JP2002321987A - 接着黒鉛材及びその製法 - Google Patents
接着黒鉛材及びその製法Info
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Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型で、接着層の仕上がり状態が良好であ
り、かつ低いガス透過性を有する接着黒鉛材及びその製
法の提供。 【解決手段】 接合しあった第1の黒鉛材及び第2の黒
鉛材から構成され、かつその表面がガラス状カーボンで
コーティングされてなる接着黒鉛材の製法において、
(a)第1の黒鉛材及び第2の黒鉛材をカーボン系接着
剤で接合した後、80〜250℃で乾燥硬化し、続いて
350〜3500℃で焼成炭化する工程、(b)該焼成
炭化された接着層の目地を研磨により整えた後、研磨さ
れた目地の上に、最大粒径が第1の黒鉛材及び第2の黒
鉛材を構成する黒鉛粒子の最大粒径以下である黒鉛質粉
末と、熱硬化性樹脂とを混合して残炭率を95重量%以
上に調整した黒鉛ペーストを塗布し、続いて80〜25
0℃で乾燥硬化させる工程、及び(c)該黒鉛ペースト
を塗布された接着層の目地を再び研磨により整えた後、
全表面に熱硬化性樹脂を塗布し、続いて800〜350
0℃で焼成炭化してガラス状カーボンを形成する工程、
を含むことを特徴とする接着黒鉛材の製法などを提供。
り、かつ低いガス透過性を有する接着黒鉛材及びその製
法の提供。 【解決手段】 接合しあった第1の黒鉛材及び第2の黒
鉛材から構成され、かつその表面がガラス状カーボンで
コーティングされてなる接着黒鉛材の製法において、
(a)第1の黒鉛材及び第2の黒鉛材をカーボン系接着
剤で接合した後、80〜250℃で乾燥硬化し、続いて
350〜3500℃で焼成炭化する工程、(b)該焼成
炭化された接着層の目地を研磨により整えた後、研磨さ
れた目地の上に、最大粒径が第1の黒鉛材及び第2の黒
鉛材を構成する黒鉛粒子の最大粒径以下である黒鉛質粉
末と、熱硬化性樹脂とを混合して残炭率を95重量%以
上に調整した黒鉛ペーストを塗布し、続いて80〜25
0℃で乾燥硬化させる工程、及び(c)該黒鉛ペースト
を塗布された接着層の目地を再び研磨により整えた後、
全表面に熱硬化性樹脂を塗布し、続いて800〜350
0℃で焼成炭化してガラス状カーボンを形成する工程、
を含むことを特徴とする接着黒鉛材の製法などを提供。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着黒鉛材及びそ
の製法に関し、さらに詳しくは、大型で、黒鉛母材の特
性を落とすことなく、特に低いガス透過性を有する接着
黒鉛材及びその製法に関する。
の製法に関し、さらに詳しくは、大型で、黒鉛母材の特
性を落とすことなく、特に低いガス透過性を有する接着
黒鉛材及びその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】黒鉛材は、耐熱性や耐腐食性に優れてい
るが、高温や腐食性の液体、ガス等を扱うときには、黒
鉛材に浸透性があるために、使用できない場合がある。
このため、液体やガス等の透過性が問題となる用途で
は、黒鉛材に、不浸透性の被膜、例えば、ガラス状カー
ボン等を被覆することにより対応している。
るが、高温や腐食性の液体、ガス等を扱うときには、黒
鉛材に浸透性があるために、使用できない場合がある。
このため、液体やガス等の透過性が問題となる用途で
は、黒鉛材に、不浸透性の被膜、例えば、ガラス状カー
ボン等を被覆することにより対応している。
【0003】また、黒鉛材は、その特性などから、ベア
リング材、金属溶融用ルツボ、放電加工用電極、炉内部
品、反応槽の内張りなどに、広範囲にわたって種々の用
途に利用されている。用途によっては、大型の黒鉛材が
要求されるが、大型の黒鉛材の製造には、新たな設備投
資を必要としたり、また黒鉛材が大きくなればなるほ
ど、熱処理時の中心部と外周部との温度差が大きくなる
等により、製造工程で割れを生じてしまう等により製造
することが極めて難しくなり、製造したとしても極めて
高価なものになってしまう。このため、黒鉛材同士を接
着剤で接合して、大型の接着黒鉛材を製造することが提
案されている。しかし、大型になればなるほど、接合し
にくく、接合部の物性が母材、すなわち黒鉛材の物性よ
り劣って使用できなくなるという問題点、例えば、ガス
等の透過性が大きいという問題点などがある。
リング材、金属溶融用ルツボ、放電加工用電極、炉内部
品、反応槽の内張りなどに、広範囲にわたって種々の用
途に利用されている。用途によっては、大型の黒鉛材が
要求されるが、大型の黒鉛材の製造には、新たな設備投
資を必要としたり、また黒鉛材が大きくなればなるほ
ど、熱処理時の中心部と外周部との温度差が大きくなる
等により、製造工程で割れを生じてしまう等により製造
することが極めて難しくなり、製造したとしても極めて
高価なものになってしまう。このため、黒鉛材同士を接
着剤で接合して、大型の接着黒鉛材を製造することが提
案されている。しかし、大型になればなるほど、接合し
にくく、接合部の物性が母材、すなわち黒鉛材の物性よ
り劣って使用できなくなるという問題点、例えば、ガス
等の透過性が大きいという問題点などがある。
【0004】このガス等の透過性が大きいという問題
は、黒鉛材の接合において、通常、接合後に接着剤自体
を高温で熱処理して炭素化させるために、接着層に、収
縮による空隙ができることによる。そして、前述したよ
うに、黒鉛材の浸透性改善の点から、黒鉛材接着品にガ
ラス状カーボンを被覆したとしても、その接着層の端面
表面の、空隙に由来する隙間は、ガラス状カーボンで全
てを埋めることができないので、特に、接着層の厚みが
50μmを超える接着層(接合部分)では、液体やガス
が漏れる原因となるのである。このように、大型化のた
めや形状によっては、黒鉛材同士を接合する場合があ
り、その際、その黒鉛材接着品の接合部分(接着層)か
ら、特に、液体やガスが漏れ易い等の問題があった。
は、黒鉛材の接合において、通常、接合後に接着剤自体
を高温で熱処理して炭素化させるために、接着層に、収
縮による空隙ができることによる。そして、前述したよ
うに、黒鉛材の浸透性改善の点から、黒鉛材接着品にガ
ラス状カーボンを被覆したとしても、その接着層の端面
表面の、空隙に由来する隙間は、ガラス状カーボンで全
てを埋めることができないので、特に、接着層の厚みが
50μmを超える接着層(接合部分)では、液体やガス
が漏れる原因となるのである。このように、大型化のた
めや形状によっては、黒鉛材同士を接合する場合があ
り、その際、その黒鉛材接着品の接合部分(接着層)か
ら、特に、液体やガスが漏れ易い等の問題があった。
【0005】こうした黒鉛材や炭素材の接着品のもつ問
題点を解決するため、従来から種々のものが提案されて
おり、例えば、特開平11−236277号公報では、
大型又は複雑形状の黒鉛材を接合によって特性を落とす
ことなく、確実な接合で形成できる接着黒鉛材を得るた
めに、接着面を有する複数の同形状のセグメントを接合
することにより、円筒状のように中心軸の回りで点対象
な形状などを有する部分を形成し、接着面同士をカーボ
ンセメントの接着層を介して接合したものが提案されて
いる。また、特開平4−335079号公報では、主と
して液状熱硬化性樹脂プレポリマーと、ピッチ粉末及び
炭素粉末よりなる黒鉛材用接着剤が提案されている。
題点を解決するため、従来から種々のものが提案されて
おり、例えば、特開平11−236277号公報では、
大型又は複雑形状の黒鉛材を接合によって特性を落とす
ことなく、確実な接合で形成できる接着黒鉛材を得るた
めに、接着面を有する複数の同形状のセグメントを接合
することにより、円筒状のように中心軸の回りで点対象
な形状などを有する部分を形成し、接着面同士をカーボ
ンセメントの接着層を介して接合したものが提案されて
いる。また、特開平4−335079号公報では、主と
して液状熱硬化性樹脂プレポリマーと、ピッチ粉末及び
炭素粉末よりなる黒鉛材用接着剤が提案されている。
【0006】しかしながら、これらの提案にも拘わら
ず、未だ上記の欠点をなくした、すなわち、大型化のた
めに黒鉛材同士を接合する場合、黒鉛母材の特性を落と
すことなく、簡便な方法によって得られる、接合部分の
仕上がり状態が良好であり、かつ低いガス透過性を有す
る接着黒鉛材は、見当らない。そのため、大型で、接合
部分の仕上がり状態が良好であり、かつ低いガス透過性
を有する接着黒鉛材の開発が強く望まれていた。
ず、未だ上記の欠点をなくした、すなわち、大型化のた
めに黒鉛材同士を接合する場合、黒鉛母材の特性を落と
すことなく、簡便な方法によって得られる、接合部分の
仕上がり状態が良好であり、かつ低いガス透過性を有す
る接着黒鉛材は、見当らない。そのため、大型で、接合
部分の仕上がり状態が良好であり、かつ低いガス透過性
を有する接着黒鉛材の開発が強く望まれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の接着黒鉛材などが持つ問題点を解消し、大型で、
接着層の仕上がり状態が良好であり、かつ低いガス透過
性を有する接着黒鉛材及びその製法を提供することにあ
る。
従来の接着黒鉛材などが持つ問題点を解消し、大型で、
接着層の仕上がり状態が良好であり、かつ低いガス透過
性を有する接着黒鉛材及びその製法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するため、最適な接着黒鉛材の開発について鋭
意検討を行った結果、黒鉛材の接着にカーボン系接着剤
を用いて焼成炭化した後、接着層の目地(すなわち接着
層の端面表面)に、最大粒径が母材の黒鉛材を構成する
黒鉛粒子より小さい黒鉛質粉末にフェノール樹脂などの
熱硬化性樹脂を混合させた残炭率が95重量%以上であ
る黒鉛ペーストを塗り込み、さらに、接着黒鉛材に、カ
ルボジイミド樹脂などの熱硬化性樹脂を塗布し炭化焼成
して、ガラス状カーボンの被膜を形成したところ、接着
層の仕上がり状態が良好で、かつ低いガス透過性を有す
る接着黒鉛材が得られることを見出した。本発明は、こ
れらの知見に基づいて、完成に至ったものである。
点を解決するため、最適な接着黒鉛材の開発について鋭
意検討を行った結果、黒鉛材の接着にカーボン系接着剤
を用いて焼成炭化した後、接着層の目地(すなわち接着
層の端面表面)に、最大粒径が母材の黒鉛材を構成する
黒鉛粒子より小さい黒鉛質粉末にフェノール樹脂などの
熱硬化性樹脂を混合させた残炭率が95重量%以上であ
る黒鉛ペーストを塗り込み、さらに、接着黒鉛材に、カ
ルボジイミド樹脂などの熱硬化性樹脂を塗布し炭化焼成
して、ガラス状カーボンの被膜を形成したところ、接着
層の仕上がり状態が良好で、かつ低いガス透過性を有す
る接着黒鉛材が得られることを見出した。本発明は、こ
れらの知見に基づいて、完成に至ったものである。
【0009】すなわち、本発明の第1の発明によれば、
接合しあった第1の黒鉛材及び第2の黒鉛材から構成さ
れ、かつその表面がガラス状カーボンでコーティングさ
れてなる接着黒鉛材の製法において、(a)第1の黒鉛
材及び第2の黒鉛材をカーボン系接着剤で接合した後、
80〜250℃で乾燥硬化し、続いて350〜3500
℃で焼成炭化する工程、(b)該焼成炭化された接着層
の目地を研磨により整えた後、研磨された目地の上に、
最大粒径が第1の黒鉛材及び第2の黒鉛材を構成する黒
鉛粒子の最大粒径以下である黒鉛質粉末と、熱硬化性樹
脂とを混合して残炭率を95重量%以上に調整した黒鉛
ペーストを塗布し、続いて80〜250℃で乾燥硬化さ
せる工程、及び(c)該黒鉛ペーストを塗布された接着
層の目地を再び研磨により整えた後、全表面に熱硬化性
樹脂を塗布し、続いて800〜3500℃で焼成炭化し
てガラス状カーボンを形成する工程、を含むことを特徴
とする接着黒鉛材の製法が提供される。
接合しあった第1の黒鉛材及び第2の黒鉛材から構成さ
れ、かつその表面がガラス状カーボンでコーティングさ
れてなる接着黒鉛材の製法において、(a)第1の黒鉛
材及び第2の黒鉛材をカーボン系接着剤で接合した後、
80〜250℃で乾燥硬化し、続いて350〜3500
℃で焼成炭化する工程、(b)該焼成炭化された接着層
の目地を研磨により整えた後、研磨された目地の上に、
最大粒径が第1の黒鉛材及び第2の黒鉛材を構成する黒
鉛粒子の最大粒径以下である黒鉛質粉末と、熱硬化性樹
脂とを混合して残炭率を95重量%以上に調整した黒鉛
ペーストを塗布し、続いて80〜250℃で乾燥硬化さ
せる工程、及び(c)該黒鉛ペーストを塗布された接着
層の目地を再び研磨により整えた後、全表面に熱硬化性
樹脂を塗布し、続いて800〜3500℃で焼成炭化し
てガラス状カーボンを形成する工程、を含むことを特徴
とする接着黒鉛材の製法が提供される。
【0010】また、本発明の第2の発明によれば、第1
の発明において、(b)工程に用いられる熱硬化性樹脂
は、フェノール樹脂、フラン樹脂、ポリカルボジイミド
樹脂、又はフルフラール−フェノール共重合体のいずれ
かであることを特徴とする接着黒鉛材の製法が提供され
る。
の発明において、(b)工程に用いられる熱硬化性樹脂
は、フェノール樹脂、フラン樹脂、ポリカルボジイミド
樹脂、又はフルフラール−フェノール共重合体のいずれ
かであることを特徴とする接着黒鉛材の製法が提供され
る。
【0011】さらに、本発明の第3の発明によれば、第
1の発明において、第1の黒鉛材及び第2の黒鉛材の接
着層の厚みは、50μm以上であることを特徴とする接
着黒鉛材の製法が提供される。
1の発明において、第1の黒鉛材及び第2の黒鉛材の接
着層の厚みは、50μm以上であることを特徴とする接
着黒鉛材の製法が提供される。
【0012】本発明の第4の発明によれば、第1の発明
において、(c)工程に用いられる熱硬化性樹脂は、フ
ェノール樹脂、フラン樹脂、ポリカルボジイミド樹脂、
又はフルフラール−フェノール共重合体のいずれかであ
ることを特徴とする接着黒鉛材の製法が提供される。ま
た、本発明の第5の発明によれば、第1の発明におい
て、(c)工程で形成されるガラス状カーボンコート層
の厚さは、少なくとも2〜3μmであることを特徴とす
る接着黒鉛材の製法が提供される。
において、(c)工程に用いられる熱硬化性樹脂は、フ
ェノール樹脂、フラン樹脂、ポリカルボジイミド樹脂、
又はフルフラール−フェノール共重合体のいずれかであ
ることを特徴とする接着黒鉛材の製法が提供される。ま
た、本発明の第5の発明によれば、第1の発明におい
て、(c)工程で形成されるガラス状カーボンコート層
の厚さは、少なくとも2〜3μmであることを特徴とす
る接着黒鉛材の製法が提供される。
【0013】さらに、本発明の第6の発明によれば、第
1〜5の発明に係わる接着黒鉛材の製法により得られる
ことを特徴とする接着黒鉛材が提供される。
1〜5の発明に係わる接着黒鉛材の製法により得られる
ことを特徴とする接着黒鉛材が提供される。
【0014】本発明は、上記した如く、接合しあった第
1の黒鉛材及び第2の黒鉛材から構成され、かつその表
面がガラス状カーボンでコーティングされてなる接着黒
鉛材の製法において、(a)黒鉛材の接着層に、カーボ
ン系接着剤を用いて焼成炭化する工程、(b)接着層の
目地を研磨により整えた後、最大粒径が第1の黒鉛材及
び第2の黒鉛材を構成する黒鉛粒子の最大粒径以下であ
る黒鉛質粉末と、熱硬化性樹脂とを混合して残炭率を9
5重量%以上に調整した黒鉛ペーストを塗布し、続いて
80〜250℃で乾燥硬化させる工程、及び(c)接着
層の目地を再び研磨により整えた後、全表面に熱硬化性
樹脂を塗布し、続いて800〜3500℃で焼成炭化し
てガラス状カーボンを形成する工程、を含むことによ
り、接着層の仕上がり状態が良好で、かつ低いガス透過
性を有する接着黒鉛材の製法などに係わるものである
が、その好ましい態様としては、次のものが包含され
る。 (1)第1の発明において、(b)工程に用いられる黒
鉛ペーストは、残炭率が95〜99重量%であることを
特徴とする接着黒鉛材の製法。 (2)第1の発明において、(a)工程が、80〜25
0℃で乾燥硬化した後、さらに、研磨により整えられる
ことを特徴とする接着黒鉛材の製法。
1の黒鉛材及び第2の黒鉛材から構成され、かつその表
面がガラス状カーボンでコーティングされてなる接着黒
鉛材の製法において、(a)黒鉛材の接着層に、カーボ
ン系接着剤を用いて焼成炭化する工程、(b)接着層の
目地を研磨により整えた後、最大粒径が第1の黒鉛材及
び第2の黒鉛材を構成する黒鉛粒子の最大粒径以下であ
る黒鉛質粉末と、熱硬化性樹脂とを混合して残炭率を9
5重量%以上に調整した黒鉛ペーストを塗布し、続いて
80〜250℃で乾燥硬化させる工程、及び(c)接着
層の目地を再び研磨により整えた後、全表面に熱硬化性
樹脂を塗布し、続いて800〜3500℃で焼成炭化し
てガラス状カーボンを形成する工程、を含むことによ
り、接着層の仕上がり状態が良好で、かつ低いガス透過
性を有する接着黒鉛材の製法などに係わるものである
が、その好ましい態様としては、次のものが包含され
る。 (1)第1の発明において、(b)工程に用いられる黒
鉛ペーストは、残炭率が95〜99重量%であることを
特徴とする接着黒鉛材の製法。 (2)第1の発明において、(a)工程が、80〜25
0℃で乾燥硬化した後、さらに、研磨により整えられる
ことを特徴とする接着黒鉛材の製法。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。 1.第1及び第2の黒鉛材(a工程) 本発明の接着黒鉛材及びその製法において、基体をなす
接合される第1及び第2の黒鉛材は、黒鉛材であれば、
特に限定されなく、同一の材質やグレードでも、異なっ
た材質やグレードであってもよい。本発明の接着黒鉛材
の用途によって、適宜、例えば熱伝導率が大きいもの
や、汎用グレードや半導体グレードのものなどが選択さ
れるが、接着黒鉛材の性能や性状を同一にするために、
第1及び第2の黒鉛材は、同一の材質が好ましい。ま
た、加工が容易であり、ある程度の機械的強度を有する
ものが好ましい。好ましい性状としては、かさ密度が
1.70g/cm3以上であり、曲げ強度が35MPa
(約350kg/cm2)以上である。
する。 1.第1及び第2の黒鉛材(a工程) 本発明の接着黒鉛材及びその製法において、基体をなす
接合される第1及び第2の黒鉛材は、黒鉛材であれば、
特に限定されなく、同一の材質やグレードでも、異なっ
た材質やグレードであってもよい。本発明の接着黒鉛材
の用途によって、適宜、例えば熱伝導率が大きいもの
や、汎用グレードや半導体グレードのものなどが選択さ
れるが、接着黒鉛材の性能や性状を同一にするために、
第1及び第2の黒鉛材は、同一の材質が好ましい。ま
た、加工が容易であり、ある程度の機械的強度を有する
ものが好ましい。好ましい性状としては、かさ密度が
1.70g/cm3以上であり、曲げ強度が35MPa
(約350kg/cm2)以上である。
【0016】高純度の半導体グレードの黒鉛材として
は、例えば、市販されているものでは、ルカーボン社製
のCX−2123、CX−2114、CX−2206
や、日本カーボン社製のEGF−262、EGF−26
4などが挙げられる。また、曲げ強さや硬度が必要な用
途では、例えば、メカニカルカーボン工業株式会社製の
MC−4503、MC−4504(商品名)などが挙げ
られ、一方、硬さが軟らかく、曲げ強さが比較的小さい
ものでは、例えば、メカニカルカーボン工業株式会社製
のMC−4101、MC−4102などが挙げられる。
は、例えば、市販されているものでは、ルカーボン社製
のCX−2123、CX−2114、CX−2206
や、日本カーボン社製のEGF−262、EGF−26
4などが挙げられる。また、曲げ強さや硬度が必要な用
途では、例えば、メカニカルカーボン工業株式会社製の
MC−4503、MC−4504(商品名)などが挙げ
られ、一方、硬さが軟らかく、曲げ強さが比較的小さい
ものでは、例えば、メカニカルカーボン工業株式会社製
のMC−4101、MC−4102などが挙げられる。
【0017】2.カーボン系接着剤(a工程) 本発明の接着黒鉛材及びその製法に用いられるカーボン
系接着剤は、樹脂、タール、ピッチなどのバインダー成
分に黒鉛粉末、カーボンブラックなどの炭素粉末や石油
コークスなどのコークス粉末といった導電性の粉末フィ
ラーを加えたものである。例えば、特開平4−3350
79号公報に記載された、フェノール樹脂類などの液状
熱硬化性樹脂プレポリマー100重量部に対してピッチ
粉末1〜50重量部及び炭素粉末5〜100重量部を混
合したものや、ポリカルボジイミド樹脂100重量部に
対し、粉末フィラー100〜5重量部、好ましくは90
〜10重量部を混合したものなどが挙げられる。また、
バインダー成分の樹脂は、適宜、接着強度を上げるため
に、2以上の樹脂を混合したり、硬化剤を配合してもよ
い。
系接着剤は、樹脂、タール、ピッチなどのバインダー成
分に黒鉛粉末、カーボンブラックなどの炭素粉末や石油
コークスなどのコークス粉末といった導電性の粉末フィ
ラーを加えたものである。例えば、特開平4−3350
79号公報に記載された、フェノール樹脂類などの液状
熱硬化性樹脂プレポリマー100重量部に対してピッチ
粉末1〜50重量部及び炭素粉末5〜100重量部を混
合したものや、ポリカルボジイミド樹脂100重量部に
対し、粉末フィラー100〜5重量部、好ましくは90
〜10重量部を混合したものなどが挙げられる。また、
バインダー成分の樹脂は、適宜、接着強度を上げるため
に、2以上の樹脂を混合したり、硬化剤を配合してもよ
い。
【0018】カーボン系接着剤の使用及び接着方法は、
通常、接合したい両基材(第1及び第2の黒鉛材)にカ
ーボン系接着剤をはさみ、接着剤層の厚さが、例えば2
00μm以下になるように、クランプ等により圧着さ
せ、その後比較的高温、例えば80〜250℃、好まし
くは150〜250℃で乾燥硬化させる。硬化後、ガス
等の透過度を小さくするために、接合部の表面を研磨紙
などで整えるのが好ましい。そして、このカーボン系接
着剤をはさんだ基材を焼成炭化して接着させる。焼成炭
化は、真空中又は窒素ガス等の不活性ガス中で行い、焼
成温度は、必ず接着黒鉛材の使用温度より焼成温度を高
くし、通常、350〜3500℃の範囲で、好ましくは
約1000〜2000℃程度である。カーボン系接着剤
のはさみ込む量(塗布量)は、接合する基材の両面に適
切な道具、例えば、ヘラで均一に塗布し、20〜40m
g/cm2程度である。また、接着層の厚みは、本発明
の課題や目的から、50μm以上が好ましい。接着層の
厚みが50μm未満であると、黒鉛材接着品の接合部分
(接着層)から液体やガスが漏れ易い等の問題が生じる
恐れが少ないからである。
通常、接合したい両基材(第1及び第2の黒鉛材)にカ
ーボン系接着剤をはさみ、接着剤層の厚さが、例えば2
00μm以下になるように、クランプ等により圧着さ
せ、その後比較的高温、例えば80〜250℃、好まし
くは150〜250℃で乾燥硬化させる。硬化後、ガス
等の透過度を小さくするために、接合部の表面を研磨紙
などで整えるのが好ましい。そして、このカーボン系接
着剤をはさんだ基材を焼成炭化して接着させる。焼成炭
化は、真空中又は窒素ガス等の不活性ガス中で行い、焼
成温度は、必ず接着黒鉛材の使用温度より焼成温度を高
くし、通常、350〜3500℃の範囲で、好ましくは
約1000〜2000℃程度である。カーボン系接着剤
のはさみ込む量(塗布量)は、接合する基材の両面に適
切な道具、例えば、ヘラで均一に塗布し、20〜40m
g/cm2程度である。また、接着層の厚みは、本発明
の課題や目的から、50μm以上が好ましい。接着層の
厚みが50μm未満であると、黒鉛材接着品の接合部分
(接着層)から液体やガスが漏れ易い等の問題が生じる
恐れが少ないからである。
【0019】また、本発明の接着黒鉛材及びその製法に
おいては、両基材の継ぎ目、すなわち目地に、ガス等の
透過度を小さくし、後述する黒鉛ペーストを塗り込むた
めに、焼成炭化して接着させた接合部(接着層)の表面
を研磨紙などで整える必要がある。
おいては、両基材の継ぎ目、すなわち目地に、ガス等の
透過度を小さくし、後述する黒鉛ペーストを塗り込むた
めに、焼成炭化して接着させた接合部(接着層)の表面
を研磨紙などで整える必要がある。
【0020】3.黒鉛ペースト(b工程) 本発明の接着黒鉛材及びその製法においては、カーボン
系接着剤をはさんだ黒鉛基材を焼成炭化して接着させた
両基材の継ぎ目、すなわち接着層の目地に、最大粒径が
第1の黒鉛材及び第2の黒鉛材を構成する黒鉛粒子の最
大粒径以下である黒鉛質粉末に熱硬化性樹脂を混合させ
た、残炭率が少なくとも95%である黒鉛ペーストを塗
り込み、80〜250℃で乾燥硬化させることに、最大
の特徴がある。
系接着剤をはさんだ黒鉛基材を焼成炭化して接着させた
両基材の継ぎ目、すなわち接着層の目地に、最大粒径が
第1の黒鉛材及び第2の黒鉛材を構成する黒鉛粒子の最
大粒径以下である黒鉛質粉末に熱硬化性樹脂を混合させ
た、残炭率が少なくとも95%である黒鉛ペーストを塗
り込み、80〜250℃で乾燥硬化させることに、最大
の特徴がある。
【0021】黒鉛ペーストに用いられる黒鉛質粉末は、
その最大粒径が接着する両基材を構成する黒鉛粒子の最
大粒径以下にする必要があり、このことにより接着黒鉛
材のガス等の透過度を小さくすることができ、液体やガ
スなどの漏れを防止することができる。
その最大粒径が接着する両基材を構成する黒鉛粒子の最
大粒径以下にする必要があり、このことにより接着黒鉛
材のガス等の透過度を小さくすることができ、液体やガ
スなどの漏れを防止することができる。
【0022】また、黒鉛ペーストに用いられる熱硬化性
樹脂は、バインダーとして加えられる。熱硬化性樹脂と
しては、例えば、フェノール樹脂、フラン樹脂、ポリカ
ルボジイミド樹脂、及びフルフラール−フェノール共重
合体などが挙げられる。黒鉛ペーストにおける熱硬化性
樹脂の含有割合は、黒鉛ペーストを炭化焼成した後の残
炭率が少なくとも95重量%、好ましくは99重量%以
下になるように、用いる熱硬化性樹脂の残炭率によっ
て、適宜、選ばれる。例えば、熱硬化性樹脂として、樹
脂単体の残炭率が約70重量%程度のフェノール樹脂を
用いた場合であれば、フェノール樹脂の含有割合を、黒
鉛ペーストの16.7重量%以下(残りは、黒鉛質粉末
が83.3重量%以上)にすることにより、残炭率を9
5重量%以上とすることができる。また、このフェノー
ル樹脂の含有割合を、黒鉛ペーストの3.3重量%以上
(残りは、黒鉛質粉末が96.7重量%以下)にするこ
とにより、残炭率を99重量%以下とすることができ
る。
樹脂は、バインダーとして加えられる。熱硬化性樹脂と
しては、例えば、フェノール樹脂、フラン樹脂、ポリカ
ルボジイミド樹脂、及びフルフラール−フェノール共重
合体などが挙げられる。黒鉛ペーストにおける熱硬化性
樹脂の含有割合は、黒鉛ペーストを炭化焼成した後の残
炭率が少なくとも95重量%、好ましくは99重量%以
下になるように、用いる熱硬化性樹脂の残炭率によっ
て、適宜、選ばれる。例えば、熱硬化性樹脂として、樹
脂単体の残炭率が約70重量%程度のフェノール樹脂を
用いた場合であれば、フェノール樹脂の含有割合を、黒
鉛ペーストの16.7重量%以下(残りは、黒鉛質粉末
が83.3重量%以上)にすることにより、残炭率を9
5重量%以上とすることができる。また、このフェノー
ル樹脂の含有割合を、黒鉛ペーストの3.3重量%以上
(残りは、黒鉛質粉末が96.7重量%以下)にするこ
とにより、残炭率を99重量%以下とすることができ
る。
【0023】黒鉛ペーストの使用方法としては、前述し
たように、カーボン系接着剤をはさんだ黒鉛基材を焼成
炭化して接着させた両基材の継ぎ目、すなわち接着層の
目地に、適宜、目地の表面が滑らかになるように、この
特定の黒鉛ペーストの適量を適切な道具、例えば、ヘラ
で塗布し(塗り込み)、その後比較的高温、例えば80
〜250℃、好ましくは150〜250℃で乾燥硬化さ
せる方法が取られる。硬化後、ガス等の透過度を小さく
するために、黒鉛ペーストを塗り込んだ接着層の目地の
表面を研磨紙などで整える必要がある。尚、黒鉛ペース
トを塗り込んだ接着層の目地としては、接着黒鉛材の少
なくとも片面の目地であり、適宜、用途に合わせて、黒
鉛ペーストを塗り込む面として、片面か、両面かが選択
される。さらに、黒鉛ペーストは、最終的には、800
〜3500℃での焼成炭化などの熱処理を行なう必要が
あるが、この熱処理は、後述するガラス状カーボンをコ
ーティングする工程における熱処理(焼成)とを兼ねる
ために、黒鉛ペースト単独の焼成炭化する熱処理は、省
略される。
たように、カーボン系接着剤をはさんだ黒鉛基材を焼成
炭化して接着させた両基材の継ぎ目、すなわち接着層の
目地に、適宜、目地の表面が滑らかになるように、この
特定の黒鉛ペーストの適量を適切な道具、例えば、ヘラ
で塗布し(塗り込み)、その後比較的高温、例えば80
〜250℃、好ましくは150〜250℃で乾燥硬化さ
せる方法が取られる。硬化後、ガス等の透過度を小さく
するために、黒鉛ペーストを塗り込んだ接着層の目地の
表面を研磨紙などで整える必要がある。尚、黒鉛ペース
トを塗り込んだ接着層の目地としては、接着黒鉛材の少
なくとも片面の目地であり、適宜、用途に合わせて、黒
鉛ペーストを塗り込む面として、片面か、両面かが選択
される。さらに、黒鉛ペーストは、最終的には、800
〜3500℃での焼成炭化などの熱処理を行なう必要が
あるが、この熱処理は、後述するガラス状カーボンをコ
ーティングする工程における熱処理(焼成)とを兼ねる
ために、黒鉛ペースト単独の焼成炭化する熱処理は、省
略される。
【0024】4.ガラス状カーボン(c工程) 本発明の接着黒鉛材においては、上記の第1、第2の黒
鉛材及び接着層の表面に、ガラス状カーボンをコーティ
ングしていることも、必須の構成要件である。両黒鉛材
と接着層の表面に、ガラス状カーボンの原料となる樹脂
を、部分的または全体に、含浸処理、或いは被覆処理、
或いは含浸と被覆の両処理を施し、炭素化することによ
り、接着黒鉛材の表面がガラス状カーボンでコーティン
グされる。
鉛材及び接着層の表面に、ガラス状カーボンをコーティ
ングしていることも、必須の構成要件である。両黒鉛材
と接着層の表面に、ガラス状カーボンの原料となる樹脂
を、部分的または全体に、含浸処理、或いは被覆処理、
或いは含浸と被覆の両処理を施し、炭素化することによ
り、接着黒鉛材の表面がガラス状カーボンでコーティン
グされる。
【0025】ガラス状カーボンとしては、難黒鉛化性炭
素又はハードカーボンとも称されるものであり、有機物
質の固相炭化により生成したものであれば、どのような
原料及び製法のものでもよく、特に限定されない。ガラ
ス状カーボンの原料としては、セルロースや、フェノー
ル樹脂、フラン樹脂、ポリカルボジイミド樹脂、フルフ
ラール−フェノール共重合体などの熱硬化性樹脂などが
挙げられ、また、製法としては、これらの原料をもとに
各種のものが提案されている。本発明においては、熱伝
導性や熱膨張率などの熱的物性や、耐薬品性或いは耐腐
食性等が良好な、熱硬化性樹脂から製造されるものが好
ましい。
素又はハードカーボンとも称されるものであり、有機物
質の固相炭化により生成したものであれば、どのような
原料及び製法のものでもよく、特に限定されない。ガラ
ス状カーボンの原料としては、セルロースや、フェノー
ル樹脂、フラン樹脂、ポリカルボジイミド樹脂、フルフ
ラール−フェノール共重合体などの熱硬化性樹脂などが
挙げられ、また、製法としては、これらの原料をもとに
各種のものが提案されている。本発明においては、熱伝
導性や熱膨張率などの熱的物性や、耐薬品性或いは耐腐
食性等が良好な、熱硬化性樹脂から製造されるものが好
ましい。
【0026】樹脂を炭素化することによりコーティング
されるガラス状カーボンは、厚さが1〜20μmであ
り、少なくとも1〜10μm、さらに好ましくは2〜3
μm必要である。また、ガラス状カーボンの原料となる
樹脂をコーティングする方法には、特に制限はなく、従
来用いられてきた方法の中から、適宜、選択することが
でき、例えば、含浸処理でも、被覆処理でも、又は含浸
処理と被覆処理の両処理がなされていてもよい。特に、
黒鉛材に、ある種の樹脂、例えばポリカルボジイミド、
フェノール樹脂等をコーティングし、これを焼成するこ
とでガラス状のカーボン被覆を形成する方法が好まし
い。含浸処理では、基体となる黒鉛材の黒鉛粒子間にガ
ラス状カーボンが充填した形態となり、被覆処理では、
基体黒鉛材の表面にガラス状カーボンからなる層が形成
される。本発明では、コーティングされたガラス状カー
ボンの厚みとは、ガラス状カーボンが存在する部分の厚
みのことである。第1、第2の黒鉛材及び接着層に、あ
る種の樹脂、例えばポリカルボジイミド、フェノール樹
脂等をコーティングし、これを焼成する方法としては、
非酸化性雰囲気下、例えば不活性ガス雰囲気中にて、8
00℃以上の温度で焼成する方法などが挙げられる。不
活性ガスとしては、通常窒素やアルゴンガスが用いら
れ、非酸化性雰囲気下で焼成される。また、不活性ガス
雰囲気に変えて、真空中で焼成してもよい。焼成温度と
しては、800℃以上の温度が必要で、好ましくは10
00〜3000℃である。この時の昇温速度は、特に限
定されないが、品質のよい接着黒鉛材を得るために、1
0℃/分以下が望ましい。
されるガラス状カーボンは、厚さが1〜20μmであ
り、少なくとも1〜10μm、さらに好ましくは2〜3
μm必要である。また、ガラス状カーボンの原料となる
樹脂をコーティングする方法には、特に制限はなく、従
来用いられてきた方法の中から、適宜、選択することが
でき、例えば、含浸処理でも、被覆処理でも、又は含浸
処理と被覆処理の両処理がなされていてもよい。特に、
黒鉛材に、ある種の樹脂、例えばポリカルボジイミド、
フェノール樹脂等をコーティングし、これを焼成するこ
とでガラス状のカーボン被覆を形成する方法が好まし
い。含浸処理では、基体となる黒鉛材の黒鉛粒子間にガ
ラス状カーボンが充填した形態となり、被覆処理では、
基体黒鉛材の表面にガラス状カーボンからなる層が形成
される。本発明では、コーティングされたガラス状カー
ボンの厚みとは、ガラス状カーボンが存在する部分の厚
みのことである。第1、第2の黒鉛材及び接着層に、あ
る種の樹脂、例えばポリカルボジイミド、フェノール樹
脂等をコーティングし、これを焼成する方法としては、
非酸化性雰囲気下、例えば不活性ガス雰囲気中にて、8
00℃以上の温度で焼成する方法などが挙げられる。不
活性ガスとしては、通常窒素やアルゴンガスが用いら
れ、非酸化性雰囲気下で焼成される。また、不活性ガス
雰囲気に変えて、真空中で焼成してもよい。焼成温度と
しては、800℃以上の温度が必要で、好ましくは10
00〜3000℃である。この時の昇温速度は、特に限
定されないが、品質のよい接着黒鉛材を得るために、1
0℃/分以下が望ましい。
【0027】このガラス状カーボンは、黒鉛の結合材あ
るいは保護層として働くものであり、黒鉛粉末などが脱
離するのを防止し、また、黒鉛材接着品の接合部分から
の液体やガスの漏れも防止する。
るいは保護層として働くものであり、黒鉛粉末などが脱
離するのを防止し、また、黒鉛材接着品の接合部分から
の液体やガスの漏れも防止する。
【0028】
【実施例】以下、本発明について、実施例によりさらに
詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例に特に限
定されるものではない。尚、実施例などにおけるガス透
過性は、JIS K7126のA法(差圧法)により、
窒素ガスの透過性を評価し、窒素ガスの透過度(単位:
m3(STP)・m−2・min−1・MPa−1)を
測定(n=3)した。また、ガラス状カーボンを被覆し
た後の接合部の仕上がり状態を目視で評価し、仕上がり
状態が、注視して接合部が判別できる程度の良好な仕上
がりを「○」と、接合部が筋状に判別できる仕上がりを
「△」と、及び接合部が明瞭な筋状に判別できる悪い仕
上がりを「×」と判定した。
詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例に特に限
定されるものではない。尚、実施例などにおけるガス透
過性は、JIS K7126のA法(差圧法)により、
窒素ガスの透過性を評価し、窒素ガスの透過度(単位:
m3(STP)・m−2・min−1・MPa−1)を
測定(n=3)した。また、ガラス状カーボンを被覆し
た後の接合部の仕上がり状態を目視で評価し、仕上がり
状態が、注視して接合部が判別できる程度の良好な仕上
がりを「○」と、接合部が筋状に判別できる仕上がりを
「△」と、及び接合部が明瞭な筋状に判別できる悪い仕
上がりを「×」と判定した。
【0029】[実施例1]先ず、予め、厚さ1mmの黒
鉛円板(メカニカルカーボン工業株式会社製のMC−4
308材、嵩密度が1.80g/cm3、構成黒鉛粒子
の最大粒径が50μm)を直径部分で2分割し、日清紡
製カーボン接着剤ST−201にて接合、200℃で硬
化後、#1000の研磨紙で接合部を整えてから、窒素
ガス中で1000℃で焼成し、接着層の厚みが約60μ
mの黒鉛接着品を作製し、用意した。また、最大粒径が
8μmの黒鉛質粉に、熱硬化性樹脂である、樹脂単独の
残炭率が70%のポリカルボジイミド樹脂を樹脂分で5
%になるように混ぜて、残炭率が98.5%の黒鉛ペー
ストを作成し、用意した。次に、上記黒鉛接着品の接合
部目地の部分(片面)に、上記の黒鉛ペーストを塗り込
み、200℃で硬化させた後、#1000の研磨紙で目
地の部分を整えた。そして、目地に黒鉛ペーストを塗り
込んだ黒鉛材接着品の表面に、ポリカルボジイミド樹脂
を塗布して、1000℃にて焼成し、約3μmのガラス
状カーボンの被膜を形成した。ガラス状カーボンを被覆
した黒鉛接着品の窒素ガス透過性の測定結果を表1に示
す。黒鉛ペーストで目地を処理したものは、接合部のな
い黒鉛材ガラス状カーボン被覆品(参考例)と同等の低
い窒素ガス透過性を示した。また、ガラス状カーボンを
被覆した後の接合部の仕上がり状態の目視評価結果を表
1に示す。
鉛円板(メカニカルカーボン工業株式会社製のMC−4
308材、嵩密度が1.80g/cm3、構成黒鉛粒子
の最大粒径が50μm)を直径部分で2分割し、日清紡
製カーボン接着剤ST−201にて接合、200℃で硬
化後、#1000の研磨紙で接合部を整えてから、窒素
ガス中で1000℃で焼成し、接着層の厚みが約60μ
mの黒鉛接着品を作製し、用意した。また、最大粒径が
8μmの黒鉛質粉に、熱硬化性樹脂である、樹脂単独の
残炭率が70%のポリカルボジイミド樹脂を樹脂分で5
%になるように混ぜて、残炭率が98.5%の黒鉛ペー
ストを作成し、用意した。次に、上記黒鉛接着品の接合
部目地の部分(片面)に、上記の黒鉛ペーストを塗り込
み、200℃で硬化させた後、#1000の研磨紙で目
地の部分を整えた。そして、目地に黒鉛ペーストを塗り
込んだ黒鉛材接着品の表面に、ポリカルボジイミド樹脂
を塗布して、1000℃にて焼成し、約3μmのガラス
状カーボンの被膜を形成した。ガラス状カーボンを被覆
した黒鉛接着品の窒素ガス透過性の測定結果を表1に示
す。黒鉛ペーストで目地を処理したものは、接合部のな
い黒鉛材ガラス状カーボン被覆品(参考例)と同等の低
い窒素ガス透過性を示した。また、ガラス状カーボンを
被覆した後の接合部の仕上がり状態の目視評価結果を表
1に示す。
【0030】[実施例2]実施例2は、黒鉛接着品の接
着層厚みを約150μmにした以外は、実施例1と同様
にして、ガラス状カーボンを被覆した黒鉛接着品を作製
した。この黒鉛接着品の窒素ガス透過性と接合部の仕上
がり状態を評価し、結果を表1に示す。実施例2の黒鉛
接着品は、実施例1と同様、接合部のない黒鉛材ガラス
状カーボン被覆品(参考例)と同等の低い窒素ガス透過
性を示した。
着層厚みを約150μmにした以外は、実施例1と同様
にして、ガラス状カーボンを被覆した黒鉛接着品を作製
した。この黒鉛接着品の窒素ガス透過性と接合部の仕上
がり状態を評価し、結果を表1に示す。実施例2の黒鉛
接着品は、実施例1と同様、接合部のない黒鉛材ガラス
状カーボン被覆品(参考例)と同等の低い窒素ガス透過
性を示した。
【0031】[実施例3〜5]実施例3は、黒鉛ペース
トに最大粒径が20μmの黒鉛質粉末を用いた以外は、
実施例1と同様にして、ガラス状カーボンを被覆した黒
鉛接着品を作製した。また、実施例4は、黒鉛ペースト
に最大粒径が46μmの黒鉛質粉末を用いた以外は、実
施例1と同様にして、ガラス状カーボンを被覆した黒鉛
接着品を作製した。さらに、実施例5は、残炭率が9
8.5%の黒鉛ペーストを用いた以外は、実施例1と同
様にして、ガラス状カーボンを被覆した黒鉛接着品を作
製した。これらの黒鉛接着品の窒素ガス透過性と接合部
の仕上がり状態を評価し、結果を表1に示す。実施例3
〜5の黒鉛接着品は、実施例1、2と同様、接合部のな
い黒鉛材ガラス状カーボン被覆品(参考例)と同等の低
い窒素ガス透過性を示した。
トに最大粒径が20μmの黒鉛質粉末を用いた以外は、
実施例1と同様にして、ガラス状カーボンを被覆した黒
鉛接着品を作製した。また、実施例4は、黒鉛ペースト
に最大粒径が46μmの黒鉛質粉末を用いた以外は、実
施例1と同様にして、ガラス状カーボンを被覆した黒鉛
接着品を作製した。さらに、実施例5は、残炭率が9
8.5%の黒鉛ペーストを用いた以外は、実施例1と同
様にして、ガラス状カーボンを被覆した黒鉛接着品を作
製した。これらの黒鉛接着品の窒素ガス透過性と接合部
の仕上がり状態を評価し、結果を表1に示す。実施例3
〜5の黒鉛接着品は、実施例1、2と同様、接合部のな
い黒鉛材ガラス状カーボン被覆品(参考例)と同等の低
い窒素ガス透過性を示した。
【0032】[参考例]実施例1で用いた黒鉛円板を分
割せずに、すなわち接着層を設けずにそのままで、ポリ
カルボジイミド樹脂を塗布して、1000℃にて焼成
し、約3μmのガラス状カーボンの被膜を黒鉛円板に形
成した。このものの窒素ガス透過性を評価し、結果を表
1に示す。
割せずに、すなわち接着層を設けずにそのままで、ポリ
カルボジイミド樹脂を塗布して、1000℃にて焼成
し、約3μmのガラス状カーボンの被膜を黒鉛円板に形
成した。このものの窒素ガス透過性を評価し、結果を表
1に示す。
【0033】[比較例1]比較例1は、黒鉛ペーストを
黒鉛接着品の接合部の目地に塗り込まなかった以外は、
実施例1と同様にして、ガラス状カーボンを被覆した黒
鉛接着品を作製した。この黒鉛接着品の窒素ガス透過性
と接合部の仕上がり状態を評価し、結果を表1に示す。
比較例1の黒鉛接着品は、接合部のない黒鉛材ガラス状
カーボン被覆品(参考例)と比較して、約4.5倍の高
い窒素ガス透過性を示した。
黒鉛接着品の接合部の目地に塗り込まなかった以外は、
実施例1と同様にして、ガラス状カーボンを被覆した黒
鉛接着品を作製した。この黒鉛接着品の窒素ガス透過性
と接合部の仕上がり状態を評価し、結果を表1に示す。
比較例1の黒鉛接着品は、接合部のない黒鉛材ガラス状
カーボン被覆品(参考例)と比較して、約4.5倍の高
い窒素ガス透過性を示した。
【0034】[比較例2]比較例2は、黒鉛ペーストを
黒鉛接着品の接合部の目地に塗り込まなかった以外は、
実施例2と同様にして、ガラス状カーボンを被覆した黒
鉛接着品を作製した。この黒鉛接着品の窒素ガス透過性
と接合部の仕上がり状態を評価し、結果を表1に示す。
比較例2の黒鉛接着品は、接合部のない黒鉛材ガラス状
カーボン被覆品(参考例)に比較して、約13倍の、ま
た、実施例2の黒鉛接着品と比較して、約10倍の高い
窒素ガス透過性を示した。さらに、ガラス状カーボンを
被覆した後の接合部の仕上がり状態も、接合部が判別で
き、悪かった。
黒鉛接着品の接合部の目地に塗り込まなかった以外は、
実施例2と同様にして、ガラス状カーボンを被覆した黒
鉛接着品を作製した。この黒鉛接着品の窒素ガス透過性
と接合部の仕上がり状態を評価し、結果を表1に示す。
比較例2の黒鉛接着品は、接合部のない黒鉛材ガラス状
カーボン被覆品(参考例)に比較して、約13倍の、ま
た、実施例2の黒鉛接着品と比較して、約10倍の高い
窒素ガス透過性を示した。さらに、ガラス状カーボンを
被覆した後の接合部の仕上がり状態も、接合部が判別で
き、悪かった。
【0035】[比較例3]比較例3は、黒鉛ペーストに
黒鉛円板の最大粒子径(50μm)より大きい最大粒径
が80μmの黒鉛質粉末を用いた以外は、実施例1と同
様にして、ガラス状カーボンを被覆した黒鉛接着品を作
製した。この黒鉛接着品の窒素ガス透過性と接合部の仕
上がり状態を評価し、結果を表1に示す。比較例3の黒
鉛接着品は、接合部のない黒鉛材ガラス状カーボン被覆
品(参考例)に比較して、約2.5倍の高い窒素ガス透
過性を示した。さらに、ガラス状カーボンを被覆した後
の接合部の仕上がり状態も、接合部が判別でき、悪かっ
た。
黒鉛円板の最大粒子径(50μm)より大きい最大粒径
が80μmの黒鉛質粉末を用いた以外は、実施例1と同
様にして、ガラス状カーボンを被覆した黒鉛接着品を作
製した。この黒鉛接着品の窒素ガス透過性と接合部の仕
上がり状態を評価し、結果を表1に示す。比較例3の黒
鉛接着品は、接合部のない黒鉛材ガラス状カーボン被覆
品(参考例)に比較して、約2.5倍の高い窒素ガス透
過性を示した。さらに、ガラス状カーボンを被覆した後
の接合部の仕上がり状態も、接合部が判別でき、悪かっ
た。
【0036】[比較例4]比較例4は、残炭率が92%
の黒鉛ペーストを用いた以外は、実施例1と同様にし
て、ガラス状カーボンを被覆した黒鉛接着品を作製し
た。この黒鉛接着品の窒素ガス透過性と接合部の仕上が
り状態を評価し、結果を表1に示す。比較例4の黒鉛接
着品は、接合部のない黒鉛材ガラス状カーボン被覆品
(参考例)に比較して、約2.8倍の高い窒素ガス透過
性を示した。
の黒鉛ペーストを用いた以外は、実施例1と同様にし
て、ガラス状カーボンを被覆した黒鉛接着品を作製し
た。この黒鉛接着品の窒素ガス透過性と接合部の仕上が
り状態を評価し、結果を表1に示す。比較例4の黒鉛接
着品は、接合部のない黒鉛材ガラス状カーボン被覆品
(参考例)に比較して、約2.8倍の高い窒素ガス透過
性を示した。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】本発明の接着黒鉛材は、黒鉛材同士を接
合する場合に、黒鉛母材の特性を落とすことなく、簡便
な方法によって得られ、特に、接着層の仕上がり状態が
良好で、かつ低いガス透過性を有するという効果を有す
る。そのために、接着黒鉛材の大型化に対応できる。
合する場合に、黒鉛母材の特性を落とすことなく、簡便
な方法によって得られ、特に、接着層の仕上がり状態が
良好で、かつ低いガス透過性を有するという効果を有す
る。そのために、接着黒鉛材の大型化に対応できる。
Claims (6)
- 【請求項1】 接合しあった第1の黒鉛材及び第2の黒
鉛材から構成され、かつその表面がガラス状カーボンで
コーティングされてなる接着黒鉛材の製法において、
(a)第1の黒鉛材及び第2の黒鉛材をカーボン系接着
剤で接合した後、80〜250℃で乾燥硬化し、続いて
350〜3500℃で焼成炭化する工程、(b)該焼成
炭化された接着層の目地を研磨により整えた後、研磨さ
れた目地の上に、最大粒径が第1の黒鉛材及び第2の黒
鉛材を構成する黒鉛粒子の最大粒径以下である黒鉛質粉
末と、熱硬化性樹脂とを混合して残炭率を95重量%以
上に調整した黒鉛ペーストを塗布し、続いて80〜25
0℃で乾燥硬化させる工程、及び(c)該黒鉛ペースト
を塗布された接着層の目地を再び研磨により整えた後、
全表面に熱硬化性樹脂を塗布し、続いて800〜350
0℃で焼成炭化してガラス状カーボンを形成する工程、
を含むことを特徴とする接着黒鉛材の製法。 - 【請求項2】 (b)工程に用いられる熱硬化性樹脂
は、フェノール樹脂、フラン樹脂、ポリカルボジイミド
樹脂、又はフルフラール−フェノール共重合体のいずれ
かであることを特徴とする請求項1に記載の接着黒鉛材
の製法。 - 【請求項3】 第1の黒鉛材及び第2の黒鉛材の接着層
の厚みは、50μm以上であることを特徴とする請求項
1に記載の接着黒鉛材の製法。 - 【請求項4】 (c)工程に用いられる熱硬化性樹脂
は、フェノール樹脂、フラン樹脂、ポリカルボジイミド
樹脂、又はフルフラール−フェノール共重合体のいずれ
かであることを特徴とする請求項1に記載の接着黒鉛材
の製法。 - 【請求項5】 (c)工程で形成されるガラス状カーボ
ンコート層の厚さは、少なくとも2〜3μmであること
を特徴とする請求項1に記載の接着黒鉛材の製法。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
接着黒鉛材の製法により得られることを特徴とする接着
黒鉛材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001131140A JP2002321987A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 接着黒鉛材及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001131140A JP2002321987A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 接着黒鉛材及びその製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002321987A true JP2002321987A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=18979382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001131140A Pending JP2002321987A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 接着黒鉛材及びその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002321987A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012165208A1 (ja) | 2011-05-27 | 2012-12-06 | 東洋炭素株式会社 | 金属材とセラミックス-炭素複合材との接合体、その製造方法、炭素材接合体、炭素材接合体用接合材及び炭素材接合体の製造方法 |
| WO2013172286A1 (ja) | 2012-05-15 | 2013-11-21 | 東洋炭素株式会社 | 炭素材-セラミック材接合体の製造方法、及び炭素材-セラミック材接合体 |
| JP2014080314A (ja) * | 2012-10-16 | 2014-05-08 | Ibiden Co Ltd | 黒鉛構造体、黒鉛ヒータ、黒鉛構造体の製造方法および黒鉛ヒータの製造方法 |
| KR20190059681A (ko) * | 2017-11-23 | 2019-05-31 | 금오공과대학교 산학협력단 | 벌크흑연 복합체 및 이의 제조방법 |
-
2001
- 2001-04-27 JP JP2001131140A patent/JP2002321987A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012165208A1 (ja) | 2011-05-27 | 2012-12-06 | 東洋炭素株式会社 | 金属材とセラミックス-炭素複合材との接合体、その製造方法、炭素材接合体、炭素材接合体用接合材及び炭素材接合体の製造方法 |
| EP2716618A4 (en) * | 2011-05-27 | 2015-05-27 | Toyo Tanso Co | A COMPOSITE OF A METAL MATERIAL AND A CERAMIC CARBON COMPOSITE MATERIAL, METHOD OF MANUFACTURING THEREOF, CARBON MATERIAL COMPOUND, JOINT MATERIAL FOR THE CARBON MATERIAL COMPOUND, AND METHOD FOR THE PRODUCTION OF THE CARBON MATERIAL COMPOUND |
| WO2013172286A1 (ja) | 2012-05-15 | 2013-11-21 | 東洋炭素株式会社 | 炭素材-セラミック材接合体の製造方法、及び炭素材-セラミック材接合体 |
| JP2014080314A (ja) * | 2012-10-16 | 2014-05-08 | Ibiden Co Ltd | 黒鉛構造体、黒鉛ヒータ、黒鉛構造体の製造方法および黒鉛ヒータの製造方法 |
| KR20190059681A (ko) * | 2017-11-23 | 2019-05-31 | 금오공과대학교 산학협력단 | 벌크흑연 복합체 및 이의 제조방법 |
| KR102014367B1 (ko) * | 2017-11-23 | 2019-08-26 | 금오공과대학교 산학협력단 | 벌크흑연 복합체 및 이의 제조방법 |
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