JP2003018803A - 密閉型回転圧縮機 - Google Patents
密閉型回転圧縮機Info
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- JP2003018803A JP2003018803A JP2002125777A JP2002125777A JP2003018803A JP 2003018803 A JP2003018803 A JP 2003018803A JP 2002125777 A JP2002125777 A JP 2002125777A JP 2002125777 A JP2002125777 A JP 2002125777A JP 2003018803 A JP2003018803 A JP 2003018803A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁性金属に所望の大きさの磁力を着磁するこ
とのできる密閉型回転圧縮機を提供する。 【構成】 下部に回転圧縮器要素7が配置されたケーシ
ング1の上部に少なくとも2本の固定子巻線10を巻装
した固定子9と積層鉄心13及び積層鉄心13に設けた
複数のヨークに埋込配置した磁性金属14とを備えた回
転子11とからなる電動機要素とを配置する。そして、
磁性金属14を着磁するよう固定子巻線10に通電した
際、固定子巻線10に生じる最大磁束量が通過する位置
に、磁性金属14の中央が位置するような関係で回転子
11を固定子9に組み込むことにより、磁性金属14に
所望の大きさの磁力を着磁する。
とのできる密閉型回転圧縮機を提供する。 【構成】 下部に回転圧縮器要素7が配置されたケーシ
ング1の上部に少なくとも2本の固定子巻線10を巻装
した固定子9と積層鉄心13及び積層鉄心13に設けた
複数のヨークに埋込配置した磁性金属14とを備えた回
転子11とからなる電動機要素とを配置する。そして、
磁性金属14を着磁するよう固定子巻線10に通電した
際、固定子巻線10に生じる最大磁束量が通過する位置
に、磁性金属14の中央が位置するような関係で回転子
11を固定子9に組み込むことにより、磁性金属14に
所望の大きさの磁力を着磁する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーシング内に回
転圧縮機要素と電動機要素とを配置した密閉型回転圧縮
機に関し、特に永久磁石の代わりに着磁した磁性金属を
備えるようにした電動機要素の回転子に関する。
転圧縮機要素と電動機要素とを配置した密閉型回転圧縮
機に関し、特に永久磁石の代わりに着磁した磁性金属を
備えるようにした電動機要素の回転子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の密閉型回転圧縮機においては、ケ
ーシングの内底部をオイル溜めとすると共にケーシング
内にシリンダー室及びシリンダー室内に設けられたロー
ラとを有する回転圧縮機要素を下部に配置する一方、少
なくとも2本の固定子巻線を巻装した固定子と、積層鉄
心に埋込配置した永久磁石とを備えた回転子とからなる
電動機要素を上部に配置するようにしたものがある。
ーシングの内底部をオイル溜めとすると共にケーシング
内にシリンダー室及びシリンダー室内に設けられたロー
ラとを有する回転圧縮機要素を下部に配置する一方、少
なくとも2本の固定子巻線を巻装した固定子と、積層鉄
心に埋込配置した永久磁石とを備えた回転子とからなる
電動機要素を上部に配置するようにしたものがある。
【0003】ここで、このような密閉型回転圧縮機で
は、電動機要素の回転子を回転させることにより回転子
の駆動軸の下部に設けた偏心部にて回転圧縮機要素のロ
ーラを偏心運動させるようにしている。そして、このよ
うにローラを偏心運動させることにより、ガス冷媒をシ
リンダー室内で吸込圧縮した後、回転圧縮機要素から吐
出させる一方、このガス冷媒を電動機要素を通過させた
後、ケーシングの上部に設けた吐出口から外部の冷凍回
路に吐出するようにしている。
は、電動機要素の回転子を回転させることにより回転子
の駆動軸の下部に設けた偏心部にて回転圧縮機要素のロ
ーラを偏心運動させるようにしている。そして、このよ
うにローラを偏心運動させることにより、ガス冷媒をシ
リンダー室内で吸込圧縮した後、回転圧縮機要素から吐
出させる一方、このガス冷媒を電動機要素を通過させた
後、ケーシングの上部に設けた吐出口から外部の冷凍回
路に吐出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の密閉型回転圧縮機においては、回転子に永久磁石
を埋込設置する場合、永久磁石の磁力が邪魔をするため
埋込設置作業に手間がかかるという不具合がある。
従来の密閉型回転圧縮機においては、回転子に永久磁石
を埋込設置する場合、永久磁石の磁力が邪魔をするため
埋込設置作業に手間がかかるという不具合がある。
【0005】そこで、このような不具合を解決するた
め、例えば回転子に磁化されていない磁性金属を埋込設
置した後、固定子巻線に通電して固定子巻線に磁束を生
じさせ、この磁束により磁性金属を着磁するようにして
いる。しかし、このように磁性金属を着磁する場合、固
定子巻線に生じる最大磁束量が通過する位置に磁性金属
を位置させない場合には、着磁された磁性金属の磁力が
小さくなるため、回転子の回転トルク不足が生じ、これ
に伴い電流値が増加してしまうという問題点があった。
め、例えば回転子に磁化されていない磁性金属を埋込設
置した後、固定子巻線に通電して固定子巻線に磁束を生
じさせ、この磁束により磁性金属を着磁するようにして
いる。しかし、このように磁性金属を着磁する場合、固
定子巻線に生じる最大磁束量が通過する位置に磁性金属
を位置させない場合には、着磁された磁性金属の磁力が
小さくなるため、回転子の回転トルク不足が生じ、これ
に伴い電流値が増加してしまうという問題点があった。
【0006】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたものであり、磁性金属に所望の大き
さの磁力を着磁することのできる密閉型回転圧縮機を提
供することを目的とするものである。
するためになされたものであり、磁性金属に所望の大き
さの磁力を着磁することのできる密閉型回転圧縮機を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
回転子は、前記磁性金属を着磁するよう前記固定子巻線
に通電した際、該固定子巻線に生じる最大磁束量が通過
する位置に、前記磁性金属の中央が位置するような関係
で前記固定子に組み込まれるものである。
回転子は、前記磁性金属を着磁するよう前記固定子巻線
に通電した際、該固定子巻線に生じる最大磁束量が通過
する位置に、前記磁性金属の中央が位置するような関係
で前記固定子に組み込まれるものである。
【0008】これにより、下部に回転圧縮機要素が配置
されたケーシングの上部に少なくとも2本の固定子巻線
を巻装した固定子と積層鉄心に埋込配置した磁性金属と
を備えた回転子とからなる電動機要素とを配置するよう
にする。そして、磁性金属を着磁するよう固定子巻線に
通電した際、固定子巻線に生じる最大磁束量が通過する
位置に、磁性金属の中央が位置するような関係で回転子
を固定子に組み込むことにより、磁性金属に所望の大き
さの磁力を着磁することができるようにする。
されたケーシングの上部に少なくとも2本の固定子巻線
を巻装した固定子と積層鉄心に埋込配置した磁性金属と
を備えた回転子とからなる電動機要素とを配置するよう
にする。そして、磁性金属を着磁するよう固定子巻線に
通電した際、固定子巻線に生じる最大磁束量が通過する
位置に、磁性金属の中央が位置するような関係で回転子
を固定子に組み込むことにより、磁性金属に所望の大き
さの磁力を着磁することができるようにする。
【0009】請求項2の発明は、所定位相角度で合わせ
ることで前記最大磁束量が通過する位置と前記磁性金属
の中央とを一致させることのできるような位置に前記回
転子を組み込むための溝が、該回転子と前記固定子とに
それぞれ設けられているものである。
ることで前記最大磁束量が通過する位置と前記磁性金属
の中央とを一致させることのできるような位置に前記回
転子を組み込むための溝が、該回転子と前記固定子とに
それぞれ設けられているものである。
【0010】これにより、回転子と固定子とに設けられ
た溝を所定位相角度で合わせることにより、固定子巻線
に生じる最大磁束量が通過する位置と磁性金属の中央と
を一致させることのできるような位置に回転子を組み込
むことができるようにする。
た溝を所定位相角度で合わせることにより、固定子巻線
に生じる最大磁束量が通過する位置と磁性金属の中央と
を一致させることのできるような位置に回転子を組み込
むことができるようにする。
【0011】請求項3の発明は、前記回転子は上方に油
分離板を備え、この油分離板には前記組み込み用の溝
と、着磁時、該溝と協働して該回転子の回転止めを行な
わせる止め溝とが形成されているものである。
分離板を備え、この油分離板には前記組み込み用の溝
と、着磁時、該溝と協働して該回転子の回転止めを行な
わせる止め溝とが形成されているものである。
【0012】これにより、回転子の上方に備えられた油
分離板に組込用の溝と止め溝とを形成することにより、
この組込用の溝と止め溝との協働により着磁時、回転子
の回転止めを行なわせることができるようにする。
分離板に組込用の溝と止め溝とを形成することにより、
この組込用の溝と止め溝との協働により着磁時、回転子
の回転止めを行なわせることができるようにする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例に係る密閉型回
転圧縮機の側面断面図である。同図において、1は密閉
型回転圧縮機2のケーシングであり、このケーシング1
は側面の下部に2本のガス冷媒吸込管3を設けた有底ケ
ース1aと、ガス冷媒吐出管4を設けた上蓋ケース1b
とよりなっている。
転圧縮機の側面断面図である。同図において、1は密閉
型回転圧縮機2のケーシングであり、このケーシング1
は側面の下部に2本のガス冷媒吸込管3を設けた有底ケ
ース1aと、ガス冷媒吐出管4を設けた上蓋ケース1b
とよりなっている。
【0015】ここで、この有底ケース1aは、内底部1
Aをオイル溜めとする一方、円形状の上下2室のシリン
ダー室5a,5bと、このシリンダー室5a,5b内に
設けられ、シリンダー室5a,5bの内壁に沿って偏心
回転する位相を異ならせて設けた2つのローラ6a,6
bとを有する回転圧縮機要素7を下部に配置するように
している。また、上部には電動機要素8を配置するよう
にしている。
Aをオイル溜めとする一方、円形状の上下2室のシリン
ダー室5a,5bと、このシリンダー室5a,5b内に
設けられ、シリンダー室5a,5bの内壁に沿って偏心
回転する位相を異ならせて設けた2つのローラ6a,6
bとを有する回転圧縮機要素7を下部に配置するように
している。また、上部には電動機要素8を配置するよう
にしている。
【0016】そして、この電動機要素8は、ケイ素鋼板
を略環状に打ち抜き、その内周にスロットを設けた薄い
鋼板を積層してなる固定子鉄心9aに、少なくとも2
本、本実施例においては3本の固定子巻線10を巻装し
た固定子9と、回転子11とからなるものである。ま
た、この回転子11は、駆動軸12と、駆動軸12に焼
き嵌めにより取り付けられる積層鉄心13と、積層鉄心
13に設けた突部に埋め込まれ、後述するように固定子
9の固定子巻線10からの磁束により着磁されて永久磁
石となった磁性金属14とよりなるものである。
を略環状に打ち抜き、その内周にスロットを設けた薄い
鋼板を積層してなる固定子鉄心9aに、少なくとも2
本、本実施例においては3本の固定子巻線10を巻装し
た固定子9と、回転子11とからなるものである。ま
た、この回転子11は、駆動軸12と、駆動軸12に焼
き嵌めにより取り付けられる積層鉄心13と、積層鉄心
13に設けた突部に埋め込まれ、後述するように固定子
9の固定子巻線10からの磁束により着磁されて永久磁
石となった磁性金属14とよりなるものである。
【0017】なお、この回転子11の駆動軸12の下部
には2つのローラ6a,6bをそれぞれ偏心運動させる
2つの偏心部15a,15bが上下に設けられている。
そして、これらの偏心部15a,15bが駆動軸12の
回転に伴って回転し、この偏心部15a,15bの回転
によりローラ6a,6bがシリンダー室5a,5bの内
壁に沿って偏心運動するようになっている。
には2つのローラ6a,6bをそれぞれ偏心運動させる
2つの偏心部15a,15bが上下に設けられている。
そして、これらの偏心部15a,15bが駆動軸12の
回転に伴って回転し、この偏心部15a,15bの回転
によりローラ6a,6bがシリンダー室5a,5bの内
壁に沿って偏心運動するようになっている。
【0018】ここで、このようにローラ6a,6bが偏
心運動すると、アキュームレータ16からのガス冷媒
は、ガス冷媒吸込管3及び冷媒吸込路17を通過してシ
リンダー室5a,5b内で吸入圧縮された後、回転圧縮
機要素7から吐出されるようになっている。さらに、こ
の回転圧縮機要素7から吐出されたガス冷媒は、矢印に
示すように電動機要素8を通過してガス冷媒吐出管4か
ら外部の図示しない冷凍回路に吐出されるようになって
いる。
心運動すると、アキュームレータ16からのガス冷媒
は、ガス冷媒吸込管3及び冷媒吸込路17を通過してシ
リンダー室5a,5b内で吸入圧縮された後、回転圧縮
機要素7から吐出されるようになっている。さらに、こ
の回転圧縮機要素7から吐出されたガス冷媒は、矢印に
示すように電動機要素8を通過してガス冷媒吐出管4か
ら外部の図示しない冷凍回路に吐出されるようになって
いる。
【0019】一方、回転子11の積層鉄心13には、上
下に貫通して冷媒通過孔18が形成されており、この冷
媒通過孔18の上方には回転子11との間に油分離空間
Sを形成する油分離板19がリベット20により積層鉄
心13に取付固定されている。ここで、このように冷媒
通過孔18の上方に油分離板19を設けることにより、
ガス冷媒と共に冷媒通過孔18を通過してきたミスト状
のオイルを、回転子11と共に回転する油分離板19の
遠心力にてガス冷媒から分離させてケーシング1内面に
付着させ、内底部1Aに戻すことができるようにしてい
る。
下に貫通して冷媒通過孔18が形成されており、この冷
媒通過孔18の上方には回転子11との間に油分離空間
Sを形成する油分離板19がリベット20により積層鉄
心13に取付固定されている。ここで、このように冷媒
通過孔18の上方に油分離板19を設けることにより、
ガス冷媒と共に冷媒通過孔18を通過してきたミスト状
のオイルを、回転子11と共に回転する油分離板19の
遠心力にてガス冷媒から分離させてケーシング1内面に
付着させ、内底部1Aに戻すことができるようにしてい
る。
【0020】そして、このように油分離板19によりオ
イルをガス冷媒から分離させることにより、冷凍回路に
オイルが含まれたガス冷媒が流入するのを防ぎ、これに
より冷却効率が低下するのを防ぐことができるようにし
ている。さらに、オイルを内底部1Aに戻すことによ
り、ケーシング1内のオイルが不足するのを防ぎ、これ
により回転圧縮機要素7及び電動機要素8の円滑な作動
が失われるのを防ぐことができるようにしている。
イルをガス冷媒から分離させることにより、冷凍回路に
オイルが含まれたガス冷媒が流入するのを防ぎ、これに
より冷却効率が低下するのを防ぐことができるようにし
ている。さらに、オイルを内底部1Aに戻すことによ
り、ケーシング1内のオイルが不足するのを防ぎ、これ
により回転圧縮機要素7及び電動機要素8の円滑な作動
が失われるのを防ぐことができるようにしている。
【0021】ところで、この油分離板19には、駆動軸
12の偏心部15a,15bとのバランスを保つ図示し
ないバランスウエイトが形成されており、このバランス
ウエイトにより駆動軸12の回転時のブレをなくすこと
ができるようになっている。一方、このバランスウエイ
トの中心部には、図2に示すように位置合わせ用の溝
(以下位置合わせ溝という)21が形成されている。
12の偏心部15a,15bとのバランスを保つ図示し
ないバランスウエイトが形成されており、このバランス
ウエイトにより駆動軸12の回転時のブレをなくすこと
ができるようになっている。一方、このバランスウエイ
トの中心部には、図2に示すように位置合わせ用の溝
(以下位置合わせ溝という)21が形成されている。
【0022】そして、積層鉄心13を駆動軸12に組付
ける場合には、この位置合わせ溝21と駆動軸12の偏
心部15a,15bとの方向を一致させて取り付けるよ
うにすることにより、駆動軸12の回転時のブレをより
確実に防ぐことができるようにしている。
ける場合には、この位置合わせ溝21と駆動軸12の偏
心部15a,15bとの方向を一致させて取り付けるよ
うにすることにより、駆動軸12の回転時のブレをより
確実に防ぐことができるようにしている。
【0023】ところで、この位置合わせ溝21は、油分
離板19が積層鉄心13に取付固定された際、後述する
図3に示すように隣合う所定の2つの磁性金属14a,
14bの中間に位置するようになっており、この溝21
を見れば磁性金属14a,14bの中間位置がわかるよ
うになっている。
離板19が積層鉄心13に取付固定された際、後述する
図3に示すように隣合う所定の2つの磁性金属14a,
14bの中間に位置するようになっており、この溝21
を見れば磁性金属14a,14bの中間位置がわかるよ
うになっている。
【0024】なお、同図において、13aは積層鉄心の
中央部に形成された駆動軸挿通孔であり、13bは円周
部に形成されたリベット挿通孔である。また、19aは
油分離板19の中央部に形成された駆動軸挿通孔であ
り、19bはその円周部に形成されたリベット挿通孔で
ある。さらに、22は積層鉄心13の外周部に形成され
た溝13cにオイルが通過しないよう積層鉄心13の上
面及び下面に取り付けられる円盤状の側板であり、この
側板22には中央に駆動軸挿通孔22aが、その円周部
にはリベット挿通孔22b及び積層鉄心13の冷媒通過
孔18と連通する連通孔22cがそれぞれ形成されてい
る。
中央部に形成された駆動軸挿通孔であり、13bは円周
部に形成されたリベット挿通孔である。また、19aは
油分離板19の中央部に形成された駆動軸挿通孔であ
り、19bはその円周部に形成されたリベット挿通孔で
ある。さらに、22は積層鉄心13の外周部に形成され
た溝13cにオイルが通過しないよう積層鉄心13の上
面及び下面に取り付けられる円盤状の側板であり、この
側板22には中央に駆動軸挿通孔22aが、その円周部
にはリベット挿通孔22b及び積層鉄心13の冷媒通過
孔18と連通する連通孔22cがそれぞれ形成されてい
る。
【0025】ところで、積層鉄心には4ヵ所の埋込溝が
形成されている場合、これらの埋込溝に磁性金属が埋込
設置されるようになっている。そして、この埋込溝に磁
性金属を埋込設置した後、固定子の固定子巻線に通電す
ると、磁性金属は固定子巻線からの磁束により着磁され
て永久磁石となるようになっている。
形成されている場合、これらの埋込溝に磁性金属が埋込
設置されるようになっている。そして、この埋込溝に磁
性金属を埋込設置した後、固定子の固定子巻線に通電す
ると、磁性金属は固定子巻線からの磁束により着磁され
て永久磁石となるようになっている。
【0026】ここで、この埋込溝23に埋込設置された
磁性金属14は、固定子巻線10に生じる最大磁束量が
その中央を通過する位置、即ち図3に示すように3本の
固定子巻線10のうちの内周の固定子巻線10aの分か
れ目Uと、外周の固定子巻線10bの分かれ目Wとの中
心線A上に、隣合う2つの磁性金属14a,14bの中
間が一致するような位置に置かれたときに所望の磁力を
着磁させることができるようになっている。
磁性金属14は、固定子巻線10に生じる最大磁束量が
その中央を通過する位置、即ち図3に示すように3本の
固定子巻線10のうちの内周の固定子巻線10aの分か
れ目Uと、外周の固定子巻線10bの分かれ目Wとの中
心線A上に、隣合う2つの磁性金属14a,14bの中
間が一致するような位置に置かれたときに所望の磁力を
着磁させることができるようになっている。
【0027】そこで、このような関係で回転子11を固
定子9に組み込むことができるよう固定子9には、その
外周面の、外周の固定子巻線10bの分かれ目Wに対応
する場所に位置決め用の溝(以下位置決め用溝という)
23が、本実施例においては対称に2ヵ所に形成されて
いる。なお、本実施例においては回転子11には隣合う
2つの磁性金属14a,14bの中間を示す溝を別に設
けず、既述した位置合わせ溝21を使用するようにして
いる。
定子9に組み込むことができるよう固定子9には、その
外周面の、外周の固定子巻線10bの分かれ目Wに対応
する場所に位置決め用の溝(以下位置決め用溝という)
23が、本実施例においては対称に2ヵ所に形成されて
いる。なお、本実施例においては回転子11には隣合う
2つの磁性金属14a,14bの中間を示す溝を別に設
けず、既述した位置合わせ溝21を使用するようにして
いる。
【0028】そして、この積層鉄心13の位置合わせ溝
21が、固定子9の位置決め用溝23と内周の固定子巻
線10aの分かれ目Uとの成す角度の中心にくるように
回転子11を固定子9に組み込むことにより、固定子巻
線10に生じる磁束の最大磁束量を磁性金属14の中央
に集中させることができるようになっている。
21が、固定子9の位置決め用溝23と内周の固定子巻
線10aの分かれ目Uとの成す角度の中心にくるように
回転子11を固定子9に組み込むことにより、固定子巻
線10に生じる磁束の最大磁束量を磁性金属14の中央
に集中させることができるようになっている。
【0029】なお、内周の固定子巻線10aの分かれ目
Uは判りづらいので本実施例においては、積層鉄心13
の位置合わせ溝21と固定子9の位置決め用溝23とを
所定位相角度θで合わせることで最大磁束量が通過する
位置と磁性金属14の中央とを一致させるようにしてい
る。
Uは判りづらいので本実施例においては、積層鉄心13
の位置合わせ溝21と固定子9の位置決め用溝23とを
所定位相角度θで合わせることで最大磁束量が通過する
位置と磁性金属14の中央とを一致させるようにしてい
る。
【0030】ところで、このように磁性金属14を着磁
して永久磁石とする場合、永久磁石となりつつある状態
の磁性金属14に磁束をさらに通過させると、永久磁石
に反発力が生じるようになり、これにより回転子11が
回転するようになる。
して永久磁石とする場合、永久磁石となりつつある状態
の磁性金属14に磁束をさらに通過させると、永久磁石
に反発力が生じるようになり、これにより回転子11が
回転するようになる。
【0031】そこで、磁性金属14を着磁する際、回転
子11が回転しないように回転子11を固定子9に固定
する必要があり、このため油分離板19には図示しない
回転止め用の治具を装着するための止め溝24が形成さ
れている。なお、この回転止め用の治具は位置合わせ溝
21にも装着されるようになっており、これらの位置合
わせ溝21及び止め溝24との協働により回転子11の
回転止めが行なわれるようになっている。
子11が回転しないように回転子11を固定子9に固定
する必要があり、このため油分離板19には図示しない
回転止め用の治具を装着するための止め溝24が形成さ
れている。なお、この回転止め用の治具は位置合わせ溝
21にも装着されるようになっており、これらの位置合
わせ溝21及び止め溝24との協働により回転子11の
回転止めが行なわれるようになっている。
【0032】このように、固定子巻線10に通電した
際、固定子巻線10に生じる最大磁束量が通過する位置
に、磁性金属14の中央が位置するような関係で回転子
11を固定子9に組み込むことにより、磁性金属14に
所望の大きさの磁力を着磁することができる。
際、固定子巻線10に生じる最大磁束量が通過する位置
に、磁性金属14の中央が位置するような関係で回転子
11を固定子9に組み込むことにより、磁性金属14に
所望の大きさの磁力を着磁することができる。
【0033】また、積層鉄心13の位置合わせ溝21と
固定子9の位置決め用溝23とを所定位相角度θで合わ
せることで、最大磁束量が通過する位置と磁性金属14
の中央とを一致させることのできるような位置に回転子
11を固定子9に組み込むことができる。さらに、油分
離板19に位置合わせ溝21及び止め溝24とを形成
し、この位置合わせ溝21及び止め溝24との協働によ
り着磁時、回転子11の回転止めを行なわせることがで
きる。
固定子9の位置決め用溝23とを所定位相角度θで合わ
せることで、最大磁束量が通過する位置と磁性金属14
の中央とを一致させることのできるような位置に回転子
11を固定子9に組み込むことができる。さらに、油分
離板19に位置合わせ溝21及び止め溝24とを形成
し、この位置合わせ溝21及び止め溝24との協働によ
り着磁時、回転子11の回転止めを行なわせることがで
きる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、固定子巻
線に通電した際、固定子巻線に生じる最大磁束量が通過
する位置に、磁性金属の中央が位置するような関係で回
転子を固定子に組み込むことにより、磁性金属に所望の
大きさの磁力を着磁することができる。
線に通電した際、固定子巻線に生じる最大磁束量が通過
する位置に、磁性金属の中央が位置するような関係で回
転子を固定子に組み込むことにより、磁性金属に所望の
大きさの磁力を着磁することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る密閉型回転圧縮機の側
面断面図。
面断面図。
【図2】上記密閉型回転圧縮機の電動機要素の回転子の
駆動軸を除く分解斜視図。
駆動軸を除く分解斜視図。
【図3】上記電動機要素の平面断面図。
1 ケーシング
2 密閉型回転圧縮機
7 回転圧縮機要素
8 電動機要素
9 固定子
10,10a,10b 固定子巻線
11 回転子
13 積層鉄心
14,14a,14b 磁性金属
19 油分離板
21 位置合わせ溝
24 止め溝
フロントページの続き
(72)発明者 原 正之
大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三
洋電機株式会 社内
(72)発明者 昆 努
大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三
洋電機株式会 社内
(72)発明者 佐藤 有朝
大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三
洋電機株式会 社内
Fターム(参考) 3H029 AA05 AA09 AA13 AA18 AB03
BB31 BB32 BB42 CC02 CC27
5H622 AA03 CA02 CA10 CA11 CB05
PP03 PP11 QB01
Claims (3)
- 【請求項1】 内底部をオイル溜めとする有底ケース、
及び上蓋ケースとよりなるケーシングと、このケーシン
グの下部に配置された回転圧縮機要素と、前記ケーシン
グの上部に配置され、少なくとも2本の固定子巻線を巻
装した固定子と、積層鉄心に埋込配置した磁性金属とを
備えた回転子と、回転子の上方に設けられ、オイル溜め
にオイルを戻す油分離板とからなる電動機要素とを備
え、 前記回転子は、前記磁性金属を着磁するよう前記固定子
巻線に通電した際、該固定子巻線に生じる最大磁束量が
通過する位置に、前記磁性金属の中央が位置するような
関係で前記固定子に組み込まれることを特徴とする密閉
型回転圧縮機。 - 【請求項2】 所定位相角度で合わせることで前記最大
磁束量が通過する位置と前記磁性金属の中央とを一致さ
せることのできるような位置に前記回転子を組み込むた
めの溝が、該回転子と前記固定子とにそれぞれ設けられ
ていることを特徴とする請求項1記載の密閉型回転圧縮
機。 - 【請求項3】 前記回転子は上方には、バランスウエイ
トが形成された油分離板を備え、この油分離板には前記
組み込み用の溝と、着磁時、該溝と協働して該回転子の
回転止めを行なわせる止め溝とが形成されていることを
特徴とする請求項1又は2記載の密閉型回転圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002125777A JP2003018803A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 密閉型回転圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002125777A JP2003018803A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 密閉型回転圧縮機 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16422394A Division JP3326280B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 密閉型回転圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003018803A true JP2003018803A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=19194218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002125777A Pending JP2003018803A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 密閉型回転圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003018803A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007309117A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Mitsubishi Electric Corp | 圧縮機及びヒートポンプ式給湯機 |
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-
2002
- 2002-04-26 JP JP2002125777A patent/JP2003018803A/ja active Pending
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