JP2002154367A - 車両の荷室構造 - Google Patents
車両の荷室構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 荷室本体内に収容された荷物の移動に要する
労力を軽減するとともに作業工数を削減することのでき
る車両の荷室構造を提供する。 【解決手段】 レール6は、荷室本体の奥側から荷物出
し入れ口に向かって延びる。スライダ7は、レール6内
にスライド可能に配置される。リンク10は、スライダ
7に対し傾斜姿勢と起立姿勢との間で回動可能に設けら
れる。荷物載置台13は、リンク10が傾斜姿勢のとき
は下動し、リンク10が起立姿勢のときは上動する。引
張り手段17は、スライダ7を荷物出し入れ口側に引張
る。当接部14は、荷物載置台13と荷物との相対移動
を規制する。
労力を軽減するとともに作業工数を削減することのでき
る車両の荷室構造を提供する。 【解決手段】 レール6は、荷室本体の奥側から荷物出
し入れ口に向かって延びる。スライダ7は、レール6内
にスライド可能に配置される。リンク10は、スライダ
7に対し傾斜姿勢と起立姿勢との間で回動可能に設けら
れる。荷物載置台13は、リンク10が傾斜姿勢のとき
は下動し、リンク10が起立姿勢のときは上動する。引
張り手段17は、スライダ7を荷物出し入れ口側に引張
る。当接部14は、荷物載置台13と荷物との相対移動
を規制する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貨物車両等のよう
な積載系の車両の荷室構造に関する。
な積載系の車両の荷室構造に関する。
【0002】
【従来の技術】貨物車両では、配達前の商品を入れたパ
レット(身入りパレットという)を荷室本体内すなわち
荷室に収容して配達が行われる。配達に際し、身入りパ
レットを搬出して空いたスペースに、回収したパレット
(空パレットという)が逐次収容されていく。そして、
例えば、身入りパレットが半分程度に減少したところ
で、身入りパレットと空パレットとの配置換えが行われ
る。すなわち、荷室本体内の奥側に収容した身入りパレ
ットを荷物出し入れ口側に移動させて、空パレットを荷
室本体内の奥側に移動させる。
レット(身入りパレットという)を荷室本体内すなわち
荷室に収容して配達が行われる。配達に際し、身入りパ
レットを搬出して空いたスペースに、回収したパレット
(空パレットという)が逐次収容されていく。そして、
例えば、身入りパレットが半分程度に減少したところ
で、身入りパレットと空パレットとの配置換えが行われ
る。すなわち、荷室本体内の奥側に収容した身入りパレ
ットを荷物出し入れ口側に移動させて、空パレットを荷
室本体内の奥側に移動させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、身入り
パレットと空パレットの配置換え作業にあっては、身入
りパレットが重く、また、フロア面との摩擦が大きいた
め、身入りパレットの移動に多大な労力を必要とし、作
業工数もかかるという問題があった。また、配置換え作
業をしないにしても、荷室本体内の奥側に収容した重い
身入りパレットを荷物出し入れ口側に移動させるために
は、多大な労力を必要とし、作業工数がかかる。
パレットと空パレットの配置換え作業にあっては、身入
りパレットが重く、また、フロア面との摩擦が大きいた
め、身入りパレットの移動に多大な労力を必要とし、作
業工数もかかるという問題があった。また、配置換え作
業をしないにしても、荷室本体内の奥側に収容した重い
身入りパレットを荷物出し入れ口側に移動させるために
は、多大な労力を必要とし、作業工数がかかる。
【0004】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、荷室本体内に収容された荷物の移動に要する労力を
軽減するとともに作業工数を削減することのできる車両
の荷室構造を提供することにある。
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、荷室本体内に収容された荷物の移動に要する労力を
軽減するとともに作業工数を削減することのできる車両
の荷室構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題は、特許請求の
範囲の欄に記載された構成を要旨とする車両の荷室構造
により解決することができる。請求項1に記載された車
両の荷室構造によると、リンクが傾斜姿勢のときは、荷
物載置台の荷物載置面が荷室本体のフロア面と略面一と
なる位置またはこれより低い位置に位置する。このと
き、荷物載置台及びスライダは、荷室本体の奥側に移動
させておく。また、荷室本体内の奥側に収容される荷物
は、荷物載置面を跨いだ状態でフロア面上に載置され
る。なお、荷物載置面がフロア面と略面一となるとき
は、荷物がフロア面及び荷物載置面上に載置される。そ
して、引張り手段でスライダを荷物出し入れ口側に引張
ると、スライダ及び荷物載置台がレールに沿って移動す
るにともない、荷物載置台の当接部が荷物に当接し、荷
物載置台と荷物との相対移動が規制される。すると、該
荷物載置台に対しスライダが相対移動することによっ
て、リンクが起立姿勢に回動されるにともない荷物載置
台が上動する。これにより、該荷物載置台の荷物載置面
によって、前記荷物がフロア面より上方へ持ち上げられ
る。その後、荷物を持ち上げた荷物載置台がスライダと
ともに荷物出し入れ口に向かって移動されることによ
り、荷物が荷物出し入れ口側に移動される。したがっ
て、上記した構成によれば、荷室本体の奥側に収容され
た荷物を容易に荷物出し入れ口へ移動することができ
る。このため、荷室本体内に収容された荷物の移動に要
する労力を軽減するとともに作業工数を削減することが
できる。
範囲の欄に記載された構成を要旨とする車両の荷室構造
により解決することができる。請求項1に記載された車
両の荷室構造によると、リンクが傾斜姿勢のときは、荷
物載置台の荷物載置面が荷室本体のフロア面と略面一と
なる位置またはこれより低い位置に位置する。このと
き、荷物載置台及びスライダは、荷室本体の奥側に移動
させておく。また、荷室本体内の奥側に収容される荷物
は、荷物載置面を跨いだ状態でフロア面上に載置され
る。なお、荷物載置面がフロア面と略面一となるとき
は、荷物がフロア面及び荷物載置面上に載置される。そ
して、引張り手段でスライダを荷物出し入れ口側に引張
ると、スライダ及び荷物載置台がレールに沿って移動す
るにともない、荷物載置台の当接部が荷物に当接し、荷
物載置台と荷物との相対移動が規制される。すると、該
荷物載置台に対しスライダが相対移動することによっ
て、リンクが起立姿勢に回動されるにともない荷物載置
台が上動する。これにより、該荷物載置台の荷物載置面
によって、前記荷物がフロア面より上方へ持ち上げられ
る。その後、荷物を持ち上げた荷物載置台がスライダと
ともに荷物出し入れ口に向かって移動されることによ
り、荷物が荷物出し入れ口側に移動される。したがっ
て、上記した構成によれば、荷室本体の奥側に収容され
た荷物を容易に荷物出し入れ口へ移動することができ
る。このため、荷室本体内に収容された荷物の移動に要
する労力を軽減するとともに作業工数を削減することが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を参照して説明する。図1は車両の荷室構造を示す略
体斜視図である。図1において、貨物車両(単に、車両
という)1は、箱型の荷室本体2を備えている。荷室本
体2は、前側壁2aと左側壁2cと右側壁2dと天井2
eとフロア2fとを有しており、後側面を荷物の出し入
れのための荷物出し入れ口2bとして開口する荷室を形
成している。荷室本体2は、荷物出し入れ口2bを開閉
するための例えば周知の観音開き式のドア(図示省略)
を備えている。なお、荷室の前後左右の各方向について
は、各図に矢印で示す通りに定める。
面を参照して説明する。図1は車両の荷室構造を示す略
体斜視図である。図1において、貨物車両(単に、車両
という)1は、箱型の荷室本体2を備えている。荷室本
体2は、前側壁2aと左側壁2cと右側壁2dと天井2
eとフロア2fとを有しており、後側面を荷物の出し入
れのための荷物出し入れ口2bとして開口する荷室を形
成している。荷室本体2は、荷物出し入れ口2bを開閉
するための例えば周知の観音開き式のドア(図示省略)
を備えている。なお、荷室の前後左右の各方向について
は、各図に矢印で示す通りに定める。
【0007】前記荷室本体2のフロア2fには、荷室の
奥部(前半部が相当する)に収容した荷物を後方の荷物
出し入れ口2bへ移動させるための4台の荷物移動装置
5が左右方向に並設されている。なお、各荷物移動装置
5は、実質的に同一構成を有するものであるから、その
うちの左端側の1台の荷物移動装置5について説明し、
その他の荷物移動装置5についてはその説明を省略す
る。
奥部(前半部が相当する)に収容した荷物を後方の荷物
出し入れ口2bへ移動させるための4台の荷物移動装置
5が左右方向に並設されている。なお、各荷物移動装置
5は、実質的に同一構成を有するものであるから、その
うちの左端側の1台の荷物移動装置5について説明し、
その他の荷物移動装置5についてはその説明を省略す
る。
【0008】図2に荷物移動装置5の待機状態の略体側
面図、図3に荷物移動装置5の作動状態の略体側面図が
示されている。図2及び図3に示すように、荷物移動装
置5は、レール6とスライダ7とリンク10と荷物載置
台13とケーブル17とを備えている。以下、順に説明
する。
面図、図3に荷物移動装置5の作動状態の略体側面図が
示されている。図2及び図3に示すように、荷物移動装
置5は、レール6とスライダ7とリンク10と荷物載置
台13とケーブル17とを備えている。以下、順に説明
する。
【0009】レール6から説明する。図2の他、図2の
IV−IV線断面図を示した図4に示すように、レール
6は、前記荷室本体2のフロア2fに対し該荷室本体2
の奥(前端部)から後方の荷物出し入れ口2b(図1参
照)に向かって延びるように敷設されている。レール6
は、前記荷室本体2のフロア面F(フロア2fの上面が
相当する。)より下方に配置されている。図4に示すよ
うに、レール6の上面6aは、フロア面Fと略同一面を
なしている。レール6には、略全長に渡って略四角筒状
をなす複数本のレール溝6Aが形成されている。レール
6は、レール溝6Aを略全長に渡ってフロア面Fすなわ
ち上面6aに開放する開口6Bを有している。
IV−IV線断面図を示した図4に示すように、レール
6は、前記荷室本体2のフロア2fに対し該荷室本体2
の奥(前端部)から後方の荷物出し入れ口2b(図1参
照)に向かって延びるように敷設されている。レール6
は、前記荷室本体2のフロア面F(フロア2fの上面が
相当する。)より下方に配置されている。図4に示すよ
うに、レール6の上面6aは、フロア面Fと略同一面を
なしている。レール6には、略全長に渡って略四角筒状
をなす複数本のレール溝6Aが形成されている。レール
6は、レール溝6Aを略全長に渡ってフロア面Fすなわ
ち上面6aに開放する開口6Bを有している。
【0010】次に、スライダ7を説明する。図4に示す
ように、スライダ7は、前記レール6のレール溝6Aに
対し前後方向(図4において紙面表裏方向)にスライド
可能に配置されている。スライダ7は、断面ほぼU字状
の長尺材によって形成されている(図5の斜視図参
照)。図4に示すように、スライダ7の上端部は、フロ
ア面Fより下方に位置している。なおスライダ7は、例
えばレール6の長さの略半分程度の長さを有している。
ように、スライダ7は、前記レール6のレール溝6Aに
対し前後方向(図4において紙面表裏方向)にスライド
可能に配置されている。スライダ7は、断面ほぼU字状
の長尺材によって形成されている(図5の斜視図参
照)。図4に示すように、スライダ7の上端部は、フロ
ア面Fより下方に位置している。なおスライダ7は、例
えばレール6の長さの略半分程度の長さを有している。
【0011】図4及び図5に示すように、前記スライダ
7の前後両端部には、左右一対をなすローラ8がローラ
軸9によって回転可能に支持されている。ローラ8は、
前記レール6のレール溝6Aの底面上にそれぞれ転動可
能に支持されている。これにより、スライダ7がレール
6に対し前後方向(図4において紙面表裏方向)にスラ
イドすなわち移動可能に設けられている。
7の前後両端部には、左右一対をなすローラ8がローラ
軸9によって回転可能に支持されている。ローラ8は、
前記レール6のレール溝6Aの底面上にそれぞれ転動可
能に支持されている。これにより、スライダ7がレール
6に対し前後方向(図4において紙面表裏方向)にスラ
イドすなわち移動可能に設けられている。
【0012】次に、リンク10を説明する。図4及び図
5に示すように、リンク10は、スライダ7に対し左右
対称状に配置される左右2本を1組として前後2組の計
4本配設されている。各リンク10の下端部は、前記ス
ライダ7に内側面に対し軸支すなわち軸11により回動
可能に取付けられている。リンク10は、前記荷物出し
入れ口2b(図1参照)に向かって傾斜する傾斜姿勢
(図2参照)と、略垂直に起立する起立姿勢(図3参
照)との間で回動可能に設けられている。なお図4で
は、左右の各リンク10の下端部が共通の軸11によっ
て軸支されているが、個別の軸によって軸支することが
できる。
5に示すように、リンク10は、スライダ7に対し左右
対称状に配置される左右2本を1組として前後2組の計
4本配設されている。各リンク10の下端部は、前記ス
ライダ7に内側面に対し軸支すなわち軸11により回動
可能に取付けられている。リンク10は、前記荷物出し
入れ口2b(図1参照)に向かって傾斜する傾斜姿勢
(図2参照)と、略垂直に起立する起立姿勢(図3参
照)との間で回動可能に設けられている。なお図4で
は、左右の各リンク10の下端部が共通の軸11によっ
て軸支されているが、個別の軸によって軸支することが
できる。
【0013】次に、荷物載置台13を説明する。図4及
び図5に示すように、荷物載置台13は、断面ほぼ逆U
字状の長尺材によって形成されている(図5参照)。図
4に示すように、荷物載置台13の上端部すなわち上面
は、荷物を載置可能な荷物載置面13aとなっている。
なお荷物載置台13は、例えばスライダ7と同程度の長
さを有している。
び図5に示すように、荷物載置台13は、断面ほぼ逆U
字状の長尺材によって形成されている(図5参照)。図
4に示すように、荷物載置台13の上端部すなわち上面
は、荷物を載置可能な荷物載置面13aとなっている。
なお荷物載置台13は、例えばスライダ7と同程度の長
さを有している。
【0014】図4及び図5に示すように、前記荷物載置
台13の外側面には、前記各リンク10の上端部がそれ
ぞれ軸支すなわち軸12により回動可能に取付けられて
いる。荷物載置台13は各リンク10の回動によって図
2及び図3に示すように上下動される。すなわち、荷物
載置台13は、各リンク10が傾斜姿勢(図2参照)の
ときは下動状態となり、また、各リンク10が前記起立
姿勢(図3参照)のときは上動状態となる。なお図4で
は、左右の各リンク10の上端部が共通の軸12によっ
て軸支されているが、個別の軸によって軸支することが
できる。
台13の外側面には、前記各リンク10の上端部がそれ
ぞれ軸支すなわち軸12により回動可能に取付けられて
いる。荷物載置台13は各リンク10の回動によって図
2及び図3に示すように上下動される。すなわち、荷物
載置台13は、各リンク10が傾斜姿勢(図2参照)の
ときは下動状態となり、また、各リンク10が前記起立
姿勢(図3参照)のときは上動状態となる。なお図4で
は、左右の各リンク10の上端部が共通の軸12によっ
て軸支されているが、個別の軸によって軸支することが
できる。
【0015】前記荷物載置台13が下動状態にあるとき
は、図2に示すように、荷物載置面13aが前記レール
6の開口6Bに臨んで前記フロア面Fと略面一となる位
置(またはこれより低い位置)に位置する。なお、荷物
載置台13の下動状態は、「荷物移動装置5の待機状
態」に相当する。また、荷物載置台13が上動状態にあ
るときは、図3に示すように、荷物載置面13aが前記
レール6の開口6Bより突出して前記フロア面Fより高
い位置に位置する。荷物載置台13の上動状態は、「荷
物移動装置5の作動状態」に相当する。
は、図2に示すように、荷物載置面13aが前記レール
6の開口6Bに臨んで前記フロア面Fと略面一となる位
置(またはこれより低い位置)に位置する。なお、荷物
載置台13の下動状態は、「荷物移動装置5の待機状
態」に相当する。また、荷物載置台13が上動状態にあ
るときは、図3に示すように、荷物載置面13aが前記
レール6の開口6Bより突出して前記フロア面Fより高
い位置に位置する。荷物載置台13の上動状態は、「荷
物移動装置5の作動状態」に相当する。
【0016】前記リンク10は、図略のストッパに当接
することにより回動範囲が制限されている。また、前記
リンク10と前記スライダ7間、またはリンク10と荷
物載置台13間に、リンクを起立姿勢に保持するロック
機構を設けてもよい。
することにより回動範囲が制限されている。また、前記
リンク10と前記スライダ7間、またはリンク10と荷
物載置台13間に、リンクを起立姿勢に保持するロック
機構を設けてもよい。
【0017】図5に示すように、前記荷物載置台13の
前端部上には、左右方向に延びる当接部材14が固定さ
れている。当接部材14は、断面ほぼL字状の長尺材に
よって形成されており、荷物載置台13上に置かれる荷
物Lに当接可能に形成されている(図2及び図3参
照)。なお、当接部材14は本明細書でいう「当接部」
に相当する。
前端部上には、左右方向に延びる当接部材14が固定さ
れている。当接部材14は、断面ほぼL字状の長尺材に
よって形成されており、荷物載置台13上に置かれる荷
物Lに当接可能に形成されている(図2及び図3参
照)。なお、当接部材14は本明細書でいう「当接部」
に相当する。
【0018】図5に示すように、前記当接部材14の両
端部の下側には、前後方向に伸びるガイド部材15がブ
ラケット16を介して固定されている。ガイド部材15
は、断面ほぼコ字状の短尺材によって形成されている。
ガイド部材15は、図6に断面図で示すように、前記レ
ール6のレール溝6A内に配置されている。したがっ
て、ガイド部材15がレール6によって案内されること
によって、荷物載置台13等が軌道から外れることが防
止される。なお、ガイド部材15は、丸パイプ材で形成
することかできる。
端部の下側には、前後方向に伸びるガイド部材15がブ
ラケット16を介して固定されている。ガイド部材15
は、断面ほぼコ字状の短尺材によって形成されている。
ガイド部材15は、図6に断面図で示すように、前記レ
ール6のレール溝6A内に配置されている。したがっ
て、ガイド部材15がレール6によって案内されること
によって、荷物載置台13等が軌道から外れることが防
止される。なお、ガイド部材15は、丸パイプ材で形成
することかできる。
【0019】次に、ケーブル17を説明する。図5に示
すように、ケーブル17の一端部は、前記スライダ7の
後端部に連結軸17aを介して接続されている。また、
図1に示すように、荷室本体2の荷室の壁面とくに荷物
出し入れ口2bの周辺部には、適数個(図1では3個を
示す)の滑車20,21,22が配置されている。ケー
ブル17は、各滑車20,21,22を経由しており、
その端末部が滑車22から吊り下がっている。ケーブル
17の端末部には、ハンドル18が設けられている。し
たがって、ハンドル18を下方へ引張ることにより、ケ
ーブル17が各滑車20,21,22を経由して牽引さ
れ、これによって、スライダ7を後方へ引張ることがで
きる。なお、ケーブル17は本明細書でいう引張り手段
に相当する。
すように、ケーブル17の一端部は、前記スライダ7の
後端部に連結軸17aを介して接続されている。また、
図1に示すように、荷室本体2の荷室の壁面とくに荷物
出し入れ口2bの周辺部には、適数個(図1では3個を
示す)の滑車20,21,22が配置されている。ケー
ブル17は、各滑車20,21,22を経由しており、
その端末部が滑車22から吊り下がっている。ケーブル
17の端末部には、ハンドル18が設けられている。し
たがって、ハンドル18を下方へ引張ることにより、ケ
ーブル17が各滑車20,21,22を経由して牽引さ
れ、これによって、スライダ7を後方へ引張ることがで
きる。なお、ケーブル17は本明細書でいう引張り手段
に相当する。
【0020】上記した車両1の荷室構造において、図2
に示すように、リンク10が傾斜姿勢のときは、荷物載
置台13が下動状態にある。このため、荷物載置台13
の荷物載置面13aがレール6の開口6B(図4参照)
に臨んで荷室本体2(図1参照)のフロア面Fと略面一
となる位置(またはこれより低い位置)に位置する(図
4中、実線参照)。このとき、荷物載置台13及びスラ
イダ7は、荷室本体2(図1参照)の奥側に移動させて
おく(図1参照)。また、荷室本体2内の荷室に収容さ
れる荷物(例えば身入りパレット)L(図2参照)のう
ち、荷室本体2内の奥側に収容される荷物Lは、荷物載
置面13aを跨いだ状態でフロア面F上に載置される。
なお、荷物載置面13aがフロア面Fと略面一となると
きは、荷物Lがフロア面F及び荷物載置面13a上に載
置される。
に示すように、リンク10が傾斜姿勢のときは、荷物載
置台13が下動状態にある。このため、荷物載置台13
の荷物載置面13aがレール6の開口6B(図4参照)
に臨んで荷室本体2(図1参照)のフロア面Fと略面一
となる位置(またはこれより低い位置)に位置する(図
4中、実線参照)。このとき、荷物載置台13及びスラ
イダ7は、荷室本体2(図1参照)の奥側に移動させて
おく(図1参照)。また、荷室本体2内の荷室に収容さ
れる荷物(例えば身入りパレット)L(図2参照)のう
ち、荷室本体2内の奥側に収容される荷物Lは、荷物載
置面13aを跨いだ状態でフロア面F上に載置される。
なお、荷物載置面13aがフロア面Fと略面一となると
きは、荷物Lがフロア面F及び荷物載置面13a上に載
置される。
【0021】前記荷室本体2内に収容された荷物L(図
2参照)のうち、荷物出し入れ口2b側の荷物が先に運
び出される。そして、荷物載置台13で持ち上げ可能な
荷物より後方の荷物が運び出されたならば、ハンドル1
8(図1参照)を下方へ引張ることにより、ケーブル1
7が各滑車20,21,22を経由して牽引され、ひい
てはスライダ7が荷物出し入れ口2b側へ引張られる。
2参照)のうち、荷物出し入れ口2b側の荷物が先に運
び出される。そして、荷物載置台13で持ち上げ可能な
荷物より後方の荷物が運び出されたならば、ハンドル1
8(図1参照)を下方へ引張ることにより、ケーブル1
7が各滑車20,21,22を経由して牽引され、ひい
てはスライダ7が荷物出し入れ口2b側へ引張られる。
【0022】すると、スライダ7及び荷物載置台13が
レール6に沿って移動するにともない、荷物載置台13
の当接部材14が前端側の荷物Lに当接し、荷物載置台
13と荷物Lとの相対移動が規制される(図2参照)。
すると、該荷物載置台13に対しスライダ7が相対移動
することによって、図3に示すように、リンク10が起
立姿勢に回動されるにともない荷物載置台13が上動す
る。これにより、該荷物載置台13の荷物載置面13a
によって、前記荷物Lがフロア面Fより上方へ持ち上げ
られる(図4中、二点鎖線L参照)。その後、荷物Lを
持ち上げた荷物載置台13がスライダ7とともに荷物出
し入れ口2b(図1参照)に向かって移動されることに
より、荷物Lが荷物出し入れ口2b側に移動される。
レール6に沿って移動するにともない、荷物載置台13
の当接部材14が前端側の荷物Lに当接し、荷物載置台
13と荷物Lとの相対移動が規制される(図2参照)。
すると、該荷物載置台13に対しスライダ7が相対移動
することによって、図3に示すように、リンク10が起
立姿勢に回動されるにともない荷物載置台13が上動す
る。これにより、該荷物載置台13の荷物載置面13a
によって、前記荷物Lがフロア面Fより上方へ持ち上げ
られる(図4中、二点鎖線L参照)。その後、荷物Lを
持ち上げた荷物載置台13がスライダ7とともに荷物出
し入れ口2b(図1参照)に向かって移動されることに
より、荷物Lが荷物出し入れ口2b側に移動される。
【0023】上記した車両1の荷室構造によると、荷室
本体2(図1参照)の奥側に収容された荷物Lを容易に
荷物出し入れ口2bへ移動することができる。このた
め、荷室本体2内に収容された荷物Lの移動に要する労
力を軽減するとともに作業工数を削減することができ
る。
本体2(図1参照)の奥側に収容された荷物Lを容易に
荷物出し入れ口2bへ移動することができる。このた
め、荷室本体2内に収容された荷物Lの移動に要する労
力を軽減するとともに作業工数を削減することができ
る。
【0024】また、例えば、図7に斜視図で示すよう
に、荷室本体2の壁面とくに荷物出し入れ口2bの上端
部に、ケーブル17の端末部を巻き取り及び巻戻し可能
な電動式のウインチ19を装備することができる。この
ようにすると、ケーブル17の引張りすなわち巻取りを
自動化することができる。なお、ケーブル17の巻戻し
は手動で行なうことができる。
に、荷室本体2の壁面とくに荷物出し入れ口2bの上端
部に、ケーブル17の端末部を巻き取り及び巻戻し可能
な電動式のウインチ19を装備することができる。この
ようにすると、ケーブル17の引張りすなわち巻取りを
自動化することができる。なお、ケーブル17の巻戻し
は手動で行なうことができる。
【0025】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、荷物移動装置5の台数は適宜変
更することができる。また、引張り手段には、ケーブル
17に代え、電動式のモーターを駆動源とするラックア
ンドピニオン機構を採用することが考えられる。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、荷物移動装置5の台数は適宜変
更することができる。また、引張り手段には、ケーブル
17に代え、電動式のモーターを駆動源とするラックア
ンドピニオン機構を採用することが考えられる。
【0026】
【発明の効果】本発明の車両の荷室構造によれば、荷室
本体の奥側に収容された荷物を容易に荷物出し入れ口へ
移動することができるため、荷室本体内に収容された荷
物の移動に要する労力を軽減するとともに作業工数を削
減することができる。
本体の奥側に収容された荷物を容易に荷物出し入れ口へ
移動することができるため、荷室本体内に収容された荷
物の移動に要する労力を軽減するとともに作業工数を削
減することができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る車両の荷室構造を
示す略体斜視図である。
示す略体斜視図である。
【図2】荷物移動装置を待機状態で示す略体側面図であ
る。
る。
【図3】荷物移動装置を作動状態で示す略体側面図であ
る。
る。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】荷物移動装置の主要構成部材を示す略体斜視図
である。
である。
【図6】ガイド部材を示す断面図である。
【図7】荷物移動装置の変更例を示す略体斜視図であ
る。
る。
1 車両 2 荷室本体 2b 荷物出し入れ口 6 レール 6B 開口 7 スライダ 10 リンク 13 荷物載置台 13a 荷物載置面 14 当接部(当接部材) 17 ケーブル(引張り手段) F フロア面
Claims (1)
- 【請求項1】 側面に荷物出し入れ口を有するとともに
該荷物出し入れ口を開閉するドアを備えた箱型の荷室本
体と、 該荷室本体のフロア面より下方に配置されるとともに、
略全長に渡ってフロア面に開放する開口を有し、該荷室
本体の奥側から前記荷物出し入れ口に向かって延びるレ
ールと、 該レール内にスライド可能に配置され、上端部が前記フ
ロア面より下方に位置するスライダと、 下端部が前記スライダに軸支され、荷物出し入れ口に向
かって傾斜する傾斜姿勢と、略垂直に起立する起立姿勢
との間で回動可能に設けられたリンクと、 該リンクの上端部に軸支され、上端部に荷物を載置可能
な荷物載置面を有し、リンクが前記傾斜姿勢のときは前
記荷物載置面が前記レールの開口に臨んで前記フロア面
と略面一となる位置またはこれより低い位置に位置し、
リンクが前記起立姿勢のときは前記荷物載置面が前記レ
ールの開口より突出して前記フロア面より高い位置に位
置する荷物載置台と、 前記スライダを前記荷物出し入れ口側に引張る引張り手
段と、 前記荷物載置台に設けられ、荷物載置台を前記引張り手
段で引張ったときに該荷物載置台上にある荷物に当接し
て荷物載置台と該荷物との相対移動を規制する当接部
と、 を備えることを特徴とする車両の荷室構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000356627A JP2002154367A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 車両の荷室構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000356627A JP2002154367A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 車両の荷室構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002154367A true JP2002154367A (ja) | 2002-05-28 |
Family
ID=18828837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000356627A Pending JP2002154367A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 車両の荷室構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002154367A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006082011A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Nakabayashi Co Ltd | 廃棄物破砕車 |
| WO2008153048A1 (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-18 | Shiroki Corporation | 車両用スライドデッキ装置 |
-
2000
- 2000-11-22 JP JP2000356627A patent/JP2002154367A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006082011A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Nakabayashi Co Ltd | 廃棄物破砕車 |
| WO2008153048A1 (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-18 | Shiroki Corporation | 車両用スライドデッキ装置 |
| JP2008307957A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Shiroki Corp | 車両用スライドデッキ装置 |
| US8066314B2 (en) | 2007-06-13 | 2011-11-29 | Shiroki Corporation | Slide deck device for vehicle |
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