JP2003254841A - 軸受予圧の測定方法と逐次のギヤの対応歯を隔離する隔離方法 - Google Patents
軸受予圧の測定方法と逐次のギヤの対応歯を隔離する隔離方法Info
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Abstract
11及びデフ・ケース1の軸受予圧を互いに独立して測
定する方法及び装置を提供することにある。 【解決手段】 リング・ギヤ13及びピニオン・ギヤ1
1は、これ等両ギヤ間にかみあいが生じないようにバッ
クラッシの範囲内に位置決めする。ピニオン軸7及びデ
フ・ケース1を、同期させて回転させ、相対位置を維持
する。ピニオン軸7及びデフ・ケース1を回転させるト
ルクを、互いに独立して測定する。ひとたび互いに独立
した予圧を測定するときは、リング・ギヤ13はピニオ
ン・ギヤ11により駆動されて、自由に回転させられ、
全車軸アセンブリを回転させる全トルクを測定すること
ができる。
Description
ng pre−load)を測定する(measur
e)方法に係わり、ことに組立てられた車軸アセンブリ
内のピニオン・ギヤ及びリング・ギヤの予圧を互いに独
立して測定することに係わる。
リのハウジング内に回転できるように取付けたデフ・ケ
ースを備える。リング・ギヤは外周面に形成されること
が多くピニオン・ギヤと整合しリング・ギヤを駆動し車
軸に動力を加える。ピニオン・ギヤは、又ハウジングに
回転できるように取付けたピニオン軸により駆動する。
デフ・ケース(differential case)
及びピニオン軸は共に軸受アセンブリによってハウジン
グに回転できるように取付けてある。これ等の軸受アセ
ンブリの予圧は車軸アセンブリが適正に作用できるよう
に確実に特定の公差内で生成させることが大切である。
これ等の各別の軸受アセンブリは互いに異なる予圧を必
要とするようである。従来、車軸アセンブリに完全に組
合うこれ等の軸受予圧を互いに別個に正確に測定するこ
とはできなかった。
ちピニオン軸受アセンブリ及びケース軸受予圧の合計を
測定する方法がある。他の方法では、軸受アセンブリの
1つずつを相互に個別に測定するのに車軸アセンブリの
部分的分解を必要とする。しかしこのことは、完全な分
解及び部分的な改造が第2の軸受アセンブリの予圧の測
定を必要とするので極めて望ましくない。第2軸受アセ
ンブリの予圧は全アセンブリの予圧から第1軸受アセン
ブリの予圧を差引くことにより概算できるが、このよう
な方法では、回転するピニオン・トルクがピニオン軸受
の回転に伴い変化するから若干の使用後に軸受の1つの
予圧を独立して測定することが容易でない。すなわち回
転するディファレンシャル・トルク(予圧)の正確な測
定は正確に行うことができない。
協働するリング・ギヤと共にピニオン・ギヤ及びデフ・
ケースの軸受予圧(すなわち回転トルク)を独立して測
定する方法及び装置に係わる。
う歯の間のバックラッシを測定する。この場合リング・
ギヤ及びピニオン・ギヤのかみあう歯の間のバックラッ
シを測定する。次いでリング・ギヤ及びピニオン・ギヤ
を各歯が相互にかみあったり接触したりしないように測
定したバックラッシ範囲内に位置させる。ピニオン軸及
びデフ・ケースは、相対位置を維持する同期状態で回転
する。ピニオン軸及びデフ・ケースを回転するトルクは
互いに独立して測定する。リング・ギヤ及びピニオン・
ギヤは相互に触れ合わないから、各予圧の正確な独立し
た測定ができる。独立の予圧を測定した後、リング・ギ
ヤはピニオン・ギヤにより駆動して自由に回転させ、又
全車軸アセンブリを回転する全トルクを測定することが
できる。
できるように取付けたデフ・ケース1を持つ普通の車軸
アセンブリを示す。ピニオン軸7も又ハウジング3内に
第2の組の軸受9を介し回転できるように取付けてあ
る。ピニオン・ギヤ11は、デフ・ケース1に固着した
リング・ギヤ13にかみあう。ピニオン軸7の回転によ
り、一般に当業界にはよく知られているようにリング・
ギヤ13及びピニオン・ギヤ11の間の中間面を介しデ
フ・ケース1を駆動する。デフ・ケース1はピニオン軸
7及び2個の出力軸(図示してない)の間に差動回転駆
動作用を生ずる。
全車軸アセンブリは、軸受予圧が指定の公差内に在るよ
うに組立てなければならない。すなわちピニオン軸7を
支える軸受9の予圧とデフ・ケース1を支える軸受5の
予圧とを互いに独立して測定することが大切である。軸
受予圧は、ピニオン軸7とリング・ギヤ13/デフ・ケ
ース1とを回転するトルクを測定することによって測定
する。
するトルクを互いに独立して測定するには、リング・ギ
ヤ13及びピニオン軸7は、回転している間に相互に隔
離しなければならない。すなわちリング・ギヤ13及び
ピニオン・ギヤ11の各歯は、ピニオン軸7及びリング
・ギヤ13を回転する各トルクを測定するときは回転中
に相互にかみあってはならない。すなわち一方の軸の回
転抵抗の作用は他方の軸の抵抗に影響を及ぼさない。
は、これ等の各ギヤ11、13の各歯が相互にかみあわ
ないように同期して駆動される。速度/位置の各センサ
を持つECU制御駆動モータは、これ等の各ギヤ11、
13を同期した状態で制御して回転するのに使う。これ
等のモータの詳細は後述する。しかし各ギヤ11、13
を駆動するのに先だって、リング・ギヤ13及びピニオ
ン・ギヤ11はこれ等のギヤが相互に触れ合わないよう
に位置させなければならない。
ギヤ13が相互に境界を接する状態を拡大して示す。ピ
ニオン・ギヤ11は静止した状態に維持され、又リング
・ギヤ13は歯の接触が生ずるまで回転する。次いでリ
ング・ギヤ13は、このリング・ギヤの対応する歯がピ
ニオン軸の隣接歯にかみあうまで後方に駆動される。リ
ング・ギヤ13の回転は測定すると、リング・ギヤ13
及びピニオン・ギヤ11の各歯の間のバックラッシを指
示する。測定バックラッシが確実に正確になるようにバ
ックラッシはリング・ギヤのまわりの複数の場所で測定
する。さらに測定を行うと精度が増大する。大きい相違
量が見付かると、バックラッシの最小の測定値を使いピ
ニオン・ギヤ11に対してリング・ギヤ13を位置決め
する。さらにこのような相違が認められると、一層多く
の測定値を取り、リング・ギヤを最小のバックラッシ内
に位置させ回転中の歯の接触のおそれをなくすようにす
る。測定値はリング・ギヤに互いに等しい間隔を置いて
次第に増大して取らなければならない。リング・ギヤは
単に次次の各位置に回転しバックラッシを測定し記録す
る。リング・ギヤの各歯間のバックラッシを測定するこ
とができるが、このような測定は通常必要がない。測定
の数は、バックラッシの正確な測定値を確実に定めるこ
とができればよい。
ング・ギヤに接触するまで回転する。この場合このピニ
オン軸は一定の速度で精密な回転数だけ回転する。ピニ
オン軸は、リング・ギヤが360°回転するような、リ
ング・ギヤに対するギヤ比に比例した回転数だけ精密に
回転するのがよい。リング・ギヤの位置は分で指示す
る。次いでピニオン軸を初めに回転した回転数だけ精密
に逆回転し,リング・ギヤ回転を分で測定する。最大、
最小及び平均のリング・ギヤ・バックラッシは、ピニオ
ン軸の初期の回転後のリング・ギヤの位置とピニオン軸
の逆回転の後続位置との間の差に基づいて定めることが
できる。
13をピニオン・ギヤ11にかみあうように回転する。
この場合リング・ギヤ13は測定したバックラッシの距
離の1/2だけ後方に回転しリング・ギヤ13及びピニ
オン・ギヤ11の対応する各歯がバックラッシの中間に
配置され相互に接触しないようにする。次いでリング・
ギヤ13及びピニオン・ギヤ11を単に、一方のギヤの
歯が他方のギヤの歯に決して接触しないように同期させ
て回転させる。実際上リング・ギヤ13及びピニオン・
ギヤ11は相互に隔離して同時に回転する。各ギヤを回
転させるトルクはこの場合単に、各軸受セットの軸受予
圧の独立の正確な測定を行って測定する。
を同期して回転させるようにするには、ピニオン軸7及
びデフ・ケース1を精密に回転しなければならない。そ
れぞれデフ・ケース1及びピニオン軸7を駆動する1対
の電気モータ23、25(又はその他の電子制御駆動装
置)を精密に制御するのに電子制御ユニット21を使
う。当業者には明らかなようにモータ23、25とピニ
オン軸7及びデフ・ケース1(これ等の詳細な説明は省
く)との間の駆動作用を伴う接続を行うことができる。
制御された装置がデフ・ケース1及びピニオン軸7を正
確に駆動する限りは、正確な駆動機構は、各ギヤを回転
するトルクを測定することを必要としない。各モータ2
3、25を正確に制御するにはピニオン・ギヤ11及び
リング・ギヤ13の位置及び回転速度をつねに知る必要
がある。これ等のセンサは参照数字27、29により線
図的に表わしてある。各駆動モータ23、25は、制御
機構21(ECU)と協働してリング・ギヤ13及びピ
ニオン・ギヤ11の所望の同期回転が得られるようにす
るのがよい。他の形式のセンサを使い制御ユニットが各
軸、従って各ギヤの速度及び回転位置を正確に理解でき
るようにつねに使うことができる。各センサ又はエンコ
ーダはたとえば使用駆動装置の一体部分を形成してもよ
い。
1の回転速度を同期化させるには各ギヤの作用歯の数を
知らなければならない。たとえばリング・ギヤ歯の数が
ピニオン・ギヤ歯の数に等しければ、これ等の2個のギ
ヤは正確に同じ速度で回転する。しかし歯の枚数が異な
るときは、ひんぱんに起るように各回転速度はギヤ比に
従って適当に調整する必要がある。ピニオン・ギヤの歯
の枚数はリング・ギヤの歯の枚数より少ない。従ってピ
ニオン軸は一層速い速度で適当に回転しなければならな
い。特定のギヤ比に従って相対回転速度を適当に調節で
きることは、当業者には明らかなことと考えられる。
ヤ11をそれぞれ回転するトルクを測定する精密な機構
は、デフ・ケース1及びピニオン軸7を回転させるトル
クが各軸を回転させる間に得られる限りは、本発明の方
法に必要がない。たとえば駆動モータは耐えられる回転
荷重を測定するように設ける。
たが本発明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変
型を行うことができるのはもちろんである。たとえば好
適な実施例は車軸アセンブリで軸受の予圧を独立して測
定するのに使われるが、本発明方法は、被駆動部材の隔
離がこれ等の被駆動部材を回転させるトルクを互いに独
立して測定するのに必要な場合に他のギヤ・アセンブリ
にこのようにして使ってもよい。さらに本発明は軸を回
転させるトルクを測定する特定の手段に限定するもので
ないのはもちろんである。全ディファレンシャル・アセ
ンブリでピニオン軸を回転させるトルクを測定すること
は当業者にはよく知られていることである。本発明によ
れば独立のトルク測定が正確にできるようにリング・ギ
ヤからピニオン軸を隔離することができる。
の一部を軸断面にして示す平面図である。
ッシの線図的平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 車軸アセンブリ内のリング・ギヤ及びピ
ニオン・ギヤの軸受予圧を測定する測定方法において、 前記リング・ギヤ及びピニオン・ギヤが相互に接触しな
いように、前記リング・ギヤ及びピニオン・ギヤを、こ
れ等の両ギヤ間のバックラッシの範囲内に位置決めする
ステップと、 前記ピニオン・ギヤに対する前記リング・ギヤの相対回
転位置を前記バックラッシの範囲内に維持するように、
前記リング・ギヤ及びピニオン・ギヤを、同期させて回
転させるステップと、 前記リング・ギヤ及びピニオン・ギヤを同期させて回転
させる間に、前記リング・ギヤを回転させるトルクと、
前記ピニオン・ギヤを回転させる第2のトルクとを、測
定するステップと、を包含する車軸アセンブリのリング
・ギヤ及びピニオン・ギヤの軸受予圧の測定方法。 - 【請求項2】 前記リング・ギヤ及びピニオン・ギヤを
位置決めするステップが、さらに、 前記リング・ギヤ及びピニオン・ギヤの少なくとも一方
を、対応する各歯が相互にかみあうように、1番目に回
転させるステップと、 前記リング・ギヤ及びピニオン・ギヤの少なくとも一方
を、逐次の歯が相互にかみあうように、2番目に回転さ
せるステップと、 前記リング・ギヤ及びピニオン・ギヤの前記少なくとも
一方を、2番目に回転するように、或る距離を測定する
ことにより前記バックラッシを定めるステップと、 前記リング・ギヤ及びピニオン・ギヤを、対応する歯が
前記バックラッシの中間に配置されるように、3番目に
相対的に回転させるステップと、を包含する、請求項1
の軸受予圧の測定方法。 - 【請求項3】 第1のギヤ及び第2のギヤを、ギヤ・ア
センブリ内で駆動作用を伴ってかみあう状態に支える軸
受の軸受予圧を、互いに独立して測定する軸受予圧の測
定方法において、 前記第1のギヤ及び第2ギヤが相互に接触しないよう
に、前記第1のギヤ及び第2ののギヤをこれ等の両ギヤ
間のバックラッシの範囲内に位置決めするステップと、 前記第2のギヤに対する前記第1のギヤの相対回転位置
を前記バックラッシの範囲内に維持するように、前記第
1のギヤ及び第2のギヤを、同期して回転させるステッ
プと、 前記リング・ギヤ及びピニオン・ギヤを同期させて回転
させる間に、前記第1のギヤを回転させる第1のトルク
と、前記第2のギヤを回転させる第2のトルクとを互い
に独立して測定するステップと、 を包含する、軸受予圧を互いに独立して測定する測定方
法。 - 【請求項4】 前記第1及び第2のギヤを位置決めする
ステップが、さらに、 前記第1のギヤ及び第2のギヤの少なくとも一方を、対
応する歯が相互にかみあうように、1番目に回転させる
ステップと、 前記第1のギヤ及び第2のギヤの少なくとも一方を、逐
次の歯が相互にかみあうように、2番目に回転させるス
テップと、 前記第1のギヤ及び第2のギヤの少なくとも一方を、2
番目に回転させるステップと、 前記第1のギヤ及び第2のギヤのうちの少なくとも一方
を2番目に回転させるように或る距離を測定することに
より前記バックラッシを定めるステップと、 前記第1のギヤ及び第2のギヤを、対応する歯が前記バ
ックラッシの中間に配置されるように、相対的に3番目
に回転させるステップと、を包含する請求項3の測定方
法。 - 【請求項5】 ギヤ・アセンブリ内の逐次のギヤの対応
する各歯を隔離する隔離方法において、 逐次のギヤの少なくとも一方を、前記対応する歯が相互
にかみあうように、1番目に回転させるステップと、 前記逐次のギヤの少なくとも一方を、対応する歯の逐次
の歯が互いにかみあうように、2番目に回転させるステ
ップと、 前記逐次のギヤの前記一方を2番目に回転させるよう
に、或る距離を測定することにより、前記対応するギヤ
間のバックラッシを定めるステップと、 対応する歯が、前記バックラッシの範囲内に配置される
ように、前記逐次のギヤの少なくとも一方を3番目に回
転させるステップと、 前記対応する各歯の逐次の歯が、前記バックラッシの範
囲内に留まり、かつ逐次のギヤ間の歯が相互に接触しな
いように、前記逐次のギヤの相対回転位置を維持するた
めに、前記逐次のギヤを同期させて回転させるステップ
と、を包含する、ギヤ・アセンブリ内の逐次のギヤの対
応する歯を互いに隔離する隔離方法。
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