JP2003254207A - スタータのスイッチ部の取付構造 - Google Patents
スタータのスイッチ部の取付構造Info
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Abstract
スイッチ取付部への位置決め、取付けが面倒である。ま
た、車両の走行につれて、スイッチ取付部に対してスイ
ッチ部に微少な位置ずれが生じたり、スイッチ部をスイ
ッチ取付部に締結する締結部材が緩んだりすることがあ
った。 【解決手段】ハウジング10と、モータ部25と、スイ
ッチ部50とを含むスタータにおいて、スイッチ部50
のスイッチ取付部15への取付構造は、スイッチ取付部
の端面15cに形成され軸方向に凹んだ複数の凹部16
と、スイッチ部のケーシング52の底部の当接端面57
cに軸方向に突出して形成され凹部に嵌入された凸部5
8と、スイッチ取付部とケーシングの底部との間に挿通
されスイッチ部をスイッチ取付部に締結する複数の締結
部材60と、から成る。
Description
スタータにおいてそのスイッチ部をハウジングに取り付
ける、スタータのスイッチ部の取付構造に関する。
車両において、エンジンがガソリン等の燃料で回転を開
始するための動力を発生するものである。スタータはそ
の機能上、モータ部と、クラッチ部と、スイッチ部とに
分類することができる。モータ部は回転力を発生する部
分であり、アーマチャ、ヨーク、ブラシ等を含む。クラ
ッチ部はモータ部の回転力をエンジンに伝達する部分で
あり、オーバラニングクラッチ、ピニオンギヤ等を含
む。スイッチ部はモータ部に電流を供給する部分であ
り、電磁スイッチ、レバー等を含む。
ウジングに取り付け又は収容される。その際、モータ部
とクラッチ部とを同軸上に配置しスイッチ部をこれらと
平行に配置するタイプ(第1タイプ)と、モータ部とス
イッチ部とを同軸上に配置し、モータ部をこれらと平行
に配置するタイプ(第2タイプ)とがある。
−320438号に開示され、その要部が図7に示され
ている。このスタータは、ハウジング100と、回転力
を発生する(始動)モータ103と、このモータ103
の出力軸104の回転を減速してエンジン側に出力する
遊星減速機構106と、この遊星減速機構106の出力
軸107に嵌合されたオーバランニングクラッチ(以
下、適宜「クラッチ」と略称する)110と、このクラ
ッチ110と一体的に出力軸107上を移動可能なピニ
オンギヤ113と、モータ103への通電を制御すると
ともに、シフトレバー116を介してクラッチ110及
びピニオンギヤ113をリングギヤ120側に付勢する
電磁スイッチ123等から成る。
と、スイッチ取付け部101bと、両者を結合する軸直角方
向の結合部101cとを有する。モータ103、遊星減速機
構106及びクラッチ110等はモータ取付部101aに取
り付けられ、電磁スイッチ123はスイッチ取付部101b
に取り付けられている。電磁スイッチ123は有底円筒
形状のケーシング124と、その内部に収容されたプラ
ンジャ、コイル及び接点等(不図示)を含む。
1bに複数本のボルト125により締付け、固定されてい
る。即ち、スイッチ取付部101bは長円形状を有し、電磁
スイッチ123のケーシング124の底部は長円形状を
有する。底部の端面をスイッチ取付部101bの端面に突き
合わせ、スイッチ取付部101bから底部にかけて複数本の
ボルト125を挿通し、締め付けている。
は、第1に電磁スイッチ123のスイッチ取付部101bへ
の取付け作業が面倒であり、第2に車両の走行につれて
ボルト125が緩んだり損傷する可能性が比較的大きか
った。
をボルト125によりスイッチ取付部101bに締結するに
は、ボルトの挿入に先立って両者のボルト挿入孔を一致
させる必要がある。しかし、スイッチ取付部101bに対し
てフレームを位置決めする際の手がかりがなく、電磁ス
イッチ123の位置決めが困難であった。
はモータ103の上方において、スイッチ取付部101bに
片持ち状に取り付けられている。よって車両が振動した
とき等には、電磁スイッチ123がハウジング100に
対して上下(鉛直)方向に振動し易い。その結果、軸力
が失われボルト125が緩んだり、ボルト125に剪断
力が作用し、ボルト125が変形したり損傷することが
ある。
自動車に比べて、スタータ従ってスイッチ部の寸法が大
きく、重量も重い。そのため、上記不具合がより顕著に
現れると考えられている。
で、スタータにおいて、スイッチ部のハウジングのスイ
ッチ取付部への取付けを容易かつ確実に行うことがで
き、スイッチ部のスイッチ取付部に対する微少なずれを
防止でき、しかもスイッチ部をスイッチ取付部に締結す
る締結部材の損傷が防止できる、スタータのスイッチ部
の取付構造を提供することを目的とする。
グのスイッチ取付部とスイッチ部のケーシングの底部と
の間に、スイッチ部のスイッチ取付部に対する位置決め
を容易にし、スイッチ部のスイッチ取付部に対する振動
による微少な位置ずれを抑制し、しかも締結部材に加わ
る荷重の一部を支持(負担)する手段を設けることを思
い付いて、本発明を完成した。
の取付構造は、請求項1に記載したように、モータ取付
部とスイッチ取付部とを有するハウジングとモータ取付
部に取り付けられ回転力を発生するモータ部とスイッチ
取付部にモータ部と平行に取り付けられモータ部に電流
を供給するスイッチ部とを含むスタータにおいて、スイ
ッチ取付部の被当接面に形成され軸方向に凹んだ複数個
の凹部又は軸方向に突出した複数個の凸部と、スイッチ
部のケーシングの底部の当接面に形成され軸方向に突出
し凹部に嵌入された複数個の凸部又は軸方向に凹み凸部
が嵌入される複数個の凹部と、スイッチ取付部とケーシ
ングの底部の凸部との間又はケーシングの底部とスイッ
チ取付部の凸部との間に延びスイッチ部をスイッチ取付
部に締結する複数の締結部材とから成ることを特徴とす
る。
の取付構造では、スイッチ取付部の凹部又は凸部とケー
シングの底部の凸部又は凹部とにより、スイッチ取付部
に対するスイッチ部の位置決め手段、スイッチ取付部に
対するスイッチ部の位置ずれ抑制手段、及び締結部材に
加わる荷重(負荷)の支持手段が形成される。
は、スイッチ取付部は円形状の基部と該基部から半径方
向外向きに延びた複数個の突出部とを含み、各凹部又は
各凸部は各該突出部に形成されている。
ッチ取付部の基本的構造を変更したり被当接面の面積を
実質的に減少することなく、凸部又は凹部を容易に形成
することができる。
は、ケーシングは有底円筒形状のフレームと該フレーム
の底部に固着された取付板から成り、取付板は円形状の
基部と該基部から半径方向に突出した複数個の突出部と
を有し、各凸部又は各凹部は各該突出部に形成されてい
る。このスイッチ部の取付構造によれば、スイッチ部の
基本的構造を変更することなく、当接面の面積を実質的
に減少することなく、凸部又は凹部を容易に形成するこ
とができる。
は、スイッチ取付部の凹部の底面に係合孔が形成され、
ケーシングの底部の凸部に貫通孔が形成されている。そ
の上で、ケーシングの底部の凸部からスイッチ取付部に
締結部材が挿入され、その係合部が係合孔に係合されて
いる。このスイッチ部の取付構造によれば、ケーシング
の底部の凸部に貫通孔を形成すれば良く、形成が簡単で
ある。
は、スイッチ取付部の凹部の底面に貫通孔が形成され、
ケーシングの底部の凸部に係合孔が形成されている。そ
の上で、スイッチ取付部からケーシングの底部に締結部
材が挿入され、その係合部が凸部の係合孔に係合されて
いる。このスイッチ部の取付構造によれば、締結部材の
係合部が凸部の長い係合孔に係合し、大きな締結力が得
られる。その分、ケーシングの底部の全体の厚さを薄く
できる。
は、凸部の係合孔の長さは、ケーシングの底部の板厚よ
りも長い。このスイッチ部の取付構造によれば、締結部
材の係合部と凸部の被係合孔との係合長さが長くなり、
締結がより強固になる
機)は少なくともハウジングと、モータ部と、スイッチ
部とを含む。この他にも、モータ部の回転をエンジンに
伝達するクラッチ部を含むことができる。クラッチ部は
モータ部と同軸上に配置され、スイッチ部がこれらと平
行に配置される。 <ハウジング>ハウジングは、モータ部を取り付けるた
めのモータ取付部と、スイッチ部を取り付けるためのス
イッチ取付部とを持つ。単一の部材から成っても良い
し、複数個の部材から成っても良い。モータ取付部はモ
ータ部を取り付けることができれば良い。
付部の上方に位置し、円形状の基部と、その外周から半
径方向外向き即ち放射状に突出する複数個の突出部とを
含むことができる(請求項2に相当)。この場合、基部
及び突出部が被当接面を形成する。突出部の個数が2
個、3個又は4個に応じて、長円形状、三角形状、正方
形状等を持つことになる。 <スイッチ部>スイッチ部は、ハウジングのスイッチ取
付部にモータ部と平行に取り付けられ、モータ部に電流
を供給する。当接面を持ちスイッチ部の一部を成すケー
シングは単一部材から成ることもできる。但し、スイッ
チ取付部への取付性を考慮すると、例えば有底円筒形状
のフレームと、その円形の底部に固着された取付板とで
構成することが望ましい。取付板は上記スイッチ取付部
に対応した形状を持ち、円形状の基部と、その外周から
半径方向外向きに突出する複数個の突出部とを含むこと
ができる(請求項3に相当)。この場合、基部及び突出
部が当接面を形成する。突出部の個数に応じて長円形
状、三角形状、正方形状等を持つことになる。 <取付構造> 上述したように、取付構造はスイッチ取付部の被当接
面に形成された複数個の凹部又は凸部と、ケーシングの
底部の当接面に形成された複数個の凸部又は凹部と、ス
イッチ取付部とケーシングの底部の凸部との間又はケー
シングの底部とスイッチ取付部の凸部との間に延びる複
数の締結部材とを含む。よって、取付構造は2つのタイ
プに分類できる。
に形成され軸方向に凹んだ複数の凹部と、ケーシングの
底部の当接面に形成され軸方向に突出し凹部に嵌入され
た凹部と同数の凸部と、スイッチ取付部からケーシング
の底部の凸部に又はその反対方向に延びた凸部と同数の
締結部材と、から成る(請求項1に相当)。
に形成され軸方向に凹んだ複数個の凹部と、スイッチ取
付部の被当接面に形成され軸方向に突出し凹部に嵌入さ
れた凹部と同数の凸部と、ケーシングの底部からスイッ
チ取付部の凸部に又はその反対方向に延びた凸部と同数
の締結部材と、から成る(請求項1に相当)。 凹部はスイッチ取付部の被当接面又はケーシングの底
部の当接面に形成され、スイッチ取付部の前記突出部又
はケーシングの底部の前記突出部に形成されることが望
ましい。凹部の横断面形状は円形状でも多角形状でも良
く、内径、深さは適宜選択できる。横断面積はスイッチ
取付部又はケーシングの底部の端面の面積よりも遙かに
小さく、締結部材の外径よりも少し大きい。 一方、凸部は凹部とは反対の部材に形成され、ケーシ
ングの底部に形成される場合とスイッチ取付部に形成さ
れる場合とがあり、ケーシングの底部の前記突出部又は
スイッチ取付部の前記突出部に形成されることが望まし
い。凸部の横断面形状は円形状でも多角形状でも良い
が、凹部の横断面形状に対応して決まる。凸部の外径、
高さは適宜選択できる。横断面積はケーシング底部又は
スイッチ取付部の端面の面積よりも遙かに小さく、締結
部材の外径よりも少し大きい。 貫通孔、係合孔(雌ねじ孔)、締結部材 締結部材による締結のために、凹部の底面の中心部には
雌ねじ孔又は貫通孔が形成され、凸部の頂面の中心部に
は雌ねじ孔又は貫通孔が形成される。
シングの底部に形成した(第1タイプ)場合、以下の2
つの態様がある。凹部の底面に雌ねじ孔(係合孔)を形
成した第1態様では、ケーシングの底部の凸部に貫通孔
を形成する。その上で、ボルト(締結部材)をケーシン
グの底部からスイッチ取付部に挿入し、その雄ねじ部を
雌ねじ部に螺合させる(請求項4に相当)。
態様では、ケーシングの底部の凸部に雌ねじ孔を形成す
る。その上で、スイッチ取付部からケーシングの底部に
ボルトを挿入し、その雄ねじ部を凸部の雌ねじ部に螺合
させる。この場合、凸部の係合孔の長さはケーシングの
底部の厚さよりも大きい(請求項5及び6に相当)。
形成し凸部をスイッチ取付部に形成した(第2タイプ)
場合、凸部に雌ねじ孔を形成し、凹部の底面に貫通孔を
形成することが望ましい。その上で、ボルトをケーシン
グの底部からスイッチ取付部に挿入し、その雄ねじ部を
雌ねじ部に螺合させれば良い。
しつつ説明する。 (実施例の構成)図1に示すように、スタータはハウジ
ング10、モータ部25、クラッチ部40及びスイッチ
部50に大別される。 ハウジング10 図1及び図2に示すように、ハウジング10は第1ハウ
ジング11と、第2ハウジング21と、エンドカバー2
4とから成る。第1ハウジング11はモータ取付部12
と、スイッチ取付部15と、軸直角方向に延び両者を結
合する結合部19とを含む。
部15は円形状の基部15aと、その外周から半径方向
外向き即ち左右方向に突出した一対の突出部15bとを
含み、縦(上下)方向寸法よりも横(左右)方向寸法が
長い長円形状を有する。基部15a及び突出部15bが
被当接面15cを形成する。各突出部15bの一(右)
端面15cには、横断面円形状で一定深さを持つ凹部1
6が形成されている。凹部16の底面の中心部からスイ
ッチ取付部15の他端面にかけて断面円形の貫通孔17
が形成されている。
含む。エンドカバー24は有底円筒形状を持つ。 モータ部25 図2に示すように、モータ部25はアーマチャ26、ヨ
ーク32、ブラシ31等から成る。アーマチャ26はア
ーマチャシャフト27、アーマチャコア(不図示)、ア
ーマチャコイル(不図示)、コンミテータ28等を含
み、回転可能に支持されている。
部)を第2ハウジングの軸支持部22により支持され、
軸方向中間部をモータ取付部12により支持され、他端
部をエンドカバー24により支持されている。アーマチ
ャシャフト27にアーマチャコアが取り付けられ、その
外周に形成されたスロット内にアーマチャコイルが巻か
れている。アーマチャコイルには、バッテリからブラシ
31、コンミテータ28を介し、後述するポールコアに
巻かれたフィールドコイル(不図示)の磁界に対し、常
に一定の極性となるように電流が流れる。
27と絶縁するための絶縁樹脂と、その樹脂により絶縁
された複数のセグメントとから成る。コンミテータ28
はアーマチャコイルに流れる電流の方向を変化させ、フ
ィールドコイルの磁界に対しアーマチャ26が発生する
磁界の極性を常に一定にする(整流する)。
部12にボルトにより取り付けられ、モータ部25の外
枠を構成する。ヨーク32の内側に配置されたポールコ
アの外周にフィールドコイルが巻かれている。アーマチ
ャコア、ヨーク32、ポールコアでモータ部25の磁気
回路を構成する。
れ、コンミテータ28とともにアーマチャコイルに電流
を出し入れして、整流を行う。ブラシ31はエンドカバ
ー24に取り付けられたブラシホルダ33により保持さ
れている。 クラッチ部40 クラッチ部40はアーマチャシャフト27上に配置され
たオーバランニングクラッチ(以下、適宜「クラッチ」
と略称する)41、ピニオンギヤ43を含む。クラッチ
41はアウタ、ピニオンギヤ及びローラ(不図示)等か
ら成り、エンジンの回転数がスタータの回転数を上回る
と空転し、エンジンの回転がアーマチャ26に伝わるこ
とを阻止する。ピニオンギヤ43は、エンジン側のリン
グギヤ(不図示)に噛合するピニオンギヤ部44と、ク
ラッチを形成するインナ部とを持つ。
はねじれスプラインにより連結されている。ねじれスプ
ラインは、アーマチャ26で発生する回転力をクラッチ
41に伝達し、また後述する電磁スイッチ部51の作動
に連動しレバー80を介して、クラッチ41がアーマチ
ャシャフト27上を前後方向に移動する。 スイッチ部50 スイッチ部50は電磁(マグネット)スイッチ51、レ
バー80等から構成される。電磁スイッチ51はケーシ
ング52、可動鉄心(プランジャ)56、グランドプレ
ート67、ホールディングコイル71、リターンスプリ
ング68、可動接点58、固定接点76、77、及びレ
バー80等を含む。
2は有底円筒形状のフレーム53と、その底部側に固着
された取付板57とを有する。フレーム53は円形状の
底部53aと円筒部53bとから成り、底部53aの中
心部に開口が形成されている。取付板57は円形状の基
部57aと、その外周から半径方向外向き即ち左右方向
に突出した一対の突出部57bとを含み、前記スイッチ
取付部15と同様の長円形状を有する。基部57a及び
及び突出部57bが当接面57cを形成している。各突
出部57bの一(左)端面57cに横断面円形状の凸部
58が形成され、その形状及び寸法は、前記スイッチ取
付部15の突出部15bの凹部16のそれに対応してい
る。よって、凸部58は凹部16内にぴったりと嵌入さ
れている。
形成され、スイッチ取付部15の貫通孔17と整合して
いる。スイッチ取付部15側から電磁スイッチ51側に
ボルト60が挿入され、頭部61はスイッチ取付部15
の外端面に当接し、脚部62の雄ねじ部62aが雌ねじ
孔59に螺合している。
がフレーム53の底部53aを貫通して延び、軸方向に
移動可能である。プランジャ56に対向してグランドプ
レート67が移動不能に配置され、両者間にリターンス
プリング68が配置されている。プランジャ56の一端
に可動接点69が取り付けられている。
とプランジャ56及びグランドプレート67との間には
ホールディングコイル71及びプルインコイル72が配
置されている。プルインコイル72はホールディングコ
イル71とともにプランジャ56をグランドプレート6
7に吸引する磁界を発生させ、ホールディングコイル7
1はプランジャが56グランドプレート67に吸着され
ている状態を保持する。
びフレーム53で磁気回路を構成し、双方のコイル71
及び72に電流が流れるとプランジャ56は図2におい
て右方向に吸引され、グランドプレート67に当接した
時点で移動を停止する。フレーム53に被せられた樹脂
製のカバー74にバッテリ端子の固定端子76及びモー
タ端子の固定接点77が取り付けられている。
れ、その一端81がプランジャ56に係合し、他端82
がクラッチに係合している。 (実施例の作用効果) 電磁スイッチ51のスイッチ取付部15への取付け 予め別工程で、電磁スイッチ51を組み立てておく。即
ち、ケーシング52内にプランジャ56、グランドプレ
ート67、可動接点69等を収容し、固定接点76、7
7が取り付けられた樹脂カバー74をケーシング52に
被せておく。
58の先端面)をスイッチ取付部15の被当接面15c
に当接させ、電磁スイッチ51を軸線の回りに少し回転
させる。すると、凸部58の位相が凹部16の位相に一
致した時点で凸部58が凹部16内に嵌入し、それに伴
い、凸部58の雌ねじ孔59とスイッチ取付部15の貫
通孔17とが整合する。よって、貫通孔17から軸方向
にボルト60を挿入すればその脚部62は雌ねじ孔59
に挿入され、回転させることにより雄ねじ部62aが雌
ねじ孔59に螺合する。
取付けは、上記電磁スイッチ51の取付よりも先に行う
こともできるし、これと並行して行うこともできる。
が加わると、スタータも上下方向に振動する。しかし、
電磁スイッチ51は凸部58を凹部16に嵌入された上
で、この凸部58に螺合するボルト60により締め付け
固定されている。
部25に対して上下方向に振動しても、振動に伴う上下
方向の荷重は主として凸部58及び凹部16により支持
される。ここで、凸部58及び凹部16はボルト60に
比べて横断面積が大きく、大きな荷重を支持できる。そ
の結果、ボルト60に加わる上下方向の力は従来に比べ
て半減し、剪断力によりボルト60が破損等することは
殆んどない。
スイッチ取付部15に対する電磁スイッチ51の上下方
向及び左右方向等あらゆる方向の微少な移動が規制され
ている。その結果、電磁スイッチ51の微少な位置ずれ
によるボルト60の軸力の低減も抑制される。
ことにより、その軸方向長さが取付板57の板厚より長
くなる。その結果、雄ねじ部62a及び雌ねじ孔59の
ねじ山が崩れ難く所定のねじ強度が長期間に亘り確保さ
れる。加えて、取付板57の厚さを薄くすることがで
き、祖の分取付構造が小型化及び軽量化される。 スタータの作動 イグニションスイッチ(不図示)が「START」位置
に入れられると、電磁スイッチ50のスイッチ端子(不
図示)からプルインコイル72及びホールディングコイ
ル71に電流が流れ、磁気吸引力によりプランジャ56
がリターンスプリング68の付勢力に抗して右方向に吸
引される。プランジャ56の移動に伴い、レバー80が
時計方向に回転し、クラッチ41を左方向に押し出す。
ピニオンギヤ43の移動は、その端面がリングギヤの端
面とが当接した時点で阻止される。しかし、プランジャ
56はドライブスプリング(不図示)を撓ませながら移
動を続ける。
点69が両固定接点76、77間を閉じ、プランジャ5
6はグランドプレート67に当接し移動を停止する。可
動接点69が固定接点76、77間を閉じた時点で、ス
イッチ端子とモータ端子(不図示)の電位差がゼロとな
り、プルインコイル72には電流が流れなくなり、プラ
ンジャ56はホールディングコイル71の吸着力のみで
保持される。
れる電流によりモータ部25が回転し始め、ピニオンギ
ヤ43の歯とリングギヤの歯との位相がずれる。これに
より、クラッチ41及びピニオンギヤ43が前方(左
方)へ押し出され、ピニオンギヤ43がリングギヤに噛
合し、モータ部25の回転力がエンジンに伝達される。
ニションスイッチを「START」位置から解除する
と、固定接点76、可動接点69、固定接点77を通
し、プルインコイル72及びホールディングコイル71
に電流が流れる。ホールディングコイル71には吸引時
と同方向、プルインコイル72には吸引時と逆方向の電
流が流れるため、両コイル71及び72には逆方向の吸
着力が発生する。
合い、リターンスプリング68の付勢力によりプランジ
ャ56が左方向(図2において)に移動し元の位置に戻
り、レバー80が反時計方向に回転しクラッチ41及び
ピニオンギヤ43が右方向に移動し元の位置に戻る。 (変形例)図6に、図4に示した取付構造の変形例を示
す。この取付構造では、スイッチ取付部15には凹部1
6の底部の中心に雌ねじ孔66が形成され、電磁スイッ
チ51の取付板57の凸部58の頂部の中心部に貫通孔
68が形成されている。ボルト60は頭部61が取付板
57の外端面に当接され、脚部62の雄ねじ部62aが
スイッチ取付部15の雌ねじ孔66に螺合されている。
同様の効果が得られる。特に、取付板57の凸部58に
貫通孔68を形成したので、その形成が容易である。
タータのスイッチ部の取付構造によれば、スイッチ取付
部の凹部又は凸部とケーシングの底部の凸部又は凹部と
により、スイッチ取付部に対するスイッチ部の位置決め
手段、スイッチ取付部に対するスイッチ部の位置ずれ抑
制手段、及び締結部材に加わる荷重(負荷)の支持手段
が形成される。
チ部の位置決めが容易になり、位置決めに要する時間が
短く、手間が少なくなる。また、スイッチ取付部に対す
るスイッチ部の微少な位置ずれが抑制される。更に、締
結部材に加わる荷重(負荷)が低減され、締結部材の損
傷が防止される。
部 50:スイッチ部 51:電磁スイッチ 52:ケーシング 53:フレーム 57:取付板 57b:突出部 57c:当接面 58:凸部 60:ボルト
Claims (6)
- 【請求項1】 モータ取付部とスイッチ取付部とを有す
るハウジングと、該モータ取付部に取り付けられ回転力
を発生するモータ部と、該スイッチ取付部に該モータ部
と平行に取り付けられ該モータ部に電流を供給するスイ
ッチ部と、を含むスタータにおいて、 前記スイッチ取付部の被当接面に形成され、軸方向に凹
んだ複数個の凹部又は軸方向に突出した複数個の凸部
と、 前記スイッチ部のケーシングの底部の当接面に形成さ
れ、軸方向に突出し前記凹部に嵌入された複数個の凸部
又は軸方向に凹み前記凸部が嵌入される複数個の凹部
と、 前記スイッチ取付部と前記ケーシングの底部の前記凸部
との間、又は前記ケーシングの底部と前記スイッチ取付
部の前記凸部との間に延び、前記スイッチ部を該スイッ
チ取付部に締結する複数の締結部材と、から成ることを
特徴とするスタータのスイッチ部の取付構造。 - 【請求項2】 前記スイッチ取付部は円形状の基部と、
該基部から半径方向外向きに延びた複数個の突出部とを
含み、各前記凹部又は各前記凸部は各該突出部に形成さ
れている請求項1に記載のスタータのスイッチ部の取付
構造。 - 【請求項3】 前記ケーシングは有底円筒形状のフレー
ムと該フレームの底部に固着された取付板から成り、該
取付板は円形状の基部と該基部から半径方向に突出した
複数個の突出部とを有し、各前記凸部又は各前記凹部は
各該突出部に形成されている請求項1に記載のスタータ
のスイッチ部の取付構造。 - 【請求項4】 前記スイッチ取付部の前記凹部の底面に
係合孔が形成され、前記ケーシングの底部の前記凸部に
貫通孔が形成され、該ケーシングの底部の該凸部から該
スイッチ取付部に前記締結部材が挿入され、その係合部
が前記係合孔に係合されている請求項1、2又は3に記
載のスタータのスイッチ部の取付構造。 - 【請求項5】 前記スイッチ取付部の前記凹部の底面に
貫通孔が形成され、前記ケーシングの底部の前記凸部に
係合孔が形成され、前記スイッチ取付部から前記ケーシ
ングの底部に前記締結部材が挿入され、その係合部が該
凸部の係合孔に係合されている請求項1、2又は3に記
載のスタータのスイッチ部の取付構造。 - 【請求項6】 前記凸部の係合孔の長さは、前記ケーシ
ングの底部の板厚よりも長い請求項5に記載のスタータ
のスイッチ部の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002055820A JP2003254207A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | スタータのスイッチ部の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002055820A JP2003254207A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | スタータのスイッチ部の取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003254207A true JP2003254207A (ja) | 2003-09-10 |
Family
ID=28666568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002055820A Pending JP2003254207A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | スタータのスイッチ部の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003254207A (ja) |
-
2002
- 2002-03-01 JP JP2002055820A patent/JP2003254207A/ja active Pending
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