JP2002261237A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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Abstract
し、配線層と良好な接続を行うことができ、比較的安い
製造コストで容易に製造することが可能な構造である高
抵抗の薄膜抵抗素子を有して成る半導体装置及びその製
造方法を提供する。 【解決手段】 シリコンサーメット材料から成る抵抗膜
3と、この抵抗膜3上の絶縁性保護膜4とを少なくとも積
層して成る薄膜抵抗素子10を有し、シリコンサーメット材料は、
シリコン及び1種類以上の金属元素に酸素、窒素、炭素
から選ばれる少なくとも1種類の元素を含む組成から成
り、薄膜抵抗素子10に電気的に接続される配線11が薄膜
抵抗素子10を覆う絶縁層5に形成された開口を通じて、
抵抗膜3に直接接続されている半導体装置を構成する。
また、抵抗膜3を成膜する工程と、この抵抗膜3を形成す
る工程と同一の装置内で連続して抵抗膜3上に絶縁性保
護膜4を成膜する工程と、抵抗膜3及び絶縁性保護膜4を
一括してパターニングして薄膜抵抗素子10を形成する工
程と、薄膜抵抗素子10を覆って絶縁層5を形成する工程
とを有して、上記半導体装置を製造する。
Description
して成る半導体装置に係わる。特に、高抵抗(>0.5
kΩ/□)の抵抗素子の搭載が必要とされ、バイポーラ
素子等から構成されるアナログ回路機能を有する半導体
装置もしくはバイポーラトランジスタ及びMOSトラン
ジスタから構成されるアナログ・デジタル回路機能を有
するいわゆるBiCMOS半導体装置に適用して好適な
半導体装置に係わる。
抗素子を形成する場合に、用いられている抵抗素子の種
類としては、 (1)拡散抵抗素子 (2)電界効果型抵抗素子 (3)薄膜多結晶シリコン抵抗素子 (4)薄膜金属抵抗素子 が挙げられる。
型がN型又はP型となる不純物をドーピングし、熱処理
を行うことにより形成される。拡散抵抗素子の抵抗値
は、不純物の拡散の長さ、拡散の幅、拡散の深さと、拡
散材料の抵抗率とに依存する。拡散材料の抵抗率はドー
パントと高温熱処理後のドーパント種の接合プロファイ
ルに依存する特徴がある。 (2)電界効果型抵抗素子は、デプレッションモードで
使用されるトランジスタを用いた抵抗素子であり、その
トランジスタの閾値電圧を制御するイオン注入により抵
抗値が調整されることを特徴としている。 (3)薄膜多結晶シリコン抵抗素子は、多結晶シリコン
膜に導電型がN型又はP型となる不純物をドーピング
し、熱処理を行うことによって形成される。 (4)薄膜金属抵抗素子は、絶縁材料上に成膜される抵
抗性金属材料膜により形成される。薄膜金属抵抗素子
は、回路上高いシート抵抗が必要とされるLSIにおい
て、特に有用とされてきた。
をドープされた多結晶シリコン膜が抵抗体材料として用
いられてきた。しかしながら、特にアナログ回路では、
ディジタル回路と比較して、より低い抵抗温度係数が必
要とされる。そこで、高精度、高信頼性を有する薄膜金
属抵抗素子を採用するようになってきている。このよう
な高精度かつ高信頼性を有する薄膜金属抵抗素子の材料
としては、従来から、ニッケルクロム(NiCr)、窒
化タンタル(TaN)、クロムシリサイド(CrS
i2 )、クロムシリコンオキシ(CrSiO)等が知ら
れている。
素子の微細化が要求されており、そのために2000μ
Ωcm程度の高い比抵抗が容易に得られるCrSiOや
CrSi2 が多く用いられるようになっている。これに
より、所要の高抵抗値の確保がなされている。尚、上記
材料の比抵抗は、CrSiOが1000〜4000μΩ
cm、CrSi2 が500〜2000μΩcm、TaN
が100μΩcm、NiCrが50μΩcm程度であ
る。
は、半導体基体上の絶縁膜上に抵抗素子となる例えばC
rSi2 膜から成る薄膜パターンが延在配設され、この
CrSi2 膜から成る薄膜パターンの両端部にアルミニ
ウムもしくはその合金から成るAl配線が直接コンタク
トした構造を有していた。
された薄膜金属抵抗素子に対してとりわけ低い抵抗温度
係数が要求される場合には、その材料としてCrSiN
膜がしばしば用いられる。このCrSiN膜は高抵抗で
かつスパッタ成膜やエッチングが容易であり、ドープさ
れた多結晶シリコン膜の抵抗温度係数が1000ppm
/℃以上あるのに対して、CrSiN膜は100ppm
/℃と低い抵抗温度係数を有するため、多用されてき
た。
においては、以下のような問題があった。
それぞれ半導体集積回路の製造プロセスに容易に統合さ
れるという利点を有しているが、多くの短所もある。特
にこれらの抵抗素子は、抵抗値を制御するパラメータが
半導体集積回路のデバイス性能のために最適化されなけ
ればならないパラメータと同一であるため、抵抗値が制
約され、自由な抵抗値の設計が難しくなっている。従っ
て、実際の半導体集積回路において、拡散抵抗素子また
は電界効果型抵抗素子を形成した場合、デバイス性能を
優先する結果、上述のパラメーターの制約により、これ
らの抵抗素子では低い抵抗値しか得られない。さらに、
拡散抵抗素子は、比較的大きなスペースを必要とするた
め、半導体集積回路の集積化や小型化を妨げてしまう短
所を有している。
集積回路用の抵抗素子として現在最も幅広く採用されて
いる。しかしながら、多結晶シリコンにおけるキャリア
伝導機構を構成する因子が多く、かつ複雑であり、しか
も他工程の熱処理の影響による大きな変動を受け、特に
高抵抗側で顕著となる傾向があり、抵抗値の精度が充分
でないこと及び抵抗温度係数(〜2000ppm/℃)
が大きいことが課題となってきている。
れているCrSi系材料は、非常に酸化されやすいこと
が大きな課題となってきている。CrSi系抵抗素子の
製造プロセスでは、パターニングした抵抗膜(CrSi
系材料の膜)が直接酸素雰囲気や酸素プラズマに晒され
る工程が多い。このため、抵抗膜の表面に酸化や変質が
生じる。このように表面が酸化されたり、変質した抵抗
膜の上に直接アルミニウム膜の配線を形成すると、接触
抵抗が大きくかつ導通が不安定になる。そこで、抵抗膜
の表面の変質層を除去するために、希フッ酸水溶液で抵
抗膜の表面及び半導体ウエハの表面を洗浄することも行
われている。しかしながら、このように抵抗膜の表面に
対して洗浄を行っても、コンタクト抵抗を充分低く、か
つ安定にすることは困難である。例えばCrSiN膜は
非常に酸化されやすいため、表面の洗浄を行った後で
も、CrSiN膜の上に積層する配線膜材料との間に薄
い酸化クロム等が自然酸化膜として形成されてしまい、
配線材料と抵抗膜との導通がしばしば不安定になる。
rSi2 膜を用いた従来の薄膜抵抗素子では、CrSi
2 の抵抗値が360℃近傍の温度で大きく変化し、薄膜
抵抗素子を形成した後に半導体装置が完成するまでに行
われる熱処理工程によって、抵抗値が大幅に変動する問
題がある。
く、抵抗素子を形成した後の熱処理工程による抵抗値の
変動が少ないので、抵抗膜自体の材料としては望まし
い。しかしながら、このCrSiO膜は、アルミニウム
合金を積層して成る配線層と良好な電気的接続をとるこ
とが難しく、接続部の接触抵抗により初期抵抗値のばら
つきが大きくなる問題があり、実用化には複雑な素子構
造と繁雑な製造工程が必要となることから、製造コスト
の増大が大きな課題となる。
ム合金やチッ化タンタルを用いたものが多いが、これら
の材料は比抵抗が低いため、高い比抵抗とするためには
抵抗膜を薄くしなければならず、薄くすることにより熱
的安定性が悪くなるという問題があった。そこで、高い
比抵抗を有する材料として、クロムとシリコンとの合金
から成る薄膜抵抗素子が提案されているが、この合金材
料も熱を加えると抵抗値が変化するという問題があっ
た。
ために、各種の抵抗素子の構成や製造方法が提案されて
いるが(例えば特開平6−5787号、特開平5−19
0547号、特開平7−245303号、特開平7−2
02124等参照)、いずれも製造コストの大幅な上昇
や抵抗精度の悪化等の短所を有していて、実用上充分な
ものとはなっていない。
尚かつ、特に高抵抗の抵抗素子に求められる特性、即ち
高い抵抗(>2.0kΩ/□)、低い抵抗温度係数(<
±200ppm/℃)、高精度の抵抗値、耐熱性(45
0℃程度まで)、耐酸化性(450℃程度まで)、経時
変化に対する安定性、等の要件を全て満たすことが要求
されている。
して、(M+SiO2 )、(M+SiN)、(M+Si
C)等(Mは金属元素)の組成を有するシリコンサーメ
ット材料(絶縁材料と金属材料との合成材料)を用い
て、高抵抗の薄膜抵抗素子を形成することが考えられ
る。
例えばTa−SiO2 サーメットは、シート抵抗〜10
kΩ/□、抵抗温度係数<±100ppm/℃、耐熱性
〜600℃、耐酸化性も〜600℃という良好な特性を
有しており、さらに半導体製造装置に広く利用されてい
る絶縁膜SiO2 系やSiN系材料とも密着性が極めて
良好であるという特長を有している。
材料を薄膜抵抗素子へ採用する際には、前述した従来の
他の抵抗素子の構成をそのまま適用することができない
問題がある。最大の問題は、現在半導体装置一般に幅広
く採用されているシリコン系絶縁膜との製造工程上の問
題である。特に、抵抗膜として、シリコンサーメット材
料の薄膜(膜厚10nm〜100nm)を形成しようと
したとき、抵抗膜の下地の層や抵抗膜を覆う層間絶縁層
として、シリコンサーメット材料と組成及び構成元素が
酷似したシリコン系絶縁層(SiO2 系やSiN系材
料)に挟み込まれる構造が避けられないため、これらの
シリコン系絶縁層とシリコンサーメット材料から成る抵
抗膜とのエッチング選択性を確保することが困難になっ
ている。
コンタクト領域の形成工程の難易度が高くなり、このこ
とが実現化の最大の課題となっている。
サーメット材料を薄膜抵抗素子に適用した場合に発生す
る問題を説明する。シリコンサーメット材料を薄膜抵抗
素子に適用した場合の構造としては、まず図22に示す
ように、シリコンサーメット材料からなる抵抗膜73に
より薄膜抵抗素子70を形成し、薄膜抵抗素子70を覆
うシリコン系絶縁層74に形成した接続孔を通じて配線
77(下地膜75及び配線層76)のコンタクト部77
Cを接続した構造が考えられる。このような構造は、例
えば前述した薄膜多結晶シリコン抵抗素子において、多
く採用されている構造である。この構造を採用した場
合、シリコン系絶縁層74とシリコンサーメット材料か
ら成る抵抗膜73とのエッチング選択比がとれないため
に、絶縁層74をエッチングして接続孔を形成する際に
オーバーエッチングされて配線77のコンタクト部77
Cの下の抵抗膜73が一部削られて薄くなってしまう。
これにより、コンタクト抵抗が増えて、コンタクト抵抗
を要因とする薄膜抵抗素子70の抵抗値の変動が大きく
なる。
を形成する代わりに、抵抗膜73上に配線層を形成して
配線層をパターニングして配線77を形成する方法も考
えられる。この場合、配線層のパターニングはエッチン
グ薬液によるウエット処理か或いはプラズマエッチング
等のドライ処理により行われる。
ニングする場合には、図23Aに示すように、抵抗膜7
3上に配線層78を直接成膜して、さらにエッチング薬
液によるウエット処理により選択的なエッチングを行っ
て、配線層78をパターニングして配線を形成する。こ
の場合には、配線層78がウエット処理が可能な材料に
限定されてしまい、Ti系のバリアメタル層の採用が不
可能となる。また、抵抗膜73の表面がエッチング薬液
により損傷することにより、薄膜抵抗素子70の抵抗値
の変動要因となる。さらに、抵抗膜73の両側に接続さ
れた配線の間隔Lにより抵抗値が規定されるが、ウエッ
ト処理では配線層78の端面78Aの位置を制御して配
線の間隔Lを高精度に制御することが難しく、抵抗値の
精度上問題となる。
ングする場合には、図23Bに示すように、抵抗膜73
上に下地膜75及び配線層76の積層膜を直接成膜し
て、さらにプラズマエッチングによりパターニングを行
って、配線77を形成することができる。この場合は、
下地膜75としてTi系のバリアメタル層を採用するこ
とが可能である。この場合には、プラズマ中の活性ラジ
カルや入射イオン等のダメージにより抵抗膜73表面が
損傷する(例えば図23Bのように薄くなる)ことによ
り薄膜抵抗素子70の抵抗値の変動要因となる。特にR
IE(反応性イオンエッチング)等によるイオン損傷が
抵抗膜73の表面に与える影響は無視できない。
た構成において、図24に示すように、絶縁性材料から
成る保護膜79を抵抗膜73上に積層してこの保護膜7
9を介して抵抗膜73と配線77を接続する構成が考え
られる。保護膜79を積層することにより、プラズマや
薬液等による抵抗膜73の表面の損傷を回避することが
可能となる。この図24に示す構成を製造する場合に
は、抵抗膜73上に保護膜79を積層した後、これを覆
って下地膜75及び配線層76を形成し、下地膜75及
び配線層76をパターニングして配線77を形成する。
このパターニングの際には保護膜79により抵抗膜73
の表面の損傷を回避することができる。さらに、薄膜抵
抗素子70を構成するために、左右にある配線77との
接続部を分離する必要があるため、その間(中央部)の
保護膜79を除去する。このとき、保護膜79が抵抗膜
73とエッチング選択比が確保しやすい絶縁性材料であ
る場合、抵抗膜73を保護膜79の除去の際のエッチン
グストッパとして作用させることができるが、材料の性
質として配線77とのコンタクト抵抗が著しく高くな
る。一方、もし保護膜79に導電性材料を採用すると、
保護膜79が配線77や抵抗膜73に対してエッチング
選択性を確保できなるため、配線77のパターニングの
際に保護膜79も同時にエッチングされたり、中央部の
保護膜79を除去する際に抵抗膜73へダメージを与え
たりする。
の加工マスクを2枚利用することで、抵抗値の精度の確
保と、保護膜79による抵抗膜73へのダメージ損傷と
を回避することを可能としたものである。この図25に
示す構成を製造する際には、抵抗膜73上に保護膜79
を積層した後、これを覆って下地膜75及び配線層76
を形成し、配線層76をパターニングして配線77を形
成する。この配線層76のパターニングにはウエット処
理を用いていて、配線層76の端面76Aが曲面となっ
ている。このとき、保護膜79によりウエット処理のエ
ッチング薬液から抵抗膜73が保護される。続いて、配
線層76のパターニングに用いたマスクを除去して、よ
り開口の小さいマスクを改めて形成する。この開口の小
さいマスクを用いて、中央部の下地膜75と保護膜79
を除去する。配線77の間隔Lがウエット処理ではなく
開口の小さいマスクにより規定されるため、薄膜抵抗素
子70の抵抗値の精度を高く確保することができる。し
かしながら、この場合は、マスクを付け直しする等煩雑
な製造工程が必要になり、製造コストの増大をもたらす
問題がある。
を改善したもので、配線77と薄膜抵抗素子70とのコ
ンタクト部において、抵抗膜73の下に導電性のエッチ
ングストッパ層80を形成し、部分的に抵抗膜73と積
層構造としたものである。エッチングストッパ層80に
より、絶縁層74に接続孔を形成する際に、エッチング
ストッパ層80で接続孔が止まる。そして、配線78
と、エッチングストッパ層80及び抵抗膜73とが電気
的に接続される。エッチングストッパ層80が導電性の
ため配線とのコンタクト抵抗も小さい。しかしながら、
この場合には、抵抗膜73が段差を有していて、この段
差部のカバレージが抵抗値の変動要因となる。また、エ
ッチングストッパ層80が増えることにより、この場合
も煩雑な製造工程が必要となり、製造コストの増大をも
たらす。
いては、抵抗値の精度がよく、耐熱性や耐酸化性を有
し、配線層と良好な接続を行うことができ、比較的安い
製造コストで容易に製造することが可能な構造である高
抵抗の薄膜抵抗素子を有して成る半導体装置及びその製
造方法を提供するものである。
シリコンサーメット材料から成る抵抗膜と、この抵抗膜
上の絶縁性保護膜とを少なくとも積層して成る薄膜抵抗
素子を有し、シリコンサーメット材料は、シリコン及び
1種類以上の金属元素に酸素、窒素、炭素から選ばれる
少なくとも1種類の元素を含む組成から成り、薄膜抵抗
素子に電気的に接続される配線が薄膜抵抗素子を覆う絶
縁層に形成された開口を通じて、抵抗膜に直接接続され
ているものである。
ンサーメット材料から成る抵抗膜を成膜する工程と、こ
の抵抗膜を形成する工程と同一の装置内で連続して抵抗
膜上に絶縁性保護膜を成膜する工程と、抵抗膜及び絶縁
性保護膜を一括してパターニングして、抵抗膜及び絶縁
性保護膜の積層膜から成る薄膜抵抗素子を形成する工程
と、薄膜抵抗素子を覆って絶縁層を形成する工程とを有
して薄膜抵抗素子を有して成る半導体装置を製造するも
のであり、シリコンサーメット材料はシリコン及び1種
類以上の金属元素に、酸素、窒素、炭素から選ばれる少
なくとも1種類の元素を含む組成から成るものである。
ば、シリコンサーメット材料から成る抵抗膜と、この抵
抗膜上の絶縁性保護膜とを少なくとも積層して薄膜抵抗
素子が構成されていることにより、シリコンサーメット
材料の特性により低い抵抗温度係数、耐熱性、並びに耐
酸化性を有する高抵抗の薄膜抵抗素子を構成することが
できると共に、この構成の薄膜抵抗素子を製造する際に
絶縁性保護膜により抵抗膜を保護して、抵抗膜表面への
損傷を防止することができる。また、薄膜抵抗素子に電
気的に接続される配線が薄膜抵抗素子を覆う絶縁層に形
成された開口を通じて、抵抗膜に直接接続されているこ
とにより、配線と抵抗膜との接触抵抗を小さくすること
ができる。これにより接触抵抗の大きさや、接触抵抗値
のばらつきによる薄膜抵抗素子の抵抗値の変動が回避さ
れる。
れば、シリコンサーメット材料から成る抵抗膜を成膜し
た後、抵抗膜を形成する工程と同一の装置内で連続して
抵抗膜上に絶縁性保護膜を成膜し、抵抗膜及び絶縁性保
護膜を一括してパターニングして薄膜抵抗素子を形成す
るため、抵抗膜の表面に自然酸化膜を生じないで抵抗膜
を絶縁性保護膜で覆うことができる。また、上述のよう
に絶縁性保護膜により抵抗膜を保護して、後の工程にお
ける抵抗膜表面への損傷を防止することができる。これ
により、上述した低い抵抗温度係数、耐熱性、並びに耐
酸化性を有する高抵抗の薄膜抵抗素子を製造することが
できる。
料から成る抵抗膜と、この抵抗膜上の絶縁性保護膜とを
少なくとも積層して成る薄膜抵抗素子を有し、シリコン
サーメット材料は、シリコン及び1種類以上の金属元素
に酸素、窒素、炭素から選ばれる少なくとも1種類の元
素を含む組成から成り、薄膜抵抗素子に電気的に接続さ
れる配線が薄膜抵抗素子を覆う絶縁層に形成された開口
を通じて、抵抗膜に直接接続されている半導体装置であ
る。
シリコンサーメット材料の金属元素は、Ta,Nb,
W,Ti,Mo,Ni,V,Zrから1種類以上選ばれ
る構成とする。
絶縁性保護膜が薄膜抵抗素子を覆う絶縁層に対して、エ
ッチングに対する選択性を有している構成とする。
絶縁性保護膜はシリコンサーメット材料の金属元素の酸
化物または酸窒化物から成る構成とする。
体装置を製造する方法であって、シリコンサーメット材
料から成る抵抗膜を成膜する工程と、この抵抗膜を形成
する工程と同一の装置内で連続して抵抗膜上に絶縁性保
護膜を成膜する工程と、抵抗膜及び絶縁性保護膜を一括
してパターニングして、抵抗膜及び絶縁性保護膜の積層
膜から成る薄膜抵抗素子を形成する工程と、薄膜抵抗素
子を覆って絶縁層を形成する工程とを有し、シリコンサ
ーメット材料はシリコン及び1種類以上の金属元素に、
酸素、窒素、炭素から選ばれる少なくとも1種類の元素
を含む組成から成る半導体装置の製造方法である。
において、絶縁性保護膜が、上記抵抗膜及び上記絶縁層
に対して、エッチングに対する選択性を有する。
抗素子を有する半導体装置の概略構成図(断面図)を示
す。この半導体装置は、例えば半導体基板や半導体基板
上にエピタキシャル層を形成して成る基体1上に絶縁層
2が形成され、この絶縁層2上に抵抗膜3とその上の保
護膜4との積層膜から成る薄膜抵抗素子10が形成され
て成る。そして、薄膜抵抗素子10の表面を絶縁層5が
覆っていて、この絶縁層5及び薄膜抵抗素子10の保護
膜4に形成された開口を通じて、配線11が抵抗膜3に
接続されている。配線11は配線層7とその下の下地膜
6とから構成され、絶縁層5及び保護膜4に形成された
開口内を埋めて抵抗膜3に電気的に接続されるようにコ
ンタクト部11Cを有している。
材料として、Si(シリコン)サーメット材料(絶縁材
料と金属材料との合成材料)を用いると共に、保護膜4
を絶縁性の膜とする。
(シリコン)と金属元素Mとその他の元素(例えば酸
素)とから構成される。金属元素Mとしては、好ましく
は、Ta,Nb,W,Ti,Mo,Ni,V,Zrの金
属から少なくとも1種類を選択する。その他の元素とし
ては、酸素、窒素、炭素の反応種の元素から少なくとも
1種類を選択する。
素から3元系以上の組成のサーメットを構成する。例え
ばMx Siy Oz ,Mx Siy Nz ,Mx Siy Cz ,
Mx Siy Oz N w (x,y,z,wは正の数)といっ
た組成のサーメットを用いることができる。
のシート抵抗は、好ましくは0.1KΩ/□以上とす
る。また、抵抗膜3の膜厚は、好ましくは10nm〜3
00nmの範囲内とする。また、シリコンサーメット材
料の金属元素MとシリコンSiとの組成比は、M/(M
+Si)=25〜55(mol%)とすることが好まし
い。
例えばサーマルプリンターヘッドやインクジェットヘッ
ド等の発熱体(ヒーター)に用いられている。
化物、絶縁性金属酸窒化物を用いることができる。好ま
しくは、抵抗膜3のサーメットを構成する金属元素Mの
酸化物や酸窒化物(Mx Oy ,Mx Oy Nz 等、x,
y,zは正の数)を用いて、抵抗膜3に対して良好な相
性を有するようにする。また、絶縁性の保護膜4とし
て、微細結晶性多結晶シリコンやアモルファス(非晶
質)シリコン、並びにそれらが混合した状態の膜を用い
ることも可能である。
くは100kΩ/□以上とする。また、保護膜4の膜厚
は、好ましくは5〜50nmの範囲内とする。
子10を上下に挟む絶縁層2及び5、特に薄膜抵抗素子
10を覆う絶縁層5に対してエッチング選択性(選択
比)が高いことが好ましい。通常、半導体装置におい
て、絶縁層2及び5の材料としてはシリコン化合物(酸
化シリコンや窒化シリコン)が用いられる。上述した絶
縁性金属酸化物、絶縁性金属窒化物、微細結晶性多結晶
シリコン、アモルファスシリコン等の材料で、絶縁層5
のシリコン化合物に対してエッチング選択性の高い材料
を、絶縁性の保護膜4に用いる。これにより、薄膜抵抗
素子10を覆う絶縁層5に配線11のコンタクト部11
Cのための開口を形成するエッチングを行う工程におい
て、絶縁性の保護膜4をエッチングストッパをして作用
させることができる。
化合物から成る絶縁層5に対してエッチング選択性が高
い材料とすれば、保護膜4がシリコン系サーメット材料
から成る抵抗膜3に対してもエッチング選択性が高くな
る。これにより、保護膜に配線11のコンタクト部11
Cのための開口を形成するエッチングを行う工程におい
て、絶縁性の保護膜4だけエッチングされて、抵抗膜3
がエッチングされないようにすることができる。
o,Cuから選ばれた1種類以上の元素もしくはこれら
を主成分にもつ化合物から選択した材料を用いることが
できる。またこれらの材料を用いた複数の膜の積層構造
であっても良い。配線11の下地膜6は、特にTi等を
用いることにより、バリアメタルとして作用させること
ができる。
抵抗素子10及びその周辺の各層のの材料及び膜厚につ
いては、例えば次のような構成を採ることができる。 (A)基体1としてシリコン基板、絶縁層2としてSi
O2 膜を膜厚800nm、抵抗膜3としてTa−SiO
2 サーメット(モル比でTa:SiO2 =45:55)
膜を膜厚80nm(シート抵抗3kΩ/□)、絶縁性の
保護膜4として、Tax Oy を膜厚25nm、絶縁層5
としてSiO2 膜を膜厚400nm、配線11として、
下層から順にTi/TiON/Tiをそれぞれ膜厚30
nm/70nm/30nmとした積層構造(下地膜6に
相当)、Al−Si膜を膜厚800nm、TiON膜を
膜厚25nm、それぞれ形成する。 (B)基体1としてGaAs基板、絶縁層2としてSi
3 N4 膜を膜厚300nm、抵抗膜3としてTa−Si
O2 サーメット(モル比でTa:SiO2 =45:5
5)膜を膜厚80nm(シート抵抗3kΩ/□)、絶縁
性の保護膜4として、Tax Oy を膜厚25nm、絶縁
層5としてSi3 N4 膜を膜厚300nm、配線11と
して、下層から順にTi膜を膜厚50nm(下地膜6に
相当)、Pt膜を膜厚50nm、Au膜を膜厚500n
m、それぞれ形成する。
構造に上述した特徴を有すると共に、以下述べるよう
に、その製造工程にも特徴を有する。
抑制するために、抵抗膜3及び保護膜4とを積層するだ
けでなく、好ましくは同一スパッタ装置内で連続して抵
抗膜3の成膜及び保護膜4の成膜を行う。これにより、
抵抗膜3の表面が酸化されたり損傷したりすることな
く、保護膜4に覆われる。
ていることにより、抵抗膜3が酸素雰囲気や酸素プラズ
マに晒されることがなく、かつ剥離薬液等のアルカリ性
薬液による抵抗膜3の腐食も回避することができる。即
ち後の工程、例えば配線層7等の成膜及びパターニング
工程における、抵抗膜3の表面に対する酸素雰囲気やエ
ッチング薬液による化学変化、並びに酸素プラズマによ
る損傷が防止される。これにより、薄膜抵抗素子10の
抵抗値の変動が抑制されるため、薄膜抵抗素子10の抵
抗値の高精度化を一層実現することができる。
膜抵抗素子10をパターニング加工する際には、フォト
レジストによりパターンを形成した後、反応性イオンエ
ッチングRIEもしくはイオンミリングのいずれかによ
り加工を行う。このとき、同一のフォトレジストをマス
クとして用いて、一括して抵抗膜3及び保護膜4を加工
することが望ましい。
に接続される配線11とのコンタクト部11Cの形成に
あたっては、薄膜抵抗素子10を覆う絶縁層5に対し
て、反応性イオンエッチング(RIE)による加工、も
しくはエッチング薬液による加工のいずれか、或いはこ
れらの加工の組み合わせによりコンタクト部11Cのた
めの開口(接続孔)を形成する。さらに、絶縁性の保護
膜4にも加工を行って、コンタクト部11Cのための開
口(接続孔)を形成する。シリコン化合物からなる絶縁
層5の加工工程と絶縁性の保護膜4の加工工程は、同一
設備と同マスクでエッチング処理条件を切り換えること
で可能になる。
の材料をシリコン化合物から成る絶縁層5に対してエッ
チング選択比の高い材料とすることにより、反応性イオ
ンエッチング(RIE)法により高選択比のエッチング
を行って、絶縁層5に接続孔を形成するエッチングにお
いて保護膜4をエッチングストッパとして用いることが
できる。このとき、絶縁性の保護膜4の膜厚をエッチン
グストッパとして充分耐えうる膜厚とする。この高選択
比のエッチングを行うための条件としては、例えばエッ
チングガスにCF4 ,CHF3 ,C2 F6 ,C4 F8 ,
Ar,COの少なくとも1種以上のガス種を採用して、
それらのプラズマ生成により反応性イオンエッチング
(RIE)を行うことが挙げられる。
ンサーメット材料から成る抵抗膜3に対してエッチング
選択比の高い材料とすることにより、反応性イオンエッ
チング(RIE)法により高選択比のエッチングを行っ
て、保護膜4に配線11のコンタクト部11Cを形成す
るための開口を形成するエッチングにおいて抵抗膜3を
エッチングストッパとして用いることができる。この高
選択比のエッチングを行うための条件としては、例えば
エッチングガスにCl2 ,BCl3 ,SF6 ,CH2 F
2 の少なくとも1種以上のガス種、或いはCF4 ,CH
F3 ,C2 F6 ,C4 F8 ,Ar,COの少なくとも1
種以上のガス種を採用して、それらのプラズマ生成によ
り反応性イオンエッチング(RIE)を行うことが挙げ
られる。
可能であった、薄膜抵抗素子10の抵抗膜3と配線11
とを安定して電気的に接続することを可能にすると共
に、さらに抵抗膜3と配線11との接触抵抗値を常に安
定化することができるため、薄膜抵抗素子10の抵抗値
の変動要因を抑えることを可能にする。
有する半導体装置は、具体的には例えば次のようにして
製造することができる。尚、各層の材料及び膜厚は、前
述した(A)の構成として説明している。まず、図2A
に示すように、基板1上に、例えばSiO2 から成る絶
縁層2を例えば800nmの厚さに形成する。
より、絶縁層2上に例えばTa−SiO2 サーメット材
料から成る抵抗膜3を例えば80nmの厚さに成膜し、
さらに同一スパッタ装置内で連続して、スパッタ法によ
り、例えばTa2 O5 から成る保護膜4を例えば25n
mの厚さに成膜する。ここで、サーメット材料の組成を
Ta/(Ta+SiO2 )=45%(モル比)とした場
合には抵抗膜3のシート抵抗は3kΩ/□が得られる。
一方、Ta2O5 から成る保護膜4のシート抵抗は3M
Ω/□以上とする。
熱処理を行い、薄膜抵抗素子10のストレスを緩和し、
熱変動を安定化させる。この熱処理工程により、抵抗膜
3のシート抵抗が8%程度変動するが、この後の製造工
程において同様の熱処理を行う際の抵抗値の変動が回避
される。尚、この熱処理工程は配線11を形成した後に
行ってもよい。
10のパターンを形成するためのフォトレジスト21を
保護膜4上に形成する。続いて、図2Dに示すように、
このフォトレジスト21を用いて、抵抗膜3及び保護膜
4をエッチングにより一括して加工することにより、こ
れら抵抗膜3及び保護膜4をパターニングする。このと
きのエッチングは、例えばプラズマ生成装置によるRI
E(反応性イオンエッチング)を利用して、例えば混合
ガス(BCl3 +Cl2 )、圧力10mTorrの雰囲
気で行う。
後に、プラズマ生成装置によりレジストアッシングを行
う。即ち図2Eに示すように、保護膜4上に残ったフォ
トレジスト21Xを酸素プラズマ22により除去する。
アッシングの条件は、酸素を主成分とするガスから構成
し、例えば圧力1.6Torrの下で行う。このとき、
Ta2 O5 から成る絶縁性の保護膜4が、Ta−SiO
2 サーメットから成る抵抗膜3を酸素プラズマ22の照
射損傷から保護する役割を果たす。
ポリマー、エッチング残さ、レジスト変質層等を除去す
るための洗浄工程を行う。図3Fに示すように、例えば
アルカリ性有機剥離液23により、表面に対して薬液処
理を行う。このとき、Ta2 O5 から成る絶縁性の保護
膜4が、Ta−SiO2 サーメットから成る抵抗膜3を
アルカリ性腐食性薬液23から保護して、抵抗膜3の腐
食やエッチング損傷を防止する役割を果たす。
3Gに示すように抵抗膜3及び保護膜4の積層膜から成
る薄膜抵抗素子10が完成する。次に、図3Hに示すよ
うに、薄膜抵抗素子10の積層膜を被覆して、プラズマ
CVD法により、例えばSiO2 から成る絶縁層5を例
えば400nmの厚さに成膜する。プラズマCVDの温
度は400℃以下の低温とする。尚、必要に応じて、こ
の後に表面の平滑化工程を行う。この平滑化工程ではS
OG(Spin on glass )等の塗布膜を利用するが、絶縁
層5が覆っているため薄膜抵抗素子10には影響が及ば
ない。
に接続孔を形成する。図3Iに示すように、絶縁層5上
にフォトレジスト24を形成し、このフォトレジスト2
4に接続孔の形成のための開口25を形成する。
成されたフォトレジスト24をマスクとして用いて、絶
縁層5を例えばプラズマ装置によるRIE(反応性イオ
ンエッチング)により加工して、絶縁層5に開口を形成
する。この際に、Ta2 O5 から成る絶縁性の保護膜4
をSiO2 から成る絶縁層5のエッチングのエッチング
ストッパとするため、プラズマエッチングの条件は、例
えばエッチングガスとして混合ガス(CF4 +CHF3
+Ar)、処理圧力500mTorrとする。この条件
を採用することにより、エッチング選択比10以上(S
iO2 エッチレート/Ta2 O5 エッチレート)が得ら
れる。
くフォトレジスト24をマスクとして用いて、RIEに
より保護膜4を加工して、保護膜4に開口を形成する。
この際に、Ta−SiO2 サーメット材料から成る抵抗
膜3をTa2 O5 から成る絶縁性の保護膜4のエッチン
グストッパーとするため、プラズマエッチングの条件
は、例えばエッチングガスとして混合ガス(SF6 +C
l2 )、処理圧力16mTorrとする。この条件を採
用することにより、エッチング選択比8以上(Ta2 O
5 エッチレート/Ta−SiO2 エッチレート)が得ら
れる。
のフォトレジスト24を除去する。続いて、下地膜6及
び配線層7を順次スパッタリング装置を用いて成膜し、
これら下地膜6及び配線層7を所定のパターンにパター
ニングして、図4Mに示すように配線11を形成する。
下地膜6としては、例えばTi/TiON/Tiの積層
構造を例えば合計膜厚130nmとなるように形成して
バリアメタルとする。配線層7としては、例えばAl−
Si合金を例えば800nmの厚さに形成する。このよ
うにして、図1に示した本実施の形態の薄膜抵抗素子1
0を有する半導体装置を製造することができる。
子10の抵抗膜3にシリコンサーメット材料を用いたこ
とにより、シリコンサーメット材料の特徴であるシート
抵抗〜10kΩ/□、抵抗温度係数<±100ppm/
℃という特性から、薄膜抵抗素子10において比較的高
いシート抵抗及び低い抵抗温度係数が得られ、高抵抗で
あり熱処理により受ける影響が少ない(耐熱性を有す
る)薄膜抵抗素子10を構成することができる。さら
に、シリコンサーメット材料の特徴である耐酸性及び耐
酸化性を600℃まで確保できる特性から、耐酸性及び
耐酸化性を有する薄膜抵抗素子10を構成することがで
きる。
層して薄膜抵抗素子10を構成したことにより、保護膜
4により抵抗膜3の表面が保護されて、例えば薄膜抵抗
素子10のパターニング後のレジストアッシング工程や
剥離液工程等において、シリコンサーメット材料から成
る抵抗膜3への損傷や化学変化を防止することができ
る。これにより、抵抗膜3の損傷等を要因とする薄膜抵
抗素子10の抵抗値の変動を抑制して、薄膜抵抗素子1
0の高精度化が可能になる。
っているシリコン化合物から成る絶縁層5に対してエッ
チング選択性を有する材料とすることにより、薄膜抵抗
素子10に配線11を接続するコンタクト部11Cを形
成するためにエッチングにより絶縁層5に開口を形成す
る工程において、絶縁性の保護膜4がエッチングストッ
パとして作用して抵抗膜3へのエッチングダメージを回
避することができる。また、これにより、絶縁性の保護
膜4がシリコンサーメット材料から成る抵抗膜3ともエ
ッチング選択性を有するので、コンタクト部11Cを形
成するためにエッチングにより絶縁性の保護膜4に開口
を形成する工程において、絶縁性の保護膜4のエッチン
グ残渣が残ったり抵抗膜3がエッチングされたりしない
ようにして、確実に配線11を抵抗膜3に接続して形成
することができる。従って、薄膜抵抗素子10の寄生抵
抗であるコンタクト抵抗成分を低く抑えることができる
と共に、コンタクト抵抗のばらつき変動も抑えることが
可能となり、その結果、薄膜抵抗素子10の抵抗値の高
精度化をさらに図ることができる。
特に高抵抗の薄膜抵抗素子10において、高精度の抵抗
値及び高信頼性を実現することが可能になる。
類似したシリコン系絶縁膜から構成された半導体集積回
路装置に搭載することは従来は不可能であったが、本実
施の形態の半導体装置により、製造コストの大幅な増大
を招くことなく、かつ複雑な素子構造や繁雑な製造工程
を必要としないで実現することが可能になる。
を構成しているため、拡散抵抗による抵抗素子と比較し
て、抵抗素子が占有するスペースを小さくすることがで
き、半導体装置の微細化・小型化を図ることができる。
3にシリコンサーメット材料を用い、抵抗膜3上に絶縁
性の保護膜4を積層して、配線11を接続するための接
続孔を保護膜4にも形成している他は、従来の多結晶シ
リコン膜による抵抗素子と同様であり、比較的簡単な構
成となっている。このため、薄膜抵抗素子10の製造工
程は、絶縁性の保護膜4の形成工程が増える他は、従来
の多結晶シリコン膜による抵抗素子の製造工程と同様で
あり、半導体装置の他の部分の製造工程に薄膜抵抗素子
10の製造工程を組み込むことができる。さらに、絶縁
性の保護膜4の成膜は、抵抗膜3の成膜工程と同一のス
パッタ装置内で連続して行うため、保護膜4の成膜工程
を追加したことによる製造コストの増加は小さい。
な素子構成や煩雑な製造工程を必要としない。従って、
本実施の形態によれば、製造コストの増大を招かないで
比較的安いコストで高抵抗の薄膜抵抗素子10を有する
半導体装置を製造することができると共に、抵抗素子1
0の抵抗値の変動を抑制して良好な特性の抵抗素子10
を有する半導体装置を安定して製造することができる。
図1に示した薄膜抵抗素子10の構造を組み込んだBi
CMOS半導体装置の概略構成図(断面図)を図5に示
す。このBiCMOS半導体装置は、図5に示すよう
に、シリコン基板41上にN型のエピタキシャル層42
が形成されて基体が構成され、この基体にPMOSトラ
ンジスタ31P及びNMOSトランジスタ31Nから成
るCMOSトランジスタ部31と、縦型のNPNバイポ
ーラトランジスタ(以下NPNトランジスタとする)か
ら成るバイポーラトランジスタ部32と、薄膜抵抗素子
30を有する抵抗素子部33とを有して構成される。基
体の表面にはLOCOSにより形成された素子分離層4
4が形成されて、各トランジスタ31P,31N,32
を分離している。
ランジスタ31Pは、基体の表面にN- の半導体ウエル
領域45が形成され、このN- の半導体ウエル領域45
内にP型のソース/ドレイン領域47が形成されて構成
されている。これらソース/ドレイン領域47の内側に
チャネルが形成される。チャネル上にはゲート酸化膜を
介して多結晶シリコン膜55とシリサイド膜56との積
層構造からなるゲート電極Gが形成されている。ゲート
電極Gの側壁には、絶縁膜から成るサイドウォールが形
成されている。P型のソース/ドレイン領域47には、
下地膜61、配線層62、導電性反射防止膜63の3層
構造から成る配線64が接続されている。
ランジスタ31Nは、基体(半導体エピタキシャル層4
2)の表面にP- の半導体ウエル領域46が形成され、
このP- の半導体ウエル領域46内にN型のソース/ド
レイン領域48が形成されて構成されている。これらソ
ース/ドレイン領域48の内側にチャネルが形成され
る。これらソース/ドレイン領域48は、内側(チャネ
ル側)にN型の低濃度領域(いわゆるLDD領域)を有
している。チャネル上にはゲート酸化膜を介して多結晶
シリコン膜55とシリサイド膜56との積層構造からな
るゲート電極Gが形成されている。ゲート電極Gの側壁
には、絶縁膜から成るサイドウォールが形成されてい
る。N型のソース/ドレイン領域48には、下地膜6
1、配線層62、導電性反射防止膜63の3層構造から
成る配線64が接続されている。
Nバイポーラトランジスタは、半導体基体の内部にN型
の埋め込み拡散領域43が形成されて構成されている。
そして、N型のエピタキシャル層42内に、ベース領域
49が形成され、さらにベース領域49の中央の表面付
近にエミッタ領域50が形成されている。また、コレク
タ取り出し部では、N型の埋め込み拡散領域43に接続
するように、コレクタ取り出し領域51が形成されてい
る。ベース領域49には、多結晶シリコン膜57により
シリサイド膜58を挟んだ3層構造のベース電極が接続
されている。エミッタ領域50には、多結晶シリコン膜
59によりシリサイド膜60を挟んだ3層構造のエミッ
タ電極が接続されている。そして、ベース電極にはCM
OSトランジスタ部31の配線64と同様の3層構造の
ベース配線64Bが接続され、同様にエミッタ電極には
3層構造のエミッタ配線64Eが接続され、コレクタ取
り出し領域51には3層構造のコレクタ配線64Cが接
続されている。
素子10と同様の構成のシリコンサーメット材料から成
る抵抗膜3及びその上の絶縁性の保護膜4から成る薄膜
抵抗素子30が形成されて成る。この薄膜抵抗素子30
は、素子分離層44上に形成された絶縁層52,53上
に形成され、表面を薄い絶縁膜54で覆われている。絶
縁膜54及び保護膜4に形成された開口を通じて、CM
OSトランジスタ部31の配線64と同様の3層構造の
配線64Rが薄膜抵抗素子30の抵抗膜3に直接接続さ
れている。
4、64B,64E,64C,64Rは絶縁層で覆われ
て、さらに絶縁層上に上層の配線等が形成されてBiC
MOS半導体装置が構成される。
抵抗素子30が図1に示した薄膜抵抗素子10と同様の
構成を有するので、前述した先の実施の形態と同様に、
高精度の抵抗値を有する高抵抗の薄膜抵抗素子を構成す
ることができる。
0の抵抗膜に接続される配線64Rは、CMOSトラン
ジスタ部31の配線64や、バイポーラトランジスタ部
32の配線64B,64E,64Cと同じ3層構造6
1,62,63を有しており、同一工程で同時に形成す
ることが可能になっている。また、CMOSトランジス
タ部31のゲート電極Gを覆う絶縁膜と、抵抗素子部3
3の薄膜抵抗素子30を覆う絶縁膜とが、同一の絶縁膜
54となっている。
を構成しているため、抵抗素子の抵抗値は、CMOSト
ランジスタ部31やバイポーラトランジスタ部32の特
性のパラメーターにより影響されない。従って、抵抗素
子部33の素子の設計と、CMOSトランジスタ部31
やバイポーラトランジスタ部32の設計とを、それぞれ
制約が少なくなるようにして、より自由に行うことがで
きる。
MOS半導体装置の製造工程を、図6〜図13を参照し
て説明する。尚、シリコン基板41とN型の半導体エピ
タキシャル層42から成る基体の内部に素子分離層44
や各半導体領域を形成する工程は、説明を省略する。基
体上に、ゲート絶縁膜を介してゲート電極Gを形成し、
ゲート電極Gの側壁に絶縁膜から成るサイドウォールを
形成した後、ゲート電極Gを覆って全面的に絶縁膜52
を形成する。さらに、バイポーラトランジスタ部32に
おいては、ベース領域49上の絶縁膜52を除去して開
口を形成する。次に、絶縁膜52の上に多結晶シリコン
膜57・シリサイド膜58・多結晶シリコン膜57の3
層を成膜し、これをパターニングして3層構造から成る
ベース電極を形成する。このベース電極は、絶縁膜52
の開口を通じてベース領域49に接続される。次に、ベ
ース電極を覆って、比較的厚い絶縁層53を形成する。
さらに、バイポーラトランジスタ部32においては、エ
ミッタ領域50及びその付近のベース領域49上のベー
ス電極及び絶縁層53に開口を形成する。開口の側壁に
はさらに絶縁膜によりサイドウォールを形成する。その
後、この開口を埋めるように、多結晶シリコン膜59・
シリサイド膜60・多結晶シリコン膜59の3層を成膜
し、これをパターニングして3層構造から成るエミッタ
電極を形成する。このエミッタ電極は、ベース電極及び
絶縁層53の開口を通じてエミッタ領域50に接続され
る。ベース電極の開口の側壁に形成されたサイドウォー
ルにより、エミッタ電極とベース電極とが分離される。
次に、絶縁層53及びエミッタ電極を覆って、シリコン
サーメット材料から成る抵抗膜3と、保護膜4とを順次
成膜する。そして、抵抗素子部33においては、保護膜
4上に抵抗素子のパターンを形成するためのフォトレジ
スト81を形成する。この状態を示しているのが図6で
ある。
81をマスクとして、保護膜4及び抵抗膜3を一括して
パターニングする。続いて、フォトレジスト81を除去
して、図8に示すように、表面を絶縁膜54で覆う。こ
れにより、抵抗膜3及び保護膜4から成る薄膜抵抗素子
30が絶縁膜54で覆われる。
0へのコンタクト部を形成するための開口を有するフォ
トレジスト82を形成し、このフォトレジスト82をマ
スクとして、エッチングを行って絶縁膜54に開口(接
続孔)を形成する。引き続いて、図10に示すように、
同じフォトレジスト82をマスクとして、条件を変えて
エッチングを行って、保護膜4に開口(接続孔)を形成
する。
11に示すように、改めてCMOSトランジスタ部31
及びバイポーラトランジスタ部32の接続孔を形成する
ための開口を有するフォトレジスト83を形成し、この
フォトレジスト83をマスクとして、絶縁膜54や絶縁
層53、並びに絶縁膜52に対してエッチングを行っ
て、それぞれ、ソース/ドレイン領域57,58、ベー
ス電極、コレクタ取り出し領域51に達する開口(接続
孔)を形成する。
ト83を除去する。さらに、下地膜61・配線層62・
導電性反射防止膜63の3層を順次形成して、これをパ
ターニングすることにより、図13に示すように、CM
OSトランジスタ部31の配線64と、バイポーラトラ
ンジスタ部32の配線64B,64E,64Cと、抵抗
素子部33の配線64Rを形成する。このようにして、
図5に示した構成のBiCMOS半導体装置を製造する
ことができる。この後は、必要に応じて層間絶縁層や上
層の配線を形成する。
して、図1に示した薄膜抵抗素子10の構造を組み込ん
だBiCMOS半導体装置の概略構成図(断面図)を図
14に示す。このBiCMOS半導体装置は、概略構成
は図5と同様であるが、縦型のNPNバイポーラトラン
ジスタ(以下NPNトランジスタとする)から成るバイ
ポーラトランジスタ部32のエミッタ配線64Eの付近
が異なっている。即ちエミッタ配線64E及びエミッタ
電極の左右に、これらエミッタ配線64E及びエミッタ
電極の間の層として、薄膜抵抗素子30の抵抗膜3及び
保護膜4が存在している。この部分の抵抗膜3は、エミ
ッタ配線64の下地膜61やエミッタ電極の多結晶シリ
コン膜59及びシリサイド膜60の側壁に接していて、
エミッタ配線64及びエミッタ電極と一体化した導電体
となっている。その他の構成は図5と同様であるため、
重複説明を省略する。
CMOS半導体装置の製造工程を、図15〜図21に示
す。まず、先の実施の形態の図6に示した状態までは、
先の実施の形態と同様にして製造を行う。次に、フォト
レジスト81で薄膜抵抗素子30のパターニングを行う
前に、バイポーラトランジスタ部32のエミッタ電極の
部分を覆うようにフォトレジスト84を形成する。そし
て、図15に示すように、2つのフォトレジスト81及
び84をマスクとして、保護膜4及び抵抗膜3をエッチ
ングする。これにより、抵抗膜3及び保護膜4による薄
膜抵抗素子30のパターンが形成されると共に、これら
抵抗膜3及び保護膜4がエミッタ電極を覆って残る。
去して、図16に示すように、表面に絶縁膜54を形成
する。このとき、エミッタ電極を覆う抵抗膜3及び保護
膜4が絶縁膜54により覆われる。
ト82をマスクとしてエッチングを行って、薄膜抵抗素
子30上の絶縁膜54に開口(接続孔)を形成する。さ
らに、図18に示すように、同じフォトレジスト82を
マスクとして条件を変えてエッチングを行って、薄膜抵
抗素子30の保護膜4に開口(接続孔)を形成する。
19に示すように、改めてCMOSトランジスタ部31
及びバイポーラトランジスタ部32の接続孔を形成する
ための開口を有するフォトレジスト83を形成し、この
フォトレジスト83をマスクとして、絶縁膜54や絶縁
層53、絶縁膜52、並びにエミッタ電極上の保護膜4
及び抵抗膜3に対してエッチングを行って、それぞれ、
ソース/ドレイン領域57,58、ベース電極、コレク
タ取り出し領域51に達する開口(接続孔)を形成す
る。
ト83を除去する。さらに、下地膜61・配線層62・
導電性反射防止膜63の3層を順次形成して、これをパ
ターニングすることにより、図21に示すように、CM
OSトランジスタ部31の配線64と、バイポーラトラ
ンジスタ部32の配線64B,64E,64Cと、抵抗
素子部33の配線64Rを形成する。このようにして、
図14に示した構成のBiCMOS半導体装置を製造す
ることができる。この後は、必要に応じて層間絶縁層や
上層の配線を形成する。
ジスタ部31とバイポーラトランジスタ部32を有する
BiCMOS半導体装置に、本発明を適用して薄膜抵抗
素子30を有する抵抗素子部33を形成した構成であっ
たが、その他の構成の半導体装置においても、本発明を
適用することができる。例えば上述の各実施の形態の構
成の他に、容量素子(キャパシタ)やPNPバイポーラ
トランジスタ等を有していてもよい。
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他
様々な構成が取り得る。
ット材料から成る抵抗膜と絶縁性保護膜とを少なくとも
積層して薄膜抵抗素子を構成することにより、シリコン
サーメット材料の特性により低い抵抗温度係数、耐熱
性、並びに耐酸化性を有する高抵抗の薄膜抵抗素子を構
成することができると共に、この構成の薄膜抵抗素子を
製造する際に絶縁性保護膜により抵抗膜を保護して、抵
抗膜表面への損傷を防止することができる。これによ
り、抵抗膜表面への損傷を要因とする薄膜抵抗素子の抵
抗値の変動を抑制することができる。
製造において、シリコンサーメット材料から成る抵抗膜
を成膜した後、同一の装置内で連続して抵抗膜上に絶縁
性保護膜を成膜し、抵抗膜及び絶縁性保護膜を一括して
パターニングすることにより、抵抗膜の表面に自然酸化
膜を生じないで抵抗膜を絶縁性保護膜で覆うことができ
る。これにより、抵抗膜表面の自然酸化膜を要因とする
抵抗値の変動や配線との接触抵抗の増大を回避すること
ができる。
配線を薄膜抵抗素子を覆う絶縁層に形成された開口を通
じて抵抗膜に直接接続することにより、配線と抵抗膜と
の接触抵抗を小さくすることができ、接触抵抗の大きさ
や接触抵抗値のばらつきを要因とする薄膜抵抗素子の抵
抗値の変動が回避される。
抵抗値の変動を抑制して、薄膜抵抗素子の抵抗値の精度
が高く、かつ信頼性の高い半導体装置を実現することが
できる。また、製造コストの大幅な増大を招くことな
く、かつ複雑な素子構造や繁雑な製造工程を必要としな
いので、シリコンサーメット材料から成る薄膜抵抗素子
を半導体装置に搭載することが容易になる。
るシリコン化合物から成る絶縁層に対してエッチング選
択性を有する材料としたときには、抵抗素子に配線を接
続するコンタクト部を形成する工程において、抵抗膜へ
のエッチングダメージを回避し、かつ配線を抵抗膜に確
実に接続して形成することができる。これにより、抵抗
素子のコンタクト抵抗成分を低く抑えると共にコンタク
ト抵抗成分のばらつき変動も抑えることが可能となり、
薄膜抵抗素子の抵抗値の高精度化をさらに向上すること
ができる。
半導体装置の概略構成図(断面図)である。
程図である。
程図である。
程図である。
装置の概略構成図(断面図)である。
す工程図である。
す工程図である。
す工程図である。
す工程図である。
示す工程図である。
示す工程図である。
示す工程図である。
示す工程図である。
S半導体装置の概略構成図(断面図)である。
を示す工程図である。
を示す工程図である。
を示す工程図である。
を示す工程図である。
を示す工程図である。
を示す工程図である。
を示す工程図である。
子の概略構成図(断面図)である。
膜抵抗素子の概略構成図(断面図)である。
子の概略構成図(断面図)である。
子の概略構成図(断面図)である。
子の概略構成図(断面図)である。
縁性の保護膜、6 下地膜、7 配線層、10,30
薄膜抵抗素子、11,64,64B,64E,64C,
64R 配線、21,24,81,82,83,84
フォトレジスト、31 CMOSトランジスタ部、32
バイポーラトランジスタ部、33 抵抗素子部、5
2,54 絶縁膜
Claims (6)
- 【請求項1】 シリコンサーメット材料から成る抵抗膜
と、該抵抗膜上の絶縁性保護膜とを少なくとも積層して
成る薄膜抵抗素子を有し、 上記シリコンサーメット材料は、シリコン及び1種類以
上の金属元素に、酸素、窒素、炭素から選ばれる少なく
とも1種類の元素を含む組成から成り、 上記薄膜抵抗素子に電気的に接続される配線が、上記薄
膜抵抗素子を覆う絶縁層に形成された開口を通じて、上
記抵抗膜に直接接続されていることを特徴とする半導体
装置。 - 【請求項2】 上記シリコンサーメット材料の金属元素
は、Ta,Nb,W,Ti,Mo,Ni,V,Zrから
1種類以上選ばれることを特徴とする請求項1に記載の
半導体装置。 - 【請求項3】 上記絶縁性保護膜が、上記薄膜抵抗素子
を覆う絶縁層に対して、エッチングに対する選択性を有
していることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
置。 - 【請求項4】 上記絶縁性保護膜は、上記シリコンサー
メット材料の金属元素の酸化物または酸窒化物から成る
ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項5】 薄膜抵抗素子を有して成る半導体装置を
製造する方法であって、 シリコンサーメット材料から成る抵抗膜を成膜する工程
と、 上記抵抗膜を形成する工程と同一の装置内で、連続して
上記抵抗膜上に絶縁性保護膜を成膜する工程と、 上記抵抗膜及び上記絶縁性保護膜を一括してパターニン
グして、上記抵抗膜及び上記絶縁性保護膜の積層膜から
成る上記薄膜抵抗素子を形成する工程と、 上記薄膜抵抗素子を覆って絶縁層を形成する工程とを有
し、 上記シリコンサーメット材料は、シリコン及び1種類以
上の金属元素に、酸素、窒素、炭素から選ばれる少なく
とも1種類の元素を含む組成から成ることを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 上記絶縁性保護膜が、上記抵抗膜及び上
記絶縁層に対して、エッチングに対する選択性を有して
いることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製
造方法。
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