JP2003167549A - プラズマディスプレイパネルの駆動装置 - Google Patents
プラズマディスプレイパネルの駆動装置Info
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Abstract
ズマディスプレイの駆動装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 プラズマディスプレイパネルの全放電セ
ルを初期化するリセット放電を生起させるリセットパル
スの前縁部におけるレベル変化率を、プラズマディスプ
レイパネルの周辺の照度に応じて調整する。
Description
式のプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと称す
る)の駆動装置に関する。
イパネルの1つとしてAC(交流放電)型のPDPが知
られている。AC型のPDPは、複数の列電極と、これ
ら列電極と直交して配列されて且つ一対にて1走査ライ
ンを形成する複数の行電極とを備えている。これら各行
電極及び列電極は、放電空間に対して誘電体層で被覆さ
れており、1対の行電極と列電極との各交叉部に画素を
担う放電セルが形成される構造を採る。
示を実施させる方法の一つとしてサブフィールド法が知
られている。サブフィールド法では、1フィールドの表
示期間を、Nビットの画素データの各ビット桁の重み付
けに対応した時間だけ発光するN個のサブフィールドに
分割して表示する。サブフィールド法を用いる場合、例
えば供給される画素データが6ビットで構成されると想
定すると、1フィールドの期間をSF1、SF2...、
SF6なる6個のサブフィールドに分割して各サブフィ
ールド毎に発光駆動を行う。
画素データ書込行程、発光維持行程にて構成される。一
斉リセット行程では、上記PDPの全放電セルを一斉に
放電励起(リセット放電)せしめることにより、全放電
セルの壁電荷を一様に消去する。次の画素データ書込行
程では、各放電セル毎に、画素データに応じた選択的な
書込み放電を生起せしめる。この時、書込み放電が生起
された放電セル内には壁電荷が形成され、この放電セル
は「発光セル」に設定される。一方、書込み放電が生起
されなかった放電セルには壁電荷が形成されないので
「非発光セル」となる。発光維持行程では、「発光セ
ル」に設定された放電セルのみを、各サブフィールドの
重み付けに対応した期間に亘り繰り返し放電せしめる。
この際、サブフィールドSF1〜SF6各々の発光維持
行程において実施された放電期間の合計に対応した輝度
が視覚される。つまり、サブフィールドSF1〜SF6
各々に、1:2:4:8:16:32なる放電の期間を
割り当てれば、64階調分の中間輝度を表現することが
可能となるのである。
放電セルに対して実施されるリセット放電は、比較的強
い放電、すなわち輝度レベルの高い発光を伴うものであ
る。この際、リセット放電により、画素データには何等
関与しない発光が生じるので、特に、暗い室内で暗めの
画像を観賞する際には暗コントラストの低下を招くとい
う問題があった。
トラストの向上を図ることができるプラズマディスプレ
イの駆動装置を提供することである。
るプラズマディスプレイパネルの駆動装置は、表示画素
を担う複数の放電セルがマトリクス状に配列されてなる
プラズマディスプレイパネルを映像信号に応じて駆動す
るプラズマディスプレイパネルの駆動装置であって、前
記放電セルの各々を発光セル状態又は非発光セル状態の
いずれか一方に初期化するリセット放電を生起させるべ
きリセットパルスを発生してこれを前記放電セル各々に
印加するリセット手段と、前記映像信号に対応した画素
データに応じて前記放電セルを選択的に前記非発光セル
状態又は前記発光セル状態に設定する選択放電を生起さ
せるべき走査パルスを前記放電セル各々に印加する画素
データ書込手段と、前記発光セル状態にある前記放電セ
ルのみを繰り返し発光させる維持放電を生起させるべき
維持パルスを前記放電セル各々に印加する発光維持手段
と、前記プラズマディスプレイパネルの周辺の照度を検
出する光センサと、前記照度に応じて前記リセットパル
スの前縁部におけるレベル変化率を調整するリセットパ
ルス波形調整手段と、を有する。
ィスプレイパネルの駆動装置は、表示画素を担う複数の
放電セルがマトリクス状に配列されてなるプラズマディ
スプレイパネルを映像信号に応じて駆動するプラズマデ
ィスプレイパネルの駆動装置であって、前記放電セルの
各々を発光セル状態又は非発光セル状態のいずれか一方
に初期化するリセット放電を生起させるべきリセットパ
ルスを発生してこれを前記放電セル各々に印加するリセ
ット手段と、前記映像信号に対応した画素データに応じ
て前記放電セルを選択的に前記非発光セル状態又は前記
発光セル状態に設定する選択放電を生起させるべき走査
パルスを前記放電セル各々に印加する画素データ書込手
段と、前記発光セル状態にある前記放電セルのみを繰り
返し発光させる維持放電を生起させるべき維持パルスを
前記放電セル各々に印加する発光維持手段と、前記プラ
ズマディスプレイパネルの周辺の照度を検出する光セン
サと、を有し、前記リセット手段は、前記照度に応じて
前記リセットパルスを前記放電セル各々に印加する回数
を変更する。
照しつつ説明する。図1は、プラズマディスプレイパネ
ル(以下、PDPと称す)を駆動する駆動装置を備えたプ
ラズマディスプレイ装置の概略構成を示す図である。図
1に示すように、かかるプラズマディスプレイ装置は、
プラズマディスプレイパネルとしてのPDP10と、各
種機能モジュールからなる駆動部とから構成されてい
る。
極としてのm個の列電極D1〜Dmと、これら列電極の各
々と交叉して配列された夫々n個の行電極X1〜Xn及び
行電極Y1〜Ynを備えている。これら行電極X1〜Xn及
び行電極Y1〜Ynは、夫々一対の行電極Xi(1≦i≦n)及
びYi(1≦i≦n)にてPDP10における第1表示ライン
乃至第n表示ラインを担っている。列電極Dと、行電極
X及びYとの間には、放電ガスが封入されている放電空
間が形成される。そして、この放電空間を含む各行電極
対と列電極との交差部に画素に対応した放電セルが形成
される構造となっている。つまり、1表示ライン上には
列電極Dの数、すなわちm個の放電セルが存在する。
動制御回路4、外光センサ5、アドレスドライバ6、X
行電極ドライバ7及びY行電極ドライバ8から構成され
る。A/D変換器1は、アナログの入力映像信号をサン
プリングしてこれを各画素に対応した例えば8ビットの
画素データPDに変換して、これをメモリ3に供給す
る。メモリ3は、駆動制御回路4から供給された書込信
号に従って上記画素データPDを順次書き込む。そし
て、1画面分、つまり第1行・第1列の画素に対応した
画素データPD11から、第n行・第m列の画素に対応し
た画素データPD nmまでの(n×m)個分の画素データP
Dの書き込みが終了すると、メモリ3は、以下の如き読
み出し動作を行う。先ず、メモリ3は、画素データPD
11〜PDnm各々の第1ビット目を画素駆動データビット
DB111〜DB1nmと捉え、これらを駆動制御回路4か
ら供給された読出アドレスに従って1表示ライン分ずつ
読み出してアドレスドライバ6に供給する。次に、メモ
リ3は、画素データPD11〜PDnm各々の第2ビット目
を画素駆動データビットDB211〜DB2nmと捉え、こ
れらを駆動制御回路4から供給された読出アドレスに従
って1表示ライン分ずつ読み出してアドレスドライバ6
に供給する。以下、同様にしてメモリ3は、画素データ
PD11〜PDnm各々の第3〜第Nビットを夫々画素駆動
データビットDB3〜DB(N)と捉え、各DB毎に1表
示ライン分ずつ読み出してアドレスドライバ6に供給し
て行く。尚、メモリ3は、画素駆動データビットDB1
11〜DB1nmに対する読み出し動作を後述するサブフィ
ールドSF1において実行し、DB211〜DB2nmに対
する読み出し動作をサブフィールドSF2において実行
する。同様に、DB311〜DB3nmをサブフィールドS
F3、DB411〜DB4nmをサブフィールドSF4、・
・・、DB(N)11〜DB(N)nmをサブフィールドSF
(N)において夫々実行する。
明るさを検出し、その明るさに対応した信号レベルを有
する照度信号LLを駆動制御回路4に供給する。駆動制
御回路4は、上記照度信号LLに応じたレベルを有する
リセットパルス波形調整信号RWを発生し、X行電極ド
ライバ7及びY行電極ドライバ8の各々に供給する。
サブフィールド法に基づく発光駆動フォーマットに従っ
てPDP10を階調駆動すべき各種スイッチング信号を
アドレスドライバ6、X行電極ドライバ7及びY行電極
ドライバ8各々に供給する。尚、図2に示す発光駆動フ
ォーマットでは、1フィールドの表示期間をN個のサブ
フィールドSF1〜SF(N)に分割し、各サブフィール
ド内において前述した如き画素データ書込行程Wc及び
発光維持行程Icの各々を実行する。更に、先頭のサブ
フィールドSF1においてのみで一斉リセット行程Rc
を実行し、最後尾のサブフィールドSF(N)においての
みで、各放電セル内に残留している壁電荷を消滅させる
消去行程Eを実行する。
8各々は、上記駆動制御回路4から供給された各種スイ
ッチング信号に応じて各種駆動パルスを発生し、PDP
10の行電極X及びYに印加する。図3は、X行電極ド
ライバ7及びY行電極ドライバ8各々の内部構成を示す
図である。
は、駆動パルスのパルス電圧の源となる直流電圧VS1を
発生する電源B1が備えられている。電源B1の正端子
はスイッチング素子S3を介してPDP10の行電極X
に接続され、その負端子は接地されている。スイッチン
グ素子S4は選択的に行電極Xを接地する。コンデンサ
C1の一端は接地されており、その他端及び行電極X間
には、コイルL1、ダイオードD1及びスイッチング素
子S1からなる第1直列回路と、コイルL2、ダイオー
ドD2及びスイッチング素子S2からなる第2直列回路
とが並列に接続されている。
R1、スイッチング素子S5、及び電源B2からなるリ
セットパルス発生回路RXが設けられている。電源B2
は、後述するリセットパルスRPXのパルス電圧を担う
直流電圧Vrを発生する。電源B2は、その正端子は接
地されており、負端子はスイッチング素子S5に接続さ
れている。スイッチング素子S5は、オン状態に設定さ
れている間に限り、電源B2の負端子に生じた負の直流
電圧−Vrを可変抵抗R1を介してPDP10の行電極
Xに印加する。尚、可変抵抗R1は、上記駆動制御回路
4から供給されたリセットパルス波形調整信号RWに応
じた抵抗値に設定されている。
スのパルス電圧の源となる直流電圧VS1を発生する電源
B3が備えられている。電源B3の正端子はスイッチン
グ素子S13を介してスイッチング素子S15への接続
ライン12に接続され、その負端子は接地されている。
接続ライン12は、スイッチング素子S14を介して接
地されている。コンデンサC2の一端は接地されてお
り、その他端及び接続ライン12間には、コイルL3、
ダイオードD3及びスイッチング素子S11からなる第
1直列回路と、コイルL4、ダイオードD4及びスイッ
チング素子S12からなる第2直列回路とが並列に接続
されている。スイッチング素子S15は、オン状態にあ
る場合には接続ライン12及び接続ライン13間を接続
する一方、オフ状態にある場合には両者の接続を遮断す
る。かかる接続ライン13には、直流電圧Vhを発生す
る電源B6の正端子、スイッチング素子S21、及びダ
イオードD5のカソード端が接続されている。電源B6
の負端子には、スイッチング素子S22及びダイオード
D6のアノード端が接続されている。ダイオードD6の
カソード端、ダイオードD5のアノード端、スイッチン
グ素子S21及びS22は互いに接続されており、その
接続点にPDP10の行電極Yが接続されている。
R2、スイッチング素子S16、及び電源B4からなる
リセットパルス発生回路RYが設けられている。電源B
4は、後述するリセットパルスRPYのパルス電圧を担
う直流電圧Vrを発生する。電源B4は、その負端子は
接地されており、正端子はスイッチング素子S16に接
続されている。スイッチング素子S16は、オン状態に
設定されている間に限り、電源B4の正端子に生じた直
流電圧Vrを可変抵抗R2を介して上記接続ライン13
に印加する。尚、可変抵抗R2は、上記駆動制御回路4
から供給されたリセットパルス波形調整信号RWに応じ
た抵抗値に設定されている。
種スイッチング信号に応じた上記スイッチング素子S1
〜S5、S11〜S16、S21及びS22各々のスイ
ッチング動作と、このスイッチング動作に応じて生成さ
れる各種駆動パルスと、その印加タイミングを示す図で
ある。尚、図4においては、図2に示す発光駆動フォー
マットにおける先頭のサブフィールドSF1内での動作
のみを抜粋して示している。
は、駆動制御回路4がX行電極ドライバ7のスイッチン
グ素子S5、及びY行電極ドライバ8のスイッチング素
子S16、S21を夫々オン状態にし、その他のスイッ
チング素子をオフ状態にする。X行電極ドライバ7のス
イッチング素子S5がオン状態になることにより、行電
極X、可変抵抗R1、スイッチング素子S5、電源B2
なる経路に電流が流れ込む。この際、行電極X上の電圧
は、PDP10の行電極間の負荷容量C0及び可変抵抗
R1の抵抗値に基づく時定数に従った傾斜にて徐々に下
降して行く。更に、Y行電極ドライバ8のスイッチング
素子S16がオン状態になることにより、電源B4、ス
イッチング素子S16、可変抵抗R2及びスイッチング
素子S21を介してPDP10の行電極Yに電流が流れ
込む。この際、行電極Y上の電圧は、PDP10の行電
極間の負荷容量C0及び可変抵抗R2の抵抗値に基づく
時定数に従った傾斜にて徐々に上昇して行く。そして、
行電極X上の電圧が電源B2の発生する直流電圧Vrに
基づく負の電圧−Vrに到るタイミングで、スイッチン
グ素子S5をオフ状態、スイッチング素子S4をオン状
態に夫々切り換える。これにより、その前縁部(立ち下
がり時)のレベル変化が後述する走査パルスSP及び維
持パルスIP各々のそれよりも緩やかに負極性の電圧−
Vrに到るリセットパルスRPXが生成される。そして、
かかるリセットパルスRPXは、行電極X1〜Xnの各々
に一斉に印加される。更に、駆動制御回路4は、行電極
Y上の電圧が電源B4の発生する直流電圧Vrに到るタ
イミングで、スイッチング素子S16をオフ状態、スイ
ッチング素子S14及びS15を夫々オン状態に切り換
える。これにより、その前縁部(立ち上がり時)のレベル
変化が後述する走査パルスSP及び維持パルスIP各々
のそれよりも緩やかに正極性の電圧Vrに到るリセット
パルスRPYが生成される。そして、かかるリセットパ
ルスRPYは、行電極Y 1〜Ynの各々に一斉に印加され
る。
PYの同時印加に応じて、PDP10の全ての放電セル
がリセット放電し、その放電終息後、各放電セル内には
一様に所定量の壁電荷が形成され保持される。これによ
り、PDP10における全放電セルは、後述する発光維
持行程Icにおいて発光(維持放電)可能な状態(以下、発
光セル状態と称する)に初期化される。
では、アドレスドライバ6が、上記メモリ3から供給さ
れた画素駆動データビットDB1に応じたパルス電圧を
有する画素データパルスを生成する。例えば、アドレス
ドライバ6は、画素駆動データビットDBの論理レベル
が"1"である場合には高電圧、"0"である場合には低電
圧(0ボルト)の画素データパルスを生成する。そして、
アドレスドライバ6は、上記画素データパルスを1表示
ライン分(m個)毎にグループ化した画素データパルス群
DP1、DP2、・・・、DPnを順次、列電極D1〜Dmに印
加する。更に、かかる画素データ書込行程Wcでは、Y
行電極ドライバ8が、上記画素データパルス群DP1〜
DPn各々の印加タイミングと同一タイミングにて負極
性の走査パルスSPを発生し、これを行電極Y1〜Ynへ
と順次印加して行く。尚、かかる走査パルスSPは、図
4に示すように、上記スイッチング素子S21をオフ状
態、スイッチング素子S22をオン状態にすることによ
って発生する。この際、上記走査パルスSPが印加され
た表示ラインと、高電圧の画素データパルスが印加され
た"列"との交差部の放電セルにのみ放電(選択消去放電)
が生じる。かかる選択消去放電により、放電セル内に保
持されていた壁電荷は消滅し、この放電セルは、後述す
る発光維持行程Icにおいて発光(維持放電)することが
できない状態(以下、非発光セル状態と称する)に設定さ
れる。一方、走査パルスSPが印加されながらも低電圧
の画素データパルスが印加された放電セルには上記選択
消去放電は生起されず、この放電セルは、上記一斉リセ
ット行程Rcにおいて初期化された状態、つまり発光セ
ル状態を維持する。
DP10の各放電セルは、入力映像信号に基づく画素デ
ータに応じて発光セル状態又は非発光セル状態のいずれ
か一方の状態に設定される。次に、図4に示す発光維持
行程Icにおいては、X行電極ドライバ7及びY行電極
ドライバ8各々内のスイッチング素子S1〜S4及びS
11〜S14を図の如きオン・オフシーケンスにて動作
させることにより、正極性の維持パルスIP X及びIPY
を発生する。X行電極ドライバ7及びY行電極ドライバ
8各々は、これら正極性の維持パルスIPX及びIPYを
交互に繰り返し行電極X及びYに印加する。この際、各
発光維持行程Ic内で印加すべき維持パルスIPの回数
(又は期間)は、各サブフィールドの重み付けに応じて設
定されている。ここで、PDP10内の全放電セルの内
で、上記壁電荷が形成されている放電セル、すなわち発
光セル状態にある放電セルのみが、上記維持パルスIP
X及びIPYが印加される度に維持放電する。つまり、上
記画素データ書込行程Wcにおいて発光セル状態に設定
された放電セルのみが、そのサブフィールドの重み付け
に対応して設定された回数分だけ維持放電に伴う発光を
繰り返し、その発光状態を維持する。
書込行程Wcにおいて発光セル状態に設定された放電セ
ルのみが、そのサブフィールドの発光維持行程Icで、
このサブフィールドの重み付けに対応した期間だけ発光
するのである。この際、サブフィールドSF1〜SF
(N)各々の発光維持行程Icで生起された発光の、1フ
ィールド表示期間内での総発光期間に対応した中間輝度
が視覚される。尚、図2及び図3に示す駆動では、一
旦、非発光セル状態に設定された放電セルを発光セル状
態に戻すことができるのは、先頭のサブフィールドSF
1の一斉リセット行程Rcだけである。従って、かかる
駆動によると、輝度レベル0を表現する場合を除き必ず
サブフィールドSF1の発光維持行程Icで発光が生起
され、それ以降、表現すべき輝度レベルに応じた数だけ
連続したサブフィールドSF各々の発光維持行程Icで
発光が生起される。すなわち、N個のサブフィールドS
F1〜SF(N)によれば、全てのサブフィールドを消灯
状態に維持して輝度レベル0を表現する場合を含め、
(N+1)段階で中間調の輝度を表現することができるの
ある。
て全放電セルに対して生起されるリセット放電は比較的
強い放電であり、輝度レベルの高い発光を伴う。このリ
セット放電は画素データには拘わらずに全放電セルに対
して一斉に生起されるので、暗コントラストを低下させ
る原因になっている。そこで、本発明においては、PD
P10の周辺の明るさに応じて、リセット放電の強度を
適切に調整するようにしている。
ディスプレイ装置の設置されている部屋が所定の基準照
度範囲内の明るさである場合には、外光センサ5は、こ
の部屋の明るさに応じた信号レベルを有する照度信号L
Lを駆動制御回路4に供給する。すると、駆動制御回路
4は、かかるリセットパルスRPX及びRPY各々の前縁
部でのレベル変化を上記照度信号LLに応じた傾斜にす
べきリセットパルス波形調整信号RWを、X行電極ドラ
イバ7及びY行電極ドライバ8の各々に供給する。これ
により、X行電極ドライバ7及びY行電極ドライバ8各
々のリセット回路RX及びRYに夫々設けられている可
変抵抗R1及びR2は、かかるリセットパルス波形調整
信号RWに応じた抵抗値に設定される。よって、この
際、リセット回路RX及びRY各々は、前縁部でのレベ
ル変化率がリセットパルス波形調整信号RWに対応した
波形となる図5(b)に示す如きリセットパルスRPX及
びRPYを生成する。
されている部屋が比較的明るい場合には、外光センサ5
は、この部屋の明るさに応じた高レベルの照度信号LL
を駆動制御回路4に供給する。すると、駆動制御回路4
は、リセットパルスRPX及びRPY各々の前縁部でのレ
ベル変化を上記照度信号LLに応じた分だけ急峻にすべ
きリセットパルス波形調整信号RWを、X行電極ドライ
バ7及びY行電極ドライバ8各々に供給する。かかるリ
セットパルス波形調整信号RWに応じてリセット回路R
X及びRY内の可変抵抗R1及びR2各々の抵抗値は小
となり時定数が小になる。よって、この際、リセット回
路RX(又はRY)は、図5(b)に示す波形に比して前縁
部でのレベル変化率が大、つまり電圧−Vr(又はVr)に
到るまでの時間が短い図5(a)に示す如き波形のリセッ
トパルスRPX及びRPYを生成する。これらリセットパ
ルスRPX及びRPYの同時印加により、全放電セルには
比較的強いリセット放電が生起される。
置されている部屋が比較的暗い場合には、外光センサ5
は、この部屋の明るさに応じた低レベルの照度信号LL
を駆動制御回路4に供給する。すると、駆動制御回路4
は、リセットパルスRPX及びRPY各々の前縁部でのレ
ベル変化を上記照度信号LLに応じた分だけ緩やかにす
べきリセットパルス波形調整信号RWを、X行電極ドラ
イバ7及びY行電極ドライバ8の各々に供給する。かか
るリセットパルス波形調整信号RWに応じてリセット回
路RX及びRY内の可変抵抗R1及びR2各々の抵抗値
は大となり時定数が大きくなる。よって、この際、リセ
ット回路RX(又はRY)は、図5(b)に示す波形に比し
て前縁部でのレベル変化率が小、つまり電圧−Vr(又は
Vr)に到るまでの時間が長い図5(c)に示す如き波形の
リセットパルスRPX及びRPYを生成する。これらリセ
ットパルスRPX及びRPYの同時印加により全放電セル
には発光を伴うリセット放電が生起されるが、その放電
強度はリセットパルスRPX及びRPYの前縁部でのレベ
ル変化が緩やかなほど弱くなるので、このリセット放電
に伴う発光輝度も低い。
の周辺が暗い場合には、リセットパルスの前縁部でのレ
ベル変化率を小にすることによりリセット放電を弱め
て、その放電に伴う発光輝度を低下させる。よって、比
較的暗い画像を暗い室内で観賞する際に目立つことにな
る暗コントラストが向上するのである。ところで、上記
駆動によれば、1フィールドの表示期間が一定であるに
も拘わらず、図5(a)〜図5(c)に示す如くリセットパ
ルスRPX及びRPYのパルス幅が変化することになる。
そこで、駆動制御回路4は、リセットパルスRPX及び
RPYのパルス幅の変化分だけ、各サブフィールドの発
光維持行程Icにおいて印加すべき維持パルスIPX及び
IPYの回数を変更する。例えば、図5(a)に示す如
く、リセットパルスRPX及びRPYのパルス幅が狭まる
場合には、その分だけサブフィールドSF1〜SF(N)
各々の発光維持行程Icにおいて印加すべき維持パルス
IPX及びIPYの回数を増加する。一方、図5(c)に示
す如く、リセットパルスRPX及びRPYのパルス幅が広
がる場合には、その分だけサブフィールドSF1〜SF
(N)各々の発光維持行程Icにおいて印加すべき維持パ
ルスIPX及びIPYの回数を減少させるのである。
ィスプレイパネルの周辺が比較的明るい場合には各サブ
フィールド内において印加すべき維持パルスの回数を増
加し、暗い場合には減らすべくX行電極ドライバ7及び
Y行電極ドライバ8を制御するのである。尚、上記実施
例においては、画素データの書込方法として、予め各放
電セルに壁電荷を形成させておき、画素データに応じて
選択的にその壁電荷を消去することにより画素データの
書込を為す、いわゆる選択消去アドレス法を採用した場
合について述べた。
込方法として、画素データに応じて選択的に壁電荷を形
成させるようにした、いわゆる選択書込アドレス法を採
用した場合についても同様に適用可能である。かかる選
択書込アドレス法を採用した場合には、上記一斉リセッ
ト行程Rc内において、リセットパルスRPYの印加直後
に、負極性の消去パルスEPを図6(a)〜図6(c)に示
す如く行電極Y1〜Ynの各々に一斉に印加する。尚、図
6(a)はPDP10の周辺が比較的明るい場合、図9
(b)は基準照度範囲内である場合、図9(c)は比較的暗
い場合各々で印加されるリセットパルスRPY及びR
PX、消去パルスEP各々の波形と、その印加タイミン
グを示す図である。
リセット行程Rcでは、リセットパルスRPY及びRPX
の同時印加によって全放電セル内に形成された壁電荷
が、図6に示される消去パルスEPの印加により全て消
滅する。すなわち、かかる消去パルスEPに印加に応じ
て全ての放電セルが非発光セル状態に初期化されるので
ある。次に、選択書込アドレス法を採用した場合の画素
データ書込行程Wcでは、上述した如き走査パルスSP
と、高電圧の画素データパルスとが同時に印加された放
電セルのみに放電(選択書込放電)が生じる。この際、か
かる選択書込放電の生起された放電セル内のみに壁電荷
が形成され、この放電セルは発光セル状態に設定され
る。尚、選択書込アドレス法を採用した場合の各発光維
持行程Ic内での動作は、選択消去アドレス方を採用し
た場合と同様なので、その説明は省略する。ここで、選
択書込アドレス法を採用した場合には、各サブフィール
ドの最後尾において、全ての放電セル内に残留している
壁電荷を消滅させる消去放電を生起させる消去行程Eを
実行するようにしても良い。
6(c)に示す実施例においては、リセットパルスRPY
及びRPXの前縁部でのレベル変化を曲線状にしている
が、図7(a)〜図7(c)の如き直線状であっても構わな
い。要するに、PDP10の周辺が比較的明るい場合に
はリセットパルスRPY及びRPXの前縁部でのレベル変
化を図7(a)に示す如く急峻にし、一方、暗い場合には
そのレベル変化を図7(c)に示す如く緩やかにするので
ある。
表示期間内で生起させるべきリセット放電の回数は1回
であるが、PDPの周辺の明るさに応じてその実行回数
を変更するようにしても良い。例えば、PDP10の周
辺の明るさが所定照度よりも明るい場合には、図8(a)
に示す如く一斉リセット行程Rc内において印加するリ
セットパルス(RPX1、RPY1、RPY2、RPX3、RP
Y4)の回数を4回にする。一方、PDP周辺の明るさが
所定照度よりも暗い場合には、図8(b)に示す如く一斉
リセット行程Rc内において印加するリセットパルス(R
PX1、RPY1、RPY2)の回数を2回にする。この際、
PDP周辺の明るさが所定照度よりも暗い場合には生起
されるリセット放電の回数が図8(a)の場合に比して少
ないので、暗コントラストが向上する。尚、図8(a)〜
図8(c)に示される発光駆動フォーマットは、画素デー
タの書き込み方法として前述した如き選択書込アドレス
法を採用した場合の一例を示すものである。
て、1フィールド表示期間内で実行すべき一斉リセット
行程Rcの回数を例えば図9(a)〜図9(c)に示される
ように変更しても良い。尚、図9(a)〜図9(c)に示さ
れる一例においては、1フィールドの表示期間をサブフ
ィールドSF1〜SF6なる6つのサブフィールドに分
割し、選択書込アドレス法を採用してPDP10に対す
る階調駆動を実施するものである。この際、PDP周辺
の明るさが所定照度よりも明るい場合には、図9(a)に
示す如く、全てのサブフィールドSF1〜SF6各々の
先頭位置において一斉リセット行程Rcを実行する。一
方、PDP周辺の明るさが所定の基準照度範囲内にある
場合には、図9(b)に示す如く、サブフィールドSF1
〜SF6各々の内のSF1、SF3及びSF5各々の先
頭位置において一斉リセット行程Rcを実行する。そし
て、PDP周辺の明るさが所定照度よりも暗い場合に
は、図9(c)に示す如く、サブフィールドSF1〜SF
6各々の内のSF1及びSF4各々の先頭位置において
一斉リセット行程Rcを実行するのである。尚、図9
(a)〜図9(c)に示されている全ての一斉リセット行程
Rc内で生成されるリセットパルスRPX及びRPYの波
形は、例えば図6(b)に示すものである。
図8(b)又は図9(c)に示す如く、リセットパルスの印
加によって生起すべきリセット放電の回数を減らすこと
によりリセット放電に伴う発光を弱めて、暗コントラス
トの向上を図るのである。
プラズマディスプレイパネルの周辺が暗い場合にはリセ
ット放電を弱くしてその放電に伴う発光を弱めるので、
暗い室内で比較的暗い画像を観賞する際の暗コントラス
トを向上させることが可能となる。
動装置を搭載したプラズマディスプレイ装置を示す図で
ある。
用される発光駆動フォーマットの一例を示す図である。
内部構成を示す図である。
印加される各種駆動パルスと、その印加タイミングの一
例を示す図である。
波形を示す図である。
PDP周辺の明るさ毎のリセットパルスRPの波形を示
す図である。
波形の他の一例を示す図である。
Rc内において印加すべきリセットパルスRPの回数を
変更した場合の波形の一例を示す図である。
期間内で実行すべき一斉リセット行程Rcの回数を変更
した場合の発光駆動フォーマットの一例を示す図であ
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 表示画素を担う複数の放電セルがマトリ
クス状に配列されてなるプラズマディスプレイパネルを
映像信号に応じて駆動するプラズマディスプレイパネル
の駆動装置であって、 前記放電セルの各々を発光セル状態又は非発光セル状態
のいずれか一方に初期化するリセット放電を生起させる
べきリセットパルスを発生してこれを前記放電セル各々
に印加するリセット手段と、 前記映像信号に対応した画素データに応じて前記放電セ
ルを選択的に前記非発光セル状態又は前記発光セル状態
に設定する選択放電を生起させるべき走査パルスを前記
放電セル各々に印加する画素データ書込手段と、 前記発光セル状態にある前記放電セルのみを繰り返し発
光させる維持放電を生起させるべき維持パルスを前記放
電セル各々に印加する発光維持手段と、 前記プラズマディスプレイパネルの周辺の照度を検出す
る光センサと、 前記照度に応じて前記リセットパルスの前縁部における
レベル変化率を調整するリセットパルス波形調整手段
と、を有することを特徴とするプラズマディスプレイパ
ネルの駆動装置。 - 【請求項2】 前記リセットパルスの前縁部でのレベル
変化は、前記走査パルス及び前記維持パルス各々の前縁
部でのレベル変化よりも緩やかであることを特徴とする
請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの駆動装
置。 - 【請求項3】 前記リセットパルス波形調整手段は、前
記プラズマディスプレイパネルの周辺の照度が低い場合
には高い場合に比して前記レベル変化率を小にすること
を特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネ
ルの駆動装置。 - 【請求項4】 前記発光維持手段は、前記プラズマディ
スプレイパネルの周辺の照度に応じて前記維持パルスを
前記放電セル各々に印加する回数を変更することを特徴
とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの駆
動装置。 - 【請求項5】 前記発光維持手段は、前記プラズマディ
スプレイパネルの周辺の照度が低い場合には高い場合に
比して前記維持パルスを前記放電セル各々に印加する回
数を少なくすることを特徴とする請求項1及び4記載の
プラズマディスプレイパネルの駆動装置。 - 【請求項6】 表示画素を担う複数の放電セルがマトリ
クス状に配列されてなるプラズマディスプレイパネルを
映像信号に応じて駆動するプラズマディスプレイパネル
の駆動装置であって、 前記放電セルの各々を発光セル状態又は非発光セル状態
のいずれか一方に初期化するリセット放電を生起させる
べきリセットパルスを発生してこれを前記放電セル各々
に印加するリセット手段と、前記映像信号に対応した画
素データに応じて前記放電セルを選択的に前記非発光セ
ル状態又は前記発光セル状態に設定する選択放電を生起
させるべき走査パルスを前記放電セル各々に印加する画
素データ書込手段と、前記発光セル状態にある前記放電
セルのみを繰り返し発光させる維持放電を生起させるべ
き維持パルスを前記放電セル各々に印加する発光維持手
段と、前記プラズマディスプレイパネルの周辺の照度を
検出する光センサと、を有し、 前記リセット手段は、前記照度に応じて前記リセットパ
ルスを前記放電セル各々に印加する回数を変更すること
を特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動装置。 - 【請求項7】 前記リセット手段は、前記プラズマディ
スプレイパネルの周辺の照度が低い場合には高い場合に
比して前記リセットパルスを前記放電セル各々に印加す
る回数を少なくすることを特徴とする請求項6記載のプ
ラズマディスプレイパネルの駆動装置。
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| JP2005148594A (ja) * | 2003-11-19 | 2005-06-09 | Pioneer Plasma Display Corp | プラズマディスプレイパネルの駆動方法 |
| JP2005321500A (ja) * | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマディスプレイパネルの駆動方法 |
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- 2001-12-03 JP JP2001368665A patent/JP4136364B2/ja not_active Expired - Fee Related
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