有機溶剤系の分散剤とから
    なる添加剤を発泡樹脂成形体に接触させて,上記含浸添
    加物を上記発泡樹脂成形体の表面及び内部に含浸分散さ
    せてなることを特徴とする発泡樹脂成形体。
  10. 【請求項10】 請求項6〜9のいずれか1項におい
    て,上記発泡樹脂成形体の吸水性能を表わす吸水量は,
    0.03g/100cm以上であることを特徴とする
    発泡樹脂成形体。
  11. 【請求項11】 請求項6〜10のいずれか1項におい
    て,上記含浸添加物は,防虫・防蟻を目的とする防虫・
    防蟻剤であることを特徴とする発泡樹脂成形体。
  12. 【請求項12】 請求項6〜11のいずれか1項におい
    て,上記含浸添加物は,ホウ酸またはその塩であること
    を特徴とする発泡樹脂成形体。
  13. 【請求項13】 請求項6〜12のいずれか1項におい
    て,上記界面活性剤は,抗菌作用を有するカチオン界面
    活性剤であることを特徴とする発泡樹脂成形体。
  14. 【請求項14】 請求項6〜13のいずれか1項におい
    て,上記発泡樹脂成形体は,単体又は2以上の成形体を
    積層してなる積層体であることを特徴とする発泡樹脂成
    形体。
JP2000010765A 1999-08-17 2000-01-19 含浸添加物が含浸された発泡樹脂成形体及び含浸方法 Expired - Fee Related JP4603119B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000010765A JP4603119B2 (ja) 1999-08-17 2000-01-19 含浸添加物が含浸された発泡樹脂成形体及び含浸方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23066599 1999-08-17
JP11-230665 1999-08-17
JP2000010765A JP4603119B2 (ja) 1999-08-17 2000-01-19 含浸添加物が含浸された発泡樹脂成形体及び含浸方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001123003A true JP2001123003A (ja) 2001-05-08
JP4603119B2 JP4603119B2 (ja) 2010-12-22

Family

ID=26529464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000010765A Expired - Fee Related JP4603119B2 (ja) 1999-08-17 2000-01-19 含浸添加物が含浸された発泡樹脂成形体及び含浸方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4603119B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006160858A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Kaneka Corp 難燃被覆合成樹脂発泡体
JP2008521949A (ja) * 2004-11-29 2008-06-26 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 変性連続気泡フォーム及びその製造方法
WO2008120295A1 (ja) * 2007-03-02 2008-10-09 Kanayama Kasei Co., Ltd. 発泡樹脂複合構造体、その製造方法および製造装置
JP2009292948A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Dow Kakoh Kk 防蟻剤含有マスターバッチ、それを用いた防蟻性スチレン系樹脂発泡体の製造方法及び防蟻性スチレン系樹脂発泡体
JP2010089366A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Kanayama Kasei Kk 発泡樹脂複合構造体の製造方法
JP2012035462A (ja) * 2010-08-05 2012-02-23 Kanayama Kasei Kk 発泡樹脂複合構造体およびその製造方法
JP4983986B1 (ja) * 2011-03-02 2012-07-25 金山化成株式会社 防蟻剤を含有する発泡樹脂複合構造体およびその製造方法並びに発泡樹脂複合構造体を用いた白蟻防除方法
JP2013006118A (ja) * 2007-04-02 2013-01-10 Michael J Vaillancourt 微生物洗いブラシ
JP2013531751A (ja) * 2010-06-11 2013-08-08 ニサス・コーポレーション クロールスペースの包囲システム
JP2014079945A (ja) * 2012-10-16 2014-05-08 Daisen Co Ltd 機能性発泡成形体およびその製造方法
JP2014201597A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 カンナテクノロジー株式会社 有害微生物の繁殖抑制可能な発泡ポリスチレン系成形品及びその製造方法
JP2018178359A (ja) * 2017-04-03 2018-11-15 株式会社エービーシー商会 内装用建材

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS497380A (ja) * 1972-05-10 1974-01-23
JPS5098978A (ja) * 1973-12-29 1975-08-06
JPS5887136A (ja) * 1981-11-18 1983-05-24 Achilles Corp 変色の少ないポリウレタンフオ−ムの製造方法
JPS6114341A (ja) * 1984-06-28 1986-01-22 ナショナル住宅産業株式会社 保水材
JPH01156340A (ja) * 1987-12-14 1989-06-19 Marubishi Yuka Kogyo Kk フエノール樹脂発泡体の防錆加工法
JPH03202528A (ja) * 1989-12-28 1991-09-04 Afm Corp 昆虫、カビおよび菌類防除建築材料
JPH09253023A (ja) * 1996-03-27 1997-09-30 Daiken Iki Kk 殺菌用マットとこれに用いる補助マット
JPH11140491A (ja) * 1997-09-02 1999-05-25 Kao Corp 床用殺菌洗浄剤組成物
JPH11324153A (ja) * 1998-05-11 1999-11-26 Ibiden Co Ltd 建築用防蟻パネル

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS497380A (ja) * 1972-05-10 1974-01-23
JPS5098978A (ja) * 1973-12-29 1975-08-06
JPS5887136A (ja) * 1981-11-18 1983-05-24 Achilles Corp 変色の少ないポリウレタンフオ−ムの製造方法
JPS6114341A (ja) * 1984-06-28 1986-01-22 ナショナル住宅産業株式会社 保水材
JPH01156340A (ja) * 1987-12-14 1989-06-19 Marubishi Yuka Kogyo Kk フエノール樹脂発泡体の防錆加工法
JPH03202528A (ja) * 1989-12-28 1991-09-04 Afm Corp 昆虫、カビおよび菌類防除建築材料
JPH09253023A (ja) * 1996-03-27 1997-09-30 Daiken Iki Kk 殺菌用マットとこれに用いる補助マット
JPH11140491A (ja) * 1997-09-02 1999-05-25 Kao Corp 床用殺菌洗浄剤組成物
JPH11324153A (ja) * 1998-05-11 1999-11-26 Ibiden Co Ltd 建築用防蟻パネル

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008521949A (ja) * 2004-11-29 2008-06-26 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 変性連続気泡フォーム及びその製造方法
JP4790724B2 (ja) * 2004-11-29 2011-10-12 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 変性連続気泡フォーム及びその製造方法
JP2006160858A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Kaneka Corp 難燃被覆合成樹脂発泡体
WO2008120295A1 (ja) * 2007-03-02 2008-10-09 Kanayama Kasei Co., Ltd. 発泡樹脂複合構造体、その製造方法および製造装置
JP2013006118A (ja) * 2007-04-02 2013-01-10 Michael J Vaillancourt 微生物洗いブラシ
JP2009292948A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Dow Kakoh Kk 防蟻剤含有マスターバッチ、それを用いた防蟻性スチレン系樹脂発泡体の製造方法及び防蟻性スチレン系樹脂発泡体
JP2010089366A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Kanayama Kasei Kk 発泡樹脂複合構造体の製造方法
JP2013531751A (ja) * 2010-06-11 2013-08-08 ニサス・コーポレーション クロールスペースの包囲システム
JP2012035462A (ja) * 2010-08-05 2012-02-23 Kanayama Kasei Kk 発泡樹脂複合構造体およびその製造方法
JP4983986B1 (ja) * 2011-03-02 2012-07-25 金山化成株式会社 防蟻剤を含有する発泡樹脂複合構造体およびその製造方法並びに発泡樹脂複合構造体を用いた白蟻防除方法
JP2014079945A (ja) * 2012-10-16 2014-05-08 Daisen Co Ltd 機能性発泡成形体およびその製造方法
JP2014201597A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 カンナテクノロジー株式会社 有害微生物の繁殖抑制可能な発泡ポリスチレン系成形品及びその製造方法
JP2018178359A (ja) * 2017-04-03 2018-11-15 株式会社エービーシー商会 内装用建材

Also Published As

Publication number Publication date
JP4603119B2 (ja) 2010-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001123003A (ja) 含浸添加物が含浸された発泡樹脂成形体及び含浸方法
AU2010265790C1 (en) Composition and method for treating wood
US5303502A (en) Method and article for the preventive protection of materials against soil-dwelling pests
BRPI0519342B1 (pt) Composições de revestimento aquosas, barreira contra invasão de pestes
CA2098889A1 (en) Slow-releasing medicated resin moldings and process for producing the same
AU2021104470A4 (en) Treated backer rod
JPH0741402A (ja) 薬剤徐放樹脂成形体およびその製造方法
JP3121682B2 (ja) 白蟻忌避剤
WO2012175628A1 (de) Mischungen aus treibmittelhaltigen polymeren, insektiziden und wachsen
JP4983986B1 (ja) 防蟻剤を含有する発泡樹脂複合構造体およびその製造方法並びに発泡樹脂複合構造体を用いた白蟻防除方法
JPS6256401A (ja) ピレスロイド系殺虫組成物用効力増強剤
JPH11349413A (ja) 害虫防除剤
US20100016468A1 (en) Treated expanded polystyrene foam
JP3239207B2 (ja) 防蟻・防腐処理剤
NZ231218A (en) Pesticidal composition comprising part of the poorly soluble active agent encapsulated in a water insoluble polymer coating and the remainder emulsified in water
JP3451540B2 (ja) 防蟻性発泡性スチレン系樹脂粒子とその製造方法、及びそれを用いて成形した発泡成形体
KR102455302B1 (ko) 전단농화유체를 이용한 차음용 흡음 복합재 및 이의 제조방법
JP3275008B2 (ja) 防虫断熱材
AU2021106846A4 (en) A treated pre-construction strip
CN1416704A (zh) 防蚁材料和使用该材料的防蚁方法
JPH04316502A (ja) 防蟻防湿スプレー工法
EP0669191A1 (en) A biocide composition for the treatment of timber
JP2002205906A (ja) 防蟻剤
JP2703271B2 (ja) 有害生物防除剤組成物
JP2572424B2 (ja) 木材防虫防蟻剤

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040531

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040531

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101001

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4603119

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees