JP2003236302A - 多重効用濃縮システム及び方法 - Google Patents

多重効用濃縮システム及び方法

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JP2003236302A
JP2003236302A JP2002118803A JP2002118803A JP2003236302A JP 2003236302 A JP2003236302 A JP 2003236302A JP 2002118803 A JP2002118803 A JP 2002118803A JP 2002118803 A JP2002118803 A JP 2002118803A JP 2003236302 A JP2003236302 A JP 2003236302A
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pipe
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Sang-Beom Kim
相 凡 金
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    • B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01D—SEPARATION
    • B01D1/00—Evaporating
    • B01D1/26—Multiple-effect evaporating
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/02—Treatment of water, waste water, or sewage by heating
    • C02F1/04—Treatment of water, waste water, or sewage by heating by distillation or evaporation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的に液体を濃縮する多重効用濃縮システ
ムを提供すること。 【解決手段】 高圧ポンプ10aとエジェクター10b
とから構成された真空装置10によって、凝縮器9、第
3蒸発濃縮器5、第3熱交換器2c、第2蒸発濃縮器
4、第2熱交換器2b、第1蒸発濃縮器3及び第1熱交
換器2aを減圧させる。第1圧力感知/調節装置V/S
1及び第5電子開閉弁V5によって第1蒸発濃縮器3の
内部圧力を第1の所定圧力に設定し、第2圧力感知/調
節装置V/S2及び第7電子開閉弁V7によって第2蒸
発濃縮器4の内部圧力を第1の所定圧力より低く第3の
所定圧力より高い第2の所定圧力に設定する。圧力差を
利用することにより、廃水は各蒸発濃縮器で迅速に蒸気
と濃縮水とに分離され、濃縮液はポンプを用いずに移送
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多重効用濃縮システ
ム及び方法に関し、詳しくは、廃水または製薬液等の液
体から、低含水率の濃縮物と高純度の純水とを得ること
が出来る多重効用濃縮システム及び方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の多重効用濃縮システムは複数の大
気圧状態の蒸発濃縮器を備え、各蒸発濃縮器で順次的に
廃水または製薬等を濃縮して濃縮液を作る。濃縮液は蒸
発濃縮器から次の蒸発濃縮器にポンプを用いて移送され
たり、該濃縮液を貯蔵するタンクにポンプを用いて排出
される。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、従来の
多重用濃縮システムでは、各蒸発濃縮器に流入される加
熱された廃水または製薬液等の供給液が蒸発濃縮機内で
大気圧を受けるようになり、効率的に各蒸発濃縮器で廃
水または製薬液等を迅速に蒸気と濃縮水とに分離するこ
とができないため、多数の蒸発濃縮器を必要とする。こ
れに伴い、各蒸発濃縮器で濃縮した濃縮液を移送させる
ために多数のポンプを必要とする。従って、従来の多重
効用濃縮システムは高価であり、濃縮に多くの費用が所
要された。
【0004】本発明は前記の問題点を解決しようと案出
されたものであって、液体を迅速にかつ効率的に濃縮す
ることができる多重効用濃縮システムおよび方法を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の多重効用濃縮システムおよび方法は、廃水
または製薬液等を多重効用濃縮装置によって濃縮するに
おいて、各蒸発濃縮器と各熱交換器とを順次的に連通さ
せ減圧手段によって各蒸発濃縮器と各熱交換器とを互い
に相異な減圧状態に作った後、各蒸発濃縮器に流入され
る加熱された供給液が下流側に行く程、大気圧以下の低
い圧力を各蒸発濃縮器で受けるように構成されている。
【0006】請求項1の発明は、液体を多段階で濃縮す
る多重効用濃縮システムであって、前記液体を加熱する
第1熱交換器と、前記第1熱交換器の下流に配置され、
加熱された前記液体から比較的気化しやすい成分の蒸気
を分離して低次濃縮液を得るための第1蒸発濃縮器と、
前記第1蒸発濃縮器の下流に配置され、前記蒸気を用い
て前記低次濃縮液を加熱する第2熱交換器と、前記第2
熱交換器の下流に配置され、加熱された前記低次濃縮液
から比較的蒸発しやすい成分の蒸気を分離して高次濃縮
液を得るための第2蒸発濃縮器と、前記第2蒸発濃縮器
の下流に配置され、前記蒸気を液化するための凝縮器
と、前記凝縮器を減圧する減圧装置と、前記第1熱交換
器、前記第1蒸発濃縮器、前記第2熱交換器、前記第2
蒸発濃縮器、前記凝縮器の順で内部圧力が低くなるよう
に、前記第1熱交換器、前記第1蒸発濃縮器、前記第2
熱交換器、前記第2蒸発濃縮器の内部圧力を調整する圧
力調整手段とを備えることに特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、廃液を収容するための
廃液タンクと、各々が内部に加熱蒸気用管及び廃液用管
を有し、少なくとも第1、第2、第3熱交換器を含む前
記廃液を加熱するための複数の熱交換器と、前記廃液タ
ンクは第1電子開閉弁を備えた廃液流入用管を介して前
記第1熱交換器の上流に配置されていることと、前記複
数の熱交換器の下流にそれぞれ配置された少なくとも第
1、第2、第3蒸発濃縮器を含む複数の蒸発濃縮器と、
前記第3蒸発濃縮器と連通された凝縮器と、前記第1、
第2及び第3熱交換器の加熱廃液出口と前記第1,第2
及び第3蒸発濃縮器の加熱廃液入口とをそれぞれ接続す
る第1、第2及び第3加熱廃液排出管と、前記第1及び
第2蒸発濃縮器の濃縮廃液出口と前記第2及び第3熱交
換器の濃縮廃液入口とをそれぞれ接続し、かつ、第2及
び第3電子開閉弁とを備えた第1及び第2濃縮液移送管
と、前記蒸発濃縮器の濃縮廃液出口とスラッジタンクと
を接続し、第9電子開閉弁を備えた濃縮液移送管と、第
2及び第3熱交換器の蒸気用外管入口と、第1及び第2
蒸発濃縮器の蒸気用出口とをそれぞれ接続する第1及び
第2蒸発蒸気移送管と、前記第2及び第3熱交換器の蒸
気用外管の出口と第1及び第2凝縮水貯蔵/縮合タンク
の上端とをそれぞれ接続する第1及び第2凝縮水放出管
と、前記第1及び第2凝縮水貯蔵/縮合タンクは前記第
1及び第2タンク内に貯蔵された凝縮水の量が所定のレ
ベルに達したかどうかを感知する第1及び第2レベルセ
ンサーをそれぞれ備えており、前記第1及び第2タンク
の下端には、第4及び第6電子制御弁を備えた第1及び
第2凝縮水排出管がそれぞれ接続され、前記第1凝縮水
排出管は前記第2凝縮水貯蔵/縮合タンクの上端に接続
されており、前記所定のレベルより高くかつ前記第1及
び第2凝縮水放出管との接続位置より低い位置で、前記
第1及び第2タンクにそれぞれ接続され、かつ、第2及
び第3蒸発蒸気移送管にそれぞれ接続された第1及び第
2圧力調節管と、前記第1及び第2圧力調節管は第5及
び第7電子開閉弁をそれぞれ備え、前記第5及び第7電
子開閉弁と前記第1及び第2タンクとの間に設けられた
第1及び第2圧力感知/調節装置と、前記第2圧力調節
管と前記第3蒸発蒸気移送管との接続部と前記第7電子
開閉弁との間に接続され、かつ、第8電子開閉弁を有す
る通気ラインと、前記スラッジタンクに設けられ、前記
スラッジタンクに貯蔵された濃縮液のレベルを感知する
第3レベルセンサーと、前記スラッジタンクの下端と大
気とを連通し、第10電子開閉弁を備えた濃縮液排出管
と、前記所定のレベルより高く、かつ、前記濃縮液移送
管と前記スラッジタンクとの接続位置より低い位置で前
記スラッジタンクに接続され、かつ、前記第2圧力調節
管と第3蒸発蒸気移送管との接続部と前記第7電子開閉
弁との間に接続され、途中に第8電子開閉弁V8を備え
る分岐ラインと、前記スラッジタンクと前記分岐ライン
との接続位置の反対側において、途中に第11電子開閉
弁が設けられた空圧ラインを介して接続された空圧ポン
プとを備えることを特徴とする多重効用濃縮システムで
ある。
【0008】前記本発明の多重効用濃縮システムは、高
圧ポンプとエジェクターとを含む減圧装置によって、凝
縮器、第3蒸発濃縮器、第3熱交換器、第2蒸発濃縮
器、第2熱交換器、第1蒸発濃縮器及び第1熱交換器等
の内部圧力を減圧させ、圧力感知/調節装置及び電子開
閉弁によって第1蒸発濃縮器の内部圧力を第1の所定圧
力に設定し、他の圧力感知/調節装置及び他の電子開閉
弁によって第2蒸発濃縮器の内部圧力を第1の所定圧力
より低く、かつ、第3蒸発濃縮器の第3の所定圧力より
高い第2の所定圧力に設定する。これにより、各蒸発濃
縮器に流入される加熱液には、下流側に行く程、大気圧
以下の小さい圧力が作用し、圧力差により下流に移送さ
れる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を図面を参照
して詳しく説明する。図1は本発明の多重効用濃縮シス
テムの回路を示す。多重効用濃縮システムは、廃液タン
ク1、は内部に加熱蒸気用外管および廃液用内管を備
え、廃液を加熱するための第1、第2および第3熱交換
器2a,2b,2c、第1、第2及び第3蒸発濃縮器
3、4、5、スラッジタンク20、循環水タンク30、
凝縮器9、前記凝縮機9の内部を減圧させる減圧手段す
なわち真空装置10を有する。真空装置10は高圧ポン
プ10aとエジェクター10bとを備えるのが好まし
い。
【0010】第1、第2及び第3蒸発濃縮器3、4、
5、および第1、第2及び第3熱交換器2a、2b、2
cが第1熱交換器2a、第1蒸発濃縮器3、第2熱交換
器2b、第2蒸発濃縮器4、第3熱交換器2c、第3蒸
発濃縮器5の順に配置されており、第3蒸発濃縮器5が
第3蒸発蒸気移送管112を経由して真空装置10によ
って減圧された凝縮機9と連通しており、そして第1熱
交換器2aの廃液用内管が第1電子開閉弁V1を備えた
廃液流入用管101を経由して第1電子開閉弁V1の制
御によって廃液タンク1に連通している。
【0011】第1、第2及び第3熱交換器2a、2b、
2cは、第1、第2および第3加熱廃液排出管102、
105、110を介して、第1、第2及び第3蒸発濃縮
器3、4、5にそれぞれ接続されている。従って、加熱
された廃液は、第1、第2及び第3熱交換器2a、2
b、2cの廃液出口から、第1、第2および第3加熱廃
液排出管102、105、110を通って、第1、第2
及び第3蒸発濃縮器3、4、5の加熱廃液入口に供給さ
れる。第1及び第2蒸発濃縮器3、4は、第2及び第3
電子開閉弁V2、V3を備えた第1および第2濃縮液移
送管104、109を介して、第2及び第3熱交換器2
b、2cに接続されている。従って、濃縮された廃液
は、第1及び第2蒸発濃縮器3、4の廃液出口から、第
2及び第3電子開閉弁V2、V3を備えた第1および第
2濃縮液移送管104、109を通って、第2及び第3
熱交換器2b、2cの廃液入口に供給される。
【0012】蒸発濃縮器5の濃縮廃液出口は、第9電子
開閉弁V9を備えた濃縮液移送管113を介してスラッ
ジタンク20の上端に接続されている。第2及び第3熱
交換器2b、2cの蒸気用外管入口は直ぐ上流に配置さ
れた第1及び第2蒸発濃縮器3、4蒸気用出口と第1及
び第2蒸発蒸気移送管103、108によって互いに連
通している。
【0013】第1、第2及び第3蒸発濃縮器3、4、5
の下端内部空間部に接続されている第1、第2及び第3
加熱廃液排出管102、105、110のそれぞれは、
図2に示されたとおり、第1、第2及び第3蒸発濃縮器
3、4、5の下端部の外周に沿う形状になっており、壁
332とリング壁334との間のリング室336側に接
線方向に開口されている。
【0014】第2熱交換器2bの蒸気用外管の出口は第
1凝縮水放出管107を介して第1凝縮水貯蔵/縮合タ
ンク201の上端に接続されている。第1凝縮水貯蔵/
縮合タンク201はタンク201内に貯蔵された凝縮水
のレベルを感知する第1レベルセンサーLS1を備えて
おり、タンク201の下端には第4電子制御弁V4を備
えた第1凝縮水排出管402が接続されている。第1レ
ベルセンサーLS1によってタンク201に凝縮水が所
定のレベルまで貯蔵されたことが感知されると、第1凝
縮水排出管402を経由してタンク201に貯蔵された
凝縮水を排出させるように、第4電子制御弁V4が制御
される。
【0015】第1凝縮水貯蔵/縮合タンク201は前記
所定のレベルより高く、かつ、第1凝縮水放出管107
とタンク201との接続位置より低い位置で第1圧力調
節管401に接続されている。第1圧力調節管401は
第2蒸発蒸気移送管108の途中に接続されているが、
第2蒸発濃縮器4に直接に接続されてもよい。
【0016】圧力調節管401には第5電子開閉弁V5
が備えられており、第5電子開閉弁V5とタンク201
の間には、第1圧力感知/調節装置V/S1が備えられ
ている。ここで第1圧力感知/調節装置V/S1は、第
1蒸発濃縮器3の圧力が、第2蒸発濃縮器4の圧力より
も高い第1の所定圧力になるように制御する。
【0017】第1圧力感知/調節装置V/S1は、互い
に連通している第1凝縮水貯蔵/縮合タンク201、第
1凝縮水放出管107、第2熱交換器2bの蒸気用外
管、第1蒸発蒸気移送管103、及び第1蒸発濃縮器3
の内部圧力を測定する。その内部圧力が第1所定圧力よ
り低い時には、第1凝縮水貯蔵/縮合タンク201を外
部と通気させてその圧力を上昇させる。第4電子廃閉弁
V4は第1圧力感知/調節装置V/S1によって検出さ
れた圧力が第1所定圧力より高いときに開放され、第1
蒸発濃縮器3より圧力が低く設定されている第2蒸発濃
縮器4の第2蒸発蒸気移送管108と第1凝縮水貯蔵/
縮合タンク201を連通させて、圧力を低くさせる。
【0018】第3熱交換器2cの蒸気用外管の出口は第
2凝縮水放出管111を介して第2凝縮水貯蔵/縮合タ
ンク202の上端に接続されており、そして第2凝縮水
貯蔵/縮合タンク202の上端には第1凝縮水貯蔵/縮
合タンク201に貯蔵された凝縮水を排出させる第1凝
縮水排出管402が接続されている。
【0019】第2凝縮水貯蔵/縮合タンク202はタン
ク202内に貯蔵された凝縮水のレベルを感知する第2
レベルセンサーLS2を具備している。第2レベルセン
サーLS2によってタンク202に凝縮水が所定のレベ
ルまで貯蔵されていることが感知されると、タンク20
2の下端と第3蒸発蒸気移送管112の途中とを接続
し、かつ、第6電子開閉弁V6を備えた第2凝縮水排出
管404を経由して、タンク202に貯蔵された凝縮水
を凝縮機9に排出させるように第6電子開閉弁V6は制
御される。
【0020】第2凝縮水貯蔵/縮合タンク202には、
前記所定のレベルより高く、かつ、第2凝縮水放出管1
11とタンク201との接続位置より低い位置で、第2
圧力調節管403に接続されている。第2圧力調節管4
03は第3蒸発蒸気移送管112に接続されてもよく、
第3蒸発濃縮器5に直接に接続されてもよい。
【0021】第2圧力調節管403には第7電子開閉弁
V7が備えられており、第7電子開閉弁V7とタンク2
02の間には第2圧力感知/調節装置V/S2が備えら
れている。第2圧力感知/調節装置V/S2は、第2蒸
発濃縮器4の圧力が、第3蒸発濃縮器5の圧力よりも高
くかつ第1蒸発濃縮器3の圧力よりも低い第2の所定圧
力になるように制御する。
【0022】第2圧力感知/調節装置V/S2は互いに
連通している第2凝縮水貯蔵/縮合タンク202、第2
凝縮水放出管111、第3熱交換器2cの外管、第2蒸
発移送管108、及び第2蒸発濃縮器4の内部圧力を測
定し、該内部圧力が第2所定圧力より低い時には、第2
凝縮水貯蔵/縮合タンク202を外部と通気させて、圧
力を上昇させる。第7電子開閉弁V7は該第2圧力感知
/調節装置V/S2によって検出された圧力が第2所定
圧力より高いときに開放され、第2蒸発濃縮器4の圧力
より圧力が低く設定されている第3蒸発濃縮器5の第3
蒸発蒸気移送管112と蒸気第2凝縮水貯蔵/縮合タン
ク202を連通させ、圧力を低める作用をする。
【0023】スラッジタンク20はスラッジタンク20
内に貯蔵された濃縮液のレベルを感知する第3レベルセ
ンサーLS3を備えており、スラッジタンク20の下端
には、大気に開放され、第10電子開閉弁V10を備え
た濃縮液排出管406が接続されている。第3レベルセ
ンサーLS3によってスラッジタンク20に凝縮水が所
定のレベルまで貯蔵されたことが感知されると、濃縮液
排出管406を経由して、スラッジタンク20に貯蔵さ
れた濃縮液を外部へ排出させるように第10電子開閉弁
V10は制御される。
【0024】スラッジタンク20は前記所定のレベルよ
り高くかつ濃縮液移送管113とスラッジタンク20と
の接続位置より低い位置で分岐ライン405に接続され
ている。分岐ライン405は、第2圧力調節管403と
第3蒸発蒸気移送管112との接続部と、第7電子開閉
弁V7との間に接続されており、途中に第8電子開閉弁
V8を備えている。スラッジタンク20と分岐ライン4
05との接続位置の反対側部位に、空圧ライン407が
接続されている。空圧ライン407は第11電子開閉弁
V11を介して空圧ポンプ50に連通している。
【0025】スラッジタンク20に濃縮液が前記所定レ
ベルまで貯蔵された場合には、第8及び第9電子開閉弁
V8、V9を閉じ、第10及び第11電子開閉弁V1
0,V11を開放した状態で空圧ポンプ50を作動させ
ると、スラッジタンク20内の濃縮液が圧力差により強
制的に外部に放出される。
【0026】真空装置10は循環水タンク30にある循
環水を循環水タンク30、高圧ポンプ10a、エジェク
ター10bの順に循環させる。凝縮器9はエジェクター
10bと凝縮器9の蒸気用管とを接続する凝縮水移送管
114を通じて凝縮器9で凝縮された凝縮水を純水とし
て循環水タンク30に排出させながら、凝縮器9の蒸気
用管を減圧させる。
【0027】図示されていない冷却水用管を通じて冷却
水が循環されている凝縮器9に備えられた図示されてい
ない蒸気用管が真空装置10によって減圧状態にあるた
め、第3蒸発蒸気移送管112を経由して凝縮器9の蒸
気用管に流入された蒸気は、凝縮器9で液化され、凝縮
水移送管114を経由して凝縮水として循環水タンク3
0に放出される。
【0028】ここで、本システムによって濾過処理され
循環水タンク30に貯蔵された凝縮水は97%ないし9
8%の純水であって、放出ライン115を経由して放出
され他の用途に使用されることも出来る。
【0029】次に、前記のとおり構成された多重効用濃
縮システムによって廃液を濃縮する方法を説明する。先
ず、第10及び第11電子開閉弁V10、V11を除外
したすべての電子開閉弁V1ないしV9を開放させた状
態で、真空装置10によって凝縮器9、第3蒸発濃縮器
5、第3熱交換器2c、第2蒸発濃縮器4、第2熱交換
器2b、第1蒸発濃縮器3及び第1熱交換器2aの内部
を減圧させるとともに、第1圧力感知/調節装置V/S
1及び第5電子開閉弁V5によって第1蒸発濃縮器3の
内部圧力を第1の所定圧力に設定し、第2圧力感知/調
節装置V/S2及び第7電子開閉弁V7によって第2蒸
発濃縮器4の内部圧力を第1の所定圧力より低いが、第
3蒸発濃縮器5の第3の所定圧力より高い第2の所定圧
力に設定する。ここで第3蒸発濃縮器5の内部圧力は、
第3蒸発濃縮器5が第1及び第2蒸発濃縮器3、4の上
流(真空装置10に近い位置)に配置されているので、
第1及び第2蒸発濃縮器3、4の内部圧力より低い。ま
た、第3蒸発濃縮器5の第3の所定圧力は真空装置10
によって設定され得る。
【0030】廃液タンク1に貯蔵された廃液は減圧状態
にある第1熱交換器2aの内管に廃液流入用管101を
経由して流入され、所定の温度に加熱される。次に、第
1熱交換器2aの内管で加熱された廃液は第1廃液排出
管102を経由して減圧状態の第1蒸発濃縮器3に流入
される。第1廃液排出管102と第1蒸発濃縮器3との
接続態様により、廃液は第1蒸発濃縮器3内で回転流れ
を形成し、遠心分離されて蒸気と廃液とに分離されて1
次濃縮液となる。本実施例では、蒸気は比較的気化しや
すい水からなる水蒸気であり、1次濃縮液には比較的気
化しにくい成分が含まれる。
【0031】1次濃縮液は第1濃縮液移送管104を経
由して減圧状態の第2熱交換器2bの内管に移送され、
第1蒸発濃縮器3で遠心分離された蒸気は減圧状態の第
2熱交換器2bの内管に流入された1次濃縮液を加熱さ
せるように第1蒸発蒸気移送管103を経由して第2熱
交換器2bの外管に供給される。従って1次濃縮液は第
2熱交換器2bにおいて所定の温度に加熱される。
【0032】第2熱交換器2bの内管で所定の温度に加
熱された1次濃縮液は第2廃液排出管105を経由して
第2蒸発濃縮器4に流入され、第2熱交換器2bの外管
に流入され1次濃縮液を加熱した蒸気は第1凝縮水放出
管107を経由して第1凝縮水貯蔵/縮合タンク201
に放出される。
【0033】ここで、第1凝縮水放出管107を経由し
て第1凝縮水貯蔵/縮合タンク201に放出された凝縮
水が第1凝縮水貯蔵/縮合タンク201の所定のレベル
まで貯蔵されると、第4電子開発バルブV4が開放され
第1凝縮水排出管402を経由して第2凝縮水貯蔵/縮
合タンク202へ移送される。
【0034】第2廃液排出管105を経由して第2蒸発
濃縮器4に流入された1次濃縮液は再度遠心分離され、
蒸気と廃液とに分離され2次濃縮液となる。第2蒸発濃
縮器4で遠心分離された2次濃縮液は第2濃縮液移送管
109を経由して減圧状態の第3熱交換器2cの内管に
移送され、第2蒸発濃縮器4で遠心分離された蒸気は、
減圧状態の第3熱交換器2cの内管に流入された2次濃
縮液を加熱させるように第2蒸発蒸気移送管108を経
由して第3熱交換器2cの外管に排出される。従って、
2次濃縮液は所定の温度に加熱される。
【0035】第3熱交換器2cの内管で所定の温度に加
熱された2次濃縮液は第3廃液排出管110を経由して
第3蒸発濃縮器5に流入され、そして第3熱交換器2c
の外管に流入されて2次濃縮液を加熱した蒸気は第2凝
縮水放出管111を経由して第2凝縮水貯蔵/縮合タン
ク202へ放出される。
【0036】ここで、第2蒸気放出管111を経由して
第2凝縮水貯蔵/縮合タンク202へ放出された凝縮水
は、第1凝縮水排出管402を経由して流入される凝縮
水と合わされて第2凝縮水貯蔵/縮合タンク202に貯
蔵される。第2凝縮水貯蔵/縮合タンク202内の凝縮
水量が所定のレベルに達すると、第6電子開閉バルブV
6が開放されて、凝縮水は第2凝縮水排出管402を経
由して凝縮器9に放出される。
【0037】第3廃液排出管110を経由して第3蒸発
濃縮器5に流入された2次濃縮液は遠心分離され蒸気と
廃液とに分離され3次濃縮液となる。第3蒸発濃縮器5
で遠心分離された蒸気は第3蒸発蒸気移送管112を経
由して減圧状態の凝縮器9に流入され、純粋の凝縮水と
なって、凝縮水移送管114、エジェクター10bを順
次的に経由して循環水タンク30に放出される。第3蒸
発濃縮器5で遠心分離された3次濃縮液は第3濃縮液移
送管113を経由してスラッジタンク20に放出され
る。3次濃縮液がスラッジタンク20に所定のレベルま
で貯蔵されれば、第8及び第9電子開閉弁V8、V9が
閉じられ、第10及び第11電子開閉弁V19、V11
が開放され、そして空圧ポンプ50が作動されて、濃縮
液排出管406を経由して外部に強圧的に放出される。
本実施例では、電子開閉弁V1乃至V8、及び圧力感知
/調節装置V/S1、V/S2により、圧力調整手段が
構成される。
【0038】本発明によれば、多段階の蒸発濃縮器3,
4,5は下流ほど低圧に維持される。液体は多段階の熱
交換器2a,2b,2cにより加熱され、多段階の蒸発
濃縮器3,4,5で蒸気を分離することにより順次濃縮
される。圧力差を利用することで、濃縮液及び蒸気は移
送用ポンプを用いることなく次段の熱交換器に移送され
る。また、濃縮液は分離された蒸気により加熱されるの
で、熱は有効利用され効率的である。 多段階の濃縮に
よって、廃水や製薬液などの混合液体中の比較的蒸発し
やすい成分が液体から分離され、液体中に残る比較的蒸
発しにくい物質が順次濃縮される。例えば、比較的蒸発
しにくい物質が不純物等の不要物の場合、比較的蒸発し
やすい成分を高純度の液体として回収することができ
る。
【0039】前記された実施例の説明において、廃液を
対象に本システムと方法とを説明したが、廃液の代わり
に製薬液等の他の液体にも本システムと方法は適用され
得る。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、廃水または製薬液など
を多重効用濃縮装置によって濃縮するにおいて、各蒸発
濃縮器と各熱交換器とを順次的に連通させ減圧手段によ
って各蒸発濃縮器と各熱交換器とを互いに相異な減圧状
態に作った後、各蒸発濃縮器に流入される加熱された供
給液が下流側に行くほど低い圧力を各蒸発濃縮器から受
けるようにして、効率的に各蒸発濃縮器で廃水または製
薬液等を迅速に蒸気と濃縮水とに分離出来る。そのた
め、蒸発濃縮器の数を減少させるばかりでなく、各蒸発
濃縮器で濃縮した濃縮液を移送させるためのポンプも必
要としない。その結果、該システム装備は安価であり、
濃縮費用も減少される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による多重効用濃縮システムの回路の
概略図。
【図2】 図1の多重効用濃縮システムの蒸発濃縮器の
下端部の横断面図。
【符号の説明】
1…廃液タンク、2a,2b,2c…熱交換器、3,
4,5…蒸発濃縮器、9…凝縮器、10…減圧装置、2
0…スラッジタンク、30…循環水タンク、50…空圧
ポンプ、103、108、112…蒸発蒸気移送管、V
1,V2,V3,V4,V5,V6,V7,V8,V
9,V10…圧力調整手段としての電子開閉弁、10
2、105、110…廃液排出管、104、109、1
13…濃縮液移送管、107、111…凝縮水放出管、
402、404…凝縮水排出管、401、403…圧力
調節管、V/S1、V/S2…圧力調整手段としての圧
力感知/調節装置、405…通気ライン、406…濃縮
液排出管、407…空圧ライン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を多段階で濃縮する多重効用濃縮シ
    ステムであって、 前記液体を加熱する第1熱交換器と、 前記第1熱交換器の下流に配置され、加熱された前記液
    体から比較的気化しやすい成分の蒸気を分離して低次濃
    縮液を得るための第1蒸発濃縮器と、 前記第1蒸発濃縮器の下流に配置され、前記蒸気を用い
    て前記低次濃縮液を加熱する第2熱交換器と、 前記第2熱交換器の下流に配置され、加熱された前記低
    次濃縮液から比較的蒸発しやすい成分の蒸気を分離して
    高次濃縮液を得るための第2蒸発濃縮器と、 前記第2蒸発濃縮器の下流に配置され、前記蒸気を液化
    するための凝縮器と、 前記凝縮器を減圧する減圧装置と、 前記第1熱交換器、前記第1蒸発濃縮器、前記第2熱交
    換器、前記第2蒸発濃縮器、前記凝縮器の順で内部圧力
    が低くなるように、前記第1熱交換器、前記第1蒸発濃
    縮器、前記第2熱交換器、前記第2蒸発濃縮器の内部圧
    力を調整する圧力調整手段とを備える多重効用濃縮シス
    テム。
  2. 【請求項2】 多重効用濃縮システムであって、 廃液を収容するための廃液タンクと、 各々が内部に加熱蒸気用管及び廃液用管を有し、少なく
    とも第1、第2、第3熱交換器を含む前記廃液を加熱す
    るための複数の熱交換器と、前記廃液タンクは第1電子
    開閉弁を備えた廃液流入用管を介して前記第1熱交換器
    の上流に配置されていることと、 前記複数の熱交換器の下流にそれぞれ配置された少なく
    とも第1、第2、第3蒸発濃縮器を含む複数の蒸発濃縮
    器と、前記 前記第3蒸発濃縮器と連通された凝縮器
    と、 前記第1、第2及び第3熱交換器の加熱廃液出口と前記
    第1,第2及び第3蒸発濃縮器の加熱廃液入口とをそれ
    ぞれ接続する第1、第2及び第3加熱廃液排出管と、 前記第1及び第2蒸発濃縮器の濃縮廃液出口と前記第2
    及び第3熱交換器の濃縮廃液入口とをそれぞれ接続し、
    かつ、第2及び第3電子開閉弁とを備えた第1及び第2
    濃縮液移送管と、 前記蒸発濃縮器の濃縮廃液出口とスラッジタンクとを接
    続し、第9電子開閉弁を備えた濃縮液移送管と、 第2及び第3熱交換器の蒸気用外管入口と、第1及び第
    2蒸発濃縮器の蒸気用出口とをそれぞれ接続する第1及
    び第2蒸発蒸気移送管と、 前記第2及び第3熱交換器の蒸気用外管の出口と第1及
    び第2凝縮水貯蔵/縮合タンクの上端とをそれぞれ接続
    する第1及び第2凝縮水放出管と、前記第1及び第2凝
    縮水貯蔵/縮合タンクは前記第1及び第2タンク内に貯
    蔵された凝縮水の量が所定のレベルに達したかどうかを
    感知する第1及び第2レベルセンサーをそれぞれ備えて
    おり、前記第1及び第2タンクの下端には、第4及び第
    6電子制御弁を備えた第1及び第2凝縮水排出管がそれ
    ぞれ接続され、前記第1凝縮水排出管は前記第2凝縮水
    貯蔵/縮合タンクの上端に接続されており、前記所定の
    レベルより高くかつ前記第1及び第2凝縮水放出管との
    接続位置より低い位置で、前記第1及び第2タンクにそ
    れぞれ接続され、かつ、第2及び第3蒸発蒸気移送管に
    それぞれ接続された第1及び第2圧力調節管と、前記第
    1及び第2圧力調節管は第5及び第7電子開閉弁をそれ
    ぞれ備え、 前記第5及び第7電子開閉弁と前記第1及び第2タンク
    との間に設けられた第1及び第2圧力感知/調節装置
    と、 前記第2圧力調節管と前記第3蒸発蒸気移送管との接続
    部と前記第7電子開閉弁との間に接続され、かつ、第8
    電子開閉弁を有する通気ラインと、 前記スラッジタンクに設けられ、前記スラッジタンクに
    貯蔵された濃縮液のレベルを感知する第3レベルセンサ
    ーと、 前記スラッジタンクの下端と大気とを連通し、第10電
    子開閉弁を備えた濃縮液排出管と、 前記所定のレベルより高く、かつ、前記濃縮液移送管と
    前記スラッジタンクとの接続位置より低い位置で前記ス
    ラッジタンクに接続され、かつ、前記第2圧力調節管と
    第3蒸発蒸気移送管との接続部と前記第7電子開閉弁と
    の間に接続され、途中に第8電子開閉弁を備える分岐ラ
    インと、 前記スラッジタンクと前記分岐ラインとの接続位置の反
    対側において、途中に第11電子開閉弁が設けられた空
    圧ラインを介して接続された空圧ポンプとを備えること
    を特徴とする多重効用濃縮システム。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2圧力調節管は前記第2
    及び第3蒸発濃縮器にそれぞれ接続されており、前記第
    1、2及び第3蒸発濃縮器の下端における内部空間部の
    それぞれに接続されている前記第1、第2及び第3廃液
    排出管は、前記第1、第2及び第3蒸発濃縮器の外周に
    沿う形状を有し、かつ、前記第1、第2及び第3蒸発濃
    縮器の外壁と内壁との間に区画されるリング室に対して
    接線方向に開口されており、 前記凝縮器の蒸気用管は、循環水タンクと連通したエジ
    ェクターに接続された凝縮水移送管に接続されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の多重効用濃縮システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    多重効用濃縮システムを用いて廃液を濃縮する方法であ
    って、 前記第1乃至第9電子開閉弁を開放させた状態で、前記
    減圧装置によって、凝縮器、第3蒸発濃縮器、第3熱交
    換器、第2蒸発濃縮器、第2熱交換器、第1蒸発濃縮器
    及び第1熱交換器の内部を減圧させると共に、第1圧力
    感知/調節装置及び第5電子開閉弁によって第1蒸発濃
    縮器の内部圧力を第1の所定圧力に設定し、第2圧力感
    知/調節装置及び第7電子開閉弁によって第2蒸発濃縮
    器の内部圧力を前記第1の所定圧力より低く、かつ、前
    記第3蒸発濃縮器の第3の所定圧力より高い第2の所定
    圧力に設定する工程と、 廃液タンクに貯蔵された廃液を減圧された第1熱交換器
    の内管に廃液流入用管を経由して供給して所定の温度に
    加熱する工程と、 前記第1熱交換器の内管で加熱された廃液が第1廃液排
    出管を経由して減圧状態の第1蒸発濃縮器に流入され、
    蒸気と1次濃縮液とに遠心分離される工程と、 前記第1蒸発濃縮器で遠心分離された1次濃縮液が第1
    濃縮液移送管を経由して前記減圧状態の第2熱交換器の
    内管に移送され、前記第1蒸発濃縮器で遠心分離された
    蒸気が第1蒸発蒸気移送管を経由して前記第2熱交換器
    の外管に供給されて、第2熱交換器の内管に流入された
    1次濃縮液を加熱する工程と、 前記第2熱交換器の内管に加熱された1次濃縮液が第2
    廃液排出管を経由して第2蒸発濃縮器に流入され、前記
    1次濃縮液を加熱した蒸気が第1凝縮水放出管を経由し
    て第1凝縮水貯蔵/縮合タンクに放出される工程と、 第2廃液排出管を経由して第2蒸発濃縮器に流入された
    1次濃縮液を蒸気と2次濃縮液とに再度遠心分離する工
    程と、 前記第2蒸発濃縮器で遠心分離された2次濃縮液が第2
    濃縮液移送管を経由して前記減圧蒸態の第3熱交換器の
    内管に移送され、前記第2蒸発濃縮器で遠心分離された
    蒸気が第2蒸発蒸気移送管を経由して前記第3熱交換器
    の外管に供給されて、第3熱交換器の内管に流入された
    2次濃縮液を加熱する工程と、 前記第3熱交換器の内管で加熱された2次濃縮液が第3
    廃液排出管を経由して第3蒸発濃縮器に流入され、前記
    2次濃縮液を加熱した蒸気が第2凝縮水放出管を経由し
    て第2凝縮水貯蔵/縮合タンクに放出される工程と、 第3廃液排出管を経由して第3蒸発濃縮器に流入された
    2次濃縮液を、蒸気と3次濃縮液とに縁心分離する工程
    と、 前記第3蒸発濃縮器で遠心分離された蒸気が第3蒸発蒸
    気移送管を経由して減圧蒸態の凝縮器に流入させて純粋
    の凝縮水に液化し、凝縮水は凝縮水移送管、エジェクタ
    ーを順次的に経由して循環水タンクに放出され、前記第
    3蒸発濃縮器で遠心分離された3次濃縮液が第3濃縮液
    移送管を経由してスラッジタンクに放出される工程とを
    含み、 前記第3蒸発濃縮器の第3の所定圧力を前記真空装置に
    よって設定し、かつ、前記第3蒸発濃縮器の内部圧力
    を、前記第1及び第2蒸発濃縮器の内部圧力より低くす
    る工程とを特徴とする多重効用濃縮方法。
  5. 【請求項5】 前記第1圧力感知/調節装置は互いに連
    通している第1凝縮水貯蔵/縮合タンク、第1凝縮水放
    出管、前記第2熱交換器の蒸気用外管、第1蒸発蒸気移
    送管、及び第1蒸発濃縮器3の内部圧力を測定して、測
    定された内部圧力が前記第1の所定圧力より低いときに
    は、当該圧力を上昇させるべく前記第1凝縮水貯蔵/縮
    合タンクを外部と通気させ、前記第4電子開閉弁は前記
    該第1圧力感知/調節装置によって検出された圧力が前
    記第1の所定圧力より高いときには当該圧力を低めるべ
    く前記第1蒸発濃縮器より低圧の第2蒸発濃縮器の第2
    蒸発蒸気移送管と前記第1凝縮水貯蔵/縮合タンク20
    1を連通させ、 前記第2圧力感知/調節装置は互いに連通している第2
    凝縮水貯蔵/縮合タンク、第2凝縮水放出管、前記第3
    熱交換器の外管、第2蒸発移送管、及び第2蒸発濃縮器
    の内部圧力を測定してその内部圧力が前記第2所定圧力
    より低いときには、当該圧力を上昇させるべく前記第2
    凝縮水貯蔵/縮合タンクを外部と通気させ、前記第7電
    子開閉弁は前記該第2圧力感知/調節装置によって検出
    された圧力が前記第2の所定圧力より高いときには、当
    該圧力を低めるべく第3蒸発濃縮器の第3蒸発蒸気移送
    管と前記第2凝縮水貯蔵/縮合タンクとを連通させるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の多重効用濃縮方法。
  6. 【請求項6】 前記スラッジタンクに放出された3次濃
    縮液の量が所定のレベルに達したとき、第8及び第9電
    子開閉弁を閉じ、第10及び第11電子開閉弁を開放
    し、空圧ポンプを作動させて、前記スラッジタンクの3
    次濃縮液を濃縮液排出管を経由して外部に放出させる工
    程と、 第1凝縮水放出管を経由して第1凝縮水貯蔵/縮合タン
    クに放出された凝縮水の量が所定のレベルに達したと
    き、第4電子開閉弁を開放して第1凝縮水放出管を経由
    して第2凝縮水貯蔵/縮合タンクへ移送させる工程と、 第2蒸気放出管を経由して第2凝縮水貯蔵/縮合タンク
    に放出された凝縮水と、前記第1凝縮水排出管を経由し
    て第2凝縮水貯蔵/縮合タンクに流入される凝縮水との
    合計水量が所定のレベルに達したとき、第6電子開閉弁
    を開放して、第2凝縮水貯蔵/縮合タンクの凝縮水を第
    2凝縮水排出管を経由して凝縮器へ放出させる工程とを
    特徴とする請求項4に記載の多重効用濃縮方法。
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