JP2003229894A - 基地局、制御装置、通信システム及び通信方法 - Google Patents
基地局、制御装置、通信システム及び通信方法Info
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Abstract
パケットを送信する際の状況等に応じて、臨機応変にチ
ャネルを割り当てることのできる基地局、制御装置、通
信システム及び通信方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 ネットワークインターフェース部5が、
端末装置が移動局3に送信したパケットを端末装置から
取得する。優先度算出部43が、ネットワークインター
フェース部5が取得したパケットの移動局3に送信する
優先度を算出する。重み処理部44は、算出された優先
度に重み付けを行う。優先度比較部45が、重み付けが
された優先度を比較して送信するパケットを決定する。
送信判断部46が、送信先の移動局3の受信状態に基づ
き、パケットの送信の可否を判断し、送信可能と判断し
たパケットにチャネルを割り当てる。無線部8が、割り
当てられたチャネルでパケットを移動局3に送信する。
Description
いられる基地局、制御装置、通信システム及び通信方法
に関する。
00:International Mobile Telecommunication―2
000)の移動環境、歩行環境、準静止環境における最
大情報伝送速度の要求条件は、それぞれ144kbp
s,384kbps,2Mbpsとなっており、音声サ
ービスに加えて本格的マルチメディア移動通信の実現が
可能となる。しかし、近年のインターネットの急速な普
及、情報の多元化、情報の大容量化、次世代インターネ
ットの発展等を考慮すると、移動通信システムにおい
て、2Mbpsを超える伝送速度を実現する無線アクセ
ス方式の開発は急務となっている。特に、下り方向の無
線リンクにおいては、データベースやウェブサイトから
の画像、ファイル、ビデオ等の動画のダウンロード等、
高速、大容量が要求されるトラヒックが増加すると考え
られる。そのため、そのような高速、大容量のトラヒッ
クに適した高速のパケット伝送技術が必要不可欠であ
る。
インターフェースを基にして最大伝送速度2.4Mbp
sの高速パケット伝送を実現する方式が提案されている
「CDMA/HDR:A Bandwidth―Efficient High―Speed
Wireless Data Servicesfor Nomadic Users(P.
Bender,P.Black,M.Grob,R.Padovani,N.Shindh
ushyana,and A.Viterbi:IEEE Communication Mag
azine,Vol.38,no.7,pp.70―77,July 2
000)(以下、「文献1」とする)」。又、3GPP
(3rd Generation Partnership Project)において
も、W−CDMA(Wideband Code Division Multip
le Access)無線インターフェースを拡張した最大伝送
速度2.4Mbps程度の高速パケット伝送の実現につ
いて検討が行われている。
ol Rate and Modulation Level―Controlled Adap
tive Modulation/TDMA/TDD system for High―Bi
t―Rate Wireless Data Transmission(T.Ue,S.S
ampei,and N.Morinaga:IEEE Transaction.VT,p
p.1134―1147,Vol.47,no.4,Nov.1
988)」等に提案されているチャネル符号化等の適応
無線リンク制御(リンクアダプテーション)に基づく適
応変復調・誤り訂正といった技術の適用が検討されてい
る。適応無線リンク制御に基づく適応変復調・誤り訂正
とは、高速データ伝送を効率的に行うために、各ユーザ
の伝搬環境に応じてデータ変調多値数、拡散率(SF:
Spreading factor)、マルチコード多重数、誤り訂正
の符号化率を切り替える方式である。例えば、データ変
調については、伝搬環境が良好になるに従って、現在の
W−CDMAで用いられるQPSK(Quadrature Phas
e Shift Keying)変調から、より高い効率の多値変
調、8PSK変調、16QAM(Quadrature Amplitud
e Modulation)変調、64QAM変調に切り替えるこ
とで、通信システムの最大スループット(伝送速度)を
増大させることができる。例えば、SF=4、マルチコ
ード数=3、誤り訂正符号化率=1/2とした際に、デ
ータ変調として64QAMを用いると、チップレートが
3.84McpsのW−CDMAインターフェースを用
いて、8.5Mbpsの超高速データ伝送が可能とな
る。又、高速パケット伝送には、「Automatic―Repeat
―Request Error Control Schemes(S.Lin,D.Cos
tello,Jr.,and M.Miller:IEEECommunication.Ma
gazine.Vol.12,no.12,pp.5―17,Dec.1
984)」等に提案されている自動再送要求(ARQ:
Automatic Repeat reQuest)等の技術の適用も検討
されている。
行うために、パケットを送受信する基地局が、その基地
局と通信を行うアクティブな移動局との間に形成される
データを伝送する伝送路の状況を監視し、その伝送路状
況に基づいてパケットを送信する移動局を決定し、チャ
ネルを割り当てる通信方法が提案されている。例えば、
上記した文献1においては、受信状態がよい移動局への
パケットの送信に優先権を与え、その移動局に優先的に
パケットを送信することにより、セクタ(セル)内にお
けるスループットを最大にする方法が提案されている。
移動局だけが通信できる結果となり、他の移動局は通信
ができないという不公平が生じるという問題点がある。
そのため、このような不公平を低減するために、過去の
伝送路状況によって決まる伝送速度の平均値と、現在の
瞬時の伝送速度との比を求め、その比の値が大きい移動
局へのパケットを送信する通信方法が提案されている
「Data throughput ofCDMA―HDR a High Efficien
cy―High Data Rate Personal Communication Wir
eless System(J.Jalali,R.Padovani,R.Pankaj:
Proc.of IEEEVTC2000―Spring,pp.1854―
1858,Tokyo,May2000)」。この通信方法によ
れば、移動局間の不公平が緩和されるという利点があ
る。又、特開2000−224231号広報には、パケ
ットデータ毎に優先度を求め、優先度の高いパケットデ
ータに対し、早くチャネルを割り当てるパケットデータ
の通信方法が提案されている。
通信方法では、基地局は、あるパケットについて、受信
状態や伝送速度等に基づいて、一度、送信することを決
めてしまうと、その後は、そのパケットにチャネルを割
り当てて送信してしまっていた。又、送信する優先度を
求める場合にも、一度、優先度を求めてしまうと、その
後は、その優先度に基づいてパケットにチャネルを割り
当てていた。しかし、実際にパケットを送信する際に
は、一度送信すると決めたパケットや、一度求めた優先
度が高いパケットよりも低いパケットを送信すべき状況
や、一度送信すると決めたパケットや、一度求めた優先
度が高いパケットであっても、直ちにそのパケットを送
信する必要がない状況が生じることがあった。
法では、基地局は、一度求めた優先度に従ってチャネル
の割り当てを行うため、送信する際の状況に対応して、
一度求めた優先度にとらわれずにチャネル割り当てを行
うことができないという問題点があった。
に、そのパケットの送信先である移動局の受信状態が良
好でない場合には、たとえそのパケットの優先度が高く
ても、送信に失敗する可能性が高く、無線リソースを浪
費してしまう可能性が高い。そのため、その優先度の高
いパケットよりも他のパケットを送信した方が、無線リ
ソースの浪費を防ぐ観点からは好ましい。しかし、従来
の通信方法では、受信状態が良好でないにもかかわら
ず、一度求めた優先度が高いと、そのパケットにチャネ
ルが割り当てられてしまい、無線リソースを浪費してし
まうという問題点があった。
のパケットのサービス品質で要求される許容遅延時間に
余裕があるような場合には、たとえそのそのパケットの
優先度が高くても、そのパケットを直ちに送信する必要
はない。そのため、他に緊急性の高いパケットがあれ
ば、緊急性の高いパケットを優先して送信した方が好ま
しい。しかし、従来の通信方法では、一度求めた優先度
が高いと、許容遅延時間に余裕があっても、そのパケッ
トにチャネルが割り当てられてしまい、許容遅延時間に
対して過剰な品質でパケットが送信されてしまうという
問題点があった。
ずしもとらわれずに、パケットを送信する際の状況等に
応じて、臨機応変にチャネルを割り当てることのできる
基地局、制御装置、通信システム及び通信方法を提供す
ることを目的とする。
ムは、パケットの送受信を行う移動局と、その移動局に
対して送信されたパケットを端末装置から取得し、その
パケットを移動局に送信する基地局とを備える。又、本
発明に係る基地局は、パケットを端末装置から取得する
取得手段と、取得手段が取得したパケットの移動局に送
信する優先度を算出する優先度算出手段と、優先度算出
手段により算出されたパケットの優先度に重み付けを行
う重み処理手段と、重み処理手段により重み付けがされ
たパケットの優先度に基づいて、パケットに基地局がそ
のパケットを移動局に送信するチャネルを割り当てるチ
ャネル制御手段と、チャネル制御手段により割り当てら
れたチャネルでパケットを移動局に送信する送信手段と
を備えることを特徴とする。
地局によれば、取得手段が、端末装置がある移動局に宛
てて送信したパケットを、端末装置から取得する。次
に、優先度算出手段が、取得手段が取得したパケットの
移動局に送信する優先度を算出する。重み処理手段は、
算出された優先度に重み付けを行う。チャネル制御手段
は、その重み付けがされた優先度に基づいて、そのパケ
ットに移動局に送信するチャネルを割り当てる。そし
て、送信手段が、割り当てられたチャネルでパケットを
移動局に送信する。そのため、重み処理手段が、優先度
算出手段により一度算出された優先度に重み付けを行う
ことができ、チャネル制御手段は、その重み付けがされ
た優先度に基づいてチャネルの割り当てを行うことがで
きる。よって、基地局は、一度算出した優先度に必ずし
もとらわれずに、パケットを送信する際の状況等に応じ
て、臨機応変にチャネルを割り当てることができる。
を移動局に送信する伝送速度に基づいて、優先度に重み
付けを行うことができる。これによれば、重み処理手段
は、実際の伝送速度に応じて優先度を変化させることが
でき、チャネル制御手段は、実際の伝送速度を考慮した
チャネル割り当てを行うことができる。又、重み処理手
段は、取得手段がパケットを取得してから、送信手段が
そのパケットを送信せずにいる時間(以下、「送信待ち
時間」という)に基づいて、優先度に重み付けを行って
もよい。これによれば、重み処理手段は、実際の送信待
ち時間に応じて優先度を変化させることができ、チャネ
ル制御手段は、実際の送信待ち時間考慮したチャネル割
り当てを行うことができる。
を移動局に対して送信した時からのの経過時間に基づい
て、優先度に重み付けを行ってもよい。これによれば、
重み処理手段は、パケットの送信元である端末装置が、
ある移動局に対してパケットを送信した時点からの経過
時間(以下「遅延時間」という)に応じて優先度を変化
させることができ、チャネル制御手段は、実際の遅延時
間を考慮したチャネル割り当てを行うことができる。
に基づいて、優先度に重み付けを行ってもよい。これに
よれば、重み処理手段は、実際の移動局の受信状態に応
じて優先度を変化させることができ、チャネル制御手段
は、移動局の受信状態を考慮したチャネルの割り当てを
行うことができる。又、移動局の受信状態は、優先度の
重み付けを行う際に考慮されずに、チャネル制御手段
が、重み付けがされたパケットの優先度と、移動局の受
信状態に基づいて、パケットにチャネルを割り当てても
よい。これによっても、チャネル制御手段は、移動局の
受信状態を考慮したチャネルの割り当てを行うことがで
きる。
段により移動局に対して再度送信される再送パケットで
あるか否かに基づいて、優先度を算出することができ
る。一般に、移動局が受信したパケットを保持できる容
量や、基地局が送信するパケットを保持できる容量には
制限があり、再送パケットはできるだけ早く送信される
ことが望まれる。このような優先度算出手段によれば、
チャネル制御手段は、パケットが再送パケットであるか
を考慮して算出された優先度に基づいて、チャネルの割
り当てを行うことができ、上記した要望に応えることが
できる。
との間に形成される伝送路の状況(以下「伝送路状況」
という)に基づいて、優先度を算出してもよい。これに
よれば、チャネル制御手段は、伝送路の伝送速度や、移
動局における受信品質等の伝送路状況を考慮して算出さ
れた優先度に基づいて、チャネルの割り当てを行うこと
ができる。その結果、例えば、優先度算出手段が伝送路
状況として受信品質に基づいて優先度を算出した場合に
は、基地局は、高効率なパケット伝送や受信品質の向上
を実現できる。又、優先度算出手段が伝送路状況として
伝送速度に基づいて優先度を算出した場合には、基地局
は、特定の移動局への送信に偏らないようにし、複数の
移動局に通信の機会を公平に与える公平性を保持するこ
とができ、遅延時間の短縮等にも寄与することができ
る。
ス品質に基づいて、優先度を算出してもよい。これによ
れば、チャネル制御手段は、パケットのサービス品質を
考慮して算出された優先度に基づいて、チャネルの割り
当てを行うことができる。その結果、基地局は、パケッ
トに含まれるデータ(メディア)の送信に要求される遅
延時間等のサービス品質にも、対応することができる。
づいて、優先度を算出してもよい。これによれば、チャ
ネル制御手段は、パケットの送信待ち時間を考慮して算
出された優先度に基づいて、チャネルの割り当てを行う
ことができる。その結果、基地局は、特定の移動局への
送信に偏らないようにし、複数の移動局に通信の機会を
公平に与える公平性を保持することができ、遅延時間の
短縮等にも寄与することができる。
にパケットを送信する伝送速度として定められた所定の
伝送速度に基づいて、優先度を算出してもよい。これに
よれば、チャネル制御手段は、予め定められた所定の伝
送速度を考慮して算出された優先度に基づいて、チャネ
ルの割り当てを行うことができる。その結果、移動局に
対する所定伝送速度を維持することができる。
され、優先度算出手段は、優先度を算出する各情報に基
づいてそれぞれ算出される個別優先度を算出する複数の
個別優先度算出手段と、複数の個別優先度算出手段によ
り算出された複数の個別優先度を統合して優先度を決定
する優先度統合手段とを備えることが好ましい。これに
よれば、優先度算出手段は、複数の情報を考慮した優先
度を算出でき、チャネル制御手段は、複数の情報を考慮
して算出された優先度に基づいて、チャネルの割り当て
を行うことができる。その結果、用いる情報の組み合わ
せによって、高効率なパケット伝送や受信品質の向上、
移動局間の通信機会の公平性の保持、パケットに含まれ
るデータ(メディア)の送信に要求される遅延時間等の
サービス品質への対応等を同時に実現することができ
る。例えば、優先度統合手段は、複数の個別優先度にそ
れぞれ係数を乗算し、その係数が乗算された複数の個別
優先度を合計することにより優先度を決定することがで
きる。
を参照して、本発明の第1の実施の形態を説明する。図
1は、本発明の第1の実施の形態に係る通信システム1
の構成を説明する説明図である。図1に示すように、通
信システム1は、基地局2と、複数の移動局3とから構
成される。移動局3は、パケットの送受信を行う。移動
局3は、音声通信や動画通信、データ通信等を行う携帯
電話やPDA等の移動端末である。基地局2は、移動端
末、パーソナルコンピュータ、サーバ等の端末装置から
移動局3に対して送信されたパケットを、ネットワーク
等を介して取得する。基地局2は、取得したパケットを
移動局3に送信する。図2は、本発明の第1の実施の形
態に係る基地局2の構成を示すブロック図である。図2
に示すように、基地局2は、制御装置4と、ネットワー
クインターフェース部5と、送信バッファ6と、ベース
バンド処理部7と、無線部8と、アンテナ9とから構成
される。制御装置4は、信号処理部41と、時間管理部
42と、優先度算出部43と、重み処理部44と、優先
度比較部45と、送信判断部46とから構成される。
ットワーク10に接続する。ネットワークインターフェ
ース部5は、パケットの送信元である端末装置から、移
動局3に対して送信されたパケットを、ネットワーク1
0を介して取得する取得手段である。ネットワークイン
ターフェース部5は、取得したパケットを送信バッファ
6に蓄積する。ネットワークインターフェース部5は、
パケットを取得すると、時間管理部42にパケットを識
別するデータ(以下「パケット識別データ」という)を
通知する。又、ネットワークインターフェース部5は、
無線部8が受信した移動局3が端末装置に対して送信し
たパケットを、送信バッファ6から取り出し、制御装置
4の制御に従って、ネットワーク10を介して端末装置
に送信する。
ケット保持手段である。送信バッファ6には、ネットワ
ークインターフェース部5やベースバンド処理部7によ
りパケットが蓄積される。又、送信バッファに保持され
たパケットは、ベースバンド処理部7やネットワークイ
ンターフェース部5により取り出される。ベースバンド
処理部7は、移動局3に送信する送信信号の誤り訂正符
号化や拡散変調、無線部8が受信した受信信号の誤り訂
正復号や逆拡散等の信号処理を行う。又、ベースバンド
処理部7は、送信バッファ6から移動局3に送信するパ
ケットを取り出し、上記信号処理を行い、処理したパケ
ットを無線部8に提供する。又、ベースバンド処理部7
は、無線部8が受信した移動局3が端末装置に対して送
信したパケットを、無線部8から取得し、送信バッファ
6に蓄積する。
に対して送信するデータの部分(以下「データ部」とい
う)と、そのパケットの送信等を制御する制御情報の部
分(以下「制御情報部」という)とから構成される。制
御情報部には、パケットのサービス品質(QoS:Qual
ity of Service)に関する情報(以下「QoS情報」
という)や、そのパケットの送信先の移動局3のユーザ
を識別するデータ(以下「送信先ユーザ識別データ」と
いう)、パケット識別データ、送信元である端末装置が
そのパケットを送信した時刻(以下「送信元送信時刻」
という)等が含まれる。ベースバンド処理部7は、送信
バッファ6から取り出したパケットの制御情報部を取り
出し、信号処理部41に提供する。尚、QoS情報に
は、データの許容遅延時間や、音声通信サービス、動画
通信サービス又はデータ通信サービス等のパケットの送
信に利用しているサービスの種別、QoSで保証するパ
ケットの伝送速度(以下「QoS保証伝送速度」とい
う)等が含まれる。
ら送信されるACK/NACK情報や伝送路状況に関す
る情報(以下「伝送路情報」という)等を含む制御信号
を、無線部8から取得し、信号処理部41に提供する。
移動局3と基地局2との間には、上り方向の制御チャネ
ルが設定される。移動局3は、その制御チャネルで制御
信号を基地局に送信する。又、ACK/NACK情報と
は、ACK(Acknowledge)応答というパケットの受信
が成功したことを示す肯定応答と、NACK(Negative
Acknowledge)応答というパケットの受信に失敗した
ためパケットの再送を要求することを示す否定応答とか
ら構成される移動局3におけるパケットの受信結果に関
する情報いう。
御信号や端末装置に対するパケットを受信し、無線部8
に提供する。又、アンテナ9は、無線部8から提供され
たパケットを、移動局3に送信する。無線部8は、制御
装置4による制御を受けて、パケットに割り当てられた
チャネルでパケットを、送信先の移動局3に送信する送
信手段である。無線部8は、ベースバンド処理部7から
提供されたパケットをD/A変換等して、アンテナ9を
介して移動局3に送信する。又、無線部8は、アンテナ
9を介して移動局3から制御信号や端末装置に対するパ
ケットを受信し、A/D変換等してベースバンド処理部
7に提供する。又、無線部8は、無線部8がパケットを
送信するために、伝送路を形成して接続している移動局
3の数を、優先度算出部43に通知する。
ットを移動局3に送信するチャネルをパケットに割り当
てることにより、パケットの移動局3への送信を制御す
る。制御装置4は、移動局3から端末装置に対して送信
されたパケットの受信、端末装置への送信等も制御す
る。制御装置4は、ネットワークインターフェース部
5、ベースバンド処理部7、無線部8を制御する。信号
処理部41は、ベースバンド処理部7から提供されるパ
ケットの制御情報部を処理し、制御情報部に含まれるパ
ケットのQoS情報、送信先ユーザ識別データ、パケッ
ト識別データ、送信元送信時刻等を取り出す。又、信号
処理部41は、ベースバンド処理部7から提供される移
動局からの制御信号を処理し、制御信号に含まれる伝送
路情報やACK/NACK情報を取り出す。
対応付けて、そのパケットのACK/NACK情報、Q
oS情報を、優先度算出部43に提供する。又、信号処
理部41は、パケット識別データに、送信先ユーザ識別
データと、送信先の移動局3との間に形成された伝送路
の伝送路情報とを対応付けて、優先度算出部43や重み
処理部44、送信判断部46に提供する。又、信号処理
部41は、パケット識別データに対応付けて、送信元送
信時刻やACK/NACK情報を、時間管理部42に提
供する。
おける送信待ち時間や、パケットの遅延時間等、パケッ
トに関する時間を管理する時間管理手段である。時間管
理部42は、時間を測定するタイマー42aと、現在時
刻を通知する時計42bとを備える。時間管理部42
は、送信待ち時間の管理として、具体的には、送信待ち
時間の測定や、優先度算出部43や重み処理部44への
送信待ち時間の提供等を行う。時間管理部42は、ネッ
トワークインターフェース部5から、ネットワークイン
ターフェース部5が新たなパケットを取得した際に、パ
ケット識別データの通知を受ける。時間管理部42は、
パケット識別データの通知を受けると、タイマー42a
を起動し、そのパケットの送信待ち時間の測定を開始す
る。タイマー42aの測定値(タイマー値)が、そのま
ま送信待ち時間となる。本実施形態では、送信待ち時間
は、ネットワークインターフェース部5がパケットを取
得してから、無線部8がパケットを送信せずにいる時間
となり、基地局2においてパケットが送信されるのを待
たされている時間となる。
み処理部44に、定期的に、又は、優先度算出部43や
重み処理部44から要求があった時に、その時点でのパ
ケットの送信待ち時間を、パケット識別データに対応付
けて提供する。時間管理部42は、優先度比較部45か
ら、パケット識別データに対応付けられた送信見送りの
通知を受ける。又、時間管理部42は、送信判断部46
から、パケット識別データに対応付けられた送信が可能
か不可能かについての通知を受ける。
信可能と通知されたパケットについては、タイマー42
aをOFFし、送信待ち時間の測定を終了する。一方、
時間管理部42は、優先度比較部45や送信判断部46
から、送信見送りの通知や、送信不可能の通知を受けた
パケットについては、送信待ち時間の測定を続行する。
そのため、送信待ち時間は、時間管理部42により更新
されていく。
て、具体的には、遅延時間の算出や、優先度算出部43
や重み処理部44への遅延時間の通知等を行う。時間管
理部42は、信号処理部41から、パケット識別データ
に対応付けられた送信元送信時刻を取得し、保持する。
時間管理部42は、時計42bから現在時刻を取得し、
送信元送信時刻と比較して、そのパケットが送信元の端
末装置により送信された時点から現在時刻までの経過時
間、即ち、現在時刻におけるそのパケットの遅延時間を
算出する。尚、時計42bは、送信元の端末装置及び基
地局2において、同じ時刻を通知するよう予め設定して
おく。
み処理部44に、定期的に、又は、優先度算出部43や
重み処理部から要求があった時に、その時点でのパケッ
トの遅延時間を算出し、算出した遅延時間を、パケット
識別データに対応付けて提供する。時間管理部42は、
信号処理部41から、パケット識別データに対応付けら
れたACK/NACK情報を取得する。時間管理部42
は、ACK情報を取得した場合には、そのパケットの送
信は成功し、そのパケットについて遅延時間を算出する
必要がなくなるため、そのパケットのパケット識別デー
タを破棄する。時間管理部42は、NACK情報を取得
した場合には、そのパケットを再送する必要があり、遅
延時間の算出が必要であるため、そのパケットのパケッ
ト識別データ及び送信元送信時刻を、そのまま保持す
る。
ーフェース部5が取得した端末装置からのパケットの移
動局3に送信する優先度を算出する。パケットの優先度
は、パケットを移動局3に送信するチャネルを割り当て
る基準となるものである。優先度は、早くチャネルを割
り当てて送信すべきパケットの優先度が高くなるように
設定される。
算出部431と、伝送路状況優先度算出部432と、Q
oS優先度算出部433と、送信待ち時間優先度算出部
434と、優先度統合部435とから構成される。本実
施形態では、優先度として、複数の情報を用いて算出さ
れる総合的な優先度(以下「総合優先度」という)を用
いる。再送パケット優先度算出部431と、伝送路状況
優先度算出部432と、QoS優先度算出部433と、
送信待ち時間優先度算出部434は、優先度を算出する
各情報に基づいてそれぞれ算出される個別の優先度(以
下「個別優先度」という)を算出する個別優先度算出手
段である。
ットが再送パケットであるか否かに基づいて、優先度を
算出する。再送パケットとは、基地局2から移動局3に
一度送信されたパケットが、基地局2や、基地局2と移
動局3との間の伝送路、移動局3等における何らかの原
因により、移動局3に誤りなく正常にパケットが到着し
なかったため、無線部8により移動局3に対して再度送
信されるパケットをいう。再送パケットであるか否かに
基づいて算出される優先度を、以下、再送パケット優先
度という。再送パケット優先度は、個別優先度のひとつ
である。
再送パケット優先度算出部431を説明する説明図であ
る。図3に示すように、再送パケット優先度算出部43
1は、まず、移動局3のユーザ#1〜#kの新規・再送
パケット情報を得る(101)。新規・再送パケット情
報とは、移動局3のユーザ#1〜#kが送信先であるパ
ケットが、新規パケットであるか再送パケットであるか
という情報である。具体的には、再送パケット優先度算
出部431は、まず、信号処理部41からACK/NA
CK情報を取得する。再送パケット優先度算出部431
は、送信先がユーザ#1〜#kのパケットについて、N
ACK応答、即ち、再送を要求する応答があった場合に
は、そのパケットは再送パケットと判断する。一方、再
送パケット優先度算出部431は、送信先がユーザ#1
〜#kのパケットについて、NACK応答がなければ、
そのパケットは新規パケットと判断する。このようにA
CK/NACK情報を基にして、再送パケット優先度算
出部431は、ユーザ#1〜#kの新規・再送パケット
情報を得る。
ーザ#1〜#kの新規・再送パケット情報に基づいて、
送信先がユーザ#1〜#kのパケットの再送パケット優
先度を算出する(102)。再送パケット優先度算出部
431は、再送パケットの場合に付与される再送パケッ
ト優先度と、新規パケットの場合に付与される再送パケ
ット優先度を予め設定しておく。再送パケット優先度算
出部431は、ユーザ#1〜#kの新規・再送パケット
情報に基づいて、送信先がユーザ#1〜#kのパケット
が、再送パケットか新規パケットかを判断し、設定され
た再送パケット優先度を付与して、各ユーザ#1〜#k
へのパケットの再送パケット優先度を算出する。尚、移
動局3が備える受信パケットの保持手段である受信バッ
ファや、基地局2の送信バッファ6の容量には制限があ
るため、再送パケットはできるだけ早く、短い送信待ち
時間で送信されることが望まれる。そのため、再送パケ
ットに付与される再送パケット優先度は、他の個別優先
度よりも高くなるように設定されることが好ましい。
は、算出したユーザ#1〜#kの再送パケット優先度を
優先度統合部435に提供する(103)。尚、優先度
として再送パケット優先度だけを用いてチャネル割り当
てを行う場合には、再送パケット優先度算出部431
は、算出したユーザ#1〜#kの再送パケット優先度
を、直接、重み処理部44に提供する。このような再送
パケット優先度算出部431によれば、制御装置4は、
パケットが再送パケットであるかを考慮して算出された
優先度に基づいて、チャネルの割り当てを行うことがで
きる。
8と移動局3との間に形成される伝送路の状況に基づい
て、優先度を算出する。伝送路状況に基づいて算出され
る優先度を、以下、伝送路状況優先度という。伝送路状
況優先度は、個別優先度のひとつである。伝送路状況優
先度算出部432は、伝送路状況優先度を、基地局2と
各ユーザの移動局3との間に形成される複数の伝送路の
状況を比較して算出してもよく、基地局2と各ユーザの
移動局3との間に形成される各伝送路の状況に基づい
て、各ユーザについてそれぞれ一意的に算出してもよ
い。
伝送路状況優先度算出部432a,432bを説明する
説明図である。図4(a)は、伝送路状況優先度を、基
地局2と各ユーザの移動局3との間に形成される複数の
伝送路の状況を比較して算出する場合の伝送路状況優先
度算出部432aを示し、図4(b)は、伝送路状況優
先度を、基地局2と各ユーザの移動局3との間に形成さ
れる各伝送路の状況に基づいて、各ユーザについてそれ
ぞれ一意的に算出する場合の伝送路状況算出部432b
を示す。
部432a,432bは、まず、移動局3のユーザ#1
〜#kの伝送路情報を取得する(201a,201
b)。ここで、伝送路状況に関する伝送路情報には、移
動局3における受信品質、移動局3における遅延プロフ
ァイル、無線部8がパケットを移動局3に送信する伝送
速度等のスループット、移動局から送信されるTPC
(Transmit power control)ビット等の送信電力制御
に関する情報等がある。
御信号に含まれ、信号処理部41によって制御信号から
取り出される。そのため、伝送路状況優先度算出部43
2a,432bは、信号処理部41から伝送路情報を取
得する。又、移動局3は、受信品質を測定したり、伝送
速度を求めたりして伝送路状況を求めて、上り制御チャ
ネルで制御信号として基地局2に送信する。伝送路状況
優先度算出部432a,432bは、信号処理部41か
ら取得した伝送路情報をそのまま用いてもよく、その伝
送路情報から、パケットを送信するタイミングにおける
伝送路状況を予測し、その予測値を用いてもよい。又、
伝送路状況優先度算出部432a,432bは、複数の
種類の伝送路状況を取得し、組み合わせて伝送路状況優
先度を算出してもよい。
to Interference Power Ratio)、CIR(Carrie
r to Interference Power Ratio)、SNR(Signal
toNoise Power Ratio)、Eb/No(Bit Energy
per Noise)、希望波信号電力等があり、数値で表現
されるものが好ましい。SIRは、信号電力と干渉波電
力との比(信号電力対干渉波電力比)である。アクセス
方式としてCDMAを用いた場合には、SIRとして逆
拡散処理後の信号電力と干渉波電力の比を用いることが
できる。CIRは、希望波信号電力と干渉波電力との比
(希望波信号電力対干渉波電力比)をいう。尚、移動局
3の受信機における雑音電力を考慮して、CIRとし
て、希望波信号電力と干渉波電力及び雑音電力との比を
用いてもよい。アクセス方式としてCDMAを用いた場
合には、CIRとしてパイロットチャネルの希望波信号
電力と干渉波電力及び雑音電力の比を用いることができ
る。SNRは、信号電力と雑音電力との比(信号電力対
雑音電力比)をいう。Eb/Noは、1ビット当たりの
信号電力と雑音電力との比である。又、移動局における
遅延プロファイルは、移動局3に到来する電波の遅延時
間を横軸に、各電波の移動局3における受信電力を縦軸
にプロットしたグラフをいい、電波の遅延時間と受信電
力の関係を表す図である。
の干渉除去回路が使用されている場合、干渉波電力成分
に占める移動局3が位置登録を行っているセルからの干
渉波電力の成分の割合と、それ以外の他のセルからの干
渉波電力の成分の割合によって、干渉波の除去効果が異
なる。そのため、伝送路状況優先度算出手段432a,
432bは、受信品質として、移動局3が位置登録を行
っているセルからの干渉波電力の成分の割合と、それ以
外の他のセルからの干渉波電力の成分の割合を取得し、
それらを考慮してCIRやSIR等を算出することが好
ましい。尚、干渉波電力成分に占める移動局3が位置登
録を行っているセルからの干渉波電力の成分と、それ以
外の他のセルからの干渉波電力の成分との比をIor/
Iocという。
アンテナ等を用い、移動局3にアンテナビームを向け、
アンテナビームのヌルを干渉移動局の方向に向けて、電
波干渉を抑えるビームフォーミング等が行われている場
合、移動局3は、実際の信号電力、干渉波電力、希望波
信号電力、雑音電力等を用いてCIR、SIR等を算出
しても、実際の受信品質を直接求めることができない。
そのため、移動局3、又は、信号処理部41や伝送路状
況優先度算出部432a,432bにおいて、実際の信
号電力や干渉波電力、希望波信号電力、雑音電力等を用
いて算出したCIRやSIR等を補正する演算を行い、
実際のCIR、SIR等の受信品質を取得することが好
ましい。又、伝送路状況優先度算出部432a,432
bは、信号処理部41から伝送路情報としてTPCコマ
ンド等を取得し、それを基に推定したCIR等の推定値
を用いてもよい。
32bは、受信品質として、過去のある時点での受信品
質、移動局3が受信品質を求める時点での受信品質、過
去の受信品質の変動から予測される無線部8がパケット
を送信する時点における受信品質、過去のある期間の受
信品質の平均値、移動局3が受信品質を求める時点を含
む期間の受信品質の平均値、過去の受信品質の変動から
予測される無線部8がパケットを送信する時点を含む期
間における受信品質の平均値等を用いて伝送路状況優先
度を算出することができる。そのため、伝送路状況優先
度算出部432a,432bは、このような受信品質を
伝送路情報として取得する。
32bは、受信品質として、過去のある時点での受信品
質、移動局3が受信品質を求める時点での受信品質、過
去の受信品質の変動から予測される無線部8がパケット
を送信する時点における受信品質、過去のある期間にお
ける受信品質の平均値、移動局3が受信品質を求める時
点を含む期間の受信品質の平均値、過去の受信品質の変
動から予測される無線部8がパケットを送信する時点を
含む期間における受信品質の平均値の中から選択される
2つの受信品質の値の差分を用いて伝送路状況優先度を
算出することができる。このように受信品質の差分を求
める場合、伝送路状況優先度算出部432a,432b
は、受信品質の向上や低下等の変動を考慮して伝送路状
況優先度を算出できる。そのため、伝送路状況優先度算
出部432a,432bは、このような受信品質を伝送
路情報として取得する。
32bは、伝送速度等のスループットとして、過去のあ
る時点での伝送速度、移動局3が伝送速度を求める時点
での伝送速度、過去の伝送速度の変動から予測される無
線部8がパケットを送信する時点における伝送速度、過
去のある期間における伝送速度の平均値、過去の伝送速
度の変動から予測される無線部8がパケットを送信する
時点を含む期間における伝送速度の平均値等を用いて伝
送路状況優先度を算出することができる。そのため、伝
送路状況優先度算出部432a,432bは、このよう
な伝送速度を伝送路情報として取得する。
32bは、伝送速度等のスループットとして、過去のあ
る時点での伝送速度、移動局3が伝送速度を求める時点
での伝送速度、過去の伝送速度の変動から予測される無
線部8がパケットを送信する時点における伝送速度、過
去のある期間における伝送速度の平均値、過去の伝送速
度の変動から予測される無線部8がパケットを送信する
時点を含む期間における伝送速度の平均値の中から選択
される2つの伝送速度の差分を用いて伝送路状況優先度
を算出することができる。このように伝送速度の差分を
求める場合、伝送路状況優先度算出部432a,432
bは、伝送速度の向上や低下等の変動を考慮して伝送路
状況優先度を算出できる。そのため、伝送路状況優先度
算出部432a,432bは、このような伝送速度を伝
送路情報として取得する。
bは、取得した各ユーザ#1〜#lkの伝送路情報に重
み付けを行う(202a,202b)。伝送路状況優先
度算出部432a,432bは、CIRやSIR、伝送
速度等の数値に重み付けを行う。伝送路状況優先度算出
部432a,432bは、SIRやCIR等の受信品質
や伝送速度に応じて、重みを設定することができる。例
えば、伝送路状況優先度算出部432a,432bは、
伝送速度が小さいユーザや、SIRやCIRが大きいユ
ーザに対しては、高い優先度が付与されるように伝送路
情報が大きくなるような重みを設定することができる。
尚、重み付けは、正の値の重みを加算したり、1より大
きな値の重みを乗算したりして伝送路情報を大きくして
もよく、反対に、伝送路情報を小さくするために負の値
の重みを加算したり、1より小さい値の重みを乗算した
りしてもよい。
路状況優先度算出部432a,432bは、各伝送路情
報に異なる重みを重み付けしてもよい。例えば、伝送路
状況優先度算出部432a,432bは、優先度を算出
する際に重視したい伝送路情報ほど大きくなるように重
みを設定して、重み付けを行ってもよい。尚、伝送路状
況優先度算出部432a,432bは、伝送路情報への
重み付けを行わなくてもよい。
況優先度算出部432aは、ユーザ#1〜#kの伝送路
情報を比較して、各ユーザ#1〜#kに送信するパケッ
トの伝送路状況優先度を算出する(203a)。例え
ば、伝送路状況優先度算出部432aは、各ユーザ#1
〜#kのCIRに基づいて、CIRの大きいユーザから
小さいユーザへ順番を付ける(ランキングする)。そし
て、伝送路状況優先度算出部432aは、順番の早いユ
ーザの伝送路状況優先度が高くなり、順番の遅いユーザ
の伝送路状況優先度が低くなるように、各ユーザ#1〜
#kの伝送路状況優先度を算出する。
2aは、各ユーザ#1〜#kの伝送速度に基づいて、伝
送速度の大きいユーザから小さいユーザへ順番を付ける
(ランキングする)。そして、伝送路状況優先度算出部
432aは、順番の早いユーザの伝送路状況優先度が高
くなり、順番の遅いユーザの伝送路状況優先度が低くな
るように、各ユーザ#1〜#kの伝送路状況優先度を算
出する。
況優先度算出部432bは、各ユーザ#1〜#kの伝送
路情報に基づき、一意的に各ユーザ#1〜#kに送信す
るパケットの伝送路状況優先度をそれぞれ算出する(2
03b)。例えば、伝送路状況優先度算出部432b
は、複数のCIRの数値範囲と、その範囲内にCIRが
ある場合の伝送路状況優先度を設定しておく。そして、
伝送路状況優先度算出部432bは、各ユーザ#1〜#
kのCIRがどの数値範囲にあるかを判断し、その数値
範囲内にCIRがある場合の伝送路状況優先度として設
定されている値を、そのユーザの伝送路状況優先度とし
て算出する。
範囲、CIR(n)以上、CIR(n+1)未満にある
場合(nは自然数であり、数値範囲を定める数値の順番
を表す)、即ち、CIR(n)≦ユーザ#iのCIR<
CIR(n+1)が成立する場合には、その数値範囲に
CIRがある場合の伝送路状況優先度として設定されて
いる値Aを、伝送路状況優先度とする。この場合、他の
ユーザのCIRに関係なく、伝送路状況優先度をAとす
る。
a,432bは、算出したユーザ#1〜#kの伝送路状
況優先度を優先度統合部435に提供する(204a,
204b)。尚、優先度として伝送路状況優先度だけを
用いてチャネル割り当てを行う場合には、伝送路状況優
先度算出部432a,432bは、算出したユーザ#1
〜#kの伝送路状況優先度を、直接、重み処理部44に
提供する。
a,432bによれば、制御装置4は、伝送路の伝送速
度や、移動局3における受信品質等の伝送路状況を考慮
して算出された優先度に基づいて、チャネルの割り当て
を行うことができる。その結果、例えば、伝送路状況優
先度算出部432a,432bが伝送路状況として受信
品質に基づいて優先度を算出した場合には、基地局2
は、高効率なパケット伝送や受信品質の向上を実現でき
る。又、伝送路状況優先度算出部432a,432bが
伝送路状況として伝送速度に基づいて優先度を算出した
場合には、基地局2は、特定の移動局3への送信に偏ら
ないようにし、複数の移動局3に通信の機会を公平に与
える公平性を保持することができ、遅延時間の短縮等に
も寄与することができる。
サービス品質(QoS)に基づいて、優先度を算出す
る。QoSに基づいて算出される優先度を、以下、Qo
S優先度という。QoS優先度は、個別優先度のひとつ
である。QoS優先度算出部433は、QoS優先度
を、各ユーザに送信されるパケットのQoSを比較して
算出してもよく、各ユーザに送信されるパケットのQo
Sに基づいて、各ユーザについてそれぞれ一意的に算出
してもよい。図5は、本発明の第1の実施の形態に係る
QoS優先度算出部433a,433bを説明する説明
図である。図5(a)は、QoS優先度を、各ユーザに
送信されるパケットのQoSを比較して算出する場合の
QoS優先度算出部433aを示し、図5(b)は、Q
oS優先度を、各ユーザに送信されるパケットのQoS
に基づいて、各ユーザについてそれぞれ一意的に算出す
る場合のQoS優先度算出部433bを示す。
33a,433bは、移動局3のユーザ#1〜#kが送
信先であるパケットのQoS情報を取得する(301
a,301b)。パケットのQoS情報には、上記した
ように、パケットに含まれるデータの許容遅延時間や、
パケットの送信に利用しているサービスの種別、QoS
保証伝送速度等がある。QoS優先度算出部433a,
433bは、信号処理部41からQoS情報を取得す
る。
は、取得した各ユーザ#1〜#lkのQoS情報に重み
付けを行う(302a,302b)。QoS優先度算出
部433a,433bは、許容遅延時間等の数値に重み
付けを行ったり、サービス種別に応じた重みを付与した
りする。QoS優先度算出部433a,433bは、許
容遅延時間やサービス種別に応じて、重みを設定するこ
とができる。例えば、許容遅延時間が小さいユーザや、
音声通信サービスや動画通信サービスのようにリアルタ
イム性を要求されるサービスを利用するユーザに対して
は、高い優先度が付与されるようにQoS情報が大きく
なるような重みを設定することができる。
り、1より大きな値の重みを乗算したりしてQoS情報
を大きくしてもよく、反対に、QoS情報を小さくする
ために負の値の重みを加算したり、1より小さい値の重
みを乗算したりしてもよい。又、複数のQoS情報を用
いる場合、QoS優先度算出部433a,433bは、
各QoS情報に異なる重みを重み付けしてもよい。例え
ば、QoS優先度算出部433a,433bは、優先度
を算出する際に重視したいQoS情報ほど大きくなるよ
うに重みを設定して、重み付けを行ってもよい。尚、Q
oS優先度算出部433a,433bは、QoS情報へ
の重み付けを行わなくてもよい。
先度算出部433aは、ユーザ#1〜#kのQoS情報
を比較して、各ユーザ#1〜#kに送信するパケットの
QoS優先度を算出する(303a)。例えば、QoS
優先度算出部433aは、各ユーザ#1〜#kの許容遅
延時間に基づいて、許容遅延時間の小さいユーザから大
きいユーザへ順番を付ける(ランキングする)。そし
て、QoS優先度算出部433aは、順番の早いユーザ
のQoS優先度が高くなり、順番の遅いユーザのQoS
優先度が低くなるように、各ユーザ#1〜#kのQoS
優先度を算出する。
は、各ユーザ#1〜#kのQoS保証伝送速度に基づい
て、QoS保証伝送速度の大きいユーザから小さいユー
ザへ順番を付ける(ランキングする)。そして、QoS
優先度算出部433aは、順番の早いユーザのQoS優
先度が高くなり、順番の遅いユーザのQoS優先度が低
くなるように、各ユーザ#1〜#kのQoS優先度を算
出する。
先度算出部433bは、各ユーザ#1〜#kのQoS情
報に基づき、一意的に各ユーザ#1〜#kに送信するパ
ケットのQoS優先度をそれぞれ算出する(303
b)。例えば、QoS優先度算出部433bは、複数の
許容遅延時間の数値範囲と、その範囲内に許容遅延時間
がある場合のQoS優先度を設定しておく。そして、Q
oS優先度算出部433bは、各ユーザ#1〜#kの許
容遅延時間がどの数値範囲にあるかを判断し、その数値
範囲内に許容遅延時間がある場合のQoS優先度として
設定されている値を、そのユーザのQoS優先度として
算出する。
る数値範囲、許容遅延時間(n)以上、許容遅延時間
(n+1)未満にある場合(nは自然数であり、数値範
囲を定める数値の順番を表す)、即ち、許容遅延時間
(n)≦ユーザ#iの許容遅延時間<許容遅延時間(n
+1)が成立する場合には、その数値範囲に許容遅延時
間がある場合のQoS優先度として設定されている値B
を、QoS優先度とする。この場合、他のユーザの許容
遅延時間に関係なく、QoS優先度をBとする。
は、複数のQoS保証伝送速度の数値範囲と、その範囲
内にQoS保証伝送速度がある場合のQoS優先度を設
定しておく。そして、QoS優先度算出部433bは、
各ユーザ#1〜#kのQoS保証伝送速度がどの数値範
囲にあるかを判断し、その数値範囲内にQoS保証伝送
速度がある場合のQoS優先度として設定されている値
を、そのユーザのQoS優先度として算出する。この場
合も、QoS優先度算出部433bは、他のユーザのQ
oS保証伝送速度に関係なくQoS優先度を算出するこ
とができる。
33bは、算出したユーザ#1〜#kのQoS優先度を
優先度統合部435に提供する(304a,304
b)。尚、優先度としてQoS優先度だけを用いてチャ
ネル割り当てを行う場合には、QoS優先度算出部43
3a,433bは、算出したユーザ#1〜#kのQoS
優先度を、直接、重み処理部44に提供する。
433bによれば、制御装置4は、パケットのサービス
品質を考慮して算出された優先度に基づいて、チャネル
の割り当てを行うことができる。その結果、基地局2
は、パケットに含まれるデータ(メディア)の送信に要
求される遅延時間等のサービス品質にも、対応すること
ができる。
ットの送信待ち時間に基づいて、優先度を算出する。送
信待ち時間に基づいて算出される優先度を、以下、送信
待ち時間優先度という。送信待ち時間優先度は、個別優
先度のひとつである。送信待ち時間優先度算出部434
は、送信待ち時間優先度を、各ユーザに送信されるパケ
ットの送信待ち時間を比較して算出してもよく、各ユー
ザに送信されるパケットの送信待ち時間に基づいて、各
ユーザについてそれぞれ一意的に算出してもよい。図6
は、本発明の第1の実施の形態に係る送信待ち時間優先
度算出部434a,434bを説明する説明図である。
図6(a)は、送信待ち時間優先度を、各ユーザに送信
されるパケットの送信待ち時間を比較して算出する場合
の送信待ち時間優先度算出部434aを示し、図6
(b)は、送信待ち時間優先度を、各ユーザに送信され
るパケットの送信待ち時間に基づいて、各ユーザについ
てそれぞれ一意的に算出する場合の送信待ち時間優先度
算出部434bを示す。
出部434a,434bは、移動局3のユーザ#1〜#
kが送信先であるパケットの送信待ち時間に関する送信
待ち時間情報を取得する(401a,401b)。送信
待ち時間優先度算出部434a,434bは、時間管理
部42から送信待ち時間情報を取得する。送信待ち時間
優先度算出部434a,434bは、取得した各ユーザ
#1〜#lkの送信待ち時間情報に重み付けを行う(4
02a,402b)。送信待ち時間優先度算出部434
a,434bは、送信待ち時間に重み付けを行う。送信
待ち時間優先度算出部434a,434bは、送信待ち
時間に応じて、重みを設定することができる。例えば、
送信待ち時間が大きいユーザに対しては、高い優先度が
付与されるように、送信待ち時間情報が大きくなるよう
な重みを設定することができる。
り、1より大きな値の重みを乗算したりして送信待ち時
間情報を大きくしてもよく、反対に、送信待ち時間情報
を小さくするために負の値の重みを加算したり、1より
小さい値の重みを乗算したりしてもよい。尚、送信待ち
時間優先度算出部434a,434bは、送信待ち時間
情報への重み付けを行わなくてもよい。
時間優先度算出部434aは、ユーザ#1〜#kの送信
待ち時間情報を比較して、各ユーザ#1〜#kに送信す
るパケットの送信待ち時間優先度を算出する(403
a)。例えば、送信待ち時間優先度算出部434aは、
各ユーザ#1〜#kの送信待ち時間に基づいて、送信待
ち時間の大きいユーザから小さいユーザへ順番を付ける
(ランキングする)。そして、送信待ち時間優先度算出
部434aは、順番の早いユーザの送信待ち時間優先度
が高くなり、順番の遅いユーザの送信待ち時間優先度が
低くなるように、各ユーザ#1〜#kの送信待ち時間優
先度を算出する。
時間優先度算出部434bは、各ユーザ#1〜#kの送
信待ち時間情報に基づき、一意的に各ユーザ#1〜#k
に送信するパケットの送信待ち時間優先度をそれぞれ算
出する(403b)。例えば、送信待ち時間優先度算出
部434bは、複数の送信待ち時間の数値範囲と、その
範囲内に送信待ち時間がある場合の送信待ち時間優先度
を設定しておく。そして、送信待ち時間優先度算出部4
34bは、各ユーザ#1〜#kの送信待ち時間がどの数
値範囲にあるかを判断し、その数値範囲内に送信待ち時
間がある場合の送信待ち時間優先度として設定されてい
る値を、そのユーザの送信待ち時間優先度として算出す
る。
る数値範囲、送信待ち時間(n)以上、送信待ち時間
(n+1)未満にある場合(nは自然数であり、数値範
囲を定める数値の順番を表す)、即ち、送信待ち時間
(n)≦ユーザ#iの送信待ち時間<送信待ち時間(n
+1)が成立する場合には、その数値範囲に送信待ち時
間がある場合の送信待ち時間優先度として設定されてい
る値Cを、送信待ち時間優先度とする。この場合、他の
ユーザの送信待ち時間に関係なく、送信待ち時間優先度
をCとする。
a,434bは、算出したユーザ#1〜#kの送信待ち
時間優先度を優先度統合部435に提供する(404
a,404b)。尚、優先度として送信待ち時間優先度
だけを用いてチャネル割り当てを行う場合には、送信待
ち時間優先度算出部434a,434bは、算出したユ
ーザ#1〜#kの送信待ち時間優先度を、直接、重み処
理部44に提供する。
4a,434bによれば、制御装置4は、パケットの送
信待ち時間を考慮して算出された優先度に基づいて、チ
ャネルの割り当てを行うことができる。その結果、基地
局2は、特定の移動局3への送信に偏らないようにし、
複数の移動局3に通信の機会を公平に与える公平性を保
持することができ、遅延時間の短縮等にも寄与すること
ができる。
算出手段により算出された複数の個別優先度を統合し
て、総合優先度を決定する優先度統合手段である。即
ち、優先度統合部435は、個別優先度を総合的に評価
して総合優先度を決定する。本実施形態では、個別優先
度として再送パケット優先度、伝送路状況優先度、Qo
S優先度、送信待ち時間優先度を用い、これらを統合し
て総合優先度を決定する。
度算出部431、伝送路状況優先度算出部432、Qo
S優先度算出部433、送信待ち時間優先度434か
ら、個別優先度として、再送パケット優先度、伝送路状
況優先度、QoS優先度、送信待ち時間優先度を取得す
る。優先度統合部435は、取得した各個別優先度にそ
れぞれ係数を乗算し、その係数が乗算された複数の個別
優先度を合計して、総合優先度を決定する。ここで、再
送パケット優先度をv、伝送路状況優先度をx、QoS
優先度をy、送信待ち時間優先度をz、再送パケット優
先度に乗算する係数をa、伝送路状況優先度に乗算する
係数をb、QoS優先度に乗算する係数をc、送信待ち
時間優先度に乗算する係数をdとする(a〜dは、正の
実数である)。総合優先度は、以下に示す(1)式によ
り算出できる。
定してもよく、状況に応じて決定し、状況に適応的に変
化させてもよい。優先度統合部435は、例えば、伝送
路状況優先度に乗算する係数bを、他の係数a,c〜d
に比べて大きい固定値として設定したり、他の係数a,
c〜dに比べて大きくなるように変化させたりした場
合、制御装置4は、伝送路状況を重視し、伝送路状況を
優先してチャネル割り当てを行うことができる。そのた
め、例えば、伝送路状況優先度算出部432が、受信品
質に基づいて伝送路状況優先度を算出した場合には、パ
ケット伝送の効率を更に高めたり、受信品質を大きく向
上させたりすることができる。又、例えば、伝送路状況
優先度算出部432が、伝送速度に基づいて伝送路状況
優先度を算出した場合には、複数の移動局3に通信の機
会を公平に与える公平性を更に高めることができ、遅延
時間の短縮等にも大きく寄与することができる。
優先度に乗算する係数dを、他の係数a〜cに比べて大
きい固定値として設定したり、他の係数a〜cに比べて
大きくなるように変化させたりした場合、制御装置4
は、送信待ち時間を重視し、送信待ち時間を優先してチ
ャネル割り当てを行うことができる。そのため、基地局
2は、複数の移動局3に通信の機会を公平に与える公平
性を更に高めることができ、遅延時間の短縮等にも大き
く寄与することができる。
地局2の送信バッファ6の容量には制限があるため、再
送パケットはできるだけ早く、短い送信待ち時間で送信
されることが望まれる。そのため、再送パケットの優先
度が高くなるように、優先度統合部435は、再送パケ
ット優先度の係数aを、他の係数b〜dに比べて大きい
固定値として設定したり、他の係数b〜dに比べて大き
くなるように変化させたりすることが好ましい。
数a〜dの固定値の設定を変化させたり、各係数a〜d
を状況に応じて決定したりすることにより、総合優先度
を算出する条件を自由に変化させることができる。特
に、優先度統合部435は、総合優先度を算出する際に
重視したい情報に基づいて求めた個別優先度の係数が大
きくなるように、各係数a〜dの固定値を設定したり、
各係数a〜dを状況に応じて決定したりすることによ
り、重視したい情報を重視した総合優先度を、容易に算
出することができる。尚、優先度統合部435は、考慮
する必要がないと判断した個別優先度については、その
係数を0とすることができる。
におけるトラヒックの状況に応じて、係数a〜dを決定
することができる。トラヒックの状況には、無線部8と
伝送路を形成して接続している移動局3の数、その移動
局3が使用しているサービス種別、送信バッファ6に蓄
積されているパケット量等がある。優先度統合部435
は、トラヒックの状況を、定期的に、又は、係数を決定
する際に取得する。優先度統合部435は、例えば、無
線部8から、無線部8と接続している移動局3の数の通
知を受けたり、送信バッファ6に蓄積されているパケッ
ト量を調べたり、信号処理部41から取得したQoS情
報からサービス種別を取得したりして、トラヒックの状
況を取得する。
の数が多い場合や、送信バッファ6に蓄積されているパ
ケット量が多い場合等、トラヒックが多い場合には、パ
ケットの遅延時間や送信待ち時間が増加してくる。その
場合には、優先度統合部435は、QoS優先度の係数
cや送信待ち時間優先度の係数dを大きくすることによ
り、QoS優先度や送信待ち時間優先度を重視した総合
優先度を算出することができる。そのため、基地局2
は、許容遅延時間の要求に応えることができ、移動局3
間の通信機会の公平性を保持することができる。
が少ない場合や、送信バッファ6に蓄積されているパケ
ット量が少ない場合等、トラヒックが少ない場合には、
パケットの遅延時間や送信待ち時間には、余裕が生じる
ことが多い。その場合には、優先度統合部435は、伝
送路状況優先度の係数bを大きくすることにより、伝送
路状況優先度を重視した総合優先度を算出することがで
きる。そのため、基地局2は、パケットの許容遅延時間
を満たし、移動局3間の通信機会の公平性を保持しなが
ら、受信品質の向上を図ることができる。
送速度に応じて係数a〜dを決定してもよい。優先度統
合部435は、伝送速度の目標値(以下「目標伝送速
度」という)を定め、実際の伝送速度と目標伝送速度と
を比較することにより、係数a〜dを決定することがで
きる。優先度統合部435は、QoS保証伝送速度や、
QoS保証伝送速度に基づいて定めた伝送速度を目標伝
送速度とすることができる。又、優先度統合部435
は、通信システム1が移動局3のユーザに保証する伝送
速度(以下「システム保証伝送速度」という)や、シス
テム保証伝送速度に基づいて定めた伝送速度を目標伝送
速度とすることができる。ここで、通信システム1がユ
ーザに保証する伝送速度は、例えば、通信システム1を
運営し、通信サービスを提供する通信事業者と、移動局
3のユーザとの間で、ユーザが通信サービスに加入する
際等に、契約等で取り決められる。又、優先度統合部4
35は、各基地局2において任意に設定される移動局3
のユーザに保証する伝送速度(以下「基地局保証伝送速
度」という)等を目標伝送速度とすることができる。以
下、QoS保証伝送速度、システム保証伝送速度、基地
局保証伝送速度を総称して、保証伝送速度という。
ら伝送路情報として、パケット送信先のユーザの移動局
3への実際の伝送速度を、取得する。優先度統合部43
5は、QoS保証伝送速度やそれに基づいて定めた伝送
速度を目標伝送速度として用いる場合は、信号処理部4
1からパケットのQoS情報を取得し、目標伝送速度を
定める。又、優先度統合部435は、システム保証伝送
速度やそれに基づいて定めた伝送速度を目標伝送速度と
して用いる場合は、送信先ユーザ識別データと、そのユ
ーザに保証するシステム保証伝送速度やそれに基づいて
定めた目標伝送速度とを対応付けて、保持する。そし
て、優先度統合部435は、信号処理部41から、パケ
ットの送信先ユーザ識別データを取得し、その送信先ユ
ーザ識別データの目標伝送速度を取得する。又、優先度
統合部435は、基地局保証伝送速度を目標伝送速度と
して用いる場合は、基地局保証伝送速度を保持する。
送速度と目標伝送速度とを比較し、実際の伝送速度と目
標伝送速度との差、又は、実際の伝送速度と目標伝送速
度との比を求める。優先度統合部435は、その実際の
伝送速度と目標伝送速度との差や比を用いて、係数を決
定する。例えば、優先度統合部435は、実際の伝送速
度と目標伝送速度との差や比が大きい場合には、伝送路
状況優先度の係数bを大きくすることにより、伝送路状
況優先度を重視した総合優先度を算出する。これによ
り、伝送速度の小さい移動局3への送信を優先させるこ
とができ、複数の移動局3に通信の機会を公平に与える
公平性を高めることができ、遅延時間の短縮等にも大き
く寄与することができる。
延時間に応じて係数a〜dを決定してもよい。優先度統
合部435は、遅延時間の目標値(以下「目標遅延時
間」という)を定め、実際の遅延時間と目標遅延時間と
を比較することにより、係数a〜dを決定することがで
きる。優先度統合部435は、QoS情報に含まれる許
容遅延時間や、その許容遅延時間に基づいて定めた遅延
時間を目標遅延時間とすることができる。又、通信シス
テム1が移動局3のユーザに保証する遅延時間(以下
「システム保証遅延時間」という)や、システム保証遅
延時間に基づいて定めた遅延時間を目標遅延時間とする
ことができる。ここで、通信システム1がユーザに保証
する遅延時間は、上記したように、通信事業者と、移動
局3のユーザとの間で、ユーザが通信サービスに加入す
る際等に、契約等で取り決められる。又、優先度統合部
435は、各基地局2において任意に設定される移動局
3のユーザに保証する遅延時間(以下「基地局保証遅延
時間」という)等を目標遅延時間とすることができる。
ら、パケットの遅延時間を取得する。優先度統合部43
5は、QoS情報に含まれる許容遅延時間やそれに基づ
いて定めた遅延時間を目標遅延時間として用いる場合
は、信号処理部41からパケットのQoS情報を取得
し、目標遅延時間を定める。又、優先度統合部435
は、システム保証遅延時間やそれに基づいて定めた遅延
時間を目標遅延時間として用いる場合は、送信先ユーザ
識別データと、そのユーザに保証するシステム保証遅延
時間やそれに基づいて定めた目標遅延時間とを対応付け
て、保持する。そして、優先度統合部435は、信号処
理部41からパケットの送信先ユーザ識別データを取得
し、その送信先ユーザ識別データの目標遅延時間を取得
する。又、優先度統合部435は、基地局保証遅延時間
を目標遅延時間として用いる場合は、基地局保証遅延時
間を保持する。
延時間と目標遅延時間とを比較し、実際の遅延時間と目
標遅延時間との差、又は、実際の遅延時間と目標遅延時
間との比を求める。優先度統合部435は、その実際の
遅延時間と目標遅延時間との差や比を用いて、係数を決
定する。例えば、優先度統合部435は、実際の遅延時
間と目標遅延時間との差や比が大きい場合には、QoS
優先度の係数cを大きくすることにより、QoS優先度
を重視した総合優先度を算出する。これにより、目標遅
延時間に対して余裕のない遅延時間が大きいパケットの
送信を優先させることができ、パケットのQoSの要求
に応えることができる。このように、優先度統合部43
5は、その時々の状況に応じて各係数a〜dを決定する
ことにより、トラヒックの状況等、実際の状況に応じて
適応的にチャネル割り当てを行うことができる制御装置
4を構築することができる。
り算出されたパケットの優先度に重み付けを行う重み処
理手段である。重み処理部44は、優先度算出部43が
一度算出した優先度に、無線部8がパケットを移動局3
に送信する伝送速度、パケットの送信待ち時間や遅延時
間、移動局3の受信状態等の状況に基づいて、重み付け
を行う。重み処理部44は、優先度に段階的に重み付け
を行うことが好ましい。これによれば、制御装置4は、
状況の変化等に対応して徐々に重み付けを行うことがで
きる。重み処理部44は、重み付けを行った優先度を、
優先度比較部45に提供する。
重み処理部441〜444の構成を示すブロック図であ
る。図7(a)は、無線部8がパケットを移動局3に送
信する伝送速度に基づいて、優先度に重み付けを行う重
み処理部441の構成を示すブロック図である。重み処
理部441は、伝送速度比較部441aと、タイマー4
41bと、重み算出部441cと、重み付け処理部44
1dとから構成される。図8は、本発明の第1の実施の
形態に係る重みの算出方法を説明するグラフ図である。
図8(a)は、伝送速度の平均値Ri(t)と、時間t
との関係を示すグラフ図である。図8(a)の縦軸は、
伝送速度の平均値Ri(t)であり、横軸は時間tであ
る。
度と、予め定められた伝送速度の規定値(以下「規定伝
送速度」という)とを比較する。規定伝送速度は、Qo
S保証伝送速度や、システム保証伝送速度、基地局保証
伝送速度等の保証伝送速度に基づいて定めることができ
る。規定伝送速度は、優先度を変える重み付けを行うか
否かを判断する基準となる伝送速度である。そのため、
保証伝送速度を維持できるように、保証伝送速度よりも
ある程度大きい値を設定する。本実施形態では、図8
(a)に示すように、規定伝送速度Rgは、保証伝送速
度Rminを用いて定めた値Rgを用いる。
送速度に基づいて定めた規定伝送速度を用いる場合は、
信号処理部41からパケットのQoS情報を取得し、規
定伝送速度を定める。又、伝送速度比較部441aは、
システム保証伝送速度に基づいて定めた規定伝送速度を
用いる場合は、送信先ユーザ識別データと、そのユーザ
に保証するシステム保証伝送速度を用いて定めた規定伝
送速度とを対応付けて、保持する。そして、伝送速度比
較部441aは、信号処理部41からパケットの送信先
ユーザ識別データを取得し、その送信先ユーザ識別デー
タの規定伝送速度を取得する。又、伝送速度比較部44
1aは、基地局保証伝送速度に基づいて定めた規定伝送
速度を用いる場合は、その規定伝送速度を保持する。
動局3へのパケットの送信開始時から、各ユーザの移動
局3への実際の伝送速度を、信号処理部41から取得す
る。実際の伝送速度は、移動局3が制御信号を基地局2
に送信する際に測定した伝送速度でもよく、移動局3が
制御信号を基地局2に送信する直前の一定期間におい
て、測定した伝送速度の平均値でもよい。又、伝送速度
比較部441aは、定期的に伝送速度を取得してもよ
く、連続的に伝送速度を取得してもよい。本実施形態で
は、伝送速度比較部441aは、伝送速度の平均値Ri
(t)を連続的に取得する。
の伝送速度と規定伝送速度とを比較して、伝送速度の変
動を監視する。そして、伝送速度比較部441aは、実
際の伝送速度が規定伝送速度を下回ると、タイマー44
1bを起動する。伝送速度比較部441aは、実際の伝
送速度が規定伝送速度以上の間は、タイマー441bに
対しては何もせずに、伝送速度の監視を続ける。タイマ
ー441bは、伝送速度比較部441aによって起動さ
れると、時間の測定を開始する。タイマー441bは、
伝送速度比較部441aによって起動された時点からの
経過時間を測定し、そのタイマー値(測定値)を重み算
出部441cに提供する。タイマー441bは、伝送速
度比較部441aによって起動されるまでは待機してお
り、重み算出部441cに対しては何もしない。
する重みとして、伝送速度に基づいて算出される重み
(以下「伝送速度重み」という)を算出する。重み算出
部441cは算出した伝送速度重みを、重み付け処理部
441dに提供する。重み算出部441cは、タイマー
441bから取得したタイマー値τを、タイマー値τに
応じて伝送速度重みが変化する伝送速度重み関数W
(τ)に代入して、伝送速度重みを算出する。尚、重み
算出部441cは、タイマー441bから、タイマー値
が提供されない間は伝送速度重みを算出しない。
と、タイマー値τとの関係を示すグラフ図である。図8
(b)の縦軸は、伝送速度重み関数W(τ)であり、横
軸はタイマー値τである。図8に示すように、伝送速度
重み関数W(τ)は、伝送速度重みとして、一度のパケ
ットの送信で、伝送速度Ri(t)が保証伝送速度Rm
inを下回ってしまうことを防止できるタイマー値τ=
T(パケットを送信しなければ、タイマー値τがTを超
えると伝送速度Ri(t)は保証伝送速度Rminを下
回ってしまう)までに、即ち、一度の送信で、伝送速度
Ri(t)を保証伝送速度Rmin以上に維持できるタ
イマー値τ=Tまでに、必ずその移動局3に送信するパ
ケットにチャネルの割り当てが行われ、そのパケットが
送信されるような伝送速度重みWmaxが算出される関
数を用いる。
度重み関数W(τ)として、タイマー値Tにおいて、そ
のパケットの優先度が、基地局2においてチャネル割り
当てを待っているパケットの中で、必ず最大になるよう
な伝送速度重みWmaxが算出される関数を用いること
ができる。図8(b)に示す伝送速度重み関数W(τ)
は、以下の(2)式で表すことができる。
i(t)が規定伝送速度Rg以上となる時間を設定する
ことが好ましい。
て重み付け処理を行う。重み付け処理部441dは、重
み算出部441cから提供された伝送速度重みを、優先
度に加算、乗算等して重み付け処理を行う。あるユーザ
へのパケットの優先度を他のユーザへのパケットの優先
度に対して高めたい場合には、重み付け処理部441d
は、優先度を高めたいユーザへのパケット優先度に、正
の値の伝送速度重みを加算したり、1より大きい値の伝
送速度重みを乗算したり、他のユーザのパケットの優先
度に、負の値の伝送速度重みを加算したり、1より小さ
い値の伝送速度重みを乗算したりして重み付け処理を行
うことができる。本実施形態では、重み付け処理部44
1dは、パケットの優先度に、そのパケットの優先度
が、基地局2においてチャネル割り当てを待っているパ
ケットの中で、必ず最大になるような伝送速度重みWm
axを加算する。
った優先度を、優先度比較部45に提供する。尚、重み
付け処理部441dは、重み算出部441cから重みの
提供がない時は、重み付け処理を行わずに優先度をその
まま、優先度比較部45に提供する。又、重み付け処理
部441dは、重み算出部441cから重みの提供がな
い時は、例えば伝送速度重みとして0を加算したり、伝
送速度重みとして1を乗算する等、優先度を変えないよ
うな重み付けを行って、優先度比較部45に、重み付け
した優先度を提供するようにしてもよい。
際の伝送速度に応じて優先度に重み付けをして優先度を
変化させることができ、制御装置4は、実際の伝送速度
を考慮したチャネル割り当てを行うことができる。特
に、重み処理部441は、ある移動局3のユーザへのパ
ケットの実際の伝送速度と、QoS保証伝送速度やシス
テム保証伝送速度、基地局保証伝送速度に基づいて定め
た規定伝送速度とを比較して、実際の伝送速度が遅くな
ってしまった場合にだけ、そのユーザの移動局3に送信
するパケットの優先度が他のパケットの優先度に比べて
高くなるように重み付けをして、そのパケットの優先度
を高め、そのパケットにチャネルが割り当てられるよう
にする。そのため、基地局2は、QoS保証伝送速度や
システム保証伝送速度、基地局保証伝送速度を維持し、
ユーザに対して保証することができる。
のユーザへのパケットの実際の伝送速度と、規定伝送速
度とを比較して、実際の伝送速度が早い間は、そのユー
ザの移動局3に送信するパケットの優先度を高めるよう
な重み付けをしない。その結果、たとえそのパケットの
優先度が元々は高かったとしても、早く送信すべき緊急
性の高い他のパケットで、その優先度が高められたパケ
ットがあれば、その優先度が高められたパケットが先に
送信される。そのため、基地局2は、QoS保証伝送速
度やシステム保証伝送速度等に対して余裕があるパケッ
トの送信を後にすることができ、保証伝送速度に対して
過剰な伝送速度で、パケットが送信されるのを防ぐこと
ができ、他の緊急性の高いパケット等、先に送信すべき
パケットを優先させることができる。尚、重み処理部4
41は、ある移動局3のユーザへのパケットの実際の伝
送速度と、規定伝送速度とを比較して、実際の伝送速度
が早い間は、そのユーザの移動局3に送信するパケット
の優先度が低くなるように重み付けを行ってもよい。こ
れによれば、他の緊急性の高いパケット等、先に送信す
べきパケットをより確実に優先させることができる。
優先度に重み付けを行う重み処理部442の構成を示す
ブロック図である。重み処理部442は、送信待ち時間
比較部442aと、タイマー442bと、重み算出部4
42cと、重み付け処理部442dとから構成される。
送信待ち時間比較部442aは、実際の送信待ち時間
と、予め定められた送信待ち時間の規定値(以下「規定
送信待ち時間」という)とを比較する。
に基づいて定めることができる。QoS情報に含まれる
許容遅延時間を満たすためには、送信待ち時間をどの程
度抑えたらよいかという観点から、QoS情報に基づき
保証する送信待ち時間(以下「QoS保証送信待ち時
間」という)を定め、そのQoS保証送信待ち時間に基
づいて、規定送信待ち時間を定めることができる。又、
通信システム1が移動局3のユーザに送信待ち時間を保
証している場合や、各基地局2が移動局3のユーザに送
信待ち時間を保証している場合には、通信システム1が
移動局3のユーザに保証している送信待ち時間(以下
「システム保証送信待ち時間」という)や、各基地局2
が移動局3のユーザに保証している送信待ち時間(以下
「基地局保証送信待ち時間」という)に基づいて、規定
送信待ち時間を定めることができる。以下、QoS保証
送信待ち時間、システム保証送信待ち時間及び基地局保
証送信待ち時間を総称して、保証送信待ち時間という。
付けを行うか否かを判断する基準となる送信待ち時間で
ある。そのため、保証送信待ち時間を維持できるよう
に、保証送信待ち時間よりもある程度小さい値を設定す
る。送信待ち時間比較部442aは、QoS保証送信待
ち時間に基づいて定めた規定送信待ち時間を用いる場合
は、信号処理部41からパケットのQoS情報を取得
し、規定送信待ち時間を定める。又、送信待ち時間比較
部442aは、システム保証送信待ち時間に基づいて定
めた規定送信待ち時間を用いる場合は、送信先ユーザ識
別データと、そのユーザに保証するシステム保証送信待
ち時間を用いて定めた規定送信待ち時間とを対応付けて
保持する。そして、送信待ち時間比較部442aは、信
号処理部41からパケットの送信先ユーザ識別データを
取得し、その送信先ユーザ識別データの規定送信待ち時
間を取得する。又、送信待ち時間比較部442aは、基
地局保証送信待ち時間に基づいて定めた規定送信待ち時
間を用いる場合は、その規定送信待ち時間を保持する。
ークインターフェース部5がパケットを取得した時か
ら、パケットの実際の送信待ち時間を、時間管理部42
から取得する。送信待ち時間比較部442aは、定期的
に送信待ち時間を取得してもよく、連続的に送信待ち時
間を取得してもよい。送信待ち時間比較部442aは、
取得した実際の送信待ち時間と規定送信待ち時間とを比
較して、送信待ち時間の変動を監視する。そして、送信
待ち時間比較部442aは、実際の送信待ち時間が規定
送信待ち時間を上回ると、タイマー442bを起動す
る。送信待ち時間比較部442aは、実際の送信待ち時
間が規定送信待ち時間以下の間は、タイマー442bに
対しては何もせずに、送信待ち時間の監視を続ける。
442aによって起動されると、時間の測定を開始す
る。タイマー442bは、送信待ち時間比較部442a
によって起動された時点からの経過時間を測定し、その
タイマー値(測定値)を重み算出部442cに提供す
る。タイマー442bは、送信待ち時間比較部442a
によって起動されるまでは待機しており、重み算出部4
42cに対しては何もしない。
する重みとして、送信待ち時間に基づいて算出される重
み(以下「送信待ち時間重み」という)を算出する。重
み算出部442cは算出した送信待ち時間重みを、重み
付け処理部442dに提供する。重み算出部442c
は、タイマー442bから取得したタイマー値を、タイ
マー値に応じて送信待ち時間重みが変化する送信待ち時
間重み関数に代入して、送信待ち時間重みを算出する。
尚、重み算出部442cは、タイマー442bから、タ
イマー値が提供されない間は送信待ち時間重みを算出し
ない。
みとして、一度のパケットの送信で、送信待ち時間が保
証送信待ち時間を超えてしまうことを防止できるタイマ
ー値T1(パケットを送信しなければ、タイマー値がT
1を超えると送信待ち時間は保証送信待ち時間を超えて
しまう)までに、即ち、一度の送信で、送信待ち時間を
保証送信待ち時間以下に維持できるタイマー値T1まで
に、必ずその移動局3に送信するパケットにチャネルの
割り当てが行われ、そのパケットが送信されるような送
信待ち時間重みが算出される関数を用いる。例えば、送
信待ち時間重み関数として、タイマー値T1において、
そのパケットの優先度が、基地局2においてチャネル割
り当てを待っているパケットの中で、必ず最大になるよ
うな送信待ち時間重みが算出される関数を用いることが
できる。
42cから提供された送信待ち時間重みを、優先度に加
算、乗算等して重み付け処理を行う。あるユーザへのパ
ケットの優先度を他のユーザへのパケットの優先度に対
して高めたい場合には、重み付け処理部442dは、優
先度を高めたいユーザへのパケット優先度に、正の値の
送信待ち時間重みを加算したり、1より大きい値の送信
待ち時間重みを乗算したり、他のユーザのパケットの優
先度に負の値の送信待ち時間重みを加算したり、1より
小さい値の送信待ち時間重みを乗算したりして重み付け
処理を行うことができる。
った優先度を、優先度比較部45に提供する。尚、重み
付け処理部442dは、重み算出部442cから重みの
提供がない時は、重み付け処理を行わずに優先度をその
まま、優先度比較部45に提供する。又、重み付け処理
部442dは、重み算出部442cから重みの提供がな
い時は、優先度を変えないような重み付けを行って、優
先度比較部45に重み付けした優先度を提供するように
してもよい。
際の送信待ち時間に応じて重み付けを行って優先度を変
化させることができ、制御装置4は、実際の送信待ち時
間考慮したチャネル割り当てを行うことができる。特
に、重み処理部442は、ある移動局3のユーザへのパ
ケットの実際の送信待ち時間と、QoS保証送信待ち時
間やシステム保証送信待ち時間、基地局保証送信待ち時
間に基づいて定めた規定送信待ち時間とを比較して、実
際の送信待ち時間が大きくなってしまった場合にだけ、
そのユーザの移動局3に送信するパケットの優先度が他
のパケットの優先度に比べて高くなるように重み付けを
して、そのパケットの優先度を高めて、そのパケットに
チャネルが割り当てられるようにする。そのため、基地
局2は、QoS保証送信待ち時間やシステム保証送信待
ち時間、基地局保証送信待ち時間を維持し、ユーザに対
して保証することができ、移動局間の公平性を保つこと
ができる。
のユーザへのパケットの実際の送信待ち時間と、規定送
信待ち時間とを比較して、実際の送信待ち時間が短い間
は、そのユーザの移動局3に送信するパケットの優先度
を高めるような重み付けをしない。その結果、たとえそ
のパケットの優先度が元々は高かったとしても、早く送
信すべき緊急性の高い他のパケットで、その優先度が高
められたパケットがあれば、その優先度が高められたパ
ケットが先に送信される。そのため、基地局2は、Qo
S保証伝送送信待ち時間やシステム保証送信待ち時間等
に対して余裕があるパケットの送信を後にすることがで
き、保証送信待ち時間に対して過剰な送信待ち時間で、
パケットが送信されるのを防ぐことができ、他の緊急性
の高いパケット等、先に送信すべきパケットを優先させ
ることができる。尚、重み処理部442は、ある移動局
3のユーザへのパケットの実際の送信待ち時間と、規定
送信待ち時間とを比較して、実際の送信待ち時間が短い
間は、そのユーザの移動局3に送信するパケットの優先
度が低くなるように重み付けを行ってもよい。これによ
れば、他の緊急性の高いパケット等、先に送信すべきパ
ケットをより確実に優先させることができる。
度に重み付けを行う重み処理部443を示すブロック図
である。重み処理部443は、遅延時間比較部443a
と、タイマー443bと、重み算出部443cと、重み
付け処理部443dとから構成される。遅延時間比較部
443aは、実際の遅延時間と、予め定められた遅延時
間の規定値(以下「規定遅延時間」という)とを比較す
る。規定遅延時間は、例えば、QoS情報に含まれる許
容遅延時間に基づいて定めることができる。規定遅延時
間は、優先度を変える重み付けを行うか否かを判断する
基準となる遅延時間である。そのため、許容遅延時間を
満たすように、許容遅延時間よりもある程度小さい値を
設定する。
1からパケットのQoS情報を取得し、規定遅延時間を
定める。遅延時間比較部443aは、ネットワークイン
ターフェース部5がパケットを取得した時から、パケッ
トの実際の遅延時間を、時間管理部42から取得する。
遅延時間比較部443aは、定期的に遅延時間を取得し
てもよく、連続的に遅延時間を取得してもよい。遅延時
間比較部443aは、取得した実際の遅延時間と規定遅
延時間とを比較して、遅延時間の変動を監視する。そし
て、遅延時間比較部443aは、実際の遅延時間が規定
遅延時間を上回ると、タイマー443bを起動する。遅
延時間比較部443aは、実際の遅延時間が規定遅延時
間以下の間は、タイマー443bに対しては何もせず
に、送信待ち時間の監視を続ける。
3aによって起動されると、時間の測定を開始する。タ
イマー443bは、遅延時間比較部443aによって起
動された時点からの経過時間を測定し、そのタイマー値
(測定値)を重み算出部443cに提供する。タイマー
443bは、遅延時間比較部443aによって起動され
るまでは待機しており、重み算出部443cに対しては
何もしない。
する重みとして、遅延時間に基づいて算出される重み
(以下「遅延時間重み」という)を算出する。重み算出
部443cは算出した遅延時間重みを、重み付け処理部
443dに提供する。重み算出部443cは、タイマー
443bから取得したタイマー値を、タイマー値に応じ
て遅延時間重みが変化する遅延時間重み関数に代入し
て、遅延時間重みを算出する。尚、重み算出部443c
は、タイマー443bから、タイマー値が提供されない
間は遅延時間重みを算出しない。
て、一度のパケットの送信で、遅延時間が許容遅延時間
を超えてしまうことを防止できるタイマー値T2(パケ
ットを送信しなければ、タイマー値がT2を超えると遅
延時間は許容遅延時間を超えてしまう)までに、即ち、
一度の送信で、遅延時間を許容遅延時間以下に維持でき
るタイマー値T2までに、必ずその移動局3に送信する
パケットにチャネルの割り当てが行われ、そのパケット
が送信されるような遅延時間重みが算出される関数を用
いる。例えば、遅延時間重み関数として、タイマー値T
2において、そのパケットの優先度が、基地局2におい
てチャネル割り当てを待っているパケットの中で、必ず
最大になるような遅延時間重みが算出される関数を用い
ることができる。
43cから提供された遅延時間重みを、優先度に加算、
乗算等して重み付け処理を行う。あるユーザへのパケッ
トの優先度を他のユーザへのパケットの優先度に対して
高めたい場合には、重み付け処理部443dは、優先度
を高めたいユーザへのパケット優先度に、正の値の遅延
時間重みを加算したり、1より大きい値の遅延時間重み
を乗算したり、他のユーザのパケットの優先度に負の値
の遅延時間重みを加算したり、1より小さい値の遅延時
間重みを乗算したりして重み付け処理を行うことができ
る。
った優先度を、優先度比較部45に提供する。尚、重み
付け処理部443dは、重み算出部443cから遅延時
間重みの提供がない時は、重み付け処理を行わずに優先
度をそのまま、優先度比較部45に提供する。又、重み
付け処理部443dは、重み算出部443cから重みの
提供がない時は、優先度を変えないような重み付けを行
って、優先度比較部45に重み付けした優先度を提供す
るようにしてもよい。
際の遅延時間に応じて重み付けを行って優先度を変化さ
せることができ、制御装置4は、実際の遅延時間を考慮
したチャネル割り当てを行うことができる。特に、重み
処理部443は、ある移動局3のユーザへのパケットの
実際の遅延時間と、許容遅延時間に基づいて定めた規定
遅延時間とを比較して、実際の遅延時間が大きくなって
しまった場合にだけ、そのユーザの移動局3に送信する
パケットの優先度が他のパケットの優先度に比べて高く
なるように重み付けをして、そのパケットの優先度を高
めて、そのパケットにチャネルが割り当てられるように
する。そのため、基地局2は、許容遅延時間を保証する
ことができる。
のユーザへのパケットの実際の遅延時間と、規定遅延時
間とを比較して、実際の遅延時間が短い間は、そのユー
ザの移動局3に送信するパケットの優先度を高めるよう
な重み付けをしない。その結果、たとえそのパケットの
優先度が元々は高かったとしても、早く送信すべき緊急
性の高い他のパケットで、その優先度が高められたパケ
ットがあれば、その優先度が高められたパケットが先に
送信される。そのため、基地局2は、許容遅延時間に対
して余裕があるパケットの送信を後にすることができ、
許容遅延時間に対して過剰な品質で、パケットが送信さ
れるのを防ぐことができ、他の緊急性の高いパケット
等、先に送信すべきパケットを優先させることができ
る。尚、重み処理部443は、ある移動局3のユーザへ
のパケットの実際の遅延時間と、規定遅延時間とを比較
して、実際の遅延時間が短い間は、そのユーザの移動局
3に送信するパケットの優先度が低くなるように重み付
けを行ってもよい。これによれば、他の緊急性の高いパ
ケット等、先に送信すべきパケットをより確実に優先さ
せ、パケットが許容遅延時間に対して過剰な品質で送信
されることをより確実に防止できる。
報を用いて算出される総合的な重み(以下「総合重み」
という)を算出し、重み付けを行ってもよい。図7
(d)は、伝送速度、送信待ち時間、遅延時間を総合的
に判断して、優先度に重み付けを行う重み処理部444
を示すブロック図である。重み処理部444は、伝送速
度比較部444aと、送信待ち時間比較部444cと、
遅延時間比較部444eと、タイマー444b,444
d,444fと、重み算出部444gと、重み付け処理
部444lとから構成される。又、重み算出部444g
は、伝送速度重み算出部444hと、送信待ち時間重み
算出部444iと、遅延時間重み算出部444jと、重
み統合部444kとから構成される。
ー444b、伝送速度重み算出部444hは、伝送速度
比較部441a、タイマー441b、重み算出部441
cと実質的に同様である。又、送信待ち時間比較部44
4c、タイマー444d、送信待ち時間重み算出部44
4iは、送信待ち時間比較部442a、タイマー442
b、重み算出部442cと実質的に同様である。又、遅
延時間比較部444e、タイマー444f、遅延時間重
み算出部444jは、遅延時間比較部443a、タイマ
ー443b、重み算出部443cと実質的に同様であ
る。そのため、ここでは、説明を省略する。
した伝送速度重みを、送信待ち時間重み算出部444i
は、算出した送信待ち時間重みを、遅延時間重み算出部
444jは、算出した遅延時間重みを、それぞれ重み統
合部444kに提供する。又、重み算出部444gにお
いては、伝送速度重み算出部444h、送信待ち時間重
み算出部444i、遅延時間重み算出部444jは、各
情報に基づいて算出される個別の重み(以下「個別重
み」という)を算出する個別重み算出手段である。
出手段により算出された複数の個別重みを統合して、総
合重みを決定する重み統合手段である。本実施形態で
は、重み統合部444kは、伝送速度重み算出部444
h、送信待ち時間重み算出部444i、遅延時間重み算
出部444jが、それぞれ伝送速度や送信待ち時間、遅
延時間に基づいて算出した個別重みである伝送速度重
み、送信待ち時間重み、遅延時間重みを統合して、総合
重みを決定する。
である伝送速度重み、送信待ち時間重み、遅延時間重み
にそれぞれ係数を乗算し、係数が乗算された個別重み、
即ち、伝送速度重み、送信待ち時間重み、遅延時間重み
を合計して、総合重みを決定することができる。各係数
は、各基地局2において、固定値として設定してもよ
く、状況に応じて決定し、状況に適応的に変化させても
よい。重み統合部444kは、各係数の固定値の設定を
変化させたり、各係数を状況に応じて決定したりするこ
とにより、総合重みを算出する条件を自由に変化させる
ことができる。特に、重み統合部444kは、重視した
い情報に基づいて算出された個別重みの係数を大きくし
て、その情報を重視した総合重みを容易に算出すること
ができる。尚、重み統合部444kは、考慮する必要が
ないと判断した個別重みについては、その係数を0とす
ることができる。
算出部444h、送信待ち時間重み算出部444i、遅
延時間重み算出部444jから、伝送速度重み、送信待
ち時間重み、遅延時間重みのいずれかの提供がない時
は、提供されなかった重みを考慮せずに、提供された重
みだけを用いて総合重みを決定する。又、伝送速度重
み、送信待ち時間重み、遅延時間重み全ての提供がない
時は、重み統合部444kは総合重みの決定を行わな
い。重み統合部444kは、決定した総合重みを重み付
け処理部444lに提供する。
44kから提供された総合重みを、優先度に加算、乗算
等して重み付け処理を行う。重み付け処理部444l
は、重み付けを行った優先度を、優先度比較部45に提
供する。尚、重み付け処理部444lは、重み統合部4
44kから総合重みの提供がない時は、重み付け処理を
行わずに優先度をそのまま、優先度比較部45に提供す
る。又、重み付け処理部444lは、重み統合部444
kから重みの提供がない時は、優先度を変えないような
重み付けを行って、優先度比較部45に重み付けした優
先度を提供するようにしてもよい。
み処理部444は、複数の情報を考慮した重みを算出で
き、複数の情報を考慮して優先度を変化させることがで
きる。その結果、基地局2は、保証伝送速度の維持、保
証送信待ち時間の維持、許容許容遅延時間の要求への応
答等を同時に実現できる。又、基地局2は、保証伝送速
度や保証送信待ち時間、遅延時間に対して、過剰な品質
でパケットが送信されることを防止でき、他の緊急性の
高いパケット等、先に送信すべきパケットを優先するこ
とができる。
優先度算出部43及び重み処理部44を説明する説明図
である。上記したように、移動局のユーザ#1〜#kが
送信先であるパケットについて、再送パケット優先度算
出部431が再送パケット優先度を(501)、伝送路
状況優先度算出部432が伝送路状況優先度を(50
2)、QoS優先度算出部433がQoS優先度を(5
03)、送信待ち時間優先度算出部434が送信待ち時
間優先度を算出し(504)、優先度統合部435に提
供する。優先度統合部435は、取得した移動局3のユ
ーザ#1〜#kが送信先のパケットの再送パケット優先
度、伝送路状況優先度、QoS優先度、送信待ち時間優
先度を、ユーザ毎に統合して、ユーザ#1〜#kのパケ
ットの総合優先度を算出する(505)。優先度統合部
435は、総合優先度を重み処理部44に提供する。重
み処理部44では、優先度算出部43から提供された送
信先がユーザ#1〜#kのパケットの総合優先度に、ユ
ーザ毎に重み付けを行う(506)。最後に、重み処理
部44は、送信先がユーザ#1〜#kのパケットの重み
付けを行った優先度を、優先度比較部45に提供する
(507)。
り重み付けがされたパケットの優先度を比較して、送信
するパケットを判断する。優先度比較部45は、パケッ
トの優先度を比較して、重み付けがされた優先度の高い
パケットを送信するパケットに決定する。一方、優先度
比較部45は、重み付けがされた優先度の低いパケット
を、今回は送信しないパケットに決定し、そのパケット
の送信見送りを決定する。
パケットのパケット識別データを送信判断部46に提供
して、送信が決定したパケットを送信判断部46に通知
する。一方、優先度比較部45は、送信見送りを決定し
たパケットのパケット識別データを信号処理部41に提
供して、再度、優先度の算出やその重み付けを行って、
チャネルの割り当てを受けるべきパケットとして、信号
処理部41に通知する。
果を時間管理部42に通知する。優先度比較部45は、
送信見送りを決定したパケットのパケット識別データに
対応付けて、送信見送りを通知する。今回は送信しない
と決定されたパケットは、待ち行列に入る。そのため、
時間管理部42では、優先度比較部45から送信見送り
の通知を受けたパケットの送信待ち時間の測定を続行す
る。これにより、そのパケットの送信待ち時間は、更新
されていく。
信すると判断したパケットの送信先の移動局3の受信状
態に基づいて、そのパケットの送信が可能か不可能かに
ついて判断する。送信判断部46は、送信先の移動局3
の受信状態が良好な場合には、送信可能と判断する。そ
して、送信判断部46は、そのパケットに、パケットを
送信するチャネルを割り当てる。送信判断部46は、チ
ャネル割り当ての結果を、無線部8に通知する。無線部
8では、送信判断部46から通知されたチャネルの割り
当てに従って、そのパケットを移動局3に送信する。
ットにチャネルの無線リソースを割り当てて行う。無線
リソースは、アクセス方式によって異なり、TDMA
(TimeDivision Multiple Access:時分割多元接続方
式)ではタイムスロットであり、CDMA(Code Divi
sion Multiple Access:符号分割多元接続方式)では
拡散符号であり、FDMA(Frequency Division Mul
tiple Access:周波数分割多元接続方式)では周波数
である。
か不可能か判断し、パケット毎にチャネル割り当てを行
う。又、送信判断部46は、パケットを実際に移動局3
に送信する直前に、そのパケットの送信が可能か不可能
かについて高速に判断して、瞬時瞬時に、チャネル割り
当てを行うことが好ましい。
3の受信状態が良好でない場合には、送信不可能と判断
する。そして、送信判断部46は、送信不可能と判断し
たパケットのパケット識別データを信号処理部41に提
供して、再度、優先度の算出やその重み付けを行って、
チャネルの割り当てを受けるべきパケットとして、信号
処理部41に通知する。
果を時間管理部42に通知する。送信判断部46は、パ
ケットのパケット識別データに対応付けて、送信が可能
か不可能かという判断結果を、時間管理部42に通知す
る。送信不可能と判断されたパケットは、待ち行列に入
る。そのため、時間管理部42では、送信判断部46か
ら送信不可能と通知されたパケットの送信待ち時間の測
定を続行する。これにより、そのパケットの送信待ち時
間は、更新されていく。一方、送信可能と判断されたパ
ケットについては、送信待ち時間を更新する必要がない
ため、時間管理部42は、送信待ち時間の測定を終了す
る。
したパケットの送信を見合わせる。そのため、送信判断
部46は、優先度比較部45が送信すると決定した他の
パケットのパケット識別データを取得し、そのパケット
について送信可能か不可能か判断する。そして、送信判
断部46は、そのパケットを送信可能と判断した場合に
は、そのパケットに先にチャネルを割り当てる。このよ
うに、優先度比較部45と送信判断部46は、重み処理
部44により重み付けがされたパケットの優先度及び移
動局3の受信状態に基づいて、パケットに移動局3に送
信するチャネルを割り当てるチャネル制御手段を実現す
る。
と基地局2との間に形成される伝送路の状況から、移動
局3の受信状態を判断する。例えば、送信判断部46
は、伝送路状況から、移動局3の受信状態として、その
伝送路状況において、パケットの送信が成功する可能性
を示す成功確率の推定値を求める。そして、送信判断部
46は、成功確率の推定値に基づいて、送信の可否を判
断することができる。
る送信判断部46の構成を示すブロック図である。送信
判断部46は、成功確率算出部46aと、送信実績保持
部46bと、成功確率推定部46cと、成功確率比較部
46dとから構成される。成功確率算出部46aは、パ
ケットを送信した際の伝送路状況において、そのパケッ
トの送信が成功した確率、即ち、その伝送路状況におけ
る成功確率の実績値を算出する。成功確率算出部46a
は、信号処理部41からパケット送信時の伝送路状況に
関する伝送路情報と、そのパケットのACK/NACK
情報を取得する。成功確率算出部46aは、例えば、伝
送路情報としてSIRを取得する。そして、成功確率算
出部46aは、ACK/NACK情報を基に、各SIR
における成功確率の実績値を算出する。
した際の伝送路状況と、成功確率の実績値とを対応付け
て保持する。成功確率算出部46aは、算出した成功確
率の実績値を、伝送路状況と対応付けて送信実績保持部
46bに蓄積する。送信実績保持部46bは、例えば、
SIRと、そのSIRにおける成功確率の実績値とを対
応付けて保持する。
際の伝送路状況に基づいて、送信実績保持部46bから
成功確率の実績値を取得し、成功確率の推定値を求め
る。具体的には、成功確率推定部46cは、送信判断を
行う際に、信号処理部41から伝送路情報を取得する。
成功確率推定部46cは、取得した伝送路状況に基づい
て、その伝送路状況に対応する成功確率の実績値を取得
する。成功確率推定部46cは、取得した成功確率の実
績値から、現在の伝送路状況において送信が成功する可
能性を示す成功確率の推定値を求める。成功確率推定部
46cは、成功確率の推定値を成功確率比較部46dに
提供する。
値と、予め設定した成功確率の基準値とを比較して、送
信の可否を判断する。成功確率比較部46dは、成功確
率の推定値が、成功確率の基準値未満の場合には送信不
可能と判断し、成功確率の推定値が、成功確率の基準値
以上の場合には、送信可能と判断する。成功確率比較部
46dは、送信不可能と判断した場合には、信号処理部
41にそのパケットのパケット識別データを通知する。
成功確率比較部46dは、送信可能と判断した場合に
は、そのパケットにチャネルの割り当てを行って、無線
部8に通知する。
可能性のある送信を抑えて、無線リソースの浪費を防ぐ
ことができるが、あまり高すぎると、送信不可能と判断
されるパケットが増加し、制御装置4が行う優先度の算
出や比較、送信判断の処理回数が増えて、リソース割り
当ての処理効率が低下する。そのため、成功確率の基準
値は、無線リソースの浪費防止と、チャネル割り当ての
処理効率を考慮して、設定することが好ましい。成功確
率比較部46dは、設定した成功確率の基準値を保持す
る。
法について説明する。図11は、本発明の第1の実施の
形態に係る通信方法の手順を示すフロー図である。図1
1に示すように、まず、端末装置からネットワーク10
を介して、パケットが基地局2に到着し、ネットワーク
インターフェース部5がパケットを取得する(S10
1)。ネットワークインターフェース部5は、取得した
パケットを送信バッファ6に一時、蓄積する。ベースバ
ンド処理部7は、送信バッファ6からパケットを取り出
し、そのパケットの制御情報部を信号処理部41に提供
する。信号処理部41は、パケットの制御情報部からQ
oS情報やパケット識別データ等を取得する(S10
2)。
がないかどうかを検出する(S103)。移動局3は、
検出した結果を、ACK/NACK情報を含む制御信号
として、基地局2に上り制御チャネルで送信してフィー
ドバックする(S104)。無線部8が移動局3からの
制御信号を受信し、信号処理部41がベースバンド処理
部7から制御信号を取得して、ACK/NACKを取得
する(S105)。再送パケット優先度算出部431
は、ステップ(S102)において、信号処理部41が
QoS情報を取得したパケットについて、そのパケット
識別データとACK/NACK情報を基に、再送パケッ
トであるか新規パケットであるかを判断する(S10
6)。
(S107)。移動局3は推定した伝送路状況を、伝送
路情報を含む制御信号として、基地局2に上り制御チャ
ネルで送信してフィードバックする(S108)。無線
部8が移動局3からの制御信号を受信し、信号処理部4
1がベースバンド処理部7から制御信号を取得して、伝
送路情報を取得する(S109)。
・再送パケット情報、伝送路情報に基づいて、パケット
の総合優先度を算出する(S110)。重み処理部44
は、優先度算出部43が算出した総合優先度に、重み付
けを行う(S111)。優先度比較部45は、あるパケ
ットの重み付けされた優先度を、他のパケットの重み付
けされた優先度と比較して、送信すべきか否か判断する
(S112)。ステップ(S112)において、そのパ
ケットの重み付けされた優先度が、他のパケットの優先
度よりも高い場合には、優先度比較部45はそのパケッ
トを送信すると判断する。そして、送信判断部46は、
そのパケットの送信先である移動局3の受信状態に基づ
いて、送信可能か不可能かを判断する(S113)。ス
テップ(S113)において、送信可能と判断された場
合には、送信判断部46が、そのパケットにチャネルを
割り当てて、無線部8が移動局3に送信する(S11
4)。
のパケットの重み付けされた優先度が、他のパケットの
優先度よりも低い場合には、優先度比較部45はそのパ
ケットの送信を見送ると判断する。そして、そのパケッ
トは待ち行列に入る。優先度比較部45は、時間管理部
42に送信見送りを通知する。そして、時間管理部42
は、そのパケットの送信待ち時間の測定を続行し、送信
待ち時間を更新する(S115)。又、優先度比較部4
5は、信号処理部41に、送信見送りを通知する。そし
て、送信見送りと判断されたパケットについては、再
度、優先度の算出、優先度への重み付け、重み付けされ
た優先度の比較、送信判断等が行われる。その優先度の
算出や重み付けには、送信待ち時間も考慮される。
不可能と判断された場合には、そのパケットは待ち行列
に入る。送信判断部46は、時間管理部42に送信不可
能という判断結果を通知する。そして、時間管理部42
は、そのパケットの送信待ち時間の測定を続行し、送信
待ち時間を更新する(S115)。又、送信判断部46
は、信号処理部41に、送信不可能という判断結果を通
知する。そして、送信不可能と判断されたパケットにつ
いては、再度、優先度の算出、優先度への重み付け、重
み付けされた優先度の比較、送信判断等が行われる。そ
の優先度の算出や重み付けには、送信待ち時間も考慮さ
れる。
ステム1、基地局2、制御装置4及び通信方法によれ
ば、ネットワークインターフェース部5が、端末装置が
ある移動局3に宛てて送信したパケットを、端末装置か
ら取得する。次に、優先度算出部43が、ネットワーク
インターフェース部5が取得したパケットの移動局3に
送信する優先度を算出する。重み処理部44は、算出さ
れた優先度に重み付けを行う。優先度比較部45が、重
み付けがされた優先度を比較して、送信するパケットを
決定する。送信判断部46が、送信先の移動局3の受信
状態に基づいて、パケットの送信の可否を判断し、送信
可能と判断したパケットにチャネルを割り当てる。そし
て、無線部8が、割り当てられたチャネルでパケットを
移動局3に送信する。
部43により一度算出された優先度に重み付けを行い、
優先度比較部45が、その重み付けがされた優先度に基
づいて送信するパケットを決定する。そして、送信判断
部46が、送信すると決定されたパケットについて、送
信の可否を判断し、チャネルの割り当てを行うことがで
きる。よって、基地局2や制御装置4は、一度算出した
優先度に必ずしもとらわれずに、パケットを送信する際
の状況等に応じて、臨機応変にチャネルを割り当てるこ
とができる。
複数の情報を用いて総合優先度を算出する。優先度算出
部43は、再送パケット優先度算出部431と、伝送路
状況優先度算出部432と、QoS優先度算出部433
と、送信待ち時間優先度算出部434と、これらの個別
優先度算出手段により算出された複数の個別優先度、即
ち、再送パケット優先度、伝送路状況優先度、QoS優
先度、送信待ち時間優先度を統合して総合優先度を決定
する優先度統合部435とを備える。
出手段は、複数の情報を考慮した優先度を算出でき、優
先度比較部45は、複数の情報を考慮して算出された優
先度に基づいて送信するパケットを決定できる。そし
て、優先度比較部45が送信すると決定したパケットに
ついて、送信判断部46が、送信可能か不可能かを判断
し、チャネルを割り当てることができる。その結果、用
いる情報の組み合わせによって、高効率なパケット伝送
や受信品質の向上、移動局3間の通信機会の公平性の保
持、パケットに含まれるデータ(メディア)の送信に要
求される遅延時間等のサービス品質への対応等を同時に
実現することができる。
態に基づいて、パケットの送信が可能か不可能かを判断
して、チャネル割り当てを行う。そのため、制御装置4
は、移動局3の受信状態を考慮したチャネルの割り当て
を行うことができる。その結果、送信判断部46は、送
信先である移動局3の受信状態が良いときに、その移動
局3へのパケットにチャネルを割り当てて、無線部8に
そのパケットの送信機会を与えることができる。よっ
て、基地局2は、パケットの優先度が高いからといっ
て、そのパケットに対していたずらにチャネルを割り当
てて、無線リソースを浪費してしまうことを防止でき
る。即ち、基地局2は、パケットの優先度がたとえ高く
ても、そのパケットの送信が失敗する可能性の高い時に
は、無線部8にそのパケットの送信機会を割り当てない
ようにして、無線リソースの浪費を防止することができ
る。
て、本発明の第2の実施の形態を説明する。図12は、
本発明の第2の実施の形態に係る基地局202の構成を
示すブロック図である。第2の実施の形態に係る通信シ
ステムは、基地局202と、複数の移動局3とから構成
される。基地局202は、制御装置204と、ネットワ
ークインターフェース部205と、送信バッファ206
と、ベースバンド処理部207と、無線部208と、ア
ンテナ209とから構成される。制御装置204は、信
号処理部241と、時間管理部242と、優先度算出部
243と、重み処理部244と、優先度比較部245と
から構成される。又、時間管理部242は、タイマー2
42aと、時計242bとを備える。ここで、ネットワ
ークインターフェース部205、送信バッファ206、
ベースバンド処理部207、無線部208、アンテナ2
09、信号処理部241、時間管理部242は、第1の
実施の形態に係るネットワークインターフェース部5、
送信バッファ6、ベースバンド処理部7、無線部8、ア
ンテナ9、信号処理部41、時間管理部42と実質的に
同様であるため、ここでは説明を省略する。
度算出部2431と、伝送路状況優先度算出部2432
と、QoS優先度算出部2433と、送信待ち時間優先
度算出部2434と、所定伝送速度優先度算出部243
5と、優先度統合部2436とから構成される。ここ
で、再送パケット優先度算出部2431と、伝送路状況
優先度算出部2432と、QoS優先度算出部2433
と、送信待ち時間優先度算出部2434は、再送パケッ
ト優先度算出部431と、伝送路状況優先度算出部43
2と、QoS優先度算出部433と、送信待ち時間優先
度算出部434と実質的に同様であるため、ここでは説
明を省略する。
線部8が移動局3にパケットを送信する伝送速度として
定められた所定の伝送速度に基づいて、優先度を算出す
る所定伝送速度優先度算出手段である。所定の伝送速度
に基づいて算出される優先度を、以下、所定伝送速度優
先度という。所定の伝送速度は、何らかの目的で定めら
れた伝送速度をいい、例えば、QoS保証伝送速度、シ
ステム保証伝送速度等がある。所定伝送速度として、Q
oS保証伝送速度とシステム保証伝送速度のいずれか一
つを用いてもよく、QoS保証伝送速度とシステム保証
伝送速度の両者を用いてもよく、QoS保証伝送速度と
システム保証伝送速度の合計や、平均値等を用いてもよ
い。所定伝送速度優先度は、個別優先度のひとつであ
る。
定伝送速度優先度を、各ユーザに送信されるパケットの
所定伝送速度を比較して算出してもよく、各ユーザに送
信されるパケットの所定伝送速度に基づいて、各ユーザ
についてそれぞれ一意的に算出してもよい。図13は、
本発明の第2の実施の形態に係る所定伝送速度優先度算
出部2435a,2435bを説明する説明図である。
図13(a)は、所定伝送速度優先度を、各ユーザに送
信されるパケットの所定伝送速度を比較して算出する場
合の所定伝送速度優先度算出部2435aを示し、図1
3(b)は、所定伝送速度優先度を、各ユーザに送信さ
れるパケットの所定伝送速度に基づいて、各ユーザにつ
いてそれぞれ一意的に算出する場合の所定伝送速度優先
度算出部2435bを示す。
算出部2435a,2435bは、移動局3のユーザ#
1〜#kが送信先であるパケットの所定伝送速度に関す
る所定伝送速度情報を取得する(601a,601
b)。所定伝送速度優先度算出部2435a,2435
bは、所定伝送速度としてQoS保証伝送速度を用いる
場合や、QoS保証伝送速度とシステム保証伝送速度の
両者や、両者の平均値や合計を用いる場合には、信号処
理部241からパケットのQoS情報を取得し、QoS
保証伝送速度に関する情報を取得する。又、所定伝送速
度優先度算出部2435a,2435bは、所定伝送速
度としてシステム保証伝送速度を用いる場合や、システ
ム保証伝送速度とQoS保証伝送速度の両者や、両者の
平均値や合計を用いる場合には、送信先ユーザ識別デー
タと、そのユーザに保証するシステム保証伝送速度とを
対応付けて保持する。そして、所定伝送速度優先度算出
部2435a,2435bは、信号処理部241から送
信先ユーザ識別データを取得し、その送信先ユーザ識別
データのシステム保証伝送速度に関する情報を取得す
る。
5a,2435bは、所定伝送速度としてQoS保証伝
送速度やシステム保証伝送速度をそのまま用いる場合に
は、そのまま用い、QoS保証伝送速度とシステム保証
伝送速度の合計や平均値を用いる場合には、取得したQ
oS保証伝送速度とシステム保証伝送速度を用いて、両
者の合計や平均値を求め、所定伝送速度情報を得る。
435bは、取得した各ユーザ#1〜#lkの所定伝送
速度情報に重み付けを行う(602a,602b)。所
定伝送速度優先度算出部2435a,2435bは、所
定伝送速度情報に重み付けを行う。所定伝送速度優先度
算出部2435a,2435bは、所定伝送速度に応じ
て、重みを設定することができる。例えば、所定伝送速
度が大きいユーザに対しては、高い優先度が付与される
ように、所定伝送速度情報が大きくなるような重みを設
定することができる。
り、1より大きな値の重みを乗算したりして所定伝送速
度情報を大きくしてもよく、反対に、所定伝送速度情報
を小さくするために負の値の重みを加算したり、1より
小さい値の重みを乗算したりしてもよい。又、複数の所
定伝送速度情報を用いる場合、所定伝送速度優先度算出
部2435a,2435bは、各所定伝送速度情報に異
なる重み付けをしてもよい。例えば、所定伝送速度優先
度算出部2435a,2435bは、優先度を算出する
際に重視したい所定伝送速度情報ほど大きくなるように
重みを設定して、重み付けを行ってもよい。尚、所定伝
送速度優先度算出部2435a,2435bは、所定伝
送速度情報への重み付けを行わなくてもよい。
送速度優先度算出部2435aは、ユーザ#1〜#kの
所定伝送速度情報を比較して、各ユーザ#1〜#kに送
信するパケットの所定伝送速度優先度を算出する(60
3a)。例えば、所定伝送速度優先度算出部2435a
は、各ユーザ#1〜#kの所定伝送速度に基づいて、所
定伝送速度の大きいユーザから小さいユーザへ順番を付
ける(ランキングする)。そして、所定伝送速度優先度
算出部2435aは、順番の早いユーザの所定伝送速度
優先度が高くなり、順番の遅いユーザの所定伝送速度優
先度が低くなるように、各ユーザ#1〜#kの所定伝送
速度優先度を算出する。
送速度優先度算出部2435bは、各ユーザ#1〜#k
の所定伝送速度情報に基づき、一意的に各ユーザ#1〜
#kに送信するパケットの所定伝送速度優先度をそれぞ
れ算出する(603b)。例えば、所定伝送速度優先度
算出部2435bは、複数の所定伝送速度の数値範囲
と、その範囲内に所定伝送速度がある場合の所定伝送速
度優先度を設定しておく。そして、所定伝送速度優先度
算出部2435bは、各ユーザ#1〜#kの所定伝送速
度がどの数値範囲にあるかを判断し、その数値範囲内に
所定伝送速度がある場合の所定伝送速度優先度として設
定されている値を、そのユーザの所定伝送速度優先度と
して算出する。
る数値範囲、所定伝送速度(n)以上、所定伝送速度
(n+1)未満にある場合(nは自然数であり、数値範
囲を定める数値の順番を表す)、即ち、所定伝送速度
(n)≦ユーザ#iの所定伝送速度<所定伝送速度(n
+1)が成立する場合には、その数値範囲に所定伝送速
度がある場合の所定伝送速度優先度として設定されてい
る値Dを、所定伝送速度優先度とする。この場合、他の
ユーザの所定伝送速度に関係なく、所定伝送速度優先度
をDとする。
5a,2435bは、算出したユーザ#1〜#kの所定
伝送速度優先度を優先度統合部2436に提供する(6
04a,604b)。尚、優先度として所定伝送速度優
先度だけを用いてチャネル割り当てを行う場合には、所
定伝送速度優先度算出部2435a,2435bは、算
出したユーザ#1〜#kの所定伝送速度優先度を、直
接、重み処理部244に提供する。
35a,2435bによれば、制御装置4は、所定の伝
送速度を考慮して算出された優先度に基づいて、チャネ
ルの割り当てを行うことができる。その結果、基地局2
02は、所定の伝送速度として、QoS保証伝送速度や
システム保証伝送速度、QoS保証伝送速度とシステム
保証伝送速度の両者、両者の平均値や合計を用いた場合
には、QoS保証伝送速度やシステム保証伝送速度を維
持でき、QoSの要求に応えたり、ユーザにシステム保
証伝送速度を保証したりすることができる。
て再送パケット優先度、伝送路状況優先度、QoS優先
度、送信待ち時間優先度、所定伝送速度優先度を用い、
これらを統合して総合優先度を決定する。優先度統合部
2436は、所定伝送速度優先度算出部2435から
も、個別優先度として所定伝送速度優先度を取得し、以
下に示す(3)式により総合優先度を算出する以外は、
第1の実施形態の優先度統合部435と実質的に同様で
ある。そのため、ここでは説明を省略する。(3)式に
おいて、所定伝送速度優先度をu、所定伝送速度優先度
に乗算する係数をeとする(eは、正の実数である)。
る係数eを、他の係数a〜dに比べて大きい固定値とし
て設定したり、他の係数a〜dに比べて大きくなるよう
に変化させたりした場合、制御装置204は、所定伝送
速度を重視し、所定伝送速度を優先してチャネル割り当
てを行うことができる。
に基づいて、優先度に重み付けを行う。重み処理部24
4は、移動局3と基地局202との間に形成される伝送
路の状況から、移動局3の受信状態を判断する。例え
ば、重み処理部244は、伝送路状況から、移動局3の
受信状態として、その伝送路状況において、パケットの
送信が成功する可能性を示す成功確率の推定値を求め
る。そして、重み処理部244は、成功確率の推定値に
基づいて、重みを算出し、重み付け処理を行うことがで
きる。
る重み処理部2441,2442の構成を示すブロック
図である。図14(a)は、移動局3の受信状態に基づ
いて、優先度に重み付けを行う重み処理部2441の構
成を示すブロック図である。重み処理部2441は、成
功確率算出部2441aと、送信実績保持部2441b
と、成功確率推定部2441cと、重み算出部2441
dと、重み付け処理部2441eとから構成される。成
功確率算出部2441a、送信実績保持部2441b、
成功確率推定部2441cは、第1の実施の形態に係る
成功確率算出部46a、送信実績保持部46b、成功確
率推定部46cと実質的に同様であるため、ここでは説
明を省略する。但し、成功確率推定部2441cは、優
先度に重み付けを行う際の伝送路状況に基づいて、送信
実績保持部2441bから成功確率の実績値を取得し、
成功確率の推定値を求める。又、成功確率推定部244
1cは、成功確率の推定値を重み算出部2441dに提
供する。
けする重みとして、移動局3の受信状態に基づいて算出
される重み(以下「受信状態重み」という)を算出す
る。重み算出部2441dは、算出した受信状態重み
を、重み付け処理部2441eに提供する。重み算出部
2441dは、成功確率推定部2441cから取得した
成功確率の推定値に基づいて、受信状態重みを算出す
る。
ユーザの移動局3の受信状態を比較して、各ユーザに送
信するパケットの優先度に重み付けする受信状態重みを
算出する。この場合、重み算出部2441dは、各ユー
ザの移動局3の受信状態として、成功確率の推定値が大
きいユーザから小さいユーザに順番をつける(ランキン
グする)。そして、そして、重み算出部2441dは、
順番の早いユーザへのパケットの優先度に重み付けする
受信状態重みが大きくなり、順番の遅いユーザへのパケ
ットの優先度に重み付けする受信状態重みが小さくなる
ように、受信状態重みを算出する。
移動局3の受信状態に基づき、一意的に各ユーザに送信
するパケットの優先度に重み付けする受信状態重みをそ
れぞれ算出してもよい。この場合、重み算出部2441
dは、複数の成功確率の推定値の数値範囲と、その範囲
内に成功確率の推定値がある場合の受信状態重みを設定
しておく。重み算出部2441dは、成功確率の推定値
が大きい数値範囲に対応する受信状態重みほど、優先度
が大きくなるような重みを設定する。特に、重み算出部
2441dは、成功確率の推定値が小さい数値範囲に対
応する受信状態重みを、優先度が小さくなるような重み
に設定することが好ましい。例えば、受信状態重みを優
先度に加算する場合には、成功確率の推定値が小さい数
値範囲に対応する受信状態重みを負の値としたり、受信
状態重みを優先度に乗算する場合には、成功確率の推定
値が小さい数値範囲に対応する受信状態重みを1より小
さい値としたりすることが好ましい。これによれば、極
端に成功確率の推定値が小さく、受信状態の悪い移動局
3が送信先であるパケットの優先度を小さくし、そのパ
ケットの送信を行わないようにできる。そして、重み算
出部2441dは、各ユーザの移動局3の成功確率の推
定値がどの数値範囲にあるかを判断し、その数値範囲内
に成功確率の推定値がある場合の受信状態重みとして設
定されている値を、その移動局3に送信するパケットの
優先度に重み付けする受信状態重みとして算出する。
2441dから提供された受信状態重みを、優先度に加
算、乗算等して重み付け処理を行う。あるユーザへのパ
ケットの優先度を他のユーザへのパケットの優先度に対
して高めたい場合には、重み付け処理部2441eは、
優先度を高めたいユーザへのパケット優先度に、正の値
の受信状態重みを加算したり、1より大きい値の受信状
態重みを乗算したり、他のユーザのパケットの優先度に
負の値の受信状態重みを加算したり、1より小さい値の
受信状態重みを乗算したりして重み付け処理を行うこと
ができる。重み付け処理部2441eは、重み付けを行
った優先度を、優先度比較部245に提供する。
実際の移動局3の受信状態に応じて重み付けを行って優
先度を変化させることができ、制御装置204は、実際
の移動局3の受信状態を考慮したチャネル割り当てを行
うことができる。特に、重み処理部2441は、ある移
動局3の受信状態が良好でない場合には、その移動局3
に送信するパケットの優先度が、他のパケットの優先度
に比べて小さくなるように重み付けして、そのパケット
の優先度を小さくすることができる。又、重み処理部2
441は、ある移動局3の受信状態が良好な場合には、
その移動局3に送信するパケットの優先度が、他のパケ
ットに比べて高くなるように重み付けをして、そのパケ
ットの優先度を高めることができる。
良い移動局に送信するパケットにチャネルを割り当てる
ことができる。よって、基地局2は、送信先の移動局3
の受信状態が良好なときに、その移動局3へのパケット
にチャネルを割り当てて、無線部208にそのパケット
の送信機会を与えることができる。よって、基地局2
は、優先度算出部243が一度求めたパケットの優先度
が高いからといって、そのパケットに対していたずらに
チャネルを割り当てて、無線リソースを浪費してしまう
ことを防止できる。即ち、基地局2は、優先度算出部2
43が一度求めたパケットの優先度が高くても、そのパ
ケットの送信が失敗する可能性の高いときには、そのパ
ケットの優先度に受信状態重みを重み付けすることによ
りそのパケットの優先度を小さくさせて、或いは、受信
状態の良好な他の移動局3へのパケットの優先度に受信
状態重みを重み付けすることにより他のパケットの優先
度を高めて、無線部8に受信状態の良好でない移動局へ
のパケットの送信機会を割り当てないようにし、無線リ
ソースの浪費を防止できる。
でない移動局3へのパケットにかえて、優先度算出部2
43が一度求めたパケットの優先度が多少低くても、受
信状態が良好で、送信が成功する確率の高い移動局3へ
のパケットにチャネルを割り当てて送信し、無線リソー
スの浪費を防ぐことができる。
信待ち時間、遅延時間を総合的に判断して、優先度に重
み付けを行う重み処理部2442を示すブロック図であ
る。重み処理部2442は、移動局3の受信状態に加
え、他の複数の情報を用いて総合重みを算出し、重み付
けを行う。重み処理部2442は、成功確率算出部24
42aと、送信実績保持部2442bと、成功確率推定
部2442cと、伝送速度比較部2442dと、送信待
ち時間比較部2442fと、遅延時間比較部2442h
と、タイマー2442e,2442g,2442iと、
重み算出部2442jと、重み付け処理部2442pと
から構成される。又、重み算出部2442jは、受信状
態重み算出部2442kと、伝送速度重み算出部244
2lと、送信待ち時間重み算出部2442mと、遅延時
間重み算出部2442nと、重み統合部2442oとか
ら構成される。
実績保持部2442b、成功確率推定部2442c、伝
送速度比較部2442d、送信待ち時間比較部2442
f、遅延時間比較部2442h、タイマー2442e,
2442g,2442i、重み付け処理部2442p、
受信状態重み算出部2442k、伝送速度重み算出部2
442l、送信待ち時間重み算出部2442m、遅延時
間重み算出部2442n、重み統合部2442oは、成
功確率算出部2441a、送信実績保持部2441b、
成功確率推定部2441c、第1の実施の形態に係る伝
送速度比較部444a、送信待ち時間比較部444c、
遅延時間比較部444e、タイマー444b,444
d,444f、重み付け処理部444l、重み算出部2
441d、伝送速度重み算出部444h、送信待ち時間
重み算出部444i、遅延時間重み算出部444j、重
み統合部444kと実質的に同様である。そのため、こ
こでは、説明を省略する。
出した受信状態重みを重み統合部2442oに提供す
る。又、重み算出部2442jにおいては、受信状態重
み算出部2442kは、個別重み算出手段である。重み
統合部2442oは、本実施形態では、受信状態重み、
伝送速度重み、送信待ち時間重み、遅延時間重みを統合
して、総合重みを決定する。
ば、重み処理部2442は、複数の情報を考慮した重み
を算出でき、複数の情報を考慮して優先度を変化させる
ことができる。そのため、基地局202は、無線リソー
スの浪費の防止、保証伝送速度の維持、保証送信待ち時
間の維持、許容遅延時間の要求への応答等を同時に実現
できる。特に、基地局202は、保証伝送速度や保証送
信待ち時間、許容遅延時間を維持しつつ、移動局3の受
信状態が比較的良好なときに、その移動局3へのパケッ
トにチャネルを割り当てて、無線部8にその移動局3へ
のパケットの送信機会を与えることができ、無線リソー
スの浪費を防止できる。
により重み付けがされたパケットの優先度を比較して、
送信するパケットを判断する。優先度比較部245は、
重み付けがされた優先度の高いパケットを送信するパケ
ットに決定する。一方、優先度比較部245は、重み付
けがされた優先度の低いパケットを、今回は送信しない
パケットに決定し、そのパケットの送信見送りを決定す
る。
たパケットに、パケットを送信するチャネルを割り当て
る。優先度比較部245は、チャネル割り当ての結果
を、無線部208に通知する。無線部208では、優先
度比較部245から通知されたチャネルの割り当てに従
って、そのパケットを移動局3に送信する。優先度比較
部245は、パケット毎に優先度を比較し、パケット毎
にチャネル割り当てを行う。又、優先度比較部245
は、パケットを実際に移動局3に送信する直前に、その
パケットの優先度を高速に比較して、送信するパケット
を決定し、瞬時瞬時にチャネル割り当てを行うことが好
ましい。
を決定したパケットのパケット識別データを信号処理部
241に提供して、再度、優先度の算出やその重み付け
を行って、チャネルの割り当てを受けるべきパケットと
して、信号処理部241に通知する。又、優先度比較部
245は、優先度の比較結果を時間管理部242に通知
する。優先度比較部245は、パケットのパケット識別
データに対応付けて、送信するか送信見送りかという判
断結果を、時間管理部242に通知する。送信見送りと
判断されたパケットは、待ち行列に入る。そのため、時
間管理部242では、優先度比較部245から送信見送
りと通知されたパケットの送信待ち時間の測定を続行す
る。これにより、そのパケットの送信待ち時間は、更新
されていく。一方、送信すると判断されたパケットは、
送信待ち時間を更新する必要がないため、時間管理部2
42は、送信待ち時間の測定を終了する。
処理部44により重み付けがされたパケットの優先度に
基づいて、パケットに移動局3に送信するチャネルを割
り当てるチャネル制御手段を実現する。本実施形態にお
いては、移動局3の受信状態は、重み処理部244によ
り考慮され、優先度比較部245は、受信状態を考慮し
て重み付けがされた優先度を比較して、チャネル割り当
てを行うことができる。そのため、制御装置204は、
第1の実施の形態に係る制御装置4に比べて、チャネル
割り当ての処理を簡略化できる。
を用いて行う通信方法について説明する。図15は、本
発明の第2の実施の形態に係る通信方法の手順を示すフ
ロー図である。まず、端末装置からネットワーク10を
介してパケットが基地局202に到着し、ネットワーク
インターフェース部205がパケットを取得する(S2
01)。ネットワークインターフェース部205は、取
得したパケットを送信バッファ206に一時、蓄積す
る。ベースバンド処理部207は、送信バッファ206
からパケットを取り出し、そのパケットの制御情報部を
信号処理部241に提供する。
部からQoS情報や送信先ユーザ識別データ等を取得す
る。所定伝送速度優先度算出部2435は、送信先ユー
ザ識別データと、そのユーザに保証するシステム保証伝
送速度とを対応付けて保持しており、送信先ユーザ識別
データを基に、そのパケットの送信先である移動局3の
ユーザのシステム保証伝送速度を取得する。又、所定伝
送速度優先度算出部2435は、QoS情報から、Qo
S保証伝送速度を取得する。このようにして、所定伝送
速度優先度算出部2435は、そのパケットの送信先で
ある移動局3のユーザの所定伝送速度情報を取得する
(S202)。
がないかどうかを検出する(S203)。移動局3は、
検出した結果を、ACK/NACK情報を含む制御信号
として、基地局202に上り制御チャネルで送信してフ
ィードバックする(S204)。無線部208が移動局
3からの制御信号を受信し、信号処理部241がベース
バンド処理部207から制御信号を取得して、ACK/
NACKを取得する(S205)。再送パケット優先度
算出部2431は、ステップ(S202)において、信
号処理部241がQoS情報を取得したパケットについ
て、そのパケット識別データとACK/NACK情報を
基に、再送パケットであるか新規パケットであるかを判
断する(S206)。
(S207)。移動局3は推定した伝送路状況を、伝送
路情報を含む制御信号として、基地局202に上り制御
チャネルで送信してフィードバックする(S208)。
無線部208が移動局3からの制御信号を受信し、信号
処理部241がベースバンド処理部207から制御信号
を取得して、伝送路情報を取得する(S209)。
規・再送パケット情報、伝送路情報、所定伝送速度情報
に基づいて、パケットの総合優先度を算出する(S21
0)。重み処理部244は、優先度算出部243が算出
した総合優先度に、移動局3の受信状態に基づいて、重
み付けを行う(S211)。優先度比較部245は、あ
るパケットの重み付けされた優先度を、他のパケットの
重み付けされた優先度と比較して、送信すべきか否か判
断する(S212)。ステップ(S212)において、
そのパケットの重み付けされた優先度が、他のパケット
の優先度よりも高い場合には、優先度比較部245はそ
のパケットを送信すると判断する。優先度比較部245
は、そのパケットにチャネルを割り当てて、無線部20
8が移動局3に送信する(S213)。
のパケットの重み付けされた優先度が、他のパケットの
優先度よりも低い場合には、優先度比較部245はその
パケットの送信を見送ると判断する。そして、そのパケ
ットは待ち行列に入る。優先度比較部245は、時間管
理部242に送信見送りを通知する。そして、時間管理
部242は、そのパケットの送信待ち時間の測定を続行
し、送信待ち時間を更新する(S214)。又、優先度
比較部245は、信号処理部241に、送信見送りを通
知する。そして、送信見送りと判断されたパケットにつ
いては、再度、優先度の算出、優先度への重み付け、重
み付けされた優先度の比較が行われる。その優先度の算
出や重み付けには、送信待ち時間も考慮される。
ステム、基地局202、制御装置204及び通信方法に
よれば、重み処理部244が、優先度算出部243によ
り一度算出された優先度に、移動局3の受信状態等に基
づいて重み付けを行い、優先度比較部245が、その重
み付けがされた優先度に基づいて送信するパケットを決
定し、チャネルの割り当てを行うことができる。よっ
て、基地局202や制御装置204は、一度算出した優
先度に必ずしもとらわれずに、パケットを送信する際の
移動局3の受信状態等に応じて、臨機応変にチャネルを
割り当てることができる。
一度定めた優先度に必ずしもとらわれずに、パケットを
送信する際の状況等に応じて、臨機応変にチャネルを割
り当てることのできる基地局、制御装置、通信システム
及び通信方法を提供することができる。
の構成を説明する説明図である。
を示すブロック図である。
優先度算出部を説明する説明図である。
先度算出部を説明する説明図である。
算出部を説明する説明図である。
優先度算出部を説明する説明図である。
構成を示すブロック図である。
法を説明するグラフ図である。
及び重み処理部を説明する説明図である。
の構成を示すブロック図である。
手順を示すフロー図である。
成を示すブロック図である。
度優先度算出部を説明する説明図である。
の構成を示すブロック図である。
手順を示すフロー図である。
44b,444d,444f,2442e,2442
g,2442i タイマー 42b,242b 時計 43,243 優先度算出部 44,244,441,442,443,444,24
41,2442 重み処理部 45,245 優先度比較部 46 送信判断部 46a,2441a,2442a 成功確率算出部 46b,2441b,2442b 送信実績保持部 46c,2441c,2442c 成功確率推定部 46d 成功確率比較部 431,431a,431b,2431 再送パケット
優先度算出部 432,432a,432b,2432 伝送路状況優
先度算出部 433,433a,433b,2433 QoS優先度
算出部 434,434a,434b,2434 送信待ち時間
優先度算出部 435,2436 優先度統合部 441a,444a,2442d 伝送度比較部 441c,442c,443c,444g,2441
d,2442j 重み算出部 441d,442d,443d,444l,2441
e,2442p 重み付け処理部 442a,444c,2442f 送信待ち時間比較部 443a,444e,2442h 遅延時間比較部 444h,2442l 伝送速度重み算出部 444i,2442m 送信待ち時間重み算出部 444j,2442n 遅延時間重み算出部 444k,2442o 重み統合部 2435,2435a,2435b 所定伝送速度優先
度算出部 2442k 受信状態重み算出部
Claims (28)
- 【請求項1】 端末装置から移動局に対して送信された
パケットを取得し、該パケットを前記移動局に送信する
基地局であって、 前記パケットを前記端末装置から取得する取得手段と、 該取得手段が取得した前記パケットの前記移動局に送信
する優先度を算出する優先度算出手段と、 該優先度算出手段により算出された前記パケットの優先
度に重み付けを行う重み処理手段と、 該重み処理手段により重み付けがされた前記パケットの
優先度に基づいて、前記パケットに前記移動局に送信す
るチャネルを割り当てるチャネル制御手段と、 該チャネル制御手段により割り当てられたチャネルで前
記パケットを前記移動局に送信する送信手段とを備える
ことを特徴とする基地局。 - 【請求項2】 前記重み処理手段は、前記送信手段が前
記パケットを前記移動局に送信する伝送速度に基づい
て、前記優先度に重み付けを行うことを特徴とする請求
項1に記載の基地局。 - 【請求項3】 前記重み処理手段は、前記取得手段が前
記パケットを取得してから、前記送信手段が前記パケッ
トを送信せずにいる時間に基づいて、前記優先度に重み
付けを行うことを特徴とする請求項1に記載の基地局。 - 【請求項4】 前記重み処理手段は、前記端末装置が前
記パケットを送信した時からの経過時間に基づいて、前
記優先度に重み付けを行うことを特徴とする請求項1に
記載の基地局。 - 【請求項5】 前記重み処理手段は、前記移動局の受信
状態に基づいて、前記優先度に重み付けを行うことを特
徴とする請求項1に記載の基地局。 - 【請求項6】 前記チャネル制御手段は、前記重み付け
がされたパケットの優先度及び前記移動局の受信状態に
基づいて、前記パケットに前記チャネルを割り当てるこ
とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の基地
局。 - 【請求項7】 前記優先度算出手段は、前記パケットが
前記送信手段により前記移動局に対して再度送信される
再送パケットであるか否かに基づいて、前記優先度を算
出することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記
載の基地局。 - 【請求項8】 前記優先度算出手段は、前記送信手段と
前記移動局との間に形成される伝送路の状況に基づい
て、前記優先度を算出することを特徴とする請求項1乃
至6のいずれかに記載の基地局。 - 【請求項9】 前記優先度算出手段は、前記パケットの
サービス品質に基づいて、前記優先度を算出することを
特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の基地局。 - 【請求項10】 前記優先度算出手段は、前記取得手段
が前記パケットを取得してから、前記送信手段が前記パ
ケットを送信せずにいる時間に基づいて、前記優先度を
算出することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに
記載の基地局。 - 【請求項11】 前記優先度算出手段は、前記送信手段
が前記移動局に前記パケットを送信する伝送速度として
定められた所定の伝送速度に基づいて、前記優先度を算
出することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記
載の基地局。 - 【請求項12】 前記優先度は、複数の情報を用いて算
出され、 前記優先度算出手段は、 前記優先度を算出する各情報に基づいてそれぞれ算出さ
れる個別優先度を算出する複数の個別優先度算出手段
と、 該複数の個別優先度算出手段により算出された複数の個
別優先度を統合して前記優先度を決定する優先度統合手
段とを備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
かに記載の基地局。 - 【請求項13】 前記優先度統合手段は、前記複数の個
別優先度にそれぞれ係数を乗算し、該係数が乗算された
複数の個別優先度を合計することにより前記優先度を決
定することを特徴とする請求項12に記載の基地局。 - 【請求項14】 パケットを移動局に送信する基地局に
設けられ、前記パケットの前記移動局への送信を制御す
る制御装置であって、 前記パケットの前記移動局に送信する優先度を算出する
優先度算出手段と、 該優先度算出手段により算出された前記パケットの優先
度に重み付けを行う重み処理手段と、 該重み処理手段により重み付けがされた前記パケットの
優先度に基づいて、前記パケットに前記移動局に送信す
るチャネルを割り当てるチャネル制御手段とを備えるこ
とを特徴とする制御装置。 - 【請求項15】 パケットの送受信を行う移動局と、 該移動局に対して端末装置から送信されたパケットを取
得し、該パケットを前記移動局に送信する基地局とを備
える通信システムであって、 前記基地局は、 前記パケットを前記端末装置から取得する取得手段と、 該取得手段が取得した前記パケットの前記移動局に送信
する優先度を算出する優先度算出手段と、 該優先度算出手段により算出された前記パケットの優先
度に重み付けを行う重み処理手段と、 該重み処理手段により重み付けがされた前記パケットの
優先度に基づいて、前記パケットを前記移動局に送信す
るチャネルを割り当てるチャネル制御手段と、 該チャネル制御手段により割り当てられたチャネルで前
記パケットを前記移動局に送信する送信手段とを備える
ことを特徴とする通信システム。 - 【請求項16】 基地局が端末装置から移動局に対して
送信されたパケットを取得し、該パケットを前記移動局
に送信する通信方法であって、 前記パケットを前記端末装置から取得するステップと、 該取得した前記パケットの前記移動局に送信する優先度
を算出するステップと、 該算出された前記パケットの優先度に重み付けを行うス
テップと、 該重み付けがされた前記パケットの優先度に基づいて、
前記パケットを前記移動局に送信するチャネルを割り当
てるステップと、 該割り当てられたチャネルで前記パケットを前記移動局
に送信するステップとを有することを特徴とする通信方
法。 - 【請求項17】 前記基地局が前記パケットを前記移動
局に送信する伝送速度に基づいて、前記優先度に重み付
けを行うことを特徴とする請求項16に記載の通信方
法。 - 【請求項18】 前記基地局が前記パケットを取得して
から、該パケットを送信せずにいる時間に基づいて、前
記優先度に重み付けを行うことを特徴とする請求項16
に記載の通信方法。 - 【請求項19】 前記端末装置が前記パケットを送信し
た時からの経過時間に基づいて、前記優先度に重み付け
を行うことを特徴とする請求項16に記載の通信方法。 - 【請求項20】 前記移動局の受信状態に基づいて、前
記優先度に重み付けを行うことを特徴とする請求項16
に記載の通信方法。 - 【請求項21】 前記重み付けがされたパケットの優先
度及び前記移動局の受信状態に基づいて、前記パケット
に前記チャネルを割り当てることを特徴とする請求項1
6乃至19のいずれかに記載の通信方法。 - 【請求項22】 前記パケットが前記基地局から前記移
動局に対して再度送信される再送パケットであるか否か
に基づいて、前記優先度を算出することを特徴とする請
求項16乃至21のいずれかに記載の通信方法。 - 【請求項23】 前記基地局と前記移動局との間に形成
される伝送路の状況に基づいて、前記優先度を算出する
ことを特徴とする請求項16乃至21のいずれかに記載
の通信方法。 - 【請求項24】 前記パケットのサービス品質に基づい
て、前記優先度を算出することを特徴とする請求項16
乃至21のいずれかに記載の通信方法。 - 【請求項25】 前記基地局が前記パケットを取得して
から、該パケットを送信せずにいる時間に基づいて、前
記優先度を算出することを特徴とする請求項16乃至2
1のいずれかに記載の通信方法。 - 【請求項26】 前記基地局が前記移動局に前記パケッ
トを送信する伝送速度として定められた所定の伝送速度
に基づいて、前記優先度を算出することを特徴とする請
求項16乃至21のいずれかに記載の通信方法。 - 【請求項27】 前記優先度は、複数の情報を用いて算
出され、 前記優先度を算出するステップは、 前記優先度を算出する各情報に基づいてそれぞれ算出さ
れる複数の個別優先度を算出するステップと、 該複数の個別優先度を統合して前記優先度を決定するス
テップとを有することを特徴とする請求項16乃至21
のいずれかに記載の通信方法。 - 【請求項28】 前記優先度を決定するステップは、 前記複数の個別優先度にそれぞれ係数を乗算するステッ
プと、 該係数が乗算された複数の個別優先度を合計するステッ
プとを有することを特徴とする請求項27に記載の通信
方法。
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