JP2003181768A - 識別表示を有する研磨シート - Google Patents

識別表示を有する研磨シート

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JP2003181768A
JP2003181768A JP2001385369A JP2001385369A JP2003181768A JP 2003181768 A JP2003181768 A JP 2003181768A JP 2001385369 A JP2001385369 A JP 2001385369A JP 2001385369 A JP2001385369 A JP 2001385369A JP 2003181768 A JP2003181768 A JP 2003181768A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】研磨シートの表裏、及び/又は品番などの識別
が、使用状態でも容易に、確実に行えるようにして、表
裏面を逆に使用することのない識別表示を有する研磨シ
ートを提供する 【解決手段】基材フィルムの一方の面に、研磨使用時に
必要領域となる任意のパターン状に形成した研磨層を有
する研磨シートにおいて、前記研磨層の非使用領域の、
基材フィルムの表面及び/又は裏面に、識別のための識
別表示を設けたことを特徴とし、また、上記研磨層及び
上記識別表示の形成手段がスクリーン印刷法であって、
かつ、研磨層と識別表示とが同じ面にあることを特徴と
する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被研磨物の研磨に
用いる研磨シートに関し、さらに詳しくは、該研磨シー
トの品番などの識別表示、及び/又は表裏すなわち研磨
層の側を識別表示して、被研磨物に対して誤りなく使用
できる識別表示を有する研磨シートに関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】半導体の集積回路形成時の平坦化、光ファ
イバなど精密部品、光学レンズ、磁気ヘッド、磁気及び
光学ディスク、半導体ウェハなどの、表面や端面の仕上
げ研磨は、ミクロン又は、サブミクロン単位の精密な表
面精度をもつこと要求されている。該精密仕上げ研磨に
は、基材フィルムに硬度の高い研磨粒子を含む研磨層を
設け、かつ、該研磨層の表面粗さが極めて小さい研磨シ
ートが使用されていた。研磨工程が仕上げ段階に近づく
ほど小さい研磨粒子径の粒子を用いるので、研磨層の表
面はより平滑となって、該研磨シートの表裏の識別は難
しくなり、裏面で研磨してしまうという誤使用の問題が
あった。この問題を解決するために、種々の提案がされ
ている。
【0003】従来、研磨シート層の表裏及び/又は品番
などの識別は、研磨粒子の色調で行う、裏面の基材フィ
ルムに印刷表示をする方法が、知られている。しかしな
がら、研磨層の色では、研磨粒子が同種色のものでは目
視だけでは判別できず、表裏面の区別も困難な場合があ
る。研磨層と反対側の基材フィルムの裏面に印刷表示し
たものでは、研磨層側からの確認ができず、研磨装置に
セットした状態では識別できないという欠点がある。ま
た、米国特許第5,137,542号明細書で、識別表
示を印刷したシールを貼着する方法が、知られている。
しかしながら、該シールを添付する工程に時間と費用必
要とし、また、研磨工程が研磨液や潤滑油を用いた湿式
研磨の場合、添付したシールの剥離・脱落して研磨面に
混入したり、シールの粘着剤を混入したりするという問
題点がある。
【0004】さらに、表裏を識別する切り欠き部又は抜
きマークを設けた研磨シートが特開平10−58333
号公報で、知られている。しかしながら、単純な抜き又
は断裁加工での形状による表示では情報量が不足して、
表裏の識別ができるが、品番、研磨材、粒子径などの研
磨シートの識別には不足で、研磨工程の作業性が低下す
る原因ともなるという欠点がある。さらにまた、表裏を
識別する印刷部を研磨層の非使用領域に設けた研磨シー
トが特開2001−252878号公報で、開示されて
いる。しかしながら、研磨層の表面に印刷表示するに
は、研磨層を形成した後に別工程で、識別表示を印刷し
なければならないという欠点がある。また、研磨層の表
面に印刷表示したものでは、基材フィルム面から、特に
研磨粒子が酸化クロムのように濃色の場合には、表示が
判別しにくいという問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はこの
ような問題点を解消するためになされたものである。そ
の目的は、研磨シートの表裏、及び/又は品番などの識
別が、使用状態でも容易に、確実に行えるようにした識
別表示を有する研磨シートを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明に係わる識別表示を有する研磨シ
ートは、基材フィルムの一方の面に、研磨使用時に必要
領域となる任意のパターン状に形成した研磨層を有する
研磨シートにおいて、前記研磨層の非使用領域の、基材
フィルムの表面及び/又は裏面に、識別のための表示を
設けるようにしたものである。本発明によれば、研磨シ
ートの表裏、及び/又は品番などの識別が、使用状態で
も容易に、確実に行える研磨シートが提供される。
【0007】請求項2の発明に係わる識別表示を有する
研磨シートは、上記表示を、回転状態で使用される円盤
状の研磨シートの、研磨層の使用領域のパターン形状
が、回転中心部を始点とした2つの同心円で囲まれた形
状であって、該使用領域以外の中心部及び/又は縁端部
の非使用領域に設けるようにしたものである。本発明に
よれば、研磨層を使用領域のみに設けるので、研磨層の
面積が最小限、すなわち高価な研磨粒子が少なくて済
む、安価で省資源な研磨シートが提供される。請求項3
の発明に係わる識別表示を有する研磨シートは、研磨層
及び上記識別表示の形成手段がスクリーン印刷法であっ
て、かつ、研磨層と識別表示とが同じ面にあるようにし
たものである。本発明によれば、識別表示と研磨層と
が、1工程で形成することができる安価な研磨シートが
提供される。請求項4の発明に係わる識別表示を有する
研磨シートは、識別表示が、少なくとも、品番及び/又
はロット番号であるようにしたものである。本発明によ
れば、研磨シートの品番の識別が容易に確実に行えて、
誤使用することの少ない研磨シートが提供される。請求
項5の発明に係わる識別表示を有する研磨シートは、識
別表示が、少なくとも、非対称の文字、記号、イラスト
であるようにしたものである。本発明によれば、研磨シ
ートの表裏の識別が容易に行えて、表裏逆に使用するこ
との少ない研磨シートが提供される。
【0008】請求項6の発明に係わる識別表示を有する
研磨シートは、研磨層に含有される研磨粒子が、ダイヤ
モンド、アルミナ、酸化鉄、カーボランダム、酸化クロ
ム、酸化セリウム、シリカのうち少なくとも1種類から
なるようにしたものである。本発明によれば、被研磨物
が、光学レンズ、光学ディスク、及び光ファイバ部とフ
ェルール部とを同時に研磨する光コネクタ部などの光学
部品の端面を研磨する研磨シートが提供される。請求項
7の発明に係わる識別表示を有する研磨シートは、研磨
層のバインダが、熱硬化樹脂であるようにしたものであ
る。本発明によれば、研磨粒子が脱落しにくく、被研磨
材を傷付けることの少ない研磨シートが提供される。請
求項8の発明に係わる識別表示を有する研磨シートは、
研磨層が、電離放射線で反応する少なくとも1つの、官
能基を有するバインダ前駆体と、研磨粒子と、を含む研
磨層組成物を、基材フィルムの一方の面にスクリーン印
刷法で印刷し、電離放射線で硬化させてなるようにした
ものである。本発明によれば、研磨粒子が脱落しにく
く、かつ、研磨層の微細な凹部へ研磨屑を補足して、被
研磨材へ傷付けることの少ない研磨シートが提供され
る。
【0009】請求項9の発明に係わる識別表示を有する
研磨シートは、研磨層が、基材フィルムに設けたプライ
マー層を介して形成するようにしたものである。本発明
によれば、研磨層が基材フィルムへ強固に接着して、研
磨粒子が脱落しにくい研磨シートが提供される。請求項
10の発明に係わる識別表示を有する研磨シートは、研
磨層に、部分的な溝部を設けるようにしたものである。
本発明によれば、溝部が研磨屑や脱落研磨粒子を補足し
て、被研磨材へ傷付けることの少ない研磨シートが提供
される。請求項11の発明に係わる識別表示を有する研
磨シートは、研磨層の非使用領域の基材フィルム面へ撥
水層を設けるようにしたものである。本発明によれば、
研磨時に使用する潤滑剤が、研磨層面へ均一に展開し
て、研磨精度の良い研磨シートが提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明について、図面を参照しな
がら詳細に説明する。図1は、本発明の1実施例を示す
研磨シートの平面図である。図2は、図1のAA断面図
である。本発明の研磨シート10は、基材フィルム11
の一方の面へ、直接又はプライマー層13を介して、研
磨層15を設けたものである。該研磨層15は、研磨時
に必要となる使用領域となる任意のパターン状に形成す
れば良い。図1の例では、被研磨材を研磨する際に使用
しない非使用領域として、縁端部21と中心部23に
は、研磨層を形成しない。図1の例では、研磨時に必要
となる使用領域、すなわち、研磨層15は、同心円状の
円に囲まれた帯状のパターンとなっているが、該研磨層
15の形状は特に限定されず、被研磨材の形状に合わせ
て、適宜形成すれば良い。また、研磨シート10も、図
1の例の円盤状に限らず、例えば、正方形、長方形、楕
円形、小判形でも良い。そして、非使用領域の縁端部2
1及び/又は中心部23の、研磨シート10の基材フィ
ルム11の、表面及び/又は裏面に、識別のための表示
を設けたものである。非使用領域の縁端部21及び/又
は中心部23の形状も、研磨シート10、及び研磨層1
5のパターン形状によって変化するのは、言うまでもな
い。
【0011】図3は、従来の研磨シートの平面図であ
る。図4は、図3のBB断面図である。研磨層15の面
積は、図1の本発明の研磨シート10が、図3の従来の
研磨シートと比較すると小さい。研磨層の面積は、被研
磨材の大きさ、使用する研磨機械によって、研磨層を形
成していなくて良い縁端部21及び中心部23の大きさ
が変化するが、いずれにしても、数十%程度の大幅な小
さい面積で良い。高価な研磨粒子を削減をすることがで
きる。
【0012】また、識別表示101を、研磨層を形成し
ていなくて良い縁端部21及び中心部23へ設けること
ができる。図3の従来例の識別表示は、研磨層の上にあ
るために、研磨層の表面に印刷表示するには、研磨層を
形成した後に別工程で、識別表示を印刷しなければなら
ない。さらに、研磨層の表面に印刷表示したものでは、
基材フィルム面から、特に研磨粒子が酸化クロムのよう
に濃色の場合には、表示が判別しにくい。本発明の識別
表示101は、研磨層15面上ではなく、通常、透明な
基材フィルム11上に、直接設けられているために、研
磨層の影響を受けず判読しやすい。また、基材フィルム
11上には、必要に応じて、プライマー層13が設けら
れているが、通常、プライマー層も透明なので、何らの
影響も受けない。
【0013】さらに、識別表示101は、研磨層15を
形成していなくて良い縁端部21及び中心部23へ設け
るので、研磨層15の形成と同一の工程で、識別表示1
01を形成することができる。この場合には、研磨層1
5と識別表示101の形成手段は、後述するスクリーン
印刷法が好適である。該スクリーン印刷法を用いて、同
一のスクリーン版へ研磨層15のパターン及びお識別表
示101の絵柄を製版して、印刷すれば1工程で、研磨
層15と識別表示101の形成をすることができる。識
別表示101の形成には、研磨層組成物が消費される
が、絶対量的には僅かであり、工程短縮の効果の方が大
きい。もちろん、別工程で形成しても、前述の判読のし
やすさなどは変わらない。
【0014】基材フィルム11は、研磨時の潤滑剤や機
械的な強度と、研磨剤の塗工・乾燥に耐える強度・耐熱
性、寸法変化が少ないフィルムから適宜に選択できる。
例えば、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリブチレンテ
レフタレ−ト、ポリエチレンナフタレ−ト、ポリエチレ
ンテレフタレート−イソフタレート共重合体、テレフタ
ル酸‐シクロヘキサンジメタノール‐エチレングリコー
ル共重合体、ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレ
ンナフタレートの共押し出しフィルムなどのポリエステ
ル樹脂、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610な
どのポリアミド系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリメチルペンテンなどのポリオレフィン系樹脂、
ポリ塩化ビニルなどのビニル系樹脂、ポリアクリレー
ト、ポリメタアクリレート、ポリメチルメタアクリレー
トなどのアクリル系樹脂、ポリイミド・ポリアミドイミ
ド・ポリエーテルイミドなどのイミド系樹脂、ポリアリ
レ−ト・ポリスルホン・ポリエーテルスルホン、ポリフ
ェニレンエ−テル・ポリフェニレンスルフィド(PP
S)・ポリエーテルケトン、ポリエーテル‐エーテルケ
トン、ポリエーテルサルファイトなどのエンジニアリン
グ樹脂、ポリカ−ボネ−ト、ポリスチレン・高衝撃ポリ
スチレン・AS樹脂・ABS樹脂などのスチレン系樹
脂、セロファン・セルローストリアセテート・セルロー
スダイアセテート・ニトロセルロースなどのセルロース
系フィルム、などがある。
【0015】該基材フィルムは、これら樹脂を主成分と
する共重合樹脂、又は、混合体(アロイでを含む)若し
くは複数層からなる積層体であっても良い。また、該基
材フィルムは、延伸フィルムでも、未延伸フィルムでも
良いが、強度を向上させる目的で、一軸方向又は二軸方
向に延伸したフィルムが好ましい。
【0016】特に、研磨層の塗工適性、後加工適性及び
研磨機における取扱いに優れたポリエチレンテレフタレ
ートフィルムが好適である。該プラスチックフィルムの
厚さは、被研磨材の材質、大きさ、厚さなどから適宜選
択すれば良いが、その厚さは、例えば、12〜250μ
mである。基材フィルム11は、作業工程での粉塵の付
着を防止するために、帯電防止剤を加えても良い。帯電
防止剤は、公知の非イオン性界面活性剤、陰イオン性界
面活性剤、陽イオン性界面活性剤などやポリアミド誘導
体やアクリル酸誘導体などを、適宜に選択して加える。
【0017】次に、基材フィルム11の一方の面へ、研
磨層15を塗布する。該研磨層15を塗布する側には、
両者の接着性を向上させるためにプライマー層13、又
はコロナ放電処理、オゾンガス処理などの易接着処理を
施すことが好ましい。特に、プライマー層13は、研磨
層15との接着性を向上させ、バインダ17と研磨粒子
19の脱落を防止して安定した研磨作業ができ、例え
ば、ポリウレタン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル系樹
脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体、アクリル樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、
ポリビニルアセタール樹脂、エチレンと酢酸ビニル或い
はアクリル酸などとの共重合体、エポキシ樹脂などが適
用できる。
【0018】これらの樹脂を、適宜溶剤に溶解又は分散
して塗布液とし、これを基材フィルム11に公知のコー
ティング法で塗布し乾燥してプライマー層13とする。
また、樹脂にモノマー、オリゴマー、プレポリマーなど
と、反応開始剤、硬化剤、架橋剤などを適宜組み合わせ
たり、あるいは、主剤と硬化剤とを組み合わせて、塗布
し乾燥して、乾燥又は乾燥した後のエージング処理によ
って反応させて、形成しても良い。該プライマー層13
の厚さは、薄くてよく、0.05〜5μm程度で良い。
【0019】次いで、プライマー層13面に積層する研
磨層15は、研磨粒子19と、バインダ17とからな
る。通常、バインダ17となる樹脂の溶液中に研磨粒子
19を分散させたインキを、印刷手段により、塗布し乾
燥して、必要な場合には、更に加熱で硬化、又は電離放
射線で硬化させて形成する。すなわち、バインダとして
は、塗布乾燥型の熱可塑性樹脂、熱で硬化させる熱硬化
樹脂、電離放射線で硬化させる紫外線(UVともいう)
硬化樹脂、電子線で硬化させる電子線(EBともいう)
硬化樹脂が適用できる。研磨層15の厚さは、使用する
研磨粒子の粒子径などによっても異なるが2μm〜20
μmである。
【0020】研磨粒子19としては、例えば、シリカ
(酸化珪素)、アルミナ、炭化珪素、ダイヤモンド、酸
化鉄、酸化クロム、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、
酸化チタン、窒化珪素、酸化アンチモン、窒化ホウ素、
リチウムシリケートなどを、単独、又は二種以上を組み
合わせて使用することができる。ガラス材及び光ファイ
バの研磨には、ダイヤモンド、アルミナ、酸化鉄、カー
ボランダム、酸化クロム、酸化セリウム、シリカが好適
で、特に、硬度が高いダイヤモンドが最適である。該研
磨粒子19の粒子径は、平均粒子径で0.005μm〜
10μmの範囲が好ましい。
【0021】研磨層15の塗布乾燥型のバインダ17と
しては、シロキサン結合を有する樹脂、ポリエステル系
樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、
ポリアクリル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポ
リエチレン系樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、ゴム
及びその誘導体、ポリアミド系樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体系樹脂などの熱可塑性樹脂が適用でき
る。また、通常、バインダ17樹脂100重量部に対し
て、研磨粒子19の無機質微粉末が100〜1400重
量部程度の割合で混入させれば良い。
【0022】さらに、研磨層15を形成するインキの溶
剤には、バインダ樹脂の種類に応じて、例えば、トルエ
ン、キシレン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、エタノール、イソプ
ロピルアルコール、アノン、ソルベッソ等からなる単独
溶剤あるいはこれらの2種以上の混合溶剤等が使用さ
れ、また、必要に応じて、粘度調整剤、分散剤、帯電防
止剤、可塑剤、顔料などを添加しても良く、スクリーン
印刷に相応しい粘度と印刷適性を持つインキに調製す
る。
【0023】また、研磨層15の熱硬化型のバインダ1
7としては、活性水素を有する官能基(−OH、−NH
2、−COOHなど)と硬化剤と、を反応させた熱硬化
性樹脂が適用できる。活性水素を有する官能基(−O
H、−NH2、−COOHなど)を有する樹脂として
は、ポリエ−テル系ポリオ−ル、ポリエステル系ポリオ
−ル、ポリアクリレ−トポリオ−ル等のヒドロキシル基
含有化合物などが適用できる。硬化剤としては、例え
ば、トリレンジイソシアネート(TDI)、キシリレン
ジイソシアナート(XDI)、ヘキサメチレンジイソシ
アナート(HMDI)、イソホロンジイソシアナート
(IPDI)などのイソシアネート系硬化剤が適用でき
る。該イソシアネート系硬化剤の添加量は、イソシアネ
ート系硬化剤のイソシアナート基(−NCO)とバイン
ダ樹脂における官能基との当量比、すなわち、[(−N
CO)/バインダ樹脂における官能基]で表示される当
量比が、0.5〜10の範囲内にあることが好ましい。
該熱硬化樹脂による研磨層15は、耐摩耗性、耐溶剤
性、耐熱性などが向上し、さらに、研磨層15と、基材
フィルム11又はプライマー層13と密着性が向上し
て、研磨粒子の脱落が防止される。
【0024】また、研磨層15の電離放射線硬化型のバ
インダ17としては、電離放射線で硬化するバインダ前
駆体が適用でき、紫外線硬化の場合は光重合開始剤、及
び/又は光重合促進剤を添加し、エネルギーの高い電子
線硬化の場合は添加しないで良く、また、適正な触媒が
存在すれば、熱エネルギーでも硬化できる。上記電離放
射線としては、紫外線、可視光線、ガンマー線、X線、
又は電子線などが適用できるが、紫外線(UV)、電子
線(EB)が好適である。
【0025】さらに、紫外線照射は、研磨層組成物に光
重合開始剤、例えば、アセトフェノン類、ベンゾフェノ
ン類、ミヒラーベンゾイルベンゾエート、αーアミロキ
シムエステル、テトラメチルメウラムモノサルファイ
ド、チオキサントン類などの光重合開始剤と、必要に応
じて光増感剤、例えば、n−ブチルアミン、トリエチル
アミン、トリーnーブチルホスフィンなどを添加する。
紫外線硬化に用いる紫外線(UV)ランプは、高圧水銀
ランプ、メタルハライドランプが適用でき、紫外線の波
長は200〜400nm程度で、組成物成分に応じて、
波長を選択すれば良い。その照射量は、組成物の材質や
量と、UVランプの出力と、加工速度に応じて照射すれ
ば良い。
【0026】該バインダ前駆体としては、電離放射線で
重合(硬化ともいう)反応する少なくとも1つの、官能
オリゴマー、官能ポリマーなどの硬化性成分が適用でき
る。該硬化性成分としては、ラジカル重合性不飽和二重
結合を有する化合物が適用でき、2官能以上の多官能モ
ノマー、官能オリゴマー、官能ポリマーなどがあり、さ
らに1官能モノマーを加えても良い。また、電離放射線
で重合(硬化ともいう)する官能基としては、アクリロ
イル基、メタクリロイル基、アリル基、又はエポキシ基
である。また、本明細書においては、(メタ)アクリル
酸とは、アクリル酸もしくはメタクリル酸を意味する。
(メタ)アクリレートとは、アクリレートもしくはメタ
クリレートを意味し、同様の表記はこれに準ずる。
【0027】2官能モノマーとしては、例えば、1,6
‐ヘキサンジオールアクリレート(HDDA)、ジエチ
レングリコールジアクリレート(DEGDA)、ネオペ
ンチルグリコールジアクリレート(NPGDA)、トリ
プロピレングリコールジアクリレート(TPGDA)、
ポリエチレングリコール400ジアクリレート(PEG
400DA)、ヒドロキシピバリン酸エステルネオペン
チルグリコールジアクリレート(HPNDA)、ビスフ
ェノールAEO変成ジアクリレート、1,4‐ビス
[(3‐エチル‐3‐オキセタニルメトキシ)メチル]
ベンゼンなどが適用できる。
【0028】多官能モノマーとしては、エチレングリコ
ール、グリセリン、ペンタエリスルトール、エポキシ樹
脂等の2官能以上の化合物に(メタ)アクリル酸又はそ
の誘導体を反応させて得られる2官能以上の(メタ)ア
クリロイルモノマーなどが適用でき、例えば、トリメチ
ロールプロパンアクリレート(TMPTA)、ペンタエ
リスリトールトリアクリレート(PETA)、ジペンタ
エリスリトールヘキサアクリレート(PEHA)、ジペ
ンタエリスリトールペンタアクリレート、トリメチロー
ルプロパンEO変成トリアクリレート、ジメチロールプ
ロパンテトラアクリレートなどが例示できる。
【0029】官能オリゴマー(プレポリマーとも呼ばれ
る)としては、分子量(重量平均)が約300〜500
0程度で、分子内中に(メタ)アクリロイル基、メタク
リロイル基、アリル基、又はエポキシ基などのラジカル
重合性二重結合を有するポリウレタン系、ポリエステル
系、ポリエーテル系、ポリカーボネート系、ポリ(メ
タ)アクリル酸エステル系が適用でき、例えば、ウレタ
ン(メタ)アクリレート、イソシアヌレート(メタ)ア
クリレート、ポリエステル‐ウレタン(メタ)アクリレ
ート、エポキシ(メタ)アクリレートなどが例示でき
る。
【0030】官能ポリマーとしては、分子量(重量平
均)が約1000〜30万程度で、アクリロイル基、メ
タクリロイル基、アリル基、又はエポキシ基などのラジ
カル重合性二重結合を有するウレタン(メタ)アクリレ
ート、イソシアヌレート(メタ)アクリレート、ポリエ
ステル‐ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メ
タ)アクリレートが適用できる。
【0031】1官能モノマーとしては、例えば、アクリ
ル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸ブチル、アクリル酸‐2‐エチルヘキシル、アクリル
酸イソブチル、メチルメタクリレート、2‐エチルヘキ
シルアクリレート、2‐ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2‐ヒドロキシプロピルアクリレート、ノニルフェ
ノールEO付加物アクリレート(DNPA)、2‐ヒド
ロキシ‐3‐フェノキシプロピルアクリレート(HPP
A)、3‐エチル‐3‐ヒドロキシメチルオキセタン、
などの(メタ)アクリル酸又はそのアルキル若しくはア
リールエステル、スチレン、メチルスチレン、スチレン
アクリロニトリルなどが適用できる。
【0032】以上に説明した硬化性のモノマー、及び/
又はオリゴマー、及び/又はポリマーを、バインダ前駆
体へ含有させれば良い。これらの硬化性成分を、例え
ば、バインダの研摩粒子や顔料などの反応に影響しない
成分を除いた量に対して、5重量%以上、好ましくは1
0〜90重量%、更に好ましくは、20〜80重量%含
有させることによって、電離放射線硬化性が付与され
る。
【0033】また、バインダ前駆体へ、少なくとも1種
のモノマーを含ませる。さらに、反応性希釈剤と呼ばれ
るモノマーを含ませても良い。該モノマーは、(メタ)
アクリロイル基、メタクリロイル基、アリル基、又はエ
ポキシ基などを有する1官能反応性希釈剤である。ここ
で、反応性希釈剤は、トルエンなどの一般的な有機溶剤
とは異なる。即ち、本明細書においては、溶剤とは反応
性希釈剤を除外したものであり、後述するノンソルベン
ト(無溶剤)とは、トルエンなどの一般的な有機溶剤な
どの溶剤を含有していないことを意味する。通常、バイ
ンダ前駆体組成物は粘度が高く、有機溶剤で粘度を下げ
るように調整しないと、塗布することができない。しか
し、該モノマーをバインダ前駆体へ含有させると、バイ
ンダ前駆体組成物の粘度が下がり、溶剤を用いる必要が
なくなり、ノンソルベント(無溶剤)で使用することが
できる。また、オリゴマーも、同様の効果がある。
【0034】さらに、モノマー、オリゴマーは重合反応
の速度を向上させ、また、オリゴマー、ポリマーは、硬
化後のバインダの架橋密度、凝集力などを調整すること
ができる。このために、バインダ前駆体へは、モノマ
ー、及び/又はオリゴマー、及び/又はポリマーを用い
ることが好ましい。さらに、好ましくはそれらを併用し
て、適宜、配合比を変えて、用途や目的に合わせたバイ
ンダの性能とする。さらに、バインダ前駆体には、必要
に応じて、重合禁止剤、老化防止剤などの添加剤を加え
てもよい。該バインダには、必要に応じて、可塑剤、滑
剤、染料や顔料などの着色剤、増量やブロッキング防止
などの体質顔料や樹脂などの充填剤、界面活性剤、消泡
剤、レベリング剤、チクソトロピー性付与剤等の添加剤
を、適宜加えても良い。
【0035】以上の研磨粒子19とバインダ17からな
る研磨層15を、任意のパターン形状に設けるには、ス
クリーン印刷、グラビア印刷、グラビアオフセット印刷
などが適用できるが、版の耐久性、製版の容易性などか
らスクリーン印刷が好適である。該スクリーン印刷法で
は、前述の研磨層15形成用インキを用い、パターン形
状を有する研磨層15を形成する。スクリーン印刷用の
版材としては、シルクスクリーン版、ステンレス版、ニ
ッケルメッキ版などが適用できる。該スクリーン版へ乳
剤を塗布して、例えば、図1の研磨層15でを形成して
いる、中心及び縁端の同心円とで囲まれる帯状パターン
の原稿を作製して、露光し洗い出して製版し、スクリー
ン印刷刷版とする。前述で調整した研磨層15形成用イ
ンキを入れたスクリーン印刷刷版を、基材フィルム11
を重ねて、スキージを押圧しながら移動させて印刷す
る。スキージの硬さ、角度、移動速度、及びインキの粘
度、チキソトロピック性、あるいは印刷版の乳剤の厚さ
などを適宜調整して、所定の研磨層15を得ることがで
きる。
【0036】このようにしてパターン状の研磨層15が
得られ、例えば、図1の同心円の帯状であれば、全面研
磨層と比較した該研磨層面積は、数十%程度の大幅な減
少となる。即ち、インキに含まれている、例えばダイヤ
モンドなどの貴重で高価な材料を有効に利用することが
できる。しかも、研磨作業に必要な面積は網羅されてい
るので、研磨の精度及び研磨作業などには、何らの支障
も及ぼさない。
【0037】さらに、スクリーン印刷法で研磨層15を
形成するために、スクリーン印刷に特有の当業者がスク
リーン目と呼ぶ模様が研磨層15の表面に発現して、略
網目状の凹凸表面となる。該網目状は微細な表面凹凸形
状であり、後述する水などの液体の潤滑剤が均一に行き
渡り、また、研磨屑がこの凹部に埋まり込んで、研磨性
能が安定し研磨精度を向上することができる。グラビア
印刷においても、当業者がグラビア目と呼ぶ模様が研磨
層15の表面に発現して、スクリーン目と同様の効果が
ある。該グラビア目は、グラビア刷版のセルの形状で変
化させることもできる。
【0038】図5は、本発明の1実施例を示す研磨シー
トの模式的な平面図である。本発明の他の実施態様で
は、研磨層15へ、研磨の研磨作業における研磨シート
の回転中心部を中心とした1又は複数の同心円形状の溝
部41を有している。図5の例では、3本の同心円状の
溝部41を有しているが、寸法は説明のため誇張した模
式図で、概念を表わしている。該溝部41は、被研磨材
からの研磨屑や、研磨シートからの脱落研磨粒子を収納
できれば良い。該溝部41の巾は、被研磨材の材料、研
磨手法や研磨粒子の大きさ、研磨層の厚さなどに応じ
て、適宜選択すれば良く、0.1μm〜10mm程度、
好ましくは1μmから5mmである。該溝部41の深さ
は、最大研磨層厚みであるが、0.1μm〜20μm程
度、好ましくは0.5μmから10μmである。
【0039】該溝部41を形成する方法としては、研磨
層15を形成する際に使用する製版の絵柄を変更するだ
けで良い。スクリーン印刷、グラビア印刷、グラビアオ
フセット印刷などの印刷方法が適用でき、これらの印刷
に使用する印刷版を作成する際に、溝部41を除いた部
分の原稿を作成して製版し、印刷して研磨層15とすれ
ば良い。このようにすると、最大で研磨層15の深さを
持った溝部41が形成される。必要に応じて、溝部41
の深さを変える時には、当業者では良く知られている、
溝部41の絵柄を網掛け状、例えば、70%、30%に
製版すれば良い。
【0040】溝部41の形状は、図5の同心円状の他
に、水玉状、放射線状、渦巻き状、亀甲形状の集合体、
斜線状など各種の溝形状が適用できる。また、該溝形状
は、被研磨材の材料や大きさ、仕上げや粗研磨などの研
磨内容、潤滑剤や化学機械研磨時の研磨液などから、適
宜選択すれば良い。さらに、同心円状では複数の溝の
幅、深さ、溝と溝との間隔を任意に定めたり、水玉状で
は水玉形状を円形、楕円形、水滴形、繭形、小判形、角
丸矩形などと変形させたり、放射線状では縁端に向う溝
の幅、深さを任意に変化させたり、渦巻き状では渦巻き
の半径や1本の渦巻き凹部の半径を連続的に変化(例え
ばクロソイド曲線)させたり、亀甲形状の集合体では亀
甲形状が6角形に限定されず、また正多角形に限られな
い多角形の集合体、あるいは2つ以上の異なる多角形の
集合体であったり、線状では複数の溝の幅、深さ、溝と
溝との間隔を任意に定めたりしても良い。さらに、いず
れの溝形状でも、複数溝を1つの形状に統一しても良い
し、溝の幅、深さ、溝と溝との間隔などの異なる溝を組
み合せても良い。
【0041】水玉状、放射線状、渦巻き状、亀甲形状、
斜線状などの溝の形状は、閉回路でなく溝端部が開放さ
れているため、研磨作業中に発生し補足された研磨屑や
脱落した研磨粒子などは、研磨層面から排除され、さら
には研磨シートからも積極的に排出される。このように
して、研磨屑や脱落研磨粒子は、被研磨材と接触するこ
とがなくなり、該被研磨材である磁気ヘッド、磁気及び
光学ディスク、半導体ウェハ、半導体の集積回路、光学
レンズ、光ファイバなどに、傷をつけることが極めて減
る。
【0042】さらに、スクリーン印刷法で研磨層15を
形成するために、前述したように、当業者では良く知ら
れている、スクリーン印刷に特有のスクリーン目の模様
が、研磨層15の表面に発現して、例えば略網目状の表
面となる。該網目状は微細な表面凹凸形状であり、後述
する水などの液体の潤滑剤が均一に保持され、また研磨
層の表面に行き渡る。しかも、研磨作業中に生じた研磨
屑や脱落研磨粒子を溝が補足し、溝形状によっては、積
極的に排出するために、研磨精度が維持され、かつ、相
乗的な安定した研磨ができる。
【0043】前述したように、本発明の識別表示101
は研磨層15面上ではなく、基材フィルム11上に直接
設けられている。該識別表示101は、公知の印刷法が
適用できる。該印刷法としては、例えば、平版印刷、凹
版印刷、凸版印刷、孔版印刷の基本印刷法、及び、それ
らの応用印刷法が適用できる。応用印刷法としては、フ
レキソ印刷、樹脂凸版印刷、グラビアオフセット印刷、
タコ印刷などや、インクジェット印刷、転写箔を用いる
転写印刷、熱溶融又は昇華型インキリボンを用いる転写
印刷、静電印刷などが適用できる。また、技法では、イ
ンキを紫外線で硬化する紫外線(UV)硬化印刷、イン
キを高温で硬化する焼き付け印刷、湿し水を用いない水
なしオフセット印刷、などがある。
【0044】凸版印刷は、凹凸のある版の凸部にインキ
をつけ、被印刷体に押圧によりインキを転移させる。平
版印刷は、版面に明らかな凹凸が無く、版面に親水部と
親油部を設けて水とインキを版面に与えて、親油部分に
のみインキが付き、該インキを、ブランケットを介し
て、被印刷体に押圧によりインキを転移させる、通常、
オフセット印刷と呼ばれる。凹版印刷は、版面の凹部に
インキを充填して、被印刷体に押圧によりインキを転移
させる、通常、グラビア印刷と呼ぶ。孔版印刷は、画像
部が貫通孔、非画像部が非貫通となった版を被印刷物の
上に置き、版の上からインキを押し出し貫通孔からイン
キを被印刷物に転移させる、スクリーン印刷が代表的で
ある。
【0045】フレキソ印刷は、凸版印刷の1種で、ゴム
製の凸版とアルコール系インキを用いる。樹脂凸版印刷
は、凸版印刷の1種で、樹脂製の凸版を用いる。グラビ
アオフセット印刷は、凹版を用いた平版印刷で、版面の
凹部にインキを充填して、ブランケットを介して、印刷
する。タコ印刷は、オフセット印刷の1種で、ゴム製の
変形する風船状体を用いて、それへインキを付けて、立
体物など被印刷体に押圧して印刷する。インクジェット
印刷は、インキを細いノズルから粒子として噴射させ
て、被印刷体にインキを転移させる。転写箔を用いる転
写印刷は、熱接着層を有する箔の裏面より、加熱した版
を被印刷体に押圧して、インキを転写転移させる。熱溶
融又は昇華型インキリボンを用いる転写印刷は、被印刷
体をインキリボンを重ねて、ドット状に加熱して、イン
キを溶融又は昇華させて、被印刷体へ転移させる。静電
印刷は、、トナーインキを感光ドラムへ静電気で付着さ
せて、被印刷体を重ねて加熱して、被印刷体へ転移させ
る。
【0046】凸版印刷、平版印刷、凹版印刷、孔版印
刷、又はインクジェット印刷に使用する印刷インキは、
少なくともビヒクルと着色料とを含み、その粘度は、
0.1〜3000ポアズが好ましい。着色料は、無機顔
料、有機顔料のうち1種類以上を含有する。着色料を含
まない保護用インキ(オーバープリントインキ、OPニ
ス、OPとも呼ばれる)もある。無機顔料としては、フ
ェロシアン化鉄、酸化鉄、カドミウム系顔料、酸化チタ
ン、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウムなどがあ
り、有機顔料としては、不溶性アゾ色素系、アゾレーキ
系、スタロシアニン系、ケレート系、ニトロ系、ジオイ
ンジゴー系、アンスラキノン系、ペリレン系、キナクリ
ドン系、スレン系、ジオキサジン系顔料としては縮合型
アゾ系などがある。
【0047】ビヒクルとしては、乾燥油、合成樹脂、天
然樹脂、繊維系、ゴム誘導体のうち1種類以上が適用で
きる。乾燥油としては、亜麻仁油、シナキリ油、エノ
油、大豆油、魚油、脱水ヒマシ油、スチレン化油、ビニ
ルトルエン化油、マレイン油などがある。天然樹脂とし
ては、ウッドロジン、重合ロジン、石灰硬化ロジン、亜
鉛硬化ロジン、ロジンエステル、セラックなどがある。
合成樹脂としては、フェノール樹脂、変性アルキド樹
脂、ポリアミド樹脂、コールタールピッチ、ステアリン
ピッチなどがある。繊維系としては、ニトロセルロー
ス、エチルセルロース、セルロースアセテート、セルロ
ースアセテートプロピオネート、などがある。ゴム誘導
体としては、環化ゴム、塩化ゴムなどがある。
【0048】該インキ組成物には、必要に応じて、充填
剤、可塑剤、分散剤、潤滑剤、帯電防止剤、酸化防止
剤、防黴剤、などの添加剤を、適宜加えても良い。これ
らの組成物を、分散・混練して、また、必要に応じて、
溶剤で固形分量や粘度を調整して、インキ組成物とす
る。該インキを、前記印刷法で印刷して、乾燥し、必要
に応じて、温度30℃〜70℃で適宜エージング、又
は、電離放射線(紫外線、電子線)を照射して、形成す
れば良い。
【0049】さらに、識別表示101は、研磨層15を
形成していなくて良い縁端部21及び中心部23へ設け
るので、研磨層15の形成と同一の工程で、識別表示1
01を形成することができる。この場合には、研磨層1
5と識別表示101の形成手段は、スクリーン印刷法が
好適である。該スクリーン印刷法を用いて、同一のスク
リーン版へ研磨層15のパターン及びお識別表示101
の絵柄を製版して、印刷すれば1工程で、研磨層15と
識別表示101の形成をすることができる。識別表示1
01の形成には、研磨層組成物が消費されるが、絶対量
的には僅かであり、工程短縮の効果の方が大きい。もち
ろん、別工程で形成しても、前述の判読のしやすさなど
は変わらない。
【0050】通常、識別表示101は、透明な基材フィ
ルム11上に、直接設けられているために、研磨層の影
響を受けず判読しやすい。また、基材フィルム11上に
は、必要に応じて、プライマー層13が設けられている
が、通常、プライマー層も透明なので、何らの影響も受
けない。
【0051】該識別表示101に表示する情報として
は、特に限定されないが、例えば、メーカ、製造工場、
製造日、品番、ロット番号、販売者、取扱い注意事項、
警告事項、問合せ先などがある。特に、品番、及び/又
はロット番号の表示があれば、製造や品質などの製品情
報に遡ることができるので、状況に応じた対応をとるこ
とができる。
【0052】また、該識別表示101に表示する情報と
しては、非対称の文字、記号、イラストなどを含ませる
ことが好適である。該非対称の文字などは、通常、透明
な材料である基材フィルム11を透して、目視すること
ができる。この時、表示情報は逆に見えて、表裏を容易
に判断できる。例えば、「正」、「表面」、「UP」、
「OK」などである。対称の表示、例えば、「◎」、
「中」では、逆から見ても同じに見えて、表裏を判断す
ることはできない。また、基材フィルム11の研磨層1
5の形成されていない面に、識別表示101を設けても
良い。この場合には、当業者がいう裏刷り方式で、上記
の印刷方法で印刷すれば良い。
【0053】図6は、本発明の1実施例を示す研磨シー
トの断面図である。実際の研磨作業時には、被研磨材と
研磨シートの間へ水などの液体の潤滑剤が滴下される
が、該潤滑剤が不必要な部分へ流れたり、必要な研磨層
面へ均一に行き渡らないという問題がある。このため
に、研磨シート10の少なくとも研磨層15の形成され
ていない縁端部21に、撥水層32を設ける。該撥水層
32は、研磨層15のより厚さの薄くても撥水性能のた
めに、水などの液体の潤滑剤がはじかれて、結果的に堰
き止められて、研磨層15の面へ均一に行き渡って、研
磨が安定して行われる。該撥水層32は、中心部23及
び縁端部21に設けるが、どちらか一方でも良い。ま
た、撥水層32を中心部23に設けると、通常中央部へ
滴下する潤滑剤が研磨の初期の早い時点で、中央部から
周辺部へ広がって研磨層へ均一に分布する効果もある。
【0054】通常、識別表示101及び撥水層32を形
成した後に、研磨層15を形成するために、識別表示1
01及び撥水層32と研磨層15との、見当(位置関
係)を合致させて印刷する必要がある。該見当合わせ
は、識別表示101又は撥水層32を着色しておいて通
常の印刷と同様の方法で行ったり、別途見当合わせ用の
目印マーク(レジスターマークと呼ぶ)をつけたり、特
定の複数の位置に貫通孔をあけて、ピンなどで位置決め
をすれば良い。
【0055】撥水層32の材料としては、ポリエステル
系樹脂、塩化ビニリデン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエ
チレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シリコーン系樹
脂、フッ素系樹脂、WAXなどが適用でき、特に表面張
力が小さく、表面張力が0.0004N/cm以下のポ
リエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シリコーン
系樹脂、フッ素系樹脂、WAXなどは、水などの液体の
潤滑剤をはじき易く好適である。また、バインダへこれ
らの撥水性材料を分散又は溶解させて、パターン状に印
刷し乾燥して形成しても良い。また、撥水層32の表面
張力は、表面張力は0.0004N/cm以上でも良
く、例えば、潤滑剤が水(表面張力0.00076N/
cm)であれば、それ以下の表面張力で良く、使用する
潤滑剤の表面張力以下であれば適用でき、さらに低けれ
ば低い程、より好適である。
【0056】
【実施例】(実施例1)基材フィルム11として、事前
にプライマー層が施された厚さ75μmのメリネックス
542(ポリエチレンテレフタレートフィルム、帝人デ
ュポン社製)を用いて、プライマー層のない面へ、公知
の一般的なポリエチレンテレフタレート印刷用の赤グラ
ビアインキで、図1のように絵柄「UP D8000S
120φ」を中心部23へ、「Lot AB−12」
を縁端部21へ、グラビア印刷し乾燥して識別表示10
1とした。続いて、基材フィルム11のプライマー層面
へ、オルガノシリカゾル(平均粒子径0.07μm、ア
ルコール溶媒、固形分30%)70重量部と、ポリアル
キルシロキサン(アルコール溶媒、固形分30%)30
重量部からなる研磨層組成物(インキ)を、図1の同心
円で囲まれた帯状の研磨層パターンを製版したグラビア
版で、乾燥後の厚さが5μmになるように、グラビア印
刷し乾燥して研磨層15とした。次に、直径127mm
φの円形に抜いて、同心円の帯状研磨層パターンで、裏
面に識別表示を有する実施例1の研磨シート10を得
た。該研磨シート10の研磨層15の表面は、中心線平
均粗さ(Ra)が0.05μmと平滑で、研磨シート1
0の全光線透過率が90%、ヘーズが50%と透明なも
ので、研磨層15と裏面との判別が困難なものであっ
た。しかし、識別表示101の「UP」を見ることで、
容易に表裏が判った。また、他の識別表示101から、
品番、製造Lot、サイズを確認することができた。
【0057】(実施例2)研磨層組成物(インキ)とし
て、平均粒子径1μmダイヤモンド紛体35.0重量
%、バイロン200(東洋紡社製、商品名、ポリエステ
ル樹脂)23.0重量%、コロイダルシリカ2.0重量
%、メチルエチルケトン20.0重量%、トルエン20
重量%からなる研磨層組成液を用いる以外は、実施例1
と同様にして実施例2の研磨シート10を得た。該研磨
シート10の識別表示101を見ることで、容易に表
裏、品番、製造Lot、サイズを知ることができた。
【0058】(実施例3)研磨層組成物(インキ)とし
て、平均粒子径1μmアルミナ紛体35.0重量%、バ
イロン200(東洋紡社製、商品名、ポリエステル樹
脂)23.0重量%、コロイダルシリカ2.0重量%、
メチルエチルケトン20.0重量%、トルエン20重量
%からなる研磨層組成液を用いる以外は、実施例1と同
様にして実施例3の研磨シート10を得た。該研磨シー
ト10の識別表示101を見ることで、容易に表裏、品
番、製造Lot、サイズを知ることができた。
【0059】(実施例4)基体フィルムとして、事前に
プライマー層が施された厚さ75μmのメリネックス5
42(帝人デュポン社製、ポリエチレンテレフタレート
フィルム商品名)を用いて、該プライマー層面へ、平均
粒子径1μmダイヤモンド紛体35.0重量%、バイロ
ン200(東洋紡社製、ポリエステル樹脂)22.0重
量%、コロイダルシリカ2.0重量%、メチルエチルケ
トン20.0重量%、トルエン20重量%からなる研磨
層組成液へ、使用直前にトリレンジイソシアネ−ト1.
0重量%を加えて、図5のような溝巾が100μm、溝
と溝との間隔が2mmの複数の同心円状溝を有し、研磨
層の全体としてはドーナツ状パターン、及び図5のよう
に絵柄「UP D8000S 120φ」を中心部23
へ、「Lot AB−12」を縁端部21へ、製版した
シルクスクリーン版で、乾燥後の厚さが8μmになるよ
うに、シルクスクリーン印刷し乾燥する。該乾燥後に、
さらに150℃、20分間のエージングをし硬化させた
後に、直径150mmφの円形に抜いて、実施例4の研
磨シートを得た。該研磨シート10の識別表示101を
見ることで、容易に表裏、品番、製造Lot、サイズを
知ることができた。
【0060】(実施例5)基材フィルムとして、事前に
プライマー層が施された厚さ75μmのメリネックス5
42(帝人デュポン社製、ポリエチレンテレフタレート
フィルム商品名)を用いる。平均粒子径3.0μmダイ
ヤモンド紛体(東名ダイヤモンド工業社製)30重量
部、グリセロールモノメタクリレート30重量部、ペン
タエリスリトールトリアクリレート20重量部、とを混
合攪拌して研磨層組成物とした。ナイロン紗200メッ
シュのスクリーン版へ、図5のような溝巾が100μ
m、溝と溝との間隔が2mmの複数の同心円状溝を有
し、研磨層の全体としてはドーナツ状パターン、及び図
5のように絵柄「UP D8000S 120φ」を中
心部23へ、「Lot AB−12」を縁端部21へ製
版して、スクリーン刷版とした。基体フィルムのプライ
マー面へ、前記スクリーン刷版を用いて、前記研磨層組
成物を、硬化後の厚さが8μmになるようにスクリーン
印刷した。印刷後直ちに、エレクトロンカーテン型電子
線照射装置(米国、ESI社製)で、加速電圧175k
eVの電子線を、3Mrad照射して硬化させた。直径
127mmφの円形に抜いて、実施例4の研磨シートを
得た。該研磨シート10の識別表示101を見ること
で、容易に表裏、品番、製造Lot、サイズを知ること
ができた。
【0061】(実施例5)基体フィルムとして、事前に
プライマー層が施された厚さ75μmのメリネックス5
42(帝人デュポン社製、ポリエチレンテレフタレート
フィルム商品名)を用いる。平均粒子径1.0μmのダ
イヤモンド紛体(東名ダイヤモンド工業社製)30重量
部、ヘキサンジオールジアクリレート30重量部、ポリ
プレングリコールモノアクリレート40重量部、イルガ
キュア369(チバガイギー社製、光開始剤)ととを混
合攪拌した研磨層組成物とした。実施例4と同じ刷版を
用いて、基材フィルムのプライマー面へ、前記研磨層組
成物を、硬化後の厚さが8μmになるようにスクリーン
印刷した。印刷後直ちに、基材フィルム速度20m/分
で、F600型UV照射装置(フュージョン社製)で、
出力240W/cmの波長365nmの紫外線を照射し
て硬化させた。続いて、SRX211(シリコーン樹
脂、東レダウコーニングシリコーン社製)のトルエンへ
溶解した塗液を、図5の研磨層の形成していない縁端部
21及び中心部23のパターンを有するグラビア版胴
で、乾燥後の厚さが1μmになるように、グラビア印刷
し乾燥して撥水層32とした。直径127mmφの円形
に抜いて、実施例5の研磨シートを得た。該研磨シート
10の識別表示101を見ることで、容易に表裏、品
番、製造Lot、サイズを知ることができた。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の識別表示
を有する研磨シートは、研磨シートの表裏、及び/又は
品番などの識別表示が、使用状態でも容易に確認でき
て、表裏面を逆に使用することがない。また、上記識別
表示を、研磨層の使用領域以外の中心部及び/又は縁端
部の基材フィルムへ設けた場合は、表裏の両側から目視
できる。また、識別表示を非対称の文字、記号、イラス
トとした場合は、研磨シートの表裏の識別が容易に行え
て、表裏逆に使用することが少ない。また、上記識別表
示は、品番及び/又はロット番号とし、研磨シートの品
番の識別が容易に確実に行えて、誤使用することが少な
い。また、研磨層及び識別表示の形成をスクリーン印刷
法で同時に行えば、1工程で形成できて安価である。
【0063】さらに、研磨層を使用領域のみに設けた場
合は、高価な研磨粒子が少なくて済み、安価で省資源で
ある。また、研磨粒子をダイヤモンド、アルミナ、酸化
鉄、カーボランダム、酸化クロム、酸化セリウム、シリ
カを用いた場合は、光学部品の表面や端面の研磨に適し
ている。さらにまた、研磨層のバインダを、熱硬化樹
脂、電離放射線硬化樹脂とし、また、基材フィルムに設
けたプライマー層を設けた場合は、研磨粒子が脱落しに
くく、被研磨材へ傷付けることが少ない。さらにまた、
研磨層に、部分的な溝部を設け、研磨層の非使用領域の
基材フィルム面へ撥水層を設けると、溝部が研磨屑や脱
落研磨粒子を補足し、研磨時に使用する潤滑剤が、研磨
層面へ均一に展開して、被研磨材へ傷付けず研磨精度が
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例を示す研磨シートの平面図
である。
【図2】 図1のAA断面図である。
【図3】 従来の研磨シートの平面図である。
【図4】 図3のBB断面図である。
【図5】 本発明の1実施例を示す研磨シートの模式的
な平面図である。
【図6】 本発明の1実施例を示す研磨シートの断面図
である。
【符号の説明】
10 研磨シート 11 基材フィルム 13 プライマー層 15 研磨層 17 バインダ 19 研磨粒子 21 縁端部 23 中心部 32 撥水層 41 溝部 101 識別表示
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C063 AA02 AB05 AB07 BA02 BA24 BB02 BB03 BC03 BG07 CC30 DD09 EE02 EE08 EE10 FF30

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材フィルムの一方の面に、研磨使用時
    に必要領域となる任意のパターン状に形成した研磨層を
    有する研磨シートにおいて、前記研磨層の非使用領域
    の、基材フィルムの表面及び/又は裏面に、識別のため
    の識別表示を設けたことを特徴とする識別表示を有する
    研磨シート。
  2. 【請求項2】 上記識別表示を、回転状態で使用される
    円盤状の研磨シートの、研磨層の使用領域のパターン形
    状が、回転中心部を始点とした2つの同心円で囲まれた
    形状であって、該使用領域以外の中心部及び/又は縁端
    部の非使用領域に設けたことを特徴とする識別表示を有
    する研磨シート。
  3. 【請求項3】 上記研磨層及び上記識別表示の形成手段
    がスクリーン印刷法であって、かつ、研磨層と識別表示
    とが同じ面にあることを特徴とする請求項1〜2のいず
    れかに記載の識別表示を有する研磨シート。
  4. 【請求項4】 上記識別表示が、少なくとも、品番及び
    /又はロット番号であることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の識別表示を有する研磨シート。
  5. 【請求項5】 上記識別表示が、少なくとも、非対称の
    文字、記号、イラストであることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の識別表示を有する研磨シート。
  6. 【請求項6】 上記研磨層に含有される研磨粒子が、ダ
    イヤモンド、アルミナ、酸化鉄、カーボランダム、酸化
    クロム、酸化セリウム、シリカのうち少なくとも1種類
    からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載の識別表示を有する研磨シート。
  7. 【請求項7】 上記研磨層のバインダが、熱硬化樹脂で
    あることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
    識別表示を有する研磨シート。
  8. 【請求項8】 上記研磨層が、電離放射線で硬化する少
    なくとも1つの、官能基を有するバインダ前駆体と、研
    磨粒子と、を含む研磨層組成物を、基材フィルムの一方
    の面にスクリーン印刷法で印刷し、電離放射線で硬化さ
    せてなることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記
    載の識別表示を有する研磨シート。
  9. 【請求項9】 研磨層が、基材フィルムに設けたプライ
    マー層を介して形成することを特徴とする請求項1〜8
    のいずれかに記載の識別表示を有する研磨シート。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の研磨
    シートにおいて、研磨層に、部分的な溝部が設けられて
    いることを特徴とする識別表示を有する研磨シート。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の研
    磨シートにおいて、研磨層の非使用領域の基材フィルム
    面へ撥水層が設けられていることを特徴とする請求項1
    〜7のいずれかに記載の識別表示を有する研磨シート。
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