JP2002105604A - 耐食性および溶接性に優れたラインパイプ用高Crマルテンサイト系ステンレス鋼管およびその製造方法 - Google Patents

耐食性および溶接性に優れたラインパイプ用高Crマルテンサイト系ステンレス鋼管およびその製造方法

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JP2002105604A
JP2002105604A JP2000305937A JP2000305937A JP2002105604A JP 2002105604 A JP2002105604 A JP 2002105604A JP 2000305937 A JP2000305937 A JP 2000305937A JP 2000305937 A JP2000305937 A JP 2000305937A JP 2002105604 A JP2002105604 A JP 2002105604A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐食性および溶接性に優れたラインパイプ用
高Crマルテンサイト系ステンレス鋼管およびその製造方
法を提案する。 【解決手段】 C:0.02%以下、N:0.07%以下、Ni:
0.2 〜7.0 %、Mo:0.2〜3.0 %、Cr:10〜14%を含
み、Si、Mn、P、Sを適正範囲内とした鋼管を、Ac3
態点以上の温度に加熱し、ついで空冷以上の冷却速度で
冷却し、焼入れ組織としたのち、520 ℃以上の温度で焼
戻しを行い、γ相を析出させ、面積率で5%以上のγ相
を含むマルテンサイト組織とする。さらに、Ti:0.15%
以下、Nb:0.2 %以下、Zr:0.15%以下、V:0.2 %以
下、Ta:0.15%以下のうちから選ばれた1種または2種
以上、Ca:0.006 %以下を選択して含有してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石油・天然ガスを
輸送するラインパイプ用として好適な高Crマルテンサイ
ト系ステンレス鋼管に係り、とくに耐食性、溶接性の改
善に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、原油価格の高騰や、近い将来に予
想される石油・天然ガス資源の枯渇という観点から、従
来省みられなかったような深層油田や、腐食性の強い油
田・ガス田等の開発が盛んになっている。このような油
田・ガス田は、概して高深度で、海上や極寒地といった
いわゆる辺境地に位置し、また炭酸ガスCO2 、塩素イオ
ンCl- 等を含む厳しい腐食環境となっているところが多
くなっている。
【0003】このような腐食性の強い湿潤炭酸ガス環境
下では、油井管やラインパイプの材料として炭素鋼を使
用すると、著しく腐食される。このため、油井管やライ
ンパイプの防食手段として、採掘された原油・ガス中に
インヒビタを添加することが行われてきた。しかしなが
ら、インヒビタの添加は、インヒビタが高価であること
からコスト高となることや、インヒビタの添加効果は高
温では不十分となることなどから、最近ではインヒビタ
の添加に代えて、油井管やラインパイプの材料として耐
食性材料を使用する傾向となっている。
【0004】このような耐食性材料として、油井管では
Crを13%含有するマルテンサイト系ステンレス鋼が広く
使用されてきた。また、最近、少量の硫化水素を含む腐
食環境に適合させるため、例えば、特開昭60-174859 号
公報には、Crを13%含有するマルテンサイト系ステンレ
ス鋼にNi、Mo等添加し、耐SSC 性を改善した油井管が提
案されている。しかしながら、特開昭60-174859 号公報
に記載された油井管は、溶接性に対する配慮が全くなさ
れておらず、予熱および後熱なしで溶接すると、溶接割
れが発生するという問題があった。
【0005】一方、ラインパイプ用材料としては、AP
I規格に、C含有量を低減した12%Crマルテンサイト系
ステンレス鋼管が規定されている。しかし、この種鋼管
は、溶接性が低いため、溶接時には予熱および後熱を必
要とし溶接施工の能率が低下しコスト高となるうえ、溶
接部靱性が低いという欠点があり、使用実績はほとんど
なかった。この種材料に代わり、ラインパイプ用材料と
しては、溶接性および耐食性に優れた二相ステンレス鋼
が用いられてきた。しかし、二相ステンレス鋼は、合金
元素量が多く、さらに使用場所によっては過剰な性能を
有することになり、経済的に高価となる場合があった。
【0006】また、さらにラインパイプでは高温の気体
・流体が流れるため、使用時のラインパイプの強度(高
温強度)を高く保つ必要がある。使用時のラインパイプ
の強度(高温強度)を高くするためには、ラインパイプ
の常温強度を高め高温強度を高くするか、あるいはライ
ンパイプの肉厚を増加するといった対策が採られるのが
通例である。しかし、ラインパイプの常温強度を高める
と、溶接性が劣化する恐れがあり、またラインパイプの
肉厚を増加すると、材料費の高騰を招くという問題があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな従来技術の問題点を有利に解決し、炭酸ガスを含む
腐食環境下において十分な耐全面腐食性、耐孔食性を有
し、また、硫化水素を含む環境下において優れた耐SSC
性を示し、さらに優れた溶接熱影響部靱性を有する、耐
食性および溶接性に優れたラインパイプ用高Crマルテン
サイト系ステンレス鋼管およびその製造方法を提案する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記した
課題を達成するために、高Crマルテンサイト系ステンレ
ス鋼管の、炭酸ガスを含む腐食環境下での耐食性、およ
び溶接割れ、溶接熱影響部の靱性におよぼす各種要因に
ついて、鋭意研究した。その結果、C、N量を適正含
有量とすること、Ni、Moを含有すること、5%以上
のオーステナイトを含む組織とすること、これら〜
を組合せることにより、はじめて炭酸ガスを含む腐食環
境下でも優れた耐食性、および溶接性を具備するマルテ
ンサイト系ステンレス鋼管とすることができることを知
見した。これによりとくに、耐SSC 性、溶接熱影響部靱
性に優れた鋼管となるということも見いだした。
【0009】本発明は、上記した知見に基づき、さらに
検討を加え完成されたものである。すなわち、第1の本
発明は、質量%で、C:0.02%以下、Si:1.0 %以下、
Mn:0.2 〜3.0 %、P:0.05%以下、S:0.005 %以
下、Cr:10〜14%、Ni:0.2〜7.0 %、Mo:0.2 〜3.0
%、Al:0.1 %以下、N:0.07%以下を含み、残部Feお
よび不可避的不純物からなる組成と、マルテンサイト相
を主相とし、面積率で5%以上のオーステナイト相を含
む組織を有することを特徴とする耐食性および溶接性に
優れたラインパイプ用高Crマルテンサイト系ステンレス
鋼管である。また、第1の本発明では、前記組成に加え
てさらに、質量%で、Ti:0.15%以下、Nb:0.2 %以
下、Zr:0.15%以下、V:0.2 %以下、Ta:0.15%以下
のうちから選ばれた1種または2種以上を含有すること
が好ましく、また、第1の本発明では、前記各組成に加
えてさらに、質量%で、Ca:0.006 %以下を含有するこ
とが好ましい。
【0010】また、第2の本発明は、質量%で、C:0.
02%以下、Si:1.0 %以下、Mn:0.2 〜3.0 %、P:0.
05%以下、S:0.005 %以下、Cr:10〜14%、Ni:0.2
〜7.0 %、Mo:0.2 〜3.0 %、Al:0.1 %以下、N:0.
07%以下を含み、あるいはさらに、Ti:0.15%以下、N
b:0.2 %以下、Zr:0.15%以下、V:0.2 %以下、T
a:0.15%以下のうちから選ばれた1種または2種以上
を含み、好ましくは残部Feおよび不可避的不純物からな
る組成を有する鋼素材を用いて、造管し所定の寸法の鋼
管としたのち、該鋼管を、Ac3変態点以上の温度に加熱
し、ついで冷却して焼入れ組織としたのち、520 ℃以上
の温度で焼戻しを行い、オーステナイト相を析出させ、
マルテンサイト相を主相とし、面積率で5%以上のオー
ステナイト相を含む組織とすることを特徴とする耐食性
および溶接性に優れたラインパイプ用高Crマルテンサイ
ト系ステンレス鋼管の製造方法であり、また、第2の本
発明では、前記組成に加えてさらに、質量%で、Ca:0.
006 %以下を含有することが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、本発明鋼管の組成限定理由
について説明する。なお、以下、質量%は単に%で記
す。 C:0.02%以下 Cは、母材強度を増加させるが、溶接熱影響部の硬さを
増加し溶接割れ感受性を高め、溶接熱影響部の靱性を低
下させる元素であり、本発明では、できるだけ低減する
のが望ましい。また、炭酸ガスを含む腐食環境下での耐
孔食性等の耐食性を向上させるためには、Cは低いほう
が望ましい。本発明では、予熱なしで溶接可能とするた
めに、Cは0.02%以下とする。なお、好ましくは0.01%
以下である。
【0012】Si:1.0 %以下 Siは、脱酸剤として作用するとともに、強度を増加させ
る作用を有している。このような効果を得るためには、
0.1 %以上含有するのが望ましい。なお、Siはフェライ
ト生成元素であり、多量に含有すると、フェライトが生
成し、母材および溶接熱影響部の靱性が劣化する。この
ため、Siは1.0 %以下に限定した。なお、好ましくは0.
1 〜0.5 %である。
【0013】Mn:0.2 〜3.0 % Mnは、脱酸剤として作用するとともに、強度を増加させ
る元素である。また、Mnはオーステナイト生成元素であ
りフェライトの生成を抑制し、母材および溶接熱影響部
の靱性を向上させる。このような効果は、0.2 %以上の
含有で認められるが、3.0 %を超えて含有しても効果が
飽和し含有量に見合う効果が期待できなくなり経済的に
不利となる。このため、Mnは0.2 〜3.0 %の範囲に限定
した。なお、好ましくは0.5 〜2.0 %である。
【0014】P:0.05%以下 Pは、強度を増加させるが、延性、靱性を低下させ、さ
らに、耐食性を劣化させる。とくに粒界に偏析して粒界
強度を低下させ、耐SSC 性に悪影響を及ぼす。このた
め、Pはできるだけ低減するのが望ましい。しかし、極
端な低減は製造コストの高騰を招く。このようなことか
ら、本発明では、工業的に比較的安価に実施可能でか
つ、靱性、耐食性を極端に劣化させない範囲の0.05%以
下に限定した。なお、好ましくは0.03%以下である。
【0015】S:0.005 %以下 Sは、MnS 等の硫化物系介在物を形成し、熱間加工性を
著しく劣化させる元素であり、生産性向上のためにもで
きるだけ低減するのが望ましい。しかし、極端な低減は
製造コストの高騰を招く。Sを0.005 %以下に低減すれ
ば、通常の工程で製造が可能であることから、本発明で
は、Sは0.005 %以下に限定した。なお、好ましくは0.
003 %以下である。
【0016】Cr:10〜14% Crは、マルテンサイト組織を形成し強度を高めるととも
に、保護被膜を形成し炭酸ガスを含む腐食環境下での耐
孔食性等の耐食性を増加させる元素である。このような
効果を得るためには、Crは10%以上の含有を必要とす
る。一方、14%を超えて含有するとフェライトの生成傾
向が強くなり、マルテンサイト組織を安定して確保する
ためには多量のオーステナイト生成元素の含有を必要と
するため高価となり、経済的に不利となる。このため、
本発明ではCrは10〜14%の範囲に限定した。
【0017】Ni:0.2 〜7.0 % Niは、オーステナイト生成元素であり、強度および靱性
を増加させ、C、Nの低減による強度低下、靱性低下を
抑制する作用を有する。また、Niは、保護被膜を強化
し、炭酸ガスを含む腐食環境における耐孔食性等の耐食
性を増加させる。さらに、Niは高温でのδ−フェライト
の発生を抑制するという作用を有しMo含有鋼の熱間加工
性を高める。このような効果を得るためには、0.2 %以
上の含有を必要とするが、7.0 %を超える含有は、高価
なNiを多量添加するため、経済的に不利となる。このた
め、本発明では、Niは0.2 %〜7.0 %の範囲に限定し
た。なお、好ましくは0.5 〜5.5 %である。
【0018】Mo:0.2 〜3.0 % Moは、焼入れ性を向上させ、強度を増加させる元素であ
り、また、耐SSC 性を向上させる作用も有している。こ
のような効果を得るためには、0.2 %以上の含有を必要
とするが、3.0 %を超えて含有すると、フェライトの生
成が容易となり、強度靱性が低下し、さらに耐SSC 性の
向上効果が低下する。このため、Moは0.2 〜3.0 %に限
定した。なお、好ましくは、0.5 〜2.5 %である。
【0019】Al:0.1 %以下 Alは、脱酸剤として作用するが、0.1 %を超えて含有す
ると靱性の低下を招くため、本発明では、Alは0.1 %以
下に限定した。なお、好ましくは0.05%以下である。 N:0.07%以下 Nは、Cと同様に、鋼中に固溶し母材強度を増加させる
とともに、溶接熱影響部の硬さを増加し溶接割れ感受性
を高め、溶接熱影響部の靱性を低下させる元素であり、
本発明では、できるだけ低減するのが望ましい。溶接割
れの観点から、0.07%までは許容できることから、本発
明では、Nは0.07%以下に限定した。なお、好ましくは
0.03%以下である。
【0020】Ti:0.15%以下、Nb:0.2 %以下、Zr:0.
15%以下、V:0.2 %以下、Ta:0.15%以下のうちから
選ばれた1種または2種以上 Ti、Nb、Zr、V、Taは、いずれも炭窒化物を形成し、母
材の強度靱性および溶接熱影響部の靱性を向上させる作
用を有し、必要に応じ選択して含有できる。また、Ti、
Nb、Zr、V、Taは、Cr炭化物をこれら元素の炭化物に置
換することにより、耐孔食性に対する有効Cr量を増加さ
せ、耐孔食性を向上させる。Ti:0.15%、Nb:0.2 %、
Zr:0.15%、V:0.2 %、Ta:0.15%を超えて含有する
と、溶接割れ感受性が高くなり溶接割れの危険性が増加
するとともに、さらに母材および溶接熱影響部の靱性を
劣化させるため、これらの値をそれぞれ各元素の上限と
するのが好ましい。なお、より好ましくは、Ti:0.01〜
0.1 %、Nb:0.01〜0.1 %、Zr:0.01〜0.1 %、V:0.
01〜0.1 %、Ta::0.01〜0.1 %である。
【0021】Ca:0.006 %以下 Caは、硫化物CaS を形成し、溶解しやすいMnS の生成を
抑制して、耐食性を向上させる作用を有している。しか
し多量の含有はクラスター状の介在物を生成させ、母材
靱性を低下させる。このため、Caは0.006 %以下に限定
するのが好ましい。
【0022】残部Feおよび不可避的不純物 上記した成分以外の残部はFeおよび不可避的不純物であ
る。なお、不可避的不純物としては、O:0.01%以下が
許容できる。また、本発明鋼管の組織は、マルテンサイ
ト相を主相とし、面積率で5%以上のオーステナイト相
を含む組織とする。本発明でいう主相とは、面積率で50
%以上を占める相をいうものとする。主相であるマルテ
ンサイト中にオーステナイトを5%以上含むことによ
り、Crの析出物、Moの析出物等が減少し耐食性が向上す
るとともに、短時間熱処理で鋼管の強度を低くできる。
一方、オーステナイト相が5%未満では、Cr、Mo析出物
が多いため、耐食性が低下する。なお、オーステナイト
相は多ければ多いほど耐食性の観点から好ましいが、し
かし35%を超えると、所定の強度が得にくくなるという
問題がある。このため、オーステナイト相は5%以上、
好ましくは35%以下とする。
【0023】本発明鋼管の組織は、上記したようにマル
テンサイトを主相とし、オーステナイトを含み、さらに
3%(面積率)以下の析出物を含む組織であるが、上記
した相以外にδ- フェライトを3%(面積率)以下含有
しても何ら問題はない。つぎに、本発明のラインパイプ
用高Crマルテンサイト系ステンレス鋼管の製造方法につ
いて説明する。
【0024】まず、上記した組成の溶鋼を、転炉、電気
炉等の通常公知の溶製方法で溶製し、連続鋳造法あるい
は鋼塊−分塊圧延によりビレット等の鋼管素材とするの
が好ましい。これら鋼管素材を、通常の造管工程、すな
わち加熱し、マンネスマン穿孔機で穿孔し、プラグミル
方式、マンドレル方式等の傾斜圧延方式ミルを用いて熱
間圧延し、所定寸法の継目無鋼管とするのが好ましい。
なお、本発明では、継目無鋼管に限定されるものではな
く、電縫鋼管、UOE鋼管、スパイラル鋼管等の溶接鋼
管を用いてもよいのはいうまでもない。
【0025】電縫鋼管は、例えば、上記した組成の鋼管
素材を熱間圧延により鋼帯とし、通常の造管工程、すな
わち、成形−溶接−矯正工程にしたがって、所定寸法の
電縫鋼管とするのが好ましい。UOE鋼管、スパイラル
鋼管も、その造管工程はとくに限定されるものではな
く、通常のUOE鋼管製造工程、スパイラル鋼管製造工
程に従い造管し、所定の寸法の鋼管とするのが好まし
い。
【0026】上記した通常の造管工程により製造され、
上記した組成を有する、所定寸法の鋼管は、Ac3変態点
以上の温度に加熱され、ついで空冷以上の冷却速度で冷
却され、焼入れ組織とされる。鋼管の加熱温度がAc3
態点未満では、加熱温度が低すぎて完全なオーステナイ
ト組織が得られず、十分な焼入れ組織が得られない。こ
こで、十分な焼入れ組織とは、面積率で95%以上の焼入
れマルテンサイトを有する組織を意味する。一方、1050
℃を超えると、オーステナイト粒が粗大化し靱性が劣化
するため、1050℃を加熱温度の上限とするのが好まし
い。
【0027】また、鋼管を加熱後、空冷以上の焼入れ冷
却速度で、室温まで冷却する。冷却は、空冷、ミスト冷
却、水冷等がいずれも好適である。焼入れ後、鋼管は52
0 ℃以上の温度で焼戻される。焼戻し条件(温度、時
間)は、オーステナイト相が5%以上生成する条件とす
るのが好ましい。焼戻し温度が520 ℃未満では、オース
テナイト相を5%以上生成させるために、長時間の焼戻
しを必要とし、生産性が阻害される。このため、焼戻し
温度は520 ℃以上の温度で、より好ましくはAc1変態点
以下の温度とするのが好ましい。なお、さらに好ましい
焼戻し温度は、600 〜650 ℃である。
【0028】
【実施例】表1に示す組成の鋼を転炉で溶製し、真空脱
ガス処理を施して精錬したのち、連続鋳造法により鋼管
素材(ビレット)とした。これらの鋼管素材を加熱し
て、マンネスマン−マンドレル方式のミルで造管し外径
273 mm×肉厚12.7mmの継目無鋼管とした。ついで、これ
ら鋼管に、表2に示す条件の熱処理(焼入れ−焼戻し)
を施し、X80グレードの鋼管とした。
【0029】これら鋼管から、試験片を採取し、組織調
査、引張試験、衝撃試験、腐食試験を実施し、強度、靱
性、耐食性を評価した。なお、焼入れままの状態で試験
片を採取し、焼入れ組織を調査した。 (1)組織調査 各鋼管の長手方向に垂直な断面について、光学顕微鏡あ
るいは走査型電子顕微鏡により組織を撮像し、画像解析
装置を用いて各相の存在面積率を測定した。また、組織
中のオーステナイト相(γ)量はX線回折法を用いて、
γの(220 )からの回折強度と、αの(211 )からの回
折強度との比から算出した。 (2)引張試験 各鋼管の長手方向から6mmφの丸棒試験片を採取し、引
張試験を実施し、降伏強さYS、引張強さTS、伸びElを測
定した。 (3)衝撃試験 各鋼管の長手方向からJIS 4 号試験片を採取し、試験温
度:−40℃で衝撃試験を実施し、シャルピー吸収エネル
ギーvE-40 を測定した。 (4)腐食試験 炭酸ガス腐食試験 各鋼管から採取した試験片(大きさ:3.0 ×25×50mm)
を、オートクレーブで3.0MPaの炭酸ガスを飽和した25質
量%NaCl水溶液(液温:100 ℃)中に7日間浸漬したの
ち引上げた。引上げた試験片について、腐食生成物を除
去したのち、孔食の有無を目視により調査した。その
後、腐食試験後の試験片重量を測定し板厚減少量に換算
し、腐食速度(mm/y)を求めた。
【0030】これらの結果から、孔食の発生したものは
○、孔食の発生しなかったものは×として、耐孔食性を
評価した。また、腐食速度:0.127mm/y を限界値とし、
この限界値以上の腐食速度を示すものは×、限界値未満
の腐食速度を示すものは○として、耐炭酸ガス腐食性を
評価した。 SSC試験 各鋼管から採取した試験片(サイズ:6.4mm φ)を用
い、NACE-TM 0177 method A の規定に準じ、定荷重試験
を実施し、耐SSC 性を評価した。試験液は、5質量%Na
Cl+0.5 質量%CH3COOH 水溶液とし、CH3COONaを添加し
pH3.5 に調整した。また、試験液中に1%H2S +99%CO
2 の混合ガスを吹込みながら試験を行った。なお、負荷
応力は90%YSとし、試験時間は720 hとした。なお、YS
はX80の規格下限の降伏応力(654MPa)を使用した。
【0031】また、同一種類の鋼管(長さ:0.5 m)を
2本用意し、端部(V開先加工)同士を突き合わせて、
GMAW溶接法を用い円周溶接し鋼管継手を作製した。
作製した鋼管継手部について、溶接割れの発生の有無を
調査した。円周溶接の溶接条件は、入熱:19.5kJ/cm
(電圧:14.5V、電流:157 A、溶接速度:7.0 cm/mi
n)のGMAW溶接法とし、予熱、後熱はなしとした。
【0032】また、溶接割れの調査は、溶接の断面観察
によった。溶接割れの発生なしを○、割れ発生有りを×
とし、溶接割れ性を評価した。また、鋼管継手部の溶接
熱影響部(HAZ)(ボンドから1mm)からシャルピー
衝撃試験片(JIS 4 号試験片)を採取し、試験温度:−
40℃におけるシャルピー吸収エネルギーvE-40 を求め
た。
【0033】これらの結果を表2に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】本発明例は、いずれも優れた強度、靱性を
有し、さらに予熱および後熱処理を行うことなく円周溶
接でき、耐溶接割れ性、溶接熱影響部靱性ともに優れる
うえ、炭酸ガスを含む腐食環境下でも耐孔食性、耐全面
腐食性に優れ、さらに硫化水素を含む腐食環境下で耐SS
C 性に優れた鋼管となっていることがわかる。これに対
し、本発明の範囲を外れる比較例は、上記した特性のい
ずれか一つ以上が劣化している。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、炭酸ガスを含む腐食環
境、あるいは硫化水素を含む腐食環境においても耐食性
に優れ、かつ予熱、後熱処理を必要とせず円周溶接が可
能な、ラインパイプ用高Crマルテンサイト系ステンレス
鋼管が、安価にしかも容易に製造でき、産業上格段の効
果を奏する。また、本発明によれば、石油・天然ガスを
輸送するパイプラインが安価に製造できる。
フロントページの続き (72)発明者 豊岡 高明 愛知県半田市川崎町1丁目1番地 川崎製 鉄株式会社知多製造所内 (72)発明者 村瀬 文夫 愛知県半田市川崎町1丁目1番地 川崎製 鉄株式会社知多製造所内 Fターム(参考) 4K042 AA06 BA06 BA11 CA03 CA07 CA08 CA09 CA10 CA11 CA12 CA13 CA16 DA01 DA02 DC02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質量%で、 C:0.02%以下、 Si:1.0 %以下、 Mn:0.2 〜3.0 %、 P:0.05%以下、 S:0.005 %以下、 Cr:10〜14%、 Ni:0.2 〜7.0 %、 Mo:0.2 〜3.0 %、 Al:0.1 %以下、 N:0.07%以下 を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成と、
    マルテンサイト相を主相とし、面積率で5%以上のオー
    ステナイト相を含む組織を有することを特徴とする耐食
    性および溶接性に優れたラインパイプ用高Crマルテンサ
    イト系ステンレス鋼管。
  2. 【請求項2】 前記組成に加えてさらに、質量%で、T
    i:0.15%以下、Nb:0.2 %以下、Zr:0.15%以下、
    V:0.2 %以下、Ta:0.15%以下のうちから選ばれた1
    種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1
    に記載のラインパイプ用高Crマルテンサイト系ステンレ
    ス鋼管。
  3. 【請求項3】 前記組成に加えてさらに、質量%で、C
    a:0.006 %以下を含有することを特徴とする請求項1
    または2に記載のラインパイプ用高Crマルテンサイト系
    ステンレス鋼管。
  4. 【請求項4】 質量%で、 C:0.02%以下、 Si:1.0 %以下、 Mn:0.2 〜3.0 %、 P:0.05%以下、 S:0.005 %以下、 Cr:10〜14%、 Ni:0.2 〜7.0 %、 Mo:0.2 〜3.0 %、 Al:0.1 %以下、 N:0.07%以下 を含む組成を有する鋼素材を用いて造管し所定の寸法の
    鋼管としたのち、該鋼管を、Ac3変態点以上の温度に加
    熱し、ついで冷却して焼入れ組織としたのち、520 ℃以
    上の温度で焼戻しを行い、オーステナイト相を析出さ
    せ、マルテンサイト相を主相とし、面積率で5%以上の
    オーステナイト相を含む組織とすることを特徴とする耐
    食性および溶接性に優れたラインパイプ用高Crマルテン
    サイト系ステンレス鋼管の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記組成に加えてさらに、質量%で、T
    i:0.15%以下、Nb:0.2 %以下、Zr:0.15%以下、
    V:0.2 %以下、Ta:0.15%以下のうちから選ばれた1
    種または2種以上を含有することを特徴とする請求項4
    に記載のラインパイプ用高Crマルテンサイト系ステンレ
    ス鋼管の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記組成に加えてさらに、質量%で、C
    a:0.006 %以下を含有することを特徴とする請求項4
    または5に記載のラインパイプ用高Crマルテンサイト系
    ステンレス鋼管の製造方法。
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