JP2003248864A - 予納金額の引落装置 - Google Patents

予納金額の引落装置

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JP2003248864A
JP2003248864A JP2002332334A JP2002332334A JP2003248864A JP 2003248864 A JP2003248864 A JP 2003248864A JP 2002332334 A JP2002332334 A JP 2002332334A JP 2002332334 A JP2002332334 A JP 2002332334A JP 2003248864 A JP2003248864 A JP 2003248864A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のICカードは、メモリを内蔵するだけで
あり、データの格納媒体であった。 【解決手段】電力カード201に、CPU31やPRO
M37などのマイクロコンピュータ構成を備え、PRO
M37に予納金を記憶しておいて、この予納金を原資に
して、使用料金の引き落とし及び入出力管理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気、ガス、水道
等の被使用対象を、使用料金を予納して使用する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使用料金を予納してから電気、ガ
ス、水道等の被使用対象を使用する技術が種々開発され
ている。これらの技術としては、予納金額を磁気カー
ド、又はICメモリカードに予め記憶しておき、この記
憶した金額を使用量に基づいて単に減算するものが開発
されている(特開昭58−60397号、特開昭59−
208689号、持開昭61−240394号、特開昭
61−251994号、特開昭62−82495号、特
開昭63−140395号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術は、いずれも携帯可能媒体に記憶された予納金額を、
単に使用量に基づいて減算し、この予納金額がなくなっ
たら被使用対象の使用を制限するのみであった。このた
め、被使用対象の実際の使用状態、又は使用者の立場
を、より反映した使用料金の支払装置の開発が望まれて
いた。
【0004】本発明は上記課題を解決することにより、
被使用対象の実際の状態、又は使用者の立場を反映させ
た使用料金の支払装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、第1発明の使用料金支払装置は、図1に
例示するように、携帯可能媒体MAに設けた予納金額記
憶手段MBに予め記憶した予納金額により、被使用対象
を使用するための使用料金を支払う使用料金支払装置で
あって、携帯可能媒体MAは、被使用対象の量と相関す
る金額を記憶する参照金額記憶手段MCと、該参照金額
記憶手段MCへの金額の書き込み信号を入力する書込信
号入力手段MDと、該書込信号入力手段MDの入力した
信号の属性を判断する属性判断手段MEと、該属性判断
手段MEの判断結果に基づいて、入力した金額を属性毎
に区別して参照金額記憶手段MCに書き込む参照金額書
込手段MFとを備えることを要旨とする。
【0006】第2発明の使用料金支払装置は、図2に例
示するように、被使用対象の使用料金を支払う携帯可能
媒体MGと、被使用対象の使用状態を検出する使用状態
検出手段MHとを備える使用料金支払装置であって、上
記携帯可能媒体MGは、上記使用状態検出手段MHの検
出した被使用対象の使用状態に基づいて、被使用対象の
異常内容を判断する被使用対象異常判断手段MIと、該
被使用対象異常判断手段MIによる判断結果に基づい
て、被使用対象の異常内容を表示する異常表示手段MJ
とを備えることを要旨とする。
【0007】第3発明の被使用対象供給装置は、図3に
例示するように、被使用対象を使用するための使用料金
の予納金額を予め記憶する携帯可能媒体MKと、被使用
対象を使用者に供給する被使用対象供給ポストMLとか
らなる被使用対象供給装置であって、被使用対象供給ポ
ストMLは、被使用対象を使用者に供給する被使用対象
供給手段MMと、該被使用対象供給手段MMが被使用対
象を使用者に供給することを遮断する被使用対象供給遮
断手段MNとを備え、携帯可能媒体MKは、予納金額に
応じて、上記被使用対象供給遮断手段MNによる被使用
対象の供給遮断を解除する遮断解除手段MOを備えるこ
とを要旨とする。
【0008】
【作用】第1発明の使用料金支払装置は、携帯可能媒体
MAに設けられた予納金額記憶手段MBが被使用対象を
使用するための予納金額を予め記憶するとともに、参照
金額記憶手段MCが被使用対象の量と相関する金額を記
憶する。
【0009】しかも書込信号入力手段MDを介して入力
し、参照金額記憶手段MCが記憶する金額は、参照金額
書込手段MFによって、属性判断手段MEにより判断さ
れた属性毎に、区別されて書き込まれる。これにより、
予納金額記憶手段MBに予め記憶した予納金額によっ
て、被使用対象を使用することができることに加えて、
参照金額記憶手段MCに記憶した金額およびその属性に
基づいて、被使用対象をこの金額によって使用したり、
あるいは所定の属性を付けて被使用対象の量と相関する
金額を参照金額記憶手段MCに記憶することができる。
【0010】又、第2発明の使用料金支払装置は、使用
状態検出手段MHの検出した被使用対象の使用状態に基
づいて、携帯可能媒体MGに設けられた被使用対象異常
判断手段MIが被使用対象の異常内容を判断し、異常表
示手段MJがこの異常内容を表示する。
【0011】これにより、被使用対象の異常は、携帯可
能媒体MGによって表示される。次いで、第3発明の被
使用対象供給装置は、被使用対象供給ポストMLにおけ
る被使用対象供給遮断手段MNによって、被使用対象供
給手段MMが被使用対象を使用者に供給することを遮断
している状態を、携帯可能媒体MKに設けられた遮断解
除手段MOが予納金額に応じて解除する。
【0012】これにより、被使用対象の使用者は、携帯
可能媒体MKによって被使用対象供給ポストMLから被
使用対象の供給を受けることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
【実施例】次に実施例を説明する。図4ないし図9に実
施例の電力料金支払装置DPSの基本構成を示す。本構
成は、室内に図4および図5に示すような電力カード1
と本体3とからなる室内操作装置5を設け、屋外に図6
ないし図9に示すような室外制御装置7を設けて、電力
会社等から供給された電力の代金を電力カード1によっ
て決済する装置を示すものである。
【0014】室内操作装置5:室内操作装置5は、図5
の平面図に示すように、差込プラグ9を介して屋外電灯
配線と電気的に結合する本体3と、本体3における凹状
の設置部11にはめ込まれる電力カード1とから構成さ
れている。
【0015】屋外電灯配線と結合する本体3は、図4に
示すように、差込プラグ9から交流100Vの電力の供
給を受けて、電力カード1用の直流電力を供給する電源
装置13と、室外制御装置7と電力カード1との間にお
いて、データの送受を行なうための磁気カプラ15とか
ら構成されている。電源装置13から出力された直流電
力は、設置部11に露出して設けられた3個の電源接点
17に出力されている。又、磁気カプラ15は、その磁
気結合コイル19が設置部11に面して設けられてい
る。
【0016】電力カード1は、図4に示すように、本体
3の電源装置13から直流電力の供給を受け、各部に所
定電圧を給電する電源部21と、各種データの表示を行
なうディスプレイ23と、各種手動キー操作入力を行な
うための操作キー25と、各種制御を行なう電子回路部
27とから構成されている。
【0017】電源部21は、電力カード1の外部に面す
る受電接点29に接続されており、受電接点29を介し
て、本体3の電源装置13から、電力カード1の制御用
と、後述するPROM37の書替用の直流電力の供給を
受ける。又、これは、内蔵する蓄電池を充電するととも
に、DC−DCコンバータ、および直流電源回路等によ
って、所定電圧の電力を生成し、各部に供給する。
【0018】電子回路部27は、周知のCPU31,R
OM33,RAM35,PROM37を備え、これらと
各インタフェースとをコモンバス39によって接続する
構成である。コモンバス39と接続され、相互にデータ
の送受を行なうインタフェースとしては、本体3の磁気
結合コイル19と対向するように配設される磁気結合コ
イル41に、デ一夕を乗せた信号を送出し、かつそれか
らデータを受信するためのデータ入出力インタフェース
43と、ディスプレイ23を駆動してデータを表示させ
るためのディスプレイ駆動部45と、操作キー25から
データを入力するためのキー入力インタフェース47
と、電気的にデータを消去および書込むことが可能なP
ROM37にデータを書込むためのPROM書込部49
とが設けられている。又、PROM書込部49には、P
ROM書込部49を制御するための信号を外部から入す
るPROM接点51が接続されている。
【0019】以上に説明した室内操作装置5は、差込プ
ラグ9を屋内電灯配線に接続することにより、この屋内
電灯配線を経由して、室外制御装置7と接続状態とな
り、データを送信し、あるいは受信する状態となる。次
に室外制御装置7が取り付けられる引込盤53を説明す
る。
【0020】引込盤53は、図6および図9に示すよう
に、配電線路からの引込口55から引き込んだ電力を電
力量計57によって計量後、図6に示すように屋内の分
電盤59に送電するものである。引込盤53には、電力
量計57と室外制御装置7とに加えて、電力量計57の
計測値を反映した出力パルスWHSを出力する電力量パ
ルス出力部61と、電力量計57を介した引込線63と
の接続状態を断続するための電磁開閉器65と、電磁開
閉器65の2次側に接続され、室内操作装置5から屋内
電灯配線67を経由して送出されてきた信号を検出する
カプラ内蔵ラインフィルタ69とが設けられている。
又、カプラ内蔵ラインフィルタ69は、図8に示すよう
に、屋内電灯配線67に重畳されている信号を除去する
ラインフィルタ部71と、屋内電灯配線67に信号を重
畳し、又は重畳されてきた信号を検出するカップリング
コイル73とからなっている。
【0021】室外制御装置7は、図7に示すように、周
知のCPU75,ROM77,RAM79を備え、これ
らと各インタフェースとをコモンバス81によって接続
する構成である。コモンバス81と接続され、相互にデ
ータの送受を行なうインタフェースとしては、電力量パ
ルス出力部61からの出力パルスWHSを入力するため
のデータ入力インタフェース83と、カプラ内蔵ライン
フィルタ69との間で信号を送受するデータ入出力イン
タフェース85と、電磁開閉器65を駆動するための電
磁開閉器駆動部87と、電力量パルス出力部61から送
られてくる出力パルスWHSの数を積算するカウンタ8
9を駆動するカウンタ駆動部91と、各種データを表示
するディスプレイ93を駆動するディスプレイ駆動部9
5とが設けられている。又、室外制御装置7には、電力
量計57の1次側から交流電力の供給を受けて、各部に
所定電圧の直流電力を供給する電源装置97が設けられ
ている。
【0022】以上に説明した引込盤53と室内操作装置
5とは、屋内電灯配線67を介して接続され、相互に信
号の送受を行なう。なお、屋内電灯配線67には、図6
に示すように漏電ブレーカ99,配線ブレーカ101,
およびコンセント103が介装されている。
【0023】次に、図4ないし図9に示した電力料金支
払装置DPSの各部において実行される処理をフローチ
ャートに基づいて説明する。図10ないし図12に、電
力カード1で実行される処理のフローチャートを示し、
図13ないし図16に室外制御装置7で実行される処理
を示す。
【0024】図10は引落可能金額PPB送信処理のフ
ローチャートであって、CPU31にて所定時間毎に実
行されるものである。この処理が起動されると、まず送
信開始条件が満足されているか否かが判断される(ステ
ップ1000,以下ステップを単にSと記す。)。この
場合の送信開始条件としては、例えば操作キー25にお
ける電力使用キー105が押されているか否かが該当す
る。ここで、送信開始条件が満足されていなければ、本
ルーチンをそのまま一旦終了し、送信開始条件が満足さ
れていれば、次にPROM37内に設定されている予納
金メモリ107から予納金残高PPAを読み込み、引落
可能金額PPBに代入する処理を行なう(S101
0)。PROM37内の予納金メモリ107に記憶され
ている予納金残高PPAは、PROM書込部49によっ
て書き込まれる値であって、電力料金の予納金額を示す
ものである。
【0025】又、引落可能金額PPBは、演算処理用の
変数として用いられるものである。引落可能金額PPB
に予納金残高PPAの値を設定後、次にこの引落可能金
額PPBを、データ入出力インタフェース43に出力す
る(S1020)。これにより、引落可能金額PPB
は、データ入出力インタフェース43によってシリアル
データに変換後、所定周波数のキャリアに乗せられて、
順に、磁気結合コイル41,19、差込プラグ9,コン
セント103、屋内電灯配線67、カプラ内歳ラインフ
ィルタ69を介して、室外制御装置7のデータ入出力イ
ンタフェース85に送出される。したがって、電力カー
ド1から送出された引落可能金額PPBは、室外制御装
置7によって受信される。
【0026】図11は引落金額TTC受信処理のフロー
チャートであって、CPU31にて所定時間毎に実行さ
れるものである。この処理が起動されると、まず、デー
タ入出力インタフェース43から引落金額TTCを読み
込む処理を行なう(S1100)。データ入出力インタ
フェース43から読み込む引落金額TTCは、室外制御
装置7から送出されるものであって、順にデータ入出力
インタフェ−ス85、カプラ内蔵ラインフィルタ69、
屋内電灯配線67、差込プラグ9、磁気結合コイル1
9,41と送られてきたものを、デ一タ入出力インタフ
ェース43によって受信したものである。
【0027】引落金額TTCの読み込み処理後、次にデ
ータ入出力インタフェース43から引落金額TTCを実
際に読み込めたか否かを判断し(S1110)、読み込
めなかった場合には本ルーチンをそのまま一旦終了し、
読み込めた場合には、引落金額TTCをTTBに代入す
る(S1120)。ここで行なうTTC→TTBの処理
は、読み込んだTTCをそのまま用いずに、TTBに代
入してから演算処理を行なうためである。
【0028】次に、引落可能金額PPBを引落金額TT
Bだけ減算する処理を行なう(S1130)。次いで、
減算後の引落可能金額PPBをデータ入出力インタフェ
ース43を介して室内制御装置7に迭出する(S114
0)。図12は予納金メモリ監理処理のフローチャート
であって、CPU31にて所定時間毎に実行されるもの
である。この処理が起動されると、まず、PROM37
内の予納金メモリ107から予納金残高PPAを読み込
む(S1200)。次いで、予納金メモリ107から読
み出した現在の予納金残高PPAとRAM35内に記憶
されている現在の引落可能金額PPBとの差(|PPA
−PPB|)が、所定差α以上であるか否かを判断する
(S1210)。ここで|PPA−PPB|<αであれ
ば、差が少ないので、そのまま本ルーチンを一旦終了
し、|PPA−PPB|≧αであれば、次に引落可能金
額PPBを予納金残高PPAに代入し(S1220)、
この予納金残高PPAを予納金メモリ107に書き込む
(S1230)これにより、図11において記述したよ
うに、室外制御装置7からの引落金額TTCによって減
額された引落可能金額PPBが所定差α減少する毎に、
PROM書込部49によってPROM37の予納金メモ
リ107に書き込まれる。したがって、予納メモリ10
7には、予納金残高PPAの経歴が記憶されることにな
り、この中で最新のPPAが現在の使用可能金額として
取り出されることになる。
【0029】次に、室外制御装置7にて実行される処理
を説明する。図13は引落可能金額PPB受信処理のフ
ローチャートであって、CPU75にて所定時間毎に実
行されるものである。この処理が起動されると、まず室
内操作装置5から引落可能金額PPBを読み込む(S1
300)。ここで読み込む引落可能金額PPBは、図1
0および図11の処理において既に説明したものであ
る。
【0030】引落可能金額PPBの読み込み処理後、次
に実際に読み込めたか否かを判断し(S1310)、読
み込めなかった場合、すなわち受信できなかった場合に
は、そのまま本ルーチンを一旦終了し、引落可能金額P
PBを受信した場合には、次に受信した引落可能金額P
PBを室外制御装置7における演算用の引落可能金額P
PCに代入する(S1320)。次いで、引落可能金額
PPCを所定の演算式によって使用可能電力量DDCに
換算し(S1330)、この使用可能電力量DDCをデ
ィスプレイ93に表示する(S1340)。なお、引落
可能金額PPCを使用可能電力量DDCに換算するため
の演算式は、ROM77内の変数テーブル109に予め
格納されている。
【0031】図14は引落処理のフローチャートであっ
て、CPU75にて所定時間毎に実行されるものであ
る。この処理が起動されると、まず払込金額SSCが所
定額βより少なくなったか否かを判断する。(S140
0)。この払込金額SSCとは、電力使用料に充当する
ために、予め設定しておく金額である。ここで払込金額
SSCが所定額β以上であればそのまま本ルーチンを一
旦終了し、未満であれば次に引落可能金額PPCから引
落金額TTCを減算した値が「0」以上であるか否かを
判断する(S1410)。ここで、引落可能金額PPC
が1回当りの引落金額TTC以上であると判断した場合
には、次に室内操作装置5に引落金額TTCを送信する
(S1420)。
【0032】引落金額TTCを室内操作装置5に送信
後、次に室内操作装置5から送出されてくる引落可能金
額PPBを読み込む(S1430)。引落可能金額PP
Bの読み込み後、実際に引落可能金額PPBをデータ入
出力インタフェース85から読み込むことができたか否
かを判断し(S1440)、データ入出力インタフェー
ス85からの読み込み、すなわち受信ができなかった場
合には、そのまま本ルーチンを一旦終了し、受信できた
場合には、次の処理に移行する。
【0033】引落可能金額PPBを受信した場合には、
引落可能金額PPCから引落金額TTCを引いた値と、
室内操作装置5から受信した引落可能金額PPBとの値
とが一致するか否かを判断する(S1450)。すなわ
ち、ここでは室外制御装置7から電力カード1に引落金
額TTCを送出した結果、電力カード1が引落可能金額
PPBを実際に引き落としたか否かを判断する。
【0034】引落可能金額PPBが引き落されていなけ
ればそのまま本ルーチンを一旦終了し、引き落されてい
れば、次に払込金額SSCに引落金額TTCを加算する
(S1460)。これにより、払込金額SSCが少なく
なった場合に、まず電力カード1から引落金額TTCを
引き落し後、次に払込金額SSCが引落金額TTCだけ
加算される。
【0035】払込金額SSCを引落金額TTCだけ加算
した後、次に電磁開閉器65を「オン」にする(S14
70)。これにより、今まで「オフ」であれば引込線6
3と屋内電灯配線67が接続状態になる。 図15は電
磁開閉器「オフ」処理のフローチャートであって、CP
U75にて所定時間毎に実行されるものである。この処
理が起動されると、まず払込金額SSCが値「0」以下
であるかを判断し(S1500)、払込金額SSCが値
「0」より大きければそのまま本ルーチンを一旦終了し
「0」以下であれば、次に電磁開閉器65を「オフ」に
して(S1510)、本ルーチンを一旦柊了する。すな
わち、払込金額SSCがなくなったら電磁開閉器65が
「オフ」になり、引込線63と屋内電灯配線67との接
続が断たれる。
【0036】図16は電力使用量検針処理のフローチャ
−トであって、CPU75にて所定時間毎に実行される
ものである。この処理が起動されると、まず電力量パル
ス出力部61から出力された出力パルスWHSが値
「1」か値「0」かを、データ入力インタフェース83
から読み込む(S1600)。出力パルスWHSの値の
読み込み後、次に出力パルスWHSが値「1」であった
か否かを判断し(S1610)、値「1」でなければそ
のまま本ルーチンを一旦終了し、値「1」であれば、次
に前回の出力パルスWHSの値が「0」であったか否か
を判断する(S1620)。前回が値「1」であればそ
のまま本ルーチンを一旦終了し、前回が値「0」であれ
ば、電力量パルス出力部61から出力パルスWHSが1
個出力されたと判断して、次に使用電力量WWCを算出
する(S1630)。ここで行なう使用電力量WWCの
算出法は、出力パルスWHSが1個入力する毎に、所定
使用量γだけ使用電力量WWCに加算する(WWC←W
WC+γ)方法である。なお、所定使用量γの値は電力
量パルス出力部61の出力特性に応じて、予め設定され
るものである。
【0037】使用電力量WWCの算出後、次に電磁開閉
器65が「オン」制御されているか否かを判断し(S1
640)、「オン」制御されていなければ、電力量パル
ス出力部61、又は電磁開閉器65等が異常であると判
断して、ディスプレイ93に異常警報を表示する(S1
650)。
【0038】一方、電磁開閉器65が「オン」であれ
ば、次に使用電力量WWCを使用金額KKCに換算する
(S1660)。この使用金額KKCへの換算はROM
77内の変数テーブル109から換算値δを読み出し、
この換算値δと使用電力量WWCとを乗算(KKC←δ
・WWC)することによって行なう。
【0039】使用電力量WWCを使用金額KKCに換算
後、次に使用電力量WWCをクリア(WWC←0)して
(S1670)、払込金額SSCを使用金額KKCだけ
減算(SSC←SSC−KKC)する(S1680)。
これにより、電力量パルス出力部61から出力パルスW
HSが出力されると、これに応じて払込金額SSCが減
算される。
【0040】以上に説明した電力料金支払装置DPS
は、室内の室内操作装置5と屋外の引込盤53とが共同
することにより、電力カード1に予め記憶されている予
納金残高PPA分に対応する電力を使用することができ
る。又、本電力料金支払装置DPSは予納金残高PPA
を記憶している電力カード1を、引込盤53以降の屋内
電灯配線67であればどこに取り付けてもよく、使用上
の利便性が極めて高い。そのうえ、手元に電力カード1
を配置しておくことができることから、家全体の電気の
「オン」「オフ」が手元でいつでもできるようになり、
留守時等の保安性、および経済性が向上する。
【0041】尚、本構成では1台の室外制御装置7と1
台の室内操作装置5とを設け、電力料金に充当するもの
としたが、これに加えて複数の室内操作装置5を使用し
て、1台の室外制御装置7を制御する構成としてもよ
い。これは室外制御装置7と室内操作装置5との間のデ
ータ送信に選択性を持たせ、所定の優先順位に基づい
て、優先順位の高い電力カード1から順に予納金残高を
減額することにより達成される。これにより、複数の電
力カード1で複数の場所から電力料金の充当ができ、極
めて利便性が向上する。
【0042】次に第1実施例を説明する。本実施例は、
図4に構成を示した電力カード1に代えて、図17およ
び図18に示す電力カード201を用いて、下記に示す
ように、予納金追加処理を実行するものである。図17
に示す電力カード201は、図4の電力カード1にマイ
ク203とオーディオ入力インタフェース205とを付
加することによって、外部からの音信号を入力する構成
と、オーディオ出力インタフェース207とスピーカ2
09とを付加することによって、外部に音信号を出力す
る構成とを備えたものである。
【0043】上記構成により、図18に示すように、電
力カード201の裏面211側に設けたマイク203又
はスピーカ209を、例えば図19に示すように、電話
機213の送話口215、又は受話口217に対面さ
せ、電力カード201と電話機213との間で各種信号
の送信又は受信を行なうことが可能となる。
【0044】図20の予納金追加処理ルーチンのフロー
チャートは、電力カード201のCPU31にて所定時
間毎に起動されるものである。該ルーチンが起動される
と、まず予納金追加ボタン219が「オン」されたか否
かを判断することによって、予納金の追加を行なうか否
かを判断する(S1700)。予納金の追加を行なうと
判断した場合には、次に、ROM33内のIDコ一ド格
納エリア222から本電力カード201個有のIDコー
ドを読み込み(S1710)、このIDコードを利用し
て、所定の手順により、パスコードを生成する(S17
20)。パスコードの生成後、ディスプレイ23に予納
金追加手続の手順を表示し(S1730)、以後表示し
た手順に則った処理が使用者によって行なわれることを
待つ。
【0045】ディスプレイ23によって示される手順
は、下記に示すものである。 (I) 電話で電力カード予納金追加センタを呼び出
す。 (II) 電力カード201の裏面211を(図19に示
すように)電話機213の送話口215に当てる。
【0046】(III) 第1の選択ボタン224を押
す。 (IV) スピーカ209からIDコードとパスコードと
の送信終了後、受話口217から応答コードを聞き、応
答コードを記録したら、応答ボタン226を押して、応
答コードを操作キー25から打ち込む。
【0047】手順(I)〜(IV)を表示後、第1の選択
ボタン224が押されることを待って(S1740)、
第1の選択ボタン224が押されたら、IDコ一ドとパ
スコードとをスピーカ209から所定時間出力する(S
1750)。IDコードとパスコードを出力後、応答ボ
タン226が押されたか否かを判断し(S1760)、
応答ボタン226が押されるまでIDコードとパスコー
ドの出力を繰り返す。又、中止ボタン228が押された
場合には、本ルーチンを一旦終了して、予納金追加の処
理を中止する。
【0048】応答ボタン226が押された場合には、次
に応答コードの入力を行ない(S1770)、この入力
された応答コードが適正か不適正かを判断する(S17
80)。この応答コードは、IDコードとパスコードと
に基づいて、所定の手順により生成されるものである。
したがって、電力カード201から予納金追加センタに
送信されたIDコ一ドとパスコードが所定の手順によっ
て応答コードに変換され、これを電力カード201が受
けると、入力された応答コードが適正であるとの判断が
なされる。
【0049】入力された応答コードが不適正である場合
には、応答コードを再び入力するようにとの表示をディ
スプレイにして(S1790)、再入力を待つ。応答コ
ードが適正であった場合には、実際に予納金を追加する
処理を実行する(S1800〜S1830)。
【0050】すなわち、順に、予納金メモリ107から
予納金残高PPAを読み込み(S1800)、この予納
金残高PPAに所定の追加金RRAを加算し(S181
0)、次いで追加金RRAの額をディスプレイ23に表
示し(S1820)、追加金RRAを加えた予納金残高
PPA(←PPA+RRA)を新たな予納金残高PPA
として、PROM37内の予納金メモリ107に書き込
む処理を実行する(S1830)。
【0051】又、予納金追加センタ230は、図21に
示すように、電力カード201から出力され、電話機2
13および交換機232等の電話回線234を介してI
Dコードとパスコードとを受信した場合には、受信した
IDコードとパスコードとが適正なものであるかを判断
後、IDコードとパスコ一ドとに基づく応答コードを生
成して、電力カード201に送信するとともに、IDコ
ードを保有する使用人の口座から予納金を引き落す手続
を実行する。
【0052】したがって、図20の予納金追加処理が実
行されることにより、電力カード201には、所定の予
納金が追加され、この追加された予納金額が電力カード
201を使用する使用人の銀行等の口座から自動的に引
き落される。したがって、電力カード201の使用人
は、電力カード201に予納金を追加することを、電話
で行なうことができることから、電力カード201に予
納金を追加するために、所定の場所まで行く必要がなく
なり、利便性が向上するという極めて優れた効果を奏す
る。
【0053】又、パスコードは、予納金を追加する都度
変更され、これが応答コードを生成する場合の鍵とされ
ていることから、電力カード201は、不正手続によっ
て予納金を追加することが完全に防止されているという
優れた特長を有している。次に第1実施例の変形例を説
明する。
【0054】本変形例は、図20の予納金追加ルーチン
のフローチャートに代えて、図22に示す予納金自動追
加ルーチンの処理を行なうものである。予納金自動追加
ルーチンが電力カード201のCPU31にて所定時間
毎に起動されると、まず予納金自動追加ボタン236
(図17および図19参照)が「オン」されたか否かを
判断することによって、予納金の自動追加を行なうか否
かを判断する(S1900)。予納金の自動追加を行な
うと判断した場合には、順次IDコードの読み込み(S
1910)、パスコードの生成(S1920)、ディス
プレイ23に予納金自動追加手続の手順の表示(S19
30)を行なって、次に第1の選択ボタン224が押さ
れることを待って(S1940)、第1の選択ボタン2
24が押されたら、IDコードとパスコードとをスピー
カ209から所定時間出力する(S1950)。
【0055】IDコードとパスコードを出力後、再送信
ボタン238が押されたか、あるいは受信ボタン240
が押されたかを判断し(S1960)、再送信ボタン2
38が押されたら、予納金追加センタ230からの応答
がなかったと判断して、IDコードとパスコードと、再
送信であることを示す再送信コードを送信する。
【0056】受信ボタン240が押された場合には、予
納金追加センタ230から応答コードが送信されてくる
と判断して、マイク203を介して、応答コ一ドの受信
を行ない(S1970)、この受信した応答コードが適
正か不適正かを判断する(S1980)。
【0057】入力された応答コードが不適正である場合
には、再送信をするようにとの表示をディスプレイ23
にして(S1990)、IDコードとパスコードと再送
信コードとを送信する。応答コードが適正であった場合
には、実際に予納金を追加する処理として、順に、予納
金メモリ107から予納金残高PPAを読み込み(S2
000)、この予納金残高PPAに所定の追加金RRA
を加算し(S2010)、次いで追加金RRAの額をデ
ィスプレイ23に表示し(S2020)、追加金RRA
を加えた予納金残高PPA(←PPA+RRA)を新た
な予納金残高PPAとして、PROM37内の予納金メ
モリ107に書き込む処理を実行する(S2030)。
【0058】以上、本変形例により、電力カード201
に予納金を自動追加することができるという優れた効果
を奏する。そのうえ、応答コードをマイク203から受
信する機能が付加されていることから、電力カード20
1の使用者が予納金追加センタ230からの応答を記録
する手間が減少され、利便性が更に向上するという極め
て優れた効果を奏する。
【0059】次に第2実施例を説明する。本実施例は、
電力カード1によって電力料金を支払うとともに、電力
の需要家が自家発電した電力を売電側に送電して、これ
の送電電力量に対応する金額を、電力カード1に記録す
るものである。本実施例の全体構成は、図23に示すよ
うに、配電線路250との間の引込線路252と、受電
用の電力量計57等を収容する引込制御盤254と、風
力発電装置256を有する自家発電部258とからなっ
ている。
【0060】自家発電部258は、風力発電装置256
によって発電した直流電力を電圧調整装置260を介し
てバッテリ262に充電するとともに、風力発電装置2
56とバッテリ262とから出力される直流電力を直交
変換器264によって交流電力に変換して、屋内電灯配
線67に供給するものである。
【0061】引込制御盤254は、引込線路252と自
家発電部258とから供給される電力を「オン」「オ
フ」したり、あるいは電力量を計測するものであって、
引込線路252の端末に設けられる引込開閉器266
と、引込開閉器266を介して送電されてくる電力を受
電する受電部268と、自家発電部258から送電され
てくる電力を配電線路250に送電する送電部270
と、自家発電部258から送電された電力が受電部26
8に流入することを防止する逆流防止装置272と、自
家発電部258や引込制御盤254の各部からデータを
入力して、各部を制御する室外制御装置274とから構
成されている。
【0062】受電部268には、引込開閉器266側か
ら順に、電力量計57,NO.1電磁開閉器65,ライ
ンフィルタ276が設けられている。送電部270に
は、自家発電部258側から順に、カプラ内蔵ラインフ
ィルタ69,NO.2電磁開閉器278,電力量計28
0,逆流防止装置282が設けられている。
【0063】各部を制御する室外制御装置274は、図
24に示すように、周知のCPU75,ROM77,R
AM79を備え、これらと各インタフェースとをコモン
バス81によって接続する構成である。コモンバス81
と接続され、相互にデータの送受を行なうインタフェー
スとしては、電力量計57に取り付けられた電力量パル
ス出力部61からの出力パルスWHSを入力するための
データ入力インタフェース83と、電力量計280に取
り付けられた電力量パルス出力部284からの出力パル
スWOSを入力するためのデータ入力インタフェース2
86と、カプラ内蔵ラインフィルタ69との間で信号を
送受するデータ入出力インタフェース85と、NO.1
電磁開閉器65を駆動するための電磁開閉器駆動部87
と、NO.2電磁開閉器278を駆動するための電磁開
閉器駆動部288と、電力量パルス出力部61,284
から送られてくる出力パルスWHS,WOSの数を積算
するカウンタ89,290を駆動するカウンタ駆動部9
1、292と、風力発電装置256の発電状態を検出す
る発電機出力センサ294からの信号を入力するデータ
入力インタフェース296と、直交変換器264の出力
を制御する制御信号出力インタフェース298と、各種
データを表示するディスプレイ93を駆動するディスプ
レイ駆動部95とが設けられている。又、室外制御装置
274には、電力量計57の1次側から交流電力の供給
を受けて、各部に所定電圧の直流電力を供給する電源装
置97が設けられている。
【0064】次に室外制御装置274において所定時間
毎に実行される処理のフローチャートを図25および図
26に示し、室内操作装置5の電力カード1において所
定時間毎に実行される処理のフローチャートを図27お
よび図28に示して、本実施例で行なわれる制御を説明
する。
【0065】図25に示す送電判断ルーチンが室外制御
装置274にて起動されると、まず風力発電装置256
の発電状態を発電機出力センサ294の出力信号に基づ
いて判断し、電力量計57の電力量を参照して、風力発
電装置256の発電量が電力量計57の電力量より所定
値以上大きいか否かを判断すること、および他の条件に
より、配電線路250に送電することが可能か否かを判
断する(S2100)。
【0066】ここで送電可能であると判断した場合に
は、次に受電部268に配置されているNO.1電磁開
閉器65を「オフ」にし(S2110)、次いで送電部
270に配置されているNO.2電磁開閉器278を
「オン」にしてから(S2120)、直交変換器264
への送電信号を「オン」にする(S2130)処理を順
次実行する。
【0067】これらの処理により、直交変換器264か
ら出力された交流電力は、送電部のみを介して配電線路
250に出力される。なお、直交変換器264は、受電
部268におけるNO.1電磁開閉器65の1次側から
配電線路250の交流電圧を検出して、出力を同期させ
ている。
【0068】一方、風力発電装置256の発電量が不足
して送電可能でないと判断した場合には、まず直交変換
器264への送電信号を「オフ」にし(S2140)、
次にNO.2電磁開閉器278を「オフ」にして(S2
150)、NO.1電磁開閉器65を「オン」にする
(S2160)処理を実行する。
【0069】これらの処理により、直交変換器264か
ら配電線路250への送電が停止されるとともに配電線
路250からの受電が可能になる。上述した図25の送
電判断ルーチンの処理により、風力発電装置256の発
電量が増加して、送電可能になると、風力発電装置25
6から配電線路250への送電が実行される。
【0070】図26に示す送電金額合計LLC送信処理
ルーチンが室外制御装置274において起動されると、
まず後述する処理においてセットされる送金フラグSD
がセット(=1)されているか否(=0)かを判断する
(S2200)。ここで送金フラグSDがセットされて
いなければ、次に電力量計280の計測値を反映する電
力量パルスWOSを入力し(S2210)、この電力量
パルスWOSが1個入力したかを判断する(S222
0,S2230)。電力量パルスWOSが1個入力した
場合、次にパルスWOS1個に対応する電力量kを積算
した値である送電電力量NNCを算出する(S224
0)。すなわち、NNC←NNC+κの演算を行なう。
次いで、送電電力量NNCに所定数λを乗算して(λ・
NNC)、これを送電金額MMC(←λ・NNC)に換
算する(S2250)。
【0071】送電金額MMCへの換算後、送電電力量N
NCをクリア(←0)し(S2260)、送電金額MM
Cの積算値である送電金額合計LLC(←LLC+NN
C)を算出する(S2270)。送電金額合計LLCの
演算は、この値がある程度大きくなって、所定値μを越
えるまで行なわれ(S2280)、大きくなると次に、
この送電金額合計LLCを室内操作装置5に送信する条
件が満足されているか否かを判断する(S2290)。
この条件の判断は、室内操作装置5から送信を許容する
信号が出力されているか否かで判断する。
【0072】送信条件が満足されていなければ、そのま
ま本ルーチンを一旦終了し、満足されていれば、次にデ
ータ入出力インタフェース85を経由して、送電金額合
計LLCを室内操作装置5に送信し(S2300)、次
いで送電金額合計LLCを送信中であることを示す送金
フラグSDをセット(=1)して(S2310)、本ル
ーチンを一旦終了する。
【0073】上述処理により、風力発電装置256から
配電線路250に送電した電力に対応する金額が室内操
作装置5の電力カード1に送信される。送電金額合計L
LCを送信後、再び本ルーチンが起動されると、この送
金フラグSDの状態に基づいて(S2200)、次に室
内操作装置5からデ一タ入出力インタフェース85を介
して送信されてくる売電額JJAの受信を行なう(S2
320)。受信した売電額JJAは、前回入力した売電
額JJCと大小が比較され(S2330)、前回の売電
額JJCと今回の売電額JJAとが同一か小さければ、
電力カード1において送金金額合計LLCの受信および
処理がまだ実行されていないと判断して、既述した送信
条件の判断処理等(S2290〜S2310)を繰り返
す。
【0074】一方、前回の売電額JJCより今回受信し
た売電額JJAの方が大きくなっていれば、電力カード
1における処理が適正に実行されたと判断して、以下順
に今回の売電額JJAを前回の売電額JJCに代入する
処理(S2340)と、送電金額合計LLCをクリアす
る処理(S2350)と、送金フラグSDをクリアする
処理(S2360)とを実行して、本ルーチンを一旦終
了する。
【0075】以上本送電金額合計LLC送信処理ルーチ
ンを繰り返し実行することにより、風力発電装置256
から配電線路250に送電された電力量に対応する金額
が電力カード1に送信されるとともに、この送信が電力
カード1によって受信されたことが確認される。
【0076】図26に示す送電金額合計LLC送信処理
により、室外制御装置274から送信された送電金額合
計LLCデータは、屋内電灯配線67を経由して、室内
操作装置5(図23では図示省略)に伝達され、図27
に示す送電金額合計LLC受信処理によって受信され
る。
【0077】図27の送電金額合計LLC受信処理が電
力カード1において所定時間毎に起動されると、まずデ
ータ入出力インタフェース43を介して、送電金額合計
LLCを受信する処理を実行する(S2400)。次い
で、受信した送電金額合計LLCを、この送電金額合計
LLCの合計値を示す売電額JJAに加算してから(J
JA←JJA+LLC,S2410)、送電金額合計L
LCをクリアする(S2420)。
【0078】上記処理によって売電額JJAを更新した
後、更新後の売電額JJAを室外制御装置274に送信
する(S2430)。これにより、図26の送電金額合
計LLC送信処理によって、売電額JJAが受信され、
デ一タの伝達が適正に行なわれたことの判断条件とされ
る。
【0079】図27の送電金額合計LLC処理によって
積算された売電額JJAは、同様に電力カード1におい
て所定時間毎に起動される図28に示す売電メモリ監理
処理によって読み込まれる。売電メモリ監理処理が起動
されると、まず図4に示すPROM37内の売電額メモ
リ300から、売電額メモリ値JJBを入力し(S25
00)、この入力した売電額メモリ値JJBと図28の
ルーチンによって積算された売電顔JJAとの偏差が所
定値νを越えたか否かを判断する(S2510)。ここ
で偏差が所定値νを越えていなければ、まだ売電額メモ
リ値JJBを更新するほどには送電金額合計LLCが室
外制御装置274から送信されてきていないと判断し
て、本ルーチンを一旦終了し、一方偏差が大きい場合に
は、売電額JJAを売電額メモリ値JJBに代入して
(S2520)、これを売電額メモリ300に書き込む
(S2530)。
【0080】以上の処理により、風力発電装置256か
ら配電線路250に送電された電力に対する対価が電力
カード1のPROM37内に記録される。したがって、
本実施例により、自家発電した電力を自家消費すること
に加えて、売電することができることから、電力カード
1の有用性が向上するという極めて優れた効果を奏す
る。
【0081】次に第3実施例を説明する。本実施例は、
電気自動車に充電を行なう場合に、通常の電気使用料に
加えて、別に例えば自動車電気消費税のような特別の料
金を徴収するものである。図29に示す全体構成図のよ
うに、本実施例は、電気自動車310の充電電源を屋内
電灯配線67に接続されたコンセント103とするもの
である。このコンセント103は、電力カード1を有す
る室内操作装置5と室外制御装置7とによって電力が供
給されるものである。
【0082】電気自動車310は、車体後部に電力供給
装置312を備えている。電力供給装置312は、図3
0に示すように、コンセント103に差し込むプラグ3
14と、プラグ314からケーブル316を経由して交
流電力の供給を受け、これを直流電力に変換して車載蓄
電池318を充電する充電装置320と、充電装置32
0に交流電力を供給したりする等の制御を行なう車載制
御装置322から構成されている。
【0083】車載制御装置322は、周知のCPU32
4,ROM326,RAM328,およびコモンバス3
30等を備えている。データの入力インタフェースとし
ては、NO.1データ入出力インタフェース332と、
NO.2データ入出力インタフェース334と、デ一タ
入力インタフェース336と、スイッチ入力インタフェ
ース338とを備えている。NO.1データ入出力イン
タフェース332は、充電装置320に交流電力を供給
するケーブル316間に介装された磁気カプラ340に
接続されている。NO.2データ入出力インタフェース
334は、図29に示すように電気自動車310の運転
席に配設されたカード結合器342の磁気カプラ344
に接続されている。データ入力インタフェース336
は、充電装置320から車載蓄電池318に供給される
電流値を検出する電流計346と電圧値を検出する電圧
計348に接続されている。スイッチ入力インタフェー
ス338は、カード結合器342に配設されている切替
スイッチ350に接続されている。
【0084】車載制御装置322の出力インタフェース
としては、リレー駆動部352と電源部354とが設け
られている。リレー駆動部352は、充電装置320
と、この充電装置320に電力を供給するケーブル34
0との間の断続を行なうリレー356に接続されてい
る。電源部354は、カード結合器342内に配設され
た3個の接点358に接続されている。
【0085】車載制御装置322に接続されているカー
ド結合器342には、図31に示すように、車載電力カ
ード360を収容するための設置部362が設けられて
おり、この設置部362には、車載電力カード360と
対面する位置に接点358と磁気カプラ344が配設さ
れている。又、設置部362の近傍には、切替スイッチ
350が配設されており、この切替スイッチ350の一
方の切替側には「車載カード」のレタリング部364が
設けられており、他方の切替側には「外部カード」のレ
タリング部366が設けられている。
【0086】次に図32ないし図35に、車載電力カー
ド360で実行される処理のフローチャートを示し、図
36ないし図39に車載制御装置322で実行される処
理を示す。図32は引落可能金額PPB送信処理のフロ
ーチャートであって、車載電力カード360におけるC
PU31(図4参照)にて所定時間毎に実行されるもの
である。この処理が起動されると、まず送信開始条件が
満足されているか否かが判断される(S2600)。こ
の場合の送信開始条件としては、例えば操作キー25に
おける電力使用キー105が押されているか否かが該当
する。ここで、送信開始条件が満足されていなければ、
本ルーチンをそのまま一旦終了し、送信開始条件が満足
されていれば、次にPROM37内に設定されている予
納金メモリ107から予納金残高PPAを読み込み、引
落可能金額PPBに代入する処理を行なう(S261
0)。
【0087】引落可能金額PPBに予納金残高PPAの
値を設定後、次にこの引落可能金額PPBを、データ入
出力インタフェース43に出力する(S2620)。こ
れにより、引落可能金額PPBは、デ一タ入出力インタ
フェース43によってシリアルデータに変換後、所定周
波数のキャリアに乗せられて、順に、磁気結合コイル4
1、磁気カプラ344を介して、車載制御装置322の
NO.2データ入出力インタフェース334に送出され
る。
【0088】図33は引落金額TTC受信処理のフロー
チャートであって、CPU31にて所定時間毎に実行さ
れるものである。この処理が起動されると、まず、デー
タ入出力インタフェース43を介して車載制御装置32
2から引落金額TTCを読み込む処理を行なう(S26
30)。
【0089】引落金額TTCの読み込み処理後、次にデ
ータ入出力インタフェース43から引落金額TTCを実
際に読み込めたか否かを判断し(S2640)、読み込
めなかった場合には本ルーチンをそのまま一旦終了し、
読み込めた場合には、引落金額TTCをTTBに代入す
る(S2650)。
【0090】次に、引落可能金額PPBを引落金額TT
Bだけ減算する処理を行なう(S2660)。次いで、
減算後の引落可能金額PPBをデータ入出力インタフェ
ース43を介して車載制御装置322に送出する(S2
670)。次に、読み込んだ引落金額TTCに後述する
税金フラグFZが付属しているか否かを判断することに
より、引落金額TTCが税金であるか否かを判断する
(S2680)。税金でなければそのまま本ルーチンを
一旦終了し、税金であれば次に、この税金である引落金
額TTCの積算値である精算税金SFZを算出(SFZ
←SFZ+TTC)して(S2690)、本ルーチンを
一旦終了する。
【0091】図34は予納金メモリ監理処理のフローチ
ャートであって、CPU31にて所定時間毎に実行され
るものである。この処理が起動されると、まず、PRO
M37内の予納金メモリ107から予納金残高PPAを
読み込む(S2700)。次いで、予納金メモリ107
から読み出した現在の予納金残高PPAとRAM35内
に記憶されている現在の引落可能金額PPBとの差(|
PPA−PPB|)が、所定差α以上であるか否かを判
断する(S2710)。ここで|PPA−PPB|<α
であれば、差が少ないので、そのまま本ルーチンを一旦
終了し、|PPA−PPB|≧αであれば、次に引落可
能金額PPBを予納金残高PPAに代入し(S272
0)、この予納金残高PPAを予納金メモリ107に書
き込む(S2730)。
【0092】これにより、引落金額TTCによって減額
された引落可能金額PPBが所定差α減少する毎に、P
ROM書込部49によってPROM37の予納金メモリ
107に書き込まれる。図35は税金メモリ監理処理の
フローチャ−トであって、CPU31にて所定時間毎に
実行されるものである。この処理が起動されると、まず
図33の引落金額TTC受信処理によって積算されてい
る積算税金SFZが所定値πより大きくなったか否かを
判断し(S2740)、大きくなっていなければそのま
ま本ルーチンを一旦終了し、大きくなっていれば次に、
PROM37内の税金メモリ370(図4参照)から税
金メモリ額MFZを読み込む(S2750)。次いで、
読み込んだ税金メモリ額MFZに積算税金SFZを加算
し(S2760)、次に加算した積算税金SFZをクリ
アした後(S2770)、更改後の税金メモリ額MFZ
を税金メモリ370に書き込む(S2780)。
【0093】これにより、PROM37内に税金が積算
されて記録され、後でこれを読み出して、徴税すること
ができる。次に、車載制御装置322にて実行される処
理を説明する。図36は引落可能金額PPB受信処理の
フローチャートであって、CPU324にて所定時間毎
に実行されるものである。まずカード結合器342に取
り付けられている切替スイッチ350の位置を読み込ん
で、このスイッチが「内蔵」側に押されているか「外
部」側に押されているかを判断する(S2800)。
「外部」側に押されていれば、本ルーチンにおける処理
はないと判断して、本ルーチンを一旦終了し、「内蔵」
側に押されてし、れは、次にカード結合器342から引
落可能金額PPBを読み込む(S2810)。
【0094】引落可能金額PPBの読み込み処理後、次
に実際に読み込めたか否かを判断し(S2820)、読
み込めなかった場合、すなわち受信できなかった場合に
は、そのまま本ルーチンを一旦終了し、引落可能金額P
PBを受信した場合には、次に受信した引落可能金額P
PBを車載制御装置322における演算用の引落可能金
額PPCに代入する(S2830)。これにより、他の
処理にて参照可能になる。
【0095】図37は引落処理のフローチャートであっ
てCPU324にて所定時間毎に実行されるものであ
る。この処理が起動されると、まず切替スイッチ350
の位置が「内蔵」側であるか、「外部」側であるかが判
断され(S2900)、「外部」側であればそのまま本
ルーチンを一旦終了し、「内蔵」側であれば次に、払込
金額SSCが所定額βより少なくなったか否かを判断す
る。(S2910)。この払込金額SSCとは、税金に
充当するために、予め設定しておく金額である。ここで
払込金額SSCが所定額β以上であればそのまま本ルー
チンを一旦終了し、未満であれば次に引落可能金額PP
Cから引落金額TTCを減算した値が「0」以上である
か否かを判断する(S2920)。ここで、引落可能金
額PPCが1回当りの引落金額TTC以上あると判断し
た場合には、次にカード結合器342の車載電力カード
360に税金フラグFZの付属した引落金額TTCを送
信する(S2930)。
【0096】引落金額TTCを車載電力カード360に
送信後、次に車載電力カード360から送出されてくる
引落可能金額PPBを読み込む(S2940)。引落可
能金額PPBの読み込み後、実際に引落可能金額PPB
をNO.2データ入出力インタフェース334から読み
込むことができたか否かを判断し(S2950)、受信
ができなかった場合には、そのまま本ルーチンを一旦終
了し、受信できた場合には、次の処理に移行する。
【0097】引落可能金額PPBを受信した場合には、
引落可能金額PPCから引落金額TTCを引いた値と、
受信した引落可能金額PPBとの値とが一致するか否か
を判断する(S2960)。すなわち、ここでは車載制
御装置322から車載電力カード360に引落金額TT
Cを送出した結果、車載電力カード360が引落可能金
額PPBを実際に引き落したか否かを判断する。
【0098】引落可能金額PPBが引き落とされていな
ければそのまま本ルーチンを一旦終了し、引き落とされ
ていれば、次に払込金額SSCに引落金額TTCを加算
する(S2970)。これにより、払込金額SSCが少
なくなった場合に、まず車載電力カード360から引落
金額TTCを引き落し後、次に払込金額SSCが引落金
額TTCだけ加算される。
【0099】払込金額SSCを引落金額TTCだけ加算
した後、次にリレー356を「オン」にする(S298
0)。これにより、今まで「オフ」であれば、充電装置
320と屋内電灯配線67とが接続状態になる。図38
はリレー「オフ」処理のフローチャ−トであって、CP
U324にて所定時間毎に実行されるものである。この
処理が起動されると、まず切替スイッチ350の位置が
「内蔵」側であるか、「外部」側であるかが判断され
(S3000)、「外部」側であればそのまま本ルーチ
ンを一日終了し、「内蔵」側であれば次に、払込金額S
SCが値「0」以下であるかを判断する(S310
0)。払込金額SSCが値「0」より大きければそのま
ま本ルーチンを一旦終了し、「0」以下であれば、次に
リレー356を「オフ」にして(S3110)、本ルー
チンを一旦終了する。すなわち、払込金額SSCがなく
なったらリレー356が「オフ」になり、充電装置32
0と屋内電灯配線67との接続が断たれる。
【0100】図39は電力使用量検針処理のフローチャ
−トであって、CPU324にて所定時間毎に実行され
るものである。この処理が起動されると、まずデータ入
力インタフェース336を介して同時刻の電流計346
の電流値IVと電圧計348の電圧値VVとを読み込む
(S3200,S3210)。次いで、両値IV,VV
の積に定数ξを乗算(IV・VV・ξ)して瞬間電力を
算出し、これを積算して、使用電力量WWC(←WWC
+IV・VV・ξ)を算出する(S3220)。積算し
た使用電力量WWCが所定値Θを越えたら(S322
5)、次いで、使用電力量WWCに定数οを乗算して、
税額HHCを求め(S3230)、使用電力量WWCを
クリアする(S3240)。
【0101】次いで、切替スイッチ350の位置が「内
蔵」側であるか、「外部」側であるかを判断し(S32
50)、「内蔵」側であれば次に払込金額SSCを税額
HHCだけ減額して(S3260)、本ルーチンを一旦
終了する。一方、切替スイッチ350が「外部」側であ
れば(S3250)、税額HHCの積算値である積算税
額GGCを算出する(GGC←GGC+HHC,S32
70)。
【0102】これにより、切替スイッチ350が「内
蔵」側である場合には、リレー356の「オン」「オ
フ」の制御基準となる払込金額SSCが使用電力量に応
じて減算する。以上、図32ないし図39に基づいて説
明した処理により、切替スイッチ350が「内蔵」側に
位置している場合には、車載電力カード360の予納金
残高PPAが車載蓄電池318への充電電力に対応した
税額だけ減額されるとともに、予納金残高PPAがなく
なったら、車載蓄電池への充電が中止される。
【0103】なお、車載蓄電池318への充電電力の使
用料は、通常の電力使用料金として別途精算される。次
に、切替スイッチ350が「外部」側に位置している場
合の動作、すなわち車載電力カード360を用いずに、
室内操作装置5に設けられている電力カード1を用いる
場合の動作を説明する。
【0104】切替スイッチ350が「外部」側に位置し
ている場合には、既述した図37に示す引落処理と図3
8に示すリレー「オフ」処理とは、リレー356の「オ
ン」「オフ」を行なわずに、そのまま一旦終了する。図
39に示す電力使用量検針処理では、車我蓄電池318
に充電された電力量に対応する積算税額GGCが算出さ
れる(S3270)。
【0105】図32〜図35に示す処理は、車載電力カ
ード360をここでは使用しないことから実行されな
い。図39の処理によって積算税額GGCが算出されて
いる車載制御装置322において、所定時間毎に図40
に示す積算税額GGB送信処理が起動されると、まず切
替スイッチ350の位置が「内蔵」側であるか「外部」
側であるかが判断され(S3300)、「内蔵」側であ
ると判断された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終
了する。一方、「外部」側であると判断された場合に
は、引込盤53の室外制御装置7から屋内電灯配線67
を経由して送られてくる識別番号HA(後述する)をN
O.1データ入出力インタフェース332によって受信
し(S3310)、次いで識別番号HAが実際に受信で
きたか否かを判断する(S3320)。
【0106】ここで識別番号HAが受信できなかったと
判断した場合、例えば室外制御装置7に、電気自動車3
10の税金を取り扱う機能がないと判断した場合には、
タイマTIをスタートさせ(S3330)、このタイマ
TIの値が所定値υに達したら(S3340)、リレー
356を「オフ」にする信号をリレー駆動部352に出
力して、リレー356を実際に「オフ」にする(S33
50)。タイマTIをスタートさせている場合には、本
ルーチンの他のステップによって積算税額GGCが代入
された積算税額GGBと他のステップでインクリメント
される識別番号HAとを室外制御装置7に送信して、本
ルーチンを一旦終了する(S3360)。
【0107】ステップ3360によって室外制御装置7
に送信され、これを受信したことを確認する意味で返送
されてくる識別番号HAを受信して、これが受信できた
と判断した場合には(S3320)、次に受信した識別
番号HAが本ルーチンを前回処理したときに送信した識
別番号HBと同一であるか否かを判断することにより、
室外制御装置7から返送されてきた識別番号HAが適正
(適正の意味は後述する)なものであるか否かを判断す
る(S3370)。
【0108】受信した識別番号HAが適正なものでない
場合には既述したタイマTIスタート以後の処理を実行
する(S3330〜S3360)。一方、識別番号HA
が適正であると判断した場合には、タイマTIをクリア
し(S3380)、次いで現在の積算税額GGCからス
テップ3360にて送信した積算税額GGBを差し引い
て、これを新たな積算税額GGCとし(S3390)、
識別番号HAをインクリメントする(S3400,S3
410)。
【0109】次いで、リレー356を「オン」にして
(S3420)、次に積算税額GGCが所定値ρより大
きくなったか否かを判断することにより、積算税額GG
Cが送信基準に達したか否かを判断する(S343
0)。積算税額GGCが送信基準に達するまでは、その
まま本ルーチンを一旦終了し、送信基準に達したら、ま
ず積算税額GGCを送信用の積算税額GGBに代入して
から(S3440)、積算税額GGBと識別番号HAと
を室外制御装置7に送信する(S3360)。
【0110】以上図40の積算税額GGB送信処理によ
り、積算税額GGBが室外制御装置7に送信され、積算
税額GGBが室外制御装置7によって受信されたことを
確認した後、現在の積算税額GGCから送信した積算税
額GGB分だけ減算されることが実行される。
【0111】積算税額GGBと識別番号HAとを受信す
る室外制御装置7では、これらを受信するために図41
に示す積算税額GGB受信処理が所定時間毎に実行され
る。該ルーチンが起動されると、まず図6および図7に
示す室外制御装置7において、データ入出力インタフェ
ース85を介して、積算税額GGBと識別番号HAとを
受信し(S3500)、この受信した識別番号HAを前
回受信した識別番号HAと対比する(S3510)。こ
の対比の結果今回受信した識別番号HAが前回受信した
識別番号HAに値「1」を加算した値以外であれは、そ
のまま本ルーチンを一旦終了し、値「1」を加算した値
であれば積算税額GGBが更新されたと判断して、次の
処理に移行する。
【0112】積算税額GGBが更新された場合には、次
に積算税額積算値GFZ(←GFZ+GGB)を算出し
(S3520)、次いで車載制御装置322に識別番号
HAを送信する(S3530)。本ルーチンの処理によ
り、車載制御装置322から室外制御装置7に送信され
た積算税額GGBが受信されるとともに、この確認信号
が送信される。
【0113】積算税額積算値GGBが貯えられる室外制
御装置7と、室内操作装置5(電力カード1)は、相互
に既述した図10ないし図15に示す処理を行なって、
引落可能金額PPBの送受信や、引落金額TTCの送受
信や、予納金メモリ107の監理、および電磁開閉器6
5の「オン」「オフ」を実行する。又、電力カード1
は、下記に示す図42ないし図44の処理により算出さ
れる積算税額SFZを、図35に示す税金メモリ監理処
理を実行することにより、積算して、税金メモリ370
に税金メモリ額MFZを書き込む。
【0114】次に、図42〜図44の処理に基づいて、
室外制御装置7から電力カード1に積算税金SFZを送
信する処理を説明する。図42は電力使用量検針および
税金引き落し処理のフローチャートであって、CPU7
5にて所定時間毎に実行されるものである。この処理ル
ーチンにおけるステップ3600ないし3680では、
既述した図16におけるステップ1600ないし168
0と同様の処理が実行され、電力使用量の検針が実行さ
れる。この処理後、税金引き落し処理とし図41の積算
税額GGB受信処理において積算されている積算税額積
算値GFZが所定値σより大きくなったか否かを判断す
ることにより、積算税額積算値GFZが電力カード1へ
送信する基準値に達したか否かを判断する(S369
0)。
【0115】基準値に達したと判断した場合には、まず
払込金額SSCから積算税額積算値GFZを減算する
(SSC←SSC−GFZ)処理を行なってから(S3
700)、この積算税額積算値GFZの積算値である送
金値HFZ(←HFZ+GFZ)を算出する(S371
0)。積算税額積算値GFZを送金値HFZに加算後、
このGFZをクリアして(S3720)、本ルーチンを
一旦終了する。
【0116】上記処理により、電力使用量(電気自動車
310以外の電力使用も含む)に応じて払込金額SSC
が減算されるとともに、電気自動車310への充電にと
もなう税金も払込金額SSCから減算する。しかも、税
金を減算した値は、送金値HFZとして記録されてい
る。
【0117】図43は送金値HFZ送信処理のフローチ
ャートであって、CPU75にて所定時間毎に起動され
る。この処理が起動されると、まず後述するステップに
よってセット又はクリアされるフラグFFFがセット
(=1)されているかクリア(=0)されているかを判
断し(S3800)、セットされていれば下記に示すよ
うにフラグFFFがセットされるまでのステップを(S
3810〜3840)行なわないで次の処理に移行し、
セットされていなければ、次に識別番号HC(後述す
る)をデータ入出力インタフェース85を介して電力カ
ード1から受信し(S3810)、次いで実際に受信で
きたか否かを判断する(S3820)。識別番号HCを
受信した場合には、次に受信した識別番号HCが後述す
る処理によって電力カード1に送信した識別番号HDと
同じであるか否かを判断することにより、前に送信した
データが電力カード1によって受信されたか否かを判断
する(S3830)。
【0118】前に送信した識別番号HDと今回受信した
識別番号HCとが同一である場合には、フラグFFFを
セットする(S3840)。フラグFFFをセット後、
又は既にフラグFFFがセットされている場合(S38
00)には、次に送金値HFZが所定値τより大きくな
っているか否かを判断することにより、送金値HFZを
電力カード1に送信する基準値に達しているか否かを判
断する(S3850)。基準値に達していなければその
まま本ルーチンを一旦終了し、基準値に達していれば識
別番号HCをインクリメント後(HC←HC+1,S3
860)、既述したスナップ3830において対比する
ために、インクリメント後の識別番号HCを識別番号H
Dに代入する(S3870)。
【0119】識別番号HCをHDに代入後、識別番号H
Dと送金値HFZとを電力カード1に送信して(S38
80)、送金値HFZを送金記憶値HFFに代入し(S
3890)、送金値HFZをクリアし(S3900)、
フラグFFFをクリア後(S3910)、本ルーチンを
一旦終了する。
【0120】又、識別番号HC受信後の判断で、識別番
号HCを受信しなかったと判断した場合(S382
0)、又は受信した識別番号HCが前に送信した識別番
号HDと一致しなかった場合には(S3830)、識別
番号HDと、送金記憶値HFFを送金値HFZとしたも
のを再度送信する(S3920)。
【0121】以上、図43の送金値HFZ送信処理によ
り、送金値HFZが室外制御装置7から電力カード1に
送信される。図44は送金値HFZ受信処理のフローチ
ャートであって、電力カード1のCPU31にて所定時
間毎に起動される。この処理が起動されると、まずデー
タ入出力インタフェース43を介して、室外制御装置7
から送られて来た送金値HFZと識別番号HDとを受信
し(S4000)、次いで今回受信した識別番号HDと
前回受信した識別番号HDとを対比する(S401
0)。
【0122】この対比の結果、今回のHDが前回のHD
に値「1」を加算した値以外であればそのまま本ルーチ
ンを一旦終了し、値「1」を加算した値であれば、次に
送金値HFZの積算値である積算税金SFZ(←SFZ
+HFZ)を算出する(S4020)。次いで、識別番
号HDを識別番号HCとして、室外制御装置7に送信し
て(S4030)、本ルーチンを一旦終了する。
【0123】これにより、室外制御装置7から送信され
た送金値HFZを受信して、これの積算値である積算税
金SFZを電力カード1に記録することができる。積算
税金SFZは、既述した図35に示す税金メモリ監理処
理を実行することによって税金メモリ額MFZにされ、
税金メモリ370に記録される。
【0124】以上説明した第3実施例により、電気自動
車310に充電する電力に税金を付加することができ
る。そのうえ、この税金の付加は、車載電力カード36
0、又は室内操作装置5の電力カード1のいずれでも選
択することができる。したがって、負担を電力使用者に
ほとんど加えることなく正確に、かつ確実に税金を徴税
することができることから、このような税制の適用がス
ムーズに行なえるという極めて優れた効果を奏する。
【0125】次に第4実施例を説明する。本実施例は、
キャンプ場等の屋外や商品展示場等において電力を供給
する電力ポスト400の構成を示すものである。電力ポ
スト400は、図45に示すように、電力カード402
によって、ポスト本体404に設けられたコンセント4
06に電力を供給するものである。
【0126】ポスト本体404は、図46に示すよう
に、引込口408に設けられた電源表示ランプ410
と、ランプ410の2次側に介装された電磁開閉器41
2と、電磁開閉器412の2次側に配設された電力量計
414と、電力量計414の2次側に介装された漏電ブ
レーカ416と、漏電ブレーカ416の2次側に取り付
けられたコンセント406とを備えている。電磁開閉器
412のマグネットコイル418の一端420は、電磁
開閉器412の一方の接点422の1次側に接続されて
いる。又、マグネットコイル418の一端420は、電
力カード結合部424の第1コネクタ426に接続され
ており、他端428は、第2コネクタ430に接続され
ている。電力量計414には、使用電力量に基づいて接
点432が「オン」「オフ」する電力量パルス出力部4
34が設けられており、この一端には電力カード結合部
424の第3コネクタ436が接続されている。電磁開
閉器412の2次側には、第4コネクタ448が接続さ
れている。
【0127】ポスト本体404の前面板438には、図
45に示すように、電力カード結合部424に電力カー
ド402を挿入するための電力カード挿入口440と、
漏電ブレーカ416の「オン」「オフ」スイッチ442
と漏電リセットボタン444と、コンセント406用の
雨覆い446とが設けられている。
【0128】電力カード402は、周知のCPU45
0,ROM452,RAM454を備えるとともに、P
ROM書込部456によってデータを書込むことが可能
なPROM458を備えている。PROM書込456
は、CPU450からの指令に基づいてPROM458
にデータを書き込み、又は外部の書込接点460からの
指令に基づいて、PROM458のデータを消去したり
書き込む機能を有している。又、出力インタフェースと
して、リレー駆動部462とディスプレイ駆動部464
とを備えている。
【0129】リレー駆動部462は、リレー466のコ
イル468の一端470に接続されており、コイル46
8の他端472は第1コネクタ426に嵌合する第1プ
ラグ474に接続されている。リレー466は、一端が
第2コネクタ430に嵌合する第2プラグ476に接続
されており、他端が電力カード402の接地と、第4コ
ネクタ448に嵌合する第4プラグ478に接続されて
いる。これにより、リレー466のコイル468に通電
されると、リレー466が「オン」になってマグネット
コイル418に電流を流し、電磁開閉器412を「オ
ン」にする。すなわち、コンセント406に電力を供給
する。ディスプレイ駆動部464は、ディスプレイ48
0に接続されており、各種デー夕をディスプレイ480
に表示させる。
【0130】電力カード402の入力インタフェースと
しては、電力量パルスインタフェース482が設けられ
ており、第3コネクタ436に嵌合する第3プラグ48
4に接続されている。電力カード402の電源部486
は、第1プラグ474に接続されており、内蔵する蓄電
池を充電するとともに電力カード402の各部に各種電
力を供給する。
【0131】次に電力カード402によって実行される
図47に示す電力量計内蔵型電力ポスト用電力カードメ
インルーチンのフローチャートに基づいて、本実施例の
動作を説明する。このメインルーチンでは、まず電力カ
ード402がポスト本体404の電力カード挿入口44
0から差し込まれて、電力カード結合部424に嵌合し
たか否かを判断する(S4100)。これは、電源部4
86にポスト本体404からAC100Vが供給された
か否かによって判断されるものであり、これにより、電
力カード402を使用する状態になったか否かを判断す
るものである。
【0132】電力カード402がポスト本体404に差
し込まれたと判断した場合には、次にPROM458内
の予納金メモリ490から予納金残高PPAを読み取
り、引落可能金額PPBに代入する(S4110)。次
いで引落可能金額PPBが値「0」より大きいか否かを
判断することにより、この電力カード402が使用可能
か否かを判断する(S4120)。
【0133】電力カード402が使用可能であると判断
した場合には、次にリレー駆動部462に電磁開閉器4
12を「オン」動作する信号を出力して(S413
0)、電磁開閉器412を実際に「オン」にし、次い
で、電力量パルスインタフェース482を介して、電力
量パルス出力部434の電力量パルスWHSを入力する
(S4140)。
【0134】電力量パルスWHSの入力後、WHSが1
パルス入力したか否かを判断し(S4150,S416
0)、1パルス入力したと判断した場合には、引落可能
金額PPBを所定値φだけ減算することにより(S41
70)、WHS「1」パルス分だけ電力量料金を引き落
す。
【0135】引落可能金額PPBの減算後、カウンタN
Nをインクリメントし(S4180)、次いでカウンタ
NNが所定値χを越えたか否かを判断し(S419
0)、所定値χを越えたときにカウンタNNをクリアし
て(S4200)、引落可能金額PPBを予納金残高P
PAとして予納金メモリ490に書き込む(S421
0)。すなわち、引落可能金額PPBが書込基準値だけ
減少する毎に新たな予納金残高PPAの書き込みが行な
われる。
【0136】上述したWHS「1」パルスの入力判断後
で入力していないとされた場合、PPBが書込基準値だ
け減少したかの判断で減少していないとされた場合、又
は予納金残高PPAを予納金メモリ490に書き込んだ
後、まず電力カード402がポスト本体404から引き
抜かれたか否かを判断し(S4220)、引き抜かれて
いなければステップ4120からの処理を繰り返す。一
方、引き抜かれていれば、現在の引落可能金額PPBを
予納残高PPAとして予納金メモリ490に書き込み
(S4250)、次いで予納金残高PPAをディスプレ
イ480に表示して(S4260)、本メインルーチン
の初めに戻る。これにより、電力カード402によって
電力を使用しなくなったときに、予納金残高PPAがP
ROM458の予納金メモリ490に速やかに格納され
る。
【0137】引落可能金額PPBがなくなった場合には
(S4120)、電磁開閉器412を「オフ」にし(S
4270)、次いで「残金ゼロ」の表示をディスプレイ
480に表示して(S4280)、本メインルーチンを
終了する。以上に説明した電力ポスト400は、ポスト
本体404には電子装置等を備えることなく電力カード
402による制御のみで電力を供給することができるこ
とから、ポスト本体404の部品点数が減少され、信頼
性および低コスト化が達成されるという極めて優れた効
果を奏する。
【0138】次に第5実施例を説明する。本実施例は、
キャンプ場等の屋外や商品展示場等において電力を供給
する電力ポスト500の構成を示すものである。電力ポ
スト500は、図48に示すように、ポスト本体504
から電力カード502が電力の供給を受け、電力カード
502に、設けられたコンセント506に電力を供給す
るものである。
【0139】ポスト本体504は、図49に示すよう
に、引込口508に設けられた電源表示ランプ510
と、ランプ510の2次側に介装された電磁開閉器51
2とを備えている。電磁開閉器512のマグネットコイ
ル518の一端520は、電磁開閉器512の一方の接
点522の1次側に接続されている。又、マグネットコ
イル518の一端520は、電力カード結合部524の
第1コネクタ526に接続されており、他端528は、
第2コネクタ530に接続されている。
【0140】電磁開閉器512の2次側は、電力カード
結合部524の第3コネクタ534と第4コネクタ53
6とに接続されている。ポスト本体504の前面板53
8には、図48に示すように、電力カード結合部524
に電力カード502を挿入するための電力カード挿入口
540と、電源表示ランプ510とが設けられている。
【0141】電力カード502は、周知のCPU55
0,ROM552,RAM554を備えるとともに、P
ROM書込部556によってデータを書込むことが可能
なPROM558を備えている。PROM書込部556
は、CPU550からの指令に基づいてPROM558
にデータを書き込み、又は外部の書込接点560からの
指令に基づいて、PROM558のデータを消去したり
書き込む機能を有している。又、出力インタフェースと
して、リレー駆動部562とディスプレイ駆動部564
とを備えている。
【0142】リレー駆動部562は、リレー566のコ
イル568の一端570に接続されており、コイル56
8の他端572は第2コネクタ530に嵌合する第2プ
ラグ576に接続されている。リレー566は、一端が
第4コネクタ536に嵌合する第2プラグ576に接続
されている。リレー566は、一端が第4コネクタ53
6に嵌合する第4プラグ578に接続されており、他端
が電力カード502の接地と、第2プラグ576に接続
されている。これにより、リレー566のコイル568
に通電されると、リレー566が「オン」になってマグ
ネットコイル518に電流を流し、電磁開閉器512を
「オン」にする。すなわち、第3コネクタ534と第4
コネクタ536間に電力を供給する。ディススプレイ駆
動部564は、ディスプレイ580に接続されており、
各種データをディスプレイ580に表示させる。
【0143】電力カード502の入力インタフェースと
しては、電圧計インタフェース582と電流計インタフ
ェース583とが設けられており、第3コネクタ534
に嵌合する第3プラグ584と第4プラグ578との間
の電圧を計測する電流計588と第4プラグ578とコ
ンセント506間に流れる電流を計測する電流計592
とに接続されている。
【0144】電力カード502の電源部586は、第1
コネクタ526に嵌合する第1プラグ574に接続され
ており、内蔵する蓄電池を充電するとともに電力カード
502の各部に各種電力を供給する。第3,第4プラグ
584,578とコンセント506との間には、ブレー
カ594が介装されている。
【0145】次に電力カード502によって実行される
図50に示す電力量計非内蔵型電力ポスト用電力カード
メインルーチンのフローチャートに基づいて、本実施例
の動作を説明する。このメインルーチンでは、まず電力
カード502がポスト本体504の電力カード挿入口5
40から差し込まれて、図51に示すようになり、電力
カード結合部524に嵌合したか否かを判断する(S4
300)。電力カード502がポスト本体504に差し
込まれたと判断した場合には、次にPROM558内の
予納金メモリ590から予納金残高PPAを読み取り、
引落可能金額PPBに代入する(S4310)。次いで
引落可能金額PPBが値「0」より大きいか否かを判断
することにより、この電力カード402が使用可能か否
かを判断する(S4320)。
【0146】電力カード502が使用可能であると判断
した場合には次にリレー駆動部562に電磁開閉器51
2を「オン」動作する信号を出力して(S4330)、
電磁開閉器512を実際に「オン」にする。電磁開閉器
512の「オン」後、電圧計インタフェース582と電
流計インタフェース583とによって、その時の瞬時電
圧SJVと瞬時電流SJIとを読み込む(S4340,
S4350)。次いで、その時の電力SJW(←SJV
×SJI)を算出し(S4360)、これを積算して、
電力量WWC(←WWC+SJW)を求める(S437
0)。
【0147】電力量WWCの算出後、この値が所定値ψ
より大きくなったか否かを判断する(S4380)。次
いで引落可能金額PPBを電力量WWCに定数ωを乗算
して求めた減算金額だけ減算することにより(S439
0)、電力量WWCに相当する金額を引き落す。電力量
WWCに相当する金額を引き落した後、電力量WWCを
クリアする(S4400)。
【0148】引落可能金額PPBの減算後、カウンタN
Nをインクリメントし(S4410)、次いでカウンタ
NNが所定値χを越えたか否かを判断し(S442
0)、所定値χを越えたときにカウンタNNをクリアし
て(S4430)、引落可能金額PPBを予納金残高P
PAとして予納金メモリ590に書き込む(S444
0)。すなわち、引落可能金額PPBが書込基準値だけ
減少する毎に新たな予納金残高PPAの書き込みが行な
われる。
【0149】上述した電力量WWCが所定値ψに達した
か否かの判断で達していないとされた場合、PPBが書
込基準値だけ減少したかの判断で減少していないとされ
た場合、又は予納金残高PPAを予納金メモリ590に
書き込んだ後、まず電力カード502がポスト本体50
4から引き抜かれたか否かを判断し(S4450)、引
き抜かれていなければステップ4300からの処理を繰
り返す。一方、引き抜かれていれば、現在の引落可能金
額PPBを予納金残高PPAとして予納金メモリ590
に書き込み(S4460)、次いで予納金残高PPAを
ディスプレイ580に表示して(S4470)、本ルー
チンの初めに戻る。これにより、電力カード502によ
って電力を使用しなくなったときに、予納金残高PPA
がPROM590に速やかに、格納される。
【0150】引落可能金額PPBがなくなった場合には
(S4320)、電磁開閉器512を「オフ」にし(S
4480)、次いで「残金ゼロ」の表示をディスプレイ
580に表示して(S4490)、本メインルーチンを
終了する。以上に説明した電力ポスト500は、ポスト
本体504には電子装置および電力量計等を備えること
なく電力カード502による制御のみで電力を供給する
ことができることから、ポスト本体504の部品点数が
減少され、信頼性および低コスト化が達成されるという
極めて優れた効果を奏する。
【0151】次に第6実施例を説明する。本実施側は、
図46に示した電力ポスト400に、不正使用防止機能
を付加した電力ポスト600を示すものである。電力ポ
スト600は、電力カード602とポスト本体604と
から構成されるものである。
【0152】ポスト本体604は、図52に示すよう
に、電源表示ランプ410と、電磁開閉器412と、電
力量計414と、漏電ブレーカ416と、コンセント4
06とを備えている。電磁開閉器412のマグネットコ
イル418の一端420は、電磁開閉器412の接点4
22の1次側に接続されている。又、マグネットコイル
418の一端420は、電力カード結合部424の第1
コネクタ426に接続されている。
【0153】マグネットコイル418の他端428は、
リレー606の接点608を介して、電磁開閉器412
の接点610の2次側に接続されている。リレー606
のコイル612は、一端がマグネットコイル418の一
端420に接続されており、他端が後述するリレー駆動
部614を介して、第2コネクタ430に接続されてい
る。電力量計414には、使用電力量に基づいて接点4
32が「オン」「オフ」する電力量パルス出力部434
が設けられており、この一端には電力カード結合部42
4の第3コネクタ436が接続されている。電磁開閉器
412の接点610の2次側には、第4コネクタ448
が接続されている。
【0154】ポスト本体604には、リレー駆動部61
4を制御する回路として、周知のCPU616,ROM
618,RAM620、および電力量パルスインタフェ
ース622とチェック信号インタフェ−ス624とが設
けられている。電力量パルスインタフェース622は、
電力量パルス出力部434に接続されている。チェック
信号インタフェース624は、電力カード結合部424
の第5コネクタ626に接続されている。
【0155】電力カード602は、図46に示した電力
カード402の構成に加えて、チェック信号出力インタ
フェース628と、このチェック信号出力インタフェー
ス628の出力が供給される第5プラグ630とが付加
されている。チェック信号出力インタフェース628
は、図示しないチェック信号出力ルーチンによって、予
納金残高PPAを第5プラグ630を介して、チェック
信号インタフェース624とに出力する。
【0156】次にポスト本体604のCPU616にて
繰り返し実行される図53に示すチェック信号受信処理
のフローチャートに基づいて、本実施例を説明する。チ
ェック信号受信処理が起動されると、まずチェック信号
としてチェック信号インタフェース624に入力する予
納金残高PPAを電力カード602から入力する(S4
500)。次いで、入力した予納金残高PPAを判定用
のチェック残高CHKに代入する(S4510)。
【0157】チェック残高CHKを得た後、次に電力量
パルス出力部434から出力される電力量パルスWHS
を電力量パルスインタフェース622を介して入力し
(S4520)、このパルスWHSが「1パルス」出力
されたことを判断する(S4530,S4540)。
【0158】「1パルス」出力されたと判断した場合に
は、次にパルス数を計数するチェックパルス数CHWを
インクリメントして(S4550)、所定値Aを越えた
か否かを判断することにより(S4560)、チェック
パルス数CHWが判定基準に達したか否かを判断する。
【0159】チェックパルス数CHWが判定基準に達し
たと判断した傷合には、まずCHWをクリアしてから
(S4570)、前回CHWが判定基準に達したときの
チェック残高CHLと今回のチェック残高CHKとのチ
ェック残高差△CHKを求め(S4580)、次回に備
えて今回のチェック残高CHKを前回のチェック残高C
HLに代入し(S4590)、チェック残高差△CHK
が所定値Bより大きくなったか否かを判断する(S46
00)。
【0160】チェック残高差△CHKが所定値Bより大
きければ、電力カード602が適正に使用され、かつ動
作していると判断して、再度ステップ4500〜460
0の処理を繰り返す。一方、チェック残高差△CHKが
所定値B以下になっている場合には、電力カード602
の使用状態に不正があるかもしれないと判断し、まずカ
ウンタCHNをインクリメントし(S4610)、次い
でカウンタCHNが所定値Гより大きくなったか否かを
判断する(S4620)。カウンタCHNが所定値Гよ
り大きくなるまでは、そのまま上記処理を操り返し行な
い大きくなったとき、実際に不正使用が行なわれている
と判断して、リレー606を所定時間「オフ」にする。
すなわち、不正使用があると判断した場合には、電磁開
閉器412を所定時間「断」状態にして、コンセント4
06に電力が加えられないようにする。
【0161】以上に説明した本実施例は、電力カード6
02の予納金残高PPAの減少状態によって電力ポスト
600が不正に使用されることを、判断し防止すること
ができる。したがって、不正使用の防止効果が極めて高
くなる。次に第7実施例を説明する。本実施例は、図4
9に示した電力ポスト500に、不正使用防止機能を付
加した電力ポスト700を示すものである。
【0162】電力ポスト700は、電力カード702と
ポスト本体704とから構成されるものである。ポスト
本体704は、図54に示すように、引込口508に設
けられた電源表示ランプ510と、ランプ510の2次
側に電流計705を介して介装された電磁開閉器512
とを備えている。電磁開閉器512のマグネットコイル
518の一端520は、電流計705の1次側に接続さ
れている。又、マグネットコイル518の一端520
は、電力カード結合部524の第1コネクタ526に接
続されている。
【0163】マグネットコイル518の他端528は、
リレー706の接点708を介して、電磁開閉器512
の接点710の2次側に接続されている。リレー706
のコイル712は、一端がマグネットコイル518の一
端520に接続されており、他端が後述するリレー駆動
部714を介して、第2コネクタ530に接続されてい
る。
【0164】電磁開閉器512の2次側は、電力カード
結合部524の第3コネクタ534と第4コネクタ53
6とに接続されている。第3コネクタ534と第4コネ
クタ536とに接続されている導線には、電源が投入さ
れた回数、又は電源が投入されている時間を計数するカ
ウンタ715が接続されている。
【0165】ポスト本体704には、リレー駆動部71
4を制御する回路として、周知のCPU716,ROM
718,RAM720、および電流計インタフェース7
22とチェック信号インタフェース724とが設けられ
ている。電流計インタフェース722は、電流計705
に接続されている。チェック信号インタフェース724
は、電力カード結合部524の第5コネクタ726に接
続されている。
【0166】電力カード702は、図49に示した電力
カード502の構成に加えて、チェック信号出力インタ
フェース728と、このチェック信号出力インタフェー
ス728の出力が供給される第5プラグ730とが付加
されている。チェック信号出力インタフェース728
は、図示しないチェック信号出力ルーチンによって、予
納金残高PPAを第5プラグ730を介して、チェック
信号インタフェース724に出力する。
【0167】次にポスト本体704のCPU716にて
繰り返し実行される図55に示すチェック信号受信処理
のフローチャートに基づいて、本実施例を説明する。チ
ェック信号受信処理が起動されると、まずチェック信号
として、チェック信号インタフェース724に入力する
予納金残高PPAを電力カード702から入力する(S
4700)。次いで、入力した予納金残高PPAを判定
用のチェック残高CHKに代入する(S4710)。
【0168】チェック残高CHKを得た後、次に電流計
705から出力される電流値ISを電流計インタフェー
ス722を介して入力し(S4720)、この電流値I
Sの積算値CIV(←CIV+IV)を算出する(S4
730)。次いで、所定値Eを越えたか否かを判断する
ことにより(S4740)。電流値の積算値CIVが判
定基準に達したか否かを判断する。
【0169】積算値CIVが判定基準に達したと判断し
た場合には、まずCIVをクリアしてから(S475
0)、前回CIVが判定基準に達したときのチェック残
高CHLと今回のチェック残高CHKとのチェック残高
差△CHKを求め(S4760)、次回に備えて今回の
チェック残高CHKを前回のチェック残高CHLに代入
し(S4770)、チェック残高差△CHKが所定値B
より大きくなったか否かを判断する(S4780)。
【0170】チェック残高差△CHKが所定値Bより大
きければ、電力カード702が適正に使用され、かつ動
作していると判断して、再度ステップ4700〜478
0の処理を繰り返す。一方、チェック残高差△CHKが
所定値B以下になっている場合には、電力カード702
の使用状態に不正があるかもしれないと判断し、まずカ
ウンタCHNをインクリメントし(S4790)、次い
でカウンタCHNが所定値Γより大きくなったか否かを
判断する(S4800)。カウンタCHNが所定値Γよ
り大きくなるまでは、そのまま上記処理を繰り返し行な
い、大きくなったとき、実際に不正使用が行なわれてい
ると判断して、リレー706を所定時間「オフ」にす
る。すなわち、不正使用があると判断した場合には、電
磁開閉器512を所定時間「断」状態にして、コンセン
ト506、又は第3コネクタ534と第4コネクタ53
6との間に電力が加えられないようにする。
【0171】以上に説明した本実施例は電力カード70
2の予納金残高PPAの減少状態によって電力ポスト7
00が不正に使用されることを、判断し防止することが
できる。したがって、不正使用の防止効果が極めて高く
なる。しかも、カウンタ715の計測値等を用いてポス
ト本体704の使用回数や時間等を知ることができ、施
設の使用状態の把握が簡単にできる。
【0172】なお、図56に示すようにポスト本体70
4にカウンタ駆動部740とこれに駆動されるカウンタ
742を付加し、チェック残高差△CHKを図示しない
計数ルーチンによって計数するよう構成してもよい。こ
れにより、本ポスト本体704による電力料金の売り上
げ高を知ることができる。
【0173】次に第8実施例を説明する。本実施例は、
図4〜図9に示した電力料金の予納を行なう基本構成に
おいて、通常行なわれているように電力料金を電力量計
の計測値に応じて後納するシステムを付加にしたもので
ある。
【0174】電力料金を電力カード1によって支払う
か、あるいは電力量計の計測値に基づいて支払うかを選
択的に実現する構成として、本実施例は第57および図
58に示す予後納両用型電力量計800を予納専用の電
力量計57に代えて使用する。図57に示すように、予
後納両用型電力量計800は、図6に示す引込盤53の
電力量計57に代えて使用するものである。
【0175】電力量計800は、引込口55から引き込
み、電磁開閉器65を経由して負荷に供給される電力量
に比例して円板802を回転する電圧鉄心804と電流
鉄心806とを備えている。円板802は、軸808に
よって支持されており、軸808の回転は、減速歯車8
10を介して、NO.1積算メータ812を回転駆動す
る。したがって、負荷に電力が供給されると、この電力
量に対応するだけNO.1積算メータ812が積算され
る。
【0176】NO.1積算メータ812には、これの積
算に同期して電力量パルスWHSを出力する電力量パル
ス出力部61が取り付けられている。NO.1積算メー
タ812には、このメータ812の回転をそのまま伝達
したり、あるいは伝達しなくする回転伝達装置814が
取り付けられている。回転伝達装置814は、コイル8
16に電流が流されると回転を伝達するものであって、
その対象として、NO.2積算メータ818に取り付け
られている。これにより、コイル816に通電すること
により、NO.1積算メータ812とNO.2積算メー
タ818とが同期して回転し、一方コイル816への通
電を停止するとNO.1積算メータ812のみが回転す
る。
【0177】予後納両用型電力量計800は、キースイ
ッチ820を備えている。キースイッチ820は、2個
のA接点822,824とB接点826を有している。
A接点822は、引込口55と回転伝達装置814のコ
イル816との間に介挿されている。これにより、キー
スイッチ820が回動されるとA接点822が「オン」
され、コイル816に電流が通じて、NO.1積算メー
タ812とNO.2積算メータ818とが同期して回転
する。
【0178】A接点824は、電磁開閉器65のマグネ
ットコイル828と、室外制御装置7の電磁開閉器駆動
部87との間に並列に介挿されている。これにより、室
外制御装置7の動作にかかわりなくキースイッチ820
を回動することによって、マグネットコイル828に通
電させ、電磁開閉器65を「オン」状態とすることがで
きる。
【0179】B接点826は、電力量パルス出力部61
から室外制御装置7に送られている配線に直列に介挿さ
れている。これにより、キースイツチ820を回動させ
ると、電力量パルス出力部61からの電力量パルスWH
Sが室外制御装置7に送られなくなる。
【0180】以上の本実施例は、キースイッチ820を
通常位置にしておくことにより、電力カード1の予納金
残高PPAに基づく電力料金の引き落し動作が行なわれ
る。しかも、キースイッチ820を回動させて移動位置
にしておくことにより、電力カード1によらずに、電力
が使用される。
【0181】そのうえ、電力カード1によらずに電力を
使用する場合には、その間の電力量のみが記録されるこ
とから、本実施例により、電力料金を電力カード1で予
納する制度と、電力料金を電力量計の計測値に基づいて
後納する制度とを両立して提供することができる。した
がって、電力の使用者の選択に適合する電力料金制度を
提供することができるという極めて優れた効果を奏す
る。
【0182】次に第9実施例を説明する。本実施例は、
図4〜図9に示した基本構成において、電力カード1に
よって漏電を警報する機能を付加するものである。本実
施例は、図59に示すように、引込盤53の電力量計5
7と電磁開閉器65との間に、漏電警報機840を介装
し、この出力信号である漏電信号を室外制御装置7によ
って受信する図示しないインタフェース構成を有する。
【0183】次に図60の漏電信号送信処理のフローチ
ャートと図61の漏電信号受信処理のフローチャートに
基づいて本実施例の動作を説明する。図60の漏電信号
送信処理は、室外制御装置7において所定時間毎に実行
される。まず、漏電警報機840から出力される漏電信
号の入力処理を行ない(S4900)、次いで実際に漏
電信号が出力されているか否かを判断することにより、
漏電警報機840から以降に漏電が発生しているか否か
を判断する(S4910)。
【0184】漏電が発生していると判断した場合には、
漏電の強度を示す漏電強度フラグRDXをセットし(S
4920)、これを室内操作装置5に所定時間送信する
(S4930)。一方、漏電が発生していないと判断し
た場合には、漏電強度フラグRDXをクリアする(S4
940)。
【0185】以上図60の漏電信号送信処理により、漏
電の発生時に、漏電の発生が室内操作装置5に知らせら
れる。図61の漏電信号受信処理は、室内操作装置5の
電力カード1において所定時間毎に実行される。まず、
漏電強度信号RSXを受信したことを示す漏電強度フラ
グRDXが前回までにセットされているか否かを判断す
る(S5000)。前回までに漏電強度フラグRDXが
セットされていなければ、次に室外制御装置7から送信
されてくる漏電強度信号RSXの受信を行ない(S50
10)、次いで実際に受信できたか否かを判断すること
により漏電の発生を判断する(S5020)。
【0186】漏電の発生があったと判断した場合には、
次に漏電強度フラグRDXのセットを行ない(S503
0)、ディスプレイ23に漏電の強度と発生時間とを表
示し(S5040)、図示しないブザーを所定時間鳴す
処理を行なう(S5050)。
【0187】一方、漏電強度フラグRDXが前回までに
セットされていると判断した場合(S5000)、又は
漏電の発生がないと判断した場合には(S5020)、
図示しないリセットスイッチが押されているか否かを判
断し(S5060,S5070)、押されていれば漏電
強度フラグRDXをクリアして(S5080)、初期状
態に戻す。
【0188】以上に説明した本実施例により、室外に設
置された漏電警報機840の動作状態を室内でモニタす
ることができる。したがって、電力カード1の利便性が
向上するという極めて優れた効果を奏する。次に第10
実施例を説明する。
【0189】本実施例は、図4〜図9に示す基本構成に
おいて、電力カード1によって屋内電灯配線67の雑音
を検出する機能を付加するものである。本実施例は、図
62に示すように、磁気結合コイル41の出力に基づい
て、屋内電灯配線67に存在する雑音を検出する雑音検
出部850を有する電力力−ド851の構成を示すもの
である。
【0190】雑音検出部850は、図63に示すよう
に、磁気結合コイル41を経由して屋内電灯配線67か
ら入ってくる雑音電流の所定周波数範囲を通過するN
O.1,NO.2バントパスフィルタ852,854
と、NO.1バントパスフィルタ852の出力を整流し
て平滑する整流平滑回路856と、整流平滑回路856
の出力電力を検出する電圧検出部858と、NO.2バ
ントパスフィルタ854の出力を増幅するNO.1,N
O.2バッファアンプ860,862と、NO.1バッ
ファアンプ860の出力を整流し平滑する整流平滑回路
864と、整流平滑回路864の出力電圧を検出する電
圧検出部866と、NO.2バッファアンプ862の出
力電圧のピーク電圧を検出するピークホルド回路868
と、電圧検出部858,電圧検出部866,又はピーク
ホルド回路868の電圧を選択的にディジタル値に変換
して、CPU31からの読み込み信号に対応してコモン
バス39に出力するA/Dコンバータ870とを備えて
いる。
【0191】雑音検出部850は、NO.1,NO.2
バンドパスフィルタ852,854の通過帯域特性を例
えば1MHz〜5MHzと5MHz〜20MHzという
ように分けることにより、電圧検出部858の出力電圧
から例えば4MHzぐらいのコンピュータのクロックの
漏れを検出し、又電圧検出部866の出力電圧から例え
ば12MHzぐらいのコンピュータのクロックの漏れを
検出し、ピークホルド回路868の出力電圧から整流モ
ータ等のスパイク電圧を検出する。
【0192】雑音検出部850を備える電力カード1
は、図64に示す雑音検出処理を所定時間毎に実行す
る。まず、雑音検出部850から雑音電圧を読み込み
(S5100)、次いで読み込んだ雑音電圧の強さ等に
基づいて、雑音の種別および強度を判断する(S511
0)。
【0193】次に、判断結果をディスプレイ23に表示
する処理を実行する。なお、本実施例は雑音検出回路8
50の一例を示したのみであり回路構成等は検出する雑
音の特性に応じて適宜変更するものである。以上説明し
た本実施例により、手元にある電力カード851で、各
種電子機器やモータ等から発生する雑音電流を検出する
ことができる。したがって、雑音電流の発生を知ること
によって、故障の発生を知ったり、あるいは雑音妨害の
発生を知ることができるという優れた効果を奏する。
【0194】次に第11実施例を説明する。本実施例
は、図65に示す雑音特定装置900を用いて、雑音発
生箇所を特定するものである。雑音特定装置900は、
図65にブロック図を示し、図66に外観を示すよう
に、電力カード851のデータ入出力インタフェース4
3から出力された所定周波数の作動信号を受信するピッ
クアップ部902と、ピックアップ部902の出力から
作動信号のみを検出するバンドパスフィルタ904と、
バンドパスフィルタ904の出力を増幅してソレノイド
906を駆動するアンプ908と、ソレノイド906が
駆動された場合に閉磁気回路を形成するノイズ吸収部材
910とを備える。ピックアップ部902は、クランプ
式の鉄心912とピックアップコイル914とを有し、
電線916を経由して電力カード851から送られてく
る作動信号を検出する。ソレノイド906は、プランジ
ャ918を初期位置に付勢するバネ復帰型である。ノイ
ズ吸収部材910は、2っ割フェライトコア920と、
これを開閉するリンク部922とを有し、2っ割フェラ
イトコア920の中に通した電線916の雑音を吸収す
る。
【0195】次に図67の雑音発生箇所検出処理のフロ
ーチャートに基づいて本実施例の動作を説明する。図6
7の雑音発生箇所検出処理は、図62に示す電力カード
851において所定時間毎に起動される。まず操作キー
25における雑音発生箇所検出スイッチ924が「オ
ン」されたか否かを読み込み(S5200,S521
0)、「オン」されていなければそのまま本ルーチンを
一旦終了する。雑音発生箇所検出スイッチ924が「オ
ン」されていれば、次にカウンタNSを初期化(NS←
0)し(S5220)、このカウンタNSの値が所定値
Zを越えるまで(S5230)、カウンタNSをインク
リメントして(S5240)、雑音検出部850から出
力された雑音電圧ZDを読み込む(S5250)。次い
で、これをメモリZDiに格納し(S5260)、ソレ
ノイド906を駆動する作動信号をデータ入出力インタ
フェ−ス43を介して出力する(S5270)。
【0196】すなわち、ステップ5230〜5270に
より、ソレノイド906を駆動して、2っ割フェライト
コア920を開から閉状態に変化させた場合の雑音検出
部850の出力電圧ZDの推移がメモリZDiに記録さ
れる。メモリZDiに推移を記録後、この推移状態に基
づいて、雑音特定装置900に通されている電線916
に雑音が流れているか否かを判断する(S5280,S
5290)。すなわち、ソレノイド906を「オン」し
たときに、雑音検出部850の出力電圧ZDが減少すれ
ば、雑音が流れていると判断する。
【0197】雑音が流れていると判断した場合には、デ
ィスプレイ23に「雑音発生箇所」表示を行ない(S5
300)、図示しないブザーを所定時間鳴して(S53
10)、本ルーチンを一旦終了する。これにより、電力
カード851において、第10実施例に示した動作が実
行され、屋内電灯配線67中に雑音の存在を検出した場
合に、本実施例を実行して雑音の発生箇所を特定するこ
とができる。この結果、雑音発生源の特定作業の能率が
向上するという優れた効果を奏する。
【0198】
【発明の効果】第1発明の使用料金支払装置は、予納金
額記憶手段MBに予め記憶した予納金額によって、被使
用対象を使用することができることに加えて、参照金額
記憶手段MCに記憶した金額およびその属性に基づい
て、被使用対象をこの金額によって使用したり、あるい
は所定の属性を付けて被使用対象の量と相関する金額を
記憶する。
【0199】この結果、被使用対象の量と相関するあら
ゆる金額がその属性別に携帯可能媒体に記憶されること
から、例えば使用者が有する被使用対象を金額に変換し
たり、使用者が金額を自分で携帯可能媒体に記録するこ
とができる。したがって、携帯可能媒体を使用料金の支
払い以外の多用途に用いることができるという極めて優
れた効果を奏する。
【0200】第2発明の使用料金支払装置は、被使用対
象の使用状態に基づいて判断した被使用対象の異常内容
を使用料金を支払う携帯可能媒体が表示することから、
被使用対象の異常を手元で知ることができ、異常の発見
が早くなるとともに被使用対象の状態を一元的に監理で
き利便性が向上するという効果を奏する。
【0201】第3発明の被使用対象供給装置は、携帯可
能媒体による遮断解除動作によって被使用対象供給ポス
トMLから被使用対象が供給されることから、ポストM
L側に構成の複雑な解除の判断手段を設ける必要がなく
なり、被使用対象供給ポストMLの構成が簡単になる。
したがって、ポストMLの信頼性が高くなり、かつ設置
費用が低減されることから、山奥等の設置場所を選ばな
くなるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の使用料金支払装置の基本的構成を例
示する構成図である。
【図2】第2発明の使用料金支払装置の基本的構成を例
示する構成図である。
【図3】第3発明の被使用対象供給装置の基本的構成を
例示する構成図である。
【図4】実施例の室内操作装置の構成図である。
【図5】同室内操作装置の外観図である。
【図6】同配線系統を示す系統図である。
【図7】室外制御装置の構成図である。
【図8】同カプラ内蔵ラインフィルタの構成図である。
【図9】同引込盤の構成図である。
【図10】制御のフローチャートである。
【図11】制御のフローチャートである。
【図12】制御のフローチャートである。
【図13】制御のフローチャートである。
【図14】制御のフローチャートである。
【図15】制御のフローチャートである。
【図16】同制御のフローチャ−トである。
【図17】第1実施例の構成図である。
【図18】第1実施例の構成図である。
【図19】使用状態の説明図である。
【図20】予納金追加処理のフローチャートである。
【図21】使用状態の説明図である。
【図22】予納金自動追加のフローチャートである。
【図23】第2実施例の構成図である。
【図24】第2実施例の構成図である。
【図25】制御のフローチャートである。
【図26】制御のフローチャートである。
【図27】制御のフローチャートである。
【図28】制御のフローチャートである。
【図29】第3実施例の構成図である。
【図30】第3実施例の構成図である。
【図31】第3実施例の構成図である。
【図32】制御のフローチャートである。
【図33】制御のフローチャートである。
【図34】制御のフローチャートである。
【図35】制御のフローチャートである。
【図36】制御のフローチャートである。
【図37】制御のフローチャートである。
【図38】制御のフローチャートである。
【図39】制御のフローチャートである。
【図40】制御のフローチャートである。
【図41】制御のフローチャートである。
【図42】制御のフローチャートである。
【図43】制御のフローチャートである。
【図44】制御のフローチャートである。
【図45】第4実施例の構成図である。
【図46】第4実施例の構成図である。
【図47】制御のフローチャートである。
【図48】第5実施例の構成図である。
【図49】第5実施例の構成図である。
【図50】制御のフローチャートである。
【図51】使用状態の説明図である。
【図52】第6実施例の構成図である。
【図53】制御のフローチャートである。
【図54】第7実施例の構成図である。
【図55】制御のフローチャートである。
【図56】変形例の構成図である。
【図57】第8実施例の構成図である。
【図58】第8実施例の構成図である。
【図59】第9実施例の構成図である。
【図60】制御のフローチャートである。
【図61】制御のフローチャートである。
【図62】第10実施例の構成図である。
【図63】制御のフローチャートである。
【図64】制御のフローチャートである。
【図65】第11実施例の構成図である。
【図66】第11実施例の構成図である。
【図67】制御のフローチャートである。
【符号の説明】
MA…携帯可能媒体、MB…予納金額記憶手段、MC…
参照金額記憶手段、MD…書込信号入力手段、ME…属
性判断手段、MF…参照金額書込手段、MG…携帯可能
媒体、MH…使用状態検出手段、MI…被使用対象異常
判断手段、MJ…異常表示手段、MK…携帯可能媒体、
ML…被使用対象供給ポスト、MM…被使用対象供給手
段、MN…被使用対象供給遮断手段、MO…遮断解除手
段、1…電力カード、3…本体、5…室内操作装置、7
…室外制御装置、9…差込プラグ、27…電子回路部、
49…PROM書込部、53…引込盤、57…電力量
計、59…分電盤、61…電力量パルス出力部、65…
電磁開閉器、67…屋内電灯配線、89…カウンタ、1
07…予納金メモリ、109…変数テーブル、111…
引込盤、113…電流計、115…電流信号出力部、1
17…契約種別選択ボタン、119…契約テーブル、2
01…電力カード、203…マイク、209…スピー
カ、213…電話機、215…送話口、217…受話
口、219…予納金追加ボタン、222…IDコード格
納エリア、224…第1の選択ボタン、226…応答ボ
タン、228…中止ボタン、230…予納金追加セン
タ、232…交換機、234…電話回線、238…再送
信ボタン、240…受信ボタン、250…配電線路、2
52…引込線路、254…引込制御盤、256…風力発
電装置、258…自家発電部、260…電圧調整装置、
262…バッテリ、264…直交変換器、266…引込
開閉器、268…受電部、270…送電部、272…逆
流防止装置、274…室外制御装置、276…ラインフ
ィルタ、278…電磁開閉器、280…電力量計、28
2…逆流防止装置、288…電磁開閉器駆動部、290
…カウンタ、292…カウンタ駆動部、294…発電機
出力センサ、300…売電額メモリ、310…電気自動
車、312…電力供給装置、314…プラグ、316…
ケーブル、318…車載蓄電池、320…充電装置、3
22…車載制御装置、340…磁気カプラ、342…カ
ード結合器、344…磁気カプラ、350…切替スイッ
チ、352…リレー駆動部、354…電源部、356…
リレー、358…接点、360…車載電力カード、36
2…設置部、370…税金メモリ、400…電力ポス
ト、402…電力カード、404…ポスト本体、406
…コンセント、408…引込口、410…電源表示ラン
プ、412…電磁開閉器、414…電力量計、416…
漏電ブレーカ、418…マグネットコイル、420…一
端、422…接点、424…電力カード結合部、426
…第1コネクタ、428…他端、430…第2コネク
タ、432…接点、436…第3コネクタ、438…前
面板、440…電力カード挿入口、442…「オン」
「オフ」スイッチ、444…漏電リセットボタン、44
6…雨覆い、448…第4コネクタ、460…書込接
点、466…リレー、468…コイル、474…第1プ
ラグ、476…第2プラグ、478…第4プラグ、48
4…第3プラグ、490…予納金メモリ、500…電力
ポスト、502…電力カード、504…ポスト本体、5
06…コンセント、508…引込口、510…電源表示
ランプ、512…電磁開閉器、518…マグネットコイ
ル、526…第1コネクタ、530…第2コネクタ、5
34…第3コネクタ、538…前面板、540…電力カ
ード挿入口、536…第4コネクタ、574…第1プラ
グ、576…第2プラグ、578…第4プラグ、584
…第3プラグ、588…電圧計、590…予納金メモ
リ、592…電流計、594…ブレーカ、600…電力
ポスト、602…電力カード、604…ポスト本体、6
06…リレー、612…コイル、626…第5コネク
タ、630…第5プラグ、700…電力ポスト、702
…電力カード、704…ポスト本体、705…電流計、
712…コイル、715…カウンタ、726…第5コネ
クタ、730…第5プラグ、742…カウンタ、800
…予後納両用型電力量計、802…円板、804…電圧
鉄心、806…電流鉄心、808…軸、810…減速歯
車、812…NO.1積算メータ、814…回転伝達装
置、816…コイル、818…NO.2積算メータ、8
20…キースイッチ、822…A接点、824…A接
点、826…B接点、828…マグネットコイル、84
0…漏電警報機、851…電力カード、850…雑音検
出部、852…NO.1バンドパスフイルタ、854…
N0,2バンドパスフィルタ、856…整流平滑回路、
858…電圧検出部、860…NO.1バッファアン
プ、864…整流平滑回路、866…電圧検出部、86
8…ピークホルド回路、870…A/Dコンバータ、9
00…雑音特定装置、902…ピックアップ部、904
…バンドパスフィルタ、906…ソレノイド、908…
アンプ、910…ノイズ吸収部材、912…鉄心、91
4…ピックアップコイル、916…電線、918…プラ
ンジャ、920…2っ割フェライトコア、922…リン
ク部、924…雑音発生箇所スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年12月16日(2002.12.
16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】予納金額の引落装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯可能媒体に設
けられた予納金額記憶手段から金額を引き落とす技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使用料金を予納してから電気、ガ
ス、水道等の被使用対象を使用する技術が種々開発され
ている。これらの技術としては、予納金額を磁気カー
ド、又はICメモリカードに予め記憶しておき、この記
憶した金額を使用量に基づいて単に減算するものが開発
されている(特開昭58−60397号、特開昭59−
208689号、持開昭61−240394号、特開昭
61−251994号、特開昭62−82495号、特
開昭63−140395号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術は、いずれも携帯可能媒体に記憶された予納金額を、
単に使用量に基づいて減算し、この予納金額がなくなっ
たら被使用対象の使用を制限するのみであった。このた
め、被使用対象の実際の使用状態、又は使用者の立場
を、より反映した使用料金の支払装置の開発が望まれて
いた。
【0004】本発明は上記課題を解決することにより、
被使用対象の実際の状態、又は使用者の立場を反映させ
ることができる予納金額の引落装置の提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、請求項1の発明の予納金額の引落装置
は、データを送受信する手段と、予納金額を記憶する予
納金額記憶手段と、該予納金額記憶手段の記憶内容に基
づいて、引落が可能な金額のデータを示す引落可能金額
を、上記データを送受信する手段によって送信する引落
可能金額送信手段と、上記予納金額記憶手段に記憶され
ている予納金額を上記データを送受信する手段によって
受信したデータに基づいて更新する手段とを有する携帯
可能媒体から、金額を引き落とす予納金額の引落装置で
あって、上記携帯可能媒体のデータを送受信する手段と
の間で、データを送受信するデータの送受信手段と、上
記携帯可能媒体から送信されてくる引落可能金額を上記
データの送受信手段によって受信する引落可能金額受信
手段と、上記受信した引落可能金額の値に基づいて、上
記携帯可能媒体が使用可能かを判断する使用可能判断手
段と、上記携帯可能媒体が使用可能であると判断された
場合には、上記引落可能金額を所定値減算する引落可能
金額減算手段と、上記減算後の引落可能金額を上記デー
タの送受信手段によって上記携帯可能媒体に送信して、
上記予納金額記憶手段に記憶されている予納金額を新た
な予納金額とさせる予納金額書込手段とを備えることを
要旨とする。
【0006】請求項2の発明の予納金額の引落装置は、
データを送受信する手段と、予納金額を記憶する予納金
額記憶手段と、該予納金額記憶手段の記憶内容に基づい
て、引落が可能な金額のデータを示す引落可能金額を、
上記データを送受信する手段によって送信する引落可能
金額送信手段と、上記予納金額記憶手段に記憶されてい
る予納金額を上記データを送受信する手段によって受信
したデータに基づいて減算する手段とを有する携帯可能
媒体から、金額を引き落とす予納金額の引落装置であっ
て、上記携帯可能媒体のデータを送受信する手段との間
で、データを送受信するデータの送受信手段と、上記携
帯可能媒体から送信されてくる引落可能金額を上記デー
タの送受信手段によって受信する引落可能金額受信手段
と、上記引落可能金額から所定の引落金額を減算するこ
とが可能かを判断する引落金額減算可能判断手段と、上
記所定の引落金額を減算することが可能であると判断し
た場合には、該引落金額を上記データの送受信手段によ
って、上記携帯可能媒体に送信する引落金額送信手段
と、上記送信した引落金額によって、上記予納金額記憶
手段に記憶されている予納金額が減算されたことを反映
する信号を上記データの送受信手段によって受信する受
信手段とを備えることを要旨とする。
【0007】請求項3の発明の予納金額の引落装置は、
上記受信手段を、上記送信した引落金額によって、上記
予納金額記憶手段に記憶されている予納金額が減算され
た後の金額を上記データの送受信手段によって受信する
としたことを特徴とする請求項2に記載の予納金額の引
装置を要旨とする。
【0008】請求項4の発明の予納金額の引落装置は、
上記引落可能金額受信手段によって受信した引落可能金
額から上記引落金額送信手段によって送信した引落金額
を減算した値と、上記送信した引落金額によって、上記
予納金額記憶手段に記憶されている予納金額が減算され
た後の金額とが一致した場合には、上記携帯可能媒体に
よる引落が行われたと判断する引落判断手段を加えたこ
とを特徴とする請求項3に記載の予納金額の引落装置を
要旨とする。
【0009】請求項5の発明の様納金額の引落装置は、
上記引落金額送信手段が上記携帯可能媒体に送信した引
落金額を積算する積算手段を加えたことを特徴とする請
求項2ないし請求項4の何れかに記載の予納金額の引落
装置を要旨とする。
【0010】
【作用】請求項1の発明の予納金額の引落装置は、携帯
可能媒体の引落可能金額送信手段から、予納金額記憶手
段の記憶内容に基づいて、引落が可能な金額のデータを
示す引落可能金額がデータを送受信する手段によって送
信されると、データの送受信手段と引落可能金額受信手
段によって、その引落可能金額が受信される。
【0011】この引落可能金額が受信されると、使用可
能判断手段がこの受信した引落可能金額の値に基づい
て、この引落可能金額を送信した携帯可能媒体が使用可
能かを判断し、ここで使用可能であると判断されると、
引落可能金額減算手段がその引落可能金額を所定値減算
し、次いで、予納金額書込手段がその減算後の引落可能
金額をデータの送受信手段によって携帯可能媒体に送信
して、この携帯可能媒体に予納金額記憶手段に記憶され
ている予納金額を新たな予納金額とさせる。例えば、減
算後の引落可能金額が新たな予納金額とされる。又、携
帯可能媒体の引落可能金額送信手段は、新たな予納金額
に基づいて、減算後の引落可能金額を送信する。
【0012】これらにより、請求項1の発明の予納金額
の引落装置は、携帯可能媒体が予納金額記憶手段の記憶
内容に基づいて引き落としが可能であると送信してきた
引落可能金額の範囲内で、予納金額記憶手段に記憶され
ている予納金額を所定値減算することが可能になる。従
って、予納金額の引落装置によって携帯可能媒体に記憶
されている予納金額を引き落として、例えば引き落とし
た予納金額を積算して貯めたり、引き落とした金額に応
じた電力の提供などのサービスの提供が可能になる。
【0013】請求項2の発明の予納金額の引落装置は、
携帯可能媒体の引落可能金額送信手段から、予納金額記
憶手段の記憶内容に基づいて、引落が可能な金額のデー
タを示す引落可能金額がデータを送受信する手段によっ
て送信されると、データの送受信手段と引落可能金額受
信手段によって、その引落可能金額が受信される。
【0014】この引落可能金額が受信されると、引落金
額減算可能判断手段その引落可能金額から所定の引落
金額を減算することが可能かを判断し、ここで所定の引
落金額を減算することが可能であると判断した場合に
は、引落金額送信手段がその引落金額をデータの送受信
手段によって、携帯可能媒体に送信する。この引落金額
の送信により、携帯可能媒体が予納金額記憶手段に記憶
されている予納金額を減算することになるが、この減算
が実際に実行されたことが、データの送受信手段と、受
信手段とによって、予納金額記憶手段に記憶されている
予納金額が減算されたことを反映する信号を受信する
とで、予納金の引落装置に伝えられる。
【0015】これらにより、請求項2の発明の予納金額
の引落装置は、携帯可能媒体が予納金額記憶手段の記憶
内容に基づいて引き落としが可能であると送信してきた
引落可能金額の範囲内で、予納金額記憶手段に記憶され
ている予納金額を減算することが可能になり、かつ実際
に減算されたことの確認が可能になる。従って、予納金
額の引落装置によって携帯可能媒体に記憶されている予
納金額を引き落として、例えば引き落とした予納金額を
積算して貯めたり、引き落とした金額に応じた電力の提
供などのサービスの提供が可能になる。
【0016】請求項3の発明の予納金額の引落装置は、
携帯可能媒体の引落可能金額送信手段から、予納金額記
憶手段の記憶内容に基づいて、引落が可能な金額のデー
タを示す引落可能金額がデータを送受信する手段によっ
て送信されると、データの送受信手段と引落可能金額受
信手段によって、その引落可能金額が受信される。
【0017】この引落可能金額が受信されると、引落金
額減算可能判断手段その引落可能金額から所定の引落
金額を減算することが可能かを判断し、ここで所定の引
落金額を減算することが可能であると判断した場合に
は、引落金額送信手段がその引落金額をデータの送受信
手段によって、携帯可能媒体に送信する。この引落金額
の送信により、携帯可能媒体が予納金額記憶手段に記憶
されている予納金額を減算することになるが、この減算
が実際に実行されたことが、データの送受信手段と、受
信手段とによって、予納金額記憶手段に記憶されている
予納金額が減算された後の金額を受信することで、予納
金の引落装置に伝えられる。
【0018】これらにより、請求項3の発明の予納金額
の引落装置は、携帯可能媒体が予納金額記憶手段の記憶
内容に基づいて引き落としが可能であると送信してきた
引落可能金額の範囲内で、予納金額記憶手段に記憶され
ている予納金額を減算することが可能になり、かつ実際
に減算されたことの確認を予納金額が減算された後の金
額を受信することで可能にする。従って、予納金額の引
落装置によって携帯可能媒体に記憶されている予納金額
を引き落とし、かつ引落の実行を確認して、例えば引き
落とした予納金額を積算して貯めたり、引き落とした金
額に応じた電力の提供などのサービスの提供が可能にな
る。
【0019】請求項4の発明の予納金額の引落装置は、
携帯可能媒体の引落可能金額送信手段から、予納金額記
憶手段の記憶内容に基づいて、引落が可能な金額のデー
タを示す引落可能金額がデータを送受信する手段によっ
て送信されると、データの送受信手段と引落可能金額受
信手段によって、その引落可能金額が受信される。
【0020】この引落可能金額が受信されると、引落金
額減算可能判断手段その引落可能金額から所定の引落
金額を減算することが可能かを判断し、ここで所定の引
落金額を減算することが可能であると判断した場合に
は、引落金額送信手段がその引落金額をデータの送受信
手段によって、携帯可能媒体に送信する。この引落金額
の送信により、携帯可能媒体が予納金額記憶手段に記憶
されている予納金額を減算することになるが、この減算
が実際に実行されたことを、引落判断手段がデータの送
受信手段と、受信手段とによって受信した、予納金額記
憶手段に記憶されている予納金額が減算された後の金額
と、引落可能金額受信手段によって受信した引落可能金
額から引落金額送信手段によって送信した引落金額を減
算した値とを対比して、両者の金額の一致で確認する。
【0021】これらにより、請求項4の発明の予納金額
の引落装置は、携帯可能媒体が予納金額記憶手段の記憶
内容に基づいて引き落としが可能であると送信してきた
引落可能金額の範囲内で、予納金額記憶手段に記憶され
ている予納金額を減算することが可能になり、かつ実際
に減算されたことを、確認することが可能になる。
【0022】従って、予納金額の引落装置によって携帯
可能媒体に記憶されている予納金額を引き落とし、かつ
この引落が実行されたことを確認して、例えば引き落と
した予納金額を積算して貯めたり、引き落とした金額に
応じた電力の提供などのサービスの提供が可能になる。
【0023】請求項5の発明の様納金額の引落装置は、
積算手段が引落金額送信手段によって携帯可能媒体に送
信された引落金額を積算する。従って、予納金額の引落
装置によって携帯可能媒体に記憶されている予納金額を
引き落として、この引き落とした予納金額を積算して貯
めたることが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】
【0025】
【実施例】次に実施例を説明する。図1ないし図3は、
実施例の電力料金支払装置DPSの働きを概略的に説明
するための説明図である。電力料金支払装置DPSは、
図1に例示するように、携帯可能媒体MAに設けた予納
金額記憶手段MBに予め記憶した予納金額により、被使
用対象を使用するための使用料金を支払う構成であっ
て、携帯可能媒体MAは、被使用対象の量と相関する金
額を記憶する参照金額記憶手段MCと、該参照金額記憶
手段MCへの金額の書き込み信号を入力する書込信号入
力手段MDと、該書込信号入力手段MDの入力した信号
の属性を判断する属性判断手段MEと、該属性判断手段
MEの判断結果に基づいて、入力した金額を属性毎に区
別して参照金額記憶手段MCに書き込む参照金額書込手
段MFとを備える。
【0026】又、図2に例示するように、被使用対象の
使用料金を支払う携帯可能媒体MGと、被使用対象の使
用状態を検出する使用状態検出手段MHとを備える使用
料金支払装置であって、上記携帯可能媒体MGは、上記
使用状態検出手段MHの検出した被使用対象の使用状態
に基づいて、被使用対象の異常内容を判断する被使用対
象異常判断手段MIと、該被使用対象異常判断手段MI
による判断結果に基づいて、被使用対象の異常内容を表
示する異常表示手段MJとを備える。
【0027】その上、図3に例示するように、被使用対
象を使用するための使用料金の予納金額を予め記憶する
携帯可能媒体MKと、被使用対象を使用者に供給する被
使用対象供給ポストMLとからなる被使用対象供給装置
であって、被使用対象供給ポストMLは、被使用対象を
使用者に供給する被使用対象供給手段MMと、該被使用
対象供給手段MMが被使用対象を使用者に供給すること
を遮断する被使用対象供給遮断手段MNとを備え、携帯
可能媒体MKは、予納金額に応じて、上記被使用対象供
給遮断手段MNによる被使用対象の供給遮断を解除する
遮断解除手段MOを備える。
【0028】この構成により、電力料金支払装置DPS
は、携帯可能媒体MAに設けられた予納金額記憶手段M
Bが被使用対象を使用するための予納金額を予め記憶す
るとともに、参照金額記憶手段MCが被使用対象の量と
相関する金額を記憶する。しかも書込信号入力手段MD
を介して入力し、参照金額記憶手段MCが記憶する金額
は、参照金額書込手段MFによって、属性判断手段ME
により判断された属性毎に、区別されて書き込まれる。
【0029】これにより、予納金額記憶手段MBに予め
記憶した予納金額によって、被使用対象を使用すること
ができることに加えて、参照金額記憶手段MCに記憶し
た金額およびその属性に基づいて、被使用対象をこの金
額によって使用したり、あるいは所定の属性を付けて被
使用対象の量と相関する金額を参照金額記憶手段MCに
記憶することができる。
【0030】又、電力料金支払装置DPSは、使用状態
検出手段MHの検出した被使用対象の使用状態に基づい
て、携帯可能媒体MGに設けられた被使用対象異常判断
手段MIが被使用対象の異常内容を判断し、異常表示手
段MJがこの異常内容を表示する。
【0031】これにより、被使用対象の異常は、携帯可
能媒体MGによって表示される。その上、電力料金支払
装置DPSは、被使用対象供給ポストMLにおける被使
用対象供給遮断手段MNによって、被使用対象供給手段
MMが被使用対象を使用者に供給することを遮断してい
る状態を、携帯可能媒体MKに設けられた遮断解除手段
MOが予納金額に応じて解除する。
【0032】これにより、被使用対象の使用者は、携帯
可能媒体MKによって被使用対象供給ポストMLから被
使用対象の供給を受けることができる。図4ないし図9
に実施例の電力料金支払装置DPSの基本構成を示す。
本構成は、室内に図4および図5に示すような電力カー
ド1と本体3とからなる室内操作装置5を設け、屋外に
図6ないし図9に示すような室外制御装置7を設けて、
電力会社等から供給された電力の代金を電力カード1に
よって決済する装置を示すものである。
【0033】室内操作装置5:室内操作装置5は、図5
の平面図に示すように、差込プラグ9を介して屋外電灯
配線と電気的に結合する本体3と、本体3における凹状
の設置部11にはめ込まれる電力カード1とから構成さ
れている。
【0034】屋外電灯配線と結合する本体3は、図4に
示すように、差込プラグ9から交流100Vの電力の供
給を受けて、電力カード1用の直流電力を供給する電源
装置13と、室外制御装置7と電力カード1との間にお
いて、データの送受を行なうための磁気カプラ15とか
ら構成されている。電源装置13から出力された直流電
力は、設置部11に露出して設けられた3個の電源接点
17に出力されている。又、磁気カプラ15は、その磁
気結合コイル19が設置部11に面して設けられてい
る。
【0035】電力カード1は、図4に示すように、本体
3の電源装置13から直流電力の供給を受け、各部に所
定電圧を給電する電源部21と、各種データの表示を行
なうディスプレイ23と、各種手動キー操作入力を行な
うための操作キー25と、各種制御を行なう電子回路部
27とから構成されている。
【0036】電源部21は、電力カード1の外部に面す
る受電接点29に接続されており、受電接点29を介し
て、本体3の電源装置13から、電力カード1の制御用
と、後述するPROM37の書替用の直流電力の供給を
受ける。又、これは、内蔵する蓄電池を充電するととも
に、DC−DCコンバータ、および直流電源回路等によ
って、所定電圧の電力を生成し、各部に供給する。
【0037】電子回路部27は、周知のCPU31,R
OM33,RAM35,PROM37を備え、これらと
各インタフェースとをコモンバス39によって接続する
構成である。コモンバス39と接続され、相互にデータ
の送受を行なうインタフェースとしては、本体3の磁気
結合コイル19と対向するように配設される磁気結合コ
イル41に、デ一夕を乗せた信号を送出し、かつそれか
らデータを受信するためのデータ入出力インタフェース
43と、ディスプレイ23を駆動してデータを表示させ
るためのディスプレイ駆動部45と、操作キー25から
データを入力するためのキー入力インタフェース47
と、電気的にデータを消去および書込むことが可能なP
ROM37にデータを書込むためのPROM書込部49
とが設けられている。又、PROM書込部49には、P
ROM書込部49を制御するための信号を外部から入す
るPROM接点51が接続されている。
【0038】以上に説明した室内操作装置5は、差込プ
ラグ9を屋内電灯配線に接続することにより、この屋内
電灯配線を経由して、室外制御装置7と接続状態とな
り、データを送信し、あるいは受信する状態となる。次
に室外制御装置7が取り付けられる引込盤53を説明す
る。
【0039】引込盤53は、図6および図9に示すよう
に、配電線路からの引込口55から引き込んだ電力を電
力量計57によって計量後、図6に示すように屋内の分
電盤59に送電するものである。引込盤53には、電力
量計57と室外制御装置7とに加えて、電力量計57の
計測値を反映した出力パルスWHSを出力する電力量パ
ルス出力部61と、電力量計57を介した引込線63と
の接続状態を断続するための電磁開閉器65と、電磁開
閉器65の2次側に接続され、室内操作装置5から屋内
電灯配線67を経由して送出されてきた信号を検出する
カプラ内蔵ラインフィルタ69とが設けられている。
又、カプラ内蔵ラインフィルタ69は、図8に示すよう
に、屋内電灯配線67に重畳されている信号を除去する
ラインフィルタ部71と、屋内電灯配線67に信号を重
畳し、又は重畳されてきた信号を検出するカップリング
コイル73とからなっている。
【0040】室外制御装置7は、図7に示すように、周
知のCPU75,ROM77,RAM79を備え、これ
らと各インタフェースとをコモンバス81によって接続
する構成である。コモンバス81と接続され、相互にデ
ータの送受を行なうインタフェースとしては、電力量パ
ルス出力部61からの出力パルスWHSを入力するため
のデータ入力インタフェース83と、カプラ内蔵ライン
フィルタ69との間で信号を送受するデータ入出力イン
タフェース85と、電磁開閉器65を駆動するための電
磁開閉器駆動部87と、電力量パルス出力部61から送
られてくる出力パルスWHSの数を積算するカウンタ8
9を駆動するカウンタ駆動部91と、各種データを表示
するディスプレイ93を駆動するディスプレイ駆動部9
5とが設けられている。又、室外制御装置7には、電力
量計57の1次側から交流電力の供給を受けて、各部に
所定電圧の直流電力を供給する電源装置97が設けられ
ている。
【0041】以上に説明した引込盤53と室内操作装置
5とは、屋内電灯配線67を介して接続され、相互に信
号の送受を行なう。なお、屋内電灯配線67には、図6
に示すように漏電ブレーカ99,配線ブレーカ101,
およびコンセント103が介装されている。
【0042】次に、図4ないし図9に示した電力料金支
払装置DPSの各部において実行される処理をフローチ
ャートに基づいて説明する。図10ないし図12に、電
力カード1で実行される処理のフローチャートを示し、
図13ないし図16に室外制御装置7で実行される処理
を示す。
【0043】図10は引落可能金額PPB送信処理のフ
ローチャートであって、CPU31にて所定時間毎に実
行されるものである。この処理が起動されると、まず送
信開始条件が満足されているか否かが判断される(ステ
ップ1000,以下ステップを単にSと記す。)。この
場合の送信開始条件としては、例えば操作キー25にお
ける電力使用キー105が押されているか否かが該当す
る。ここで、送信開始条件が満足されていなければ、本
ルーチンをそのまま一旦終了し、送信開始条件が満足さ
れていれば、次にPROM37内に設定されている予納
金メモリ107から予納金残高PPAを読み込み、引落
可能金額PPBに代入する処理を行なう(S101
0)。PROM37内の予納金メモリ107に記憶され
ている予納金残高PPAは、PROM書込部49によっ
て書き込まれる値であって、電力料金の予納金額を示す
ものである。
【0044】又、引落可能金額PPBは、演算処理用の
変数として用いられるものである。引落可能金額PPB
に予納金残高PPAの値を設定後、次にこの引落可能金
額PPBを、データ入出力インタフェース43に出力す
る(S1020)。これにより、引落可能金額PPB
は、データ入出力インタフェース43によってシリアル
データに変換後、所定周波数のキャリアに乗せられて、
順に、磁気結合コイル41,19、差込プラグ9,コン
セント103、屋内電灯配線67、カプラ内歳ラインフ
ィルタ69を介して、室外制御装置7のデータ入出力イ
ンタフェース85に送出される。したがって、電力カー
ド1から送出された引落可能金額PPBは、室外制御装
置7によって受信される。
【0045】図11は引落金額TTC受信処理のフロー
チャートであって、CPU31にて所定時間毎に実行さ
れるものである。この処理が起動されると、まず、デー
タ入出力インタフェース43から引落金額TTCを読み
込む処理を行なう(S1100)。データ入出力インタ
フェース43から読み込む引落金額TTCは、室外制御
装置7から送出されるものであって、順にデータ入出力
インタフェ−ス85、カプラ内蔵ラインフィルタ69、
屋内電灯配線67、差込プラグ9、磁気結合コイル1
9,41と送られてきたものを、デ一タ入出力インタフ
ェース43によって受信したものである。
【0046】引落金額TTCの読み込み処理後、次にデ
ータ入出力インタフェース43から引落金額TTCを実
際に読み込めたか否かを判断し(S1110)、読み込
めなかった場合には本ルーチンをそのまま一旦終了し、
読み込めた場合には、引落金額TTCをTTBに代入す
る(S1120)。ここで行なうTTC→TTBの処理
は、読み込んだTTCをそのまま用いずに、TTBに代
入してから演算処理を行なうためである。
【0047】次に、引落可能金額PPBを引落金額TT
Bだけ減算する処理を行なう(S1130)。次いで、
減算後の引落可能金額PPBをデータ入出力インタフェ
ース43を介して室内制御装置7に迭出する(S114
0)。図12は予納金メモリ監理処理のフローチャート
であって、CPU31にて所定時間毎に実行されるもの
である。この処理が起動されると、まず、PROM37
内の予納金メモリ107から予納金残高PPAを読み込
む(S1200)。次いで、予納金メモリ107から読
み出した現在の予納金残高PPAとRAM35内に記憶
されている現在の引落可能金額PPBとの差(|PPA
−PPB|)が、所定差α以上であるか否かを判断する
(S1210)。ここで|PPA−PPB|<αであれ
ば、差が少ないので、そのまま本ルーチンを一旦終了
し、|PPA−PPB|≧αであれば、次に引落可能金
額PPBを予納金残高PPAに代入し(S1220)、
この予納金残高PPAを予納金メモリ107に書き込む
(S1230)これにより、図11において記述したよ
うに、室外制御装置7からの引落金額TTCによって減
額された引落可能金額PPBが所定差α減少する毎に、
PROM書込部49によってPROM37の予納金メモ
リ107に書き込まれる。したがって、予納メモリ10
7には、予納金残高PPAの経歴が記憶されることにな
り、この中で最新のPPAが現在の使用可能金額として
取り出されることになる。
【0048】次に、室外制御装置7にて実行される処理
を説明する。図13は引落可能金額PPB受信処理のフ
ローチャートであって、CPU75にて所定時間毎に実
行されるものである。この処理が起動されると、まず室
内操作装置5から引落可能金額PPBを読み込む(S1
300)。ここで読み込む引落可能金額PPBは、図1
0および図11の処理において既に説明したものであ
る。
【0049】引落可能金額PPBの読み込み処理後、次
に実際に読み込めたか否かを判断し(S1310)、読
み込めなかった場合、すなわち受信できなかった場合に
は、そのまま本ルーチンを一旦終了し、引落可能金額P
PBを受信した場合には、次に受信した引落可能金額P
PBを室外制御装置7における演算用の引落可能金額P
PCに代入する(S1320)。次いで、引落可能金額
PPCを所定の演算式によって使用可能電力量DDCに
換算し(S1330)、この使用可能電力量DDCをデ
ィスプレイ93に表示する(S1340)。なお、引落
可能金額PPCを使用可能電力量DDCに換算するため
の演算式は、ROM77内の変数テーブル109に予め
格納されている。
【0050】図14は引落処理のフローチャートであっ
て、CPU75にて所定時間毎に実行されるものであ
る。この処理が起動されると、まず払込金額SSCが所
定額βより少なくなったか否かを判断する。(S140
0)。この払込金額SSCとは、電力使用料に充当する
ために、予め設定しておく金額である。ここで払込金額
SSCが所定額β以上であればそのまま本ルーチンを一
旦終了し、未満であれば次に引落可能金額PPCから引
落金額TTCを減算した値が「0」以上であるか否かを
判断する(S1410)。ここで、引落可能金額PPC
が1回当りの引落金額TTC以上であると判断した場合
には、次に室内操作装置5に引落金額TTCを送信する
(S1420)。
【0051】引落金額TTCを室内操作装置5に送信
後、次に室内操作装置5から送出されてくる引落可能金
額PPBを読み込む(S1430)。引落可能金額PP
Bの読み込み後、実際に引落可能金額PPBをデータ入
出力インタフェース85から読み込むことができたか否
かを判断し(S1440)、データ入出力インタフェー
ス85からの読み込み、すなわち受信ができなかった場
合には、そのまま本ルーチンを一旦終了し、受信できた
場合には、次の処理に移行する。
【0052】引落可能金額PPBを受信した場合には、
引落可能金額PPCから引落金額TTCを引いた値と、
室内操作装置5から受信した引落可能金額PPBとの値
とが一致するか否かを判断する(S1450)。すなわ
ち、ここでは室外制御装置7から電力カード1に引落金
額TTCを送出した結果、電力カード1が引落可能金額
PPBを実際に引き落としたか否かを判断する。
【0053】引落可能金額PPBが引き落されていなけ
ればそのまま本ルーチンを一旦終了し、引き落されてい
れば、次に払込金額SSCに引落金額TTCを加算する
(S1460)。これにより、払込金額SSCが少なく
なった場合に、まず電力カード1から引落金額TTCを
引き落し後、次に払込金額SSCが引落金額TTCだけ
加算される。
【0054】払込金額SSCを引落金額TTCだけ加算
した後、次に電磁開閉器65を「オン」にする(S14
70)。これにより、今まで「オフ」であれば引込線6
3と屋内電灯配線67が接続状態になる。 図15は電
磁開閉器「オフ」処理のフローチャートであって、CP
U75にて所定時間毎に実行されるものである。この処
理が起動されると、まず払込金額SSCが値「0」以下
であるかを判断し(S1500)、払込金額SSCが値
「0」より大きければそのまま本ルーチンを一旦終了し
「0」以下であれば、次に電磁開閉器65を「オフ」に
して(S1510)、本ルーチンを一旦柊了する。すな
わち、払込金額SSCがなくなったら電磁開閉器65が
「オフ」になり、引込線63と屋内電灯配線67との接
続が断たれる。
【0055】図16は電力使用量検針処理のフローチャ
−トであって、CPU75にて所定時間毎に実行される
ものである。この処理が起動されると、まず電力量パル
ス出力部61から出力された出力パルスWHSが値
「1」か値「0」かを、データ入力インタフェース83
から読み込む(S1600)。出力パルスWHSの値の
読み込み後、次に出力パルスWHSが値「1」であった
か否かを判断し(S1610)、値「1」でなければそ
のまま本ルーチンを一旦終了し、値「1」であれば、次
に前回の出力パルスWHSの値が「0」であったか否か
を判断する(S1620)。前回が値「1」であればそ
のまま本ルーチンを一旦終了し、前回が値「0」であれ
ば、電力量パルス出力部61から出力パルスWHSが1
個出力されたと判断して、次に使用電力量WWCを算出
する(S1630)。ここで行なう使用電力量WWCの
算出法は、出力パルスWHSが1個入力する毎に、所定
使用量γだけ使用電力量WWCに加算する(WWC←W
WC+γ)方法である。なお、所定使用量γの値は電力
量パルス出力部61の出力特性に応じて、予め設定され
るものである。
【0056】使用電力量WWCの算出後、次に電磁開閉
器65が「オン」制御されているか否かを判断し(S1
640)、「オン」制御されていなければ、電力量パル
ス出力部61、又は電磁開閉器65等が異常であると判
断して、ディスプレイ93に異常警報を表示する(S1
650)。
【0057】一方、電磁開閉器65が「オン」であれ
ば、次に使用電力量WWCを使用金額KKCに換算する
(S1660)。この使用金額KKCへの換算はROM
77内の変数テーブル109から換算値δを読み出し、
この換算値δと使用電力量WWCとを乗算(KKC←δ
・WWC)することによって行なう。
【0058】使用電力量WWCを使用金額KKCに換算
後、次に使用電力量WWCをクリア(WWC←0)して
(S1670)、払込金額SSCを使用金額KKCだけ
減算(SSC←SSC−KKC)する(S1680)。
これにより、電力量パルス出力部61から出力パルスW
HSが出力されると、これに応じて払込金額SSCが減
算される。
【0059】以上に説明した電力料金支払装置DPS
は、室内の室内操作装置5と屋外の引込盤53とが共同
することにより、電力カード1に予め記憶されている予
納金残高PPA分に対応する電力を使用することができ
る。又、本電力料金支払装置DPSは予納金残高PPA
を記憶している電力カード1を、引込盤53以降の屋内
電灯配線67であればどこに取り付けてもよく、使用上
の利便性が極めて高い。そのうえ、手元に電力カード1
を配置しておくことができることから、家全体の電気の
「オン」「オフ」が手元でいつでもできるようになり、
留守時等の保安性、および経済性が向上する。
【0060】尚、本構成では1台の室外制御装置7と1
台の室内操作装置5とを設け、電力料金に充当するもの
としたが、これに加えて複数の室内操作装置5を使用し
て、1台の室外制御装置7を制御する構成としてもよ
い。これは室外制御装置7と室内操作装置5との間のデ
ータ送信に選択性を持たせ、所定の優先順位に基づい
て、優先順位の高い電力カード1から順に予納金残高を
減額することにより達成される。これにより、複数の電
力カード1で複数の場所から電力料金の充当ができ、極
めて利便性が向上する。
【0061】次に第1実施例を説明する。本実施例は、
図4に構成を示した電力カード1に代えて、図17およ
び図18に示す電力カード201を用いて、下記に示す
ように、予納金追加処理を実行するものである。図17
に示す電力カード201は、図4の電力カード1にマイ
ク203とオーディオ入力インタフェース205とを付
加することによって、外部からの音信号を入力する構成
と、オーディオ出力インタフェース207とスピーカ2
09とを付加することによって、外部に音信号を出力す
る構成とを備えたものである。
【0062】上記構成により、図18に示すように、電
力カード201の裏面211側に設けたマイク203又
はスピーカ209を、例えば図19に示すように、電話
機213の送話口215、又は受話口217に対面さ
せ、電力カード201と電話機213との間で各種信号
の送信又は受信を行なうことが可能となる。
【0063】図20の予納金追加処理ルーチンのフロー
チャートは、電力カード201のCPU31にて所定時
間毎に起動されるものである。該ルーチンが起動される
と、まず予納金追加ボタン219が「オン」されたか否
かを判断することによって、予納金の追加を行なうか否
かを判断する(S1700)。予納金の追加を行なうと
判断した場合には、次に、ROM33内のIDコ一ド格
納エリア222から本電力カード201個有のIDコー
ドを読み込み(S1710)、このIDコードを利用し
て、所定の手順により、パスコードを生成する(S17
20)。パスコードの生成後、ディスプレイ23に予納
金追加手続の手順を表示し(S1730)、以後表示し
た手順に則った処理が使用者によって行なわれることを
待つ。
【0064】ディスプレイ23によって示される手順
は、下記に示すものである。 (I) 電話で電力カード予納金追加センタを呼び出
す。 (II) 電力カード201の裏面211を(図19に示
すように)電話機213の送話口215に当てる。
【0065】(III) 第1の選択ボタン224を押
す。 (IV) スピーカ209からIDコードとパスコードと
の送信終了後、受話口217から応答コードを聞き、応
答コードを記録したら、応答ボタン226を押して、応
答コードを操作キー25から打ち込む。
【0066】手順(I)〜(IV)を表示後、第1の選択
ボタン224が押されることを待って(S1740)、
第1の選択ボタン224が押されたら、IDコ一ドとパ
スコードとをスピーカ209から所定時間出力する(S
1750)。IDコードとパスコードを出力後、応答ボ
タン226が押されたか否かを判断し(S1760)、
応答ボタン226が押されるまでIDコードとパスコー
ドの出力を繰り返す。又、中止ボタン228が押された
場合には、本ルーチンを一旦終了して、予納金追加の処
理を中止する。
【0067】応答ボタン226が押された場合には、次
に応答コードの入力を行ない(S1770)、この入力
された応答コードが適正か不適正かを判断する(S17
80)。この応答コードは、IDコードとパスコードと
に基づいて、所定の手順により生成されるものである。
したがって、電力カード201から予納金追加センタに
送信されたIDコ一ドとパスコードが所定の手順によっ
て応答コードに変換され、これを電力カード201が受
けると、入力された応答コードが適正であるとの判断が
なされる。
【0068】入力された応答コードが不適正である場合
には、応答コードを再び入力するようにとの表示をディ
スプレイにして(S1790)、再入力を待つ。応答コ
ードが適正であった場合には、実際に予納金を追加する
処理を実行する(S1800〜S1830)。
【0069】すなわち、順に、予納金メモリ107から
予納金残高PPAを読み込み(S1800)、この予納
金残高PPAに所定の追加金RRAを加算し(S181
0)、次いで追加金RRAの額をディスプレイ23に表
示し(S1820)、追加金RRAを加えた予納金残高
PPA(←PPA+RRA)を新たな予納金残高PPA
として、PROM37内の予納金メモリ107に書き込
む処理を実行する(S1830)。
【0070】又、予納金追加センタ230は、図21に
示すように、電力カード201から出力され、電話機2
13および交換機232等の電話回線234を介してI
Dコードとパスコードとを受信した場合には、受信した
IDコードとパスコードとが適正なものであるかを判断
後、IDコードとパスコ一ドとに基づく応答コードを生
成して、電力カード201に送信するとともに、IDコ
ードを保有する使用人の口座から予納金を引き落す手続
を実行する。
【0071】したがって、図20の予納金追加処理が実
行されることにより、電力カード201には、所定の予
納金が追加され、この追加された予納金額が電力カード
201を使用する使用人の銀行等の口座から自動的に引
き落される。したがって、電力カード201の使用人
は、電力カード201に予納金を追加することを、電話
で行なうことができることから、電力カード201に予
納金を追加するために、所定の場所まで行く必要がなく
なり、利便性が向上するという極めて優れた効果を奏す
る。
【0072】又、パスコードは、予納金を追加する都度
変更され、これが応答コードを生成する場合の鍵とされ
ていることから、電力カード201は、不正手続によっ
て予納金を追加することが完全に防止されているという
優れた特長を有している。次に第1実施例の変形例を説
明する。
【0073】本変形例は、図20の予納金追加ルーチン
のフローチャートに代えて、図22に示す予納金自動追
加ルーチンの処理を行なうものである。予納金自動追加
ルーチンが電力カード201のCPU31にて所定時間
毎に起動されると、まず予納金自動追加ボタン236
(図17および図19参照)が「オン」されたか否かを
判断することによって、予納金の自動追加を行なうか否
かを判断する(S1900)。予納金の自動追加を行な
うと判断した場合には、順次IDコードの読み込み(S
1910)、パスコードの生成(S1920)、ディス
プレイ23に予納金自動追加手続の手順の表示(S19
30)を行なって、次に第1の選択ボタン224が押さ
れることを待って(S1940)、第1の選択ボタン2
24が押されたら、IDコードとパスコードとをスピー
カ209から所定時間出力する(S1950)。
【0074】IDコードとパスコードを出力後、再送信
ボタン238が押されたか、あるいは受信ボタン240
が押されたかを判断し(S1960)、再送信ボタン2
38が押されたら、予納金追加センタ230からの応答
がなかったと判断して、IDコードとパスコードと、再
送信であることを示す再送信コードを送信する。
【0075】受信ボタン240が押された場合には、予
納金追加センタ230から応答コードが送信されてくる
と判断して、マイク203を介して、応答コ一ドの受信
を行ない(S1970)、この受信した応答コードが適
正か不適正かを判断する(S1980)。
【0076】入力された応答コードが不適正である場合
には、再送信をするようにとの表示をディスプレイ23
にして(S1990)、IDコードとパスコードと再送
信コードとを送信する。応答コードが適正であった場合
には、実際に予納金を追加する処理として、順に、予納
金メモリ107から予納金残高PPAを読み込み(S2
000)、この予納金残高PPAに所定の追加金RRA
を加算し(S2010)、次いで追加金RRAの額をデ
ィスプレイ23に表示し(S2020)、追加金RRA
を加えた予納金残高PPA(←PPA+RRA)を新た
な予納金残高PPAとして、PROM37内の予納金メ
モリ107に書き込む処理を実行する(S2030)。
【0077】以上、本変形例により、電力カード201
に予納金を自動追加することができるという優れた効果
を奏する。そのうえ、応答コードをマイク203から受
信する機能が付加されていることから、電力カード20
1の使用者が予納金追加センタ230からの応答を記録
する手間が減少され、利便性が更に向上するという極め
て優れた効果を奏する。
【0078】次に第2実施例を説明する。本実施例は、
電力カード1によって電力料金を支払うとともに、電力
の需要家が自家発電した電力を売電側に送電して、これ
の送電電力量に対応する金額を、電力カード1に記録す
るものである。本実施例の全体構成は、図23に示すよ
うに、配電線路250との間の引込線路252と、受電
用の電力量計57等を収容する引込制御盤254と、風
力発電装置256を有する自家発電部258とからなっ
ている。
【0079】自家発電部258は、風力発電装置256
によって発電した直流電力を電圧調整装置260を介し
てバッテリ262に充電するとともに、風力発電装置2
56とバッテリ262とから出力される直流電力を直交
変換器264によって交流電力に変換して、屋内電灯配
線67に供給するものである。
【0080】引込制御盤254は、引込線路252と自
家発電部258とから供給される電力を「オン」「オ
フ」したり、あるいは電力量を計測するものであって、
引込線路252の端末に設けられる引込開閉器266
と、引込開閉器266を介して送電されてくる電力を受
電する受電部268と、自家発電部258から送電され
てくる電力を配電線路250に送電する送電部270
と、自家発電部258から送電された電力が受電部26
8に流入することを防止する逆流防止装置272と、自
家発電部258や引込制御盤254の各部からデータを
入力して、各部を制御する室外制御装置274とから構
成されている。
【0081】受電部268には、引込開閉器266側か
ら順に、電力量計57,NO.1電磁開閉器65,ライ
ンフィルタ276が設けられている。送電部270に
は、自家発電部258側から順に、カプラ内蔵ラインフ
ィルタ69,NO.2電磁開閉器278,電力量計28
0,逆流防止装置282が設けられている。
【0082】各部を制御する室外制御装置274は、図
24に示すように、周知のCPU75,ROM77,R
AM79を備え、これらと各インタフェースとをコモン
バス81によって接続する構成である。コモンバス81
と接続され、相互にデータの送受を行なうインタフェー
スとしては、電力量計57に取り付けられた電力量パル
ス出力部61からの出力パルスWHSを入力するための
データ入力インタフェース83と、電力量計280に取
り付けられた電力量パルス出力部284からの出力パル
スWOSを入力するためのデータ入力インタフェース2
86と、カプラ内蔵ラインフィルタ69との間で信号を
送受するデータ入出力インタフェース85と、NO.1
電磁開閉器65を駆動するための電磁開閉器駆動部87
と、NO.2電磁開閉器278を駆動するための電磁開
閉器駆動部288と、電力量パルス出力部61,284
から送られてくる出力パルスWHS,WOSの数を積算
するカウンタ89,290を駆動するカウンタ駆動部9
1、292と、風力発電装置256の発電状態を検出す
る発電機出力センサ294からの信号を入力するデータ
入力インタフェース296と、直交変換器264の出力
を制御する制御信号出力インタフェース298と、各種
データを表示するディスプレイ93を駆動するディスプ
レイ駆動部95とが設けられている。又、室外制御装置
274には、電力量計57の1次側から交流電力の供給
を受けて、各部に所定電圧の直流電力を供給する電源装
置97が設けられている。
【0083】次に室外制御装置274において所定時間
毎に実行される処理のフローチャートを図25および図
26に示し、室内操作装置5の電力カード1において所
定時間毎に実行される処理のフローチャートを図27お
よび図28に示して、本実施例で行なわれる制御を説明
する。
【0084】図25に示す送電判断ルーチンが室外制御
装置274にて起動されると、まず風力発電装置256
の発電状態を発電機出力センサ294の出力信号に基づ
いて判断し、電力量計57の電力量を参照して、風力発
電装置256の発電量が電力量計57の電力量より所定
値以上大きいか否かを判断すること、および他の条件に
より、配電線路250に送電することが可能か否かを判
断する(S2100)。
【0085】ここで送電可能であると判断した場合に
は、次に受電部268に配置されているNO.1電磁開
閉器65を「オフ」にし(S2110)、次いで送電部
270に配置されているNO.2電磁開閉器278を
「オン」にしてから(S2120)、直交変換器264
への送電信号を「オン」にする(S2130)処理を順
次実行する。
【0086】これらの処理により、直交変換器264か
ら出力された交流電力は、送電部のみを介して配電線路
250に出力される。なお、直交変換器264は、受電
部268におけるNO.1電磁開閉器65の1次側から
配電線路250の交流電圧を検出して、出力を同期させ
ている。
【0087】一方、風力発電装置256の発電量が不足
して送電可能でないと判断した場合には、まず直交変換
器264への送電信号を「オフ」にし(S2140)、
次にNO.2電磁開閉器278を「オフ」にして(S2
150)、NO.1電磁開閉器65を「オン」にする
(S2160)処理を実行する。
【0088】これらの処理により、直交変換器264か
ら配電線路250への送電が停止されるとともに配電線
路250からの受電が可能になる。上述した図25の送
電判断ルーチンの処理により、風力発電装置256の発
電量が増加して、送電可能になると、風力発電装置25
6から配電線路250への送電が実行される。
【0089】図26に示す送電金額合計LLC送信処理
ルーチンが室外制御装置274において起動されると、
まず後述する処理においてセットされる送金フラグSD
がセット(=1)されているか否(=0)かを判断する
(S2200)。ここで送金フラグSDがセットされて
いなければ、次に電力量計280の計測値を反映する電
力量パルスWOSを入力し(S2210)、この電力量
パルスWOSが1個入力したかを判断する(S222
0,S2230)。電力量パルスWOSが1個入力した
場合、次にパルスWOS1個に対応する電力量kを積算
した値である送電電力量NNCを算出する(S224
0)。すなわち、NNC←NNC+κの演算を行なう。
次いで、送電電力量NNCに所定数λを乗算して(λ・
NNC)、これを送電金額MMC(←λ・NNC)に換
算する(S2250)。
【0090】送電金額MMCへの換算後、送電電力量N
NCをクリア(←0)し(S2260)、送電金額MM
Cの積算値である送電金額合計LLC(←LLC+NN
C)を算出する(S2270)。送電金額合計LLCの
演算は、この値がある程度大きくなって、所定値μを越
えるまで行なわれ(S2280)、大きくなると次に、
この送電金額合計LLCを室内操作装置5に送信する条
件が満足されているか否かを判断する(S2290)。
この条件の判断は、室内操作装置5から送信を許容する
信号が出力されているか否かで判断する。
【0091】送信条件が満足されていなければ、そのま
ま本ルーチンを一旦終了し、満足されていれば、次にデ
ータ入出力インタフェース85を経由して、送電金額合
計LLCを室内操作装置5に送信し(S2300)、次
いで送電金額合計LLCを送信中であることを示す送金
フラグSDをセット(=1)して(S2310)、本ル
ーチンを一旦終了する。
【0092】上述処理により、風力発電装置256から
配電線路250に送電した電力に対応する金額が室内操
作装置5の電力カード1に送信される。送電金額合計L
LCを送信後、再び本ルーチンが起動されると、この送
金フラグSDの状態に基づいて(S2200)、次に室
内操作装置5からデ一タ入出力インタフェース85を介
して送信されてくる売電額JJAの受信を行なう(S2
320)。受信した売電額JJAは、前回入力した売電
額JJCと大小が比較され(S2330)、前回の売電
額JJCと今回の売電額JJAとが同一か小さければ、
電力カード1において送金金額合計LLCの受信および
処理がまだ実行されていないと判断して、既述した送信
条件の判断処理等(S2290〜S2310)を繰り返
す。
【0093】一方、前回の売電額JJCより今回受信し
た売電額JJAの方が大きくなっていれば、電力カード
1における処理が適正に実行されたと判断して、以下順
に今回の売電額JJAを前回の売電額JJCに代入する
処理(S2340)と、送電金額合計LLCをクリアす
る処理(S2350)と、送金フラグSDをクリアする
処理(S2360)とを実行して、本ルーチンを一旦終
了する。
【0094】以上本送電金額合計LLC送信処理ルーチ
ンを繰り返し実行することにより、風力発電装置256
から配電線路250に送電された電力量に対応する金額
が電力カード1に送信されるとともに、この送信が電力
カード1によって受信されたことが確認される。
【0095】図26に示す送電金額合計LLC送信処理
により、室外制御装置274から送信された送電金額合
計LLCデータは、屋内電灯配線67を経由して、室内
操作装置5(図23では図示省略)に伝達され、図27
に示す送電金額合計LLC受信処理によって受信され
る。
【0096】図27の送電金額合計LLC受信処理が電
力カード1において所定時間毎に起動されると、まずデ
ータ入出力インタフェース43を介して、送電金額合計
LLCを受信する処理を実行する(S2400)。次い
で、受信した送電金額合計LLCを、この送電金額合計
LLCの合計値を示す売電額JJAに加算してから(J
JA←JJA+LLC,S2410)、送電金額合計L
LCをクリアする(S2420)。
【0097】上記処理によって売電額JJAを更新した
後、更新後の売電額JJAを室外制御装置274に送信
する(S2430)。これにより、図26の送電金額合
計LLC送信処理によって、売電額JJAが受信され、
デ一タの伝達が適正に行なわれたことの判断条件とされ
る。
【0098】図27の送電金額合計LLC処理によって
積算された売電額JJAは、同様に電力カード1におい
て所定時間毎に起動される図28に示す売電メモリ監理
処理によって読み込まれる。売電メモリ監理処理が起動
されると、まず図4に示すPROM37内の売電額メモ
リ300から、売電額メモリ値JJBを入力し(S25
00)、この入力した売電額メモリ値JJBと図28の
ルーチンによって積算された売電顔JJAとの偏差が所
定値νを越えたか否かを判断する(S2510)。ここ
で偏差が所定値νを越えていなければ、まだ売電額メモ
リ値JJBを更新するほどには送電金額合計LLCが室
外制御装置274から送信されてきていないと判断し
て、本ルーチンを一旦終了し、一方偏差が大きい場合に
は、売電額JJAを売電額メモリ値JJBに代入して
(S2520)、これを売電額メモリ300に書き込む
(S2530)。
【0099】以上の処理により、風力発電装置256か
ら配電線路250に送電された電力に対する対価が電力
カード1のPROM37内に記録される。したがって、
本実施例により、自家発電した電力を自家消費すること
に加えて、売電することができることから、電力カード
1の有用性が向上するという極めて優れた効果を奏す
る。
【0100】次に第3実施例を説明する。本実施例は、
電気自動車に充電を行なう場合に、通常の電気使用料に
加えて、別に例えば自動車電気消費税のような特別の料
金を徴収するものである。図29に示す全体構成図のよ
うに、本実施例は、電気自動車310の充電電源を屋内
電灯配線67に接続されたコンセント103とするもの
である。このコンセント103は、電力カード1を有す
る室内操作装置5と室外制御装置7とによって電力が供
給されるものである。
【0101】電気自動車310は、車体後部に電力供給
装置312を備えている。電力供給装置312は、図3
0に示すように、コンセント103に差し込むプラグ3
14と、プラグ314からケーブル316を経由して交
流電力の供給を受け、これを直流電力に変換して車載蓄
電池318を充電する充電装置320と、充電装置32
0に交流電力を供給したりする等の制御を行なう車載制
御装置322から構成されている。
【0102】車載制御装置322は、周知のCPU32
4,ROM326,RAM328,およびコモンバス3
30等を備えている。データの入力インタフェースとし
ては、NO.1データ入出力インタフェース332と、
NO.2データ入出力インタフェース334と、デ一タ
入力インタフェース336と、スイッチ入力インタフェ
ース338とを備えている。NO.1データ入出力イン
タフェース332は、充電装置320に交流電力を供給
するケーブル316間に介装された磁気カプラ340に
接続されている。NO.2データ入出力インタフェース
334は、図29に示すように電気自動車310の運転
席に配設されたカード結合器342の磁気カプラ344
に接続されている。データ入力インタフェース336
は、充電装置320から車載蓄電池318に供給される
電流値を検出する電流計346と電圧値を検出する電圧
計348に接続されている。スイッチ入力インタフェー
ス338は、カード結合器342に配設されている切替
スイッチ350に接続されている。
【0103】車載制御装置322の出力インタフェース
としては、リレー駆動部352と電源部354とが設け
られている。リレー駆動部352は、充電装置320
と、この充電装置320に電力を供給するケーブル34
0との間の断続を行なうリレー356に接続されてい
る。電源部354は、カード結合器342内に配設され
た3個の接点358に接続されている。
【0104】車載制御装置322に接続されているカー
ド結合器342には、図31に示すように、車載電力カ
ード360を収容するための設置部362が設けられて
おり、この設置部362には、車載電力カード360と
対面する位置に接点358と磁気カプラ344が配設さ
れている。又、設置部362の近傍には、切替スイッチ
350が配設されており、この切替スイッチ350の一
方の切替側には「車載カード」のレタリング部364が
設けられており、他方の切替側には「外部カード」のレ
タリング部366が設けられている。
【0105】次に図32ないし図35に、車載電力カー
ド360で実行される処理のフローチャートを示し、図
36ないし図39に車載制御装置322で実行される処
理を示す。図32は引落可能金額PPB送信処理のフロ
ーチャートであって、車載電力カード360におけるC
PU31(図4参照)にて所定時間毎に実行されるもの
である。この処理が起動されると、まず送信開始条件が
満足されているか否かが判断される(S2600)。こ
の場合の送信開始条件としては、例えば操作キー25に
おける電力使用キー105が押されているか否かが該当
する。ここで、送信開始条件が満足されていなければ、
本ルーチンをそのまま一旦終了し、送信開始条件が満足
されていれば、次にPROM37内に設定されている予
納金メモリ107から予納金残高PPAを読み込み、引
落可能金額PPBに代入する処理を行なう(S261
0)。
【0106】引落可能金額PPBに予納金残高PPAの
値を設定後、次にこの引落可能金額PPBを、データ入
出力インタフェース43に出力する(S2620)。こ
れにより、引落可能金額PPBは、デ一タ入出力インタ
フェース43によってシリアルデータに変換後、所定周
波数のキャリアに乗せられて、順に、磁気結合コイル4
1、磁気カプラ344を介して、車載制御装置322の
NO.2データ入出力インタフェース334に送出され
る。
【0107】図33は引落金額TTC受信処理のフロー
チャートであって、CPU31にて所定時間毎に実行さ
れるものである。この処理が起動されると、まず、デー
タ入出力インタフェース43を介して車載制御装置32
2から引落金額TTCを読み込む処理を行なう(S26
30)。
【0108】引落金額TTCの読み込み処理後、次にデ
ータ入出力インタフェース43から引落金額TTCを実
際に読み込めたか否かを判断し(S2640)、読み込
めなかった場合には本ルーチンをそのまま一旦終了し、
読み込めた場合には、引落金額TTCをTTBに代入す
る(S2650)。
【0109】次に、引落可能金額PPBを引落金額TT
Bだけ減算する処理を行なう(S2660)。次いで、
減算後の引落可能金額PPBをデータ入出力インタフェ
ース43を介して車載制御装置322に送出する(S2
670)。次に、読み込んだ引落金額TTCに後述する
税金フラグFZが付属しているか否かを判断することに
より、引落金額TTCが税金であるか否かを判断する
(S2680)。税金でなければそのまま本ルーチンを
一旦終了し、税金であれば次に、この税金である引落金
額TTCの積算値である精算税金SFZを算出(SFZ
←SFZ+TTC)して(S2690)、本ルーチンを
一旦終了する。
【0110】図34は予納金メモリ監理処理のフローチ
ャートであって、CPU31にて所定時間毎に実行され
るものである。この処理が起動されると、まず、PRO
M37内の予納金メモリ107から予納金残高PPAを
読み込む(S2700)。次いで、予納金メモリ107
から読み出した現在の予納金残高PPAとRAM35内
に記憶されている現在の引落可能金額PPBとの差(|
PPA−PPB|)が、所定差α以上であるか否かを判
断する(S2710)。ここで|PPA−PPB|<α
であれば、差が少ないので、そのまま本ルーチンを一旦
終了し、|PPA−PPB|≧αであれば、次に引落可
能金額PPBを予納金残高PPAに代入し(S272
0)、この予納金残高PPAを予納金メモリ107に書
き込む(S2730)。
【0111】これにより、引落金額TTCによって減額
された引落可能金額PPBが所定差α減少する毎に、P
ROM書込部49によってPROM37の予納金メモリ
107に書き込まれる。図35は税金メモリ監理処理の
フローチャ−トであって、CPU31にて所定時間毎に
実行されるものである。この処理が起動されると、まず
図33の引落金額TTC受信処理によって積算されてい
る積算税金SFZが所定値πより大きくなったか否かを
判断し(S2740)、大きくなっていなければそのま
ま本ルーチンを一旦終了し、大きくなっていれば次に、
PROM37内の税金メモリ370(図4参照)から税
金メモリ額MFZを読み込む(S2750)。次いで、
読み込んだ税金メモリ額MFZに積算税金SFZを加算
し(S2760)、次に加算した積算税金SFZをクリ
アした後(S2770)、更改後の税金メモリ額MFZ
を税金メモリ370に書き込む(S2780)。
【0112】これにより、PROM37内に税金が積算
されて記録され、後でこれを読み出して、徴税すること
ができる。次に、車載制御装置322にて実行される処
理を説明する。図36は引落可能金額PPB受信処理の
フローチャートであって、CPU324にて所定時間毎
に実行されるものである。まずカード結合器342に取
り付けられている切替スイッチ350の位置を読み込ん
で、このスイッチが「内蔵」側に押されているか「外
部」側に押されているかを判断する(S2800)。
「外部」側に押されていれば、本ルーチンにおける処理
はないと判断して、本ルーチンを一旦終了し、「内蔵」
側に押されてし、れは、次にカード結合器342から引
落可能金額PPBを読み込む(S2810)。
【0113】引落可能金額PPBの読み込み処理後、次
に実際に読み込めたか否かを判断し(S2820)、読
み込めなかった場合、すなわち受信できなかった場合に
は、そのまま本ルーチンを一旦終了し、引落可能金額P
PBを受信した場合には、次に受信した引落可能金額P
PBを車載制御装置322における演算用の引落可能金
額PPCに代入する(S2830)。これにより、他の
処理にて参照可能になる。
【0114】図37は引落処理のフローチャートであっ
てCPU324にて所定時間毎に実行されるものであ
る。この処理が起動されると、まず切替スイッチ350
の位置が「内蔵」側であるか、「外部」側であるかが判
断され(S2900)、「外部」側であればそのまま本
ルーチンを一旦終了し、「内蔵」側であれば次に、払込
金額SSCが所定額βより少なくなったか否かを判断す
る。(S2910)。この払込金額SSCとは、税金に
充当するために、予め設定しておく金額である。ここで
払込金額SSCが所定額β以上であればそのまま本ルー
チンを一旦終了し、未満であれば次に引落可能金額PP
Cから引落金額TTCを減算した値が「0」以上である
か否かを判断する(S2920)。ここで、引落可能金
額PPCが1回当りの引落金額TTC以上あると判断し
た場合には、次にカード結合器342の車載電力カード
360に税金フラグFZの付属した引落金額TTCを送
信する(S2930)。
【0115】引落金額TTCを車載電力カード360に
送信後、次に車載電力カード360から送出されてくる
引落可能金額PPBを読み込む(S2940)。引落可
能金額PPBの読み込み後、実際に引落可能金額PPB
をNO.2データ入出力インタフェース334から読み
込むことができたか否かを判断し(S2950)、受信
ができなかった場合には、そのまま本ルーチンを一旦終
了し、受信できた場合には、次の処理に移行する。
【0116】引落可能金額PPBを受信した場合には、
引落可能金額PPCから引落金額TTCを引いた値と、
受信した引落可能金額PPBとの値とが一致するか否か
を判断する(S2960)。すなわち、ここでは車載制
御装置322から車載電力カード360に引落金額TT
Cを送出した結果、車載電力カード360が引落可能金
額PPBを実際に引き落したか否かを判断する。
【0117】引落可能金額PPBが引き落とされていな
ければそのまま本ルーチンを一旦終了し、引き落とされ
ていれば、次に払込金額SSCに引落金額TTCを加算
する(S2970)。これにより、払込金額SSCが少
なくなった場合に、まず車載電力カード360から引落
金額TTCを引き落し後、次に払込金額SSCが引落金
額TTCだけ加算される。
【0118】払込金額SSCを引落金額TTCだけ加算
した後、次にリレー356を「オン」にする(S298
0)。これにより、今まで「オフ」であれば、充電装置
320と屋内電灯配線67とが接続状態になる。図38
はリレー「オフ」処理のフローチャ−トであって、CP
U324にて所定時間毎に実行されるものである。この
処理が起動されると、まず切替スイッチ350の位置が
「内蔵」側であるか、「外部」側であるかが判断され
(S3000)、「外部」側であればそのまま本ルーチ
ンを一日終了し、「内蔵」側であれば次に、払込金額S
SCが値「0」以下であるかを判断する(S310
0)。払込金額SSCが値「0」より大きければそのま
ま本ルーチンを一旦終了し、「0」以下であれば、次に
リレー356を「オフ」にして(S3110)、本ルー
チンを一旦終了する。すなわち、払込金額SSCがなく
なったらリレー356が「オフ」になり、充電装置32
0と屋内電灯配線67との接続が断たれる。
【0119】図39は電力使用量検針処理のフローチャ
−トであって、CPU324にて所定時間毎に実行され
るものである。この処理が起動されると、まずデータ入
力インタフェース336を介して同時刻の電流計346
の電流値IVと電圧計348の電圧値VVとを読み込む
(S3200,S3210)。次いで、両値IV,VV
の積に定数ξを乗算(IV・VV・ξ)して瞬間電力を
算出し、これを積算して、使用電力量WWC(←WWC
+IV・VV・ξ)を算出する(S3220)。積算し
た使用電力量WWCが所定値Θを越えたら(S322
5)、次いで、使用電力量WWCに定数οを乗算して、
税額HHCを求め(S3230)、使用電力量WWCを
クリアする(S3240)。
【0120】次いで、切替スイッチ350の位置が「内
蔵」側であるか、「外部」側であるかを判断し(S32
50)、「内蔵」側であれば次に払込金額SSCを税額
HHCだけ減額して(S3260)、本ルーチンを一旦
終了する。一方、切替スイッチ350が「外部」側であ
れば(S3250)、税額HHCの積算値である積算税
額GGCを算出する(GGC←GGC+HHC,S32
70)。
【0121】これにより、切替スイッチ350が「内
蔵」側である場合には、リレー356の「オン」「オ
フ」の制御基準となる払込金額SSCが使用電力量に応
じて減算する。以上、図32ないし図39に基づいて説
明した処理により、切替スイッチ350が「内蔵」側に
位置している場合には、車載電力カード360の予納金
残高PPAが車載蓄電池318への充電電力に対応した
税額だけ減額されるとともに、予納金残高PPAがなく
なったら、車載蓄電池への充電が中止される。
【0122】なお、車載蓄電池318への充電電力の使
用料は、通常の電力使用料金として別途精算される。次
に、切替スイッチ350が「外部」側に位置している場
合の動作、すなわち車載電力カード360を用いずに、
室内操作装置5に設けられている電力カード1を用いる
場合の動作を説明する。
【0123】切替スイッチ350が「外部」側に位置し
ている場合には、既述した図37に示す引落処理と図3
8に示すリレー「オフ」処理とは、リレー356の「オ
ン」「オフ」を行なわずに、そのまま一旦終了する。図
39に示す電力使用量検針処理では、車我蓄電池318
に充電された電力量に対応する積算税額GGCが算出さ
れる(S3270)。
【0124】図32〜図35に示す処理は、車載電力カ
ード360をここでは使用しないことから実行されな
い。図39の処理によって積算税額GGCが算出されて
いる車載制御装置322において、所定時間毎に図40
に示す積算税額GGB送信処理が起動されると、まず切
替スイッチ350の位置が「内蔵」側であるか「外部」
側であるかが判断され(S3300)、「内蔵」側であ
ると判断された場合には、本ルーチンをそのまま一旦終
了する。一方、「外部」側であると判断された場合に
は、引込盤53の室外制御装置7から屋内電灯配線67
を経由して送られてくる識別番号HA(後述する)をN
O.1データ入出力インタフェース332によって受信
し(S3310)、次いで識別番号HAが実際に受信で
きたか否かを判断する(S3320)。
【0125】ここで識別番号HAが受信できなかったと
判断した場合、例えば室外制御装置7に、電気自動車3
10の税金を取り扱う機能がないと判断した場合には、
タイマTIをスタートさせ(S3330)、このタイマ
TIの値が所定値υに達したら(S3340)、リレー
356を「オフ」にする信号をリレー駆動部352に出
力して、リレー356を実際に「オフ」にする(S33
50)。タイマTIをスタートさせている場合には、本
ルーチンの他のステップによって積算税額GGCが代入
された積算税額GGBと他のステップでインクリメント
される識別番号HAとを室外制御装置7に送信して、本
ルーチンを一旦終了する(S3360)。
【0126】ステップ3360によって室外制御装置7
に送信され、これを受信したことを確認する意味で返送
されてくる識別番号HAを受信して、これが受信できた
と判断した場合には(S3320)、次に受信した識別
番号HAが本ルーチンを前回処理したときに送信した識
別番号HBと同一であるか否かを判断することにより、
室外制御装置7から返送されてきた識別番号HAが適正
(適正の意味は後述する)なものであるか否かを判断す
る(S3370)。
【0127】受信した識別番号HAが適正なものでない
場合には既述したタイマTIスタート以後の処理を実行
する(S3330〜S3360)。一方、識別番号HA
が適正であると判断した場合には、タイマTIをクリア
し(S3380)、次いで現在の積算税額GGCからス
テップ3360にて送信した積算税額GGBを差し引い
て、これを新たな積算税額GGCとし(S3390)、
識別番号HAをインクリメントする(S3400,S3
410)。
【0128】次いで、リレー356を「オン」にして
(S3420)、次に積算税額GGCが所定値ρより大
きくなったか否かを判断することにより、積算税額GG
Cが送信基準に達したか否かを判断する(S343
0)。積算税額GGCが送信基準に達するまでは、その
まま本ルーチンを一旦終了し、送信基準に達したら、ま
ず積算税額GGCを送信用の積算税額GGBに代入して
から(S3440)、積算税額GGBと識別番号HAと
を室外制御装置7に送信する(S3360)。
【0129】以上図40の積算税額GGB送信処理によ
り、積算税額GGBが室外制御装置7に送信され、積算
税額GGBが室外制御装置7によって受信されたことを
確認した後、現在の積算税額GGCから送信した積算税
額GGB分だけ減算されることが実行される。
【0130】積算税額GGBと識別番号HAとを受信す
る室外制御装置7では、これらを受信するために図41
に示す積算税額GGB受信処理が所定時間毎に実行され
る。該ルーチンが起動されると、まず図6および図7に
示す室外制御装置7において、データ入出力インタフェ
ース85を介して、積算税額GGBと識別番号HAとを
受信し(S3500)、この受信した識別番号HAを前
回受信した識別番号HAと対比する(S3510)。こ
の対比の結果今回受信した識別番号HAが前回受信した
識別番号HAに値「1」を加算した値以外であれは、そ
のまま本ルーチンを一旦終了し、値「1」を加算した値
であれば積算税額GGBが更新されたと判断して、次の
処理に移行する。
【0131】積算税額GGBが更新された場合には、次
に積算税額積算値GFZ(←GFZ+GGB)を算出し
(S3520)、次いで車載制御装置322に識別番号
HAを送信する(S3530)。本ルーチンの処理によ
り、車載制御装置322から室外制御装置7に送信され
た積算税額GGBが受信されるとともに、この確認信号
が送信される。
【0132】積算税額積算値GGBが貯えられる室外制
御装置7と、室内操作装置5(電力カード1)は、相互
に既述した図10ないし図15に示す処理を行なって、
引落可能金額PPBの送受信や、引落金額TTCの送受
信や、予納金メモリ107の監理、および電磁開閉器6
5の「オン」「オフ」を実行する。又、電力カード1
は、下記に示す図42ないし図44の処理により算出さ
れる積算税額SFZを、図35に示す税金メモリ監理処
理を実行することにより、積算して、税金メモリ370
に税金メモリ額MFZを書き込む。
【0133】次に、図42〜図44の処理に基づいて、
室外制御装置7から電力カード1に積算税金SFZを送
信する処理を説明する。図42は電力使用量検針および
税金引き落し処理のフローチャートであって、CPU7
5にて所定時間毎に実行されるものである。この処理ル
ーチンにおけるステップ3600ないし3680では、
既述した図16におけるステップ1600ないし168
0と同様の処理が実行され、電力使用量の検針が実行さ
れる。この処理後、税金引き落し処理とし図41の積算
税額GGB受信処理において積算されている積算税額積
算値GFZが所定値σより大きくなったか否かを判断す
ることにより、積算税額積算値GFZが電力カード1へ
送信する基準値に達したか否かを判断する(S369
0)。
【0134】基準値に達したと判断した場合には、まず
払込金額SSCから積算税額積算値GFZを減算する
(SSC←SSC−GFZ)処理を行なってから(S3
700)、この積算税額積算値GFZの積算値である送
金値HFZ(←HFZ+GFZ)を算出する(S371
0)。積算税額積算値GFZを送金値HFZに加算後、
このGFZをクリアして(S3720)、本ルーチンを
一旦終了する。
【0135】上記処理により、電力使用量(電気自動車
310以外の電力使用も含む)に応じて払込金額SSC
が減算されるとともに、電気自動車310への充電にと
もなう税金も払込金額SSCから減算する。しかも、税
金を減算した値は、送金値HFZとして記録されてい
る。
【0136】図43は送金値HFZ送信処理のフローチ
ャートであって、CPU75にて所定時間毎に起動され
る。この処理が起動されると、まず後述するステップに
よってセット又はクリアされるフラグFFFがセット
(=1)されているかクリア(=0)されているかを判
断し(S3800)、セットされていれば下記に示すよ
うにフラグFFFがセットされるまでのステップを(S
3810〜3840)行なわないで次の処理に移行し、
セットされていなければ、次に識別番号HC(後述す
る)をデータ入出力インタフェース85を介して電力カ
ード1から受信し(S3810)、次いで実際に受信で
きたか否かを判断する(S3820)。識別番号HCを
受信した場合には、次に受信した識別番号HCが後述す
る処理によって電力カード1に送信した識別番号HDと
同じであるか否かを判断することにより、前に送信した
データが電力カード1によって受信されたか否かを判断
する(S3830)。
【0137】前に送信した識別番号HDと今回受信した
識別番号HCとが同一である場合には、フラグFFFを
セットする(S3840)。フラグFFFをセット後、
又は既にフラグFFFがセットされている場合(S38
00)には、次に送金値HFZが所定値τより大きくな
っているか否かを判断することにより、送金値HFZを
電力カード1に送信する基準値に達しているか否かを判
断する(S3850)。基準値に達していなければその
まま本ルーチンを一旦終了し、基準値に達していれば識
別番号HCをインクリメント後(HC←HC+1,S3
860)、既述したスナップ3830において対比する
ために、インクリメント後の識別番号HCを識別番号H
Dに代入する(S3870)。
【0138】識別番号HCをHDに代入後、識別番号H
Dと送金値HFZとを電力カード1に送信して(S38
80)、送金値HFZを送金記憶値HFFに代入し(S
3890)、送金値HFZをクリアし(S3900)、
フラグFFFをクリア後(S3910)、本ルーチンを
一旦終了する。
【0139】又、識別番号HC受信後の判断で、識別番
号HCを受信しなかったと判断した場合(S382
0)、又は受信した識別番号HCが前に送信した識別番
号HDと一致しなかった場合には(S3830)、識別
番号HDと、送金記憶値HFFを送金値HFZとしたも
のを再度送信する(S3920)。
【0140】以上、図43の送金値HFZ送信処理によ
り、送金値HFZが室外制御装置7から電力カード1に
送信される。図44は送金値HFZ受信処理のフローチ
ャートであって、電力カード1のCPU31にて所定時
間毎に起動される。この処理が起動されると、まずデー
タ入出力インタフェース43を介して、室外制御装置7
から送られて来た送金値HFZと識別番号HDとを受信
し(S4000)、次いで今回受信した識別番号HDと
前回受信した識別番号HDとを対比する(S401
0)。
【0141】この対比の結果、今回のHDが前回のHD
に値「1」を加算した値以外であればそのまま本ルーチ
ンを一旦終了し、値「1」を加算した値であれば、次に
送金値HFZの積算値である積算税金SFZ(←SFZ
+HFZ)を算出する(S4020)。次いで、識別番
号HDを識別番号HCとして、室外制御装置7に送信し
て(S4030)、本ルーチンを一旦終了する。
【0142】これにより、室外制御装置7から送信され
た送金値HFZを受信して、これの積算値である積算税
金SFZを電力カード1に記録することができる。積算
税金SFZは、既述した図35に示す税金メモリ監理処
理を実行することによって税金メモリ額MFZにされ、
税金メモリ370に記録される。
【0143】以上説明した第3実施例により、電気自動
車310に充電する電力に税金を付加することができ
る。そのうえ、この税金の付加は、車載電力カード36
0、又は室内操作装置5の電力カード1のいずれでも選
択することができる。したがって、負担を電力使用者に
ほとんど加えることなく正確に、かつ確実に税金を徴税
することができることから、このような税制の適用がス
ムーズに行なえるという極めて優れた効果を奏する。
【0144】次に第4実施例を説明する。本実施例は、
キャンプ場等の屋外や商品展示場等において電力を供給
する電力ポスト400の構成を示すものである。電力ポ
スト400は、図45に示すように、電力カード402
によって、ポスト本体404に設けられたコンセント4
06に電力を供給するものである。
【0145】ポスト本体404は、図46に示すよう
に、引込口408に設けられた電源表示ランプ410
と、ランプ410の2次側に介装された電磁開閉器41
2と、電磁開閉器412の2次側に配設された電力量計
414と、電力量計414の2次側に介装された漏電ブ
レーカ416と、漏電ブレーカ416の2次側に取り付
けられたコンセント406とを備えている。電磁開閉器
412のマグネットコイル418の一端420は、電磁
開閉器412の一方の接点422の1次側に接続されて
いる。又、マグネットコイル418の一端420は、電
力カード結合部424の第1コネクタ426に接続され
ており、他端428は、第2コネクタ430に接続され
ている。電力量計414には、使用電力量に基づいて接
点432が「オン」「オフ」する電力量パルス出力部4
34が設けられており、この一端には電力カード結合部
424の第3コネクタ436が接続されている。電磁開
閉器412の2次側には、第4コネクタ448が接続さ
れている。
【0146】ポスト本体404の前面板438には、図
45に示すように、電力カード結合部424に電力カー
ド402を挿入するための電力カード挿入口440と、
漏電ブレーカ416の「オン」「オフ」スイッチ442
と漏電リセットボタン444と、コンセント406用の
雨覆い446とが設けられている。
【0147】電力カード402は、周知のCPU45
0,ROM452,RAM454を備えるとともに、P
ROM書込部456によってデータを書込むことが可能
なPROM458を備えている。PROM書込456
は、CPU450からの指令に基づいてPROM458
にデータを書き込み、又は外部の書込接点460からの
指令に基づいて、PROM458のデータを消去したり
書き込む機能を有している。又、出力インタフェースと
して、リレー駆動部462とディスプレイ駆動部464
とを備えている。
【0148】リレー駆動部462は、リレー466のコ
イル468の一端470に接続されており、コイル46
8の他端472は第1コネクタ426に嵌合する第1プ
ラグ474に接続されている。リレー466は、一端が
第2コネクタ430に嵌合する第2プラグ476に接続
されており、他端が電力カード402の接地と、第4コ
ネクタ448に嵌合する第4プラグ478に接続されて
いる。これにより、リレー466のコイル468に通電
されると、リレー466が「オン」になってマグネット
コイル418に電流を流し、電磁開閉器412を「オ
ン」にする。すなわち、コンセント406に電力を供給
する。ディスプレイ駆動部464は、ディスプレイ48
0に接続されており、各種デー夕をディスプレイ480
に表示させる。
【0149】電力カード402の入力インタフェースと
しては、電力量パルスインタフェース482が設けられ
ており、第3コネクタ436に嵌合する第3プラグ48
4に接続されている。電力カード402の電源部486
は、第1プラグ474に接続されており、内蔵する蓄電
池を充電するとともに電力カード402の各部に各種電
力を供給する。
【0150】次に電力カード402によって実行される
図47に示す電力量計内蔵型電力ポスト用電力カードメ
インルーチンのフローチャートに基づいて、本実施例の
動作を説明する。このメインルーチンでは、まず電力カ
ード402がポスト本体404の電力カード挿入口44
0から差し込まれて、電力カード結合部424に嵌合し
たか否かを判断する(S4100)。これは、電源部4
86にポスト本体404からAC100Vが供給された
か否かによって判断されるものであり、これにより、電
力カード402を使用する状態になったか否かを判断す
るものである。
【0151】電力カード402がポスト本体404に差
し込まれたと判断した場合には、次にPROM458内
の予納金メモリ490から予納金残高PPAを読み取
り、引落可能金額PPBに代入する(S4110)。次
いで引落可能金額PPBが値「0」より大きいか否かを
判断することにより、この電力カード402が使用可能
か否かを判断する(S4120)。
【0152】電力カード402が使用可能であると判断
した場合には、次にリレー駆動部462に電磁開閉器4
12を「オン」動作する信号を出力して(S413
0)、電磁開閉器412を実際に「オン」にし、次い
で、電力量パルスインタフェース482を介して、電力
量パルス出力部434の電力量パルスWHSを入力する
(S4140)。
【0153】電力量パルスWHSの入力後、WHSが1
パルス入力したか否かを判断し(S4150,S416
0)、1パルス入力したと判断した場合には、引落可能
金額PPBを所定値φだけ減算することにより(S41
70)、WHS「1」パルス分だけ電力量料金を引き落
す。
【0154】引落可能金額PPBの減算後、カウンタN
Nをインクリメントし(S4180)、次いでカウンタ
NNが所定値χを越えたか否かを判断し(S419
0)、所定値χを越えたときにカウンタNNをクリアし
て(S4200)、引落可能金額PPBを予納金残高P
PAとして予納金メモリ490に書き込む(S421
0)。すなわち、引落可能金額PPBが書込基準値だけ
減少する毎に新たな予納金残高PPAの書き込みが行な
われる。
【0155】上述したWHS「1」パルスの入力判断後
で入力していないとされた場合、PPBが書込基準値だ
け減少したかの判断で減少していないとされた場合、又
は予納金残高PPAを予納金メモリ490に書き込んだ
後、まず電力カード402がポスト本体404から引き
抜かれたか否かを判断し(S4220)、引き抜かれて
いなければステップ4120からの処理を繰り返す。一
方、引き抜かれていれば、現在の引落可能金額PPBを
予納残高PPAとして予納金メモリ490に書き込み
(S4250)、次いで予納金残高PPAをディスプレ
イ480に表示して(S4260)、本メインルーチン
の初めに戻る。これにより、電力カード402によって
電力を使用しなくなったときに、予納金残高PPAがP
ROM458の予納金メモリ490に速やかに格納され
る。
【0156】引落可能金額PPBがなくなった場合には
(S4120)、電磁開閉器412を「オフ」にし(S
4270)、次いで「残金ゼロ」の表示をディスプレイ
480に表示して(S4280)、本メインルーチンを
終了する。以上に説明した電力ポスト400は、ポスト
本体404には電子装置等を備えることなく電力カード
402による制御のみで電力を供給することができるこ
とから、ポスト本体404の部品点数が減少され、信頼
性および低コスト化が達成されるという極めて優れた効
果を奏する。
【0157】次に第5実施例を説明する。本実施例は、
キャンプ場等の屋外や商品展示場等において電力を供給
する電力ポスト500の構成を示すものである。電力ポ
スト500は、図48に示すように、ポスト本体504
から電力カード502が電力の供給を受け、電力カード
502に、設けられたコンセント506に電力を供給す
るものである。
【0158】ポスト本体504は、図49に示すよう
に、引込口508に設けられた電源表示ランプ510
と、ランプ510の2次側に介装された電磁開閉器51
2とを備えている。電磁開閉器512のマグネットコイ
ル518の一端520は、電磁開閉器512の一方の接
点522の1次側に接続されている。又、マグネットコ
イル518の一端520は、電力カード結合部524の
第1コネクタ526に接続されており、他端528は、
第2コネクタ530に接続されている。
【0159】電磁開閉器512の2次側は、電力カード
結合部524の第3コネクタ534と第4コネクタ53
6とに接続されている。ポスト本体504の前面板53
8には、図48に示すように、電力カード結合部524
に電力カード502を挿入するための電力カード挿入口
540と、電源表示ランプ510とが設けられている。
【0160】電力カード502は、周知のCPU55
0,ROM552,RAM554を備えるとともに、P
ROM書込部556によってデータを書込むことが可能
なPROM558を備えている。PROM書込部556
は、CPU550からの指令に基づいてPROM558
にデータを書き込み、又は外部の書込接点560からの
指令に基づいて、PROM558のデータを消去したり
書き込む機能を有している。又、出力インタフェースと
して、リレー駆動部562とディスプレイ駆動部564
とを備えている。
【0161】リレー駆動部562は、リレー566のコ
イル568の一端570に接続されており、コイル56
8の他端572は第2コネクタ530に嵌合する第2プ
ラグ576に接続されている。リレー566は、一端が
第4コネクタ536に嵌合する第2プラグ576に接続
されている。リレー566は、一端が第4コネクタ53
6に嵌合する第4プラグ578に接続されており、他端
が電力カード502の接地と、第2プラグ576に接続
されている。これにより、リレー566のコイル568
に通電されると、リレー566が「オン」になってマグ
ネットコイル518に電流を流し、電磁開閉器512を
「オン」にする。すなわち、第3コネクタ534と第4
コネクタ536間に電力を供給する。ディススプレイ駆
動部564は、ディスプレイ580に接続されており、
各種データをディスプレイ580に表示させる。
【0162】電力カード502の入力インタフェースと
しては、電圧計インタフェース582と電流計インタフ
ェース583とが設けられており、第3コネクタ534
に嵌合する第3プラグ584と第4プラグ578との間
の電圧を計測する電流計588と第4プラグ578とコ
ンセント506間に流れる電流を計測する電流計592
とに接続されている。
【0163】電力カード502の電源部586は、第1
コネクタ526に嵌合する第1プラグ574に接続され
ており、内蔵する蓄電池を充電するとともに電力カード
502の各部に各種電力を供給する。第3,第4プラグ
584,578とコンセント506との間には、ブレー
カ594が介装されている。
【0164】次に電力カード502によって実行される
図50に示す電力量計非内蔵型電力ポスト用電力カード
メインルーチンのフローチャートに基づいて、本実施例
の動作を説明する。このメインルーチンでは、まず電力
カード502がポスト本体504の電力カード挿入口5
40から差し込まれて、図51に示すようになり、電力
カード結合部524に嵌合したか否かを判断する(S4
300)。
【0165】電力カード502がポスト本体504に差
し込まれたと判断した場合には、次にPROM558内
の予納金メモリ590から予納金残高PPAを読み取
り、引落可能金額PPBに代入する(S4310)。次
いで引落可能金額PPBが値「0」より大きいか否かを
判断することにより、この電力カード402が使用可能
か否かを判断する(S4320)。
【0166】電力カード502が使用可能であると判断
した場合には次にリレー駆動部562に電磁開閉器51
2を「オン」動作する信号を出力して(S4330)、
電磁開閉器512を実際に「オン」にする。電磁開閉器
512の「オン」後、電圧計インタフェース582と電
流計インタフェース583とによって、その時の瞬時電
圧SJVと瞬時電流SJIとを読み込む(S4340,
S4350)。次いで、その時の電力SJW(←SJV
×SJI)を算出し(S4360)、これを積算して、
電力量WWC(←WWC+SJW)を求める(S437
0)。
【0167】電力量WWCの算出後、この値が所定値ψ
より大きくなったか否かを判断する(S4380)。次
いで引落可能金額PPBを電力量WWCに定数ωを乗算
して求めた減算金額だけ減算することにより(S439
0)、電力量WWCに相当する金額を引き落す。電力量
WWCに相当する金額を引き落した後、電力量WWCを
クリアする(S4400)。
【0168】引落可能金額PPBの減算後、カウンタN
Nをインクリメントし(S4410)、次いでカウンタ
NNが所定値χを越えたか否かを判断し(S442
0)、所定値χを越えたときにカウンタNNをクリアし
て(S4430)、引落可能金額PPBを予納金残高P
PAとして予納金メモリ590に書き込む(S444
0)。すなわち、引落可能金額PPBが書込基準値だけ
減少する毎に新たな予納金残高PPAの書き込みが行な
われる。
【0169】上述した電力量WWCが所定値ψに達した
か否かの判断で達していないとされた場合、PPBが書
込基準値だけ減少したかの判断で減少していないとされ
た場合、又は予納金残高PPAを予納金メモリ590に
書き込んだ後、まず電力カード502がポスト本体50
4から引き抜かれたか否かを判断し(S4450)、引
き抜かれていなければステップ4300からの処理を繰
り返す。一方、引き抜かれていれば、現在の引落可能金
額PPBを予納金残高PPAとして予納金メモリ590
に書き込み(S4460)、次いで予納金残高PPAを
ディスプレイ580に表示して(S4470)、本ルー
チンの初めに戻る。これにより、電力カード502によ
って電力を使用しなくなったときに、予納金残高PPA
がPROM590に速やかに、格納される。
【0170】引落可能金額PPBがなくなった場合には
(S4320)、電磁開閉器512を「オフ」にし(S
4480)、次いで「残金ゼロ」の表示をディスプレイ
580に表示して(S4490)、本メインルーチンを
終了する。以上に説明した電力ポスト500は、ポスト
本体504には電子装置および電力量計等を備えること
なく電力カード502による制御のみで電力を供給する
ことができることから、ポスト本体504の部品点数が
減少され、信頼性および低コスト化が達成されるという
極めて優れた効果を奏する。
【0171】次に第6実施例を説明する。本実施側は、
図46に示した電力ポスト400に、不正使用防止機能
を付加した電力ポスト600を示すものである。電力ポ
スト600は、電力カード602とポスト本体604と
から構成されるものである。
【0172】ポスト本体604は、図52に示すよう
に、電源表示ランプ410と、電磁開閉器412と、電
力量計414と、漏電ブレーカ416と、コンセント4
06とを備えている。電磁開閉器412のマグネットコ
イル418の一端420は、電磁開閉器412の接点4
22の1次側に接続されている。又、マグネットコイル
418の一端420は、電力カード結合部424の第1
コネクタ426に接続されている。
【0173】マグネットコイル418の他端428は、
リレー606の接点608を介して、電磁開閉器412
の接点610の2次側に接続されている。リレー606
のコイル612は、一端がマグネットコイル418の一
端420に接続されており、他端が後述するリレー駆動
部614を介して、第2コネクタ430に接続されてい
る。電力量計414には、使用電力量に基づいて接点4
32が「オン」「オフ」する電力量パルス出力部434
が設けられており、この一端には電力カード結合部42
4の第3コネクタ436が接続されている。電磁開閉器
412の接点610の2次側には、第4コネクタ448
が接続されている。
【0174】ポスト本体604には、リレー駆動部61
4を制御する回路として、周知のCPU616,ROM
618,RAM620、および電力量パルスインタフェ
ース622とチェック信号インタフェ−ス624とが設
けられている。電力量パルスインタフェース622は、
電力量パルス出力部434に接続されている。チェック
信号インタフェース624は、電力カード結合部424
の第5コネクタ626に接続されている。
【0175】電力カード602は、図46に示した電力
カード402の構成に加えて、チェック信号出力インタ
フェース628と、このチェック信号出力インタフェー
ス628の出力が供給される第5プラグ630とが付加
されている。チェック信号出力インタフェース628
は、図示しないチェック信号出力ルーチンによって、予
納金残高PPAを第5プラグ630を介して、チェック
信号インタフェース624とに出力する。
【0176】次にポスト本体604のCPU616にて
繰り返し実行される図53に示すチェック信号受信処理
のフローチャートに基づいて、本実施例を説明する。チ
ェック信号受信処理が起動されると、まずチェック信号
としてチェック信号インタフェース624に入力する予
納金残高PPAを電力カード602から入力する(S4
500)。次いで、入力した予納金残高PPAを判定用
のチェック残高CHKに代入する(S4510)。
【0177】チェック残高CHKを得た後、次に電力量
パルス出力部434から出力される電力量パルスWHS
を電力量パルスインタフェース622を介して入力し
(S4520)、このパルスWHSが「1パルス」出力
されたことを判断する(S4530,S4540)。
【0178】「1パルス」出力されたと判断した場合に
は、次にパルス数を計数するチェックパルス数CHWを
インクリメントして(S4550)、所定値Aを越えた
か否かを判断することにより(S4560)、チェック
パルス数CHWが判定基準に達したか否かを判断する。
【0179】チェックパルス数CHWが判定基準に達し
たと判断した傷合には、まずCHWをクリアしてから
(S4570)、前回CHWが判定基準に達したときの
チェック残高CHLと今回のチェック残高CHKとのチ
ェック残高差△CHKを求め(S4580)、次回に備
えて今回のチェック残高CHKを前回のチェック残高C
HLに代入し(S4590)、チェック残高差△CHK
が所定値Bより大きくなったか否かを判断する(S46
00)。
【0180】チェック残高差△CHKが所定値Bより大
きければ、電力カード602が適正に使用され、かつ動
作していると判断して、再度ステップ4500〜460
0の処理を繰り返す。一方、チェック残高差△CHKが
所定値B以下になっている場合には、電力カード602
の使用状態に不正があるかもしれないと判断し、まずカ
ウンタCHNをインクリメントし(S4610)、次い
でカウンタCHNが所定値Гより大きくなったか否かを
判断する(S4620)。カウンタCHNが所定値Гよ
り大きくなるまでは、そのまま上記処理を操り返し行な
い大きくなったとき、実際に不正使用が行なわれている
と判断して、リレー606を所定時間「オフ」にする。
すなわち、不正使用があると判断した場合には、電磁開
閉器412を所定時間「断」状態にして、コンセント4
06に電力が加えられないようにする。
【0181】以上に説明した本実施例は、電力カード6
02の予納金残高PPAの減少状態によって電力ポスト
600が不正に使用されることを、判断し防止すること
ができる。したがって、不正使用の防止効果が極めて高
くなる。次に第7実施例を説明する。本実施例は、図4
9に示した電力ポスト500に、不正使用防止機能を付
加した電力ポスト700を示すものである。
【0182】電力ポスト700は、電力カード702と
ポスト本体704とから構成されるものである。ポスト
本体704は、図54に示すように、引込口508に設
けられた電源表示ランプ510と、ランプ510の2次
側に電流計705を介して介装された電磁開閉器512
とを備えている。電磁開閉器512のマグネットコイル
518の一端520は、電流計705の1次側に接続さ
れている。又、マグネットコイル518の一端520
は、電力カード結合部524の第1コネクタ526に接
続されている。
【0183】マグネットコイル518の他端528は、
リレー706の接点708を介して、電磁開閉器512
の接点710の2次側に接続されている。リレー706
のコイル712は、一端がマグネットコイル518の一
端520に接続されており、他端が後述するリレー駆動
部714を介して、第2コネクタ530に接続されてい
る。
【0184】電磁開閉器512の2次側は、電力カード
結合部524の第3コネクタ534と第4コネクタ53
6とに接続されている。第3コネクタ534と第4コネ
クタ536とに接続されている導線には、電源が投入さ
れた回数、又は電源が投入されている時間を計数するカ
ウンタ715が接続されている。
【0185】ポスト本体704には、リレー駆動部71
4を制御する回路として、周知のCPU716,ROM
718,RAM720、および電流計インタフェース7
22とチェック信号インタフェース724とが設けられ
ている。電流計インタフェース722は、電流計705
に接続されている。チェック信号インタフェース724
は、電力カード結合部524の第5コネクタ726に接
続されている。
【0186】電力カード702は、図49に示した電力
カード502の構成に加えて、チェック信号出力インタ
フェース728と、このチェック信号出力インタフェー
ス728の出力が供給される第5プラグ730とが付加
されている。チェック信号出力インタフェース728
は、図示しないチェック信号出力ルーチンによって、予
納金残高PPAを第5プラグ730を介して、チェック
信号インタフェース724に出力する。
【0187】次にポスト本体704のCPU716にて
繰り返し実行される図55に示すチェック信号受信処理
のフローチャートに基づいて、本実施例を説明する。チ
ェック信号受信処理が起動されると、まずチェック信号
として、チェック信号インタフェース724に入力する
予納金残高PPAを電力カード702から入力する(S
4700)。次いで、入力した予納金残高PPAを判定
用のチェック残高CHKに代入する(S4710)。
【0188】チェック残高CHKを得た後、次に電流計
705から出力される電流値ISを電流計インタフェー
ス722を介して入力し(S4720)、この電流値I
Sの積算値CIV(←CIV+IV)を算出する(S4
730)。次いで、所定値Eを越えたか否かを判断する
ことにより(S4740)。電流値の積算値CIVが判
定基準に達したか否かを判断する。
【0189】積算値CIVが判定基準に達したと判断し
た場合には、まずCIVをクリアしてから(S475
0)、前回CIVが判定基準に達したときのチェック残
高CHLと今回のチェック残高CHKとのチェック残高
差△CHKを求め(S4760)、次回に備えて今回の
チェック残高CHKを前回のチェック残高CHLに代入
し(S4770)、チェック残高差△CHKが所定値B
より大きくなったか否かを判断する(S4780)。
【0190】チェック残高差△CHKが所定値Bより大
きければ、電力カード702が適正に使用され、かつ動
作していると判断して、再度ステップ4700〜478
0の処理を繰り返す。一方、チェック残高差△CHKが
所定値B以下になっている場合には、電力カード702
の使用状態に不正があるかもしれないと判断し、まずカ
ウンタCHNをインクリメントし(S4790)、次い
でカウンタCHNが所定値Γより大きくなったか否かを
判断する(S4800)。カウンタCHNが所定値Γよ
り大きくなるまでは、そのまま上記処理を繰り返し行な
い、大きくなったとき、実際に不正使用が行なわれてい
ると判断して、リレー706を所定時間「オフ」にす
る。すなわち、不正使用があると判断した場合には、電
磁開閉器512を所定時間「断」状態にして、コンセン
ト506、又は第3コネクタ534と第4コネクタ53
6との間に電力が加えられないようにする。
【0191】以上に説明した本実施例は電力カード70
2の予納金残高PPAの減少状態によって電力ポスト7
00が不正に使用されることを、判断し防止することが
できる。したがって、不正使用の防止効果が極めて高く
なる。しかも、カウンタ715の計測値等を用いてポス
ト本体704の使用回数や時間等を知ることができ、施
設の使用状態の把握が簡単にできる。
【0192】なお、図56に示すようにポスト本体70
4にカウンタ駆動部740とこれに駆動されるカウンタ
742を付加し、チェック残高差△CHKを図示しない
計数ルーチンによって計数するよう構成してもよい。こ
れにより、本ポスト本体704による電力料金の売り上
げ高を知ることができる。
【0193】次に第8実施例を説明する。本実施例は、
図4〜図9に示した電力料金の予納を行なう基本構成に
おいて、通常行なわれているように電力料金を電力量計
の計測値に応じて後納するシステムを付加にしたもので
ある。
【0194】電力料金を電力カード1によって支払う
か、あるいは電力量計の計測値に基づいて支払うかを選
択的に実現する構成として、本実施例は第57および図
58に示す予後納両用型電力量計800を予納専用の電
力量計57に代えて使用する。図57に示すように、予
後納両用型電力量計800は、図6に示す引込盤53の
電力量計57に代えて使用するものである。
【0195】電力量計800は、引込口55から引き込
み、電磁開閉器65を経由して負荷に供給される電力量
に比例して円板802を回転する電圧鉄心804と電流
鉄心806とを備えている。円板802は、軸808に
よって支持されており、軸808の回転は、減速歯車8
10を介して、NO.1積算メータ812を回転駆動す
る。したがって、負荷に電力が供給されると、この電力
量に対応するだけNO.1積算メータ812が積算され
る。
【0196】NO.1積算メータ812には、これの積
算に同期して電力量パルスWHSを出力する電力量パル
ス出力部61が取り付けられている。NO.1積算メー
タ812には、このメータ812の回転をそのまま伝達
したり、あるいは伝達しなくする回転伝達装置814が
取り付けられている。回転伝達装置814は、コイル8
16に電流が流されると回転を伝達するものであって、
その対象として、NO.2積算メータ818に取り付け
られている。これにより、コイル816に通電すること
により、NO.1積算メータ812とNO.2積算メー
タ818とが同期して回転し、一方コイル816への通
電を停止するとNO.1積算メータ812のみが回転す
る。
【0197】予後納両用型電力量計800は、キースイ
ッチ820を備えている。キースイッチ820は、2個
のA接点822,824とB接点826を有している。
A接点822は、引込口55と回転伝達装置814のコ
イル816との間に介挿されている。これにより、キー
スイッチ820が回動されるとA接点822が「オン」
され、コイル816に電流が通じて、NO.1積算メー
タ812とNO.2積算メータ818とが同期して回転
する。
【0198】A接点824は、電磁開閉器65のマグネ
ットコイル828と、室外制御装置7の電磁開閉器駆動
部87との間に並列に介挿されている。これにより、室
外制御装置7の動作にかかわりなくキースイッチ820
を回動することによって、マグネットコイル828に通
電させ、電磁開閉器65を「オン」状態とすることがで
きる。
【0199】B接点826は、電力量パルス出力部61
から室外制御装置7に送られている配線に直列に介挿さ
れている。これにより、キースイツチ820を回動させ
ると、電力量パルス出力部61からの電力量パルスWH
Sが室外制御装置7に送られなくなる。
【0200】以上の本実施例は、キースイッチ820を
通常位置にしておくことにより、電力カード1の予納金
残高PPAに基づく電力料金の引き落し動作が行なわれ
る。しかも、キースイッチ820を回動させて移動位置
にしておくことにより、電力カード1によらずに、電力
が使用される。
【0201】そのうえ、電力カード1によらずに電力を
使用する場合には、その間の電力量のみが記録されるこ
とから、本実施例により、電力料金を電力カード1で予
納する制度と、電力料金を電力量計の計測値に基づいて
後納する制度とを両立して提供することができる。した
がって、電力の使用者の選択に適合する電力料金制度を
提供することができるという極めて優れた効果を奏す
る。
【0202】次に第9実施例を説明する。本実施例は、
図4〜図9に示した基本構成において、電力カード1に
よって漏電を警報する機能を付加するものである。本実
施例は、図59に示すように、引込盤53の電力量計5
7と電磁開閉器65との間に、漏電警報機840を介装
し、この出力信号である漏電信号を室外制御装置7によ
って受信する図示しないインタフェース構成を有する。
【0203】次に図60の漏電信号送信処理のフローチ
ャートと図61の漏電信号受信処理のフローチャートに
基づいて本実施例の動作を説明する。図60の漏電信号
送信処理は、室外制御装置7において所定時間毎に実行
される。まず、漏電警報機840から出力される漏電信
号の入力処理を行ない(S4900)、次いで実際に漏
電信号が出力されているか否かを判断することにより、
漏電警報機840から以降に漏電が発生しているか否か
を判断する(S4910)。
【0204】漏電が発生していると判断した場合には、
漏電の強度を示す漏電強度フラグRDXをセットし(S
4920)、これを室内操作装置5に所定時間送信する
(S4930)。一方、漏電が発生していないと判断し
た場合には、漏電強度フラグRDXをクリアする(S4
940)。
【0205】以上図60の漏電信号送信処理により、漏
電の発生時に、漏電の発生が室内操作装置5に知らせら
れる。図61の漏電信号受信処理は、室内操作装置5の
電力カード1において所定時間毎に実行される。まず、
漏電強度信号RSXを受信したことを示す漏電強度フラ
グRDXが前回までにセットされているか否かを判断す
る(S5000)。前回までに漏電強度フラグRDXが
セットされていなければ、次に室外制御装置7から送信
されてくる漏電強度信号RSXの受信を行ない(S50
10)、次いで実際に受信できたか否かを判断すること
により漏電の発生を判断する(S5020)。
【0206】漏電の発生があったと判断した場合には、
次に漏電強度フラグRDXのセットを行ない(S503
0)、ディスプレイ23に漏電の強度と発生時間とを表
示し(S5040)、図示しないブザーを所定時間鳴す
処理を行なう(S5050)。
【0207】一方、漏電強度フラグRDXが前回までに
セットされていると判断した場合(S5000)、又は
漏電の発生がないと判断した場合には(S5020)、
図示しないリセットスイッチが押されているか否かを判
断し(S5060,S5070)、押されていれば漏電
強度フラグRDXをクリアして(S5080)、初期状
態に戻す。
【0208】以上に説明した本実施例により、室外に設
置された漏電警報機840の動作状態を室内でモニタす
ることができる。したがって、電力カード1の利便性が
向上するという極めて優れた効果を奏する。次に第10
実施例を説明する。
【0209】本実施例は、図4〜図9に示す基本構成に
おいて、電力カード1によって屋内電灯配線67の雑音
を検出する機能を付加するものである。本実施例は、図
62に示すように、磁気結合コイル41の出力に基づい
て、屋内電灯配線67に存在する雑音を検出する雑音検
出部850を有する電力力−ド851の構成を示すもの
である。
【0210】雑音検出部850は、図63に示すよう
に、磁気結合コイル41を経由して屋内電灯配線67か
ら入ってくる雑音電流の所定周波数範囲を通過するN
O.1,NO.2バントパスフィルタ852,854
と、NO.1バントパスフィルタ852の出力を整流し
て平滑する整流平滑回路856と、整流平滑回路856
の出力電力を検出する電圧検出部858と、NO.2バ
ントパスフィルタ854の出力を増幅するNO.1,N
O.2バッファアンプ860,862と、NO.1バッ
ファアンプ860の出力を整流し平滑する整流平滑回路
864と、整流平滑回路864の出力電圧を検出する電
圧検出部866と、NO.2バッファアンプ862の出
力電圧のピーク電圧を検出するピークホルド回路868
と、電圧検出部858,電圧検出部866,又はピーク
ホルド回路868の電圧を選択的にディジタル値に変換
して、CPU31からの読み込み信号に対応してコモン
バス39に出力するA/Dコンバータ870とを備えて
いる。
【0211】雑音検出部850は、NO.1,NO.2
バンドパスフィルタ852,854の通過帯域特性を例
えば1MHz〜5MHzと5MHz〜20MHzという
ように分けることにより、電圧検出部858の出力電圧
から例えば4MHzぐらいのコンピュータのクロックの
漏れを検出し、又電圧検出部866の出力電圧から例え
ば12MHzぐらいのコンピュータのクロックの漏れを
検出し、ピークホルド回路868の出力電圧から整流モ
ータ等のスパイク電圧を検出する。
【0212】雑音検出部850を備える電力カード1
は、図64に示す雑音検出処理を所定時間毎に実行す
る。まず、雑音検出部850から雑音電圧を読み込み
(S5100)、次いで読み込んだ雑音電圧の強さ等に
基づいて、雑音の種別および強度を判断する(S511
0)。
【0213】次に、判断結果をディスプレイ23に表示
する処理を実行する。なお、本実施例は雑音検出回路8
50の一例を示したのみであり回路構成等は検出する雑
音の特性に応じて適宜変更するものである。以上説明し
た本実施例により、手元にある電力カード851で、各
種電子機器やモータ等から発生する雑音電流を検出する
ことができる。したがって、雑音電流の発生を知ること
によって、故障の発生を知ったり、あるいは雑音妨害の
発生を知ることができるという優れた効果を奏する。
【0214】次に第11実施例を説明する。本実施例
は、図65に示す雑音特定装置900を用いて、雑音発
生箇所を特定するものである。雑音特定装置900は、
図65にブロック図を示し、図66に外観を示すよう
に、電力カード851のデータ入出力インタフェース4
3から出力された所定周波数の作動信号を受信するピッ
クアップ部902と、ピックアップ部902の出力から
作動信号のみを検出するバンドパスフィルタ904と、
バンドパスフィルタ904の出力を増幅してソレノイド
906を駆動するアンプ908と、ソレノイド906が
駆動された場合に閉磁気回路を形成するノイズ吸収部材
910とを備える。ピックアップ部902は、クランプ
式の鉄心912とピックアップコイル914とを有し、
電線916を経由して電力カード851から送られてく
る作動信号を検出する。ソレノイド906は、プランジ
ャ918を初期位置に付勢するバネ復帰型である。ノイ
ズ吸収部材910は、2っ割フェライトコア920と、
これを開閉するリンク部922とを有し、2っ割フェラ
イトコア920の中に通した電線916の雑音を吸収す
る。
【0215】次に図67の雑音発生箇所検出処理のフロ
ーチャートに基づいて本実施例の動作を説明する。図6
7の雑音発生箇所検出処理は、図62に示す電力カード
851において所定時間毎に起動される。まず操作キー
25における雑音発生箇所検出スイッチ924が「オ
ン」されたか否かを読み込み(S5200,S521
0)、「オン」されていなければそのまま本ルーチンを
一旦終了する。雑音発生箇所検出スイッチ924が「オ
ン」されていれば、次にカウンタNSを初期化(NS←
0)し(S5220)、このカウンタNSの値が所定値
Zを越えるまで(S5230)、カウンタNSをインク
リメントして(S5240)、雑音検出部850から出
力された雑音電圧ZDを読み込む(S5250)。次い
で、これをメモリZDiに格納し(S5260)、ソレ
ノイド906を駆動する作動信号をデータ入出力インタ
フェ−ス43を介して出力する(S5270)。
【0216】すなわち、ステップ5230〜5270に
より、ソレノイド906を駆動して、2っ割フェライト
コア920を開から閉状態に変化させた場合の雑音検出
部850の出力電圧ZDの推移がメモリZDiに記録さ
れる。メモリZDiに推移を記録後、この推移状態に基
づいて、雑音特定装置900に通されている電線916
に雑音が流れているか否かを判断する(S5280,S
5290)。すなわち、ソレノイド906を「オン」し
たときに、雑音検出部850の出力電圧ZDが減少すれ
ば、雑音が流れていると判断する。
【0217】雑音が流れていると判断した場合には、デ
ィスプレイ23に「雑音発生箇所」表示を行ない(S5
300)、図示しないブザーを所定時間鳴して(S53
10)、本ルーチンを一旦終了する。これにより、電力
カード851において、第10実施例に示した動作が実
行され、屋内電灯配線67中に雑音の存在を検出した場
合に、本実施例を実行して雑音の発生箇所を特定するこ
とができる。この結果、雑音発生源の特定作業の能率が
向上するという優れた効果を奏する。
【0218】
【発明の効果】請求項1の発明の予納金額の引落装置
は、携帯可能媒体に記憶されている予納金額を引き落と
して、例えば引き落とした予納金額を積算して貯めた
り、引き落とした金額に応じた電力の提供などのサービ
スの提供が可能になる。
【0219】この結果、予納金額の引落装置が、例え
ば、被使用対象の実際の状態、又は使用者の立場を反映
させた用途に用いられる装置に設けられた状態で、携帯
可能媒体に記憶されている予納金額の引き落としを行う
ことが可能になり、携帯可能媒体の利便性が向上する
いう極めて優れた効果を奏する。
【0220】請求項2の発明の予納金額の引落装置は、
携帯可能媒体に記憶されている予納金額を引き落とし、
かつ実際に引き落としが行われたことを知った状態で、
例えば引き落とした予納金額を積算して貯めたり、引き
落とした金額に応じた電力の提供などのサービスの提供
が可能になる。
【0221】この結果、予納金額の引落装置が、例え
ば、被使用対象の実際の状態、又は使用者の立場を反映
させた用途に用いられる装置に設けられた状態で、携帯
可能媒体に記憶されている予納金額の引き落としを行う
ことが可能になり、携帯可能媒体の利便性が向上すると
いう極めて優れた効果を奏する。
【0222】請求項3の発明の予納金額の引落装置は、
携帯可能媒体に記憶されている予納金額を引き落とし、
かつ実際に引き落としが行われたことを知った状態で、
例えば引き落とした予納金額を積算して貯めたり、引き
落とした金額に応じた電力の提供などのサービスの提供
が可能になる。
【0223】この結果、予納金額の引落装置が、例え
ば、被使用対象の実際の状態、又は使用者の立場を反映
させた用途に用いられる装置に設けられた状態で、携帯
可能媒体に記憶されている予納金額の引き落としを行う
ことが可能になり、携帯可能媒体の利便性が向上すると
いう極めて優れた効果を奏する。
【0224】請求項4の発明の予納金額の引落装置は、
携帯可能媒体に記憶されている予納金額を引き落とし、
かつ実際に引き落としが行われたことを確認した状態
で、例えば引き落とした予納金額を積算して貯めたり、
引き落とした金額に応じた電力の提供などのサービスの
提供が可能になる。
【0225】この結果、予納金額の引落装置が、例え
ば、被使用対象の実際の状態、又は使用者の立場を反映
させた用途に用いられる装置に設けられた状態で、携帯
可能媒体に記憶されている予納金額の引き落としを行う
ことが可能になり、携帯可能媒体の利便性が向上すると
いう極めて優れた効果を奏する。
【0226】請求項5の発明の予納金額の引落装置は、
携帯可能媒体に記憶されている予納金額を引き落とし、
かつ実際に引き落としが行われたことを知った状態で、
例えば引き落とした予納金額を積算して貯めるサービス
の提供が可能になる。この結果、予納金額の引落装置
が、例えば、被使用対象の実際の状態、又は使用者の立
場を反映させた用途に用いられる装置に設けられた状態
で、携帯可能媒体に記憶されている予納金額の引き落と
しを行うことが可能になり、携帯可能媒体の利便性が向
上するという極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の電力料金支払装置DPSの全体を概略
的に説明するための説明図であ。
【図2】実施例の電力料金支払装置DPSの全体を概略
的に説明するための説明図である。
【図3】実施例の電力料金支払装置DPSの全体を概略
的に説明するための説明図である。
【図4】実施例の室内操作装置の構成図である。
【図5】同室内操作装置の外観図である。
【図6】同配線系統を示す系統図である。
【図7】室外制御装置の構成図である。
【図8】同カプラ内蔵ラインフィルタの構成図である。
【図9】同引込盤の構成図である。
【図10】制御のフローチャートである。
【図11】制御のフローチャートである。
【図12】制御のフローチャートである。
【図13】制御のフローチャートである。
【図14】制御のフローチャートである。
【図15】制御のフローチャートである。
【図16】同制御のフローチャ−トである。
【図17】第1実施例の構成図である。
【図18】第1実施例の構成図である。
【図19】使用状態の説明図である。
【図20】予納金追加処理のフローチャートである。
【図21】使用状態の説明図である。
【図22】予納金自動追加のフローチャートである。
【図23】第2実施例の構成図である。
【図24】第2実施例の構成図である。
【図25】制御のフローチャートである。
【図26】制御のフローチャートである。
【図27】制御のフローチャートである。
【図28】制御のフローチャートである。
【図29】第3実施例の構成図である。
【図30】第3実施例の構成図である。
【図31】第3実施例の構成図である。
【図32】制御のフローチャートである。
【図33】制御のフローチャートである。
【図34】制御のフローチャートである。
【図35】制御のフローチャートである。
【図36】制御のフローチャートである。
【図37】制御のフローチャートである。
【図38】制御のフローチャートである。
【図39】制御のフローチャートである。
【図40】制御のフローチャートである。
【図41】制御のフローチャートである。
【図42】制御のフローチャートである。
【図43】制御のフローチャートである。
【図44】制御のフローチャートである。
【図45】第4実施例の構成図である。
【図46】第4実施例の構成図である。
【図47】制御のフローチャートである。
【図48】第5実施例の構成図である。
【図49】第5実施例の構成図である。
【図50】制御のフローチャートである。
【図51】使用状態の説明図である。
【図52】第6実施例の構成図である。
【図53】制御のフローチャートである。
【図54】第7実施例の構成図である。
【図55】制御のフローチャートである。
【図56】変形例の構成図である。
【図57】第8実施例の構成図である。
【図58】第8実施例の構成図である。
【図59】第9実施例の構成図である。
【図60】制御のフローチャートである。
【図61】制御のフローチャートである。
【図62】第10実施例の構成図である。
【図63】制御のフローチャートである。
【図64】制御のフローチャートである。
【図65】第11実施例の構成図である。
【図66】第11実施例の構成図である。
【図67】制御のフローチャートである。
【符号の説明】 MA…携帯可能媒体、MB…予納金額記憶手段、MC…
参照金額記憶手段、MD…書込信号入力手段、ME…属
性判断手段、MF…参照金額書込手段、MG…携帯可能
媒体、MH…使用状態検出手段、MI…被使用対象異常
判断手段、MJ…異常表示手段、MK…携帯可能媒体、
ML…被使用対象供給ポスト、MM…被使用対象供給手
段、MN…被使用対象供給遮断手段、MO…遮断解除手
段、1…電力カード、3…本体、5…室内操作装置、7
…室外制御装置、9…差込プラグ、27…電子回路部、
49…PROM書込部、53…引込盤、57…電力量
計、59…分電盤、61…電力量パルス出力部、65…
電磁開閉器、67…屋内電灯配線、89…カウンタ、1
07…予納金メモリ、109…変数テーブル、111…
引込盤、113…電流計、115…電流信号出力部、1
17…契約種別選択ボタン、119…契約テーブル、2
01…電力カード、203…マイク、209…スピー
カ、213…電話機、215…送話口、217…受話
口、219…予納金追加ボタン、222…IDコード格
納エリア、224…第1の選択ボタン、226…応答ボ
タン、228…中止ボタン、230…予納金追加セン
タ、232…交換機、234…電話回線、238…再送
信ボタン、240…受信ボタン、250…配電線路、2
52…引込線路、254…引込制御盤、256…風力発
電装置、258…自家発電部、260…電圧調整装置、
262…バッテリ、264…直交変換器、266…引込
開閉器、268…受電部、270…送電部、272…逆
流防止装置、274…室外制御装置、276…ラインフ
ィルタ、278…電磁開閉器、280…電力量計、28
2…逆流防止装置、288…電磁開閉器駆動部、290
…カウンタ、292…カウンタ駆動部、294…発電機
出力センサ、300…売電額メモリ、310…電気自動
車、312…電力供給装置、314…プラグ、316…
ケーブル、318…車載蓄電池、320…充電装置、3
22…車載制御装置、340…磁気カプラ、342…カ
ード結合器、344…磁気カプラ、350…切替スイッ
チ、352…リレー駆動部、354…電源部、356…
リレー、358…接点、360…車載電力カード、36
2…設置部、370…税金メモリ、400…電力ポス
ト、402…電力カード、404…ポスト本体、406
…コンセント、408…引込口、410…電源表示ラン
プ、412…電磁開閉器、414…電力量計、416…
漏電ブレーカ、418…マグネットコイル、420…一
端、422…接点、424…電力カード結合部、426
…第1コネクタ、428…他端、430…第2コネク
タ、432…接点、436…第3コネクタ、438…前
面板、440…電力カード挿入口、442…「オン」
「オフ」スイッチ、444…漏電リセットボタン、44
6…雨覆い、448…第4コネクタ、460…書込接
点、466…リレー、468…コイル、474…第1プ
ラグ、476…第2プラグ、478…第4プラグ、48
4…第3プラグ、490…予納金メモリ、500…電力
ポスト、502…電力カード、504…ポスト本体、5
06…コンセント、508…引込口、510…電源表示
ランプ、512…電磁開閉器、518…マグネットコイ
ル、526…第1コネクタ、530…第2コネクタ、5
34…第3コネクタ、538…前面板、540…電力カ
ード挿入口、536…第4コネクタ、574…第1プラ
グ、576…第2プラグ、578…第4プラグ、584
…第3プラグ、588…電圧計、590…予納金メモ
リ、592…電流計、594…ブレーカ、600…電力
ポスト、602…電力カード、604…ポスト本体、6
06…リレー、612…コイル、626…第5コネク
タ、630…第5プラグ、700…電力ポスト、702
…電力カード、704…ポスト本体、705…電流計、
712…コイル、715…カウンタ、726…第5コネ
クタ、730…第5プラグ、742…カウンタ、800
…予後納両用型電力量計、802…円板、804…電圧
鉄心、806…電流鉄心、808…軸、810…減速歯
車、812…NO.1積算メータ、814…回転伝達装
置、816…コイル、818…NO.2積算メータ、8
20…キースイッチ、822…A接点、824…A接
点、826…B接点、828…マグネットコイル、84
0…漏電警報機、851…電力カード、850…雑音検
出部、852…NO.1バンドパスフイルタ、854…
N0,2バンドパスフィルタ、856…整流平滑回路、
858…電圧検出部、860…NO.1バッファアン
プ、864…整流平滑回路、866…電圧検出部、86
8…ピークホルド回路、870…A/Dコンバータ、9
00…雑音特定装置、902…ピックアップ部、904
…バンドパスフィルタ、906…ソレノイド、908…
アンプ、910…ノイズ吸収部材、912…鉄心、91
4…ピックアップコイル、916…電線、918…プラ
ンジャ、920…2っ割フェライトコア、922…リン
ク部、924…雑音発生箇所スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 R 19/00 19/00 U

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯可能媒体に設けた予納金額記憶手段に
    予め記憶した予納金額により、被使用対象を使用するた
    めの使用料金を支払う使用料金支払装置であって、 携帯可能媒体は、 被使用対象の量と相関する金額を記憶する参照金額記憶
    手段と、 該参照金額記憶手段への金額の書き込み信号を入力する
    書込信号入力手段と、 該書込信号入力手段の入力した信号の属性を判断する属
    性判断手段と、 該属性判断手段の判断結果に基づいて、入力した金額を
    属性毎に区別して参照金額記憶手段に書き込む参照金額
    書込手段とを備える使用料金支払装置。
  2. 【請求項2】被使用対象の使用料金を支払う携帯可能媒
    体と、 被使用対象の使用状態を検出する使用状態検出手段とを
    備える使用料金支払装置であって、 上記携帯可能媒体は、 上記使用状態検出手段の検出した被使用対象の使用状態
    に基づいて、被使用対象の異常内容を判断する被使用対
    象異常判断手段と、 該被使用対象異常判断手段による判断結果に基づいて、
    被使用対象の異常内容を表示する異常表示手段とを備え
    る使用料金支払装置。
  3. 【請求項3】被使用対象を使用するための使用料金の予
    納金額を予め記憶する携帯可能媒体と、被使用対象を使
    用者に供給する被使用対象供給ポストとからなる被使用
    対象供給装置であって、 被使用対象供給ポストは、 被使用対象を使用者に供給する被使用対象供給手段と、 該被使用対象供給手段が被使用対象を使用者に供給する
    ことを遮断する被使用対象供給遮断手段とを備え、 携帯可能媒体は、 予納金額に応じて、上記被使用対象供給遮断手段による
    被使用対象の供給遮断を解除する遮断解除手段を備える
    被使用対象供給装置。
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