JP2001237687A - 複数の集積回路間にインタフェース信号を供給する方法および回路 - Google Patents

複数の集積回路間にインタフェース信号を供給する方法および回路

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積回路間にインタフェース信号を供給する
方法および回路 【解決手段】 第1および第2の集積回路(IC)間に
インタフェース信号を発生する回路。この回路は、基準
信号を供給する基準回路と、インタフェース回路と、回
路要素とを含む。インタフェース回路は、第1のICに
実装され、作動するように基準回路に結合し、基準信号
およびデータ入力を受信し、インタフェース信号を発生
する。回路要素は、第2のICに実装され、作動するよ
うに制御回路に結合し、インタフェース信号を受信し、
出力信号を供給する。基準信号は、電圧あるいは電流信
号であってもよく、第1あるいは第2のICで発生でき
る。インタフェース回路は、スイッチアレイに結合され
る電流ミラーで実装でき、フィルタリング要求を容易に
するために過サンプリングできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子回路に関するも
のである。より詳細には、本発明は、複数の集積回路間
にインタフェース信号を供給する、新規および改良され
た方法および回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多数の電子システムは、必要とされたシ
ステム機能性を生じるように共にインタフェースする多
数の集積回路(IC)を使用して実現される。多数の例
では、回路インタフェースは、ディジタル値を示す2つ
の論理レベル(例えば、ハイーおよびロー)を有するデ
ィジタル信号によって与えられる。ディジタル信号は、
その実現の容易さおよび雑音にあまり影響を受けない故
に、インタフェース用に一般に普及している。
【0003】ディジタルICをアナログICとインタフ
ェースする場合、特別な挑戦が生じる。ディジタルIC
は、ディジタル信号処理等のようなディジタル機能を実
現するのにより有効であり、費用効果的である。アナロ
グICは、ディジタル増幅、バッファリング、フィルタ
リング、変調、ミキシング等のような線形機能を生じる
ために使用される。多数の設計では、ディジタルICと
アナログICとの間のインタフェースはディジタル信号
を使用して実現される。アナログIC内では、ディジタ
ル信号は、バッファリングされ、必要ならばアナログ信
号に変換され、アナログ回路に供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ディジタルICおよび
アナログIにインタフェースするディジタル信号の使用
は、いくつかの理由のためにある用途では望ましくな
い。まず第一に、ディジタル信号は、一般的には、大き
な信号振動および鋭い遷移エッジを有し、それによって
大きなスイッチング雑音を発生する。この雑音は、一般
的にはより小さい信号振動で作動するアナログ回路の性
能を低下し得る。雑音量は、アナログIC内のアナログ
回路およびディジタル回路のための別個の電源および回
路アースを使用することによってある程度まで減少する
ことができる。しかしながら、この減少はいくつかの用
途に対しては適当ではないかもしれない。第二に、各デ
ィジタル信号は一般的には1ビットのデータを供給する
ので、複数(例えば8つ)のディジタル信号は同時に複
数(例えば8)ビットのデータを同時に供給することが
要求される。さらに、1つあるいはそれ以上のクロック
信号も、受信ICでデータビットをラッチするように供
給されてもよい。したがって、多数の信号線および対応
する数の装置ピンは、ICとインタフェースするために
必要とされ得る。さらに、スイッチング雑音は一般的に
はより多くのディジタル信号線によって増加する。
【0005】したがって、減少された雑音量を発生する
より少ない信号線を使用してIC間にインタフェースを
与える方法および回路が非常に望ましい。インタフェー
スは、実現するのに複雑な回路を必要としないことも望
ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディジタルI
CおよびアナログICにインタフェースする技術を提供
する。本発明の一つの態様によれば、ディジタルICに
実装される1つあるいはそれ以上のインタフェース回路
は、データ入力を受信し、応答して、アナログICに供
給されるインタフェース信号を供給する。いくつかのイ
ンタフェース(例えば、ベースバンド信号)に関して、
複数のビットの分解能を有する微分(differential)電流
信号が使用される。これらの信号は、ディジタル信号に
比べて、実現するのにより少ない信号線でよく、雑音量
は減少される。基準信号(reference signal)は、インタ
フェース信号を発生する際に使用するために供給でき
る。
【0007】本発明の実施形態は、第1の集積回路と第
2の集積回路との間にインタフェース信号を発生する回
路を提供する。この回路は、基準回路と、インタフェー
ス回路と、回路要素とを含んでいる。この基準回路は基
準信号を供給する。インタフェース回路は、第1の集積
回路に実装され、作動するように基準回路に結合し、基
準信号およびデータ入力を受信し、インタフェース信号
を発生する。回路要素は、第2の集積回路に実装され、
作動するように制御回路に結合し、インタフェース信号
を受信し、出力信号を発生する。
【0008】実施形態では、インタフェース回路はスイ
ッチアレイに結合された電流ミラーを含んでいる。電流
ミラーは、基準信号を受信し、2つあるいはそれ以上の
ミラー経路を含む。スイッチアレイは、データ入力を受
信し、復号化し、電流を選択されたミラー経路セットか
らスイッチアレイの出力に向ける。
【0009】基準信号は、(すなわち、電圧基準に基づ
いて発生される)電圧信号あるいは電流信号であっても
よく、第1の集積回路あるいは(好ましくはいくつの用
途に対して)第2の集積回路に実装される基準回路で発
生されてもよい。実施形態では、インタフェース信号
は、複数(例えば、4、8、あるいはそれ以上)ビット
の分解能を有し、RCネットワークでフィルタリングさ
れた微分電流信号である。インタフェース回路はフィル
タリング要求を容易にするために過サンプリング(overs
ample)されてもよい。インタフェース信号は、直交送信
機で同相(I)あるいは直交(Q)ベースバンド信号、
あるいは制御信号を示してもよい。回路要素は、例え
ば、VGA、変調器、あるいは他の回路であってもよ
い。
【0010】本発明の他の実施形態は、変調器に作動す
るように結合された第1のインタフェース回路(および
いくつかの実施形態に対して、第2のインタフェース回
路)を含む送信機の回路を提供する。第1(および第
2)のインタフェース回路は、第1の集積回路に実装さ
れ、第1(あるいは第2)のデータ入力を受信し、第1
(あるいは第2)微分電流信号を供給する。変調器は、
第2の集積回路に実装され、第1(および第2)微分電
流信号およびキャリア信号を受信し、応答して出力信号
を発生する。各データ入力は、ディジタルベースバンド
信号を示し、4ビット、8ビット、あるいはそれ以上の
ビットの分解能を有してもよい。基準回路は、基準信号
を供給するように第2(あるいは多分第1)集積回路に
実装(implemente)してもよい。したがって、インタフェ
ース回路は、一部が基準信号に基づいて微分電流信号を
発生する。
【0011】本発明のさらにもう一つの実施形態は、デ
ィジタルプロセッサと、第1および第2のインタフェー
ス回路と、変調器とを含む(例えば、CDMA)セルラ
電話の送信機を提供する。ディジタルプロセッサは、第
1の集積回路に実装され、ディジタル同相(I)および
直交(Q)ベースバンド信号を供給する。第1および第
2のインタフェース回路は、第1の集積回路に実装さ
れ、ディジタルプロセッサに結合する。各インタフェー
ス回路は、ディジタルベースバンド信号を受信し、アナ
ログベースバンド信号を供給する。各アナログベース信
号は、少なくとも4ビットの分解能を有し、微分電流と
して実現される。変調器は、第2の集積回路に実装さ
れ、第1および第2のインタフェース回路に作動するよ
うに結合し、アナログベースバンド信号を受信し、かつ
キャリア信号で変調し、変調出力信号を供給する。変調
器も、基準信号を供給する基準回路を含んでもよい。し
たがって、インタフェース回路は、基準信号を受信し、
アナログベースバンド信号を一部が基準信号に基づいて
発生する。
【0012】本発明のさらに他の実施形態は、基準信号
を第1の集積回路から第2の集積回路に供給する方法を
提供する。この方法によれば、基準信号は、第1あるい
は第2の集積回路のいずれかで発生され、第1の集積回
路に供給される。データ入力は、第1の集積回路でも受
信され、インタフェース信号とともに使用され、基準信
号を発生する。次に、インタフェース信号は、第1の集
積回路から第2の集積回路に供給される。第2の集積回
路の回路要素は、インタフェース信号を受信し、応答し
て出力信号を発生する。回路要素は、基準信号に関連し
た信号も受信でき、出力信号を一部がこの受信信号に基
づいて発生できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の特徴、特質、および長所
は、同じ文字が同様に全部識別する図面とともに取り上
げられる場合に上記に詳述される詳細な説明からより明
らかになる。
【0014】本発明は、いろいろの回路およびシステム
に実装される。明瞭にするために、本発明は、セルラ通
信システムの送信機で特定の実装のために説明されてい
る。
【0015】図1は、直交送信機100の実施形態の簡
略ブロック図を示している。ディジタルプロセッサ11
0は、データを発生し、データを符号化し、ディジタル
処理されたデータを同相(I)および直交(Q)のベー
スバンド信号を変換する。ベースバンド信号は、信号を
バッファリングし、バッファリングされた信号を変調器
124に供給するベースバンド(BB)バッファ122
aおよび122bに供給される。変調器124は、中間
周波数(IFLO)の信号(例えば、キャリアシヌソイ
ド)も受信し、バッファリングされたベースバンド信号
をIFLOで変調し、IF変調信号を発生する。変調器
124は、単側波帯変調器あるいは両側波帯変調器であ
ってもよい。単側波帯に関して、一つあるいはそれ以上
の移相器は、適切な位相を有するIFLOを発生するた
めに使用されてもよい。IF信号は、この信号を利得制
御回路130からの利得制御信号128aによって決定
された利得で増幅するIF可変利得増幅器(IFVG
A)126に供給される。増幅されたIF信号は、IF
信号をフィルタリングし、帯域外の雑音信号および望ま
しくない信号を取り除くフィルタ132に供給される。
【0016】フィルタリングされたIF信号は、この信
号をバッファリングし、バッファリングされたIF信号
をミキサ144に供給するIFバッファ142に供給さ
れる。ミキサ144は無線周波数(RFLO)の信号
(例えば、搬送正弦波)も受信し、RFLOを有するバ
ッファリングされたIF信号をアップ変換し、RF信号
を発生する。ミキサ144も、単側波帯ミキサあるいは
両側波帯ミキサであってもよい。単側波帯ミキサ実施形
態は、IFLO経路およびRFLO経路の両方に移相器
を有してもよい。RF信号は、この信号を利得制御回路
130からの利得制御信号128bで決定された利得で
増幅するRFVGA146に供給される。増幅されたR
F信号は、外部フィルタ(すなわち、画像信号および偽
信号をフィルタリングするためのもの)および電力増幅
器(両方の要素は図1に示されていない)のような他の
回路とさらにインタフェースする電力増幅器(PA)ド
ライバ150に供給される。PAドライバは、必要とさ
れる信号ドライブを供給し、その出力は、アイソレータ
および送受切り換え器を介してアンテナに結合する(こ
れらの要素は図1に示されていない)。
【0017】いろいろな変形が、図1に示された送信機
実施形態に対して行うことができる。例えば、より少な
いあるいは付加的なフィルタ、バッファおよび増幅器段
が送信信号経路に備えられてもよい。図に示された構成
要素のいくつかはいくつかの実施形態で使用できない。
さらに、信号経路内の要素は異なる順序で配置されても
よい。送信信号経路の可変利得は、(図1に示されるよ
うな)VGA、可変減衰器、乗算器、他の可変利得要
素、あるいは上記の組み合わせによって与えることがで
きる。さらに、ベースバンド信号がRFに直接アップ変
換されるアップ変換を使用できる。
【0018】送信機100は、セルラ通信システムのよ
うな多数の通信用途で使用できる。セルラ通信システム
の例は、符号分割多元接続(CDMA)と、時間分割多
重接続(TDMA)通信システムと、アナログFM通信
システムとを含んでいる。多重アクセス通信システムの
CDMA技術の使用は、両方の特許が本発明の譲受人に
譲渡され、参照してここに組み込まれる発明の名称が
「衛星中継器あるいは地上中継器を使用するスペクトラ
ム拡散多重アクセス通信システム」である米国特許第
4,901,307号および発明の名称が「CDMAセ
ルラ電話システムで波形を発生するシステムおよび方
法」である米国特許第5,103,459号に開示され
ている。CDMAシステムは、一般的には、参照してこ
こにも組み込まれる下記にIS‐95‐A規格と呼ばれ
る「デュアルモード広帯域スペクトラム拡散セルラシス
テムのためのTIA/EIA/IS‐95‐A移動局‐
基地局互換性規格」に従うように設計されている。
【0019】図1に示されるように、送信信号経路の要
素のいくつかに対するバイアス電流は、利得制御回路1
30によって発生された利得制御信号に基づいて調整で
きる。例えば、IFバッファ142、ミキサ144、お
よびRFVGA146のバイアス電流は、各々利得制御
信号128aの値に基づいて発生されるバイアス制御信
号162a、162b、および162cをそれぞれ介し
てバイアス制御回路160aによって調整できる。同様
に、PAドライバ150のバイアス電流は、利得制御信
号128aあるいは128b、あるいは両方に基づいて
発生されるバイアス制御信号162dを介してバイアス
制御回路160bによって調整できる。利得制御信号1
28aおよび128bは、(図1の破線に示されるよう
な)ディジタルプロセッサ110あるいは他の制御源か
ら生じてもよい利得制御信号112に基づいて発生でき
る。
【0020】実施形態では、BBバッファ122からP
Aドライバ150(多分フィルタ132を除外する)へ
の送信信号経路は、1つあるいはそれ以上(例えば、ア
ナログ)の集積回路内に実装される。実施形態では、デ
ィジタルプロセッサは、他の(例えば、ディジタル)集
積回路に実装される。利得制御回路およびバイアス制御
回路は、ディジタルプロセッサと同じ集積回路、送信信
号経路を実現するために使用される集積回路、あるいは
別個の集積回路に実装できる。したがって、インタフェ
ース信号は、ディジタルプロセッサからのベースバンド
信号および制御回路からの(例えば、利得およびバイア
ス)制御信号のために提供される。
【0021】図1では、IおよびQベースバンド信号は
各々複数のビットの分解能を含む。これは、2つのレベ
ルのディジタル信号をディジタルフィルタでフィルタリ
ングすることから生じ得る。したがって、複数の信号線
は、ディジタルプロセッサをアナログ回路にインタフェ
ースすることが必要であり得る。
【0022】1つの従来の設計では、IおよびQベース
バンド信号の各々は8ビットの分解能を有し、インタフ
ェースは8つのデータ線および2つのクロック線を含
む。データ線は、IおよびQの信号間で時間共有され
る。このクロック線は、互いに対して位相外れである
(例えば、180度)2つのクロック信号を供給する。
データ線は、クロックの一方の位相のI信号およびクロ
ックの他方の位相のQ信号を供給するために使用され
る。この設計では、データ線およびクロック線は、送信
信号経路のアナログ回路の性能を低下し得る雑音を発生
する。さらに、(10本の)データ線およびクロック線
は、ディジタルICおよびアナログICの両方の対応す
る数(10本)の装置ピンを必要とする。
【0023】図2は、IおよびQのベースバンド信号の
ためのディジタルIC200とアナログIC202との
間のインタフェースの実施形態のブロック図を示してい
る。図2に示されるように、IC200内のディジタル
プロセッサ210は、IおよびQのデータをインタフェ
ース回路212aおよび212bのそれぞれに供給す
る。実施形態では、IおよびQのデータの各々は複数ビ
ットのデータを含む。各インタフェース回路212は、
それぞれのデータ入力を受信し、データをアナログベー
スバンド信号に変換し、アナログベースバンド信号をI
C202に供給する。IC202内では、IおよびQの
ベースバンド信号は、バッファ222aおよび222b
に供給され、バッファリングされた信号は変調器224
に供給される。
【0024】図3は、インタフェース回路312の実施
形態の概略図を示している。1つのインタフェース回路
312は、図2のインタフェース回路212aおよび2
12bの各々を実現するために使用できる。本実施形態
では、インタフェース回路312は、電流ミラー314
として構成されるPチャネルトランジスタのセット31
4a〜314nを含む。トランジスタ314a〜314
nのゲートは、共に結合し、ソースも共に電源VCC
結合する。トランジスタ314aのドレインは、トラン
ジスタ314aのゲートおよび基準電流IREFを供給
する電流源316に結合する。トランジスタ314a〜
314nの各々は、基準電流IREFに比例する特定の
「ミラー」電流を供給するように構成される。特定のミ
ラー経路のための比例(すなわちスケーリング(scalin
g))係数は、この経路のトランジスタのサイズ対トラン
ジスタ314aのサイズの比によって決まる。例えば、
トランジスタ314bがトランジスタ314aのサイズ
の2倍である場合、トランジスタ314bを通る電流量
は基準電流IREFのほぼ2倍である。
【0025】スイッチングアレイ318は、トランジス
タ314b〜314nに結合する。スイッチアレイ31
8も、データ入力を受信し、復号化し、トランジスタ3
14b〜314nからの電流をアレイの出力に選択的に
かじを取るアレイ内でスイッチのセットを付勢する。デ
ータ入力は、図2に示されたIデータおよびQデータで
あってもよい。実施形態では、スイッチングアレイ31
8は、インタフェース回路の出力として微分電流信号I
DATAを発生する回路を含んでいる。
【0026】IおよびQのベースバンド信号をアナログ
ICに供給するインタフェース回路312の使用は多数
の長所を提供する。これらの長所のいくつかは後述され
る。
【0027】まず第一に、2組の異なる信号線(すなわ
ち、全部で4本)だけが、IおよびQのベースバンド信
号に対する微分電流信号を供給するために必要とされ
る。それに反して、8本のディジタルデータ線および2
本のクロック線が1つの従来の設計によって必要とされ
る。より少数の信号線はICとインタフェースするため
に必要である装置ピン数を減少させる。
【0028】第二に、微分電流信号IDATAは、通
常、低インピーダンスおよび制限された(すなわち減少
された)信号振動を有する。これに反して、前述された
従来の設計のディジタル信号は、大きな信号振動および
鋭い遷移エッジを有する。したがって、微分電流信号は
ディジタル信号よりも非常に小さい雑音を発生する。
【0029】第三に、微分電流信号は、送元ICおよび
宛先ICの回路複雑さを減少できる。改良された性能
(例えば、広帯域幅、直線性等)に関して、多数の高速
アナログ回路は微分電流信号で作動するように設計され
る。(すなわち、電圧信号あるいはディジタル信号とは
対照的に)微分電流信号をアナログICに供給すること
によって、バッファリングおよび電圧/電流変換回路
は、アナログIC内で必要とされなくてもよいので、そ
の設計を簡略化する。
【0030】IS‐95‐A仕様に従うCDMAシステ
ムに関して、IおよびQのデータは1.2288Mbp
sのビット伝送速度を有する。実施形態では、Iおよび
Qのデータは、(例えば、ディジタルプロセッサ内で)
過サンプリングされ、フィルタリングされ、フィルタリ
ングされたIおよびQのデータをそれぞれ供給する。サ
ンプリングされたデータからのアナログ信号の発生はサ
ンプル速度で画像を発生することは公知である。Iおよ
びQのデータを(例えば、16倍だけ)過サンプリング
することによって、画像は、過サンプリング係数(この
例では16である)だけ周波数がより高く押し上げら
れ、画像のフィルタリングが簡略化される。過サンプリ
ングで、画像は、後述されるように簡単なRCネットワ
ークでフィルタリングできる。
【0031】多数の集積回路に関して、製造工程の変化
は、正確な部品値(例えば、正確な抵抗器値およびキャ
パシタ値)を生み出すことを困難にする。しかしなが
ら、全ICは概して同じ処理状態を受けるので、部品一
致は、概して全く申し分ない。しかしながら、部品一致
は、目標値の±30%内に対して精確である値を有する
抵抗器を製造するのに挑んでもよいが、しばしば2つの
抵抗器を2、3%内に一致させることは可能である。
【0032】製造工程変化の場合さえ、アナログIC内
の回路が仕様を実行するのに必要である。IC毎に一貫
した性能を与えるために、この回路は、ICで正確に発
生され得る基準信号(または基準値)とともに作動する
ように設計できる。電子回路に関して、バンドギャップ
基準回路は、(比較的)正確な基準電圧(工程変化に関
してさえ)を供給するように設計できる。さらに、バン
ドギャップ基準電圧は、一般的には、時間、電源および
温度変化に対して安定である。バンドギャップ基準電圧
は、IC内のいろいろの回路によって使用される他の基
準電圧および電流を発生するために使用できる。
【0033】図4は、IおよびQのベースバンド信号に
対するディジタルIC400とアナログIC402との
間のインタフェースの他の実施形態のブロック図を示し
ている。図4に示されるように、IC400内のディジ
タルプロセッサ410は、IおよびQのデータをインタ
フェース回路412aおよび412bにそれぞれ供給す
る。各インタフェース回路412は、IC402内の基
準回路422からそれぞれのデータ入力および基準信号
を受信し、データをアナログ信号(すなわち、部分的に
は、基準信号REFを使用して)に変換し、アナログ信
号をIC402内のバッファ・変調器424に供給す
る。関連する信号の複製あるいは関連する信号、基準信
号REFも、破線によって示されるように基準回路42
2からバッファ・変調器424に供給されてもよい。
【0034】基準信号REFは、通常基準電圧(例え
ば、バンドギャップ(bandgap)基準電圧)あるいは基準
電流であってもよい。インタフェース回路および変調器
を共通基準信号に基づいて作動させることによって、こ
れらの回路は、前述のようにそのそれぞれのICの処理
変化にわたって互いに追跡するように設計できる。
【0035】図5は、図4に示されたインタフェースお
よび回路の特定の実施形態の概略図を示している。図5
に示されるように、ディジタルIC500は、アナログ
IC502内の基準回路522および変調器524に結
合するインタフェース回路522に結合するインタフェ
ース回路512を含んでいる。基準回路522、インタ
フェース回路512、および変調器524は、図4の基
準回路422、インタフェース回路412、変調器42
4のそれぞれに応答する。
【0036】実施形態では、基準回路522は、電流ミ
ラー534に結合される電流源532を含む。実施形態
では、電流源532は、抵抗器の両端間にバンドギャッ
プ基準電圧を供給することによって発生される基準電流
REFを供給する。抵抗器は、IC502に製造さ
れた外部(すなわち、個別)抵抗器あるいは内部抵抗器
であってもよく、この選択は、後述されるように所望の
回路特性および機能性によって決まる。基準電流I
EFは、電流ミラー534の基準経路(すなわち、Nチ
ャネルトランジスタ534aを介して)に供給される。
ミラー経路を通る電流(すなわち、Nチャネルトランジ
スタ534bを介して)は、IC500に供給される基
準電流IREFを含む。通常、IREFは、I REF
に比例し、比例係数は、トランジスタ534bのサイズ
対トランジスタ534aのサイズの比によって決定され
る。
【0037】IC500内で、基準電流IREFはイン
タフェース回路512に供給される。実施形態では、イ
ンタフェース回路512は、スイッチ544に結合され
る電流ミラー542を含む。特に、基準電流I
REFは、電流ミラー542の基準経路(すなわち、P
チャネルトランジスタ542aを介して)に供給され
る。トランジスタ542a〜542nのゲート‐ソース
電圧はほぼ等しいので、各ミラー経路を(すなわち、ト
ランジスタ542b〜542nを介して)通る電流は、
基準経路を(すなわち、トランジスタ542aを介し
て)通る電流IREFに関連している。比例係数は、特
定のミラー経路のトランジスタのサイズ対トランジスタ
542aのサイズの比によって決定される。トランジス
タ542b〜542nは、各ミラー経路を通るほぼ等し
い電流(例えば、1、1、1、など)を供給するような
寸法にでき、指数関数的に電流(例えば、1、2、4、
など)、あるいは他のセットの電流値を増加させる。
【0038】スイッチアレイ544は、トランジスタ5
42b〜542nに結合し、データ入力も受信する。ス
イッチアレイ544は、データ入力を復号化し、復号化
されたデータに基づいて、ミラー経路からの電流をスイ
ッチアレイの出力に選択的にかじを取る。スイッチアレ
イ544からの電流信号IDATAは、IC502に供
給される。図5に示されたような実施形態では、電流出
力は、改良されたノイズ不感性(immunity)のための微分
電流信号として供給される。
【0039】インタフェース回路512は、ディジタル
/アナログ変換器(DAC)と同様に実行する。したが
って、インタフェース回路512からの再構成出力は、
n・fの画像を含み、ここで、fはサンプル周波数
(すなわち、データ入力の速度)およびn=1,2,
3,....である。インタフェース回路512は、
(例えば、2倍、4倍、8倍、16倍、あるいは他の過
サンプリング比だけ)過サンプリングでき、再構成信号
の画像をフィルタリングを容易にするためにより高い周
波数まで押し上げる。
【0040】図5に示されるように、電流信号I
DATAは、RCネットワークによってフィルタリング
され、ディジタル/アナログ変換器からの出力に通常関
連した望ましくない雑音および画像を取り除く。特に、
キャパシタ552は、抵抗器554aおよび554bの
一方の端部にさらに結合する微分電流信号IDATA
に結合される。キャパシタ552および抵抗器554
は、IC(すなわち、IC500あるいは502、ある
いは両方)内に実装された外部(すなわち、個別)構成
要素あるいは内部構成要素であってもよい。実施形態で
は、キャパシタ552は、(すなわち、IC内に実際に
実現でき得る値よりも大きい値を有する)外部構成要素
であり、抵抗器554はIC502内に実装された内部
構成要素である。
【0041】抵抗器554aおよび554bの他方の端
部は、変調器524の電流源558aおよび558bの
それぞれに結合する。実施形態では、各電流源558
は、後述されるように基準電流I REFに関連したバ
イアス電流Iを供給する。変調器524は、一対の微
分増幅器をさらに含んでいる。第1の微分増幅器は、共
におよび電流源558aに結合されたそのエミッタを有
するトランジスタ562aおよび562bを含む。第2
の微分増幅器は、共におよび電流源558bに結合され
たそのエミッタを有するトランジスタ562cおよび5
62dを含む。トランジスタ562aおよび562dの
ベースは、共に結合し、正のキャリア信号VLO+を受
信し、トランジスタ562bおよび562cのベース
は、共に結合し、負のキャリア信号VLO−を受信す
る。トランジスタ562aおよび562cは、共に結合
し、電源電圧VCCにさらに結合する抵抗器564aに
結合する。トランジスタ562bおよび562dは、共
に結合し、電源電圧VCCにも結合する抵抗器546b
に結合する。抵抗器564aおよび564bの微分電圧
は、変調器524から出力電圧信号VOUTを形成す
る。
【0042】実施形態では、基準電流I REFは、バ
ンドギャップ基準回路(図5に示されていない)からの
バンドギャップ基準電圧によって決まる。実施形態で
は、バンドギャップ電圧基準は、外部抵抗器(すなわ
ち、IC502の外側の個別抵抗器)の両端間に備えら
れ、下記のように示すことができる基準電流I REF
を発生する。 I REF=VREF/RREF 式(1) ここで、VREFはバンドギャップ基準電圧であり、お
よびRREFは外部基準抵抗器の値である。1.0(あ
るいは0.1)パーセント許容範囲を有する個別抵抗器
は容易に使用可能であるので、外部抵抗器の使用は、正
確な基準電流I REFの発生を可能にする。基準電流I
REFは、電流ミラー534の特定の設計によって決定
されるように基準電流I REFに比例し、下記のよう
に示すことができる。 IREF =α<I REF=α<VREF/RREF 式(2) ここで、αは電流ミラー534に関連したスケーリン
グ係数である。
【0043】インタフェース回路512は、基準電流I
REFのスケールバージョンである微分電流信号I
DATAを発生する。スケーリング係数は、電流ミラー
542のデータ入力および特定の設計によって決定され
る(すなわち、トふランジスタ542a〜542nのサ
イズ)。特に、トランジスタ542b〜542nの各々
のサイズ対トランジスタ542aのサイズの比は各電流
経路に対してスイッチされる電流量を決定する。データ
入力は、スイッチアレイ544内のスイッチの中のどれ
が起動されるか決定し、したがってスイッチアレイ出力
に向けられる電流経路を決定する。電流信号IDATA
は理論的には下記のように示すことができる。
【数1】
【0044】ここで、x[n]はデータ入力の値であ
り、h(t)はDACのO次保持応答であり、Nはデー
タ入力のためのビット数であり、α2は、電流ミラー5
42と関連したスケーリング係数であり、 K=αα2/2<VREF/RREF 、及び 式(4)
【数2】
【0045】8ビットデータ入力に対して、x[n]は
0から255までの範囲に及び、2 は256に等し
い。
【0046】変調器524は、電流信号IDATA、キ
ャリア信号VLO、負荷抵抗器RL、変調器利得あるい
は変換率βに基づいて、電圧信号VOUTを発生する。
電圧信号VOUTは、下記のように示すことができる。
【0047】 VOUT(t)=β<2RL<IDATA(t)=β<2RL<K<s(t) 式(6) 定数をひとまとることによって、式(6)は下記のよう
に示すことができる。 VOUT(t)=A<RL<s(t) 式(7) 電圧信号VOUTは、R対RREFの比、データ入力
x[n]、バンドギャップ電圧基準VREF、及び種々
の係数を考慮するスケーリング係数Aの関数であること
が式(7)から示すことができる。スケーリング係数A
は、電流ミラー534および542のそれぞれと関連す
るスケーリング係数αおよびαを含んでいる。これ
らのスケーリング係数は、高品質回路のレイアウト技術
を遂行することによって(一般的には2、3%以内に)
一致させることができるトランジスタのサイズの比に基
づいているために、正確に設定できる。一般的には、バ
ンドギャップ基準電圧VREFおよび外部基準抵抗器R
REFも正確に設定できる。
【0048】上述されるように、内部抵抗器Rの値
は、一般的には高精度で設定できないで、工程変化によ
りIC毎に30%以上だけ変えることができる。したが
って、電圧信号VOUTはIC毎に広く変えることがで
きる。しかしながら、電圧信号VOUTは、一般的には
後の回路による使用のために電流信号IOUTに変換さ
れ、V‐I変換は、他の内部抵抗器R1の両端間に電圧
OUTを供給することによって行われる。電流信号I
OUTは下記のように示すことができる。 IOUT(t)=VOUT(t)/R1=A<R/R<s(t) 式(8) 式(8)から、電流信号IOUTが、一般的には高品質
回路レイアウトガイドラインに従うことによって1%以
内の精度に設定できる内部抵抗器R対R1の比の関数
であることを示すことができることに注目することがで
きる。
【0049】電圧信号VOUTが、直接に(すなわち、
V/I変換なしで)使用される実装のために、工程変化
にわたる正確なVOUTは内部基準抵抗器RREFを使
用することによって発生できる。式(7)を参照する
と、電圧信号VOUTは、両方の抵抗器が同じICで内
部に実現されるならば、2、3%以内に正確に設定でき
る抵抗器RL対RREFの比で決まる。
【0050】したがって、回路の所望の特性によって決
まる基準抵抗器RREFは、内部あってもよいし外部で
あってもよい。電圧信号VOUTあるいは電流信号I
OUTは、正確に設定でき、処理変化にあまり問題にな
らない係数によって多くは決まるように設計できる。工
程変化にわたって正確である電圧信号VOUTを発生す
るために、外部基準抵抗器が使用され、処理変化にわた
って正確である電流信号IOUTを発生するために、内
部基準抵抗器が使用される。
【0051】図5の変調器524の特定の実施形態で
は、電流源558aは、(トランジスタ562aおよび
562bで構成されている)微分ミキサのための電流
「シンク(sink)」および電流信号IDATA+を抵抗器
554aを介して供給する。前述のように、電流信号I
DATAは基準電流IREFに関連している。電流信号
DATAが、基準電流IREFの増加のために増加す
る場合、微分ミキサを通る電流量は、バイアス電流IB
が固定されるならば、相応して減少し、正のIDA TA
振幅を遮断するミキサに生じる。微分ミキサの性能(例
えば、バンド幅、直線性等)は、より小さいバイアス電
流により減少させることができる。
【0052】実施形態では、基準電流IREFの変化に
よる性能低下を減らすために、バイアス電流IBは、基
準電流IREF(例えば、I≒2IREF、あるいは
いくつかの他の値)に比例するように設計される。これ
は電流ミラーの使用によって行うことができ、基準電流
REFは、電流ミラーの基準経路に供給され、バイア
ス電流Iはミラー経路から供給される。
【0053】図5に示された特定の実施形態は多数の長
所を提供する。まず第一に、5本の信号線だけがIおよ
びQのベースバンド信号に対するインタフェースを提供
するために必要とされる(すなわち、IおよびQの信号
に対して4本および基準信号に対して1本)。したがっ
て、10本の信号線を使用する従来の設計に対するより
もより少数の装置ピンが、ICにインタフェースするた
めに必要である。より少ない装置ピンによりより小さい
パッケージが生じるので、サイズを減少させる。第二
に、微分電流信号IDATAは、インタフェースで信号
振動の減少を生じる低インピーダンスを駆動するので、
この信号によって発生されるより少ない雑音を生じる。
低インピーダンスはまた、インタフェースを減少させ
る。第三に、微分電流信号は、ディジタルICおよびア
ナログICの回路複雑さを減少できる。図5に示される
ように、インタフェース回路512(本来)、信号変換
なしでアナログICに直接供給できる電流信号を発生す
る。変調器524は、微分電流信号を受信し、直接に微
分電流信号で作動できる。したがって、I/V変換回路
およびV/I変換回路は、電流インタフェースを与える
ことによって回避される。第四に、ディジタルICとア
ナログICとの間の基準信号IREFの共有は2つのI
C間のトラッキング(tracking)を可能にする。図5に示
されるように、インタフェース回路512からの電流信
号IDATAは基準電流IREFによって決まる。バイ
アス電流Iは、前述されるように、基準電流IREF
を追跡するようにも設計できるので、変調器がインタフ
ェース回路を追跡(track)できる。このインタフェース
によっても、電流は、IDATAが(NMOS)電流源
から発生される場合、DACとミキサとの間で共有でき
る。
【0054】図5に示された特定の実施形態に対してい
ろいろな修正を行うことができる。例えば、基準回路5
22は、ディジタルIC500に実現できる。その場
合、基準信号IREFは、IC500からIC502に
供給できる。これは実行でき、いくつかの用途に対して
有利であるかもしれないが、ディジタルICの大量のス
イッチング雑音のために、ディジタルICの基準回路の
実装は一般的にはより大きな挑戦である。
【0055】基準回路522は、プログラマブル基準回
路としても設計できる。例えば、電流源532は、制御
入力の値によって決まる異なる基準電流を供給するDA
Cを含んでもよい。プログラマブル基準源の使用は、例
えば、回路特性の調整(例えば、工程変化の主な原因に
なる出力信号レベル)を可能にするかあるいは入力信号
レベルを変え、可変利得を生じるために特に有利であ
る。
【0056】本発明は、ディジタルICからアナログI
CへのIおよびQのベースバンド信号のインタフェース
に対して説明されている。本発明は、図1に示されたバ
イアス制御信号および利得制御信号のような制御信号た
めにも使用できる。送信信号経路の回路要素のバイアス
電流および利得は、一般的にはとにかく、段階的に増加
しながら制御される。例えば、IS‐95‐A規格は、
0.5dBの増加の送信機出力電力レベルの調整を必要
とする。多レベル制御信号は、一般的には、必要に応じ
てIS‐95‐A仕様によって0.5dBの増加の利得
調整を行うために使用される。
【0057】ベースバンド信号のように、多レベル制御
信号は、複数のディジタル信号線を使用することによっ
て供給できる。しかしながら、多数の必要な装置ピン、
大量の発生雑音、および他の理由のために、これは一般
に望ましくない。アナログ制御信号はあまり雑音を発生
しなくて、より少ない装置ピンを使用する多数の制御レ
ベルを供給できる。
【0058】利得要素(例えば、VGA)の利得は、利
得要素の設計、能動回路の部品値、特性およびその他の
ようないろいろの要因によって決まる。これらの要因の
多数は、ICを製造するために使用される工程によって
決まり、工程変化によって、一般的には、部品値は大幅
に異なる。例えば、抵抗器値は、IC毎に30%以上だ
け変えることができる。同様に、トランジスタのβは、
IC毎に2倍だけ変えることができる。制御回路と制御
される要素との間にトラッキングのレベルを供給するた
めに、基準信号は、回路によって供給および共有でき
る。
【0059】図6は、本発明により制御信号を発生する
ために使用される回路の実施形態のブロック図を示して
いる。制御回路は、IC600に実装され、制御される
回路要素はIC602に実装される。IC602は、基
準信号REFを発生する基準回路622を含む。基準信
号は、例えば、バンドギャップ電圧に基づいたバンドギ
ャップ電圧基準あるいは基準電流であってもよい。基準
信号REFは、IC602からIC600に供給され
る。
【0060】IC600内では、基準信号REFは、バ
ッファ612によってバッファリングされ、制御回路6
14に供給される。制御回路614は、制御入力を受信
し、バッファリングされた基準信号および制御入力に基
づいて制御信号を発生する。実施形態では、制御信号
は、電流信号ICONTROLである。制御信号は、I
C600からIC602に供給される。
【0061】IC602内では、制御信号は、バッファ
624によってバッファリングされ、回路要素626に
供給される。バッファ624は、必要ならば、電流信号
を抵抗器を通過させることによって受信電流信号から制
御電圧を発生する。この抵抗器は、IC602に製造さ
れた外部抵抗器あるいは内部抵抗器であってもよい。
【0062】特定の実施形態では、基準回路622は、
バンドギャップ基準電圧および抵抗器に基づいて基準電
流IREFを発生する。したがって、インタフェース回
路614は、基準電流のスケールバージョンである制御
信号ICONTROLを発生する。このスケーリング
は、部分的には制御入力によって決定される。制御電流
信号は下記のように示すことができる。 ICONTROL=K<IREF<y[n] 式(9) ここで、y[n]は制御入力であり、Kは、基準回路お
よび制御回路のためのスケーリング係数を考慮する全ス
ケーリング係数(例えば、基準回路および制御回路内の
電流ミラー)。制御電流信号は、バッファ624によっ
てバッファリングされ、バッファリングされた信号は回
路要素626に供給される。回路要素626は、例え
ば、VGA、ミキサ、PAドライバ、他の回路要素であ
ってもよい。
【0063】図6は、IC間の制御信号のインタフェー
スのための特定の実施形態を示している。本発明は、セ
ルラ電話送信機および受信機、および他の回路のための
制御信号の発生に適用できる。例えば、アナログ制御信
号は、例えば減衰器、ミキサ、電力増幅器、位相ロック
ループの発振器、可調整フィルタ、および他の回路を制
御するために本発明により発生できる。制御される回路
が第1の特性セットを有する第1の集積回路に製造さ
れ、制御回路が第1の集積回路の特性に対して別々に変
えることができる第2の特性セットを有する第2の集積
回路に製造される場合、本発明は、特に有利である。
【0064】本発明のいくつかの実施形態は、BJTお
よびMOSFETを使用して実装された回路に関して説
明されている。本発明は、FET、MESFET、HB
T、P‐HEMT、および他のものを含む他の回路でも
実装できる。さらに、P‐MOSおよびN‐MOSは本
発明を実施するために使用できる。ここで使用されてい
るように、「トランジスタ」は、一般的にはいかなる能
動回路も示し、BJTあるいはMOSFETに限定され
ない。
【0065】好ましい実施形態の前述の説明は、当業者
は本発明を製造あるいは使用できるように提供される。
これらの実施形態のいろいろな変形は、容易に当業者に
明らかであり、ここで定義された一般的な原則は、本発
明の機能を使用しないで他の実施形態に適用されてもよ
い。したがって、本発明は、ここで示される実施形態に
限定されることを意図するものではなく、ここで開示さ
れた原則および新規の機能に一貫した最も幅広い範囲に
一致すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】直交送信機の実施形態の簡略ブロック図を示
す。
【図2】IおよびQのベースバンド信号のためのディジ
タルICとアナログICとの間のインタフェースの実施
形態のブロック図を示す。
【図3】インタフェース回路の実施形態の概略図を示
す。
【図4】IおよびQのベースバンド信号のためのディジ
タルICとアナログICとの間のインタフェースの他の
実施形態のブロック図を示している。
【図5】図4に示されたインタフェースおよび回路の特
定の実施形態の概略図を示している。
【図6】本発明による制御信号を発生するために使用さ
れる回路の実施形態のブロック図を示している。
【符号の説明】
112…利得制御信号、122a…ベースバンド(B
B)バッファ、122b…ベースバンド(BB)バッフ
ァ、126…IF可変利得増幅器,128a…利得制御
信号、128b…利得制御信号、142…IFバッフ
ァ、144…ミキサ,146…RFVGA,150…電
力増幅器(PA)ドライバ,312…インタフェース回
路、400…ディジタルIC、402…アナログIC、
512…インタフェース回路、522…基準回路、52
4…変調器、600…IC、602…IC。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 メーディ・ハミディ・サニ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92130、サン・ディエゴ、オールド・エ ル・カミノ・リアル 13636 (72)発明者 ササン・シャーロキニア アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92128、サン・ディエゴ、チッペンハム・ ウェイ 11678 Fターム(参考) 5J056 AA11 BB53 CC01 CC02 CC04 CC06 CC08 DD02 DD13 DD35 DD39 DD51 5K004 AA05 FA03 FC01 FF01

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記を具備する、第1の集積回路と第2
    の集積回路との間にインタフェース信号を発生する回
    路、 基準信号を供給するように構成された基準回路と、 前記第1の集積回路に実装され、かつ前記基準回路に作
    動するように結合されるインタフェース回路、該インタ
    フェース回路は前記基準信号およびデータ入力を受信
    し、かつそれに応じて前記インタフェース信号を発生す
    るように構成されている、 前記第2の集積回路に実装され、かつ前記基準回路に作
    動するように結合される回路要素、該回路要素は前記イ
    ンタフェース信号を受信し、かつ応答中出力信号を供給
    するように構成されている。
  2. 【請求項2】 前記基準回路が前記第2の集積回路に実
    装される請求項1の回路。
  3. 【請求項3】 前記インタフェース信号が微分電流信号
    である請求項1の回路。
  4. 【請求項4】 さらに、微分電流信号間に結合された少
    なくとも1つのキャパシタを含む請求項3の回路。
  5. 【請求項5】 前記インタフェース信号が、直交送信機
    のアナログ同相(I)あるいは直交(Q)ベースバンド
    信号を示している請求項1の回路。
  6. 【請求項6】 前記基準信号はバンドギャップ電圧に関
    連した電圧である請求項1の回路。
  7. 【請求項7】 前記基準信号は基準電圧および抵抗器か
    ら発生される電流である請求項1の回路。
  8. 【請求項8】 前記出力信号は電圧信号であり、かつ前
    記抵抗器は前記第1および第2の集積回路の外側にある
    請求項7の回路。
  9. 【請求項9】 出力信号は電流信号であり、かつ前記抵
    抗器は前記第2の集積回路に実装されている請求項7の
    回路。
  10. 【請求項10】前記インタフェース回路は、 前記基準信号を受信し、かつ2つあるいはそれ以上のミ
    ラー経路を備えるように構成された電流ミラーと、 前記電流ミラーに結合されているスイッチアレイとを含
    み、 前記スイッチングアレイは、前記データ入力を受信およ
    び復号化し、選択されたミラー経路のセットからの電流
    を前記スイッチアレイの出力に向ける請求項7の回路。
  11. 【請求項11】 前記データ入力は少なくとも4ビット
    の解像度を含む請求項1の回路。
  12. 【請求項12】 前記データ入力は少なくとも8ビット
    の解像度を含む請求項11の回路。
  13. 【請求項13】 前記インタフェース回路は、2つある
    いはそれ以上の過サンプリング比だけ過サンプリングさ
    れる請求項1の回路。
  14. 【請求項14】 前記過サンプリング比が16あるいは
    それ以上である請求項13の回路。
  15. 【請求項15】 前記回路要素が可変利得増幅器(VG
    A)である請求項1の回路。
  16. 【請求項16】 前記回路要素が変調器である請求項1
    の回路。
  17. 【請求項17】 前記変調器は、インタフェース信号に
    結合された一対の電流源と、一対の交差結合された微分
    増幅器とを含み、 各微分増幅器はそれぞれの電流源に結合され、前記微分
    増幅器は、キャリア信号を受信し、かつ部分的には前記
    キャリア信号およびインタフェース信号に基づいて前記
    出力信号を発生するように構成されている請求項16の
    回路。
  18. 【請求項18】 前記変調器の各電流源が前記基準信号
    に関連するバイアス電流を供給することを特徴とする請
    求項17の回路。
  19. 【請求項19】 請求項1の回路を具備する送信機。
  20. 【請求項20】 請求項1の回路を具備するCDMAセ
    ルラ電話送信機。
  21. 【請求項21】 下記を具備する送信機の回路、 第1の集積回路に実装された第1のインタフェース回
    路、該第1のインタフエース回路は第一のデータ入力を
    受信し、第1の微分電流信号を供給するように構成され
    ている、 第2の集積回路に実装され、かつ作動するように前記第
    1のインタフェース回路に結合される変調器、前記変調
    器は第1の微分電流信号およびキャリア信号を受信し、
    かつそれに応答して出力信号を発生するように構成され
    る。
  22. 【請求項22】 さらに、下記を具備する請求項21の
    回路、 前記第1の集積回路に実装された第2のインタフェース
    回路、前記第2のインタフェース回路は、第2のデータ
    入力を受信し、かつ第2の微分電流信号を供給するよう
    に構成される、 前記変調器は、さらに前記第2の微分電流信号を受信
    し、前記第2の微分電流信号に応答して前記出力信号を
    発生するように構成される。
  23. 【請求項23】 前記第1および第2のデータ入力が直
    交送信機の同相(I)および直交(Q)ベースバンド信
    号に対応する請求項22の回路。
  24. 【請求項24】 さらに、前記第1および第2の微分電
    流信号の各々の間に結合されているキャパシタを含む請
    求項22の回路。
  25. 【請求項25】 前記第1および第2のデータ入力の各
    々が8ビットあるいはそれ以上の分解能を有する請求項
    22の回路。
  26. 【請求項26】 前記第1および第2のインタフェース
    回路が、前記第1および第2のデータ入力の速度に対し
    て過サンプリング速度で作動されることを特徴とする請
    求項22の回路。
  27. 【請求項27】 前記過サンプリング速度が16あるい
    はそれ以上である請求項26の回路。
  28. 【請求項28】 さらに下記を具備する請求項21の回
    路、 前記第2の集積回路に実装され、かつ基準信号を供給す
    るように構成される基準回路、 前記第1のインタフェース回路は、前記基準回路に結合
    し、かつさらに前記基準信号を受信し、一部が前記基準
    信号に基づいて前記第1の微分電流信号を発生するよう
    に構成される。
  29. 【請求項29】 前記基準信号が基準電圧に基づいて発
    生される電流である請求項28の回路。
  30. 【請求項30】 前記第1のインタフェース回路は、 前記基準信号を受信し、かつ2つあるいはそれ以上のミ
    ラー経路を備えるように構成された電流ミラーと、前記
    電流ミラーに結合されたスイッチアレイとを含み、 前記スイッチングアレイは、前記第1のデータ入力を受
    信し、かつ復号化し、選択ミラー経路のセットからの電
    流をスイッチアレイの出力に向けるように構成される、
    請求項29の回路。
  31. 【請求項31】 下記を具備する、第1の集積回路から
    のインタフェース信号を第2の集積回路に供給する方
    法、 基準信号を発生する、 前記基準信号を前記第1の集積回路に供給する、 データ入力を前記第1の集積回路で受信する、 該データ入力および該基準信号に一部基づいて該第1の
    集積回路で前記インタフェース信号を発生する、 前記第1の集積回路からの前記インタフェース信号を前
    記第2の集積回路に供給する、 前記インタフェース信号を前記第2の集積回路で受信す
    る、 第二の集積回路で回路要素からの出力信号を発生する、
    ここで該出力信号は該インタフェース信号あるいは抵抗
    比に少なくとも一部基づいている。
  32. 【請求項32】 前記基準信号は基準電圧から発生され
    る電流である請求項31の方法。
  33. 【請求項33】 前記インタフェース信号は微分電流信
    号である請求項31の方法。
  34. 【請求項34】 さらに、前記インタフェース信号をフ
    ィルタリングすることを具備する請求項31の方法。
  35. 【請求項35】 さらに、前記基準信号に関連した信号
    を前記回路要素に供給することを具備し、ここで前記出
    力信号はさらに、該基準信号に関連した信号に一部基づ
    いて発生される、請求項31の方法。
  36. 【請求項36】 下記を具備するセルラ電話の送信機、 第1の集積回路に実装され、かつディジタル同相(I)
    および直交(Q)ベースバンド信号を供給するように構
    成されているディジタルプロセッサ、 前記第1の集積回路に実装され、かつ前記ディジタルプ
    ロセッサに結合された第1および第2のインタフェース
    回路、各インタフェース回路はそれぞれのディジタルベ
    ースバンド信号を受信し、かつアナログベースバンド信
    号を供給するように構成され、各量子化アナログベース
    バンド信号は、少なくとも4ビットの分解能を含み、か
    つ微分電流信号として実現されている、 第2の集積回路に実装され、かつ第1および第2のイン
    タフェース回路に作動するように結合される変調器、前
    記変調器はアナログベースバンドを受信し、かつキャリ
    ア信号で変調し、変調出力信号を供給する。
  37. 【請求項37】 さらに、前記第2の集積回路に実装さ
    れ、かつ基準信号を供給するように構成された基準回路
    を含み、 ここで、各インタフェース回路は前記基準回路に結合
    し、かつさらに前記基準信号を受信するように構成さ
    れ、かつ前記アナログベースバンド信号は基準信号に一
    部基づいてさらに発生される、請求項36の送信機。
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