JP2003201699A - 紙塗工用共役ジエン−芳香族ビニル系共重合体ラテックス - Google Patents
紙塗工用共役ジエン−芳香族ビニル系共重合体ラテックスInfo
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Abstract
率よく生産でき、かつ該共重合体ラテックスを使用して
得られた紙塗工用塗料組成物の機械的安定性が優れ、更
には当該紙塗工用塗料組成物を塗工乾燥して得られた塗
工紙が、印刷時のドライピック強度、ウェットピック強
度、耐ブリスター性などの塗工紙特性、さらには耐熱変
色性能に優れる紙塗工用共役ジエン−芳香族ビニル系共
重合体ラテックスを提供すること。 【解決手段】脂肪族共役ジエン単量体および芳香族ビニ
ル単量体中の合計重合禁止剤量を35ppm以下にした
該単量体を用いて75℃以下の温度で重合してなる紙塗
工用共重合体ラテックス。また該紙塗工用共重合体ラテ
ックスは重合転化率が95重量%になるまでの重合時間
が15時間以内である。
Description
テックスに関する。詳しくは、従来公知の紙塗工用共重
合体ラテックスより効率よく生産でき、かつ本発明の共
重合体ラテックスを使用して得られた紙塗工用塗料組成
物の機械的安定性が優れ、更には当該紙塗工用塗料組成
物を塗工乾燥して得られた塗工紙が、印刷時のドライピ
ック強度、ウェットピック強度、耐ブリスター性などの
塗工紙特性に優れ、また耐熱変色性能にも優れた紙塗工
用共役ジエン−芳香族ビニル系共重合体ラテックスに関
する。
成物を塗工、乾燥して製造される。一般に紙塗工用塗料
組成物はクレー、炭酸カルシウムやポリスチレンなどの
無機、有機白色顔料を水に分散した顔料分散液、顔料同
士や顔料を原紙に接着固定するためのバインダー、およ
びその他の添加剤によって構成される水性塗料である。
バインダーとしてはスチレン−ブタジエン系共重合体ラ
テックスに代表されるような合成エマルジョンバインダ
ー、デンプンやカゼインに代表されるような天然バイン
ダーが使用される。その中でもスチレン−ブタジエン系
共重合体ラテックスは品質設計の自由度が大きく、今日
では紙塗工用塗料組成物に最も適したバインダーとして
広く使用されており、スチレン−ブタジエン系共重合体
ラテックスの性能が紙塗工用塗料組成物の性能あるいは
最終的な塗工紙製品に必要とされる印刷時のドライピッ
ク強度、ウェットピック強度、耐ブリスター性、耐熱変
色性能などの品質に大きく影響すると言われている。
いては、塗工紙に対して従来よりも高いレベルの表面強
度や耐ブリスター性が求められている。また、印刷物に
従来以上の高品位が求められており、印刷後の非画線部
の耐熱変色性が要求されるケースも増えている。
年は海外から低コストの塗工紙や製紙材料が輸入されて
きており、塗工紙を製造する各メーカーは更なるコスト
低減の目的から、安価でありかつ接着強度の良いバイン
ダーを従来の使用量より減らしつつ、前述の塗工紙品質
を維持、改良する必要に迫られている。よって、スチレ
ン−ブタジエン系共重合体ラテックスについても生産性
効率がよく従来よりも低コストで製造でき、かつ前述の
要求品質に優れたものが強く求められている。
ために、例えば共重合体ラテックス中のゲル含量を調製
する方法や、共重合体の組成を調製するなどの改良方法
が提案されているが、塗工紙の表面強度と他の要求特性
とは互いに背反することが多く、全ての特性をバランス
よく改良することは容易ではなかった。
まざまな改良する技術が公開されているが、未だ十分満
足されるレベルにはいたっておらず、特に特開2001
−172894号には、特定の2段重合方法を用いて比
較的低温で重合して、特定の分子量を有する共重合体ラ
テックスが良好な特性を発現するとの技術が開示されて
いるが、通常低温で重合した場合には反応時間が長くな
り生産性が低下するためにコストパフォーマンスの優れ
る共重合体ラテックスを得ることが難しく、改良が強く
望まれていた。
は、それ以外の共重合体ラテックス、例えばアクリルラ
テックスなどに比べて塗工紙の強度面では有利とされて
いるが、耐熱変色性能に付いては比較的劣るとされてお
り、そのバランスについても改良が望まれていた。
塗工用共重合体ラテックスより効率よく生産でき、かつ
本発明の共重合体ラテックスを使用して得られた紙塗工
用塗料組成物の機械的安定性が優れ、更には当該紙塗工
用塗料組成物を塗工乾燥して得られた塗工紙が、印刷時
のドライピック強度、ウェットピック強度、耐ブリスタ
ー性などの塗工紙特性に優れ、また耐熱変色性能にも優
れた紙塗工用共役ジエン−芳香族ビニル系共重合体ラテ
ックスを提供することを目的とするものである。
事情に鑑み現状の問題点を解決すべく鋭意検討した結
果、反応に使用する単量体中の重合禁止剤または安定剤
の量を一定以下になるように工夫し、かつ特定の条件下
で得られた共重合体ラテックスで上記問題が解決される
ことを見いだし、本発明を完成するに至った。
ン系単量体25〜70重量%、芳香族ビニル単量体15
〜74重量%、エチレン系不飽和カルボン酸単量体1〜
10重量%およびそれらと共重合可能な他の単量体0〜
59重量%からなる単量体合計100重量部を乳化重合
して得られた共重合体ラテックスであって、当該共重合
体ラテックスの乳化重合に使用される脂肪族共役ジエン
系単量体部数Aと芳香族ビニル単量体部数Bの和(A+
B)に対する脂肪族共役ジエン系単量体中の重合禁止剤
部数aと芳香族ビニル単量体中の重合禁止剤部数bの和
(a+b)の比率(a+b)/(A+B)が35ppm
以下であり、かつ、75℃以下の温度で反応を行なうこ
とを特徴とする紙塗工用共役ジエン−芳香族ビニル系共
重合体ラテックス、(2)脂肪族共役ジエン系単量体中
の重合禁止剤量を20ppm以下になるよう処理した
後、それを用いて乳化重合を開始する(1)に記載の紙
塗工用共役ジエン−芳香族ビニル系共重合体ラテック
ス、(3)反応系内に鉄を含まない還元剤を存在させる
ことを特徴とする(1)または(2)に記載の紙塗工用
共役ジエン−芳香族ビニル系共重合体ラテックス、
(4)反応の実質的開始を意味する重合開始剤の添加か
ら重合転化率が95重量%になるまでの時間が15時間
以内であることを特徴とする(1)〜(3)に記載の紙
塗工用共役ジエン−芳香族ビニル系共重合体ラテックス
を提供するものである。
る。本発明における芳香族ビニル単量体としては、スチ
レン、α−メチルスチレン、メチルα−メチルスチレ
ン、ビニルトルエンおよびジビニルベンゼン等が挙げら
れ、これらを1種または2種以上使用することができ
る。特にスチレンの使用が好ましい。現在、工業的に使
用されるスチレンには重合禁止剤としてターシャリーブ
チルカテコールが約数十ppm含有されている。
としては、1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−
ブタジエン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、
2−クロル−1,3−ブタジエン、置換直鎖共役ペンタ
ジエン類、置換および側鎖共役ヘキサジエン類などが挙
げられ、これらを1種または2種以上使用することがで
きる。特に1,3−ブタジエンの使用が好ましい。現
在、工業的に使用される1,3−ブタジエンにも単量体
貯蔵中の重合を防ぐ目的で重合禁止剤が含まれており、
その量はスチレンの場合の数十ppmよりも多く、一般
にターシャリーブチルカテコールが約数十ppm〜10
0ppm含有されている。
は、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン
酸、フマール酸、イタコン酸などのモノまたはジカルボ
ン酸(無水物)が挙げられ、これらを1種または2種以
上使用することができる。特に、アクリル酸、メタクリ
ル酸、フマール酸、イタコン酸の使用が好ましい。
ては、不飽和カルボン酸アルキルエステル単量体、ヒド
ロキシアルキル基を含有する不飽和単量体、シアン化ビ
ニル単量体、不飽和カルボン酸アミド単量体等が挙げら
れる。
としては、メチルアクリレート、メチルメタクリレー
ト、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、ブチ
ルアクリレート、グリシジルメタクリレート、ジメチル
フマレート、ジエチルフマレート、ジメチルマレエー
ト、ジエチルマルエート、ジメチルイタコネート、モノ
メチルフマレート、モノエチルフマレート、2−エチル
ヘキシルアクリレート等が挙げられ、これらを1種また
は2種以上使用することができる。特にメチルメタクリ
レートの使用が好ましい。
量体としては、β−ヒドロキシエチルアクリレート、β
−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピ
ルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、
ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシブチルメタ
クリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルメタ
クリレート、ジ−(エチレングリコール)マレエート、
ジ−(エチレングリコール)イタコネート、2−ヒドロ
キシエチルマレエート、ビス(2−ヒドロキシエチル)
マレエート、2−ヒドロキシエチルメチルフマレートな
どが挙げられ、これらを1種または2種以上使用するこ
とができる。特にβ−ヒドロキシエチルアクリレートの
使用が好ましい。
ニトリル、メタクリロニトリル、α−クロルアクリロニ
トリル、α−エチルアクリロニトリルなどが挙げられ、
これらを1種または2種以上使用することができる。特
にアクリロニトリルまたはメタクリロニトリルの使用が
好ましい。
アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールア
クリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N,
N−ジメチルアクリルアミドなどが挙げられ、これらを
1種または2種以上使用することができる。特にアクリ
ルアミドまたはメタクリルアミドの使用が好ましい。
単量体25〜70重量%、芳香族ビニル系単量体15〜
74重量%、エチレン系不飽和カルボン酸単量体1〜1
0重量%およびそれらと共重合可能な他の単量体0〜5
9重量%であることが必要である。
満では印刷時に必要とされる表面強度のうちドライピッ
ク強度が、また70重量%を超えると印刷時に必要とさ
れる湿潤時の表面強度、いわゆるウェットピック強度が
劣るので好ましくない。好ましくは30〜60重量%、
更に好ましくは35〜55重量%である。
印刷時に必要とされるウェットピック強度が、74重量
%を超えると印刷時に必要とされるドライピック強度が
劣るので好ましくない。好ましくは20〜65重量%、
更に好ましくは25〜60重量%である。
量%未満では共重合体ラテックス自身および紙被覆用組
成物の機械的安定性が劣る可能性があり、また10重量
%を超えるとラテックスの粘度が高くなり、共重合体ラ
テックス自身の取り扱い上の問題を生じる可能性がある
ため好ましくない。さらに好ましくは1〜8重量%であ
る。
%を超えるとドライピック強度が劣り好ましくない。好
ましくは0〜50重量%、さらに好ましくは0〜40重
量%である。
合体ラテックスの乳化重合に使用される脂肪族共役ジエ
ン系単量体部数Aと芳香族ビニル単量体部数Bの和(A
+B)に対する脂肪族共役ジエン系単量体中の重合禁止
剤部数aと芳香族ビニル単量体中の重合禁止剤部数bの
和(a+b)の比率(a+b)/(A+B)が35pp
m以下であることが必要であるとともに反応温度を75
℃以下に設定することが好ましく、さらに、50℃から
75℃の範囲に設定することが好ましい。この範囲の温
度で重合したラテックスはドライピック強度と耐ブリス
ター適性のバランスが良好でありかつ生産効率が高い。
一方で、重合禁止剤の比率が35ppmを越えると反応
温度が75℃以下の条件で反応速度が落ちて、共重合体
ラテックスの生産効率が低下する。また、重合禁止剤の
比率に関係なく反応温度が75℃を越えると共重合体ラ
テックスの生産効率は確保できるが、塗工紙のドライピ
ック強度と耐ブリスター適性が低下する。なお、これら
重合禁止剤としては通常t−ブチルカテコール(TB
C)が使用されている。
できる連鎖移動剤としては、n−ヘキシルメルカプタ
ン、n−オクチルメルカプタン、t−オクチルメルカプ
タン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカ
プタン、n−ステアリルメルカプタン等のアルキルメル
カプタン、ジメチルキサントゲンジサルファイド、ジイ
ソプロピルキサントゲンジサルファイド等のキサントゲ
ン化合物、ターピノレンや、テトラメチルチウラムジス
ルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、テトラ
メチルチウラムモノスルフィド等のチウラム系化合物、
2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、スチ
レン化フェノール等のフェノール系化合物、アリルアル
コール等のアリル化合物、ジクロルメタン、ジブロモメ
タン、四臭化炭素等のハロゲン化炭化水素化合物、α−
ベンジルオキシスチレン、α−ベンジルオキシアクリロ
ニトリル、α−ベンジルオキシアクリルアミド等のビニ
ルエーテル、トリフェニルエタン、ペンタフェニルエタ
ン、アクロレイン、メタアクロレイン、チオグリコール
酸、チオリンゴ酸、2−エチルヘキシルチオグリコレー
ト等が挙げられ、これらを1種または2種以上使用する
ことができる。これらの連鎖移動剤の量は特に限定され
ないが、通常、単量体100重量部に対して0〜5重量
部にて使用される。
α−メチルスチレンダイマーも使用することが可能であ
る。α−メチルスチレンダイマーには、異性体として
2,4−ジフェニル−4−メチル−1−ペンテン、2,
4−ジフェニル−4−メチル−2−ペンテンおよび1,
1,3−トリメチル−3−フェニルインダンがあるが、
本発明に使用されるα−メチルスチレンダイマーとして
は、2,4−ジフェニル−4−メチル−1−ペンテンの
含有量が60重量%以上、特に80重量%以上であるこ
とが好ましい。なお、α−メチルスチレンダイマーは沸
点が高く、共重合体ラテックスの製造後もラテックス粒
子中に残留するため、本発明の目的とは別の環境問題か
ら、その使用量は単量体100重量部に対して2重量部
未満とすることが好ましい。
段重合、多段階重合、シード重合、パワーフィード重合
法等何れを採用してもよいが、二段重合、多段階重合が
特に好ましい。また、本発明の重合方法における各種成
分の添加方法についても特に制限されるものではなく、
一括添加方法、分割添加方法、連続添加方法の何れも採
用することができる。後述の実施例に示すような連続添
加方法による2段階以上の多段階重合法が好ましく、更
には3段階以上の多段階重合法が好ましいようである。
重合開始剤、遷移金属を含まない還元剤、炭化水素系溶
剤、電解質、重合促進剤、キレート剤等を使用すること
ができる。
テル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルジフ
ェニルエーテルスルホン酸塩、脂肪族スルホン酸塩、脂
肪族カルボン酸塩、非イオン性界面活性剤の硫酸エステ
ル塩等のアニオン性界面活性剤あるいはポリエチレング
リコールのアルキルエステル型、アルキルフェニルエー
テル型、アルキルエーテル型等のノニオン性界面活性剤
が挙げられ、これらを1種又は2種以上使用することが
できる。
硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等の水溶性重合開
始剤、クメンハイドロパーオキサイド、過酸化ベンゾイ
ル、t−ブチルハイドロパーオキサイド、アセチルパー
オキサイド、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキ
サイド、1,1,3,3−テトラメチルブチルハイドロ
パーオキサイド等の油溶性重合開始剤を適宜用いること
ができる。特に過硫酸カリウムや過硫酸ナトリウムの水
溶性重合開始剤、クメンハイドロパーオキサイドの使用
が好ましい。
剤を存在させると、性能の低下が無く反応速度が促進さ
れ好ましいが、鉄などの遷移金属を含む還元剤を使用す
ると塗工紙の耐熱変色性能が低下する傾向にあるため好
ましくない。遷移金属を含む還元剤を使用しても金属封
止剤をラテックスに添加すれば塗工紙の耐熱変色性能は
若干改良されるが、本発明の効果(耐熱変色性能)を十
分発揮させるためには遷移金属を含む還元剤、例えば硫
酸第一鉄などは極力その使用を避けることが望ましい。
本発明において好ましく用いられる還元剤の具体例とし
ては、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、ピロ亜硫酸塩、亜ニチ
オン酸塩、ニチオン酸塩、チオ硫酸塩、また、ホルムア
ルデヒドスルホン酸塩、ベンズアルデヒドスルホン酸塩
などの還元性スルホン酸塩、更にはL−アスコルビン
酸、酒石酸、クエン酸などのカルボン酸類、更にはデキ
ストロース、サッカロースなどの還元糖類、更にはジメ
チルアニリン、トリエタノールアミンなどのアミン類が
上げられる。特に亜硫酸ナトリウム、ホルムアルデヒド
スルホン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸が好まし
い。
ン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサン、シクロヘプ
タン等の飽和炭化水素、ペンテン、ヘキセン、ヘプテ
ン、シクロペンテン、シクロヘキセン、シクロヘプテ
ン、4−メチルシクロヘキセン、1−メチルシクロヘキ
セン等の不飽和炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン等の芳香族炭化水素などの炭化水素化合物を使用して
も良い。特に、沸点が適度に低く、重合終了後に水蒸気
蒸留などによって回収、再利用しやすいシクロヘキセン
やトルエンが、本発明の目的とは異なるものの、環境問
題の観点から好適である。
ックスは、顔料と共に紙塗工用塗料組成物として使用さ
れる。このような顔料としては、例えば、カオリンクレ
ー、タルク、硫酸バリウム、酸化チタン、炭酸カルシウ
ム、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛、サチンホワイトな
どの無機顔料、あるいはポリスチレンラテックスやバイ
ンダーピグメントなどのような有機顔料が挙げられ、こ
れらは単独または混合して使用される。
テル化澱粉等の変性澱粉、大豆蛋白、カゼインなどの天
然バインダー、あるいはポリビニルアルコールなどの水
溶性合成バインダーなどを使用しても差し支えない。さ
らに、ポリ酢酸ビニルラテックス、アクリル系ラテック
スなどの合成ラテックス等を本発明の共重合体ラテック
スと併用してもよいが、本発明の効果を高く発揮させる
ためには、これらの使用割合は全共重合体ラテックスの
うち固形分で50重量%未満に抑えることが望ましい。
更には20重量%未満に抑えることが望ましく、本発明
の共重合体ラテックスの単独使用が最も望ましい。
工用塗料組成物を調整する際に、さらにその他の助剤、
例えば分散剤(ピロリン酸ナトリウム、ポリアクリル酸
ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウムなど)、消泡
剤(ポリグリコール、脂肪酸エステル、リン酸エステ
ル、シリコーンオイルなど)、レベリング剤(ロート
油、ジシアンジアミド、尿素など)、防腐剤、離型剤
(ステアリン酸カルシウム、パラフィンエマルジョンな
ど)、蛍光染料、カラー保水性向上剤(カルボキシメチ
ルセルロース、アルギン酸ナトリウムなど)を必要に応
じて添加しても良い。
へ塗布する方法には、公知の技術、例えばエアナイフコ
ーター、ブレードコーター、ロールコーター、バーコー
ターなどのいずれの塗工機を使用しても差し支えない。
また、塗工後、表面を乾燥し、カレンダーリングなどに
より仕上げる。
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、これら
の実施例に限定されるものではない。なお実施例中、割
合を示す部および%は特に断りのない限り重量基準によ
るものである。また実施例における諸物性の評価は次の
方法に拠った。
ール式機械的安定性試験機(パダースタビリティーテス
ター)を用いて金属ロールとゴムロールの間で機械的せ
ん断を与え、ゴムロール上に凝固物が発生するまでの時
間を測定し、下記の4段階で評価した。 ◎・・・45分以上 (非常に良い) ○・・・30分以上45分未満 ( 良い ) △・・・20分以上30分未満 ( 少し悪い ) ×・・・20分未満 (非常に悪い)
が18のインキで各塗工紙試料を同時に印刷し、その際
のピッキングの程度を肉眼で判定し、5級(最も良い)
から1級(最も悪い)まで相対的に評価した。6回の印
刷試験を行い、平均値を求めた。
に対して同時に湿し水を付与し、その直後に、分裂抵抗
が中程度のタック値が12のインキで各塗工紙試料を同
時に印刷し、その際のピッキングの程度を肉眼で判定
し、5級(最も良い)から1級(最も悪い)まで相対的
に評価した。6回の印刷試験を行い、平均値を求めた。
囲気中で約1昼夜調湿し、これを温度調整可能なオイル
バス中に投げ込み、ブリスターの発生した最低温度を求
めた。温度が高いほど耐ブリスター適性が良い。
℃で10時間熱処理し黄色度測定試料とする。ハンター
白色度試験機を用いて、JIS P−8123に準じた
操作により各黄色度測定試料表面の標準酸化マグネシウ
ム板に対する比反射率をブルー、アンバー、グリーンの
各フィルターについて測定し、各フィルターについて得
られた比反射率を各々B(ブルー)、A(アンバー)、
G(グリーン)とする。各試料の黄色度YをY=(A−
B)/Gによって計算する。黄色度Yの値が小さいほど
耐熱変色性が優れる。
しては、大塚電子製LPA−3000/3100を使用
した。
ラテックスフィルムを約1g秤量し、これを400cc
のトルエンに入れ48時間膨張溶解させる。その後、こ
れを300メッシュの金網で濾過し、金網に捕捉された
トルエン不溶部を乾燥後秤量し、この重量のはじめのラ
テックスフィルムの重量に占める割合をゲル含有量とし
て重量%で算出した。
−ブチルカテコール(TBC)の定量方法 試料の一定量を蒸発乾固し、残留物を1N−NaOHで
溶解する。この溶液を分光光度計を用いて波長540n
mでの吸光度を測定する。既知量のTBCから求めた検
量線より試料のTBC含有量を定量した。
方法 ラテックスサンプル約1.0gを正確に秤量し、150
℃オーブンにて60分乾燥後残留量を測定し、以下の計
算によって全重合転化率を算出した。
この操作によって得られたTBCを含まないブタジエン
とTBC既知量のブタジエンとの混合比率によりブタジ
エン中に存在するTBC量を決定する。
で測定したところ55ppmであった。それを前述した
TBCの減量操作によってブタジエンCを得た。ブタジ
エンCに含まれるTBCの量を前述の方法で測定したと
ころ0ppmであった。ブタジエンAとブタジエンCを
1/2の割合で混合し、ブタジエンBを得た。ブタジエ
ンBに含まれるTBCの量を前述の方法で測定したとこ
ろ18ppmであった。
で測定したところ35ppmであった。B社製のスチレ
ンBに含まれるTBCの量を前述の方法で測定したとこ
ろ13ppmであった。
〜7および比較例1〜4) (実施例1)耐圧性の重合反応機に、窒素雰囲気下で純
水120部、乳化剤としてドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム0.5部、表1に示す1段目の各単量体およ
びα−メチルスチレンダイマー0.5部、L−アスコル
ビン酸0.3部を加えて十分攪拌した後、過硫酸カリウ
ム0.8部を仕込み、61℃で重合を開始した。開始か
ら5時間後に重合温度を65℃に上げて保ち、表1に示
す2段目の各単量体およびt−ドデシルメルカプタン
0.2部、シクロヘキセン5部、ペレックスSSL0.
5部、ホルムアルデヒドスルホン酸ナトリウム0.05
部、純水10部を6時間にわたって連続的に添加した。
そのまま重合温度を65℃に4時間保った後、重合停止
剤としてジエチルヒドロキシアミンを添加して重合を終
了した。この時の重合転化率は97%であった。次い
で、共重合体ラテックスを苛性ソーダ水溶液でpHを約
7に調整した後、水蒸気蒸留により未反応単量体および
他の低沸点化合物を除去し、共重合体ラテックスを得
た。
雰囲気下で純水120部、乳化剤としてドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム1.2部、表1に示す1段目の
各単量体およびシクロヘキセン8部、n−オクチルメル
カプタン0.2部を加えて十分攪拌した後、過硫酸ナト
リウム0.3部を仕込み、64℃で重合を開始した。開
始から4時間後に重合温度を66℃に上げて保ち、表1
に示す2段目の各単量体および過硫酸ナトリウム0.2
部、亜硫酸水素ナトリウム0.2部、n−オクチルメル
カプタン0.1部を4時間にわたって連続的に添加し
た。さらに重合温度を68℃に上げて保ち、表1に示す
3段目の各単量体および過硫酸ナトリウム0.3部、ホ
ルムアルデヒドスルホン酸ナトリウム0.1部を3時間
にわたって連続的に添加した。そのまま重合温度を68
℃に4時間保った後、重合停止剤としてジエチルヒドロ
キシアミンを添加して重合を終了した。この時の重合転
化率は98%であった。次いで、共重合体ラテックスを
苛性ソーダ水溶液でpHを約7に調整した後、水蒸気蒸
留により未反応単量体および他の低沸点化合物を除去
し、共重合体ラテックスを得た。
囲気下で純水105部、乳化剤としてペレックスSSL
1.3部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.
2部、表1に示す1段目の各単量体およびシクロヘキセ
ン4部、t−ドデシルメルカプタン0.4部を加えて十
分攪拌した後、過硫酸カリウム1部を仕込み、62℃で
重合を開始した。開始から4時間後に表1に示す2段目
の各単量体および過硫酸カリウム0.3部、t−ドデシ
ルメルカプタン0.1部、ペレックスSSL、純水10
部を7時間にわたって連続的に添加した。さらに重合温
度を68℃に上げて保ち、表1に示す3段目の各単量体
およびペレックスSSL0.2部、純水5部を1時間に
わたって連続的に添加した。そのまま重合温度を68℃
に3時間保った後、重合停止剤としてジエチルヒドロキ
シアミンを添加して重合を終了した。この時の重合転化
率は96%であった。次いで、共重合体ラテックスを苛
性ソーダ水溶液でpHを約7に調整した後、水蒸気蒸留
により未反応単量体および他の低沸点化合物を除去し、
共重合体ラテックスを得た。
雰囲気下で純水150部、乳化剤としてペレックスSS
L0.1部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
0.2部、表1に示す1段目の各単量体およびα−メチ
ルスチレンダイマー1部、t−ドデシルメルカプタン
0.2部を加えて十分攪拌した後、過硫酸カリウム0.
5部、L−アスコルビン酸0.2部を仕込み、62℃で
重合を開始した。開始から3時間後に、表1に示す2段
目の各単量体および過硫酸ナトリウム0.2部、L−ア
スコルビン酸0.2部、α−メチルスチレンダイマー0.
5部、t−ドデシルメルカプタン0.3部、ペレックス
SSL0.3部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム0.1部、純水10部を4時間にわたって連続的に添
加した。さらに、表1に示す3段目の各単量体および過
硫酸ナトリウム0.1部、L−アスコルビン酸0.1
部、ペレックスSSL0.2部、純水5部を4時間にわ
たって連続的に添加した。そのまま重合温度を62℃に
4時間保った後、重合停止剤としてジエチルヒドロキシ
アミンを添加して重合を終了した。この時の重合転化率
は97%であった。次いで、共重合体ラテックスを苛性
ソーダ水溶液でpHを約7に調整した後、水蒸気蒸留に
より未反応単量体および他の低沸点化合物を除去し、共
重合体ラテックスを得た。
雰囲気下で純水130部、乳化剤としてドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム1.2部、表1に示す1段目の
各単量体およびシクロヘキセン5部、t−ドデシルメル
カプタン0.1部を加えて十分攪拌した後、過硫酸カリ
ウム0.4部、L−アスコルビン酸0.3部を仕込み、
70℃で重合を開始した。開始から4時間後に、表1に
示す2段目の各単量体および過硫酸ナトリウム0.3
部、亜硫酸水素ナトリウム0.05部、シクロヘキセン
5部、t−ドデシルメルカプタン0.1部、ペレックス
SSL0.5部、純水5部を3時間にわたって連続的に
添加した。重合温度を72℃に上げて保ち、表1に示す
3段目の各単量体および過硫酸ナトリウム0.2部、亜
硫酸ナトリウム0.05部、ペレックスSSL0.1
部、純水5部を2時間にわたって連続的に添加した。さ
らに重合温度を75℃に上げ、3時間保った後、重合停
止剤としてジエチルヒドロキシアミンを添加して重合を
終了した。この時の重合転化率は99%であった。次い
で、共重合体ラテックスを苛性ソーダ水溶液でpHを約
7に調整した後、水蒸気蒸留により未反応単量体および
他の低沸点化合物を除去し、共重合体ラテックスを得
た。
雰囲気下で純水115部、乳化剤としてペレックスSS
L0.5部、表1に示す1段目の各単量体およびα−メ
チルスチレンダイマー0.5部、t−ドデシルメルカプ
タン0.2部、シクロヘキセン2.0部を加えて十分攪
拌した後、過硫酸カリウム1.5部を仕込み、65℃で
重合を開始した。開始から4時間後に、表1に示す2段
目の各単量体および過硫酸ナトリウム0.1部、ホルム
アルデヒドスルホン酸ナトリウム0.1部、α−メチル
スチレンダイマー0.2部、t−ドデシルメルカプタン
0.4部、シクロヘキセン4部、ペレックスSSL0.
2部、純水10部を4時間にわたって連続的に添加し
た。さらに、表1に示す3段目の各単量体およびt−ド
デシルメルカプタン0.2部、過硫酸ナトリウム0.1
部、ホルムアルデヒドスルホン酸ナトリウム0.1部、
ペレックスSSL0.2部、純水10部を4時間にわた
って連続的に添加した。そのまま重合温度を65℃に3
時間保った後、重合停止剤としてジエチルヒドロキシア
ミンを添加して重合を終了した。この時の重合転化率は
97%であった。次いで、共重合体ラテックスを苛性ソ
ーダ水溶液でpHを約7に調整した後、水蒸気蒸留によ
り未反応単量体および他の低沸点化合物を除去し、共重
合体ラテックスを得た。
雰囲気下で純水95部、乳化剤としてドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム0.5部、表1に示す1段目の各
単量体およびα−メチルスチレンダイマー0.5部、シ
クロヘキセン4.0部を加えて十分攪拌した後、過硫酸
カリウム0.7部、硫酸第一鉄7水塩0.03部を仕込
み、62℃で重合を開始した。開始から3時間後に、重
合温度を65℃に上げて保ち、表1に示す2段目の各単
量体および過硫酸ナトリウム0.2部、硫酸第一鉄7水
塩0.01部、t−ドデシルメルカプタン0.1部、ド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.2部、純水1
0部を6時間にわたって連続的に添加した。さらに、表
1に示す3段目の各単量体およびα−メチルスチレンダ
イマー0.2部、t−ドデシルメルカプタン0.1部、
過硫酸ナトリウム0.2部、硫酸第一鉄7水塩0.01
部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.1部、
純水5部を1.5時間にわたって連続的に添加した。そ
の後重合温度を65℃に保ち、4.5時間保った後、重
合停止剤としてジエチルヒドロキシアミンを添加して重
合を終了した。この時の重合転化率は98%であった。
次いで、共重合体ラテックスを苛性ソーダ水溶液でpH
を約7に調整した後、水蒸気蒸留により未反応単量体お
よび他の低沸点化合物を除去し、共重合体ラテックスを
得た。
雰囲気下で純水120部、乳化剤としてペレックスSS
L0.3部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
0.1部、表1に示す1段目の各単量体およびα−メチ
ルスチレンダイマー0.2部、t−ドデシルメルカプタ
ン0.3部を加えて十分攪拌した後、過硫酸カリウム
0.4部を仕込み、61℃で重合を開始した。開始から
4時間後に、表1に示す2段目の各単量体および過硫酸
ナトリウム0.2部、α−メチルスチレンダイマー0.1
部、t−ドデシルメルカプタン0.1部、シクロヘキセ
ン4部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.2
部、純水3部を3時間にわたって連続的に添加した。さ
らに、表1に示す3段目の各単量体およびα−メチルス
チレンダイマー1部、t−ドデシルメルカプタン0.1
部、シクロヘキセン6部、純水7部を4時間にわたって
連続的に添加した。そのまま重合温度を61℃に4時間
保った後、重合停止剤としてジエチルヒドロキシアミン
を添加して重合を終了した。この時の重合転化率は92
%であった。次いで、共重合体ラテックスを苛性ソーダ
水溶液でpHを約7に調整した後、水蒸気蒸留により未
反応単量体および他の低沸点化合物を除去し、共重合体
ラテックスを得た。
雰囲気下で純水98部、乳化剤としてドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム0.8部、表1に示す1段目の各
単量体およびα−メチルスチレンダイマー0.5部、t
−ドデシルメルカプタン0.1部を加えて十分攪拌した
後、過硫酸カリウム1.0部を仕込み、68℃で重合を
開始した。開始から3時間後に、表1に示す2段目の各
単量体およびt−ドデシルメルカプタン0.1部、純水
3部を6時間にわたって連続的に添加した。さらに、表
1に示す3段目の各単量体および純水4部を2時間にわ
たって連続的に添加した。そのまま重合温度を68℃に
4時間保った後、重合停止剤としてジエチルヒドロキシ
アミンを添加して重合を終了した。この時の重合転化率
は98%であった。次いで、共重合体ラテックスを苛性
ソーダ水溶液でpHを約7に調整した後、水蒸気蒸留に
より未反応単量体および他の低沸点化合物を除去し、共
重合体ラテックスを得た。
雰囲気下で純水104部、乳化剤としてペレックスSS
L1.0部、表1に示す1段目の各単量体およびn−オ
クチルメルカプタン0.2部、シクロヘキセン8部を加
えて十分攪拌した後、過硫酸カリウム0.8部、ホルム
アルデヒドスルホン酸ナトリウム0.2部を仕込み、6
8℃で重合を開始した。開始から3時間後に、表1に示
す2段目の各単量体および過硫酸ナトリウム0.1部、
n−オクチルメルカプタン0.2部、ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム0.1部、純水6部を6時間にわ
たって連続的に添加した。さらに、表1に示す3段目の
各単量体および過硫酸ナトリウム0.1部、ホルムアル
デヒドスルホン酸ナトリウム0.2部、純水5部を2時
間にわたって連続的に添加した。そのまま重合温度を6
8℃に4時間保った後、重合停止剤としてジエチルヒド
ロキシアミンを添加して重合を終了した。この時の重合
転化率は97%であった。次いで、共重合体ラテックス
を苛性ソーダ水溶液でpHを約7に調整した後、水蒸気
蒸留により未反応単量体および他の低沸点化合物を除去
し、共重合体ラテックスを得た。
囲気下で純水95部、乳化剤としてペレックスSSL
0.3部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.
3部、表1に示す1段目の各単量体およびα−メチルス
チレンダイマー1.5部を加えて十分攪拌した後、過硫
酸カリウム1部、L−アスコルビン酸0.2部を仕込
み、80℃で重合を開始した。開始から3時間後に、表
1に示す2段目の各単量体およびL−アスコルビン酸ナ
トリウム0.1部、t−ドデシルメルカプタン0.1
部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.2部、
純水10部を6時間にわたって連続的に添加した。さら
に、表1に示す3段目の各単量体およびt−ドデシルメ
ルカプタン0.1部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム0.1部、純水5部を1.5時間にわたって連続
的に添加した。その後重合温度を85℃に上げて保ち、
4.5時間保った後、重合停止剤としてジエチルヒドロ
キシアミンを添加して重合を終了した。この時の重合転
化率は99.5%であった。次いで、共重合体ラテック
スを苛性ソーダ水溶液でpHを約7に調整した後、水蒸
気蒸留により未反応単量体および他の低沸点化合物を除
去し、共重合体ラテックスを得た。
%となるように作成した。 カオリンクレー 70部 炭酸カルシウム 30部 水酸化ナトリウム 0.15部 澱粉 4部 共重合体ラテックス 10部
工原紙(坪量54g/m2)に作製した紙塗工用組成物
液をワイヤーバー#3〜6を用いて塗工量13g/m2
となるように塗工し、塗工から0.5秒後に150℃の
乾燥炉内で温度190℃風速36m/secの熱風によ
り5秒間乾燥し作製した。
20℃の条件下で一昼夜調湿した後、線圧40kg/c
m、温度50℃、通紙速度7m/min、4回通紙の条
件でスーパーカレンダー処理し両面塗工紙はブリスター
発生温度評価に、それ以外の評価には片面塗工紙を供試
した。物性試験の結果を表1に示した。
重合体ラテックスは従来公知の紙塗工用共重合体ラテッ
クスより効率よく生産でき、かつ本発明の共重合体ラテ
ックスを使用して得られた紙塗被用塗料組成物の機械的
安定性が優れ、得られた塗工紙が印刷時のドライピック
強度、ウエットピック強度、耐ブリスター性に優れ、さ
らに耐熱黄変性に優れる紙塗工用共重合体ラテックスを
提供することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 脂肪族共役ジエン系単量体25〜70重
量%、芳香族ビニル系単量体15〜74重量%、エチレ
ン系不飽和カルボン酸単量体1〜10重量%およびそれ
らと共重合可能な他の単量体0〜59重量%からなる単
量体合計100重量部を乳化重合して得られた共重合体
ラテックスであって、当該共重合体ラテックスの乳化重
合に使用される脂肪族共役ジエン系単量体部数Aと芳香
族ビニル単量体部数Bの和(A+B)に対する脂肪族共
役ジエン系単量体中の重合禁止剤部数aと芳香族ビニル
単量体中の重合禁止剤部数bの和(a+b)の比率(a
+b)/(A+B)が35ppm以下であり、かつ75
℃以下の温度で反応を行なうことを特徴とする紙塗工用
共役ジエン−芳香族ビニル系共重合体ラテックス。 - 【請求項2】 重合禁止剤量が20ppm以下になるよ
う処理された脂肪族共役ジエン系単量体を使用してなる
請求項1に記載の紙塗工用共役ジエン−芳香族ビニル系
共重合体ラテックス。 - 【請求項3】 反応系内に鉄を含まない還元剤を存在さ
せることを特徴とする請求項1または2何れかに記載の
紙塗工用共役ジエン−芳香族ビニル系共重合体ラテック
ス。 - 【請求項4】 反応の実質的開始を意味する重合開始剤
の添加から重合転化率が95重量%になるまでの時間が
15時間以内であることを特徴とする請求項1〜3何れ
かに記載の紙塗工用共役ジエン−芳香族ビニル系共重合
体ラテックス。
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|---|---|---|---|
| JP2001399107A JP4331429B2 (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 紙塗工用共役ジエン−芳香族ビニル系共重合体ラテックス |
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|---|---|---|---|
| JP2001399107A JP4331429B2 (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 紙塗工用共役ジエン−芳香族ビニル系共重合体ラテックス |
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|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008106276A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Lg Chem Ltd | 高膨潤性/収縮性多層構造の紙コーティング用ラテックス、これの製造方法、及びこれを含む紙コーティング液 |
| JP2008297421A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Nippon A & L Kk | 非球状型共重合体ラテックスおよびそれからなる紙塗工用共重合体ラテックス |
| JP2010090501A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Daio Paper Corp | 印刷用塗工紙及び印刷用塗工紙の製造方法 |
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| JP2015042727A (ja) * | 2013-07-24 | 2015-03-05 | 日本エイアンドエル株式会社 | 共重合体ラテックス |
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| JP2015042724A (ja) * | 2013-07-24 | 2015-03-05 | 日本エイアンドエル株式会社 | 共重合体ラテックス |
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- 2001-12-28 JP JP2001399107A patent/JP4331429B2/ja not_active Expired - Fee Related
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