JP2003200738A - ウェザーストリップ - Google Patents
ウェザーストリップInfo
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- JP2003200738A JP2003200738A JP2002078831A JP2002078831A JP2003200738A JP 2003200738 A JP2003200738 A JP 2003200738A JP 2002078831 A JP2002078831 A JP 2002078831A JP 2002078831 A JP2002078831 A JP 2002078831A JP 2003200738 A JP2003200738 A JP 2003200738A
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- contact portion
- elastic modulus
- glass
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/021—Sealings between relatively-stationary surfaces with elastic packing
- F16J15/022—Sealings between relatively-stationary surfaces with elastic packing characterised by structure or material
- F16J15/024—Sealings between relatively-stationary surfaces with elastic packing characterised by structure or material the packing being locally weakened in order to increase elasticity
- F16J15/025—Sealings between relatively-stationary surfaces with elastic packing characterised by structure or material the packing being locally weakened in order to increase elasticity and with at least one flexible lip
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/15—Sealing arrangements characterised by the material
- B60J10/16—Sealing arrangements characterised by the material consisting of two or more plastic materials having different physical or chemical properties
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/15—Sealing arrangements characterised by the material
- B60J10/17—Sealing arrangements characterised by the material provided with a low-friction material on the surface
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/70—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
- B60J10/74—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 他部品(ガラスなど)の建て付け位置に影響
されにくく、摺動時の耐摩耗性に優れ、異音の発生を抑
制できるウェザーストリップを提供すること。 【解決手段】 本体のうち他部品3と摺接する摺接部2
に親水性材料や吸水性材料を被覆・含有して成るウェザ
ーストリップ1である。摺接部2に標準状態で弾性率が
350〜1300[MPa]であるパウダー状材料及び
/又は繊維状材料を含有して成るウェザーストリップ1
である。摺接部2の弾性率が、標準状態で90〜250
[MPa]であるウェザーストリップ1である。
されにくく、摺動時の耐摩耗性に優れ、異音の発生を抑
制できるウェザーストリップを提供すること。 【解決手段】 本体のうち他部品3と摺接する摺接部2
に親水性材料や吸水性材料を被覆・含有して成るウェザ
ーストリップ1である。摺接部2に標準状態で弾性率が
350〜1300[MPa]であるパウダー状材料及び
/又は繊維状材料を含有して成るウェザーストリップ1
である。摺接部2の弾性率が、標準状態で90〜250
[MPa]であるウェザーストリップ1である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェザーストリッ
プに係り、更に詳細には、蓋となる部分とボディとの間
を塞いで雨漏れや風切り音の侵入を防ぐウェザーストリ
ップに関する。また、本発明のウェザーストリップは、
例えば、自動車等に用いられるグラスラン、ドアウェザ
ーストリップ、ボディサイドウェザーストリップ、イン
サイドシール及びアウトサイドシール等に好適に用いる
ことができる。
プに係り、更に詳細には、蓋となる部分とボディとの間
を塞いで雨漏れや風切り音の侵入を防ぐウェザーストリ
ップに関する。また、本発明のウェザーストリップは、
例えば、自動車等に用いられるグラスラン、ドアウェザ
ーストリップ、ボディサイドウェザーストリップ、イン
サイドシール及びアウトサイドシール等に好適に用いる
ことができる。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車に用いられるウェザースト
リップの中で、ガラスと摺接するグラスラン、ボディサ
イドウェザーストリップ、インサイドシール及びアウト
サイドシール等は、摺接するガラスとの摺動性を向上さ
せるために、例えば、図1に示すように、ガラス摺接部
2にウレタン系或いはシリコン系の表面処理面や植毛を
被覆している。しかし、これらのガラス摺接部の表面処
理のみでは摩擦係数が高くガラスの摺動に対する耐久性
が劣るため、例えば、シリコーン樹脂、ポリアミド樹
脂、フッ素系樹脂、ポリカーボネイト樹脂、雲母、モリ
ブデン及び炭酸カルシウム等の「固体粒子状減摩材」を
ガラス摺接部となる表面処理面に含有させて表層に微小
凹凸を作る技術、或いは表面潤滑性を確保しやすいシリ
コ−ンオイルを含有させることで摩擦係数を下げるとい
った技術が開示されている。また、図2に示すようなウ
ェザーストリップ本体1についても同様に「固体粒子状
減摩材」を含有させることで微小凹凸を作る技術、或い
はシリコーンオイルを含有させることで摩擦係数を下げ
るといった技術が開示されている(特開2000−52
780号公報、特公昭61−4408号公報)。
リップの中で、ガラスと摺接するグラスラン、ボディサ
イドウェザーストリップ、インサイドシール及びアウト
サイドシール等は、摺接するガラスとの摺動性を向上さ
せるために、例えば、図1に示すように、ガラス摺接部
2にウレタン系或いはシリコン系の表面処理面や植毛を
被覆している。しかし、これらのガラス摺接部の表面処
理のみでは摩擦係数が高くガラスの摺動に対する耐久性
が劣るため、例えば、シリコーン樹脂、ポリアミド樹
脂、フッ素系樹脂、ポリカーボネイト樹脂、雲母、モリ
ブデン及び炭酸カルシウム等の「固体粒子状減摩材」を
ガラス摺接部となる表面処理面に含有させて表層に微小
凹凸を作る技術、或いは表面潤滑性を確保しやすいシリ
コ−ンオイルを含有させることで摩擦係数を下げるとい
った技術が開示されている。また、図2に示すようなウ
ェザーストリップ本体1についても同様に「固体粒子状
減摩材」を含有させることで微小凹凸を作る技術、或い
はシリコーンオイルを含有させることで摩擦係数を下げ
るといった技術が開示されている(特開2000−52
780号公報、特公昭61−4408号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のガラス摺接部やウェザーストリップ本体は表面張力が
小さくウェザーストリップ表面に飛来又は存在するダス
トを保持しやすい特性を有しており、図1に示すような
ガラス摺接部2にダストが付着するとガラスの昇降速度
の低下やガラス摺動時の異音が発生する。特に、ガラス
摺接部2とガラス3の面圧が高く振れた場合、より顕著
になる。極端な場合はガラス摺接部が剥離し、ウェザー
ストリップ本体が露出しガラスが昇降しない状態が発生
する。また、ガラスとガラス摺接部の面圧は、図1に示
すようなガラス3の建て付け位置とウェザーストリップ
本体にガラス摺接層の表面処理が塗布されているシール
リップ4のリップ反力により設定されるが、ウェザース
トリップはガラスを保持する性能も必要とされており、
ガラスの摺動性とガラスの保持性を両立させる必要があ
る。この為、従来技術の材料においてはガラスの建て付
け位置に相当の精度が必要とされている。
のガラス摺接部やウェザーストリップ本体は表面張力が
小さくウェザーストリップ表面に飛来又は存在するダス
トを保持しやすい特性を有しており、図1に示すような
ガラス摺接部2にダストが付着するとガラスの昇降速度
の低下やガラス摺動時の異音が発生する。特に、ガラス
摺接部2とガラス3の面圧が高く振れた場合、より顕著
になる。極端な場合はガラス摺接部が剥離し、ウェザー
ストリップ本体が露出しガラスが昇降しない状態が発生
する。また、ガラスとガラス摺接部の面圧は、図1に示
すようなガラス3の建て付け位置とウェザーストリップ
本体にガラス摺接層の表面処理が塗布されているシール
リップ4のリップ反力により設定されるが、ウェザース
トリップはガラスを保持する性能も必要とされており、
ガラスの摺動性とガラスの保持性を両立させる必要があ
る。この為、従来技術の材料においてはガラスの建て付
け位置に相当の精度が必要とされている。
【0004】本発明は、このような従来技術の有する課
題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、他部品(ガラスなど)の建て付け位置に影響されに
くく、摺動時の耐摩耗性に優れ、異音の発生を抑制でき
るウェザーストリップを提供することにある。
題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、他部品(ガラスなど)の建て付け位置に影響されに
くく、摺動時の耐摩耗性に優れ、異音の発生を抑制でき
るウェザーストリップを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、摺接部に所定の材
料を被覆及び/又は含有すること、摺接部の弾性率を調
整することにより、上記課題が解決できることを見出
し、本発明を完成するに至った。
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、摺接部に所定の材
料を被覆及び/又は含有すること、摺接部の弾性率を調
整することにより、上記課題が解決できることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明のウェザーストリップは、エ
ラストマー材料で形成された本体の摺接部に親水性材料
及び/又は吸水性材料を被覆及び/又は含有して成る。
ラストマー材料で形成された本体の摺接部に親水性材料
及び/又は吸水性材料を被覆及び/又は含有して成る。
【0007】また、本発明の他のウェザーストリップ
は、エラストマー材料で形成された本体の摺接部に標準
状態で弾性率が350〜1300[MPa]であるパウ
ダー状材料及び/又は繊維状材料を含有して成る。
は、エラストマー材料で形成された本体の摺接部に標準
状態で弾性率が350〜1300[MPa]であるパウ
ダー状材料及び/又は繊維状材料を含有して成る。
【0008】更に、本発明の更に他のウェザーストリッ
プは、エラストマー材料で形成された本体の摺接部の弾
性率が、標準状態で90〜250[MPa]である。
プは、エラストマー材料で形成された本体の摺接部の弾
性率が、標準状態で90〜250[MPa]である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のウェザーストリッ
プについて、詳細に説明する。上述の如く、本発明の第
1のウェザーストリップは、本体をエラストマー材料で
形成し、そのうち他部品と摺接する摺接部に親水性材料
及び/又は吸水性材料を被覆及び/又は含有されて成
る。代表的には、従来技術のガラス摺接部のウレタン系
表面処理面やシリコン系表面処理面をバインダーとし、
親水性及び/又は吸水性を有する有機材料や無機材料を
被覆して表面処理を施したもの、或いはウェザーストリ
ップ本体に親水性及び/又は吸水性を有する有機材料や
無機材料を含有させたものを例示できる。また、上記エ
ラストマー材料としては、EPDM、EPDMとSBR
の混合材及びTPO(熱可塑性ポリオレフィン)などを
例示できる。かかるウェザーストリップとすることで、
他部品(ガラスなど)とウェザーストリップが高面圧で
摺動する状態においても、「キュー音」や「グー音」な
どの異音の発生が容易に抑えられる。
プについて、詳細に説明する。上述の如く、本発明の第
1のウェザーストリップは、本体をエラストマー材料で
形成し、そのうち他部品と摺接する摺接部に親水性材料
及び/又は吸水性材料を被覆及び/又は含有されて成
る。代表的には、従来技術のガラス摺接部のウレタン系
表面処理面やシリコン系表面処理面をバインダーとし、
親水性及び/又は吸水性を有する有機材料や無機材料を
被覆して表面処理を施したもの、或いはウェザーストリ
ップ本体に親水性及び/又は吸水性を有する有機材料や
無機材料を含有させたものを例示できる。また、上記エ
ラストマー材料としては、EPDM、EPDMとSBR
の混合材及びTPO(熱可塑性ポリオレフィン)などを
例示できる。かかるウェザーストリップとすることで、
他部品(ガラスなど)とウェザーストリップが高面圧で
摺動する状態においても、「キュー音」や「グー音」な
どの異音の発生が容易に抑えられる。
【0010】また、本発明の第2のウェザーストリップ
は、エラストマー材料で形成された本体のうち、他部品
と摺接する摺接部にパウダー状材料及び/又は繊維状材
料を含有して成る。このとき、これら材料としては、標
準状態(温度:23℃、湿度:50%RH)における弾
性率が350〜1300[MPa]のものを用いる。代
表的には、パウダー状のポリアミド、ポリメタクリル酸
メチル、フェノール等の樹脂材料や、繊維状のポリアミ
ド樹脂材料を例示できる。かかるウェザーストリップと
することで、他部品(ガラスなど)とウェザーストリッ
プが高面圧で摺動する状態においても、「キュー音」や
「グー音」などの異音の発生が容易に抑えられる。な
お、弾性率が350[MPa]未満では摺接部にダスト
を保持しやすくなり、1300[MPa]を超えると他
部品との摺動が繰り返された時に他部品の表面に傷が付
いてしまう。
は、エラストマー材料で形成された本体のうち、他部品
と摺接する摺接部にパウダー状材料及び/又は繊維状材
料を含有して成る。このとき、これら材料としては、標
準状態(温度:23℃、湿度:50%RH)における弾
性率が350〜1300[MPa]のものを用いる。代
表的には、パウダー状のポリアミド、ポリメタクリル酸
メチル、フェノール等の樹脂材料や、繊維状のポリアミ
ド樹脂材料を例示できる。かかるウェザーストリップと
することで、他部品(ガラスなど)とウェザーストリッ
プが高面圧で摺動する状態においても、「キュー音」や
「グー音」などの異音の発生が容易に抑えられる。な
お、弾性率が350[MPa]未満では摺接部にダスト
を保持しやすくなり、1300[MPa]を超えると他
部品との摺動が繰り返された時に他部品の表面に傷が付
いてしまう。
【0011】更に、本発明の第3のウェザーストリップ
は、エラストマー材料で形成された本体のうち、他部品
と摺接する摺接部の弾性率を標準状態(温度:23℃、
湿度:50%RH)で90〜250[MPa]として成
る。代表的には、バインダー中のウレタンとシリコンの
含有比率を調整したウレタン系表面処理面を有する摺接
部、又はポリテトラフルオロエチレン(フッ素樹脂)や
TPO(熱可塑性ポリオレフィン)を用いた摺接部など
を採用したウェザーストリップを例示できる。また、有
機材料や無機材料をバインダー中に添加して摺接部の弾
性率を上記範囲内とすることができる。かかるウェザー
ストリップとすることで、他部品(ガラスなど)とウェ
ザーストリップが高面圧で摺動する状態においても、
「キュー音」や「グー音」などの異音の発生が容易に抑
えられる。なお、弾性率が90[MPa]未満では摺接
部にダストを保持しやすくなり、250[MPa]を超
えるとドアガラス昇降時の摺動音が大きくなってしま
う。
は、エラストマー材料で形成された本体のうち、他部品
と摺接する摺接部の弾性率を標準状態(温度:23℃、
湿度:50%RH)で90〜250[MPa]として成
る。代表的には、バインダー中のウレタンとシリコンの
含有比率を調整したウレタン系表面処理面を有する摺接
部、又はポリテトラフルオロエチレン(フッ素樹脂)や
TPO(熱可塑性ポリオレフィン)を用いた摺接部など
を採用したウェザーストリップを例示できる。また、有
機材料や無機材料をバインダー中に添加して摺接部の弾
性率を上記範囲内とすることができる。かかるウェザー
ストリップとすることで、他部品(ガラスなど)とウェ
ザーストリップが高面圧で摺動する状態においても、
「キュー音」や「グー音」などの異音の発生が容易に抑
えられる。なお、弾性率が90[MPa]未満では摺接
部にダストを保持しやすくなり、250[MPa]を超
えるとドアガラス昇降時の摺動音が大きくなってしま
う。
【0012】また、上述した第1〜3のウェザーストリ
ップの有する構成や性質を複数併せもつウェザーストリ
ップとすることも好適である。例えば、上記摺接部に親
水性材料や吸水性材料を被覆及び/又は含有するととも
に、標準状態での弾性率が350〜1300[MPa]
であるパウダー状材料や繊維状材料を含有させたウェザ
ーストリップ、更には摺接部の弾性率を標準状態で90
〜250[MPa]としたウェザーストリップが挙げら
れる。また、上記摺接部に標準状態での弾性率が350
〜1300[MPa]であるパウダー状材料や繊維状材
料を含有させるとともに、摺接部の弾性率を標準状態で
90〜250[MPa]としたウェザーストリップが挙
げられる。これらの場合は、更に耐摩耗性に優れ、摺接
時の異音が発生しにくいウェザーストリップとなり得る
ので有効である。
ップの有する構成や性質を複数併せもつウェザーストリ
ップとすることも好適である。例えば、上記摺接部に親
水性材料や吸水性材料を被覆及び/又は含有するととも
に、標準状態での弾性率が350〜1300[MPa]
であるパウダー状材料や繊維状材料を含有させたウェザ
ーストリップ、更には摺接部の弾性率を標準状態で90
〜250[MPa]としたウェザーストリップが挙げら
れる。また、上記摺接部に標準状態での弾性率が350
〜1300[MPa]であるパウダー状材料や繊維状材
料を含有させるとともに、摺接部の弾性率を標準状態で
90〜250[MPa]としたウェザーストリップが挙
げられる。これらの場合は、更に耐摩耗性に優れ、摺接
時の異音が発生しにくいウェザーストリップとなり得る
ので有効である。
【0013】上記パウダー状材料としては、例えば、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリアミド6、ポリアミド
66、ポリアミド6T、ポリサルホン、ポリメタクリル
酸メチル、ポリ塩化ビニル、ポリオキシメチレン、ポリ
エーテルイミド、熱可塑性ポリイミド、ポリスチレン、
PEEK、PPS、ポリフェニレンスルファイド、ポリ
アミドイミド、ポリアミドMXD6、ユリア樹脂、フェ
ノール樹脂及びメラミン樹脂などが挙げられ、上記繊維
状材料としては、ポリアミド6、ポリアミド66及びポ
リアミド6Tなどが挙げられ、これらを任意に組合せた
ものも使用できる。
リブチレンテレフタレート、ポリアミド6、ポリアミド
66、ポリアミド6T、ポリサルホン、ポリメタクリル
酸メチル、ポリ塩化ビニル、ポリオキシメチレン、ポリ
エーテルイミド、熱可塑性ポリイミド、ポリスチレン、
PEEK、PPS、ポリフェニレンスルファイド、ポリ
アミドイミド、ポリアミドMXD6、ユリア樹脂、フェ
ノール樹脂及びメラミン樹脂などが挙げられ、上記繊維
状材料としては、ポリアミド6、ポリアミド66及びポ
リアミド6Tなどが挙げられ、これらを任意に組合せた
ものも使用できる。
【0014】また、上記摺接部の表面張力は、標準状態
(温度:23℃、湿度:50%RH)で3.8×10
−2[N/m]以上であることが好適である。更にま
た、上記摺接部の水との接触角は、標準状態で85°未
満であることが好適である。また、上記摺接部にsp
(溶解性パラメーター)値が20[(J/m
l)1/2]以上の有機材料及び/又は無機材料を含有
して成ることが好適である。更に、上記摺接部の表面粗
さRaは、標準状態で2.0〜10.0[μm]である
ことが好適である。このような好適形態であれば、ウェ
ザーストリップがより高い面圧で摺動する状態において
も、異音発生が確実に抑えられる。なお、上述した表面
張力、接触角、sp値及び表面粗さRaのいずれかが、
上記範囲内にないときは上記範囲内にあるときに比べ
て、摺接部にダストが付着しやすくなる傾向がある。
(温度:23℃、湿度:50%RH)で3.8×10
−2[N/m]以上であることが好適である。更にま
た、上記摺接部の水との接触角は、標準状態で85°未
満であることが好適である。また、上記摺接部にsp
(溶解性パラメーター)値が20[(J/m
l)1/2]以上の有機材料及び/又は無機材料を含有
して成ることが好適である。更に、上記摺接部の表面粗
さRaは、標準状態で2.0〜10.0[μm]である
ことが好適である。このような好適形態であれば、ウェ
ザーストリップがより高い面圧で摺動する状態において
も、異音発生が確実に抑えられる。なお、上述した表面
張力、接触角、sp値及び表面粗さRaのいずれかが、
上記範囲内にないときは上記範囲内にあるときに比べ
て、摺接部にダストが付着しやすくなる傾向がある。
【0015】上記有機材料及び無機材料としては、具体
的には、一般的に吸水性ポリマーと総称される材料であ
るポリアクリル酸塩を主成分とする高分子、イソブチレ
ン/マレイン酸塩共重合を主成分とする高分子、デンプ
ン/アクリル酸塩グラフトを主成分とする高分子、アク
リル繊維の表層加水分解物を主成分とする高分子、ポリ
ビニルアルコールを主成分とする高分子、デンプン/ア
クリル酸塩グラフトを主成分とする高分子及びセルロー
スを主成分とする高分子、ポリアミドを主成分とする高
分子、一般的に親水性ポリマーと総称される材料である
アクリルポリマー、アクリロニトリル、架橋ポリビニル
アルコール、架橋ポリオキシエチレン、フェノール樹
脂、ヒドロキシ安息香酸誘導体、並びに無機材料である
親水性金属酸化物、アルカリ珪酸塩、アルカリホウ珪酸
塩、アルカリジルコン酸塩及びリン酸金属塩、又はこれ
らの任意の組合せに係るものを例示できる。また、上記
親水性金属酸化物としては、アルミナ(Al2O3)、
ジルコニア(ZrO2)又はチタニア(TiO2)、及
びこれらの任意の組合せに係る金属酸化物を例示でき
る。なお、実際の使用に関しては、耐久性、価格等を考
慮し合成ポリマー系或いは無機材料系のものを用いるこ
とが望ましい。また、上記の吸水ポリマー及び/又は親
水性ポリマーとシリコ−ン樹脂、ポリカーボネイト樹
脂、雲母、モリブデン及び炭酸カルシウム等の添加剤と
の併用も可能である。
的には、一般的に吸水性ポリマーと総称される材料であ
るポリアクリル酸塩を主成分とする高分子、イソブチレ
ン/マレイン酸塩共重合を主成分とする高分子、デンプ
ン/アクリル酸塩グラフトを主成分とする高分子、アク
リル繊維の表層加水分解物を主成分とする高分子、ポリ
ビニルアルコールを主成分とする高分子、デンプン/ア
クリル酸塩グラフトを主成分とする高分子及びセルロー
スを主成分とする高分子、ポリアミドを主成分とする高
分子、一般的に親水性ポリマーと総称される材料である
アクリルポリマー、アクリロニトリル、架橋ポリビニル
アルコール、架橋ポリオキシエチレン、フェノール樹
脂、ヒドロキシ安息香酸誘導体、並びに無機材料である
親水性金属酸化物、アルカリ珪酸塩、アルカリホウ珪酸
塩、アルカリジルコン酸塩及びリン酸金属塩、又はこれ
らの任意の組合せに係るものを例示できる。また、上記
親水性金属酸化物としては、アルミナ(Al2O3)、
ジルコニア(ZrO2)又はチタニア(TiO2)、及
びこれらの任意の組合せに係る金属酸化物を例示でき
る。なお、実際の使用に関しては、耐久性、価格等を考
慮し合成ポリマー系或いは無機材料系のものを用いるこ
とが望ましい。また、上記の吸水ポリマー及び/又は親
水性ポリマーとシリコ−ン樹脂、ポリカーボネイト樹
脂、雲母、モリブデン及び炭酸カルシウム等の添加剤と
の併用も可能である。
【0016】更に、上記摺接部は、スプレー層、ロール
コーター層、グラビア層、フィルム層、はけ塗り層、押
出し成形層、射出成形層又は植毛層、及びこれらの任意
の組合せに係る層を被覆して形成できる。また、上記摺
接部に沿って摺動する他部品としては、例えば、ガラ
ス、他のウェザーストリップ、塗膜及び樹脂部品などを
挙げることができる。なお、他部品の要求性能に応じ
て、固体粒子、硬化性シリコンオイル、変性シリコンオ
イル、接着付与剤、顔料、つや消し剤、触媒及び各種溶
剤などを表面処理剤として適宜添加できる。
コーター層、グラビア層、フィルム層、はけ塗り層、押
出し成形層、射出成形層又は植毛層、及びこれらの任意
の組合せに係る層を被覆して形成できる。また、上記摺
接部に沿って摺動する他部品としては、例えば、ガラ
ス、他のウェザーストリップ、塗膜及び樹脂部品などを
挙げることができる。なお、他部品の要求性能に応じ
て、固体粒子、硬化性シリコンオイル、変性シリコンオ
イル、接着付与剤、顔料、つや消し剤、触媒及び各種溶
剤などを表面処理剤として適宜添加できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して実施例及び比
較例により更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実
施例に限定されるものではない。
較例により更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実
施例に限定されるものではない。
【0018】ガラス摺接部のベースとなるバインダーと
して、ウレタン(ポリエステルポリオールとヘキサメチ
レンジイソシアネート(以下「HDI」と略す)とを重
合させたもの、ポリオール分子量100000)及びシ
リコン(反応硬化型シリコン、分子量100000)を
用いた。また、溶剤のトルエン50重量部とメチルエチ
ルケトン(MEK)50重量部に上記の各バインダー1
00重量部を希釈したものに、更にパウダーを各々混合
したものをグラスラン本体(エチレンプロピレン系ゴ
ム)のガラスと摺接する部位にスプレーガンにて20μ
mの厚さに塗布し100℃で10分間乾燥させて、各実
施例及び比較例のウェザーストリップを得た。なお、上
記パウダー又は繊維は、表1に示すように、実施例1及
び2ではフェノールを10重量部、実施例3ではセルロ
ースを10重量部、実施例4ではポリメタクリル酸メチ
ルを10重量部、比較例1ではポリエチレンを10重量
部、比較例2ではポリテトラフルオロエチレンを10重
量部用いた。また、実施例5及び比較例3は上記パウダ
ーを無添加とした。更に、実施例5についてはガラス摺
接部のベースとして厚さ50μmのポリテトラフルオロ
エチレンフィルムを用い、上記グラスラン本体のガラス
と摺接する部分にアクリル系粘着テープを介して貼付け
た。
して、ウレタン(ポリエステルポリオールとヘキサメチ
レンジイソシアネート(以下「HDI」と略す)とを重
合させたもの、ポリオール分子量100000)及びシ
リコン(反応硬化型シリコン、分子量100000)を
用いた。また、溶剤のトルエン50重量部とメチルエチ
ルケトン(MEK)50重量部に上記の各バインダー1
00重量部を希釈したものに、更にパウダーを各々混合
したものをグラスラン本体(エチレンプロピレン系ゴ
ム)のガラスと摺接する部位にスプレーガンにて20μ
mの厚さに塗布し100℃で10分間乾燥させて、各実
施例及び比較例のウェザーストリップを得た。なお、上
記パウダー又は繊維は、表1に示すように、実施例1及
び2ではフェノールを10重量部、実施例3ではセルロ
ースを10重量部、実施例4ではポリメタクリル酸メチ
ルを10重量部、比較例1ではポリエチレンを10重量
部、比較例2ではポリテトラフルオロエチレンを10重
量部用いた。また、実施例5及び比較例3は上記パウダ
ーを無添加とした。更に、実施例5についてはガラス摺
接部のベースとして厚さ50μmのポリテトラフルオロ
エチレンフィルムを用い、上記グラスラン本体のガラス
と摺接する部分にアクリル系粘着テープを介して貼付け
た。
【0019】[性能評価1]上記実施例及び比較例で得
られた被覆層を有するウェザーストリップのガラス摺接
部に含まれるパウダーの弾性率、ガラス摺接部の弾性
率、ガラス摺接部の表面張力、ガラス摺接部の水の接触
角、及び表面粗さRaを測定し、異音及び摩耗について
評価した。なお、水の接触角、沃化メチレンの接触角及
び表面張力は以下の手順で測定し算出した。
られた被覆層を有するウェザーストリップのガラス摺接
部に含まれるパウダーの弾性率、ガラス摺接部の弾性
率、ガラス摺接部の表面張力、ガラス摺接部の水の接触
角、及び表面粗さRaを測定し、異音及び摩耗について
評価した。なお、水の接触角、沃化メチレンの接触角及
び表面張力は以下の手順で測定し算出した。
【0020】・蒸留水をマイクロシリンジにて接触角が
最大となる様にサンプルの上面に1滴、滴下した。 ・滴下してから30秒後に水滴の真横から観察し図4に
示す様にA、B各々の距離を測定した。 ・水滴の接触角を以下の式 (接触角)=(180°/π)×tan−1{A/(B
/2)} より算出した。
最大となる様にサンプルの上面に1滴、滴下した。 ・滴下してから30秒後に水滴の真横から観察し図4に
示す様にA、B各々の距離を測定した。 ・水滴の接触角を以下の式 (接触角)=(180°/π)×tan−1{A/(B
/2)} より算出した。
【0021】同様に、沃化メチレンについてもA、Bを
測定して接触角を算出し、接触角と以下の式 γSV=γLVcosθ+γLS …(Wuの式) (ここで、式中の「γSV」は固体表面張力、
「γLV」は液体表面張力、「γ LS」は固体−液体間
の界面張力、θは接触角を示す)よりガラス摺接部の表
面張力を算出した。
測定して接触角を算出し、接触角と以下の式 γSV=γLVcosθ+γLS …(Wuの式) (ここで、式中の「γSV」は固体表面張力、
「γLV」は液体表面張力、「γ LS」は固体−液体間
の界面張力、θは接触角を示す)よりガラス摺接部の表
面張力を算出した。
【0022】また、パウダーの弾性率及び摺接部の弾性
率は、超軽荷重薄膜硬度テスタ(Hysitron I
nc.社製)を用いて、以下の条件にて測定した。 最大押し込み荷重 …20μN 負荷・除荷速度 …16.7μN/sec 使用圧子:Berkovich型(三角錐形状) 稜角 …143.2度、先端径100〜200nm また、表面粗度Raは、JIS B 0651−197
3に準ずる。なお、「稜角」とは針の先端の角度をい
う。
率は、超軽荷重薄膜硬度テスタ(Hysitron I
nc.社製)を用いて、以下の条件にて測定した。 最大押し込み荷重 …20μN 負荷・除荷速度 …16.7μN/sec 使用圧子:Berkovich型(三角錐形状) 稜角 …143.2度、先端径100〜200nm また、表面粗度Raは、JIS B 0651−197
3に準ずる。なお、「稜角」とは針の先端の角度をい
う。
【0023】ここで、実施例1及び2では親水性があ
り、弾性率が640[MPa]且つsp値が25[(J
/ml)1/2]である平均粒径10μmのパウダー状
フェノール樹脂を添加した。実施例3では親水性があ
り、sp値が32[(J/ml) 1/2]である平均長
さ10μmのセルロース繊維を添加した。実施例4では
弾性率が382[MPa]のポリメタクリル酸メチルを
添加した。また、実施例5では摺接部にポリテトラフル
オロエチレンを用いた。一方、比較例1では親水性がな
くパウダーの弾性率が258[MPa]、sp値が16
[(J/ml)1/2]のポリエチレンを添加し、比較
例2では親水性がなくパウダーの弾性率が240[MP
a]、sp値が13[(J/ml)1/ 2]のポリテト
ラフルオロエチレンを添加した。なお、比較例3では、
パウダーを添加しなかった。
り、弾性率が640[MPa]且つsp値が25[(J
/ml)1/2]である平均粒径10μmのパウダー状
フェノール樹脂を添加した。実施例3では親水性があ
り、sp値が32[(J/ml) 1/2]である平均長
さ10μmのセルロース繊維を添加した。実施例4では
弾性率が382[MPa]のポリメタクリル酸メチルを
添加した。また、実施例5では摺接部にポリテトラフル
オロエチレンを用いた。一方、比較例1では親水性がな
くパウダーの弾性率が258[MPa]、sp値が16
[(J/ml)1/2]のポリエチレンを添加し、比較
例2では親水性がなくパウダーの弾性率が240[MP
a]、sp値が13[(J/ml)1/ 2]のポリテト
ラフルオロエチレンを添加した。なお、比較例3では、
パウダーを添加しなかった。
【0024】表1より、得られたウェザーストリップに
ついてパウダーの弾性率、ガラス摺接部の弾性率、表面
張力、接触角及び粗さを測定したところ、実施例1で
は、パウダーの弾性率は350〜1300[MPa]、
ガラス摺接部の弾性率は90〜250[MPa]、表面
張力は3.8×10−2[N/m]以上、水の接触角は
85°未満、粗さは2.0〜10.0[μm]となって
おり、更にsp値が20[(J/ml)1/2]以上で
あるため、本発明の最も好適な形態であることがわか
る。また、実施例2では、ガラス摺接部の弾性率は90
[MPa]未満、表面張力は3.8×10−2[N/
m]未満、水の接触角は85°以上となっているが、パ
ウダーの弾性率は350〜1300[MPa]、粗さは
2.0〜10.0[μm]となっており、更にsp値が
20[(J/ml)1/2]以上であるため、本発明の
好適形態であることがわかる。更に、実施例3では、パ
ウダーの弾性率は350[MPa]未満、ガラス摺接部
の弾性率は90[MPa]未満、粗さは2.0[μm]
未満となっているが、表面張力は3.8×10−2[N
/m]以上、水の接触角は85°未満となっており、更
にsp値が20[(J/ml)1/2]以上であるた
め、本発明の好適形態であることがわかる。更にまた、
実施例4では、ガラス摺接部の弾性率は90[MPa]
未満、表面張力は3.8×10−2[N/m]未満、水
の接触角は85°以上となっているが、パウダーの弾性
率は350〜1300[MPa]、粗さは2.0〜1
0.0[μm]となっており、更にsp値が20[(J
/ml)1/2]以上であるため、本発明の好適形態で
あることがわかる。また、実施例5では、表面張力は
3.8×10−2[N/m]未満、水の接触角は85°
以上、粗さは2.0[μm]未満、更にsp値が20
[(J/ml) 1/2]未満となっているが、ガラス摺
接部の弾性率は90〜250[MPa]となっており、
本発明の好適形態であることがわかる。これに対し、比
較例1〜3では、パウダーの弾性率は350[MPa]
未満、ガラス摺接部の弾性率は90[MPa]未満、表
面張力は3.8×10−2[N/m]未満、水の接触角
は85°以上、粗さは2.0[μm]未満、更にsp値
が20[(J/ml)1/2]未満となっており、本発
明の好適形態に該当しないことがわかる。
ついてパウダーの弾性率、ガラス摺接部の弾性率、表面
張力、接触角及び粗さを測定したところ、実施例1で
は、パウダーの弾性率は350〜1300[MPa]、
ガラス摺接部の弾性率は90〜250[MPa]、表面
張力は3.8×10−2[N/m]以上、水の接触角は
85°未満、粗さは2.0〜10.0[μm]となって
おり、更にsp値が20[(J/ml)1/2]以上で
あるため、本発明の最も好適な形態であることがわか
る。また、実施例2では、ガラス摺接部の弾性率は90
[MPa]未満、表面張力は3.8×10−2[N/
m]未満、水の接触角は85°以上となっているが、パ
ウダーの弾性率は350〜1300[MPa]、粗さは
2.0〜10.0[μm]となっており、更にsp値が
20[(J/ml)1/2]以上であるため、本発明の
好適形態であることがわかる。更に、実施例3では、パ
ウダーの弾性率は350[MPa]未満、ガラス摺接部
の弾性率は90[MPa]未満、粗さは2.0[μm]
未満となっているが、表面張力は3.8×10−2[N
/m]以上、水の接触角は85°未満となっており、更
にsp値が20[(J/ml)1/2]以上であるた
め、本発明の好適形態であることがわかる。更にまた、
実施例4では、ガラス摺接部の弾性率は90[MPa]
未満、表面張力は3.8×10−2[N/m]未満、水
の接触角は85°以上となっているが、パウダーの弾性
率は350〜1300[MPa]、粗さは2.0〜1
0.0[μm]となっており、更にsp値が20[(J
/ml)1/2]以上であるため、本発明の好適形態で
あることがわかる。また、実施例5では、表面張力は
3.8×10−2[N/m]未満、水の接触角は85°
以上、粗さは2.0[μm]未満、更にsp値が20
[(J/ml) 1/2]未満となっているが、ガラス摺
接部の弾性率は90〜250[MPa]となっており、
本発明の好適形態であることがわかる。これに対し、比
較例1〜3では、パウダーの弾性率は350[MPa]
未満、ガラス摺接部の弾性率は90[MPa]未満、表
面張力は3.8×10−2[N/m]未満、水の接触角
は85°以上、粗さは2.0[μm]未満、更にsp値
が20[(J/ml)1/2]未満となっており、本発
明の好適形態に該当しないことがわかる。
【0025】
【表1】
【0026】なお、ガラス摺接部は、上記方法に限定さ
れず、親水性及び/又は吸水性を有する有機材料や無機
材料を添加したガラス摺接部であれば、バインダーとし
ては、フィルム、植毛及び基材本体への吸水性ポリマー
の添加等も例示できる。また、表面処理面の被覆方法に
関しては、スプレーガンを用いた方法に限定されず、は
け塗り、ロールコーター等、又はウェザーストリップ本
体とガラス摺接部との共押し出し、注型成形、圧縮成
形、射出成形等を例示できる。更に、親水性及び/又は
吸水性を有する有機材料や無機材料は、実施例に示した
材料に限定されない。また、親水性及び/又は吸水性を
有する有機材料や無機材料の添加量は表1に示す添加量
に限定されない。
れず、親水性及び/又は吸水性を有する有機材料や無機
材料を添加したガラス摺接部であれば、バインダーとし
ては、フィルム、植毛及び基材本体への吸水性ポリマー
の添加等も例示できる。また、表面処理面の被覆方法に
関しては、スプレーガンを用いた方法に限定されず、は
け塗り、ロールコーター等、又はウェザーストリップ本
体とガラス摺接部との共押し出し、注型成形、圧縮成
形、射出成形等を例示できる。更に、親水性及び/又は
吸水性を有する有機材料や無機材料は、実施例に示した
材料に限定されない。また、親水性及び/又は吸水性を
有する有機材料や無機材料の添加量は表1に示す添加量
に限定されない。
【0027】[性能評価2]上記実施例及び比較例で得
られたウェザーストリップについて以下の試験方法にて
異音及び摩耗に対する評価を実施した。異音及び摩耗の
評価は、図3に示すように、ウェザーストリップのリッ
プ部4及びガラス3を摺動治具5及び6にそれぞれ固定
し、ガラス3が設定速度及び設定面圧の状態で往復摺動
する装置(新東科学株式会社製HEIDON 1401
B)を用いた。図1に示すウェザーストリップのリップ
部4よりガラス摺接部2とウェザーストリップ本体1を
9mm角の大きさで採取し、図3に示すガラス摺接部2
をガラス3側に向けて摺動治具5に固定した。ガラス3
は摺動治具6に固定した。ドアガラスとウェザーストリ
ップのリップ部より採取したサンプルの面圧を重り10
にて設定後、ガラス摺接部2とガラス3の間にダスト7
(火山灰)10mgを置き、その上から蒸留水8を5m
l滴下した。また、本試験方法では面圧を1.0kg/
cm2、1.5kg/cm2、2.0kg/cm2、
2.5kg/cm2及び3.0kg/cm2の5条件に
て実施した。図3の荷台ステージ9を速度100mm/
secで往復摺動させ、その際に摺接部より発生する摺
動音をマイクレコーダーにて測定した。なお、ストロー
クは100mmとした。また、耐摩耗性に関しては50
0往復後、1000往復後、2000往復後、ウェザー
ストリップのリップ部4のガラス摺接面2を光学顕微鏡
にて観察し、ガラス摺接部2について剥離の有無を確認
した。上記実施例及び比較例で得られたウェザーストリ
ップの性能評価結果を表2及び表3に示す。
られたウェザーストリップについて以下の試験方法にて
異音及び摩耗に対する評価を実施した。異音及び摩耗の
評価は、図3に示すように、ウェザーストリップのリッ
プ部4及びガラス3を摺動治具5及び6にそれぞれ固定
し、ガラス3が設定速度及び設定面圧の状態で往復摺動
する装置(新東科学株式会社製HEIDON 1401
B)を用いた。図1に示すウェザーストリップのリップ
部4よりガラス摺接部2とウェザーストリップ本体1を
9mm角の大きさで採取し、図3に示すガラス摺接部2
をガラス3側に向けて摺動治具5に固定した。ガラス3
は摺動治具6に固定した。ドアガラスとウェザーストリ
ップのリップ部より採取したサンプルの面圧を重り10
にて設定後、ガラス摺接部2とガラス3の間にダスト7
(火山灰)10mgを置き、その上から蒸留水8を5m
l滴下した。また、本試験方法では面圧を1.0kg/
cm2、1.5kg/cm2、2.0kg/cm2、
2.5kg/cm2及び3.0kg/cm2の5条件に
て実施した。図3の荷台ステージ9を速度100mm/
secで往復摺動させ、その際に摺接部より発生する摺
動音をマイクレコーダーにて測定した。なお、ストロー
クは100mmとした。また、耐摩耗性に関しては50
0往復後、1000往復後、2000往復後、ウェザー
ストリップのリップ部4のガラス摺接面2を光学顕微鏡
にて観察し、ガラス摺接部2について剥離の有無を確認
した。上記実施例及び比較例で得られたウェザーストリ
ップの性能評価結果を表2及び表3に示す。
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】実施例1〜5のウェザーストリップは、本
発明の好適形態であるため、表2より、面圧が1.5k
g/cm2までは異音が発生しないことがわかる。ま
た、本発明の最も好適な形態である実施例1は面圧3.
0kg/cm2でも異音が発生していないことがわか
る。また、表3より、ガラス摺接部(表面処理面)の剥
離がないことがわかる。一方、比較例1〜3のウェザー
ストリップは、本発明の範囲外、即ち、パウダーの弾性
率が350[MPa]未満、ガラス摺接部の弾性率は9
0[MPa]未満、表面張力は3.8×10−2[N/
m]未満、水の接触角は85°以上、パウダーのsp値
が20[(J/ml)1/2]未満、粗さは2.0[μ
m]未満となっており、表2より、異音が発生している
ことがわかる。また、表3より、ガラス摺接部の剥離が
顕著に現れていることがわかる。
発明の好適形態であるため、表2より、面圧が1.5k
g/cm2までは異音が発生しないことがわかる。ま
た、本発明の最も好適な形態である実施例1は面圧3.
0kg/cm2でも異音が発生していないことがわか
る。また、表3より、ガラス摺接部(表面処理面)の剥
離がないことがわかる。一方、比較例1〜3のウェザー
ストリップは、本発明の範囲外、即ち、パウダーの弾性
率が350[MPa]未満、ガラス摺接部の弾性率は9
0[MPa]未満、表面張力は3.8×10−2[N/
m]未満、水の接触角は85°以上、パウダーのsp値
が20[(J/ml)1/2]未満、粗さは2.0[μ
m]未満となっており、表2より、異音が発生している
ことがわかる。また、表3より、ガラス摺接部の剥離が
顕著に現れていることがわかる。
【0031】このように、実施例1〜5では、親水性及
び/又は吸水性を有する有機材料や無機材料を添加した
こと、弾性率が350〜1300[MPa]のパウダー
材料を含有させたこと、ガラス摺接部の弾性率を90〜
250[MPa]としたこと、又はこれらを組合せたこ
と、更には表面張力を3.8×10−2[N/m]以上
としたこと、水の接触角を85°未満としたこと、sp
値が20[(J/ml)1/2]以上の材料を含有させ
たこと、粗さを2.0〜10.0[μm]としたことに
より、異音が発生しないという優れた特性及び耐摩耗性
が高いという優れた特性を有し、ウェザーストリップと
して有用である。
び/又は吸水性を有する有機材料や無機材料を添加した
こと、弾性率が350〜1300[MPa]のパウダー
材料を含有させたこと、ガラス摺接部の弾性率を90〜
250[MPa]としたこと、又はこれらを組合せたこ
と、更には表面張力を3.8×10−2[N/m]以上
としたこと、水の接触角を85°未満としたこと、sp
値が20[(J/ml)1/2]以上の材料を含有させ
たこと、粗さを2.0〜10.0[μm]としたことに
より、異音が発生しないという優れた特性及び耐摩耗性
が高いという優れた特性を有し、ウェザーストリップと
して有用である。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、他部品(ガラスなど)の建て付け位置に影響されに
くく、摺動時の耐摩耗性に優れ、異音の発生を抑制でき
るウェザーストリップを提供することができる。
ば、他部品(ガラスなど)の建て付け位置に影響されに
くく、摺動時の耐摩耗性に優れ、異音の発生を抑制でき
るウェザーストリップを提供することができる。
【図1】ウェザーストリップの一例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】従来のウェザーストリップの一例を示す断面図
である。
である。
【図3】ウェザーストリップの性能評価測定装置を示す
概要図である。
概要図である。
【図4】ウェザーストリップの性能評価測定部位を示す
概要図である。
概要図である。
1 ウェザーストリップ本体
2 他部品摺接部、ガラス摺接部
3 他部品(ガラス)
4 リップ部
5 摺動治具
6 摺動治具
7 ダスト
8 蒸留水
9 ステージ
10 重り
11 水又は沃化メチレン
12 ウェザーストリップ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 構 宏介
神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産
自動車株式会社内
Fターム(参考) 3D201 AA24 AA25 AA37 CA23 DA06
DA31 EA01D EA22
Claims (12)
- 【請求項1】 エラストマー材料で形成された本体のう
ち、他部品と摺接する摺接部に親水性材料及び/又は吸
水性材料を被覆及び/又は含有して成ることを特徴とす
るウェザーストリップ。 - 【請求項2】 上記摺接部に標準状態(温度:23℃、
湿度:50%RH)で弾性率が350〜1300[MP
a]であるパウダー状材料及び/又は繊維状材料を含有
して成ることを特徴とする請求項1に記載のウェザース
トリップ。 - 【請求項3】 上記摺接部の弾性率が、標準状態(温
度:23℃、湿度:50%RH)で90〜250[MP
a]であることを特徴とする請求項1又は2に記載のウ
ェザーストリップ。 - 【請求項4】 エラストマー材料で形成された本体のう
ち、他部品と摺接する摺接部に標準状態(温度:23
℃、湿度:50%RH)で弾性率が350〜1300
[MPa]であるパウダー状材料及び/又は繊維状材料
を含有して成ることを特徴とするウェザーストリップ。 - 【請求項5】 上記摺接部の弾性率が、標準状態(温
度:23℃、湿度:50%RH)で90〜250[MP
a]であることを特徴とする請求項4に記載のウェザー
ストリップ。 - 【請求項6】 エラストマー材料で形成された本体のう
ち、他部品と摺接する摺接部の弾性率が、標準状態(温
度:23℃、湿度:50%RH)で90〜250[MP
a]であることを特徴とするウェザーストリップ。 - 【請求項7】 上記摺接部の表面張力が、標準状態(温
度:23℃、湿度:50%RH)で3.8×10
−2[N/m]以上であることを特徴とする請求項1〜
6のいずれか1つの項に記載のウェザーストリップ。 - 【請求項8】 上記摺接部の水との接触角が、標準状態
(温度:23℃、湿度:50%RH)で85°未満であ
ることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つの項に
記載のウェザーストリップ。 - 【請求項9】 上記摺接部にsp値が20[(J/m
l)1/2]以上の有機材料及び/又は無機材料を含有
して成ることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つ
の項に記載のウェザーストリップ。 - 【請求項10】 上記摺接部の表面粗さRaが、標準状
態(温度:23℃、湿度:50%RH)で2.0〜1
0.0[μm]であることを特徴とする請求項1〜9の
いずれか1つの項に記載のウェザーストリップ。 - 【請求項11】 上記摺接部が、スプレー層、ロールコ
ーター層、グラビア層、フィルム層、はけ塗り層、押出
し成形層、射出成形層及び植毛層からなる群より選ばれ
た少なくとも1種の層を被覆して成ることを特徴とする
請求項1〜10のいずれか1つの項に記載のウェザース
トリップ。 - 【請求項12】 上記他部品がドアウィンドウパネルで
あることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つの
項に記載のウェザーストリップ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002078831A JP2003200738A (ja) | 2001-03-28 | 2002-03-20 | ウェザーストリップ |
| US10/108,267 US6742784B2 (en) | 2001-03-28 | 2002-03-28 | Weather strip |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001-91812 | 2001-03-28 | ||
| JP2001091812 | 2001-03-28 | ||
| JP2001-334155 | 2001-10-31 | ||
| JP2001334155 | 2001-10-31 | ||
| JP2002078831A JP2003200738A (ja) | 2001-03-28 | 2002-03-20 | ウェザーストリップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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