JP2003268339A - 接着剤組成物 - Google Patents

接着剤組成物

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JP2003268339A
JP2003268339A JP2002113986A JP2002113986A JP2003268339A JP 2003268339 A JP2003268339 A JP 2003268339A JP 2002113986 A JP2002113986 A JP 2002113986A JP 2002113986 A JP2002113986 A JP 2002113986A JP 2003268339 A JP2003268339 A JP 2003268339A
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JP
Japan
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adhesive
polyisocyanate
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adhesive composition
pts
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JP2002113986A
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Eiji Yoshino
栄二 吉野
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Resonac Corp
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Hitachi Kasei Polymer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、PVCなど可塑剤を多く含むプラス
チックシートとガラス繊維強化プラスチック(以下FR
P)を接着する場合使用する、自動車内装用接着剤組成
物に関することにある。 【解決手段】すなわち本発明とは、ポリウレタン樹脂1
00重量部に対して、ロジングリセリンエステルが10
0〜250重量部、エポキシシランが0.5〜10重量
部、ポリイソシアネートが10〜100部であり、該ポ
リイソシアネートが、ヘキサメチレンジイソシアネート
またはそのビュレット体、トリメチロールプロパン体な
どの誘導体であることを特徴とする接着剤組成物に関す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PVCなど可塑剤
を多く含むプラスチックシートとガラス繊維強化プラス
チック(以下FRP)を接着する場合使用する、自動車
内装用接着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車内装、特に床材、ラゲージフロア
などの部位は、一般に表皮材と成形品から構成されてい
る。中でもFRPの成形品とPVC表皮材を接着する場
合、PVCによる可塑剤移行の少ないニトリルゴム系の
接着剤を使用して、プレス圧着により接着する場合が多
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
内装において直射日光に曝される部位は耐熱温度が10
0℃以上必要であるが、ニトリルゴム系の接着剤は耐熱
強度が低く、形状部において浮きおよび剥がれを生じる
ため、使用することが出来ない。また、PVCによる可
塑剤移行の少ない接着剤としては、ウレタン樹脂系が挙
げられるが、ウレタン樹脂系接着剤は、FRPへの接着
性が低いため、所望の接着強度が確保するためには接着
剤塗布前にFRPにプライマー塗布が必要である。その
場合、工程数が増えるなどの問題が発生する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意研究の
結果、ポリウレタン樹脂、ロジングリセリンエステル、
エポキシシランおよびポリイソシアネートを配合するこ
とにより、100℃の耐熱特性を有し、PVCによる可
塑剤移行が少なく、且つFRPへの接着性が向上するこ
とを見出した。
【0005】即ち本発明は、ポリウレタン樹脂、ロジン
グリセリンエステル、エポキシシランおよびポリイソシ
アネートを配合することを特徴とする接着剤において、
ポリウレタン樹脂100重量部に対して、ロジングリセ
リンエステルが100〜250重量部、エポキシシラン
が0.5〜10重量部、ポリイソシアネートが10〜1
00部であり、該ポリイソシアネートが、ヘキサメチレ
ンジイソシアネートまたはそのビュレット体、トリメチ
ロールプロパン体などの誘導体であることを特徴とす
る、自動車内装用接着剤組成物に関する。
【0006】本発明のポリウレタン樹脂とは、分子鎖中
にウレタン結合を有するエラストマーであり、通常2価
アルコール(1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール、ジエチレングリコール、エチレングリコー
ル、プロピレングリコールなど)と多塩基酸(アジピン
酸、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、コハク
酸、セバシン酸など)を縮合反応し、得られる末端ヒド
ロキシル基を有する飽和ポリエステル樹脂に対して、そ
の活性水素基とジイソシアネート化合物(ジフェニルメ
タンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシア
ネートなど)のイソシアネート基とをほぼ当量で反応し
た高分子である。
【0007】本発明のロジングリセリンエステルとは、
ロジンまたはその重合物などの誘導体のエステル化合物
(ロジン、重合ロジン、水添ロジンおよび不均化ロジン
等)とグリセリンとのエステル化合物である。
【0008】本発明のエポキシシランとは、γ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルメチルジメトキシシラン、3,4−エポキシシ
クロヘキシルエチルトリメトキシシラン、3,4−エポ
キシシクロヘキシルエチルメチルジメトキシシランなど
が挙げられ、これらの群から選ばれる少なくとも1種を
使用することができる。
【0009】本発明のポリイソシアネートとは、ヘキサ
メチレンジイソシアネートまたはそのビュレット体、ト
リメチロールプロパン体などの誘導体である。また必要
に応じてジフェニルメタンジイソシアネート、トリレン
ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネートなど、
その他のイソシアネート1種類以上を含んでも良い。
【0010】ウレタン樹脂とロジングリセリンエステル
の配合比率は、ウレタン樹脂/ロジングリセリンエステ
ルの重量比が100/100から100/250である
ことが好ましく、ロジングリセリンエステルが100未
満の場合FRPへの接着性が低下し、250を越える場
合は、接着剤の応力緩和性が悪くなるため、特に低温で
の接着性が低下する。
【0011】ウレタン樹脂とエポキシシランの配合比率
は、ウレタン樹脂/エポキシシランの重量比が100/
0.5から100/10であることが好ましく、エポキ
シシランが0.5未満の場合、耐熱特性およびFRPへ
の接着性が低下し、10を越える場合は、接着剤の貯蔵
安定性が低下する。
【0012】ウレタン樹脂とポリイソシアネートの配合
比率は、ウレタン樹脂/ポリイソシアネートの重量比が
100/10から100/100であることが好まし
く、ポリイソシアネートが10未満の場合架橋密度が下
がることによって、耐熱特性が低下し、100を越える
場合は、他の材料と比較して低分子量成分であるポリイ
ソシアネートの比率が増えることにより、接着直後の凝
集力が低下するため、特にPVCの展開率の大きい成形
物の接着において、PVCの残留応力により浮きを生ず
る。
【0013】本接着剤は、通常有機溶剤により溶解した
後に使用することが可能である。本接着剤に使用する有
機溶剤としては、例えばエステル系(酢酸エチル、酢酸
ブチルなど)、ケトン系(アセトン、メチルエチルケト
ンなど)、芳香族系(トルエン、キシレンなど)等が挙
げられる。この他に、必要に応じ、反応促進のための触
媒、老化防止剤などの安定剤、着色剤、充填剤等を添加
することが可能である。
【0014】本発明は、1液および2液接着剤として使
用することが可能となる。1液として使用する場合はポ
リエステルポリオールおよびロジングリセリンエステル
の水酸基(OH)に対してポリイソシアネート化合物の
イソシアネート基(NCO)が過剰、好ましくはOH/
NCO=1/1.2〜3となるように配合し、末端イソ
シアネート化することにより得られる。反応は、適当な
有機溶剤(トルエン、メチルエチルケトン、酢酸エチ
ル、n−ヘキサンなど)中で常温〜80℃、2〜50時
間で行えばよく、得られるプレポリマーの活性イソシア
ネート含有量が0.5〜20%(重量%、以下同様)、
好ましくは1.0〜5%となるように調製する。反応に
際し、ジブチルチンジラウリレート等の触媒を使用して
もよい。また、2液接着剤として使用する場合は、主剤
成分(ポリウレタン樹脂、ロジングリセリンエステル、
エポキシシラン等を溶剤に溶解した溶液)と架橋剤成分
(ポリイソシアネート)を使用前に混合することにより
使用可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】このようにして得られた本接着剤
組成物は、自動車内装材の成形接着、可塑剤を多量に含
んだPVC表皮材(シート、フィルム、フォームなど)
とFRP成形品の成形接着に特に適している。この他
に、本接着剤は、FRP成形品以外に木材、金属材料の
接着にも使用することができる。
【0016】
【実施例】次に、実施例および比較例によって本発明を
さらに詳細に説明し、これらの具体例の結果を表1とし
て示すが、本発明はこれらの例によって限定されるもの
ではない。なお文中に部とあるのは全て重量部を示す。
【0017】(実施例)ウレタン樹脂(パンデックスT
−5205;大日本インキ化学社製)100部、ロジン
グリセリンエステル(ビンゾールエステルガム;ハーキ
ュレス社製)を200部、γ−グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン(A−187;日本ユニカー社製)2
部をメチルエチルケトン500部に窒素置換したフラス
コ内で60±2℃で加熱撹拌し、溶解した後、ポリイソ
シアネート(コロネートHL;日本ポリウレタン社製)
を30部添加し、グラフト反応を行った。フラスコ内は
60±2℃に保ったままで2時間加熱撹拌し、その後室
温まで冷却し反応を停止させ、接着剤(I)を得た。
【0018】
【比較例】(比較例1)実施例1で得られる接着剤のロ
ジングリセリンエステル(ビンゾールエステルガム)の
添加部数を20部に置き換え、接着剤(II)を得た。
【0019】(比較例2)実施例1で得られる接着剤の
ロジングリセリンエステル(ビンゾールエステルガム)
の添加部数を300部に置き換え、接着剤(III)を
得た。
【0020】(比較例3)実施例1で得られる接着剤の
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(A−1
87)の添加部数を0部に置き換え、接着剤(IV)を
得た。
【0021】(比較例4)実施例1で得られる接着剤の
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(A−1
87)の添加部数を20部に置き換え、接着剤(IV)
を得た。
【0022】(比較例5)実施例1で得られる接着剤の
ポリイソシアネート(コロネートHL)の添加部数を5
部に置き換え、接着剤(V)を得た。
【0023】(比較例6)実施例1で得られる接着剤の
ポリイソシアネート(コロネートHL)の添加部数を1
50部に置き換え、接着剤(VI)を得た。
【0024】(接着性試験)得られた接着剤をスプレー
ガンを使用し、FRP成形品およびPVCシート上に両
面塗布(片面当たり塗布量;150g/m−wet)
し、80℃に設定した乾燥炉により2分間乾燥した。2
0℃雰囲気中に1分間放置した該FRP成形品とPVC
シート(1mm厚)とをプレス圧着により圧力49kP
aにて30秒間圧締した。接着品を20℃・65%RH
雰囲気中に10分間または24時間養生し、20℃雰囲
気中での引張試験機による180°はく離接着強度を測
定した。また、接着品を20℃・65%RH雰囲気中に
24時間養生し、100℃雰囲気中で表皮材の一端に垂
直方向に100g/25mmの荷重をかけ24時間のク
リープ試験を行いはく離長さを測定する。試験結果を表
1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、PVCな
ど可塑剤を多く含むプラスチックシートとFRPを接着
する場合使用する、自動車内装用接着剤組成物であり、
現在主に使用されているニトリルゴム系接着剤とほぼ同
等のはく離接着強度を有し、且つ高耐熱性を有する。ま
た本発明はFRPに予めプライマー塗布が必要であるウ
レタン樹脂系接着剤と比較し、プライマー塗布が不要で
あるため、少ない工程数で所望の接着強度を得ることが
可能である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリウレタン樹脂100重量部に対して、
    ロジングリセリンエステルが100〜250重量部、エ
    ポキシシランが0.5〜10重量部、ポリイソシアネー
    トが10〜100部であることを特徴とする接着剤組成
    物。
  2. 【請求項2】該ポリイソシアネートが、ヘキサメチレン
    ジイソシアネートまたはそのビュレット体、トリメチロ
    ールプロパン体などの誘導体であることを特徴とする請
    求項1記載の接着剤組成物。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN118271953A (zh) * 2024-04-23 2024-07-02 广东普赛达密封粘胶有限公司 改性聚氨酯底涂剂及其制备方法

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