JP2003138314A - レーザ焼入れ装置 - Google Patents
レーザ焼入れ装置Info
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- JP2003138314A JP2003138314A JP2001332993A JP2001332993A JP2003138314A JP 2003138314 A JP2003138314 A JP 2003138314A JP 2001332993 A JP2001332993 A JP 2001332993A JP 2001332993 A JP2001332993 A JP 2001332993A JP 2003138314 A JP2003138314 A JP 2003138314A
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- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 claims description 37
- 238000010791 quenching Methods 0.000 claims description 34
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 230000036544 posture Effects 0.000 description 3
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】トーチが複雑に移動しても、的確に焼入れ部位
の温度を測定し、当該部位の温度管理が可能なレーザ焼
入れ装置の提供。 【解決手段】レーザ発振器2と集光レンズ21との間の
導光手段3、9、10、12、13、16中に、焼入れ
部位から反射してくる反射光29aを選別するビームス
プリッタ20を設け、該ビームスプリッタにより選別さ
れた反射光から焼入れ部位の温度を測定する温度測定手
段22a、22を設ける。ビームスプリッタにより、焼
入れ部位27aから反射してくる反射光を直接とらえて
温度を測定することが出来るので、集光レンズやワーク
がどのように相対移動しても、的確に焼入れ部位27a
からの反射光を捕捉することが出来、複雑な追随機構な
ども設けることなく、焼入れ部位27aの正確な温度測
定が可能になる。
の温度を測定し、当該部位の温度管理が可能なレーザ焼
入れ装置の提供。 【解決手段】レーザ発振器2と集光レンズ21との間の
導光手段3、9、10、12、13、16中に、焼入れ
部位から反射してくる反射光29aを選別するビームス
プリッタ20を設け、該ビームスプリッタにより選別さ
れた反射光から焼入れ部位の温度を測定する温度測定手
段22a、22を設ける。ビームスプリッタにより、焼
入れ部位27aから反射してくる反射光を直接とらえて
温度を測定することが出来るので、集光レンズやワーク
がどのように相対移動しても、的確に焼入れ部位27a
からの反射光を捕捉することが出来、複雑な追随機構な
ども設けることなく、焼入れ部位27aの正確な温度測
定が可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼入れ部位の温度
を正確に測定し、当該焼入れ部位の温度を正確に管理す
ることの出来るレーザ焼入れ装置に関する。
を正確に測定し、当該焼入れ部位の温度を正確に管理す
ることの出来るレーザ焼入れ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、レーザ光線を用いて金属に焼入れ
を行う方法が提案されているが、焼入れを適切に行うに
は焼入れ部位の温度を正確に検出して、当該部位の温度
管理を行う必要がある。
を行う方法が提案されているが、焼入れを適切に行うに
は焼入れ部位の温度を正確に検出して、当該部位の温度
管理を行う必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のレーザ
焼入れ装置では、こうした温度管理を行っていない。ま
た、外部から焼入れ部位を赤外線センサなどで検知し
て、焼入れ部位の温度を測定する方法なども考えられる
が、レーザ光線が射出されるトーチは、3次元焼入れが
可能なように、複雑な動きをするために、センサを追従
させることが困難であり、実用的ではない。
焼入れ装置では、こうした温度管理を行っていない。ま
た、外部から焼入れ部位を赤外線センサなどで検知し
て、焼入れ部位の温度を測定する方法なども考えられる
が、レーザ光線が射出されるトーチは、3次元焼入れが
可能なように、複雑な動きをするために、センサを追従
させることが困難であり、実用的ではない。
【0004】本発明は上記事情に鑑み、トーチが複雑に
移動しても、的確に焼入れ部位の温度を測定し、当該部
位の温度管理が可能なレーザ焼入れ装置を提供とするこ
とを目的とするものである。
移動しても、的確に焼入れ部位の温度を測定し、当該部
位の温度管理が可能なレーザ焼入れ装置を提供とするこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、レー
ザ発振器(2)を有し、該レーザ発振器から射出された
レーザ光(29)を導く導光手段(3、9、10、1
2、13、16)を設け、該導光手段に集光レンズ(2
1)を配置し、該集光レンズで前記レーザ光を集光し
て、ワーク(27)の焼入れ部位(27a)に照射する
ことにより焼入れを行う、レーザ焼入れ装置(1)にお
いて、前記レーザ発振器と集光レンズとの間の導光手段
中に、前記焼入れ部位から反射してくる反射光(29
a)を選別するビームスプリッタ(20)を設け、前記
ビームスプリッタに、該ビームスプリッタにより選別さ
れた反射光から前記焼入れ部位の温度を測定する温度測
定手段(22a、22)を設けて構成される。
ザ発振器(2)を有し、該レーザ発振器から射出された
レーザ光(29)を導く導光手段(3、9、10、1
2、13、16)を設け、該導光手段に集光レンズ(2
1)を配置し、該集光レンズで前記レーザ光を集光し
て、ワーク(27)の焼入れ部位(27a)に照射する
ことにより焼入れを行う、レーザ焼入れ装置(1)にお
いて、前記レーザ発振器と集光レンズとの間の導光手段
中に、前記焼入れ部位から反射してくる反射光(29
a)を選別するビームスプリッタ(20)を設け、前記
ビームスプリッタに、該ビームスプリッタにより選別さ
れた反射光から前記焼入れ部位の温度を測定する温度測
定手段(22a、22)を設けて構成される。
【0006】請求項2の発明は、前記ビームスプリッタ
と集光レンズとの間に、前記レーザ光を所定の幅(W
1)で振動させるビーム揺動手段(16、17、25)
を設けて構成される。
と集光レンズとの間に、前記レーザ光を所定の幅(W
1)で振動させるビーム揺動手段(16、17、25)
を設けて構成される。
【0007】請求項3の発明は、前記温度測定手段は、
赤外線温度計(22、22a)で構成される。
赤外線温度計(22、22a)で構成される。
【0008】請求項4の発明は、前記集光レンズ(2
1)は、前記ワーク(27)に対して、3次元方向に相
対的に移動駆動自在に設けられて構成される。
1)は、前記ワーク(27)に対して、3次元方向に相
対的に移動駆動自在に設けられて構成される。
【発明の効果】請求項1の発明は、ビームスプリッタに
より、焼入れ部位(27a)から反射してくる反射光を
直接とらえて温度を測定することが出来るので、集光レ
ンズやワークがどのように相対移動しても、的確に焼入
れ部位(27a)からの反射光を捕捉することが出来、
複雑な追随機構なども設けることなく、焼入れ部位(2
7a)の正確な温度測定が可能になる。
より、焼入れ部位(27a)から反射してくる反射光を
直接とらえて温度を測定することが出来るので、集光レ
ンズやワークがどのように相対移動しても、的確に焼入
れ部位(27a)からの反射光を捕捉することが出来、
複雑な追随機構なども設けることなく、焼入れ部位(2
7a)の正確な温度測定が可能になる。
【0009】請求項2の発明は、ビーム揺動手段が、ビ
ームスプリッタと集光レンズとの間に設けられているの
で、ビームスプリッタは、ビーム揺動手段の上流側に位
置することとなり、ビーム揺動手段によりレーザ光が揺
動制御されたとしても、その反射光を的確に捕捉するこ
とが出来る。
ームスプリッタと集光レンズとの間に設けられているの
で、ビームスプリッタは、ビーム揺動手段の上流側に位
置することとなり、ビーム揺動手段によりレーザ光が揺
動制御されたとしても、その反射光を的確に捕捉するこ
とが出来る。
【0010】請求項3の発明は、光波を用いた温度測定
において一般的な赤外線温度計(22)を用いることに
より、簡単な構成で温度測定が可能となる。
において一般的な赤外線温度計(22)を用いることに
より、簡単な構成で温度測定が可能となる。
【0011】請求項4の発明は、集光レンズ(21)が
3次元方向に相対的に移動駆動自在であっても、温度測
定手段に反射光(29a)を選別供給するビームスプリ
ッタは、導光手段中に設けられているので、集光レンズ
がどのような姿勢を取っても焼入れ部位(27a)の温
度測定は的確に行うことが出来る。
3次元方向に相対的に移動駆動自在であっても、温度測
定手段に反射光(29a)を選別供給するビームスプリ
ッタは、導光手段中に設けられているので、集光レンズ
がどのような姿勢を取っても焼入れ部位(27a)の温
度測定は的確に行うことが出来る。
【0012】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき説明する。
づき説明する。
【0014】図1は本発明が適用されるレーザ焼入れ装
置の要部を示す概略斜視図である。
置の要部を示す概略斜視図である。
【0015】レーザ焼入れ装置1は、図1に示すよう
に、レーザ発振器2を有しており、レーザ発振器2に
は、伸縮自在に設けられたダクト3を介して、サドル5
が接続している。サドル5は、図示しないコラムなどの
ガイド手段を介して水平方向であるY軸方向に移動駆動
自在に設けられており、サドル5には、焼入れヘッド7
が設けられ、更に、焼入れヘッド7は、サドル5に固着
された上部反射筒6を有している。
に、レーザ発振器2を有しており、レーザ発振器2に
は、伸縮自在に設けられたダクト3を介して、サドル5
が接続している。サドル5は、図示しないコラムなどの
ガイド手段を介して水平方向であるY軸方向に移動駆動
自在に設けられており、サドル5には、焼入れヘッド7
が設けられ、更に、焼入れヘッド7は、サドル5に固着
された上部反射筒6を有している。
【0016】上部反射筒6には、第1反射鏡9が設けら
れており、上部反射筒6には、ダクト10が、上下方向
であるZ軸方向に伸縮位置決め自在、かつ該Z軸を中心
にしてA軸方向に回転駆動位置決め自在に設けられてい
る。ダクト10の、図中下方には、下部反射筒11が設
けられており、下部反射筒11には、第2反射鏡12が
設けられている。
れており、上部反射筒6には、ダクト10が、上下方向
であるZ軸方向に伸縮位置決め自在、かつ該Z軸を中心
にしてA軸方向に回転駆動位置決め自在に設けられてい
る。ダクト10の、図中下方には、下部反射筒11が設
けられており、下部反射筒11には、第2反射鏡12が
設けられている。
【0017】下部反射筒11には、ダクト13が水平方
向に伸延する形で設けられており、ダクト13の先端に
は、側部反射筒15が設けられている。側部反射筒15
には、第3反射鏡16が設けられており、第3反射鏡1
6にはミラー揺動装置17が、第3反射鏡16を、第2
反射鏡12と第3反射鏡16の間のレーザー光路19に
垂直な揺動軸VAを中心に矢印D、E方向に揺動自在に
接続されている。第3反射鏡16と第2反射鏡12の間
のダクト13のレーザ光路19中にはビームスプリッタ
20が設けられており、更に、側部反射筒15の下部に
は、集光レンズ21が側部反射筒15の下部に装着され
たトーチ24を介して設けられている。
向に伸延する形で設けられており、ダクト13の先端に
は、側部反射筒15が設けられている。側部反射筒15
には、第3反射鏡16が設けられており、第3反射鏡1
6にはミラー揺動装置17が、第3反射鏡16を、第2
反射鏡12と第3反射鏡16の間のレーザー光路19に
垂直な揺動軸VAを中心に矢印D、E方向に揺動自在に
接続されている。第3反射鏡16と第2反射鏡12の間
のダクト13のレーザ光路19中にはビームスプリッタ
20が設けられており、更に、側部反射筒15の下部に
は、集光レンズ21が側部反射筒15の下部に装着され
たトーチ24を介して設けられている。
【0018】ビームスプリッタ20には、ピックアップ
22aを介して赤外線温度計22が接続されており、赤
外線温度計22には、NC装置23が接続されている。
NC装置23には、前述の、ミラー揺動装置17に接続
されたミラー制御装置25が接続されており、更に、N
C装置23は、焼入れヘッド7を駆動するヘッド駆動装
置26及びレーザ発振器2に接続されている。
22aを介して赤外線温度計22が接続されており、赤
外線温度計22には、NC装置23が接続されている。
NC装置23には、前述の、ミラー揺動装置17に接続
されたミラー制御装置25が接続されており、更に、N
C装置23は、焼入れヘッド7を駆動するヘッド駆動装
置26及びレーザ発振器2に接続されている。
【0019】レーザ焼入れ装置1は、以上のような構成
を有するので、ワーク27に焼入れを行う場合には、図
1に示すように、ワーク27をトーチ24の下方の、図
示しないワークテーブル上に搭載し、その状態で、NC
装置23を介して、焼入れすべきワーク27に対応して
予め生成された焼入れプログラムに基づいて焼入れ動作
を実行する。
を有するので、ワーク27に焼入れを行う場合には、図
1に示すように、ワーク27をトーチ24の下方の、図
示しないワークテーブル上に搭載し、その状態で、NC
装置23を介して、焼入れすべきワーク27に対応して
予め生成された焼入れプログラムに基づいて焼入れ動作
を実行する。
【0020】まず、NC装置23は図示しないテーブル
を駆動して、ワーク27を、Y軸と直交する水平方向で
あるX軸方向に移動駆動させると共に、ヘッド駆動装置
26を駆動して、焼入れヘッド7をY軸及びZ軸方向に
移動駆動させ、下部反射筒11を側部反射筒15と共に
矢印A方向に適宜回転駆動させ、更に側部反射筒15を
矢印B方向に適宜回転駆動させて、ノズル24をワーク
27の焼入れを行う部位と対向させる。
を駆動して、ワーク27を、Y軸と直交する水平方向で
あるX軸方向に移動駆動させると共に、ヘッド駆動装置
26を駆動して、焼入れヘッド7をY軸及びZ軸方向に
移動駆動させ、下部反射筒11を側部反射筒15と共に
矢印A方向に適宜回転駆動させ、更に側部反射筒15を
矢印B方向に適宜回転駆動させて、ノズル24をワーク
27の焼入れを行う部位と対向させる。
【0021】次に、NC装置23は、レーザ発振器2に
対して、所定の出力でのレーザ光29の発振を指令し、
これを受けて、レーザ発振器2はレーザ光29を射出す
る。射出されたレーザ光29は、ダクト3から第1反射
鏡9に入射して、該第1反射鏡9ににより図中下方に向
けて反射され、第2反射鏡で水平方向に更に反射されて
ビームスプリッタ20を透過して、第3反射鏡16に入
射する。
対して、所定の出力でのレーザ光29の発振を指令し、
これを受けて、レーザ発振器2はレーザ光29を射出す
る。射出されたレーザ光29は、ダクト3から第1反射
鏡9に入射して、該第1反射鏡9ににより図中下方に向
けて反射され、第2反射鏡で水平方向に更に反射されて
ビームスプリッタ20を透過して、第3反射鏡16に入
射する。
【0022】第3反射鏡に入射したレーザ光29は、第
3反射鏡で図中下方、即ちワーク27方向に反射され、
集光レンズ21で集光されて、ワーク27に照射され
る。ワーク27は、該レーザ光29が照射されることに
より急激に加熱されて焼入れが行われる。
3反射鏡で図中下方、即ちワーク27方向に反射され、
集光レンズ21で集光されて、ワーク27に照射され
る。ワーク27は、該レーザ光29が照射されることに
より急激に加熱されて焼入れが行われる。
【0023】この際、ワーク27は、NC装置23によ
り駆動される図示しない駆動機構により矢印X方向に所
定の送り速度で送られると共に、NC装置23は焼入れ
プログラムで指示された焼入れ幅W1に基づいてミラー
制御装置25を介してミラー揺動装置17を駆動して、
第3反射鏡16を矢印D、E方向に振動させる。する
と、第3反射鏡16に入射されたレーザ光29は、ワー
ク27の送り方向である矢印X軸方向に対して直交する
方向に幅W1で振られ、ワーク27は揺動するレーザ光
29により幅W1の範囲で所定温度にまで加熱されて焼
入れが行われる。なお、ワーク27のトーチ24に対す
る相対移動方向は、説明を簡略化するために、X軸方向
としたが、トーチ24のワーク27に対する位置決めに
際した制御軸は、X、Y、Z軸の直交3制御軸に加え
て、Z軸回りの回転軸であるA軸、及びY軸回りの回転
軸であるB軸を制御軸としているので、ワーク27に対
して任意の3次元位置決めが可能であり、ワーク27に
対する焼入れ方向は3次元空間の、どのような方向でも
良い。
り駆動される図示しない駆動機構により矢印X方向に所
定の送り速度で送られると共に、NC装置23は焼入れ
プログラムで指示された焼入れ幅W1に基づいてミラー
制御装置25を介してミラー揺動装置17を駆動して、
第3反射鏡16を矢印D、E方向に振動させる。する
と、第3反射鏡16に入射されたレーザ光29は、ワー
ク27の送り方向である矢印X軸方向に対して直交する
方向に幅W1で振られ、ワーク27は揺動するレーザ光
29により幅W1の範囲で所定温度にまで加熱されて焼
入れが行われる。なお、ワーク27のトーチ24に対す
る相対移動方向は、説明を簡略化するために、X軸方向
としたが、トーチ24のワーク27に対する位置決めに
際した制御軸は、X、Y、Z軸の直交3制御軸に加え
て、Z軸回りの回転軸であるA軸、及びY軸回りの回転
軸であるB軸を制御軸としているので、ワーク27に対
して任意の3次元位置決めが可能であり、ワーク27に
対する焼入れ方向は3次元空間の、どのような方向でも
良い。
【0024】この際、ワーク27に対する焼入れ部位2
7aに対して適切に焼入れが行われるには、当該焼入れ
部位27aの温度が正確に測定される必要があるが、焼
入れ部位27aの温度は、赤外線温度計22により測定
される。赤外線温度計22が測定する赤外線は、レーザ
光29が現在レーザ光29を照射している照射部位27
bからの反射光29aの赤外線成分であり、該反射光2
9aはワーク27の照射部位27bから集光レンズ2
1、第3反射鏡16を介してビームスプリッタ20に入
射し、該ビームスプリッタ20で図中上方に反射されて
赤外線温度計22のピックアップ22aに入射捕捉され
たものである。
7aに対して適切に焼入れが行われるには、当該焼入れ
部位27aの温度が正確に測定される必要があるが、焼
入れ部位27aの温度は、赤外線温度計22により測定
される。赤外線温度計22が測定する赤外線は、レーザ
光29が現在レーザ光29を照射している照射部位27
bからの反射光29aの赤外線成分であり、該反射光2
9aはワーク27の照射部位27bから集光レンズ2
1、第3反射鏡16を介してビームスプリッタ20に入
射し、該ビームスプリッタ20で図中上方に反射されて
赤外線温度計22のピックアップ22aに入射捕捉され
たものである。
【0025】赤外線温度計22は、ピックアップ22a
により、現在レーザ光29が照射されて焼入れが実際に
行われている焼入れ部位27aの温度をリアルタイムで
測定することが出来る。即ち、ピックアップ22aに反
射光29aを分光するビームスプリッタ20は、レーザ
発振器2と、レーザ光29をワーク27の焼入れ部位2
7aに対して揺動させるビーム揺動反射鏡である第3反
射鏡16との間に配置されており、レーザ光29が揺動
する第3反射鏡16よりも下流の集光レンズ21側には
配置されていないので、ワーク27からの反射光29a
は必ず、ワーク27の焼入れ部位27aに対する入射経
路と逆の経路を辿って集光レンズ21から第3反射鏡1
6に戻り、ビームスプリッタ20に入射する。これによ
り、特別の追随機構を持たなくても、ピックアップ22
aは、常に焼入れ部位27aからの反射光29aを捕捉
することが出来、正確に当該焼入れ部位27aの温度を
測定することが出来る。なお、ビームスプリッタ20の
位置は、反射光29aの減衰などを考えると、出来るだ
けビーム揺動反射鏡である第3反射鏡16側に配置する
ことが望ましい。
により、現在レーザ光29が照射されて焼入れが実際に
行われている焼入れ部位27aの温度をリアルタイムで
測定することが出来る。即ち、ピックアップ22aに反
射光29aを分光するビームスプリッタ20は、レーザ
発振器2と、レーザ光29をワーク27の焼入れ部位2
7aに対して揺動させるビーム揺動反射鏡である第3反
射鏡16との間に配置されており、レーザ光29が揺動
する第3反射鏡16よりも下流の集光レンズ21側には
配置されていないので、ワーク27からの反射光29a
は必ず、ワーク27の焼入れ部位27aに対する入射経
路と逆の経路を辿って集光レンズ21から第3反射鏡1
6に戻り、ビームスプリッタ20に入射する。これによ
り、特別の追随機構を持たなくても、ピックアップ22
aは、常に焼入れ部位27aからの反射光29aを捕捉
することが出来、正確に当該焼入れ部位27aの温度を
測定することが出来る。なお、ビームスプリッタ20の
位置は、反射光29aの減衰などを考えると、出来るだ
けビーム揺動反射鏡である第3反射鏡16側に配置する
ことが望ましい。
【0026】また、こうした構造は、トーチ24が前述
の5軸制御により移動駆動されてワーク27に対して様
々な姿勢をとる場合でも適用することが出来、トーチ2
4の姿勢がどのような場合でも、赤外線温度計22は、
ビームスプリッタ20を介して焼入れ部位27aの温度
を捕捉することが出来る。なお、本発明による、ビーム
スプリッタ20は、レーザ光29を揺動させるビーム揺
動反射鏡が設けられていないタイプの焼入れ装置の場合
には、集光レンズ21とレーザ発振器2との間のどの位
置に配置しても良いが、反射光29aの減衰などを考え
ると、出来るだけ集光レンズ21側に配置することが望
ましい。
の5軸制御により移動駆動されてワーク27に対して様
々な姿勢をとる場合でも適用することが出来、トーチ2
4の姿勢がどのような場合でも、赤外線温度計22は、
ビームスプリッタ20を介して焼入れ部位27aの温度
を捕捉することが出来る。なお、本発明による、ビーム
スプリッタ20は、レーザ光29を揺動させるビーム揺
動反射鏡が設けられていないタイプの焼入れ装置の場合
には、集光レンズ21とレーザ発振器2との間のどの位
置に配置しても良いが、反射光29aの減衰などを考え
ると、出来るだけ集光レンズ21側に配置することが望
ましい。
【0027】赤外線温度計22が、焼入れ部位27aの
温度を測定したところで、当該温度が焼入れプログラム
で設定された焼入れ温度に達しているか否かを、NC装
置23が判定し、適宜レーザ発振器2の出力を調整した
り、またワーク27の送り速度を調整し、更には、ミラ
ー揺動装置17によるレーザ光の揺動サイクルを調整し
て、焼入れ部位27aが焼入れプログラムで指定された
焼入れ温度になるように適切に制御する。
温度を測定したところで、当該温度が焼入れプログラム
で設定された焼入れ温度に達しているか否かを、NC装
置23が判定し、適宜レーザ発振器2の出力を調整した
り、またワーク27の送り速度を調整し、更には、ミラ
ー揺動装置17によるレーザ光の揺動サイクルを調整し
て、焼入れ部位27aが焼入れプログラムで指定された
焼入れ温度になるように適切に制御する。
【0028】なお、上述の実施例は、ビームスプリッタ
20が、レーザ発振器2からのレーザ光はそのまま透過
して、ワーク27の焼入れ部位27aからの反射光29
aは反射する形のものを用いたが、ビームスプリッタ2
0の反射形式は、どのような反射形式のものを用いても
よい。
20が、レーザ発振器2からのレーザ光はそのまま透過
して、ワーク27の焼入れ部位27aからの反射光29
aは反射する形のものを用いたが、ビームスプリッタ2
0の反射形式は、どのような反射形式のものを用いても
よい。
【0029】また、焼入れ部位27aの温度測定手段と
しては、赤外線温度計22の他、反射光29aの波長か
ら焼入れ部位27aの温度を測定することが出来る限
り、どのような温度計を用いてもよい。
しては、赤外線温度計22の他、反射光29aの波長か
ら焼入れ部位27aの温度を測定することが出来る限
り、どのような温度計を用いてもよい。
【図1】図1は本発明が適用されるレーザ焼入れ装置の
要部を示す概略斜視図である。
要部を示す概略斜視図である。
1……レーザ焼入れ装置
2……レーザ発振器
3、10、13……導光手段(ダクト)
9……導光手段(第1反射鏡)
12……導光手段(第2反射鏡)
16……導光手段、ビーム揺動手段(第3反射鏡)
17……ビーム揺動手段(ミラー揺動装置)
20……ビームスプリッタ
21……集光レンズ
22……温度測定手段(赤外線温度計)
22a……温度測定手段(ピックアップ)
25……ビーム揺動手段(ミラー制御装置)
27……ワーク
27a……焼入れ部位
29……レーザ光
29a……反射光
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 井上 利彦
愛知県丹羽郡大口町大字小口字乗船1番地
ヤマザキマザック株式会社本社工場内
(72)発明者 浅利 俊彦
愛知県丹羽郡大口町大字小口字乗船1番地
ヤマザキマザック株式会社本社工場内
Fターム(参考) 4K034 AA04 DA06
Claims (4)
- 【請求項1】 レーザ発振器を有し、該レーザ発振器か
ら射出されたレーザ光を導く導光手段を設け、該導光手
段に集光レンズを配置し、該集光レンズで前記レーザ光
を集光して、ワークの焼入れ部位に照射することにより
焼入れを行う、レーザ焼入れ装置において、 前記レーザ発振器と集光レンズとの間の導光手段中に、
前記焼入れ部位から反射してくる反射光を選別するビー
ムスプリッタを設け、 前記ビームスプリッタに、該ビームスプリッタにより選
別された反射光から前記焼入れ部位の温度を測定する温
度測定手段を設けて構成した、レーザ焼入れ装置。 - 【請求項2】 前記ビームスプリッタと集光レンズとの
間に、前記レーザ光を所定の幅で振動させるビーム揺動
手段を設けて構成した、請求項1記載のレーザ焼入れ装
置。 - 【請求項3】 前記温度測定手段は、赤外線温度計であ
る、請求項1記載のレーザ焼入れ装置。 - 【請求項4】 前記集光レンズは、前記ワークに対し
て、3次元方向に相対的に移動駆動自在に設けられてい
る、請求項1記載のレーザ焼入れ装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001332993A JP2003138314A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | レーザ焼入れ装置 |
| EP02023451A EP1308525A3 (en) | 2001-10-30 | 2002-10-21 | Method of controlling hardening with laser beam and laser beam hardening device |
| CN02146576A CN1417354A (zh) | 2001-10-30 | 2002-10-22 | 激光淬火控制方法及激光淬火装置 |
| US10/280,385 US6922420B2 (en) | 2001-10-30 | 2002-10-25 | Method of controlling hardening with laser beam and laser beam hardening device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001332993A JP2003138314A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | レーザ焼入れ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003138314A true JP2003138314A (ja) | 2003-05-14 |
Family
ID=19148333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001332993A Pending JP2003138314A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | レーザ焼入れ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003138314A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007180385A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Yamazaki Mazak Corp | レーザ焼入工具 |
| JP2009235490A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | レーザ熱処理装置 |
| WO2015145681A1 (ja) * | 2014-03-27 | 2015-10-01 | 三菱電機株式会社 | レーザ加工装置 |
| WO2018142958A1 (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 三菱電機株式会社 | 熱処理装置、熱処理方法および半導体装置の製造方法 |
-
2001
- 2001-10-30 JP JP2001332993A patent/JP2003138314A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007180385A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Yamazaki Mazak Corp | レーザ焼入工具 |
| US7376329B2 (en) | 2005-12-28 | 2008-05-20 | Yamazaki Mazak Corporation | Laser hardening tool |
| JP2009235490A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | レーザ熱処理装置 |
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| WO2018142958A1 (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 三菱電機株式会社 | 熱処理装置、熱処理方法および半導体装置の製造方法 |
| JPWO2018142958A1 (ja) * | 2017-02-02 | 2019-07-18 | 三菱電機株式会社 | 熱処理装置、熱処理方法および半導体装置の製造方法 |
| CN110214364A (zh) * | 2017-02-02 | 2019-09-06 | 三菱电机株式会社 | 热处理装置、热处理方法和半导体装置的制造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040406 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040603 |