JP2003239934A - 締め付け力を維持するナット - Google Patents
締め付け力を維持するナットInfo
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- JP2003239934A JP2003239934A JP2002082125A JP2002082125A JP2003239934A JP 2003239934 A JP2003239934 A JP 2003239934A JP 2002082125 A JP2002082125 A JP 2002082125A JP 2002082125 A JP2002082125 A JP 2002082125A JP 2003239934 A JP2003239934 A JP 2003239934A
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- 102100027340 Slit homolog 2 protein Human genes 0.000 abstract 5
- 101710133576 Slit homolog 2 protein Proteins 0.000 abstract 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ワークをボルトとナットで締め付ける際の、
締め付け力を維持するナットを提供する。 【解決手段】 ナット1のワーク8と接する面と反対側
の端面に対し垂直方向にスリット2を穿設し、該スリツ
ト2の端部に逃げ穴4を設ける。スリツト2には垂直に
穴5と小ねじ穴6を設け、該穴5にねじ3を挿入後、該
小ねじ穴6にねじ3を螺着したことを特徴とする締め付
け力を維持するナットである。スリツト2端に設けた逃
げ穴4の直径はスリツト2の幅より大きくする。
締め付け力を維持するナットを提供する。 【解決手段】 ナット1のワーク8と接する面と反対側
の端面に対し垂直方向にスリット2を穿設し、該スリツ
ト2の端部に逃げ穴4を設ける。スリツト2には垂直に
穴5と小ねじ穴6を設け、該穴5にねじ3を挿入後、該
小ねじ穴6にねじ3を螺着したことを特徴とする締め付
け力を維持するナットである。スリツト2端に設けた逃
げ穴4の直径はスリツト2の幅より大きくする。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、締め付け力を維持
可能な改良型ナットに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、ナットの締め付け力を維持す
ることは、ハイテンションボルトでは行われていたが、
汎用のボルト、ナットでは行われていなかった。一般的
にはナットのもどりを防止する方法でナットの締め付け
力を維持しているが、それぞれに長所と短所があり決定
的なものは無かった。例えば、特開平7−279981
号「軸受けナット」(以下引例1という)にあっては、
スリット溝を形成し、且つその先端に逃げ穴を形成した
技術が示されている。また特許第2592031号「も
どり止めナット」(以下引例2という)にあっては、ナ
ットの側面に小ねじ穴を設け、小ねじを螺合させてナッ
トの戻りを防止する技術が示されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術中、引例1の技術では、テーパカラーによる外嵌を
伴うため、コスト高になることを否めない。また引例2
の技術では、ねじ山を切削または突っ張ることによりね
じ山が変形するため、ナットの取り外しが困難になりま
た、再使用には向いていない。さらに、ナットに溝を付
けた菊ナットやベアリングナットを用いる方法について
は、固定位置に合わせてボルトに孔や溝の加工が必要な
ため、設計上の制約があった。また、従来から一般に多
く使用されているナットのもどりを防止する方法、特に
バネ座金を用いる方法ではナットをボルトに螺着させ締
め付けた時点で作業は終了していた。従って締め付け力
の維持は不確実であった。ダブルナットで維持する場合
は、ナットが2個必要であり、2個のナットを反対方向
に回して締めるため、締め付け力(トルク)が固定用の
ナットによって減殺される。このため締め付け用ナット
の締め付け力(トルク)が減殺量分大きくなり、ワーク
とボルトに過負荷になるためトルク管理を厳密に行う必
要があった。また、ハイテンションボルトは、使用範囲
が限られており特殊工具が必要なため汎用性に欠けてい
た。本発明は、これらの欠点を解消するために発明され
たものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】ナット(1)のワーク
(8)と接する面と反対側の端面に垂直にスリット
(2)を穿設し、スリット(2)の端部に逃げ穴(4)
を設ける。スリット(2)には垂直に穴(5)と小ねじ
穴(6)を設け、ねじ(3)を穴(5)から挿入し小ね
じ穴(6)と螺着することを特徴とする。本発明は、以
上の構成よりなる締め付け力を維持するナットである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明を実施するときは、ナット(1)の
ワーク(8)と接する面と反対側の端面に垂直にスリッ
ト(2)を穿設する。スリット(2)の端部には逃げ穴
(4)を設ける。スリット(2)には垂直に、ねじ
(3)を取り付けるための穴(5)と小ねじ穴(6)を
設ける。ワーク(8)をボルト(7)とナット(1)で
挟み、ナット(1)を締め、ナット(1)の締め付け力
(トルク)を保持した状態で、穴(5)側からねじ
(3)を挿入し小ねじ穴(6)に螺着し、ねじ(3)を
締めると、スリット(2)が狭くなることによりナット
(1)とボルト(7)の螺合部の径が縮小され、ねじの
隙間が無くなりナット(1)がボルト(7)に固定され
る。スリット(2)の幅は、ねじのJISの許容差を基
におねじの最少寸法とめねじの最大寸法の差を算出し、
この値に円周率を乗じた値以上とすることによりボルト
とナットを完全に密着することができる。しかし、通常
の使用に於いては締め代を加えた値とすることでより信
頼性を高めることができる。逃げ穴(4)は、スリット
(3)を均等に締めつけるためと、スリット(3)の端
部に生じる応力の集中を緩和するために設ける。従って
逃げ穴(4)の直径は、スリット(3)の幅より大きく
する。ねじ用切り欠き(9)は、予めねじ(3)をナッ
ト(1)に装着した状態で組み込み作業ができるように
するために設けた切り欠きで、ねじ(3)の頭部がナッ
ト(1)の端部から出ない大きさとする。ねじは六角穴
付きのものを使用すれば、ねじ用切り欠き(9)を小さ
くすることができる。本発明は以上のような構成よりな
っている。 【0006】 【発明の効果】ワークに対するボルトとナットの締め付
け力を保持した状態でナットをボルトに固定できるた
め、ボルトの機械的強度を設計通りに確保することがき
る。すなわち最適な設計を行うことができるため効率的
である。さらにねじ上の任意の位置で固定することがで
きるため、位置決め用としても使用することができる。
この場合、市販のねじ固定式のカラーでは、カラーの締
め付けによる軸との摩擦力によってカラーの位置を保持
しているのに対し、本発明ではねじの面によって固定し
ているために軸方向のずれは皆無に近くなる。またねじ
面で力を受けることができるため、摩擦力より大きな軸
方向の力を受けることができる。本発明においては、ナ
ット本体が汎用品であり、市販のJIS規格のボルトで
あれば、手を加えること無く任意の場所で簡単に取付け
と取外しを行うことができる。また、ボルトやナットに
傷をつけないため繰り返し使用することができ、自由度
も高く、汎用性も阻害されることがなく経済的である。
可能な改良型ナットに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、ナットの締め付け力を維持す
ることは、ハイテンションボルトでは行われていたが、
汎用のボルト、ナットでは行われていなかった。一般的
にはナットのもどりを防止する方法でナットの締め付け
力を維持しているが、それぞれに長所と短所があり決定
的なものは無かった。例えば、特開平7−279981
号「軸受けナット」(以下引例1という)にあっては、
スリット溝を形成し、且つその先端に逃げ穴を形成した
技術が示されている。また特許第2592031号「も
どり止めナット」(以下引例2という)にあっては、ナ
ットの側面に小ねじ穴を設け、小ねじを螺合させてナッ
トの戻りを防止する技術が示されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術中、引例1の技術では、テーパカラーによる外嵌を
伴うため、コスト高になることを否めない。また引例2
の技術では、ねじ山を切削または突っ張ることによりね
じ山が変形するため、ナットの取り外しが困難になりま
た、再使用には向いていない。さらに、ナットに溝を付
けた菊ナットやベアリングナットを用いる方法について
は、固定位置に合わせてボルトに孔や溝の加工が必要な
ため、設計上の制約があった。また、従来から一般に多
く使用されているナットのもどりを防止する方法、特に
バネ座金を用いる方法ではナットをボルトに螺着させ締
め付けた時点で作業は終了していた。従って締め付け力
の維持は不確実であった。ダブルナットで維持する場合
は、ナットが2個必要であり、2個のナットを反対方向
に回して締めるため、締め付け力(トルク)が固定用の
ナットによって減殺される。このため締め付け用ナット
の締め付け力(トルク)が減殺量分大きくなり、ワーク
とボルトに過負荷になるためトルク管理を厳密に行う必
要があった。また、ハイテンションボルトは、使用範囲
が限られており特殊工具が必要なため汎用性に欠けてい
た。本発明は、これらの欠点を解消するために発明され
たものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】ナット(1)のワーク
(8)と接する面と反対側の端面に垂直にスリット
(2)を穿設し、スリット(2)の端部に逃げ穴(4)
を設ける。スリット(2)には垂直に穴(5)と小ねじ
穴(6)を設け、ねじ(3)を穴(5)から挿入し小ね
じ穴(6)と螺着することを特徴とする。本発明は、以
上の構成よりなる締め付け力を維持するナットである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明を実施するときは、ナット(1)の
ワーク(8)と接する面と反対側の端面に垂直にスリッ
ト(2)を穿設する。スリット(2)の端部には逃げ穴
(4)を設ける。スリット(2)には垂直に、ねじ
(3)を取り付けるための穴(5)と小ねじ穴(6)を
設ける。ワーク(8)をボルト(7)とナット(1)で
挟み、ナット(1)を締め、ナット(1)の締め付け力
(トルク)を保持した状態で、穴(5)側からねじ
(3)を挿入し小ねじ穴(6)に螺着し、ねじ(3)を
締めると、スリット(2)が狭くなることによりナット
(1)とボルト(7)の螺合部の径が縮小され、ねじの
隙間が無くなりナット(1)がボルト(7)に固定され
る。スリット(2)の幅は、ねじのJISの許容差を基
におねじの最少寸法とめねじの最大寸法の差を算出し、
この値に円周率を乗じた値以上とすることによりボルト
とナットを完全に密着することができる。しかし、通常
の使用に於いては締め代を加えた値とすることでより信
頼性を高めることができる。逃げ穴(4)は、スリット
(3)を均等に締めつけるためと、スリット(3)の端
部に生じる応力の集中を緩和するために設ける。従って
逃げ穴(4)の直径は、スリット(3)の幅より大きく
する。ねじ用切り欠き(9)は、予めねじ(3)をナッ
ト(1)に装着した状態で組み込み作業ができるように
するために設けた切り欠きで、ねじ(3)の頭部がナッ
ト(1)の端部から出ない大きさとする。ねじは六角穴
付きのものを使用すれば、ねじ用切り欠き(9)を小さ
くすることができる。本発明は以上のような構成よりな
っている。 【0006】 【発明の効果】ワークに対するボルトとナットの締め付
け力を保持した状態でナットをボルトに固定できるた
め、ボルトの機械的強度を設計通りに確保することがき
る。すなわち最適な設計を行うことができるため効率的
である。さらにねじ上の任意の位置で固定することがで
きるため、位置決め用としても使用することができる。
この場合、市販のねじ固定式のカラーでは、カラーの締
め付けによる軸との摩擦力によってカラーの位置を保持
しているのに対し、本発明ではねじの面によって固定し
ているために軸方向のずれは皆無に近くなる。またねじ
面で力を受けることができるため、摩擦力より大きな軸
方向の力を受けることができる。本発明においては、ナ
ット本体が汎用品であり、市販のJIS規格のボルトで
あれば、手を加えること無く任意の場所で簡単に取付け
と取外しを行うことができる。また、ボルトやナットに
傷をつけないため繰り返し使用することができ、自由度
も高く、汎用性も阻害されることがなく経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す平面図。
【図2】本発明の実施例を示す側面図。
【図3】本発明の使用状態を示す側面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す平面図。
【符号の説明】
1 ナット
2 スリット
3 ねじ
4 逃げ穴
5 穴
6 小ねじ穴
7 ボルト
8 ワーク
9 ねじ用切り欠き
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ナットの端面に対し垂直方向にスリット
を穿設し、該スリットに垂直に穴と小ねじ穴を設け、該
穴にねじを挿入後、該小ねじ穴にねじを螺着したことを
特徴とする、締め付け力を維持するナット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002082125A JP2003239934A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | 締め付け力を維持するナット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002082125A JP2003239934A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | 締め付け力を維持するナット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003239934A true JP2003239934A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27785424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002082125A Pending JP2003239934A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | 締め付け力を維持するナット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003239934A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007239789A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Shinko Electric Co Ltd | 高精度取付機構及び高精度取付方法 |
| KR101298113B1 (ko) * | 2013-01-31 | 2013-08-19 | 이종복 | 풀림방지 너트 및 이를 이용한 컨트롤 밸브용 고정 어셈블리 |
| CN107781273A (zh) * | 2017-11-28 | 2018-03-09 | 黄石佳鼎自动化科技有限公司 | 一种对开自锁螺母 |
-
2002
- 2002-02-15 JP JP2002082125A patent/JP2003239934A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007239789A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Shinko Electric Co Ltd | 高精度取付機構及び高精度取付方法 |
| KR101298113B1 (ko) * | 2013-01-31 | 2013-08-19 | 이종복 | 풀림방지 너트 및 이를 이용한 컨트롤 밸브용 고정 어셈블리 |
| CN107781273A (zh) * | 2017-11-28 | 2018-03-09 | 黄石佳鼎自动化科技有限公司 | 一种对开自锁螺母 |
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