JP2002281237A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JP2002281237A
JP2002281237A JP2001073155A JP2001073155A JP2002281237A JP 2002281237 A JP2002281237 A JP 2002281237A JP 2001073155 A JP2001073155 A JP 2001073155A JP 2001073155 A JP2001073155 A JP 2001073155A JP 2002281237 A JP2002281237 A JP 2002281237A
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JP2001073155A
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Shinichi Asaba
伸一 浅羽
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面読み取りが可能な画像読み取り装置にお
ける画像情報の処理手段および記憶手段を有効に利用
し、片面原稿読み取り時の間欠読み取りによる画質を改
善できる画像読み取り装置を提供する。 【解決手段】 原稿搬送手段によって搬送される原稿の
第1の面の画像情報を読み取る第1の読み取り手段と、
第1の読み取り手段からの出力データを処理する第1の
画像処理手段と、原稿搬送手段によって搬送される原稿
の第1の面とは異なる第2の面の画像情報を読み取る第
2の読み取り手段と、第1の読み取り手段からの出力デ
ータ、または第2の読み取り手段からの出力データを処
理する第2の画像処理手段と、第1の読み取り手段から
の出力データを第1の画像処理手段へ入力するか、第1
の画像処理手段と第2の画像処理手段の両方へ並行に入
力するかを切り換える手段と、第2の読み取り手段から
の出力データを第2の画像処理手段に入力する入力経路
をON/OFF制御する手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面原稿の画像情
報の読み取りに対応した画像読み取り装置に関し、特
に、原稿の表、裏を別々の読み取り手段で読み取り、読
み取った画像データをそれぞれ別の記憶装置に蓄積する
画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータの周辺機器の
一つに、原稿面上の画像情報を読み取り、ホストコンピ
ュータに入力するイメージスキャナ(画像読み取り装
置)がある。このイメージスキャナは、近年のコンピュ
ータの普及による情報の共有化や検索作業の効率化、電
子文書化等に伴い構築された電子ファイリングシステム
の入力装置として、広く利用されている。また、この電
子ファイリングシステムにおいては、大量の書類原稿を
電子文書化する必要がしばしば発生する。これにより、
電子文書化するための作業効率を上げるために、イメー
ジスキャナの高速化が要求されている。
【0003】一方で、表裏両面に画像情報が載っている
両面原稿も少なからず処理されることから、前述の高速
化とあわせて、原稿両面をほぼ同時に読み取りが可能な
イメージスキャナへの要求が高まっている。
【0004】従来、イメージスキャナとして主流をなし
てきたのは、原稿をガラス面上に載置し、固定した状態
で、原稿面に沿って光学系を移動させながら読み取る、
いわゆるフラットベッドタイプの装置であったが、近年
では、光学系を停止固定させて、原稿を搬送しながら読
み取る原稿搬送型のイメージスキャナが普及しつつあ
る。上記の原稿両面を読み取り可能なイメージスキャナ
とあわせ、原稿を搬送、反転させる機構を有することで
実現可能な手段が提案されているが、原稿の反転機構を
持たせることで装置全体としての大きさに影響がでてし
まう。
【0005】そこで、原稿表裏の読み取りに個別の読み
取り手段を持たせたイメージスキャナが提案されてお
り、これによれば原稿の反転機構等を有することなく1
回の原稿搬送で原稿両面を読み取ることが可能となる。
そのため、小型化、高速化の要求に応えることが可能と
なる。
【0006】また、原稿の表裏にそれぞれの個別の読み
取り手段を持たせることから、読み取られた画像データ
を一旦記憶させる記憶手段(メモリ手段)も原稿表裏2
面分持たせる構成となる。これにより、原稿の1回の搬
送で原稿の両面の画像を読み取ることが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
画像読み取り装置における高速化の流れのなかで、高画
質化も要求されるが、高解像度で原稿上の画像を読み取
る場合、読み取られる画像データのデータ量は多くな
る。そのため、有限量のバッファに対して、読み取りデ
ータの書き込みが有限バッファからのデータ取り出しに
追いついた場合、読み取り動作を一旦停止する場合があ
る。この有限量のバッファに対するデータの読み書き
は、イメージスキャナに接続される外部インタフェース
によって定められた所定の転送速度に依る。すなわち、
高画質を求めるために高解像度で原稿を読み取ると原稿
の読み取り動作が間欠的な動作を伴うことがあり、この
間欠動作が画質に影響を与えることがしばしばあるとい
う問題点が指摘される。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、両面読み取りが可能な画像読み取り装置におけ
る画像情報の処理手段および記憶手段を有効に利用し、
片面原稿読み取り時の間欠読み取りによる画質を改善
し、効率的に所望のイメージを作成できる画像読み取り
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1に記載の画像読み取り装置の発明は、原
稿を搬送する原稿搬送手段と、原稿搬送手段によって搬
送される原稿の第1の面の画像情報を読み取る第1の読
み取り手段と、第1の読み取り手段からの出力データを
処理する第1の画像処理手段と、第1の画像処理手段か
らの出力データを蓄積記憶する第1の記憶手段と、原稿
搬送手段によって搬送される原稿の第1の面とは異なる
第2の面の画像情報を読み取る第2の読み取り手段と、
第1の読み取り手段からの出力データ、または第2の読
み取り手段からの出力データを処理する第2の画像処理
手段と、第2の画像処理手段からの出力データを蓄積記
憶する第2の記憶手段とを備える画像読み取り装置であ
って、第1の読み取り手段からの出力データを、第1の
画像処理手段へ入力するか、第1の画像処理手段と第2
の画像処理手段の両方へ並行に入力するか切り換える切
り換え手段と、第2の読み取り手段からの出力データを
第2の画像処理手段に入力する入力経路をONまたはO
FFに制御するON/OFF手段と、をさらに備えるこ
とを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像読み取り装置において、原稿を固定した状態で、
第1の読み取り手段を走査させて原稿の第1の面の画像
情報を読み取ることが可能であることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の画像読み取り装置において、原稿を原稿搬送手段によ
り搬送させて、原稿の第1の面を第1の読み取り手段に
より読み取るか、原稿を固定して、原稿の第1の面を第
1の読み取り手段を走査させることにより読み取るか、
を選択できることを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1から3
のいずれか1項に記載の画像読み取り装置において、切
り換え手段とON/OFF手段は、ユーザインタフェー
スを介してユーザ指定の条件に応じて制御されることを
特徴とする。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1から4
のいずれか1項に記載の画像読み取り装置において、第
2の記憶手段に用意される記憶容量は、第1の記憶手段
に用意される記憶容量よりも大きいことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に係
る画像読み取り装置の全体構成を示す図である。本実施
例では、低電力機器の例として、以下に説明する画像読
み取り装置を挙げることとする。
【0015】原稿台ガラス1上に置かれた原稿は、第1
ミラー2と一体に構成された照明ランプ3により照射さ
れ、その反射光は、第1ミラー2及び一体に構成された
第2ミラー4、第3ミラー5で走査される。その後、反
射光は、レンズ31により集束され、CCD6に照射さ
れて光電変換される。第1ミラー2、照明ランプ3、及
び第2ミラー4、第3ミラー5は、走行体モータ7を駆
動源として、A方向に移動可能となっている。
【0016】原稿トレイ8に積載された原稿は、ピック
アップローラ9、レジストローラ対10、搬送ドラム1
1、搬送ローラ12により読み取り位置Bを経て、搬送
ローラ対13及び排紙ローラ対14へ送り込まれ、排紙
トレイ32上に排紙される。原稿は、読み取り位置Bを
通過する際に、読み取り位置B近傍に移動されている照
明ランプ3により照射され、その反射光は、第1ミラー
2及び一体に構成された第2ミラー4、第3ミラー5で
走査される。その後、反射光は、レンズ31により集束
され、CCD6に照射されて光電変換される。ピックア
ップローラ9、レジストローラ対10は、給紙モータ
(図示せず)により駆動され、搬送ドラム11、搬送ロ
ーラ12、搬送ローラ対13、排紙ローラ対14は、搬
送モータ(図示せず)により駆動される。
【0017】読み取り位置Cには、密着イメージセンサ
15が設置されている。密着イメージセンサ15は、光
源であるLED(図示せず)、レンズ(図示せず)、セ
ンサ素子(図示せず)で構成されている。原稿は、読み
取り位置Cを通過する際に、読み取り位置Bで読み取ら
れた反対の面(裏面)を読み取り位置Cに設置されてい
る密着イメージセンサ15内ランプにより照射され、そ
の反射光は密着イメージセンサ15上レンズにより集束
され、密着イメージセンサ15上センサ素子に照射さ
れ、光電変換される。密着イメージセンサ15の原稿を
挟んだ対向部には白色ローラ17が設置されていて、密
着イメージセンサ15による読み取り時のシェーディン
グ補正用白色部材として使用される。
【0018】搬送ローラ対13と排紙ローラ対14の間
には、エンドーサーユニット18とエンドーサープラテ
ン19が設置されている。エンドーサー18は、インク
を染み込ませたアルファベット文字と数字の印とからな
る印字部と、印字部をエンドーサープラテン方向に加圧
する加圧ソレノイド(図示せず)と、から構成されてい
る。原稿をエンドーサー18上に停止させ、エンドーサ
ープラテン19で加圧方向に固定し、エンドーサー18
印字部への加圧により原稿面にアルファベット文字や数
字を印字することができる。
【0019】図2は、本発明に係る画像読み取り装置の
全体ブロック図である。SBU20上のCCD6に入光
した原稿の反射光は、CCD6内で光の強度に応じた電
圧値を持つアナログ信号に変換される。アナログ信号
は、奇数ビットと偶数ビットに分かれて出力される。上
記アナログ画像信号は、SBU20上でアナログ処理回
路(図示せず)暗電位部分が取り除かれ、奇数ビットと
偶数ビットが合成され、所定の振幅にゲイン調整された
後にA/Dコンバータに入力され、デジタル信号化され
る。
【0020】デジタル化された画像信号は、SCU21
上のNIPU33で、シェーディング補正、ガンマ補
正、MTF補正等が行われた後、2値化され、ページ同
期信号、ライン同期信号、画像クロックと共にビデオ信
号として出力される。
【0021】NIPU33から出力されたビデオ信号
は、コネクタ34を介してオプションIPU26へ出力
されている。オプションIPU26へ出力されたビデオ
信号は、オプションIPU26内で所定の画像処理が行
われ、再びSCU21へ入力される。再びSCU21へ
入力されたビデオ信号は、セレクタ(図示せず)に入力
される。上記セレクタのもう一方の入力はNIPU33
から出力されたビデオ信号となっていて、オプションI
PU26で画像処理するかしないかを選択できる構成と
なっている。
【0022】上記セレクタから出力されたビデオ信号
は、画像データ記憶手段(DRAM)を管理するSIB
C35に入力され、DRAMで構成される画像メモリに
蓄えられる。画像メモリに蓄えられた画像データは、S
CSIコントローラ36に送られ、パソコン等の外部装
置へ転送される。
【0023】密着イメージセンサ15で光電変換された
アナログ画像信号は、RSBU16上でデジタル変換さ
れる。デジタル化された画像信号は、RSBU上でシェ
ーディング補正が施された後に、RCU23へ送られ
る。
【0024】RCU23は、DRAMで構成される画像
メモリと画像データメモリを制御するSiBCで構成さ
れ、画像データをいったん画像メモリに蓄積した後に、
SCU21へ転送する。RCU23からSCU21へ送
られた画像データと、SCU21上SIBC35から出
力される画像データは、切り替え可能となっており、い
ずれかの画像データを選択してSCSIコントローラ3
6へ転送される。
【0025】SCU21上には、CPU37、ROM3
8、RAM39が実装されており、CPU37は、SC
SIコントローラ36を制御して、パソコン等の外部装
置との通信を行う。また、CPU37は、ステッピング
モータである走行体モータ7、給紙モータ、搬送モータ
のタイミング制御も行っている。
【0026】ADU30は、自動原稿搬送機構(AD
F)部に用いる電装部品の電力供給を中継する機能を有
する。
【0027】SCU21上のCPU37に接続されてい
る入力ポートは、IOB24を介して本体操作パネル2
8に接続されている。本体操作パネル28上には、スタ
ートスイッチ(図示せず)とアボートスイッチ(図示せ
ず)とが実装されている。それぞれのスイッチが押下さ
れると入力ポートを介してCPU37はスイッチがON
されたことを検出する。
【0028】図3は、本発明に係る画像読み取り装置の
第1の実施形態の概略構成を示すブロック図である。本
実施形態における画像読み取り装置は、読み取り装置本
体313と、原稿の自動搬送機構を有するADF314
によって構成される。
【0029】本発明に係る画像読み取り装置は、原稿3
12の表面の画像データを読み取る第1の読み取り手段
301と、原稿312の裏面を読み取る第2の読み取り
手段307と、原稿の片面のみの画像データを読み取る
第3の読み取り手段315と、を備えている。
【0030】なお、第1の読み取り手段301と第3の
読み取り手段315は同一のものであって、読み取りモ
ードによってその位置を移動させて用いられる。すなわ
ち、原稿を搬送させながら原稿上の画像を読み取る場合
は、所定の位置に第1の読み取り手段301を固定して
読み取り動作を行い、原稿を一定の位置に固定して読み
取る場合は、第3の読み取り手段315に示されるよう
に第1の読み取り手段301を原稿に沿って走査させな
がら読み取ることである。
【0031】第1の読み取り手段301と第2の読み取
り手段307の出力は、それぞれ後段に第1のA/D変
換手段302、第2のA/D変換手段308によってデ
ジタル信号に変換され、それぞれ第1のバッファ手段3
03、第2のバッファ手段309を介して、第1の画像
処理手段304、第2の画像処理手段301に、それぞ
れ入力される。第1の読み取り手段301または第3の
読み取り手段315で読み取られた画像データは、第1
の画像処理手段304で、第2の読み取り手段307で
読み取られた画像データは、第2の画像処理手段310
でそれぞれシェーディング補正等の必要な処理が施され
る。
【0032】その後、第1の画像処理手段304の出力
データは、第1の画像メモリ手段305に、第2の画像
処理手段310の出力は第2の画像メモリ手段311に
それぞれ一旦記憶され、イメージデータとしてI/F手
段306に送られ、予め定められた転送速度によって外
部インタフェースに転送される。
【0033】I/F手段306では、イメージデータの
転送の他、ホストコンピュータなどから本装置に対して
贈られる各種コマンドの受理、本装置のステータスの送
信などの動作もCPU(図示せず)に制御されながら実
施する。
【0034】第1の読み取り手段301、第2の読み取
り手段307、および第3の読み取り手段315は、原
稿上の画像情報を読み取るためのCCDに代表される光
電変換素子、原稿の表面を照射させるための光源(図示
せず)等で構成される。第1のA/D変換手段302、
第2のA/D変換手段308は、第1の読み取り手段3
01、第2の読み取り手段307、第3の読み取り手段
315から出力された、アナログ信号の画像データをデ
ジタル信号に変換出力する。これらのデジタル信号は、
それぞれ第1のバッファ手段303、第2のバッファ手
段309を介して第1の画像処理手段304、第2の画
像処理手段310に出力される。
【0035】第1の画像処理手段304と第2の画像処
理手段310では、上記のように、デジタル信号化され
た画像データに対して、シェーディング補正やMTF補
正、γ補正等の各種補正、二値化/多値化や誤差拡散等
の各種画像処理を実施する。
【0036】第1の画像メモリ手段305および第2の
画像メモリ手段311は、イメージデータを記憶するた
めのメモリとこれらのメモリを制御するメモリコントロ
ーラで構成される。
【0037】第1の読み取り手段301、第3の読み取
り手段315、および第2の読み取り手段307で得ら
れたデジタル信号化されたイメージデータは、このメモ
リに書き込みが行われつつ、I/F手段306によって
イメージデータの読み出しが行われ、外部インタフェー
スを介して所定の転送速度に従い、出力される。
【0038】I/F手段306は、外部インタフェース
に対するイメージデータの送信をページ順次、すなわ
ち、原稿表裏両面の読み取りを行った場合、1枚目原稿
の表面、1枚目原稿の裏面、2枚目原稿の表面、2枚目
原稿の裏面、...といった順序で行う。
【0039】本実施例では、第1の画像メモリ手段30
5のメモリ容量、第2の画像メモリ手段311のメモリ
容量を以下のようにする。
【0040】第1の画像メモリ手段305のメモリ容量
は、A3原稿(297mm×420mm)を400dp
i、2値データとして原稿1枚分(1ページ分)を記憶
できる容量、すなわち、((297mm/25.4m
m)×400dots)×((420mm/25.4m
m)×400dots)≒30.9Mbit≒4MBと
する。
【0041】これにより、外部インタフェースのもつデ
ータ転送速度が遅くても、第1の読み取り手段301ま
たは第3の読み取り手段303でA3原稿を400dp
iで、2値化して読み取る場合、あるいは、これより小
さいデータ量となるような読み取り条件で読み取る場合
において、第1の読み取り手段301または第3の読み
取り手段303は、接続されている外部インタフェース
の転送速度に関わらず、間欠的な読み取り動作なしに画
像読み取り動作を完了することができる。
【0042】ここで、間欠読み取りについて説明する。
有限のバッファ(メモリ)に対するイメージデータの書
き込みが、このバッファからのイメージデータの読み出
しに追いついた場合、すなわち、バッファがニアフル状
態になると、読み取り動作は一旦中断されて、バッファ
の空き領域がある程度確保できるまで読み取り動作が停
止する。バッファの空き領域がある程度確保できると、
読み取り動作が再開される。このバッファからのイメー
ジデータの読み出しは、I/F手段306によって接続
されている外部インタフェースで定められたデータの転
送速度に依るところがあり、これによっては、1回の読
み取り動作で複数回の読み取り動作、一時停止が繰り返
されることになる。これらの一連の動作を間欠読み取り
という。
【0043】一方で、第2の画像メモリ手段311のメ
モリ容量は、A3原稿(297mm×420mm)を4
00dpi、多値データとして原稿1枚分(1ページ
分)を記憶できる容量をもたせるものとする。ここで、
本実施例のイメージデータのデータ幅は、8bitとす
る。これにより、本実施例における第2の画像メモリ手
段311のメモリ容量は、((297mm/25.4m
m)×400dots)×((420mm/25.4m
m)×400dots)×8bit≒247.5Mbi
ts≒32MBとする。
【0044】これにより、第2の読み取り手段302で
A3原稿1ページを読み取り密度400dpiで読み取
り、得られるイメージデータを多値(8bit/画素)
までは間欠動作なくして読み取り動作を行うことが可能
となる。
【0045】ここで、第1の画像メモリ手段310より
も第2の画像メモリ手段311のメモリ容量を大きく設
定している理由を説明する。本発明の画像読み取り装置
では、第4図に示すように、原稿の表面が読み取られな
がらイメージデータを転送している最中に、原稿の裏面
の読み取りが開始される。その後、表面のイメージデー
タの転送が終了した時点で、裏面のイメージデータの転
送が開始されるように制御される。そのため、第2面の
イメージデータ記憶用のメモリとしては読み取りが可能
なサイズに対応したデータ量分のメモリを用意し、表面
のイメージデータの転送が終了するまで、読み取った裏
面のイメージデータを一時保存する必要がある。そのた
め、第2のメモリ手段311のメモリ容量を第1のメモ
リ手段310のメモリ容量よりも大きくする必要があ
る。
【0046】次に、図4、5を用いて、両面原稿の読み
取りモードにおける動作について説明する。図4は、両
面原稿の読み取り時における概略構成を示す図である。
図5は、両面原稿による両面読み取りモード時のタイミ
ングを示す図である。
【0047】図4において、原稿有無センサは、ADF
314における原稿トレイ部分に読み取られるべき原稿
があるかどうかを検出する検出手段である。
【0048】ピックアップローラ、フィードローラは、
原稿をADF314の原稿搬送路に送り込む給紙手段で
ある。
【0049】搬送ローラ(搬送ドラム)は、原稿をAD
F314内で搬送する搬送手段である。
【0050】走行体は、第1の読み取り手段301にお
いて原稿の表面を照射する光源とミラーを搭載する第1
の読み取り手段301の一部である。
【0051】トレーアップセンサは、読み取られる原稿
が積載されている原稿トレイをADF314の給紙口に
持ち上げたり、原稿を原稿トレイにセットするためにト
レイ位置を下げたりするために用いるトレイ位置の検出
手段である。
【0052】排紙センサは、原稿がADF314から排
出される際の検出を行う検出手段である。
【0053】また、フィードセンサ、リードセンサ、排
紙センサはADF314内部における原稿送りジャムの
検出等も行う。
【0054】次に、両面原稿の読み取りモードにおける
動作について説明する。まず、原稿が、ピックアップロ
ーラやフィードローラ等の給紙手段により給紙され、リ
ードセンサ上、表面読み取り待機位置を原稿が通過す
る。ここで、表面読み取り待機位置とは、複数の原稿を
連続読み取りする場合に、外部インタフェースへの転送
速度と原稿搬送速度との関係から、次に読み取られる原
稿を一旦停止させる位置である。
【0055】原稿は、表面読み取り待機位置を通過して
からt1時間経過後に表面読み取り位置に達し、第1の
読み取り手段301によって原稿の表面の読み取りが開
始される。その後、第1の画像処理手段304によって
所定の画像処理が施された後、I/F手段306から外
部インタフェースに転送出力される。
【0056】原稿は、第1の読み取り手段301に読み
取られながら搬送を続け、第2の読み取り手段307に
よる読み取り位置に達すると、第2の読み取り手段30
7による原稿裏面の読み取りが開始される。この時点
で、I/F手段306は、先に読み取られている原稿表
面のイメージデータを外部インタフェースに転送出力し
終わっていないため、第2の読み取り手段307から出
力される原稿第2面のイメージデータは、第2の画像処
理手段310で所定の画像処理が施された後、第2の画
像メモリ手段311でメモリに一旦蓄積される。
【0057】I/F手段306は、原稿表面のイメージ
データが外部インタフェースに転送出力され終わった後
に、第2の画像メモリ手段311に蓄積されている原稿
裏面のイメージデータの外部インタフェースへの転送出
力を開始する。
【0058】図5では、原稿表面のイメージデータ、す
なわち第1の読み取り手段301によって読み取られた
イメージデータは、そのまますぐに外部インタフェース
に転送出力される構成を取っている。そのため、連続し
て複数の原稿読み取りを行う場合、次の原稿は、表面読
み取り待機位置にて一旦搬送を待機させ、I/F手段3
06による原稿裏面のイメージデータ、すなわち第2の
読み取り手段307によって得られたイメージデータが
外部インタフェースに転送出力を終了されるのを待つ必
要がある(図5中、「注」にて表示している期間)。
【0059】ここで、図5中のt1、t2、t3、t
4、t5、t6、について説明する。t1は、表面読み
取り待機位置から第1の読み取り手段による読み取り位
置に原稿が達するまでの時間、t2は、第1の読み取り
手段301による原稿表面の読み取り時間と、得られた
イメージデータを外部インタフェースに転送出力する時
間、t3は、第1の読み取り手段301による読み取り
位置から第2の読み取り手段307による読み取り位置
に原稿先端が到達する時間、t4は、第2の読み取り手
段307が原稿の裏面の読み取りに要する時間、t5
は、第2の読み取り手段307によって得られた原稿裏
面のイメージデータを外部インタフェースに転送出力す
るのに要する時間、t6は、リードセンサ位置から表面
読み取り待機位置に原稿が達するまでの時間である。
【0060】次に、ADF314を使った片面読み取り
モード時のタイミングを図6に示す。基本的な動作は上
記図4、5での説明と同様である。図6では、原稿を搬
送させながら第1の読み取り手段301を固定させて読
み取る場合を想定し、また、原稿を連続的に読み取るよ
うなタイミングで記載している。
【0061】図7に、第3の読み取り手段315を使っ
た原稿片面読み取りモード時における概略構成とタイミ
ングを示す。ここで、前述のように、第3の読み取り手
段315は、第1の読み取り手段301を、所定の位置
に固定された原稿面に沿って走査させ、読み取りを行う
手段のことを示している。
【0062】第3の読み取り手段315は、読み取り動
作指示があると、読み取り待機位置からスタートし、読
み取り開始位置まで移動する。その間、ホームポジショ
ンセンサによって、第3の読み取り手段315のホーム
ポジションが検出され、第3の読み取り手段315は基
準白板を読み取り、シェーディング補正用の基準データ
を得る。第3の読み取り手段315は、読み取り開始位
置までくると、引き続いて原稿面に沿って走査されなが
ら、原稿を読み取る。その後、読み取り終了位置に達す
ると減速を始め、ホームポジション位置まで戻る。
【0063】ここで、図7におけるt1、t2、t3、
t4、t5、t6、について説明する。t1は、第3の
読み取り手段315の待機位置からホームポジションセ
ンサがONするまでの時間であり、t2は、シェーディ
ング補正の基準となる基準白板を読む時間であり、t3
は、第3の読み取り手段315が読み取り開始位置まで
移動する時間であり、t4は、第3の読み取り手段31
5が原稿を読み取る時間であり、t5は、第3の読み取
り手段315が原稿読み取りを終了してからホームポジ
ション位置に戻るまでの時間であり、t6は、第3の読
み取り手段315がホームポジション位置まで戻ってか
ら所定の待機位置に停止するまでの時間である。
【0064】図8に、本発明に係る画像読み取り装置の
第2の実施形態の概略構成をブロック図として示す。本
実施形態で説明する画像読み取り装置は、読み取り装置
本体413と、原稿の自動搬送機構を有するADF41
4によって構成される。
【0065】本発明の第2の実施形態における画像読み
取り装置は、原稿412の表面の画像データを読み取る
第1の読み取り手段401と、原稿412の裏面を読み
取る第2の読み取り手段417と、原稿の片面のみの画
像データを読み取る第3の読み取り手段415とを備え
ている。なお、第1の読み取り手段401と第3の読み
取り手段415は同一のものであって、読み取りモード
によってその位置を移動させて用いられる。すなわち、
原稿を搬送させながら原稿上の画像を読み取る場合は、
所定の位置に第1の読み取り手段401を固定して読み
取り動作を行い、原稿を一定の位置に固定して読み取る
場合は、第3の読み取り手段415に示されるように第
1の読み取り手段401を原稿に沿って走査させながら
読み取る。
【0066】第1の読み取り手段401と第2の読み取
り手段407の出力は、それぞれの後段に第1のA/D
変換手段402、第2のA/D変換手段408によって
デジタル変換され、それぞれ第1のバッファ手段40
3、第2のバッファ手段409を介して、第1の画像処
理手段404、第2の画像処理手段410に入力され
る。
【0067】第1の読み取り手段401または第3の読
み取り手段415で読み取られた画像データは、第1の
画像処理手段404で、第2の読み取り手段407で読
み取られた画像データは第2の画像処理手段410で、
それぞれシェーディング補正等の必要な処理が施され
る。その後、第1の画像処理手段404の出力データ
は、第1の画像メモリ手段405に、第2の画像処理手
段410の出力は第2の画像メモリ手段411にそれぞ
れ一時保存された後、イメージデータとしてI/F手段
406に送られ、予め定められた転送速度によって外部
インタフェースに転送される。
【0068】ここで、第1のバッファ手段403から出
力される第1の読み取り手段401または第3の読み取
り手段415で得られた画像データは、外部インタフェ
ースを介して要求された読み取りモードに応じて制御さ
れる切り替え手段416によって、第1の画像処理手段
404へ入力するか、または第2の画像処理手段410
へ入力するか、が決定される。切り替え手段416の制
御によって第1の画像処理手段404または第2の画像
処理手段410に入力されたイメージデータは、それぞ
れ第1の画像メモリ手段405または第2の画像メモリ
手段411に一旦蓄積された後、I/F手段406を介
して外部インタフェースに対して転送出力される。本実
施例では、第1の画像メモリ手段405および第2の画
像メモリ手段411のメモリ容量の構成を、上記第3図
の説明と同じく、第1の画像メモリ手段405を4M
B、第2の画像メモリ手段411を32MBとする。
【0069】次に、切り換え手段416の動作について
説明する。今、外部インタフェースを介して原稿の両面
読み取りが要求されたものとする。本発明に係る画像読
み取り装置は、1回の原稿搬送で原稿の表裏両面の読み
取り動作を実施することから、切り換え手段416の切
り換え素子は、「A=ON,B=OFF」になるように
制御される。
【0070】これにより、第1の読み取り手段401で
読み取られた原稿表面のイメージデータは第1の画像処
理手段404、第1の画像メモリ手段405を経由し、
第2の読み取り手段407で読み取られた原稿裏面のイ
メージデータは第2の画像処理手段410、第2の画像
メモリ手段411を経由することになる。
【0071】外部インタフェースを介して、原稿の表面
のみの読み取り動作が要求されたときは以下のようにな
る。通常は、1回の読み取り動作で、ある一つの画像処
理(ここでは、例えば、複数のγカーブが用意されてい
る内の1つ、2値化濃度のスレッシュレベルをある一点
に定める等、ユーザが設定可能な一連の処理を一通り設
定したものをいう)を選択し、その処理範囲は原稿面全
面であることから、切り換え手段416の切り換え素子
は、「A=Don’t care,B=OFF」として
ある。第1の画像メモリ手段405に用意しているメモ
リ容量は少なめにしているため、読み取り動作は、多値
画像を要求された場合等において、前述の間欠読み取り
を伴うことがある。
【0072】原稿の片面読み取りのとき、仮に1回の読
み取り動作で2種類の画像処理を施したイメージデータ
を得たいという要望があったとする。このとき、切り換
え手段416の切り換え素子AおよびBは、「A=OF
F,B=ON」になるように制御される。また、CPU
(図示せず)は、ユーザインタフェースから得た2種類
の画像処理の設定情報を、第1の画像処理手段404と
第2の画像処理手段410のそれぞれに別個に設定す
る。これにより、第1の読み取り手段401の1回の読
み取り動作で得られたイメージデータは、切り換え手段
416の切り換え素子Bを経由して、第1の画像処理手
段404および第2の画像処理手段410の両方に並行
して入力され、予め個別に設定された情報に基づいて、
第1の画像処理手段404、第2の画像処理手段410
でそれぞれ画像処理が施された後、第1の画像メモリ手
段405、第2の画像メモリ手段411にイメージデー
タが蓄積される。
【0073】I/F手段406では、ユーザインタフェ
ースからの要求情報によって、2種類のイメージデータ
の内のどちらを先に転送出力するかを選択し、要求され
た情報に従って、第1の画像メモリ手段405または第
2の画像メモリ手段411内のイメージデータを外部イ
ンタフェースに対して転送出力するよう制御される。
【0074】また、通常の原稿片面の読み取り動作時
は、前述のように切り換え手段416の切り換え素子
A、Bは「A=Don’t care,B=OFF」で
あるが、この状態で原稿の多値読み取りが要求された場
合、第1の画像メモリ手段405に用意しているメモリ
容量が小さいことから、外部インタフェースの転送速度
次第では、1回の読み取り動作で複数回の間欠動作を発
生することがある。ここで、間欠動作による画像品質の
低下を許容したくない場合は、切り換え手段416の切
り換え素子A、Bを「A=OFF,B=ON」になるよ
うに制御すればよい。第2の画像メモリ手段411に
は、第1の画像メモリ手段405よりも容量の大きい画
像メモリを用意しており、そのメモリ容量を予め原稿1
枚の読み取り動作で実現可能な動作範囲のうちで、最も
必要な容量分だけ用意しておけば、間欠動作なしに原稿
全面の多値画像を得ることが可能となる。
【0075】I/F手段406に接続された外部インタ
フェースへのイメージデータ転送は、第2の画像メモリ
手段411に蓄積されたイメージデータを、外部インタ
フェースの転送速度に従って読み出しを行いながら転送
出力するため、間欠動作とは無縁のものとなる。以上に
説明したように、切り換え手段416の切り換え素子
A、Bは、外部インタフェースからの動作要求に基づい
てON/OFF制御される。
【0076】図11、12、13は、本発明に係る画像
読み取り装置の第1の画像メモリ手段405と第2の画
像メモリ手段411における、第1の画像処理手段40
4、第2の画像処理手段410から出力されたイメージ
データの画像メモリへの書き込みの様子を概略的にあら
わしたタイミング図の一例である。図9、10に、原稿
の処理範囲の例を示す。
【0077】本発明に係る画像読み取り装置の通常の読
み取りは、図9に示されるように、原稿の全面に同一の
処理の設定が行われることにより実現する。このときの
タイミング概略図を図11に示す。
【0078】次に、本発明に係る画像読み取り装置によ
って、原稿の一部に別の画像処理を指示し、1つの原稿
に対して2種類の画像処理が施されたイメージデータを
1回の原稿読み取りで得た場合のタイミング概略図を図
12に示す。この時、指示された原稿上の処理の状態は
図10であるものとする。
【0079】図13に示すタイミング概略図は、原稿の
表裏両面を読み取った際のものである。また、図11、
12、13において、FGATE1は、第1の読み取り
手段401、または第3の読み取り手段415で読み取
られたイメージデータに対する副走査方向のゲート信号
であり、FGATE2は、第2の読み取り手段407で
読み取られたイメージデータに対する副走査方向のゲー
ト信号である。
【0080】LGATE1は、第1の読み取り手段40
1、または第3の読み取り手段415で読み取られたイ
メージデータに対する主走査方向のゲート信号であり、
LGATE2は、第2の読み取り手段407で読み取ら
れたイメージデータに対する主走査方向のゲート信号で
ある。
【0081】SEL_Aは、切り換え手段416の切り
換え素子Aに対するON/OFF制御信号であり、同様
に、SEL_Bは、切り換え素子Bに対するON/OF
F制御信号である。ここで、SEL_AおよびSEL_
Bは、HighレベルのときON、Lowレベルのとき
OFFとする。
【0082】WE_1は、第1の画像処理手段404か
ら出力されるイメージデータの第1の画像メモリ手段4
05へのWrite信号であり、WE_2は第2の画像
処理手段410から出力されるイメージデータの第2の
画像メモリ手段411へのWrite信号である。
【0083】DATA1は、第1の画像メモリ手段40
5に書き込まれるイメージデータであり、DATA2
は、第2の画像メモリ手段411に書き込まれるイメー
ジデータを示す。
【0084】次に、図14を用いて、本発明の画像読み
取り装置における原稿読み取り動作の流れを説明する。
まず、画像読み取り装置のCPUは、外部インタフェー
スを介して接続されているホストPCから読み取り動作
の要求を待ち(ステップS1400)、動作要求がある
と(ステップS1400/YES)、引き続いて原稿の
読み取り条件に関するデータをホストPCから受け取る
(ステップS1401)。次に、CPUは原稿の読み取
りモードが片面読み取りであるか否かを判断する(ステ
ップS1402)。片面読み取りモードである場合は
(ステップS1402/YES)、ステップS1403
へ、片面読み取りモードでない場合(ステップS140
2/NO)、すなわち、両面読み取りモードの場合は、
ステップS1411へと進む。
【0085】片面読み取りモードが選択された場合(ス
テップS1402/YES)、要求されている読み取り
条件が2値読み取りであるか否かを判断し(ステップS
1403)、2値読み取りである場合(ステップS14
03/YES)、ステップS1404へ、2値読み取り
でない場合(ステップS1403/NO)、すなわち多
値読み取りである場合はステップS1409へ進む。
【0086】2値読み取りが選択された場合、同時に多
値データも要求されているか、または、さらに別の画像
処理を、原稿全面、あるいは領域を指定された上で、行
うことを要求されているかを判断し(ステップS140
4)、ステップS1404/NOであればステップS1
405へ、ステップS1404/YESであればステッ
プS1410へ進む。ステップS1405では、CPU
(図示せず)は、切り換え手段416の切り換え素子
A、Bを、「A=Don’t care,B=ON」に
すべく制御信号を切り換え手段416に送り、イメージ
データのバスを切り換える。
【0087】ステップS1410では、CPU(図示せ
ず)は、切り換え手段416の切り換え素子A、Bを、
「A=OFF,B=ON」にすべく制御信号を切り換え
手段に送る。
【0088】一方、ステップS1403/NOの場合、
すなわち、多値読み取りが選択された場合、要求されて
いるイメージデータを得るのに間欠動作が許容されるか
否かを判定し(ステップS1409)、間欠動作が許容
されていれば(ステップS1409/YES)、前述の
ステップS1405に進む。その後、切り換え手段41
6の切り換え素子を、「A=Don’t care,B
=ON」にすべく制御する。
【0089】間欠動作が許容されない場合は(ステップ
S1409/NO)、切り換え手段416の切り換え素
子A、Bを「A=OFF,B=ON」となるよう制御す
る(ステップS1410)。
【0090】また、ステップS1402/NOの場合、
すなわち両面読み取りモードの場合は、切り換え手段4
16の切り換え素子A、Bを「A=ON,B=OFF」
となるよう制御する(ステップS1411)。
【0091】この状態で、読み取りの実行が外部インタ
フェースから要求されるのを待ち(ステップS140
6)、読み取り実行要求を受けると読み取り動作を実行
する(ステップS1407)。この読み取り動作にて得
られたイメージデータは、切り換え手段416を経由
し、所定の画像処理が施された後、第1の画像メモリ手
段405、第2の画像メモリ手段411への書き込み、
読み出しが行われながらI/F手段406を介して外部
インタフェースに転送出力される(ステップS140
8)。
【0092】また、ステップS1402/NOの場合、
すなわち、原稿の両面読み取りが選択された場合は、面
順次に、すなわち表面、裏面の順でイメージデータが転
送出力される。
【0093】ここで、ステップS1403で2値読み取
りが選択され(ステップS1403/YES)、同時に
多値データも要求されている場合において(ステップS
1404)、更に別の画像処理を、原稿全面、あるいは
領域を指定された上で行うことを要求された場合、先の
2値イメージデータが転送出力された後に、もう一方の
イメージデータを続けて転送出力するかどうかを判定し
(ステップS1412)、転送要求があれば(ステップ
S1412/YES)、このイメージデータをI/F手
段406を介してインタフェースに転送出力する(ステ
ップS1413)。
【0094】図15は、片面読み取りモードで2種類の
画像処理要求があった場合、すなわち、第1の画像処理
手段404と第2の画像処理手段410の両者で、原稿
の片面のイメージデータを別々に処理する動作モードが
選択された時の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0095】なお、前述のように、この場合において
は、切り換え手段416の切り換え素子A、Bは、「A
=OFF,B=ON」に設定された状態となっている。
【0096】ここでは、第1の読み取り手段401で読
み取られたイメージデータを第1の画像処理手段404
で処理して得られたイメージデータをメイン画像データ
と呼び、第1の読み取り手段401で読み取られたイメ
ージデータを第2の画像処理手段410で処理して得ら
れたイメージデータをサブ画像データと呼ぶ。
【0097】まず、メイン画像データの読み取り条件設
定(ステップS150、151)とサブ画像データの読
み取り条件設定(ステップS152、153)をそれぞ
れ行い、得られる2種類のイメージデータの外部インタ
フェースへの転送条件、メイン画像データの転送出力の
後に引き続いてサブ画像データの転送出力を実施するか
等、のデータ転送条件設定を行う(ステップS15
4)。各種設定が終了した後、読み取り実行要求をがあ
ると(ステップS155/YES)、読み取り動作を行
い(ステップS156)、先に設定された読み取り条件
によって処理されたイメージデータを外部インタフェー
スに対して転送出力する(ステップS157、15
8)。複数原稿の有無検出(図示せず)や連続読み取り
指示に応じて、この一連の処理動作を繰り返す。
【0098】実施例の説明は省略しているが、図8にお
ける切り換え手段416の切り換え素子A、Bを、「A
=ON、B=OFF」に制御し、第2のバッファ手段4
03に対するデータバスの処理を考慮すれば、第2の読
み取り手段407を使用した、原稿片面読み取りにも前
述と同様の処理が実施可能となる。
【0099】上述のように、両面読み取りの機能を有
し、それぞれの面の読み取り及び画像処理を行う手段を
有する画像読み取り装置を用いて片面原稿を読み取る場
合は、裏面読み取り用の、もう一つの画像処理系を有効
に活用することによって、より品質の高い片面画像を提
供することが可能となる。
【0100】また、両面読み取りの機能を有する画像読
み取り装置においては、原稿の表裏両面を一度に読み取
ることを実現可能としている。しかし、読み取って得ら
れる画像データに高品質が要求されるもの、例えば、写
真原稿等においては片面読み取りの読み取りモードで、
高解像度で読み取るような使用方法が多い。よって、本
実施形態に記したように、片面読み取り時における裏面
読み取り用の構成を有効活用することによって高解像度
読み取りが実現可能となり、ユーザの要求する画像品質
に対して効率的な手段で対応することが可能となる。
【0101】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、原稿の両面をほぼ同時に読み取ることが可能
な画像読み取り装置を実現できる。
【0102】また、本発明によれば、第1面読み取りの
際の第2面側の画像処理の構成を有効に活用でき、画像
品質の維持に寄与することができる。
【0103】また、本発明によれば、ユーザが、求める
イメージデータを得るために発生する作業量の軽減に寄
与することが可能となる。
【0104】また、本発明によれば、読み取り手段を固
定し、原稿を搬送させて読み取る場合と、原稿を固定
し、読み取り手段を走査させて読み取る場合を使い分け
ることができる。このように、原稿の読み取り位置、読
み取り方法(読み取り手段の動作方法)を変えることに
より、読み取りが可能な原稿の種類の幅を広げることが
可能となる。
【0105】また、本発明によれば、要求された読み取
り条件に応じた画像メモリの効率的な利用と共に、間欠
動作に起因する画像品質の改善や、1枚の原稿読み取り
から得られるイメージデータの種類を増やすことが可能
となる。そのため、高品質の画像情報をユーザに提供す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読み取り装置の全体構成を示
す図である。
【図2】本発明に係る画像読み取り装置の全体ブロック
図である。
【図3】本発明に係る画像読み取り装置の第1の実施形
態の概略構成を示すブロック図である。
【図4】両面原稿の読み取り時における概略構成を示す
図である。
【図5】両面原稿による両面読み取りモード時のタイミ
ングを示す図である。
【図6】ADFを使った原稿片面読み取りモード時のタ
イミングを示す図である。
【図7】第3の読み取り手段を使った原稿片面読み取り
モード時における概略構成とタイミングを示す図であ
る。
【図8】本発明に係る画像読み取り装置の第2の実施形
態の概略構成を示すブロック図である。
【図9】本発明に係る画像読み取り装置における原稿の
読み取り範囲の第1の例を示す図である。
【図10】本発明に係る画像読み取り装置における原稿
の読み取り範囲の第2の例を示す図である。
【図11】本発明に係る画像読み取り装置の画像処理手
段から出力されたイメージデータを画像メモリへ書き込
む場合のタイミング図の第1の例である。
【図12】本発明に係る画像読み取り装置の画像処理手
段から出力されたイメージデータを画像メモリへ書き込
む場合のタイミング図の第2の例である。
【図13】本発明に係る画像読み取り装置の画像処理手
段から出力されたイメージデータを画像メモリへ書き込
む場合のタイミング図の第3の例である。
【図14】本発明の画像読み取り装置における原稿読み
取り動作を示す第1のフローチャートである。
【図15】本発明の画像読み取り装置における原稿読み
取り動作を示す第2のフローチャートである。
【符号の説明】
1 原稿台ガラス 2 第1ミラー 3 照明ランプ 4 第2ミラー 5 第3ミラー 6 CCD 7 走行体モータ 8 原稿トレイ 9 ピックアップローラ 10 レジストローラ対 11 搬送ドラム 12 搬送ローラ 13 搬送ローラ対 14 排紙ローラ対 15 密着イメージセンサ 16 RSBU 17 白色ローラ 18 エンドーサー 19 エンドーサープラテン 20 SBU 21 SCU 23 RCU 24 IOB 25 PSU 26 IPU 27 ネットワークコントローラ 28 本体操作パネル 30 ADU 33 NIPU 34 コネクタ 35 SIBC 36 SCSIコントローラ 37 CPU 38 ROM 39 RAM 301 第1の読み取り手段 302 第1のA/D変換手段 303 第1のバッファ手段 304 第1の画像処理手段 305 第1の画像メモリ手段 306 I/F手段 307 第2の読み取り手段 308 第2のA/D変換手段 309 第2のバッファ手段 310 第2の画像処理手段 311 第2の画像メモリ手段 312 原稿 313 本体 314 ADF 315 第3の読み取り手段 401 第1の読み取り手段 402 第1のA/D変換手段 403 第1のバッファ手段 404 第1の画像処理手段 405 第1の画像メモリ手段 406 I/F手段 407 第2の読み取り手段 408 第2のA/D変換手段 409 第2のバッファ手段 410 第2の画像処理手段 411 第2の画像メモリ手段 412 原稿 413 本体 414 ADF 415 第3の読み取り手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を搬送する原稿搬送手段と、前記原
    稿搬送手段によって搬送される原稿の第1の面の画像情
    報を読み取る第1の読み取り手段と、前記第1の読み取
    り手段からの出力データを処理する第1の画像処理手段
    と、前記第1の画像処理手段からの出力データを蓄積記
    憶する第1の記憶手段と、前記原稿搬送手段によって搬
    送される原稿の第1の面とは異なる第2の面の画像情報
    を読み取る第2の読み取り手段と、前記第1の読み取り
    手段からの出力データ、または前記第2の読み取り手段
    からの出力データを処理する第2の画像処理手段と、前
    記第2の画像処理手段からの出力データを蓄積記憶する
    第2の記憶手段とを備える画像読み取り装置であって、 前記第1の読み取り手段からの出力データを、前記第1
    の画像処理手段へ入力するか、前記第1の画像処理手段
    と前記第2の画像処理手段の両方へ並行に入力するか切
    り換える切り換え手段と、 前記第2の読み取り手段からの出力データを前記第2の
    画像処理手段に入力する入力経路をONまたはOFFに
    制御するON/OFF手段と、をさらに備えることを特
    徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿を固定した状態で、前記第1の
    読み取り手段を走査させて前記原稿の第1の面の画像情
    報を読み取ることが可能であることを特徴とする請求項
    1に記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿を前記原稿搬送手段により搬送
    させて、前記原稿の第1の面を前記第1の読み取り手段
    により読み取るか、 前記原稿を固定して、前記原稿の第1の面を前記第1の
    読み取り手段を走査させることにより読み取るか、を選
    択できることを特徴とする請求項2に記載の画像読み取
    り装置。
  4. 【請求項4】 前記切り換え手段と前記ON/OFF手
    段は、ユーザインタフェースを介してユーザ指定の条件
    に応じて制御されることを特徴とする請求項1から3の
    いずれか1項に記載の画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の記憶手段に用意される記憶容
    量は、前記第1の記憶手段に用意される記憶容量よりも
    大きいことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項
    に記載の画像読み取り装置。
JP2001073155A 2001-03-14 2001-03-14 画像読み取り装置 Pending JP2002281237A (ja)

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