JP2003167775A - 負荷分散システムおよび負荷分散装置 - Google Patents

負荷分散システムおよび負荷分散装置

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JP2003167775A
JP2003167775A JP2001367469A JP2001367469A JP2003167775A JP 2003167775 A JP2003167775 A JP 2003167775A JP 2001367469 A JP2001367469 A JP 2001367469A JP 2001367469 A JP2001367469 A JP 2001367469A JP 2003167775 A JP2003167775 A JP 2003167775A
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JP2001367469A
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English (en)
Inventor
Toshio Matsumoto
利夫 松本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、更新操作中に約半分のサーバが無効
状態となり処理能力が低減し、アクセス急増に対応でき
ない。また他例では、読み出しの重複時に更新の切り換
えができない事態が起こり、アクセスがタイムアウトに
なる。無理に切り換えるとアクセス側に矛盾を与えるな
どの問題がある。 【解決手段】 クライアントのアクセスに含まれる仮想
ディレクトリと実ディレクトリとを対応づけしたディレ
クトリ名変換情報を備え、このディレクトリ名変換情報
に基づいてクライアントからのアクセス要求に含まれる
仮想ディレクトリをサーバの実ディレクトリに変換する
処理を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はネットワーク上に
おいてコンテンツの提供サービスを行うWebサーバに
対してアクセス処理を負荷分散させる負荷分散システム
および負荷分散装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの利用者が急増
し、Webサービスを提供するWebサイトにおいても
アクセス数が増えている。これに対応してWebサイト
では同じコンテンツを提供する複数台のWebサーバを
配置し、負荷分散装置で負荷分散することが多くなっ
た。図10は従来の負荷分散システムの構成を示すブロ
ック図、図11は従来のコンテンツ更新手順を示すフロ
ーチャートである。図において、10は負荷分散装置、
11は分散決定手段、12はセッション管理手段、13
は格納された設定・管理情報、14は分散実行手段であ
る。20は負荷分散装置10で負荷分散されているサー
バ群で、例えば5個のWebサーバS1,S2,…,S
5からなる。C1,C2,…,C5は各Webサーバ内
に更新前コンテンツを格納するコンテンツ格納部または
コンテンツを表すものである。
【0003】次に負荷分散装置で負荷分散されているサ
ーバ群のコンテンツを更新する動作について説明する。
対象となるサーバ群20の全WebサーバS1,S2,
…,S5は、コンテンツ格納部C1,C2,…,C5に
同じ更新前のコンテンツを格納し提供しているものとす
る。通常、負荷分散装置10ではクライアントからのア
クセスがあった場合に、設定・管理情報13に従って分
散決定手段11は対象サーバ群20のいずれのWebサ
ーバに対してこのアクセスを振り分けるかの決定を行
う。このとき、クライアントからのアクセスが既に開始
されたセッション内のアクセスかどうかの管理をセッシ
ョン管理手段が行う。分散決定手段11は、セッション
管理手段12に問合せを行い、同一セッション中のアク
セスは、矛盾が生じないように同じWebサーバへの振
り分けを行うように決定する。例えばあるクライアント
からのアクセスに関して、TCP(Transmission Contr
ol Protocol)セッションのオープンからクローズの間は
ひとまとまりのアクセスとして、同じWebサーバにア
クセスを振り分けるようにしている。あるいは同一のCo
okie変数値が付加されたクライアントからのアクセスを
ひとまとまりのアクセスとして振り分けることもでき
る。分散決定手段11の決定に従って、分散実行手段1
1がクライアントからのアクセスを決定したWebサー
バに実際に振り分けを実行する。
【0004】なお、負荷分散装置10は、無効に設定さ
れたWebサーバや負荷分散装置10からの動作チェッ
クにより故障と判断したWebサーバに対しては、新た
に開始するセッションの振り分けは行わない。また逆
に、既にセッション中であれば、仮にWebサーバがそ
の後無効に設定されたとしてもセッション内のアクセス
は当該Webサーバに振り分け続ける。Webサーバの
有効・無効等の設定やWebサーバの正常稼動・故障等
の情報は設定・管理情報13として保持され、分散決定
手段11により参照される。
【0005】ここで、コンテンツを更新する場合は、全
WebサーバS1,S2,…,S5を約半数ずつA群と
B群の2つの群に分け(ステップST11)、負荷分散
装置10において、先ずA群のWebサーバS1,S2
を無効に設定する(ステップST12)。負荷分散装置
10では無効に設定されたWebサーバに対しては、新
たにセッションが張られるクライアントのアクセスを振
り向けないようにするが、既に張られたセッションに関
しては、セッションが完了するまではWebサーバが無
効に設定されてもアクセスを同じWebサーバに振り分
け続ける。この仕組みにより、メンテナンス等でWeb
サーバを無効にする場合でもクライアントからのアクセ
スが途中でエラーとならないようにしている。
【0006】A群のWebサーバS1,S2を無効に設
定した後、これらのWebサーバへの既に張られたセッ
ションが全て完了すれば、クライアントからのアクセス
はA群のWebサーバS1,S2には来ない状態とな
る。負荷分散装置10のモニタ機能等により、この状態
になったのを確認してから(ステップST13,ST1
4)、A群のWebサーバS1,S2のコンテンツC
1,C2を新しいコンテンツに更新する(ステップST
15)。次に、負荷分散装置10においてA群のWeb
サーバS1,S2を有効に、かつB群のWebサーバS
3,S4,S5を無効に設定する(ステップST1
6)。これにより、新たにセッションが張られるクライ
アントのアクセスはA群にだけ振り分けられるととも
に、B群のWebサーバS3,S4,S5では既に張ら
れたセッションが全て完了した時点でクライアントから
のアクセスは来ない状態となる。この状態になったのを
確認してから(ステップST17,ST18)、B群の
WebサーバS3,S4,S5のコンテンツC3,C
4,C5を新しいコンテンツに更新する(ステップST
19)。その後、負荷分散装置10においてB群のWe
bサーバS3,S4,S5も有効に設定することで(ス
テップST20)、新たにセッションが張られるクライ
アントのアクセスがA群、B群両方に振り分けられるよ
うになり、更新操作が完了する。
【0007】また従来の別の例として特開平11−32
61号公報「情報提供システム、情報通信装置、記録媒
体」がある。図12はこのシステムの概略構成を示すブ
ロック図である。図において、S11,S12,…,S
1nはWebサーバ、C11,C12,…,C1nは各
Webサーバのコンテンツ格納部またはコンテンツその
ものを表す。22は切り換え時刻テーブル、23はディ
レクトリ変更処理部で、全WebサーバS11,S1
2,…,S1nに備えられている。この例では、コンテ
ンツを更新するために複数のWebサーバS11,S1
2,…,S1nは、各コンテンツ格納部C11,C1
2,…,C1nにそれぞれ更新前情報を格納する第1領
域と更新後情報を格納する第2領域を備えている。切り
換え時刻テーブル22が示す切り換え時刻に達した時点
で、全WebサーバS11,S12,…,S1nが各デ
ィレクトリ変更処理部23により、一斉に2つの領域を
切り換えるようにしている。あるWebサーバをある時
点で見れば、第1領域と第2領域のどちらか一方しかア
クセスが有効とならないようになっている。さらに、切
り換え時刻に達した時点で、Webサーバでコンテンツ
読み出しが完了していない場合は、読み出しが完了する
まで切り換えを遅延させることにより、アクセス中のコ
ンテンツ内容を保護するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の負荷分散システ
ムは以上のように構成されているので、最初の例のコン
テンツ更新方法においては、更新操作の途中では2つの
群に分けた一方の群しかアクセスを受けつけないことに
なるため、約半分のWebサーバが無効状態となり、シ
ステムの処理能力がおよそ半減してしまう。このため、
コンスタントに高負荷のアクセスを受けるようなサイト
では更新操作の途中でWebサーバの処理能力を超えた
アクセスにより、システムがダウンしてしまう恐れもあ
る。また更新操作の途中でアクセスが急増した場合にも
対応できなくなってしまうという問題点がある。
【0009】また、一般に複数のWebサーバを用いる
ようなサイトでは多くのアクセスがあって、Webサー
バが同時に多数のアクセスを処理しているため、後者の
例における更新方法の場合では、一つの読み出しが完了
する前に次の読み出しが開始されたり、同時に実行して
いる読み出しが終わっていなかったりして、いつまでも
切り換えができない事態が起こるという問題点がある。
この例に加えて、仮に切り換え時刻に達した時点で、新
たなアクセスを待たせておく手段を用意し、処理中のア
クセスが全て完了した時点で切り換えを実施し、その後
新たなアクセスの処理を開始するようにして回避するこ
とも考えられる。しかし、そのようにした場合でも、イ
ンターネットでのショッピングサイトでの買い物のよう
に、一まとまりの処理として扱わなければならないアク
セスが長時間に及ぶ場合は、その間新たなアクセスがあ
ると長時間待たされ、アクセスがタイムアウトになって
しまう。無理に切り換えを実施すれば、各個人の買い物
カゴの中に入れた筈の商品が無くなったり、取扱いを止
めた商品の購入実行がおこなわれたりするような矛盾も
出てきてしまうという問題点がある。
【0010】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、サーバの保有コンテンツのディ
レクトリ配置を柔軟にし、またコンテンツ更新に際して
システム性能の低下が少なく、かつコンテンツ更新中で
もアクセスに矛盾を生じさせない負荷分散システムおよ
び負荷分散装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決しようとする手段】この発明に係る負荷分
散システムは、クライアントからのアクセスを受けてコ
ンテンツサービスの提供を行う複数のサーバに対してク
ライアントからのアクセスを負荷分散して処理させる負
荷分散システムにおいて、クライアントのアクセスに含
まれる仮想ディレクトリと実ディレクトリとを対応づけ
したディレクトリ名変換情報を備え、このディレクトリ
名変換情報に基づいてクライアントからのアクセス要求
に含まれる仮想ディレクトリをサーバの実ディレクトリ
に変換する処理を行うようにしたものである。
【0012】この発明に係る負荷分散システムは、複数
のサーバのそれぞれが、複数の実ディレクトリを有する
と共に、複数の実ディレクトリのうち更新前コンテンツ
を格納する実ディレクトリとは異なる実ディレクトリに
更新後コンテンツを格納するステップと、仮想ディレク
トリの変換先となる実ディレクトリを、更新前コンテン
ツを格納する実ディレクトリから更新後コンテンツを格
納する実ディレクトリに切り換えるステップとを含む手
順によりサーバの提供するコンテンツの更新を行うよう
にしたものである。
【0013】この発明に係る負荷分散システムは、クラ
イアントからのアクセスに対する応答コンテンツを送付
する際に、応答コンテンツに付随する実ディレクトリ名
を、ディレクトリ名変換情報に基づいてアクセス時の仮
想ディレクトリ名に変換するステップを有するようにし
たものである。
【0014】この発明に係る負荷分散システムは、クラ
イアントからのアクセスを受けてコンテンツサービスの
提供を行う複数のサーバに対してクライアントからのア
クセスを負荷分散して処理させる負荷分散システムにお
いて、複数のクライアントを区分するクライアント区分
について、複数のサーバを更新前コンテンツを提供する
第1サーバ群と更新後コンテンツを提供する第2サーバ
群に分けて対応付けしたクライアント管理情報を設定し
ておき、更新前コンテンツを提供する第1サーバ群中の
1または複数のサーバへのアクセスを無効化するステッ
プと、アクセスを無効化した当該サーバのコンテンツを
更新後コンテンツに更新するステップと、当該サーバを
第2サーバ群へ所属を変更した後、当該サーバへのアク
セスを有効化するステップと、第1サーバ群および第2
サーバ群に対するクライアント区分の対応づけの変更を
クライアント管理情報に対して設定するステップとを含
む手順により、複数のサーバのそれぞれが提供するコン
テンツの更新を行うようにしたものである。
【0015】この発明に係る負荷分散システムは、クラ
イアント管理情報が、クライアント区分の優先度付けが
なされ、第2サーバ群が優先度の高いクライアント区分
に対応付けて設定されているものである。
【0016】この発明に係る負荷分散システムは、クラ
イアントからのアクセスを受けてコンテンツサービスの
提供を行う複数のサーバに対してクライアントからのア
クセスを負荷分散して処理させる負荷分散システムにお
いて、複数のサーバのそれぞれが、コンテンツをディレ
クトリ、ファイルの種類、ドメイン等の共通した条件に
従って複数のコンテンツ群に区分して格納し、格納され
た複数のコンテンツ群にそれぞれ論理サーバ群を対応付
けるコンテンツ群管理情報を設定しておき、コンテンツ
の更新の際にコンテンツ群の一つまたは複数を対象コン
テンツ群として選択するステップと、選択された対象コ
ンテンツ群に対応する論理サーバ群に属したサーバをコ
ンテンツ群管理情報に基づいて2つのサーバ群に分ける
ステップと、分けられた一方のサーバ群の中で対象コン
テンツ群以外のコンテンツ群へのアクセスを有効に維持
したまま対象コンテンツ群へのアクセスを無効化するス
テップと、この状態で一方のサーバ群の当該対象コンテ
ンツ群のコンテンツ更新を行うステップと、一方のサー
バ群の更新された対象コンテンツ群へのアクセスを有効
化すると共に、分けられた他方のサーバ群の中で対象コ
ンテンツ群以外のコンテンツ群へのアクセスを有効に維
持したまま対象コンテンツ群へのアクセスを無効化する
ステップと、この状態で他方のサーバ群の対象コンテン
ツ群のコンテンツ更新を行うステップと、次に他方のサ
ーバ群の対象コンテンツ群へのアクセスを有効化するス
テップを含む手順に従って、複数のサーバのそれぞれが
提供するコンテンツの更新を行うようにしたものであ
る。
【0017】この発明に係る負荷分散装置は、クライア
ントからのアクセスを受けてサービスの提供を行う複数
のサーバに対してクライアントからのアクセスを負荷分
散して処理させる負荷分散装置において、前記クライア
ントのアクセスに含まれる仮想ディレクトリと実ディレ
クトリとを対応づけしたディレクトリ名変換情報を格納
した設定・管理情報格納手段と、ディレクトリ名変換情
報に基づいてクライアントからのアクセス要求に含まれ
る仮想ディレクトリをサーバの実ディレクトリに変換
し、変換先の実ディレクトリにアクセス要求を送るディ
レクトリ名変換手段とを備えたものである。
【0018】この発明に係る負荷分散装置は、複数のサ
ーバのそれぞれが、複数の実ディレクトリを有すると共
に、複数の実ディレクトリのうち更新前コンテンツを格
納する実ディレクトリとは異なる実ディレクトリに更新
後コンテンツを格納するようにしており、ディレクトリ
名変換手段が、仮想ディレクトリの変換先となる実ディ
レクトリを、更新前コンテンツを格納する実ディレクト
リから更新後コンテンツを格納する実ディレクトリに切
り換えるようにしたものである。
【0019】この発明に係る負荷分散装置は、ディレク
トリ名変換手段が、クライアントからのアクセスに対す
る応答コンテンツを送付する際に、応答コンテンツに付
随する実ディレクトリ名を、ディレクトリ名変換情報に
基づいてアクセス時の仮想ディレクトリ名に変換するよ
うにしたものである。
【0020】この発明に係る負荷分散装置は、クライア
ントからのアクセスを受けてコンテンツサービスの提供
を行う複数のサーバに対してクライアントからのアクセ
スを負荷分散して処理させる負荷分散装置において、複
数のクライアントを区分するクライアント区分につい
て、複数のサーバを更新前コンテンツを提供する第1サ
ーバ群と更新後コンテンツを提供する第2サーバ群に分
けて対応付けしたクライアント管理情報を格納する設定
管理・情報格納手段と、第1サーバ群中の1または複数
のサーバへのアクセスを無効化するステップと、アクセ
スを無効化した当該サーバのコンテンツが更新後コンテ
ンツに更新された後に当該サーバを第2サーバ群へ所属
を変更して当該サーバへのアクセスを有効化するステッ
プと、第1サーバ群および第2サーバ群に対するクライ
アント区分の対応づけの変更をクライアント管理情報に
対して設定するステップを含む手順を行う分散決定手段
とを備えたものである。
【0021】この発明に係る負荷分散装置は、クライア
ント管理情報が、クライアント区分の優先度付けがなさ
れ、第2サーバ群が優先度の高いクライアント区分に対
応付けて設定されているものである。
【0022】この発明に係る負荷分散装置は、クライア
ントからのアクセスを受けてコンテンツサービスの提供
を行う複数のサーバに対してクライアントからのアクセ
スを負荷分散して処理させる負荷分散装置において、コ
ンテンツがディレクトリ、ファイルの種類、ドメイン等
の共通した条件に従って複数のコンテンツ群に区分して
複数のサーバのそれぞれに格納されており、格納された
複数のコンテンツ群にそれぞれ論理サーバ群を対応付け
たコンテンツ群管理情報を格納する設定・管理情報格納
手段と、コンテンツの更新の際にコンテンツ群の一つま
たは複数を対象コンテンツ群として選択するステップ
と、選択された対象コンテンツ群に対応する論理サーバ
群に属したサーバをコンテンツ群管理情報に基づいて2
つのサーバ群に分けるステップと、分けられた一方のサ
ーバ群の中で対象コンテンツ群以外のコンテンツ群への
アクセスを有効に維持したまま対象コンテンツ群へのア
クセスを無効化するステップと、この状態で一方のサー
バ群の当該対象コンテンツ群のコンテンツ更新が行われ
た場合に一方のサーバ群の更新された対象コンテンツ群
へのアクセスを有効化すると共に、分けられた他方のサ
ーバ群の中で対象コンテンツ群以外のコンテンツ群への
アクセスを有効に維持したまま対象コンテンツ群へのア
クセスを無効化するステップと、この状態で他方のサー
バ群の対象コンテンツ群のコンテンツ更新が行われた場
合に他方のサーバ群の対象コンテンツ群へのアクセスを
有効化するステップを含む手順を行う分散決定手段とを
備えたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による負
荷分散システムの構成を示すブロック図である。図にお
いて、50は負荷分散装置、51は分散決定手段、52
はセッション管理手段、53は設定・管理情報、531
はディレクトリ名変換情報、54はディレクトリ名変換
手段、55は分散実行手段である。S51,S52,
…,S5nはWebサーバ、C51,C52,…,C5
nは各Webサーバのコンテンツ格納部である。このシ
ステムにおいては、Webサイト、例えば「www.AAA.c
o.jp」というドメイン名のWebサイトに複数台のWe
bサーバS51,S52,…,S5nから成るサーバ群
を有し、インターネットまたはイントラネットを経由し
てクライアントに対してWebサービスの提供を行って
いる。サーバ群内の各Webサーバには、複数のディレ
クトリを有し、更新前コンテンツを有する公開用ディレ
クトリに使用するディレクトリと、更新後コンテンツを
有する更新用ディレクトリに使用するディレクトリとを
含む。ここでは、例えば各WebサーバS51,S5
2,…,S5nのWeb用ホームディレクトリ下に次の
ように公開用ディレクトリServ1および更新用ディ
レクトリServ2を有するものとする。
【0024】クライアントからのアクセスは、負荷分散
装置50を介して設定・管理情報53に基づく所定の方
法によりサーバ群内のいずれかのサーバに振り分けが行
われる。ここで、一般に負荷分散装置50は、配下の複
数台のWebサーバS51,S52,…,S5nに対し
て論理的なサーバ群を設定することができる。例えば負
荷分散装置50の配下に7台のWebサーバS51,S
52,…,S57が接続されているとした場合、Web
サーバS51〜S54を論理サーバ群G1、Webサー
バS53〜S57を論理サーバ群G2として論理的に構
成する。クライアントからの*.html(HyperText
Markup Language)型コンテンツへのアクセスは論理サー
バ群G1のWebサーバS51〜S54へ、*.cgi
(Common Gateway Interface)型コンテンツへのアクセ
スは論理サーバ群G2のWebサーバS53〜S57へ
というように振り分けを行うことが可能である。
【0025】また、WebサーバS51〜S54のHT
TP(HyperText Transfer Protocol)サービスを論理サ
ーバ群G1、同じWebサーバ1〜Webサーバ4のF
TP(File Transfer Protocol)サービスを論理サーバ
群G2として論理的に構成し、クライアントからのHT
TPアクセスは論理サーバ群G1のWebサーバS51
〜S54へ、FTPアクセスは論理サーバ群G2のWe
bサーバS53〜S57へというように振り分けを行う
ことも可能である。なお、負荷分散装置50ではそれぞ
れの論理サーバ群G1,G2をWebサーバS51,S
52,…,S57と同様、独立して有効または無効に設
定することができる。これは一般的な負荷分散装置が持
つ機能であり、この実施の形態1においても複数の論理
的なサーバ群を設定して、その処理を利用する。すなわ
ち、図1に示すように、ディレクトリServ1のコン
テンツを使用する論理サーバ群G1と、ディレクトリS
erv2のコンテンツを使用する論理サーバ群G2とを
設定しており、G1は有効に、G2は無効に設定される
ものとする。
【0026】この実施の形態1では、負荷分散装置50
は、さらにディレクトリ名変換手段54を有する。ディ
レクトリ名変換手段54は、クライアントからのアクセ
ス要求に含まれる仮想ディレクトリとWebサーバS5
1,S52,…,S5nの実ディレクトリとの間の対応
付けを行って仮想ディレクトリ名と実ディレクトリ名間
の変換を行う。この対応付けのためのディレクトリ名変
換情報531は設定・管理情報53に追加して設定され
ている。ここでは、仮想ディレクトリ名「Serv_ON」に対
して、論理サーバ群G1へのアクセスの場合は実ディレ
クトリ名「Serv1」へ、論理サーバ群G2へのアクセスの
場合は実ディレクトリ名「Serv2」への変換が設定されて
いる。
【0027】次に動作について説明する。クライアント
からこのWebサイト「www.AAA.co.jp」に対して、仮想
ディレクトリ名、例えば「Serv_ON」を使って、「http:/
/www.AAA.co.jp/Serv_ON/abcde.html」というURL(Un
iform Resource Locater)にアクセスした場合を説明す
る。負荷分散装置50の分散決定手段51がこのアクセ
ス要求を受けると、セッション管理手段52に対して、
このアクセスが既にセッション中のクライアントからの
ものかどうかを問合せる。セッション管理手段52は、
セッション中かどうかの情報、およびセッション中であ
ればそのセッションを張っている論理サーバ群名および
Webサーバ名を加えて返す。セッション管理手段52
からの問合せ回答に基づき、分散決定手段51は、セッ
ション中のアクセスであれば、回答された論理サーバ群
およびWebサーバを、アクセスを振り分ける対象とし
て決定する。
【0028】一方、セッション中でなければ、分散決定
手段51は、先ずアクセス要求を振り分けるべき論理サ
ーバ群を決定する。ここでは、アクセス要求に対して論
理サーバ群G1,G2とも処理できるが、この時点では
論理サーバ群G1のみ有効となっているため、論理サー
バ群G1を振り分け対象として決める。なお、仮に複数
の論理サーバ群に振り分け可能な場合には、一般にはラ
ウンドロビン方式やあらかじめ優先度を決めておく優先
度設定方式等の所定の方式で振り分ける。
【0029】次に、サーバ群内のうちどのWebサーバ
に割り当てるかに関しては、設定・管理情報53に基づ
き、サーバ群内の有効な設定のWebサーバの中から負
荷分散方式、サーバ負荷状況等により、新たに振り分け
るべきWebサーバを決定する。例えば有効なWebサ
ーバをラウンドロビン方式で割り当てる。さらに、分散
決定手段51は、決定した論理サーバ群名およびサーバ
名をクライアント情報と共にセッション管理手段52に
通知し、新たなセッション開始としてセッション情報の
登録を要求する。なお、セッション情報は、クライアン
トからセッション終了要求があったり、セッションタイ
ムアウトとなったりして、セッション完了条件となった
場合に、分散決定手段51からセッション管理手段52
にセッション完了を通知し、セッション情報の抹消を要
求して抹消される。
【0030】分散決定手段51で振り分けるWebサー
バを、例えば論理サーバ群G1のWebサーバS51に
決定したとする。分散決定手段51はクライアントから
のアクセス要求を振り分け、決定した論理サーバ群名G
1およびサーバ名S51とともにディレクトリ名変換手
段54に渡す。ディレクトリ名変換手段54では、設定
・管理情報53の中のディレクトリ名変換情報531を
参照し、クライアントからのアクセス要求中の仮想ディ
レクトリ名を実ディレクトリ名に変換する。ディレクト
リ名変換情報531は図3に示すような情報を持つ。こ
こでは、論理サーバ群G1が振り分け対象であるため、
設定情報の通り仮想ディレクトリ名「Serv_ON」を実ディ
レクトリ名「Serv1」に変換する。このURLは、「htt
p://www.AAA.co.jp/Serv_ON/abcde.html」から「http://
www.AAA.co.jp/Serv1/abcde.html」へと変換される。デ
ィレクトリ名変換手段54は、この変換されたURLを
含んだクライアントからのアクセス要求を、振り分け決
定した論理サーバ群名G1、Webサーバ名S51と共
に分散実行手段55に渡す。分散実行手段55では、決
定された論理サーバ群の当該Webサーバに対してこの
アクセス要求を振り分け、送信する。この振り分け実行
は、負荷分散装置50で一般的に知られているIPアド
レス変換等を行った上で行われる。
【0031】要求を受けたWebサーバS1では指定さ
れたURL「http://www.AAA.co.jp/Serv1/abcde.html」
に従ってWeb用ホームディレクトリ下の公開用ディレ
クトリServ1の下にあるコンテンツ「abcde.html」
を含む応答結果を負荷分散装置50に返す。負荷分散装
置50の分散実行手段55では、この応答結果をクライ
アントに返送する。この返送は、負荷分散装置50で一
般的に知られているIPアドレス変換等を行った上で行
われる。ところで、Webサーバからの応答結果である
応答コンテンツ「abcde.html」中で、別なコンテンツへ
のリンクが記述されていて、このリンクで使われている
ディレクトリがServ1のように実ディレクトリであ
る場合は、ディレクトリ名変換手段54により、ディレ
クトリ名変換情報531に基づいて応答コンテンツに付
随している実ディレクトリ名から仮想ディレクトリ名
「Serv_ON」に変換してからクライアントに返送するこ
ともできる。こうすることでクライアントからのこのリ
ンク先へのアクセスは仮想ディレクトリを使って行い実
ディレクトリに変換するが、応答コンテンツは同じよう
にディレクトリ変換されてクライアントに振り分けられ
る。
【0032】なお、このディレクトリ名変換は全Web
サーバS51,S52,…,S5nで同じである必要は
なく、例えばWebサーバごとに変換が設定されてい
て、WebサーバS51への振り分けの場合はServ
A1に、WebサーバS52への振り分けの場合はSe
rvA2に、またWebサーバS53への振り分けの場
合はDir3/ServA3にというように変換するこ
とも可能である。Webサーバごとの変換を行えば、機
種やOSが異なりディレクトリ体系に差があるようなW
ebサーバに負荷分散する場合でも、クライアントから
Webサーバの違いを意識せず同じディレクトリ名でア
クセスすることができる。ディレクトリ名変換情報53
1の変更は、負荷分散装置50で設定ユーティリティ等
により、仮想ディレクトリ名と実ディレクトリ名、さら
に必要に応じて対応するサーバ名の組み合わせを入力す
ることで行うことができる。
【0033】この実施の形態1では、負荷分散装置50
にディレクトリ名変換手段54を設けて実ディレクトリ
と仮想ディレクトリの変換を行うことで、クライアント
からは該当するWebサイトへ仮想ディレクトリを使っ
てアクセスすることができる。これにより、Webサー
バでディスク領域パーティションの残容量が少ない等の
理由で、コンテンツを格納する実ディレクトリを変更し
たい場合や、WebサーバS51,S52,…,S5n
の機種やOSが変わってコンテンツを格納するディレク
トリ体系を変更せざるをえない場合でも、ディレクトリ
名変換情報531の設定を負荷分散装置50に設定する
だけで柔軟に対応でき、クライアントのブラウザで保存
した当該WebサイトのURL情報を何ら変更せずにす
むという効果がある。例えばWebサーバでの実ディレ
クトリを変更して、上記URL「http://www.AAA.co.jp
/Serv1/abcde.html」を「http://www.AAA.co.jp/New_Ser
v1/abcde.html」や「http://www.AAA.co.jp/Web/Dir0/Se
rv1/abcde.html」などに変更した場合でも、負荷分散装
置50における変換関係の設定を、「Serv_ON」←→「Ne
w_Serv1」から「Serv_ON」←→「Serv1」や「Serv_ON」←→
「Web/Dir0/Serv1」に設定変更するだけで、クライアン
ト側では「http://www.AAA.co.jp/Serv_ON/abcde.html」
のまま変更せずに済むという効果がある。
【0034】次にこの実施の形態1の負荷分散システム
におけるコンテンツ更新手順について図2に従って説明
する。更新前の状態においては、各Webサーバの公開
用ディレクトリServ1の下に更新前コンテンツが格
納されている。ここで、負荷分散装置50により公開用
ディレクトリServ1に対応する論理サーバ群G1を
有効に、更新用ディレクトリServ2に対応する論理
サーバ群G2を無効に設定する(ステップST51)。
この状態においては、クライアントからのアクセス、例
えば、「http://www.AAA.co.jp/Serv_ON/abcde.html」に
対しては、負荷分散装置50で有効となっている論理サ
ーバ群G1に振り分けられる。この際、ディレクトリ名
変換手段54で「Serv_ON」から論理サーバ群名G1に対
応する「Serv1」への変換を行っており、クライアントに
はWebサーバから「Serv1/abcde.html」という公開用
ディレクトリ下の更新前コンテンツが応答結果として返
されることになる。
【0035】次に、更新のために、各WebサーバS5
1,S52,…,S5nにおいて更新用ディレクトリS
erv2に更新後コンテンツを格納する(ステップST
52)。格納した時点では、クライアントにはまだ更新
後コンテンツは返されない。この後、負荷分散装置50
で設定ユーティリティ等により論理サーバ群G1を無効
に設定し、論理サーバ群G2を有効に設定する(ステッ
プST53)。これにより、セッション中であったクラ
イアントからのアクセスは論理サーバ群G1に引き続き
振り分けられて更新前コンテンツが応答結果として返さ
れるが、セッションが完了するとともに論理サーバ群G
1への振り分けは減っていく。この状態を負荷分散装置
50のモニタ機能等によりチェックする(ステップST
54)。一方、新たなセッションは、有効に設定された
論理サーバ群G2に振り分けられる。この場合、ディレ
クトリ名変換手段54で「Serv_ON」から論理サーバ群名
G2に対応する「Serv2」への変換を行うことになり、論
理サーバ群名G2のWebサーバに「http://www.AAA.c
o.jp/Serv2/abcde.html」のアクセス要求として振り分け
られる。クライアントにはWebサーバから「Serv2/ab
cde.html」という更新用ディレクトリ下の更新後コンテ
ンツが応答結果として返されることになる。設定切り換
え後は論理サーバ群G1へ新規セッションは割り当てな
いため、設定切り換え時に途中であったセッションが順
次完了していき、全て完了した時点で論理サーバ群G1
への振り分けは無くなり、これをもって更新操作は完了
する(ステップST55)。
【0036】なお、この後さらに更新を行う場合には、
論理サーバ群G2および実ディレクトリServ2を更
新前のコンテンツ用、また論理サーバ群G1および実デ
ィレクトリServ1を更新後のコンテンツ用とするこ
とで同様の手順で更新を行うことができる。以後も交互
に使用することで繰り返し更新可能である。また、交互
に使用せず、新たに論理サーバ群G3および実ディレク
トリServ3を定義して、負荷分散装置50への設
定、WebサーバS51,S52,…,S5nへの格納
を行うことで更新することも可能である。
【0037】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、ディレクトリ名変換手段54を設けて仮想ディレク
トリと実ディレクトリの変換を行うようにしたので、ク
ライアントからは該当するWebサイトへ仮想ディレク
トリを使ってアクセスすることができ、これにより、W
ebサーバでディスク領域パーティションの残容量が少
ない等の理由で、コンテンツを格納する実ディレクトリ
を変更したい場合や、Webサーバの機種やOSが変わ
ってコンテンツを格納するディレクトリ体系を変更せざ
るをえない場合でも、ディレクトリ名変換情報531の
設定を行うだけで柔軟に対応でき、クライアントのブラ
ウザで保存した当該WebサイトのURL情報を何ら変
更せずにすむという効果が得られる。また、サーバのそ
れぞれが、更新前コンテンツを格納する実ディレクトリ
と更新後コンテンツを格納する実ディレクトリを持ち、
コンテンツを更新した際にセッションが終了している更
新前コンテンツを格納する実ディレクトリを無効に設定
する共に、更新後コンテンツを格納する実ディレクトリ
を有効に設定するようにし、ディレクトリ名変換手段5
4によりクライアントからのアクセス要求に含まれる仮
想ディレクトリとWebサーバの実ディレクトリ間の変
換をディレクトリ名変換情報531に基づいて行い、ま
た変換先を、更新前コンテンツを含む実ディレクトリか
ら更新後コンテンツを含む実ディレクトリに切り換える
ことにより、コンテンツ更新を行うようにしたので、全
てのWebサーバにおいてクライアントからの処理を実
行したままコンテンツ更新が可能となり、更新中の性能
低下が無く、しかもセッション中のクライアントのアク
セスにも矛盾を生じさせない効果が得られる。さらに、
ディレクトリ名変換手段54が、クライアントからのア
クセスに対する応答コンテンツを送付する際に、応答コ
ンテンツに付随する実ディレクトリ名を、ディレクトリ
名変換情報531に基づいてアクセス時の仮想ディレク
トリ名に変換するようにしたので、要求されたコンテン
ツを返す場合もアクセス時の仮想ディレクトリ名に戻す
ことにより支障のない応答を行える効果が得られる。
【0038】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2による負荷分散システムの構成を示すブロック図で
ある。図において、図1と同一および相当する部分は同
一符号で示す。このシステムにおいては、Webサイ
ト、例えば「www.AAA.co.jp」というドメイン名のWeb
サイトに複数台のWebサーバS51,S52,…,S
5nから成るサーバ群を有し、インターネットまたはイ
ントラネットを経由してクライアントに対してWebサ
ービスの提供を行っている。負荷分散装置50には、分
散決定手段51、セッション管理手段52、設定・管理
情報53および分散実行手段55を有する。この実施の
形態2では、設定・管理情報53にクライアント管理情
報532を追加し設定している。また、更新前コンテン
ツを提供する論理サーバ群と、更新後コンテンツを提供
する論理サーバ群の2つの論理サーバ群を設けており、
例えばこれをGA1とGA2とする。この実施の形態2
では論理サーバ群は実サーバ群と一致する。
【0039】クライアントからのアクセスは、負荷分散
装置50を介して設定・管理情報53に基づく所定の方
法によりサーバ群GA1,GA2内のいずれかのWeb
サーバに振り分けが行われる。クライアント管理情報5
32は、クライアントを区分し、その区分に従って更新
前コンテンツを提供する論理サーバ群GA1とWebサ
ーバS51と更新後コンテンツを提供する論理サーバ群
GA2とへクライアントからのアクセスを割り当てるた
めに使用する。クライアント管理情報532は図6のよ
うな情報を持ち、最も高い優先度を示す“優先度1”か
ら優先度の最も低い“優先度N”まで順に設定されてい
る。
【0040】次に動作について説明する。クライアント
からはクライアントの優先度を示す何らかの情報が付加
された形で要求が送られてくるものとする。ここでは、
クライアントからの要求に含まれるHTTPヘッダ中の
User−Agentにクライアント区分情報が指定さ
れるようにしている。これは、例えばこのWebサイト
の利用者に対し、アクセス時に使用するアプリケーショ
ンをクライアント端末へインストールする際に、クライ
アント区分に従ったIDデータを渡して入力させること
により、アプリケーションがアクセス時にUser−A
gentに特定のクライアント区分情報を載せて要求を
出すといった方法をとることで実現可能である。
【0041】クライアントからこのWebサイト「www.
AAA.co.jp」に対して、仮想ディレクトリ名、例えば「Se
rv_ON」を使って「http://www.AAA.co.jp/Serv_ON/abcd
e.html」というURLにアクセスした場合を説明する。
クライアントからの要求に含まれるHTTPヘッダ中の
User−Agentには、User−Agent:Cl
ient_Level_002のようなクライアント区分情報が含まれ
ているとする。負荷分散装置50の分散決定手段51が
このアクセス要求を受けると、セッション管理手段52
にこのアクセスが既にセッション中のクライアントから
のものかどうかを問合せる。セッション管理手段52
は、セッション中かどうかの情報、およびセッション中
であれば加えてそのセッションを張っている論理サーバ
群名およびサーバ名を返す。セッション管理手段52か
らの問合せ回答に基づき、分散決定手段51は、セッシ
ョン中のアクセスであれば、回答された論理サーバ群お
よびWebサーバを、アクセスを振り分ける対象として
決定する。
【0042】一方、セッション中でなければ、分散決定
手段51は、先ずアクセス要求を振り分けるべき論理サ
ーバ群を決定する。クライアントからの要求に含まれる
HTTPヘッダ中のUser−Agentのクライアン
ト区分情「Client_Level_002」から、設定・管理情報5
3のクライアント管理情報532を参照し、これに従っ
て論理サーバ群GA2を振り分け対象として決める。次
に、論理サーバ群GA1,GA2内のうちどのWebサ
ーバに割り当てるかに関しては、設定・管理情報53に
基づき、サーバ群内の有効なWebサーバの中から負荷
分散方式、サーバ負荷状況等により、新たに振り分ける
べきWebサーバを決定する。例えば有効なWebサー
バをラウンドロビン方式で割り当てる。さらに、分散決
定手段51は、決定した論理サーバ群名、サーバ名をク
ライアント情報とともにセッション管理手段に通知し、
新たなセッション開始としてセッション情報の登録を要
求する。
【0043】分散決定手段51で振り分けるWebサー
バを、例えば論理サーバ群GA2のWebサーバS51
に決定したとする。分散決定手段51はクライアントか
らのアクセス要求を振り分け決定した論理サーバ群名G
A2、サーバ名S51と共に分散実行手段55に渡す。
分散実行手段55では、決定された論理サーバ群GA2
の該当WebサーバS51に対してこのアクセス要求を
振り分け、送信する。この振り分け実行は、負荷分散装
置で一般的に知られているIPアドレス変換等を行った
上で行われる。
【0044】要求を受けたWebサーバS1では指定さ
れたURL「http://www.AAA.co.jp/Serv1/abcde.html」
に対応するコンテンツ「abcde.html」を含む応答結果を
負荷分散装置に返す。負荷分散装置50の分散実行手段
55では、この応答結果をクライアントに返送する。こ
の返送は、負荷分散装置50で一般的に知られているI
Pアドレス変換等を行った上で行われる。Webサーバ
S51は更新後コンテンツを格納しているため、この
「Client_Level_002」に対応する優先度のクライアント
に更新後コンテンツが返されることになる。一方、もし
より優先度の低いクライアントに対応するクライアント
区分情報「Client_Level_003」を含んだクライアント要
求が来た場合には、負荷分散装置50で上記と同様の処
理を行うことで、論理サーバ群GA1のWebサーバの
格納する更新前コンテンツが返されることになる。
【0045】次にこの実施の形態2の負荷分散システム
におけるコンテンツ更新の手順について図5に従って説
明する。この実施の形態2では、前述した従来のシステ
ムように複数台のWebサーバを半数に分けて更新する
のと異なり、1台もしくは少数台のWebサーバに分け
て更新を行うようにしている。この場合は、更新後コン
テンツと更新前コンテンツを提供するWebサーバが同
時に有効となるという特徴があり、同一クライアントに
対しては更新後コンテンツを見た後のアクセスで更新前
コンテンツが見えてしまうような矛盾が起きないように
する必要がある。一般に、同一クライアントにおいて、
更新後コンテンツを見た後のアクセスで更新前コンテン
ツが見えるようなことがあれば、クライアントはシステ
ムの矛盾と感じる。一方、同一時点でクライアントによ
って更新前コンテンツが見える場合と更新後コンテンツ
が見える場合が存在したとしても、同一クライアントに
対して、ある時点で更新後コンテンツが見えた以降は更
新前コンテンツを見ることがないようにできれば、クラ
イアントはシステムに矛盾を感じない。
【0046】図5では、論理サーバ群GA2のWebサ
ーバS51のコンテンツ更新が完了して更新後コンテン
ツを提供している状態である。一方、論理サーバ群GA
1のWebサーバS52〜S55はまだ更新されておら
ず、更新前コンテンツのままである。クライアントから
のアクセスは、図6のクライアント管理情報の設定に従
って、最も優先度の高いクライアント区分“優先度1”
および“優先度2”のクライアントに関しては更新後コ
ンテンツを提供する論理サーバ群GA2に、その他の優
先度のクライアントに関しては更新前コンテンツを提供
する論理サーバ群GA1に振り分けている。
【0047】ここで、次のコンテンツ更新行うWebサ
ーバとして論理サーバ群GA1からWebサーバS52
を選択したとする(ステップST61)。先ず、負荷分
散装置50において設定・管理情報53で論理サーバ群
GA1内のWebサーバS52を無効にする設定を行う
(ステップST62)。これにより、WebサーバS5
2には新たなセッションが割り当てられなくなり、既存
のセッションが全て完了した時点でWebサーバS52
へのアクセスは無くなる。WebサーバS52へのセッ
ションが全て完了したのを負荷分散装置50で確認した
後(ステップST63,ST64)、設定・管理情報5
3でWebサーバS52を論理サーバ群GA1から削除
する(ステップST65)。WebサーバS52のコン
テンツを更新後コンテンツに入れ換え(ステップST6
6)、設定・管理情報53でWebサーバS52を論理
サーバ群GA2に無効のまま追加する設定を行う(ステ
ップST67)。その後WebサーバS52を有効にす
る設定を行うことで、論理サーバ群GA2のWebサー
バS2にクライアント区分“優先度1”および“優先度
2”のアクセスが振り分けられるようになる(ステップ
ST68)。
【0048】次に、設定・管理情報53のクライアント
管理情報532において、“優先度1”および“優先度
2”の次に優先度の高いクライアント区分“優先度3”
に関して、振り分ける論理サーバ群をGA1からGA2
に設定変更する。これにより、クライアント区分“優先
度3”のクライアントからのアクセスに関して、セッシ
ョン中の場合は、セッション完了まで更新前コンテンツ
を提供する論理サーバ群GA1に振り分けられるが、新
たなセッションの場合は、WebサーバS52を含む論
理サーバ群GA2に振り分けられ更新後コンテンツが見
られるようになる。以下、WebサーバS53以降につ
いても順次同様の手順でコンテンツを更新し、かつ優先
度に従ったクライアントの振り分けを変更していき(ス
テップST70)、最後のWebサーバが完了した時点
で、コンテンツ更新操作が完了する。
【0049】なお、クライアント区分情報に関しては、
他の形式でクライアント要求に載せてもかまわない。例
えば、クライアントから別のWebサイトにアクセスし
てユーザID等を入力してログインさせた後、ログイン
時のユーザIDに従ったクライアント区分情報を当We
bサイトへアクセスするためのリンク先に付加すること
で、実現することも可能である。この場合は、クライア
ントからの要求のURLに、「http://www.AAA.co.jp/S
erv_ON/abcde.html?Client_Level=002」のようにクライ
アント区分情報「Client_Level=002」が付加されてくる
ので、負荷分散装置50でクライアント区分の識別に利
用することができる。またクライアントのIPアドレス
等をクライアント区分の識別に利用することもできる。
ここではWebサーバS52のコンテンツ更新に同期し
て、ただ一つのクライアント区分“優先度3”の振り分
け先を変更したが、Webサーバの負荷状態やレスポン
ス時間を考慮して、複数のクライアント区分の振り分け
先を変更してもよいし、特定のWebサーバの更新時に
全く振り分け先を変更しないようにしてもよい。また、
Webサーバを1台ずつ更新するのではなく、少数の複
数台のWebサーバをまとめて更新するようにしてもよ
い。なお、クライアントの優先度に差が無い場合は、ク
ライアントをIPアドレス等の適当な方法で区分した
後、便宜的に優先度を付けて更新すればよい。
【0050】この実施の形態2によれば、負荷分散装置
50に設けたクライアント管理情報532に基づき、1
台又は複数台のWebサーバを順次無効にしてコンテン
ツ更新を行うようにするとともに、更新後コンテンツを
有するWebサーバに対して優先度の高いクライアント
のアクセスを振り分け、更新前コンテンツを有するWe
bサーバに対して優先度の低いクライアントのアクセス
を振り分けるようにしたので、コンテンツ更新操作中に
無効とするWebサーバが少なくて済むため更新中の性
能低下が少なく、しかもセッション中のクライアントの
アクセスにも矛盾を生じさせないという効果が得られ
る。また、優先度の高いクライアント群を先に更新後コ
ンテンツにアクセスさせることが可能となるため、優先
度の異なる利用者に対して利便性に差を付けるといった
サービスの提供に利用できるといった効果も得られる。
【0051】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3による負荷分散システムの構成を示すブロック図で
ある。図において、図1と同一および相当する部分は同
一符号で示す。このシステムにおいては、Webサイ
ト、例えば「www.AAA.co.jp」というドメイン名のWeb
サイトに複数台のWebサーバS51,S52,…,S
55から成るサーバ群を有し、インターネット又はイン
トラネットを経由してクライアントに対してWebサー
ビスの提供を行っている。サーバ群内の各Webサーバ
には、共通した条件に従って分類し区分された複数のコ
ンテンツ群を有している。ここではI群、II群、II
I群の3つのコンテンツ群を持ち、それぞれ各Webサ
ーバS51,S52,…,S55のWeb用ホームディ
レクトリ下のディレクトリDir1,Dir2,Dir
3の下に格納されている。すなわち、 コンテンツI群:「http://www.AAA.co.jp/Dir1/*」 コンテンツII群:「http://www.AAA.co.jp/Dir2/*」 コンテンツIII群:「http://www.AAA.co.jp/Dir3/*」 である。*は任意のディレクトリ名やファイル名を意味
する。
【0052】ここではディレクトリによりコンテンツ群
を区別しているが、html、asp(Active Server
Pages)、cgiといったファイルの種類を共通条件とし
てコンテンツ群を区別するようにしてもよいし、「htt
p://www.AAA.co.jp/」、「http://www.BBB.co.jp/」、「h
ttp://www.CCC.co.jp/」といった複数のドメインを同じ
Webサイトで受ける場合には、ドメインでコンテンツ
群を区別するようにしてもよい。
【0053】負荷分散装置50には、分散決定手段5
1、セッション管理手段52、設定・管理情報53、分
散実行手段55を有する。設定・管理情報53にはコン
テンツ群管理情報533が追加して設定されている。コ
ンテンツI群を提供する論理サーバ群GB1と、コンテ
ンツII群を提供する論理サーバ群GB2と、コンテン
ツIII群を提供する論理サーバ群GB3の3つの論理
サーバ群を設けている。そのためコンテンツ群管理情報
533は、図9に示すように、各WebサーバS51,
S52,…,S55のそれぞれにおいて格納されるコン
テンツを共通した条件に従ってI群、II群、III群
のように区分し、これらのコンテンツ群にそれぞれ論理
サーバ群GB1,GB2,GB3を対応付けして設定し
ている。コンテンツ群管理情報533は、クライアント
からの要求コンテンツを含むコンテンツ群を提供する論
理サーバ群に対して、クライアントからのアクセスを割
り当てるときに使用される。
【0054】クライアントからWebサイト「www.AAA.
co.jp」に対して、URL「http://www.AAA.co.jp/*」に
アクセスした場合、負荷分散装置50の分散決定手段5
1はコンテンツ群管理情報を参照して当該URLが上記
コンテンツ群のいずれに属するかを判断して、対応する
論理サーバ群を振り分先として決定し、さらに、設定・
管理情報53に基づく所定の方法により論理サーバ群G
B1,GB2,GB3内のいずれかのWebサーバに振
り分けが行われる。
【0055】次にこの実施の形態3の負荷分散システム
におけるコンテンツ更新手順について図8に従って説明
する。コンテンツの更新はコンテンツ群のI群、II
群、III群に対して順次行っていくが、ここでは先
ず、コンテンツI群の更新を行う手順を説明する。更新
前の状態においては、各コンテンツ群とも更新前コンテ
ンツが格納されている。したがって、コンテンツI群を
提供する論理サーバ群GB1は更新対象として選択され
る(ステップST71)。図7に示すように、コンテン
ツI群に対応する論理サーバ群GB1に属する全サーバ
S51,S52,…,S55を約半数ずつのA群、B群
の2つの群に分ける(ステップST72)。論理サーバ
群GB1に関して、このうち一方のA群のWebサーバ
S51,S52を負荷分散装置50においてアクセスを
無効に設定し、B群のWebサーバS53〜S53はア
クセスを有効の設定のままとする(ステップST7
3)。ここで注意するのは、これは論理サーバ群GB1
に関しての設定であり、論理サーバ群GB2や論理サー
バ群GB3に関してはA群のWebサーバS51,S5
2は依然として有効設定のままであるということであ
る。
【0056】この設定により、セッション中であったク
ライアントからのコンテンツI群へのアクセスは論理サ
ーバ群GB1のA群のWebサーバS51,S52を含
めて、同じWebサーバに引き続き振り分けられるが、
セッションが完了するとともにA群への振り分けは減っ
ていく。一方、コンテンツI群への新たなセッションで
あれば、有効に設定されているB群のWebサーバにの
み振り分けられる。論理サーバ群GB1のA群のWeb
サーバS51,S52へのセッションが全て完了した時
点で、論理サーバ群GB1のA群のWebサーバS5
1,S52のコンテンツI群へのアクセスは無くなる。
負荷分散装置50において論理サーバ群GB1のA群の
全Webサーバへのセッションが全て完了したことを確
認後(ステップST74,ST75)、A群のWebサ
ーバS51,S52のコンテンツI群を更新後コンテン
ツに入れ換える(ステップST76)。
【0057】次に負荷分散装置50において、論理サー
バ群GB1に関してA群のWebサーバS51,S52
を有効に、B群のWebサーバS53〜S55を無効の
設定とする(ステップST77)。これにより、コンテ
ンツI群への新たなセッションは論理サーバ群GB1の
A群のWebサーバS51,S52へのみ振り分けられ
る。負荷分散装置50において論理サーバ群GB1のB
群の全WebサーバS53〜S55へのセッションが全
て完了したことを確認後(ステップST78,ST7
9)、B群のWebサーバS53〜S55のコンテンツ
I群を更新後コンテンツに入れ換える(ステップST8
0)。この後、負荷分散装置50において、論理サーバ
群GB1のB群のWebサーバS53〜S55を有効に
設定し(ステップST81)、コンテンツI群の更新は
完了する。
【0058】コンテンツI群の更新後において、未更新
のコンテンツを提供する論理サーバ群を判定する(ステ
ップST82)。ここでは、論理サーバ群GB1,GB
2が残っているので、コンテンツII群、III群につ
いても、コンテンツI群と同様に順次該当するコンテン
ツ群に関してのみ約半数のWebサーバを無効に設定
し、コンテンツ更新を行う。全てのコンテンツ群の更新
が完了した時点で、コンテンツ更新操作が完了する。
【0059】コンテンツI群の更新操作の間、コンテン
ツII群、III群へのアクセスに関してはA群、B群
の両方のWebサーバで処理が行われ続けるので性能低
下はほとんどない。一方、コンテンツI群へのアクセス
に関しては、例えばA群のWebサーバの無効、B群の
Webサーバを有効にする設定においては、約半数のB
群のWebサーバに負荷が集まるため処理性能は若干低
下する。ただし、従来のシステムように全てのコンテン
ツへのアクセスを約半数のWebサーバで処理するわけ
ではなく、コンテンツI群のアクセスのみが約半数のW
ebサーバで処理されるだけであるため、全体としての
性能低下は従来ほどは大きくならない。さらに、負荷分
散方式として、ラウンドロビン方式でなく最速応答速度
方式(その時点で最も応答時間の早いWebサーバに新
たなセッションを振り分ける方式)のような方式を適用
しておけば、性能低下がほとんどなくなる。すなわち、
コンテンツI群のアクセスが一方のB群のWebサーバ
に集中しても、コンテンツII群、III群へのアクセ
スの振り分けで、コンテンツI群へのアクセスが来ない
A群のWebサーバの応答時間が早いことから、コンテ
ンツII群、III群はA群へ振り分けられる比率が高
くなってB群の負荷が減ることになり、全体としてはコ
ンテンツI群、II群、III群の処理をA群およびB
群の全Webサーバで行うことになるためである。
【0060】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、負荷分散装置50に設けたコンテンツ群管理情報5
33に基づき、Webサーバ内で区分けされたコンテン
ツ群ごとに更新を行うようにしたので、コンテンツ更新
操作中に無効とするWebサーバが一部のコンテンツ群
に関してのみであるため、更新中の性能低下が少なく、
しかもセッション中のクライアントのアクセスにも矛盾
を生じさせないという効果が得られる。
【0061】上述した実施の形態1乃至3では、それぞ
れのコンテンツ更新手順に従って、人手にて設定、選
択、動作確認等を行うことで更新操作を実施するように
しているが、この発明は、負荷分散装置50において、
人手により行うこれら設定、選択、動作確認等をバッチ
プログラムとして記述し、このプログラムにより自動的
に更新制御を行うようにすることも含むものである。
【0062】例えば、実施の形態1に適用した場合、負
荷分散装置50に自動更新制御手段を設け、外部から更
新実行の指示があったとき、この自動更新制御手段が設
定・管理情報53に対して公開用ディレクトリに対応す
る論理サーバ群G1を有効に、また更新用ディレクトリ
に対応する論理サーバ群G2を無効に設定する。次に自
動更新制御手段からコンテンツを格納する各Webサー
バS51,S52,…,S5nに対して更新用ディレク
トリに更新後コンテンツを格納するようコマンドを発行
し、各WebサーバS51,S52,…,S5nはこの
コマンドに基づき更新後コンテンツをコピーするバッチ
プログラムを実行する。自動更新制御手段は、全Web
サーバS51,S52,…,S5nから格納完了の応答
を受取った後、設定・管理情報53に対して論理サーバ
群G1を無効に、論理サーバ群G2を有効に設定する。
この後、自動更新制御手段は、論理サーバ群G1のサー
バへのセッションが全て完了したかどうかを、負荷分散
装置50のモニタ情報を参照することで確認し、セッシ
ョンの完了を確認したら、更新操作完了をログに残し、
次の更新処理の指示を待つ。このように自動更新制御手
段で自動的に更新操作を行うことで、人手で行う場合の
操作ミスを防ぎ、また遠隔から指示して更新操作を行う
ことを可能にする。
【0063】また、各実施の形態では、コンテンツはh
tmlファイルで説明したが、cgiファイルやjpg
ファイル等他の形式のものでもかまわない。サーバにつ
いても、ここではWebサーバで説明したが、FTPサ
ーバ等他のサービスを提供するサーバに対しても同様に
適用可能である。また負荷分散機能を担うものとして負
荷分散装置という言葉で説明したが、これは負荷分散を
行うハードウェアであってもよいし、ソフトウェアによ
り実現したものであってもよい。
【0064】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、クラ
イアントからのアクセスを受けてコンテンツサービスの
提供を行う複数のサーバに対してクライアントからのア
クセスを負荷分散して処理させる負荷分散システムにお
いて、クライアントのアクセスに含まれる仮想ディレク
トリと実ディレクトリとを対応づけしたディレクトリ名
変換情報を備え、このディレクトリ名変換情報に基づい
てクライアントからのアクセス要求に含まれる仮想ディ
レクトリをサーバの実ディレクトリに変換する処理を行
うように構成したので、クライアントからは該当するW
ebサイトへ仮想ディレクトリを使ってアクセスするこ
とができ、これにより、Webサーバでディスク領域パ
ーティションの残容量が少ない等の理由で、コンテンツ
を格納する実ディレクトリを変更したい場合や、Web
サーバの機種やOSが変わってコンテンツを格納するデ
ィレクトリ体系を変更せざるをえない場合でも、ディレ
クトリ名変換情報の設定を行うだけで柔軟に対応でき、
クライアントのブラウザで保存した当該Webサイトの
URL情報を何ら変更せずにすむという効果がある。
【0065】この発明によれば、複数のサーバのそれぞ
れが、複数の実ディレクトリを有すると共に、複数の実
ディレクトリのうち更新前コンテンツを格納する実ディ
レクトリとは異なる実ディレクトリに更新後コンテンツ
を格納するステップと、仮想ディレクトリの変換先とな
る実ディレクトリを、更新前コンテンツを格納する実デ
ィレクトリから更新後コンテンツを格納する実ディレク
トリに切り換えるステップとを含む手順によりサーバの
提供するコンテンツの更新を行うように構成したので、
全てのWebサーバにおいてクライアントからの処理を
実行したままコンテンツ更新が可能となり、更新中の性
能低下が無く、しかもセッション中のクライアントのア
クセスにも矛盾を生じさせない効果がある。
【0066】この発明によれば、クライアントからのア
クセスに対する応答コンテンツを送付する際に、応答コ
ンテンツに付随する実ディレクトリ名を、ディレクトリ
名変換情報に基づいてアクセス時の仮想ディレクトリ名
に変換するステップを有するように構成したので、全て
のWebサーバにおいてクライアントからの処理を実行
したままコンテンツ更新が可能となり、更新中の性能低
下が無く、しかもセッション中のクライアントのアクセ
スにも矛盾を生じさせず、また要求されたコンテンツを
返す場合もアクセス時の仮想ディレクトリ名に戻すこと
により支障のない応答ができる効果がある。
【0067】この発明によれば、クライアントからのア
クセスを受けてコンテンツサービスの提供を行う複数の
サーバに対してクライアントからのアクセスを負荷分散
して処理させる負荷分散システムにおいて、複数のクラ
イアントを区分するクライアント区分について、複数の
サーバを更新前コンテンツを提供する第1サーバ群と更
新後コンテンツを提供する第2サーバ群に分けて対応付
けしたクライアント管理情報を設定しておき、更新前コ
ンテンツを提供する第1サーバ群中の1または複数のサ
ーバへのアクセスを無効化するステップと、アクセスを
無効化した当該サーバのコンテンツを更新後コンテンツ
に更新するステップと、当該サーバを第2サーバ群へ所
属を変更した後、当該サーバへのアクセスを有効化する
ステップと、第1サーバ群および第2サーバ群に対する
クライアント区分の対応づけの変更をクライアント管理
情報に対して設定するステップとを含む手順により、複
数のサーバのそれぞれが提供するコンテンツの更新を行
うように構成したので、コンテンツ更新操作中に無効と
するWebサーバが少なくて済むため更新中の性能低下
が少なく、しかもセッション中のクライアントのアクセ
スにも矛盾を生じさせないという効果がある。
【0068】この発明によれば、クライアント管理情報
が、クライアント区分の優先度付けがなされ、第2サー
バ群が優先度の高いクライアント区分に対応付けて設定
されているように構成したので、優先度の高いクライア
ント群を先に更新後コンテンツにアクセスさせることが
可能となるため、優先度の異なる利用者に対して利便性
に差を付けるといったサービスの提供に利用できる効果
がある。
【0069】この発明によれば、クライアントからのア
クセスを受けてコンテンツサービスの提供を行う複数の
サーバに対してクライアントからのアクセスを負荷分散
して処理させる負荷分散システムにおいて、複数のサー
バのそれぞれが、コンテンツをディレクトリ、ファイル
の種類、ドメイン等の共通した条件に従って複数のコン
テンツ群に区分して格納し、格納された複数のコンテン
ツ群にそれぞれ論理サーバ群を対応付けるコンテンツ群
管理情報を設定しておき、コンテンツの更新の際にコン
テンツ群の一つまたは複数を対象コンテンツ群として選
択するステップと、選択された対象コンテンツ群に対応
する論理サーバ群に属したサーバをコンテンツ群管理情
報に基づいて2つのサーバ群に分けるステップと、分け
られた一方のサーバ群の中で対象コンテンツ群以外のコ
ンテンツ群へのアクセスを有効に維持したまま対象コン
テンツ群へのアクセスを無効化するステップと、この状
態で一方のサーバ群の当該対象コンテンツ群のコンテン
ツ更新を行うステップと、一方のサーバ群の更新された
対象コンテンツ群へのアクセスを有効化すると共に、分
けられた他方のサーバ群の中で対象コンテンツ群以外の
コンテンツ群へのアクセスを有効に維持したまま対象コ
ンテンツ群へのアクセスを無効化するステップと、この
状態で他方のサーバ群の対象コンテンツ群のコンテンツ
更新を行うステップと、次に他方のサーバ群の対象コン
テンツ群へのアクセスを有効化するするステップを含む
手順に従って、複数のサーバのそれぞれが提供するコン
テンツの更新を行うように構成したので、コンテンツ更
新操作中に無効とするWebサーバが一部のコンテンツ
群に関してのみであるため、更新中の性能低下が少な
く、しかもセッション中のクライアントのアクセスにも
矛盾を生じさせないという効果がある。
【0070】この発明によれば、クライアントからのア
クセスを受けてサービスの提供を行う複数のサーバに対
してクライアントからのアクセスを負荷分散して処理さ
せる負荷分散装置において、クライアントのアクセスに
含まれる仮想ディレクトリと実ディレクトリとを対応づ
けしたディレクトリ名変換情報を格納した設定・管理情
報格納手段と、ディレクトリ名変換情報に基づいて前記
クライアントからのアクセス要求に含まれる仮想ディレ
クトリをサーバの実ディレクトリに変換し、変換先の実
ディレクトリにアクセス要求を送るディレクトリ名変換
手段とを備えるように構成したので、クライアントから
は該当するWebサイトへ仮想ディレクトリを使ってア
クセスすることができ、これにより、Webサーバでデ
ィスク領域パーティションの残容量が少ない等の理由
で、コンテンツを格納する実ディレクトリを変更したい
場合や、Webサーバの機種やOSが変わってコンテン
ツを格納するディレクトリ体系を変更せざるをえない場
合でも、ディレクトリ名変換情報の設定を行うだけで柔
軟に対応でき、クライアントのブラウザで保存した当該
WebサイトのURL情報を何ら変更せずにすむという
効果がある。
【0071】この発明によれば、複数のサーバのそれぞ
れが、複数の実ディレクトリを有すると共に、前記複数
の実ディレクトリのうち更新前コンテンツを格納する実
ディレクトリとは異なる実ディレクトリに更新後コンテ
ンツを格納するようにしており、ディレクトリ名変換手
段が、仮想ディレクトリの変換先となる実ディレクトリ
を、更新前コンテンツを格納する実ディレクトリから更
新後コンテンツを格納する実ディレクトリに切り換える
ように構成したので、全てのWebサーバにおいてクラ
イアントからの処理を実行したままコンテンツ更新が可
能となり、更新中の性能低下が無く、しかもセッション
中のクライアントのアクセスにも矛盾を生じさせない効
果がある。
【0072】この発明によれば、ディレクトリ名変換手
段が、クライアントからのアクセスに対する応答コンテ
ンツを送付する際に、応答コンテンツに付随する実ディ
レクトリ名を、ディレクトリ名変換情報に基づいてアク
セス時の仮想ディレクトリ名に変換するように構成した
ので、全てのWebサーバにおいてクライアントからの
処理を実行したままコンテンツ更新が可能となり、更新
中の性能低下が無く、しかもセッション中のクライアン
トのアクセスにも矛盾を生じさせず、また要求されたコ
ンテンツを返す場合もアクセス時の仮想ディレクトリ名
に戻すことにより支障のない応答ができる効果がある。
【0073】この発明によれば、クライアントからのア
クセスを受けてコンテンツサービスの提供を行う複数の
サーバに対してクライアントからのアクセスを負荷分散
して処理させる負荷分散装置において、複数のクライア
ントを区分するクライアント区分について、複数のサー
バを更新前コンテンツを提供する第1サーバ群と更新後
コンテンツを提供する第2サーバ群にわけて対応付けし
たクライアント管理情報を格納する設定管理・情報格納
手段と、第1サーバ群中の1または複数のサーバへのア
クセスを無効化するステップと、アクセスを無効化した
当該サーバのコンテンツが更新後コンテンツに更新され
た後に当該サーバを第2サーバ群へ所属を変更して当該
サーバへのアクセスを有効化するステップと、第1サー
バ群および第2サーバ群に対するクライアント区分の対
応づけの変更をクライアント管理情報に対して設定する
ステップを含む手順を行う分散決定手段とを備えるよう
に構成したので、コンテンツ更新操作中に無効とするW
ebサーバが少なくて済むため更新中の性能低下が少な
く、しかもセッション中のクライアントのアクセスにも
矛盾を生じさせないという効果がある。
【0074】この発明によれば、設定管理・情報格納手
段のクライアント管理情報が、クライアント区分の優先
度付けがなされ、第2サーバ群が優先度の高いクライア
ント区分に対応付けて設定されているように構成したの
で、優先度の高いクライアント群を先に更新後コンテン
ツにアクセスさせることが可能となるため、優先度の異
なる利用者に対して利便性に差を付けるといったサービ
スの提供に利用できる効果がある。
【0075】この発明によれば、クライアントからのア
クセスを受けてコンテンツサービスの提供を行う複数の
サーバに対してクライアントからのアクセスを負荷分散
して処理させる負荷分散装置において、コンテンツがデ
ィレクトリ、ファイルの種類、ドメイン等の共通した条
件に従って複数のコンテンツ群に区分して複数のサーバ
のそれぞれに格納されており、格納された複数のコンテ
ンツ群にそれぞれ論理サーバ群を対応付けたコンテンツ
群管理情報を格納する設定・管理情報格納手段と、コン
テンツの更新の際にコンテンツ群の一つまたは複数を対
象コンテンツ群として選択するステップと、選択された
対象コンテンツ群に対応する論理サーバ群に属したサー
バをコンテンツ群管理情報に基づいて2つのサーバ群に
分けるステップと、分けられた一方のサーバ群の中で対
象コンテンツ群以外のコンテンツ群へのアクセスを有効
に維持したまま対象コンテンツ群へのアクセスを無効化
するステップと、この状態で一方のサーバ群の当該対象
コンテンツ群のコンテンツ更新が行われた場合に一方の
サーバ群の更新された対象コンテンツ群へのアクセスを
有効化すると共に、分けられた他方のサーバ群の中で対
象コンテンツ群以外のコンテンツ群へのアクセスを有効
に維持したまま対象コンテンツ群へのアクセスを無効化
するステップと、この状態で他方のサーバ群の対象コン
テンツ群のコンテンツ更新が行われた場合に他方のサー
バ群の対象コンテンツ群へのアクセスを有効化するステ
ップを含む手順を行う分散決定手段とを備えるように構
成したので、コンテンツ更新操作中に無効とするWeb
サーバが一部のコンテンツ群に関してのみであるため、
更新中の性能低下が少なく、しかもセッション中のクラ
イアントのアクセスにも矛盾を生じさせないという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による負荷分散シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態1に係るコンテンツ更新手順を
示すフローチャートである。
【図3】 同実施の形態1に係るディレクトリ名変換情
報を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による負荷分散シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図5】 同実施の形態2に係るコンテンツ更新手順を
示すフローチャートである。
【図6】 同実施の形態2に係るクライアント管理情報
を示す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による負荷分散シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図8】 同実施の形態3に係るコンテンツ更新手順を
示すフローチャートである。
【図9】 同実施の形態3に係るコンテンツ群管理情報
を示す説明図である。
【図10】 従来の負荷分散システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図11】 従来のコンテンツ更新手順を示すフローチ
ャートである。
【図12】 従来の別の負荷分散システムの構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
50 負荷分散装置、51 分散決定手段、52 セッ
ション管理手段、53設定・管理情報、54 ディレク
トリ名変換手段、55 分散実行手段、531 ディレ
クトリ名変換情報、532 クライアント管理情報、5
33 コンテンツ群管理情報、C51,C52,…,C
5n コンテンツ格納部、G1,G2,GA1,GA
2,GB1,GB2,GB3 論理サーバ群、S51,
S52,…,S5n Webサーバ、Serv1,Se
rv2 ディレクトリ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントからのアクセスを受けてコ
    ンテンツサービスの提供を行う複数のサーバに対して前
    記クライアントからのアクセスを負荷分散して処理させ
    る負荷分散システムにおいて、 前記クライアントのアクセスに含まれる仮想ディレクト
    リと実ディレクトリとを対応づけしたディレクトリ名変
    換情報を備え、 このディレクトリ名変換情報に基づいて前記クライアン
    トからのアクセス要求に含まれる仮想ディレクトリを前
    記サーバの実ディレクトリに変換する処理を行うように
    したことを特徴とする負荷分散システム。
  2. 【請求項2】 複数のサーバのそれぞれが、複数の実デ
    ィレクトリを有すると共に、 前記複数の実ディレクトリのうち更新前コンテンツを格
    納する実ディレクトリとは異なる実ディレクトリに更新
    後コンテンツを格納するステップと、 仮想ディレクトリの変換先となる実ディレクトリを、更
    新前コンテンツを格納する実ディレクトリから更新後コ
    ンテンツを格納する実ディレクトリに切り換えるステッ
    プとを含む手順によりサーバの提供するコンテンツの更
    新を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の負
    荷分散システム。
  3. 【請求項3】 クライアントからのアクセスに対する応
    答コンテンツを送付する際に、前記応答コンテンツに付
    随する実ディレクトリ名を、ディレクトリ名変換情報に
    基づいてアクセス時の仮想ディレクトリ名に変換するス
    テップを有するようにしたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の負荷分散システム。
  4. 【請求項4】 クライアントからのアクセスを受けてコ
    ンテンツサービスの提供を行う複数のサーバに対して前
    記クライアントからのアクセスを負荷分散して処理させ
    る負荷分散システムにおいて、 複数の前記クライアントを区分するクライアント区分に
    ついて、前記複数のサーバを更新前コンテンツを提供す
    る第1サーバ群と更新後コンテンツを提供する第2サー
    バ群に分けて対応付けしたクライアント管理情報を設定
    しておき、 前記更新前コンテンツを提供する第1サーバ群中の1ま
    たは複数のサーバへのアクセスを無効化するステップ
    と、 アクセスを無効化した当該サーバのコンテンツを更新後
    コンテンツに更新するステップと、 当該サーバを第2サーバ群へ所属を変更した後、当該サ
    ーバへのアクセスを有効化するステップと、 前記第1サーバ群および第2サーバ群に対する前記クラ
    イアント区分の対応づけの変更を前記クライアント管理
    情報に対して設定するステップとを含む手順により、前
    記複数のサーバのそれぞれが提供するコンテンツの更新
    を行うようにしたことを特徴とする負荷分散システム。
  5. 【請求項5】 クライアント管理情報が、クライアント
    区分の優先度付けがなされ、第2サーバ群が優先度の高
    いクライアント区分に対応付けて設定されていることを
    特徴とする請求項4記載の負荷分散システム。
  6. 【請求項6】 クライアントからのアクセスを受けてコ
    ンテンツサービスの提供を行う複数のサーバに対して前
    記クライアントからのアクセスを負荷分散して処理させ
    る負荷分散システムにおいて、 前記複数のサーバのそれぞれが、コンテンツをディレク
    トリ、ファイルの種類、ドメイン等の共通した条件に従
    って複数のコンテンツ群に区分して格納し、格納された
    前記複数のコンテンツ群にそれぞれ論理サーバ群を対応
    付けるコンテンツ群管理情報を設定しておき、 コンテンツの更新の際に前記コンテンツ群の一つまたは
    複数を対象コンテンツ群として選択するステップと、 選択された前記対象コンテンツ群に対応する論理サーバ
    群に属したサーバを前記コンテンツ群管理情報に基づい
    て2つのサーバ群に分けるステップと、 分けられた一方のサーバ群の中で前記対象コンテンツ群
    以外のコンテンツ群へのアクセスを有効に維持したまま
    前記対象コンテンツ群へのアクセスを無効化するステッ
    プと、 この状態で前記一方のサーバ群の当該対象コンテンツ群
    のコンテンツ更新を行うステップと、 前記一方のサーバ群の更新された前記対象コンテンツ群
    へのアクセスを有効化すると共に、分けられた他方のサ
    ーバ群の中で前記対象コンテンツ群以外のコンテンツ群
    へのアクセスを有効に維持したまま前記対象コンテンツ
    群へのアクセスを無効化するステップと、 この状態で前記他方のサーバ群の前記対象コンテンツ群
    のコンテンツ更新を行うステップと、 次に前記他方のサーバ群の前記対象コンテンツ群へのア
    クセスを有効化するステップとを含む手順に従って、前
    記複数のサーバのそれぞれが提供するコンテンツの更新
    を行うようにしたことを特徴とする負荷分散システム。
  7. 【請求項7】 クライアントからのアクセスを受けてサ
    ービスの提供を行う複数のサーバに対して前記クライア
    ントからのアクセスを負荷分散して処理させる負荷分散
    装置において、 前記クライアントのアクセスに含まれる仮想ディレクト
    リと実ディレクトリとを対応づけしたディレクトリ名変
    換情報を格納した設定・管理情報格納手段と、 前記ディレクトリ名変換情報に基づいて前記クライアン
    トからのアクセス要求に含まれる仮想ディレクトリを前
    記サーバの実ディレクトリに変換し、変換先の実ディレ
    クトリに前記アクセス要求を送るディレクトリ名変換手
    段とを備えたことを特徴とする負荷分散装置。
  8. 【請求項8】 複数のサーバのそれぞれが、複数の実デ
    ィレクトリを有すると共に、前記複数の実ディレクトリ
    のうち更新前コンテンツを格納する実ディレクトリとは
    異なる実ディレクトリに更新後コンテンツを格納するよ
    うにしており、 ディレクトリ名変換手段が、仮想ディレクトリの変換先
    となる実ディレクトリを、更新前コンテンツを格納する
    実ディレクトリから更新後コンテンツを格納する実ディ
    レクトリに切り換えるようにしたことを特徴とする請求
    項7記載の負荷分散装置。
  9. 【請求項9】 ディレクトリ名変換手段が、クライアン
    トからのアクセスに対する応答コンテンツを送付する際
    に、前記応答コンテンツに付随する実ディレクトリ名
    を、ディレクトリ名変換情報に基づいて前記アクセス時
    の仮想ディレクトリ名に変換するようにしたことを特徴
    とする請求項7または請求項8記載の負荷分散装置。
  10. 【請求項10】 クライアントからのアクセスを受けて
    コンテンツサービスの提供を行う複数のサーバに対して
    前記クライアントからのアクセスを負荷分散して処理さ
    せる負荷分散装置において、 複数の前記クライアントを区分するクライアント区分に
    ついて、前記複数のサーバを更新前コンテンツを提供す
    る第1サーバ群と更新後コンテンツを提供する第2サー
    バ群に分けて対応付けしたクライアント管理情報を格納
    する設定管理・情報格納手段と、 前記第1サーバ群中の1または複数のサーバへのアクセ
    スを無効化するステップと、アクセスを無効化した当該
    サーバのコンテンツが更新後コンテンツに更新された後
    に当該サーバを第2サーバ群へ所属を変更して当該サー
    バへのアクセスを有効化するステップと、前記第1サー
    バ群および第2サーバ群に対する前記クライアント区分
    の対応づけの変更を前記クライアント管理情報に対して
    設定するステップを含む手順を行う分散決定手段とを備
    えたことを特徴とする負荷分散装置。
  11. 【請求項11】 クライアント管理情報が、クライアン
    ト区分の優先度付けがなされ、第2サーバ群が優先度の
    高いクライアント区分に対応付けて設定されていること
    を特徴とする請求項10記載の負荷分散装置。
  12. 【請求項12】 クライアントからのアクセスを受けて
    コンテンツサービスの提供を行う複数のサーバに対して
    前記クライアントからのアクセスを負荷分散して処理さ
    せる負荷分散装置において、 コンテンツがディレクトリ、ファイルの種類、ドメイン
    等の共通した条件に従って複数のコンテンツ群に区分し
    て前記複数のサーバのそれぞれに格納されており、 格納された前記複数のコンテンツ群にそれぞれ論理サー
    バ群を対応付けたコンテンツ群管理情報を格納する設定
    ・管理情報格納手段と、 コンテンツの更新の際に前記コンテンツ群の一つまたは
    複数を対象コンテンツ群として選択するステップと、選
    択された前記対象コンテンツ群に対応する論理サーバ群
    に属したサーバを前記コンテンツ群管理情報に基づいて
    2つのサーバ群に分けるステップと、分けられた一方の
    サーバ群の中で前記対象コンテンツ群以外のコンテンツ
    群へのアクセスを有効に維持したまま前記対象コンテン
    ツ群へのアクセスを無効化するステップと、この状態で
    前記一方のサーバ群の当該対象コンテンツ群のコンテン
    ツ更新が行われた場合に前記一方のサーバ群の更新され
    た前記対象コンテンツ群へのアクセスを有効化すると共
    に、分けられた他方のサーバ群の中で前記対象コンテン
    ツ群以外のコンテンツ群へのアクセスを有効に維持した
    まま前記対象コンテンツ群へのアクセスを無効化するス
    テップと、この状態で前記他方のサーバ群の前記対象コ
    ンテンツ群のコンテンツ更新が行われた場合に前記他方
    のサーバ群の前記対象コンテンツ群へのアクセスを有効
    化するステップを含む手順を行う分散決定手段とを備え
    たことを特徴とする負荷分散装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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