JP2003072425A - 車両用内装パネルの取付構造 - Google Patents
車両用内装パネルの取付構造Info
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Abstract
外周部の少なくとも一部が当接される合成樹脂製の内装
パネルに、前記装着孔内に挿入される取付け板部が連設
され、該取付け板部に設けられた係合爪が後方側から支
持パネルに係合される車両用内装パネルの取付構造にお
いて、内装パネル側にヒケ等が発生することを回避しつ
つ、取付け板部の剛性を充分に確保する。 【解決手段】内装パネル13とは別体にして該内装パネ
ル13の後方に配置される構造物14に、取付け板部4
7を内方側から支持する補強リブ51が設けられる。
Description
樹脂製の内装パネルを取付けるための車両用内装パネル
の取付構造に関し、特に、支持パネルに設けられた装着
孔の周縁部前面に外周部の少なくとも一部が当接される
合成樹脂製の内装パネルに、前記装着孔内に挿入される
取付け板部が連設され、該取付け板部に設けられた係合
爪が後方側から支持パネルに係合される車両用内装パネ
ルの取付構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、図8で示すように、インストルメ
ントパネル等の支持パネル11の装着孔42に、空調用
吹出装置の一部を構成する吹出口パネル等の内装パネル
13′を弾発的に取付けるにあたっては、内装パネル1
3′に一体に連設された取付け板部47″が装着孔42
に挿入され、前記装着孔42の周縁部に連なって支持パ
ネル11に一体に設けられた係止部43の後端に係合す
る係合爪48が前記取付け板部47″に設けられ、係止
部43に係合爪48を弾発係合させた取付け板部47″
の剛性を維持するために、補強リブ52が前記内装パネ
ル13′に一体に設けられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、前記補強リ
ブ52を設けるスペースが内装パネル13′側で確保し
得ない場合もあり、その場合には、取付け板部47″の
剛性が不充分となる。また補強リブ52を設けることが
可能であるにしても、該補強リブ52の連設部で内装パ
ネル13′側にヒケが生じないようにするためには、補
強リブ52の肉厚を比較的小さく設定せざるを得ず、取
付け板部47″の剛性を補強リブ52で確保することが
できないこともある。 【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、内装パネル側にヒケ等が発生することを回避
しつつ、取付け板部の剛性を充分に確保し得るようにし
た車両用内装パネルの取付構造を提供することを目的と
する。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、支持パネルに設けられた装着孔の周縁部
前面に外周部の少なくとも一部が当接される合成樹脂製
の内装パネルに、前記装着孔内に挿入される取付け板部
が連設され、該取付け板部に設けられた係合爪が後方側
から支持パネルに係合される車両用内装パネルの取付構
造において、前記内装パネルとは別体にして該内装パネ
ルの後方に配置される構造物に、前記取付け板部を内方
側から支持する補強リブが設けられることを特徴とす
る。 【0006】このような構成によれば、内装パネル側に
補強リブを設けることがないので、内装パネルの表面に
ヒケ等が発生することを回避して内装パネルの表面を良
好な状態に保持することが可能であり、構造物に設けら
れる補強リブで取付け板部の剛性を充分に確保すること
ができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。 【0008】図1〜図6は本発明の第1実施例を示すも
のであり、図1は車両の空調用吹出口装置の斜視図、図
2はインストルメントパネルを省略した空調用吹出口装
置の分解斜視図、図3はダクトを後方側から見た斜視
図、図4は吹出口パネルを後方側から見た斜視図、図5
は図1の5−5線拡大断面図、図6は図5の6−6線断
面図である。 【0009】先ず図1および図2において、乗用車両の
車室内に配置される支持パネルとしての合成樹脂から成
るインストルメントパネル11には、たとえば運転席側
のサイドドアに近接した位置に配置されるようにして空
調用吹出口装置12が設けられており、この空調用吹出
口装置12は、インストルメントパネル11に取付けら
れる内装パネルとしての吹出口パネル13と、該吹出口
パネル13とは別体にして吹出口パネル13の後方に配
置される構造物としてのダクト14とを備え、合成樹脂
でそれぞれ形成される吹出口パネル13およびダクト1
4は相互に連結される。 【0010】図3を併せて参照して、ダクト14は、横
断面形状を矩形とした主ダクト部15と、その主ダクト
部15の上部に一体に設けられる横断面矩形の補助ダク
ト部16とを備え、主ダクト部15の後端には、空調装
置の送風ダクト(図示せず)が連結される。また補助ダ
クト部16は、主ダクト部15よりも横断面積を小さく
するとともに長さを短くして形成されており、この補助
ダクト部16の後端には、曇り止め用空気を導くダクト
(図示せず)が連結される。しかも補助ダクト部16に
は、運転席側のサイドドアのウインドガラスに向けて曇
り止め用空気を吹きつけるべく、曇り止め用空気をガイ
ドする複数の上下に延びるフィン17,17…が設けら
れる。 【0011】図4を併せて参照して、吹出口パネル13
には、前記ダクト14の主ダクト部15に対応した矩形
の主吹出口18と、前記ダクト14の補助ダクト部16
に対応して矩形に形成されて主吹出口18の上方に配置
される補助吹出口19が設けられる。 【0012】また吹出口パネル13には、主吹出口18
の周縁に連なって後方側に延びる横断面矩形の主筒部2
0と、補助吹出口19の周縁に連なって後方側に延びる
横断面矩形の補助筒部21とが一体に連設されており、
ダクト14の主ダクト部15が主筒部20の後端に連結
され、ダクト14の補助ダクト部16が補助筒部21の
後端に連結される。 【0013】主吹出口18および主筒部20には、上下
に間隔をあけた位置で左右に延びる複数のフィン23,
23…が矩形の枠部24に一体に連設されて成るフィン
組立体22が嵌合される。しかも前記枠部24の両側外
面には、嵌合凹部25と、その嵌合凹部25から後方側
に延びて後端を開放した案内溝26とがそれぞれ設けら
れており、案内溝26の少なくとも前部は嵌合凹部25
に近づくにつれて浅くなるように形成される。一方、吹
出口パネル13における主筒部20の両側内面には前記
嵌合凹部25に嵌合し得る嵌合ピン27がそれぞれ突設
されており、フィン組立体22を主吹出口18および主
筒部20に嵌合すると、案内溝26…で案内される吹出
口パネル13側の嵌合ピン27…が、案内溝26…の前
部の浅い部分を乗り越えるようにして嵌合凹部25…に
嵌合し、それによりフィン組立体22が吹出口パネル1
3に嵌合、固定される。 【0014】また吹出口パネル13には、補助吹出口1
9および補助筒部21内を上下に複数たとえば3つに区
画するようにして左右方向に延びるたとえば2つのフィ
ン28,28が一体に設けられる。 【0015】主筒部20および主ダクト部15を相互に
接続するとともに補助筒部21および補助ダクト部16
を相互に接続するために、主筒部20の後端の両側部か
ら一対ずつ後方に延びる第1係止板部29,29…と、
補助筒部21の一側に配置される第2係止板部30と、
補助筒部21の後端上部から後方に延びる一対の第3係
止板部31,31とが吹出口パネル13に一体に設けら
れ、各係止板部29,29…,30,31,31には、
矩形の係合孔32,32…がそれぞれ設けられる。 【0016】一方、ダクト14には、第1係止板部2
9,29…の係合孔32,32…にそれぞれ係合するよ
うにして主ダクト部15の前部両側面から突出する4つ
の第1係合突部33,33…と、第2係止板部30の係
合孔32に係合するようにして補助ダクト部16の前部
一側から突出する第2係合突部34と、第3係止板部3
1,31の係合孔32,32にそれぞれ係合するように
して補助ダクト部16の前部上側から突出する一対の第
3係合突部35,35とが一体に設けられる。 【0017】さらに第2係止板部30とは反対側の側部
において主筒部15および補助筒部16間に配置される
円筒状のボス36が吹出口パネル13に一体に設けられ
ており、そのボス36の後端に当接する締結板37がダ
クト14に一体に設けられる。 【0018】而して第1、第2および第3係止板部2
9,29…,30,31,31の各係合孔32,32…
に、ダクト14側の各係合突部33,33…,34,3
5,35をそれぞれ嵌合するとともに、締結板37に挿
通されるねじ部材(図示せず)をボス36にねじ込むこ
とにより、主筒部20および主ダクト部15を相互に連
ならせるとともに補助筒部21および補助ダクト部16
を相互に連ならせるようにして、吹出口パネル13にダ
クト14が連結されることになる。 【0019】ところで、ダクト14の主ダクト部15内
には、主ダクト部15内の空調用空気の流通を制御する
バタフライ形の弁体(図示せず)が回動可能に軸支され
ており、その弁体の回動位置を定めるための操作部材3
8(図1参照)を臨ませるようにして上下に延びるスリ
ット39が、主吹出口18の一側で吹出口パネル13に
設けられる。 【0020】図5において、インストルメントパネル1
1には、空調用吹出口装置12の吹出口パネル13を取
付けるために、装着孔42と、該装着孔42の周縁に連
なって後方側に延びる筒状の係止部43とが設けられ
る。 【0021】吹出口パネル13の外周部の少なくとも一
部は、その主筒部20および補助筒部21を装着孔42
および装着筒部43内に挿入しつつ、装着孔42の周縁
部前面に当接される。 【0022】この吹出口パネル13の上部における第3
係止板部31,31には、前記係止部43の後端に係合
する一対ずつ2組の係合爪44,44…が一体に設けら
れる。しかも第3係止板部31,31はダクト14にお
ける補助ダクト部16の上部に当接、支持されているの
で係合爪44,44…は高い剛性を有して係止部43の
上部後端に係合する。 【0023】また吹出口パネル13の主筒部20におい
てスリット39とは反対側の側面に連設された一対の第
1係止板部29,29には、前記係止部43の後端に係
合する一対ずつ2組の係合爪45,45…が一体に設け
られる。しかも第1係止板部29,29はダクト14に
おける主ダクト部15の側部に当接、支持されているの
で、係合爪45,45…は、高い剛性を有して係止部4
3の一側後端に係合する。 【0024】また吹出口パネル13においてスリット3
9の上下には、剛性を有する一対ずつ2組の係合爪4
6,46…が、前記係止部43の後端に係合するように
して一体に設けられる。 【0025】而して上記各係合爪44,44…,45,
45…,46,46…を先に係止部43に係合するよう
にして吹出口パネル13の下部を装着孔42に押込むこ
とで、吹出口パネル13がインストルメントパネル11
に取付けられるようにするために、吹出口パネル13の
下部には、装着孔42内に挿入される一対の取付け板部
47,47が一体に連設され、該取付け板部47,47
には、前記係止部43の後端に係合する一対ずつ2組の
係合爪48,48…が設けられる。しかも係合爪48,
48…を囲むようにして略U字状の切欠き49,49が
取付け板部47,47に設けられており、各係合爪4
8,48…は、係止部43の後端に弾発係合することに
なる。 【0026】また各取付け板部47,47のインストル
メントパネル11への連設部には、凹部50,50が設
けられており、取付け板部47,47のインストルメン
トパネル11への連設部の肉厚を小さくし、吹出口パネ
ル13の成形時のヒケ発生を防止するようにしている。 【0027】さらに吹出口パネル13の後方に配置され
て前記各取付け板部47,47よりも内方に位置するダ
クト14の主ダクト部15には、前記各組の係合爪4
8,48…の両側で取付け板部47,47に内方側から
当接して取付け板部47,47を支持する一対ずつ2組
の補強リブ51,51…が突設される。 【0028】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、吹出口パネル13の下部には装着孔42内に挿入
される一対の取付け板部47,47が一体に連設され、
インストルメントパネル11に後方側から弾発係合する
一対ずつ2組の係合爪48,48…、この実施例では装
着孔42の周縁に連なって後方側に延びる筒状の係止部
43の後端に弾発係合する一対ずつ2組の係合爪48,
48…が取付け板部47,47に設けられるが、吹出口
パネル13の後方に配置されて前記各取付け板部47,
47よりも内方に位置するダクト14の主ダクト部15
には、各組の係合爪48,48…の両側で取付け板部4
7,47に内方側から当接して取付け板部47,47を
内方側から支持する一対ずつ2組の補強リブ51,51
…が突設されている。 【0029】したがって吹出口パネル13側に補強リブ
を設けることがないので、吹出口パネル13の表面にヒ
ケ等が発生することを回避して吹出口パネル13の表面
を良好な状態に保持することが可能であり、ダクト14
に設けられる補強リブ51,51…で取付け板部47,
47の剛性を充分に確保することができる。 【0030】ところで上記第1実施例では、係合爪4
8,48…が係止部43に弾発係合するようにしたが、
図7で示す第2実施例のように、係合爪48,48の周
囲に切欠き49が設けられないことにより、係止板部4
7′に係合爪48,48が剛性的に設けられる場合にも
本発明を適用することが可能であり、この場合、ダクト
14の主ダクト部15には、係合爪48,48に対応す
る部分に配置される補強リブ51′を含む複数たとえば
3本の補強リブ51,51…が突設されるようにしても
よい。 【0031】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。 【0032】たとえば上記実施例では、支持パネルとし
てのインストルメントパネル11に設けられる空調用吹
出口装置12に関連して説明したが、本発明は、支持パ
ネルに取付けられる合成樹脂製の内装パネルに関連して
広く実施することができる。また構造物は、内装パネル
に連結されるものではなくてもよく、内装パネルの後方
に固定配置されるものであればよい。 【0033】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、内装パネ
ルの表面にヒケ等が発生することを回避して内装パネル
の表面を良好な状態に保持することが可能であり、また
取付け板部の剛性を充分に確保することができる。
出口装置の斜視図である。 【図2】インストルメントパネルを省略した空調用吹出
口装置の分解斜視図である。 【図3】ダクトを後方側から見た斜視図である。 【図4】吹出口パネルを後方側から見た斜視図である。 【図5】図1の5−5線拡大断面図である。 【図6】図5の6−6線断面図である。 【図7】第2実施例の図6に対応した断面図である。 【図8】従来技術の図5に対応した断面図である。 【符号の説明】 11・・・支持パネルとしてのインストルメントパネル 13・・・内装パネルとしての吹出口パネル 14・・・構造物であるダクト 42・・・装着孔 47,47′・・・取付け板部 48・・・係合爪 51,51′・・・補強リブ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 支持パネル(11)に設けられた装着孔
(42)の周縁部前面に外周部の少なくとも一部が当接
される合成樹脂製の内装パネル(13)に、前記装着孔
(42)内に挿入される取付け板部(47,47′)が
連設され、該取付け板部(47,47′)に設けられた
係合爪(48)が後方側から支持パネル(11)に係合
される車両用内装パネルの取付構造において、前記内装
パネル(13)とは別体にして該内装パネル(13)の
後方に配置される構造物(14)に、前記取付け板部
(47,47′)を内方側から支持する補強リブ(5
1,51′)が設けられることを特徴とする車両用内装
パネルの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001270840A JP3725055B2 (ja) | 2001-09-06 | 2001-09-06 | 車両用吹出口パネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001270840A JP3725055B2 (ja) | 2001-09-06 | 2001-09-06 | 車両用吹出口パネルの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003072425A true JP2003072425A (ja) | 2003-03-12 |
| JP3725055B2 JP3725055B2 (ja) | 2005-12-07 |
Family
ID=19096442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001270840A Expired - Fee Related JP3725055B2 (ja) | 2001-09-06 | 2001-09-06 | 車両用吹出口パネルの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3725055B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008290468A (ja) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Toyota Auto Body Co Ltd | 吹出口ユニットの組付構造 |
| JP2017136997A (ja) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | 株式会社豊田自動織機 | レジスタパネルの取付構造 |
-
2001
- 2001-09-06 JP JP2001270840A patent/JP3725055B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008290468A (ja) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Toyota Auto Body Co Ltd | 吹出口ユニットの組付構造 |
| JP2017136997A (ja) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | 株式会社豊田自動織機 | レジスタパネルの取付構造 |
| US10967712B2 (en) | 2016-02-04 | 2021-04-06 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Register panel mounting structure |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3725055B2 (ja) | 2005-12-07 |
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