JPH076535U - パーキングケーブル用口金とドラムブレーキの裏板との連結構造 - Google Patents

パーキングケーブル用口金とドラムブレーキの裏板との連結構造

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JPH076535U
JPH076535U JP3943893U JP3943893U JPH076535U JP H076535 U JPH076535 U JP H076535U JP 3943893 U JP3943893 U JP 3943893U JP 3943893 U JP3943893 U JP 3943893U JP H076535 U JPH076535 U JP H076535U
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shaped retainer
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上 崇 井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パーキングケーブルの口金をドラムブレーキの
裏板の孔に挿入してU形リテーナを用いて抜け止めする
連結構造に関し、前記U形リテーナの口金の環状溝への
装着を簡単、容易にして、上記口金の上記裏板への組み
付け作業の能率を向上させることを目的とする。 【構成】バンプス2の傾斜面2a、2aを利用して、U
形リテーナ11を口金5の環状溝6に嵌合させるとき、
その押し込み力によってU形リテーナ11の両端を内側
に変形させてこれをかしめることができるように、バン
プスの形状とU形リテーナの形状との関係を構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はパーキングケーブルの口金をドラムブレーキの裏板に連結するための 連結構造、さらに詳しくは、上記口金を上記裏板の孔に挿入してU形リテーナを 用いて抜け止めする連結構造に関するものであって、上記U形リテーナの口金の 環状溝への装着を簡単、容易にして、上記口金の上記裏板への組み付け作業の能 率を向上させることができるものである。
【0002】
【従来の技術】
パーキングケーブルの口金をドラムブレーキの裏板のバンプスに設けた孔に挿 入し、これを抜け止めして上記裏板に連結するための抜け止め機構としては、口 金を上記孔に圧入固定するものの外に、口金の外周に環状溝を設け、この環状溝 にU形リテーナを嵌合させ、U形リテーナをかしめてU形リテーナを口金に固定 するものがある。いずれのものも裏板にバンプスといわれる断面が略V形で、そ の底面の断面形状が略半円状の窪みを設け、その端面に設けた孔に上記口金を嵌 合させるものである(裏板との関係については一例として実公昭55−4593 2号公報参照)。 U形リテーナを用いる従来技術について図4、図5を参照しつつさらに詳細に 説明する。 裏板Bに設けたバンプス2の端面2bに設けた孔3にパーキングケーブル4の 口金5を挿入し、口金5の外周に設けた環状溝6にU形リテーナ7を嵌合させ、 その後U形リテーナ7をかしめてU形リテーナ7を口金に固定するものである( 図4参照)。この場合、U形リテーナ7の両端を口金5の環状溝6に嵌合させる ものである。バンプス2がかしめ工具8に比して小さいため、嵌合させたそのま まの状態では、U形リテーナ7の両端をかしめ工具8によって掴むことができな い(図5参照)。このためにバンプス2の窪み内でU形リテーナ7を180度回 転させ(点線の矢印のように)、その両端を作業者側に向けておいてかしめ工具 8でその両端を掴み、両端をかしめて口金に固定するという作業が行われる。し かし、バンプス2の窪みは大きくないためにU形リテーナ7をその中で180度 回転させることは容易ではなく、このことが口金を裏板に連結する組み付け作業 の能率を大きく阻害している。 この問題を解消するためには、バンプス2の端面2bの底面2cに孔を設け、 この孔からU形リテーナの両端を突出させておいて裏板の裏側からU形リテーナ をかしめることも考えられないではないが、バンプスの窪みの底面2cにU形リ テーナの両端が突出する程度の大きな孔を穿つことは裏板の強度を著しく損なう ことになるので実際上は不可能なことである。したがって、上記の問題を解消す るためには、かしめ工具を用いないでU形リテーナをかしめることができるよう に特別の工夫を講じる外はない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記問題の解消を目的とし、そのためにバンプスの傾斜面を利用し て、U形リテーナを口金の環状溝に嵌合させるとき、その押し込み力によってU 形リテーナの両端を内側に変形させてこれをかしめることができるように、バン プスの形状とU形リテーナの形状との関係を工夫することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために講じた手段は次の要素(イ)(ロ)によって構成さ れるものである。 (イ)U型リテーナのU形内側面の曲率中心C1からU形リテーナの両端までの 長さL1を、バンプスの口金挿入孔の中心C2からバンプスの傾斜面までの長さL 2 よりも大きくしたこと、 (ロ)U形リテーナを口金の環状溝に嵌合させるとき、U形リテーナのU形内側 面の曲率中心C1が口金の中心C2に一致する前にその両端の外側端がバンプスの 傾斜面に当接し、その後さらにU形リテーナを押し込む力とその押し込み力とバ ンプスの傾斜面とによってその両端が内側に押し込まれて変形するようにバンプ スの形状とU形リテーナの形状との関係を定めたこと。
【0005】
【作 用】
図1、図2を参照しつつ作用を説明する。 U形リテーナ11のU形内側面11aの曲率中心C1からU形リテーナの両端 までの長さL1が、バンプスの口金挿入孔の中心C2からバンプスの傾斜面2aま での長さL2よりも大きいので、U形リテーナ11を口金の外周の環状溝6に嵌 合させたとき、U形リテーナ11の両端の外側端eがバンプスの傾斜面2aに当 接しても、まだU形リテーナ11のU形内側面11aは口金の外周の環状溝6の 底面から離間している。したがって、その後さらにU形リテーナを押し込むこと ができる。その後さらにU形リテーナ11を押し込むと、その両外側端eが上記 傾斜面2aのカム作用によって内側(矢印F方向)に押されてU形リテーナ11 が変形する。U形リテーナ11のU形内側面11aが口金の外周の環状溝6の底 面に当接するまで押し込まれたときは、U形リテーナ11は十分かしめられて口 金5の外周の環状溝6に嵌合して固着される。
【0006】
【実 施 例】
次いで図1、図2、図3を参照しつつ実施例を説明する。 U形リテーナ11は鋼板を打ち抜いて図示の形状にしたもので、そのU形内側 面11aの曲率半径R1は2.4mmであり、そのU形内側面11aの曲率中心 C1から両端の先端までの長さL1は8mmである。また両端の外側端e−e間の 幅wは略12mmであり、両端の内側面間の幅w1は4.8mmである。 バンプス2の傾斜面2aの傾斜角θは略45度であり、口金挿入孔3の中心C 2 からU形リテーナ11の外側端eが当接する点までの長さL2は略6mmである 。したがって、U形リテーナ11を口金5の外周の環状溝6に嵌合させてその外 側端eがバンプス2の傾斜面2aに当接したとき、U形リテーナ11のU形内側 面の曲率中心C1と口金挿入孔の中心(または口金5の中心)C2との間の間隔L 1 −L2は2mmである。それゆえ、略この長さ2mmだけU形リテーナをさらに 押し込むことができる。 U形リテーナ11の両外側端eがバンプス2の傾斜面2aに当接した状態(図 2の状態)からさらにU形リテーナ11を押し込むと、その外側端eがバンプス の傾斜面2aのカム作用によって内側(矢印F方向)に押されて、両端の内側面 間の間隔w1が1mm程度になるまで変形する。これによってU形リテーナ11 は口金の外周の環状溝6に嵌合してしっかりと固着される(図3参照) 。
【0007】
【効 果】
前記の本考案の課題を解決したものは未だ公知ではない。したがって、新規な 前記課題を解決して従来技術の前記の問題を解消したこと自体が本考案特有の効 果である。 そして、本考案は、U形リテーナを口金の外周の環状溝に強く押し込むことに よって、U形リテーナがかしめられて固着されるのであるから、かしめ工具を用 いてわざわざかしめ作業を行う必要がないので、単に従来技術の問題を解消した というに止まらず、口金の裏板への連結作業の能率を著しく向上させることがで きたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の実施例のU形リテーナの拡大正面図であ
る。
【図2】実施例の正面図である。
【図3】実施例の組み立て手順の説明図である。
【図4】(イ)従来技術の裏板のバンプスの部分断面図
である。(ロ)従来技術のパーキングケーブルの口金部
の拡大側面図である。
【図5】従来技術の組立て手順の説明図である。
【符号の説明】
2・・・バンプス 2a・・・バンプス2の傾斜面 2b・・・バンプス2の端面 2c・・・バンプス2の底面 3・・・口金5の挿入孔 4・・・パーキングケーブル 5・・・口金 6・・・環状溝 7、11・・・U形リテーナ 8・・・かしめ工具 11a・・・U形リテーナ11のU形内側面 B・・・裏板 C1・・・U形リテーナ11のU形内面11aの曲率中
心 C2・・・挿入孔3の中心 (口金5の中心) e・・・U形リテーナ11の両端の外側端 L1・・・U形リテーナ11のU形内側面11aの曲率
中心から両端までの長さ L2・・・U形リテーナ11の外側端eがバンプス2の
傾斜面2aに当接した時のその当接点から口金の中心ま
での長さ w1・・・U形リテーナ11の両端の内側面間の幅

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドラムブレーキの裏板より隆起した断面V
    字形のバンプスの口金挿入孔にパーキングケーブルの口
    金を挿入し、このバンプスの窪み内で口金の外周の環状
    溝にU形リテーナを嵌合させ、U形リテーナをかしめる
    ことにより口金を裏板に固定するようにした、パーキン
    グケーブルの口金とドラムブレーキの裏板との連結構造
    において、 U形リテーナのU形内側面の曲率中心C1からU形リテ
    ーナの両端までの長さL1を、バンプスの口金挿入孔の
    中心C2からバンプスの傾斜面までの長さL2よりも大き
    くし、 U形リテーナを口金の環状溝に嵌合させるとき、U形リ
    テーナのU形内側面の曲率中心C1が口金の中心C2に一
    致する前にその両端の外側端がバンプスの傾斜面に当接
    し、さらにU形リテーナを押し込むときその押し込み力
    とバンプスの傾斜面とによってその両端が内側に押し込
    まれて変形するように、バンプスの形状とU形リテーナ
    の形状との関係を定めたパーキングケーブル用口金とド
    ラムブレーキの裏板との連結構造。
JP3943893U 1993-06-28 1993-06-28 パーキングケーブル用口金とドラムブレーキの裏板との連結構造 Expired - Fee Related JP2589454Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003106351A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Hosei Brake Ind Ltd ブレーキ装置のケーブル導入構造

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JP2003106351A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Hosei Brake Ind Ltd ブレーキ装置のケーブル導入構造

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JP2589454Y2 (ja) 1999-01-27

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