JP2002187155A - 発泡成形における冷却方法 - Google Patents
発泡成形における冷却方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】表面部材と発泡成形体とからなる複合成形体を
一体成形する発泡成形方法の冷却工程において、その複
合成形体を短時間に、かつ均一に冷却する。 【解決手段】開閉自在な一対の金型21、22間に設け
られるキャビティ11の内面に沿って、前記表側部材1
2、裏側部材13のような表面部材を配置し、そのキャ
ビティ11に原料ビーズを充填し、前記用役を用いて、
キャビティ11内に充填した原料ビーズを加熱、融着し
て一体化させ、前記表面部材と発泡成形体とからなる複
合成形体を一体成形する発泡成形方法において、スチー
ムによる前記加熱工程後に、裏側部材13と金型22の
内面との間の隙間41に、複数の給排水口4から冷却水
を通水して複合成形体を直接に冷却する。
一体成形する発泡成形方法の冷却工程において、その複
合成形体を短時間に、かつ均一に冷却する。 【解決手段】開閉自在な一対の金型21、22間に設け
られるキャビティ11の内面に沿って、前記表側部材1
2、裏側部材13のような表面部材を配置し、そのキャ
ビティ11に原料ビーズを充填し、前記用役を用いて、
キャビティ11内に充填した原料ビーズを加熱、融着し
て一体化させ、前記表面部材と発泡成形体とからなる複
合成形体を一体成形する発泡成形方法において、スチー
ムによる前記加熱工程後に、裏側部材13と金型22の
内面との間の隙間41に、複数の給排水口4から冷却水
を通水して複合成形体を直接に冷却する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアコンのドレン
パン部材や自動車用ダッシュボードなど複合発泡成形体
の成形方法に関するもので、特に、表皮部材と裏側基材
など表面部材と発泡部材とからなる複合成形体を一体成
形するための発泡成形方法の改良に関する。
パン部材や自動車用ダッシュボードなど複合発泡成形体
の成形方法に関するもので、特に、表皮部材と裏側基材
など表面部材と発泡部材とからなる複合成形体を一体成
形するための発泡成形方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の出願人は、先に特願2000−
24123号として、前記複合成形体の発泡成形装置を
提案している。この発泡成形装置について、図4を用い
て概説すると、表側部材12と裏側部材13とを発泡成
形体を介して一体化して成形するための発泡複合成形体
の成形装置であって、発泡成形体が成形されるキャビテ
ィ11を形成する型閉め、型開き可能な1組の金型の一
方の金型を表側部材12を添付する金型21とし、他方
の金型を裏側部材13を添付する金型22とし、その裏
側部材側の金型22には、発泡性樹脂からなる原料ビー
ズを送入する充填器23を配設するとともに、複数の用
役ノズル3を、前記キャビティ11に開口させたノズル
開口31にそれぞれ配置している。
24123号として、前記複合成形体の発泡成形装置を
提案している。この発泡成形装置について、図4を用い
て概説すると、表側部材12と裏側部材13とを発泡成
形体を介して一体化して成形するための発泡複合成形体
の成形装置であって、発泡成形体が成形されるキャビテ
ィ11を形成する型閉め、型開き可能な1組の金型の一
方の金型を表側部材12を添付する金型21とし、他方
の金型を裏側部材13を添付する金型22とし、その裏
側部材側の金型22には、発泡性樹脂からなる原料ビー
ズを送入する充填器23を配設するとともに、複数の用
役ノズル3を、前記キャビティ11に開口させたノズル
開口31にそれぞれ配置している。
【0003】この事例では、用役ノズル3は、3a、3
b、3cの3本、3d、3e、3fの3本の計6本を示
している。そして、それらの用役ノズル3は、排気、加
熱スチーム、加圧エア、真空、冷却水またはドレンなど
1種以上の用役が供給可能な供給装置およびその制御装
置などを含む用役供給装置(図示せず)に接続されてい
る。この用役ノズル3を通じて、キャビティ11内にそ
れらの用役を供給して、キャビティ内に原料ビーズを充
填したり、充填した原料ビーズを加熱、融着して一体化
させ、ついで冷却して複合発泡成形体を得るという発泡
成形が行われるのである。
b、3cの3本、3d、3e、3fの3本の計6本を示
している。そして、それらの用役ノズル3は、排気、加
熱スチーム、加圧エア、真空、冷却水またはドレンなど
1種以上の用役が供給可能な供給装置およびその制御装
置などを含む用役供給装置(図示せず)に接続されてい
る。この用役ノズル3を通じて、キャビティ11内にそ
れらの用役を供給して、キャビティ内に原料ビーズを充
填したり、充填した原料ビーズを加熱、融着して一体化
させ、ついで冷却して複合発泡成形体を得るという発泡
成形が行われるのである。
【0004】ところが、この冷却工程では、冷却のため
に前記ノズル3から冷却水を供給しようとしても、キャ
ビティ11内には融着して一体化した発泡成形体が充満
しているので、十分な通水が得られないので、冷却に時
間がかかると言う不具合があった。このため、金型2
1、22の背面に冷却水を吹き付けるという従来の方法
を採用せざるを得なかったが、これでも、金型の部分的
な熱容量の相違から、温度むらが生じて均一な冷却が行
えないという問題が残った。
に前記ノズル3から冷却水を供給しようとしても、キャ
ビティ11内には融着して一体化した発泡成形体が充満
しているので、十分な通水が得られないので、冷却に時
間がかかると言う不具合があった。このため、金型2
1、22の背面に冷却水を吹き付けるという従来の方法
を採用せざるを得なかったが、これでも、金型の部分的
な熱容量の相違から、温度むらが生じて均一な冷却が行
えないという問題が残った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、前記した表面
部材と発泡成形体とからなる複合成形体を一体成形する
発泡成形方法の加熱工程後の冷却工程において、その複
合成形体を冷却水によって短時間に、かつ均一に冷却す
ることを可能とする発泡成形における冷却方法を提供す
る。
点を解決するためになされたものであり、前記した表面
部材と発泡成形体とからなる複合成形体を一体成形する
発泡成形方法の加熱工程後の冷却工程において、その複
合成形体を冷却水によって短時間に、かつ均一に冷却す
ることを可能とする発泡成形における冷却方法を提供す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、開閉自在
な一対の金型間に設けられるキャビティの内面に沿って
表面部材を配置し、そのキャビティに原料ビーズを充
填、加熱、冷却して、前記表面部材と発泡成形体とから
なる複合成形体を一体成形する発泡成形方法において、
加熱工程後に、前記表面部材とその表面部材が対面する
金型内面との間に冷却水を通水してその金型と複合成形
体とを冷却することを特徴とする、本発明の発泡成形に
おける冷却方法によって、解決することができる。
な一対の金型間に設けられるキャビティの内面に沿って
表面部材を配置し、そのキャビティに原料ビーズを充
填、加熱、冷却して、前記表面部材と発泡成形体とから
なる複合成形体を一体成形する発泡成形方法において、
加熱工程後に、前記表面部材とその表面部材が対面する
金型内面との間に冷却水を通水してその金型と複合成形
体とを冷却することを特徴とする、本発明の発泡成形に
おける冷却方法によって、解決することができる。
【0007】また、本発明は、前記したところの表面部
材とその表面部材が対面する金型内面との間に連通す
る、冷却水の給排水口を前記金型の複数箇所に配設し、
かつこの給排水口を一方を給水口とし他方を排水口とし
た組合わせに区分して、その給水口から冷却水を給水
し、金型内に通水し、その排水口から排水する冷却操作
と、前記給水口と排水口との組合わせを入れ換えて、前
記金型内の通水方向を逆転させた冷却操作とを行う形態
の発泡成形における冷却方法として具体化され得る。ま
た、冷却水が通水される前記表面部材の表面およびその
表面部材が対面する金型内面の少なくとも一方の面に冷
却水誘導溝を連設して冷却水を通水する形態や、前記表
面部材とその表面部材が対面する金型内面との間に冷却
水を通水する給排水口を、原料ビーズを加熱するための
スチーム給排口とは別個に配設して、冷却に使用する形
態の前記発泡成形における冷却方法として好ましく具体
化され得る。
材とその表面部材が対面する金型内面との間に連通す
る、冷却水の給排水口を前記金型の複数箇所に配設し、
かつこの給排水口を一方を給水口とし他方を排水口とし
た組合わせに区分して、その給水口から冷却水を給水
し、金型内に通水し、その排水口から排水する冷却操作
と、前記給水口と排水口との組合わせを入れ換えて、前
記金型内の通水方向を逆転させた冷却操作とを行う形態
の発泡成形における冷却方法として具体化され得る。ま
た、冷却水が通水される前記表面部材の表面およびその
表面部材が対面する金型内面の少なくとも一方の面に冷
却水誘導溝を連設して冷却水を通水する形態や、前記表
面部材とその表面部材が対面する金型内面との間に冷却
水を通水する給排水口を、原料ビーズを加熱するための
スチーム給排口とは別個に配設して、冷却に使用する形
態の前記発泡成形における冷却方法として好ましく具体
化され得る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の発泡成形における
冷却方法に係る実施形態について、図1〜3を参照しな
がら説明する。本発明の発泡成形における冷却方法に用
いられる成形装置は、先に述べた図4に例示の構造をベ
ースとしている。すなわち、図1において、発泡成形体
が成形されるキャビティ11を形成する型閉め、型開き
可能な1組の金型の一方の金型を表皮になる表側部材1
2を添付する金型21とし、他方の金型を裏基板となる
裏側部材13を添付する金型22とし、その裏側部材側
の金型22には、発泡性樹脂からなる原料ビーズを送入
する充填器23を配設するとともに、複数の用役ノズル
3を、前記キャビティ11に開口させた複数のノズル開
口31にそれぞれ配置している。そして、それらの用役
ノズル3は、排気、加熱スチーム、加圧エア、真空、ま
たはドレンなど1種以上の用役が供給可能に構成されて
いる。
冷却方法に係る実施形態について、図1〜3を参照しな
がら説明する。本発明の発泡成形における冷却方法に用
いられる成形装置は、先に述べた図4に例示の構造をベ
ースとしている。すなわち、図1において、発泡成形体
が成形されるキャビティ11を形成する型閉め、型開き
可能な1組の金型の一方の金型を表皮になる表側部材1
2を添付する金型21とし、他方の金型を裏基板となる
裏側部材13を添付する金型22とし、その裏側部材側
の金型22には、発泡性樹脂からなる原料ビーズを送入
する充填器23を配設するとともに、複数の用役ノズル
3を、前記キャビティ11に開口させた複数のノズル開
口31にそれぞれ配置している。そして、それらの用役
ノズル3は、排気、加熱スチーム、加圧エア、真空、ま
たはドレンなど1種以上の用役が供給可能に構成されて
いる。
【0009】本発明の発泡成形における冷却方法は、こ
のような装置を用いるもので、開閉自在な一対の金型2
1、22間に設けられるキャビティ11の内面に沿っ
て、前記表側部材12、裏側部材13のような表面部材
を配置し、そのキャビティ11に原料ビーズを充填し、
前記用役を用いて、キャビティ内に充填した原料ビーズ
を加熱、融着して一体化させ、前記表面部材と発泡成形
体とからなる複合成形体を一体成形する発泡成形方法が
前提となっている。
のような装置を用いるもので、開閉自在な一対の金型2
1、22間に設けられるキャビティ11の内面に沿っ
て、前記表側部材12、裏側部材13のような表面部材
を配置し、そのキャビティ11に原料ビーズを充填し、
前記用役を用いて、キャビティ内に充填した原料ビーズ
を加熱、融着して一体化させ、前記表面部材と発泡成形
体とからなる複合成形体を一体成形する発泡成形方法が
前提となっている。
【0010】そして、本発明の発泡成形における冷却方
法の特徴とするところは、スチームによる前記加熱工程
後に、前記表面部材とその表面部材が対面する金型内面
との間に、図1の事例では、裏側部材13と金型22の
内面との間の隙間41に、複数の給排水口4から冷却水
を通水してその金型22と複合成形体とを冷却する点に
ある。
法の特徴とするところは、スチームによる前記加熱工程
後に、前記表面部材とその表面部材が対面する金型内面
との間に、図1の事例では、裏側部材13と金型22の
内面との間の隙間41に、複数の給排水口4から冷却水
を通水してその金型22と複合成形体とを冷却する点に
ある。
【0011】本発明では、裏側部材13と金型22の内
面との間の隙間41に通水して、発泡成形される複合成
形体に冷却水を接触させて直接冷却できるので、各部の
冷却が均一となり、発泡成形体の発泡むらが減少でき、
さらに、金型の外側から間接的に冷却する場合に比べ
て、複合成形体を直接冷却できるので冷却効率が飛躍的
に向上し、結果脱型までの冷却所要時間を大幅に短縮で
きるようになった。
面との間の隙間41に通水して、発泡成形される複合成
形体に冷却水を接触させて直接冷却できるので、各部の
冷却が均一となり、発泡成形体の発泡むらが減少でき、
さらに、金型の外側から間接的に冷却する場合に比べ
て、複合成形体を直接冷却できるので冷却効率が飛躍的
に向上し、結果脱型までの冷却所要時間を大幅に短縮で
きるようになった。
【0012】さらに、本発明では、前記したところの表
面部材の一方である側部材13とその表面部材が対面す
る金型22内面との隙間41に連通する、冷却水の給排
水口4を前記金型22の複数箇所に配設し、かつこの複
数の給排水口4を一方を給水口とし他方を排水口とした
組合わせに区分して、その給水口から冷却水を給水し、
金型内に通水し、その排水口から排水する冷却操作を行
い、次いで、前記給水口と排水口との組合わせを入れ換
えて、前記金型内の通水方向を逆転させた冷却操作とを
行う冷却方法がより好ましいものである。すなわち、図
1を例とすると、先ず給排水口4b2を給水口とし給水
し、給排水口4b1、4b3を排水口として排水する。
次いでこれを入れ換えて、給排水口4b1、4b3から
給水して、給排水口4b2から排水する、というように
通水方向を逆転させ、これを必要に応じて繰り返すので
ある。
面部材の一方である側部材13とその表面部材が対面す
る金型22内面との隙間41に連通する、冷却水の給排
水口4を前記金型22の複数箇所に配設し、かつこの複
数の給排水口4を一方を給水口とし他方を排水口とした
組合わせに区分して、その給水口から冷却水を給水し、
金型内に通水し、その排水口から排水する冷却操作を行
い、次いで、前記給水口と排水口との組合わせを入れ換
えて、前記金型内の通水方向を逆転させた冷却操作とを
行う冷却方法がより好ましいものである。すなわち、図
1を例とすると、先ず給排水口4b2を給水口とし給水
し、給排水口4b1、4b3を排水口として排水する。
次いでこれを入れ換えて、給排水口4b1、4b3から
給水して、給排水口4b2から排水する、というように
通水方向を逆転させ、これを必要に応じて繰り返すので
ある。
【0013】このような、冷却水通水方向逆転操作につ
いて、さらに図2、3を用いて説明する。図2は、複数
に設けられた給排水口側から見た金型装置斜視図であ
り、各給排水口の接続された多くの給水ノズルが示して
ある。それら各給水ノズルに給排水口と同じ符号を付し
て例示したものを代表として説明すると、先ず、給排水
口4b3、4a3は給水口に設定され、給排水口4b
1、4b2、および4a1、4a2は排水口とされてい
る。このような給排水の組み合わせは、図3に示す、給
排水集合ヘッダ5によって、予め設定することができ
る。
いて、さらに図2、3を用いて説明する。図2は、複数
に設けられた給排水口側から見た金型装置斜視図であ
り、各給排水口の接続された多くの給水ノズルが示して
ある。それら各給水ノズルに給排水口と同じ符号を付し
て例示したものを代表として説明すると、先ず、給排水
口4b3、4a3は給水口に設定され、給排水口4b
1、4b2、および4a1、4a2は排水口とされてい
る。このような給排水の組み合わせは、図3に示す、給
排水集合ヘッダ5によって、予め設定することができ
る。
【0014】この給排水集合ヘッダ5は、給水弁55か
ら分岐して給水を受ける入口弁51a、52a、53a
と、排水弁56に集約して排水できる出口弁51b、5
2b、53bと、その間を接続する配管51c、52
c、53cからなり、この各配管51c、52c、53
cには前記給排水口に接続される分岐部が設けられてい
る(図3では、分岐部に給排水口の符号が付されてい
る)。そこで、入口弁を開き出口弁を閉じた配管に接続
される給排水口は給水口として機能し、反対に入口弁を
閉じ出口弁を開いた配管に接続される給排水口は排水口
として機能する。
ら分岐して給水を受ける入口弁51a、52a、53a
と、排水弁56に集約して排水できる出口弁51b、5
2b、53bと、その間を接続する配管51c、52
c、53cからなり、この各配管51c、52c、53
cには前記給排水口に接続される分岐部が設けられてい
る(図3では、分岐部に給排水口の符号が付されてい
る)。そこで、入口弁を開き出口弁を閉じた配管に接続
される給排水口は給水口として機能し、反対に入口弁を
閉じ出口弁を開いた配管に接続される給排水口は排水口
として機能する。
【0015】図3(A)の事例で具体的に説明すると、
開かれた入口弁53a(出口弁53bを閉じている)の
配管53cに接続される給排水口4a3、4b3は給水
口として機能し、冷却水が送り込まれ、一方、閉ざされ
た入口弁52a、51a(出口弁52b、51bを開い
ている)の配管52c、51cに接続される給排水口4
a2、4b2、および4a1、4b1、は排水口の機能
を持ち、ここから前記冷却水が排出されることになる。
開かれた入口弁53a(出口弁53bを閉じている)の
配管53cに接続される給排水口4a3、4b3は給水
口として機能し、冷却水が送り込まれ、一方、閉ざされ
た入口弁52a、51a(出口弁52b、51bを開い
ている)の配管52c、51cに接続される給排水口4
a2、4b2、および4a1、4b1、は排水口の機能
を持ち、ここから前記冷却水が排出されることになる。
【0016】次いで、図3(B)の事例のように、開か
れていた入口弁53aを閉じ(出口弁53bを開く)、
閉じられていた入口弁52a、51aを開けば(出口弁
52b、51bを閉じる)、前記給水港口と排水口とが
入れ替わるので、冷却水の通水方向が逆転するのであ
る。このように、入口弁と出口弁とその間の配管との組
み合わせを複数組み準備して、前記給排水口をこの配管
に接続しておけば、適時に給水口と排水口として機能を
切り替えることができ、冷却水の通水方向を予め設定し
たプログラムに従って制御することができるようになる
のである。
れていた入口弁53aを閉じ(出口弁53bを開く)、
閉じられていた入口弁52a、51aを開けば(出口弁
52b、51bを閉じる)、前記給水港口と排水口とが
入れ替わるので、冷却水の通水方向が逆転するのであ
る。このように、入口弁と出口弁とその間の配管との組
み合わせを複数組み準備して、前記給排水口をこの配管
に接続しておけば、適時に給水口と排水口として機能を
切り替えることができ、冷却水の通水方向を予め設定し
たプログラムに従って制御することができるようになる
のである。
【0017】また、本発明では、前記した冷却水による
冷却効果を向上させるために、冷却水が通水される前記
表面部材(裏側部材13)の表面(通水面)に冷却水の
通路となる凹溝、あるいはリブなどの凸部により形成さ
れる空間などの冷却水誘導溝(図示せず)を連設してお
き冷却水を通水するようにしたり、あるいはその表面部
材が対面する金型(金型22)内面に同様に凹溝などの
冷却水誘導溝を連設して利用するのも好ましい。この場
合、冷却水誘導溝はいずれか一方に設ければ目的が達せ
られる。
冷却効果を向上させるために、冷却水が通水される前記
表面部材(裏側部材13)の表面(通水面)に冷却水の
通路となる凹溝、あるいはリブなどの凸部により形成さ
れる空間などの冷却水誘導溝(図示せず)を連設してお
き冷却水を通水するようにしたり、あるいはその表面部
材が対面する金型(金型22)内面に同様に凹溝などの
冷却水誘導溝を連設して利用するのも好ましい。この場
合、冷却水誘導溝はいずれか一方に設ければ目的が達せ
られる。
【0018】また、本発明では、冷却水のために金型2
2に設けられる給排水口4は、原料ビーズを加熱するた
めのスチームを供給するための用役ノズル3のノズル開
口31とは別個に、表面部材、例えば裏側部材13の内
面に向けて開口させて配設しておけば、前記表面部材と
対面する金型内面との間に冷却水を効果的に送入、排出
できるので好ましいものである。
2に設けられる給排水口4は、原料ビーズを加熱するた
めのスチームを供給するための用役ノズル3のノズル開
口31とは別個に、表面部材、例えば裏側部材13の内
面に向けて開口させて配設しておけば、前記表面部材と
対面する金型内面との間に冷却水を効果的に送入、排出
できるので好ましいものである。
【0019】
【発明の効果】本発明の発泡成形方法の冷却方法は、以
上説明したように構成されているので、表面部材と発泡
成形体とからなる複合成形体を一体成形する発泡成形方
法の加熱工程後の冷却工程において、その表面部材に直
接接触する冷却水によって複合成形体を短時間に、かつ
均一に冷却することが可能となり、それに接する金型部
分を複合成形体と同程度に冷却する必要がなくなる。そ
の結果、品質の向上ならびに、脱型までの冷却時間を約
1/3に短縮することができ、加熱のための蒸気使用量
を1/5以下に節約できるという優れた効果がある。よ
って本発明は、従来の問題点を解消した発泡成形方法の
冷却方法として、工業的価値はきわめて大なるものがあ
る。
上説明したように構成されているので、表面部材と発泡
成形体とからなる複合成形体を一体成形する発泡成形方
法の加熱工程後の冷却工程において、その表面部材に直
接接触する冷却水によって複合成形体を短時間に、かつ
均一に冷却することが可能となり、それに接する金型部
分を複合成形体と同程度に冷却する必要がなくなる。そ
の結果、品質の向上ならびに、脱型までの冷却時間を約
1/3に短縮することができ、加熱のための蒸気使用量
を1/5以下に節約できるという優れた効果がある。よ
って本発明は、従来の問題点を解消した発泡成形方法の
冷却方法として、工業的価値はきわめて大なるものがあ
る。
【図1】本発明の発泡成形方法を説明するための成形装
置の要部断面図。
置の要部断面図。
【図2】本発明の発泡成形方法を説明するための成形装
置の要部斜視図。
置の要部斜視図。
【図3】冷却水の給排水を説明するための配管装置系統
図(A)、(B)。
図(A)、(B)。
【図4】本発明の前提となった発泡成形方法を説明する
ための成形装置の要部断面図。
ための成形装置の要部断面図。
11 キャビティ、12 表側部材、13 裏側部材、
21 金型、22 金型、23 充填器、3 用役ノズ
ル、31 ノズル開口、4 給排水口、41 隙間、5
給排水集合ヘッダ、51a、52a、53a 入口弁、
51b、52b、53b 出口弁、51c、52c、5
3c 配管、55 給水弁、56 排水弁。
21 金型、22 金型、23 充填器、3 用役ノズ
ル、31 ノズル開口、4 給排水口、41 隙間、5
給排水集合ヘッダ、51a、52a、53a 入口弁、
51b、52b、53b 出口弁、51c、52c、5
3c 配管、55 給水弁、56 排水弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井田 清孝 岐阜県中津川市駒場町2番25号 株式会社 ダイセン工業内 Fターム(参考) 4F212 AG03 AG20 AH25 AH33 UA01 UB01 UB13 UL06 UN10
Claims (4)
- 【請求項1】開閉自在な一対の金型間に設けられるキャ
ビティの内面に沿って表面部材を配置し、そのキャビテ
ィに原料ビーズを充填、加熱、冷却して、前記表面部材
と発泡成形体とからなる複合成形体を一体成形する発泡
成形方法において、加熱工程後に、前記表面部材とその
表面部材が対面する金型内面との間に冷却水を通水して
その金型と複合成形体とを冷却することを特徴とする発
泡成形における冷却方法。 - 【請求項2】請求項1記載の前記表面部材とその表面部
材が対面する金型内面との間に連通する、冷却水の給排
水口を前記金型の複数箇所に配設し、かつこの給排水口
を一方を給水口とし他方を排水口とした組合わせに区分
して、その給水口から冷却水を給水し、金型内に通水
し、その排水口から排水する冷却操作と、前記給水口と
排水口との組合わせを入れ換えて、前記金型内の通水方
向を逆転させた冷却操作とを行う請求項1に記載の発泡
成形における冷却方法。 - 【請求項3】冷却水が通水される前記表面部材の表面お
よびその表面部材が対面する金型内面の少なくとも一方
の面に冷却水誘導溝を連設して冷却水を通水する請求項
1または2に記載の発泡成形における冷却方法。 - 【請求項4】前記表面部材とその表面部材が対面する金
型内面との間に冷却水を通水する給排水口を、原料ビー
ズを加熱するためのスチーム給排口とは別個に配設し
て、冷却に使用する請求項1、2または3に記載の発泡
成形における冷却方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000385265A JP2002187155A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 発泡成形における冷却方法 |
| US09/761,657 US6547547B2 (en) | 2000-02-01 | 2001-01-18 | Apparatus for molding composite foam molding element |
| EP20010300616 EP1125710A1 (en) | 2000-02-01 | 2001-01-24 | Apparatus and method of molding composite foam molding element and composite foam molding element obtained by the same |
| SG200100385A SG86456A1 (en) | 2000-02-01 | 2001-01-29 | Apparatus and method of molding composite foam molding element and composite foam molding element obtained by the same |
| US10/278,983 US6863849B2 (en) | 2000-02-01 | 2002-10-24 | Apparatus and method of molding composite foam molding element and composite foam molding element obtained by the same |
| US10/278,986 US20030039800A1 (en) | 2000-02-01 | 2002-10-24 | Apparatus and method of molding composite foam molding element and composite foam molding element obtained by the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000385265A JP2002187155A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 発泡成形における冷却方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002187155A true JP2002187155A (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=18852560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000385265A Withdrawn JP2002187155A (ja) | 2000-02-01 | 2000-12-19 | 発泡成形における冷却方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002187155A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100503700B1 (ko) * | 2002-07-04 | 2005-07-25 | 주식회사 디엠테크 | 성형용 금형 |
-
2000
- 2000-12-19 JP JP2000385265A patent/JP2002187155A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100503700B1 (ko) * | 2002-07-04 | 2005-07-25 | 주식회사 디엠테크 | 성형용 금형 |
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Legal Events
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