JPH09201026A - 直流電動機 - Google Patents

直流電動機

Info

Publication number
JPH09201026A
JPH09201026A JP394096A JP394096A JPH09201026A JP H09201026 A JPH09201026 A JP H09201026A JP 394096 A JP394096 A JP 394096A JP 394096 A JP394096 A JP 394096A JP H09201026 A JPH09201026 A JP H09201026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet type
yokes
yoke
dummy
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP394096A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3482757B2 (ja
Inventor
Masao Saito
雅夫 斉藤
Kazuhiro Yamaguchi
和弘 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP00394096A priority Critical patent/JP3482757B2/ja
Publication of JPH09201026A publication Critical patent/JPH09201026A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3482757B2 publication Critical patent/JP3482757B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁石式ヨーク35の外周面に形成されたV字
溝40にスルーボルト37を挿通させた際の磁石式ヨー
ク35の周方向の相対的な移動を抑える。 【解決手段】 電動機本体のフィールドを構成するため
に、軸方向に任意の個数だけ連結された磁石式ヨーク3
5の外周面に形成されたV字溝40に、スルーボルト3
7の外周が2箇所以上接触する第1、第2テーパ面4
1、42を所定の傾斜角度で設けた。また、4極の永久
磁石31〜34を所有する磁石式ヨーク35、およびこ
の磁石式ヨーク35と同一形状で、永久磁石を所有しな
いダミーヨークを1個または複数個軸方向に連結した
り、磁石式ヨーク35を周方向にずらして永久磁石31
〜34の位置関係を異ならせたりすることで、電動機本
体の体格を一定にでき、直流電動機を同一軸長にでき、
且つ同一構造のアーマチャを共通使用できるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、直流電動機に関
するもので、特に永久磁石を有する磁石式ヨークおよび
永久磁石を有さないダミーヨークを1個または複数個軸
方向に連結して使用する直流電動機に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、直流電動機としては、例えば
図8に示したように、エンジンのリングギヤに噛み込む
ピニオンギヤ101と、このピニオンギヤ101を駆動
する電機子102と、この電機子102と相対回転する
と共に、磁束を作る界磁装置103とを備え、エンジン
に直接装着される始動電動機(第1従来例)100があ
る。この始動電動機100は、ピニオン慣性により発生
するピニオンギヤ101と電機子102との回転差でヘ
リカルスプラインの作用により、リターンスプリング1
04の付勢力に打ち勝ってピニオンギヤ101が前進し
てエンジンのリングギヤに噛み込む方式のものである。
【0003】そして、始動電動機100のドライブフレ
ーム105とエンドフレーム106との間には、4極の
永久磁石107を有する磁石式ヨーク108がスルーボ
ルト109により位置決めされている。このスルーボル
ト109は、磁石式ヨーク108の外周面に90°毎に
等間隔で形成されたU字形状の軸方向溝110を挿通し
て、ドライブフレーム105またはエンドフレーム10
6に締付け固定されることにより、磁石式ヨーク108
が周方向に位置決めされている。
【0004】ところで、一般に始動電動機は、エンジン
ブロックやエンジン本体および車両側に取り付けられた
補機類と干渉しないように設計されている。また、エン
ジンの負荷が比較的に温暖な地域(標準地)で使用され
る場合と冬期に0℃以下になり易い地域(寒冷地)で使
用される場合とで異なるために、始動電動機においては
それぞれの使用地に合わせた出力設定(例えば始動電動
機のトルク設定や回転数設定を変えた標準地仕様と寒冷
地仕様等)が必要となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来より、
始動電動機の出力設定段階においては、寒冷地仕様の始
動電動機と標準地仕様の始動電動機とを比較すると、一
般に寒冷地仕様の始動電動機の方が出力の向上を求めら
れている。このため、寒冷地仕様の始動電動機において
は、その体格(ヨーク径)が標準地仕様の始動電動機に
対して大きくなることが多い。
【0006】したがって、寒冷地仕様と標準地仕様とで
は、同一エンジンでありながら2種類の体格の始動電動
機についてエンジン取り付け、補機類との干渉を検討を
する必要があり、もし寒冷地仕様で設定した体格がエン
ジンブロック等の干渉問題でエンジンに取り付かない場
合には、標準地仕様の始動電動機を使用し、バッテリー
の能力向上、バッテリーの搭載数の増加、エンジンオイ
ルの適性を再設定するなどの始動電動機以外で始動電動
機の発生出力を向上させるか、エンジン自体の負荷を低
減させるなど、同じエンジンを搭載している車両等の構
成を変更しなければならないか、標準地仕様の体格を持
つ始動電動機の界磁装置に高性能だが高価な永久磁石を
設定するなどの必要があり、車両の価格を上昇させる要
因となっている。
【0007】そこで、特開昭59−50762号公報に
おいては、軸方向に同じ形状、構成である任意の個数の
磁石式ヨークを組み合わせて所定の軸方向寸法の界磁装
置を得るようにした直流電動機(第2従来例)が記載さ
れている。この直流電動機は、界磁装置を構成する各々
の磁石式ヨークに固定された永久磁石の位置関係をスル
ーボルトが挿通する貫通孔のピッチで周方向にずらすこ
とにより、直流電動機の体格(ヨーク径)が一定でも始
動電動機の出力設定を変更できる。
【0008】ところが、従来の直流電動機においては、
貫通孔の開口形状が円形状で且つスルーボルトの外形形
状が円形状である。このため、スルーボルトの外周と貫
通孔の内壁面との接触箇所が1箇所しかとれず、それぞ
れの磁石式ヨークの周方向の相対的な移動が大きくな
り、始動電動機の界磁装置として成立しなくなるという
問題が生じている。
【0009】また、磁石式ヨークの周方向に形成された
貫通孔のピッチが90°間隔であるため、90°間隔で
しか磁石式ヨークを周方向にずらすことができず、回転
方向の永久磁石の位置関係の最適な設定や、最適な出力
設定の微調整ができないという問題が生じている。さら
に、直流電動機を固定部材に取り付ける際に、直流電動
機に同一軸長の制約がある場合、あるいはシャフト、整
流子、電機子鉄心および電機子巻線よりなる同一構造の
電機子を出力の異なる直流電動機に共通使用する場合
に、効率の最適な出力設定ができないという問題が生じ
ている。
【0010】
【発明の目的】この発明の目的は、複数の嵌合部と複数
の被嵌合部とを嵌め合わせた際の磁石式ヨークの周方向
の相対的な移動を抑えることが可能な直流電動機を提供
することにある。また、直流電動機の体格を一定とする
制約がある場合、直流電動機に同一軸長の制約がある場
合、あるいは同一構造の電機子を出力の異なる直流電動
機に共通使用する場合でも、効率が最適となる出力設定
または種々の出力設定が可能な直流電動機を提供するこ
とにある。さらに、回転方向の永久磁石の位置関係の最
適な設定、効率が最適となる出力設定または種々の出力
設定を90°よりも小さい回転角度で微調整が可能な直
流電動機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、極性の異なる永久磁石を少なくとも2極以上有
する同一形状、同一構造の磁石式ヨークを1個または複
数個製作して、1個または複数個の磁石式ヨークを電機
子の軸方向に連結する。そして、1個または複数個の磁
石式ヨークの周方向に等間隔で設けた複数の嵌合部に複
数の被嵌合部を嵌め合わす。
【0012】すると、複数の被嵌合部が複数の嵌合部に
設けられた略楔形状の当接面に2箇所以上で接触するこ
とにより、1個または複数個の磁石式ヨークの周方向の
相対的な移動が抑えられた状態で1個または複数個の磁
石式ヨークが周方向に確実に位置決めされるので、1個
または複数個の磁石式ヨークが直流電動機の界磁装置と
して成立する。
【0013】それによって、直流電動機の体格を一定と
する制約がある場合でも、軸方向に任意の個数の磁石式
ヨークを組み合わせることができるので、直流電動機の
効率が最適となる出力設定または種々の出力設定を行う
ことができるという効果が得られる。したがって、直流
電動機を、エンジンを始動させる始動電動機として利用
した場合に、標準地仕様と寒冷地仕様とで直流電動機の
体格を共通使用できるだけでなく、同一エンジンの場合
にエンジン取り付け、補機類との干渉の検討も不要とな
るので、始動電動機の価格を低減できるという効果が得
られる。
【0014】また、複数個の磁石式ヨークを使用して直
流電動機の界磁装置を得るものにおいては、複数個の磁
石式ヨークのうちの少なくとも1個の磁石式ヨークが有
する2極以上の永久磁石と残りの磁石式ヨークが有する
2極以上の永久磁石との位置関係を周方向にずらすこと
ができる。これにより、複数個の磁石式ヨークを使用し
て直流電動機の界磁装置を得るものにおいて、回転方向
の永久磁石の位置関係の最適な設定、効率が最適となる
出力設定または種々の出力設定を行うことができるとい
う効果が得られる。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、複数の嵌
合部を1個または複数個の磁石式ヨークの周方向に90
°よりも小さい回転角度毎に等間隔で設けることによ
り、1個または複数個の磁石式ヨークが有する2極以上
の永久磁石の位置関係を嵌合部のピッチ分で周方向にず
らすことができる。それによって、回転方向の永久磁石
の位置関係の最適な設定、効率が最適となる出力設定ま
たは種々の出力設定を90°よりも小さい回転角度で微
調整できるという効果が得られる。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、1個また
は複数個の磁石式ヨークの外周面に軸方向に形成された
複数の挿通溝の各々にスルーボルトを挿通させて締付け
ると、複数のスルーボルトの各々が各挿通溝に設けられ
た略楔形状の当接面に2箇所以上で接触することによ
り、1個または複数個の磁石式ヨークが周方向に確実に
位置決めでき、且つ軸方向に締付け固定できるという効
果が得られる。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、1個また
は複数個の磁石式ヨークの肉厚内を軸方向に貫通する複
数の挿通孔の各々にスルーボルトを挿通させて締付ける
と、複数のスルーボルトの各々が各挿通孔に設けられた
略楔形状の当接面に2箇所以上で接触することにより、
1個または複数個の磁石式ヨークが周方向に確実に位置
決めでき、且つ軸方向に締付け固定できるという効果が
得られる。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、極性の異
なる永久磁石を少なくとも2極以上有する同一形状、同
一構造の磁石式ヨーク、およびこの磁石式ヨークと同一
形状のダミーヨークを1個または複数個製作して、1個
または複数個の磁石式ヨークおよびダミーヨークを電機
子の軸方向に連結する。そして、1個または複数個の磁
石式ヨークおよびダミーヨークの周方向に等間隔で設け
た複数の嵌合部に複数の被嵌合部を嵌め合わす。
【0019】すると、複数の被嵌合部が複数の嵌合部に
設けられた略楔形状の当接面に2箇所以上で接触するこ
とにより、1個または複数個の磁石式ヨークおよびダミ
ーヨークの周方向の相対的な移動が抑えられた状態で1
個または複数個の磁石式ヨークおよびダミーヨークが周
方向に確実に位置決めされるので、磁石式ヨークおよび
ダミーヨーク相互間や、これらヨークとフロントフレー
ム、リヤフレームとの嵌合部に特別に位置決めのための
係合部を形成する必要がないので加工が容易なフィール
ド(界磁装置)を構成できる。
【0020】それによって、直流電動機の体格を一定と
する制約がある場合、直流電動機に同一軸長の制約があ
る場合、あるいは同一構造の電機子を出力の異なる直流
電動機に共通使用する場合でも、軸方向に任意の個数の
磁石式ヨークおよびダミーヨークを組み合わせることが
できるので、効率が最適となる出力設定または種々の出
力設定を行うことができるという効果が得られる。した
がって、直流電動機を、エンジンを始動させる始動電動
機として利用した場合に、標準地仕様と寒冷地仕様とで
直流電動機の体格を共通使用でき、直流電動機の軸長を
共通使用でき、あるいは同一構造の電機子を共通使用で
きるだけでなく、同一エンジンの場合にエンジン取り付
け、補機類との干渉の検討も不要となるので、始動電動
機の価格を低減できるという効果が得られる。
【0021】また、複数個の磁石式ヨークを使用して直
流電動機の界磁装置を得るものにおいては、複数個の磁
石式ヨークのうちの少なくとも1個の磁石式ヨークが有
する2極以上の永久磁石と残りの磁石式ヨークが有する
2極以上の永久磁石との位置関係を周方向にずらすこと
ができる。これにより、複数個の磁石式ヨークを使用し
て直流電動機の界磁装置を得るものにおいて、回転方向
の永久磁石の位置関係の最適な設定、効率が最適となる
出力設定または種々の出力設定を行うことができるとい
う効果が得られる。
【0022】請求項6に記載の発明によれば、複数の嵌
合部を1個または複数個の磁石式ヨークおよびダミーヨ
ークの周方向に90°よりも小さい回転角度毎に等間隔
で設けることにより、1個または複数個の磁石式ヨーク
が有する2極以上の永久磁石の位置関係を嵌合部のピッ
チ分で周方向にずらすことができる。それによって、回
転方向の永久磁石の位置関係の最適な設定、効率が最適
となる出力設定または種々の出力設定を90°よりも小
さい回転角度で微調整できるという効果が得られる。
【0023】請求項7に記載の発明によれば、1個また
は複数個の磁石式ヨークおよびダミーヨークの外周面に
軸方向に形成された複数の挿通溝の各々にスルーボルト
を挿通させて締付けると、複数のスルーボルトの各々が
各挿通溝に設けられた略楔形状の当接面に2箇所以上で
接触することにより、1個または複数個の磁石式ヨーク
およびダミーヨークが周方向に確実に位置決めでき、且
つ軸方向に締付け固定できるという効果が得られる。
【0024】請求項8に記載の発明によれば、1個また
は複数個の磁石式ヨークおよびダミーヨークの肉厚内を
軸方向に貫通する複数の挿通孔の各々にスルーボルトを
挿通させて締付けると、複数のスルーボルトの各々が各
挿通孔に設けられた略楔形状の当接面に2箇所以上で接
触することにより、1個または複数個の磁石式ヨークお
よびダミーヨークが周方向に確実に位置決めでき、且つ
軸方向に締付け固定できるという効果が得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】 〔実施例の構成〕図1ないし図7はこの発明の直流電動
機を始動電動機に適用した各実施例を示したもので、図
1(a)、(b)は磁石式ヨークを示した図で、図2
(a)、(b)はダミーヨークを示した図である。
【0026】(第1実施例の構成)図3は始動電動機
(第1実施例)を示した図である。第1実施例の始動電
動機1は、本発明の直流電動機であって、モータサイク
ル、汎用エンジン、船外機または雪上車等の小型エンジ
ン(図示せず)を始動するスタータとして一般的に採用
される慣性噛み込み式スタータ(所謂ベンディックス式
スタータ)である。
【0027】この始動電動機1は、小型エンジンのリン
グギヤ(図示せず)に噛み込むピニオン(移動体)1
1、このピニオン11を回転駆動すると共に、その回転
立ち上がり時(起動時)にピニオン11の慣性とヘリカ
ルスプラインの作用でピニオン11を軸方向に移動させ
る電動機本体(モータ本体)13等から構成されてい
る。
【0028】ピニオン11は、金属または樹脂により略
円筒形状に一体成形されている。このピニオン11の外
周にはリングギヤと噛み合うピニオンギヤ14が一体成
形され、その内周には出力軸12に係合するヘリカルス
プライン(図示せず)が一体成形されている。
【0029】出力軸12は、先端側が電動機本体13よ
り前方に突出した状態で電動機本体13に一体的に組み
込まれ、後記するアーマチャシャフトを構成する。この
出力軸12の先端側の外周面には、ピニオン11のヘリ
カルスプラインに係合するヘリカルスプライン(図示せ
ず)が一体成形されている。出力軸12の先端部には、
リターンスプリング(戻しばね)15、およびピニオン
11の軸方向外方への飛び出しを防止するための円筒形
状のピニオンストッパー16が固定されている。リター
ンスプリング15は、ピニオン11とピニオンストッパ
ー16との間に保持され、ピニオン11が初期位置に止
まる方向に付勢している。
【0030】電動機本体13は、電動機の界磁装置を構
成するフィールド21、このフィールド21の内部で相
対回転するアーマチャ17、このアーマチャ17の回転
を外部に伝達する出力軸12、アーマチャ17の前側を
図示しない軸受を介して回転自在に支持するフロントフ
レーム23、およびアーマチャ17の後側を軸受22を
介して回転自在に支持するリヤフレーム24等から構成
されている。
【0031】アーマチャ17は、本発明の電機子であっ
て、出力軸12の略中央部の外周に固定されたアーマチ
ャコア(電機子鉄心)、およびこのアーマチャコアに巻
装されたアーマチャコイル(電機子巻線)を備えてい
る。また、アーマチャ17には、ブラシホルダー25内
に収容されたブラシ26が摺接することによりアーマチ
ャコイルに給電を行うコンミュテータ(整流子)27が
組み付けられている。
【0032】次に、この始動電動機1のフィールド21
の構造を図1および図3に基づいて詳細に説明する。フ
ィールド21は、本発明の界磁装置であって、磁束を作
る4極の永久磁石31〜34、これらの永久磁石31〜
34を所有する2個の磁石式ヨーク35、および4極の
永久磁石31〜34を所有しない1個のダミーヨーク3
6を有している。
【0033】4極の永久磁石31〜34の各々は、磁石
式ヨーク35の内周面形状に沿うように断面形状が略円
弧形状に成形されたフェライト磁石が等間隔(例えば回
転角度が90°間隔)で配されている。なお、2個の永
久磁石31、33の内周側の極性がN極、それらの間に
配される2個の永久磁石32、34の内周側の極性がS
極となるように着磁方向が決められている。また、4極
の永久磁石31〜34の材質としては、フェライト磁石
の代わりに、ネオジウム(Nd)磁石等の希土類磁石、
アルニコ磁石あるいは樹脂磁石(ナイロン樹脂、Nd,
Fe、B粉末を焼結したもの)を用いても良い。さら
に、永久磁石は磁極が6極となるように6個等間隔また
は不等間隔で配置しても良い。
【0034】磁石式ヨーク35は、円環板形状の鉄系金
属板(冷間圧延鋼板や珪素鋼板等)を軸方向に積層して
なる円筒形状の積層型ヨーク38、あるいは低炭素鋼の
略円管形状の筒状ヨーク38と、その内周面に周方向に
等間隔(例えば回転角度が90°間隔)に接着剤等の接
合手段を用いて取り付けられた4極の永久磁石31〜3
4からなる。磁石式ヨーク35の一端部(前側端部)に
は、フロントフレーム23の凹部23bまたは前側に隣
設する磁石式ヨーク35の凹部35bの外側に嵌合する
凸部(係合部)35aが形成されている。また、磁石式
ヨーク35の他端部(後側端部)には、後側に隣設する
磁石式ヨーク35の凸部35a、ダミーヨーク36の凸
部36aまたはリヤフレーム24の凸部24aの内側に
嵌合する凹部(被係合部)35bが形成されている。そ
して、磁石式ヨーク35の外周面には、複数本(本例で
は8本)のスルーボルト(被嵌合部、締付け具、挿通
具)37が挿通する挿通部としてのV字溝40が複数個
(本例では8本)形成されている。
【0035】複数個のV字溝40は、本発明の嵌合部、
挿通溝であって、図1(a)、(b)に示したように、
磁石式ヨーク35の周方向に45°の回転角度毎に等間
隔で形成されている。なお、V字溝40の形成位置は、
磁石式ヨーク35の中心点から4極の永久磁石31〜3
4の周方向の中心点を通る半径方向の線上、および磁石
式ヨーク35の中心点から隣設する永久磁石間の周方向
の中間点を通る半径方向の線上とされ、磁石式ヨーク3
5の中心点から等間隔で放射状に設けられている。
【0036】これらのV字溝40は、図1(c)に示し
たように、磁石式ヨーク35の外周面に開口形状が略逆
台形形状となるように切削加工またはプレス加工により
形成されている。これらのV字溝40は、スルーボルト
37の周方向の一端が接触する第1テーパ面(当接面)
41、スルーボルト37の周方向の他端が接触する第2
テーパ面(当接面)42、および第1テーパ面41と第
2テーパ面42を連結する曲率面43で囲まれている。
すなわち、第1、第2テーパ面41、42とで略楔形状
の挿通溝が磁石式ヨーク35の外周面に複数個(本例で
は8個)形成される。
【0037】なお、第1、第2テーパ面41、42の磁
石式ヨーク35の半径方向から傾斜角度は、嵌合する相
手のスルーボルト37の断面形状が円形状であるため、
0°より大きく90°より小さい角度であれば良いが、
30°以上60°以下が望ましく、40°以上50°以
下が最も望ましい。また、第1、第2テーパ面41、4
2の傾斜角度が異なっていても良く、さらに曲率面43
を設けずに直接第1、第2テーパ面41、42が交差す
るようにしても良い。
【0038】ダミーヨーク36は、内周面に永久磁石3
1〜34を所有しない点を除いては、磁石式ヨーク35
と同一の材料、同一の形状、同一の構造を有する円筒形
状の積層型ヨークである。ダミーヨーク36の一端部
(前側端部)には、磁石式ヨーク35の凹部35bの外
側に嵌合する凸部(係合部)36aが形成されている。
また、ダミーヨーク36の他端部(後側端部)には、リ
ヤフレーム24の凸部24aの内側に嵌合する凹部(被
係合部)36bが形成されている。そして、ダミーヨー
ク36の外周面には、複数本(本例では8本)のスルー
ボルト37が挿通する挿通部としてのV字溝50が複数
個(本例では8本)形成されている。
【0039】複数個のV字溝50は、本発明の嵌合部、
挿通溝であって、図2(a)、(b)に示したように、
V字溝40と同様に、ダミーヨーク36の周方向に45
°の回転角度毎に等間隔で形成されている。これらのV
字溝50は、図2(c)に示したように、ダミーヨーク
36の外周面に開口形状が略逆台形形状となるように切
削加工またはプレス加工により形成されている。そし
て、これらのV字溝50は、スルーボルト37の周方向
の一端が接触する第1テーパ面(当接面)51、スルー
ボルト37の周方向の他端が接触する第2テーパ面(当
接面)52、および第1テーパ面51と第2テーパ面5
2を連結する曲率面53で囲まれている。すなわち、第
1、第2テーパ面51、52とで略楔形状の挿通溝がダ
ミーヨーク36の外周面に複数個(本例では8個)形成
される。
【0040】なお、第1、第2テーパ面41、42の項
で述べたように、第1、第2テーパ面51、52のダミ
ーヨーク36の半径方向から傾斜角度は、嵌合する相手
のスルーボルト37の断面形状が円形状であるため、0
°より大きく90°より小さい角度であれば良いが、3
0°以上60°以下が望ましく、40°以上50°以下
が最も望ましい。また、第1、第2テーパ面51、52
の傾斜角度が異なっていても良く、さらに曲率面53を
設けずに直接第1、第2テーパ面51、52が交差する
ようにしても良い。
【0041】フロントフレーム23は、小型エンジンの
ブラケット(図示せず)に締結ボルト等の締結具により
始動電動機1を取り付けるためのステーを構成するもの
で、磁石式ヨーク35の複数個のV字溝40およびダミ
ーヨーク36の複数個のV字溝50に対応した位置に、
スルーボルト37のおねじ部(図示せず)を螺合するね
じ穴(図示せず)を有している。
【0042】リヤフレーム24は、磁石式ヨーク35の
複数個のV字溝40およびダミーヨーク36の複数個の
V字溝50に対応した位置に、スルーボルト37を挿通
する貫通穴(図示せず)を有している。リヤフレーム2
4は、2個の磁石式ヨーク35と1個のダミーヨーク3
6をフロントフレーム23との間に挟み込んだ状態で、
スルーボルト37を締付けることにより2個の磁石式ヨ
ーク35と1個のダミーヨーク36を固定するものであ
る。
【0043】図4は始動電動機(第2実施例)を示した
図である。第2実施例の始動電動機2は、第1実施例と
電動機本体13の体格(ヨーク径)を一定とする制約が
ある場合、同一構造のアーマチャ17を共通使用する場
合、あるいは電動機本体13に同一軸長の制約がある場
合に、図1に示した磁石式ヨーク35を3個使用して電
動機本体13を構成する。この構造により、始動電動機
2は、3個目の磁石式ヨーク35の所有する永久磁石3
1〜34が増加した分だけ、第1実施例の始動電動機1
と比較して、電動機本体13の出力を向上できる。
【0044】図5は始動電動機(第3実施例)を示した
図である。第3実施例の始動電動機3は、第1、第2実
施例と電動機本体13の体格(ヨーク径)を一定とする
制約がある場合、同一構造のアーマチャ17を共通使用
する場合、あるいは電動機本体13に同一軸長の制約が
ある場合に、図1に示した磁石式ヨーク35を3個使用
し、これらのうちの最も後端側に位置する1個の磁石式
ヨーク35の周方向の取付位置を前端側の2個の磁石式
ヨーク35を基準にして右回転方向に45°分ずらして
いる。
【0045】これにより、前端側の2個の磁石式ヨーク
35の内周面に保持された4極の永久磁石31〜34の
周方向の位置関係と後端側の1個の磁石式ヨーク35の
内周面に保持された4極の永久磁石31〜34の周方向
の位置関係とが異なる始動電動機3となる。この構造に
より、始動電動機3は、第2実施例の始動電動機2と比
較して、効率が最適となる出力設定またはエンジンの負
荷に合わせた種々の出力設定を微調整できる。
【0046】図6は始動電動機(第4実施例)を示した
図である。第4実施例の始動電動機4は、第1〜第3実
施例と電動機本体13の体格(ヨーク径)を一定とする
制約がある場合に、第1〜第3実施例の電動機本体13
よりもアーマチャコアの軸方向寸法が短い電動機本体1
3(アーマチャ18)の軸長に対応するように、図1に
示した磁石式ヨーク35を2個使用し、2個の磁石式ヨ
ーク35の内周面に保持された4極の永久磁石31〜3
4の周方向の位置関係を同一にしている。
【0047】この構造により、始動電動機4は、第2、
第3実施例の始動電動機2、3と比較して、電動機本体
13の出力(トルクおよび回転速度)は低くなるが、電
動機本体13の軸長を短縮できる。したがって、第2、
第3実施例の始動電動機2、3を寒冷地仕様とした場合
に、この実施例の始動電動機4を標準地仕様とするよう
な設定ができる。
【0048】図7は始動電動機(第5実施例)を示した
図である。第5実施例の始動電動機5は、第4実施例よ
りもアーマチャコアの軸方向寸法が短い電動機本体13
(アーマチャ19)の軸長に対応するように、図1に示
した磁石式ヨーク35を1個使用している。この構造に
より、始動電動機5は、第1〜第4実施例の始動電動機
1〜4と比較して、電動機本体13の出力(トルクおよ
び回転速度)を低減でき、且つ電動機本体13の軸長を
短縮できる。したがって、始動電動機5の軸長短縮と重
量軽減を図れるので、始動電動機5の小型、軽量化を達
成できる。
【0049】〔実施例の作用〕次に、第1〜第5実施例
の始動電動機1〜5の作用を図1ないし図7に基づいて
簡単に説明する。
【0050】アーマチャ17〜19のアーマチャコイル
への通電がなされていない時には、ピニオン11が図3
ないし図7に示した位置に静止している。ブラシ26お
よびコンミュテータ27を介してアーマチャコイルが通
電されると、電動機本体13にトルクが発生して出力軸
12が回転する。
【0051】このとき、ピニオン11は、ピニオン慣性
のためヘリカルスプラインの作用でトルクと同時に軸方
向の分力が加わり、リターンスプリング15の付勢力
(弾性力)に打ち勝って、回転しながら軸方向の前方側
(小型エンジンのリングギヤ側)に飛び出す。そして、
飛び出したピニオン11のピニオンギヤ14がリングギ
ヤに噛み込み小型エンジンをクランキングする。
【0052】その後、小型エンジンが着火して、リング
ギヤの回転速度がピニオンの回転速度よりも速くなる
と、リングギヤが逆に駆動歯車になり、ピニオン11が
ヘリカルスプラインの作用により自動的に戻され、ピニ
オンギヤ14とリングギヤとの噛み合いが外れる。
【0053】〔実施例の効果〕以上のように、第1〜第
5実施例の始動電動機1〜5においては、スルーボルト
37の外周が磁石式ヨーク35の外周面に形成された略
楔形状の第1、第2テーパ面41、42、およびダミー
ヨーク36の外周面に形成された略楔形状の第1、第2
テーパ面51、52にそれぞれ2箇所以上で接触するこ
とにより、磁石式ヨーク35およびダミーヨーク36の
周方向の相対的な移動を抑えることができる。これによ
り、磁石式ヨーク35およびダミーヨーク36が周方向
に確実に位置決めされるので、特に磁石式ヨーク35お
よびダミーヨーク36相互間や、これらヨークとフロン
トフレーム23、リヤフレーム24との嵌合部に位置決
めのための係合部を形成する必要がないので、加工が容
易なフィールド21を構成できる。
【0054】そして、第1〜第5実施例の始動電動機1
〜5においては、電動機本体13の体格(ヨーク径)を
一定とする制約がある場合、電動機本体13に同一軸長
の制約がある場合、あるいは同一構造のアーマチャ17
を出力の異なる始動電動機1〜3に共通使用する場合で
も、軸方向に任意の個数(例えば1個〜3個)の磁石式
ヨーク35、あるいはダミーヨーク36の組み合わせや
各磁石式ヨーク35に保持された永久磁石31〜34の
位置関係を周方向にずらすことにより、回転方向の永久
磁石31〜34の位置関係の設定、効率が最適となる出
力設定あるいは出力調整を行うことができる。
【0055】したがって、電動機本体13の体格を第1
〜第5実施例の始動電動機1〜5で共通化できるので、
寒冷地仕様で設定した電動機本体13の体格を収納する
スペースを確保できれば標準地仕様の始動電動機の取付
検討は必要なくなり、設計工数を大幅に削減できる。ま
た、寒冷地におけるエンジンの負荷を、そのエンジンの
最大負荷とみなし、それに見合う始動電動機を、最高出
力を得られるように設計すれば良い。標準地におけるエ
ンジンの負荷は、寒冷地のそれより明らかに軽くなり、
必要なトルクも小さくて済むが、先の寒冷地のエンジン
負荷に合わせた始動電動機のままであると、最大出力を
得られる点を外れたところに使用域が設定されてしまう
ので、このときの使用域に必ずそのスタータの最大出力
となる性能曲線が得られるようにフィールドの構成を設
定でき、種々な使用環境に合わせて、常に始動電動機の
最大出力点で使用できる設定が容易にできる。さらに、
標準地仕様の小型エンジンの負荷を、寒冷地仕様の小型
エンジンの負荷に合わせるために、バッテリーの能力向
上、バッテリーの搭載数の増加、エンジンオイルの適性
の再設定、永久磁石31〜34の性能の再設定などが不
要となので、磁石式ヨーク35やダミーヨーク36の軸
方向の個数を調整するだけで、標準地仕様の小型エンジ
ンの負荷を、寒冷地仕様の小型エンジンの負荷に合わせ
ることができるため、始動電動機1〜5の製品価格の上
昇を抑えることができる。
【0056】そして、第1〜第5実施例の始動電動機1
〜5においては、同一形状、同一構造のフロントフレー
ム23、リヤフレーム24、磁石式ヨーク35およびダ
ミーヨーク36を共通使用しながら、種々の出力設定が
可能で、且つ軸長の異なる電動機本体13を備えた始動
電動機1〜5を製造しているので、各構成部品の在庫管
理がし易く、また1個のヨーク型で種々の始動電動機1
〜5に対応するヨークを製作できるため、量産コスト効
果も得られる。
【0057】〔変形例〕この実施例では、本発明を小型
エンジンを始動させる始動電動機(所謂ベンディックス
式スタータ)1に適用したが、本発明を車両搭載用エン
ジンを除く汎用エンジン、船舶搭載用エンジン、航空機
搭載用エンジンを始動させるその他の始動電動機に適用
しても良い。
【0058】また、本発明を一般に用いられるモータと
しての直流電動機等に利用しても良い。さらに、アーマ
チャ17〜19のアーマチャシャフトとピニオン11に
トルクを伝達する出力軸12との間に一方向のローラク
ラッチ(オーバーランニングクラッチ)や遊星歯車減速
機構等の歯車減速装置を配しても良い。
【0059】第1〜第5実施例では、磁石式ヨーク35
の外周面およびダミーヨーク36の外周面にスルーボル
ト37が挿通するV字溝40、50を90°よりも小さ
い回転角度(例えば45°)で形成したが、磁石式ヨー
ク35の肉厚内およびダミーヨーク36の肉厚内を軸方
向に貫通し、内部をスルーボルト37が挿通する挿通孔
(嵌合部、挿通部)を90°よりも小さい回転角度(例
えば45°)で形成しても良い。
【0060】そして、挿通孔には、スルーボルト37が
2箇所以上で接触する内壁面(当接面)を形成する。ま
た、V字溝40、50や挿通孔を設ける間隔は、90°
よりも小さく、0°よりも大きい回転角度であればどれ
でも良いが、30°〜60°が望ましい。なお、45°
よりも小さい回転角度ピッチでV字溝40、50や挿通
孔を設けた場合には、第3実施例よりも更に電動機本体
13の出力設定を微調整できる。
【0061】そして、磁石式ヨークの前側端面に凸状部
(嵌合部)を周方向に90°よりも小さい回転角度で形
成し、後側端面に凸状部が差し込まれる凹状部(被嵌合
部)を周方向に90°よりも小さい回転角度で形成し、
その凹状部に凸状部の外周面が2箇所以上で接触する略
楔形状の当接面を形成しても良い。また、ダミーヨーク
の前側端面に凸状部(嵌合部)を周方向に90°よりも
小さい回転角度で形成し、後側端面に凸状部が差し込ま
れる凹状部(被嵌合部)を周方向に90°よりも小さい
回転角度で形成し、その凹状部に凸状部の外周面が2箇
所以上で接触する略楔形状の当接面を形成しても良い。
【0062】この場合には、複数個の磁石式ヨークの周
方向の位置決めを凸状部と凹状部との嵌合により行い、
複数個の磁石式ヨークの両側に配されるフロントフレー
ムのボルト穴とエンドフレームのボルト穴とにスルーボ
ルトを差し込んでフロントフレームとエンドフレームを
締付けることにより複数個の磁石式ヨーク35の軸方向
の固定を行うようにすれば良い。
【0063】第1〜第5実施例では、略楔形状の当接面
としてV字溝に設けられたテーパ面を用いたが、略楔形
状の当接面として略コの字状溝の内壁面、略L字状溝の
内壁面等を用いても良い。第3実施例では、ダミーヨー
クとして磁石式ヨーク35と同一形状、同一材料のダミ
ーヨーク36を用いたが、ダミーヨークとして磁石式ヨ
ーク35と同一形状、異なる材料のダミーヨークを用い
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の磁石式ヨークを示した正面
図で、(b)はこの発明の磁石式ヨークを示した断面図
で、(c)はV字溝を拡大した断面図である。
【図2】(a)はこの発明のダミーヨークを示した正面
図で、(b)はこの発明のダミーヨークを示した断面図
で、(c)はV字溝を拡大した断面図である。
【図3】第1実施例である始動電動機を示した断面図で
ある。
【図4】第2実施例である始動電動機を示した断面図で
ある。
【図5】第3実施例である始動電動機を示した斜視図で
ある。
【図6】第4実施例である始動電動機を示した断面図で
ある。
【図7】第5実施例である始動電動機を示した断面図で
ある。
【図8】第1従来例である始動電動機を示した断面図で
ある。
【符号の説明】
1 始動電動機(直流電動機) 2 始動電動機(直流電動機) 3 始動電動機(直流電動機) 4 始動電動機(直流電動機) 5 始動電動機(直流電動機) 11 ピニオン(移動体) 12 出力軸 13 電動機本体(モータ本体) 17 アーマチャ(電機子) 18 アーマチャ(電機子) 19 アーマチャ(電機子) 21 フィールド(界磁装置) 31 永久磁石(N極) 32 永久磁石(S極) 33 永久磁石(N極) 34 永久磁石(S極) 35 磁石式ヨーク 36 ダミーヨーク 37 スルーボルト(被嵌合部) 40 V字溝(嵌合部、挿通溝) 41 第1テーパ面(当接面) 42 第2テーパ面(当接面) 50 V字溝(嵌合部、挿通溝) 51 第1テーパ面(当接面) 52 第2テーパ面(当接面)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)極性の異なる永久磁石を少なくとも
    2極以上有する磁石式ヨークを、1個または複数個軸方
    向に連結してなる界磁装置と、 (b)この界磁装置の内部で回転可能に支持され、電機
    子巻線を巻装した電機子と、 (c)前記1個または複数個の磁石式ヨークの周方向に
    等間隔で設けられ、略楔形状の当接面を有する複数の嵌
    合部と、 (d)前記当接面に2箇所以上で接触した状態で前記嵌
    合部に嵌め合わされて、前記1個または複数個の磁石式
    ヨークの位置決めを行う複数の被嵌合部とを備えた直流
    電動機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の直流電動機において、 前記複数の嵌合部は、前記1個または複数個の磁石式ヨ
    ークの周方向に90°よりも小さい回転角度毎に等間隔
    で設けられていることを特徴とする直流電動機。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の直流電動
    機において、 前記複数の嵌合部は、前記1個または複数個の磁石式ヨ
    ークの外周面に軸方向に形成された複数の挿通溝であ
    り、 前記複数の被嵌合部は、前記1個または複数個の磁石式
    ヨークの各挿通溝を挿通して前記1個または複数個の磁
    石式ヨークを締付け固定する複数のスルーボルトである
    ことを特徴とする直流電動機。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載の直流電動
    機において、 前記複数の嵌合部は、前記1個または複数個の磁石式ヨ
    ークの肉厚内を軸方向に貫通した複数の挿通孔であり、 前記複数の被嵌合部は、前記1個または複数個の磁石式
    ヨークの各挿通孔を挿通して前記1個または複数個の磁
    石式ヨークを締付け固定する複数のスルーボルトである
    ことを特徴とする直流電動機。
  5. 【請求項5】(a)極性の異なる永久磁石を少なくとも
    2極以上有する磁石式ヨーク、およびこの磁石式ヨーク
    と同一形状のダミーヨークを、1個または複数個軸方向
    に連結してなる界磁装置と、 (b)この界磁装置の内部で回転可能に支持され、電機
    子巻線を巻装した電機子と、 (c)前記1個または複数個の磁石式ヨークおよびダミ
    ーヨークの周方向に等間隔で設けられ、略楔形状の当接
    面を有する複数の嵌合部と、 (d)前記当接面に2箇所以上で接触した状態で前記嵌
    合部に嵌め合わされて、前記1個または複数個の磁石式
    ヨークおよびダミーヨークの位置決めを行う複数の被嵌
    合部とを備えた直流電動機。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の直流電動機において、 前記複数の嵌合部は、前記1個または複数個の磁石式ヨ
    ークおよびダミーヨークの周方向に90°よりも小さい
    回転角度毎に等間隔で設けられていることを特徴とする
    直流電動機。
  7. 【請求項7】請求項5または請求項6に記載の直流電動
    機において、 前記複数の嵌合部は、前記1個または複数個の磁石式ヨ
    ークおよびダミーヨークの外周面に軸方向に形成された
    複数の挿通溝であり、 前記複数の被嵌合部は、前記1個または複数個の磁石式
    ヨークおよびダミーヨークの各挿通溝を挿通して前記1
    個または複数個の磁石式ヨークおよびダミーヨークを締
    付け固定する複数のスルーボルトであることを特徴とす
    る直流電動機。
  8. 【請求項8】請求項5または請求項6に記載の直流電動
    機において、 前記複数の嵌合部は、前記1個または複数個の磁石式ヨ
    ークおよびダミーヨークの肉厚内を軸方向に貫通した挿
    通孔等の挿通部であり、 前記複数の被嵌合部は、前記1個または複数個の磁石式
    ヨークおよびダミーヨークの各挿通孔を挿通して前記1
    個または複数個の磁石式ヨークおよびダミーヨークを締
    付け固定する複数のスルーボルトであることを特徴とす
    る直流電動機。
JP00394096A 1996-01-12 1996-01-12 直流電動機 Expired - Fee Related JP3482757B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00394096A JP3482757B2 (ja) 1996-01-12 1996-01-12 直流電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00394096A JP3482757B2 (ja) 1996-01-12 1996-01-12 直流電動機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09201026A true JPH09201026A (ja) 1997-07-31
JP3482757B2 JP3482757B2 (ja) 2004-01-06

Family

ID=11571135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00394096A Expired - Fee Related JP3482757B2 (ja) 1996-01-12 1996-01-12 直流電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3482757B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002233124A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Moric Co Ltd 直流モータ
JP2002247827A (ja) * 2001-02-20 2002-08-30 Moric Co Ltd 直流モータ
US7242123B2 (en) * 2004-01-06 2007-07-10 Canon Kabushiki Kaisha Actuator, light quantity adjusting apparatus, and stepping motor
US20220200404A1 (en) * 2020-12-18 2022-06-23 Aac Microtech (Changzhou) Co., Ltd. Vibration motor

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002233124A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Moric Co Ltd 直流モータ
JP2002247827A (ja) * 2001-02-20 2002-08-30 Moric Co Ltd 直流モータ
US7242123B2 (en) * 2004-01-06 2007-07-10 Canon Kabushiki Kaisha Actuator, light quantity adjusting apparatus, and stepping motor
US20220200404A1 (en) * 2020-12-18 2022-06-23 Aac Microtech (Changzhou) Co., Ltd. Vibration motor

Also Published As

Publication number Publication date
JP3482757B2 (ja) 2004-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170058852A1 (en) Starter for engine
JPH1028352A (ja) 減速装置
US4816712A (en) Thrust compensation for flat-commutator starter
JP2005520999A (ja) 自動車のオルタネータのプーリを含む組み立て体及びその組み立て方法
JP2001298900A (ja) 車両用交流回転電機
US5949169A (en) Electric rotating machine having radially outwardly extending bulge on yoke
US20130133479A1 (en) Starter
JP3482757B2 (ja) 直流電動機
US5115689A (en) Starter unit
KR20180107098A (ko) 동력 전달 어셈블리용 전자기 브레이크
JP2000184643A (ja) ホイールインモータのアウターロータ
EP0878895B1 (en) A starter for an internal combustion engine
JP2013139764A (ja) スタータ
JP4462869B2 (ja) 歯車装置
JP3497881B2 (ja) スタータモータ
JP4123103B2 (ja) スタータ
JP2010154704A (ja) 電動モータ及びエンジン始動装置
JP6027379B2 (ja) スタータ
JP4466625B2 (ja) スタータ
JP2020193607A (ja) スタータ及びヨークの成形方法
JPH0138185B2 (ja)
JP2008240539A (ja) 始動電動機
US20200362806A1 (en) Motor for starter of internal combustion engine
JP2943620B2 (ja) スタータ
JP2000287399A (ja) 電動機のロータ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees