JP2003106351A - ブレーキ装置のケーブル導入構造 - Google Patents
ブレーキ装置のケーブル導入構造Info
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Abstract
ことなくケーブル導入部材をワンタッチでバッキングプ
レートに配設できるようにする。 【解決手段】 ケーシングキャップ(ケーブル導入部
材)62の係合凹所62b側を取付穴66内に嵌合して
係合凹所62b内に係合部68cおよびバッキングプレ
ート10を嵌め入れた状態で、その係合凹所62bを支
点として係合凹所62a側を取付穴66内に嵌合するこ
とにより、位置決めスプリング68の係合部68bがケ
ーシングキャップ62の傾斜面62cと係合して外側へ
弾性変形させられるとともに、ケーシングキャップ62
が所定の組付位置まで嵌合されると係合凹所62a内に
係合部68bが嵌め入れられ、反対側の係合凹所62b
とバッキングプレート10および係合部68cとの係合
と相まって、ケーシングキャップ62がバッキングプレ
ート10に位置決め固定されるようにした。
Description
り、特に、バッキングプレートの背後からブレーキケー
ブルを導入するための構造に関するものである。
キシューがブレーキケーブルにより機械的に回転ドラム
に押圧されて制動力を発生するブレーキ装置が、車両用
パーキングブレーキなどに用いられているが、このよう
なブレーキ装置においてバッキングプレートの背後から
ブレーキケーブルをそのバッキングプレートと略平行に
なるように導入するための構造は、図6或いは図7に示
すように構成されているのが普通である。図6は、略平
坦なバッキングプレート100に取付穴102を形成す
るとともに、その取付穴102部分にケーブル導入部材
104をボルト106により固設し、そのケーブル導入
部材104にバッキングプレート100に対して傾斜す
るように設けられた挿通穴108内に、バッキングプレ
ート100の背後すなわち図6(b) における下方側から
ブレーキケーブル110を挿入してブレーキ装置側(図
6(b) の上方側)へ導くようになっている。また、ブレ
ーキケーブル110が連結されるブレーキレバーなどを
原位置に戻すリターンスプリング112が、ブレーキケ
ーブル110と同心に配設され、その一端部がケーブル
導入部材104に着座させられるようになっている。図
6の(a) は、バッキングプレート100と直角な方向で
あってブレーキシューなどが配設されるブレーキ装置側
から見た正面図で、(b) は(a) におけるB−B断面図で
ある。
に所定の傾斜部120を絞り加工によって設け、その傾
斜部120に対して略垂直にケーブル導入部材122を
固定したもので、ケーブル導入部材122には複数の係
止爪124が設けられ、傾斜部120に設けられた取付
穴126から挿入されることにより、係止爪124を介
してワッタッチで離脱不能にバッキングプレート100
に取り付けられるようになっている。
場合は、ボルト106を用いてケーブル導入部材104
をバッキングプレート100に固設する必要があるた
め、組付作業が面倒で時間が掛かる一方、図7の場合
は、ワンタッチで組付作業を行うことができるものの、
バッキングプレート100に過酷な絞り加工を行う必要
があるため、バッキングプレート100の製造工程を増
やす必要があるとともに材質が制約されてコスト高にな
る場合があった。
もので、その目的とするところは、バッキングプレート
に過酷な絞り加工を施すことなくケーブル導入部材をワ
ンタッチでバッキングプレートに配設できるようにする
ことにある。
めに、第1発明は、バッキングプレートに配設されたブ
レーキシューがブレーキケーブルにより機械的に回転ド
ラムに押圧されて制動力を発生するブレーキ装置におい
て、そのバッキングプレートの背後からそのブレーキケ
ーブルをそのバッキングプレートと略平行になるように
導入するための構造であって、(a) 前記バッキングプレ
ートに設けられた取付穴と、(b) 前記バッキングプレー
トの取付穴内に嵌合されるとともに、前記ブレーキケー
ブルが挿通させられる挿通穴がそのバッキングプレート
に対して傾斜するように設けられたケーブル導入部材
と、(c) 前記バッキングプレートの取付穴部分に配設さ
れ、前記ケーブル導入部材をその取付穴内に嵌合する際
にそのケーブル導入部材と係合して弾性変形させられる
とともに、そのケーブル導入部材が所定の組付位置まで
嵌合されると、そのケーブル導入部材に設けられた係合
凹所と係合させられてそのケーブル導入部材をそのバッ
キングプレートに位置決めする位置決めスプリングと、
を有することを特徴とする。
ーブル導入構造において、(a) 前記位置決めスプリング
は線材を所定形状に曲げ加工したもので、略U字形状の
固定部を有するとともに、そのU字形状の開口側の一対
の端部に連続して一対の係合部が設けられ、前記ケーブ
ル導入部材を挟むように両側から係合させられるように
なっている一方、(b) 前記バッキングプレートには、前
記固定部を前記U字形状の回曲側から挿入可能なブリッ
ジ状の切り浮かし部、およびその切り浮かし部に挿入さ
れた回曲部が弾性変形しながら乗り越えることにより離
脱不能に係合させられる切り起こし部、が設けられてい
ることを特徴とする。
構造においては、バッキングプレートに設けられた取付
穴内にケーブル導入部材を嵌合する際に、そのバッキン
グプレートに配設された位置決めスプリングがケーブル
導入部材と係合して弾性変形させられるとともに、ケー
ブル導入部材が所定の組付位置まで嵌合されると係合凹
所と係合させられ、そのケーブル導入部材がバッキング
プレートに位置決めされるようになっているため、ケー
ブル導入部材をワンタッチでバッキングプレートに配設
できる。また、ケーブル導入部材にはバッキングプレー
トに対して傾斜するように挿通穴が設けられ、ブレーキ
ケーブルはその挿通穴内を挿通させられてバッキングプ
レートと略平行になるように導入されるため、バッキン
グプレートに対して必ずしも過酷な絞り加工などを行う
必要がなく、バッキングプレートの絞り工程を簡素化で
きるとともに材質の設定の自由度が高くなってコストダ
ウンを図ることができる。
字形状の固定部が設けられ、その固定部が回曲側からバ
ッキングプレートの切り浮かし部に挿入されるととも
に、弾性変形しながら切り起こし部を乗り越えることに
より、バッキングプレートに離脱不能に取り付けられる
ため、位置決めスプリングの取付構造が簡単で安価に構
成される。また、U字形状の開口側の一対の端部に連続
して一対の係合部が設けられ、ケーブル導入部材を挟む
ように両側から係合させられてそのケーブル導入部材を
位置決めするため、位置決めスプリングの姿勢が安定し
てケーブル導入部材を確実に位置決めできる。
プレートに互いに接近離間可能に略対称的に配設された
円弧形状の一対のブレーキシューと、(b) その一対のブ
レーキシューの一方に前記バッキングプレートに対して
略垂直な軸心まわりの相対回動可能に連結されたブレー
キレバーと、(c) そのブレーキレバーと他方のブレーキ
シューとに跨がって配設されたストラットと、を有し、
(d) 前記ブレーキレバーに接続されたブレーキケーブル
がバッキングプレートと略平行な方向へ引っ張られてブ
レーキレバーが回動させられることにより、ストラット
を介して一対のブレーキシューが互いに離間させられ、
車輪に配設された回転ドラムに押圧されて制動力を発生
するパーキングブレーキ用或いは常用ブレーキ用の車両
用ブレーキ装置に好適に適用されるが、他の車両用ブレ
ーキ装置や車両以外のブレーキ装置にも適用され得る。
ブレーキレバーとブレーキシューとの係合構造、ブレー
キレバーとストラットとの係合構造は、例えばバッキン
グプレートに対して略垂直な連結ピンなどで連結するも
のでも良いが、切欠などで位置決めしつつスプリングな
どで相対回動可能に当接させるだけでも良い。
ケーブルのアウタケーシングの先端に一体的に固定され
るケーシングキャップにて構成され、挿通穴からブレー
キケーブルが突き出した状態でバッキングプレートに取
り付けられるようにすることもできるが、ケーブル導入
部材を単体でバッキングプレートに取り付けた後に、挿
通穴内にブレーキケーブルを挿通させるとともにアウタ
ケーシングをケーブル導入部材に固定するようにしても
良い。
トに対して傾斜するように挿通穴が設けられるため、略
平坦なバッキングプレートに対しても適用可能である
が、バッキングプレートに絞り加工等を施して傾斜部を
設け、その傾斜部にケーブル導入部材を取り付けるよう
にすることも可能である。
線方向の両端部に一対の係合凹所を設け、第2発明のよ
うに両側から挟むように位置決めスプリングを係合させ
ることが望ましいが、一対の係合凹所の一方はバッキン
グプレートに係合させるだけで、他方の係合凹所に位置
決めスプリングを係合させるだけでも良い。一対の係合
凹所にそれぞれ位置決めスプリングを係合させる場合、
その位置決めスプリングは必ずしも第2発明のように連
続している必要はなく、別体に構成された一対の位置決
めスプリングをそれぞれバッキングプレートに配設する
ようにしても良い。ケーブル導入部材と位置決めスプリ
ングとを3箇所以上で係合させることも可能である。
形状の固定部が設けられ、バッキングプレートに設けら
れた切り浮かし部および切り起こし部によって離脱不能
に取り付けられるようになっているが、かしめ加工や溶
接などで部分的に一体的に固定しても良いなど、位置決
めスプリングの配設形態は適宜定められる。
細に説明する。図1は、本発明が適用されたリーディン
グ・トレーリング型の車両用ドラムブレーキ8を示す図
で、(a) は正面図、(b) は(a) におけるB−B断面拡大
図であり、車輪を回転可能に支持している車体側部材に
固設されるバッキングプレート10には、円弧状を成す
一対のブレーキシュー12、14がシューホールドダウ
ン装置16、18により互いに拡開可能に設けられてい
る。ブレーキシュー12、14は、バッキングプレート
10の板面と略平行に位置するシューウェブ20と、そ
のシューウェブ20の外周側端縁に固着されたシューリ
ム22と、そのシューリム22の外周面に固着されたラ
イニング24とを備えてそれぞれ構成されている。本実
施例ではブレーキシュー14がリーディングシューで、
ブレーキシュー12がトレーリングシューである。車両
用ドラムブレーキ8はブレーキ装置に相当する。
(上端部)は、バッキングプレート10に固定されたホ
イールシリンダ26の両端部とそれぞれ係合させられ
て、常用ブレーキの制動時、すなわち常用ブレーキ操作
部材であるブレーキペダルの踏込み操作時には、そのホ
イールシリンダ26によってそれぞれ離間する方向へ拡
開させられ、車輪と共に回転する回転ドラム27に押圧
されて制動力を発生する。ホイールシリンダ26の近傍
であってバッキングプレート10の内周側の位置には、
ブレーキシュー12、14に跨がってリターンスプリン
グ(実施例では引張コイルスプリング)28が張設さ
れ、互いに接近する方向へ付勢されているとともに、リ
ターンスプリング28の内部を挿通するようにストラッ
ト30が配設され、非制動時にリターンスプリング28
の付勢力に従って接近させられる一対のブレーキシュー
12、14の接近位置(待機位置)が規定されるように
なっている。なお、ブレーキシュー12、14の他端部
(下端部)は、バッキングプレート10に固定されたア
ンカ32にそれぞれ当接させられている。
20のバッキングプレート10側の面には、ブレーキレ
バー34がホイールシリンダ26側に位置する部分にお
いてシューウェブ20に対して略垂直な取付軸36の軸
心まわりに回動可能に取り付けられているとともに、前
記ストラット30は、このブレーキレバー34と他方の
ブレーキシュー14とに跨がって配設されている。ブレ
ーキレバー34の先端部(下端部)にはブレーキケーブ
ル38が連結されており、運転席に設けられたパーキン
グブレーキ用の操作部材(パーキングブレーキレバーな
ど)が操作されてブレーキケーブル38が図1(a) の右
方向へ引っ張られると、ブレーキレバー34が取付軸3
6の左まわりに回動させられ、ストラット30を介して
ブレーキシュー14が右方向へ移動させられることによ
り、回転ドラム27に押圧されて制動力を発生するとと
もに、反作用で取付軸36と共にブレーキシュー12が
左方向へ移動させられ、回転ドラム27に押圧されて制
動力を発生する。ブレーキレバー34は、パーキングブ
レーキの非作動時にはリターンスプリング28および3
9の作用で係合突起34aがブレーキシュー12のシュ
ーリム22に当接する一定の原位置に保持され、ブレー
キシュー12はブレーキレバー34を介してストラット
30により接近位置が規定される。
介して一方のブレーキシュー12に回転不能に係合させ
られた第1ストラット部材40と、他方のブレーキシュ
ー14のシューウェブ20に回転不能に係合させられた
第2ストラット部材42と、それ等のストラット部材4
0、42の間に回転可能に配設されたアジャスタホイー
ル44とを備えている。円板形状のアジャスタホイール
44には、雄ねじが設けられたねじ軸48および円柱形
状の嵌合軸50が互いに反対方向へ突き出すように中心
線上に一体的に設けられており、ねじ軸48は第1スト
ラット部材40に設けられたねじ穴に螺合されている一
方、嵌合軸50は第2ストラット部材42に設けられた
嵌合穴に相対回転可能に嵌合されている。
シュー14に配設されたアジャストレバー52と共にシ
ュー間隙自動調節機構54を構成しており、そのアジャ
ストレバー52によってアジャスタホイール44が一方
向へ回転させられると、ねじの作用で第1ストラット部
材40がアジャスタホイール44から離間させられてス
トラット30の全長が伸長し、非制動時における一対の
ブレーキシュー12、14の接近位置が離間させられる
ことにより、ライニング24の摩耗に拘らずブレーキシ
ュー12、14と回転ドラム27との間のシュー間隙
(両方の合計)が略一定に維持される。
14のシューウェブ20に対して垂直な取付軸56の軸
心まわりに回動可能に、シューウェブ20のバッキング
プレート10側に配設されているとともに、そのブレー
キシュー14との間に設けられた引張コイルスプリング
58によって取付軸56の左まわりへ付勢され、常には
押圧部52aが第2ストラット部材42に係合させられ
て、その第2ストラット部材42を第1ストラット部材
40側へ付勢している。引張コイルスプリング58はレ
バー付勢手段に相当する。これにより、常用ブレーキの
制動時に一対のブレーキシュー12、14が拡開させら
れる際には、その拡開に伴ってストラット30が反対側
のブレーキシュー12に追従して移動させられるととも
に、アジャストレバー52は、そのストラット30とブ
レーキシュー14との相対移動に伴って取付軸56まわ
りに回動させられる。アジャストレバー52の回動量
は、ブレーキシュー12、14の拡開量すなわち非制動
時におけるシュー間隙に対応し、その回動量が一定量を
越えると先端の爪部52bがアジャスタホイール44に
係合させられ、そのアジャスタホイール44を一方向へ
回転させてストラット30を伸長させる。
リング28の付勢力に従ってブレーキシュー14と第2
ストラット部材42とが当接するまでストラット30が
右方向へ移動させられるのに伴い、アジャストレバー5
2は引張コイルスプリング58の付勢力に抗して取付軸
56の右まわりに戻り回動させられる。アジャスタホイ
ール44の外周部には、前記一方向と反対方向へ歯先が
傾斜している鋸歯が全周に設けられており、制動時(ブ
レーキシュー12、14の拡開時)にはアジャストレバ
ー52の爪部52bと係合させられることによりその一
方向へ回転させられるが、制動解除時のアジャストレバ
ー52の戻り回動時には、ねじ軸48等の摩擦による回
転抵抗によってアジャスタホイール44の戻り回転が阻
止され、爪部52bが鋸歯を乗り越えるようになってい
る。
タケーシング60内を挿通させられて運転席の操作部材
からバッキングプレート10の背面まで導かれていると
ともに、アウタケーシング60は、先端に固設されたケ
ーシングキャップ62を介してバッキングプレート10
の背面側に固定されている。図2は、ケーシングキャッ
プ62の配設部分を示す拡大図で、(a) は図1(a) に対
応する正面図、(b) は(a) におけるB−B断面図であ
る。また、図3および図4は、それぞれ図2(a)におけ
るIII −III 断面図、IV−IV断面図である。これらの図
において、ケーシングキャップ62にはバッキングプレ
ート10に対して傾斜するように挿通穴64が設けられ
ており、ブレーキケーブル38はその挿通穴64を挿通
してバッキングプレート10の背後からブレーキシュー
12、14等が配設された表側へ導入され、バッキング
プレート10と略平行に延び出してブレーキレバー34
に連結されている。また、ブレーキレバー34を原位置
へ戻すリターンスプリング39は圧縮コイルスプリング
で、ブレーキケーブル38と同心に配設されているとと
もに、ブレーキレバー34と反対側の端部がケーシング
キャップ62に着座させられている。ケーシングキャッ
プ62はケーブル導入部材に相当する。
ッキングプレート10に設けられた取付穴66内に背面
側から嵌合されており、予めバッキングプレート10に
配設された位置決めスプリング68によって位置決め固
定されている。位置決めスプリング68は、ばね鋼など
から成る断面が円形の線材を所定形状に曲げ加工したも
ので、略U字形状の固定部68aを備えている一方、バ
ッキングプレート10には、ブリッジ状の切り浮かし部
70および切り起こし部72が設けられており、固定部
68aがその回曲側から切り浮かし部70内に挿入され
るとともに弾性変形しながら切り起こし部72を乗り越
えることにより、バッキングプレート10に離脱不能に
取り付けられている。固定部68aのU字形状の開口側
の一対の端部には、切り浮かし部70よりも広く離間す
るようにクランク状に一対の係合部68b、68cが設
けられ、バッキングプレート10の表面に略接する状態
で取付穴66の端部付近を通過するように延び出してお
り、ケーシングキャップ62の長手方向の両端部に設け
られた係合凹所62a、62bと係合させられることに
より、そのケーシングキャップ62をバッキングプレー
ト10に固定している。一方の係合凹所62aには係合
部68bのみが嵌め入れられているが、段部62dとバ
ッキングプレート10との係合で、ケーシングキャップ
62が確実にバッキングプレート10に固定されるよう
になっている一方、他方の係合凹所62bには係合部6
8bと共にバッキングプレート10が嵌め入れられて、
ケーシングキャップ62をバッキングプレート10に位
置決め固定している。なお、係合部68b、68cの先
端部は、それぞれバッキングプレート10から略直角に
立ち上がるように曲げ加工されており、その先端部を把
持することにより容易に固定部68aを切り浮かし部7
0内に挿入できるようになっている。
ッキングプレート10に接続する際には、先ず図5に示
すように係合凹所62b側を取付穴66内に嵌合すると
ともに、その係合凹所62b内に係合部68cと共にバ
ッキングプレート10を嵌め入れる。その後、その係合
凹所62bを支点として、矢印Aで示すようにケーシン
グキャップ62を左まわりに回動させながら係合凹所6
2a側を取付穴66内に嵌合する。この時、係合部68
bはケーシングキャップ62の傾斜面62cに摺接して
外側へ弾性変形させられ、ケーシングキャップ62が所
定の組付位置まで嵌合されると、係合凹所62aがバッ
キングプレート10上に突き出して係合部68bが嵌め
入れられるとともに、段部62dがバッキングプレート
10と係合させられて、ケーシングキャップ62の係合
凹所62a側がバッキングプレート10に位置決め固定
される。なお、図5のように、予めケーシングキャップ
62のみをバッキングプレート10に取り付けることも
できるが、アウタケーシング60の先端にケーシングキ
ャップ62を固設した状態でバッキングプレート10に
取り付けるようにしても良い。
ップ62の係合凹所62b側を取付穴66内に嵌合して
係合凹所62b内に係合部68cおよびバッキングプレ
ート10を嵌め入れた状態で、その係合凹所62bを支
点として係合凹所62a側を取付穴66内に嵌合するこ
とにより、位置決めスプリング68の係合部68bがケ
ーシングキャップ62の傾斜面62cと係合して外側へ
弾性変形させられるとともに、ケーシングキャップ62
が所定の組付位置まで嵌合されると係合凹所62a内に
係合部68bが嵌め入れられ、反対側の係合凹所62b
とバッキングプレート10および係合部68cとの係合
と相まって、ケーシングキャップ62がバッキングプレ
ート10に位置決め固定されるため、ケーシングキャッ
プ62をワンタッチで容易且つ迅速にバッキングプレー
ト10に接続できる。このため、必ずしもブレーキメー
カー側でブレーキケーブル38を車両用ドラムブレーキ
8に組み付ける必要がなく、自動車メーカー側で車両用
ドラムブレーキ8を車体に組み付けるとともに、ケーシ
ングキャップ62の組付けと同時にブレーキケーブル3
8を車両用ドラムブレーキ8に接続することが可能で、
組付けの自由度が高くなる。
ングプレート10に対して傾斜するように挿通穴64が
設けられ、ブレーキケーブル38はその挿通穴64内を
挿通させられてバッキングプレート10と略平行になる
ように導入されるため、バッキングプレート10に対し
て過酷な絞り加工などを行う必要がなく、本実施例では
平坦なままのバッキングプレート10に対してケーシン
グキャップ62を接続するようになっているため、バッ
キングプレート10の絞り工程を簡素化できるとともに
材質の設定の自由度が高くなってコストダウンを図るこ
とができる。
の固定部68aが設けられ、その固定部68aが回曲側
からバッキングプレート10の切り浮かし部70に挿入
されるとともに、弾性変形しながら切り起こし部72を
乗り越えることにより、バッキングプレート10に離脱
不能に取り付けられるため、位置決めスプリング68の
取付構造が簡単で安価に構成される。
一対の端部に連続して一対の係合部68bおよび68c
が設けられ、ケーシングキャップ62を長手方向の両側
から挟むように係合させられてそのケーシングキャップ
62を位置決めするため、位置決めスプリング68の姿
勢が安定してケーシングキャップ62を確実に位置決め
できる。
細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、
本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加
えた態様で実施することができる。
グ型ドラムブレーキを示す図で、(a) は正面図、(b) は
(a) のB−B断面拡大図である。
ルを導入する部分を拡大して示す図で、(a) は図1(a)
に対応する正面図、(b) は(a) におけるB−B断面図で
ある。
ブレーキケーブルのケーシングキャップを組み付ける手
順を説明する図である。
で、(a) は正面図、(b) は(a) におけるB−B断面図で
ある。
示す図である。
バッキングプレート 12、14:ブレーキシュー 27:回転ドラム
38:ブレーキケーブル 62:ケーシングキャップ
(ケーブル導入部材) 62a、62b:係合凹所
64:挿通穴 66:取付穴 68:位置決めス
プリング 68a:固定部 68b、68c:係合
部 70:切り浮かし部 72:切り起こし部
Claims (2)
- 【請求項1】 バッキングプレートに配設されたブレー
キシューがブレーキケーブルにより機械的に回転ドラム
に押圧されて制動力を発生するブレーキ装置において、
該バッキングプレートの背後から該ブレーキケーブルを
該バッキングプレートと略平行になるように導入するた
めの構造であって、 前記バッキングプレートに設けられた取付穴と、 前記バッキングプレートの取付穴内に嵌合されるととも
に、前記ブレーキケーブルが挿通させられる挿通穴が該
バッキングプレートに対して傾斜するように設けられた
ケーブル導入部材と、 前記バッキングプレートの取付穴部分に配設され、前記
ケーブル導入部材を該取付穴内に嵌合する際に該ケーブ
ル導入部材と係合して弾性変形させられるとともに、該
ケーブル導入部材が所定の組付位置まで嵌合されると、
該ケーブル導入部材に設けられた係合凹所と係合させら
れて該ケーブル導入部材を該バッキングプレートに位置
決めする位置決めスプリングと、 を有することを特徴とするブレーキ装置のケーブル導入
構造。 - 【請求項2】 前記位置決めスプリングは線材を所定形
状に曲げ加工したもので、略U字形状の固定部を有する
とともに、該U字形状の開口側の一対の端部に連続して
一対の係合部が設けられ、前記ケーブル導入部材を挟む
ように両側から係合させられるようになっている一方、 前記バッキングプレートには、前記固定部を前記U字形
状の回曲側から挿入可能なブリッジ状の切り浮かし部、
および該切り浮かし部に挿入された回曲部が弾性変形し
ながら乗り越えることにより離脱不能に係合させられる
切り起こし部、が設けられていることを特徴とする請求
項1に記載のブレーキ装置のケーブル導入構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001302682A JP4530594B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | ブレーキ装置のケーブル導入構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2001302682A JP4530594B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | ブレーキ装置のケーブル導入構造 |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JP2003106351A true JP2003106351A (ja) | 2003-04-09 |
| JP4530594B2 JP4530594B2 (ja) | 2010-08-25 |
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| JP (1) | JP4530594B2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59174614U (ja) * | 1983-04-30 | 1984-11-21 | 株式会社 興和製作所 | レバ−とノブの差込結合構造 |
| JPS62199542U (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-18 | ||
| JPH04138134U (ja) * | 1991-06-17 | 1992-12-24 | トキコ株式会社 | ドラムブレーキ |
| JPH076535U (ja) * | 1993-06-28 | 1995-01-31 | 曙ブレーキ工業株式会社 | パーキングケーブル用口金とドラムブレーキの裏板との連結構造 |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001302682A patent/JP4530594B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
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|---|---|---|---|---|
| JPS59174614U (ja) * | 1983-04-30 | 1984-11-21 | 株式会社 興和製作所 | レバ−とノブの差込結合構造 |
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| JPH076535U (ja) * | 1993-06-28 | 1995-01-31 | 曙ブレーキ工業株式会社 | パーキングケーブル用口金とドラムブレーキの裏板との連結構造 |
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|---|---|
| JP4530594B2 (ja) | 2010-08-25 |
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