JP2003019373A - 断熱被覆管の切断カッタ - Google Patents
断熱被覆管の切断カッタInfo
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- JP2003019373A JP2003019373A JP2001204596A JP2001204596A JP2003019373A JP 2003019373 A JP2003019373 A JP 2003019373A JP 2001204596 A JP2001204596 A JP 2001204596A JP 2001204596 A JP2001204596 A JP 2001204596A JP 2003019373 A JP2003019373 A JP 2003019373A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 床暖房の施工時において、給排湯管を被覆し
ている発泡合成樹脂製の断熱被覆管における先端部を、
内部の給排湯管を傷つけることなく円滑且つ正確に切
断、除去することができる断熱被覆管の切断カッタを提
供する。 【解決手段】 カッタ本体1の前部両側に一対の顎部
4、5を設けてこれらの顎部4、5の対向端面を凹円弧
状の断熱被覆管受止端面7、8に形成していると共に上
記両側の顎部4、5から互いにV字状に形成されている
両側直状刃9a、9bを突設することにより、上記凹円弧状
の受止端面7、8からの直状刃9a、9bの突出幅を中央部
から前後両端に向かって徐々に幅狭くし、大径の断熱被
覆管を突出幅の大きい部分によって、小径の断熱被覆管
を突出幅の小さい部分によってそれぞれその内周面側の
厚みを僅かに残しながら切断するように構成している。
ている発泡合成樹脂製の断熱被覆管における先端部を、
内部の給排湯管を傷つけることなく円滑且つ正確に切
断、除去することができる断熱被覆管の切断カッタを提
供する。 【解決手段】 カッタ本体1の前部両側に一対の顎部
4、5を設けてこれらの顎部4、5の対向端面を凹円弧
状の断熱被覆管受止端面7、8に形成していると共に上
記両側の顎部4、5から互いにV字状に形成されている
両側直状刃9a、9bを突設することにより、上記凹円弧状
の受止端面7、8からの直状刃9a、9bの突出幅を中央部
から前後両端に向かって徐々に幅狭くし、大径の断熱被
覆管を突出幅の大きい部分によって、小径の断熱被覆管
を突出幅の小さい部分によってそれぞれその内周面側の
厚みを僅かに残しながら切断するように構成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は床下暖房用の給湯管
や排湯管、或いは、風呂配管や一般の給水管等の管を内
装してなる発泡合成樹脂製の断熱被覆管を切断するため
のカッタに関するものである。
や排湯管、或いは、風呂配管や一般の給水管等の管を内
装してなる発泡合成樹脂製の断熱被覆管を切断するため
のカッタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、床下暖房を行うため
の暖房用の給湯管と排湯管とは、引き揃え状態にして筒
状フィルムにより被覆された状態で発泡合成樹脂製の断
熱被覆管内に挿入されてあり、配管時には断熱被覆管の
端部を所定長だけ切断、除去して給排湯管の端部を露出
させ、これらの給排湯管を被覆している筒状フィルムを
剥離したのち、給排湯管を暖房パネルの給排湯通路に接
続している。この際、断熱被覆管や筒状フィルムを切断
するには適切なカッタはなく、作業者がカッタナイフを
使用して断熱被覆管の適所を輪切り状に切断したのち、
その切断した一定長さの断熱被覆管部分を全長に亘って
切断分離させて給排湯管からの被覆を解き、次いで、給
排湯管を被覆している筒状フィルムをその端部から長さ
方向に切断、剥離して給排湯管を露出させているのが現
状である。
の暖房用の給湯管と排湯管とは、引き揃え状態にして筒
状フィルムにより被覆された状態で発泡合成樹脂製の断
熱被覆管内に挿入されてあり、配管時には断熱被覆管の
端部を所定長だけ切断、除去して給排湯管の端部を露出
させ、これらの給排湯管を被覆している筒状フィルムを
剥離したのち、給排湯管を暖房パネルの給排湯通路に接
続している。この際、断熱被覆管や筒状フィルムを切断
するには適切なカッタはなく、作業者がカッタナイフを
使用して断熱被覆管の適所を輪切り状に切断したのち、
その切断した一定長さの断熱被覆管部分を全長に亘って
切断分離させて給排湯管からの被覆を解き、次いで、給
排湯管を被覆している筒状フィルムをその端部から長さ
方向に切断、剥離して給排湯管を露出させているのが現
状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カッタ
ナイフにより断熱被覆管をその外周面から内周面に向か
って切り込むと、切り込み深さを正確に判断できないた
めにカッタナイフの刃が断熱被覆管内に突出してこの断
熱被覆管に挿入している上記給排湯管や信号線を傷つけ
る事態が発生し、そのまま配管した場合には給湯や排湯
が漏れて暖房機能を損なうという問題点がある。このよ
うな問題点は給排湯管を被覆している筒状フィルムを切
断、剥離する時にも生じる虞れがあり、さらに、給排湯
管に限らず給水管等の他の管を被覆した断熱被覆管を切
断、剥離する場合においても生じるものである。また、
カッタナイフでは断熱被覆管を輪切り状に切断する作業
に手間を要して配管の施工能率が低下するという問題点
がある。
ナイフにより断熱被覆管をその外周面から内周面に向か
って切り込むと、切り込み深さを正確に判断できないた
めにカッタナイフの刃が断熱被覆管内に突出してこの断
熱被覆管に挿入している上記給排湯管や信号線を傷つけ
る事態が発生し、そのまま配管した場合には給湯や排湯
が漏れて暖房機能を損なうという問題点がある。このよ
うな問題点は給排湯管を被覆している筒状フィルムを切
断、剥離する時にも生じる虞れがあり、さらに、給排湯
管に限らず給水管等の他の管を被覆した断熱被覆管を切
断、剥離する場合においても生じるものである。また、
カッタナイフでは断熱被覆管を輪切り状に切断する作業
に手間を要して配管の施工能率が低下するという問題点
がある。
【0004】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、給排湯管や給水
管等の管を被覆している断熱被覆管を、給排湯管等の管
に切り傷を生じさせることなく正確且つ能率良く切断す
ることができると共に、給排湯管等の管を被覆している
フィルムの切断剥離も給排湯管等を傷つけることなく容
易に切断、剥離し得る断熱被覆管用切断カッタを提供す
るにある。
れたもので、その目的とするところは、給排湯管や給水
管等の管を被覆している断熱被覆管を、給排湯管等の管
に切り傷を生じさせることなく正確且つ能率良く切断す
ることができると共に、給排湯管等の管を被覆している
フィルムの切断剥離も給排湯管等を傷つけることなく容
易に切断、剥離し得る断熱被覆管用切断カッタを提供す
るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、給排湯管や給水管等の管を
被覆した発泡合成樹脂製の断熱被覆管の切断カッタであ
って、カッタ本体は把手部の前端に偏平板状の拡大頭部
を一体に設けてなり、この拡大頭部の前半両側部を二股
状に分岐させて顎部に形成していると共にこれらの顎部
の対向内端面間を前方に向かって拡開した断熱被覆管受
け口に形成し、且つこの受け口の周縁部を形成している
上記両側顎部の対向内端面を凹円弧状の断熱被覆管受止
端面に形成し、さらに、両側顎部に直状刃を後端から前
端に向かって互いに外側方にV字状に傾斜させ且つ凹円
弧状の上記受止端面にその前後端部が交差するように設
けて凹円弧状の受止端面からの直状刃の突出幅を直状刃
の長さ方向の中央部から前後両端に向かって徐々に幅狭
くし、大小径の断熱被覆管を突出幅が大きい刃部と小さ
い刃部とによりその内周面側の厚みを僅かに残してそれ
ぞれ切断するように構成している。
に、請求項1に係る発明は、給排湯管や給水管等の管を
被覆した発泡合成樹脂製の断熱被覆管の切断カッタであ
って、カッタ本体は把手部の前端に偏平板状の拡大頭部
を一体に設けてなり、この拡大頭部の前半両側部を二股
状に分岐させて顎部に形成していると共にこれらの顎部
の対向内端面間を前方に向かって拡開した断熱被覆管受
け口に形成し、且つこの受け口の周縁部を形成している
上記両側顎部の対向内端面を凹円弧状の断熱被覆管受止
端面に形成し、さらに、両側顎部に直状刃を後端から前
端に向かって互いに外側方にV字状に傾斜させ且つ凹円
弧状の上記受止端面にその前後端部が交差するように設
けて凹円弧状の受止端面からの直状刃の突出幅を直状刃
の長さ方向の中央部から前後両端に向かって徐々に幅狭
くし、大小径の断熱被覆管を突出幅が大きい刃部と小さ
い刃部とによりその内周面側の厚みを僅かに残してそれ
ぞれ切断するように構成している。
【0006】請求項2に係る発明は、上記請求項1に記
載の発明において、カッタ本体を2枚の本体半片を重ね
合わせて一体に連結することにより形成していると共
に、これらの本体半片の対向内端面間に断熱被覆管受止
端面の後端側から両側前端に向かって互いにV字状に外
側方に傾斜してなる一対の直状刃を一体に設けてなる板
状の刃体を上記受止端面から前後方向に出没自在に介在
させた構造としているものである。
載の発明において、カッタ本体を2枚の本体半片を重ね
合わせて一体に連結することにより形成していると共
に、これらの本体半片の対向内端面間に断熱被覆管受止
端面の後端側から両側前端に向かって互いにV字状に外
側方に傾斜してなる一対の直状刃を一体に設けてなる板
状の刃体を上記受止端面から前後方向に出没自在に介在
させた構造としているものである。
【0007】さらに、請求項3に係る発明は、拡大頭部
に形成している上記両側の顎部において、一方の顎部の
前端部をこの顎部側の直状刃の前端から前方に突出させ
且つその前端を内方に向かって屈折させた屈折端部に形
成していることを特徴とするものである。
に形成している上記両側の顎部において、一方の顎部の
前端部をこの顎部側の直状刃の前端から前方に突出させ
且つその前端を内方に向かって屈折させた屈折端部に形
成していることを特徴とするものである。
【0008】また、請求項4に係る発明は、上記2枚の
本体半片における他方の顎部を形成している部分におい
て、一方の本体半片の顎部片を直状刃の前端から僅かに
前方突出させ、他方の本体半片の顎部片を直状刃の前端
に対して後方側に設けることによって直状刃の前端部を
一方の本体半片の顎部片に接して露出させていると共に
この一方の本体半片における顎部片の外側端面を直状刃
の前端部に向かって徐々に薄肉となる傾斜端面に形成し
ていることを特徴とする。
本体半片における他方の顎部を形成している部分におい
て、一方の本体半片の顎部片を直状刃の前端から僅かに
前方突出させ、他方の本体半片の顎部片を直状刃の前端
に対して後方側に設けることによって直状刃の前端部を
一方の本体半片の顎部片に接して露出させていると共に
この一方の本体半片における顎部片の外側端面を直状刃
の前端部に向かって徐々に薄肉となる傾斜端面に形成し
ていることを特徴とする。
【0009】
【作用】給排湯管等の管を被覆している断熱被覆管の切
断すべき部分にカッタ本体の断熱被覆管受け口を直交す
るように向けて該受け口内に断熱被覆管を挿入させる
と、この受け口を形成しているカッタ本体の両側顎部間
の開口幅が断熱被覆管の外径よりも大きく形成されてい
るから、断熱被覆管の切断すべき部分の外周面が両側顎
部の凹円弧状の上記受止端面から突設している互いにV
字状に対向した直状刃に架設状態で当接する。この状態
からカッタ本体を断熱被覆管の中心に向かって押し進め
ると、断熱被覆管は発泡合成樹脂製であるから、両側顎
部と対向している断熱被覆管の周壁両側部が直状刃によ
って厚み方向に容易に切り込まれ、断熱被覆管の外周面
両側部が凹円弧状の受止端面に当接、受止されると、そ
れ以上の切り込みが行われなく、直状刃が断熱被覆管の
内周面近傍部において断熱被覆管の内周面側の厚みを僅
かに残した深さに達した状態となる。
断すべき部分にカッタ本体の断熱被覆管受け口を直交す
るように向けて該受け口内に断熱被覆管を挿入させる
と、この受け口を形成しているカッタ本体の両側顎部間
の開口幅が断熱被覆管の外径よりも大きく形成されてい
るから、断熱被覆管の切断すべき部分の外周面が両側顎
部の凹円弧状の上記受止端面から突設している互いにV
字状に対向した直状刃に架設状態で当接する。この状態
からカッタ本体を断熱被覆管の中心に向かって押し進め
ると、断熱被覆管は発泡合成樹脂製であるから、両側顎
部と対向している断熱被覆管の周壁両側部が直状刃によ
って厚み方向に容易に切り込まれ、断熱被覆管の外周面
両側部が凹円弧状の受止端面に当接、受止されると、そ
れ以上の切り込みが行われなく、直状刃が断熱被覆管の
内周面近傍部において断熱被覆管の内周面側の厚みを僅
かに残した深さに達した状態となる。
【0010】この切断カッタによって切断される上記断
熱被覆管において、大径の断熱被覆管は小径の断熱被覆
管よりもその管壁が肉厚に形成されている一方、上記切
断カッタは、その断熱被覆管受止端面を凹円弧状に形成
していると共にこの凹円弧状の受止端面から突出してい
る直状刃の突出幅をその長さ方向の中央部から前後両端
に向かって徐々に幅狭くなるように形成している。
熱被覆管において、大径の断熱被覆管は小径の断熱被覆
管よりもその管壁が肉厚に形成されている一方、上記切
断カッタは、その断熱被覆管受止端面を凹円弧状に形成
していると共にこの凹円弧状の受止端面から突出してい
る直状刃の突出幅をその長さ方向の中央部から前後両端
に向かって徐々に幅狭くなるように形成している。
【0011】従って、大径断熱被覆管を切断する時に
は、該大径断熱被覆管の外周面両側部が互いにV字状に
対向している両側直状刃の長さ方向の中央部、即ち、凹
円弧状の断熱被覆管受止端面から最も幅広く突出してい
る刃部によってその内周面側の厚みを僅かに残した深さ
まで切り込まれ、小径断熱被覆管を切断する時には、該
小径断熱被覆管の外周面両側部が両側直状刃における凹
円弧状の上記受止端面からの突出幅が狭い刃部によって
その内周面側の厚みを僅かに残した深さまで切り込まれ
る。なお、直状刃は前後方向に移動させて凹円弧状の上
記受止端面からの突出幅を、上記大小径の断熱被覆管を
その内周面側の厚みを僅かに残した状態で切断し得るよ
うに調整可能に構成しておいてもよい。
は、該大径断熱被覆管の外周面両側部が互いにV字状に
対向している両側直状刃の長さ方向の中央部、即ち、凹
円弧状の断熱被覆管受止端面から最も幅広く突出してい
る刃部によってその内周面側の厚みを僅かに残した深さ
まで切り込まれ、小径断熱被覆管を切断する時には、該
小径断熱被覆管の外周面両側部が両側直状刃における凹
円弧状の上記受止端面からの突出幅が狭い刃部によって
その内周面側の厚みを僅かに残した深さまで切り込まれ
る。なお、直状刃は前後方向に移動させて凹円弧状の上
記受止端面からの突出幅を、上記大小径の断熱被覆管を
その内周面側の厚みを僅かに残した状態で切断し得るよ
うに調整可能に構成しておいてもよい。
【0012】このように、両側の直状刃を断熱被覆管の
外周面両側部から内周面側の厚みを僅かに残した深さに
まで切り込んだのち、カッタ本体の把手を断熱被覆管回
りに回動させると、断熱被覆管の所定部分が全周に亘っ
て直状刃によりその内周面側を僅かに薄く残した状態で
切断される。
外周面両側部から内周面側の厚みを僅かに残した深さに
まで切り込んだのち、カッタ本体の把手を断熱被覆管回
りに回動させると、断熱被覆管の所定部分が全周に亘っ
て直状刃によりその内周面側を僅かに薄く残した状態で
切断される。
【0013】しかるのち、カッタ本体における一方の直
状刃の前端から前方に突出している顎部の前端屈折端部
を断熱被覆管の上記切断箇所における適所に差し込み、
その箇所の内周側の残存薄肉部を突き破ると共に該直状
刃を断熱被覆管の長さ方向に向けて顎部の屈折端部を断
熱被覆管の内周面とこの断熱被覆管に挿入している給排
湯管の被覆フィルムとの間に介入させ、次いで、カッタ
本体を断熱被覆管の長さ方向に該断熱被覆管の先端面に
向かって移動させると、断熱被覆管の切断端面に直角に
対向した直状刃によって断熱被覆管の該切断端面と先端
面間が全長に分亘って分断される。
状刃の前端から前方に突出している顎部の前端屈折端部
を断熱被覆管の上記切断箇所における適所に差し込み、
その箇所の内周側の残存薄肉部を突き破ると共に該直状
刃を断熱被覆管の長さ方向に向けて顎部の屈折端部を断
熱被覆管の内周面とこの断熱被覆管に挿入している給排
湯管の被覆フィルムとの間に介入させ、次いで、カッタ
本体を断熱被覆管の長さ方向に該断熱被覆管の先端面に
向かって移動させると、断熱被覆管の切断端面に直角に
対向した直状刃によって断熱被覆管の該切断端面と先端
面間が全長に分亘って分断される。
【0014】この分断対向面間に作業者が指先を挿入し
て該対向面を互いに離間させる方向に拡げると、断熱被
覆管の上記切断端面に残存している内周側の薄肉部が切
り離されながら断熱被覆管が展開されてこの断熱被覆管
に被覆されている管側から除去され、断熱被覆管によっ
て被覆されていた給排湯管等の管の端部が露出する。し
かるのち、給排湯管等の管を被覆している筒状フィルム
の前端にカッタ本体の他方の顎部を対向させ、カッタ本
体を給排湯管等の管の長さ方向に移動させることによっ
て該顎部から突設している他方の直状刃により筒状フィ
ルムを分断したのち、剥離する。
て該対向面を互いに離間させる方向に拡げると、断熱被
覆管の上記切断端面に残存している内周側の薄肉部が切
り離されながら断熱被覆管が展開されてこの断熱被覆管
に被覆されている管側から除去され、断熱被覆管によっ
て被覆されていた給排湯管等の管の端部が露出する。し
かるのち、給排湯管等の管を被覆している筒状フィルム
の前端にカッタ本体の他方の顎部を対向させ、カッタ本
体を給排湯管等の管の長さ方向に移動させることによっ
て該顎部から突設している他方の直状刃により筒状フィ
ルムを分断したのち、剥離する。
【0015】この際、カッタ本体は2枚の本体半片を組
み合わせてることによって形成していると共に上記他方
の顎部を形成している部分においては、一方の本体半片
の顎部片を直状刃の前端から僅かに前方突出させ、他方
の本体半片の顎部片を直状刃の前端に対して後方側に設
けることによって直状刃の前端部を一方の本体半片の顎
部片の内面に接して露出させていると共にこの一方の本
体半片における顎部片の外側端面を直状刃の前端部に向
かって徐々に薄肉となる傾斜端面に形成しているので、
引き揃えた給湯管と排湯管等の両管の対向周面間で形成
されているV字状空間部内に上記顎部の外側端面を挿入
するか、或いは、筒状の被覆フィルム上に押し当てる
と、一方の本体半片における顎部片の傾斜端面によって
直状刃が上記V字状空間部の幅方向の中央部に自動的に
位置し、給排湯管等の管に直状刃が接触することなく筒
状フィルムを給排湯管等の管の長さ方向に確実且つ円滑
に分断することができるものである。
み合わせてることによって形成していると共に上記他方
の顎部を形成している部分においては、一方の本体半片
の顎部片を直状刃の前端から僅かに前方突出させ、他方
の本体半片の顎部片を直状刃の前端に対して後方側に設
けることによって直状刃の前端部を一方の本体半片の顎
部片の内面に接して露出させていると共にこの一方の本
体半片における顎部片の外側端面を直状刃の前端部に向
かって徐々に薄肉となる傾斜端面に形成しているので、
引き揃えた給湯管と排湯管等の両管の対向周面間で形成
されているV字状空間部内に上記顎部の外側端面を挿入
するか、或いは、筒状の被覆フィルム上に押し当てる
と、一方の本体半片における顎部片の傾斜端面によって
直状刃が上記V字状空間部の幅方向の中央部に自動的に
位置し、給排湯管等の管に直状刃が接触することなく筒
状フィルムを給排湯管等の管の長さ方向に確実且つ円滑
に分断することができるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の具体的な実施の形
態を図面について説明すると、図1〜図3において、1
は一定厚みを有する偏平な金属製板材からなるカッタ本
体で、後端部を把手部2に形成していると共にこの把手
部2の前端に該把手部2よりも幅広い拡大頭部3を一体
に設けてなり、さらに、この拡大頭部3の前半両側部を
二股状に分岐させて両側顎部4、5に形成し、これらの
両側顎部4、5の対向内端面間の空間部を前方に向かっ
て拡開した断熱被覆管受け口6に形成している。なお、
この受け口6の開口幅は切断すべき断熱被覆管Aの外径
寸法よりも幅広く形成されている。
態を図面について説明すると、図1〜図3において、1
は一定厚みを有する偏平な金属製板材からなるカッタ本
体で、後端部を把手部2に形成していると共にこの把手
部2の前端に該把手部2よりも幅広い拡大頭部3を一体
に設けてなり、さらに、この拡大頭部3の前半両側部を
二股状に分岐させて両側顎部4、5に形成し、これらの
両側顎部4、5の対向内端面間の空間部を前方に向かっ
て拡開した断熱被覆管受け口6に形成している。なお、
この受け口6の開口幅は切断すべき断熱被覆管Aの外径
寸法よりも幅広く形成されている。
【0017】さらに、この受け口6の周縁部、即ち、上
記両側顎部4、5の対向内端面は外方に向かって緩やか
に湾曲した凹円弧状の断熱被覆管受止端面7、8にそれ
ぞれ形成されていると共にこれらの受止端面7、8の連
設部、即ち、後端部は上記受け口6の後端中央部におい
て凹円弧状端面10を介して一体に連続している。また、
拡大頭部3の幅方向の中央部には前後方向に長い長孔11
を拡大頭部3の表裏面間に貫通させて設けてあり、この
長孔11に螺子部材12を前後移動可能に配設している。
記両側顎部4、5の対向内端面は外方に向かって緩やか
に湾曲した凹円弧状の断熱被覆管受止端面7、8にそれ
ぞれ形成されていると共にこれらの受止端面7、8の連
設部、即ち、後端部は上記受け口6の後端中央部におい
て凹円弧状端面10を介して一体に連続している。また、
拡大頭部3の幅方向の中央部には前後方向に長い長孔11
を拡大頭部3の表裏面間に貫通させて設けてあり、この
長孔11に螺子部材12を前後移動可能に配設している。
【0018】上記カッタ本体1は上記把手部2を形成す
るための把手部片2'と、上記両側顎部4、5を形成する
ための顎部片4'、5'及び長孔11を形成するための孔部を
有する拡大頭部片1'とを形成した一定厚みの2枚の本体
半片1a、1bを重ね合わせてその周縁部数カ所を螺子13に
より一体に連結することによって形成されてあり、両本
体半片1a、1bの拡大頭部1'、1'の対向面に隙間14を設け
てこの隙間14に刃体9を前後方向に移動自在に介在させ
ている。
るための把手部片2'と、上記両側顎部4、5を形成する
ための顎部片4'、5'及び長孔11を形成するための孔部を
有する拡大頭部片1'とを形成した一定厚みの2枚の本体
半片1a、1bを重ね合わせてその周縁部数カ所を螺子13に
より一体に連結することによって形成されてあり、両本
体半片1a、1bの拡大頭部1'、1'の対向面に隙間14を設け
てこの隙間14に刃体9を前後方向に移動自在に介在させ
ている。
【0019】刃体9の前部両側には、後端側から前端に
向かって互いに外側方にV字状に傾斜させている一対の
直状刃9a、9bが形成されてあり、これらの直状刃9a、9b
を上記両側顎部4、5の凹円弧状の上記受止端面7、8
の厚み方向の中央部からその前後端部をこれらの受止端
面7、8の前後端部に交差するようにしてそれぞれ突設
させている。従って、両側顎部4、5の凹円弧状の受止
端面7、8から受け口6内にそれぞれ突出しているこれ
らの直状刃9a、9bの突出幅は、直状刃9a、9bの長さ方向
の中央部において最大となり、前後端部に向かうに従っ
て凹円弧状の受止端面7、8からの突出幅がそれぞれ徐
々に幅狭くなっている。
向かって互いに外側方にV字状に傾斜させている一対の
直状刃9a、9bが形成されてあり、これらの直状刃9a、9b
を上記両側顎部4、5の凹円弧状の上記受止端面7、8
の厚み方向の中央部からその前後端部をこれらの受止端
面7、8の前後端部に交差するようにしてそれぞれ突設
させている。従って、両側顎部4、5の凹円弧状の受止
端面7、8から受け口6内にそれぞれ突出しているこれ
らの直状刃9a、9bの突出幅は、直状刃9a、9bの長さ方向
の中央部において最大となり、前後端部に向かうに従っ
て凹円弧状の受止端面7、8からの突出幅がそれぞれ徐
々に幅狭くなっている。
【0020】さらに、一方の顎部4の前端部をこの顎部
側に設けている直状刃9aの前端から前方に突出させてい
ると共にその突出前端部を内側に向かって屈折させて屈
折端部4aに形成している。また、上記カッタ本体1を形
成している2枚の本体半片1a、1bにおいて、重ね合わせ
により他方の顎部5を形成している顎部片5'、5'の一方
をこの顎部5から突出している直状刃9bから僅かに前方
に突出させていると共に他方の顎部片5'を短くしてその
前端を上記直状刃9bの前端から後方側に位置させてい
る。
側に設けている直状刃9aの前端から前方に突出させてい
ると共にその突出前端部を内側に向かって屈折させて屈
折端部4aに形成している。また、上記カッタ本体1を形
成している2枚の本体半片1a、1bにおいて、重ね合わせ
により他方の顎部5を形成している顎部片5'、5'の一方
をこの顎部5から突出している直状刃9bから僅かに前方
に突出させていると共に他方の顎部片5'を短くしてその
前端を上記直状刃9bの前端から後方側に位置させてい
る。
【0021】従って、他方の顎部5側に設けている上記
直状刃9bは一方の顎部片5'の内面に接した状態で外部に
露出している。また、この直状刃9bから突出している顎
部片5'の外側端面は、直状刃9bの前端部に向かって徐々
に薄肉となる傾斜端面5aに形成している。
直状刃9bは一方の顎部片5'の内面に接した状態で外部に
露出している。また、この直状刃9bから突出している顎
部片5'の外側端面は、直状刃9bの前端部に向かって徐々
に薄肉となる傾斜端面5aに形成している。
【0022】さらに、上記刃体9の後端部中央に上記螺
子部材12における螺子棒部12a を貫通させていると共に
貫通した螺子棒部12a の先端にナット体12b を螺合させ
てあり、該螺子棒部12a の頭部12c と長孔11に露出して
いる刃体9の対向面との間にスプリング15を圧縮状態で
介在させてこのスプリング15の力により上記ナット体12
b を長孔11内に嵌合させて刃体9の板面上に前後摺動自
在に受止させている。
子部材12における螺子棒部12a を貫通させていると共に
貫通した螺子棒部12a の先端にナット体12b を螺合させ
てあり、該螺子棒部12a の頭部12c と長孔11に露出して
いる刃体9の対向面との間にスプリング15を圧縮状態で
介在させてこのスプリング15の力により上記ナット体12
b を長孔11内に嵌合させて刃体9の板面上に前後摺動自
在に受止させている。
【0023】そして、不使用時には、螺子部材12を長孔
11に沿って後方に移動させることにより、刃体9を後退
させてその両側の直状刃9a、9bを両側顎部4、5の凹円
弧状の上記受止端面7、8から後方に没入させて安全な
状態にし、この状態で螺子棒部12a の頭部12c を回動操
作して該頭部12c の下面を長孔11の後端部表面に圧着さ
せることにより固定する。また、使用時には、この螺子
部材12の固定を解いて該螺子部材12を長孔11に沿って前
方に移動させることにより、刃体9の両側直状刃9a、9b
を両側顎部4、5の凹円弧状の受止端面7、8から前方
に突出させ、この状態で固定するように構成している。
なお、両側の直状刃9a、9bは互いに90度の角度でもって
V字状に設けられている。
11に沿って後方に移動させることにより、刃体9を後退
させてその両側の直状刃9a、9bを両側顎部4、5の凹円
弧状の上記受止端面7、8から後方に没入させて安全な
状態にし、この状態で螺子棒部12a の頭部12c を回動操
作して該頭部12c の下面を長孔11の後端部表面に圧着さ
せることにより固定する。また、使用時には、この螺子
部材12の固定を解いて該螺子部材12を長孔11に沿って前
方に移動させることにより、刃体9の両側直状刃9a、9b
を両側顎部4、5の凹円弧状の受止端面7、8から前方
に突出させ、この状態で固定するように構成している。
なお、両側の直状刃9a、9bは互いに90度の角度でもって
V字状に設けられている。
【0024】16、16はカッタ本体1の表裏面に固定した
断熱被覆管支持部材で、その中央両側部上記凹円弧状の
受止端面7、8を中央にしてその上面がこの受止端面
7、8と断熱被覆管Aの長さ方向に面一となるように形
成された断熱被覆管支持突片16a 、16b を一体に設けて
いる。
断熱被覆管支持部材で、その中央両側部上記凹円弧状の
受止端面7、8を中央にしてその上面がこの受止端面
7、8と断熱被覆管Aの長さ方向に面一となるように形
成された断熱被覆管支持突片16a 、16b を一体に設けて
いる。
【0025】このように構成した切断カッタによって切
断される断熱被覆管Aは、断面楕円形状に形成された発
泡合成樹脂製の管であって図4、図5に示すように、そ
の内部に給湯管(行き管)Bと送湯管(戻り管)Cとを
引き揃え状態で挿入してこれらの給排湯管B、Cを被覆
している。また、給排湯管B、Cは筒状の被覆フィルム
Dによって被覆されている。なお、給排湯管B、Cは引
き揃え方向を断熱被覆管Aの長径方向に向けて断熱被覆
管Aに挿入されている。
断される断熱被覆管Aは、断面楕円形状に形成された発
泡合成樹脂製の管であって図4、図5に示すように、そ
の内部に給湯管(行き管)Bと送湯管(戻り管)Cとを
引き揃え状態で挿入してこれらの給排湯管B、Cを被覆
している。また、給排湯管B、Cは筒状の被覆フィルム
Dによって被覆されている。なお、給排湯管B、Cは引
き揃え方向を断熱被覆管Aの長径方向に向けて断熱被覆
管Aに挿入されている。
【0026】次に、この断熱被覆管Aを床下暖房の施工
時において、暖房パネルに給排湯管B、Cを接続するた
めに、その先端から一定長さ部分を上記切断カッタによ
って切断するには、まず、螺子部材12を緩めて刃体9を
前方に押し進めることによりその両側直状刃9a、9bを両
側顎部4、5の凹円弧状の断熱被覆管受止端面7、8か
ら突出させ、この状態で刃体9を固定したのち、その受
け口6を断熱被覆管Aの切断すべき部分に向けて上記図
4、図5に示すように該受け口6内に発泡合成樹脂から
なる断熱被覆管Aを挿入すると、断熱被覆管Aの切断す
べき箇所の外周面両側部が互いにV字状に形成されてい
る両側直状刃9a、9bに接触、当接したのち、両側直状刃
9a、9bに食い込むように切り込まれていく。
時において、暖房パネルに給排湯管B、Cを接続するた
めに、その先端から一定長さ部分を上記切断カッタによ
って切断するには、まず、螺子部材12を緩めて刃体9を
前方に押し進めることによりその両側直状刃9a、9bを両
側顎部4、5の凹円弧状の断熱被覆管受止端面7、8か
ら突出させ、この状態で刃体9を固定したのち、その受
け口6を断熱被覆管Aの切断すべき部分に向けて上記図
4、図5に示すように該受け口6内に発泡合成樹脂から
なる断熱被覆管Aを挿入すると、断熱被覆管Aの切断す
べき箇所の外周面両側部が互いにV字状に形成されてい
る両側直状刃9a、9bに接触、当接したのち、両側直状刃
9a、9bに食い込むように切り込まれていく。
【0027】この際、断熱被覆管Aが小径の場合は両側
直状刃9a、9bの後端寄り部分、即ち、凹円弧状の上記受
止端面7、8からの突出幅の小さい刃部に接触、当接
し、大径の場合は受止端面7、8からの突出幅が広くな
った両側直状刃9a、9bの中央部に接触、当接することに
なる。
直状刃9a、9bの後端寄り部分、即ち、凹円弧状の上記受
止端面7、8からの突出幅の小さい刃部に接触、当接
し、大径の場合は受止端面7、8からの突出幅が広くな
った両側直状刃9a、9bの中央部に接触、当接することに
なる。
【0028】そして、断熱被覆管Aの肉厚は大小径の断
熱被覆管に応じて所定の厚みに形成されてあり、上記凹
円弧状の受止端面7、8からの直状刃9a、9bの突出幅は
径の異なる断熱被覆管Aに対してその厚みよりも僅かに
小さく形成されている。従って、断熱被覆管Aを上記直
状刃9a、9bに接触、当接した状態から更に凹円弧状の受
止端面7、8に向かって押し進めることにより両側直状
刃9a、9bにより断熱被覆管Aを外周面から内周面に向か
って切り込んで、該断熱被覆管Aの外周面両側部が凹円
弧状の受止端面7、8に当接、受止された状態になった
時には、両側直状刃9a、9bは断熱被覆管A内に達するこ
となく、該断熱被覆管Aの内周面から僅かな厚み部分を
残した深さ位置まで切り込んだ状態となる。
熱被覆管に応じて所定の厚みに形成されてあり、上記凹
円弧状の受止端面7、8からの直状刃9a、9bの突出幅は
径の異なる断熱被覆管Aに対してその厚みよりも僅かに
小さく形成されている。従って、断熱被覆管Aを上記直
状刃9a、9bに接触、当接した状態から更に凹円弧状の受
止端面7、8に向かって押し進めることにより両側直状
刃9a、9bにより断熱被覆管Aを外周面から内周面に向か
って切り込んで、該断熱被覆管Aの外周面両側部が凹円
弧状の受止端面7、8に当接、受止された状態になった
時には、両側直状刃9a、9bは断熱被覆管A内に達するこ
となく、該断熱被覆管Aの内周面から僅かな厚み部分を
残した深さ位置まで切り込んだ状態となる。
【0029】断熱被覆管Aの管壁両側部が両側直状刃9
a、9bによってその内周面近傍部にまで切り込まれて上
記のように受止端面7、8に受止されると、この受止端
面7、8から断熱被覆管Aの長さ方向に突設している支
持部材16の支持突片16a 、16b上にも受止されてその管
軸方向を両側直状刃9a、9bの切り込み方向に直交する方
向に正確且つ安定した状態に保持され、この状態にして
把持しているカッタ本体の把手部2を操作してカッタ本
体1を断熱被覆管Aの管軸回りに回動させると、断熱被
覆管Aの所定部分が直状刃9a、9bによって全周に亘りそ
の内周面側を僅かに薄く残した状態で切断a1される。
a、9bによってその内周面近傍部にまで切り込まれて上
記のように受止端面7、8に受止されると、この受止端
面7、8から断熱被覆管Aの長さ方向に突設している支
持部材16の支持突片16a 、16b上にも受止されてその管
軸方向を両側直状刃9a、9bの切り込み方向に直交する方
向に正確且つ安定した状態に保持され、この状態にして
把持しているカッタ本体の把手部2を操作してカッタ本
体1を断熱被覆管Aの管軸回りに回動させると、断熱被
覆管Aの所定部分が直状刃9a、9bによって全周に亘りそ
の内周面側を僅かに薄く残した状態で切断a1される。
【0030】次いで、一旦、カッタ本体1を断熱被覆管
Aから離したのち、一方の直状刃9aの前端から前方に突
出している顎部4の前端屈折端部4aを断熱被覆管Aの上
記切断箇所a1の適所に差し込み、図6、図7に示すよう
にその屈折端部4aの外端面で切断箇所a1の内周側に残存
している薄肉部を突き破ると共に直状刃9aを断熱被覆管
Aの先端側に向ける。この状態にしてカッタ本体1を断
熱被覆管Aの長さ方向に先端に向かって移動させると、
断熱被覆管Aの内周面と該断熱被覆管A内の給排湯管
B、Cの被覆フィルムDとの間に抜け止め状態に挿入し
ている上記屈折端部4aをガイドとして直状刃9aにより断
熱被覆管Aの一部が切断箇所a1から先端面に亘って直線
状に分断a2される。
Aから離したのち、一方の直状刃9aの前端から前方に突
出している顎部4の前端屈折端部4aを断熱被覆管Aの上
記切断箇所a1の適所に差し込み、図6、図7に示すよう
にその屈折端部4aの外端面で切断箇所a1の内周側に残存
している薄肉部を突き破ると共に直状刃9aを断熱被覆管
Aの先端側に向ける。この状態にしてカッタ本体1を断
熱被覆管Aの長さ方向に先端に向かって移動させると、
断熱被覆管Aの内周面と該断熱被覆管A内の給排湯管
B、Cの被覆フィルムDとの間に抜け止め状態に挿入し
ている上記屈折端部4aをガイドとして直状刃9aにより断
熱被覆管Aの一部が切断箇所a1から先端面に亘って直線
状に分断a2される。
【0031】しかるのち、分断a2された断熱被覆管部分
に指先を挿入してその分断対向面を離間する方向に拡げ
ると、断熱被覆管Aの上記切断箇所a1の内周側に残存し
ている薄肉部が切り離されながら断熱被覆管Aが展開さ
れ、切断箇所a1から先端間の断熱被覆管部分を取り外し
て給排湯管B、Cを外部に露出させることができる。
に指先を挿入してその分断対向面を離間する方向に拡げ
ると、断熱被覆管Aの上記切断箇所a1の内周側に残存し
ている薄肉部が切り離されながら断熱被覆管Aが展開さ
れ、切断箇所a1から先端間の断熱被覆管部分を取り外し
て給排湯管B、Cを外部に露出させることができる。
【0032】こうして、断熱被覆管Aの先端部を除去し
て給排湯管B、Cの先端部を露出させたのち、これらの
給排湯管B、Cを被覆している筒状の被覆フィルムDの
剥離作業を行う。この作業は図8、図9に示すように、
カッタ本体1における他方の顎部5を給排湯管B、Cの
先端面側に向けて引き揃えられた給排湯管B、Cの対向
周面間で形成しているV字状の空間部a3に先端側から挿
入し、顎部5の外端面(下面)を給排湯管B、C間上に
押し付けるか、或いは、被覆フィルムDの端部上に押し
当てて該端部を給排湯管B、C間に没入させて給排湯管
B、C上に接触させる。
て給排湯管B、Cの先端部を露出させたのち、これらの
給排湯管B、Cを被覆している筒状の被覆フィルムDの
剥離作業を行う。この作業は図8、図9に示すように、
カッタ本体1における他方の顎部5を給排湯管B、Cの
先端面側に向けて引き揃えられた給排湯管B、Cの対向
周面間で形成しているV字状の空間部a3に先端側から挿
入し、顎部5の外端面(下面)を給排湯管B、C間上に
押し付けるか、或いは、被覆フィルムDの端部上に押し
当てて該端部を給排湯管B、C間に没入させて給排湯管
B、C上に接触させる。
【0033】この際、カッタ本体1を形成している2枚
の本体半片1a、1bにおいて、上記他方の顎部5を形成し
ている顎部片5'、5'の一方を直状刃9bから僅かに前方に
突出させていると共に他方の顎部片5'を短くしてその前
端を上記直状刃9bの前端から後方側に位置させてあり、
且つ、直状刃9bから突出している顎部片5'の外側端面を
直状刃9bの前端部に向かって徐々に薄肉となる傾斜端面
5aに形成しているので、顎部5を給排湯管B、C同士の
引き揃え対向部における上周面に押し付けた時に、図10
に示すように顎部片5'の傾斜端面5aが給湯管B又は排湯
管Cの外周面上をこれらの給排湯管B、C間の接合対向
面に向かって滑り落ち、この顎部片5'の内面に接した上
記直状刃9bを上記V字状空間部a3の幅方向の中央部に自
動的に正確に位置させる。
の本体半片1a、1bにおいて、上記他方の顎部5を形成し
ている顎部片5'、5'の一方を直状刃9bから僅かに前方に
突出させていると共に他方の顎部片5'を短くしてその前
端を上記直状刃9bの前端から後方側に位置させてあり、
且つ、直状刃9bから突出している顎部片5'の外側端面を
直状刃9bの前端部に向かって徐々に薄肉となる傾斜端面
5aに形成しているので、顎部5を給排湯管B、C同士の
引き揃え対向部における上周面に押し付けた時に、図10
に示すように顎部片5'の傾斜端面5aが給湯管B又は排湯
管Cの外周面上をこれらの給排湯管B、C間の接合対向
面に向かって滑り落ち、この顎部片5'の内面に接した上
記直状刃9bを上記V字状空間部a3の幅方向の中央部に自
動的に正確に位置させる。
【0034】この状態にしてカッタ本体1を給排湯管
B、Cの長さ方向に移動させると、顎部片5'が給排湯管
B、C間に保持されながら直状刃9bが正確に給排湯管
B、Cの長さ方向に移動し、筒状の被覆フィルムDを確
実且つ円滑に分断、除去することができるものである。
B、Cの長さ方向に移動させると、顎部片5'が給排湯管
B、C間に保持されながら直状刃9bが正確に給排湯管
B、Cの長さ方向に移動し、筒状の被覆フィルムDを確
実且つ円滑に分断、除去することができるものである。
【0035】なお、以上の実施例においては、両側直状
刃9a、9bを設けている刃体9をカッタ本体1の拡大頭部
3に設けている長孔11をガイドとして前後方向に移動さ
せたのち固定させる機構として、螺子部材12の螺子棒部
12a の頭部12c 下面を拡大頭部3上に圧着させる機構を
採用しているが、図11、図12に示すように、カッタ本体
1を形成している本体半片1a、1bにおいて、これらの本
体半片1a、1bに上記長孔11を共通して設けると共に一方
の本体半片1a側の長孔11の両端部に該長孔11の幅よりも
大径の円形孔部11a 、11b を設けてこの円形孔部11a 、
11b のいずれか一方に円形ナット体12b'を係脱自在に嵌
合させ、他方の本体半片1b側から螺子部材12の螺子棒部
12a の端部を刃体9の後端中央部に貫通、連結させた状
態に挿入して上記円形ナット体12b'に螺合させると共に
この螺子棒部12a の頭部12c と本体半片1bとの対向面間
にスプリング15を圧縮状態で介在させた構造としておい
てもよい。その他の構成については上記実施例と同様で
あるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明を
省略する。
刃9a、9bを設けている刃体9をカッタ本体1の拡大頭部
3に設けている長孔11をガイドとして前後方向に移動さ
せたのち固定させる機構として、螺子部材12の螺子棒部
12a の頭部12c 下面を拡大頭部3上に圧着させる機構を
採用しているが、図11、図12に示すように、カッタ本体
1を形成している本体半片1a、1bにおいて、これらの本
体半片1a、1bに上記長孔11を共通して設けると共に一方
の本体半片1a側の長孔11の両端部に該長孔11の幅よりも
大径の円形孔部11a 、11b を設けてこの円形孔部11a 、
11b のいずれか一方に円形ナット体12b'を係脱自在に嵌
合させ、他方の本体半片1b側から螺子部材12の螺子棒部
12a の端部を刃体9の後端中央部に貫通、連結させた状
態に挿入して上記円形ナット体12b'に螺合させると共に
この螺子棒部12a の頭部12c と本体半片1bとの対向面間
にスプリング15を圧縮状態で介在させた構造としておい
てもよい。その他の構成については上記実施例と同様で
あるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明を
省略する。
【0036】このように構成したので、不使用時には円
形ナット体12b'を後方側の円形孔部11b に嵌合、係止さ
せて刃体9がその両側直状刃9a、9bを不測に凹円弧状の
パイプ受止端面7、8から突出するのを阻止した状態に
維持する。そして、使用時には螺子棒部12a の頭部12c
をスプリング15の力に抗して押し下げると、円形ナット
体12b'が円形孔部11b から離脱するので、この状態を維
持したまま螺子棒部12a を前方に移動させ、長孔11の前
端部に達した時にその押圧力を解くと、スプリング15の
復元力によって螺子棒部12a が押し上げられると共に円
形ナット体12b'が前方側の円形孔部11a に嵌入、係止
し、刃体9の両側直状刃9a、9bを凹円弧状のパイプ受止
端面7、8から所定長、突出させた状態に保持するもの
である。
形ナット体12b'を後方側の円形孔部11b に嵌合、係止さ
せて刃体9がその両側直状刃9a、9bを不測に凹円弧状の
パイプ受止端面7、8から突出するのを阻止した状態に
維持する。そして、使用時には螺子棒部12a の頭部12c
をスプリング15の力に抗して押し下げると、円形ナット
体12b'が円形孔部11b から離脱するので、この状態を維
持したまま螺子棒部12a を前方に移動させ、長孔11の前
端部に達した時にその押圧力を解くと、スプリング15の
復元力によって螺子棒部12a が押し上げられると共に円
形ナット体12b'が前方側の円形孔部11a に嵌入、係止
し、刃体9の両側直状刃9a、9bを凹円弧状のパイプ受止
端面7、8から所定長、突出させた状態に保持するもの
である。
【0037】なお、以上の実施例においては、床暖房に
使用する給排湯管B、Cを被覆した断熱被覆管Aを本発
明の切断カッタにより切断する場合について説明した
が、この切断カッタは、給排湯管のような行き管と戻り
管とを被覆した断熱被覆管以外に、エアコンや風呂暖
房、風呂乾燥、風呂の挿し湯、追い焚き配管を被覆した
断熱被覆管の切断用として、さらには、給水や給湯を行
う1本のプラスチック管を内装した断熱被覆管の切断用
としても使用することができる。また、管が被覆フィル
ムDによって被覆されていない場合にも適用することが
できる。
使用する給排湯管B、Cを被覆した断熱被覆管Aを本発
明の切断カッタにより切断する場合について説明した
が、この切断カッタは、給排湯管のような行き管と戻り
管とを被覆した断熱被覆管以外に、エアコンや風呂暖
房、風呂乾燥、風呂の挿し湯、追い焚き配管を被覆した
断熱被覆管の切断用として、さらには、給水や給湯を行
う1本のプラスチック管を内装した断熱被覆管の切断用
としても使用することができる。また、管が被覆フィル
ムDによって被覆されていない場合にも適用することが
できる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明の断熱被覆管の切断
カッタによれば、カッタ本体の拡大頭部の前半両側部を
二股状に分岐させて顎部に形成していると共にこれらの
顎部の対向内端面間を前方に向かって拡開した断熱被覆
管受け口に形成し、且つこの受け口の周縁部を形成して
いる上記両側顎部の対向内端面を凹円弧状の断熱被覆管
受止端面に形成し、さらに、両側顎部に直状刃を後端か
ら前端に向かって互いに外側方にV字状に傾斜させ且つ
凹円弧状の上記受止端面にその前後端部が交差するよう
に設けて凹円弧状の受止端面からの直状刃の突出幅を直
状刃の長さ方向の中央部から前後両端に向かって徐々に
幅狭くしているので、給排湯管等の管を被覆している断
熱被覆管の切断すべき部分をカッタ本体の断熱被覆管受
け口に対して直交するように向けて該受け口内に挿入す
ることにより、両側の直状刃に直接、当接させて該直状
刃により該断熱被覆管を厚み方向に簡単に切り込むこと
ができると共に、断熱被覆管の外周面両側部が凹円弧状
の受止端面に当接、受止されるので、それ以上の切り込
みが行われなく、直状刃を断熱被覆管の所定深さまで正
確に切り込むことができる。
カッタによれば、カッタ本体の拡大頭部の前半両側部を
二股状に分岐させて顎部に形成していると共にこれらの
顎部の対向内端面間を前方に向かって拡開した断熱被覆
管受け口に形成し、且つこの受け口の周縁部を形成して
いる上記両側顎部の対向内端面を凹円弧状の断熱被覆管
受止端面に形成し、さらに、両側顎部に直状刃を後端か
ら前端に向かって互いに外側方にV字状に傾斜させ且つ
凹円弧状の上記受止端面にその前後端部が交差するよう
に設けて凹円弧状の受止端面からの直状刃の突出幅を直
状刃の長さ方向の中央部から前後両端に向かって徐々に
幅狭くしているので、給排湯管等の管を被覆している断
熱被覆管の切断すべき部分をカッタ本体の断熱被覆管受
け口に対して直交するように向けて該受け口内に挿入す
ることにより、両側の直状刃に直接、当接させて該直状
刃により該断熱被覆管を厚み方向に簡単に切り込むこと
ができると共に、断熱被覆管の外周面両側部が凹円弧状
の受止端面に当接、受止されるので、それ以上の切り込
みが行われなく、直状刃を断熱被覆管の所定深さまで正
確に切り込むことができる。
【0039】その上、上記切断カッタは、その断熱被覆
管受止端面を凹円弧状に形成していると共にこの凹円弧
状の受止端面から突出している直状刃の突出幅をその長
さ方向の中央部から前後両端に向かって徐々に幅狭くな
るように形成しているので、大径断熱被覆管を切断する
時には、該大径断熱被覆管の外周面両側部が互いにV字
状に対向している両側直状刃の長さ方向の中央部、即
ち、凹円弧状の受止端面から最も幅広く突出している刃
部によってその内周面側の厚みを僅かに残した深さまで
切り込むことができ、小径断熱被覆管を切断する時に
は、該小径断熱被覆管の外周面両側部が両側直状刃にお
ける凹円弧状の受止端面からの突出幅が狭い刃部によっ
てその内周面側の厚みを僅かに残した深さまで切り込む
ことができるものである。
管受止端面を凹円弧状に形成していると共にこの凹円弧
状の受止端面から突出している直状刃の突出幅をその長
さ方向の中央部から前後両端に向かって徐々に幅狭くな
るように形成しているので、大径断熱被覆管を切断する
時には、該大径断熱被覆管の外周面両側部が互いにV字
状に対向している両側直状刃の長さ方向の中央部、即
ち、凹円弧状の受止端面から最も幅広く突出している刃
部によってその内周面側の厚みを僅かに残した深さまで
切り込むことができ、小径断熱被覆管を切断する時に
は、該小径断熱被覆管の外周面両側部が両側直状刃にお
ける凹円弧状の受止端面からの突出幅が狭い刃部によっ
てその内周面側の厚みを僅かに残した深さまで切り込む
ことができるものである。
【0040】このように、両側の直状刃を断熱被覆管の
外周面両側部から内周面側の厚みを僅かに残した深さに
まで切り込んだのち、カッタ本体の把手を断熱被覆管回
りに回動させることによって、断熱被覆管の所定部分を
全周に亘って直状刃によりその内周面側を僅かに薄く残
した状態で切断することができ、従って、この断熱被覆
管により被覆されている内部の給排湯管等の管を全く傷
付けることなく正確且つ能率良く断熱被覆管の所定部分
を切断することができる。
外周面両側部から内周面側の厚みを僅かに残した深さに
まで切り込んだのち、カッタ本体の把手を断熱被覆管回
りに回動させることによって、断熱被覆管の所定部分を
全周に亘って直状刃によりその内周面側を僅かに薄く残
した状態で切断することができ、従って、この断熱被覆
管により被覆されている内部の給排湯管等の管を全く傷
付けることなく正確且つ能率良く断熱被覆管の所定部分
を切断することができる。
【0041】また、請求項2に係る発明によれば、上記
カッタ本体は2枚の本体半片を重ね合わせて一体に連結
することにより形成していると共に、これらの本体半片
の対向内端面間に受止端面の後端側から両側前端に向か
って互いにV字状に外側方に傾斜してなる一対の直状刃
を一体に設けてなる板状の刃体を受止端面から前後方向
に出没自在に介在させているので、構造が簡単で安価に
製造することができると共に2枚の本体半片間の隙間を
通じて刃体を円滑に且つ正確に前後動させて凹円弧状の
受止端面から出没させることができる。
カッタ本体は2枚の本体半片を重ね合わせて一体に連結
することにより形成していると共に、これらの本体半片
の対向内端面間に受止端面の後端側から両側前端に向か
って互いにV字状に外側方に傾斜してなる一対の直状刃
を一体に設けてなる板状の刃体を受止端面から前後方向
に出没自在に介在させているので、構造が簡単で安価に
製造することができると共に2枚の本体半片間の隙間を
通じて刃体を円滑に且つ正確に前後動させて凹円弧状の
受止端面から出没させることができる。
【0042】さらに、請求項3に係る発明によれば、上
記カッタ本体における一方の顎部の前端部をこの顎部側
の直状刃の前端から前方に突出させ且つその前端を内側
に向かって屈折させた屈折端部に形成しているので、こ
の屈折端部を断熱被覆管の上記切断箇所における適所に
差し込むことにより、内部の給排湯管等の管を何等損傷
させることなく断熱被覆管の内周側の残存薄肉部を該屈
折端部の外端面で簡単に突き破ることができ、その上、
この屈折端部を断熱被覆管の内周面と給排湯管等の管の
被覆フィルムとの間に介入させた状態を維持するので、
直状刃に対して該屈折端部を断熱被覆管の長さ方向に正
確に先行移動させながら直状刃により給排湯管を傷つけ
ることなく断熱被覆管を先端面までに円滑に分断するこ
とができ、分断後に断熱被覆管の分断対向面間を拡げる
ことによって内周側の薄肉部が簡単に切り離され、給排
湯管等の管を露出させることができる。
記カッタ本体における一方の顎部の前端部をこの顎部側
の直状刃の前端から前方に突出させ且つその前端を内側
に向かって屈折させた屈折端部に形成しているので、こ
の屈折端部を断熱被覆管の上記切断箇所における適所に
差し込むことにより、内部の給排湯管等の管を何等損傷
させることなく断熱被覆管の内周側の残存薄肉部を該屈
折端部の外端面で簡単に突き破ることができ、その上、
この屈折端部を断熱被覆管の内周面と給排湯管等の管の
被覆フィルムとの間に介入させた状態を維持するので、
直状刃に対して該屈折端部を断熱被覆管の長さ方向に正
確に先行移動させながら直状刃により給排湯管を傷つけ
ることなく断熱被覆管を先端面までに円滑に分断するこ
とができ、分断後に断熱被覆管の分断対向面間を拡げる
ことによって内周側の薄肉部が簡単に切り離され、給排
湯管等の管を露出させることができる。
【0043】請求項4に係る発明によれば、カッタ本体
は2枚の本体半片を組み合わせてることによって形成し
ていると共に上記他方の顎部を形成している部分におい
ては、一方の本体半片の顎部片を直状刃の前端から僅か
に前方突出させ、他方の本体半片の顎部片を直状刃の前
端に対して後方側に設けることによって直状刃の前端部
を一方の本体半片の顎部片の内面に接して露出させてい
ると共にこの一方の本体半片における顎部片の外側端面
を直状刃の前端部に向かって徐々に薄肉となる傾斜端面
に形成しているので、引き揃えた給湯管と排湯管等の両
管の対向周面間で形成されているV字状空間部内に上記
顎部の外側端面を挿入するか、或いは、筒状の被覆フィ
ルム上に押し当てることにより、一方の本体半片におけ
る顎部片の傾斜端面によって直状刃を上記V字状空間部
の幅方向の中央部に自動的に位置させることができ、給
排湯管等の管に直状刃が接触することなく筒状フィルム
を給排湯管等の管の長さ方向に確実且つ円滑に分断する
ことができる。
は2枚の本体半片を組み合わせてることによって形成し
ていると共に上記他方の顎部を形成している部分におい
ては、一方の本体半片の顎部片を直状刃の前端から僅か
に前方突出させ、他方の本体半片の顎部片を直状刃の前
端に対して後方側に設けることによって直状刃の前端部
を一方の本体半片の顎部片の内面に接して露出させてい
ると共にこの一方の本体半片における顎部片の外側端面
を直状刃の前端部に向かって徐々に薄肉となる傾斜端面
に形成しているので、引き揃えた給湯管と排湯管等の両
管の対向周面間で形成されているV字状空間部内に上記
顎部の外側端面を挿入するか、或いは、筒状の被覆フィ
ルム上に押し当てることにより、一方の本体半片におけ
る顎部片の傾斜端面によって直状刃を上記V字状空間部
の幅方向の中央部に自動的に位置させることができ、給
排湯管等の管に直状刃が接触することなく筒状フィルム
を給排湯管等の管の長さ方向に確実且つ円滑に分断する
ことができる。
【図1】切断カッタの斜視図、
【図2】その正面図、
【図3】その一部を断面した側面図、
【図4】使用状態を示す斜視図、
【図5】その正面図、
【図6】断熱被覆管を長さ方向に分断する場合の使用状
態図、
態図、
【図7】その一部の斜視図、
【図8】被覆フィルムを切断する場合の使用状態図、
【図9】その一部の斜視図、
【図10】切断状態を示す平面図、
【図11】本発明の他の実施例を示す正面図、
【図12】その側面図。
1 カッタ本体
2 把手部
3 拡大頭部
4、5 両側顎部
4a 屈折端部
6 パイプ受け口
7、8 凹円弧状のパイプ受止端面
9 刃体
9a、9b 直状刃
A 断熱被覆管
B、C 給排湯管
D 被覆フィルム
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 高橋 良充
東京都千代田区丸の内1丁目8番2号 三
菱化学産資株式会社内
(72)発明者 島田 宗紀
大阪府堺市見野山158番地 株式会社スー
パーツール内
Fターム(参考) 3C061 AA26 BA03 BA24 BA29 BA31
BB01 EE22 EE27 EE28
5G353 AA08 AC05 CA07 DA05
Claims (4)
- 【請求項1】 給排湯管や給水管等の管を被覆した発泡
合成樹脂製の断熱被覆管の切断カッタであって、カッタ
本体は把手部の前端に偏平板状の拡大頭部を一体に設け
てなり、この拡大頭部の前半両側部を二股状に分岐させ
て顎部に形成していると共にこれらの顎部の対向内端面
間を前方に向かって拡開した断熱被覆管受け口に形成
し、且つこの受け口の周縁部を形成している上記両側顎
部の対向内端面を凹円弧状の断熱被覆管受止端面に形成
し、さらに、両側顎部に直状刃を後端から前端に向かっ
て互いに外側方にV字状に傾斜させ且つ凹円弧状の上記
受止端面にその前後端部が交差するように設けて凹円弧
状の受止端面からの直状刃の突出幅を直状刃の長さ方向
の中央部から前後両端に向かって徐々に幅狭くし、大小
径の断熱被覆管を突出幅が大きい刃部と小さい刃部とに
よりその内周面側の厚みを僅かに残してそれぞれ切断す
るように構成していることを特徴とする断熱被覆管の切
断カッタ。 - 【請求項2】 上記カッタ本体は2枚の本体半片を重ね
合わせて一体に連結することにより形成していると共
に、これらの本体半片の対向内端面間に断熱被覆管受止
端面の後端側から両側前端に向かって互いにV字状に外
側方に傾斜してなる一対の直状刃を一体に設けてなる板
状の刃体を上記受止端面から前後方向に出没自在に介在
させていることを特徴とする請求項1に記載の断熱被覆
管の切断カッタ。 - 【請求項3】 一方の顎部の前端部をこの顎部側の直状
刃の前端から前方に突出させ且つその前端を内側に向か
って屈折させた屈折端部に形成していることを特徴とす
る請求項1に記載の断熱被覆管の切断カッタ。 - 【請求項4】 2枚の本体半片における他方の顎部を形
成している部分において、一方の本体半片の顎部片を直
状刃の前端から僅かに前方突出させ、他方の本体半片の
顎部片を直状刃の前端に対して後方側に設けることによ
って直状刃の前端部を一方の本体半片の顎部片の内面に
接して露出させていると共にこの一方の本体半片におけ
る顎部片の外側端面を直状刃の前端部に向かって徐々に
薄肉となる傾斜端面に形成していることを特徴とする請
求項1又は請求項2に記載の断熱被覆管の切断カッタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001204596A JP2003019373A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 断熱被覆管の切断カッタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001204596A JP2003019373A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 断熱被覆管の切断カッタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003019373A true JP2003019373A (ja) | 2003-01-21 |
Family
ID=19041036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001204596A Pending JP2003019373A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 断熱被覆管の切断カッタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003019373A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2438902A (en) * | 2006-06-10 | 2007-12-12 | John James Pimley | Knife for stripping outer sheath of cable with varying depth of cut. |
| JP5130412B1 (ja) * | 2012-09-18 | 2013-01-30 | 通研電気工業株式会社 | ケーブル被覆剥ぎ取り工具 |
| KR20170003908U (ko) * | 2016-05-10 | 2017-11-20 | 문종명 | 전선피복 탈피기 |
-
2001
- 2001-07-05 JP JP2001204596A patent/JP2003019373A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2438902A (en) * | 2006-06-10 | 2007-12-12 | John James Pimley | Knife for stripping outer sheath of cable with varying depth of cut. |
| JP5130412B1 (ja) * | 2012-09-18 | 2013-01-30 | 通研電気工業株式会社 | ケーブル被覆剥ぎ取り工具 |
| KR20170003908U (ko) * | 2016-05-10 | 2017-11-20 | 문종명 | 전선피복 탈피기 |
| KR200486210Y1 (ko) * | 2016-05-10 | 2018-04-16 | 문종명 | 전선피복 탈피기 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080423 |