JPH0331459Y2 - - Google Patents
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- JPH0331459Y2 JPH0331459Y2 JP16133788U JP16133788U JPH0331459Y2 JP H0331459 Y2 JPH0331459 Y2 JP H0331459Y2 JP 16133788 U JP16133788 U JP 16133788U JP 16133788 U JP16133788 U JP 16133788U JP H0331459 Y2 JPH0331459 Y2 JP H0331459Y2
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Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、缶胴に缶蓋を巻締めする缶巻締装
置のシーミングチヤツクに関する。
置のシーミングチヤツクに関する。
(従来の技術)
周知のように缶胴に缶蓋を巻締めする工程は、
缶胴と缶蓋をリフタープレートとシーミングチヤ
ツク間に押圧挟持して一体に回転させ、第一次シ
ーミングロールが缶蓋の外周カール縁に圧力を加
えながら缶蓋の周囲を急速に回転し、外周カール
縁を缶胴の開口外周フランジ縁の下に巻き込み、
引続き第二次シーミングロールがシーミングチヤ
ツクのリツプ部にバツクアツプされた状態で缶胴
及び缶蓋の外周フランジ縁と外周カール縁を圧縮
することによつて巻締部を形成する。この巻締作
業中にシーミングチヤツクと缶蓋との間にスリツ
プが生じると適正な巻締力が得られず巻締め不良
を起こすと共に、缶蓋に摺擦痕等の損傷を与え、
さらにはシーミングチヤツクを摩耗させる。
缶胴と缶蓋をリフタープレートとシーミングチヤ
ツク間に押圧挟持して一体に回転させ、第一次シ
ーミングロールが缶蓋の外周カール縁に圧力を加
えながら缶蓋の周囲を急速に回転し、外周カール
縁を缶胴の開口外周フランジ縁の下に巻き込み、
引続き第二次シーミングロールがシーミングチヤ
ツクのリツプ部にバツクアツプされた状態で缶胴
及び缶蓋の外周フランジ縁と外周カール縁を圧縮
することによつて巻締部を形成する。この巻締作
業中にシーミングチヤツクと缶蓋との間にスリツ
プが生じると適正な巻締力が得られず巻締め不良
を起こすと共に、缶蓋に摺擦痕等の損傷を与え、
さらにはシーミングチヤツクを摩耗させる。
そのため、従来、シーミングチヤツクと缶胴と
のスリツプを防止するために、シーミングチヤツ
クの下面部分をシヨツトピーニング等によつて粗
面にして、缶蓋との摩擦力を高めようとするもの
(例えば実開昭58−128733号公報)、及びシーミン
グチヤツクの外周面上部にローレツト加工してチ
ヤツクウオール面との摩擦を高めるようにしたも
の、さらにシーミングチヤツクの外周面上方部分
にはローレツト加工を施し、下方部分に粗面加工
を施したもの(実開昭62−77634号公報)等が提
案されている。
のスリツプを防止するために、シーミングチヤツ
クの下面部分をシヨツトピーニング等によつて粗
面にして、缶蓋との摩擦力を高めようとするもの
(例えば実開昭58−128733号公報)、及びシーミン
グチヤツクの外周面上部にローレツト加工してチ
ヤツクウオール面との摩擦を高めるようにしたも
の、さらにシーミングチヤツクの外周面上方部分
にはローレツト加工を施し、下方部分に粗面加工
を施したもの(実開昭62−77634号公報)等が提
案されている。
(考案が解決しようとする問題点)
近時、一段と薄肉のアルミニユウムやスチール
の絞りしごき缶、PETとの積層材缶等軸荷重抵
抗の弱い材料からなる缶胴の出現に伴い、巻締め
時のリフターとシーミングチヤツクに加える押圧
力をより小さくしなければならない。他方ではテ
インフリールスチール等の高硬度缶胴、即ち巻締
め抵抗の大きい缶材が多用されてきている。しか
も、巻締作業の高速化傾向が強く、従来よりもシ
ーミングチヤツクと缶蓋とのスベリを発生させる
要因が一段と増大している。その結果、上記提案
の手段では以下のような問題点があり十分に対応
できなくなつている。即ち、従来のシーミングチ
ヤツクの外周面リツプ部下部を粗面にしたもの
は、第一次巻締時のスベリの防止に対して所定の
効果が期待できるが、表面粗さが0.8〜2S程度で
小さいため、高速巻締め時にはスリツプが生じ易
く、一度スリツプが発生すると粗面が欠落してし
まい以後のスリツプを有効に防止することができ
ない。そのため、シーミングチヤツクリツプ部外
周面が摩耗して寿命が低下し、頻繁なシーミング
チヤツクの交換が要求される。なお、それを解消
するためにリツプ部の粗面粗さを現在より粗くす
ることが考えられるが、粗面度を高くした場合、
一度スベリが発生すると缶蓋に大きな摺擦痕を与
えるおそれがあるので、限度がある。
の絞りしごき缶、PETとの積層材缶等軸荷重抵
抗の弱い材料からなる缶胴の出現に伴い、巻締め
時のリフターとシーミングチヤツクに加える押圧
力をより小さくしなければならない。他方ではテ
インフリールスチール等の高硬度缶胴、即ち巻締
め抵抗の大きい缶材が多用されてきている。しか
も、巻締作業の高速化傾向が強く、従来よりもシ
ーミングチヤツクと缶蓋とのスベリを発生させる
要因が一段と増大している。その結果、上記提案
の手段では以下のような問題点があり十分に対応
できなくなつている。即ち、従来のシーミングチ
ヤツクの外周面リツプ部下部を粗面にしたもの
は、第一次巻締時のスベリの防止に対して所定の
効果が期待できるが、表面粗さが0.8〜2S程度で
小さいため、高速巻締め時にはスリツプが生じ易
く、一度スリツプが発生すると粗面が欠落してし
まい以後のスリツプを有効に防止することができ
ない。そのため、シーミングチヤツクリツプ部外
周面が摩耗して寿命が低下し、頻繁なシーミング
チヤツクの交換が要求される。なお、それを解消
するためにリツプ部の粗面粗さを現在より粗くす
ることが考えられるが、粗面度を高くした場合、
一度スベリが発生すると缶蓋に大きな摺擦痕を与
えるおそれがあるので、限度がある。
また、シーミングチヤツクの外周面上部にロー
レツト加工してチヤツクウオール面との摩擦を高
めるようにしたものは、主として第二次巻締め時
のスベリを防止しようとするものであるが、摩擦
を増大させ有効に作用するにはローレツトを大き
く形成しなければならず、従来のローレツトのピ
ツチはほぼ1.0mm以上あり、深さがほぼ0.26mmに
形成され、そしてローレツト溝15の肩角部16
は第8図に示すように鋭利に形成しなければなら
なかつた。そのため、それにより巻締された缶
は、アルミニウム等の柔らかい缶蓋材の場合は、
第7図に示すように、シームバンドのチヤツクウ
オール18面に大きな食い込み痕19が形成さ
れ、飲料缶で内容液を飲む場合、それが唇に当た
り異和感を与えている。また、該部に塗膜剥離や
擦痕を発生させる等の欠点もある。さらに、シー
ミングチヤツクの外周面上方部分にはローレツト
加工を施し、下方部分に粗面加工を施したもの
は、上記両手段を備えることによつて、第一次及
び第二次巻締の両方に対してスベリを有効に防ぐ
ものであるが、上記両手段が有する技術的欠点を
克服するまでに到らず、高速時のスベリの発生及
び缶蓋チヤツクウオール面の凹凸や塗膜傷等の発
生に対しては未だ満足するものではない。
レツト加工してチヤツクウオール面との摩擦を高
めるようにしたものは、主として第二次巻締め時
のスベリを防止しようとするものであるが、摩擦
を増大させ有効に作用するにはローレツトを大き
く形成しなければならず、従来のローレツトのピ
ツチはほぼ1.0mm以上あり、深さがほぼ0.26mmに
形成され、そしてローレツト溝15の肩角部16
は第8図に示すように鋭利に形成しなければなら
なかつた。そのため、それにより巻締された缶
は、アルミニウム等の柔らかい缶蓋材の場合は、
第7図に示すように、シームバンドのチヤツクウ
オール18面に大きな食い込み痕19が形成さ
れ、飲料缶で内容液を飲む場合、それが唇に当た
り異和感を与えている。また、該部に塗膜剥離や
擦痕を発生させる等の欠点もある。さらに、シー
ミングチヤツクの外周面上方部分にはローレツト
加工を施し、下方部分に粗面加工を施したもの
は、上記両手段を備えることによつて、第一次及
び第二次巻締の両方に対してスベリを有効に防ぐ
ものであるが、上記両手段が有する技術的欠点を
克服するまでに到らず、高速時のスベリの発生及
び缶蓋チヤツクウオール面の凹凸や塗膜傷等の発
生に対しては未だ満足するものではない。
また、缶蓋にスベリが生じると上記のようにシ
ーミングチヤツク及び缶に損傷を与えるのみなら
ず、リフタープレート表面が摩耗し、巻締め回数
が増えるにつれてリフタープレート表面が次第に
湾曲状に凹む現象が発生している。
ーミングチヤツク及び缶に損傷を与えるのみなら
ず、リフタープレート表面が摩耗し、巻締め回数
が増えるにつれてリフタープレート表面が次第に
湾曲状に凹む現象が発生している。
本考案は、上記従来のシーミングチヤツクの欠
点を解消するために創案されたものであつて、缶
蓋内周面にローレツトによる大きな食い込み痕を
残すことがなく、スベリの発生を防止して缶詰を
良好に巻締め、かつシーミングチヤツクとリフタ
ープレートの摩耗を防ぎ、巻締作業の効率化を図
ることができる摩耗が少なくて高寿命のシーミン
グチヤツクを提供することを目的とする。
点を解消するために創案されたものであつて、缶
蓋内周面にローレツトによる大きな食い込み痕を
残すことがなく、スベリの発生を防止して缶詰を
良好に巻締め、かつシーミングチヤツクとリフタ
ープレートの摩耗を防ぎ、巻締作業の効率化を図
ることができる摩耗が少なくて高寿命のシーミン
グチヤツクを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
従来のシーミングチヤツクにおける上記問題点
は、(1)ローレツトの溝肩部角が鋭利になつてい
る、(2)ローレツトのピツチ及び溝の深さが大き
い、(3)シーミングチヤツクリツプ部の粗面粗さが
小さいことに起因しているが、これらの要因は、
従来シーミングチヤツクとの摩擦を高めるために
必要な技術手段とされ、それに代る他の有効な手
段は未だ見出されていない。しかしながら、本考
案者が種々実験した結果、次のような手段を採用
することによつて上記従来の常識に反し、ローレ
ツトを小さくし、ローレツト溝肩部の角を鈍化さ
せ、且つチヤツクリツプ部の粗面を粗くしても、
缶蓋に損傷を与えず摩擦力を向上させ良好に巻締
めることができることを知見し、本考案に到達し
たものである。
は、(1)ローレツトの溝肩部角が鋭利になつてい
る、(2)ローレツトのピツチ及び溝の深さが大き
い、(3)シーミングチヤツクリツプ部の粗面粗さが
小さいことに起因しているが、これらの要因は、
従来シーミングチヤツクとの摩擦を高めるために
必要な技術手段とされ、それに代る他の有効な手
段は未だ見出されていない。しかしながら、本考
案者が種々実験した結果、次のような手段を採用
することによつて上記従来の常識に反し、ローレ
ツトを小さくし、ローレツト溝肩部の角を鈍化さ
せ、且つチヤツクリツプ部の粗面を粗くしても、
缶蓋に損傷を与えず摩擦力を向上させ良好に巻締
めることができることを知見し、本考案に到達し
たものである。
即ち、本考案のシーミングチヤツクは、缶蓋内
周面と嵌接する外周面の上方部分にローレツト加
工を施し、且つローレツト加工部の少なくともロ
ーレツト溝肩角部に粗面加工を施してローレツト
溝肩部の角を鈍化し、さらに外周面の下方部分に
粗面加工を施したことによつて上記問題点を解決
した。
周面と嵌接する外周面の上方部分にローレツト加
工を施し、且つローレツト加工部の少なくともロ
ーレツト溝肩角部に粗面加工を施してローレツト
溝肩部の角を鈍化し、さらに外周面の下方部分に
粗面加工を施したことによつて上記問題点を解決
した。
さらに、前記ローレツト加工部の溝ピツチを
0.1〜1.0mm、好ましくは0.3〜0.7mmの範囲にし、
且つ外周面下方に施される粗面の粗さを0.8〜3S
の範囲にすることによつて、より効果的に缶蓋の
損傷を防ぎ且つスベリの発生を防止することがで
きる。
0.1〜1.0mm、好ましくは0.3〜0.7mmの範囲にし、
且つ外周面下方に施される粗面の粗さを0.8〜3S
の範囲にすることによつて、より効果的に缶蓋の
損傷を防ぎ且つスベリの発生を防止することがで
きる。
(作用)
ローレツト加工の溝肩部をサンドブラスト加工
等で粗面にすることによつて、ローレツト加工に
よる摩擦の増大と共に、粗面加工による摩擦の増
大が相乗して飛躍的に缶蓋との摩擦が増大する。
そのため、従来と比しローレツト加工部の溝ピツ
チや深さを小さくしても十分に缶蓋との摩擦を維
持でき、従来のように缶蓋内周面に大きな凹凸を
形成させる等の不都合が生じない。しかも、ロー
レツト加工部の溝肩部の角が粗面加工により鈍化
されているので、缶蓋に塗膜損傷を与える等の現
象も防止することができる。本考案は、さらにリ
ツプ部の粗面加工部の粗面度を従来よりも粗くし
て該部における摩擦の増大を図つており、上記構
成とあいまつて、高速巻締であつても第一次及び
第二次巻締時ともシーミングチヤツクと缶蓋のス
ベリを良好に防止する。その結果、シーミングチ
ヤツクの摩耗が少なく、シーミングチヤツクの寿
命が永い。
等で粗面にすることによつて、ローレツト加工に
よる摩擦の増大と共に、粗面加工による摩擦の増
大が相乗して飛躍的に缶蓋との摩擦が増大する。
そのため、従来と比しローレツト加工部の溝ピツ
チや深さを小さくしても十分に缶蓋との摩擦を維
持でき、従来のように缶蓋内周面に大きな凹凸を
形成させる等の不都合が生じない。しかも、ロー
レツト加工部の溝肩部の角が粗面加工により鈍化
されているので、缶蓋に塗膜損傷を与える等の現
象も防止することができる。本考案は、さらにリ
ツプ部の粗面加工部の粗面度を従来よりも粗くし
て該部における摩擦の増大を図つており、上記構
成とあいまつて、高速巻締であつても第一次及び
第二次巻締時ともシーミングチヤツクと缶蓋のス
ベリを良好に防止する。その結果、シーミングチ
ヤツクの摩耗が少なく、シーミングチヤツクの寿
命が永い。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、本考案が適用される缶蓋の種々のタ
イプのシーミングチヤツクの要部断面を示し、同
図aがストレートタイプ、bがダブルアングルタ
イプ、cがステツプタイプである。第2図a,b
はストレートタイプに適用した本考案のシーミン
グチヤツクの実施例を示し、図中、1はシーミン
グチヤツクであり、2はその外周面、3は外周面
上部のローレツト加工部、4は外周面下部のリツ
プ部である。そして、前記ローレツト加工部3の
ローレツト溝肩部5及びリツプ部4には粗さが2
〜3Sの粗面加工が施されている。
イプのシーミングチヤツクの要部断面を示し、同
図aがストレートタイプ、bがダブルアングルタ
イプ、cがステツプタイプである。第2図a,b
はストレートタイプに適用した本考案のシーミン
グチヤツクの実施例を示し、図中、1はシーミン
グチヤツクであり、2はその外周面、3は外周面
上部のローレツト加工部、4は外周面下部のリツ
プ部である。そして、前記ローレツト加工部3の
ローレツト溝肩部5及びリツプ部4には粗さが2
〜3Sの粗面加工が施されている。
第3図a〜cは、前記ローレツトの溝6の種々
の断面形状を示している。本考案おけるローレツ
ト加工部のローレツト溝幅wは、0.1〜0.5mmの範
囲、その深さhは0.1〜0.05mmの範囲であり、従
来と比し細微なローレツト加工が施されている。
なお、ローレツトの溝の形は、図示の形に限るも
のでなく、溝側壁が等傾斜又はシーミングチヤツ
クの回転後方の傾斜を強くして非対象側壁を有す
る台形状等適宜形状のものが可能である。また、
シーミングチヤツクを側面から見た場合、ローレ
ツトの方向は、第2図aに示すようにシーミング
チヤツクの軸方向に対して平行に加工するのが一
般的であるが、同図bに示すように傾斜させても
良い。この傾斜の方向は、シーミングチヤツクの
回転方向に対して蓋が相対的に逆方向に回転しよ
うとするとき、この傾斜のネジ作用により蓋がチ
ヤツクに密着する方向に傾斜しているのが望まし
い。
の断面形状を示している。本考案おけるローレツ
ト加工部のローレツト溝幅wは、0.1〜0.5mmの範
囲、その深さhは0.1〜0.05mmの範囲であり、従
来と比し細微なローレツト加工が施されている。
なお、ローレツトの溝の形は、図示の形に限るも
のでなく、溝側壁が等傾斜又はシーミングチヤツ
クの回転後方の傾斜を強くして非対象側壁を有す
る台形状等適宜形状のものが可能である。また、
シーミングチヤツクを側面から見た場合、ローレ
ツトの方向は、第2図aに示すようにシーミング
チヤツクの軸方向に対して平行に加工するのが一
般的であるが、同図bに示すように傾斜させても
良い。この傾斜の方向は、シーミングチヤツクの
回転方向に対して蓋が相対的に逆方向に回転しよ
うとするとき、この傾斜のネジ作用により蓋がチ
ヤツクに密着する方向に傾斜しているのが望まし
い。
第4図は、ローレツト加工部の拡大断面図であ
り、ローレツト溝肩部に粗面加工を施すことによ
つて、ローレツト溝肩角部7が丸みを帯びて鈍化
し粗面となつている。粗面加工はローレツト加工
部全体を均一に行つても良いが、少なくとも溝肩
部角部は施せなければならない。
り、ローレツト溝肩部に粗面加工を施すことによ
つて、ローレツト溝肩角部7が丸みを帯びて鈍化
し粗面となつている。粗面加工はローレツト加工
部全体を均一に行つても良いが、少なくとも溝肩
部角部は施せなければならない。
上記シーミングチヤツクは、次のようにして製
造される。まず、その上部外周径を規定の寸法
(第1図におけるA寸法)よりも0.25mm程度大き
い寸法に成形加工した後、所定のローレツト粗さ
を選択して、外周部上部C領域に等ピツチのロー
レツト加工を施す。その後、焼入れをしてから第
1図のA寸法に研磨仕上をする。その後、シーミ
ングチヤツクの外周面の第1図におけるB及びC
領域にサンドブラスト加工、シヨツトピーニング
加工或いは液体ホーニング加工を施して、粗さが
2〜3Sの粗面加工を行つて得られる。それによ
り、正確な外形寸法で、且つローレツト形状及び
粗面粗さが均一なシーミングチヤツクが得られ
る。
造される。まず、その上部外周径を規定の寸法
(第1図におけるA寸法)よりも0.25mm程度大き
い寸法に成形加工した後、所定のローレツト粗さ
を選択して、外周部上部C領域に等ピツチのロー
レツト加工を施す。その後、焼入れをしてから第
1図のA寸法に研磨仕上をする。その後、シーミ
ングチヤツクの外周面の第1図におけるB及びC
領域にサンドブラスト加工、シヨツトピーニング
加工或いは液体ホーニング加工を施して、粗さが
2〜3Sの粗面加工を行つて得られる。それによ
り、正確な外形寸法で、且つローレツト形状及び
粗面粗さが均一なシーミングチヤツクが得られ
る。
以上のようにして、ローレツトピツチ0.3mm、
ローレツト溝幅0.1mm、ローレツト溝深さ0.2mmの
ローレツト加工が施され、さらにローレツト溝肩
部及びリツプ部外周に表面粗さ3Sの粗面加工が
施されたシーミングチヤツクを得、該シーミング
チヤツクで206Pのアルミニユウム蓋を、アルミ
ニユウム絞りしごき缶胴に巻締めを行い、スベリ
の発生状況及び缶蓋の塗膜剥離等の損傷状況を観
察した。その結果、1000万缶の巻締めを行つて
も、缶蓋内周面の摺擦痕や塗膜剥離のある缶は発
見されず、巻締状態も全缶良好であり、巻締中に
スベリが発生していないことが確認された。ま
た、シームバンド部10を第5図に示すようにA
−A面から切断して、缶蓋内周面に発生するロー
レツト痕を顕微鏡で観察した。その結果を、上記
切断面を撮影した顕微鏡写真を模写した第6図に
示す。該図から明らかなように、シームバンド部
10のチヤツクウオール11、即ち缶蓋内周面に
形成されるローレツト痕12は、図示のように最
大0.02mmの深さであり、従来のシーミングチヤツ
クで巻締した場合と較べて殆ど無視できる程度で
あつた。さらに、リフタープレート面の摩耗は殆
ど観察されなかつた。
ローレツト溝幅0.1mm、ローレツト溝深さ0.2mmの
ローレツト加工が施され、さらにローレツト溝肩
部及びリツプ部外周に表面粗さ3Sの粗面加工が
施されたシーミングチヤツクを得、該シーミング
チヤツクで206Pのアルミニユウム蓋を、アルミ
ニユウム絞りしごき缶胴に巻締めを行い、スベリ
の発生状況及び缶蓋の塗膜剥離等の損傷状況を観
察した。その結果、1000万缶の巻締めを行つて
も、缶蓋内周面の摺擦痕や塗膜剥離のある缶は発
見されず、巻締状態も全缶良好であり、巻締中に
スベリが発生していないことが確認された。ま
た、シームバンド部10を第5図に示すようにA
−A面から切断して、缶蓋内周面に発生するロー
レツト痕を顕微鏡で観察した。その結果を、上記
切断面を撮影した顕微鏡写真を模写した第6図に
示す。該図から明らかなように、シームバンド部
10のチヤツクウオール11、即ち缶蓋内周面に
形成されるローレツト痕12は、図示のように最
大0.02mmの深さであり、従来のシーミングチヤツ
クで巻締した場合と較べて殆ど無視できる程度で
あつた。さらに、リフタープレート面の摩耗は殆
ど観察されなかつた。
(効果)
本考案は、以上のような構成により、次の様な
格別な効果を奏する。
格別な効果を奏する。
(イ) ローレツト加工の溝肩部を粗面にすることに
よつて、ローレツト加工による摩擦の増大と、
粗面加工による摩擦の増大が相乗して飛躍的に
缶蓋との摩擦が増大し、柔軟缶や高硬度缶を高
速で巻締めしても第一次及び第二次巻締め時と
もスベリの発生が皆無となり、缶蓋に損傷を与
えることなく良好に巻締めることができる。そ
して、シーミングチヤツクは摩滅が殆どなく寿
命が飛躍に伸び、またリフタープレートの摩耗
も皆無である。その結果、巻締工程における保
守点検整備の工具管理、生産性作業管理等が大
幅に簡易され、高品質製品の安定高速多量生産
が可能になつた。
よつて、ローレツト加工による摩擦の増大と、
粗面加工による摩擦の増大が相乗して飛躍的に
缶蓋との摩擦が増大し、柔軟缶や高硬度缶を高
速で巻締めしても第一次及び第二次巻締め時と
もスベリの発生が皆無となり、缶蓋に損傷を与
えることなく良好に巻締めることができる。そ
して、シーミングチヤツクは摩滅が殆どなく寿
命が飛躍に伸び、またリフタープレートの摩耗
も皆無である。その結果、巻締工程における保
守点検整備の工具管理、生産性作業管理等が大
幅に簡易され、高品質製品の安定高速多量生産
が可能になつた。
(ロ) また、従来と比しローレツト加工部の溝ピツ
チや深さを小さくしても十分に缶蓋との摩擦を
維持できるので、従来のように缶蓋内周面に大
きな凹凸を形成させる等の不都合が生じない。
チや深さを小さくしても十分に缶蓋との摩擦を
維持できるので、従来のように缶蓋内周面に大
きな凹凸を形成させる等の不都合が生じない。
第1図a,b,cは本考案が適用される種々の
タイプのシーミングチヤツクの要部正面断面図、
第2図a,bは本考案の実施例に係るシーミング
チヤツクの正面図、第3図a,b,cは各種ロー
レツト溝の拡大断面図、第4図は第2図のローレ
ツト溝部の平面断面拡大図、第5図は本考案実施
例のシーミングチヤツクで巻締めした缶の巻締部
の要部正面断面図、第6図は第5図A−A断面の
拡大図、第7図は従来のシーミングチヤツクで巻
締めした缶の第6図相当図、第8図は従来のシー
ミングチヤツクのローレツト溝部の平面断面拡大
図である。 1……シーミングチヤツク、2……外周面、3
……ローレツト加工部、4……リツプ部、5……
ローレツト溝肩部、6……ローレツト溝、7……
ローレツト溝肩角部。
タイプのシーミングチヤツクの要部正面断面図、
第2図a,bは本考案の実施例に係るシーミング
チヤツクの正面図、第3図a,b,cは各種ロー
レツト溝の拡大断面図、第4図は第2図のローレ
ツト溝部の平面断面拡大図、第5図は本考案実施
例のシーミングチヤツクで巻締めした缶の巻締部
の要部正面断面図、第6図は第5図A−A断面の
拡大図、第7図は従来のシーミングチヤツクで巻
締めした缶の第6図相当図、第8図は従来のシー
ミングチヤツクのローレツト溝部の平面断面拡大
図である。 1……シーミングチヤツク、2……外周面、3
……ローレツト加工部、4……リツプ部、5……
ローレツト溝肩部、6……ローレツト溝、7……
ローレツト溝肩角部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 缶胴に缶蓋を巻締めする缶巻締装置のシーミ
ングチヤツクにおいて、缶蓋内周面と嵌接する
外周面の上方部分にローレツト加工を施し、且
つローレツト加工部の少なくともローレツト溝
肩角部に粗面加工を施してローレツト溝肩部の
角を鈍化し、さらに外周面の下方部分に粗面加
工を施したことを特徴とする缶巻締装置のシー
ミングチヤツク。 2 前記ローレツト加工部の溝ピツチが0.1〜1.0
mmであり、且つ外周面下方に施される粗面の粗
さが0.8〜3Sである請求項1記載のシーミング
チヤツク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16133788U JPH0331459Y2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16133788U JPH0331459Y2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0281728U JPH0281728U (ja) | 1990-06-25 |
| JPH0331459Y2 true JPH0331459Y2 (ja) | 1991-07-04 |
Family
ID=31444182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16133788U Expired JPH0331459Y2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0331459Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-14 JP JP16133788U patent/JPH0331459Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0281728U (ja) | 1990-06-25 |
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