JP2002000983A - 多針ミシン - Google Patents

多針ミシン

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JP2002000983A
JP2002000983A JP2000185480A JP2000185480A JP2002000983A JP 2002000983 A JP2002000983 A JP 2002000983A JP 2000185480 A JP2000185480 A JP 2000185480A JP 2000185480 A JP2000185480 A JP 2000185480A JP 2002000983 A JP2002000983 A JP 2002000983A
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needle bar
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bars
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Keiichi Aoki
馨一 青木
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Barudan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横動枠11を、主体部11aと、針棒支持部
11dとに分離することによって主体部11aの形状
も、針棒支持部11dの形状も共に簡易化され、夫々ダ
イカスト工法等の任意の手段を用いて簡単安価に製作で
きる多針ミシンを提供しようとするものである。 【解決手段】 横動枠11は、基枠4に対して横動自在
に連結する摺動部13と、駆動機構に連らなる駆動連結
部14とを備える主体部11aと、複数の針棒6を並設
保持する針棒支持部11dとは別体に形成して、上記の
別体に形成した針棒支持部11dを上記主体部11aに
対して、複数の針棒6を支持した状態での装着離脱を自
在に装着して横動枠11を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基枠に、複数の針
棒を並設具備させた横動枠を備えさせ、その横動枠を往
復動制御して複数の針棒の内の一本を針落孔の上方位置
に選択位置させ、選択された針棒により縫製を行うよう
にした多針ミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より広く知られている多針ミシンと
しては、図6に示されるものがある(例えば特開平7−
163777号公報参照)。ミシンの一例として多頭ミ
シンの内の一台の多針ミシン2の一部を示す図6におい
て、1は多数の多針ミシンのヘッドを支える為のフレー
ムで、ブリッジとも称される部分である。2は上記フレ
ーム1に装着した多数の内の一つの多針ミシンを示す。
3は各ミシン2の下方において夫々多頭ミシンのテーブ
ルにおける一部を構成する針板で、その下には周知のよ
うに釜が配設してある。3aは針落孔である。4はミシン
における基枠、5は基枠4に貫挿されている駆動用の主
軸、6は上下動自在の針棒、7は布の浮き上がりを阻止
する為の布押えで、針棒6と同期して上下動するように
してある。8は主軸5の回転運動により針棒6を上下に
駆動する為の針棒昇降機構、9は布押え7の作動を制御
する為の制御機構を夫々示す。
【0003】上記基枠4はフレーム1に固着される本体
10を備える。その本体10に対してはベアリング12により
水平回動自在に横動枠11の元部11bにおける摺動部1
3が取付けてある。この横動枠11の元部11bにおける
摺動部13は、図示外のコンピュータ制御による駆動機
構に連なる連繋部材14に連結されている。針棒6は複
数本が上記横動枠11に夫々上下動自在に並列状に装着し
てあり、又それらは横動枠11の回動によって交換的に針
落ち孔3aの上方にもたらされ得るように配列してある。
針棒6の下端に備えてある15は縫製用の針を示す。針棒
6の上端に備えた16は針棒昇降機構8からの駆動力を受
ける為の被駆動子で、上記機構8における針棒駆動部材
37との分離、嵌合の為に抜差し自在の凹状にした嵌合
部17を備え、針棒6の上端に固着してある。18は回り止
片嵌合部で、針棒6の回り止めをする為の回り止片19に
対して相対的な上下動を自在に嵌合させてある。尚回り
止片19は布押え7における一部の部材(後述の昇降杆2
1)と一体に形成してあるが、別体形成したものを横動
枠11に取付けても良い。
【0004】次に布押え7について説明する。20は布押
片保持体で、横動枠11に上下動自在に貫挿した昇降杆21
と、その下端に固着した布押支持片22と、支持片22の上
部に上下への位置調節可能に取付けた受動部材23とから
構成したものを例示する。該布押片保持体20は、針棒6
と平行に上下動させる為に、布押支持片22の元部部材22
aと受動部材23に針棒6を貫挿させているが、針棒6と
平行な上下動が可能な状態に横動枠11にのみ装着した構
造にしても良い。受動部材23は布押え7を上下に動かす
力をばね31,32及び制御機構9から受ける為の部材で、
28は制御機構9との係合部を示す。24は布押え7の上昇
限度位置を位置決する為の位置決部材で、上記元部部材
22aを利用したものを例示し、無音部材25を介して横動
枠11に当接して位置決を図るようにしてある。無音部材
25は金属どうし(横動枠11と位置決部材24)の接触を防
止して、そこに微震動が加わっても音が出ないようにす
る為の部材で、Oリングを例示する。29は布押片保持体
20の下端に備えた布押片で、布から針を抜くときの布の
持ち上がりを阻止する為のものである。次に31は布押片
保持体20を下向きに付勢する為の第1ばねで、被駆動子
16と受動部材23との間に介在させた圧縮ばねを例示す
る。又側方への飛び出し防止の為に針棒6に周設してあ
る。32は布押片保持体20を上向きに付勢する為の第2ば
ねで、上記第1ばね31よりも弱く、横動枠11と受動部材
23との間に介装した圧縮ばねを例示する。これは上記第
1ばね31と同様に側方への飛び出し防止の為に昇降杆21
に周設してある。
【0005】次に針棒昇降機構8について説明する。34
は昇降体の上下動を案内する為の案内棒で、下部及び上
部を夫々基枠4の本体10によって支えてある。35は針棒
6を上下動させる為の針棒用昇降体で、案内棒34に上下
動自在に装着した本体36と、その本体36に取付けた針棒
駆動部材37とから構成してある。38は主軸5の回転運動
を上下運動に変換して上記針棒用昇降体35に伝えそれを
上下動させる為の駆動機構で、周知の梃子クランク機構
を例示する。該機構は、主軸5に取付けた偏心輪39と、
その偏心輪の回動により上下動するようにしたクランク
ロッド40と、一端を枢着部材42によって基枠4に枢着
し、中間部に上記クランクロッド40を軸体43でもって枢
連結した昇降レバー41と、その昇降レバー41の自由端部
と上記本体36とを連結するリンクとから構成され、主軸
5が回動するとレバー41が上下に揺動し、針棒用昇降体
35を案内棒34に沿って上下動させるようにしてある。
【0006】次に制御機構9について説明する。45は布
押片保持体20を上下動させる為の布押片用昇降体で、上
記案内棒34に上下動自在に装着した本体46と、その本体
46に取付けた連繋片46aとから構成してあり、連繋片46
aの先端に上記布押片保持体20の自由下降の阻止の為に
それを受るようにした受部材47を備えている。48は係合
部28と受部材47との間において上記無音部材25と同様の
目的で用いられた無音部材で、例えば受部材47の上面に
貼付したゴム板である。次に49は上記布押片用昇降体45
を上記針棒用昇降体35に追従し且つ予め制御された速度
で上下駆動するようにした追従駆動機構を示す。51,52
は針棒用昇降体35の動きを布押片用昇降体45に伝達する
為の第1及び第2のリンク片で、連結部材53によって相
互に屈曲自在に連結してあり、第1リンク片51の上端は
針棒用昇降体35の本体36に連結片例えば上記リンクを本
体36に枢着するピンでもって枢着してあり、第2リンク
片52の下端は布押片用昇降体45の本体46に連結片55例え
ばピンでもって枢着してある。56は上記針棒用昇降体35
の上下動速度に比べて布押片用昇降体45の上下動速度を
変化させる為に、上記両リンク片51,52相互の連結部の
上下動の経路を案内する為のガイド体で、案内部57例
えば溝を有する。従動子は第1と第2のリンク片51,52
の連結部を案内部57に追従させる為のもので、上記案内
部57に沿って移動できるようそこに位置させてある。尚
円滑な移動のためにローラを用いてある。
【0007】次に上記構成のミシンの動作を説明する。
主軸5が回動すると、針棒用昇降体35が図6の状態から
下降し、その針棒駆動部材37による駆動によって針棒6
は図6の上死点位置から図6の下死点位置に向け下降を
行う。このとき、布押え7は制御機構9による制御を受
けながら図6の上昇限度位置から下降限度位置(後述の
ように針15を布65から引き抜く際に布押片29が布65の浮
き上がりを防止するに適する位置であって、例えば針板
3の上面から1mm程度の位置)まで下降する。即ち、
針棒6の下降に伴い被駆動子16により第1ばね31を介し
て受動部材23が下向きに付勢される。このとき針棒用昇
降体35の下降がリンク51,52を介して布押片用昇降体45
に伝わって布押片用昇降体45が下降する。この為、その
布押片用昇降体45の下降に応じて、受動部材23により第
2ばね32が押し縮められながら布押え7が下降する。
【0008】次に上記の如く針15が布65を貫通して針棒
6が下死点まで至った後、針棒用昇降体35の上昇によっ
て針棒6は図6の上死点まで上昇を行う。又布押え7は
制御機構9による制御によって図6の上昇限度位置まで
上昇する。その過程の動作は次の通りである。追従駆動
機構49は上記布押え7を上記針棒6の上昇に追従させて
上昇させる為に上記布押片用昇降体45を上昇させる。布
押片用昇降体45の上昇は針棒用昇降体35の上昇によりリ
ンク51,52を介して布押片用昇降体45が引き上げられる
ことにより行われる。その過程は上記下降の場合とは反
対の経過で行われる。
【0009】
上記のような針棒6の上下動及びそれと同期した布押
え7の上下動が繰り返し行われ、布に対する縫製が行わ
れる。
【0010】なお、図6に示される実施例は横枠11と
して摺動部13を中心にして回動状に横動を自在に構成
した周知例を例示したが、横動枠11の横動の例として
は外に直線的に横動するものも周知である(例えば特開
平10−249085号、特公昭59−34386,特
公昭53−48135号参照)。上記の直線的に横動す
る横動枠は図1乃至図3にも一部示される。この図1乃
至図3は本願発明の実施例を示すものであるが、これら
の図において符号6,7,8,9,10,11,12,
13,14,16,37等を付した部材、構成等は、上
記の回動状に、また直線的に横動する従来例からも広く
知られた構成である。よって、以下周知に係わる直線的
に横動する構成部分については説明を省略する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の多針ミシ
ンでは針棒6の上方に、針棒駆動部、或いは摺動部支持
部材等の邪魔になる部材が存在し、針棒6を取替える作
業には困難を伴う。特に針棒6の取替えに時間を掛ける
と、その間、並設されている他の多針ミシン2,2・・
・2が稼働できない為、縫製能率は著しく低下する問題
点がある。さらに横動枠11における下方の枠部材に対
して多数の針棒孔6aを形成する作業は、横動枠11全
体の形状が大きいだけに取扱いが大変で、工数も増し、
コスト高となる問題点があった。
【0012】本件出願の多針ミシンは、上記従来技術の
問題点を解決する為に提供するものである。本件出願の
目的は、針棒を上下動させて縫製作業を行っている最中
に針棒6を支えている針棒孔6aの内周と、針棒6の外
周とが焼き付いた場合でも、直ちに隣接する複数の針棒
6,6・・6を共に一括して横動枠11から取り外し、
広々とした場所において針棒6の取り換え作業ができる
ようにした 多針ミシンを提供しようとするものであ
る。他の目的は、上記の縫製作業中において、針棒に上
記のような事故が生じた場合は、直ちにそれらの並設さ
れている複数の針棒のグループを横動枠11から取り外
し、別に用意する同じタイプの針棒のグループを、横動
枠11に交換的に装着して、直ちに縫製作業に入ること
が出来るようにした多針ミシンを提供しようとするもの
である。他の目的は、横動枠11の部材のうち、複数の
針棒のグループを支持する部分については別部材とする
ことにより、その部分に任意の良質な材料を用いて形成
できるようにした多針ミシンを提供しようとするもので
ある。他の目的及び利点は図面及びそれに関連した以下
の説明により容易に明らかになるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願発明における多針ミ
シンは、基枠には、主軸の回動によって上下動して針落
孔の上方位置にある針棒を上下駆動させる為の針棒駆動
部材を備えさせると共に、複数の針棒を並設具備させた
横動枠を備えさせ、その横動枠の主体部には、上記並設
具備させた複数の針棒の何れも上記針落孔位置の上方に
選択位置させるよう基枠に対して横動を自在に連結した
摺動部と、横動枠を往復動させるための駆動機構を連結
する為の駆動連結部とを備えさせ、複数の針棒を並設具
備させた上記横動枠を往復動制御して複数の針棒の内の
一本を針落孔の上方位置に選択位置させ、上記針棒駆動
部材を用いて該針棒により縫製を行うようにしている多
針ミシンにおいて、上記横動枠は、基枠に対して横動自
在に連結する摺動部と、駆動機構に連らなる駆動連結部
とを備える主体部と、上記複数の針棒を並設保持する針
棒支持部とは別体に形成して、上記の別体に形成した針
棒支持部を上記主体部に対して、複数の針棒を支持した
状態での装着離脱を自在に装着して横動枠を構成したも
のである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本願発明の実施の形態を示す
図面について説明する。図1乃至図5において、前述の
図6と同符号を付した構成、部材等の機能、性質、特徴
等は、新規な部材、構成、組合せ等の諸構成を除き、前
述した説明と同旨と理解できるので、以下の説明におい
ては重複する説明は省略する。また図1乃至図3に示し
た実施例において横動枠の例として、直線的に横動する
横動枠11の例を示したが、これらの内、前記した公報
等によって従来から知られた構成及び図6に示されてい
る構成と同旨と理解できる構成については、以下の説明
においては重複する説明は省略し、異なる箇所について
図1〜5を用いて以下に説明する。
【0015】まず図6に示される回転タイプの横動枠1
1とは別例の直線的に横動するタイプの横動枠11を示
す図1〜3について説明する。この横動枠11は前述の
周知例における多針ミシン2と同様に針棒6を利用して
の縫製を可能に支承されている。即ち、前述の構成と同
様に、基枠4には、主軸の回動によって上下動して針落
孔3aの上方位置にある針棒6を上下駆動させる為に前
述例と同様に主軸に針棒昇降機構8を介して連らなる上
下動を自在に構成された針棒駆動部材37を備えさせる
と共に、複数の針棒6を並設具備させた横動枠11を備
えさせ、 その横動枠11の主体部11aには、上記並
設具備させた複数の針棒6の何れも上記針落孔3a位置
の上方に選択位置させるよう、基枠における本体10の
側に横状に設けられるレール12に対して凹陥状の摺動
面13bを噛合わせて、横動を自在に連結した摺動部1
3を備えさせている。13aは横動枠11における中間
部に横設された摺動部支持部材を示す。
【0016】14aは、横動枠11を往復動させるため
コンピュータ制御による周知構成の駆動機構に連なる進
退軸を示し、横動枠11にはこれに連結する駆動連結部
14を備える。上記のような構成によって、複数の針棒
6を並設具備させた上記横動枠11を往復動制御して複
数の針棒6の内の一本を針落孔3aの上方位置に選択位
置させ、上記針棒駆動部材37を上下動させて上記周知
例の多針ミシンの場合と同様に針棒6により縫製が行え
るようにしてある。上記横動枠11は、基枠4の本体1
0に対して摺動を自在に連結する摺動部13と、駆動連
結部14とを備える主体部11aと、上記複数の針棒6
を並設保持する針棒支持部11dとは別体に形成して、
上記の別体に形成した針棒支持部11dを上記主体部1
1aに対して、複数の針棒を支持した状態での装着離脱
を自在に装着して横動枠11を構成している。即ち、横
動枠11は、図1、2、3に示されように上枠11b
と、側枠11b’と、下枠11cとから成る主体部11
aと、これらとは別体に形成された針棒支持部11dと
から成る。主体部11aの下方には、針棒支持部11d
を装着する為の凹状の面111、固着手段の1例として
示される固着具を止付ける為のねじ孔113a、嵌着孔
112a等が設けてある。
【0017】複数の針棒6を並設保持する針棒支持部1
1dは、複数の針棒6を並設保持する為の対応する数の
針棒用の軸孔6aを含めてダイカストによる製法で成形
してある。この針棒支持部11dには、主体部11aに
止着する為の透孔112、113を備える装着ブロック
11eと、針棒6を独立状に支持する為の孔6aを備え
る針棒支持ブロック115と、布押さえの軸21を案内
する為の溝21aを備えるガイドブロック11gとを備
えさせ、任意の材料、例えば亜鉛合金を用いたダイカス
ト製法で一体に形成してある。こうすると針棒孔6aの
形状は正確で、僅かな仕上げ加工を加えるだけで、実用
に供し得る利点がある。更にこの針棒支持部11dは、
複数の軸孔6aや、布押さえの軸21を案内する為の溝
21aを形成する為に、従来は、それの成型に際して複
雑かつ精巧な技術を必要とするものであるが、図3
(B)からも容易に理解できるように小型な単純構造に
なる為それの成型は極めて簡易な手段による方法を採用
することが出来る。
【0018】また上記のように針棒支持部11dを別体
にしたことにより、主体部11aの構成は、複数の針棒
6を支持する為の複雑かつ精巧を必要とする構成部分が
不要となるのでその構成は著るしく簡易化される。従っ
て、これも上記ダイカスト製法、その他任意の周知材料
を用いて周知製法により安価に形成できる利点が発生す
る。なお、図2における図中の符号16の部材の位置か
らその下方に位置する符号7、15に係わる部材の間に
示される夫々の周知の部材(19,31,28,21,
32等の部材)の組付は針棒支持部11dに対して独立
(樹立)状に組付けされる。なお針棒支持部11dが別
体に形成されていても、又主体部と一体に形成されてい
ても組付作業は必要であるが、針棒支持部11dが別体
に形成されていた方が、組付作業は容易になる。なお1
14、115は固着手段として例示する6角孔付ボルト
であったり、位置決めに便利なスプリングピンを示す。
なお図中61、62、63は受けローラと、本体10に
止着した止ピンと、主体部11aに止着した当板63を
示し、ローラ61で当板63を受け止めて横動枠11を
横方向に案内する。また11f’は、横枠部材11cと
11fの部材相互間に形成してある通気可能な程度の僅
かな隙間を示す。
【0019】上記構成のものにあっては、図3(B)の
ように主体部11aと針棒支持部11dとを別体に形成
し、固着手段を用いて、図3(A)の如く、合体面11
1、110が合着一体化するように固着すれば横動枠1
1が完成する。なお図3においては針棒等、図1、2に
示される横動枠11に関連した部材の1部の装着が省略
して示されているが、図2における図中の符号16位置
からその下方に位置する符号7、15に係わる部材の間
に示される夫々の周知部材(19,31,28,21,
32等の周知部材)は予め針棒支持部11dに装着され
ている。以上のように一体化すると図1、2から明らか
なように、図6に示される多針ミシン2と同様に利用で
きる。
【0020】次に図4、5につき説明する。これらの図
は、図6に示される回転タイプの横動枠11を主体部1
1aと、針棒支持部11dとに分離可能に形成したもの
(図1、2、3の横動枠11と同様の考えで、主体部1
1aと、針棒支持部11dとに別体に分離形成してから
一体化させるもの)である。なお、機能上前述の図6又
は図1、2、3に示すものと同一又は均等構成と考えら
れる部分には、夫々前述の図6又は図1、2、3と同一
の符号を付して重複する説明を省略した。
【0021】
【発明の効果】以上のように本願発明は、横動枠11
は、基枠4に横動自在に連結する摺動部13と、駆動連
結部14とを備える主体部11aと上記複数の針棒6を
並設保持する針棒支持部11dとは別体に形成して、上
記の別体に形成した針棒支持部11dを上記主体部11
aに対して装着離脱を自在に装着して横動枠11を構成
するものであるから、縫製作業中に針棒6を支えている
針棒孔6aの内周と、針棒6の外周とが焼き付いた場合
でも、直ちに針棒支持部11dを複数の針棒6,6・・
6と共に一括して横動枠11から取り外し、広々とした
場所において針棒6の取り換え作業が迅速にできる効果
がある。
【0022】基枠4に対して横動自在に連結する摺動部
13と駆動連結部14とを備える主体部11aと、上記
複数の針棒6を並設保持する針棒支持部11dとを別体
に形成したことにより、主体部11aの形状も、針棒支
持部11dの形状も共に簡易化され、夫々ダイカスト工
法等を用いて簡単安価に製作できる効果も有る。
【0023】複数の針棒6を並設保持する針棒支持部1
1dは、複数の針棒を並設保持する為の対応する数の軸
孔6aを含めてダイカストによる製法で成形することに
より、横動枠11全体に良質の材料を用いるのではな
く、僅かな1部分(針棒支持部11dと言う部分的な箇
所)に任意良質な材料を用いて形成するものであるか
ら、その製作コストは比較的安価に提供できる製造上の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】針棒に係わる部分を1部破断して駆動部を示す
正面図 。
【図2】図1の中央位置断面図。
【図3】針棒関連部材を省略した状態の横動枠の斜視
図。(B)図は主体部11aと針棒支持部11dとを分
離した状態を示し、(A)図はそれらを合着一体化した
斜視図を示す。
【図4】針棒関連部材を省略した状態の回動タイプの横
動枠における分解斜視図。
【図5】針棒関連部材を省略した状態の回動タイプの横
動枠の主体部と針棒支持部11dとを合体させた状態の
斜視図
【図6】従来例におけるミシンヘッドの縦断面図
【符号の説明】
3a・・・針落孔、4・・・基枠、6・・針棒、11・
・横動枠、11a・・・主体部、11d・・・針棒支持
部、13・・・摺動部、14・・駆動連結部、37・・
針棒駆動部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基枠には、主軸の回動によって上下動して
    針落孔の上方位置にある針棒を上下駆動させる為の針棒
    駆動部材を備えさせると共に、複数の針棒を並設具備さ
    せた横動枠を備えさせ、その横動枠の主体部には、上記
    並設具備させた複数の針棒の何れも上記針落孔位置の上
    方に選択位置させるよう基枠に対して横動を自在に連結
    した摺動部と、横動枠を往復動させるための駆動機構を
    連結する為の駆動連結部とを備えさせ、複数の針棒を並
    設具備させた上記横動枠を往復動制御して複数の針棒の
    内の一本を針落孔の上方位置に選択位置させ、上記針棒
    駆動部材を用いて該針棒により縫製を行うようにしてい
    る多針ミシンにおいて、 上記横動枠は、基枠に対して横動自在に連結する摺動部
    と、駆動機構に連らなる駆動連結部とを備える主体部
    と、上記複数の針棒を並設保持する針棒支持部とは別体
    に形成して、上記の別体に形成した針棒支持部を上記主
    体部に対して、複数の針棒を支持した状態での装着離脱
    を自在に装着して横動枠を構成していることを特徴とす
    る多針ミシン。
  2. 【請求項2】 複数の針棒を並設保持する針棒支持部
    は、複数の針棒を並設保持する為の対応する数の針棒用
    の軸孔を含めてダイカストによる製法で成形してあるこ
    とを特徴とする請求項1記載の多針ミシン。
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