JP2003010936A - シーミングチャック - Google Patents

シーミングチャック

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JP2003010936A
JP2003010936A JP2001194849A JP2001194849A JP2003010936A JP 2003010936 A JP2003010936 A JP 2003010936A JP 2001194849 A JP2001194849 A JP 2001194849A JP 2001194849 A JP2001194849 A JP 2001194849A JP 2003010936 A JP2003010936 A JP 2003010936A
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JP
Japan
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chuck
lid
seaming
winding
seaming chuck
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Abandoned
Application number
JP2001194849A
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English (en)
Inventor
Koji Yabe
浩司 矢部
Ryuichi Ito
隆一 伊藤
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻締め不良の防止及び缶蓋へのダメージ低
減。 【解決手段】 缶胴に缶蓋を巻締めする缶巻締装置のシ
ーミングチャックにおいて、缶蓋のチャックウォール部
内周面100と嵌接するチャック本体1の外周部分にロ
ーレット溝21を形成すると共に、少なくともこれらロ
ーレット溝21の周辺部にチャク本体1よりも摩擦係数
の小さいTiC,TiN,TiCN等のチタンコーティ
ング層3を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶胴に缶蓋を巻締
めする缶巻締装置のシーミングチャックに係わり、特に
巻締不良の防止や缶蓋へのダメージ低減に有効な技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】缶蓋に缶胴を巻締める工程では、缶胴に
内容物を充填し缶蓋が被せられた状態で、これをリフタ
ープレートとシーングチャックとの間に押圧挟持して一
体に回転させつつ、第1次シーミングロールで缶蓋の外
周カール縁に圧力を加えながら缶蓋の周囲を回転させる
ことにより、外周カール縁を缶胴の開口フランジ縁の下
に巻き込み、引き続き第2次シーミングロールとシーミ
ングチャックのリップ部とで前記巻き込み部を圧縮する
ことにより、巻締め部を形成する。
【0003】この巻締め作業中に、シーミングチャック
と缶蓋との間に滑りが生じると、適切な巻締め力が得ら
れず、巻締め不良を起こす。特に、第2次巻締め時に滑
りを起こすと、缶胴と缶蓋との密着性が悪くなり、漏れ
の原因となり好ましくない。従来は、第2次巻締め時の
有効な滑り防止対策として、缶蓋内周面との嵌接部分に
ローレット加工を施し、グリップ力を高めていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
缶巻締め装置の高速化に伴って、さらに強いグリップ性
が要求されるようになってきており、従来の単にローレ
ット加工が施されただけのシーミングチャックでは、グ
リップ力が不足していた。また、缶蓋が薄肉化するにつ
れて、ローレット溝による缶蓋チャックウォール部への
ダメージも問題となってきている。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、巻締め不良の防止及
び缶蓋へのダメージ低減にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、以下の手段を採用した。すなわち、缶胴
に缶蓋を巻締めする缶巻締装置のシーミングチャックに
おいて、前記缶蓋の内周面と嵌接するチャック本体の外
周部分に複数の溝を有すると共に、少なくともこれら溝
の周辺部に前記チャク本体よりも摩擦係数の小さい層を
備えることを特徴とする。この構成において、前記チャ
ック本体よりも摩擦係数の小さい層は、TiC,Ti
N,TiCN等からなるチタンコーティング層であるこ
とが好ましい。
【0007】このように構成すると、ローレット溝周辺
で発生する摩擦力が低下し、チャックウォール部の材料
がローレット溝に滑り込むように入っていくようにな
る。これにより、缶蓋へのダメージ低減と、チャックウ
ォール部材料のローレット溝での隆起量が増大すること
による、特に第2次巻締め時におけるグリップ力向上と
が図られる。
【0008】また、上記の構成において、前記チャック
本体の少なくとも底面は、他の面よりも粗面であること
が好ましい。
【0009】このように構成すると、シーミングチャッ
ク底面と缶蓋上面との摩擦力が増大し、第2次巻締め時
だけでなく第1次巻締め時における缶蓋との滑りも有効
に防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の一実施の形態について説明する。 [第1の実施形態]図1は第1の実施形態に係るシーミ
ングチャックの正面図、図2は図1におけるA−A断面
の要部拡大図であり、これらの図において、符号1はチ
ャック本体、2はローレット加工部、3はTiC層(チ
ャック本体よりも摩擦係数の小さい層、チタンコーティ
ング層)、21はローレット溝(溝)を示している。
【0011】このシーミングチャックは、例えばSUS
440C(マルテンサイト系ステンレス鋼)からなるチ
ャック本体1の外周面、より具体的には、缶蓋のチャッ
クウォール部内周面100と嵌接するチャック本体1の
外周部分に、溝ピッチ0.3mm,溝幅0.1mm,溝
深さ0.2mmのローレットを用いてローレット加工を
施した後、周知のPVD(イオンプレーティング)法を
用いてチャック本体2の全体に炭化チタンコーティング
を行うことで製作する。
【0012】上記ローレット加工によりチャック本体1
の外周面に形成されたローレット加工部2は、各溝がチ
ャック本体1の軸線Cに対して0゜以上±90゜未満の
角度(図1では略0゜)をなすローレット溝(溝)21
を備えてなる。また、このローレット加工部2の外面に
は、上記PVD法によって形成された、チャック本体1
よりも摩擦係数の小さいTiC(チタニウムカーバイ
ド)層3がコーティングされている。
【0013】このような構成によれば、ローレット溝2
1の肩部21aから溝壁21bに至る部分の摩擦係数
が、チャック本体自身の摩擦係数よりも小さくなり、巻
締め作業時において、缶蓋のチャックウォール部内周面
100とローレット加工部2との間に発生する摩擦力が
低下する。よって、チャックウォール部内周面100の
材料が、図3の矢線で示すように、ローレット溝21に
滑り込むように入っていくようになり、ローレット加工
部2が嵌接される部分の外面塗料剥離や摺動痕等、シー
ミングチャックが缶蓋に与えるダメージを有効に低減す
ることができる。
【0014】また、TiC層3を有しない従来のローレ
ット溝付きシーミングチャックの場合には上記摩擦力が
大きく、ローレット溝内でチャックウォール部材料が充
分に隆起しないのに対し、本実施の形態では、ローレッ
ト溝21内での材料隆起高さが増大するので、グリップ
力が増すことになる。よって、特に第2次巻締め時にお
ける滑りを有効に防止し得るようになり、巻締め不良を
確実に回避することができる。
【0015】上記実施の形態によるシーミングチャック
を用い、いわゆる206径の缶蓋を2000cpm(ca
n per mimute)の速度で缶胴への巻締めを行い、滑りの
発生状況と、缶蓋外面塗料の剥離や缶蓋へのダメージを
観察した結果、滑りは発生せず、しかも缶蓋へのダメー
ジも見られなかった。他方、同様の条件にて、TiC層
3を有しない従来のローレット溝付きシーミングチャッ
クを用いた場合には、滑りおよび缶蓋へのダメージが多
数発生した。
【0016】このことから、上記実施の形態に係るシー
ミングチャックによれば、缶巻締め装置の高速化に伴う
巻締め不良や、缶蓋の薄肉化に伴う缶蓋へのダメージの
発生を有効に防止できることがわかった。
【0017】[第2の実施形態]図4は、第2の実施形
態に係るシーミングチャックの正面図である。この図に
おいて、符号4は粗面部を示しており、その他図1と構
成が共通する部分については、図1と同じ符号を付して
いる。このシーミングチャックは、その底面が他の面よ
りも表面の粗い粗面部4とされており、該粗面部4はチ
ャック本体1の底面に、例えばサンドブラストやショッ
トピーニング等の粗面加工を施すことで形成される。
【0018】 このような構成によれば、シーミングチ
ャック底面の粗面部4と、缶蓋上面との間に発生する摩
擦力が増大するので、第2次巻締め時だけでなく第1次
巻締め時における缶蓋との滑りも有効に回避できるよう
になる。よって、第1次及び第2次巻締め時の双方にお
いて適切な巻締めが行われるようになり、巻締め不良を
より確実に防止することができる。
【0019】 なお、本発明は上記実施の形態に限られ
るものではなく、また、前述した各具体的数値は一例で
あって、これに限定されるものではない。例えば、上記
実施の形態では、チャック本体1の全体にチタンコーテ
ィングを施しているが、少なくともローレット溝21の
周辺部にチタンコーティングを施してさえいれば、上記
滑り込みの効果を得ることができるので、コーティング
範囲は適宜設定してよい。
【0020】上記実施の形態では、チタンコーティング
としてTiCを採用した例について説明したが、Ti
N,TiCN等のその他あらゆるチタンコーティングを
採用することができることはもとより、チャック本体2
よりも摩擦係数が小さくて所定の強度や耐摩耗性を備え
たもの、例えばセラミックやダイヤモンドライクコーテ
ィング等の採用も可能である。
【0021】上記実施の形態では、ローレット加工によ
ってチャック本体1の外周面に溝を形成しているが、例
えば切削加工等によって形成しても構わない。上記実施
の形態では、チャック本体1の底面のみを粗面部4とし
たが、ローレット加工の施されていない外周面下部5も
粗面部4に含めてもよいことは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下の効果を得る。 (1)請求項1及び請求項2記載の発明によれば、ロー
レット溝周辺で発生する摩擦力が低下して、缶蓋チャッ
クウォール部の材料がローレット溝に滑り込むように入
るようになるので、缶蓋へのダメージ低減と、特に第2
次巻締め時のグリップ力向上による巻締め不良防止が図
られる。
【0023】(2)請求項3記載の発明によれば、シー
ミングチャック底面と缶蓋上面との間に発生する摩擦力
が増大するので、第2次巻締め時だけでなく第1次巻締
め時における缶蓋との滑りも有効に回避し得るようにな
り、巻締め不良をより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態によるシーミングチ
ャックの正面図である。
【図2】 図1のA−A断面の要部を示す要部拡大断面
図である。
【図3】 図1のシーミングチャックを用いて第2次巻
締め作業を行っている状態を示す要部拡大断面である。
【図4】 本発明の第2の実施形態によるシーミングチ
ャックの正面図である。
【符号の説明】
1 チャック本体 3 TiC層(チャック本体よりも摩擦係数の小さい
層、チタンコーティング層) 4 粗面部(底面) 21 ローレット溝(溝) 100 チャックウォール部内周面(缶蓋の内周面)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶胴に缶蓋を巻締めする缶巻締装置のシ
    ーミングチャックにおいて、 前記缶蓋の内周面と嵌接するチャック本体の外周部分に
    複数の溝を有すると共に、少なくともこれら溝の周辺部
    に前記チャク本体よりも摩擦係数の小さい層を備えるこ
    とを特徴とするシーミングチャック。
  2. 【請求項2】 前記チャック本体よりも摩擦係数の小さ
    い層は、TiC,TiN,TiCN等のチタンコーティ
    ング層からなることを特徴とする請求項1記載のシーミ
    ングチャック。
  3. 【請求項3】 前記チャック本体の少なくとも底面は、
    他の面よりも粗面とされていることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載のシーミングチャック。
JP2001194849A 2001-06-27 2001-06-27 シーミングチャック Abandoned JP2003010936A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210044451A (ko) * 2019-10-15 2021-04-23 조윤서 캔 뚜껑 시밍머신의 시밍 척 장치
JP2023552064A (ja) * 2020-10-30 2023-12-14 シー ― ループ パッケージング スウェーデン アクチエボラグ リサイクル可能性を高めたパターン付き缶エンド・モジュラ分配システム

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