JP2003104840A - 崩壊性球状窒化硼素粒子並びに該粒子の製造方法及びこれを含有する化粧料 - Google Patents

崩壊性球状窒化硼素粒子並びに該粒子の製造方法及びこれを含有する化粧料

Info

Publication number
JP2003104840A
JP2003104840A JP2001301584A JP2001301584A JP2003104840A JP 2003104840 A JP2003104840 A JP 2003104840A JP 2001301584 A JP2001301584 A JP 2001301584A JP 2001301584 A JP2001301584 A JP 2001301584A JP 2003104840 A JP2003104840 A JP 2003104840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boron nitride
particles
plate
spherical
cosmetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001301584A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ogiwara
毅 荻原
Minoru Onaki
稔 小名木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kose Corp
Original Assignee
Kose Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kose Corp filed Critical Kose Corp
Priority to JP2001301584A priority Critical patent/JP2003104840A/ja
Publication of JP2003104840A publication Critical patent/JP2003104840A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流動性およびハンドリング性に優れ、使用時
の塗擦動作により崩壊する崩壊性球状窒化硼素粒子とそ
の製造法、および該粒子を配合して、質感としての仕上
がりのツヤ感を有するとともに、肌への展延性や使用感
触等に優れ、ケーキングがなく、小道具等の塗布体や肌
への移行性が良好な化粧料を提供すること。 【解決手段】 平均板径が1〜20μmの板状窒化硼素
と平均粒径0.01〜0.5μmの無機粉体を必須成分
として構成される崩壊性球状窒化硼素粒子並びに該粒子
の製造方法及びこれを含有する化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は崩壊性球状窒化硼素
粒子並びに該粒子の製造方法及びこれを含有する化粧料
に関する。さらに詳しくは、流動性およびハンドリング
性に優れ、使用時の塗擦動作により崩壊する崩壊性球状
窒化硼素粒子及び該粒子を配合した、質感としての仕上
がりのツヤ感を有するとともに、肌への展延性や使用感
触等に優れ、ケーキングがなく、小道具等の塗布体や肌
への移行性が良好な化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、口紅等のメーキャップ化粧料
をはじめとする各種化粧料では、質感、その中でも特に
仕上がりのツヤ感は、重要な品質特性の一つであり、そ
れらを向上させる様々な試みがなされてきた。この仕上
がりのツヤ感を向上させる手段の一つとして、窒化硼素
をメーキャップ化粧料等の各種化粧料に配合することが
行われていた。
【0003】この化粧料に用いられていた窒化硼素は、
板状ないしは扁平状の粉末であり、これは塗布後に好ま
しい光沢やツヤを有し、密着感に優れた均一な化粧膜を
与えることができるという点には優れるものであるが、
その形状からスライド感はあったが、滑らかな展延性は
得られ難かった。また、油剤を多く配合した固形粉末状
化粧料では、使用時にいわゆるケーキング現象が生じ
て、小道具等の塗布体や肌への移行性が悪くなる場合が
あった。
【0004】このため、この窒化硼素を球状化したり
(特開平2−296706号、特開2000−3273
12号、特開2000−122615号等)、表面を改
質処理する等の試みも行われてきたが、これらは問題の
解決手段としては十分なものではなかった。特に、従来
の技術により窒化硼素の形状を球状とした場合には、流
動性は改善されるが、その反面、塗布後の密着感が悪
く、化粧後での仕上がり膜の均一性が損なわれてしまう
問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、窒化硼素の有
する仕上がりのツヤ感等の質感を生かしながら、化粧料
等に配合した際には、塗布体への移行性や肌への延びが
優れ、かつ、肌への付着性がよく、均一で密着性があり
仕上がり状態のよい化粧膜を形成することができる窒化
硼素粉体の開発が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる実情に鑑み、本発
明者らは鋭意検討した結果、一定形状の板状窒化硼素
と、これも一定の平均粒径をもつ無機粉体を必須成分と
して構成された球状粒子は、指での押圧等適当な圧力に
より崩壊して元の板状窒化硼素に戻ることを見出した。
そして、当該球状粉体を化粧料に配合することにより、
化粧料への充填時や、塗布使用時には球状粒子としては
たらき、滑らかで軽い延び広がりを与え、その後、指等
による塗擦動作が加わることにより、崩壊して板状粒子
に変化し、化粧料にツヤ感を与えるとともに、より密着
感が優れ、均一な化粧膜を与えることができることを見
出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち本発明は、平均板径が1〜20μ
mの板状窒化硼素と平均粒径0.01〜0.5μmの無
機粉体を必須成分として構成される崩壊性球状窒化硼素
粒子およびその製造方法を提供するものである。
【0008】また本発明は、上記崩壊性球状窒化硼素粒
子を含有する化粧料を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の崩壊性球状窒化硼素粒子
(以下「本発明の球状粒子」という)は、平均板径が1
〜20μmの板状窒化硼素と平均粒径0.01〜0.5
μmの無機粉体を必須成分として構成した球状複合粒子
であり、指等の比較的弱い力で崩壊する程度の粒子崩壊
強度を有するものである。
【0010】本発明の球状粒子に用いられる、板状窒化
硼素(以下、「板状窒化硼素」という)は、上記のよう
にその平均板径が1〜20μmの範囲の板状ないし扁平
形状のものである。ここで「平均板径」とは、板状窒化
硼素の長辺と短辺の平均値を示すものである。この板状
窒化硼素の厚さは、一般には0.1〜0.5μm程度で
あることが好ましい。このような板状窒化硼素として
は、例えば、従来より化粧料等に用いられている六方晶
窒化硼素を用いることができる。
【0011】また、本発明の球状粒子に用いられる平均
粒径0.01〜0.5μmの無機粉体(以下、「無機粉
体」という)は、焼結時に上記板状窒化硼素同士を結合
させる結合剤としての作用を有するものである。このよ
うな無機粉体としては、例えば、無水ケイ酸、酸化アル
ミニウム、水酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化亜
鉛、酸化ジルコニウム、窒化硼素等が挙げられ、これら
の1種または2種以上を用いることができる。これらの
無機粉体のうち、窒化硼素粉末は焼結性が優れ、上記の
板状窒化硼素の結合効果が高まり、さらに崩壊性を制御
することが容易になるため好ましい。
【0012】本発明の球状粒子における板状窒化硼素と
無機粉体の含有比率は、質量比で、95:5〜40:6
0の範囲であることが好ましい。この範囲であれば、球
状粒子は指等の軽い力で崩壊し、板状粒子に変化し、化
粧料に好ましい光沢やツヤを発現させることができる。
【0013】上記板状窒化硼素と無機粉体を用い、球状
粒子を調製するには、例えば、以下の方法を用いること
ができる。まず、板状窒化硼素粉末と無機粉体を水、エ
タノール、イソプロピルアルコール、アセトン等の1種
または2種以上の分散溶媒中に均一分散させ、必要であ
れば高分子結合剤を加え、さらに均一分散させスラリー
状物とする。
【0014】本発明の球状粒子の調製に使用される高分
子結合剤としては、ポリビニルアルコール、アラビアゴ
ム、ポリエチレングリコール、エチルセルロース等が例
示され、これらの高分子結合剤は、本発明の粒子全体に
対して、0.1〜5質量%(以下、単に「%」とする)
含有させることが好ましい。
【0015】次いで、上記したスラリー状物は球状化処
理される。この球状化処理は、通常公知の造粒方法、例
えば噴霧乾燥法(スプレードライ法)、流動層造粒法等
を用いることができるが、噴霧乾燥法を用いれば、成分
を美観よく球状化できるため好ましい。
【0016】最後に、球状化処理された粒子は熱処理炉
等を用いて焼結される。焼結は、窒素、アルゴン等の不
活性ガス雰囲気中で行われる。焼成温度は1000〜2
200℃で行うのが好ましく、1800〜2200℃が
より好ましい。この焼結に要する時間は、5〜15時間
程度である。
【0017】この焼結により、球状粒子が得られると共
に当該球状粒子中の原料や造粒処理に起因する不純物は
除去される。例えば、板状窒化硼素に起因する硼素の溶
出量を、20ppm以下と大幅に低下させることがで
き、化粧料用の原料としての安全性を向上させることが
できる。
【0018】このようにして得られる球状粒子は、板状
窒化硼素同士が無機粉体を介して結合したものである
が、更に球状粒子同士が一部焼結して、粒子が粗大化す
る場合がある。しかし、このような結合は弱いものであ
るため、解砕機等で容易に分散させることができる。ま
た、得られた球状粒子は、必要に応じて分級して用いる
こともできる。
【0019】この球状粒子の平均粒径は、特に制約はな
いが、製造時の球状化し易さや他の成分との均一混合性
や、例えば化粧料に配合した後の肌への違和感の無さ等
の観点より、5〜100μm程度であることが好まし
く、10〜70μm程度であることがより好ましい。
【0020】また、本発明の球状粒子は、前記したよう
に加圧することにより崩壊する特性を有するものであ
り、その崩壊強度は人の肌上にて指やマット、スポンジ
等の化粧料用小道具で塗擦する程度の加圧で崩壊する程
度の強度である。
【0021】本発明の球状粒子の粒子崩壊強度は、具体
的には一定個数の粒子をスライドガラス上に均等に散布
し、平面状の圧子を該粒子の上に置き、該圧子に所定の
荷重をかけ、顕微鏡等により粒子の崩壊状態を観察し
て、粒子が完全に崩壊した時の荷重値として得られるも
のである。
【0022】本発明の球状粒子の粒子崩壊強度は、化粧
料に添加することを想定した場合、1000〜5000
0Paであることが好ましく、特に1000〜3000
0Paより好ましい。この範囲であると、化粧料製造時
には崩壊せず、肌への塗擦により容易に崩壊して板状粒
子に変化するため、より密着感に優れ、均一な化粧膜を
得ることができる。
【0023】上記球状粒子は、化粧料に配合することに
より優れた効果を発揮させることができる。化粧料にお
ける球状粒子の含有量は、化粧料の種類、剤型等により
影響されるが、化粧料全体に対して0.1〜70%が好
ましく、1〜40%が特に好ましい。化粧料中の含有量
がこの範囲であると、使用時には滑らかで軽い延び広が
りが得られ、塗擦が加わることにより、崩壊して板状粒
子に変化して、仕上がりのツヤ感等を与えるとともに、
肌への展延性や使用感触等に優れた化粧料となる。ま
た、化粧料自体としても、ケーキングがなく、小道具等
の塗布体や肌への移行性が良好なものとなる。
【0024】本発明の化粧料には、上記の球状粒子の他
に、必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で通
常、粉体、油剤、水性成分、界面活性剤、水溶性高分子
等の通常化粧料に汎用される成分を配合することができ
る。
【0025】このうち、粉体としては、通常化粧料に使
用される粉体を使用することができ、球状、板状、紡錘
状、針状等の形状や、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子
径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定され
ず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体
類、複合粉体類等が挙げられる。具体的には、酸化チタ
ン、低次酸化チタン、コンジョウ、群青、ベンガラ、黄
酸化鉄、黒酸化鉄、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、無水
ケイ酸、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マ
グネシウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、水酸化クロ
ム、カーボンブラック、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マ
グネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、雲母、
合成フッ素雲母、合成フッ素金雲母、合成セリサイト、
セリサイト、タルク、カオリン、炭化珪素、硫酸バリウ
ム、扁平状窒化硼素等の無機粉体類、オキシ塩化ビスマ
ス、雲母チタン、酸化鉄コーティング雲母、酸化鉄雲母
チタン、有機顔料処理雲母チタン、金属酸化物被覆ガラ
スフレーク、アルミニウムパウダー、ラメ等の光輝性粉
体類、ナイロンパウダー、ポリメチルメタクリレートパ
ウダー、ポリエチレンパウダー、ポリスチレンパウダ
ー、オルガノポリシロキサンエラストマーパウダー、ポ
リメチルシルセスキオキサンパウダー、ウールパウダ
ー、シルクパウダー、結晶セルロース、N−アシルリジ
ン等の有機粉体類、有機タール系顔料、有機色素のレー
キ顔料等の色素粉体類、微粒子酸化チタン被覆雲母チタ
ン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆
雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有
二酸化珪素等の複合粉体等が挙げられ、これらの1種ま
たは2種以上を用いることができる。なお、これら粉体
は、通常公知の表面処理剤であるシリコーン化合物、フ
ッ素化合物、油脂類、ワックス類、界面活性剤類、レシ
チン、アシルアミノ酸等により処理を施して用いること
もできる。
【0026】また、油剤としては、通常化粧料に使用さ
れる油を使用することができ、動物油、植物油、合成油
等の起源及び、固形油、半固形油、液体油、揮発性油等
の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油
類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリ
コーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類等が挙げ
られる。具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワ
セリン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイ
クロクリスタリンワックス、モンタンワックス、フィッ
シャートロプシュワックス等の炭化水素類、モクロウ、
オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油、マカデミ
アンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワック
ス、キャンデリラワックス、モクロウ、ゲイロウ等のロ
ウ類、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロ
ピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチ
ルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステア
リン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリ
ル、トリベヘン酸グリセリル、ロジン酸ペンタエリトリ
ットエステル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、
コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−
グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルド
デシル)等のエステル類、ステアリルアルコール,セチ
ルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコー
ル,イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等
の高級アルコール類、低重合度ジメチルポリシロキサ
ン、高重合度ジメチルポリシロキサン,メチルフェニル
ポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、
オクタメチルシクロテトラシロキサン等のシリコーン
類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロ
ピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体類等が挙
げられ、これらの1種または2種以上を用いることがで
きる。
【0027】水性成分としては、水の他に、エタノー
ル、イソプロピルアルコール等の低級アルコール類、プ
ロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグ
リコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリ
ン等のグリセロール類等が挙げられ、これらの1種また
は2種以上を用いることができる。
【0028】界面活性剤としては、陰イオン性界面活性
剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン
性界面活性剤等が挙げられ、これらの1種または2種以
上を用いることができる。
【0029】このうち、陰イオン性界面活性剤として、
ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン
酸、イソステアリン酸、オレイン酸、12−ヒドロキシ
ステアリン酸等の脂肪酸とナトリウム、カリウム、トリ
エタノールアミン等のアルカリ物質により形成される脂
肪酸石鹸類、N−アシルグルタミン酸塩類、アルキルリ
ン酸塩、ポリオキシアルキレン付加アルキルリン酸塩等
が挙げられる。
【0030】陽イオン性界面活性剤としては、アルキル
アミン塩、アルキル四級アンモニウム塩等が挙げられ
る。両性界面活性剤としては、N,N−ジメチル−N−
アルキル−N−カルボキシルメチルアンモニウムベタイ
ン、N,N−ジアルキルアミノアルキレンカルボン酸、
N,N,N−トリアルキル−N−スルフォアルキレンア
ンモニウムベタイン、N,N−ジアルキル−N,N−ビ
ス(ポリオキシエチレン硫酸)アンモニウムベタイン、
2−アルキル−1−ヒドロキシエチル−1−カルボキシ
メチルイミダゾリニウムベタイン、レシチン、リン脂質
等が挙げられる。
【0031】非イオン性界面活性剤としては、グリセリ
ン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加
物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレン
グリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エステ
ル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂
肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソ
ルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコ
ール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステ
ル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリ
ンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノ
リンのアルキレングリコール付加物、デキストリン脂肪
酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エス
テル等の糖脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレン変
性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・ア
ルキル共変性オルガノポリシロキサン類等が挙げられ
る。
【0032】水溶性高分子としては、グアーガム、スク
レロチウムガム、ジェランガム、コンドロイチン硫酸ナ
トリウム、ヒアルロン酸、アラビアガム、アルギン酸ナ
トリウム、カラギーナン、キサンタンガム、ローカスト
ビーンガム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシビニ
ルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、
ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリア
クリル酸ナトリウム等が挙げられ、これらの1種または
2種以上を用いることができる。
【0033】また、上記の任意成分以外にも、ヘクトラ
イト、スメクタイト等の水性ゲル化剤、イソステアリン
酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル
化剤、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、パ
ラジメチルアミノ安息香酸エチル、4−tert−ブチ
ル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾ
ン等の紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、ビタミン
A、B6、B12、C、E等のビタミン類、キレート
剤、ローズマリーエキス、カミツレエキス、ニンジン抽
出物、センブリ抽出物,カテキン、カテキン誘導体、カ
ンゾウ抽出物、ソウハクヒ抽出物、ホップ抽出物、コラ
ーゲン、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸誘導体、トレハロ
ース、アロエエキス等の美容成分、メントール、カンフ
ァ、ソルビトール等の清涼剤、香料等の通常化粧料に汎
用される成分の1種または2種以上を配合することがで
きる。
【0034】本発明の化粧料は、ファンデーション、白
粉、下地料、フェイスカラー、頬紅、コンシーラー、口
紅、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ、アイブロ
ウ、マニキュア等のメーキャップ化粧料、日焼け止め
料、クリーム、乳液、化粧水、美容液、パック等のスキ
ンケア化粧料、ボディ用化粧料、頭髪用化粧料等として
使用することができ、特に、メーキャップ化粧料とすれ
ば、本発明の効果が顕著に発揮されるので好ましい。
【0035】また、本発明の化粧料の形態は、粉末状、
固形粉末状、水中油型乳液状、水中油型クリーム状、油
中水型乳液状、油中水型クリーム状、液状、ジェル状の
何れであってもよい。
【0036】
【作用】本発明の球状粒子は、適度な粒子崩壊強度をも
ち、また球状であるため、流動性に優れ、そのハンドリ
ング性が優れているものである。そして、一定以上の圧
力が加わると崩壊し、板状窒化硼素に戻ってこのものが
本来有する特性を示すものであり、この変化により本発
明特有の効果を示すものである。
【0037】また、本発明球状粒子を配合した化粧料
は、上記の球状粒子の特性を生かし、化粧動作の初期段
階(化粧料をマットやスポンジ等の小道具に取る段階〜
肌の上に化粧料を広げる段階)では、球状粒子として働
いて滑らかで軽い延び広がりを与え、その後の、塗擦動
作が加わる段階(肌上で化粧料をのばし、擦り込む等の
段階)では、球状粒子が崩壊して板状粒子に変化するた
め、密着感が優れ、均一な化粧膜を与えることができる
ものである。
【0038】さらに、本発明の崩壊性球状窒化硼素粒子
は、崩壊前は球状であるため光沢はないが、崩壊後は板
状粒子に変化するため、化粧料に好ましい光沢やツヤを
与えることができるものである。
【0039】
【実施例】次に実施例及び試験例を挙げて本発明をさら
に詳細に説明するが、本発明はこれらに何ら制約される
ものではない。
【0040】実 施 例 1 崩壊性球状窒化硼素粒子の製造 板状窒化硼素(平均板径14μm、酸素0.5%)80
0gと窒化硼素粉末(平均粒径0.2μm、酸素2.5
%)200gを水3L中に均一分散させ、これにポリビ
ニルアルコールを20g加え、さらに均一分散させスラ
リーを調製した。次に、このスラリーを攪拌しながら噴
霧乾燥により球状化処理し、平均粒径50μmの積層球
状粒子を得た。この後、この積層球状粒子を、窒素雰囲
気中2000℃で10時間加熱処理を行い、崩壊性球状
窒化硼素粒子(本発明品1)を得た。
【0041】実 施 例 2 崩壊性球状窒化硼素粒子の製造:板状窒化硼素(平均板
径14μm、酸素0.5%)700gと窒化硼素粉末
(平均粒径0.2μm、酸素2.5%)300gを水3
L中に均一分散させ、これにポリビニルアルコール20
gを加え、さらに均一分散させスラリーを調製した。次
に、このスラリーを攪拌しながら噴霧乾燥により球状化
処理し、平均粒径50μmの積層球状粒子を得た。この
積層球状粒子を窒素雰囲気中2000℃で10時間加熱
処理を行い、崩壊性球状窒化硼素粒子(本発明品2)を
得た。
【0042】実 施 例 3 崩壊性球状窒化硼素粒子の製造:板状窒化硼素(平均板
径14μm、酸素0.5%)600gと窒化硼素粉末
(平均粒径0.2μm、酸素2.5%)400gを水3
L中に均一分散させ、これにポリビニルアルコール20
gを加え、さらに均一分散させスラリーを調製した。次
に、このスラリーを攪拌しながら噴霧乾燥し球状化処理
し、平均粒径50μmの積層球状粒子を得た。この積層
球状粒子を窒素雰囲気中2000℃で10時間加熱処理
を行い、崩壊性球状窒化硼素粒子(本発明品3)を得
た。
【0043】実 施 例 4 崩壊性球状窒化硼素粒子の製造:板状窒化硼素(平均板
径14μm、酸素0.5%)500gと窒化硼素粉末
(平均粒径0.2μm、酸素2.5%)500gを水3
L中に均一分散させ、これにポリビニルアルコール20
gを加え、さらに均一分散させスラリーを調製する。次
に、このスラリーを攪拌しながら噴霧乾燥して球状化処
理し、平均粒径50μmの積層球状粒子を得た。この積
層球状粒子を窒素雰囲気中2000℃で10時間加熱処
理を行い、崩壊性球状窒化硼素粒子(本発明品4)を得
た。
【0044】実 施 例 5 崩壊性球状窒化硼素粒子の製造:板状窒化硼素(平均板
径14μm、酸素0.5%)700gと窒化硼素粉末
(平均粒径0.2μm、酸素2.5%)300gを水3
L中に均一分散させ、これにポリビニルアルコール20
gを加え、さらに均一分散させスラリーを調製する。次
に、このスラリーを攪拌しながら噴霧乾燥して球状化処
理し、平均粒径20μmの積層球状粒子を得た。この積
層球状粒子を窒素雰囲気中2000℃で10時間加熱処
理を行い、崩壊性球状窒化硼素粒子(本発明品5)を得
た。
【0045】実 施 例 6 崩壊性球状窒化硼素粒子の製造:板状窒化硼素(平均板
径9μm、酸素0.5%)700gと窒化硼素粉末(平
均粒径0.2μm、酸素2.5%)300gを水3L中
に均一分散させ、これにポリビニルアルコール20g加
え、さらに均一分散させスラリーを調製した。次に、こ
のスラリーを攪拌しながら噴霧乾燥して球状化処理し、
平均粒径50μmの積層球状粒子を得た。この積層球状
粒子を窒素雰囲気中2000℃で10時間加熱処理を行
い、崩壊性球状窒化硼素粒子(本発明品6)を得た。
【0046】実 施 例 7 崩壊性球状窒化硼素粒子の製造:板状窒化硼素(平均板
径14μm、酸素0.5%)800gと無水ケイ酸粉末
(平均粒径0.01〜0.03μm、コロイダルシリ
カ)200gを水3L中に均一分散させ、これにポリビ
ニルアルコール20g加え、さらに均一分散させスラリ
ーを調製する。次に、このスラリーを攪拌しながら噴霧
乾燥して球状化処理し、平均粒径50μmの積層球状粒
子を得た。この積層球状粒子を窒素雰囲気中2000℃
で10時間加熱処理を行い、崩壊性球状窒化硼素粒子
(本発明品7)を得た。
【0047】なお、噴霧乾燥は、以下の仕様で行った。 装置: スプレードライヤーSD12型(ディスクアト
マイザー)(三井鉱山社製) 条件: ディスク回転数=4000〜7000rpm 熱風入口温度: 250℃ 溶媒: 水(スラリー固形分濃度:23wt%)
【0048】以上のようにして得られた崩壊性球状窒化
硼素粒子のうち、本発明品2の崩壊性球状窒化硼素粒子
の形状を電子顕微鏡写真を用いて、500倍(×50
0)および5000倍(×5000)で観察した。50
0倍の電子顕微鏡写真を図1に、5000倍の電子顕微
鏡写真を図2に示す。この図において、1は崩壊性球状
窒化硼素粒子、2は板状窒化硼素、3は窒化硼素粉末
を、それぞれ示す。
【0049】図1より、本発明品2の崩壊性球状窒化硼
素粒子の形状は、球状であることが確認できた。また、
図2より、板状窒化硼素2と窒化硼素3が混合し結合さ
れ、かつ一次粒子として板状窒化硼素が層状に積層して
いることが確認できた。
【0050】試 験 例 1 溶出硼素量の測定:本発明品1から7の崩壊性球状窒化
硼素粒子の溶出硼素量を、化粧品原料基準外成分規格の
「窒化ホウ素」の欄に規定されている方法を用いて測定
した。結果を表1に示す。
【0051】試 験 例 2 粒子崩壊強度の測定:崩壊性球状窒化硼素粒子(10ヶ
/1発明品)を、スライドガラス上に散布させ、平面状
の圧子(材質:アルミニウム、面積:3.02×10
−4m2)を該粒子の上に置き、該圧子に荷重をかけ、
顕微鏡にて粒子の崩壊状態を観察し、粒子が完全に崩壊
する時の荷重値を測定した。この荷重値から、下記の式
(I)にて粒子崩壊強度(Pa)を算出した。結果を表
1に示す。
【0052】
【式1】
【0053】(結果)
【表1】
【0054】表1の結果からわかるように、本発明品1
〜7の崩壊性球状窒化硼素粒子の溶出硼素量は、いずれ
も20ppm以下であり、また、粒子強度は、いずれも
1000〜50000Paの範囲であった。
【0055】実 施 例 8 固形パウダーファンデーションの製造:表2に示す処方
及び以下の製法を用いて、本発明品8〜16及び比較品
1〜3の固形パウダーファンデーションを調製した。こ
の固形粉末状ファンデーションについて、「小道具(マ
ット)への取れ」、「肌上での滑らかな延び広がり」、
「肌への密着性」、「仕上がりのツヤ感」の各項目につ
いて以下に示す評価方法及び判定基準により評価した。
なお、成分13の「崩壊性球状酸化亜鉛・無水ケイ酸複
合粉末」は、特許第2858022号の実施例1記載の
方法に準じて調製した、酸化亜鉛:無水ケイ酸が10:
1で平均粒径50μmで、粒子崩壊強度が600〜70
00Paの粉末である。
【0056】( 処 方 )
【表2】
【0057】( 製 法 ) A. 成分(20)〜(22)を加熱溶解する。 B. 成分(1)〜(19)を均一分散する。 C. 「B.」に「A.」を添加して、均一分散する。 D. 「C.」を粉砕し、金皿に圧縮成形して固形パウ
ダーファンデーションを得た。
【0058】( 評価方法 )本発明品8〜16及び比較
品1〜3の固形パウダーファンデーションを、化粧品評
価専門パネル20名に使用してもらい、「小道具(マッ
ト)への取れ」、「肌上での滑らかな延び広がり」、
「肌への密着性」及び「仕上がりのツヤ感」の4項目
を、各パネルがファンデーションごとに以下の1〜5点
の5段階の評価基準を用いて評点を付した。また、各フ
ァンデーションごとに全パネルの評点の平均点を算出
し、以下の4段階の判定基準により判定した。結果を表
3に示す。
【0059】< 評価基準 > 使用感 評 点(点) 非常に良好 : 5 良 好 : 4 普 通 : 3 やや不良 : 2 不 良 : 1
【0060】
【0061】( 結 果 )
【表3】
【0062】表3の結果より、本発明品8〜16の固形
パウダーファンデーションは、「小道具(マット)への
取れ」、「肌上での滑らかな延び広がり」、「肌への密
着性」、「仕上がりのツヤ感」の全ての項目を満足する
ものであった。一方、比較品1〜3の固形パウダーファ
ンデーションは、全ての項目を満足することはできなか
った。
【0063】実 施 例 9 水中油型乳液状ファンデーション:以下の処方及び製法
により水中油型乳液状ファンデーションを製造した。
【0064】 ( 処 方 ) 成 分 質量% 1. セタノール 2 2. ステアリン酸 1 3. モノステアリン酸グリセリン 0.5 4. 流動パラフィン 6 5. 本発明品3の崩壊性球状窒化硼素粒子 5 6. 酸化チタン 10 7. ベンガラ 0.3 8. 黄酸化鉄 1 9. 黒酸化鉄 0.05 10. モノステアリン酸ポリオキシエチレン 1 (20モル)ソルビタン 11. ジプロピレングリコール 10 12. トリエタノールアミン 0.2 13. アルキル変性カルボキシビニルポリマー*6 0.1 14. パラオキシ安息香酸メチル 0.2 15. 精製水 残量 16. 香料 0.1 *6: カーボポール1342(BFグッドリッチ社製)
【0065】( 製 法 ) A. 成分(1)〜(4)を加熱溶解し、70℃に保持
する。 B. 成分(6)〜(15)を混合分散し、70℃に保
持する。 C. 「A.」に「B.」を添加して、乳化する。 D. 「C.」を室温まで冷却し、成分(5)及び成分
(16)を加えて均一混合する。 E. 「D.」を容器に充填して水中油型乳液状ファン
デーションを得た。
【0066】実施例9の水中油型乳液状ファンデーショ
ンは、「肌上での滑らかな延び広がり」、「肌への密着
性」、「仕上がりのツヤ感」の全ての項目を満足するも
のであった。
【0067】実 施 例 10 油中水型固形状ファンデーション:以下の処方及び製法
により油中水型固形状ファンデーションを製造した。
【0068】 ( 処 方 ) 成 分 質量% 1. デカメチルシクロペンタシロキサン 20 2. ジメチルポリシロキサン*7 10 3. トリオクタン酸グリセリル 5 4. ポリオキシアルキレン変性シリコーン*8 2 5. ポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコーン*9 3 6. セレシンワックス 5 7. キャンデリラワックス 3 8. 本発明品1の崩壊性球状窒化硼素粒子 10 9. 酸化チタン 10 10. ベンガラ 0.3 11. 黄酸化鉄 1 12. 黒酸化鉄 0.05 13. ジプロピレングリコール 10 14. パラオキシ安息香酸メチル 0.2 15. 精製水 残量 16. 塩化ナトリウム 0.2 17. 香料 0.3 *7: シリコンKF96A(6cs)(信越化学工業社製) *8: シリコンKF−6017(信越化学工業社製) *9: ABIL EM90(ゴールドシュミット社製)
【0069】( 製 法 ) A. 成分(2)〜(7)を加熱し、溶解する。 B. 「A.」に成分(1)、(9)〜(12)を加え
て混合する。 C. 成分(13)〜(16)を混合する。 D. 「B.」を攪拌しながら「C.」を添加し、乳化
する。 E. 「D.」に成分(8)及び成分(17)を加え
て、混合する。 F. 「E.」を加熱し、金皿に流し込み、室温まで冷
却して、油中水型乳化固形状ファンデーションを得た。
【0070】実施例10の油中水型乳化固形状ファンデ
ーションは、「小道具(マット)への取れ」、「肌上で
の滑らかな延び広がり」、「肌への密着性」、「仕上が
りのツヤ感」の全ての項目を満足するものであった。
【0071】実 施 例 11 油性固形状ファンデーション:以下の処方及び製法によ
り油性固形状ファンデーションを製造した。
【0072】 ( 処 方 ) 成 分 質量% 1. ジメチルポリシロキサン*7 10 2. 流動パラフィン 15 3. トリオクタン酸ネオペンチルグリコール 残量 4. ポリエチレンワックス(分子量500) 2 5. セレシンワックス 2 6. パルミチン酸デキストリン 2 7. 本発明品2の崩壊性球状窒化硼素粒子 40 8. 酸化チタン 5 9. ベンガラ 0.1 10. 黄酸化鉄 0.5 11. 黒酸化鉄 0.02
【0073】( 製 法 ) A. 成分(1)〜(6)を加熱し、溶解する。 B. 「A.」に成分(7)〜(11)を加えて、分散
する。 C. 「B.」を加熱し、金皿に流し込み、室温まで冷
却して、油性固形状ファンデーションを得た。
【0074】実施例11の油性固形状ファンデーション
は、「小道具(マット)への取れ」、「肌上での滑らか
な延び広がり」、「肌への密着性」、「仕上がりのツヤ
感」の全ての項目を満足するものであった。
【0075】実 施 例 12 粉末状白粉:以下の処方及び製法により粉末状白粉を製
造した。
【0076】 ( 処 方 ) 成 分 質量% 1. 本発明品4の崩壊性球状窒化硼素粒子 70 2. 雲母チタン 5 3. 合成金雲母 残量 4. 群青 0.1 5. 赤色226号 0.05 6. 酸化チタン 1 7. パラオキシ安息香酸メチル 0.2
【0077】( 製 法 ) A. 成分「1.」〜「7.」を均一混合する。 B. 「A.」を容器に充填して、粉末状白粉を得た。
【0078】実施例12の粉末状白粉は、「肌上での滑
らかな延び広がり」、「肌への密着性」、「仕上がりの
ツヤ感」の全ての項目を満足するものであった。
【0079】実 施 例 13 固形粉末状アイシャドウ:以下の処方及び製法により固
形粉末状アイシャドウを製造した。
【0080】 ( 処 方 ) 成 分 質量% 1. 本発明品5の崩壊性球状窒化硼素粒子 15 2. 雲母チタン 30 3. 合成金雲母 残量 4. シリコーンパウダー*10 5 5. 赤色202号 0.5 6. 黄色4号アルミニウムレーキ 0.1 7. 酸化チタン 1 8. 粉末状合成炭化水素ワックス*4 3 9. パラオキシ安息香酸メチル 0.2 10. ポリブテン 0.5 11. ジメチルポリシロキサン*5 3 12. ジカプリン酸プロピレングリコール 3 13. 香料 0.1 *4 :PRESS−AID−XP(平均粒径3μm) (PRESPERSE社製) *5 :シリコンKF96(100cs)(信越化学工業社製) *10:トレフィルE−701(東レ・ダウコーニングシリコーン社製)
【0081】( 製 法 ) A. 成分(1)〜(9)を均一分散する。 B. 成分(10)〜(12)を加熱溶解する。 C. 「A.」に「B.」及び成分(13)を添加し
て、均一分散する。 D. 「C.」を粉砕して、金皿に圧縮成形して、固形
粉末状アイシャドウを得た。
【0082】実施例13の固形粉末状アイシャドウは、
「小道具(チップ)への取れ」、「肌上での滑らかな延
び広がり」、「肌への密着性」、「仕上がりのツヤ感」
の全ての項目を満足するものであった。
【0083】実 施 例 14 油性スティック状口紅:以下の処方及び製法により油性
スティック状口紅を製造した。
【0084】 ( 処 方 ) 成 分 質量% 1. ポリエチレンワックス(分子量500) 5 2. セレシンワックス 5 3. トリオクタン酸ネオペンチルグリコール 残量 4. ジメチルポリシロキサン*7 10 5. トリメチルシロキシケイ酸溶液*11 10 6. デカメチルシクロペンタシロキサン 10 7. 本発明品2の崩壊性球状窒化硼素粒子 5 8. 酸化チタン 1 9. ベンガラ 0.1 10. 赤色202号 1.5 11. 黄色4号アルミニウムレーキ 0.2 12. 雲母チタン 5 *7: シリコンKF96A(6cs)(信越化学工業社製) *11:シリコンKF7312J(信越化学工業社製)
【0085】( 製 法 ) A. 成分(1)〜(4)を加熱し、溶解する。 B. 「A.」に成分(5)、(6)を加えて、混合す
る。 C. 「B.」に成分(7)〜(12)を加えて、均一
分散する。 D. 「C.」を加熱し、金型に流し込み、室温まで冷
却して、油性スティック状口紅を得た。
【0086】実施例14の油性スティック状口紅は、
「肌上での滑らかな延び広がり」、「肌への密着性」、
「仕上がりのツヤ感」の全てを満足するものであった。
【0087】実 施 例 15 カラミンローション:以下の処方及び製法によりカラミ
ンローションを製造した。
【0088】 ( 処 方 ) 成 分 質量% 1. ベンガラ 0.15 2. 本発明品2の崩壊性球状窒化硼素粒子 5 3. カオリン 1 4. エタノール 15 5. グリセリン 3 6. カンファー 0.1 7. 精製水 残量 8. 香料 0.1
【0089】( 製 法 ) A. 成分(1)〜(8)を混合、分散する。 B. 「A.」を容器に充填して、カラミンローション
を得た。
【0090】実施例14のカラミンローションは、「肌
上での滑らかな延び広がり」、「肌への密着性」、「仕
上がりのツヤ感」の全ての項目を満足するものであっ
た。
【0091】
【発明の効果】本発明の崩壊性球状窒化硼素粒子は、適
度な粒子強度をもち、また球状であるため流動性に優
れ、粒子のハンドリング性がよいものである。また、該
粒子にある程度の力が加わると崩壊し、板状の粒子に変
化する性質を有するものである。
【0092】従って、この崩壊性球状窒化硼素粒子を配
合した化粧料は、化粧動作の初期段階では、球状粒子と
してはたらき、滑らかで軽い延び広がりを与えるもので
あり、その後、塗擦動作が加わることにより、球状粒子
が崩壊して板状粒子に変化し、密着感が優れ、ツヤや光
沢を発現し、均一な化粧膜を与えることができるもので
ある。
【0093】よって、本発明は、ファンデーション、白
粉、下地料、フェイスカラー、頬紅、コンシーラー、口
紅、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ、アイブロ
ウ、マニキュア等のメーキャップ化粧料、日焼け止め
料、クリーム、乳液、化粧水、美容液、パック等のスキ
ンケア化粧料、ボディ用化粧料、頭髪用化粧料等および
それらの成分として有利に作用することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の崩壊性球状窒化硼素粒子の500倍
(×500)の顕微鏡写真(スケールは10μm)であ
る。
【図2】 本発明の崩壊性球状窒化硼素粒子の5000
倍(×5000)の顕微鏡写真(スケールは1μm)で
ある。
【符号の説明】
1 … … 崩壊性球状窒化硼素粒子 2 … … 板状窒化硼素 3 … … 窒化硼素 以 上
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA122 AB151 AB152 AB232 AB242 AB332 AB432 AC012 AC022 AC072 AC102 AC242 AC392 AC442 AC482 AC542 AC792 AC852 AC862 AD012 AD022 AD042 AD092 AD152 AD162 AD172 AD242 AD532 BB21 BB41 CC11 CC12 CC13 CC14 DD17 DD21 DD23 DD30 DD32 DD33

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均板径が1〜20μmの板状窒化硼素
    と平均粒径0.01〜0.5μmの無機粉体を必須成分
    として構成される崩壊性球状窒化硼素粒子。
  2. 【請求項2】 粒子崩壊強度が1000〜50000P
    aである請求項第1項記載の崩壊性球状窒化硼素粒子。
  3. 【請求項3】 無機粉体が窒化硼素粉末である請求項第
    1項または第2項記載の崩壊性球状窒化硼素粒子。
  4. 【請求項4】 平均板径が1〜20μmの板状窒化硼素
    と平均粒径0.01〜0.5μmの無機粉体とを混合
    し、球状化処理した後、不活性ガス雰囲気中、1000
    〜2200℃で焼成して得られる請求項第1項ないし第
    3項のいずれかの項記載の崩壊性球状窒化硼素粒子。
  5. 【請求項5】 球状化処理を、噴霧乾燥法により行う請
    求項第4項記載の崩壊性球状窒化硼素粒子。
  6. 【請求項6】 平均板径が1〜20μmの板状窒化硼素
    と平均粒径0.01〜0.5μmの無機粉体とを混合
    し、球状化処理した後、不活性ガス雰囲気中、1000
    〜2200℃で焼成することを特徴とする崩壊性球状窒
    化硼素粉末の製造方法。
  7. 【請求項7】 無機粉体が窒化硼素である請求項第6項
    記載の崩壊性球状窒化硼素粒子の製造方法。
  8. 【請求項8】 球状化処理を、噴霧乾燥法により行う請
    求項第6項または第7項記載の崩壊性球状窒化硼素粒子
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項第1項ないし第5項のいずれかの
    項記載の崩壊性球状窒化硼素粒子を含有する化粧料。
  10. 【請求項10】 崩壊性球状窒化硼素粒子の含有量が化
    粧料全体に対して0.1〜70質量%である請求項第9
    項記載の化粧料。
  11. 【請求項11】 メーキャップ化粧料である請求項第9
    項または第10項記載の化粧料。
JP2001301584A 2001-09-28 2001-09-28 崩壊性球状窒化硼素粒子並びに該粒子の製造方法及びこれを含有する化粧料 Pending JP2003104840A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001301584A JP2003104840A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 崩壊性球状窒化硼素粒子並びに該粒子の製造方法及びこれを含有する化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001301584A JP2003104840A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 崩壊性球状窒化硼素粒子並びに該粒子の製造方法及びこれを含有する化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003104840A true JP2003104840A (ja) 2003-04-09

Family

ID=19121974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001301584A Pending JP2003104840A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 崩壊性球状窒化硼素粒子並びに該粒子の製造方法及びこれを含有する化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003104840A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104224568A (zh) * 2013-06-21 2014-12-24 三菱铅笔株式会社 高功能着色材料及其生产方法
FR3156036A1 (fr) * 2023-11-30 2025-06-06 L'oreal Emulsion liquide inverse avec un polymere filmogene silicone, eventuellement un pigment a base de dioxyde de titane et des particules de nitrure de bore

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03181410A (ja) * 1989-12-12 1991-08-07 Kobayashi Kose Co Ltd 肌用化粧料
JPH03197412A (ja) * 1989-12-26 1991-08-28 Kobayashi Kose Co Ltd 加圧崩壊性球状粉体及びこれを配合した化粧料
JPH05186205A (ja) * 1992-01-08 1993-07-27 Kawasaki Steel Corp 六方晶窒化ほう素粉末およびその製造方法
JPH07101828A (ja) * 1993-09-30 1995-04-18 Toray Ind Inc 化粧料
JPH11302126A (ja) * 1998-04-24 1999-11-02 Kose Corp 液状アイライナー化粧料
JP2000159634A (ja) * 1998-12-02 2000-06-13 Kanebo Ltd 化粧料
JP2001220318A (ja) * 2000-02-07 2001-08-14 Sekisui Plastics Co Ltd 凝集顔料粒子及びそれを用いた化粧料
JP2001247790A (ja) * 2000-03-07 2001-09-11 Sekisui Plastics Co Ltd 異形形状を有する顔料凝集粒子、その製造方法及びそれを用いた化粧料

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03181410A (ja) * 1989-12-12 1991-08-07 Kobayashi Kose Co Ltd 肌用化粧料
JPH03197412A (ja) * 1989-12-26 1991-08-28 Kobayashi Kose Co Ltd 加圧崩壊性球状粉体及びこれを配合した化粧料
JPH05186205A (ja) * 1992-01-08 1993-07-27 Kawasaki Steel Corp 六方晶窒化ほう素粉末およびその製造方法
JPH07101828A (ja) * 1993-09-30 1995-04-18 Toray Ind Inc 化粧料
JPH11302126A (ja) * 1998-04-24 1999-11-02 Kose Corp 液状アイライナー化粧料
JP2000159634A (ja) * 1998-12-02 2000-06-13 Kanebo Ltd 化粧料
JP2001220318A (ja) * 2000-02-07 2001-08-14 Sekisui Plastics Co Ltd 凝集顔料粒子及びそれを用いた化粧料
JP2001247790A (ja) * 2000-03-07 2001-09-11 Sekisui Plastics Co Ltd 異形形状を有する顔料凝集粒子、その製造方法及びそれを用いた化粧料

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104224568A (zh) * 2013-06-21 2014-12-24 三菱铅笔株式会社 高功能着色材料及其生产方法
US9795553B2 (en) 2013-06-21 2017-10-24 Mitsubishi Pencil Company, Limited Highly functional coloring material and production process for the same
FR3156036A1 (fr) * 2023-11-30 2025-06-06 L'oreal Emulsion liquide inverse avec un polymere filmogene silicone, eventuellement un pigment a base de dioxyde de titane et des particules de nitrure de bore

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3817519B2 (ja) ポリマー粒子分散液と顔料分散液を含有する化粧品用組成物
JP5642384B2 (ja) 造粒シリカ粒子、複合粉体およびこれらの製造方法並びにこれらを含有する化粧料
JP6691535B2 (ja) 固形粉末化粧料
JP3677723B2 (ja) 油性固型化粧料
JP5270207B2 (ja) 油性化粧料
JP2013035789A (ja) 油性化粧料
JP2000119134A (ja) 油性固型化粧料
JP2004168662A (ja) アイメークアップ化粧料
JP2003095872A (ja) 固形粉末化粧料
JP5784932B2 (ja) 油性固形化粧料
JP2009029718A (ja) 化粧料
JP2009029721A (ja) 1−ブテン単独重合体を含む化粧料
JP6109592B2 (ja) 油性化粧料
JP6114066B2 (ja) 固形粉末化粧料
JP2000103717A (ja) 固形状化粧料
JP3533860B2 (ja) 化粧料
JP3672537B2 (ja) 睫用化粧料
JP3816042B2 (ja) 粉末化粧料
JP2003238349A (ja) ペースト状油性化粧料
JP5122756B2 (ja) 油性化粧料
JP4837838B2 (ja) 水中油型化粧料
JP2003104841A (ja) 油性固形化粧料
JP3869980B2 (ja) 油中多価アルコール型固形化粧料
JP4712996B2 (ja) 化粧料
JP2003113033A (ja) 油中水型化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080912

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080912

A977 Report on retrieval

Effective date: 20100916

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20101005

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110308