JP2002000621A - 歯科用ハンドピース - Google Patents

歯科用ハンドピース

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JP2002000621A
JP2002000621A JP2000184165A JP2000184165A JP2002000621A JP 2002000621 A JP2002000621 A JP 2002000621A JP 2000184165 A JP2000184165 A JP 2000184165A JP 2000184165 A JP2000184165 A JP 2000184165A JP 2002000621 A JP2002000621 A JP 2002000621A
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JP
Japan
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chuck
stopper
upper lid
opening
dental handpiece
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000184165A
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English (en)
Inventor
Yukio Watanabe
幸夫 渡辺
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Osada Research Institute Ltd
Original Assignee
Osada Research Institute Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャック開閉の治具を別体として設けること
なく、チャックを開くことを可能にし、もって、切削具
交換作業をより効率よく、行えるようにした。 【解決手段】 ヘッドケース10内において回転自在に
配設された回転筒20と、該回転筒の内壁に固定された
チャック筒30と、該チャック筒と前記回転筒との間に
設けられたチャック開閉スリーブ42と、該チャック開
閉スリーブを押下するための押しストッパー43と、前
記ヘッドケースの頭部に冠着された可撓性の上蓋50と
を有し、該上蓋50を押圧して前記ストッパー43を押
下することによりチャックを開くことができる。前記上
蓋50と平行に配設される剛性部を有する外蓋70を具
備し、常時は、該外蓋70にて前記上蓋50の押下を阻
止し、チャック開時、前記外蓋70を取り外して前記上
蓋を押下して前記ストッパー43を押下可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科用ハンドピー
ス、例えば、マイクロエンジン,エアータービン等のチ
ャック機構に関するものであって、歯科治療中に、患者
の口腔内あるいは操作者の指に火傷の虞のない、チャッ
ク機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の歯科用エアータービンハ
ンドピースのチャック機構を示す断面図で、図中、10
はヘッドケース、20は回転筒で、この回転筒20には
軸受21,22のアウターレースがそれぞれOリング1
1,12によってヘッドケース10に固定され、これに
よって、インナーレースと一体の回転筒20及びタービ
ン羽根23がヘッドケース10に回転可能に支持されて
いる。
【0003】回転筒20とチャック筒30の小径部32
との間には、第1のスプリング41が介装され、チャッ
ク筒の筒先端部の傾斜Mに係合する傾斜面Nを持つチャ
ック開閉スリーブ42が設けられ、このチャック開閉ス
リーブ42の上部には押しストッパー43が設けられて
いる。この押しストッパー43の下端部と前記回転筒2
0の上端部との間には、第2のスプリング44が設けら
れており、この押しストッパー43は、この第2のスプ
リング44によって、前記チャック開閉スリーブ42を
前記第1のスプリング41に押し戻すような力を加えて
いる。
【0004】この従来のチャック機構において、切削具
(工具)の取り付けは次のように行われる。即ち、ヘッ
ドケース10の押し蓋13をスプリング14の弾撥力に
抗して押し下げ、更に、第1のスプリング41の弾撥力
に抗して押しストッパー43を押し下げると、押しスト
ッパー43の下端に接合したチャック開閉スリーブ42
が下降する。このチャック開閉スリーブ42の下降によ
り、チャック開閉スリーブ42の内周傾斜面とチャック
筒30の細片32′の外周傾斜面が離れ、これら傾斜面
間に隙間ができるため、前記チャック開閉スリーブ42
の細片32′はその拘束が解かれて拡張し、チャック筒
30内への切削具の受け入れが可能な状態になる。
【0005】次に、チャック筒30内に切削具を挿入し
た後、押し蓋13の作用させた力を解除すると、前記第
1のスプリング41の弾撥力によって前記チャック開閉
スリーブ42が上昇し、チャック開閉スリーブ42の内
周傾斜面がチャック筒30の細片32′の外周傾斜面を
押圧する結果、前記細片32′は半径方向内方に屈曲
し、チャック筒30内の切削具を保持する。この状態
で、タービン羽根23にエアーを吹き付け、切削バー等
の工具を回転筒20と共に高速回転して歯牙の切削等を
行う。なお、図には、回転筒20をエアーで回転するエ
アータービンハンドピースの例を示したが、該回転筒2
0をモータによって回転するマイクロエンジンハンドピ
ースについても同じである。
【0006】上記従来の歯科用ハンドピースにおいて
は、その使用中、つまり、工具、回転筒20等が高速回
転中に、使用者が押し蓋13を、例えば、患者の口腔内
に不用意に押し付けると、その圧力によって押し蓋13
はコイルスプリング14を押下し、高速回転中の押しス
トッパー43の先端43aが上蓋の裏側に押しつけられ
る結果、押しストッパー43と押し蓋13の裏側との間
に極めて大きな摩擦熱が発生し、その熱により押し蓋1
3が急激に加熱されるため、患者が口腔内に火傷を負う
ことがある。同様に、治療に当たる作業者が前記ハンド
ピースの動作中に誤ってその押し蓋を指等に押しつけた
場合においても、同様に、指等に火傷を負うことがあ
る。
【0007】上述のごとき問題を解決するために、本出
願人は、先に、ハンドピースの使用中に、チャック機構
が開くことのないようにして、患者の口腔内又は操作者
の指等を押し付けても火傷のおそれのない、歯科用ハン
ドピースを提供した。
【0008】図4は、出願人が先に提案した歯科用ハン
ドピースの一例を説明するためのヘッド部断面構成図
で、図中、図3に示したハンドピースと同様の作用をす
る部分には、図3の場合と同一の参照番号を付してあ
る。而して、図4から明らかなように、この図4に示し
たハンドピースにおいては、図3に示したハンドピース
において必要としたスプリング14は不要で、押蓋13
に代る上蓋50は、ヘッドケース10に対して一体的に
取り付けられており、図3に示した押蓋13のように、
ヘッドケース10に対して移動することはなく、該ヘッ
ドケース10に対して堅固に固定(螺着)されている。
【0009】而して、図4に示したハンドピースにおい
ては、上蓋50に、ストッパー43の上端43aに対向
した位置に貫通孔50aを有し、この貫通孔50aを通
して治具60に設けられた突起を挿入し、該突起により
ストッパー43を押してチャックを開くようにしてい
る。チャックを開いて、切削バー(工具)を固着した
後、該ストッパー43に対する押圧力を取り去ると(治
具60を取り去ると)、図3に関して説明したように、
スプリング41によってチャック開閉スリーブ42が押
し上げられ、チャックが閉められる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本出願人が先
に提案した前記ハンドピースは、チャックを開くための
治具を別体として要し、そのため、この治具の保守,管
理を必要とし、管理が悪いと、チャック開作業に手間ど
り、切削具交換時の作業性があまりよいものではなかっ
た。
【0011】本発明は上述のごとき本出願人が先に提案
したハンドピースの問題点を解決し、チャック開閉の治
具を別体として設けることなく、チャックを開くことを
可能にし、もって、切削具交換作業をより効率よく行え
るようにしたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ヘッ
ドケース内において回転自在に配設された回転筒と、該
回転筒の内壁に固定されたチャック筒と、該チャック筒
と前記回転筒との間に設けられたチャック開閉スリーブ
と、該チャック開閉スリーブを押下するための押しスト
ッパーと、前記ヘッドケースの頭部に冠着された可撓性
の上蓋とを有し、該上蓋を押圧して前記ストッパーを押
下することにより前記チャックを開くようにした歯科用
ハンドピースにおいて、前記上蓋と剛性部材を具備し、
常時は、該剛性部材にて前記上蓋の押下を阻止し、チャ
ック開時、前記剛性部材を解除して前記上蓋を押下して
前記ストッパーを押下可能としたことを特徴としたもの
である。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記剛性部材は、前記上蓋の上部に着脱自在に取り
付けられる剛性の外蓋であることを特徴としたものであ
る。
【0014】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記剛性部材は、前記上蓋とストッパーの間に挿脱
自在の剛性の板状部材であることを特徴としたものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による歯科用ハン
ドピースの一実施例を説明するための要部概略構成図
で、図中、図4に示したハンドピースと同様の作用をす
る部分には、図4の場合と同一の参照番号が付してあ
る。而して、本発明においては、上蓋50は可撓性のあ
る部材、例えば、薄厚の部材で構成され、図4に示した
先行技術で必要とした貫通孔50aを具備しておらず、
従って、治具50も必要としないものである。従って、
本発明によれば、上蓋50を押圧して撓ませることによ
って、ストッパー43を押し下げてチャックを開き、指
を離すと(すなわち、押上力を解除すると)、上蓋50
が元の状態に戻り、ストッパー43も元の状態(図示状
態)に戻され、チャックが閉められる。
【0016】しかし、本発明が適用されるハンドピース
は、上述のように、上蓋50が可撓性であるため、図3
に示した従来技術で説明したように、治療中に、例え
ば、上蓋50が患者の口腔内に不用意に押し付けられる
と、高速回転中のストッパー43の上面が上蓋50の下
面と接触して摩擦熱が発生し、患者や治療作業者が火傷
を負うおそれがある。
【0017】本発明は、上述のごとき歯科用ハンドピー
スにおいて、通常は、上蓋50が撓まないようにしてお
き、切削具交換時、すなわち、チャック開時、上蓋50
を撓ますことができるようにすることによって、上述の
ごとき不都合を解消したものである。図1において、7
0は本発明によって付加された外蓋で、該外蓋70は剛
性部材(すなわち、押しても撓まない部材)で構成され
ており、図示のように、上蓋50の外側において、上蓋
50を覆うように、該上蓋50に着脱自在に装着(図示
例の場合、螺着であるが、螺着に限定されるものではな
い)されるようになっており、これによって、通常は、
上蓋50を押下することができず、高速回転中に、誤っ
て、上蓋50を押下するようなことはなく、従って、前
述のごとき火傷等の心配はない。
【0018】切削具を交換する時(具体的には、チャッ
クを開く時)には、前述の外蓋70を取り外すと、上蓋
50を押下することができるので、これによって、スト
ッパー43を押下げることができ、チャックを開くこと
ができる。切削具交換後は、再び、外蓋70を取り付け
ておくことにより、上蓋50の撓みを阻止することがで
きる。従って、本発明によると、常時、外蓋70がハン
ドピースに一体的に取り付けられているので、図4に示
した先行技術のように、治具を探したりする必要がな
く、作業の効率が非常によくなる。
【0019】図2は、本発明の他の実施例を説明するた
めの要部概略構成図で、図中、図1に示した実施例と同
様の作用をする部分には、図1の場合と同一の参照番号
が付してある。而して、この図2に示した実施例は、上
蓋50の撓みを阻止するために、該上蓋50の内側に剛
性の部材80を挿脱自在とし、この剛性部材80を常時
は上蓋50の下側に配置して該上蓋50が撓まないよう
にし、切削具交換時、該剛性部材80を上蓋50の下側
から離脱させて、上蓋50を押圧してストッパー43を
押し下げ可能としたものである。
【0020】剛性部材80は、薄板部材で構成され、例
えば、ピン81のまわりに回転可能に取り付けられてお
り、切削具交換時に、該ピン81のまわりに回動して上
蓋50の下側から離脱させ、切削具交換後は、再度、上
蓋50の下側に配置するようになっている。しかし、治
療中に剛性部材80が回動して上蓋50の下部位置から
はずれてしまうと危険であるので、例えば、剛性部材8
0には該剛性部材80を回動するための掴み82が上蓋
50から食み出して、かつ、ピン83により該剛性部材
80に対して矢印A方向に回動可能に取り付けられてお
り、常時は、この掴み82が、図示のように、ヘッド本
体10に設けられた凹部10aに係合されており、これ
により、剛性部材80を上蓋50の下側に出し入れ可能
にし、かつ、上蓋50の下側に配置した状態でロック可
能にしている。
【0021】なお、図2には、円盤状又は短冊状の剛性
部材80を回動自在に上蓋50の下側に出し入れする例
について説明したが、本発明は、それに限定されるもの
ではなく、例えば、端部に前述のごとき掴み82を有す
る短冊状の剛性部材を矢印B方向に出し入れ可能にし、
常時は、該掴み82により、抜け落ちないように固定し
ておくようにする等、種々の、機構を適用することが可
能である。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、歯科治療中等において、上蓋が、回転筒と一
体回転する押しストッパーに接触することがないので、
摩擦熱が発生することがなく、従って、使用中に患者や
治療作業者が火傷を負うおそれがなく、しかも、切削具
交換時に、チャックを開くための特別の治具を外部に必
要としないので、該治具の保守管理の必要もなく、従っ
て、該治具を探す等の心配もなく、作業性よく、切削具
の交換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるハンドピースの一実施例を説明
するための要部概略構成図である。
【図2】 本発明によるハンドピースの他の実施例を説
明するための要部概略構成図である。
【図3】 従来のハンドピースの一例を説明するための
要部概略構成図である。
【図4】 本出願人が先に提案したハンドピースの一例
を説明するための要部概略構成図である。
【符号の説明】
10…ヘッドケース、20…回転筒、21,22…軸
受、30…チャック筒、41…スプリング、42…チャ
ック開閉スリーブ、43…押しストッパー、50…上
蓋、70…外蓋、80…剛性部材、81…ピン、82…
掴み、83…ピン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドケース内において回転自在に配設
    された回転筒と、該回転筒の内壁に固定されたチャック
    筒と、該チャック筒と前記回転筒との間に設けられたチ
    ャック開閉スリーブと、該チャック開閉スリーブを押下
    するための押しストッパーと、前記ヘッドケースの頭部
    に冠着された可撓性の上蓋とを有し、該上蓋を押圧して
    前記ストッパーを押下することにより前記チャックを開
    くようにした歯科用ハンドピースにおいて、前記上蓋と
    剛性部材を具備し、常時は、該剛性部材にて前記上蓋の
    押下を阻止し、チャック開時、前記剛性部材を解除して
    前記上蓋を押下して前記ストッパーを押下可能としたこ
    とを特徴とする歯科用ハンドピース。
  2. 【請求項2】 前記剛性部材は、前記上蓋の上部に着脱
    自在に取り付けられる剛性の外蓋であることを特徴とす
    る請求項1に記載の歯科用ハンドピース。
  3. 【請求項3】 前記剛性部材は、前記上蓋とストッパー
    の間に挿脱自在に配置される剛性の板状部材であること
    を特徴とする請求項1に記載の歯科用ハンドピース。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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