JP2003184968A - テンショナー - Google Patents
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract
2のシャフト部材の振幅抑制をきめ細かに行う。 【解決手段】 ねじ部8,9によって螺合した第1のシ
ャフト部材3及び第2のシャフト部材4と、第1のシャ
フト部材3を一方向に回転付勢する捩りばね5とがケー
ス2に収容されている。第2のシャフト部材4の回転を
拘束して捩りばね5の回転付勢力を第2のシャフト部材
4の推進力に変換する。第2のシャフト部材4に入力す
る外部入力荷重に対して抵抗トルクを発生させる弾性部
材20を、第1のシャフト部材3と第2のシャフト部材
4との間に配置して、第2のシャフト部材4の振幅をき
め細かに抑制する。
Description
チェーンの張力を一定に保つテンショナーに関する。
ジンに使用されるタイミングチェーンやタイミングベル
トを所定の力で押しており、これらに伸びや緩みが生じ
た場合に、その張力を一定に保つように作用する。
ンジン本体200に実装した状態を示す。エンジン本体
200の内部には、一対のカムスプロケット210,2
10とクランクスプロケット220とが配置されてお
り、これらのスプロケット210,210,220の間
にタイミングチェーン230が無端状となって掛け渡さ
れている。また、タイミングチェーン230の移動路上
には、チェーンガイド240が揺動自在に配置されてお
り、タイミングチェーン230はチェーンガイド240
を摺動するようになっている。エンジン本体200に
は、取付面250が形成されており、テンショナー10
0は取付面250の取付孔260を貫通するボルト27
0によって取付面250に固定される。なお、エンジン
本体200の内部には、潤滑用のオイル(図示省略)が
封入されている。
いるテンショナー100を示し、ケース110の内部に
は、回転シャフト120及び推進シャフト130が組み
付けられて配置されている。ケース110は、これらの
シャフト120,130を挿入するために軸方向に延び
る本体部111と、本体部111から軸方向と交差する
方向に延びるフランジ部112とを有している。フラン
ジ部112はテンショナー100をエンジン本体200
に対する取り付けを行うものであり、このため、フラン
ジ部112には、エンジン本体200に螺合するボルト
が貫通するための取付孔113が形成されている。本体
部111は後述する各部品を収容するものであり、この
ため、内部には同一径の収納孔114が軸方向に沿って
形成されている。
0の組み付けは、回転シャフト120の外面に雄ねじ部
121を形成する一方、推進シャフト130の内面に雌
ねじ部131を形成し、これらのねじ部121,131
を螺合させることによって行われる。回転シャフト12
0の基端側の端部に対応したケース110の内部には、
受け座140が収納孔114内に位置するように設けら
れており、この受け座140によって回転シャフト12
0の基端部が支持されている。組み付け状態では、推進
シャフト130は回転シャフト120の前側略半分部分
に螺合しており、推進シャフト130が螺合していない
後側の略半分部分には捩りばね150が配置されてい
る。
回転シャフト120の基端部に形成されているスリット
123に挿入されて係止され、他端のフック部152が
ケース110に係止されている。従って、捩りばね15
0を捩って所定のトルクを付与させた状態で組み立てる
と、捩りばね150の付勢力によって回転シャフト12
0が回転する。
が止め輪170によって固定されており、推進シャフト
130は軸受160の摺動孔161を貫通している。軸
受160の摺動孔161の内面及び推進シャフト130
の外面は、略小判形状や平行カット、その他の非円形に
形成されており、これにより推進シャフト130は回転
が拘束された状態となっている。
れており、外周側には複数の固定片162が形成されて
いる。そして、この固定片162がケース110の先端
部分に形成されている切欠溝115に嵌合することによ
り、軸受160の全体が回転止めされた状態となってい
る。このように軸受160がケース110に対して回転
止めされることにより、軸受160を貫通した推進シャ
フト130が軸受160を介してケース110に回転拘
束されるため、この回転拘束状態で推進シャフト130
がケース110に対して進退する。
ャップ180が取り付けられ、このキャップ180が上
述したエンジン本体200内のチェーンガイド240と
接触している。
サ190が配置されている。スペーサ190は、回転シ
ャフト120及び推進シャフト130の周囲を囲んだ状
態で軸方向(推進方向)に延びた筒状となっており、螺
合状態のシャフト120,130がケース110の先端
部分から抜け出ることを防止している。この抜け止めを
行うため、回転シャフト120はスペーサ190との突
き当てが可能な鍔付き形状に成形されている。
りばね150の付勢力によって回転シャフト120が回
転し、この回転力が推進シャフト130の推進力に変換
されるため、推進シャフト130が進出する。これによ
り、推進シャフト130はキャップ180及びチェーン
ガイド240を介してタイミングチェーン230を押し
付けるため、タイミングチェーン230に張力を付与す
ることができる。
イド240からの外部入力加重に対する推進シャフト1
30の押し込み量(振幅)を押さえて作動を安定させる
ために、チェーンガイド240を強く押さえる必要があ
る。このためには、捩りばね150のばねトルクを大
きくする、回転シャフト120と推進シャフト130
の螺合を行っている雄ねじ部121及び雌ねじ部131
のリード角を小さくする(例えば、12°を9°にす
る)、回転シャフト120の端面の径を大きくして回
転シャフト120と受け座140(ケース110)との
接触面積を大きくする、等の対応がなされている。
に推進シャフト130が推進(前進)する特性が強くな
る傾向となっている。そして、推進シャフト130が必
要以上に推進する場合には、チェーンガイド240とチ
ェーン230との間の摩擦が増加して、エンジンの出力
ロスが大きくなる原因となり、好ましくない。
公報には、ケースに摩擦板を設けると共に、回転シャフ
トにおける摩擦板との対向部分に接触径の大きな鍔状の
摩擦面を設け、さらに補助ばねによって摩擦面が摩擦板
と接触しないように保持する構造が開示されている。こ
の構造では、チェーンガイドからの外部入力加重が小さ
いときには、摩擦面が摩擦板と接触しないが、外部入力
加重が一定大きさ以上となったとき、摩擦面が摩擦板と
接触して摩擦力を発生することができる。これにより、
上述した〜の構造とする必要がなくなって、エンジ
ンの出力ロスを低減させることができ、しかも大きな外
部入力加重に対する推進シャフトの振幅を抑えることが
可能となっている。
12号公報の構造によっても、推進シャフトの振幅を抑
えることが可能となっているが、エンジンの機種によっ
ては、振幅抑制に重点をおいた特性が要求されることが
ある。
になされたものであり、外部入力加重に対して、きめ細
かな振幅抑制を行うことが可能なテンショナーを提供す
ることを目的とする。
め、請求項1の発明のテンショナーは、ねじ部によって
螺合した第1のシャフト部材及び第2のシャフト部材
と、第1のシャフト部材を一方向に回転付勢する捩りば
ねとがケースに収容されており、第2のシャフト部材の
回転を拘束して捩りばねの回転付勢力を第2のシャフト
部材の推進力に変換するテンショナーであって、第2の
シャフト部材に入力する外部入力荷重に対して抵抗トル
クを発生させる弾性部材が、前記第1のシャフト部材と
第2のシャフト部材との間に配置されていることを特徴
とする。
のシャフト部材に入力されると、第1のシャフト部材と
第2のシャフト部材との間に配置された弾性部材に荷重
が作用する。これにより、弾性部材が外部入力荷重に対
する抵抗トルクを発生させるため、第2のシャフト部材
の振幅を小さくすることができる。
が第1のシャフト部材と第2のシャフト部材との間に配
置されているため、外部入力荷重の入力があると、弾性
部材が常に抵抗トルクを発生する。従って、外部入力荷
重の大小に関係なく、抵抗トルクが発生して第2のシャ
フト部材の振幅を制御するため、きめ細かな振幅抑制を
行うことができる。
り、ねじ部のリード角を小さくする等によって第2のシ
ャフト部材の推進力を大きくする必要がなくなる。この
ため、チェーンガイドとチェーンとの間の摩擦が大きく
なることがなく、エンジンの出力ロスを少なくすること
ができる。
ョナーであって、前記弾性部材は、第1のシャフト部材
及び第2のシャフト部材によって圧縮された状態で両シ
ャフト部材の間に配置されると共に、外部入力荷重によ
って圧縮されることにより、第1のシャフト部材との間
で摩擦トルクを発生させるコイルばねであることを特徴
とする。
ねによって形成されている。このコイルばねは、第1の
シャフト部材及び第2のシャフト部材によって圧縮され
た状態となっていると共に、第2のシャフト部材への外
部入力荷重の入力によって圧縮力が作用することにより
圧縮される。この圧縮によって、第1のシャフト部材と
の間に摩擦トルクが発生する或いは発生している摩擦ト
ルクが増大するため、第1のシャフト部材の回転が規制
される。すなわち、外部入力荷重が入力することによっ
て、第2のシャフト部材がケース内に押し込まれるた
め、第1のシャフト部材は捩りばねの回転付勢方向と逆
方向に回転するが、この逆方向の回転に対しては圧縮ば
ねの摩擦力によるブレーキ力が作用する。このため、第
2のシャフト部材の押し込み量(振幅)が抑制される。
によって圧縮されるコイルばねが第1のシャフト部材と
第2のシャフト部材との間に配置されているため、外部
入力荷重の入力があると、コイルばねが常に摩擦トルク
を発生して第1のシャフト部材の回転を抑制するため、
第2のシャフト部材に対するきめ細かな振幅抑制を行う
ことができる。
ョナーであって、前記弾性部材は、第2のシャフト部材
への外部入力荷重によって捩られることにより、前記捩
りばねの回転付勢方向と同じ方向に反力トルクを発生さ
せるコイルばねであることを特徴とする。
のシャフト部材に入力することにより、コイルばねが捩
られて反力トルクが発生或いは反力トルクが増大する。
このため、相対的に外部入力荷重による第2のシャフト
部材への押し込み力が小さくなり、第2のシャフト部材
の押し込み量(振幅)を抑制することができる。
荷重によって捩られて反力トルクを発生させるコイルば
ねが第1のシャフト部材と第2のシャフト部材との間に
配置されているため、外部入力荷重の入力に応じた第2
のシャフト部材へのきめ細かな振幅抑制を行うことがで
きる。
ョナーであって、前記第1のシャフト部材または第2の
シャフト部材のいずれかに前記コイルばねを支持する支
持座が設けられていることを特徴とする。
コイルばねが支持されることにより、コイルばねとシャ
フト部材との結合が安定する。このため、第1のシャフ
ト部材が往復回転を繰り返しても、その作動に良好に対
応することができ、安定した作動を確保することができ
る。
かに記載のテンショナーであって、前記コイルばねは、
第1のシャフト部材側の端部が第2のシャフト部材の推
進方向との反対方向に向かって径が漸減していることを
特徴とする。
側の端部が径が小さくなっているため、第1のシャフト
部材と積極的に摺動する。このため、第1のシャフト部
材との間の摩擦トルクを大きくすることができ、これに
より第2のシャフト部材の振幅を抑制することができ
る。
ンショナーであって、前記コイルばねのコイル巻方向が
第1のシャフト部材のねじ部のねじ切り方向と逆となっ
ていることを特徴とする。
方向と逆のコイル巻き方向とすることにより、外部入力
荷重により第2のシャフト部材が押し込まれて第1のシ
ャフト部材が回転すると、コイルばねはそのコイル径が
巻締まる方向に捩られる。このため、コイルばねがコイ
ル径が広がってケース等の周囲の部品と干渉することが
なく、作動を円滑に行うことができる。
かに記載のテンショナーであって、前記第2のシャフト
部材の進退に伴って回転するクラッチ部が第2のシャフ
ト部材に形成されており、前記コイルばねは一端がクラ
ッチ部に係止され、他端が第1のシャフト部材に係止さ
れていることを特徴とする。
に形成されたクラッチ部がコイルばねを捩るため、コイ
ルばねに反力トルクが発生する。このため、第2のシャ
フト部材の振幅を抑制することができる。
ョナーであって、前記弾性部材は、第1のシャフト部材
及び第2のシャフト部材に接触した状態で配置され、外
部入力荷重によって圧縮されることにより、第1のシャ
フト部材との間で摩擦トルクを発生させる皿ばね、ゴム
成形体または樹脂成形体であることを特徴とする。
または樹脂成形体が弾性部材として用いるものである。
これらの皿ばね、ゴム成形体及び樹脂成形体は、いずれ
も第2のシャフト部材に外部入力荷重が入力することに
より変形して、第1のシャフト部材との間で摩擦トルク
を発生する。このため、第1のシャフト部材の回転が規
制されるため、第2のシャフト部材の振幅を抑制するこ
とができる。
成形体または樹脂成形体が第1のシャフト部材及び第2
のシャフト部材との間に配置されているため、外部入力
荷重の入力があると、常に摩擦トルクを発生し、従っ
て、第2のシャフト部材の振幅をきめ細やかに制御する
ことができる。
かに記載のテンショナーであって、前記弾性部材と第1
のシャフト部材との間に、緩衝板が挿入されていること
を特徴とする。
入された緩衝板は、弾性部材が第1のシャフト部材に食
い込むことを防止するように作用する。このため、弾性
部材の円滑な作動を行うことができると共に、弾性部材
及び第1のシャフト部材の摩耗を抑制することができ、
耐久性を向上させることができる。
態により具体的に説明する。なお、各実施の形態におい
て、同一の部材には同一の符号を付して対応させてあ
る。
実施の形態1のテンショナーA1を示し、ケース2、第
1のシャフト部材3、第2のシャフト部材4、捩りばね
5、軸受6及びスペーサ7を備えている。
2bが略直交方向に延びた断面略T字形に成形されてい
る。そして、胴部2aからフランジ部2の形成部位にか
けて、軸方向(推進方向)に延びる収納孔2cが形成さ
れている。収納孔2cの先端部分は開放されており、こ
の収納孔2c内に、第1及び第2のシャフト部材3,
4、捩りばね5及びスペーサ7の組付体が収容される。
あるエンジン本体への取り付けを行うものであり、エン
ジン本体に螺合するボルト(図示省略)が貫通する取付
孔2dが形成されている。エンジン本体への取り付けに
際しては、図13と同様に、フランジ部2bの先端面が
エンジン本体200の取付面250と接触する。
5によって付勢されることにより回転し、第2のシャフ
ト部材4は第1のシャフト部材3の回転によってケース
2から推進する。
ト部3aと、先端側のねじ部3bとが軸方向に一体的に
形成されており、先端側のねじ部3bの外周には、雄ね
じ8が形成されている。また、シャフト部3aの基端部
は、ケース2内に設けた受け座19に当接することによ
り、その回転が支承されるようになっている。さらに
う、シャフト部3aの基端面には、第1のシャフト3を
回転させるための巻締め治具(図示省略)の先端が挿入
されるスリット3eが形成されている。スリット3eは
ケース2の胴部2aの基端面に開設した治具孔2eと連
通しており、巻締め治具の先端を治具孔2eからスリッ
ト3eに挿入し、スリット3eを介して第1のシャフト
部材3を回転させることにより、後述する捩りばね5を
巻締めることができる。
おり、その内面には、第1のシャフト部材3の雄ねじ8
が螺合する雌ねじ9が形成されている。これらのシャフ
ト部材3,4は、雌ねじ9及び雄ねじ8を螺合させた状
態でケース2の収納孔2c内に挿入される。この第2の
シャフト部材4の先端には、キャップ10が取り付けら
れている。キャップ10は、頭部10a及び脚部10b
からなり、頭部10aが第2のシャフト部材4の先端部
分を覆い、脚部10bを第2のシャフト部材4の先端部
分に嵌め込んだ状態で、これらにスプリングピン11を
圧入することにより抜け止めされて第2のシャフト部材
4に固定される。
ャフト部3aに外挿されている。この捩りばね5の一端
側のフック部5aがケース2に形成されたフック溝2f
に挿入されて係止される一方、他端側のフック部5bが
第1のシャフト部材3底部のスリット3eに挿入されて
係止されている。従って、捩りばね5を巻締めてトルク
を付与することにより第1のシャフト部材3を回転させ
ることができる。
れ、止め輪13によって固定されている。軸受6は摺動
孔6aを有しており、この摺動孔6a内を第2のシャフ
ト部材4が貫通している。軸受6の摺動孔6aの内面及
び第2のシャフト部材4の外面は、略小判形状、Dカッ
トや平行カット、その他の非円形に形成されており、こ
れにより第2のシャフト部材4は回転が拘束された状態
となる。
おり、外周側には複数の固定片6bが放射状に形成され
ている。この固定片6bがケース2の先端部分に形成さ
れている切欠溝2gに嵌合することにより、軸受6の全
体が回転止めされた状態となっている。このように軸受
6がケース2に対して回転止めされることにより、軸受
6を貫通した第2のシャフト部材4が軸受6を介してケ
ース2に回転拘束される。
9を介して第1のシャフト部材3が螺合しており、捩り
ばね5の回転付勢力によって回転する第1のシャフト部
材3の回転力が第2のシャフト部材4に伝達されるが、
第2のシャフト部材4が軸受6によって回転拘束されて
いるため、第2のシャフト部材4はケース2に対して進
退する。
には、第1のシャフト部材3及び第2のシャフト部材4
の螺合部分が挿入される。この場合、第1のシャフト部
材3におけるシャフト部3aとねじ部3bとの境界部分
には、大径となるフランジ部3cが形成されており、ス
ペーサ7はその基端部分がフランジ部3cに当接してい
る。また、スペーサ7の先端部分は軸受6に臨んでお
り、軸受6への当接によって、第1及び第2のシャフト
部材13,14がケース2から抜け出ることを防止して
いる。
部材としてのコイルばね20が設けられている。コイル
ばね20は第1のシャフト部材3及び第2のシャフト部
材4の間に配置されている。この実施の形態において、
コイルばね20は第1のシャフト部材3におけるねじ部
3bと、第2のシャフト部材4の基端部との間に配置さ
れている。
ック部が自由端となっている圧縮ばねが使用されてい
る。圧縮ばねからなるコイルばね20は、一端部20a
が第2のシャフト部材4と接触する一方、他端部20b
が第1のシャフト部材3と接触している。この場合、他
端部20bは第1のシャフト部材3のフランジ部3cと
接触するものである。このようなコイルばね20は、両
端部20a、20bが両シャフト部材3,4と接触する
と共に、ある程度圧縮された状態で組み込まれる。
外部入力荷重が入力すると、先端部20aが第2のシャ
フト部材4と接触しているコイルばね20に直に圧縮力
が作用して、コイルばね20が圧縮される。コイルばね
20は他端部20bが第1のシャフト部材3と接触して
いるため、コイルばね20の圧縮によって、コイルばね
20と第1のシャフト部材3との間に摩擦トルクが発生
するか、既に発生していた摩擦トルクがさらに増大す
る。これにより、第1のシャフト部材3に対してブレー
キ力が作用し、第1のシャフト部材3の回転が規制され
る。
び図15に示す従来のテンショナーと比較して説明する
ものであり、従来のテンショナーには、この実施の形態
の符号を付して対応させてある。同図に示すように、第
1のシャフト部材3には捩りばね5によってトルクTか
らなる回転付勢力が作用している。外部入力荷重Fの入
力があると、第2のシャフト4がケース2内に押し込ま
れるため、第1のシャフト部材3が捩りばね5の回転付
勢力に抗して矢印D方向に回転する。
ーでは、同図(a)で示すように、外部入力荷重Fの荷
重に応じた回転トルクTkで矢印D方向に回転する。こ
の場合の第1のシャフト部材3の回転角度はθ2であ
り、角度θ2に対応した第2のシャフト部材4の振幅は
Bとなる。
(b)で示すように、第1のシャフト部材3と第2のシ
ャフト部材4との間に圧縮ばねからなるコイルばね20
が配置されており、第2のシャフト部材4に対して外部
入力荷重Fの入力があると、コイルばね20が圧縮さ
れ、その下端部20bとが第1のシャフト部材3のフラ
ンジ部3cとの間に摩擦トルクが発生するか、既に発生
している摩擦トルクよりも大きな摩擦トルクとなる。
軸方向荷重Wと、第1のシャフト部材3との接触半径r
と、第1のシャフト部材との間の摩擦係数μとの積(T
1=W・r・μ)となっている。この摩擦トルクT1
は、第2のシャフト部材4の押し込みによって第1のシ
ャフト部材3が強制的に回転させられる回転角θ2に対
して制動作用を行う。このため、第1のシャフト部材の
回転角がθ2からθ1へ低減し、第2のシャフト部材4
の押し込み量(振幅)B1を小さくすることができる。
0が第1のシャフト部材3及び第2のシャフト部材4と
の間に配置されることにより、外部入力荷重Fの入力が
あると、コイルばね20が必ず圧縮されて摩擦トルクが
発生するか、増大する。従って、外部入力荷重Fの大小
に関係なく、第1のシャフト部材3の振幅を抑制できる
ため、きめ細やかな振幅抑制を行うことが可能となる。
ばねトルクを大きくしたり、ねじ部8,9のリード角を
小さくして第2のシャフト部材4の推進力を大きくする
必要がない。このため、チェーンガイドとチェーンとの
間の摩擦が大きくなることがなく、エンジンの出力ロス
を少なくすることができる。
態2のテンショナーA2を示し、圧縮ばねからなるコイ
ルばね20と第1のシャフト部材3のフランジ部3cと
の間に緩衝板22が挿入されている。緩衝板22はワッ
シャ等の金属薄板からなり、コイルばね20の他端部2
0bと第1のシャフト部材3のフランジ部3cとの間に
挟まれるように設けられている。
り、コイルばね20の他端部20bが第1のシャフト部
材3に食い込むことを防止することができる。これによ
り、コイルばね20の円滑な作動を行うことができると
共に、コイルばね20及び第1のシャフト部材3の摩耗
を抑制することができ、耐久性のあるものとすることが
できる。
態を示す。図5の形態では、第1のシャフト部材3のフ
ランジ部3cとコイルばね20の他端部20bとの間
に、鉄、ステンレス等の金属ワッシャ23と、PTFE
(ポリテトラフルオロエチレン)等の樹脂ワッシャ24
と、上述した金属ワッシャ25との積層体からなる緩衝
板22が挿入されている。また、コイルばね20の一端
部20aと第2のシャフト部材4との間に、金属ワッシ
ャ26からなる緩衝板が挿入されている。
面にPTFE等の固体潤滑剤27がコーティングされて
いる。また、コイルばね20の両端部と、第1のシャフ
ト部材3のフランジ部3c及び第2のシャフト部材4と
の間には金属ワッシャ23及び金属ワッシャ26からな
る緩衝板が挿入されている。
と第1のシャフト部材3及び/または第2のシャフト部
材4との間に挿入したり、コイルばね20に固体潤滑剤
をコーティングすることにより、コイルばね20と第1
のシャフト部材3及び/または第2のシャフト部材4と
の間の摩擦係数を任意に調整することができる。これに
より、目的に合わせた摩擦トルクを容易に得ることがで
きる。
態3のA3を示す。この実施の形態のテンショナーA3
では、圧縮ばねからなるコイルばね20の両端部20
a、20bが第1のシャフト部材3及び第2のシャフト
部材4に支持されている。
ジ部3cとねじ部3bとの間に、コイルばね20の内径
に相応した外径の段部3gを形成する一方、第2のシャ
フト部材4の第1のシャフト部材3側の端部に、コイル
ばね20の内径に相応した外径の段部4gを形成してい
る。これらの段部3g、4gは、コイルばね20の端部
を支持する支持座となるものである。そして、コイルば
ね20の両端部20a、20bに対してこれらの段部3
g、4gを挿入することにより、さらに安定した支持状
態としている。なお、コイルばね20の他端部20bと
第1のシャフト部材3のフランジ部3cとの間には、緩
衝板としての金属ワッシャ22が挟み込まれている。こ
の実施の形態においても、コイルばね20はある程度圧
縮された状態となっている。
3、4にコイルばね20の両端部が支持されることによ
り、第1のシャフト部材3が往復回転を繰り返しても、
その作動に円滑に対応することができるため、安定した
作動を行うことができる。なお、コイルばね20の端部
の支持は、シャフト部材3または4のいずれか一方であ
れば、安定的な支持を行うことができるものである。
態4におけるテンショナーA4を示す。この実施の形態
においても、図7に示す実施の形態3のテンショナーA
3と同様に、コイルばね20の両端部20a、20bが
双方のシャフト部材3,4に支持されている。従って、
第1のシャフト部材3の往復回転に円滑に対応すること
が可能となっている。
ばね20における第1のシャフト部材3側に位置したコ
イル部分のコイル径が小さくなっている。すなわち、コ
イルばね20は第1のシャフト部材側の端部が第2のシ
ャフト部材4の推進方向との反対方向に向かって径が漸
減するものである。そして、漸減した他端部20bが第
1のシャフト部材の段部3gに支持されている。
り、コイルばね20と第1のシャフト部材3とが積極的
に摺動することができ、これらの間の摩擦トルクを大き
くすることが可能となり、第2のシャフト部材4の振幅
を抑制することができる。また、第2のシャフト部材4
側ではコイルばね20のコイル径が大きくなった状態で
密着しているため、コイルばね20から発生する摩擦ト
ルクを大きくすることができ、第1のシャフト部材3の
回転角度を小さくすることができる。これにより、第2
のシャフト部材4の振幅を小さくすることができる。な
お、このようなコイルばね20の端部の径や変化率は、
任意に変更が可能であり、これにより、反力トルクを任
意に調整することができる。
態5のテンショナーA5を示す。この実施の形態におい
ても、第1のシャフト部材3と第2のシャフト部材4と
の間に弾性部材30が配置されるが、弾性部材30は筒
状の樹脂成形体によって形成されている。樹脂成形体と
しては、硬質フィラー混合の樹脂等を用いることができ
る。
のシャフト部材3と第2のシャフト部材4との間に挟ま
れるように配置されることにより、第2のシャフト部材
4への外部入力荷重で圧縮される。この圧縮により第1
のシャフト部材3との間で摩擦トルクが発生するか、あ
るいは発生していた摩擦トルクが増大する。従って、第
1のシャフト部材3にブレーキ力が作用し、第2のシャ
フト部材4の振幅を抑制することができる。なお、樹脂
成形体に代えて、合成ゴム等のゴム成形体を用いること
も可能である。
形態6のテンショナーA6を示す。この実施の形態にお
いては、第1のシャフト部材3と第2のシャフト部材4
との間に配置された弾性部材31が皿ばねの積層体によ
って構成されている。皿ばねの積層体からなる弾性部材
31は、第1のシャフト部材3と第2のシャフト部材4
との間に挟まれることにより、第2のシャフト部材4へ
の外部入力荷重で圧縮されるため、第1のシャフト部材
3との間で摩擦トルクが発生するか、あるいは発生して
いた摩擦トルクが増大する。また、積層されている皿ば
ねの間においても、摩擦によるブレーキ力が発生する。
従って、これらによって第1のシャフト部材3にブレー
キ力が作用し、第2のシャフト部材4の振幅を抑制する
ことができる。
形態7のテンショナーA7を示す。
4がエンジン本体側に位置する本体部41と、本体部4
1の第1のシャフト部材3側に位置するクラッチ部42
との2部材によって構成されている。本体部41及びク
ラッチ部42は、ケース2から推進する。また、クラッ
チ部42と本体部41とは、相互に二等辺三角形状の係
止爪43が形成されることにより、係合する。
のコイルばね33の一端のフック部33aが係止してい
る。コイルばね33は第1のシャフト部材3のねじ部3
bに外挿されており、他端のフック部33bが第1のシ
ャフト部材3のフランジ部3cに係止している。この実
施の形態において、コイルばね33は第1のシャフト部
材3及び第2のシャフト部材4の間に圧縮状態で配置さ
れると共に、両端のフック部33a、33bを介して捩
られた状態で両シャフト部材3,4に係合している。こ
れにより、コイルばね33は外部入力荷重に対する反力
トルクを有している。
ト部材4に外部入力荷重が入力すると、係止爪43の角
度、高さに応じて、コイルばね33の反力トルクが増大
する。このため、この実施の形態では、外部入力荷重に
対して捩りばね5のトルクとコイルばね33の反力トル
クとによって制動を行うため、第2のシャフト部材4の
振幅をきめ細やかに抑制することができる。
形態8のテンショナーA8を示す。この実施の形態にお
いても、実施の形態7のテンショナーA7と同様に第2
のシャフト部材4が先端側の本体部41と第1のシャフ
ト部材3側のクラッチ部42とによって形成されると共
に、これらの間に係止爪43が形成されている。また、
コイルばね33は第1のシャフト部材3及び第2のシャ
フト部材4の間に配置されると共に、一端のフック部3
3aがクラッチ部42に係止され、他端のフック部33
bが第1のシャフト部材3のフランジ部3cに係止され
ている。
に形成されており、これによりクラッチ部42の逆回転
ができないようになっている。従って、第2のシャフト
部材4が一旦推進した後は、クラッチ部42が逆回転す
ることがなく、コイルばね33による反力トルクを大き
くすることができる。
しないが、実施の形態1〜8において、コイルばねのコ
イル巻き方向が、第1のシャフト部材3の雄ねじ部8の
ねじ切り方向と逆となっているものである。これによ
り、外部入力荷重による第2のシャフト部材4の押し込
みによって第1のシャフト部材3が回転すると、コイル
ばねはコイル径が巻締められる方向に捩られる。従っ
て、コイル径が広がることがなく、周囲の部品との干渉
を防止することができ、作動が円滑となる。
1のシャフト部材と第2のシャフト部材との間に配置さ
れることにより、外部入力荷重の入力があると、弾性部
材が常に抵抗トルクを発生するため、第2のシャフト部
材に対するきめ細かな振幅抑制を行うことができる。ま
た、チェーンガイドとチェーンとの間の摩擦が大きくな
ることがないため、エンジンの出力ロスを少なくするこ
とができる。
と同様な効果を有するのに加えて、第1のシャフト部材
と第2のシャフト部材との間に配置されたコイルばねが
圧縮されることにより、摩擦トルクを発生して第1のシ
ャフト部材の回転を抑制するため、第2のシャフト部材
に対するきめ細かな振幅抑制を行うことができる。
と同様な効果を有するのに加えて、第1のシャフト部材
と第2のシャフト部材との間に配置されたコイルばねが
捩られて反力トルクを発生するため、外部入力荷重の入
力に応じた第2のシャフト部材へのきめ細かな振幅抑制
及び大きな振幅抑制を行うことができる。
の効果に加えて、第1のシャフト部材または第2のシャ
フト部材のいずれかにコイルばねを支持する支持座を設
けているため、第1のシャフト部材が往復回転を繰り返
しても、その作動に良好に対応することができ、安定し
た作動を確保することができる。
発明の効果を有するのに加えて、第1のシャフト部材と
の間の摩擦トルクを大きくすることができ、第2のシャ
フト部材の振幅を抑制することができる。また、ばね形
状によって、任意の摩擦トルクを設定することができ
る。
発明の効果を有するのに加えて、第1のシャフト部材の
ねじ切り方向と逆のコイル巻き方向とすることにより、
コイルばねがコイル径が広がってケース等の周囲の部品
と干渉することがなく、作動を円滑に行うことができ
る。
発明の効果を有するのに加えて、第2のシャフト部材に
形成されたクラッチ部がコイルばねを捩るため、コイル
ばねに反力トルクが発生し、第2のシャフト部材の振幅
を抑制することができる。
の効果を有するのに加えて、皿ばね、ゴム成形体及び樹
脂成形体が圧縮されて、第1のシャフト部材との間で摩
擦トルクを発生するため、第2のシャフト部材の振幅を
抑制することができる。
発明の効果を有するのに加えて、弾性部材が第1のシャ
フト部材に食い込むことを緩衝板によって防止するた
め、弾性部材の円滑な作動を行うことができると共に、
弾性部材及び第1のシャフト部材の摩耗を抑制すること
ができ、耐久性を向上させることができる。
面図である。
(a)は従来のテンショナーを、(b)は実施の形態1
のテンショナーを示す。
る。
る。
断面図である。
る。
る。
る。
ある。
ある。
ある。
の断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 ねじ部によって螺合した第1のシャフト
部材及び第2のシャフト部材と、第1のシャフト部材を
一方向に回転付勢する捩りばねとがケースに収容されて
おり、第2のシャフト部材の回転を拘束して捩りばねの
回転付勢力を第2のシャフト部材の推進力に変換するテ
ンショナーであって、 第2のシャフト部材に入力する外部入力荷重に対して抵
抗トルクを発生させる弾性部材が、前記第1のシャフト
部材と第2のシャフト部材との間に配置されていること
を特徴とするテンショナー。 - 【請求項2】 前記弾性部材は、第1のシャフト部材及
び第2のシャフト部材によって圧縮された状態で両シャ
フト部材の間に配置されると共に、外部入力荷重によっ
て圧縮されることにより、第1のシャフト部材との間で
摩擦トルクを発生させるコイルばねであることを特徴と
する請求項1記載のテンショナー。 - 【請求項3】 前記弾性部材は、第2のシャフト部材へ
の外部入力荷重によって捩られることにより、前記捩り
ばねの回転付勢方向と同じ方向に反力トルクを発生させ
るコイルばねであることを特徴とする請求項1記載のテ
ンショナー。 - 【請求項4】 前記第1のシャフト部材または第2のシ
ャフト部材のいずれかに前記コイルばねを支持する支持
座が設けられていることを特徴とする請求項2記載のテ
ンショナー。 - 【請求項5】 前記コイルばねは、第1のシャフト部材
側の端部が第2のシャフト部材の推進方向との反対方向
に向かって径が漸減していることを特徴とする請求項2
〜4のいずれかに記載のテンショナー。 - 【請求項6】 前記コイルばねのコイル巻方向が第1の
シャフト部材のねじ部のねじ切り方向と逆となっている
ことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のテン
ショナー。 - 【請求項7】 前記第2のシャフト部材の進退に伴って
回転するクラッチ部が第2のシャフト部材に形成されて
おり、前記コイルばねは一端がクラッチ部に係止され、
他端が第1のシャフト部材に係止されていることを特徴
とする請求項2〜6のいずれかに記載のテンショナー。 - 【請求項8】 前記弾性部材は、第1のシャフト部材及
び第2のシャフト部材に接触した状態で配置され、外部
入力荷重によって圧縮されることにより、第1のシャフ
ト部材との間で摩擦トルクを発生させる皿ばね、ゴム成
形体または樹脂成形体であることを特徴とする請求項1
記載のテンショナー。 - 【請求項9】 前記弾性部材と第1のシャフト部材との
間に、緩衝板が挿入されていることを特徴とする請求項
1〜7のいずれかに記載のテンショナー。
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