JP2003190883A - クリーニングシート、およびこれを用いた基板処理装置のクリーニング方法 - Google Patents
クリーニングシート、およびこれを用いた基板処理装置のクリーニング方法Info
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Abstract
ディスプレイ、プリント基板など製造装置や検査装置な
ど、異物を嫌う基板処理装置のクリーニングに用いられ
るクリーニングシート及びクリーニング方法を提供す
る。 【解決手段】 支持体の片面にクリーニング層が設けら
れ、他面に通常の粘着剤層が設けられてなるクリーニン
グシートにおいて、該通常の粘着剤層の保持力がJISZ0
237において3600秒後のズレの距離が5mm以下
である。
Description
置をクリーニングするクリーニングシート、およびこれ
を用いた基板処理装置のクリーニング方法に関し、例え
ば、半導体、フラットパネルディスプレイ、プリント基
板など製造装置や検査装置など、異物を嫌う基板処理装
置のクリーニングに用いられるクリーニングシート及び
クリーニング方法に関する。
理的に接触させながら搬送する。その際、基板や搬送系
に異物が付着していると、後続の基板を次々に汚染する
ことになり、定期的に装置を停止させ、洗浄処理をする
必要があった。このため、稼動率低下や多大な労力が必
要という問題があった。これらの問題を解決するため、
粘着性の物質を固着した基板を搬送することにより基板
処理装置内の付着した異物をクリーニング除去する方法
(特開平10−154686)や板状部材を搬送するこ
とにより基板裏面に付着する異物を除去する方法(特開
平11−87458)が提案されている。
た基板を搬送することにより基板処理装置内の付着した
異物をクリーニング除去する方法は、前述の課題を克服
する有効な方法である。しかしこの方法では、粘着性物
質と装置接触部が強く接着しすぎて剥れない恐れがあ
り、基板を確実に搬送できなくなる恐れがあった。特
に、装置のチャックテーブルに減圧吸着機構が使われて
いる場合は問題である。また、板状部材を搬送すること
により異物を除去する方法は、搬送は支障なくできる
が、肝心の除じん性に劣るという問題がある。
クリーニングシートは、例えば搬送部材に通常の粘着剤
層により設けられたクリーニング機能付き搬送部材(以
下クリーニング部材と称す)とした場合、クリーニング
シートのクリーニング層の引っ張り弾性率が大きいとき
やクリーニングシートを搬送部材よりも小さく内側に貼
ったとき(内貼りと称す)などは、クリーニング部材製
造後にクリーニングシートが搬送部材と該通常の粘着剤
層間から剥れてくるという問題があった。また、装置ク
リーニング後にクリーニングシートを搬送部材から剥離
除去する場合、搬送部材に通常の粘着剤が糊残りを生じ
させ、μmオーダー又はサブμmオーダーの汚染が発生す
るという問題もあった。本発明は、このような事情に照
らし、基板処理装置内を確実に搬送でき、付着している
異物を簡便、確実に除去でき、さらにクリーニング部材
を製造する上で搬送部材からクリーニングシートが剥れ
ることがなく、しかもクリーニングシートを剥離除去す
る際に、搬送部材に糊残りを生じさせないクリーニング
シートを提供することを目的としている。
的に対して、鋭意検討した結果、クリーニング層を固着
したシートあるいはこのシートを基板等の搬送部材に固
着したクリーニング用部材を搬送することにより、基板
処理装置内の付着した異物をクリーニング除去するにあ
たり、支持体の片面にクリーニング層が設けられ、他面
に通常の粘着剤層が設けられてなるクリーニングシート
において、該通常の粘着剤層の保持力を特定値以下に規
定することにより、クリーニングシートが搬送部材から
剥れることがなく、しかもクリーニングシートを剥離除
去する際に搬送部材に糊残りを生じさせず、さらに異物
を簡便、かつ確実に剥離できるクリーニングシートを提
供できることを見出し、この発明を完成するに至った。
ら剥れたり、クリーニングシートを搬送部材から剥離除
去する際にμmオーダー又はサブμmオーダーの汚染が発
生するのは、粘着剤の凝集力が不十分であるためである
と考えた。ここで凝集力とは粘着剤層中の分子同士の寄
り集まろうとする力であり、外部応力による塑性変形に
対する抵抗力である。 本発明ではこれをJISZ0237
保持力で特定することにより、上記問題点を解決できる
ことを見出した。
グ層が設けられ、他面に通常の粘着剤層が設けられてな
るクリーニングシートにおいて、該通常の粘着剤層の保
持力がJISZ0237において3600秒後のズレの距離
が5mm以下であることを特徴とするクリーニングシー
ト(請求項1)、通常の粘着剤層のシリコンウェハ(ミ
ラー面)に対する180度引き剥がし粘着力が0.01
〜10N/10mmであることを特徴とする請求項1記
載のクリーニングシート(請求項2)、通常の粘着剤層
が、該粘着剤層中に含まれるポリマーの重量平均分子量
が105以下の成分が10重量%以下であることを特徴
とする請求項1〜2いずれか記載のクリーニングシート
(請求項3)、クリーニング層の引っ張り弾性率(試験
法JISK7127に準ずる)が10Mpa以上である
ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のクリーニ
ングシート(請求項4)、搬送部材に、請求項1〜4い
ずれか記載のクリーニングシートが、通常の粘着剤層に
より設けられたクリーニング機能付き搬送部材(請求項
5)、請求項1〜4いずれか記載のクリーニングシート
又は請求項5記載の搬送部材を、基板処理装置内に搬送
することを特徴とする基板処理装置のクリーニング方法
(請求項6)に係るものである。
発明のクリーニングシートは、支持体の片面にクリーニ
ング層が設けられ、他面に通常の粘着剤層が設けられて
なり、該通常の粘着剤層の保持力がJISZ0237におい
て3600秒後のズレの距離が5mm以下であることが
必要で、好ましくは7200秒後のズレの距離が5mm
以下、より好ましくは10800秒後のズレの距離が5
mm以下である。該粘着剤層が上記特定値を越えると、
クリーニングシートを搬送部材に貼付けて、クリーニン
グ部材を製造した場合に、クリーニングシートが搬送部
材から剥れやすくなり、またクリーニングシートを搬送
部材から剥離除去する際にも、μmオーダー又はサブμm
オーダーの汚染を発生させる恐れがある。ここで保持力
の測定はJISZ0237に基づいて行った。すなわち、ク
リーニングシートから25mm×75mmの測定用シー
トを作製し、23℃、湿度50%の環境下でステンレス
板(SUS304で♯360サンドペーパーで磨いたも
の)に接着面積が25mm×25mmになるように1
9.6Nのゴムロールを1往復させて通常の粘着剤層側
を圧着する。20分以上放置した後、40℃の恒温槽に
入れ、ステンレス板の一端を留め金でとめ、さらに20
分後にせん断方向に9.8Nの荷重をかけ、3600秒後の
ズレの距離もしくは落下時間を測定して行った。
囲内の粘着剤を用いれば特に限定されないが、シリコン
ウェハ(ミラー面)に対する180度引き剥がし粘着力
は、0.01〜10N/10mm、より好ましくは0.
05N〜5N/10mmであることが望ましい。クリー
ニングシートの粘着力が高すぎるとクリーニングシート
を剥離除去する際に、支持体としての基材フィルムが裂
ける恐れがある。
されないが、該粘着剤層中に含まれるポリマーの重量平
均分子量が105以下の成分が10重量%以下であるポ
リマーを用いることが望ましい。前記粘着剤を構成する
ポリマーは水分散系で共重合されてなるアクリルポリマ
ーや溶液、例えばトルエン中で共重合される重合される
重合物であっても良い。もしくは、液体二酸化炭素又は
超臨界状態の二酸化炭素中で合成されたポリマーを用い
ても良い。ポリマーとしては特にアクリルポリマーが好
適に用いられる。アクリルポリマーの原材料となりうる
単量体混合物は、(メタ)アクリル酸アルキルエステル
としては、炭素数1〜18個のアルキル基である各種の
アクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アルキ
ルエステルを使用でき、具体的にはアクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブ
チル、アクリル酸2一エチルヘキシル、アクリル酸オク
チル、メタクリル駿ブチル、メタクリル酸2一エチルヘ
キシル、メタクリル酸オクチルなどを挙げることができ
る。このような(メタ)アクリル酸アルキルエステルは
これ単独で用いてもよいし、これを主成分としてこれと
共重合可能な他のモノマーを併用してもよい。代表的な
例としてはカルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体
である。その例としては、(メタ)アクリル酸、クロト
ン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸等が用いられ
るが、このうち特に好適なのはアクリル酸である。この
カルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体は重合体に
架橋結合を生じさせるのに不可欠な成分である。他のモ
ノマーとしては、酢酸ビニル、スチレン、アクリロニト
リル、環状の(メタ)アクリルアミド、非環状のメタア
クリルアミドなどのアクリル系感圧性接着剤の改質用モ
ノマーとして知られる各種のモノマーをいずれも使用可
能である。これらの例として挙げられる他のモノマは前
記主モノマとの合計量中50重量%以下とするのが接着
特性上好ましい。
る開始剤の助けによって行なうことができ、ラジカル重
合に用いられるすべての開始剤を使用することが出来
る。例を挙げれば、特に40〜100℃の温度では、ジ
ベンゾイルペルオキシド、tert一ブチルペルマレエ
ート、2,2一アゾビスー(イソブチロニトリル)及び
アゾビス−イソバレロニトリル等が用いられる。20〜
40℃の温度では二元開始剤(Redox開始剤)が用いら
れ、例としてジベンゾイルペルオキシドとジメチルアニ
リンの二元系等が挙げられる。開始剤は、上記アクリル
系モノマの重合のための通常の量で使用して良い。10
0重量部のモノマーあたり例えば0.005〜10重量
部、好ましくは0.1〜5重量部の開始剤が使用され
る。希釈剤として、トルエン、酢酸エチルなど使用した
場合、冷却管,窒素導入管、温度計及び攪拌装置を備え
た反応容器内で共重合を行うことができる。この場合、
全モノマー成分100重量部に対し、例えば希釈剤は5
〜2000重量部、好ましくは20〜900重量部程度
で重合が可能であり、重合の温度、時間は必要に応じて
設定することができる。希釈剤として二酸化炭素を用い
る場合は、全モノマー成分100重量部に対し、上記と
同様な使用量で重合が可能であり、重合の圧力、温度は
必要に応じて数段階に設定されても良い。乳化重合の方
法は特に限定されず、水に乳化分散した単量体混合物を
一括仕込み、あるいは滴下法など、目的や用途に応じて
任意の手法で乳化重合できる。この乳化重合において、
乳化剤としては、ノニオン系界面活性剤およびまたはア
ニオン系活性剤を利用することが望ましい。使用する量
は、要求する粒子径により、全単量体量100重量部に
対し、ノニオン系界面活性剤あるいはアニオン系界面活
性剤単独の場合、0.3〜30重量部であり、両者を併用す
る場合は、前者が0.2〜20重量部、後者が0.1〜10重量部
である。ノニオン系界面活性剤としては、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル、ポリオキシエチレン−ポリオキシプ
ロピレンブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルなどが含まれ
る。一方アニオン系界面活性剤としては、アルキル硫酸
エステル、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルス
ルホ琥珀酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、ポ
リオキシエチレンアルキルリン酸エステルなどが用いら
れる。
ま用いられても良いが、通常は粘着剤の凝集力を向上さ
せる目的で架橋剤を配合して用いる。粘着剤の架橋構造
化は、アクリル系重合体を得る際に内部架橋剤として多
官能(メタ)アクリレ―トなどを添加するか、あるいは
アクリル系重合体を得たのちに外部架橋剤として多官能
のエポキシ系化合物やイソシアネ―ト系化合物などを添
加することにより実施できる。その他、放射線照射によ
る架橋処理を施してもよい。好ましくは、多官能性エポ
キシ化合物や多官能性イソシアネ―ト化合物が使用され
る。ここでいう多官能性とは2官能性以上のことであ
る。多官能性エポキシ化合物は、分子中に2個以上のエ
ポキシ基を有するもので、ソルビト―ルテトラグリシジ
ルエ―テル、トリメチロ―ルプロパングリシジルエ―テ
ル、テトラグリシジル−1,3−ビスアミノメチルシク
ロヘキサン、テトラグリシジルメタキシレンジアミン、
トリグリシジル−p−アミノフエノ―ルなどがある。多
官能性イソシアネ―ト化合物は、分子中に2個以上のイ
ソシアネ―ト基を有するもので、ジフエニルメタンジイ
ソシアネ―ト、トリレンジイソシアネ―ト、ヘキサメチ
レンジイソシアネ―トなどがある。これらの架橋剤は、
アクリル系共重合体の組成や分子量などに応じて、粘着
剤のゲル分率が前記範囲となる使用割合で、その1種ま
たは2種以上が用いられる。その際、反応を促進させる
ために、粘着剤に通常用いられるジブチルスズラウレ―
トなどの架橋触媒を加えるようにしてもよい。粘着剤層
の厚みは特に限定されないが、5〜100μm、好まし
くは10〜50μm程度である。
ーニング層は特に限定されないが、その引っ張り弾性率
(試験法JIS K7127に準ずる)が10Mpa以
上、より好ましくは10Mpa〜2000Mpaである
ことが望ましい。この引っ張り弾性率が2000Mpa
を越えると、搬送系上の付着異物を除去する性能が低下
し、10Mpaよりも小さいと搬送時に装置内の被クリ
ーニング部に接着して、搬送トラブルとなる恐れがあ
る。また、かかるクリーニング層は、引っ張り弾性率が
上記範囲であれば材質等は特に限定されないが、紫外線
や熱などの活性エネルギーで硬化、架橋してその分子構
造が三次元網状化して粘着力が低下あるいは消失した粘
着剤層が好ましい。クリーニング層に重合硬化する粘着
剤を用いると、クリーニング層が実質的に粘着性がなく
なり、搬送する際に装置接触部と強く接着することがな
く、確実に搬送できるという効果が得られる。この粘着
剤層の硬化に用いる活性エネルギー源としては、紫外
線、熱などが挙げられるが、紫外線が好ましい。
により硬化して分子構造が三次元網状化する性質を有す
る限り、その材質等は特に限定されないが、例えば感圧
接着性ポリマーに分子内に不和飽和二重結合を1個以上
有する重合性不飽和化合物および重合開始剤を含有させ
てなるものが好ましい。かかる感圧接着性ポリマーとし
ては、例えばアクリル酸、アクリル酸エステル、メタク
リル酸、メタクリル酸エステルから選ばれる(メタ)ア
クリル酸および/または(メタ)アクリル酸エステルを
主モノマーとしたアクリルポリマーが挙げられる。この
アクリル系ポリマーの合成にあたり、共重合モノマーと
して分子内に不飽和二重結合を2個以上有する化合物を
用いるか、あるいは合成後のアクリル系ポリマーに分子
内に不飽和二重結合を有する化合物を官能基間の反応で
化合結合させるなどして、アクリル系ポリマーの分子内
に不飽和二重結合を導入しておくことにより、このポリ
マー自体も活性エネルギーにより重合硬化反応に関与さ
せるようにすることもできる。
上有する化合物(以下、重合性不飽和化合物という)と
しては、不揮発性でかつ重量平均分子量が10000以
下の低分子量体であるのがよく、特に硬化時の接着剤層
の三次元網状化が効率よくなされるように、5000以
下の分子量を有しているのが好ましい。ここで, 重合
性不飽和化合物としては,不揮発性でかつ重量平均分子
量が10000以下の低分子量体であるのがよく,特に
硬化時のクリーニング層の三次元網状化が効率よくなさ
れるように,5000以下の分子量を有しているのが好
ましい。このような重合性化合物としては、たとえば、
フエノキシポリエチレングリコ―ル(メタ)アクリレ─
ト、ε−カプロラクトン(メタ)アクリレ─ト、ポリエ
チレングリコ―ルジ(メタ)アクリレ─ト、ポリプロピ
レングリコ―ルジ(メタ)アクリレ─ト、トリメチロ─
ルプロパントリ(メタ)アクリレ─ト、ジペンタエリス
リト─ルヘキサ(メタ)アクリレ─ト、ウレタン(メ
タ)アクリレ─ト、エポキシ(メタ)アクリレ─ト、オ
リゴエステル(メタ)アクリレ─トなどが挙げられ、こ
れらの中から、1種または2種以上が用いられる。また
粘着剤層に添加される重合開始剤は、特に限定されず公
知のものを使用でき、例えば活性エネルギーに熱を用い
る場合は、ベンゾイルパーオキサイド、アゾビスイソブ
チロニトリルなどの熱重合開始剤、また光を用いる場合
は、ベンゾイル、ベンゾインエチルエーテル、シベンジ
ル、イソプロピルベンゾインエーテル、ベンゾフェノ
ン、ミヒラーズケトンクロロチオキサントン、ドデシル
チオキサントン、シメチルチオキサントン、アセトフェ
ノンジエチルケタール、ベンジルジメチルケタール、α
―ヒドロキシシクロヒキシルフェニルケトン、2−ヒド
ロキシメチルフェニルプロパン、2,2−ジメトキシー
2−フェニルアセトフェノンなどの光重合開始剤が挙げ
られる。また、粘着剤層の厚みは特に限定されないが、
通常5〜100μm程度である。
持体としては、特に限定されないが、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂や ポ
リエチレンテレフタレート、アセチルセルロース、ポリ
カーボネート、ポリイミド、ポリアミド、ポリカルボジ
イミド、ナイロンフィルムなどのプラスチックフィルム
や金属箔などが挙げられる。これら支持体は1種又は2
種以上を組み合わせて使用しても良く、また片面又は両
面にコロナ処理などの表面処理を施したものであっても
良い。支持フィルムの厚みは通常10μm〜100μm
程度である。
護フィルムとしてセパレータフィルムを設けてもいい。
この場合セパレータフィルムは特に限定されないが、例
えばシリコーン系、長鎖アルキル系、フッ素系、脂肪酸
アミド系、シリカ系の剥離剤などで剥離処理されたポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリブタジエ
ン、ポリメチルペンテンなどのポリオレフィン、ポリ塩
化ビニル、塩化ビニル共重合体、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート、ポリウレタン、
エチレン酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチ
レン・(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン・(メ
タ)アクリル酸エステル共重合体、ポリスチレン、ポリ
カーボネートなどからなるプラスチックフィルムなどが
挙げられる。また、セパレータフィルムの厚みは通常1
0〜100μmである。
ング層が設けられ、他面に特定の保持力を有する通常の
粘着剤層を介して長尺のセパレータ上に剥離可能な状態
で間隔を隔てて連続的に設けられてなるクリーニング機
能付ラベルシートについても提供する。
部材としては特に限定されないが、例えば半導体ウェ
ハ、LCD、PDPなどのフラットパネルディスプレイ用基板、そ
の他コンパクトディクス、MRヘッドなどの基板などがあ
げられる。
これに限定されるものではない。なお、以下、部とある
のは重量部、%とあるのは重量%をそれぞれ意味するも
のとする。また、粘着保持力、対シリコン粘着力、対ウ
ェハ有機異物汚染は下記の方法にて評価を行ったもので
ある。 <粘着保持力>JISZ0237に基づいて行った。すなわ
ち、実施例及び比較例で作製したクリーニングシートか
ら25mm×75mmの測定用シートを作製し、通常の
粘着剤層を23℃湿度50%の環境下でステンレス板
(SUS304で♯360サンドペーパーで磨いたも
の)に接着面積が25mm×25mmになるように1
9.6Nのゴムロールを1往復させて圧着する。20分
以上放置した後、40℃の恒温槽に入れ、ステンレス板
の一端を留め金でとめ、さらに20分後にせん断方向に
9.8Nの荷重をかけ、1時間後のズレの距離もしくは
落下時間を測定して行った。
作製したクリーニングシートの通常の粘着剤層をシリコ
ンウェハ(ミラー面)に19.6Nのローラを1往復し
て圧着し、30分間放置した後、常態での対シリコンウ
ェハへの180度引き剥がし粘着力(N/10mm幅)
を測定した。尚、引き剥がし速度は300mm/mi
n.とした。
で作製したクリーニングシートの通常の粘着剤層をシリ
コンウェハ(ミラー面)に貼付け、40℃中に1日放置
後、シート片を剥離し、ウェハ上に転写した有機物をES
CA(model5400アルバックファイ社製)を用いて測
定した。全くシートを貼り付けていなウェハも同様に分
析し、検出された炭素原子の増加量により有機物の転写
量を評価した。
および還流冷却管を備えた内容量が500mlの3つ口
フラスコ型反応器内に、アクリル酸2−エチルへキシル
73部、アクリル酸n−ブチル10部、N,N−ジメチ
ルアクリルアミド15部およびアクリル酸5部、重合開
始剤として2,2‘−アゾビスイソブチロニトリル0.
15部、酢酸エチル100部を、全体が200gになる
ように配合して投入し、窒素ガスを約1時間導入しなが
ら攪拌し、内部の空気を窒素で置換した。その後、内部
の温度を58℃にし、この状態で約4時間保持して重合
を行い、参考例1の粘着剤ポリマー溶液を得た。このポ
リマーのゲルパーミュエーションクロマトグラフ法によ
り測定される重量平均分子量は93万であり、重量平均
分子量が10万以下の成分は7.5重量%であった。
および還流冷却管を備えた内容量が500mlの3つ口
フラスコ型反応器内に、アクリル酸n−ブチル100
部、アクリル酸5部、2、2'−アゾビスイソブチロニ
トリル0.1部、酢酸エチル200部を、全体が200
gとなるように配合して投入し、窒素ガスを約1時間導
入しながら攪拌し、内部の空気を窒素で置換した。その
後内部の温度を60℃にし、この状態で約6時間保持し
て重合を行ない、参考例2の粘着剤ポリマー溶液を得
た。このポリマーのゲルパーミュエーションクロマトグ
ラフィ法により測定される重量平均分子量は165万であ
り、重量平均分子量が10万以下の成分は13.1重量
%であった。
ル20部、およびアクリル酸5部からなるモノマー混合
液から得たアクリルポリマー(重量平均分子量70万)
100部に対して、ポリエチレングリコール200ジメ
タクリレート(新中村化学製:商品名:Nkエステル4
G)50部、ウレタンアクリレート(新中村化学製:商
品名:U−N−01)50部、ポリイソシアネート化合
物(日本ポリウレタン工業製:商品名:コロネートL)
3部、および光重合開始剤としてベンジルジメチルケタ
ール(チバ・スぺシャリティケミカルズ製:商品名:イ
ルガキュアー651)3部を均一に混合し、紫外線硬化
型粘着剤溶液を調整した。参考例1で作製した粘着剤ポ
リマー溶液100部にポリイソシアネート化合物3部を
添加して均一によるように攪拌した。その溶液を幅25
0mm、厚み25μmの長尺ポリエステル製支持フィルム
の片面に、乾燥後の厚みが15μmになるよう塗布して
通常の粘着剤層を設け、その表面に厚み38μmのシリ
コーン処理されたポリエステル系剥離フィルムAを貼っ
た。支持フィルムのもう一方の側に、前記の紫外線硬化
型粘着剤溶液を乾燥後の厚み30μmになるように塗布
してクリーニング層としての粘着剤層を設け、その表面
に同様の長尺剥離フィルムを貼り合わせた。次に中心波
長365nmの紫外線を積算光量1000mJ/cm2照射
しクリーニングシート1を作製した。
り弾性率(試験法JIS K7127)を測定したとこ
ろ、中心波長365nmの紫外線を積算光量1000m
J/cm2照射した後で49Mpaであった。このクリーニ
ングシート1の通常の粘着剤層のセパレータフィルムを
剥がし、粘着剤層の保持力とシリコンウェハ(ミラー
面)に対する180°引き剥がし粘着力、およびシリコ
ンウェハに対する有機物汚染量を測定し、その結果を表
1に示した。
ウェハへのシートの貼付を行い、クリーニング部材を作
製した。クリーニングシート1を8インチのシリコンウ
ェハのミラー面にハンドローラーで貼り付け、シリコンウェ
ハ形状にシートをカットしクリーニング機能付搬送用ク
リーニング部材1を作製した。このクリーニング部材1
を50℃の恒温室に7日間保管し、経時観察を行ったが外
観上の不具合は発生せず、全く問題なかった。
8インチシリコンウェハ4枚のミラー面の0.2μm以
上の異物を測定したところ、1枚は8個、2枚目は11
個、3枚目は9個、4枚目は5個であった。これらのウ
ェハを別々の静電吸着機構を有する基板処理装置にミラ
ー面を下側にして搬送した後、レーザー式異物測定装置
で、0.2μm以上の異物を測定したところ、8インチ
ウエハサイズのエリア内で1つ目は28559個、2つ
目は30115個、3つ目は27865個、4つ目は3
1732個であった。次いで前記で得たクリーニング部
材1のクリーニング層側の剥離フィルムを剥がし、上記
の28559個の異物が付着していたウエハステージを
持つ基板処理装置内に搬送したところ、支障なく搬送で
きた。 その後に新品の8インチシリコンウェハをミラ
ー面を下側に向けて搬送し、レーザー式異物測定装置で
0.2μm以上の異物を測定した。この操作を5回実施
し、その後の除じん性(%)を表1に示した。
れたポリエステル系剥離フィルムBを用いた以外は、実
施例1と同様にしてクリーニングシート2を作製した。
クリーニングシート2の粘着剤層のセパレータフィルム
を剥がし、粘着剤層の保持力とシリコンウェハ(ミラー
面)に対する180°引き剥がし粘着力、およびシリコ
ンウェハに対する有機物汚染量を測定し、その結果を表
1に示した。
実施例1と同様にウェハへのシートの貼付を行い、クリ
ーニング部材を作製した。クリーニングシート2を8イ
ンチのシリコンウェハのミラー面にハンドローラーで貼り付
け、シリコンウェハ形状にシートをカットしクリーニン
グ機能付搬送用クリーニング部材2を作製した。このク
リーニング部材2を50℃の恒温室に7日間保管し、経時
観察を行ったが外観上の不具合は発生せず、全く問題な
かった。
2のクリーニング層側の剥離フィルムを剥がし、上記の
30115個の異物が付着していたウエハステージを持
つ基板処理装置内に搬送したところ、支障なく搬送でき
た。 その後に8インチシリコンウェハをミラー面を下
側に向けて搬送し、レーザー式異物測定装置で0.2μ
m以上の異物を測定した。この操作を5回実施した。
た以外は実施例1と同様にして、クリーニングシート3
を作製した。クリーニングシート3の粘着剤層のセパレ
ータフィルムを剥がし、粘着剤層の保持力とシリコンウ
ェハ(ミラー面)に対する180°引き剥がし粘着力、
およびシリコンウェハに対する有機物汚染量を測定し、
その結果を表1に示した。
実施例1と同様にウェハへのシートの貼付を行い、クリ
ーニング部材を作製した。クリーニングシート3を8イ
ンチのシリコンウェハのミラー面にハンドローラーで貼り付
け、シリコンウェハ形状にシートをカットしクリーニン
グ機能付搬送用クリーニング部材3を作製した。このク
リーニング部材3を50℃の恒温室に7日間保管し、経時
観察を行ったところ、1日経過後でクリーニングシート
の端部がウェハから5mm程度剥れており、外観不良が
発生していた。クリーニング部材3はクリーニング部材
として利用できないと判断し、クリーニングは中止し
た。
の粘着剤層のセパレータフィルムとしてシリコーン処理
されたポリエステル系剥離フィルムBを用いた以外は実
施例1と同様にして、クリーニングシート4を作製し
た。クリーニングシート4の粘着剤層のセパレータフィ
ルムを剥がし、粘着剤層の保持力とシリコンウェハ(ミ
ラー面)に対する180°引き剥がし粘着力、およびシ
リコンウェハに対する有機物汚染量を測定し、その結果
を表1に示した。
実施例1と同様にウェハへのシートの貼付を行い、クリ
ーニング部材を作製した。クリーニングシート4を8イ
ンチのシリコンウェハのミラー面にハンドローラーで貼り付
け、シリコンウェハ形状にシートをカットしクリーニン
グ機能付搬送用クリーニング部材4を作製した。このク
リーニング部材4を50℃の恒温室に7日間保管し、経時
観察を行ったところ、1日経過後でクリーニングシート
の端部がウェハから5mm程度剥れており、外観不良が
発生していた。クリーニング部材4はクリーニング部材
として利用できないと判断し、クリーニングは中止し
た。
トによれば、クリーニングシートが搬送部材から剥れる
ことなく、しかも剥離除去した後の搬送部材への汚染も
抑えることができると共に、基板処理装置内を確実に搬
送でき、装置内に付着している異物を簡便かつ確実に除
去できるクリーニングシートを提供できる。
Claims (6)
- 【請求項1】 支持体の片面にクリーニング層が設けら
れ、他面に通常の粘着剤層が設けられてなるクリーニン
グシートにおいて、該通常の粘着剤層の保持力がJISZ0
237において3600秒後のズレの距離が5mm以下
であることを特徴とするクリーニングシート。 - 【請求項2】 通常の粘着剤層のシリコンウェハ(ミラ
ー面)に対する180度引き剥がし粘着力が0.01〜
10N/10mmであることを特徴とする請求項1記載
のクリーニングシート。 - 【請求項3】 通常の粘着剤層が、該粘着剤層中に含ま
れるポリマーの重量平均分子量が105以下の成分が1
0重量%以下であることを特徴とする請求項1〜2いず
れか記載のクリーニングシート。 - 【請求項4】 クリーニング層の引っ張り弾性率(試験
法JIS K7127に準ずる)が10Mpa以上であ
ることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のクリー
ニングシート。 - 【請求項5】 搬送部材に、請求項1〜4いずれか記載
のクリーニングシートが、通常の粘着剤層により設けら
れたクリーニング機能付き搬送部材。 - 【請求項6】 請求項1〜4いずれか記載のクリーニン
グシート又は請求項5記載の搬送部材を、基板処理装置
内に搬送することを特徴とする基板処理装置のクリーニ
ング方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001390054A JP3970019B2 (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | クリーニングシート、およびこれを用いた基板処理装置のクリーニング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001390054A JP3970019B2 (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | クリーニングシート、およびこれを用いた基板処理装置のクリーニング方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003190883A true JP2003190883A (ja) | 2003-07-08 |
| JP3970019B2 JP3970019B2 (ja) | 2007-09-05 |
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ID=27598091
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001390054A Expired - Fee Related JP3970019B2 (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | クリーニングシート、およびこれを用いた基板処理装置のクリーニング方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3970019B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007217829A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Seiren Co Ltd | インクジェット捺染用布帛 |
| JP2011061215A (ja) * | 2010-10-04 | 2011-03-24 | Lintec Corp | フレキシブルプリント配線基板用再剥離性工程フィルムの製造方法及び貼合方法 |
-
2001
- 2001-12-21 JP JP2001390054A patent/JP3970019B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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| JP2011061215A (ja) * | 2010-10-04 | 2011-03-24 | Lintec Corp | フレキシブルプリント配線基板用再剥離性工程フィルムの製造方法及び貼合方法 |
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| JP3970019B2 (ja) | 2007-09-05 |
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